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華子「オリヴィア、ちょっと腋出して」
1
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/09/03(月) 23:56:12 ID:orSzSRPo
オリヴィア「……は?」
華子「あれ? 聞こえなかった?」
香純「あの……華子さん」
華子「ん? どしたの香純さん」
香純「命を粗末にするのは……良くないと思います」
オリヴィア「それはさすがにひどくない!?」
2
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/09/03(月) 23:59:18 ID:orSzSRPo
華子「ま、まあまあ! 落ち着いてよ、オリヴィア!」
オリヴィア「そもそも! 何でそんな事言うの!?」
華子「へっ? 何が?」
香純「オリヴィアさんに、腋を出せって……」
華子「……んー、ちょっと確かめたい事があってさ」
オリヴィア・香純「……確かめたいこと?」
華子「なんか……最近、臭いが気にならなくなってるんだよ」
オリヴィア・香純「!?」
3
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/09/04(火) 00:02:29 ID:2BgupML.
オリヴィア「えっ、嘘……ホントに!? 臭わない!?」
香純「騙されちゃ駄目です、オリヴィアさん!」
オリヴィア「えっ!?」
香純「オリヴィアさん、依然としてスパイシーですから!」
華子「まあ、スパイシーはスパイシーなんだけどさ」
オリヴィア「ねえ! そのスパイシーってのやめてくれない!?」
華子「なんか……臭いって思わなくなってきたんだよね」
オリヴィア・香純「!?」
4
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/09/04(火) 00:07:40 ID:2BgupML.
オリヴィア「えっ!? どっ、どういうこと!?」
香純「恐らくですが……脳が、錯覚を起こしてるんだと思います」
オリヴィア「ごめん、もうちょっとわかりやすく言って」
華子「ほら、私達って結構ずっと一緒に居るじゃん?」
オリヴィア「うん」
華子「だから……体はずっと臭いって叫んでたんだよね」
華子「でも、ずっと叫び続けてたら喉がぶっ壊れたー、みたいな?」
オリヴィア「……」
オリヴィア「あ、うん……なんとなくわかった」
5
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/09/04(火) 00:13:31 ID:2BgupML.
華子「だからさ、オリヴィア! 腋出してよ、腋!」
オリヴィア「……イヤ」
華子「え〜っ!? なんで!?」
香純「まあ、あれだけ臭いって言ってた訳ですし」
オリヴィア「そうよ! どうせ、直で嗅いだら臭いって言うんでしょ!?」
華子「言わないって! ぜ〜ったい言わない!」
オリヴィア「……じゃあ、ちょっとだけなら」
華子「うっしゃあ! 思いっきり嗅いでやるぜぃ!」
香純「華子さん、あの、あまり大声で言わないでください……!」
香純「外に聞こえたら、私も仲間だと思われちゃいますから……!」
6
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/09/04(火) 00:17:30 ID:2BgupML.
オリヴィア「……はい」
…スッ
華子「いや、オリヴィア……それじゃ嗅ぎにくいってば」
オリヴィア「……だ、だって……///」
華子「恥ずかしがらずに、ほら! ほらほら〜!」
オリヴィア「っ……!///」
…ススッ
華子「良いよ〜、その調子! オリヴィア〜ン、トレビア〜ン!」
オリヴィア「かっ、嗅ぐなら早くしてくれない!?///」
華子「あ、ごっめん……なんか楽しくなってきちゃって!」テヘペロ!
香純「私からもお願いします……早く終わらせて、封印を……!」
7
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/09/04(火) 00:22:08 ID:2BgupML.
華子「では……参る!」
オリヴィア「ぜ、絶対臭いとか言わないでね!?///」
華子「……わ〜かってるってぇ」
オリヴィア「顔芸も無し!/// 本気で怒るからね!///」
華子「……」クンクンッ
オリヴィア「っ……!///」
華子「スパァイスィー……!」ニヤァッ!
オリヴィア「っ!? かっ、香純!? 香純!?」
香純「えっ!? な、何ですか!?」
オリヴィア「この反応、何!? 私、どうすれば良いの!?」
香純「えっ!? どうしてそれを私に聞くんですか!?」
8
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/09/04(火) 00:26:44 ID:2BgupML.
オリヴィア「だって香純、メガネかけてるし!」
香純「メガネが理由!?」
華子「……」クンクンッ
オリヴィア「は、華子……///」
華子「……んっんー!」
華子「スパァィスィー……!」ニヤァッ!
