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男「ロリババアに囲まれた生活」

1 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/07/21(木) 01:32:07 ID:Uy6rXPM2
男「ロリババアに囲まれた生活」銀髪ロリババア「ん?」狐耳ロリババア「む?」猫耳ロリババア「にゃはっ♪」おかっぱロリババア「……?」

・・・




――今は昔――

おとこ「うぅぅぅ……っ」ボロッ

銀「なんじゃ、血だらけではないか……近所の悪童たちとケンカしたのか……?」

おとこ「……ぅぅ」グスッ

銀「ほれ、治してやるから、儂の手を握るのじゃ」

おとこ「銀おばあちゃん……ありがとう」グスッ…

銀「よいよい。じゃが、男の子たるもの、すぐに泣くでないぞ。ほら、鼻をかめ」

おとこ「うう……」チ-

狐「……まったく、許せぬのう。悪たれたちには少しお仕置きが必要だの」

ねこまた「加勢するにゃー!」

銀「やめんか。稚児には稚児の関係というものがある。儂らがおいそれと関わらん方がよいじゃろ」

狐「……しかしだの」

2 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/07/21(木) 01:33:51 ID:Uy6rXPM2

座敷童「……元気だしてください」ナデナデ…

おとこ「ありがとう……座敷おばあちゃん」

座敷童「……」ニコ

ねこまた「ウチも撫でてやるにゃー」ナデナデッ

おとこ「…ね、ねこまたおばあちゃん、く、くすぐったいよぉ」

狐「……こんなにケガして、まったく可哀想に」ナデナデ…

おとこ「き、狐おばあちゃんまで…」

銀「やれやれ……過保護じゃな。……どうしてケンカしたんじゃ。男子たるもの、無闇に手を上げるものではないぞ」

ねこまた「銀はいちいち堅苦しいのにゃ」

狐「しかし、怪我はあまりして欲しくないからの。あまりケンカはしないようにの」

おとこ「……で、でも、だって」

座敷童「……?」

3 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/07/21(木) 01:36:09 ID:Uy6rXPM2


おとこ「あいつら、ぼくのおばあちゃんたちのこと、気持ち悪いって……ゆるせなかった……でも3にんには、かてなかった……」グスッ…


「「「「……」」」」


ねこまた「にゃー♪ おねーちゃん、嬉し過ぎるのにゃー♪」ダキッ

座敷童「……」ギュッ

狐「『お姉ちゃん』なんて年ではないだろうに……それより、ねこまた妾と場所を変われ」

ねこまた「いやだにゃー♪」ギュゥ

ギャァギャァッ…


銀「……まったく、騒々しいの」

4 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/07/21(木) 01:37:53 ID:Uy6rXPM2


――時は今――

男「(なんてことも、あったなぁ…………あれから、俺も随分デカくなった)」

ジ-…ジ…

男「……はあ、あちぃ」ゴロッ

銀「これ、昼間から寝腐ってるでないぞ」ロリ-ン

男「……ああ、銀ばあちゃんか。相変わらず小さい……可愛い」

銀「む、な、何じゃ、急に? 年寄りをからかうでない」

男「いやいや、ちょっと感慨に耽ってたから、思わずな」

銀「……まったく、夏休みだからとダラけおって……暇を持て余すなら薪でも割ってこい」

男「こんな暑い中、勘弁してくれぇ」

銀「儂はそんな行儀の悪い者に育てた覚えはないぞ。まったく、年頃かもしれんが年長者はちゃんと敬意を……」クドクド

5 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/07/21(木) 01:41:31 ID:Uy6rXPM2


男「へいへい……薪割ってきますよ……年長者というにはちっさすぎないですかね」ポンッ

銀「頭の上に手を置くでない。まったく……背が伸びたからと驕り高ぶって…」

男「手を置くのにぴったりの位置だからさぁ」

銀「……ふん」



男「よっと」バキッ

狐「この暑さの中、薪割りか。感心だの」ロリ-ン

男「おっ、狐ばぁちゃんか。いや、銀ばぁちゃんが口うるさいから…」

狐「お銀は、昔から窮屈なほどに堅物だからの……それも彼奴らしいが」

男「そうだよね」

男「(……しかし、狐ばあちゃんも、相変わらず小さいっていうか、狐耳と尻尾が生えた幼女にしか見えない。可愛い)」

6 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/07/21(木) 01:43:12 ID:Uy6rXPM2


ねこまた「ただでさえ、暑いのに、余計暑苦しいのにゃー」ヒョイッ

男「うおっ、ねこまた姉ちゃん!? いたのか…」

ねこまた「にゃはっ☆ お姉ちゃんは神出鬼没なのにゃ☆」ロリ-ン

男「(ねこまた姉ちゃんは見た目も中身も相変わらずロリ……可愛い)」

男「さっき銀ばあちゃんが探してたよ。『また洗濯をサボりおって……懲らしめてくれる』って」

狐「ねこまた……作業はしっかりやれ」

ねこまた「にゃはっ、後でやるにゃ☆ まあ、銀に捕まるほど、トロくないにゃ」

銀「ほう……」ガシッ

ねこまた「……にゃ、にゃはっ、銀にゃん、どうかしたかにゃ?」ダラダラ…

銀「働かざる者に食わす飯はないぞ」ズルズル…

ねこまた「にゃあぁ……猫を働かせる方が間違いなのにゃぁ……」ニャ-ン…

銀「お主は猫でなく猫叉じゃろうが」

7 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/07/21(木) 01:45:57 ID:Uy6rXPM2


男「いやあ、ねこまた姉も懲りないね」

狐「そうだの……」

男「……昔からあんな調子なんだろうなぁ」

狐「……」

男「……?」

狐「さて、妾はもう少し畑仕事をしてくる。日射病には注意するように」

男「うん、狐ばあちゃんもね」

8 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/07/21(木) 01:48:08 ID:Uy6rXPM2


男「……だぁ、こんなもんだろ。あちぃ……井戸水でも飲むか」

ねこまた「井戸水はピロリ菌の温床にゃぁ」ニュッ

男「うおっ、急に出てくんのやめてよ」

ねこまた「にゃはっ、男ちゃんの驚いた顔が可愛いのが悪いのにゃ」

男「へいへい……また、抜け出したの? 銀ばあちゃん、そろそろ本気で怒るぞぉ」

ねこまた「にゃは、仕事はもう終わらせたのにゃ。お姉ちゃん、やればできる子なのにゃ」フンス

銀「その齢で、そのようなことを口にして恥ずかしくないのか?」

男「あ、銀ばあちゃん…」

男「(いや、二人とも見た目は完全に幼女だけぞ)」

9 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/07/21(木) 01:50:39 ID:Uy6rXPM2


ねこまた「男ちゃん、お姉ちゃんと遊ぶのにゃ♪」

男「えーと」チラッ

銀「為すことを終えてからにしろ」

ねこまた「にゃっ!? 洗濯はもう終わらせたのにゃ!」

銀「まだまだやることがあるに決まっておるだろうが。早う来い」ズルズル…

ニャァァ……

男「はは……」

ピタッ

男「お?」

銀「男、ご苦労じゃったの」

男「ああ、いや……」

銀「ちゃんと宿題もやるんじゃぞ」

男「うへぇい……」

10 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/07/21(木) 01:51:23 ID:Uy6rXPM2


男「……お、座敷ばあちゃん、何してるの?」

男「(おかっぱが似合う美幼女No. 1の座敷ばあちゃん、やっぱり可愛い)」

座敷童「……縫い物です」

男「あ、俺のシャツ……取れたボタン着けてくれてたのか……ありがとう」

座敷童「……どういたしまして」

男「それ終わったらでいいから、後で、ちょっと勉強教えてもらえないかな?」

座敷童「……ええ、喜んで」ニコ

男「(ああ、その微笑み、天使かよ…………座敷童だった)」

11 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/07/21(木) 01:52:38 ID:Uy6rXPM2

