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美琴「食蜂の胸、柔らかかったな……」
1
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/09/02(金) 19:18:54 ID:3ePeeVvk
美琴「って私はなにを考えて──」
食蜂「あらぁ? 御坂さんじゃない」
美琴「うひゃぁ!?」
食蜂「ちょっとぉ? 口裂け女に会ったときみたいな反応はやめてもらえるかしらぁ?」
美琴「あ、アンタがいきなり話しかけるからでしょうが!」
食蜂「はァ? 話しかけるときはいちいち許可とらなきゃいけないわけぇ?」
美琴「アンタの場合はね」
食蜂「言ってくれるわねぇ……私だって好きで話しかけたわけじゃないわよ」
美琴「なによ、私になにか用?」
食蜂「それは私のセリフ。御坂さん、私の名前を呼んでなかったぁ?」
美琴(聞かれてたっ!?)ギクゥ
139
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/11/14(火) 09:32:19 ID:tTifJ5xY
いい…すばらしい…。
140
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/11/14(火) 18:51:08 ID:YsVok8EI
おっぱいが1分ならハグは3分位良いんじゃないか
141
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/11/14(火) 22:59:19 ID:6jLJ1B.c
美琴「……案外悩むのね」
食蜂「え?」
美琴「絶対ハグって言うと思ってたから」
食蜂「もちろん常識で考えたらそうなんだけどぉ……」
美琴「じゃあ悩む必要ないでしょ?」
食蜂「うるさいわねぇ。そもそも私はどっちもイヤなの」
美琴「う……で、でもアンタからスキンシップしてくることだってあるじゃない」
食蜂「アレはただの気まぐれだから。全然話が違うわよ」
美琴「なによそれ……ホント自分勝手なやつ」ボソッ
食蜂(……御坂さんに抱きつかれるとあの子を思い出すから複雑なのよねぇ)
142
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/11/14(火) 23:33:25 ID:QvAw2qP.
はょれいぷしろし
143
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/11/27(月) 14:10:00 ID:.vZ1SHU6
食蜂「とりあえずそのときの気分で決めることにするわぁ」
美琴「まあそれでもいいけど……気分が乗らないからってどっちも選ばないのはナシだからね」
食蜂「……御坂さんって読心能力もあったのぉ?」
美琴「アンタのやり口には慣れてきたってことよ」
食蜂「からかい甲斐がないとつまんないんだけどぉ」
美琴「別の楽しみを見つけることをお勧めするわ」
食蜂(……明日からは少し趣向を変えてみようかしら)
美琴(またよからぬことを考えてるわね……)
144
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/11/27(月) 23:46:13 ID:.vZ1SHU6
その夜・美琴の部屋
美琴「はぁ〜……」ポワポワ
黒子「お姉様……帰ってきてからダラけすぎですの」
美琴「別にいいでしょ。自分の部屋でダラけたって」
黒子「それはそうですけど……も、もしや食蜂操祈と疲れるようなことをしましたの!?」
美琴「は……? 疲れる? なにソレ?」
黒子「い、いえ……なんでもありませんの」
美琴(むしろ……アイツの匂いで結構癒されたかも……)ポワポワ
黒子(先ほどからなんですのこの惚けた表情は……魅力的ですけどなんだか危機感を覚えますわ……)
145
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/11/28(火) 05:48:35 ID:vfQFxLhw
あ〜いいっすねぇ〜
146
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/11/28(火) 13:08:17 ID:UtYHX7Tk
一方・食蜂の部屋
警策『ヤッ、操祈ちゃん』ヒョコ
食蜂「あらぁ? 珍しいわねぇ、こんな時間に。厄介事ぉ?」
警策『イヤイヤ、大したことじゃないよっ。というか実は夕方に1回来たんだけどね』
食蜂「あら、そうだったのぉ? なんで声かけなかったのよ」
警策『だって操祈ちゃん取り込み中だったからさぁ』
食蜂「取り込み中……? そんなに忙しかった記憶は──」
警策『いやぁ知らなかったよっ。操祈ちゃんが美琴ちゃんと付き合い始めたなんて』
食蜂「……は?」
147
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/11/28(火) 17:24:34 ID:UtYHX7Tk
食蜂「私と御坂さんって……アナタもこの手の噂が好きだったのぉ?」
警策『噂? ナニナニ、実は結構有名な話だった?』
食蜂「根も葉もない噂よ。むしろアナタはどこで聞いたわけぇ?」
警策『聞いたっていうか、今日操祈ちゃん達が抱き合ってるのを見たから』
食蜂(なっ……と、取り込み中ってそういうことぉ!?)
警策『で、結局本当なの?』
食蜂「そ、そんなわけないでしょぉ」
警策『エー? あんな情熱的な抱擁をしてたのにぃ?』ニヤニヤ
食蜂「情熱的じゃないからっ!」
148
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/11/28(火) 19:52:58 ID:UtYHX7Tk
食蜂「看取さん、アナタ少し勘違いしているわぁ」
警策『フーン、どんな勘違い?』
食蜂「今日アナタが見たことは……アレは報酬なの」
警策『報酬? なんの?』
食蜂「最近御坂さんに私の小間使いを頼んでるのよぉ。その対価に、向こうの要求に応えてあげてるわけ」
警策『操祈ちゃんさぁ……せめてもっとまともなウソ吐いたら?』
食蜂「ウソじゃないんだけどぉ!」
警策『美琴ちゃんが操祈ちゃんの小間使いなんて受け入れるわけないし、ましてその対価に抱擁を要求するわけないっしょ』
食蜂(……たしかに私も1週間前ならこんな話信じなかったでしょうねぇ)
149
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/11/28(火) 21:48:09 ID:pvJ/8BfM
いいぞ!
