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( ><)我ら!お芋マスターズのようです
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第一話:入部だよ!お芋マスターズ!
(;><)「うーん…」
(;><)「どうしよう…入学して数週間、最初の壁なんです…」
(;><)「ていうかいっぱいありすぎるんです!某県にあるソフトクリームが100種類あるお店並にあるんです!」
ξ゚⊿゚)ξ「あら、ビロード。放課後だけど帰らないの?」
( ><)「あっ!ツンさん!実はかくかくしかじかで…」
ξ゚⊿゚)ξ「部活が決まらない?」
( ><)「はいなんです」
ξ;゚⊿゚)ξ「まぁ確かにこの学校アホみたいに部活があるから悩むのも分かるけど…」
(;><)「流石に多すぎるんです!なんですかクレー射撃部って!ダックスハントですか!」
ξ゚⊿゚)ξ「古…」
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( ・∀・)「歌い終わったー。これで一周だな」
(;><)「あれ?もう終わったんですか?」
爪'ー`)「まっさらブルージーンズの話題で盛り上がってて聞いてなかった」
(;・∀・)そ「酷い!変に注目されるのも恥ずかしいけど全く注目されないのも寂しい!」
(;・∀・)「ちっくしょー次まっさらブルージーンズ歌ってやるから覚悟しとけよ」
爪;'ー`)「どう覚悟するんだよ……」
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爪'ー`) ピッピッ
爪'ー`)「あーあー……マイクテス……よし」
爪*'ー`)「あいたーいな♪あえなーいな♪せつなーいな、このきもーち♪」
(;><)「未だに馴れないしこの変わりようが凄いんです……」
( ・∀・)「俺もここ数年で馴れたから安心してよ。誰でも最初は驚く」
(;><)「まぁそうですよね!!」
爪*'ー`)「こっちをむいて好きだと言って♪」
( ><)「しかし……会った当初はクールなイメージでしたけど今は全然……」
(;・∀・)「ぜんっぜんクールじゃないからね!見た目だけだからあんなの!」
( ・∀・)「あーでもそういうタイプが合コンとか行ってモテるタイプなんだろうなぁ」
( ・∀・)チッ
(;><)(デジャヴを感じるんです……!!)
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爪;'ー`)「ゲホッ……無理して歌ったら喉死んだ……飲み物取ってくるわ」
(;・∀・)「無理すんなよなお前声低いんだからさ」
爪;'ー`)「それでも歌いたいんだよ。お前らの飲み物も補充してくるから何がいい?」
( ・∀・)「メロンソーダ」
( ><)「オレンジジュースが欲しいんです」
爪'ー`)「おっけー」ガチャ
-
爪'ー`) ステステ
爪'ー`) (ドリンクバー近いと楽だよなぁ)
爪'ー`)「メロンソーダとオレンジジュース……俺はカルピスソーダにしよう」ジャー
爪'ー`)"
爪'ー`) (なんかチラッとメイドさん居たけどコスプレの貸し出ししてるのかここ)
爪'ー`) (誰かとすれ違ったら気まずいだろうな)
爪'ー`) ステステ
爪;'ー`)「やべっ、両手塞がっててドア開けられねぇ。モララー!」
( ・∀・)つ「はいな」ガチャンコ
爪;'ー`)「サンキュー。ほれ、メロンソーダ」
( ・∀・)「どうも」
(#><)「ファック!ファック!ファック!ファック!」
(#><)「元・カ・レ・殺・ス!!」
(#><)「きーみの元カレ、ころしたーいよー!!息の根を止めたならー!!」
爪'ー`)「うわっ。びっくりした」
( ・∀・) (なんで俺以外見た目と合わない曲歌うんだろう)
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(;><)「ああ喉が!!でも楽しかったからいいんです……!」
爪'ー`)「変に喉を潰すと翌朝声出なくなるから気をつけな」
(;><)「うぇへぇ……それは困るんです」
( ・∀・)「ビロード終わったし次俺かー」
( ・∀・)「宣言通りにまっさらブルージーンズ歌お」ピッピッ
(#・∀・)σ「二人共ちゃんと耳かっぽじってよく聞けよな!!歌うからな!!」
爪'ー`)「はいはい」
(;><)「凄い剣幕なんです!」
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( ・∀・)「NON!NON!泣いたってわかんなーい♪」
( ・∀・)「NON!NON!そんなんじゃ始まんなーい♪」
(>< )「今ので何時間経ちましたか?」コソッ
爪'ー`)「二時間ちょっとくらいだな」
(><;)「もうそんなに経ったんですか。早いですね」
爪'ー`)「曲選んだり飲み物取りに行ってたりしてたからな」
(#・∀・)σ「いーまーに見てろとー自分に魔法かけーたらー!」
(;><)「あ、ごめんなさいちゃんと注目するんです」
( ・∀・)b「イマジネーショーン!さあ、大きくふくらまーせてー♪」
( ・∀・)「まーっさらぴんのブルージーンズ♪なにげーに着崩してー♪」
(*・∀・)「おおきなゆめをかざしーたらーびーじんになあったー♪」
爪'ー`)「ノリノリじゃねぇか……」
( ><)「ノリノリですね……」
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(*・∀・)「ドタバタしててもLOVE ME!LOVE ME!LOVE ME!LOVE ME!」
(*>∀・)⌒☆「めちゃくちゃしたいのLOVE ME DO♪」バチコーン
爪'ー`)「うっわーウインクとかしたー無駄にあざといことしやがってー」
(;><)「歌ってるときのフォックス君もだいぶ女々しいと思うんですけど」
爪'ー`)「俺が?ないない」
(;><)「鏡見ろなんです!」
-
――――
――――――
<トゥルルル
( ・∀・)「はーい」ガチャ
( ・∀・)「あ、はい。はい」 サッザンクロス!ミギテクビガオチタ>
( ・∀・)「延長はしません。はい。はーい」 オーイジタバタインテーハイノー>
爪'ー`)「なんだって?」
( ・∀・)「十分前だって。ビロード歌い終わったらでいいよね」
爪'ー`)「そうだな。……しっかし思ったより違う曲を歌うんだな皆」
( ・∀・)「絶対この中じゃ俺がまともな曲歌ってるから」
