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( ><)我ら!お芋マスターズのようです
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第一話:入部だよ!お芋マスターズ!
(;><)「うーん…」
(;><)「どうしよう…入学して数週間、最初の壁なんです…」
(;><)「ていうかいっぱいありすぎるんです!某県にあるソフトクリームが100種類あるお店並にあるんです!」
ξ゚⊿゚)ξ「あら、ビロード。放課後だけど帰らないの?」
( ><)「あっ!ツンさん!実はかくかくしかじかで…」
ξ゚⊿゚)ξ「部活が決まらない?」
( ><)「はいなんです」
ξ;゚⊿゚)ξ「まぁ確かにこの学校アホみたいに部活があるから悩むのも分かるけど…」
(;><)「流石に多すぎるんです!なんですかクレー射撃部って!ダックスハントですか!」
ξ゚⊿゚)ξ「古…」
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(´<_` )「ふぅ……何とかしてたどり着いたな」
ミ,,゚Д゚彡「言うほど時間かけてないけど。俺がインターフォン押していい?」
(´<_` )「どうぞどうぞ」
ミ,,゚Д゚彡σ「じゃあ押すぞー」
(´<_` )「はいはい」
ミ,,゚Д゚彡σ「フリじゃないからなー!?」
(´<_` )「ふいふい」
ミ,,゚Д゚彡σ「押しちゃうからなー!?」
(´<_` )「早く押せよ」
-
ミ,,゚Д゚彡σ「気を取り直して、第2ラウンド」
(´<_` )「きゃーフサさんやっちゃってー」
ミ,,゚Д゚彡σ グッ
ミ,,゚Д゚彡σ
ミ,;゚Д゚彡σ
(´<_` )「どうした?」
ミ,;゚Д゚彡σ「いや……仮に押したとしても出てくるのが高岡じゃなくて知らない人だったらどうしようかと」
(´<_` )「いや表札に高岡書いてありますし」
ミ,;゚Д゚彡σ「それでもし黒スーツの厳ついおっさんとか出てきたらどうしよう……『おんどれワレェ!!』みたいな……」
(´<_` )「インターフォン押すのにこんな手間取る人俺初めて見たよ。帰ったら妹者に自慢しよ」
-
(´<_` )「とりあえず、ここは高岡の家だからな?押しても高岡しか出ないからな?」
ミ,;゚Д゚彡σ「お、おう……」
ミ,;゚Д゚彡σ スーハースーハー
ミ,;゚Д゚彡σ「よし!」
ミ,;゚Д゚彡σ「うおおおおおおおじゃm从;゚∀从「……早く入れよ」ガチャ
ミ,;゚Д゚彡そ
ミ,;゚Д゚彡「なんてことするんだ高岡!せっかくのチャンスを!」
从;゚∀从「いいから早く入れよ!インターフォン押すのに何分かかってると思ってんだ!」
(´<_` )「おじゃまんとひひー」
-
ミ,,゚Д゚彡「お邪魔します」ガチャ
从 ゚∀从「お邪魔されました」
(´<_` )「よく来たな。ゆっくりしとけよ」
ミ,;゚Д゚彡「お前はいつから同居人になったんだ」
-
从 ゚∀从「散らかっててすまんなー」
ミ,,゚Д゚彡「いやいや普通に綺麗だと思うぞ」
(´<_` )「俺と兄者の部屋に比べれば全然」
从 ゚∀从「掃除機かけたぐらいだからなー……あ、麦茶飲む?」
ミ,,゚Д゚彡「マジ?外暑かったから頼むわー」
(´<_` )「ついでに母者のクッキーもここに置いとくな」
从 ゚∀从「おーう。そこらへん適当に座っててもいいからなー」
-
"(´<_` )キョロキョロ
ミ,,゚Д゚彡「どうした?トイレか?」
(´<_` )「行って早々人ん家のトイレなんか要求するか。写真が気になってさ」
ミ,,゚Д゚彡「写真?」
(´<_` )「高岡のとーちゃん眉毛濃いなーと思って」
ミ,;゚Д゚彡「失礼だな」
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(´<_` )「ぬーんでも入園式の写真なのに母親は写ってないのか」
ミ,,゚Д゚彡「それ単体の写真に居ないだけだろ」
(´<_` )「それもそっか」
从 ゚∀从「何見てんだ?」ヌッ
(´<_`;)「うわびっくりした!背後に立つなよ!俺がゴルゴだったら即死だぞ!」
从 ゚∀从「わりぃわりぃ、そんで何の話してたんだ?」
ミ,,゚Д゚彡「高岡の父さんの眉毛の話してた」
从;゚∀从「まー確かに遠目から見たら顔に毛虫付いてますよーって具合に濃いけどさぁ」
从;゚∀从「俺不本意ながらも母親似だし、もし父さんに似てたら今頃俺の眉毛両津だぞ」
(´<_` )「うわぁ……」
-
从 ゚∀从「んじゃ!早速勉強会始めるとするかね!」
(´<_` )「おおそうだ。すっかり忘れてた」
ミ,;゚Д゚彡「勉強しないで遊んで終わるのとかテスト前の俺達じゃねぇかよ……」
从 ゚∀从「そうならないようにやること終わらせねーとなー」
从 ゚∀从「まぁ俺ある程度進めちまったけど」
(´<_` )「抜けがけかよ」
从 ゚∀从「3問解いて昼寝した」
(´<_` )「……いつもの高岡だな」
ミ,,゚Д゚彡「ああ、いつもの高岡だ」
从;゚∀从「いつものとか言うな!俺だってやれば出来る子なんだから!」
-
(´<_` )「俺漢字から片付けるか」
从 ゚∀从「俺も漢字やろーっと」
ミ,,゚Д゚彡「じゃあ俺は数学を……」
(´<_` )「のれよー」
从 ゚∀从「のーれーよー」
ミ,;゚Д゚彡「何だよ」
(´<_` )「そこは合わせて『あ、俺も漢字やる』のパターンだろー」
从 ゚∀从「空気読めよなー」
ミ,;゚Д゚彡「ム……ムカつく!そんなの言われたら徹底的に貫いてやる!」