150
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/11/29(水) 22:30:48 ID:1x2uY46E
警策『ホラホラ。オネーサンにホントのことを話してごらん?』
食蜂「どうせなにを言ってもソッチに話を持っていくんでしょぉ……」
警策『だってねぇ……あんなにラブラブな姿を見せつけられたら私も納得せざるを得ないよっ』
食蜂「ら、ラブラブぅ……!? アレは御坂さんにせがまれたから仕方なく──」
警策『デモデモ、操祈ちゃんも頬染めてたよね?』
食蜂「染めてないからっ! 染めてたとしてもそれは暑かっただけよぉ!」
警策『素直じゃないなぁ……まぁそういうことにしといてあげるよ』ニヤニヤ
食蜂(……もう二度とハグなんてしないわぁ)
151
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/12/10(日) 10:46:34 ID:giA1zpCE
これでおっぱいしか選択肢無くなったわけか
152
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/12/10(日) 21:46:34 ID:DJoB3zag
翌日
美琴「ちょっと、そろそろ出ないと遅刻するんだけど」
食蜂「だから先に行っていいって言ってるでしょぉ」
美琴「サボるつもりじゃないでしょうね」
食蜂「サボらないわよ。アナタもうるさいし」
美琴「それならいいけど……ひとりで平気なの?」
食蜂「今日はひとりで登校したい気分なの」
美琴「アンタがボディーガードとか言い出したんじゃない」
食蜂「律儀なのはいいけど、柔軟力も持ってもらいたいわねぇ」
美琴「あっそ……じゃあ先に行かせてもらうわ」
食蜂「ええ、そうしてちょおだい」
153
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/12/10(日) 23:39:59 ID:DJoB3zag
休み時間
帆風「ごきげんよう、御坂さん」
美琴「あ、こんにちは」
帆風「今朝はどうされたんですか?」
美琴「……今朝? なんのこと?」
帆風「おひとりで登校されてましたから……わたくしはてっきり女王と登校されるのかと思ってました」
美琴「いや、別に私はアイツと登校したいわけじゃ……」
帆風「あら? でも今朝も女王の部屋にいらしてませんでしたか?」
美琴「まあたしかに行きましたけど……」
154
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/12/17(日) 21:27:54 ID:gZ4IKjdA
帆風「もしかして女王と喧嘩をしてしまったのですか?」
美琴「したというか、いつもしてるというか……でも今朝はいつにも増して機嫌悪かったみたいで」
帆風「まあ……なにかあったのでしょうか」
美琴「どうでしょう。私にはよくわかんないです」
帆風「女王も少し気まぐれなところがありますから……」
美琴(……少し?)
帆風「あの……ご気分を害されてしまいましたか……?」
美琴「いえ、もう慣れっこなんで」
帆風「御坂さん……御坂さんはお優しいんですね」
美琴(本当は結構イラッとしたけど)
155
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/12/17(日) 22:49:07 ID:gZ4IKjdA
帆風「ところで……差し支えなければ御坂さんに1つ助言をしてもよろしいでしょうか?」
美琴「助言? ってなんのですか?」
帆風「女王について、ですわ」
美琴「それって……アイツのご機嫌取り的なこと?」
帆風「そ、そうではないんです。ただ、おふたりに仲直りしていただきたいと思いまして……」
美琴「もともとそんな仲良いわけじゃないですけど……」
帆風「最近はとても仲睦まじいように見受けられますわ。登下校をご一緒されてますし」
美琴「それには一応理由が……」
156
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/12/17(日) 23:10:54 ID:gZ4IKjdA
帆風「それはやはり……おふたりがお、お付き合いを始めたから、ということでしょうか……?」
美琴「え……いやいや違いますっ! 付き合うとかありえないから!」
帆風「ですがみなさんそう仰っておりましたし……」
美琴「噂を真に受けないでください!」
帆風「も、申し訳ございません……わたくしは本当に交際なさってるのかと……」
美琴「あの……派閥内でも結構噂になってるんですか?」
帆風「そうですね……昨日はその話題で持ちきりでした。なにせわたくし達の女王のことですから」
美琴(まずいわね……闇討ちとかされなきゃいいけど……)
157
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/12/18(月) 12:28:42 ID:f6dogpYA
セフレかな
158
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/12/18(月) 14:52:57 ID:Jh0gZEA2
今のところ体だけの関係だから間違ってないな
159
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/12/19(火) 10:37:15 ID:By9fH5Pw
素晴らしい
160
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/12/31(日) 12:52:51 ID:MnN5vwfw
美琴「その、最近食蜂とよく一緒にいるのは……アイツから護衛的なことを頼まれまして」
帆風「御坂さんが護衛……も、もしや女王の身に危険が迫っているんですか……!?」アワアワ
美琴「あ、いや、差し迫ったなにかがあるわけじゃなくて……念のためというか」
帆風「ほ、本当ですか? 女王は本当に大丈夫なんでしょうか……?」
美琴「ホントに大丈夫です、絶対」
帆風「それならいいのですが……」
美琴「万が一なにかあっても一応私がついてますし」
帆風「まあ……♪ 心強いお言葉ですわ。御坂さんは女王のナイトに選ばれたんですね♪」
美琴(ナイトって……女なんですけど……)
161
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/12/31(日) 15:45:38 ID:D32K8Dyw
最高だ
162