【昼ごはん】

ねこまた「また、そうめんー、美味しいけどー、美味しいけどー、飽きたにゃー……」

狐「妾もそうめんは好きだが、確かに食傷気味だの」

銀「暑いと食欲も湧かぬからな……そうめんが老体に優しいのじゃ」

男「(外見は完全にロリなくせに……)」

座敷童「……」チュルチュル…

男「(……しかし、四人の可愛いロリババアに囲まれたこの絵面……昔は気にならなかったが、今では犯罪的にしか見えない)」

男「(しかし、俺はロリコンではない)」

12 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/07/21(木) 01:53:21 ID:Uy6rXPM2

銀「ほれ、男、もっと食わんか。大きくなれんぞ」

男「ええ……それ、銀ばあちゃんが言っちゃう……?」

銀「儂らはこんな見た目でも、これ以上成長も若返りもせん」

男「いや、それ以上、ちっちゃくなったら、さすがに日常生活が大変でしょ……」

狐「そうなったら、男に老後の面倒を見てもらわぬとのう」

座敷童「……そうですね」

男「……いやいや、意味不明だから」

13 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/07/21(木) 01:55:14 ID:Uy6rXPM2



男「(こんなど田舎の娯楽といえば、テレビ、それとインターネット。こんな宇宙の真空地帯と大差ないところでも使えるんだから、技術進歩ってしゅごい)」

イヤ、オカシイダロォ!
アハハ…!

ねこまた「あまり面白い番組はやってないのにゃ」ポフッ

男「(ねこまた姉が、俺の頭の上に顎を乗せてる……可愛い)」

狐「ドラマの再放送を見せよ」ポフッ

男「(狐ばあちゃんが、俺を座椅子代わりにしてる……可愛い)」

座敷童「……大河ドラマの再放送が視たいです」ピタッ

男「(座敷ばあちゃんが、俺の横にくっついてる……可愛い)」

男「(……傍目からは幼女に囲まれるお兄さんなんだが、実際は祖母に可愛がられる孫)」

男「(どちらも、幸せな日常だよな。実際幸せだけど)」

14 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/07/21(木) 01:56:05 ID:Uy6rXPM2


銀「……すぅ」

ねこまた「銀はお昼を食べるとすぐに寝ちゃうにゃ」

狐「老人体質だの」

座敷童「……むしろ子供体質かもしれません」

男「まあ、ご飯を食べた後は眠くなるよね……ちょっと布団に寝かせてくるから」

ねこまた「えー……」

男「すぐ戻ってくるから……」スクッ

ヒョイッ

銀「……」zzz…

男「(相変わらず、軽いなぁ)」

スタスタ…

銀「……」

男「(……綺麗な顔立ちだよなぁ。お人形さんみたいとは、こういうこと言うんだろうな……銀髪も、真っ白な肌も、本当に人間離れしていて、この世のものとは思えないくらい綺麗だ)」スタスタ…

15 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/07/21(木) 01:57:59 ID:Uy6rXPM2



男「よっと……」ポフッ

銀「んん……」zzz…

男「(しかし俺はロリコンじゃない)」


銀「……おとこ」ムニャムニャ…

男「(……寝言? 俺の夢を見てるのか?)」

銀「もっと……しっかりせんか……」

男「……夢の中でまで俺は小言を言われるのか……おやすみ、銀ばあちゃん」サラッ

銀「……おおきく…なったな……」zzz…

男「(……起きてる時に聞かせて欲しいね)」



男「(……再三になるが俺はロリコンじゃない)」


男「(――けれど、こんな素敵なロリババアたちに囲まれていたらロリババコンになったのはしょうがないと思う)」

16 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/07/21(木) 02:00:25 ID:Uy6rXPM2
(鬱展開、胸糞はおそらく一切)ないです。
ロリババアよ、世界に満ちよ

17 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/07/21(木) 12:02:07 ID:Tt0ca7TI
ババア共とどスケベする展開キボンヌ

18 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/07/21(木) 12:38:05 ID:Bi0iY1XI
CFJのイングリッドちゃんが好きです

19 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/07/21(木) 16:47:23 ID:ZXVudgeM
邪道と言われようとも巨乳ロリババアが好きです

20 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/07/21(木) 17:52:57 ID:cbzAbkLI
久々にお婆ちゃんのぽたぽたフレイム食らいたいよぅ

21 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/07/21(木) 20:24:18 ID:B9iehalM
>>19
ナカーマ.
機体。

22 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/07/21(木) 21:58:57 ID:DotV2RjU
これ実はクソババアだけど男にだけはロリババァに見えてるパテーンや

23 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/07/21(木) 23:15:10 ID:IF.04.xg
男「狐ばあちゃんの尻尾ぉ……ああ、癒しっ、圧倒的癒しっ」もふもふっ

狐「これこれ、いい年してやめんか」

男「ああ、お日様の匂いがする…! 多幸感で頭がやられるぅ……」

狐「まったく、お主は甘えん坊だの……よしよし……」ナデナデ

男「ああ、浄化されるぅ……砂になるぅ」

ねこまた「にゃはっ、ウチも狐の尻尾を触るにゃっ」

狐「てい」ビシッ

ねこまた「あうっ……痛いのにゃー」ニャァ…

狐「妾が尾を誰にでも触らせると思ったか?」

ねこまた「ケチくさいのにゃー」

狐「お主だって無闇に尾を触られるのは嫌だろう?」

ねこまた「知らない人間なら裂き殺すにゃ」

男「ふへー……?」ポケ-

24 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/07/21(木) 23:15:48 ID:IF.04.xg

ねこまた「にゃ、にゃはっ、なんでもないにゃー、男ちゃん、お姉ちゃんの尻尾も触るかにゃ」

狐「猫の尾なぞ、触り甲斐がない。妾の尾の方が、男は気に入っておる」

ねこまた「にゃにをー! ウチの尻尾の方が毛並みが綺麗にゃ! 狐の尻尾なんて寄生虫でいっぱいにゃ!」

狐「……なんだと?」

ねこまた「……なんにゃ?」

グルル…  フシャ-…

がしっ  がしっ

男「ふへへ……どっちも俺の尻尾だ。誰にもやらねぇ……」ポケ-

「「…………」」


「「当然だ(にゃ)」」

25 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/07/21(木) 23:23:21 ID:IF.04.xg

銀「……」パラッ

男「銀ばあちゃん、新聞読んでんのか」

銀「うむ。男も新聞はちゃんと読むんじゃぞ」

男「テレビとネットがあれば、よくないか?」

銀「新聞は、文字だから見返すことができる。また、今世間での出来事への関心具合が、記事の大きさや位置で把握できる。こんな村だからと言って、社会に関心を向けないわけには行かんぞ。特にお主は人の子で……」クドクド…

男「分かった、分かったって……」

銀「まったく、お主は……年寄りの話にはしっかり耳を傾けんか」

男「……へえい、そういう割にはパソコンとかはやらないよな」

銀「あ、あれは、不気味だからいいのじゃ。てれびでさえも、恐ろしいのに、あんなものまで手をつけられん…」

男「そうかなぁ……」

26 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/07/21(木) 23:25:43 ID:IF.04.xg

座敷童「……男くん……よければ……遊びませんか……?」

男「ん、いいよ」


男「(座敷ばあちゃんは、遊びが好きだ……小さい頃は、ねこまた姉ちゃんと外で遊んで、家の中での遊びは座敷ばあちゃんとが多かったなぁ)」

男「(昔はお手玉とか、アヤ取りとか教えてもらったけど……今は)」


座敷童「……援護射撃をお願いします……そっちにターゲットが行きましたよ」カチカチッ

男「お、おう……ああ、やばいやばい……!」カチカチ…

座敷童「……回復を使いました……落ち着いて処理してください」カチカチッ

男「た、助かった……ありがとう…」カチッ

座敷童「……倒しました」

男「やっぱりゲーム上手いよね……」

座敷童「……そうでもないですよ……オンラインでトップになれてませんから」

男「お、おう……」

27 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/07/21(木) 23:27:47 ID:IF.04.xg