(´<_` )チッ
-
Ф(´<_` )「大体こういう夏休みの宿題はな、圧倒的問題数が多い方から片付けるんだよ」ガリガリ
从 ゚∀从Ф「基本的読み書き練習だから楽っちゃ楽だけど量が多くてめんどくさい」サラサラ
Ф(´<_` )「教科は少ないけどこんなに出すかね、高校の宿題で」ガリガリ
从 ゚∀从Ф「読書感想文が無いだけマシ」サラサラ
Ф(´<_` )「あー」
-
ミ,,゚Д゚彡「……やってる途中悪いんだけどここどうするんだっけ」
从 ゚∀从「ねくすとこなんずひーんと」
(´<_` )「二次方程式」
ミ,,゚Д゚彡「お、おう……ありがと」
-
从;゚∀从「あ、ここの漢字の読みが分からねぇ!」
(´<_` )「ねくすとこなんずひーんと」
ミ,;゚Д゚彡そ「う、うぇぇ!?お、俺か!どれどれ」
ミ,,゚Д゚彡「ゆたんぽだな……」
从;゚∀从「これでゆたんぽ!?ゆばーばじゃないのか!?」
(´<_` )「何その名前奪ってきそうな名前」
ミ,;゚Д゚彡「ややこしいな」
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(´<_` )「やっべふざけてたらど忘れした」
(´<_` )「みゃくらくってどう書くんだ」
从 ゚∀从「ねくすとこなんずひーんと」
ミ,;゚Д゚彡「それ流行ってんのな!」
ミ,;゚Д゚彡「ちなみに脈絡はこう書くぞ」サラサラ
(´<_` )「以外と簡単だった。ありがとう」
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从 ゚∀从「………」
从 ゚∀从「飽きた……」
ミ,,゚Д゚彡「まだ半分も終わらせてないだろ」
从;゚∀从「飽きたんだよー!あーこんなむさくるしいメンツじゃなくて家庭教師のおねーさんとかに教えてもらいたい!」
(´<_` )「安心しろ、少なくともここに居る全員がそう思ってる」
ミ,;゚Д゚彡「俺を巻き込むな!」
从 ゚∀从「そうだったのか……」
ミ,;゚Д゚彡「ちょっと引き気味に反応するな!
-
从 ゚3从「あーもう宿題めんどくせー満員になった女性専用車両に乗って女の人に埋もれたい」
(´<_` )「そこにおばさんも混じってる可能性が」
从 ゚∀从「素敵なマダムですねって褒める」
(´<_` )「そこまで女性に対する意志が……」
ミ,,゚Д゚彡「大まかに言えばただの範囲広い変態だけどな」
-
ミ,,゚Д゚彡「大体勉強会開くって言ったの高岡だろー?」
从 ゚3从「そうだけどよぉ、友達と集まったら勉強っていうか雑談に入っちゃうじゃーん?」
(´<_` )「一理あるな」
ミ,,゚Д゚彡「同意すんな」
从 ゚3从「せっかくシフォンケーキ焼いたっつーのに俺一人で消化するのもなー」
ミ,,゚Д゚彡「シフォン……」
(´<_` )「ケーキ……」
从 ゚∀从「お?」
ミ,,゚Д゚彡「じ、実はちょっと俺も休憩タイムに入りたいと思ってた所なんだよ。な、弟者!」チラッチラッ
(´<_` )「そ、そうだな。タイミングよく母者特製クッキーもここにあることだし、な!」チラッチラッ
从 ゚∀从(分かりやすいなー)
-
ミ,,゚Д゚彡「て言うか高岡料理なんて作れたんだ」
从 ゚∀从「おー。父さんの帰り待つより自分で作った方が手っ取り早いだろー」ガチャガチャ
ミ,,゚Д゚彡「あれ、共働きなのか?」
从 ゚∀从「何が?あ、切り分けんのめんどくせぇから各自で平等になー」
(´<_` )「わーい」
ミ,,゚Д゚彡「いや、その口ぶりからすると母さんも仕事で忙しいかなーって」
从 ゚∀从「いや、俺母さん居ねぇし」
(´<_` )
ミ,,゚Д゚彡
-
从 ゚∀从「俺が小学生の時に離婚してなー。まぁ勝手に出て行ったんだけど向こうが」
(´<_` )
ミ,,゚Д゚彡
从 ゚∀从「まぁ俺母さん嫌いだし居なくなって万々歳っつーか……」
(;<_; )ブワッ
ミ,,;Д;彡ブワッ
从;゚∀从そ「うおいっ!!」
(;<_; )「今度何か奢ってやるからな!!!」
ミ,,;Д;彡「誕生日になったら玄関でハッピーバースディ歌ってやるからな!!」
从;゚∀从「な、何だ!?フサのに至っては近所迷惑……」
-
(´<_` )「て事でケーキ食べるとするか」スッ
ミ,,゚Д゚彡「ゴチになりまーす」スッ
从;゚∀从「切り替え早っ!!」
-
(´<_` )「どうせなら母者のクッキーも食べてくれ」
从 ゚∀从「クッキーとケーキってなんかお茶会みたいだなー」
ミ,,゚Д゚彡「……高岡、フォークは?」
从 ゚∀从「見つかんないからお箸で代用した」
ミ,;゚Д゚彡「そこは頑張れよ!」
(´<_` )「箸でケーキを食うとはなかなか斬新だな」モサモサ
从 ゚∀从「一生で一度の体験かもしれないぞ」モサモサ
ミ,;゚Д゚彡(一度もねぇよ……)
-
从 ゚∀从「弟者ークッキー貰ってもいいか?」
(´<_` )「構わんよ」
从 ゚∀从「いただきまーす」ガリッ
从;゚〜从「……なんかすっげぇ固い」ボリボリ
(´<_` )「歯欠けたり折れたりしてないか?」
从 ゚∀从「おう。なんとも」
ミ,;゚Д゚彡「ちょっと待て。歯が欠けたり折れたりするクッキーって何だよ」
-
(´<_` )「母者の作るお菓子全般は石膏みたいになるんだよ」
(´<_` )「俺達一家は慣れてるからいいけど一般人が食ったらちょっと……」
ミ,;゚Д゚彡「絶対ちょっとどころじゃない!俺食わなくてよかった!」
从*゚∀从「俺これ気に入ったなー。もっと食っていい?」
(´<_` )「どうぞどうぞ」
ミ,;゚Д゚彡「高岡の顎はどうなってるんだ……?セメントミキサー……?」