オリヴィア「助けて香純!」
香純「あ、メガネ外したんで無理です。すみません」
オリヴィア「それはちょっとひどいんじゃない!?」
9
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/09/04(火) 00:30:44 ID:2BgupML.
華子「……オリヴィア」
オリヴィア「っ!?」ビクッ!
オリヴィア「な……何……?」ビクビク!
香純「オリヴィアさん、ちょっと怖がりすぎでは……」
オリヴィア「しょうがないでしょ!? なんか怖いんだもん!」
香純「……まあ、わからなくもないですけど」
華子「オリヴィア――ッ!!」
オリヴィア・香純「はっ、はい!」
華子「? なんで香純さんも返事したの?」
香純「あ、あまりの勢いに押されて……つ、つい///」
10
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/09/04(火) 00:36:31 ID:2BgupML.
華子「いやまあ、ノリで大声で呼んだんだけどさ」
オリヴィア「もう! ビックリするからやめてよ!」
華子「ごめんごめん! あ、でもさ、やっぱり臭いって思わなかったよ!」
オリヴィア「えっ? ほ……本当に?」
華子「うん! 本当に!」グッ!
華子「むしろ……なんか、良い匂いに感じたかも知れない」
オリヴィア「いっ、良い匂いって……もっ、もー!///」
華子「あはは! もしかしたら、本当に良い匂いになってるのかもよ!?」
オリヴィア「ええっ!?/// やだもー、華子ったらー!///」
香純「……」
香純(……いや、そんな事はまっっっ……たく無いんですけどね)
11
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/09/04(火) 00:41:02 ID:2BgupML.
それからどしたの
オリヴィア「でも、なんか結構嬉しいかも」
華子「へっ? 何が?」
香純「――っ!」ピキーンッ!
香純「あ、私ちょっとトイレ行ってきますね」
…ガタッ!
華子「いてら〜」
オリヴィア「だって、臭いって言われるより……さ?」
華子「うん」
香純「……!」
香純(まずい……この流れは……まずい!)
香純「……!」
スタスタスタスタ!
12
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/09/04(火) 00:47:09 ID:2BgupML.
香純「……!」
香純(この会話の流れは、絶対……!)
ガラッ!
オリヴィア「友達には、良い匂いって言われたいじゃないの///」
華子「も〜、オリヴィアったら〜! そんなの、友達なら当たり前じゃん!」
華子「――ねっ! 香純さんも、そう思うよね?」
香純「っ! え、ええ……そうですね」……ギギギッ
華子「ね〜?」ニヤアァ〜ッ!
香純「……!?」
香純(華子さんの、あの顔……間違いない)
香純(自分が平気になったからって、こっちを玩具にするつもりだ!)
13
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/09/04(火) 00:53:36 ID:2BgupML.
オリヴィア「そ……そうかな?」チラッ
華子「そうだよ、オリヴィア!」
華子「オリヴィアの腋の臭いも、友情を壊す程の破壊力は無いって!」
オリヴィア「あの……威力で表現するのやめてくれない?」
華子「あっ、ごめんね! 罰として〜、はい! 腋出して!」
オリヴィア「えっ!?……は、はい///」
華子「……」クンクンッ!
華子「スパァィスィー……!」ニヤァッ!
香純「っ……!」
14
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/09/04(火) 00:59:26 ID:2BgupML.
オリヴィア「……っ」チラチラッ
香純「……!」
香純(オリヴィアさん……さっきからこっちを伺ってる)
香純(言わんとしてる事はわかるけど……)
香純(わかるけど……あ、無理。無理無理の無理)
香純(この距離でもわかる位だし……あ、ホント無理)
華子「香純すわぁ〜ん」
香純「っ!? は、はい……!?」
華子「トイレ、行くんじゃなかったの?」ニヤニヤ!
香純「そ、そうでした! 行ってきま――」
華子「戻ったら、ちょっと嗅いでみようね☆」ニチャァッ…!
香純「――……す」
15
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/09/04(火) 01:06:01 ID:2BgupML.
それからどしたの
オリヴィア「か……香純、無理しなくて良いからね」
香純「えっ! じゃあ!」
華子「無理なんかじゃないよ! ねっ、香純さん!」
香純「っ!?」
華子「私達の友情は、アポクリン汗腺には負けないの!」
華子「死線を乗り越えた先にこそ、輝く明日が待ってるの!」
オリヴィア「華子ぉ……!」…ジーンッ!
