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星の降る夜のようです
1
:
タケノコ
◆XksB4AwhxU
:2016/10/15(土) 19:25:04 ID:NcuWLres0
…
ζ(゚ー゚*ζ「みて、綺麗…」
(*'A`)「わぁ…すごい」
ζ(゚ー゚*ζ「いつかさ、」
('A`)「うん」
ζ(゚ー゚*ζ「君がおじいちゃんになった時もさ」
('A`)「うん」
ζ(^一^*ζ 「こんな風にお星様が流れると良いね」
(*'A`)「…うん!」
…
43
:
タケノコ
◆XksB4AwhxU
:2016/10/15(土) 21:26:01 ID:NcuWLres0
ミセ*゚ー゚)リ「…ドクオさん、行ってらっしゃい、クーさんはあんな風に拗ねてるけどいつでも帰ってきていいんですからね?」
ミセ*; 一;)リ「だから、だから別れなんて言いませんよ?帰ってきてくださいね?」
('A`)「ババアになってるかもしれないな」
ミセ*; 一 ;)リ「それでも、待ってますから」
('A`)「死んでるかもしれんぞ?」
ミセ*; A ;)リ「あの世で待ってますよ!」
('A`)「…わかった、俺が早めに死んだら俺も待っててやるよ」
ミセ*; 一;)リ「やぐそぐ、だがら、だから、かならず、まっでるから、」
('A`)「おう、忘れるなよ?」
ミセ*; 一;)リ「こっちの台詞です」
('∀`)「…じゃな」
ミセ*; 一;)リ「まっでばす!!!まっでるがらかならずがえっできて!!」
('∀`)「ああ、必ずな」
44
:
タケノコ
◆XksB4AwhxU
:2016/10/15(土) 21:28:42 ID:NcuWLres0
4話
ハハ ロ -ロ)ハ「おかえりなさいませ、お食事にします?お風呂にします?それともわ・た・し?」
('A`)「冗談言えるんだな」
ハハ ロ -ロ)ハ「いえ、すでに食事の準備もお風呂もできておりますし、デレ様から膣の具合をできたら確かめておけとも言われておりますので」
('A`)「…ふーん」
('A`)「じゃあとりあえず飯」
ハハ ロ -ロ)ハ「分かりました」
45
:
タケノコ
◆XksB4AwhxU
:2016/10/15(土) 21:30:04 ID:NcuWLres0
…
ハハ ロ -ロ)ハ「どうですか」
('A`)「豪華な上にうまいな」
ハハ ロ -ロ)ハ「ありがとうございます」
('A`)「食事のバランスとかも考えてあるのか?これ」
ハハ ロ -ロ)ハ「ドクオ様はデレ様の大切な方なのでそういうのはすべてこなせるようにプログラミングされております」
('A`)「そ、」
46
:
タケノコ
◆XksB4AwhxU
:2016/10/15(土) 21:32:42 ID:NcuWLres0
ハハ ロ -ロ)ハ「この後はお風呂にいたしますか?それともこのまましますか?」
('A`)「風呂は入るけどヤリはしないな」
ハハ ロ -ロ)ハ「そうですか」
ハハ ロ -ロ)ハ「んっ…あぅ、んんぅ、」
('A`)「すみません、わたしの目の前で何をやっているのですか?」
47
:
タケノコ
◆XksB4AwhxU
:2016/10/15(土) 21:34:32 ID:NcuWLres0
ハハ*ロ -ロ)ハ「んはぁ、はぁはぁ、ふんぐ、はぅ、ふぅふぅ」クチュ
(゜A゜)「童貞だと俺を知っての狼藉か!?」
ハハ*ロ -ロ)ハ「膣の、ふぅふぅ、かんどぉ、ひぁっ、を、めの、前で、んぁっ!たしかめ、んん、てるだけでふ、んぅ、」クチュクチュ
('A`)「おい、誘ってるんだろはっきり言え」
ハハ*ロ -ロ)ハ「したいなら、挿れてもいいんですよ?」くちゃぁ
('A`)「すまんがそれはできん、デレとの約束だ…」
ハハ ロ -ロ)ハ「…」
('A`)「…」
ハハ ロ -ロ)ハ「感度は問題なさそうですね」
('A`)(こいつ話題転換しようとしてるな)
48
:
タケノコ
◆XksB4AwhxU
:2016/10/15(土) 21:39:31 ID:NcuWLres0
ハハ ロ -ロ)ハ「ではお風呂が沸いておりますのでどうぞ入ってください」
('A`)「お前に襲われたら敵わんから入らない」
ハハ ロ -ロ)ハ「襲いませんよ?」
('A`)「目の前でオナニーしてたのに?」
ハハ ロ -ロ)ハ「…」
('A`)「…」
ハハ ロ -ロ)ハ「感度チェックしてただけですよ?」
('A`)「他人の目の前で普通はしません」
49
:
タケノコ
◆XksB4AwhxU
:2016/10/15(土) 21:46:30 ID:NcuWLres0
ハハ ロ -ロ)ハ「…それでは失礼ながら私が入りますね、汚れてしまったので」
('A`)「それ水じゃないの?」
ハハ ロ -ロ)ハ「人間の膣液を再現してあるので気分的によろしくないかと」
('A`)「あ、そう」
50
:
タケノコ
◆XksB4AwhxU
:2016/10/15(土) 21:47:21 ID:NcuWLres0
…
('A`)「というかいつ行くの?」
ハハ ロ -ロ)ハ「そろそろ来ますね」
('A`)「何が?」
ハハ ロ -ロ)ハ…
ハハ ロ -ロ)ハ「来ましたね外に出ましょう」
('A`)「へいへい」
51
:
タケノコ
◆XksB4AwhxU
:2016/10/15(土) 21:48:29 ID:NcuWLres0
('A`)「へぇ、バイクじゃねーか」
ハハ ロ -ロ)ハ「デレ様の記憶によるとドクオ様は車のおもちゃが好きだったそうですね、なので運搬器具もバイクを模したものにさせていただきました」
('A`)「…デレ」
('A`)「…あっ、」
ハハ ロ -ロ)ハ「どうなさいましたか?ドクオ様」
52
:
タケノコ
◆XksB4AwhxU
:2016/10/15(土) 21:50:37 ID:NcuWLres0
('A`)「いや、なに、流れ星が落ちていたんだ…空から空に」
ハハ ロ -ロ)ハ「?空から空にという表現は正しくないと思いますが、
それに流れ星はそもそも('A`)「いいじゃねーか細かいことはよ」
ハハ ロ -ロ)ハ「それもそうですね」
53
:
タケノコ
◆XksB4AwhxU