狐「またゲームをやってるのか」

銀「まったく……そのようなことばかりしていると頭が悪くなるぞ」

ねこまた「私も乱入するにゃー♪ ゲームもできないおばあちゃんたちは出て行くにゃ」

狐「ふふふ……テレビの録画ができるようになったのだ。これくらい造作もない……はず」

銀「なっ、狐…い、いつの間に…!」

狐「ふふ、いつまでもお主と同じとは思うな、お銀よ」

座敷童「……あ、あの……録画……失敗してましたよ」

狐「な、なんだと……!」

銀「くかか、大見得を切って恥をかいたのう……」

ねこまた「そもそもリモコンもろくに扱えない銀が言えることじゃないのにゃ」

銀「ぐ……!」


男「(ばあちゃんたち、仲がいいよなぁ)」

28 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/07/21(木) 23:31:22 ID:IF.04.xg

男「ほい、お茶淹れたよ」

銀「うむ、ありがたくいただこう」ズズ…

座敷童「……美味しいです」ズズ…

ねこまた「ふにゃぁ……落ち着くにゃぁ」

狐「お主は普段から落ち着いていよ……うるさくて敵わぬ」

ねこまた「ひどいにゃぁ…」

男「ねこまた姉ちゃんが静かになったら、この家から音が消えるよ…」

座敷童「……そうですね」

ねこまた「にゃはっ、おねえちゃんはムードメーカなのにゃ☆」ニャ-ン

銀「やかましい」

ねこまた「ふええん……男ちゃぁん、小ちゃいババアたちがいじめるにゃぁ……」ヒシッ

男「姉ちゃんも小ちゃいけどね…」ナデナデ…

狐「男からみたらお主もババアだろうが」

座敷童「……そうですよ」

男「(こんなに可愛いロリが幼女なわけがない!)」

29 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/07/21(木) 23:32:56 ID:IF.04.xg


銀「……今日は雨か」

ねこまた「洗濯できにゃいね♪ にゃぁ、残念だにゃぁ♪」

銀「……それなら今日は掃除をするか。ねこまた、ちゃんと働くんじゃぞ」

ねこまた「にゃぁ!?」

狐「今日は畑仕事はいいか……」

男「なんか、狐ばあちゃんが農作業って意外だよね」

狐「そうかの?」

男「なんか古風なお嬢様って感じだからさ」

狐「ふふ、このような形でもお嬢様なぞという齢ではないぞ」

男「(まあ、それがいいんですけどね!)」

狐「昔は土をいじるなぞしてこなかったが、年を取ると考えも変わるものだ」

男「ふうん」

狐「お主も年を取れば分かる」

男「(本当にそのけしからんツルペタボディが年を経てるか、念密に検査したいです)」

30 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/07/21(木) 23:34:55 ID:IF.04.xg


座敷童「……」カタカタ…

男「お、座敷ばあちゃんはパソコンで何やってんの……プログラミングってやつ?」

座敷童「……ゲームを作ってるんです」

男「え、え……?」

座敷童「……同人なんですけど前作が好評で……続篇を作成中なんです」

男「す、すごい…」

座敷童「……協力してくれる人たちとは面識もないので……困難なこともありますけどね……」

男「へえ……無料で配布してるの?」

座敷童「……お金はいただいてます……お陰様で今シーズンのタイトルは全て遊べそうですね」

男「……座敷ばあちゃんはすごいよなぁ。株もやってるんだっけ?」

座敷童「……あれも趣味程度ですね……ポートフォリオを多様化する一環ですよ」

男「お、おう……?」

31 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/07/21(木) 23:36:27 ID:IF.04.xg


男「アカデミア面白いな……最初から人気が出ると睨んだ俺の目に狂いはなかった」

銀「またマンガばかり読んで……男、宿題はちゃんとやっておるか」

男「……ま、まあ、夏休みは長いから」

銀「光陰矢の如し、そんなことを言っとる内に後で泣くことになるぞ。中学の頃とて、泣いて儂らにすがったのは覚えとらんのか。こういうのは自身を計画的に行動させるという人生において重要な……」クドクド

男「うぅ……」

男「(中学の時にはあまりに達筆だったり、語尾に『にゃ』が着いて、やってもらったことがバレて怒られたのはいい思い出。というか、ねこまた姉ちゃんは絶対わざとだ)」

男「や、やりますよ。ちょうど読み終わったし」

銀「どれ、儂が勉強を見てやろう。苦手なのはなんじゃ?」

男「全部苦手だけど…理数は座敷ばあちゃんに教えてもらえるし、古典は狐ばあちゃんが先生顔負けだから、大丈夫かな、社会は自分で勉強すればいいし……あ、英語が苦手なんだよね」

32 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/07/21(木) 23:38:48 ID:IF.04.xg


銀「え、英語じゃと?」

男「そう……単語はちゃんと暗記してるんだけど、文章が読めないし、かけないんだよね」

銀「う、うむ……勉強が足りんぞ」

男「ううん、まず、どう、勉強すればいいんだろう……」

銀「……とりあえず宿題を見せてみろ」

男「ん……」



銀「……分からん」

男「(まあ、だよね……)」

銀「力になれず、すまんの」シュン…

男「いやいや! 本来自分でやるものだから!」

男「(はあ、落ち込む銀ばあちゃん可愛すぎ……ちょっと罪悪感あるけど)」

銀「と、とにかく、宿題はちゃんと終わらせるように。よいな」

男「へえい……」

33 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/07/21(木) 23:44:42 ID:IF.04.xg


銀「今日の晩ご飯は何が食べたいかの?」

男「肉!」

銀「……ざっくりしすぎじゃ」

男「んー、銀ばあちゃんのご飯はなんでも美味しいからなぁ。じゃあ鶏肉の唐揚げ!」

銀「……うむ」



座敷童「……英語ですか?」

座敷童「……文法と単語……それから英文構造を把握する訓練が必要ですね」

座敷童「……SVOCから始めるのが堅実ですね……慣れてくれば無意識に読めますけど……そこまでは時間がかかりますから」

座敷童「……どうして英語ができるかって……新しいことを知りたければ……英語ができないと時間がかかりますからね」


男「座敷ばあちゃんのスペックの高さよ」

銀「うぅ……」ショボン…

男「(しょげる銀ばあちゃん可愛い……めちゃ可愛い)」ナデナデ…

34 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/07/21(木) 23:46:02 ID:IF.04.xg


狐「ふう、暑い暑い…一服しようか」

男「そうだねー……除草剤撒くの大変だよね……完全防備で暑い……」

狐「そうだの……しかし粗方終わった。手伝いありがとぉの」

男「いやいや、狐ばあちゃんのお手伝いなら、喜んでやりますよ」

狐「ふふふ、なんじゃ、買って欲しいものでもあるか?」

男「本音だよ」

狐「……まったく、あざとい奴よ。うりうり」モファモファ…

男「うわぁ……尻尾きもちいぃ……でも暑い……」

狐「暑いのぉ……玄関に移動するか」

男「そだねー……」


座敷童「……おや」

狐「……」スピ-

男「……」グゥ…

座敷童「……仲良しさんですね」クスッ

35 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/07/21(木) 23:48:05 ID:IF.04.xg


