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女騎士「お菓子などいらん」
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女騎士「悪戯してくれ」
"
"
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〜オーク宅、玄関〜
オーク「…」
女騎士「悪戯してくれ」
オーク「そうか、ハロウィンの時期だったな…」
女騎士「うむ」
オーク「はぁ…」
女騎士「さぁ、早く悪戯してくれ」
-
オーク「本来なら『お菓子をくれなきゃ悪戯するぞ』じゃないのか?」
女騎士「むっ、冷静に指摘されると急に恥ずかしくなってきた」
オーク「ツッコミどころは他にも沢山あるんだがな…その格好とか」
女騎士「ん?あぁこれか。製作期間二週間の力作…カボチャアーマーだ!」
オーク「アーマー?」
ジッ
オーク「乳頭をカボチャの皮で隠しているだけにしか見えないが。下半身にいたっては隠す気すらないのがな…」
-
女騎士「乳頭をギリギリ見えるか見えないかのバランスにする為、二週間もかかったのさ!」
オーク「かかったのさ!とか言われても…」
ハァ
オーク「とりあえず今日は帰ってくれないか。こんな遅くに来られるのは正直迷惑だ。俺にも家庭があるんだ」
女騎士「うっ…」
オーク「子供はまだ手がかかる年だ。お前の相手ばかりしてやれんのだ…分かってくれ」
-
女騎士「うぅ…分かった…帰る」
オーク「あぁ、じゃあな。ドア閉めるぞ」
バタン
ガチャッ ジャララ
プシュー プシュー プシュー プシュー
女騎士(チェーンロックしてファブリーズ吹きまくってる…)
プシュー プシュー プシュー プシュー
女騎士(吹きすぎちゃう?)
"
"
-
かわいそう
-
女騎士「…」
女騎士「帰るか」
テクテクテク
・ ・ ・ ・ ・
オーク「…」
プシュー プシュー プ…
オーク「こんなもんか」
オーク「ふぅ、こんな夜遅くに来るなんて…」
オーク「どうかしてるぜ!」
-
テクテクテク
スワリ
オーク「はぁ」
?「苦労させられますね、あの人には」
オーク「僧侶…」
僧侶「一緒に冒険していた頃は、あんな風じゃなかったんですけどね」
オーク「何が彼女を…いや、分かっている、か…」
僧侶「…」
-
オーク「勇者の存在はこんなにも大きいものだったのだな…今更ながら思い知ったよ」
僧侶「えぇ。皆が彼を頼り…信頼し…」
ブンブン
僧侶「いえ、そんな綺麗なものじゃない…依存、していたのでしょうね」
オーク「依存…」
僧侶「彼の言葉は誰にでも心地よいものでした。信じて従えば間違いは無い…まるで神の啓示…」
オーク「そりゃまた…」
-
ガサゴソ
シュボッ
タバコ スパー
オーク「改めて思うよ。とんでもない奴と戦っていたんだな、俺は…俺達魔王軍は」
僧侶「あなた…」
オーク「ははっ、大丈夫。今更魔界に未練は無いよ。ただあの頃の俺は魔界の王たる魔王様に心酔していた。君が勇者に依存していたように…俺も魔王様に心酔していたのさ」
-
オーク「その考えを…俺の全てをひっくり返したのが勇者だった…」
オーク「結果的に魔王様を裏切る事になったが…魔界の為に取った今の道を後悔はしていない」
僧侶「そうですね…人と魔物…手を取り合い共に生きる事は出来る。私達のように…」
ギュッ
オーク「あぁ…」
-
オンギャー オンギャー
オーク「おっと、起きたか」
ガタリ
オーク「俺がやろう。君はもう少し休んでいるといい」
僧侶「はい…お願いしますね、あなた」
オーク「あぁ」
テクテクテク
僧侶「…」
僧侶(私は)
僧侶(私は、穏やかで幸せな生活を手に入れた…かつて勇者様と壮絶な冒険をした、この私が)
僧侶(あの日々が嘘のような、平穏で静かな暮らし…)
僧侶(なのに、どうして女騎士さんは…)
-
フワァ…
部屋に残っていたタバコの煙が
なかなか消えず、漂っていた。
まるでそれが女騎士のように
いまだ行く当ての無いかのように
ゆらゆらと、漂っていた…
【続く】
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すーぐギャグ捨ててシリアス路線行くんだから
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いつものやーつ
-
・ ・ ・ ・ ・
〜女騎士の家〜
女騎士「…」
トントントン
ギュッギュッギュッ
白菜、豚バラ
白菜、豚バラ、白菜
白菜、豚バラ、白菜、豚バラ
白菜、豚バラ、白菜、豚バラ、白菜
女騎士「よし…鍋一杯に!白菜と豚バラを!交互に敷き詰めたぞ!」
-
女騎士「ふっふっふ…いわゆる白菜と豚バラのミルフィーユ鍋というやつだ!」
女騎士「便利…実に便利!クックパッドというものは!」
ジュルリ
女騎士「ききっ…ふひっ…くききききき!」
ヨダレ ダラァ
女騎士「加熱!土鍋ゆえに、じんわりとまんべんなく加熱!絶対に加熱!例外無く加熱!逃れられぬ加熱!」
ジョバババババ
シッキン! シッキン!