从 ゚∀从「そんなの言われたの生まれて初めてだよ」
―――
――――
-
从*-∀从「はー食った食った!」
(´<_` )「ケーキ美味かった……」
ミ,,゚Д゚彡「ごっそさん。それじゃあ早速勉強の続きを……」
从 -∀从「飯食ったら眠くなってきた」ゴロン
ミ,,゚Д゚彡「おい」
-
从 -∀从「うーんおとじゃえもーん……睡魔が襲ってきて宿題が出来ないよぉ」
(´<_` )「しょうがないなぁ高岡君は〜」
(´<_` )「生物の勉強の教材としてジュラシックパークを見ようじゃないか」
从*゚∀从「見る!!」ガバッ
ミ,;゚Д゚彡「結局映画鑑賞じゃねぇか!!!」
おわり
-
乙!
flashなつかしいなー!
ハインの掘り下げもあって良かった。
-
おっつん
勉強会あるあるやね
-
なつみstepとは懐かしい
-
>>810
俺もだよ
-
第二十五話:こんにゃく芋を素手で突っ込め
ピピピピ
( ><)「37.5度……」
( ><)「見事に熱なんです……」
( ><)ゲッホゲホ
( ><)「うー……苦しいんです……」
( <●><●>)「どうせ貴方のことですから湯冷めでもしたのでしょう」
( ><)「やっぱりパン一でアイスを食べたのが間違え……」
( ><)
-
( <●><●>)「はろう☆」
(;><)「ぎゃー!何で居るんですか!不法侵入ですよ!て言うか懐かしっ!」
( <●><●>)「失敬な、ちゃんと玄関から入りましたよ」
(;><)「玄関から入っても立派な不法侵入でsゲッホゴッホオウ"ェ」
( <●><●>)「全く、貴方は今風邪をひいてるんですから無理をならさずに……」
(;><)「誰のせいでゲッホ……思ってるんですか……」
-
( <●><●>)「まぁ不法侵入は半分認めましょう。僕はちゃんとお邪魔しますを言いました」
( <●><●>)「しかしですね、鍵を開けっ放しってのはいささかどうかと思いますよ」
(;><)「それは……いざとなった時に誰かに助けを求める時とかに……」
( <●><●>)「セキュリティガバガバすぎるでしょう。そもそも母さんとかは?」
(;><)「仕事です……」
( <●><●>)「薄情ですね」
(;><)「どうしても抜けられないと言ってたので……ゲッホ」
-
( <●><●>)「まぁいいでしょう。貴方ちゃんとご飯食べましたか?」
( ><)「食べてないんです。食欲無いんです」
( <●><●>)「え?お腹ペコペコですって?分かりましたキッチンにお粥があったので温めておきましょう」
(;><)「そんな事一言も言ってませんけど!」
( <●><●>)「うるせぇガソリンを入れないと車は走らないように食べないとエネルギー付かないんですよ」
( <●><●>)「じゃあ一旦抜けるんでゲロ吐きそうだったら言ってくださいね」
(;><)「伝えませんよそんな事……」
バタン
-
( ><)(あー……)
( ><)(不法侵入で訴えてやりたいけど幼馴染と看病してくれる事でチャラにしてやりましょう)
( ><)ゲッホゲホ
( ><)(辛いんです……こんな時に信じてもいないのに神頼みしちゃうんです)
( ><)(ちょっとセンチメンタル)
-
( <●><●>)っ「お待たせしました」ガチャンコ
( ><)「ケホ……随分早めですね」
( <●><●>)「あまりやりすぎてもおでんが、いえ、おかゆがこげちゃうので」
( ><)「意地でもそのネタは引きずっていくんですか……」
( <●><●>)「それにビロード猫舌でしょう。熱々のを食べるのは上島竜兵だけで十分です」
(;><)「あれはお約束と言うか伝統芸ですからね。あ、お粥いただくんです」
( <●><●>)「はい。卵入りにアレンジしました」
( ><)「わーい卵入りのお粥大好きなんですー」
( <●><●>)「それは何より。……大丈夫ですか?食えますか?二人羽織やりますか?」
(;><)「何で一周回ってめんどくさい事してるんですか!お断りなんです!」
-
( ><)「ああもう一人で食べられるんで二人羽織はいいんです」
( ><)「てなわけでいただきます」
( ><)モグモグ
( ><)「お母さんの味がする……」
( <●><●>)「そりゃ貴方の母親が作ったわけですから98%母親ですよ。残り2%は僕」
( ><)「三つ葉入りなんですね」
( <●><●>)「じゃあ3%増加しましょう」
( ><)「それじゃあ三つ葉が大半占めてるじゃないですか」
( <●><●>)「いちいちうるさいですね」
( ><)「理不尽な……」
-
( <●><●>)「あ、ビロード、ご飯粒が一つ残ってますよ」
( ><)「一粒くらい気にしないんです」
( <●><●>)「何を言うんですか。一粒の米にも百の魂ですよ。おめめ潰れちゃいますよ」
(;><)「今日のワカッテマス君はおばあちゃんみたいですね……食べますよ」モグモグ
( <●><●>)「お米食べる毎に百の魂が消化されていくと思うとかなり残酷に見えますね」
(;><)「台無しじゃないですか!!」
-
( <●><●>)「完食ですね」
( ><)「はいなんです」
( <●><●>)「では食器洗っときますので、ゲロ吐きそうになったら言ってください」
(;><)「食後にやめてくださいよ!もう!どんだけ僕吐きそうなんですか!」
ガチャ バタン
-
( ><)ケホッ……
( ><)「……ったく」
( ><)(何かする事は……薬飲まなきゃ)
( ><)(錠剤とカプセルはまだ好きな方ですけど粉薬は大っ嫌いなんです……むせるし後味最悪だし)
( ><)(一番最初に飲んでおきましょう)ザーゴクゴク
( ><)!