:2016/10/15(土) 21:51:31 ID:NcuWLres0
('A`)「いや、なに、流れ星が落ちていたんだ…空から空に」
ハハ ロ -ロ)ハ「?空から空にという表現は正しくないと思いますが、
それに流れ星はそもそも('A`)「いいじゃねーか細かいことはよ」
ハハ ロ -ロ)ハ「それもそうですね」
54
:
タケノコ
◆XksB4AwhxU
:2016/10/15(土) 21:52:12 ID:NcuWLres0
('A`)「…そういや俺はまだまだジジイじゃねーなぁ」
ハハ ロ -ロ)ハ「?なんのことですか?」
('A`)「なぁ、俺がジジイになっても流れ星は空から空に落ちると思うか?」
ハハ ロ -ロ)ハ「流れ星とドクオ様の年齢には相関関係がないと思いますが」
('A`)「例えさ」
ハハ ロ -ロ)ハ「そうですね、ならば流れますよ」
('A`)「そうか、いいこと聞いた」
55
:
タケノコ
◆XksB4AwhxU
:2016/10/15(土) 21:53:42 ID:NcuWLres0
ハハ ロ -ロ)ハ「では私の後ろの紐を背中に回してください」
('A`)「こうかい?」
ハハ ロ -ロ)ハ「次に頭の固定をつけてください」
('A`)「これでOK?」
ハハ ロ -ロ)ハ「ええ、そうです」
ハハ ロ -ロ)ハ「では行きましょう」
('A`)「…ああ、(デレ、待っていてくれ…)
56
:
タケノコ
◆XksB4AwhxU
:2016/10/15(土) 21:54:27 ID:NcuWLres0
ζ(゚ー゚*ζ…
/ ゚、。 /「デレ様、ドクオ様を乗せたバイクが出発したそうです」
ζ(゚ー゚*ζ「わかったありがとうダイオード」
/ ゚、。 /「ハイ、それでは」
ζ(゚ー゚*ζ「また逢えるんだね」
ζ(゚ー゚*ζ「ドクオくん、私はようやくあなたと同じ場所に立てるよ…」
57
:
タケノコ
◆XksB4AwhxU
:2016/10/15(土) 21:56:51 ID:NcuWLres0
56から4話
58
:
タケノコ
◆XksB4AwhxU
:2016/10/15(土) 22:01:41 ID:NcuWLres0
ハハ ロ -ロ)ハ「ドクオ様、横を向いてください、景色が綺麗ですよ」
('A`)「景色が綺麗どころか動きが早すぎて体が後ろに引っ張られるんですが、それは」
ハハ ロ -ロ)ハ「安心してください、顔と手足と体をすでに固定してありますので、頭だけ置いてくとか体だけ千切れるとかそのようなことはないかと」
('A`)「こういうの先に言ってくれない?固定した場所がすごいめり込むんだけど」
59
:
タケノコ
◆XksB4AwhxU
:2016/10/15(土) 22:06:56 ID:NcuWLres0
ハハ ロ -ロ)ハ「そうですか?スリルがあって面白いかと思ったのですが」
('A`)「スリルどころか命の危機に瀕してるよ」
ハハ ロ -ロ)ハ「おかしいですね、コレは探知できないようになっているし、ステルスなので見えないはずなので、ミサイルなどの機体では撃ち落とせるはずもないのですが」
('A`)「軍に見つかって殺される心配してるんじゃなくてバイクの上で体がバラバラになる心配をしてるんだよ」
('A`)「というかコレ浮くんだな、水上バイクみたいだ」
60
:
タケノコ
◆XksB4AwhxU
:2016/10/15(土) 22:08:20 ID:NcuWLres0
ハハ ロ -ロ)ハ「水上バイクと違って水は吹き出しませんよ?やろうと思えばできますが」
('A`)「寒いからやめてもらえるかな?君みたいにあられもなく他人の目の前で潮吹きなんてできないタチなんだ」
ハハ ロ -ロ)ハ「あああっとぉぉ!?バイクが少し上に傾いてしまったゾォー!?」
(;'A`)「水が思いっきりかかったんですが」
61
:
タケノコ
◆XksB4AwhxU
:2016/10/15(土) 22:09:04 ID:NcuWLres0
あ
62
:
名も無きAAのようです
:2016/10/15(土) 22:18:20 ID:S5J9KqAc0
どうした?
63
:
タケノコ
◆XksB4AwhxU
:2016/10/15(土) 22:19:24 ID:NcuWLres0
ハハ ロ -ロ)ハ「仕方ないですねバイクの不調です」
('A`)「仕組んだよね今の、すごい寒いんだけど」
ハハ ロ -ロ)ハ「ドクオ様は丁重に扱えとのことなのでそのようなことはまずないかと」
('A`)「じゃあコレは君の潮か」
ハハ ロ -ロ)ハ「デレ様に報告しますね」
('A`)「君と俺が子作りに勤しんだって?」
64
:
タケノコ
◆XksB4AwhxU
:2016/10/15(土) 22:20:06 ID:NcuWLres0
ハハ ロ -ロ)ハ「…」
('A`)「デレって案外嫉妬深かったからどうなるんだろうね」
ハハ ロ -ロ)ハ「…ドクオ様は私のことをどう思いますか?」
('A`)「?どういうこと?」
ハハ ロ -ロ)ハ「私はこの時のためだけに作り出されました
私には十分な喜怒哀楽が標準装備されていません」
ハハ ロ -ロ)ハ「もちろん高次学習機能は搭載されているので人間よりも早くにあらゆることが理解できますが…」
ハハ ロ -ロ)ハ「私はデレ様のドクオ様との性交渉のためだけに作り出されたんじゃないかと思うんです」
('A`)「つまり君が最初に言った、
膣の具合の確認のためだけの存在ってことを、言いたいのかな?」
ハハ ロ -ロ)ハ「…ええ」
(
65
:
タケノコ
◆XksB4AwhxU
:2016/10/15(土) 22:20:46 ID:NcuWLres0
>>62
他の場所から書き込めるか確かめてみました
66
:
タケノコ
◆XksB4AwhxU
:2016/10/15(土) 22:22:06 ID:NcuWLres0
('A`)「だとしても学習できるんだろ?料理とかもできるみたいだし他のことなんて今から覚えてけばいいんだよ」
ハハ ロ -ロ)ハ「しかしこの後、私は廃棄されると思うんです、ドクオ様と性交渉したとしても、しなかったとしてもきっと廃棄されるとおもうんです」
('A`)「デレが嫉妬して?」