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/01/01(月) 18:00:58 ID:uqy8Ym.I
美琴「そ、そんなことよりっ。助言って結局なんなんですか?」
帆風「あ、そうでした。失念してました。先日、女王のお気に入りのお店で新作のお菓子が発売されまして……」
美琴「ああ、以前行ったところ……」
帆風「女王をお誘いしたらきっと喜ばれると思うんです♪」
美琴(私が誘ったらそれだけでイヤがりそうだけど)
帆風「いかがでしょうか?」
美琴「あー……まあ、考えておきます」
163
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/01/06(土) 00:17:07 ID:7YXPyBkc
放課後
美琴「あ、やっと来た」
食蜂「……私を待ってたのぉ?」
美琴「そういう約束でしょ」
食蜂「アナタってホント無駄に律儀ねぇ……」
美琴「無駄言うな。帰りもひとりがいいってんならそうするわよ」
食蜂「はぁ……はい、コレ」スッ
美琴「は? なによ」
食蜂「カバン。もちろん持ってくれるんでしょぉ?」ニコッ
美琴「……やっぱり女王ってアンタが呼ばせてるでしょ?」
164
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/01/06(土) 01:25:01 ID:7YXPyBkc
帰り道
食蜂「ふぅん、あのカフェに新作ねぇ……」
美琴「私も聞いた話だけどね。行ってみる?」
食蜂「アナタとふたりでぇ……?」
美琴「イヤならいいわよ。私はそこまで行きたいわけじゃないし」
食蜂「……仕方ないから付き合ってあげるわぁ」
美琴「いや、私は行かなくてもい──」
食蜂「本当に仕方なくだけどねぇ。御坂さんがどうしてもって言うから仕方ないわねぇ、これは」
美琴(……まあ機嫌も直ったみたいだし別にいっか、これで)
165
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/01/06(土) 14:55:29 ID:XrgfepRE
今年も期待してる
166
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/01/08(月) 06:11:08 ID:10tzObwA
これはいいものをみた…
続き期待
167
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/01/08(月) 22:28:16 ID:EM7fbtWw
カフェ
美琴「アンタさ……ひとりで2つも食べるわけ?」
食蜂「そうよぉ? 言っておくけど一口もあげないからねぇ」
美琴「じゃなくて、よくそんな食べる気になるわね」
食蜂「これくらい普通じゃなぁい?」
美琴「太るわよ」
食蜂「心配力は無用よぉ。アナタと違って栄養は全部おっぱいにいくから☆」
美琴「っ……い、言ってなさい。そのうち胸の成長が止まって恐ろしいことになるから」
食蜂「つまり御坂さんはもう満足に甘いものも食べられないのねぇ。クスッ、かわいそぉ〜♪」
美琴(本気でブッ飛ばしたい……)
168
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/01/08(月) 22:37:16 ID:S7FgQN0Y
よしきた
169
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/01/09(火) 00:57:33 ID:3qcyOPBI
美琴「大体アンタまだ成長中なわけ?」
食蜂「そうねぇ……最近またサイズが合わなくなってきたかしらぁ」
美琴「ちっ……」
食蜂「あら、嬉しくないのぉ?」
美琴「なんで私が喜ぶのよ」
食蜂「だってぇ……触るんだったら大きい方がいいんでしょぉ? 御坂さんは♪」クスッ
美琴「な……べっ、別に今さらアンタの胸がちょっと大きくなったって関係ないわよ!」
食蜂「そんな顔真っ赤にして言われてもねぇ……♪」ニヤニヤ
170
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/01/09(火) 21:37:32 ID:3qcyOPBI
美琴「か、勘違いするんじゃないわよ。アンタが下品な話するからでしょうが」
食蜂「その下品なことを毎日私にしてるのは誰かしらぁ?」
美琴「う、うっさい……それに私はハグでもいいって言ったでしょ」
食蜂「どちらにせよおっぱいの感触を楽しむつもりでしょぉ。あとハグはさせないから」
美琴「え……ハグじゃないの? 昨日、胸触られるよりはマシだって……」
食蜂「そう思ったけどアナタと密着するのも不快力高いしぃ、今までどおりでいいわぁ」
美琴「そ、そう……まあいいけど……」
食蜂(……なんか元気なくなったわねぇ)
171
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/01/09(火) 21:55:08 ID:xNTIDTBU
じれったい!
172
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/01/09(火) 23:27:38 ID:3qcyOPBI
食蜂の部屋
美琴「じゃあ触るけど……本当にいいのね?」
食蜂「ええ、さっさと終わらせてちょおだぁい」
美琴(まあこれでも匂い嗅げるからいっか……)フニフニ
食蜂「ふぁっ……んっ……」ピクッ
美琴(あ、ビクッてした……それに……)サワサワ
食蜂「あっ、んぅ……ぁン……」
美琴(今日も色っぽい声……)ドキドキ
食蜂(な、なんでこの人はいちいち触り方がやらしいのよぅ……!)
173
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/01/09(火) 23:53:44 ID:PTXGCjmI
バイだこの子!
174
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/01/12(金) 00:39:25 ID:stIHJK8U
食蜂「ねぇ……あ、アナタわざとやってるでしょぉ?」ジロッ
美琴「え……な、なにが?」
食蜂「そのやらしい触り方よぉ」
美琴「ふ、普通に触ってるだけよ」
食蜂「でも昨日よりやらしい気がするんだけどぉ」
美琴「やっぱりくすぐったい?」
食蜂「まぁ、そうねぇ……」
美琴「もしかしてアンタって結構敏感?」
食蜂「は、はァーッ!? 敏感とかじゃないからっ! 変な言い方するんじゃないわよぉ!」
美琴(なんで怒ってんの……?)
