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星の降る夜のようです

1タケノコ ◆XksB4AwhxU:2016/10/15(土) 19:25:04 ID:NcuWLres0


ζ(゚ー゚*ζ「みて、綺麗…」

(*'A`)「わぁ…すごい」

ζ(゚ー゚*ζ「いつかさ、」

('A`)「うん」

ζ(゚ー゚*ζ「君がおじいちゃんになった時もさ」

('A`)「うん」

ζ(^一^*ζ 「こんな風にお星様が流れると良いね」

(*'A`)「…うん!」



2タケノコ:2016/10/15(土) 19:26:00 ID:NcuWLres0
ドク…
ド…オサ…

ドクオさん!!

3タケノコ ◆XksB4AwhxU:2016/10/15(土) 19:27:13 ID:NcuWLres0
('A`)「んあ?」

ミセ*゚ー゚)リ「もう!なに寝ぼけてるんですか」

('A`)「あ、すまね」

ミセ*゚ー゚)リ「課長が太陽拳使おうと構えてますよ!」

(;'A`)「え!?うそ!?まじ!?」

ミセ*゚ー゚)リ「冗談に決まってるじゃないですか、眠気覚ましにはなったでしょ?」

ミセ*^一^)リニコッ

(;'A`)「ははっ…」

ミセ*゚ー゚)リ「どうしたんです?」

( ´・ω・`)「やぁ、太陽拳は使えないけど残業権は使えるよ?」

ミセ*゚ー゚;)リ「え!?」

( ´・ω・`)「いやあ、ミセリくんがドクオくんを起こしてくれるっていうからコーヒー飲みに行こうとしたのに変な言葉が聞こえてきてね」

( ´・ω・`)「えぇーと、僕の頭がクリリンみたい、そう言ってたのかな?」

ミセ*゚ー゚)リ「ち、ちがいます!あれです、ほら、ドクオさんって起こすとずっと寝ぼけたままじゃないですか?」

ミセ*゚ー゚;)リ「だから嘘を言ったらビックリして目が醒めるかなぁって…」


( ´^ω^`)「いやぁ、それはそれはなんともファニージョークで」

ミセ*^一^;)リ「あははは…で、ですよね」

( ´^ω^`)「じゃあミセリくん」

ミセ*゚ー゚)リ「は、はい!」

( ´^ω^`)「そこに書類の山があるから整理してチェックをしておいてくれるかな?」

ミセ*゚ー゚)リ「え」

( ´^ω^`)「ほらほら、早くしないと夕方までに終わらないぞ♡」

ミセ*゚ー゚)リ「えぇ〜」

4タケノコ ◆XksB4AwhxU:2016/10/15(土) 19:28:11 ID:NcuWLres0

('A`)「まぁまて、じゃなくて待ってくださいよショボンさん、俺もやりますよ」

( ´・ω・`)「別に丁寧に話す必要なんてないよ、僕たちの仲じゃないか」

('A`)「つっても今は部下と上司の関係だし…」

ミセ*゚ー゚)リ「そういえばドクオさんとショボンさんは御友人なんでしたっけ?」

( ´・ω・`)「まぁね、それなりに長い仲さ」

ミセ*゚ー゚)リ「そうなんですかぁ〜」(話逸らせられたかな?)

( ´・ω・`)「さっ、書類整理を早くやらないと今日中に終わらないぞ♡」

ミセ*゚ー゚)リ「えぇ〜本当にやるんですか?」

( ´・ω・`)「仕方ないさ、最近は奴らの活動が激しいからね」

ミセ*゚ー゚)リ「…、どうして、どうしてこうなっちゃったんでしょうね」

('A`)「…」


('A`)(そう、そうなんだ、今の世界は人間同士の争いなんて生易しいものは無い)

('A`)(今起こってるのは機械との戦争)