ハハ ロ -ロ)ハ「…」
('A`)「デレは優しいからそんなことしないよ、それにもしそうなったら
俺が君を一緒に居させてくれるように、デレに頼むよ」
ハハ*ロ -ロ)ハ「…」
67
:
タケノコ
◆XksB4AwhxU
:2016/10/15(土) 22:25:55 ID:NcuWLres0
('A`)「というか全身が本当に寒いんだけど」
ハハ*ロ -ロ)ハ「いったん陸地に止まって体をあっためますか?」
('A`)「服着替えたい」
ハハ ロ -ロ)ハ「仕方がありませんね…
夜ですしセック、じゃなくてHをして夜を明かしますか」
('A`)「いや結構です、とりあえず服を乾かすなり変えるなりしたい」
68
:
タケノコ
◆XksB4AwhxU
:2016/10/15(土) 22:27:59 ID:NcuWLres0
ハハ ロ -ロ)ハ「乾かすなら野営で焚き火して乾かせばいいでしょう、ついでに夜が暇になってしまうのでHをして過ごしましょう」
ハハ ロ -ロ)ハ「もし変えるなら機械達が運営してるお店に服を買いに行けば良いかと、ついでにJKの制服もしくはJCの制服があればそこで買いましょう」
('A`)「とりあえず落ち着こう、制服は買っても俺が着れない」
ハハ ロ -ロ)ハ「?私が着てJK、JCとしてプレイするのではありませんか?」
('A`)「俺変態じゃん」
69
:
タケノコ
◆XksB4AwhxU
:2016/10/15(土) 22:28:50 ID:NcuWLres0
ハハ ロ -ロ)ハ「おかしいですね、押入れにあった
『違法だって?法律がなんぼのもんじゃい!!!俺たちJK、JCが大好きなんじゃい』
を見つけましたのでそういうのが好みなのかと」
('A`)「そう言うのは見なかったふりをするもんだよ、というか押入れ漁ったんかい」
70
:
タケノコ
◆XksB4AwhxU
:2016/10/15(土) 22:32:41 ID:NcuWLres0
ハハ ロ -ロ)ハ「整理したのでAVは五十音順に並べてありますが」
('A`)「お節介なカーチャンか、
って並べなくていいよ、部屋に誰かが入ったら俺律儀な変態じゃん、どうすんだよ」
ハハ ロ -ロ)ハ「大丈夫てす、貴方のような独身童貞男性の部屋に嬉々として入る人間は少ないです
」
(゜A゜)「ど、童貞ちゃうわ!なにいうてんの!?ワレェ!」
('A`)「童貞じゃないからね?ちゃんとメモってよ?」
('A`)「まぁ、大層なもんは置いてないからいいけどさ」
ハハ ロ -ロ)ハ「はい、わかりました、
ドクオ様は童貞かつ部屋に招き入れる友達、及び彼女が存在しない、
記憶領域0111232-ooAに保存しました」
71
:
タケノコ
◆XksB4AwhxU
:2016/10/15(土) 22:34:26 ID:NcuWLres0
…
無人の服屋
('A`)「なかなかオシャレな服選ぶね、
着るのに億劫しそうだよ」
ハハ*ロ -ロ)ハ「お似合いですよドクオ様」
('A`)「そういえば君の名前聞いてなかったやなんて言うの?」
72
:
タケノコ
◆XksB4AwhxU
:2016/10/15(土) 22:37:19 ID:NcuWLres0
ハハ ロ -ロ)ハ「A-01と言います」
('A`)「いやそうじゃなくて名前だよ」
ハハ ロ -ロ)ハ「A-01です」
(;'A`)「…名前ないの?」
ハハ ロ -ロ)ハ「A-01です」
73
:
タケノコ
◆XksB4AwhxU
:2016/10/15(土) 22:39:06 ID:NcuWLres0
('A`)「…ハロー」
ハハ ロ -ロ)ハ「?」
('A`)「ハローって名前はどう?」
ハハ ロ -ロ)ハ「ハローですか?」
('A`)「うん」
ハハ ロ -ロ)ハ「ハロー、ハロー、ハロー…」
ハハ*ロ -ロ)ハ…
ハハ*ロ -ロ)ハ「ではそのようにお呼びください」
('A`)「うん、よろしくねハローちゃん」
ハハ*ロ -ロ)ハ「…はい、ドクオ様」
74
:
名も無きAAのようです
:2016/10/15(土) 22:41:50 ID:Ld7zzzto0
なかなか面白いよ
75
:
タケノコ
◆XksB4AwhxU
:2016/10/15(土) 22:45:06 ID:NcuWLres0
…
ハハ ロ -ロ)ハ「それでは行きましょうか」
('A`)「寝なくて大丈夫?」
ハハ ロ -ロ)ハ「そう言うのはしてもしなくて大丈夫なようにプログラムされておりますので」
('A`)「ふーん」
76
:
タケノコ
◆XksB4AwhxU
:2016/10/15(土) 22:54:25 ID:NcuWLres0
ハハ ロ -ロ)ハ「ドクオ様は大丈夫ですか?」
('A`)「少し眠い」
ハハ ロ -ロ)ハ「では眠りましょうか」
('A`)「どこで?」
ハハ*ロ -ロ)ハ「ラブホテルがありますのでそこできゃっきゃっウフフをして寝ましょう」
77
:
タケノコ
◆XksB4AwhxU
:2016/10/15(土) 22:55:07 ID:NcuWLres0
('A`)「だからしないってば」
ハハ ロ -ロ)ハ「…デレ様ですか?」
('A`)「…さあね」
ハハ ロ -ロ)ハ…
('A`)「とりあえず泊まろうか」
ハハ ロ -ロ)ハ「…はい」
78
:
タケノコ
◆XksB4AwhxU
:2016/10/15(土) 22:55:57 ID:NcuWLres0
…
ハハ ロ -ロ)ハ…
('A`)スゥスゥ
ハハ ロ -ロ)ハ…スッ
('A`)んん、スゥスゥ
ハハ*ロ -ロ)ハ…
ハハ//-//)ハ…
ハハ*ロ -ロ)ハ「キスごときで恥ずかしがりすぎですかね?」
ハハ*ロ -ロ)ハ「…バグでしょうか、とても胸が締め付けられる…」
ハハ ロ -ロ)ハ…
ハハ ~ -~)ハ スゥスゥ
79
:
タケノコ
◆XksB4AwhxU
:2016/10/15(土) 22:56:37 ID:NcuWLres0
…
デレちゃん!
なぁに?ドクオくん
大人になったらデレちゃんと結婚するんだ!
!!そう…
どうしたの?
あのね、ドクオくん、私はね、きかいだからね、そのね、結婚できないの…
できるよ!機械でも人間でもできるよ!
