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男「モテる代わりに難聴で鈍感なキミたちへ告ぐ 〆!」
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以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/02/05(日) 21:53:18 ID:BafRgheY
男「まぁまぁ、コイツのネジが飛んでる乱暴癖はともかく、デマカセをする奴じゃありませんよ 先生。アホだし」
転校生「ちょっ!!」
先生「そうだねぇ、今回は見なかった事にしておくから次は気をつけてよ。男くん」
男「先生、さりげなく責任を押し付けていくの止めてください」
男(ナンセンスなやり取りを交し、去って行く先生を見送ると 傍にいた転校生が俺の腕を掴んできた。というか、引っ張られているじゃないか)
転校生「悪いけどついて来て。ここだとちょっぴり話しづらいのよ。お願い」
男「藪から棒に何だ? 昨日みたいな嫌な出来事ほじくり返したいのか、転校生」
男(得意の嫌味芸だって勿論 時と場合を選ぶだろう。だが、今のは本心である。俺にとっても、彼女にとっても、一息吐く時間が必要だった)
男(俺たちが現在深く共有してしまっているのは、無理矢理にでも遠ざける話題。歪んだ非日常から順風満帆なラブコメへ修正していかなくてはならない)
男(だからこそ、強くこの腕を掴んでいる手へ 苦労知らずの手を添えてみた。しかし、転校生の反応は)
転校生「あ、あんたにだからこそ言っておかなきゃいけないことがあるの! どうしてもよ!」
男(美少女の頼みとあらば、たとえ火の中水の中は然り当然……それに気になることをまだ残したままであった)
男「ふむ、そういえば最近また一つオススメのスポットを発見した。俺のサボりに付き合ってくれるか、転校生」
転校生「行く……ありがとう、変態」
男「(感謝されても変態の呼び名を定着させたがるか、ならば返事は) え? 何だって?」
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