ねこまた「にゃはー、食らうにゃー」バシャバシャッ

男「うっぷ……口の中に水入った…! 喰らえー!」バシャッ

ねこまた「にゃはっ、速さが足りないにゃっ」シュパッ

男「な、なんて身のこなしだ…!」


ねこまた「はあ…川遊びは楽しいにゃっ」

男「まあね……」グタァ

ねこまた「ふふふ、ところで男ちゃん、実は今日のお姉ちゃんは変身を残しているのにゃ…!」

男「なん…だと…?」


ねこまた「にゃん! かい!」ババッ

36 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/07/21(木) 23:49:32 ID:IF.04.xg
男「……何その格好」

ねこまた「童に作ってもらったセクシー水着にゃっ! お姉ちゃんのナイスバデーに見惚れるのにゃ…にゃっふーん…」ロリペタ-ン

男「うおお…」

ねこまた「な、なんにゃその反応は……!」

男「(圧倒的幼児体型っ! 猫耳と猫尻尾のコスプレをした美少女に布面積の少ない水着…! 傍目からは犯罪現場にしか見えない…!)」

ねこまた「うう…分かってるにゃ。どうせこんなおばあさんがやっていいことじゃなかったのにゃ……」ニャ-ン…

男「あああ、違う! 違うって!」

37 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/07/21(木) 23:50:44 ID:IF.04.xg



ねこまた「んー、遊んだにゃー、そろそろ帰るにゃー」

男「はぁ、疲れた…」

ねこまた「よーし、お家まで競争にゃー! 負けた方はアイス奢るにゃー」

男「ええっ」

ねこまた「先手必勝だーっしゅ」シュパパパッ

男「は、はええ……うおおお……!」ダッ

38 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/07/21(木) 23:51:50 ID:IF.04.xg


ねこまた「負けたのにゃー」

男「ぜっ…ぜっ……気分的にはどこまでも惨敗だよ」ゲソッ

ねこまた「ちょっとはハンデが必要にゃもの。でも、純粋に男ちゃんが成長してるのにゃ」

男「それはどうも……しかしやっぱり、ねこまた姉ちゃんはすげえよ……どうして森をあんな速度で駆け抜けられるんだよ……」

ねこまた「にゃは、男ちゃんもあと100年くらい修行すればこれくらい簡単にできるようになるにゃー」

男「おおう……」

ねこまた「負けたものは、しょうがにゃいっ、アイス奢ってあげるにゃ。はい、このお金で買ってくるにゃ。ウチはハーゲン⚪︎ッツがいいにゃ」

男「買いに行くのは俺か……いや、当然だけどさ……はあ、最寄りの店でも……原付で30分はかかるんだよなぁ……」

ねこまた「……頑張るにゃ!」ビッ

男「へいへーい、行ってきますよー。自転車で行ってた時に比べたら楽なもんよ、ちくしょー!」カチ ギュルルル…ブォォ…


ブォォォン……

39 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/07/21(木) 23:54:35 ID:IF.04.xg



座敷童「……」モクモク…

男「……折り紙やってるの? 好きだよね」

座敷童「……ええ」

男「……何これ」

座敷童「……凹60面体です……折り紙とあや取りは……位相幾何の勉強に……ちょうどいいですよ」

男「……これ本当に折り紙なの? え、折り紙ってこういうこともできるの?」

座敷童「……さすがに一枚ではむりですけどね……折り紙は非常に奥が深いですよ」

男「……これが、全力で遊ぶということか。これはもはや芸術の域じゃ……」

座敷童「……男くんもやりますか?」

男「……お、おお、挑戦してみるよ。あ、そういえば冷凍庫に座敷ばあちゃんの分のアイスもあるから食べてね。しろ⚪︎まだよ」

座敷童「……し⚪︎くま美味しいですよね……ありがとうございます……ねこまたさんに食べられる前に召し上がらないといけませんね……」

男「はは、そうだね」

40 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/07/21(木) 23:57:12 ID:IF.04.xg



ビンボ-デモ、アニガズットソバニイテクレレバイイカラ…
イモウト…

ねこまた「暗い話は嫌いにゃー」ピッ

ワタシノフ-クンニサワラナイデクダサイ、ヘンタイタイツ‼︎
フ-クンハアタシノモノヨ‼︎

狐「くだらぬの」ピッ

男「……ドキュメンタリーでも見よう。タメになるし」ピッ

座敷童「……」ペタペタ…

男「座敷ばあちゃんは、タブレットでなにやってるのー?」

座敷童「……SNSです。この前に作った等身大の折り紙甲冑が好評で……たくさんの反応をいただいてます」

男「……そんなものまで作ってたの? どこに置いてるの?」

座敷童「……納屋で組み立てて、そのまま置いてます……写真ですけどこのような感じです」

男「……すげえ」

ねこまた「にゃー……」

座敷童「……ただの遊びですよ」

41 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/07/21(木) 23:59:18 ID:IF.04.xg

銀「カタカタやピコピコ、ペタペタの何がそれほど楽しいのじゃ……」

男「(カタカタはパソコン、ピコピコはゲーム機、ペタペタはタブレットのことをさします)」

ねこまた「インターネットは色んな動画が見れたり、面白いにゃー」

座敷童「……知識と時間と熱意があれば……色々なことができますよ」

狐「男や童をみていると、面白そうだから挑戦したいとは思うがの」

銀「まったく、お主まで……」

ねこまた「普段から外に目を向けろという割には、頑固だにゃー。パソコンやインターネットはもはや外ではなくてはならないものだにゃ」

銀「うぐぐ……」

男「まあ、誰にでも苦手なものはあるよ。俺は今の銀ばあちゃんのままでいて欲しいよ。もちろん座敷ばあちゃんは凄いし、見習いたいけど」

銀「う、うむ」

座敷童「……ありがとうございます」

42 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/07/22(金) 00:06:34 ID:12HS6UtU
>>17
座敷童「……そ、そういうのは……よくないと思います……」

>>18
ねこまた「にゃはっ、確かに可愛いにゃ! でもお姉ちゃんの方がもーっと可愛いのにゃ!」

>>19
銀「儂の胸に文句があるのか……? うん……ん」ペタ-ン

>>20
狐「ふふ、特別に妾の狐火で焼いてやろうかの」

>>21
銀「わ、儂だって……くぅ……!」ペタ-ン

>>22
ねこまた「にゃはっ、それなんて火⚪︎鳥、または沙⚪︎の唄かにゃ?」

43 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/07/22(金) 02:46:45 ID:DBj48YF2

なんでロリのままなのかそのバックグラウンドがいまいち分からないと素直に萌えられない…

44 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/07/22(金) 05:02:44 ID:k.KHq59s
細かい設定は後々明かされるであろうから、今は素直にロリババアを享受するのじゃ

45 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/07/22(金) 09:38:53 ID:NQlzqi/E
>>43
おまえいちいち座敷童子がなんで子供の姿なのかとか聞かなきゃ気が済まないの?

46 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/07/22(金) 14:10:50 ID:A5B5dpdU
なんとなくこの>>1は座敷童スレに居た気がする。
男のお嫁さん候補の雪女はいつ登場しますか?