香純「いやあの、良いこと言ってる様に聞こえますけど……」
香純「さりげなく、殺人的な臭いだって言ってますからね?」
16
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/09/04(火) 01:10:22 ID:2BgupML.
華子「さあ、オリヴィア! 香純さん!」
華子「二人の美しい友情を私に見せてちょうだいな!」
オリヴィア「う……うん///」
…スッ
香純「っ……!?」
香純(もう、逃げられないの!? 時、既に遅し!?)
オリヴィア「っ……!///」
…ススッ
香純「……ふぅっ!」
香純(視界がボヤけてきた! 腋、既にスパイシー!)
華子「……へへへ」ニヤニヤ!
17
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/09/04(火) 01:16:40 ID:2BgupML.
華子「ほらほら! ガッと! ガッといこう!」
華子「ほら、脳が刺激されて英語得意になるかも知れないよ!」
華子「オリヴィア、見た目だけは英語得意そうだし」
オリヴィア「そんな筈無いでしょ!?」
香純「――ままよ!」クンクンッ!
オリヴィア「かっ、香純!?」
香純「あっ、あっ、あっ、あっ!」クンクンッ!
オリヴィア「怖い怖い怖い怖い!」
華子「あははははは! あははははは!」
18
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/09/04(火) 01:25:21 ID:2BgupML.
華子「香純さん、ままよ、って! ままよ、って!」
華子「あははははっ! あっははははっ!」
前多「華子様が楽しそうで、この前多も嬉しく思います」
華子「いや、ホント! 用意してくれた鼻栓のおかげだよー!」
華子「目立たないし、全然臭いがしなくなるんだもん!」
前多「はい。時代は、高性能小型化ですから」
華子「うんうん! おかげで臭わなーい!」
華子「香純さんだけ至近距離で嗅いでないから、ずるいと思ってたんだよねー!」
華子「こういうのって、後々尾を引くしね!」
華子「――って前多――っ!?」
前多「はい」
オリヴィア・香純「……」
華子「あ……いや、違くて」
19
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/09/04(火) 01:33:59 ID:2BgupML.
オリヴィア「華子?」
華子「……お茶目! ちょっとしたお茶目だよ!」
香純「じゃあ、鼻栓を取ってもう一回嗅ぎましょうか」
華子「えっ!?」
香純「お茶目ですよ。ちょっとした、ね」
オリヴィア「華子、私達……友達だよねっ!」ニコッ!
オリヴィア「って事で、前多ちゃん」
前多「はい」
ポチッ!
華子「っ!?」
スポンッ!
華子「は、鼻栓が……勝手に飛び出た!?」
前多「緊急脱出装置です、華子様」
華子「そんな高性能さは求めてないんだよ!」
20
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/09/04(火) 01:44:57 ID:2BgupML.
オリヴィア「ほ〜ら、おいで華子〜」チョイチョイッ!
華子「指で手招きとは、セクシーじゃんオリヴィア……!」
華子「本当にセクシー……セクシー&スパイシーだよ……!」
香純「さあ、華子さん。遠慮せずに、ガッと。グワァッと!」
華子「……ふふふ、逃がす気はないみたいだね、二人共」
オリヴィア・香純「……」
華子「……」
華子「……ねえ、ちょっと待って」
オリヴィア・香純「待たない」
華子「あ、いや……誤魔化そうとか、そう言うんじゃなくて」
オリヴィア・香純「……?」
21
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/09/04(火) 01:50:14 ID:2BgupML.
華子「何か……本当に、臭いを感じないんだけど」
オリヴィア・香純「はぁ?」
華子「オリヴィア! 腋! ちょっと腋!」
オリヴィア「ちょっ、ちょっと華子!?」
華子「……!」クンクン!
華子「……何も、感じない」
香純「まだ、鼻栓が詰まってるんじゃないですか?」
華子「そんな事無いって! ほら、見てよ!」
オリヴィア「は、華子……鼻の穴を見せつけるのはどうかと思う」
華子「何も無いでしょ!? ねっ!? ねっ!?」
香純「確かに……何も、入ってないですね」
22
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/09/04(火) 01:57:59 ID:2BgupML.