-
(;><)「ぎええええええ酸っぱいんですううううううう!!」
( <●><●>)「どうしましたか!」ガチャ
(;><)「ワカッテマス君!何か口直しに味の濃いの!できれば甘ったるいの!」
( <●><●>)「ではカステラでも……」バタン
(;><)「早くしてくださいね!!!」
-
(;><)「今まで苦い奴だったから完全に油断してたんです……」
(;><)「あー喉の奥酸っぱい!気持ち悪い!」
( <●><●>)「持ってきました」ガチャ
(;><)「ありがとうなんです!」
(;><)モグムシャモグムシャ
(;><)ゲッホゲホゲッホゲホ!!
( <●><●>)「急いで食べるからですよ」
-
(;><)「あ"ー……生きた心地がしなかったんですー……」
( <●><●>)「粉薬なんて最高にマズイやつか破滅的にマズイのしかありませんよ」
(;><)「結局どっち転んでもマズイんですね……そりゃ美味しい薬なんてありませんけども……」
( <●><●>)「さ、次は何しましょうか」
( ><)「いや、もう大丈夫ですよ。これから寝るので」
( <●><●>)「えー」
(;><)「何で嫌そうにしてるんですか」
( <●><●>)「今日暇で暇で仕方がないですよ。ビロードの看病でもして時間を潰そうと……」
(;><)「人の看病で暇つぶししないでください!うつしますよ!」
( <●><●>)「無差別なバイオテロ起こすのはやめてくださいよ」
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(;><)「とりあえず……ワカッテマス君も熱出したくなけりゃとっととお家に帰るんです」
( <●><●>)「仕方ありませんねぇんもう」
( <●><●>)「そうだ、帰り際にこれ置いときますね。ヒーリング効果があるCDです」
(;><)「な、なんか怪しいけど一応貰っておくんです」
( <●><●>)「じゃあ僕はお邪魔しますよ。また何かあったら呼んでくださいね」バタン
-
( ><)「はー……結局好き勝手言って帰ってたんです……」
( ><)「看病しに来たのは感謝してますけど……」
( ><)「……CDでも聞きますかね」
( ><)ガサガサ
(;><)「X JAPAN……」
(;><)「しかも紅……!」
おわり
-
ロックな男だな
-
だれキュラネタとはまた懐かしいものを
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第二十六話:ポテトチップス蝗の佃煮味
( ><)(あっという間に終わってしまった夏休み……)
( ><)(月日の流れるのは早いんですが)
( ><)(8月31日から学校ってのは認められないんです!まだギリギリ夏休みなんです!)