47 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/07/22(金) 15:45:12 ID:iTZJ.4rs
言動がババアなだけの幼女
そんなもんすぐに

48 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/07/22(金) 21:32:41 ID:vV4ZieNk
男「はあ、今日、学校に行かなきゃ」

狐「む、夏休みなのにか?」

男「登校日なんだよね……はあ……」

狐「そうか。土手の草刈りを手伝ってもらいたかったのだが」

男「おお、手伝う手伝う」

銀「これ、しっかり学校に行かんか」

男「へえい……じゃあ帰ってきたらやるよ」

狐「うむ、助かるぞ」

ねこまた「行ってらっしゃいにゃー!」

座敷童「……道中に気をつけてくださいね」

男「大丈夫だよ、じゃっ、行ってきます」カチッ ブルル  ブゥゥン…


ブゥォォォォ…

49 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/07/22(金) 21:33:57 ID:vV4ZieNk



男「……時間は、なんの問題もないな」

男「……ん?」

女「……」ソワソワ

女「(私服の女子?)」

男「おはようございます」

女「へっ、あっ、お、おはようございます……?」

男「校門の前でどうかしました?」

女「あ、えと、今度この学校に転校してくるから、下見に来たんですが…...」

男「おおー、転校生なんて生まれて初めて見た。想像上の生き物だと思ってたけど」

女「そ、そうですか……?」

50 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/07/22(金) 21:34:29 ID:vV4ZieNk

男「中に入らないんですか? あ、何年生ですか?」

女「に、2年生です……入っていいんですかね?」

男「お、じゃあ同い年だ。大丈夫だよ、ちょうど登校日だし良かったんじゃない」

女「……登校日だから躊躇ってるんですけど」

男「自己紹介とかできて、友だちができるかもよ……と、時間も押してるし早く入ろうぜ」カチッ  シュゥゥ…

51 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/07/22(金) 21:35:02 ID:vV4ZieNk


女「いいのかなぁ……特に連絡入れてないのに……」

男「怒られる時は俺も一緒に……というか、俺のせいにすればいいじゃん?」

女「いやいや……」

ヒソヒソ…
ザワ…

女「うう、目立ってる……」

男「まあ、いいじゃん。どこから来たの?」

女「……東京」

男「すげー! 都会っ子じゃん!」

女「そんなことないよ……」

女「(東京といっても八王子だったし……)」

52 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/07/22(金) 21:35:57 ID:vV4ZieNk

男「しかしまた、どうしてこんなど田舎に?」

女「……親の都合でね」

男「ほーん……大変だねぇ。あ、ここが2年の教室ね」

女「……え、1クラスしかないの!?」

男「へっ? ああ」

女「……そ、そんなの、本当にあるんだ……」

男「やっぱり都会はクラスがたくさんあるのか?」

女「……前の学校は10クラスあった」

男「……ま、まじか! そんなに人がいたら気持ち悪いな」

女「……じゃ、じゃあ、このクラスの人たちが、クラスメイトなんだ。というか、君も……ええと」

男「ああ、“男”だよ。君は?」

女「“女”です…」

53 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/07/22(金) 21:37:41 ID:vV4ZieNk



友「おいっす」

男「おはよう」

女「(あ、1クラスでもクラスメイトは思ったよりも多い。10人とかかと思った)」

友「……男、その人は?」

男「ああ、女さん。今度転校してくるんだって」

ザワザワ…

女「ぅぅ……」

54 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/07/22(金) 21:40:38 ID:vV4ZieNk


クラ女「女さんっていうんだ? よろしくね!」

女「あ、う、うん。よろしく……」

クラ女「ねえ、どこから来たの? もしかして、東京!?」

「どこに住んでるのー?」
「彼氏とかいるのー?」
「服かわいー、そういうのどこで買うのー?」

女「え、えーと……」

キャッキャッ


男「さっそく馴染んでるな……」

友「女さん、結構可愛いな。私服もおしゃれだし……うちのジャージばかり着てる女子とは比較にならん」

男「そうなのか?」

55 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/07/22(金) 21:43:09 ID:vV4ZieNk

友「男はそういうの本当に興味ないよな」

男「まあ、俺は長着をきてる女の子が一番可愛いと思ってるから」

友「そんなやつ今時いねえよ……」

男「(自宅にいるがな……特に銀ばあちゃんと座敷ばあちゃんはほぼほぼ和服だ)」

友「お前って、基本すげえのに、そういう残念なとこあるよな」

男「お前には言われたくないな」

友「それより、お前の好きなやつの新作がでたぞ」

男「お、『いんもらる』か?」

友「そう」

男「(『いんもらる』とは:ライトノベル『異世界に転生したと思ったらロリババアから「婿になれ」と迫られ困ってる』の略称である)」

56 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/07/22(金) 21:44:08 ID:vV4ZieNk

友「良かったぞー。今回登場するロリババアがな……」

男「おい、ネタバレするな……今日……はダメか、そのうちお前ん家に読みに行っていい?」

友「おう。というか、貸すぞ」

男「いや、自宅に持ち帰るのはちょっと……」

友「なんだ、親にオタクがバレるのが恥ずかしいのか? 早くその段階を抜けろよ……清々しくなるぞ。ロリコンでもいいじゃないか」サワヤカスマイル

男「オタクでもロリコンでもないけどな」

男「(ロリババアが好きなだけだ……そして見つかるのが怖い)」

57 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/07/22(金) 21:45:58 ID:vV4ZieNk


女「……」

クラ女「そういえば、男と一緒に来たよね」

女「あ、う、うん……話しかけられて」

クラ女「大丈夫だった? アイツに化かされなかった?」

女「へっ? い、いや、バカになんてされてないと思うけど……」

クラ女「あー、そうじゃなくて……」

「急に言われても信じないでしょ」
「普通ねー」

女「……えーと?」

クラ女「アイツ、色々変わった噂があるんだよねー」

「中高一緒なのに謎だよね」
「両親いないんだって」
「小学校行ってなかったらしいよ」

クラ女「それで、色々と変わってることもあって妖怪なんじゃないかって話まで出るのよ」

58 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/07/22(金) 21:46:41 ID:vV4ZieNk

女「よ、妖怪……?」

「いきなり言われても引くよね」
「ここらへん、結構そういう伝説が多いんだよー」
「東京の子からしたらアホくさいだろうけど、この辺りのお年寄りとか結構信じてる人が多いんだよね」

友「おい、またお前の話だぞ」


男「別にどうでもいいわ。ああ、早く帰りたい」

友「夏休みに登校とかダルいよな」

男「なー。はやくばあちゃんの草刈りを手伝わんといけないし」

友「お前、真面目だなぁ」

男「あなたとは違うんです」

友「……?」

男「あ、知らない? まあ、いいや」

59 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/07/22(金) 21:48:34 ID:vV4ZieNk

担任「やあやあ、夏休みは満喫してるかー?」

男「登校日とかいらないです」

友「ほんとそれな」

担任「先生はお前らよりも休みがないんだよ。それに比べたらいいでしょ」

男「だって先生は仕事じゃん」

友「そーだそーだ」

担任「教育は国民の義務だぞー」

男「義務は子どもに教育を受けさせる義務だしー、子どもは権利だから行使するしないは自由だしー」

友「そーだそーだ」

担任「生意気な……宿題増やすぞゴラァ」

男「いやあ、学校最高!」

友「学校に住みたいよな!」

「バカじゃないのー」

アハハハッ

60 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/07/22(金) 21:50:31 ID:vV4ZieNk

女「(……この輪の中に入っていけるかなぁ)」

教師「……ところで、そこの私服の娘は」

女「あ、わ、私、今度転校してくる……」

教師「ああー、はいはい、あなたが女さんね。親御さんから先ほど連絡いただいたよ」

女「あ、そ、そうだったんですか……」

教師「少し仲良くなったみたいだけど、みんなの前で自己紹介お願いできる?」

女「あ、は、はい…」

女「(ほ、ほんとに自己紹介するはめになるなんてぇ……)」

61 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/07/22(金) 21:53:00 ID:vV4ZieNk



セイバイイタス!
グワァァッ!