175
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/01/12(金) 00:58:52 ID:yYG.Ik7c
開発されちゃってんな
176
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/01/12(金) 16:30:42 ID:6qLJfK3o
もう、焦らされてすぎてヤバいやばい (*´Д`)
177
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/01/13(土) 18:48:01 ID:7sD4ZxoQ
食蜂「と、とにかくぅ! これ以上やらしい触り方するなら金輪際触らせないからっ。わかったぁ?」
美琴「ちょ、ちょっと待ってよ! 私は本当にそういうつもりはないんだけど!?」
食蜂「セクハラは被害者側がそうだって思ったらセクハラなのよぉ? 知らないのぉ?」
美琴「横暴よ! どんな触り方でもアンタくすぐったいって言うじゃない!」
食蜂「加害者のくせにエラそうねぇ。少しは反省力がないわけぇ?」
美琴「じゃ、じゃあどう触ればいいのよ」
食蜂「え? どうって……」
美琴「どう触ればくすぐったくないのよ。それくらい教えてくれたっていいでしょ」
178
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/01/13(土) 23:11:52 ID:m.wqt6KQ
触らせ方教えてもらってその流れでGo!
179
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/01/14(日) 11:22:42 ID:gJSL2oWc
食蜂「そんなこと聞かれてもねぇ……おっぱい触ってくる人なんてアナタくらいだからわからないわよ」
美琴(……反論できない)
食蜂「そもそもおっぱい触らないっていう選択肢はないのかしらぁ?」
美琴「だから私はハグでもいいって言ってるんだけど」
食蜂「アナタそんなにハグしたいのぉ?」
美琴「違っ……私はあくまで選択肢の1つとして言ってるだけで……!」
食蜂「おっぱい触るのとハグだとどっちがいいの?」
美琴「それはっ……ど、どちらかと言えば、ハグだけど……」
食蜂(……血は争えないってことかしらねぇ)
180
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/01/14(日) 15:21:47 ID:9Yx1.NIg
焦らしますねえ!
181
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/01/14(日) 16:44:57 ID:RyeWY9as
僕もおっぱい触りたいです!!
182
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/01/14(日) 21:52:43 ID:gJSL2oWc
食蜂「……カーテン閉めなさぁい。全部ね」
美琴「は……?」
食蜂「カーテン閉めたらぁ……ハグさせてあげる」
美琴「え、ホント? いや、っていうかなんでカーテン?」
食蜂「出歯亀力の強い人がどこで見てるかわからないから」
美琴「アンタの派閥って覗き魔までいんの……」
食蜂「ウチの子の話じゃないわよ。ただ私もアナタも注目力だけは高いからねぇ……念のためよぉ」
美琴(……そもそも覗きを気にするなら胸触るときからカーテン閉めとくべきなんじゃないの?)
食蜂(これで少なくとも看取さんに見られることはないはず……)
183
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/01/21(日) 19:26:46 ID:pLLG3FVg
美琴「全部閉めたわよ」
食蜂「じゃあ……ハグする?」
美琴「う、うん」
食蜂「なに照れてるのぉ?」
美琴「照れてないからっ……す、少し恥ずかしいだけで……」
食蜂「それを照れてるって言うんじゃないのかしらぁ? 恥ずかしいならやめてもいいわよぉ」
美琴「やめないわよっ!」
食蜂(……そんなに私とハグしたいわけぇ?)
184
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/01/21(日) 21:48:49 ID:pLLG3FVg
美琴「ん……」ギュッ
食蜂「相変わらず馬鹿力ねぇ」
美琴「えっ……そ、そんな力入れてないと思うけど」
食蜂「っ……冗談よぉ。っていうか耳元で囁かないで」
美琴「わ、悪かったわね」
食蜂「まったくもぉ……ホント困った人だわぁ」
美琴(もしかして……耳も敏感なのかな、コイツ)
185
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/01/22(月) 09:34:49 ID:7P.5eXFU
いいゾ��
186
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/01/22(月) 18:16:05 ID:m8ULyqok
ワッフルワッフル
187
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/01/25(木) 23:59:19 ID:ufwd78Eg
食蜂(……それにしても)
美琴「ん、ふ……」クンクン
食蜂(本当にただ抱きついてるだけでいいのかしらねぇ……)
美琴「はぁ……♡」ウットリ
食蜂「ちょっとぉ……今の満足気なため息は一体なによぉ」
美琴「えっ、いや、あの……!」
食蜂「やっぱりやらしいこと考えてる?」
美琴「か、考えてないって」
食蜂(なぁんか怪しいのよねぇ……)
美琴(どうしよ……絶対怪しまれてる……)
188
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/01/26(金) 07:30:23 ID:X.aZFG6A
美琴(でも……もっと匂い嗅ぎたいっ……)クンクン
食蜂「コラぁ……あんまりモゾモゾするんじゃないわよぉ」
美琴「ん、ごめ……」スンスン
食蜂(もしかして、御坂さん……)
美琴(もうホント……クセになり──)
食蜂「ねぇ……アナタまた匂い嗅いでなぁい?」
美琴「……か、嗅いでないわよ」
食蜂「じゃあ今の間はなにかしらねぇ……」
189
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/01/27(土) 00:12:14 ID:rtVihlFg
食蜂「本当のことを言いなさぁい」
美琴「だ、だから嗅いでないって」
食蜂「鼻スンスンさせてたでしょぉ」
美琴「そそっ、そんなことしてないわよ!」
食蜂「しらばっくれてもダメ☆ 耳元で聞こえたんだからぁ」
美琴「う……」