( ><)(まぁあるもんは仕方ありませんが……)
( ><)ハー
( ><)(久々の教室、なかなか緊張するものがありますね)
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( ><)っ ガラッ
ξ゚⊿゚)ξ「あら、おはようビロード。そしてお久しぶり」
( ><)「おはようございますとお久しぶりなんですー。結構早いですねぇ」
ξ゚⊿゚)ξ「そーなの。今日たまたま一番に着いちゃってさ。こういうのも悪くないわ」
( ><)「何となく優越感得られますよね」
ξ゚⊿゚)ξ「ここは私の城じゃー!みたいな感じでね。ビロードは夏休みどうだったの?」
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( ><)「お婆ちゃん家行ったりスイカ食べたり……」
ξ゚⊿゚)ξ「ほうほう」
(;><)「でも残り数日で夏風邪ひいちゃったんです……」
ξ゚⊿゚)ξ「クーラーで体冷やした?」
(;><)「はいなんです」
ξ゚⊿゚)ξ「おばか」ペチッ
(;><)「あいたっ」
-
ξ゚⊿゚)ξ「それでもう体調は良くなったの?」
( ><)「はいなんです!熱も完璧に下がりました」
ξ゚⊿゚)ξ「それは何よりだわ。夏場の熱だなんてたまったもんじゃないし」
( ><)「X JAPANの紅に合わせてヘドバンしたらいっぱい汗かいたんです」
ξ;゚⊿゚)ξ「ず、随分ロックな治療したのね……」
( ><)「お隣のワカッテマス君から借りたんです」
ξ;゚⊿゚)ξ「色々ツッコミどころ満載だけど生徒会長!」
-
( ><)「まぁそんなこんなで治ったので良しとするんです」
ξ゚⊿゚)ξ「そんなこんなでまとめちゃったよ」
ξ゚⊿゚)ξ「とりあえず、病み上がりなのは確かなんだから無理はしないようにね」
( ><)「はいなんです」
-
ξ゚⊿゚)ξ「あ、話変わるけど今日プール掃除やる人募集してたわよ。阿部先生が」
( ><)「へぇ」
ξ゚⊿゚)ξ「人手が足りないんですって」
( ><)「ほぉ」
ξ゚⊿゚)ξ「男子何人か必要らしいわ」
(;><)「遠巻きにやれって言ってませんか!?」
ξ;゚3゚)ξ「ソンナコトナイヨー」
(;><)「絶対に!参加!しませんからね!」
――――
―――――
-
―放課後
( ><)
( ><)(参加してしまった……)
( ><)「今日は午前で終わるというのになんて勿体無いことをしてしまったんでしょう……!」
爪'ー`)「タダで水浴びすると思えば気が楽になるぜ」
(;><)「ははは……そうだといいんですけどね……」
-
ハハ ロ -ロ)ハ「あーマイクテス、マイクテス」
ハハ ロ -ロ)ハ「レディーエンスジェントルメーン」
( ´_ゝ`)「うわぁめっちゃネイティブ。流石本場のアメリカ人だよ。あ、俺の苗字流石だ」
ハハ ロ -ロ)ハ「えー皆サマ、本日はプール掃除のお手伝いに来てくださってマコトにありがとうゴザイマス」
(´・ω・`)ノ「先輩、質問です」
ハハ ロ -ロ)ハ「何でショウカそこの一年boy」
(´・ω・`)「これ終わった後に参加者全員にアイスが奢られると聞きつけて駆けつけましたが本当ですか?」
(゚、゚;トソン「ショ、ショボン君!なんかがめついですよ!やめてください!」
(´・ω・`)「何言ってるだトソン、働いた分だけ報酬は貰うもんさ」
(゚、゚;トソン「ですが……」
-
ハハ ロ -ロ)ハ「yes。タダ働きで報酬ナッシングとは鬼畜!社畜!家畜デース!」
( ´_ゝ`)「全員にアイス奢るなんて太っ腹だな」
ハハ ロ -ロ)ハ「What?いつドコでワタシがアイス奢るなんて言いまシタカ」
( ´_ゝ`)「えっ?」
ハハ ロ -ロ)ハ「ンなもん学校の金で買えば問題ナッシング。事前に阿部センセに伝えてマス」
ハハ ロ -ロ)ハ「大体プール掃除ナンテメンドくさいモンアイスで釣らなきゃ誰も集まりセンヨ」
( ´_ゝ`)「ハローさん黒いよ……肌白いのに腹ん中真っ黒だよ……」
-
ハハ ロ -ロ)ハ「それでは皆サマ、頑張ってプール掃除を終わらせマショウ!」
ハハ ロ -ロ)ハ「皆で協力すれば、えー、プリキュアにだってなれるンデス!」
(゚、゚;トソン「私が……プリキュアに……!?」
(;><)「真にうけちゃダメなんです!それっぽい反応やめてください!」
(´・ω・`)「僕も……プリキュアに……!?」
( ><)「それは絶対に有り得ないんで諦めてください」
(´・ω・`)
-
ハハ ロ -ロ)ハ「それでは作業開始デス、一人一本ずつナンテ言いますっけ。シャカシャカ?」
( ´_ゝ`)「デッキブラシ」
ハハ ロ -ロ)ハ「デッキブラシをオトリクダサイ。あ、藻で滑りやすくなってるんでお気を付けテネ」
(´・ω・`)ガサガサ
(´・ω・`)「はい、全員分」
爪'ー`)「ありがとな」
(゚、゚;トソン「ありがとうございmぽぅ!」トルゥン ゴッ
(;><)「マイケルジャクソンみたいな悲鳴!大丈夫ですか!?」
(゚、゚;トソン「は、はい……被害は目の前に居るフォックス君で済みました……」
:爪; ー ): プルプル