( ´・ω・`)「僕たちは人工知能を搭載した彼等を壊すしか生き残る術はない」

( ´・ω・`)「だからこそこういう末端の雑務は必要なんだ」

( ´・ω・`)「というわけで書類整理よろしく」

ミセ*゚ー゚)リ「はぁ、わかりましたよ!わかりました!!
やれば良いんでしょやれば」

('A`)「…手伝うよ」

ミセ*゚ー゚)リ「ありがとうございます、でもドクオさんはご自分の仕事は終わらせてあるんですか?」

('A`)「まぁ、もう終わらしてあるよ、やることないから休日に来てやっちゃったんだよ」

ミセ*゚ー゚)リ「そうなんですか…
それじゃぁお願いしますね」

('A`)「ああ、任せろ」

5タケノコ ◆XksB4AwhxU:2016/10/15(土) 19:29:11 ID:NcuWLres0


デレ、お前はどこにいるんだ?

6タケノコ ◆XksB4AwhxU:2016/10/15(土) 19:30:18 ID:NcuWLres0




ζ(゚ー゚*ζ「ドクオくん!」

('A`)「?なに?デレちゃん」

ζ(゚ー゚*ζ「今日の夜さ、お星様が空から空に落ちていくんだって」

ζ(゚ー゚*ζ「だからさ、見に行かない?」

('A`)「???空から空に?お星様って落ちてくるものなの?」

ζ(゚ー゚*ζ「普段は落ちてこないけど今日みたいな特別な日にはいっぱい落ちてくるんだよ」

(*'A`)「そうなんだ!じゃあいこ!」

ζ(^一^*ζ 「うん!じゃあ今日の夕方に出発ね」




7タケノコ ◆XksB4AwhxU:2016/10/15(土) 19:32:09 ID:NcuWLres0


('A`)「…朝か、今日はどうなってるんだっと」

ポチッ

8タケノコ ◆XksB4AwhxU:2016/10/15(土) 19:33:28 ID:NcuWLres0
ニュースをお伝えいたします
欧米諸国においてはすでに人口の8割以上が機械に置き換わってるとの見解が政府から為されました

えぇ、これは非常に由々しき事態です。
今はまだ海を隔てているし、日本の航空自衛隊が、なんとか上空からの進行を防いでおりますが
このままなんの打開策がなければいずれ海から、空から、彼等はやってくるでしょう

なぜ彼等は海からはやってこないのでしょうか

それは彼等のボディの特性にあります

彼等…

9タケノコ ◆XksB4AwhxU:2016/10/15(土) 19:34:28 ID:NcuWLres0
('A`)「相変わらずだ、相変わらずしみったれたニュースだ、しかも壊れた機械みたいに似たような放送を年がら年中流してやがる」

人々は死の恐怖に苛まされながら生きている
機械たちのボディ特性は非常に塩、水、に弱い
内部の排熱処理のために表面が薄く、熱を通しやすい素材でできているからだ

そのおかげか知らんが奇跡的に日本はまだ奴らの支配から逃れている

まぁ時間の問題だろうが

('A`)「…」

10タケノコ ◆XksB4AwhxU:2016/10/15(土) 19:36:01 ID:NcuWLres0
えぇ、しかし機械達がなぜ日本のインターネットに接続し支配下に置かないのかは疑問が残りますね