爪'ー`)「でも中学時代カメレオンアーミー歌ってただろ」
(;・∀・)「いいじゃん別に!親の影響だもの!」
爪'ー`)「皆分からないっつってたし……」
(;・∀・)「これから分かればいいんだよ!」
(;><)「終わりましたよー。最後の一曲僕で良かったんですかね?」
( ・∀・)「いいのいいのそんなの気にしなくて。じゃあ会計すませようか」
-
( ・∀・)「ひーふーみーっと…」ジャラジャラ
爪'ー`)「あ、小銭足りねぇ」
( ><)「僕の貸してあげるんです。いくらですか?」
爪'ー`)「十円」
( ><)「じゃあその分出しときますね。後日返してくれれば問題ないです」
爪'ー`)「ポケットの中にうまい棒入ってるからそれでチャラにしようや」
(;><)「え、まさかのお菓子!」
爪'ー`)「サラミ味な。俺この味苦手で」
(;><)「嫌いな味押し付けられたんです!」
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<アリガトウゴザイマシター
( ・∀・)「あー……まだ外が明るい」
( ><)「まだ三時前ですからねぇ」
( ・∀・)「でも外寒いや」
爪'ー`)「それでこれからどうする?」
( ・∀・)「うーん……今日はこのまま解散しよう。ヘトヘトになるまで歩きたくないし」
( ><)「じゃあこのまま流れ解散ですね」
( ・∀・)「そうだね。朝っぱらから兄ちゃん廊下に放置したままだから急いで帰らなきゃ」
(;><)「えっ……?」
爪;'ー`)「ま、まさかお前……!」
( ・∀・)
(;・∀・)そ「違うからね!!!そういう意味じゃないからね!!!」
おわり
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クスッとくる感じがいい
乙
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何でもないようなカラオケがめちゃくちゃ微笑ましいし丁度いいギャグ分
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http://urx.red/rNMm
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乙
-
乙
カラオケ楽しそうだ
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http://urx.red/rNME
-
この感じいいなぁ
カラオケ行きたくなってきた
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第七話:馬鈴薯と書いてじゃがいもと呼ぶ
キーンコーンカーンコーン
N| "゚'` {"゚`lリ「お前らーチャイムが鳴ったぞー急いでグランドに集合だー」
(;'A`)タッタッタッタ
N| "゚'` {"゚`lリ「ん?欝田、体操服はどうした」
(;'A`)「えっと……その……忘れました……」
N| "゚'` {"゚`lリ「何ィ?他クラスの友人から借りるとかなかったのか?」
(;'A`)「あ、いや……他クラスに友達居ないんで……」
N| "゚'` {"゚`lリ
N| "゚'` {"゚`lリ「それはすまなかった。次から気をつけるように」
(;'A`)「うっす」
-
N| "゚'` {"゚`lリ「それはすまなかった。次から気をつけるように」
(;'A`)「うっす」
( ・∀・)「先生!」
N| "゚'` {"゚`lリ「どうした茂羅……ってお前も体操着忘れか」
( ・∀・)「はい!ケチャップこぼしたんで洗濯中です!」
N| "゚'` {"゚`lリ「次はなるべく汚れが目立たないマヨネーズにしなさい」
( ・∀・)「はい!タルタルソースも可ですか?」
N| "゚'` {"゚`lリ「先生はタルタルソースは嫌いだからアウトだなぁ」
(´・∀・)「そうですかー」
ノハ;゚⊿゚)ノ「先生、タルタルソースはいいんで早く授業初めてください」
N| "゚'` {"゚`lリ「おいおい怒られちまったぞ」
(;・∀・)そ「俺のせいなんですか!?」
N| "゚'` {"゚`lリ「ソース談義は置いといて今日はドッチボールをやるぞ」
\イェェェェェェェイ/ \fooooooooooo/
N| "゚'` {"゚`lリ「まずは準備体操からしとけよ」
-
(;'A`)(チクショウ……忘れないようにしてたんだけどな……)
(;'A`)(まぁ俺ドッチボール苦手だし……忘れて正解かもしれねぇ)
チラッ( 'A`)" ( ・∀・)
('A`)(俺以外に見学が居るってのは心細くないからいいけど正直話したこともない相手居ると空気重たいよね)
('A`)(あーそれにしてもモララーって見れば見るほど整った顔立ちしてんだな。涙が出てくるよカーチャン)
('A`)(なんかイケメンパウダー撒き散らしてるし、ズボンのチャック空いてても許されるイケメンなんだろうな)
('A`)「…………」
( ・∀・)「………」
('A`)
( ・∀・)
-
(;'A`)(うわああああああああああ気まずいよおおおおおおおおおおおお)
(;'A`)(忘れて正解じゃねぇよおおおおおおおおお50分間会話無しとかなんか色々精神的に辛いよおおおおおおおおおおお)
( ・∀・) ボーッ
(;'A`)(相手暇そうにしてるよおおおおおおおおおおごめんなさあああああああああい)
(;'A`)(ここは意地でも会話のきっかけを作らなければ!)
('A`)(相手は同じクラスの男子高校生!男子高校生なら会話も共通できるはず!)
('A`)(まず何の話題から出そうか。男子高校生らしい話題………)
-
('A`)「な、なぁモララー」
( ・∀・)「何?」
('A`)「どのくらいの釘の長さが好き?」
( ・∀・)
('A`)
(;'A`)(ちがああああああああああう!!)
(;'A`)(ぜんっぜん男子高校生らしくない話題が出ちまった!!工業高校生しか通じなさそうな話題だよこんなの!!あくまで偏見だが!!)
( ・∀・)「………」
(;'A`)(ほらもう絶対引いてんじゃん!!初っ端の会話が釘だもん!!)
( ・∀・)「うーん、19mmくらいかな」
(;'A`)そ(!?答えてくれた!!)
( ・∀・)「ドクオは?」
('A`)「俺はー……25mmくらい」
( ・∀・)「そっかー」
('A`)「………」
( ・∀・)「………」
-
(;'A`)(会話終わったよ!!そうだよね!!釘の話題で会話続くわけないもんね!!)