ねこまた「最近は時代劇も再放送しかないにゃー」ズズズ…

狐「……この時代からは本当に離れてしまったの」ズズ…

銀「人の世は徒花じゃな……儂らも随分と長生きしてしまった」ズズズ…

座敷童「……」ズズズ…

ねこまた「しかし、時代劇を見ると懐かしく感じるにゃあ……昔はウチも悪人もバッサバッサと斬り捨てたりしてたにゃぁ」

狐「血なまぐさい話だの」

銀「今では阿呆な老猫が一匹じゃ……時の流れは残酷じゃの」

62 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/07/22(金) 21:53:49 ID:vV4ZieNk

ねこまた「にゃにをー! ウチの円熟した女の魅力が分からんとはどういうことにゃ! うにゃ、悩殺ポーズにゃ☆」ロリ-ン

銀・狐「……」

ねこまた「ざ、座敷童はわかってくれるにゃね?」

座敷童「……え、ええ」

ねこまた「ほらほらぁ!」

狐「ええい、姦しいの」

銀「全くじゃ」


座敷童「……時の流れですか」

狐「む?」

座敷童「……いずれは……男くんも……この家を出て行くんですよね……」


「「「「…………」」」」

63 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/07/22(金) 21:54:58 ID:vV4ZieNk



女「はあ……疲れた」

男「女さん、歩いて帰るの?」ドッドッドッドッ…

女「あ、男くん……バス停からはバスに乗るよ……男くんはスクーターかぁ」

男「おう、家が遠いからね」

女「へぇー……」

男「さっき、クラスの女子になんか誘われてなかった?」

女「あ、うん……でも、ちょっと家の用事があるから」

男「そうなんか」

女「……あの」

男「ん?」

女「男くんの、その、変な話聞いたんだけど……」

男「ああー、あれね。大体本当だよ」

64 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/07/22(金) 21:55:34 ID:vV4ZieNk

女「ええっ」

男「いや、でも俺はれっきとした人間だよ、うん」

女「あっ、そうなんだ…って、それはそうだよね」

女「(男くんも家族関係が大変なのかな……)」

男「じゃあな。今度会うのは夏休み明けかな」

女「あ、そ、そうだね」

男「車に気を付けてなー、田舎の車はアホみたいに飛ばすから」

女「うん、ありがとう」

65 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/07/22(金) 21:58:25 ID:vV4ZieNk

男「ただいまー」

銀「……お帰り。はやく手洗いとうがいをするんじゃぞ」

男「へぇい……って、なんか不機嫌?」ポンッ

銀「な、何がじゃっ? 頭の上に手を置くでない」ペチッペチッ

男「いや、何となく……なんかあった?」ナデナデ

銀「……特に何もないわ。ええい、撫でるな……儂はこんな形でも子どもではないぞ」

男「いやぁ、別に大人とか子どもとか関係ないでしょ」ナデナデ…

男「(あと、俺が撫でたいだけ)」ナデナデ…

銀「……ふん」

ナデナデナデナデ…

銀「……いい加減やめんか! 儂の頭で火でも起こすつもりか! まったく、まだ手洗いもしておらんくせに!」

男「あ、ごめんね」

66 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/07/22(金) 21:59:44 ID:vV4ZieNk



男「……」ブィィィ……

狐「……」


男「……ふう、こっちの土手は刈り終わったよ」

狐「……うむ、こちらも終わった。感謝するぞ」

男「どういたしまして」

狐「……」

男「帰ろうか」

狐「うむ……」

男「……なんかあった?」

狐「……いや、そんなことはない」

男「そう……?」

男「(はっ、もしや銀ばあちゃんとケンカしたのかな?)」

67 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/07/22(金) 22:00:46 ID:vV4ZieNk



座敷童「……ご飯はもう少し待ってくださいね」トントンッ

男「うん……いつも思うけど、めちゃくちゃ割烹着が似合ってるよね」

座敷童「……ありがとうございます」

銀「……」ジャァァッ

男「銀ばあちゃんもね。なんだろう、着慣れてる感があるから、見ていてすごく安定感があるよね」

銀「……風呂を沸かしてある。汗をかいたじゃろうし先に入って参れ」

男「おお、ありがとう」

68 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/07/22(金) 22:03:35 ID:hc0g4SyI
4人で襲って誰かが孕めば男はずっと一緒ですね

69 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/07/22(金) 22:04:06 ID:vV4ZieNk

ねこまた「……なんか男ちゃん、機嫌悪いにゃー?」

男「ソンナコトナイデス」フェルマ-ノサイシュウテイリ

狐「……やはり恥ずかしかったかの。うむ、年頃の男の子が妾たちのような老女が風呂に入るのは嫌か。すまぬの」ロリッ

男「そんなことは、絶対ない」クワッ

狐「そ、そうか…」

ねこまた「にゃ、にゃあ…」



男「(……記憶が曖昧だが、なんか、最高の時間を過ごしていたような、気がする)」

70 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/07/22(金) 22:10:24 ID:vV4ZieNk


男「料理運ぶの手伝うよ。今日も美味しそうだなぁ」

男「というか、俺の好物ばっかりだなぁ」

銀「……」

座敷童「……」

男「……?」


男「それじゃあ、いただきます!」

ジ-ッ…

男「……?」モグモグ

男「(なんか、皆んなやけに見つめてくるな……あと、なんか近くない)」モグモグ

71 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/07/22(金) 22:12:28 ID:vV4ZieNk

男「ええと……何かあったの?」

狐「……む?」

男「みんな、今日はなんかおかしくない?」

ねこまた「そ、そんなことないにゃー」

銀「……うむ。それより、好き嫌いはいけんぞ。ちゃんと、野菜も魚も食べるんじゃぞ」

男「う、うん……? 本当にどうしたの……?」


座敷童「……みんな……男くんがいなくなるのが……寂しいんですよ」

「「「……!」」」

男「……は? いなくなる? 俺が?」キョトン

座敷童「……いつかはここを出て行くでしょう……それが寂しいんですよ」

72 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/07/22(金) 22:17:22 ID:vV4ZieNk

男「……ええ、どうして急にそんな話に」

銀「寂しいとか、そういう話ではない。ちゃんと、儂らがいなくても生きていけるのかが心配なだけじゃ」

狐「ふふふ、素直でないの、お銀」

銀「うるさいやつじゃな…」

ねこまた「にゃはは、素直じゃないのは狐も一緒なのにゃ……その点ウチは違うにゃ」

ガバッ

ねこまた「えーん、男ちゃん! どっか行っちゃヤダにゃー!」ギュゥゥ…

男「ちょ、ちょっと、なんでそんな話になったの……」ポンポン…

座敷童「……ごめんなさい……私のせいです」ペコッ

男「……いやいや、怒ってはないよ」ナデナデ

73 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/07/22(金) 22:19:56 ID:vV4ZieNk

銀「良いか、都会というのは、危険じゃ。誰がお主のことを狙っているか分からぬ。じゃから、鍵はきっちりとかけ、貴重品は常に肌身離さず持ち歩きじゃな、夜は一人で出歩いたりせず同伴をつけて……」クドクド…

男「い、いや、俺はずっとばあちゃんたちといるつもりだからな!」

「「「「……」」」」

男「や、もちろん、このまま養ってもらってばかりもいられないし、働くけどさ!」

座敷童「……責任をもって……私が生涯養います」

男「いやいや……と、とにかく! ばあちゃんたちを置いてどっかに行ったりはしないから!」

ねこまた「……当然だにゃーん! そんなことになったらお姉ちゃん、寂しくて死んじゃうにゃーん」

狐「ま、当然だの」

銀「……今、あれこれ考えても仕方ないか」

座敷童「……そうですよ」

銀「じゃが、男! 儂ら抜きでも生活できるように生活力を身につけねばいけんぞ! 三食しっかり栄養を摂り、早寝早起き、自炊と掃除、洗濯、縫い物をしっかりできるようになるんじゃぞ! 儂がしっかり叩き込んでやる!」ビシッ

男「お、お手柔らかに……」

74 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/07/22(金) 22:32:12 ID:vV4ZieNk
表記変更:「狐→きつね」
きつね「……銀と間違えそう? まったく……仕方のないやつだの」


>>43
銀「ふむ、儂がこのような姿なのには海よりも深く、山よりも深い理由があってだの。ううむ、語るには時間がいくらあっても足りぬが、出来るだけかいつまんで話そうか。まずだな始まりは、いやその前に前提として……」クドクド…