女騎士「水など無粋な物は入れぬ…白菜から出る水分のみ…それのみ…だからこそ到達できる高み!甘みという高み!」
-
ジンワリ
女騎士「ほぅら、じくじくと…水分…出てくる…まるでダイヤモンド…まじりっけなしだ!」
フク ヌギィ
女騎士「あぁ…私もこの中に…入りたい…だが入れない…」
ハッ
女騎士「いや…果たして…入れないのだろうか?」
女騎士「決めつけ…思考の停止は死と同様…やる前から無理などと…」
女騎士「やれるかどうかは分からない…だが!やってみなければ!一生分からない!」
-
グツグツ
女騎士「は、入る…私は…このミルフィーユ鍋の中に…アッツアツの鍋の中に!」
ギリッ
女騎士「全身は入らない…だが…あるいは…あるいは!」
女騎士「私の願いを叶える、気まぐれな神がいたとして…突然時空が歪んだとして…あらゆる事象が偶然重なりあったとして!」
女騎士「ありえない事なんて…無い!」
-
女騎士「…」
チチ モミモミ セルフモミモミ
女騎士「乳神様…私に力を…!」
ミギチチ モミィィィィィ
ヒダリチチ オマメ〜 クリクリッ
女騎士「ぶるあああああああああああああああ!」
ビクンビクン
女騎士「今だ!」
ピョーン
女騎士「鍋にダイブ!」
-
グッグッグッ
女騎士「!」
女騎士(頭が…入った!)
女騎士(このままねじ込めば…腰くらいまでは…)
女騎士(どうやらこの鍋は亜空間に繋がっているらしいな…ならば…全身が入る事は可能だな)
-
グッグッグッ
女騎士(尻も入った…あとは足…)
バタバタ
女騎士(いける…全身が鍋の中に…入る…)
グワン
女騎士(あ…?)
女騎士(意識…が…)
女騎士(そう、か…酸素…鍋の中は白菜と豚バラで満たされている…圧倒的に酸素が…足りない…)
クラッ
女騎士(も…だめ、だ…し…ぬ…のか…私は…)
-
唐突な飯テロ、からの飯にテロ(いつもの)
-
キィン…
女騎士(駄目だ…私はまだ死ねない。約束も…果たせないうちに…死ぬ事は…)
キィン…
『平和な世界?』
『そうさ、人も魔物が争わない平和な世界だよ』
『ははっ、無理な話だな』
『でも、やらないうちから無理だって決めつけたら、本当に何もできなくなるよ』
-
『む、そうには違いないが…』
『やれるかどうかは分からない…でも、やってみなきゃ一生分からないよ。この世界にね、ありえない事なんてのは無いんだ』
『お前は…まっすぐな奴だな』
『そうかな…だったら君も同じさ。揺るがないその信念…そうだ、僕らは皆、似ている』
『私達が…似ている…?』
-
『あぁ。僕も君も、僧侶も戦士も魔法使いも…皆、似ていたから…惹かれ合ったんだよ、きっと』
『ふふ、惹かれ合う、か…案外ロマンチストなんだな』
『夢見がちな勇者ってのも面白いでしょ?』
『ふっ…ふふっ…』
『ははっ…ははは…』
『なぁ勇者…約束、しようか』
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『約束?』
『必ずこの世界を平和にする…やり方は皆、互いに違うかもしれないが…己が信念に基づき…いつか辿り着こう…私達が望み願った…理想に』
『うん…』
『その為にはまず、魔王に会わなければな。倒すにしろ、話し合うにしろ…』
『そうだね』
『進まねばなるまい、わた
『そうだね』
『幾多の困難がま
『そうだね』
-
『わた
『そうだね』
『め
『そうだね』
『
『そうだね』
キィン…
キィン…
-
・ ・ ・ ・ ・
女騎士(…)
女騎士(そうだ、私は約束を果たすまでは…死ねない…)
カッ
女騎士(だから…力を…力を貸せ…)
女騎士(イフリート…)
ミギチチ…ピカァ…
女騎士(ポセイドン…)
ヒダリチチ…ピカァ…
-
女騎士(女騎士の名の元に命ずる…)
ポワァ…
ブクブクブク!
女騎士「出でよ、イフリート!ポセイドン!」
ブクブクブク!