( ・∀・)「ねぇ」
(;'A`)そ「うひぃごめんなさい流石に釘の話題はないですよね時代は画鋲ですよね助けてとちつてとってって!!」
(;・∀・)そ「声かけただけなのにそんな驚かれるだなんてショック!!それにたすけてケスタじゃないの!?」
('A`)「あ……そうっスね……」
( ・∀・)「懐かしなーあの映画は色々と印象に残るよね」
('A`)「そうだな。ABBA右右左とか」
( ・∀・)「最後のバトルシーンでにはビックリするよね。序盤の時代が時代だけに」
('A`)「終わった……と見せかけてのあの展開」
( ・∀・)「そうそう。ドクオもクレしん好きだなんて語れる相手がいて嬉しいな」
('A`)(あれ……普通に打ち解けてる)
('A`)(……変に気を使わないで通常通り話した方が楽かもしれないな)
-
( ・∀・)「そういえば何で体操着忘れたの?」
('A`)「明日かと思ってたんだよ。そしたら今日だった」
( ・∀・)「あらら。教科書とかだったら隣の人に見せてもらえたりできるけど体操着じゃなぁ」
(;'A`)「昨日の俺を恨みたい……と言いたいところだがドッチボール苦手だからラッキーっちゃラッキーだな」
( ・∀・)「阿部先生次の授業もドッチボールやるって言ってたけど」
('A`)「え」
( ・∀・)「まぁその時は内藤を盾にすれば平気だって!」
('A`)+「言われなくともそうするつもりです」
( ・∀・)「言いだしっぺ俺だけど酷いなぁ。あ、内藤当たった」
('A`)「……俺達のせいじゃないよな?」
(;・∀・)「た、たまたまだよ!」
('A`)「球だけに?」
( ・∀・)「…………」
('A`)「ごめん忘れて」
-
('A`)「しかし1組なかなか強いな」
( ・∀・)「ね。しかも女子が強いっていう」
('A`)「俺のクラスにもツンとかヒートが居るから心強いと思うんだが……」
( ・∀・)「ツンってそんな強いの?」
('A`)σ「見てみ」
-
ξ#゚⊿゚)ξ三三○「っらぁ!!」ブォン
と彡
o川;゚ー゚)o「おっと!」ササッ
ξ#゚⊿゚)ξ「なんで避けるのよ!」
o川;゚ー゚)o「そりゃドッチボールなんだから避けるわ!」
ξ;゚⊿゚)ξ「くっ……正論!」
o川;゚ー゚)o「なんで悔しそうなの!?」
(゚、゚トソン「ふふふ……戦場で立ち話とはいい度胸をしてますねっ!!」ナゲッ
ξ;゚⊿゚)ξそ「ふぉおい!!」ササッ
( ^ν(○三三 メシャァ
(゚、゚;トソン「ちっ……まずは手強い貴方を狙おうと思いましたが計算外でしたね……」
ξ;゚⊿゚)ξ「なんかごめん!」
( ^ν^)"
-
N| "゚'` {"゚`lリ「残り時間10分なのでボール追加するぞ」ポイッ
ノハ#゚⊿゚)つ○ パシッ
ノハ#゚⊿゚)三三○「っしゃあ!!先手必勝!!」
と彡
Σ○と(゚、゚#トソン「させません!!」
ノハ;゚⊿゚)そ「ぬあっ!!私の必殺ボールアタックが!!」
(゚、゚トソン「貴方のボールなんぞ止まってるように見えますね!ショボン君、お願いします!」
(´・ω・`)「任せてよトソン。狙う相手はただ一人……」
(´゚ω゚`)三三三○「津出ツンさん!!君さあああああああああああ!!」ブォン
と彡
三ξノ;゚⊿゚)ξノ「へにゅう!!」
( ^ν^)三三三○
と彡
ヽξ(゚△゚;ξ三「ぽぺぇ!!」
( ^ν^)
ξ;゚⊿゚)ξ「……っておい!今狙ったろ!地味に根に持ってるだろ!」
(^ν^ )
ξ#゚⊿゚)ξ「そっぽ向きやがって!確信犯だろテメェ!!」
(*゚∀゚)アヒャヒャヒャwwww
ξ#゚⊿゚)ξ「笑うな敵!」
-
('A`)σ
( ・∀・)
( ・∀・)「……なんか凄い楽しんでるね」
('A`)「ドッチボールって白熱するし……」
(;・∀・)「流石に白熱しすぎだと思う……ていうかいいなー楽しそうで」
('A`)「むしろこの状況見てる方が楽しいぞ」
(;・∀・)「そうだけど……体育祭近いのに練習とかしなくていいのかなこれ」
('A`)「高校の体育祭なんてそんなやることないだろ。俺参加しないし」
( ・∀・)「あれ、休むの」
('A`)「俺放送委員だからひたすら実況するだけなんだよ。1組のしぃさんも一緒」
(;・∀・)「あそこ日陰じゃん!一人だけ涼しい席でペラペラ喋るだけか!」
(;'A`)「うるへぇこれもちゃんとした仕事だ!」
(;・∀・)「くっそー……机の中に乾燥剤詰め込んでやる……」
(;'A`)「どんな嫌がらせだよ!」
-
キーンコーンカーンコーン
( ・∀・)「んお、チャイム鳴った」
('A`)「早いな。あっという間だ」
( ・∀・)「会話してたら時間進むの早く感じるよね」
( ・∀・)σ「……てことで机の中にこんにゃく詰めてやるから覚悟しとけよ!」ビシィ
(;'A`)「もっと嫌だよ!!さっきとさほど変わってねぇよ!!」
(((( ^ω^)「おっー味噌田楽の話かお」スタスタ
(((( ><)「刺身こんにゃくでもいいんです!」スタスタ
( ・∀・)「お疲れ様ー」
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(;^ω^)「おー……なかなかいい戦いだったお。ギリギリで負けちゃったけど」
(;><)「あれほど白熱した戦いはなかったんです……!ドッチボーヌだったんです!」
( ^ω^)「嫌だなぁ流石に磔になったりボールから火は出なかったお」
( ><)「うっかりしたんです!でも都村さんが3人に分裂したときは焦ったんです」
( ^ω^)「だおだお。1組のつーちゃんがうっかりナイフ投げたときには死を感じたお」
( ><)「……が、その時阿部先生が必死に僕達を庇って……!」
( ^ω^)「まさに男の中の男だお……涙なしでは語れない!」
('A`)「お前らがやってたのってドッチボールだよな?」
おわり
-
ファンタジィィィ……
おつ!
-
乙ー
いいな、学校生活……
-
紗栄子交際宣言
bitly.jp/?gf26et02
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第八話:干し芋は必需品
ザァー… ガタガタ
( ><)「今日の雨は大降りなんです……」
爪'ー`)「だな。俺休日の雨は好きだけど平日の雨は嫌い」
( ><)「雨の中学校行くのも嫌ですからね。靴下グチョグチョになっちゃうし、次の日生乾きの靴履いて学校行くのも嫌なんです」
爪'ー`)「中には車で送ってもらえるという輩が居てだな……」
(;><)「な、なんて贅沢な!歩いてこいなんです!」
爪#'ー`)「全くだ!!こちとらカッパ着込んで自転車でかっ飛ばして学校来てるっつーのによ!!」
(;><)「フォックス君がキレた!!落ち着くんですどうどう!」
爪'ー`)「俺は馬か」
(;><)「それでも落ち着くんですね……。それにさっきからモララー君が見かけないんです」
爪'ー`)σ「モララーならベランダに居るぞ」
(>< )ミ「ベランダ?」
-
\( ・∀・)/「雨風に打たれる俺えええええええええええええええええ!!」ビチャビチャビチャ
(;><)「な……」
(;><)そ「何やってるんですかあああああああああああ!!?」
\( ・∀・)/「見ての通りさああああああ!!体全体で自然を感じる俺ええゲッホゴッホウ"ェェ」ビチャビチャビチャ
(;><)「むせてるし!早く中に入らないと風邪ひいちゃいますよ!!」
爪'ー`)「それにそんな叫んだらご近所さんに迷惑だろ」
(;><)σ「そっち!?そっちの心配しちゃうんですか!?モララー君の心配は!?」
爪'ー`)「親友ってのは長年一緒に居ると扱いが雑になってくるしテレパシーで繋がるモンだから」
-
爪'ー`)「てことでモララー!今俺が考えてることが分かるか?」
( ・∀・)「うーん……」
( -∀-)
( ・∀・)「トマトが食べたい……!」
爪'ー`)「残念ハズレです。俺トマト嫌いだし」
( ><)(全然アテにならないんです……!)