食蜂「正直に言わないと二度とハグさせてあげないわよぉ?」
美琴「……その、少し嗅いだ、けど」
食蜂「やっぱりねぇ」
190
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/01/27(土) 15:38:05 ID:SKN/KQqI
食蜂「アナタって本当にやらしい人ねぇ」
美琴「ま、待ってよ……匂い嗅ぐのはやらしいことじゃないでしょ!?」
食蜂「やらしいに決まってるじゃない。しかも変態力の高いやらしさね」
美琴「別にやらしい気持ちがあったわけじゃないわよ!」
食蜂「じゃあどうしてこんなことしたのかしらぁ?」
美琴「だってイイ匂いするから……つい」
食蜂「どうせ私の匂い嗅いで興奮してたんでしょぉ」
美琴「してないっつーの!」
食蜂「ホントかしらねぇ、怪しいわぁ……」
美琴(ドキドキはしたけど……こ、興奮とは違う、はず……)
191
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/01/27(土) 22:43:01 ID:ausZh3l2
ドキドキって興奮だと思うんですけど(名推理)
192
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/01/28(日) 01:26:23 ID:NUBQ39TQ
食蜂「ちなみにハグしたがってたのも本当は匂いを嗅ぐため?」
美琴「……そうよ」
食蜂「ふぅん……御坂さんって匂いフェチだったのねぇ」
美琴「は、はァ!? フェチじゃないわよ!」
食蜂「夢中になって匂い嗅いでたくせに?」
美琴「そりゃ嗅ぎはしたけど……アンタの匂いがたまたま好きなだけで、匂いフェチってわけじゃないから!」
食蜂「……私以外の人の匂いは嗅がないの?」
美琴「意識したこともないわ」
食蜂「ふ、ふぅん……」
193
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/01/28(日) 02:12:49 ID:in8J8iS6
自分だけと言われて内心めっちゃ嬉しくなってるじゃないですか
194
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/01/28(日) 09:38:04 ID:NUBQ39TQ
食蜂「とりあえず御坂さんが私の匂い大好きだってことは理解したわぁ」
美琴「だ、大好きとまでは言ってないでしょーがぁっ!」
食蜂「似たようなものでしょぉ。大体匂いを嗅がれる私の気持ちを考えたことあるぅ?」
美琴「それはっ……やっぱりイヤ……?」
食蜂「まぁねぇ……自分の匂いってわからないし、もし、その……」
美琴「ホントにイイ匂いよ? すっごく甘い香りっていうか」
食蜂「っ……わ、わかったから力説するんじゃないわよぉ」
美琴「でも、なんか変に気にしてるみたいだから」
食蜂「変なところで気遣わなくていいからぁっ!」
美琴「気遣ってないわよ。ホントのこと言っただけ。イイ匂いだって」
食蜂「も、もういいってばぁ!」
195
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/01/31(水) 00:39:13 ID:tcvrJtVc
食蜂「とにかく私が言いたいのはぁ、あんまり私の匂いを嗅がないでってことぉ。わかったぁ?」
美琴「それって……少しならいいってこと?」
食蜂「ずいぶんと都合のいい解釈力ねぇ」
美琴「アンタの性格的に、絶対にイヤなことだったら『あんまり』なんて言い方しないでしょ」
食蜂「勘違いしないでよねぇ。我慢させたらアナタがなにするかわからないからよぉ?」
美琴「別になにもしないわよっ」
食蜂「あんなに夢中になって嗅いでたのにぃ?」
美琴「夢中ってほどじゃないからっ……たぶん」
196
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/02/02(金) 12:57:12 ID:x.vcBgkQ
美琴「ところでさ……さっきはまだ1分経ってなかったわよね?」
食蜂「え……もしかしてまだハグしたいのぉ……?」
美琴「一応1日1分って約束でしょ」
食蜂「最初におっぱい触ってた時間も含めたら1分いってるんじゃないのぉ?」
美琴「あ……で、でもアレだってすぐやめたから1分はいってないはずよっ」
食蜂「えぇ〜……っていうかそんなに私の匂い嗅ぎたいのぉ?」
美琴「……うん」
食蜂「はぁ……じゃあ10秒だけねぇ」
197
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/02/05(月) 22:53:49 ID:irFimZXk
その夜・食蜂の部屋
警策『人の匂いを嗅ぐクセ?』
食蜂「ええ。ドリーにそんなクセあったかしら」
警策『他の人は知らないけど、私はよくされたよ。っていうか今もされるし』
食蜂「え、ホントにぃ?」
警策『抱きつくたびに人の匂い嗅いでるからね、あの子。操祈ちゃんもよく抱きつかれるっしょ?』
食蜂「まぁそうだけど……匂い嗅いでたなんて知らなかったわぁ」
警策『おもいっきりクンクンしてるからわかりやすいと思うケド』
食蜂(……性格は全然違うのに変なところだけ似てるのねぇ)
198
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/02/26(月) 03:36:14 ID:fyNGt3S2
永遠に待ってる
199
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/03/24(土) 22:59:47 ID:rqbRPTA2
警策『で、ドリーのクセがどうかしたの?』
食蜂「別に大したことじゃないわぁ。忘れてちょぉだい」
警策『オヤオヤ? なにか隠そうとしてる?』
食蜂「してないから」
警策『ムー……まぁいいや。それよりドリーがまた会いたがってるよ』
食蜂「先週も会ったと思うんだけどぉ」
警策『フーン、じゃあ会いたくないんだ』
食蜂「そ、そうは言ってないでしょぉ……休日になったら会いに行くわよぉ」
警策『やっぱり操祈ちゃんってツンデレだよねぇ』
200
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/03/24(土) 23:51:24 ID:rqbRPTA2
一方・美琴の部屋
美琴「ただいまー」
黒子「おっ姉様ぁ〜んっ!!」ガバァッ
美琴「ちょっ、いきなり抱きついてくんじゃないわよっ」
黒子「黒子はずぅっとお姉様のお帰りを心待ちに──あら?」クンクン
美琴「なによ」
黒子「……他の女の匂いがしますの」
美琴「昼ドラ以外でそのセリフ初めて聞いたわ……」
黒子「今日はどちらに寄り道してましたの?」
美琴「食蜂の部屋よ」
黒子(ま、またしても食蜂操祈ですのっ……!?)