華子「何なの……これ、どういう事!?」
前多「華子様。それも、鼻栓の効果でございます」
オリヴィア「でも……もう、鼻栓は取れたわよね」
香純「それなのに臭いを感じないって……」
前多「華子様はおっしゃいました」
前多「腋のスパイシーさを感じなくなるような鼻栓が欲しい、と」
前多「しかし! 開発は困難を極めたのです!」
前多「……そこで! 私共は、ある結論に至ったのです!」
華子・オリヴィア・香純「ど……どんな?」
前多「臭いを防ぐのでは無く!」
前多「臭いを感じる――嗅覚をぶっ壊してしまえば良いのだ、と!」
華子「何してくれてんの――っ!?」
オリヴィア・香純「……うわぁ」
23
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/09/04(火) 02:15:12 ID:2BgupML.
前多「己の嗅覚よりも……友情を取る」
前多「華子様……御立派でございます……!」
華子「アンタが勝手に取らせたんでしょうが!」
オリヴィア「華子……まだ、臭わない?」
華子「……!」クンクン!
華子「全っ然臭わない! オリヴィア、やる気あるの!?」
香純「そこでオリヴィアさんを責めるんですか……」
華子「私の嗅覚、早く戻ってきて! カムバ――ック!」クンクン!
華子「ほら! オリヴィアも頑張って!」クンクン!
オリヴィア「はあっ!? が、頑張るって……」
香純「何をですか……」
華子「オリヴィアの腋の臭いを感じさせて!」
おわり
24
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/09/04(火) 19:08:59 ID:AZFzLFO2
スパイシーなら舐めれば美味しいかもだよな
おつ
25
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/12/15(土) 22:59:44 ID:JGegBE0w
書きます
華子「香純さーん、乳首見してー」
26
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/12/15(土) 23:02:02 ID:JGegBE0w
香純「えっ?」
華子「あれ? 駄目?」
香純「えっ、と……嫌です」
華子「えっ、なんで? 別に良くない?」
香純「え、ええっと……」
香純「じゃ、じゃあ……ちょっとだけなら」
オリヴィア「待って香純!」
オリヴィア「いくら馬鹿だからって、流されちゃ駄目!」
27
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/12/15(土) 23:05:48 ID:JGegBE0w
華子「もー! 邪魔しないでよオリヴィア〜!」
オリヴィア「邪魔するわよ! 突然何なの!?」
香純「あの、今……馬鹿って言いませんでしたか?」
華子「だって〜! 見たいんだもん!」
華子「香純さんのぉ〜、ち・く・び♪」
オリヴィア「だから、どうしてよ!?」
華子「あれだけでかいのに、乳首まで綺麗だったらさ?」
華子「……これはもう、ただじゃおけないなって思って」
オリヴィア「……ただじゃおけないって、何するつもりなのよ」
香純「あの、馬鹿って言いましたよね?」
28
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/12/15(土) 23:09:07 ID:JGegBE0w
オリヴィア「香純、絶対に華子に乳首見せちゃ駄目よ」
香純「オリヴィアさん?」
オリヴィア「見て、あの華子の動きを!」
華子「――しっ!」
ひゅっ!
華子「――しいぃっ!」
ひゅっ!
香純「……何なんですか、あの動き」
オリヴィア「多分、香純の乳首が綺麗だったら……もぎとるつもりよ」
香純「あれ、乳首をもぎとる時の動きなんですか!?」
香純「どう見ても、シャドーボクシングにしか見えないんですけど!」
29
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/12/15(土) 23:15:28 ID:JGegBE0w
華子「だ〜い丈夫だよ〜、香純すわぁ〜ん!」ニコニコ!