-
(;><)「ていうかモララー君見事にびしょ濡れ……」
( ・∀・)「水も滴るいい男だろ?」ポタポタ
(;><)「確かに滴ってますけど!教室が濡れるんです!」
( ・∀・)「そんなこと言われても拭く物無いしなぁ」
爪'ー`)「雑巾ならあるぞ」
(;・∀・)そ「雑巾!?」
爪'ー`)「ゴミ箱の隙間にあったヤツ」
(;・∀・)「なおさら嫌だよ!」
-
( >∀<)・'.。゜「ぶえっくち!」
:(;・∀・):「うう……思ったより寒い……!」
(;><)「そりゃ夏じゃないですから……着替えは?」
(;・∀・)「リュックの中に替えの体操着一枚入ってたはず。肌に張り付いて気持ち悪いから着替える」ヌギヌギ
爪'ー`)「おいおい。もしここに女子が来たらどうするんだよ」
( ・∀・)「まっさかそんな偶然が……」
と/ ゚、。 /「失礼します。生徒会役員の鈴木ですが……」ガラッ
( ・∀・)
(;><)
爪'ー`)
ドア│、。 /「……失礼しましたー」ガラララ
三三(;・∀・)「ま、待ってください!入っても大丈夫ですから!」
爪;'ー`)「まずお前は上を着ろ!お前が大丈夫でも相手が駄目だろ!」
(;><)「傍から見たら通報されるレベルなんです!」
-
/ ゚、。;/「入っていいなら入っちゃうけど……」
(;><)「結構男前な性格してますね!」
/ ゚、。 /「そ、そうかな。それで伝えたいことがあって各部活回ってるんだけど……」
( ・∀・)「もしかして『今日からこの部活は廃部よ!タチサレ!』ってことを言いに来たんですか!?」←ジャージ着てきた
/ ゚、。;/「いやそんなこと言いに来た訳じゃ……」
爪'ー`)「ピッピにんぎょうあげるんで勘弁してください」
そ/ ゚、。;/「私ポケモンタワーに居るゆうれいじゃないよ!?」
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o/ ゚、。 /「とりあえずポケモンは置いといて本題。来週の火曜日、昼休みから部長会があるのでそれを伝えに来ました」
( ><)「具体的に何するんですか?」
/ ゚、。 /「活動内容とか、部費とか部員の人数の確認とかかな。そんなに時間かからないからすぐ終わるんだけど」
(;><)「……うちの部活に部長って居ましたっけ?」
爪'ー`)「……よくよく考えなくても居ないよな」
( ・∀・)「……そうだね」
/ ゚、。;/「部長決めてないの?それなら代表者を誰か一人……」
( ><)ノ「じゃ、じゃあ僕が部長をやります!」
爪'ー`)ノ「じゃあ俺も立候補するぜ」
∩/ ゚、。 /「私も便乗して」
( ・∀・)ノ「え、え?それじゃあ俺も!」
爪'ー`)つ (;・∀・)そ と(>< )と/ ゚、。 /
「「「どうぞどうぞ」」」
-
(;・∀・)「なんでここでダチョウ倶楽部なんだ!しかも先輩まで便乗してるし!」
/ ゚、。*/「ふふふ。こういうノリは結構好きだよ?」
爪'ー`)「生徒会って結構真面目なイメージあったけど意外だな」
( ><)「生徒会長が校内逃げ回ってる時点で真面目でもないんです」
/ ゚、。 /「それは言わないでおいて……生徒会長もちゃんと仕事するから……毎朝副会長が死んだ目してるけど……」
(;><)「フォローしきれてないんです!」
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/ ゚、。 /「とりあえずモララー君が代表として来るって流れでいいのかな」
( ・∀・)「ここでイヤイヤ言ってもアレなんで俺が出ます」
/ ゚、。 /「じゃあ来週よろしく。集合場所は会議室なんで忘れないように」
( ・∀・)「はーい。あ、先輩。好きなポケモンは?」
/ ゚、。 /「好きなポケモン……マグカルゴかな」
/ ゚、。 /「それでは」パタム
-
爪'ー`)「先輩なかなかの趣味だな」
(;><)「女子でマグカルゴ好きな人初めて見たんです」
( ・∀・)「俺てっきりピカチュウとかだと……」
(´・_ゝ・`)「僕はフリージオが好きだな」
( ・∀・)「こおりタイプ選ぶならユキワラシ……」
(;・∀・)そ「ってビックリしたぁ!!」
-
(´・_ゝ・`)「やあ」
(;・∀・)「ビックリさせないでくださいよ!デ……デ……デミグラス先生!」
(´・_ゝ・`)「僕はハンバーグやビーフシチューに入ってないよ」
(;・∀・)「デー……デ、デ、デ……」
(´・_ゝ・`)「大王でもないぞい」
爪'ー`)「何しに来たんですか盛岡先生」
(´・_ゝ・`)「僕は岩手県の県庁所在地でもないよ」
爪;'ー`)「いやいや先生の苗字盛岡だろ!」
(´・_ゝ・`)そ「ハッ!そうだった!」
(;><)「掴みどころが分からないんです!