201
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/03/25(日) 21:30:59 ID:KoSz9tNA
黒子「登下校に付き添うのはわかりますけど、部屋に上がる必要がありまして?」
美琴「必要はないけど……ふたりで帰ったら流れで部屋に上がるくらい普通でしょ」
黒子「お姉様と食蜂操祈に限っては普通じゃありませんの」
美琴(……たしかに)
黒子「部屋ではなにをしましたの?」
美琴「紅茶をご馳走になっただけよ」
黒子「それだけですの?」
美琴「そうよ」
黒子「むぅ……それだけでこんなに匂いが移るものですの?」
美琴(ハグしてたなんて言えない……)
202
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/03/25(日) 21:34:28 ID:46IovwlE
特に黒子には話せないわな
203
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/03/25(日) 22:01:24 ID:p4k9df9o
待ってた
204
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/03/26(月) 14:14:55 ID:fyg5BTnc
もう逆に言っちゃっていいんじゃないかな
205
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/03/27(火) 00:46:06 ID:3wbHqzf2
美琴「な、なんかアイツの部屋って全体的に甘い匂いがするのよ。だからそれが移ったのかも」
黒子「ふむ……」
美琴「ところで黒子はこの匂いどう思う?」
黒子「はい? どういう意味ですの?」
美琴「イイ匂いだと思う?」
黒子「まあ不快な香りではありませんけど……少しくどい気がしますの」
美琴「え……そ、そう? クセになる匂いじゃない?」
黒子「いえ、特には」
美琴(もしかして私がおかしいのかな……)
206
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/04/05(木) 23:05:51 ID:e/2zQQr.
翌日・登校中
帆風「女王、御坂さん、おはようございます」
美琴「あ、おはようございます」
食蜂「おはよぉ……アナタにしてはちょっと遅いんじゃなぁい?」
帆風「寮を出てから忘れ物に気づきまして……」
食蜂「相変わらず抜けてるわねぇ。寮監に目をつけられないように気をつけなさいよぉ?」
帆風「……はい! 心配してくださってありがとうございます♡」
美琴(一言多いとこは気にしないのね……)
207
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/04/07(土) 23:02:56 ID:GW/y8NO2
帆風「ところで……おふたりは今日もご一緒に登校なさってるんですね♪」
食蜂「そうよぉ。御坂さんがどうしても私に付き従いたいって言うから」
美琴「テキトー言うなっ。登下校付き添えって言い出したのはアンタでしょ」
食蜂「あらぁ? そんなこと言っちゃっていいのぉ?」
美琴「な、なによ」
食蜂「元はと言えばアナタが私のおっぱ──むぐっ」
美琴「さ、さあ早く学校行くわよっ!」グイグイ
食蜂「ちょ、ちょっとぉ……! 引っ張るんじゃないわよぉ!」
帆風(女王にあんな気軽に……やはりおふたりはとても仲がよろしいですわ♪)
208
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/04/07(土) 23:04:46 ID:DCug.sUQ
仲良しだね♪
209
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/04/08(日) 09:59:57 ID:5AqNG3Wg
なにこれ最高
210
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/04/08(日) 13:20:52 ID:BXjprFrs
食蜂「まったくもぉ……どうしてそう粗暴なのかしら。少しは帆風を見習ってもらいたいわぁ」
帆風「わ、わたくしなんてそんな……御坂さんのお手本にはなれませんわ」
食蜂「こういう謙虚力もねぇ。聞いてるぅ? 御坂さん」
美琴「私は別にアンタの派閥に入りたいわけじゃないから」
食蜂「でも私に奉仕したいんでしょぉ?」
美琴「誰がいつそんなこと言ったのよ!?」
食蜂「だって率先して肩揉みしてくるじゃない」
美琴(……匂い嗅ぐためなんて言えない)
帆風(女王に肩揉みを……羨ましいです……)
211
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/04/08(日) 14:44:44 ID:Z6jQXNxs
みさきち帆風はさん付けのはず。というがだいたいの人をさん付けで呼ぶ
212
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/04/10(火) 22:27:58 ID:AopO4qnY
食蜂「アレは私に仕えるっていう決意表明じゃなかったのぉ?」
美琴「んなわけあるかっ! 肩揉んであげてるのはただの親切心よ」
食蜂「親切心ねぇ。下心ならまだわ、か……る……?」
美琴「……食蜂?」
帆風「女王……? どうかなさいましたか?」
食蜂「ちょっと待ってぇ……もしかして御坂さん、アナタ……」ジトッ
美琴「え、わ、私?」
食蜂「……匂い?」ボソッ
美琴「なっ……!?」ギクゥ
213
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/04/16(月) 22:49:54 ID:ZqxUyR0E
食蜂「アナタが私に親切なんておかしいと思ってたのよねぇ……やっぱり下心があったんじゃない」
帆風「下心……? 御坂さんが女王に……ですか?」
美琴「ち、違うんです! ちょっと誤解が──」
食蜂「なにが違うのかしらぁ? 肩揉むフリして私の髪の匂いを堪能してたんでしょぉ」
美琴「ばっ、バカ! アンタなに言ってんのよ!?」
食蜂「事実じゃない」
美琴「言いふらすことはないでしょーがっ!」
食蜂「後ろめたいことする方が悪いわぁ」
美琴(だからってよりによって派閥の人に言うなんてっ……!)