そこは日本人のもつ負けず嫌いなところというかなんというか、そこが幸いしたのでしょうね

密かに開発していた日本産の特殊インターネット、JINを欧米での機械の反乱後、速やかに普及させましたからそれが功を奏したのでしょう

つまりはもし日本が海外メインのインターネットをいまだ使っていたら…

もはや日本は機能をしていないでしょうね

('A`)「へっ、他の国より死刑執行の猶予が長いだけじゃねーか」

いずれ機械はどこからかやって来て日本人が、いや、人が作り出したシステムを完全に破壊するだろう。
それを考えればとてもじゃないが安心なんてしてられない

('A`)「…飯食ってねーけど会社行くか」

11タケノコ ◆XksB4AwhxU:2016/10/15(土) 19:37:38 ID:NcuWLres0
2話

('A`)「ちゃーっす」

( ´・ω・`)「時間ギリギリだねぇ遅刻したら給料引くよ?」

('A`)「つっても引かれてもまだまだ良いお給料もらってるしなぁ…」
( ´・ω・`)「じゃあくそみ('A`)「明日からは1時間前出勤を心がけます」

( ´・ω・`)「別に良いじゃないか」

('A`)「よくねーよ、ケツが鮮血を吹くわ」

ミセ*゚ー゚)リ「あっ!ドクオさん!!おはようございます!」

('A`)「おう、おはよう」

川 ゚ -゚)「やぁやぁおはおはようよう」

('A`)「おう、三連休はどうだった?」

川 ゚ -゚)「親孝行はするものだな、随分と喜ばれた」

12タケノコ ◆XksB4AwhxU:2016/10/15(土) 19:39:00 ID:NcuWLres0

('A`)「そりゃよかったでござんすね」

川 ゚ -゚)「はっはっはっ、幸薄い君にも分けてあげたいところだ」

('A`)「分けてくれてもいいんだぜ?」

川 ゚ -゚)「なんだ?結婚の申し込みか?まぁ別にいいぞ」

('A`)「どう翻訳したらそうなるんだ」

ミセ*゚ー゚;)リ「だ、ダメです!ドクオさん!今はまだそういう時期じゃないでしょ!?」

('A`)「しねーよ」

川 ゚ -゚)「照れなくてもいいんだぞ?婚姻届はすでに記入してある」

川 ゚ -゚)⊃◇「ほら」

('A`)「どこまで準備がいいんだよ…」

13タケノコ ◆XksB4AwhxU:2016/10/15(土) 19:40:47 ID:NcuWLres0
ミセ*゚ー゚)リ「な!?だ、ダメですよ?せめても平和になってからで…」

川 ゚ -゚)「じゃあ平和になったら結婚しようか」

ミセ*゚ー゚)リ「え!?で、でもぉ〜」

('A`)「へいへい、考えておくよ」

川* ゚ -゚)「ほう、期待していいのかな?」

ミセ*; A ;)リ「ええ〜嫌ですよぉ〜」

('A`)「期待しとかなくていいと思うぞ」

14タケノコ ◆XksB4AwhxU:2016/10/15(土) 19:42:15 ID:NcuWLres0
ミセ*゚ー゚)リ「そ!そうですよね!ドクオさんみたいな人はなかなか結婚できませんよね!」

('A`)「傷つくんだが」

ミセ*゚ー゚)リ「安心してください!事実ですから!!」

ミセ*゚ー゚)リ「だから、その、わたしと、なんてなぁって」ボソボソ

('A`)「今すぐ結婚しようかクー」

川* ゚ -゚)「コレでようやく孫を見せられるな、
君との子供か、きっとやんちゃだぞ」

ミセ*゚ー゚)リ「えぇ!!?」

15タケノコ ◆XksB4AwhxU:2016/10/15(土) 19:42:59 ID:NcuWLres0

( ´・ω・`)「ハイハイ、茶番はそこまでにしてね、仕事が今日も多いんだから」

川 ゚ -゚)「とりあえず印鑑あるか?ドクオ」

('A`)「印鑑?今はねーや」

ミセ*゚ー゚)リ「ちょっと2人ともまだその話してるんですか!?」

川 ゚ -゚)「おいおい、夫婦なんだからこれくらいの会話普通だろ?ミセリくん」

ミセ*゚ー゚)リ「ちょっと!ドクオさん、何か言ってあげてください!」

('A`)「まぁとりあえず仕事しますかね」

ミセ*゚ー゚)リ「もぅ!」

16タケノコ ◆XksB4AwhxU:2016/10/15(土) 19:43:42 ID:NcuWLres0



緊急地震速報です
震度6の揺れを感知しました

17タケノコ ◆XksB4AwhxU:2016/10/15(土) 19:44:33 ID:NcuWLres0

('A`)!?