-
(´・_ゝ・`)「それで……さっき生徒会の鈴木さんがここに来ただろ?」
( ><)「はいなんです」
(´・_ゝ・`)「あーそういえば僕ここの顧問だなーって思って様子見に来た」
( ・∀・)「えっ、もりそば先生顧問なの?」
(´・_ゝ・`)「僕は麺類じゃなくて人類だよ。……いい加減名前覚えてくれないかな」
( ・∀・)「分かりましたモケーレムベンベ先生」
(´・_ゝ・`)「お前絶対わざとだろ」
-
(´・_ゝ・`)「……思ったけど普段何してるんだい君達」
爪'ー`)「何もしてません。なんかうだうだしてもだもだしてます」
(´・_ゝ・`)「ジャージ着てるのに?」
( ・∀・)「はい」
(;´・_ゝ・`)「えー勿体無いなぁ……せっかくの部活だし何か活動を……」
( ・∀・)「と、言われましても……」
(´・_ゝ・`)「あ、そうだ。ジャガイモを栽培するってのはどうだい?確かここ芋部なんだろ?」
爪'ー`)「お芋マスターズです」
(´・_ゝ・`)「うん?でも芋部って……爪'ー`)「お芋マスターズです」
(´・_ゝ・`)「でも提出されt爪'ー`)「お芋マスターズです」
(´・_ゝ・`)「……お芋マスターズって部活名なんだからさ」
(;><)(先生の方から諦めたんです!)
-
( ・∀・)「でも栽培って言っても畑ないですよね?」
(´・_ゝ・`)「あるよ。ちっちゃいけど。園芸部が使わないって言ってたから話してくれば譲ってくれるんじゃないかな」
(´・_ゝ・`)「予算は生徒会からだし、一年間何もやらないより一つの目標を立てて活動した方が楽しいと僕は思う」
( ><)「なるほど……一理あるんです」
(´・_ゝ・`)「だろう?でも今はあいにく雨だし園芸部は今日活動日じゃないから交渉するなら明日だね」
爪'ー`)「園芸部かー……誰か居たっけ?」
( ・∀・)「隣のクラスのニダーが園芸部だよ」
( ><)「同級生よりも先輩に交渉した方がいいんじゃないですか?」
( ・∀・)「それもそっか」
(´・_ゝ・`)「軍手とかは僕が用意するからまた何か作業するなら呼んでね。それじゃあ」パタン
( ・∀・)「ありがとうございます!モヒカン先生!」
(´・_ゝ・`)「僕は一般的な髪型だよ」ガラッ
パタン
(;><)「ツッコミだけ言い残して去っていったんです!」
-
( ><)「はぁ……とりあえずやること決まってよかったですね」
( ・∀・)「だな!ちょうど雨も止んできたところだし!」
爪'ー`)「お、虹が出てるぞ」
( ><)「あ、大きい虹。とっても綺麗なんです!」
(*・∀・)「ホントだー!一ヶ月くらい放置してた干し芋があんな色だったな!」
(;><)「台無しなんです!!」
おわり
-
乙!
-
デミタスはハゲじゃないんだね、おつ
-
乙!
デミグラス先生のゆるいツッコミが冴え渡る
-
http://jump.cx/G7H2l
-
第九話:じゃがいもの花言葉は「慈善・慈愛」
(゚A゚* )(ウチ、高校二年野崎のー!お花とお好み焼きが大好きな女の子や!)
(゚A゚* )(そんなこんなで園芸部に所属して毎日充実した学校生活を送れてるんやけど)
(゚A゚* )(なんと!だぁ〜いピンチ☆部活で大変なことが起きてもーた!)
(゚A゚* )「………」
(゚A゚*;)「どうしてこうなった」
-
从'ー'从"「あれれ〜?のーちゃんどうしたの〜?」
(゚A゚*;)「あ、あの……ナベやん」
从'ー'从「何かな〜」
(゚A゚*;)「色々と言いたいことがあるんやけどな」
从'ー'从「うん」
| ^o^ |
(゚A゚*;)「なんやこれ」
-
从'ー'从「えぇ〜?お花さんだよぉ〜」
(゚A゚*;)「ナベやんが『えぇ〜』って言うと脳内にマスオさんが出てくるんやけど……」
(゚A゚*;)「……って!本題はそっちちゃうわ!なんやねんこれ!なんで花壇に得体の知れない花が咲いとるんや!」
从'ー'从「得体の知れないって酷いよぉ〜れっきとしたお花さんだよぉ?」
(゚A゚*;)「花は花でも人面花や!!一体全体何がどうしてこうなった!!」
从'ー'从「うーん……思い当たる節はあるけどなぁ」
(゚A゚* )「ホンマに?」
-
从'ー'从「あ!思い出したぁ!アサピー君から貰った肥料を埋めた所にこのお花さん咲いたんだぁ」
(゚A゚# )「何してくれとるんやあのメガネェェェェェ!!!!!」
| ^o^ |「どう どう」
(゚A゚*;)「うわ日本語喋りおった!怖っ!」
| ^o^ |「おこるの あまり よくないです わたしは あらそいごと きらい です」
从'ー'从「流石お花さんだぁ〜平和主義〜」
(-A-*;) (もう……もうツッコミきれんわこの部活……)
-
| ^o^ |「ついでに しょうゆが のみたいです」
(゚A゚*;)「醤油!?醤油飲むの!?」
从'ー'从「ダメだよぉお醤油なんか飲んじゃ〜」
(゚A゚* ) (おっ!いいぞ!やっとツッこむ気になったかナベやん!)
从'ー'从「体に悪いんだから減塩のにしなきゃ〜」
Σと(゚A゚*;)「そっちかいな!!!」
从'ー'从「流石のーちゃん。本場のツッコミって奴だねぇ〜」
| ^o^ |「おこのみやき は おかず」
(゚A゚*;)「やかましいわ!!これ以上ボケを増やすな!」
-
(-A-*;)
(゚A゚*;)「……ハァ、ホンマどないんすんのこれ」
| ^o^ |「こうごうせい ごくごく」
从'ー'从「そりゃ育てるよぉ」
Σ(゚A゚*;)「こんなん育てとったら園芸部が変な目で見られるやろ!」
| ^o^ |「おそらに むかって ずんずずん」
从'ー'从「大丈夫だよ〜。ニダー君が二度見した後『今日は用事がある』ってそそくさと帰っちゃったけど」
| ^o^ |「どんどん のびるよ ずんずずん」
-
(゚A゚*;)「絶対引いとる!!後輩引いとるから!!」
从'ー'从「引いてる?糸が?」
Σ(゚A゚* )「!?」
(/A//*;)「ど、どアホ!こんな放課後から何卑猥なこと言っとるんや!ナベやんのえっち!」
从'ー'从(あれれ〜納豆のお話じゃないのかなぁ〜?)