214
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/04/16(月) 23:22:27 ID:wvI837ks
海馬に電気流して記憶をデリートするしか
215
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/04/17(火) 22:19:46 ID:8WkqHPjg
帆風「御坂さん……」ユラァ
美琴(ヤバい……怒られるっ……!?)
帆風「……わかりますわ、その気持ち!」ギュッ
美琴「……え?」
食蜂「……は?」
帆風「実はわたくしも……女王の甘い匂いに魅かれてしまったことが何度もあるんです……♡」ポッ
美琴「は、はあ……」
帆風「ですからつい匂いを嗅いでしまうのも仕方のないことだと思います!」
美琴(なんか同志だと思われちゃってる!?)
216
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/04/19(木) 13:07:58 ID:06boCVDU
帆風「きっと女王の匂いには人を魅了する魔力が──」
食蜂「帆風ぇ? アナタまだその戯言を続ける気かしらぁ?」
帆風「ハッ……!? もっ、申し訳ございません女王! お許しください……!」
食蜂「まったくもぉ……御坂さんと同レベルなんて恥を知りなさぁい」
美琴「どういう意味よっ!」
食蜂「そのままの意味だけどぉ?」
美琴「言っとくけどね……私はまだ数えるほどしかアンタの匂い嗅いでないからっ」
帆風「み、御坂さんっ? わ、わたくしも数え切れないほど嗅いだわけでは……」
食蜂「……回数の問題じゃないんだけどぉ」
217
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/05/01(火) 01:17:04 ID:QUXUpTf.
まってるよ
218
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/05/08(火) 07:56:46 ID:7mClOH0E
食蜂「アナタ達、いい? もう二度と勝手に私の匂いを嗅ぐんじゃないわよぉ」
帆風「はい、二度としません! 誓いますっ!」
食蜂「イイ子ねぇ、帆風。それで御坂さんはぁ?」
美琴「……わかってるわよ」
食蜂「あらぁ? なにか不満力があるわけぇ?」
美琴「ないっての」
食蜂(自由に匂い嗅げないのがそんなにイヤなのかしら)
帆風(御坂さん、そんなに女王の匂いを嗅ぎたいんですね……お気持ちはわかります)
美琴(派閥の人と同レベル……)ズーン
219
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/05/08(火) 14:43:38 ID:Fa6zHAKE
社畜に慣れ過ぎてイカレかけてたオレ。見事にクビになって目が覚めた。
無一文から始めたがついに月収五十万突破しました。
お前らも千円ぐらい捨てる気持ちでコレやってみろ。
goo.gl/8B5Uf7
220
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/05/13(日) 16:44:12 ID:F7WcqZXI
昼休み
黒子「今日は帆風さんも交えて3人で仲良く登校したらしいですわね」
美琴「帆風さんはともかく、食蜂とは仲良くしてない」
黒子「クラスではお姉様が食蜂派閥に入ったと話題になっていましたわ」
美琴「毎日新しい噂が発生してるわね……しかもデタラメばっかり」
黒子「火のないところに煙は立たないと言いますの」
美琴「まあ一緒にいる時間が増えたのは確かだけど……たった数日でなんで付き合うだのなんだのって話になるのよ!?」
黒子「そのとおりですわ! その理屈なら黒子はもうお姉様の嫁と言われてもいいはずですのに……!」
美琴「いや、それもおかしいから」
221
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/05/13(日) 16:53:12 ID:GqnB6FqE
なるほど確かに(錯乱)
222
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/05/22(火) 20:32:08 ID:tmQx.rD6
美琴「ホント女子校の噂好きには辟易するわ」
黒子「わたくしはお姉様とでしたらいくら噂になってもかまいませんわよ?」
美琴「私がかまうっつーの」
黒子「つれないですの、お姉様……」
美琴「冗談は置いといて、食蜂との噂はどうにかしないと……私の身が危ないわ」
黒子「どうしてですの?」
美琴「こんな噂、アイツの取り巻きが黙っちゃいないでしょ」
黒子「むしろ食蜂派閥は祝福ムードとの話ですけど……」
美琴「は!? なんでよっ!?」
223
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/05/22(火) 21:39:08 ID:oDTpdD9I
なんでよーっ!