デレちゃん僕のこときらい?
ううん、大好き、とっても大好き、このまま君とずっと一緒にいたい…
じゃあできるよ!お母さんが言ってたもん、お父さんとは大好き同士だったから結婚したって!
…ドクオくん、
?なに?
ありがとう、ありがとう…
デレちゃん泣いてるの?
80
:
タケノコ
◆XksB4AwhxU
:2016/10/15(土) 22:58:22 ID:NcuWLres0
('A`)…
('A`)「ああ、近づいてるんだな約束の日に」
ハハ ~ -~)ハ スゥスゥ
('A`)…
( 'A`)つハハ ~ -~)ハ んん…
('A`)「なんだかんだ言って寝るんだなこの子も…」
81
:
タケノコ
◆XksB4AwhxU
:2016/10/15(土) 22:59:47 ID:NcuWLres0
…
俺が生きてたとして目の前の誰かも生きてる保証はない
それはきっと誰にでも言えることだ
機械が生きているかどうか
リアリストは生きていないと言うし、
ヒューマニストはきっと、彼等も思考の中で生きているというだろう
だが機械は0だ、1じゃない
1ならば磨耗し、修復不可になるものも
初めから0だからこそ複製も修復もいともたやすくできる
なのに彼女は機械という永遠、いや、初めから0のものから1を取り出そうとした
…俺の些細な子供心が彼女にそれを強要させていたのかもしれない
俺の目の前にいるのは機械なのか?それとも機械の中に紛れ込んだ人間なのか?
俺が原因でこの世界が1と0の狭間から飛び出そうとしているのか?
82
:
タケノコ
◆XksB4AwhxU
:2016/10/15(土) 23:04:44 ID:NcuWLres0
…
( - -)ハハ ~ -~)ハ スゥスゥ
83
:
タケノコ
◆XksB4AwhxU
:2016/10/15(土) 23:05:49 ID:NcuWLres0
6話
ハハ ロ -ロ)ハ「ドクオ様起きてください、ドクオ様」
('A`)んぁ、
ハハ ロ -ロ)ハ「お口で抜いちゃいますよ?」
('A`)!?
('A`)「なんだなんだ、朝から盛んじゃないか」
84
:
タケノコ
◆XksB4AwhxU
:2016/10/15(土) 23:06:43 ID:NcuWLres0
ハハ ロ -ロ)ハ「盛んなのはドクオ様の股間のようですが」
('A`)「男にはAsadatiという試練が毎朝待ち構えてるんだよ」
ハハ*ロ -ロ)ハ「上のお口じゃなくて下のお口がおちん〇ん欲しいって言ってるのぉ〜
おち〇ちんちょうだぁい♡」
('A`)…
ハハ ロ -ロ)ハ…
('A`)「…飯に、しよう、か」
ハハ ロ -ロ)ハ「はい、そうしましょう」
85
:
タケノコ
◆XksB4AwhxU
:2016/10/15(土) 23:07:29 ID:NcuWLres0
…
('A`)「ところでさ、」
ハハ ロ -ロ)ハ「はい、なんでしょうか」
('A`)「いまさっきの台詞って…」
ハハ ロ -ロ)ハ「?なんのことでしょうか」
('A`)「いや、だからさ、おちん〇ん欲しいのぉ〜ってどこで覚えたの?」
ハハ ロ -ロ)ハ「なんのことでしょうか、記憶領域にそのような事実確認はとれませんが」
86
:
タケノコ
◆XksB4AwhxU
:2016/10/15(土) 23:12:42 ID:NcuWLres0
('A`)…
ハハ ロ -ロ)ハ…
('A`)「可愛かったから、もう一度言って欲しかっただけだよ…」
ハハ*ロ -ロ)ハ…
ハハ*ロ -ロ)ハ「上の口じゃなくてし('A`)「覚えてるじゃん」
ハハ ロ -ロ)ハ…
('A`)…
ハハ ロ -ロ)ハ「さて行きましょうか」
('A`)「…そうしようか」
87
:
タケノコ
◆XksB4AwhxU
:2016/10/15(土) 23:17:30 ID:NcuWLres0
('A`)「ハローちゃん」
ハハ ロ -ロ)ハ…
('A`)「ハローちゃん」
ハハ ロ -ロ)ハ…
('A`)「怒ってる?」
ハハ ロ -ロ)ハ「怒っていませんよ」
('A`)「じゃあ返事して欲しいな」
ハハ ロ -ロ)ハ…
('A`)「怒ってる?」
ハハ ロ -ロ)ハ…
ハハ ロ -ロ)ハ「怒ってませんよ」
('A`)「本当に?」
ハハ ロ -ロ)ハ「…ええ、本当です」
88
:
タケノコ
◆XksB4AwhxU
:2016/10/15(土) 23:18:45 ID:NcuWLres0
('A`)「ハローちゃん」
ハハ ロ -ロ)ハ…
('A`)「やっぱり怒ってるじゃん」
ハハ#ロ -ロ)ハ「だから怒ってません!!」
ハハ ロ -ロ)ハ…
Σハハ;ロ -ロ)ハ
ハハ;ロ -ロ)ハ「申し訳ありません」
89
:
タケノコ
◆XksB4AwhxU
:2016/10/15(土) 23:22:39 ID:NcuWLres0
('A`)「いやいいよ、ハローちゃんもなんだかんだで変わったね」
ハハ ロ -ロ)ハ「そうでしょうか」
('A`)「最初はもっと無機質な感じだったけど今は暖かい感じ」
ハハ ロ -ロ)ハ「体温は0.3度ほどしか変わっていませんが分かるんですか?」
('A`)「いやそっちじゃなくて」
ハハ ロ -ロ)ハ?