| ^o^ |「こんな ちっちゃいタネ なのに こんな でっかい はながさく」
-
(゚A゚* )「……ってさっきからキミ歌ってるけど歌うの好きなん?」
| ^o^ |「はい おうた だいすきです しょうゆのつぎに」
从*'ー'从「きゃ〜素敵!何か一曲歌ってみてよ〜」
(゚A゚* )「さっきチマチマ歌っとったけどな」
| ^o^ |「それでは リクエスト を おねがいします」
从'ー'从「じゃあチコタン」
(゚A゚*;)「思いっきり欝ソングやないかい!やめーや!」
-
| ^o^ |「なんで チコタン 好きなんかな?」
(゚A゚*;)「お前も歌うな!ストップストップ!」
| ^o^ |「むぐぐ」
从'ー'从「ぷぅ。なんで止めちゃうのさ〜」
| ^o^ |「ぶー ぶー」
(゚A゚*;)「合唱コンの時歌わされてトラウマになったんや!!過去のトラウマほじくらないといて!」
从'ー'从「しょうがないなぁ。じゃあピエールとカトリーヌでいいよ」
(゚A゚* )「ナベやんの趣味どうなってるん?」
| ^o^ |「あら あんなところに ピエールがいr(゚A゚* )「お前も歌おうとするなや」
-
从'ー'从「もう!のーちゃんったらさっきから文句ばっかり!サハラ砂漠みたいな広い心を持たないと!」
(゚A゚* )「広すぎやろ」
从'ー'从「ブームくんだってちゃんと見ればとってもぷりちーな外見してるんだから!」
(゚A゚*;)「ブームくんって……名前付けとったんか……どれどれ」ジー
| ^o^ |
(゚A゚* )
| ^o^ |
(゚A゚* )
゜*・'| *^o^ |・*。. キュルルルンッ
(゚A゚* )
-
(゚A゚*;)「やっぱ無理」
| ^o^ |そ
从'ー'从「あれれ〜おっかしいよ〜」
(゚A゚* )「ナベやんに推理出来るほどの頭脳は持ち合わせてないやろ」
从;'ー'从「酷いよのーちゃん!私だって青酸カリはアーモンド臭がするってことぐらい分かるもん!」
(゚A゚*;)「なんでそこをピックアップしたんや」
-
(゚A゚* )「さて、と。ちょっくら行きますかね」
从'ー'从「何処に?大阪万博?」
(゚A゚* )「そうそう太陽の塔を見に……」
と(゚A゚*;)「ちゃうわ!科学部にや!」
从'ー'从「取引に夢中になっていたオレは、背後から来るもう一人の仲間に気付かなかった」
(゚A゚* )「オレはその男に毒薬を飲まされ、目が覚めたら体が縮んでしまった!」
(゚A゚*;)「……ってちがーう!いつまでコナン引きずるつもりなんや!体小さいのは生まれつきや!」
从'ー'从「なんかごめん」
-
(゚A゚* )「とりあえず!ウチはあのメガネに文句言ってくるからな!園芸部にえげつないモン生えてきたって!」
从'ー'从「のーちゃんクレームばっか入れるおばちゃんみたいだよぉ」
(゚A゚# )「誰がおばちゃんやて!?ピッチピチの女子高生じゃい!」プンスコプン
(゚A゚# ))))「すぐ戻るからな!行ってくるで!」
| ^o^ |
| ^o^ |「わたし は きらわれてるのでしょうか」
从'ー'从「そんなことないよ〜。のーちゃんはただビックリしてるだけだから」
| ^o^ |「そうだと いいのですが」
从'ー'从「大丈夫。そのうち慣れるって私信じてるよ。それまで私と一緒にお話しようね〜」
| ^o^ |「ありがとう ございます」
-
――校内
(゚A゚# )(全く!部活に変なモンよこしやがって!何考えとるんじゃい!)
(゚A゚* )(……しかし、あのお花さんにはちと言いすぎたかもしれへん……そこは反省や)
(゚A゚* )(今の目的は科学部突入!やったるでぇ!のーちゃんやったるでぇ!)フンスフンス
('、`*川「あら、野崎さん」
(゚A゚* )「ん?おお!伊藤せんせー」
('、`*川「こんにちは。前教えてもらった鉄板焼きのお店行ったんだけどあそこいいわねぇ」
(゚A゚* )「ホンマ?そない言ってもらえると嬉しいわ!」
('、`*川「お好み焼きももんじゃ焼きも美味しいし、食べ放題で安いしいいお店教えてもらったわ。ありがとね」
(゚A゚* )「だってウチの行きつけの店やもん!美味さと安さには自信あるで!」
('、`*川「ふふふ。今度またオススメ教えてね。それじゃ」
ヾ(゚A゚* )「さいならー」
-
(゚A゚* )(うへへ。伊藤せんせーに褒められてもーた)
(゚A゚* )(オススメした場所が好評だとウチも嬉しいなぁ)
(゚A゚* )(……ほんで、なんやったっけ)
(゚A゚* )
Σ(゚A゚* )(せや!科学部に文句垂らしに行くんやった!)
))(゚A゚* )(ちょっと通り過ぎちゃったし……バックバック)
-
(゚A゚* )「よし」
と(゚A゚* )「たのもー!!園芸部の野崎なんやけどー!!」ガラッ
从 ゚∀从「はーい。道場破りですか?生憎うちは科学部なんで……」
(゚A゚* )「ちゃう。ちとアサピーに用があるんやけど……」
从 ゚∀从「先輩なら生徒会です」
(-A-*;)「あー……せやった……アイツ副会長やっとるもんな……」
从;゚∀从「も、もしかして愛の告白を!?」
(゚A゚* )「鼻から炭酸飲ますぞ」
-
(゚A゚* )「まーしゃーない。この際だからキミに言ったるわ」
从 ゚∀从「何でしょうか。愛の告白ですか?」
(゚A゚*;)「どんだけ愛の告白期待してんねん!少女漫画のヒロインか!」
-
(゚A゚* )「科学部で変な肥料作っとったろ?」
从 ゚∀从「作りましたね。一昨日」
(゚A゚* )「それでな、ナベやんがその肥料を使ったところ変な花が咲き始めたんやけど」
从 ゚∀从「変な花?」
(゚A゚* )「お歌好きの人面花や」
从;゚∀从「うわ気持ち悪っ」
(゚A゚*;)「その原因を作ったのはお前らや!」
-
从;゚∀从「なんて悪趣味なモン育て上げてるんですか……」ドンビキ
(゚A゚*;)「ドン引きするな!ウチだって泣きたいぐらいや!」
从 ゚∀从「そんなことより俺とデートしません?」
(゚A゚*;)「このタイミングでナンパ!?どういう神経しとるんや!」
从 ゚∀从「俺の頭はナンパ一色ですよ!守備範囲は女子高生からおばあちゃんまで!」
(゚A゚*;)「ひっろ!守備範囲ひっろ!とんだマセガキやこいつ!」
从 ゚∀从「この前伊藤先生にナンパしたんですけど丁重にお断りされましてね」
(゚A゚*;)「そらそうだわ!生徒からナンパされる伊藤せんせーの心境!」
从 ゚∀从「その後何故か阿部先生が釣れました」
(゚A゚*;)「なんでやあああああああああああああああなんで釣れるんやあああああああああああああ!!」
-
从 ゚∀从「てな訳で俺とデートしません?」
(゚A゚*;)「ゴリ押しか!嫌やわそんな誰にでもナンパする男なんかと!」
从;゚∀从「そんな!ナンパは俺の生きがいなんですよ!?」
(゚A゚*;)「そないもん生きがいにするなや……親御さん泣くわ……」
从;゚∀从「うう……ナンパするのは女の人だけとは限らないんですよ?俺」
(゚A゚*;)「ま、まさかキミ……男にまで……」
-
从 ゚∀从「プ チ ト マ ト に ナ ン パ し ま し た」ドーン
(゚A゚* )
-
(゚A゚*;)(予想外やあああああああああああああああ!!)