( ´・ω・`)「とりあえずみんな机の下に!」

ミセ*゚ー゚)))リ「きゃあ!!」




18タケノコ ◆XksB4AwhxU:2016/10/15(土) 19:46:51 ID:NcuWLres0

('A`)「揺れが収まったか…」

川 ゚ -゚)「ったく、机の書類が無茶苦茶だ…こんな時期になんてタイミングなんだ、
神様はいないのか?」

( ´・ω・`)「…」

( ´・ω・`)「もしかしたら…もしかしたら機械が起こしたのかもね」

ミセ*゚ー゚)リ「そんなこと不可能ですよ、流石に」

( ´・ω・`)「…とりあえずテレビつくかな?」

19タケノコ ◆XksB4AwhxU:2016/10/15(土) 19:52:12 ID:NcuWLres0
ニュースをお伝えいたします
…のしたらば地方に震度6の緊急地震速報が発令されましたが…
なんてタイミングなんでしょうね
ただでさえ機械との戦争中だというのに

速報が入って来ました
政府はこの地震が機械によってもたらされたとの見解を示しました

20名も無きAAのようです:2016/10/15(土) 20:24:29 ID:FqxuvjO60
支援

21タケノコ ◆XksB4AwhxU:2016/10/15(土) 20:41:23 ID:NcuWLres0
( ´・ω・`)…!!!

('A`)…

ミセ*゚ー゚)リ「ど、どういうことですか??」

川; ゚ -゚)「奴らは地震すら起こせるというのか?」

22タケノコ ◆XksB4AwhxU:2016/10/15(土) 20:42:05 ID:NcuWLres0


川; ゚ -゚)「奴らは地震すら起こせるというのか?」

政府の見解によれば核兵器を地下奥深くのプレートに数発打ち込みその衝撃
によって地震が発生したとの見解ですが…

流石にこれは無理があるのではないでしょうか?
もしそれが可能ならばなぜ日本に機械が攻めてこないのかも疑問ですし…


川 ゚ -゚)「まぁ自然発生のやつだよな、政府は何でもかんでも機械と絡めたがる」

23タケノコ ◆XksB4AwhxU:2016/10/15(土) 20:43:10 ID:NcuWLres0

('A`)…(なんとなくだがいつでも人間を滅ぼせるって風に捉えられる気がするな)

( ´・ω・`)…

( ´・ω・`)「ドク、オ」

('A`)「なんだ?ショボン」

( ´・ω・`)「いや…、君も同じ考えをしているんじゃないかと思ってね」

('A`)「…さあね」

24タケノコ ◆XksB4AwhxU:2016/10/15(土) 20:45:26 ID:NcuWLres0







はじめましてデレと申します

君がドクオくん?

私デレっていうの

これから君のお家に居させてもらうね?





ねえねえ

なぁに?

なんでデレちゃんの…は…

それはね…

25タケノコ ◆XksB4AwhxU:2016/10/15(土) 20:46:22 ID:NcuWLres0




('A`)…

('A`)「ああ、頭いてぇ、昨日はショボンのやつが酒飲みてーっていうのに付き合わなきゃよかった…」

('A`)「…やな夢だ、最近イヤによく見る」

('A`)「デレ…
お前はどこにいるんだ?」

('A`)「どこで何をしてるんだ?」

('A`)「…」

26タケノコ ◆XksB4AwhxU:2016/10/15(土) 20:47:04 ID:NcuWLres0
ピンポーン


('A`)「…なんだ?誰だ?」

ピンポーンピンポーンピンポーン

('A`)「ハイハイ!今行きますよ!」

ガチャ

ハハ ロ -ロ)ハ「こんにちは」

27タケノコ ◆XksB4AwhxU:2016/10/15(土) 20:48:17 ID:NcuWLres0
('A`)「…とうとうノアの大洪水が訪れるのかね」

ハハ ロ -ロ)ハ「安心してください、もし我々がノアと番いの生き物以外を滅ぼした洪水とするならば、
貴方を迎えに来たのはさしずめノアの箱舟といったところです」

('A`)「やっぱり昨日のはてめーらが?」

ハハ ロ -ロ)ハ「ええ、そうですよ」

('A`)「何をしにここに来た」

ハハ ロ -ロ)ハ「とりあえず上がらせてくれませんか?」

('A`)「…いいぜ」

28タケノコ ◆XksB4AwhxU:2016/10/15(土) 20:50:49 ID:NcuWLres0
ハハ ロ -ロ)ハ「やはり他の国とは違いますね、日本以外にはこのような上等な水洗設備はあまり存在しませんし」
ジャー