('A`)「感情豊かになったねって」
ハハ ロ -ロ)ハ「そう、ですかね?」
ハハ ロ -ロ)ハ…
('A`)「うん、喋っててすごく、なんていうかさ、女の子って感じ」
(まともに喋ったのって4人くらいしかいないけど、うち母親1人と考えて…ヤベェ死にたくなってきた)
90
:
タケノコ
◆XksB4AwhxU
:2016/10/15(土) 23:27:10 ID:NcuWLres0
ハハ*ロ -ロ)ハ「ドクオ様から見て、その、私は女の子らしいですか?」
('A`)「うん、そう思うよ」
ハハ*ロ -ロ)ハ「…ありがとうございます」
('A`)「…とりあえず行こうか」
ハハ ロ -ロ)ハ「はい、そうしましょう」
91
:
タケノコ
◆XksB4AwhxU
:2016/10/15(土) 23:37:16 ID:NcuWLres0
('A`)「というかさ、この固定どうにかなんないの?めちゃくちゃ痛いんだけど」
ハハ ロ -ロ)ハ「申し訳ありません、これでも速さを落としてる方なんですが」
('A`)「あ、そうなの」
ハハ ロ -ロ)ハ「はい、そうです」
('A`)「…目的地ってどこなの?」
ハハ ロ -ロ)ハ「アメリカのとある基地ですね」
('A`)「基地?アメリカ?」
ハハ ロ -ロ)ハ「はい、そうですよ」
92
:
タケノコ
◆XksB4AwhxU
:2016/10/16(日) 00:02:23 ID:C7yuk62g0
ハハ ロ -ロ)ハ「はい、そうですよ」
('A`)「というかさ今どこ?」
ハハ ロ -ロ)ハ「陸地が多い方が良いかと思ってロシアの方からカナダを通ってアメリカに行こうかと」
('A`)「ちょっと待って、だからこんなに寒いの?」
ハハ ロ -ロ)ハ「夏ですし冬よりは暖かいですよ?」
('A`)「いやいやいやいや、ロシアとか夏でも氷無かったっけ?」
93
:
タケノコ
◆XksB4AwhxU
:2016/10/16(日) 00:03:05 ID:C7yuk62g0
ハハ ロ -ロ)ハ「さあどうでしょう、そちら方面のデータはインプットされていないので」
('A`)「へぇ、そうなの」
ハハ ロ -ロ)ハ「基地に行ってデータを挿入すれば新たな情報がサクッと手に入るのですがね」
ハハ ロ -ロ)ハ「普通にしている限りは人間と同じように勉強や調べなければいけませんね」
('A`)「ふーん、じゃあ、今は記憶力のいい人間って感じか」
ハハ ロ -ロ)ハ「それに高機能の演算能力が付随していると考えるとよろしいかと」
94
:
タケノコ
◆XksB4AwhxU
:2016/10/16(日) 00:05:13 ID:C7yuk62g0
('A`)「ほうほう、しっかしどうやってデータを頭ん中に入れるんだ?体が開くのかい?」
ハハ ロ -ロ)ハ「開くというより極微小の穴があってそこに差し込む感じですね」
(;'A`)「そんな穴あんの?」
ハハ ロ -ロ)ハ「毛穴と同じくらいなので分からないかと」
('A`)「そゆこと」
ハハ ロ -ロ)ハ「はい、そういうことです」
95
:
タケノコ
◆XksB4AwhxU
:2016/10/16(日) 00:05:56 ID:C7yuk62g0
第7話
96
:
タケノコ
◆XksB4AwhxU
:2016/10/16(日) 00:11:49 ID:C7yuk62g0
IDって変わるの?
97
:
名も無きAAのようです
:2016/10/16(日) 00:15:45 ID:PEZ/hOzE0
日付変わったからid変わるよ
98
:
タケノコ
◆XksB4AwhxU
:2016/10/16(日) 00:16:08 ID:C7yuk62g0
>>97
ありがと〜
99
:
タケノコ
◆XksB4AwhxU
:2016/10/16(日) 00:20:06 ID:C7yuk62g0
ハハ ロ -ロ)ハ「どうしました?ドクオ様、寒いのですか?」
('A`)「結構冷えるな、何度くらいだ?」
ハハ ロ -ロ)ハ「だいたい17度くらいかと」
('A`)「夏の気温30度以上の地域に住んでる身分としては涼しいを通り越してるな」
100
:
タケノコ
◆XksB4AwhxU
:2016/10/16(日) 00:22:20 ID:C7yuk62g0
ハハ ロ -ロ)ハ「そうなんですか、寒いならもっと密着してもいいんですよ?」
('A`)「これ以上密着ってどうすればいいんだよ…」
ハハ ロ -ロ)ハ「一旦裸になって私の服に潜り込めばよろしいかと」
101
:
タケノコ
◆XksB4AwhxU
:2016/10/16(日) 00:26:30 ID:C7yuk62g0
('A`)「本当にするよ?」
ハハ*ロ -ロ)ハ「…」
('A`)「おーい」
ハハ*ロ -ロ)ハ…
('A`)「おい、前みろ前、衝突するぞ」
(;'A`)「ちょっ!ハローちゃん!ハロー!!」
ハハ;ロ -ロ)ハ!?
102
:
タケノコ
◆XksB4AwhxU
:2016/10/16(日) 00:27:38 ID:C7yuk62g0
ハハ;ロ -ロ)ハ「危なかったですね」
('A`)「それこっちのセリフ」
ハハ ロ -ロ)ハ(どうしたのでしょうか、ドクオ様のセリフに一喜一憂してしまっている)
ハハ ロ -ロ)ハ(バグなのでしょうか…?)
