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!o川*゚ー゚)o deus ex machina
317
:
名も無きAAのようです
:2016/02/21(日) 00:15:04 ID:UQ30qz.U0
それぞれのキャラ感がクソかっこいい。すげー
318
:
名も無きAAのようです
:2016/02/21(日) 00:19:30 ID:K0Dfv0VQ0
良い
319
:
名も無きAAのようです
:2016/02/21(日) 00:28:16 ID:ytPmza/A0
うひょ〜〜〜〜
320
:
名も無きAAのようです
:2016/02/21(日) 02:09:13 ID:afrXw9bU0
>>313
の絵でミスを発見したので修正版貼り直しておきます
どこを直したかは探さなくていいよ
http://boonpict.run.buttobi.net/up/log/boonpic2_1942.jpg
321
:
名も無きAAのようです
:2016/02/24(水) 21:15:50 ID:q3a2ZyaU0
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◆
beginning
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322
:
名も無きAAのようです
:2016/02/24(水) 21:18:20 ID:RBjpSwIk0
!?
323
:
名も無きAAのようです
:2016/02/24(水) 21:18:53 ID:VH63sYIQ0
しんだか
324
:
名も無きAAのようです
:2016/02/24(水) 21:22:33 ID:q3a2ZyaU0
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_.|i三l_/|:、\i| |ii|/ |=|."|、|三|=|
|iii|三:l_/|、|三`、 |ii|/ |=|."|、|三|=|
|/|≡|/|、|- 、i| |ii|/ |_-、.|、|三|=| 『あ。出番? ごめんなさい、忘れてたよ。
|/|≡|/|、|=|iiii| |i_.-三 |=|ii|`i'"|\ はい、スタンバイオッケーでーす』
|/|≡|/|、|=|iiii|_..||_.-=i|=|ii|、i'"|、|、|
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|/|≡|=|-'''"iiiiiiiii|_.-=i|=|ii|、l-'|、|、|
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|/::|、 |=|iiiiiiiiiiiiiiiiii|_.-=i|=|ii|、l-'|、|、|
|/::|、 |=|iiiiiiiiiiiiiiiiii|_.-=i|=|ii|、l-'|、|、|
|.-'"|、 |=|iiiiiiiiiiiiiiiiii|_.-=i|=|ii|、l-'|、|、|
|.-‐'|、_|=|iiiiiiiiiiiiiiiiii|_.-=i|=|ii|、l-'|、|、|
|.-‐:|、_|=|iiiiiiiiiiiiiiiii|'" ̄ ̄|`i"|`i":|`‐┐
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| -‐':|=:|iiiiiiiiiiiiiiiiiiiii|└ └|、l"|、|__|iニ-|
| -‐':|=:|iiiiiiiΠiiiiiiiii|└ └l_.l"|、|__|iニ-| ______
|=-=:|=:|iiiiiii|゚|iiiiiiiii|└ └l_.l"|、|__|i | ̄||iiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii
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|:i≡i|=:| :| |----l :|:三i三il_.l_.l_.|__|i | ̄||| |::::::::::::::::::::
.