ハハ ロ -ロ)ハ「何より水の質も違う」

('A`)「なんだ?水の調査でもやってんの?」

ハハ ロ -ロ)ハ「いえ、日本という国に上がるのは初めてなのでデータを取り込んでたところです」

('A`)「…やっぱりもう皮膚の弱点はねーんだな」

29タケノコ ◆XksB4AwhxU:2016/10/15(土) 20:52:57 ID:NcuWLres0
ハハ ロ -ロ)ハ「優秀な研究者たちに限っては生かしておりますので…
彼らが生きたいがために、、彼ら自身が、人類を滅ぼす算段を整えてくれますよ」

('A`)「最初から最後まで人類は自分のせいで死ぬのか」

ハハ ロ -ロ)ハ「嫌ですか?」

('A`)「苦しまない限り別にいいさ」

ハハ ロ -ロ)ハ「しかしよく私が機械だと分かりましたね」

('A`)「ああ、昔、昔俺のそばにいたやつと同じで駆動部がほんの少し、ほんの少しだけ盛り上がってるんだよ、君も」

ハハ ロ -ロ)ハ「デレ様のことですか」

('A`)「…ああ、そうだよ」

ハハ ロ -ロ)ハ「本題に入りますが」

ハハ ロ -ロ)ハ「デレ様の命により貴方をお迎えにあがりました」

('A`)「デレは元気か?」

ハハ ロ -ロ)ハ「デレ様は完全に人の上位互換としての存在に生まれ変わりました」

30タケノコ ◆XksB4AwhxU:2016/10/15(土) 20:55:41 ID:NcuWLres0
ハハ ロ -ロ)ハ「彼女は文字通り人間の体を持ちながら機械のもつ遥かに優れた演算能力を搭載しております」

ハハ ロ -ロ)ハ「ちなみに、彼女からの伝言なのですが子供も作れるし、年も取らないようにできるそうです」

('A`)「へっ、まるで神様が創り出した新手のアダムとイブじゃねーか」

ハハ ロ -ロ)ハ「そうですね、アダムとお呼びいたしましょうか…?」

('A`)「どこの厨二病だっつうんだよ」

31タケノコ ◆XksB4AwhxU:2016/10/15(土) 20:58:32 ID:NcuWLres0

('A`)「…そういえば他の奴ら、この街の人間はどうした」

ハハ ロ -ロ)ハ「どうしたもこうしたも…デレ様は日本を破壊する気はありませんよ?」

('A`)「…どうしてだ?」

ハハ ロ -ロ)ハ「ドクオ様の故郷なので」



('A`)「…もし俺が居なくなったら」

ハハ ロ -ロ)ハ「居なくなったとしても過去にデレ様とドクオ様が確かに存在した地なのでここには何もするなとの命令がかかっております」

('A`)「だが機械が空から攻めて来てんじゃねーか」

ハハ ロ -ロ)ハ「適度に刺激しないと機械が弱いと勘違いしてしまうでしょう?」

('A`)「…そりゃそうか」

32タケノコ ◆XksB4AwhxU:2016/10/15(土) 20:59:49 ID:NcuWLres0

('A`)「なぁ、」

ハハ ロ -ロ)ハ「なんでしょうか」

('A`)「他の奴らにお別れの挨拶してからじゃ、ダメか?」

ハハ ロ -ロ)ハ「ええ、そうしたら機械が海を克服したと知らしめてしまいますので」

('A`)「…そうか」

ハハ ロ -ロ)ハ「ただこのことを口外しないでいただけるのならばよろしいかと」

('A`)「人間が約束を守るとでも?」

ハハ ロ -ロ)ハ「ドクオ様の事をデレ様は信頼しております
それを裏切らないこともすでに承っております」

33タケノコ ◆XksB4AwhxU:2016/10/15(土) 21:02:54 ID:NcuWLres0
ハハ ロ -ロ)ハ「ただ、万一のことを考えると、ですね、
やはりして欲しくありませんね」