('A`)「とりあえずアレだ、一旦休もう」
103
:
タケノコ
◆XksB4AwhxU
:2016/10/16(日) 00:38:23 ID:C7yuk62g0
ハハ ロ -ロ)ハ「ではラブホテルが近くにありますのでそこに泊まりましょうか」
('A`)「いやいや、そんなに長く休まないでしょ」
ハハ ロ -ロ)ハ「と言っても全てのホテルがすでに機械の傘下にあるので料金は取られませんよ?」
('A`)「いや、ねぇ、ラブホテルってなんかHするイメージしかないじゃん」
ハハ ロ -ロ)ハ「そのための場所なのでは?」
('A`)「そうそう、だからあんまり泊まりたくないというか…」
104
:
タケノコ
◆XksB4AwhxU
:2016/10/16(日) 00:39:05 ID:C7yuk62g0
ハハ ロ -ロ)ハ「私に魅力がありませんか?」
('A`)「そういうことじゃなくてさ、男と女が1組で入るとヤリ目で入るみたいで嫌じゃん」
ハハ ロ -ロ)ハ「違うのですか?」
('A`)「俺たちは休むだけじゃん」
ハハ ロ -ロ)ハ「休む時に性欲の発散も兼ねた方がよろしいかと」
('A`)「いやいや、逆に疲れる」
105
:
タケノコ
◆XksB4AwhxU
:2016/10/16(日) 00:41:04 ID:C7yuk62g0
ハハ ロ -ロ)ハ「そうなんですかね?私はしたことないので分からないのですが」
('A`)「オナニーした時と同じくらい疲れるよ」
ハハ ロ -ロ)ハ「したことはありませんが」
('A`)「食事の後にしてたじゃん」
ハハ ロ -ロ)ハ「なんのことでしょうか」
('A`)…
ハハ ロ -ロ)ハ…
106
:
タケノコ
◆XksB4AwhxU
:2016/10/16(日) 00:45:46 ID:C7yuk62g0
('A`)「はぁぁ、あの時のハローちゃんすごく可愛かったから、ハローちゃんに惚れちゃったのになぁ
ハローちゃんが覚えてないんじゃ意味ないなぁ…」
ハハ ロ -ロ)ハ「記憶領域0112562-ooAに該当する記憶を発見」
('A`)「覚えてるじゃん」
ハハ ロ -ロ)ハ…
('A`)…
('A`)「ごめん」
ハハ ロ -ロ)ハ「…」
('A`)「ちょっ、無言にならないで」
ハハ ロ -ロ)ハ…
107
:
タケノコ
◆XksB4AwhxU
:2016/10/16(日) 00:48:26 ID:C7yuk62g0
('A`)「ハローちゃんが可愛いのは本当だからさ」
ハハ*ロ -ロ)ハ…
('A`)「機嫌なおしてくれよ」
ハハ ロ -ロ)ハ…
('A`)「…とりあえず休もう、またあんな目に遭うなら休んでおいた方がいい、
デレも俺が事故ってまで早く来て欲しくはないだろうからさ」
ハハ ロ -ロ)ハ「…了解」
108
:
タケノコ
◆XksB4AwhxU
:2016/10/16(日) 00:58:26 ID:C7yuk62g0
ハハ ロ -ロ)ハ「お風呂に入りましょう」
('A`)「一緒には無理だぞ?」
ハハ ロ -ロ)ハ… ('A` )…
('A`)「…流石に一緒ってのはなぁ」
ハハ ロ -ロ)ハ「私に、私に魅力がありませんか?」
('A`)「いや違うって」
ハハ ロ -ロ)ハ「ならなんで…」
109
:
タケノコ
◆XksB4AwhxU
:2016/10/16(日) 00:59:19 ID:C7yuk62g0
('A`)「…デレと約束したんだよ、すまない」
ハハ ロ -ロ)ハ「ですがデレ様から私はあなたと交わってもいいと許可されました」
('A`)「俺の気持ちの問題さ」
ハハ ロ -ロ)ハ「…そうですか、ですが性交渉しないとはいえ一緒に入るくらいは問題ないでしょう」
('A`)「そうかあ?」
ハハ ロ -ロ)ハ「そうですよ、そこまでデレ様に対しての忠誠、もとい愛情があるなら私と一緒に入っても問題ないはずです」
('A`)「いやでハハ ロ -ロ)ハ「それともデレ様を裏切ってしまう心配でもあるのですか?」
('A`)…
(;'A`)「ああ!もう!わかったよ入るよ!一緒に入るよ!」
ハハ*ロ -ロ)ハ「では、タオルの用意をして来ます」
110
:
タケノコ
◆XksB4AwhxU
:2016/10/16(日) 01:00:02 ID:C7yuk62g0
寝る、起きて覚えてたら更新する
111
:
タケノコ
◆XksB4AwhxU
:2016/10/16(日) 08:24:13 ID:C7yuk62g0
(*'A`)「うおぉ、」
ハハ*ロ -ロ)ハ … ('A`*;)目のやり場に困る
ハハ*ロ -ロ)ハ「私の…」
ハハ //-//)ハ「私の体はどうですか?」ゴニョゴニョ
(;*'A`)「え!?今なんか言った?」
ハハ*ロ -ロ)ハ「いえ、何も」
ハハ*ロ -ロ)ハ…
112
:
タケノコ
◆XksB4AwhxU
:2016/10/16(日) 08:25:00 ID:C7yuk62g0
ハハ*ロ -ロ)ハ「ドクオ様の…おちん〇んが…
その、大きく、なってますね…」
(;*'A`)「いや、その、ハローちゃんの体見たら自然とこうなったというかなんというか」
113
:
タケノコ
◆XksB4AwhxU
:2016/10/16(日) 08:25:59 ID:C7yuk62g0
目の前にはシルクのような白く美しい肌と、豊満な胸がついた人形のような、
まるでこの世のものでない美がそこにあった
語彙力のない俺はこれ以上表現を細やかにすることはできないからなんともいえないが…
息子が反応しちまう
もちろん俺はデレを大事に思ってるし忘れたことはない
だが俺だって男だ
反応しちまうもんはしちまう
これどうしたらいいもんかな…
114
:
タケノコ
◆XksB4AwhxU
:2016/10/16(日) 08:30:19 ID:C7yuk62g0
ハハ*ロ -ロ)ハ「お背中お流しいたしますね?」
(;*'A`)「あ、ああ、って当たってる!」
ハハ*ロ -ロ)ハ…んっ、
(;*'A`)!!
