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男「モテる代わりに難聴で鈍感なキミたちへ告ぐ 〆!」

97以下、名無しが深夜にお送りします:2016/11/29(火) 20:28:32 ID:7p/ej2d.
「死してなお、自らの周囲の運命に影響を与える。忠告はやはり正しかった事のみ証明されました」

男(……誰か立っている?)

「この、湾曲されし未来の形こそ貴方が望んだ救いなのデスカ。定められた生き死にを捻じ曲げた行く末ハ」

「如何でしたカ? 夢見と勘違いなされる前ニ、アナタのリアルを受け入れて欲シカッタ」

「ワタシの想いはアナタへ届いてイマスカ、男?」

男「だれ、だ………………お前……?」

幼馴染?「こんにちハ、男。アナタとこうして対話できる日ヲ待っていマシタ」

男(また幼馴染が幼馴染ではない! というか例の“神”とも雰囲気が異なっている。霊媒体質でも秘めていたのか、彼女は)

男(完璧に冷静になれというのは酷な注文であるが、虚ろな瞳をした彼女が俺に語りかけている。重要イベントを意識せざるを得なかった)

幼馴染?「紹介が遅れてしまいスミマセン。ワタシ、名乗る名など持ち合わせておりませんガ」

幼馴染?「“テンプラ”と気軽にお呼びクダサイ。美味しそうなネーミングで非常ニ申し訳ナイ……」

男「実はふざけてたりするんだろ?」

テンプラ「滅相もナイ。男、ワタシの存在ニついては既に認識しているのデハ?」

男(思い当たりを確認されずとも、幼馴染の背後で陽炎のように虚ろに浮かぶあのバケモノを見れば問う必要もなかった。奴が、幼馴染の体を通して接触してきてしまった、その事実だけだ)

テンプラ「ビ少女を気にされているのデスね? 不安がらずとも危害はけして加えマセンのでご安心ヲ」


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