>>44
ねこまた「にゃはっ、お姉ちゃんの可愛さを全力で感じるのにゃ!」ニャフ-ン

>>45
きつね「これこれ、ケンカ腰はよくないの。しかし主は良い子のようだし、特別にナデナデしてやろう」

>>46
座敷童「……誰かあのスレの続きを書くべきです……雪女……そんなお嫁さん候補は……許しません」

>>47
座敷童「……ええと……意味がよく分かりません……すみません……」

75 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/07/22(金) 22:35:34 ID:vV4ZieNk
>>68
銀「な、何を言っているのじゃ、たわけめっ」プイッ

76 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/07/23(土) 08:14:12 ID:zxHVlKqQ
座敷童たんの脇まんこペロペロ

77 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/07/23(土) 08:16:14 ID:pOeNUdTk
おつ

78 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/07/23(土) 15:26:45 ID:pKI/oqps
全員孕めば問題ないな!
後友が気を利かせて男のカバンにいんもらるを忍ばせて見つかる展開はよ

79 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/07/24(日) 15:16:08 ID:6PRA51Kc


男「ねこまた姉ちゃんの好きなマンガ買ってきたけど、読む?」

ねこまた「にゃは、新刊が出たのかにゃ! 読ませてもらうにゃ!ありがとにゃー」


きつね「……なぜ、ねこまただけ、姉扱いなのだ」

男「へっ?」

きつね「なぜだ? 妾とねこまたの姿にそんなに大きな違いがあるのか?」

男「ああ、いや……昔から、ねこまた姉ちゃんは、そう呼べって言われてたから、なんか自然と……」

きつね「……なるほどの……しかし、気に食わぬ」

ねこまた「にゃはっ☆ おばあちゃんの嫉妬は醜いにゃ☆」

きつね「…そんなに大差ないだろう。身の程を弁えろ」イラッ

ねこまた「うるさいにゃ」イラッ

80 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/07/24(日) 15:18:25 ID:6PRA51Kc

グルル…

フシャ-…

男「ま、まあまあ……」

きつね「男、妾のことも姉と呼ぶのだ」

男「えっ」

きつね「ほれほれ、呼んでみい」

男「……狐姉ちゃん」

きつね「……ううむ、悪くないが、違和感が……」

男「俺にとっては、ばあちゃんと姉ちゃんはほとんど同じ意味だけどね」

きつね「……うむ」

ねこまた「にゃはっ、ババアだにゃー」

きつね「妾がそうならお主もだ」

ねこまた「ウチはお姉ちゃんにゃもーん」

81 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/07/24(日) 15:19:24 ID:6PRA51Kc

きつね「ぐぬぬ……男、しばらくは妾のこと……いいや、皆のことを姉ちゃん呼びするのだ! よいな!」

男「えっ」

ねこまた「ダメにゃぁ! お姉ちゃんはウチだけの特権的身分なのにゃぁ!」

きつね「貴様だけが男にとって特別なのが気に食わぬ」グルル…

ねこまた「嫉妬深い女狐だにゃぁ……」フシャァ…

男「2人とも俺にとっては、掛け替えのない特別な存在だよ。だから2人には仲良くして欲しいんだけど」ポリポリ…

「「……」」


モサモサモサモサモサモサッ    ナデナデナデナデナデ

スリスリスリスリスリスリッ    ペロペロペロペロペロ


アァァァァ……

82 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/07/24(日) 15:21:08 ID:6PRA51Kc

銀「騒がしいな……男、トコロテンがあるが食べるか? もう皆の分を持ってきてるが」

男「ああ、うん。ありがとう」

きつね「……」ツンツン…

男「(…はいはい)」

男「ぎ、銀ねえちゃん」

銀「……」ポロッ

男「ちょっ」

ねこまた「猫キャッチ!」シュタッ パシッ

きつね「よくやった……」

83 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/07/24(日) 15:22:01 ID:6PRA51Kc

銀「な、なんじゃその呼び方は……?」ワナワナ…

男「(う……怒ったかな)」

銀「……ねこまた、すまぬ」プシュ-…

ねこまた「にゃはっ、銀の顔真っ赤だにゃ」ニヤニヤ

銀「そそ、そのようなことはないっ! 世迷言ことを口にするのも大概にするんじゃ!」ボボッ

男「(そ、そんなに照れるのか? ……やばい、めちゃくちゃ可愛い)」

男「(これは、からかわない手はない!)」

84 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/07/24(日) 15:25:16 ID:6PRA51Kc

男「銀ねえちゃん、どうかした? 体調が悪いの?」ズィッ

銀「そ、その呼び方はやめんか…ぅ…」カァァ…

男「なんで? 銀ねえちゃん?」

銀「……っ!」トテテ…

男「(足音かわいいな)」


きつね「お銀があそこまで照れるとは、意外だのう……」

ねこまた「にゃあ…でも、やっぱりお姉ちゃん呼びはウチだけがいいのにゃあ…」

きつね「……だが、お銀の反応を楽しみたくないか?」

ねこまた「もちろんにゃ」

男「後が怖いなぁ……」

ねこまた「動揺する可愛い銀が見たくないのかにゃ」

男「超見たい」

85 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/07/24(日) 15:27:28 ID:6PRA51Kc



座敷童「……あら」

銀「ん、座敷童か」パタリッ

座敷童「……銀……随分お顔が紅いですよ……?」

銀「こ、これは、なんでもないのじゃ」

座敷童「……?」

銀「お、お主は縁側で何をしているんじゃ?」

座敷童「……知り合いに頼まれていた……データの打ち込み作業が終わって……休憩していました」

銀「う、うむ……?」

座敷童「……パソコンを使っての……遊びがてらの副業です」

銀「……お主がカタカタやピコピコを始めたのは、男のためだったか。男が、人間たちから孤立しないようにと慮って」

座敷童「……そうですね……お陰様で……今では一部界隈で崇められるようになってしまいました」

86 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/07/24(日) 15:28:27 ID:6PRA51Kc

銀「う、うむ……? そういえば、トコロテンがある。茶の間にあるから、食べるとよい」

座敷童「……ええ……ありがたくいただきます……銀はもう食べたのですか?」

銀「わ、儂は空腹ではないから結構じゃ。それではの」トテトテ…

座敷童「……?」


男「あ、座敷ねえちゃん、トコロテンあるよ」

座敷童「…………はい?」

男「ほ、ほら、食べなよ」

座敷童「……男くん……今の呼び方は?」

男「ど、どうしたの、座敷ねえちゃん?」

87 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/07/24(日) 15:30:07 ID:6PRA51Kc

座敷童「……」チラッ

ねこまた「……♪」フイッ

座敷童「……」チラッ

きつね「ふふ……」

座敷童「……なるほど……それで銀の様子が……おかしかったのですね」

きつね「相変わらず察しがいいの」

座敷童「……彼女は……とても繊細です……あまりからかったりしては……いけませんよ」

男「う、うん……」

きつね「なに、程々ならよいだろう」

ねこまた「そうにゃそうにゃ」

88 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/07/24(日) 15:31:26 ID:6PRA51Kc

座敷童「……恩を仇で返すのは……感心しませんね」

きつね「う…」

ねこまた「にゃ、にゃぁ…」

男「そ、そうだよね…どうかしてたよ」


男「(…そういえば、おばあちゃん達がどうして一緒に暮らし始めたか聞いたことないな)」

座敷童「……しかし少しなら……愛情表現かもしれませんね……慌てふためく銀の撮影は……任せてください」

ねこまた「さすが童は話が分かるにゃ」

きつね「ふふ、楽しみだの」

男「(それでいいのか……まあ、いっか!)」

男「トコロテン食べよっか!」

ねこまた「銀の分はお姉ちゃんが食べるにゃー」

89 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/07/24(日) 15:32:25 ID:6PRA51Kc