ハハ ///-/)ハんっ、ふぅ、んぅぁ、うぅ、
(;*'A`)「ちょっ、ハローちゃん!?」
ハハ ///-/)ハ「ドクオ様…」クチュクチュ
(;*'A`)「な、なに?」
115
:
タケノコ
◆XksB4AwhxU
:2016/10/16(日) 08:31:24 ID:C7yuk62g0
ハハ ///-/)ハ「ドクオ様…私のことを呼び捨てにしてください、もっと貴方との距離を埋めたい」
(;*'A`)「…ハロー」
ハハ ///-/)ハ「ドクオ様…」ぎゅー
ハハ ///-/)ハ「ドクオ様…私は、私は、いけない子です、デレ様からの命で貴方をお迎えに上がったのに、
このまま貴方と2人だけで消えてしまいたいと思ってしまっています」
('A`)…
('A`)「そう、か」
ハハ ///-/)ハ…
ハハ ; -;)ハ「どうすれば良いのでしょうか」
116
:
タケノコ
◆XksB4AwhxU
:2016/10/16(日) 08:33:54 ID:C7yuk62g0
ハハ ; -;)ハ「私はデレ様のことを純粋に主人だと思っています、ですが、ですが…!!」
ハハ - )ハ「貴方のことを考えるとなにが正しいのかが分からなくなってしまいます」
('A`)…
('A`)「湯冷めしちゃうよ体洗って風呂に浸かろう…」
ハハ - )ハ「はい…」
117
:
タケノコ
◆XksB4AwhxU
:2016/10/16(日) 08:35:38 ID:C7yuk62g0
8話
118
:
タケノコ
◆XksB4AwhxU
:2016/10/16(日) 08:39:17 ID:C7yuk62g0
ハハ - )ハ…
('A`)…
彼女はそれっきり黙ってしまった、
浴槽に浸かってる割には彼女の顔が見えない、顔を俯かせているからだ、
きっと下を見れば水面反射した彼女の顔が見れるんだろうけど…
でも、でも見る気にはなれなかった
119
:
タケノコ
◆XksB4AwhxU
:2016/10/16(日) 08:41:12 ID:C7yuk62g0
('A`)「なぁ、ハロー」
ハハ - )ハ「…」
('A`)「俺さ、デレとあったのって6歳の誕生日だったんだ」
ハハ - )ハ「…」
('A`)「お袋は普通の主婦だったんだけど親父は違くてさ、親父は頭のいい、俗にいう天才科学者の家系だったんだ」
('A`)「でさ、親父はなかなか帰ってこないんだ、
帰って来ても月に一回あったらいい方で、帰ってくるたびにすげーハシャいだんだよ」
ハハ - )ハ「…」
('A`)「…でな、6歳の誕生日、俺が今までの人生の中でいっちばん幸せだった誕生日、その日にデレが来たんだ」
ハハ - )ハ「…幸せだった理由はお父様が帰ってこられたからですか?それとも、それともデレ様が居たからですか?」
('A`)「…多分両方さ、つってもその時はデレよりも親父が帰って来たってことの方が嬉しかった、
今思えばデレと初めてあったからこその幸せだと思うけど、当時は親父の方が順位がはるかに高かったんだ」
120
:
タケノコ
◆XksB4AwhxU
:2016/10/16(日) 08:53:54 ID:C7yuk62g0
…
('A`)「お父さん!!」
('A`ミ「ドクオ!また大きくなったな!」
J( 'ー`)し「ふふ、貴方に似て化学が大好きなのよ」
('A`*ミ「ほんとかぁ!?嬉しいなぁ、大人になったら一緒に働くか!」
(*'A`)「うん!」
('A`ミ「そうだ!」
('A`ミ「ドクオに会わせたい奴がいるんだ」
('A`)「誰!?」
J( 'ー`)し「あら!じゃあ完成したのね」
('A`ミ「おうよ!」
('A`ミ「入っていいぞ!デレ」
ζ(゚ー゚*ζ「…」
('A`)「…」
121
:
タケノコ
◆XksB4AwhxU
:2016/10/16(日) 08:55:33 ID:C7yuk62g0
ζ(^一^*ζ「初めまして、デレと申します」
ζ(゚ー゚*ζ「君がドクオくん?」
さっ('A`J( 'ー`)しあらあら ζ(゚ー゚*ζ…
('A`ミおやおや
ζ(^一^*ζ「私デレっていうの」
ζ(゚ー゚*ζ「これから君のお家に居させてもらうね?」
ζ(^一^*ζニコッ
(*'A`)ドキッ
122
:
タケノコ
◆XksB4AwhxU
:2016/10/16(日) 09:02:52 ID:C7yuk62g0
この時俺はこんな綺麗な人がいるのかって思った、
本当に綺麗だった…
人と関わるのも話すのも得意じゃなかったし、
この頃からコミュ障だったけど、
それでも一緒に居られることにちょっとだけ喜びを感じていた…
123
:
タケノコ
◆XksB4AwhxU
:2016/10/16(日) 09:03:39 ID:C7yuk62g0
('A`)「俺な、ずっと後悔してるんだ」
ハハ - )ハ「…何をですか?」
('A`)「デレにさ、デレに恋したこと」
ハハ - )ハ「…相手が機械だからですか?」
124
:
タケノコ
◆XksB4AwhxU
:2016/10/16(日) 09:04:36 ID:C7yuk62g0
('A`)「いや、0と1さ」
ハハ - )ハ「…どう言うことですか?」
125
:
タケノコ
◆XksB4AwhxU
:2016/10/16(日) 09:09:50 ID:C7yuk62g0
('A`)「0と1は違うんだよ、なのに俺はデレに1であることを強要したんだ」
ハハ - )ハ「それはいけない事なんですか」
('A`)「分からない、でも、でも俺は、きっと自分のことしか考えてなかった」
126
:
タケノコ
◆XksB4AwhxU
:2016/10/16(日) 09:10:33 ID:C7yuk62g0
…
ζ(゚ー゚*ζ「何を見てるの?ドクオくん」
(;'A`)「え、あ、あの、その、うあ、ああ、ああ、そ、そら、」
ζ(゚ー゚*ζ「その本綺麗だね」
(;'A`)「え!?」
('A`)「本じゃなくてお星様だよ!」
ζ(゚ー゚*ζ「お星様?」
(*'A`)「うん!そうだよ!夜になったらいっぱい浮かんでるお星様!」
ζ(゚ー゚*ζ「でもお星様はこんなに大きくて丸くないよ?」
(*'A`)「近くで見るとこんな風になってるんだよ!!」
(*'A`)「例えばね!太陽がこれで月がこれで…」
127
:
タケノコ
◆XksB4AwhxU
:2016/10/16(日) 12:24:26 ID:C7yuk62g0
…
ζ(゚ー゚*ζ「ドクオくんってお星様が大好きなんだね」
(*'A`)「うん!」
(*'A`)「えと、で、で、」
ζ(^一^*ζ「デレだよ♩」
(*'A`)「デレちゃんは好き?」
ζ(゚ー゚*ζ「ドクオくんが好きだから私も好きになっちゃった」
128
:
タケノコ
◆XksB4AwhxU
:2016/10/16(日) 12:26:10 ID:C7yuk62g0
俺さ、幼稚園で意地悪されてさ、この頃は学校とかそういう他人がいっぱい居るところが怖くて行けなくなっちゃったんだ
そうしてるうちにさ
母ちゃんがさ、それを見かねて父さんの本をいろいろ貸してくれたんだ、
いろんな種類があったけど、
俺が一番興味をそそられたのが星の本だった
普段何気なく見てるあの豆粒より小さいものが、近くで見たらこんな風になるなんて信じられなかった、