香純「その笑顔、絶対大丈夫じゃないやつですよね」
華子「チラッとだけ! ほんと、チラリズムで良いの!」
オリヴィア「もうっ! やめなさいよ、華子!」
華子「お願い、香純さん!」
華子「香純さんの乳首が陥没してても、乳輪が大きくても!」
華子「絶対に笑ったり……っひひ! しないから!」
オリヴィア「もう笑ってるじゃないのよ!」
オリヴィア「香純、気にしちゃ駄目だからね?」
オリヴィア「陥没でも、デカ乳輪でも、香純は香純よ!」
香純「あの、私の乳首を勝手に決めつけないで貰えますか?」
30
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/12/15(土) 23:19:46 ID:JGegBE0w
華子「え〜? でも、富士山の火口みたいでしょ?」
香純「違います、風評被害はやめてください」
オリヴィア「ちなみぃ! 私、乳首にはちょっと自信あり!」
華子「はいはい、そりゃよござんしたね」
オリヴィア「ちょっと!? リアクション薄くない!?」
華子「オリヴィアは良いんだよ、うん」
華子「うん……乳首くらい綺麗でも、良いと思う」ジイッ…
オリヴィア「しみじみ言うのやめてくれない!?」
オリヴィア「あと、視線! 脇を見るのやめて!」
31
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/12/15(土) 23:25:34 ID:JGegBE0w
華子「でも……一つ、情報が手に入ったね」
オリヴィア「情報、って……」
華子「香純さんの乳首は――」
華子「――陥没、してない……!」
華子「ねえ、どうしてなの香純さん!? 香純さん!」
華子「良いじゃん! 乳首くらいさぁ、陥没してたってさぁ!」
華子「今からでも遅くないって! 陥没させよ! ねっ!?」
香純「いえあの、華子さん」
香純「陥没させようと言われても……」
華子「……ごめん、ちょっと取り乱しちゃった」
オリヴィア・香純「……」
32
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/12/15(土) 23:31:00 ID:JGegBE0w
華子「現実的に考えてさ、正しい解決方法じゃないもんね」
オリヴィア「現実的も何も、解決する問題が無いと思うんだけど」
華子「でもさ? オリヴィアも気にならない?」
オリヴィア「ならないわよ!」
華子「本当に?」
華子「香純さんが、どんな乳首をしてるか……気にならない?」
華子「見せないって、きっと何かあるに違いないよ?」
華子「そんな、何かありそうな香純さんの乳首……見たくない?」
オリヴィア「……なんか、見たくなってきたかも」
華子「っし!」グッ!
香純「オリヴィアさん!?」
33
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/12/15(土) 23:36:39 ID:JGegBE0w
華子「ねー、香純さ〜ん! 乳首見してよ〜!」
オリヴィア「香純〜! ねね、どんな乳首してるの〜?」
香純「み……見せたくありません」
華子・オリヴィア「……」
華子「オリヴィア、タクティクスAでいこっか」
オリヴィア「た……たくてぃくす?」
華子「オリヴィア、戦術Aでいこっか」
オリヴィア「おっけー♪」
香純「!?」
香純「私が居ない時、どんな話をしてるんですか!?」
34
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/12/15(土) 23:42:25 ID:JGegBE0w
華子「ふっふっふ! 観念しなよ、香純さん!」
オリヴィア「逃げられないわよ、香純〜♪」
華子・オリヴィア「へへへへへへ……!」ワキワキ!
香純「くっ……!」
香純(あの二人の手付き、物凄く遊び人っぽい……!)
香純(絶対に、見せるわけにはいかない感じがする……!)
香純(……まあ、あくまでも‘っぽい’だけですけど)
華子「香純さんのデカ乳輪で、ヒップ・ホップを奏でちゃうよ〜!」
オリヴィア「あっ、それ知ってる!」
オリヴィア「なんか、こう……キュキュってするやつでしょ?」
香純「そんなに大きくありませんよ!」
35
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/12/15(土) 23:47:57 ID:JGegBE0w
華子「YO! YO! KA・SU・MI〜♪」ヒュッ、ヒュッ!
オリヴィア「チェ〜ケラー♪」ヒュッ、ヒュッ!
香純「……!」
香純(何とか、この場を切り抜けなくては!)
香純(あの二人の遊び人達に、乳首を見せたらどうなるか……)
香純(……遊び人?)
香純「――なら、遊びで決着をつけませんか?」
華子・オリヴィア「遊びで?」
香純「はい」
香純「あそけんらしく……遊びで勝ったら、という事で!」
36
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/12/15(土) 23:55:10 ID:JGegBE0w
Sorekara do shitano
華子「っしゃ――いっ! 乳首ゲットだぜ――っ!」
香純「ま、まだ勝負はついてません!」
オリヴィア「そうは言うけど……もう、十連敗はしてるわよ?」
香純「そ、それは……!」
香純(しまったあああ!)
香純(負けちゃいけないと思うと、プレッシャーで!)
香純(有り得ないミスを何度も何度も……!)