从 ゚∀从「口説き文句は『今日も可愛いな……みずみずしく育ってるぜ……オイオイ照れるなよ、真っ赤な顔もそそるぜ』ですね!」
(゚A゚*;)(ひいいいいいいいいいいやああああああああああ!!)
从 ゚∀从「それ以外だと近所の野良猫とかですかね」
(゚A゚* )「あ……それはまだ分かるわ……」
-
(゚A゚* )「とりあえずキミはアレやわ。今後の将来とか性癖とかが色々心配や」
从;゚∀从「なんで今日会ったばかりの先輩に色々と言われなきゃならないんですか!」
(゚A゚*;)「初めてあったばかりのウチに色々と言わせるほど歪んでるんや!」
从;゚∀从「ええ!?そこまで歪んでませんよ!年上の女性に頭撫でられると嬉しくなっちゃうタイプですよ!」
(゚A゚*;)「可愛っ!女子かい!」
从;゚∀从「立派な男です!」
(゚A゚*;)「ええー……プチトマトにまでナンパしちゃうのに年上の女性に頭撫でられるの好きってどんなギャップ萌えや……」
从;゚∀从「だって俺……あんまりお母さんに頭撫でられたことないんですもん……」
(゚A゚* )「………」
-
(゚A゚* )「あー。ウチ、一応年上だし。おねーさんだし。デートはちと嫌やけど。頭ぐらいは撫でてやらんこともないで」
从 ゚∀从「えっ」
从;゚∀从「のー先輩はちっちゃくてあまり年上に見えないっていうか……」
(゚A゚# )「じゃかあしい!!」
-
(゚A゚# )「もー怒った!こうなったら頭禿げ上がるまで撫でちゃるからな!おねーさん本気出すで!」
从;゚∀从「えっと、しゃがんだ方がいいですかね」
(゚A゚# )「子供扱いすな!でも届かないからしゃがんでえな!」
从;゚∀从「う、うっす」
-
(゚A゚* )「おりゃ!のーちゃんのナデナデ攻撃や!」ワッシャワッシャ
从;>∀从「うぎゃ!もうちょっと優しく撫でてくださいよー!」
(゚A゚* )「ウチがそんな甘っちょろい撫で方すると思ったら大間違いや!」ワッシャワッシャ
从;゚∀从「うべぇ………」
从 ゚∀从「………」
从*-∀从「………」
(゚A゚* )ワッシャワッシャ
-
―――――
―――――――
(゚A゚* )「満足したか」
从 ゚∀从「しました」
(゚A゚* )「まぁボサボサになるほど撫でたからな。これで満足しなかったらウチの手が死ぬわ」
(゚A゚* )「……ていうか文句垂れに来たのに結局よく分からん漫才して後輩の頭撫でて終わったわ」
从 ゚∀从「そういえばそうでしたね。伝えときましょうか?」
(゚A゚* )「いや。なんかキミと話しとったらイライラもどっか吹き飛んだ。ナベやん待たせとるからウチは戻るでー」
从 ゚∀从「うぃーっす。また頭撫でてくださいねー」
(゚A゚*;)「それはもうないかな……」
-
(゚A゚* ))) テクテクテクノ
从'ー'从「あ、戻ってきた〜」
| ^o^ |「おかえり なさいませ」
(゚A゚* )「戻ってきたでー」
从'ー'从「結構長かったね。そんなに文句言ってきたの〜?」
(゚A゚* )「いや……後輩の頭撫でて終わった」
从'ー'从「あれれ〜」
おわり
-
和んだよ!おつおつ
-
読んでて癒される
-
乙!
この雰囲気好きだ
-
第十話:I!M!O!I!M!O!