224
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/05/31(木) 13:54:48 ID:O9U89nro
黒子「わたくしは食蜂操祈が能力を行使してる可能性が高いと思いますの」
美琴「食蜂が取り巻きを操って祝福させてるってこと?」
黒子「そうですの」
美琴「アイツにそんなことする理由がないわよ」
黒子「いえ、間違いありませんの……きっと外堀から埋めていってわたくしからお姉様を奪う算段なのですわ!」
美琴「なおさらありえないわ。あと私はアンタのモノじゃない」
黒子「お姉様のいけずぅ……♡」ツンツン
美琴「いや、そういうのでもないから……」
225
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/05/31(木) 22:24:41 ID:O9U89nro
美琴「結局なんで祝福されてるのかしら……不気味だわ」
黒子「まわりの目が気になるのでしたら、護衛なんてやめればいいじゃありませんの」
美琴「え……いや、それは……一応約束だし」
黒子「そもそもいつまで続ける気ですの?」
美琴「えーっと……危機が去ったら?」
黒子「危機なんて本当にありますの?」
美琴「さ、さあ……」
黒子「……体よく使われてるだけじゃありませんの?」
美琴(妙に鋭いわね、コイツ……)
226
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/06/01(金) 21:00:49 ID:5LhFMwhs
胸はないのに妙にするどいわね
227
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/06/19(火) 23:14:16 ID:C4fxLt.Q
黒子「お人好しにも限度がありますわよ」
美琴「別に登下校付き添うくらい大したことないわよ」
黒子「そのせいでお姉様とわたくしの時間が減ってますのに……」
美琴「部屋で一緒にいるじゃない」
黒子「それだけではわたくしの愛は伝え切れませんわっ」
美琴「意味わかんないけど、まあいいわ。放課後ファミレスでも行く? 佐天さん達も呼んで」
黒子「食蜂操祈の護衛はいいんですの?」
美琴「平気よ、1回くらい」
黒子「でしたら……せっかくですしお姉様とわたくしのふたりきりで──」
美琴「佐天さんに伝えとくわね」
黒子「せめて最後まで聞いてくださいまし!」
228
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/06/19(火) 23:36:08 ID:C4fxLt.Q
放課後
美琴「──ってことだから今日は付き添わないけど、別に問題ないわよね?」
食蜂「そしたら私の荷物持ちは誰がやるわけぇ?」
美琴「普通に自分で持てばいいでしょ。あと私は荷物持ちじゃなくてボディーガードだっつーの!」
食蜂「大して変わらないでしょぉ? 要は私の従者なんだから」
美琴「っ……好きに言ってなさい。私はもう行くから」
食蜂「まぁ別に付き添ってくれなくてもいいけどぉ……今日はハグしないでいいのね?」
美琴「あ……うん、それでいいわ。そういう約束だし……」
食蜂「ふぅん……」
229
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/06/20(水) 02:45:38 ID:hPNIuUT.
バン はよ
バン(∩`・д・) バン はよ
/ ミつ/ ̄ ̄ ̄/
 ̄ ̄\/___/
230
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/06/20(水) 07:27:09 ID:EPoqrLfE
食蜂「お友達は少し待たせてもいいんじゃなぁい?」
美琴「え?」
食蜂「私の寮は近いしぃ、帰るだけならそんなに時間かからないと思うけど」
美琴「そんなにカバン持ってもらいたいわけ?」
食蜂「違うわよぉ。ただアナタの表情を見てたらぁ……ねぇ?」
美琴「わ、私がなんだって言うのよ」
食蜂「えぇ〜? それは御坂さんが一番わかってるんじゃないのぉ?」クスッ
美琴「……見当もつかないわね」プイッ
231
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/06/20(水) 18:09:27 ID:hPNIuUT.
ありがとうございます
232
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/06/27(水) 13:06:12 ID:WmtnHSCQ
食蜂「ねぇ、御坂さん?」ズズイ
美琴「ちょっ……く、くっつくんじゃないわよ」
食蜂「部屋まで送ってくれるならぁ……ご褒美の時間、3分にしてあげるゾ?」
美琴「3分!?」
食蜂「ええ、今日だけ特別に……ね♪」
美琴「ど、どうせなにか裏があるんでしょ」
食蜂「まぁ肩揉みくらいはしてもらうけどぉ、それだけでいいわよぉ?」
美琴(明らかにあやしい……でも匂い嗅ぎたい……)ウズウズ
233
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/06/27(水) 14:04:41 ID:CWndwSNI
絶対食蜂なんかに負けたりしない!
234
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/06/27(水) 14:13:11 ID:Gin/6Abk
もう少し粘れば胸も揉める奴だな
235
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/07/26(木) 10:14:12 ID:vl.Foeb6
すごい好き
236
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/08/04(土) 16:04:20 ID:5g8kA/WQ
食蜂「どぉ?」
美琴「今日は約束あるし……」
食蜂「遅れるって連絡入れておけば平気よぉ」
美琴「でも……」
食蜂「ご褒美ほしくないのぉ?」
美琴「う……」
食蜂「ハグ……したくないのぉ?」
美琴「わ、私──」
237
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/08/04(土) 16:12:37 ID:5g8kA/WQ
婚后「──御坂さん?」
美琴「え……あ、婚后さんっ」
食蜂「む……」
婚后「食蜂さんも……お久しぶりですわね」
食蜂「そうだったかしらぁ?」
婚后「相変わらずですわね……それはそうと、なにを戯れておりましたの?」
美琴「戯れてたんじゃなくて、一方的に嫌がらせされてただけよ。私が」
食蜂「よく言うわぁ。私と密着できて嬉しかったくせに」
美琴「う、嬉しくなんかないわよっ!」
婚后(これが所謂、『ケンカするほど仲が良い』というものでしょうか?)
238
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/08/04(土) 16:25:52 ID:5g8kA/WQ
婚后「ところで御坂さん、白井さんとの待ち合わせは大丈夫ですの?」
美琴「あれ、黒子待ってた?」
婚后「あちらで御坂さんをお待ちしていましたわ」
美琴「ヤバっ、早く行かないと」
食蜂「ちょっとぉ、御坂さぁん? 大事な人を忘れてなぁい?」
美琴「う……あ、アンタさ、どうしても私に送ってもらいたいの?」
食蜂「さぁ……どうしてもって言ったらどうするのぉ?」
美琴「それは……まあ、しょうがないかってなるけど……」
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