華子「……香純さん、わざと負けてたりするのかな?」ヒソヒソ
華子「乳首を見せる口実を作るために……さ」ヒソヒソ
オリヴィア「……あー」
香純「違いますからね!?」
37
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/12/16(日) 00:02:15 ID:m.UQYj8M
香純「……わかりました。見せれば良いんですよね、見せれば」
華子「あの……香純さん、なんか怒ってない?」
香純「怒ってると言うか、あまり見せたくないからです」
オリヴィア「やっぱり、乳輪が大きいから?」
香純「……大きいと言うか」
香純「ちょっと、変わってると言うか……」
華子・オリヴィア「?」
香純「兎に角、見ればわかります」
香純「……絶対に、見るだけですからね」
38
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/12/16(日) 00:13:12 ID:m.UQYj8M
・ ・ ・
済南先生「ここは……遊び人研究会の部室」
先生(以前、ここに来た時は……水遊びをしていたっけ)
先生(……今は、何をしてるのかな)
「香純さん!? ねえ、これはどういう事なの!?」
「あいたたたたた! いたたたたた!」
「落ち着いて華子! とれちゃう! 本当にとれちゃうから!」
先生「……!?」
先生(本当に、何してるのおおおおお!?)
39
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/12/16(日) 00:18:08 ID:m.UQYj8M
先生「……!?」
先生(今の、痛がってる声だったよね!? それも、物凄く!)
先生(取れちゃうって何!? 何が取れちゃうの!?)
「ぷっくり! ぷっくりしてるじゃんか! 香純さぁ――んっ!?」
「う、おおおおああっ!」
「痛ぁ――っ!? 香純さん、ちょっ、痛いたいたた――いっ!?」
「どうして二人でつねり合うのよ――っ!?」
先生「……!?」
先生(つ、つねり合う……ケンカしてるの?)
先生(ぷっくりって聞こえたけど、何がぷっくりしてるの!?)
40
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/12/16(日) 00:23:32 ID:m.UQYj8M
先生「き、君達! ケンカは、良くないよ!?」
「先生!? 二人を止め――いや、入っちゃ駄目!」
「「いいいやああああああっ!」」
先生「だけど、明らかに異常事態だよね!?」
先生「二人共、すっごく痛がってない!?」
先生「それに、ぷっくりって何? 先生、凄く気になるんだ!」
「兎に角! 絶対に入っちゃ駄目!」
「「はあああっ!? ほわあああっ!?」」
先生「でも……!」
謎の家政婦「……」
先生「!」
41
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/12/16(日) 00:28:15 ID:m.UQYj8M
先生「……」
先生(そうだ……私は、彼女たちの先生なんだ)
先生(だから、チラッと開けて確認するべきだよね)
先生(入っちゃ駄目って言われたけど……)
謎の家政婦「……」
先生(そんな事言ったって、しょうがないじゃないか)
先生「――でもね、痛がってる声が聞こえたらね」
先生「先生、確認しない訳にはいかないんだ」
42
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/12/16(日) 00:34:08 ID:m.UQYj8M
・ ・ ・
オリヴィア「!? 華子、香純!」
華子「あいたたた! コリコリはズルっ、ぬおおお!?」
香純「ぐあああっ!? コリコリ仕返さなんぐううっ!?」
オリヴィア「やめなって! ねえ、ちょっと!」
オリヴィア「華子っ! 香純っ!」
がしぃっ!
華子「オリヴィア! 邪魔しな――」
香純「オリヴィアさん! 邪魔しな――」
…ふわっ
華子・香純「あっ、ワキ近――」
43
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/12/16(日) 00:38:45 ID:m.UQYj8M
Sorekara do shitano
華子「お、オリヴィアのおかげで助かったよー!」
香純「は、はい! オリヴィアさんのおかげです!」
オリヴィア「そうね」
オリヴィア「私のおかげで、鼻をつねり合ってるって思われたもんね」
オリヴィア「二人が――鼻がー!」
オリヴィア「……って、叫んだから」
華子・香純「……」
オリヴィア「……」
44
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/12/16(日) 00:43:28 ID:m.UQYj8M
華子「で、でもさ! 香純さんの乳首、すごかったねー!」
香純「そ、その話はやめてくださいよ、華子さーん!」
オリヴィア「二人共?」
華子・香純「……ごめんなさい」
オリヴィア「……」
華子・香純「……」
オリヴィア「……」
華子・香純「……乳首、つねってどうぞ」
おわり
45
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2021/05/13(木) 11:51:15 ID:6iEdbiTI
乙
46
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2022/03/01(火) 04:28:01 ID:J.banIVQ
SS避難所
https://jbbs.shitaraba.net/internet/20196/
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