(;><)「フォックスくーん!!!」
-
(゚、゚;トソン「ごめんなさい!普段はか弱い女の子なのですが……」
:爪; ー ):「都村……お前意外と石頭なんだな……」
(゚、゚;トソン「近所じゃ『都村の娘さんはスイカも粉砕する石頭』で名が知れてますから……」
(;><)「二次災害なんです!」
(´・ω・`)「てんでわんやだね」
-
ハハ ロ -ロ)ハ「oh……早速被害ガ……」
(゚、゚;トソン「大変お恥ずかしい所を見せつけてしまいました」
爪'ー`)「主な被害は俺なんだけどな」
(゚、゚;トソン「ご、ごめんなさい!」
(´・ω・`)「まぁしかし見事にヌルっヌルなもんだ。リンカーンのぬるぬるピラミッドみたい」
(;><)「その例え方的確すぎて逆に嫌なんですけど」
-
(゚、゚トソン「先輩、滑らない様にする対策とかありませんかね?」
ハハ ロ -ロ)ハ「一つアリマスヨ」
(゚、゚トソン「その方法とは……」
ハハ ロ -ロ)ハ「簡単デス、地面から3ミリ浮けばイインデス」
(゚、゚;トソン「さらっと言ってますけど全然簡単じゃないですよね!?」
(;><)「全くなんです!それが実現できるのはドラえもんぐらいなんです!」
-
( ´_ゝ`)「おーい、さっきからそっちくっちゃべってばっかだけどやってるのかー」
(゚、゚;トソン「す、すみません……なんか今日謝ってばっかですね……」
(´・ω・`)「んも〜トソンったら〜」
(゚、゚;トソン「ムカつく!なんでいつもこんなとコンビになりやすいんですか!」
(´・ω・`)「こんなの……フォックス〜トソンがいじめるyあひんっ」ツルッゴシャッ
爪; ー )そ「ズンドコベロンチョ!」
(;><)「ぎゃー!真面目に掃除してたフォックス君の背中にショボン君がー!」
-
爪;'ー`)「何なの!?俺今日厄日なの!?」
(´・ω・`)「男の人の背中って……広いのね……」ドキドキ
爪;'ー`)「お前はお前でさっさと離れろ!気色悪いわ!」
ハハ ロ -ロ)ハ
ハハ ロ -ロ)ハ(今度からアノ子達をプール掃除に呼ぶのヤメマショウカ)
―――
――――
-
(゚、゚トソン「とりあえず、なんやかんやで藻は片付け終わりましたね」
(´・ω・`)「いやぁ〜大変だったね」
爪'ー`)「主にお前らがな」
ハハ ロ -ロ)ハ「ブラボーブラボー、後もう少しデスヨ!」
ハハ ロ -ロ)ハ「次はホースで水を撒いて、フィニッシュデス!」
(´・ω・`)<チイサクナゲキッス♪
爪'ー`)「携帯鳴ってるぞ」
(´・ω・`)「ホントだ、先輩ちょっと出てもいいですか」
ハハ ロ -ロ)ハ「ドウゾ。落とさない様に気をつけてクダサイネ」
-
(´・ω・`)「はーい。もしもし」ピッ
(´・ω・`)「うん、うん……今プールに居るよ」
(´・ω・`)「え、マジで?分かった。うんうんはーい伝えとくね」
(´・ω・`)ピッ
(゚、゚トソン「誰からですか?」
(´・ω・`)「弟者から」
( ´_ゝ`)「俺の弟がどうしたって?」
(´・ω・`)「ハロー先輩に伝言を頼みたいと言ってました」
ハハ ロ -ロ)ハ「ワタシデスカ?」
(´・ω・`)「『兄者がEXILEのタイミングずらして回るやつに巻き込まれて大変なのでプール掃除に行けない』との事です」
ハハ ロ -ロ)ハ
( ´_ゝ`)
-
ハハ ロ -ロ)ハ「兄者君……」
(´・ω・`)「先輩……」
(;´_ゝ`)「俺現在進行形でここに居るんだけど!バックれる理由適当すぎない!?」
( ><)「奇遇ですね、僕も一昨日巻き込まれて大変だったんですよ」
(;´_ゝ`)「君はボケ側に入ってきちゃダメだろ!」
(;><)「僕だって一度はボケに入りたいんです!」
-
(;´_ゝ`)「とりあえず俺は無傷だし弟者は後で一回殴る!」
ハハ ロ -ロ)ハ「流石に冗談だと分かってマシタケドネ」
(´・ω・`)「僕も」
(;´_ゝ`)「ガチトーンだったよね!?ああもう水撒くからプールサイドに上がって……」
-
(゚、゚トソン「よいしょっと」ヒョイ
爪'ー`)「よっ」ヒョイ
(´・ω・`)ヒョイ
ハハ ロ -ロ)ハ「ドッコイショウイチ」ヒョイ
( ><)「よいしょなんです!」ピョン
( ><)「………」ピョンピョン
(;><)「登れないんですー!」
(゚、゚;トソン「無理してこっちから上がらずともあっちのはしごみたいなやつから登れば……」
(;><)「地味に遠いしプライドが許さないんです!」
(゚、゚;トソン「捨てなさいそんなもの!」
-
( ´_ゝ`)「制限時間内に登らないと水まきまーす」
(;><)そ「ひぇぇ!」
爪'ー`)「じゃあ腕引っ張ってやるから上がってこいよ」
(;><)「あ、お願いします……」
(゚、゚;トソン(そっちはいいんだ!)
-
( ´_ゝ`)「ホースに繋いであるから、蛇口回してー」
ハハ ロ -ロ)ハ「ラジャー」キュッキュッ
( ´_ゝ`)「出てこないなーもっと回してみて」
ハハ ロ -ロ)ハ「結構回してるハズナンですガネー」キュッキュッ
( ´_ゝ`)「あれー?」
( ><)「先輩、覗き込んだら水が……」
( ´_ゝ`)「ぶわっ!」ビシャァ!!