バビュリュッセルゥゥゥゥゥ!
-
ナベ パリーン
ハクサイ ブタバラ グッチャグチャ
女騎士「っぶはぁぁっ!」
ハァハァハァ
女騎士「あ、危なかった…もう少しで窒息死するところだった…」
女騎士「ようやく応えてくれたか…イフリート…ポセイドン…」
イフリート『ふん、勘違いするなよ半人前』
ポセイドン『宿主が死ねば我らも消える…それを阻止したまでよ』
女騎士「まったく…久しぶりに口を利けばそんな言い方を…まぁお前達らしいがな」
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・ ・ ・ ・ ・
説明しよう!
女騎士の右乳にはイフリート
左乳にはポセイドンという精霊が宿っているのだ。
彼らは基本的に実体を持たず
宿主の精神力に感応し様々な力を発揮するのである。
イフリートは炎の魔神。
ポセイドンは海洋の神。
どちらも最上位の精霊に位置する。
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女騎士「さて、鍋からの脱出に成功したんだ…何だか腹が減ったな…」
キョロキョロ
パカッ
女騎士「冷蔵庫には…白菜と豚バラか…よし!白菜と豚バラのミルフィーユ鍋でも作るか!」
>>16に戻る…
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散らばった料理はスタッフが美味しくいただきました
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・ ・ ・ ・ ・
そして何度目かのループの果てに
女騎士の肉体は鍋に溶けて混ざった。
その意識はスープと一体化していた。
自ら動く事が出来ない彼女は、もはや
誰かが女騎士宅を訪ね、鍋に冷や飯と卵を投入し
雑炊を作るのを待つしかなかった…
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・ ・ ・ ・ ・
何度目の桜か?
何度目の滅びか?
何度目の新生命体の誕生か?
もはや、数えていた事も忘れた…
私は…?俺は…?僕は…?オイラは…?
誰?だれ?ダレ?DARE?
ここにあるのは…
温かな…雑炊…そうだ…
雑炊…私は…雑炊…
違う…雑炊ではない…
今はそうだとしても…かつて…
私は…そうだ…思い出せ…
あの日の約束を…果たすんだ…
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幾年、幾億、幾光年…
その果てが雑炊だとしても…私は!
ブリュリュリュリュ
ボブン! ボブン! ボブン!
そうだ、肉に魂を吹き込め…
ポワァ ブリュリュリュリュリュリュ ニチュ
魂を記憶で包み込め…
カシュン! カシュン! カシュン
想いを…願いを!構築しろ!
ズバババババババ!
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そうだ…かつて、ではない…私は!
バビュリュッセルゥゥゥゥゥ!
女騎士「私は…女騎士だ!」
ミギチチ グルルルルル ヤマヲクダク
ヒダリチチ ボブワァ ウミヲワル
女騎士「はぁっ…はぁっ…ここは…そうか…時の逆行…私は白菜と豚バラのミルフィーユ鍋を作る前に戻ったのか」
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超神ビュビューン
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玉子とじ雑炊は王道だけど、チープなラーメンも好き
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女騎士「しかし、一体誰が雑炊を…」
?「誰、だって?」
?「気づいている筈だよ…時を逆行させ、なおかつそれまでの記憶を保持させる…そんな事ができる奴は…僕しかいないだろう?」
クルッ
女騎士「お、お前…」
-
そこにいたのは
上半身は光り輝く白銀の鎧をまとい
下半身は何も身につけていない
優男が立っていた、そして勃っていた。
女騎士「勇者…」
勇者「そうだよ、僕だよ!勇者だよ!」
コシ グルン
チンポ ビターン ビターン ビタターン
女騎士「くっ、相変わらずの巨根アピールだな」
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勇者「僕が時間魔法を使ったのさ…そうしなければ君は永遠に雑炊のまま、生命の輪廻から外れていたよ」
女騎士「そうか、礼をいう。だがな勇者、なぜお前がここにいる…お前は…」
勇者「そう、あの時…魔王と共に次元の狭間に飲み込まれた…」
女騎士「そうだ。次元の狭間は一方通行…二度と出られない筈だ」
勇者「ところがぎっちょん!」
ビンッ
-
勇者「なんやかんやあって、僕は魔王の魔力を吸収し、次元の狭間から脱出できたのさ」
女騎士「なんやかんや…一体何があったというのだ、勇者!?」
勇者「なんや!」
ブルン チンポ ビタターン
勇者「かんやさ!」
ブルン チンポ ビタターン プリュッ
勇者「おっと勢い余って皮を被ってしまった…戻さないと」
ギュッ ムキッ
勇者「これでよし」
-
女騎士「…」
女騎士「変わったな勇者…昔のお前なら皮を被っている事など気にしなかった筈だ」
勇者「変わるのさ…人も…ちんぽも…君だって、そうだろう?」
ニヤッ
勇者「僕との約束も忘れ、のうのうと…ぬくぬくと…ただ生きて…白菜と豚バラのミルフィーユ鍋なんぞ作る…酷い女だよ、君は」
女騎士「っ、ちがっ…」
勇者「違わないさ!君も!世界も!変わっていく…変わって、しまう!」
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クックック
勇者「魔王は正しかったよ…やはり人は支配されてこそ秩序を保てる…必要なんだ、絶対的な支配が…畏怖が…恐怖が…」
勇者「魔王という!存在が!」
ビンッ
チンポ フルマックス!