だけどそれ以上にワクワクしたんだ、
普段誰もが見過ごしちまう星が実はみんなが喉から手が出るほど欲しがるものだったり、目を奪われてしまうような煌びやかな惑星だったり、
そんなこと考えるのにどっぷり時間を使ってたんだと思う、
俺は星が大好きだった
そしてまたデレも俺と同じく好きだって言ってくれたんだ、嬉しかった、
本当に嬉しかった
129
:
タケノコ
◆XksB4AwhxU
:2016/10/16(日) 12:48:16 ID:C7yuk62g0
…
('A`)「きっとさ、童貞とかが人を好きになるのってさ、理解してくれる異性がいなくて、ちょっとだけでも触れ合った人が理解してくれたと思っちゃうんだ」
ハハ - )ハ「…」
('A`)「いや、ちょっとだけ例えが違うか、デレだけは俺のことを理解しようとしていたし理解していてくれたんだ」
('A`)「でも俺はそれに甘えていたんだ」
ハハ - )ハ「…」
130
:
タケノコ
◆XksB4AwhxU
:2016/10/16(日) 13:10:48 ID:C7yuk62g0
('A`)「俺は、きっとさ、きっとデレも俺と同じように、一緒に生きていくだけでいいって考えてると思ってたんだ」
ハハ - )ハ「…デレ様はあなたと一緒に生きるために新人類として降り立ちました」
('A`)「ああ、そうだ、でも当時の俺は何も分かっちゃいなかった、
俺と一緒に生きてくったって、デレは最終的に1人になっちまう、それなのに俺は、俺はデレにずっと
一緒にいたいなんて言っちまったんだ」
ハハ - )ハ「…」
('A`)「…すまない、なんでこんなこと話したんだろ」
('A`)…
('A`)「風呂から上がろうか」
ハハ - )ハ「ええ、そうですね」
131
:
タケノコ
◆XksB4AwhxU
:2016/10/16(日) 13:13:15 ID:C7yuk62g0
9話
132
:
タケノコ
◆XksB4AwhxU
:2016/10/16(日) 13:14:01 ID:C7yuk62g0
ハハ - )ハ「近くに行ってもいいですか?」
('A`)「…おいで、」
ハハ - )ハ「これがあったかいなんでしょうか」
('A`)「そうだね、あったかいだよ」
ハハ - )ハ「胸が苦しいです、これが大好きだということなんでしょうか」
('A`)「そうだね、きっとそうだ」
133
:
タケノコ
◆XksB4AwhxU
:2016/10/16(日) 13:15:18 ID:C7yuk62g0
ハハ -;)ハ
134
:
タケノコ
◆XksB4AwhxU
:2016/10/16(日) 13:32:15 ID:C7yuk62g0
ハハ - )ハ('A`)…
一瞬彼女の顔が見えた
彼女の顔は泣き腫らしていて紅く腫れていた
俺はどうすればいいのかよく分からなかった
少しでも悲しみを分け合えるようにと俺は強く彼女を抱き寄せた
135
:
タケノコ
◆XksB4AwhxU
:2016/10/16(日) 13:37:40 ID:C7yuk62g0
ハハ - ('A`)なぁハロー
ハハ - ('A`)…なんですか、ドクオ様
ハハ - ('A`)痛くないか?
ハハ - ('A`)貴方の腕はとても優しいです
ハハ - ('A`)そうか…よかった
ハハ - ('A`)デレ様を愛していらっしゃるのですね
ハハ - ('A`)そうだよ、きっと死んでもそうさ
136
:
タケノコ
◆XksB4AwhxU
:2016/10/16(日) 14:06:37 ID:C7yuk62g0
ハハ - ('A`)私は…どうでしょうか
ハハ - ('A`)私には死ぬということがよく分かりません
ハハ - ('A`)ただ、貴方と離れ離れになってしまうことはわかります
ハハ - ('A`)俺がさ、側にいるよ
ハハ - ('A`)どうせいつ死ぬかなんて分からないけど死んだら近くにいるよ
ハハ - ('A`)死んだら何も残りませんよ?
ハハ - ('A`)そうだね…、でも覚えていてくれるでしょ?
ハハ - ('A`)はい、きっと何もかも忘れられないです
137
:
タケノコ
◆XksB4AwhxU
:2016/10/16(日) 14:08:15 ID:C7yuk62g0
ハハ - ('A`)…じゃあ今はそれでいいよ、きっといつかそれが君と俺を繋いでくれると思う
ハハ - ('A`)…よく、わかりません
ハハ - ('A`)そうだね…そうだね
ハハ~ - ('A`)ドクオ様…愛しています
ずっと覚えていてください
ハハ - ('A`)ああ、ずっと覚えているよ
ハハ - ('A`)…窓の外で空が泣いている、ほら、星屑を落としているよ、ハロー…
ハハ - (A )
…
138
:
タケノコ
◆XksB4AwhxU
:2016/10/16(日) 14:09:11 ID:C7yuk62g0
第10話
139
:
タケノコ
◆XksB4AwhxU
:2016/10/16(日) 14:19:52 ID:C7yuk62g0
暖かい
私は機械です
あたたかいわけがないのです
ですが貴方の匂いを嗅ぐたびに
柔らかな、
まだ見ぬ春を思い浮かべてしまいます
私は壊れてしまったのでしょうか
私は貴方のそばに居られないのでしょうか
…
140
:
タケノコ
◆XksB4AwhxU
:2016/10/16(日) 14:35:51 ID:C7yuk62g0
ハハ ロ -ロ)ハ( A )…
ハハ ロ -ロ)ハ「ドクオ様…」ギュー
ハハ ロ -ロ)ハ「貴方が愛おしい」
ハハ ロ -ロ)ハ「使命など忘れてこのまま貴方を連れ去ってしまいたいです」
ハハ ロ -ロ)ハ…
ハハ*ロ -ロ)ハ「あの時は何も考えなかったけどよくよく考えるとお互いに裸だったんですね失念していました」
ハハ ロ -ロ)ハ…
ハハ - )ハ「だからと言って、貴方としてしまう理由にはなりませんね…」
141
:
タケノコ
◆XksB4AwhxU
:2016/10/16(日) 15:20:06 ID:C7yuk62g0
ハハ ロ -ロ)ハ「ドクオ様…」
ハハ - ( A )スッ
ハハ ロ -ロ)ハ「キスくらいはお許しください、貴方様と結ばれないんだとしても…」
('A`)んんう?
ハハ ロ -ロ)ハ!!
('A`)「んん、おはやう、ハロー」
ハハ ロ -ロ)ハ「ドクオ様、おはようですよ、おはやうではありません」
('A`)「朝は寝ぼけてるんだよ」
142
:
タケノコ
◆XksB4AwhxU
:2016/10/16(日) 15:22:09 ID:C7yuk62g0
ハハ ロ -ロ)ハ「…ドクオ様」
('A`)「?なに?」
ハハ ロ -ロ)ハ('A`)ギュー
('A`)!!?
(゜A゜)「む、胸が!?柔らかな桃が!?俺の胸とドッキングしている!!?これが生の胸の破壊力だというのか!!?」
ハハ ロ -ロ)ハ「…ドクオ様、お許しください、貴方様と結ばれない私の心を満たすには、ただ貴方様を抱き寄せるしか方法がないのです」
('A`)!!
('A`)「気がすむまで側にいるよ」
ハハ ロ -ロ)ハ…
ハハ ロ -ロ)ハ「はい」
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