男「銀おねえちゃん、肩揉むよ!」

銀「け、結構じゃっ」



男「銀おねえちゃん、料理手伝うよ!」

銀「い、いらぬ…っ」



男「銀おねえちゃん、髪の毛梳かしてあげるよ! 相変わらず綺麗な髪の毛だねっ!」

銀「や、やめい…っ」



男「銀おねえちゃん手伝うことある!?」

銀「な、ないわ!」



男「銀おねえちゃん」ギュッ

銀「〜〜ッ!」

90 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/07/24(日) 15:33:29 ID:6PRA51Kc

銀「……」グテッ

座敷童「……憔悴しきった銀を見るのは……久しぶりですね」パシャパシャッ

男「……そんな高そうな一眼レフ持ってたっけ?」

座敷童「……この前に開発したアプリケーションが好評で……その臨時収入で新しく購入しました」

男「すげぇ……」

銀「……ぬ、や、やめんか……た、魂を吸われてしまう……」

きつね「あんなデマをまだ信じておるのか……」

ねこまた「きつねも信じていたくせによく言うにゃ」

座敷童「……イノベーションは……そういうものです……皆をわくわくさせる一方で……不安も感じさせます」

男「ポケ⚪︎ンG⚪︎とか?」

座敷童「……ポ⚪︎モンG⚪︎とかです」

ねこまた「⚪︎ケモンG⚪︎だにゃぁ」

きつね「ポケモ⚪︎G⚪︎か」

銀「伏せたいのなら、しっかり統一せんか!」

91 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/07/24(日) 15:37:08 ID:6PRA51Kc

きつね「どうして姉呼び程度で、そこまで狼狽えるのだ?」

銀「べ、別に狼狽えてなぞ……」

男「銀ねえちゃーん」

銀「ええい、やめんか!」

ねこまた「うろたえてるにゃー」

座敷童「……」パシャパシャッ

銀「……そ、それもやめろ……主らは恥ずかしくないのか?」

きつね「……ふむ?」

銀「お、お姉ちゃんなんて、年では、ないじゃろう……ねこまたと違って儂には恥じらいがあるんじゃ」

ねこまた「失礼にゃー!」

男「見た目だけならおばあちゃんも不適切だけどな……妹?」

銀「誰が妹じゃ! まったく少し背が大きくなったからと傲慢じゃぞ!」

男「へぇい…俺にとってはお姉ちゃんもおばあちゃんも変わんないけどなぁ」

銀「ふん……儂はお主の目付役じゃ。姉ではないぞ」

92 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/07/24(日) 15:37:44 ID:6PRA51Kc

男「お姉ちゃん」

銀「やめんか!」カァッ




男「(この後、口を聞いてくれなくなったから、さすがにやめた)」

93 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/07/24(日) 15:40:11 ID:6PRA51Kc



きつね「ビニールプールも悪くないの」チャプ

男「ねー」

男「(照り付ける日差しと冷たい水、そして、狐ばあちゃんのフリフリ可愛い鼻血モノの凶悪水着……天国はここにあったんだ)」シミジミ…

ねこまた「にゃっ」ニュッ

男「ぬおっ!?」ビクッ

ねこまた「にゃはっ、驚いてるにゃー」

男「急に現れないで、と言ってるじゃん、心臓に悪い…」

ねこまた「にゃはっ、男ちゃんの猫騙しを食らったみたいな顔が可愛いから仕方ないのにゃ」

きつね「まったくイタズラ好きめ…」

94 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/07/24(日) 15:41:27 ID:6PRA51Kc
ねこまた「イタズラに驚く顔を見るのは愉快 パァンッ…ッッ! はにゃぁっ!?」ビクッッッ…


座敷童「……爆音クラッカーです……驚くかと思いまして」


「「「……っ」」」ドキドキ…

ねこまた「…クラッカー不意打ちは、猫じゃにゃくてもビビるにゃ……というか耳が痛いにゃぁ」キンキン…

きつね「うむ……というか何故そのようなものが手元にあるのだお主は」クラクラ…


男「遊び好きの悪戯好きとは、さすが座敷童……びっくりした……」

95 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/07/24(日) 15:45:51 ID:6PRA51Kc



友「男ー、アイスティしかなかったけどいいか?」

男「お、サンキュー」ペラッ

サアアァァァァ……

男「……砂糖入れすぎじゃね?」

友「甘い方が好きなんだよ」

男「知ってるけど……ふう、読み終わった」

友「『いんもらる』、今回も最高だろ」

男「ああ……相変わらず最高だぜ……」

友「ラノベに新しい時代を持ってきたと言われるわけだけあるよな。しかもロリババアの心情がとてもリアル」

男「こんなラノベ他にないぞ」

友「ワロス先生、ほんといい仕事するよなぁ」

男「この作者のペンネーム、ワロスって読むのか」

友「ネットでは、そう呼ばれてるぞ?」

男「……まあ、そうか」

96 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/07/24(日) 15:47:20 ID:6PRA51Kc

友「あぁ……俺もロリババアに愛されてぇ……バブみを感じておぎゃりたい」

男「わかる」

友「まあ、ロリでもいいけどな……幼女は最高やで、ほんま」

男「変態かよ」

友「いや、ロリババアの方が変態度は高いからな?」

男「そんなことはない……お前、小学生の妹がいるじゃん」

友「……あー、あいつはなぁ」

コンコン

友妹「兄さん、母さんが、お菓子だって」

友「ああ……あんがと」

男「申し訳ないな……こんにちは」

友妹「こんにちは、ゆっくりしていってください」ペコ

97 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/07/24(日) 15:48:08 ID:6PRA51Kc

男「いい子だよな」

友「いやあ、出来過ぎだわ」

男「大人っぽいよな……妹というか姉に見える……友と暮らしていい子じゃないな」

友「よく大学生に間違えられるんだぜ? 俺のストライクゾーンとは真逆だ」

男「はは、友に襲われないように、適応したんだな」

友「実妹に手を出すか、アホ……いや理想のロリなら仕方ないことだが、ロリ最高!」

男「うわあ」


友妹「……」ギリッ

98 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/07/24(日) 15:49:41 ID:rUSPZMUw
実は座敷わらしがインモラルの作者・・・?

99 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/07/24(日) 15:49:45 ID:6PRA51Kc

友「そういや、別のやつに『いんもらる』を貸す約束をしてたんだよな」

男「ふうん……あ、トイレ借りるな」

友「ん、場所分かるよな」

男「ああ」


友「さて、今のうちに……『いんもらる』はまだ大人しいからワロス先生のもっとガチなやつ……『堕ちるロリババア妖狐  淫猥の儀』にするか、ええと、ここら辺にしまったはず……」ゴソゴソ

ダンダンッ

友「ちっ、はやいな……『いんもらる』一番のサービス巻でいいか」スポッ

ガチャッ

男「ん、どうかしたか?」

友「いやいや……なんでもない。それよりウチさぁ、屋上あんだけど、焼いてかない?」

男「なんでだよ!」

100 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/07/24(日) 15:52:09 ID:6PRA51Kc



男「それじゃあ、そろそろ帰るよ。ありがとな」ドッドッドッ…

友「おう……気を付けろよ。タヌキ轢かないようにな」

男「マジでな……じゃあな」

ブォォォ…


友「……男、新しいお前に生まれ変わることを期待してるぞ」ニヤ

友妹「……」

友「うぉ……!? い、いつの間に後ろに……?」

友妹「さっきからだよ」

友「あんまり驚かせるなよ……はは、なんだこっそり見送りなんて男にでも気があんのか?」ポンポン

友妹「……何言ってるの」

友「ったく、あいつはタラシだなぁ!」スタスタ…


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