勇者「ならば…僕がなろう…絶対的な支配者に…恐怖の対象に…つまりは…魔王に…」
女騎士「ゆ、勇者…お前は…」
-
勇者「違うさ…僕はもう勇者じゃない…」
勇者→魔王「僕は…私は…魔王だ!」
バビュリュッセルゥゥゥゥゥ!
ドゴゴゴゴ!
女騎士「挨拶代わりの射精が…大地を割った!?」
魔王「どうだいこの力…人々が恐れるに相応しい素晴らしい力だろう!」
女騎士「お前は…お前は!そんな暴力的な物言いで精子を!」
勇者「そうだと言っている!」
女騎士「何を!」
勇者「分からぬ奴だな、君も!」
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女騎士「てか勇者か魔王か表記をはっきりしろ」
魔王「すまん」
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く、くるっとる…(通常営業)
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魔王「…」
魔王「と、とにかくだ!」
魔王「私は魔王となり人間を支配する…これが私なりの平和の為の手段だ…」
女騎士「な、なにを!」
魔王「邪魔をするなら…君でも容赦しないよ?」
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女騎士「容赦しない、だとぅ?」
魔王「そうさ…君のアレをああして、こうして…その下のソレを引っ張って…」
女騎士「や、やめ…」
魔王「さらにアレのアレをああやって…無理矢理……さらに……奥……まだまだ……私の……右が……そうさ……泣くまで……」
女騎士「や、やめてくれぇ!脳内で私を辱めるのは!」
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魔王「やめないね!」
モウソウ モウソウ
魔王「ハァハァ…すごいじゃないか…そんなところを…あぁ…意外に…なんと…はぁぁあん!」
ドピュッ ドピュッ プレシャスタイム…
モッサン! ゴッサン! ドビュッシー!
女騎士「いやっ…半透明ヨーグルト!」
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ジュワッ
女騎士「っ!?肌が…!」
魔王「ンフフフフ…私の精液は強酸性…触れればたちまち焼け爛れる!」
女騎士「に、人間兵器!」
魔王「そう…性交もできぬ…哀れな体よ!」
女騎士「…いや魔王よ…実は私も…特殊な体質なんだよ…膣内が強アルカリの…人間兵器なんだ!」
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魔王「!」
シュバババ
クルッ スタッ ダダダダ キメッ
魔王・女騎士「「なんと奇遇な!!!!」」
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魔王「ならば!」
女騎士「あぁ!」
魔王「いくぞ!」
ピョーン バサァ チンポ フライアゥェイ
女騎士「きませい!」
ゼンラ ウケイレタイセイ リョウコウ
【【ファイナルフュージョン!!】】
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どるるるる!
ぐにゃぁぁぁん!
魔王「あ、あ、あああ!」
女騎士「んっ、んっ、んっ」
右回り、左回り、右回り
右、左、右、左
右右右右右右右右右右右
ナロナロナロナロナロナロ
左左左左左左左左左左左
ナエナエナエナエナエナエ
「「のわぁぁぁぁぁぁぁぁ!」」
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・ ・ ・ ・ ・
こうして
魔王は右に左に回りに回り
女騎士の中に入ったり出たりした。
入っては幾年、出ては幾年。
入っては幾千年、出ては幾千年。
入っては幾億年、出ては幾億年。
そのうち女騎士は摩擦で擦れ発火して灰となった。
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灰は灰に…【Ashes to ashes】
塵は塵に…【dust to dust】
魔王「虚しいものだな…人間兵器というのは…」
魔王「いや…虚しいのはこの世界そのものか…」
テレビ ピッ
『今日はハロウィンでーす!みんな仮装してバカ騒ぎしていまーす!』
魔王「ふふ…愚かな人間どもがハロウィンなどとのたまっている…滑稽だ」
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魔王「だがいっそ…姿だけでなく…心まで仮装できたなら…楽になれるのだろうか…」
魔王「あぁ…目をつぶれば…彼女の姿が…声が…」
『お菓子などいらん』
『悪戯してくれ』
【完】
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切ないエンドでしたね…
乙
"
"
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