(;><)「言わんこっちゃないんです!」
-
(u´_ゝ`)ポタポタ
ハハ ロ -ロ)ハ「sorry……」
( ´_ゝ`)ヽ グイグイ
ハハ ロ -ロ)ハ「……兄者君オールバック似合いマスネ」
-
( ´_ゝ`)「それじゃあ、気を取り直して!」
( ´_ゝ`)「兄者スプラッシュ!!」ブシャアアアア
(゚、゚*トソン「わぁ、虹が出てますよ!」
( ´_ゝ`)「ちょうど今日は快晴だからね」
(´・ω・`)「BUMPみたい」
爪'ー`)「BUMP……ああ、ハルジオンか」
-
( ´_ゝ`)「どうせなら順番にまわすか。都村さん何か掛け声と共に!」
(゚、゚;トソン「う、うぇぇ!?無茶ぶりさせるのはMCに話題まわされた若手芸能人だけにしてください!」
(゚、゚;トソン「えーっとえーっと……」
(゚、゚;トソン「お母さん!消費期限を過ぎた牛乳を捨てずに新しいの買うのはやめてください!」
(´・ω・`)「切実な叫びだね」
(゚、゚;トソン「はい、ショボン君!」
(´・ω・`)「わぁ」
-
(´・ω・`)「んーっと……」
(´・ω・`)「洗面台の棚に歯磨き粉と洗顔クリームを一緒に置くのは一種の罠だよ兄さぁん!!」
爪'ー`)「なんか家内の文句言う流れになってきてないかコレ」
(´・ω・`)「次フォックスね」
爪;'ー`)「しかも次かよ」
-
爪;'ー`)「家内の文句とか今のところ別にないしな……」
爪;'ー`)「うーん……」
爪;'ー`)「8月31日が夏休みだと思ってたら大間違いなんだよモララー!!」
爪;'ー`)「じゃ、ビロード」
(;><)「今日学校に来なかったのはそのせいですか!」
-
(;><)「えっとえっと!」
(;><)「特に何も思いつかない!!」
(´・ω・`)「うっわつまんねー」
(;><)「僕に面白さを求めないでください!ラストはハロー先輩なんです!」
ハハ ロ -ロ)ハ「任せなサーイ」
-
ハハ ロ -ロ)ハ「ラストのシメを飾る一言!」
ハハ ロ -ロ)ハ「ンー……ハチの子タベターイ!!」
タベターイ……
タベターイ……
( ´_ゝ`)「食べたいの?」
ハハ ロ -ロ)ハ「食べたくナイデス」
( ´_ゝ`)「食べたくないんかい」
-
(((N| "゚'` {"゚`lリ「なんだ今の声、グラウンドまで響いてきたぞ」
ハハ ロ -ロ)ハ「アラ嫌だ、お恥ずかしい」
N| "゚'` {"゚`lリ「ハチの子食べたいのか?」
ハハ ロ -ロ)ハ「食べたくナイデス」
N| "゚'` {"゚`lリ「食べたくないのかよ」
(゚、゚トソン(デジャヴ……!)
-
ハハ ロ -ロ)ハ「それより見てくだサイ、無事にプール掃除が終わりましたヨ、約束のアイスをクダサイ」
N| "゚'` {"゚`lリ「家庭科室に冷やしてあるから各自一本な」
( ´_ゝ`)「ホントにあったんだ……」
N| "゚'` {"゚`lリ「教師嘘つかない」
-
ハハ ロ -ロ)ハ「じゃあ家庭科室にアリマスので移動シマショウカ」
N| "゚'` {"゚`lリ ツンツン
ハハ ロ -ロ)ハ「oh、何デスカー?」
N| "゚'` {"゚`lリ「先生の分のアイスは?」
ハハ ロ -ロ)ハ「ンナモン最初っから用意してるワケじゃないデスカ」
N| "゚'` {"゚`lリ「……体育の単位取り消すぞ」
ハハ ロ -ロ)ハ!?
おわり
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ブンツンドーさんにもまとめられました。感謝
次スレはここかファイナル板で悩んでますが埋まりそうになった時また告知します
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おつおつ
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乙
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おつおっつ
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第二十七話:西の瓜東の芋
( ´ー`)ピコピコ
(-_-)ペラペラ
o川*゚ー゚)o*(‘‘)*キャッキャウフフ
('A`)「………」
('A`)「違う……」
o川*゚ー゚)o「何が?ドクオ君の今までの人生が?」
('A`)「やめてよ悲しい。そうじゃなくて」
-
('A`)「新聞部ってこんなんでいいんですか?」
( ´ー`)「しょうがねぇだろ。仕事は年に2、3回しかネーからヨ」
(-_-)「そうだよ白木屋君の言う通りだよ。仕事があったらあったで馬車のように働くからね」
('A`)「絶対仕事あっても働かねぇだろアンタら……!」
( ´ー`)「なんだヨドクオも言う様になったじゃネーか」
('A`)ゞ ヘヘ……
o川*゚ー゚)o「ドクオ君そこ褒められポイントじゃないよ」
-
*(‘‘)*「て言うか今のは鬱田の意見に賛成だわ……絶対今までと変わらない自身あるから」
( ´ー`)「なんだ!?沢近も先輩に歯向かうのか!?」
*(‘‘)*「下克上ですよ下克上!」
( ´ー`)「生意気な後輩だヨ……おい、ヒッキーも何か言ってやれ!」
(-_-)「まぁぶっちゃけ仕事が週に何回かあっても絶対ダラダラする予感するから……」
(;´ー`)「ぅおおい!!」
-
('A`)「とりあえず、何か新聞部らしい事しましょうよ」
( ´ー`)「じゃあ新聞の裏にある番組表から何か面白そうなのを探すとか……」
o川*゚ー゚)o「わーいコボちゃん読むー」
( ´ー`)「コボちゃんはおあずけ」
o川*゚ー゚)o「えー」
-
*(‘‘)*「あ、今夜トトロやるんだー」
(-_-)「アレ見てると無性に夏野菜が食べたくなる」
*(‘‘)*「分かりますそれー。ジブリって一種の飯テロですからね」
( ´ー`)「私、このパイ嫌いなのよね」
o川*゚ー゚)o「オソノさんのミルク粥食べたい」
('A`)「………」
-
('A`)「結局いつもと変わらねぇじゃねぇか!」ダンッ
o川*゚ー゚)o「会話は大事なんだよドクオ君」
( ´ー`)「そうそう。だんまりの部活なんて逆に嫌だしな」
('A`)「そうだけど……そうじゃないんですよ……」
o川*゚ー゚)o「夢だけど夢じゃなかった的な?」
('A`)「ジブリから離れてください」
-
( ´ー`)「じゃあもうアレだ。麻雀やるべ麻雀」
(;-_-)「え、この中でルール知ってる人居るの?」
('A`)「て言うかなんで麻雀卓と麻雀牌一式揃ってるんですか」
( ´ー`)「先輩達が残していったからなーホコリ被ってら」
('A`)(ただの麻雀部じゃねぇか……!)