( ・∀・)ガラッ
爪'ー`)「お、戻ってきたな」
( ><)「お帰りなんですー」
( ・∀・)「ただいまー」
爪'ー`)「……で、例のブツは?」
( ・∀・)「ちゃんとこの中に」
(;><)「なんか怪しい取引みたいなんです!」
-
( ・∀・)「別に変なモノ栽培するワケじゃないから。ほい」
( ><)「あ、芽が出てますね」
( ・∀・)「芽出しっつって芽を出しておくと育ちやすいんだって」
( ><)「なるほどなんです」
爪'ー`)「なーんかじゃがいもの芽って気持ち悪いよな。うねうねして」
(;><)「た、確かに……冬虫夏草に近い何かを感じるんです」
(;・∀・)「別に寄生されてるワケでもないんだからな!」
-
( ><)「あ、そうだモララー君」
( ・∀・)「何?」
( ><)「園芸部に交渉はしたんですか?」
( ・∀・)
( ・∀・)「えへっ」
(;><)「いやいや!誤魔化しちゃダメですよ!」
爪'ー`)「アホか」ベシッ
(;・∀・)「いった!叩かなくても……!」
(´・_ゝ・`)「えいっ」ヒザカックン
(;・∀・)そ「ぬわぁ!」
(;><)「フルボッコなんです!」
-
(・∀・;)「もー!何するんですか電卓先生!」
(´・_ゝ・`)「僕は計算は苦手な方だなぁ。それで種芋が届いたっていうから見に来たよ。これから埋めるのかい?」
爪'ー`)「そんな所です」
(´・_ゝ・`)「うんうん今日は快晴だし……あ、ちゃんと僕の言った通り芽出しはしてあるんだね」
爪'ー`)「盛岡先生も手伝うんですか?」
(´・_ゝ・`)「そうしたいんだけど今ちょっとMajiでTebanaせない五秒前で」
爪'ー`)「先生それ古いです」
-
ζ(゚ー゚;*ζ「盛岡せんせー!」
(´・_ゝ・`)「ああはいはい分かってるよ」
ζ(゚、゚;*ζ「あ、すいませんね芋部の皆さん。ちょっとだけこれ借りますね!」
爪'ー`)「お芋マスターズです」
(´・_ゝ・`)「教師をこれって君」
とζ(゚、゚;*ζ「では失敬!」
(´・_ゝ・`>「人の話を聞かn痛いよ」
タッタッタ……
-
( ・∀・)「はー……デレちゃん先輩可愛いなーおさげビンタされたい」
(;><)「どういう思考なんですかそれ」
( ・∀・)「そのままの意味だよ」
(;><)「理解に悩むんですが……」
(;・∀・)「ええ!?なんで!?」
(・∀・;)「フォックスはおさげビンタされたいと思うよね!?」
爪'ー`)「別に」
(・∀・;)「うわああああ沢尻エリカ並の否定だああああ!!」
(;><)「早く行きましょうよ!」
-
( ・∀・)「おさげビンタ絶対いいってー」
爪;'ー`)「まだ言うか」
( ・∀・)「俺以外にこの性癖を持ってる人間が少なからず居るはずだ……!スマホで調べる!」ポチポチ
(;><)「歩きスマホやめてくださいよー危ないですよー」
( <●><●>)「そうですビロードの言う通りです。二丁目のヨシ子さんもむせび泣いてますよ」
(;・∀・)そ「二丁目のヨシ子さんって誰だ!俺の知り合いにそんな人居ませんよ!」
( <●><●>)「二丁目のヨシ子さんはちゃんと居ますよ。そう、貴方の心の中に……」
( <●><●>)「ところで町内枕投げ同好会に入りたいと思いませんか?」
(;><)「話それた上に謎の同好会の勧誘が来たんです!」
爪'ー`)「俺達が言える立場じゃねぇけどな」
-
( <●><●>)「町内枕投げ同好会はそれはそれはもう素晴らしいんですよ」
( <●><●>)「修学旅行に限らず毎日好きな時に枕投げ出来る環境と枕が付いて今ならなんと、入会費無料!」
( ・∀・)「む、無料……!」
( <●><●>)「ええ無料です。ただ一部課金する部分がありますが」
(;><)「ソシャゲですか!?11連枕ガチャとかあるんですか!?」
爪'ー`)「SSR枕とか誰が得するんだよ」
-
)( <●><●>)「さあさあログインボーナスもありますよ」
( ><)「ログインボーナスはともかくワカッテマスくーん後ろ後ろー」
(<●><●> )ミ「後ろ?そんな志村的な事がまさか……」
-
(<●><●> )「ちょ、長さん!」
(-@∀@)「誰がいかりや長介ですか。ポジション的に会長がそうでしょう」
(<●><●> )「だめだこりゃ」
(-@∀@)「ドリフオチにしてもダメです。早く戻りますよ」
(<●><●> )「貴方毎回見つけてきますよね。僕にGPSでも付けてるんですか」
(-@∀@)「こう見えても校内中探してるんですよ。オラさっさと歩け」
( <●><●>)「はっはっはっビックリする程口調変わりますねぇ」スタスタ
-
(;><)「ま、また変な所で時間食っちまったんです!」
( ・∀・)「町内枕投げ同好会……」
(;><)「惑わされないでください!モララー君は芋部部長でしょうに!」
爪'ー`)「お芋マスターズな」
(;・∀・)「そ、そうだ……俺はお芋マスターズもとい芋部部長……!」
(;><)「そうです!この学校指定芋ジャージこそがこの部活の象徴なんです!」
(;><)「早く行かないと園芸部帰っちゃいますよ!」
(;・∀・)「そうだな!今度こそ因縁のババ抜き対決を!」
爪'ー`)「趣旨変わってないか?」
―――
―――――
-
(゚A゚* )「使ってない畑を譲って欲しい?」
( ・∀・)「はい。じゃがいもを栽培したいので」
(゚A゚* )「ええよええよ!そない使ってもらうならウチも大歓迎や!」
( ・∀・)「思いのほかアッサリ!なんか『畑を譲って欲しいならまずはこの私、四天王を倒してからだ!』みたいなのを期待したのに……」
(゚A゚* )
-
(゚A゚* )「……ククク、流石はお芋マスターズの部長や……こんな早くに見破られるとはなぁ!」
(;・∀・)「ま、まさか貴様は……ッ!」
(゚A゚* )「そのまさかや!ウチはしたらば高等学校四天王の一人、野崎のー!ここに見参や!」
(゚A゚* )「畑譲って欲しい言うならまずはウチを倒してみ!」
と(;・∀・)∩「ぬおおお!人衣一体!」
(;><)「いつまで続くんですか!?」
(゚A゚* )「おお、すまんすまん。ついノってしまったわ」
(゚A゚* )「て事で勝負せえへんでも畑譲っちゃる。肥料とかもあるけど欲しいか?」
爪'ー`)「貰えるのなら」
(゚A゚* )「それなら着いといで」
-
(゚A゚* )「んーとな…‥」ガサゴソ
(゚A゚* )「確かここに……あった!」
(゚A゚* )「よっしゃ!このまま畑の所まで運ぶで!」
( ・∀・)「大丈夫ですか?俺が持ちましょうか?」
(゚A゚* )「子供扱いすな!こんくらい一人で運べるわ!」
( ・∀・)「でも先輩ちょっと背が……」
(゚A゚# )「なんや!ウチが小さいと言いたいんか!?」
(;・∀・)(だって本当に小柄だもの!)
-
゚A゚# )「ったく……成長期かなんか知らんけどそんなデカくなって……」←142cm
(;・∀・)「遺伝とかじゃないですか?」←177cm
爪'ー`)「ぶっちゃけ背が高くてもあんまりいい事ないですよ」←179cm
(゚A゚# )「むがー!!背が高い奴に言われると余計腹立つ!」
(;><)「お、落ち着くんです!」
(゚A゚# )「君はー……」
(;><)←165cm
(゚A゚* )
-
>>244
(゚A゚# )「ったく……成長期かなんか知らんけどそんなデカくなって……」←142cm
(;・∀・)「遺伝とかじゃないですか?」←177cm
爪'ー`)「背が高くてもあんまりいい事ないですよぶっちゃけ」←179cm
(゚A゚# )「むがー!!背が高い奴に言われると余計腹立つ!」
(;><)「お、落ち着くんです!」
(゚A゚# )「君はー……」
(;><)←165cm
-
と(゚A゚* )ポンッ
(;><)「何故背中に手を置くんですか!」
(゚A゚* )「辛いだろうになぁ……」
(;><)「なんか同情されたんです!」
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