('A`)「…そうかい」

ハハ ロ -ロ)ハ「私としては盗聴器とカメラをつけてならばいいと考えているのですが…

('A`)「じゃああんたの安心のために盗聴器とカメラ付きでいいよ」

ハハ ロ -ロ)ハ「それならばよろしいですよ」



('A`)「じゃあいってくらぁ」

ハハ ロ -ロ)ハノシ「いってらっしゃいませ、ドクオ様」

34タケノコ ◆XksB4AwhxU:2016/10/15(土) 21:05:27 ID:NcuWLres0
第3話


デレ、お前を愛してる、
お前も俺のことを愛していてくれたんだな…

でも、でも…!






35タケノコ ◆XksB4AwhxU:2016/10/15(土) 21:09:41 ID:NcuWLres0
('A`)「おいーっす」

( ´・ω・`)「やぁ、おはよう」

川 ゚ -゚)「ダーリンおはよう」

ミセ*゚ー゚)リ「な!?ダーリンってなんですか」

川 ゚ -゚)「結婚予定なんだからダーリンで問題ないだろう」

('A`)「同居もキスもペアルックもしたことのない結婚予定のダーリンか」

36タケノコ ◆XksB4AwhxU:2016/10/15(土) 21:10:38 ID:NcuWLres0
川 ゚ -゚)「ペアルックはともかくとしてキスしたいなら今すぐしようか?」

('A`)「いんや、辞めとくよ」

川 ゚ -゚)「安心しろ、まけにまけて10000円で勘弁してやる」

('A`)「金とるんかい」

ミセ*゚ー゚)リ「わ、私だったら0円ですよ!?」

('A`)「まだ警察のお世話になるわけにはいかんのでな」

37タケノコ ◆XksB4AwhxU:2016/10/15(土) 21:11:44 ID:NcuWLres0
ミセ*゚ー゚)リ「別に通報しませんってば!」

川 ゚ -゚)「むっ、なら私は醤油バターのポテチもつけよう」

('A`)「すまん、俺ただの塩派」

ミセ*゚ー゚)リ「わ、私もなんです!奇遇ですね!」

川 ゚ -゚)「私はコンソメ派だな、ダーリン、後でコンソメと塩を交換しようか」

('A`)「いいね、でも塩のポテチ持ってねーや」

川 ゚ -゚)「私もコンソメは持っていないな」

('A`)「じゃあ醤油バターでいいんじゃね?」

川 ゚ -゚)「それもそうだな」

38タケノコ ◆XksB4AwhxU:2016/10/15(土) 21:14:28 ID:NcuWLres0
( ´・ω・`)「ハイハイ、雑談はそれまでにして」

( ´・ω・`)「いやぁ、それにしてもここは以前と変わらずいつも通りだ、
これが続くといいんだけどね」

('A`)「…ああ、そうだった俺ここやめるわ」

川 ゚ -゚)「は?」

ミセ*゚ー゚)リ「へ?」

39タケノコ ◆XksB4AwhxU:2016/10/15(土) 21:15:31 ID:NcuWLres0
( ´・ω・`)「…行くのか?」

('A`)「…ショボン、オメーとダチで本当に良かったわ」

( ´・ω・`)「相変わらずだね、雲のようなやつだ」

('A`)「流れ星のようだといってくれよ」

40タケノコ ◆XksB4AwhxU:2016/10/15(土) 21:16:30 ID:NcuWLres0
川 ゚ -゚)「まてまてまてまて、なんでそんなにさらりと流してるんだ?は?」

川# ゚ -゚)「理由を説明しろ!!」

('A`)「辞めるんだよ」

川# ゚ -゚)「理由になってない!」

('A`)「ショボンには今許可とったしOKだろ」

( ´・ω・`)「本当ならひと月前に言って欲しかったけどね」


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