-
( ´ー`)「それでルールだったな。俺は詳しくは知らん」
(-_-)「僕も……」
o川*゚ー゚)o「私も知らなーい」
*(‘‘)*「ドンジャラしかやった事ないわ」
('A`)「結局皆知らねぇのかよ!」
*(‘‘)*「鬱田は?」
('A`)「俺も知らない……」
o川*゚ー゚)o「それならおあいこだねー」
-
*(‘‘)*「ねぇねぇ鬱田、この中って奴はなんなの?」
('A`)「それチュンって呼ぶんだぞ」
*(‘‘)*「ネズミの癖にスズメなのか!」
o川*゚ー゚)o「じゃあこの東西南北は?」
('A`)「……ごめん、それはちょっと分からないわ」
( ´ー`)「うん、よくわかんネーからオセロやろう」
('A`)「今までのくだりは何なんだったんだよ……」
-
o川*゚ー゚)o「お!オセロやるんですか!?」
( ´ー`)「やっぱ今時の高校生と言えばオセロだろ」
o川*゚ー゚)o「じゃあ私一番手やりまーす!」
( ´ー`)「よっしゃ!行けヒッキー!」
(-_-)「はいはい」
o川;゚ー゚)o「うげっ……小森先輩オセロ激つよじゃん……」
*(‘‘)*「だったらウチのクラスのニュッ君連れてくれば互角かもよ!?」
('A`)「俺じゃないのかよ」
o川*゚ー゚)o「やる?」
('A`)「別にいいよ。ちょっとトイレ行くわ。漏れそう」
*(;‘‘)*「汚いわねー早く行ってきなさいよ」
('A`)「そうするわ」ガラピシャッ
-
('A`)ハー……
('A`)(真面目に新聞部入りたいと思ったらこれだよ)
('A`)(楽しいからいいけどよ……たまにムカつくんだわ)
('A`)(このまま帰ろうかな……)
('A`)
('A`)(……よくよく考えたら荷物部室じゃん……マンドクセ……)
-
('A`)(……行くあてもない)
('A`)(モララーの所でも寄るか……)
('A`)(あいつらでさえちゃんと部活動してるのに俺達ときたら)
-
('A`)ノ ガラッ
(;・∀・)「ぎゃー!崩れたー!」パサァ
(;><)「最高記録ならずなんです!」
爪'ー`)「それよりもお前らトランプ拾えよ……」
('A`)(で、ですよね――――!!)
('A`)(まともな活動してると思ってきたけどやってる事新聞部とほとんど変わらなかった!)
( ・∀・)「あれ、ドクオじゃん?どったの?」
('A`)「あー……えっと……」
-
('A`)スゥ
('A`)「やーい!おっまえんちおっばけやーしーきー!!!」
(;><)そ
爪'ー`)「カンタァー!!」
Σ(><;)
(*・∀・)「すっげぇそっくりじゃん!もう一回やってもう一回!」
爪'ー`)「カンタァー!!」
(*・∀・)「もっかいもっかい!」
爪'ー`)「カンタァー!!」
(;><)「遊んじゃダメなんです!」
('A`)「リピートすんなよ……ちょっと笑っちゃったじゃねぇか……」
爪'ー`)「よっしゃウケた」
-
( ・∀・)「ところで部活はどったの?」
('A`)「抜け出してきた」
( ・∀・)「え、いいの?」
('A`)「いいよ別に、新聞部なのにやってる事お前らと変わらねぇし」
(;><)「なんか遠まわしにdisってません?」
('A`)「そそそそそんな事ないYO」
(;><)「めっちゃ動揺してるじゃないですか!」
-
――その頃の新聞部
(;-_-)「なかなかやるね……」
( ^ν^)ドヤァ
o川*゚ー゚)o「いけニュッ君!押してるぞー!」
*(‘‘)*「ボードゲームも得意なんだねーなんだか意外」
( ^ν^)v
(;´ー`)「うおおお!見知らぬ後輩に負けるなヒッキー!」
(;-_-)っ「へっ……こっちだって年上としてのプライドがあるんですよ……!」パチッ
( ^ν^)「そのプライドズタズタに引き裂いてあげますよ」
(;-_-)「うお喋った!最初の一言目が物騒すぎるよ!」
-
o川*゚ー゚)o「……ドクオ君遅いなー」
*(‘‘)*「確かに、もう随分経ったよね」
o川*゚ー゚)o「大きい方かな」
*(‘‘)*「もしかしたら下痢とか?」
o川*゚ー゚)o「あり得る……ドクオ君いつも胃痛に悩んでそうだし」
*(‘‘)*「今度胃薬あげよっか」
o川*゚ー゚)o「そうだねー」
―――
――――
-
爪'ー`)「大体俺達の部活なんて放課後なんか遊ぶ為に作られたようなもんだしなー」
( ・∀・)「そこから顧問のもー……もー……もすかう先生が畑いじり提案したし」
('A`)「そういやそうだったな。……て言うかいい加減盛岡先生の名前くらい言えるようになれよ」
( ・∀・)「モスラ先生だっけ」
(;'A`)「重病じゃねぇか……」
( ><)「多分一生治りませんよ」
(;'A`)「不治の病扱いかよ!」
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