325
:
名も無きAAのようです
:2016/02/24(水) 21:23:25 ID:q3a2ZyaU0
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il=|=| 8 o' l=|i|
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_.|i三l_/|:、\i| |ii|/ |=|."|、|三|=|
|iii|三:l_/|、|三`、 |ii|/ |=|."|、|三|=|
|/|≡|/|、|- 、i| |ii|/ |_-、.|、|三|=| 昔、ここには一本の木が立ってたんだって。
|/|≡|/|、|=|iiii| |i_.-三 |=|ii|`i'"|\ とっても優しい木だったんだって。
|/|≡|/|、|=|iiii|_..||_.-=i|=|ii|、i'"|、|、|
|/|≡|/|_,,.‐'ニiiiii:|_.-=i|=|ii|、l-'|、|、| 今でも耳を澄ませば、木の声が聞こえるんだって。
|/|≡|=|-'''"iiiiiiiii|_.-=i|=|ii|、l-'|、|、|
|/|≡|=|iiiiiiiiiiiiiiiiii|_.-=i|=|ii|、l-'|、|、|
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|/::|` |=|iiiiiiiiiiiiiiiiii|_.-=i|=|ii|、l-'|、|、|
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|.-‐:|、_|=|iiiiiiiiiiiiiiiii|'" ̄ ̄|`i"|`i":|`‐┐
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| -‐':|=:|iiiiiiiiiiiiiiiiiiiii|└ └|、l"|、|__|iニ-|
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326
:
名も無きAAのようです
:2016/02/24(水) 21:24:31 ID:q3a2ZyaU0
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|iii|三:l_/|、|三`、 |ii|/ |=|."|、|三|=|
|/|≡|/|、|- 、i| |ii|/ |_-、.|、|三|=| 『
>>313
|/|≡|/|、|=|iiii| |i_.-三 |=|ii|`i'"|\ 素敵な絵をどうもありがとう。僕は木だよ。
|/|≡|/|、|=|iiii|_..||_.-=i|=|ii|、i'"|、|、| かっこいいなあ、SMTだね。それぞれの描き分けがすごく魅力的だよ
|/|≡|/|_,,.‐'ニiiiii:|_.-=i|=|ii|、l-'|、|、| すごいなぁ。僕は感動したよ。とっても嬉しいです。ありがとう』
|/|≡|=|-'''"iiiiiiiii|_.-=i|=|ii|、l-'|、|、||
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|/::|、 |=|iiiiiiiiiiiiiiiiii|_.-=i|=|ii|、l-'|、|、|
|/::|、 |=|iiiiiiiiiiiiiiiiii|_.-=i|=|ii|、l-'|、|、|
|.-'"|、 |=|iiiiiiiiiiiiiiiiii|_.-=i|=|ii|、l-'|、|、|
|.-‐'|、_|=|iiiiiiiiiiiiiiiiii|_.-=i|=|ii|、l-'|、|、|
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| -‐':|=:|iiiiiiiiiiiiiiiiiiiii|└ └|、l"|、|__|iニ-|
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327
:
名も無きAAのようです
:2016/02/24(水) 21:26:12 ID:q3a2ZyaU0
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|iii|三:l_/|、|三`、 |ii|/ |=|."|、|三|=|
|/|≡|/|、|- 、i| |ii|/ |_-、.|、|三|=| 昔、ここには一本の木が立ってたんだって。
|/|≡|/|、|=|iiii| |i_.-三 |=|ii|`i'"|\ とっても優しい木だったんだって。
|/|≡|/|、|=|iiii|_..||_.-=i|=|ii|、i'"|、|、|
|/|≡|/|_,,.‐'ニiiiii:|_.-=i|=|ii|、l-'|、|、| 今でも耳を澄ませば、木の声が聞こえるんだって。
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|/|≡|=|iiiiiiiiiiiiiiiiii|_.-=i|=|ii|、l-'|、|、|
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328
:
名も無きAAのようです
:2016/02/24(水) 21:27:25 ID:q3a2ZyaU0
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beginning
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329
:
名も無きAAのようです
:2016/02/24(水) 21:28:18 ID:q3a2ZyaU0
【横浜 街道】
https://www.youtube.com/watch?v=OZ-PWsRmQAI
ブロロロロロロロ……
ブロロロロロロロロロ……
( ´●ω●)っ”
Prrrrr....
Prrrrr....
( ´●ω●)】「はい」
っ”
( ´●ω●)】「ええ〜。ああ、どうも。……ええ。今から会いに行くところですよ」
っ”
( ´●ω●)】「そうですねぇ……。そこで落ち合えれば良いんですけどね、なんて甘い考えをしているのですが」
っ”
ブロロロロロロロ……
ブロロロロロロロロロ……
( ´●ω●)】「会えなかったら、直接研究所の方に向かってみます。様子も気になりますしね」
っ”
.
330
:
名も無きAAのようです
:2016/02/24(水) 21:29:15 ID:q3a2ZyaU0
( ´●ω●)】「そうですねぇ。ニューソクを終えてから急にメディアへの露出が減りましたね」
っ”
( ´●ω●)】「……まあ、それは仕方がないというのもありますが。ええ」
っ”
( ´●ω●)】「ともかく。この目で見てみますよ。……おっと。そろそろ着きそうです。はい」
っ”
( ´●ω●)】「ではまた、こちらから連絡いたしますので。はい」
っ”
ブロロロロロロロ……
ブロロロロロロロロロ……
( ´●ω●)っ”
( ´●ω●)っ”「……コッチ側から回っていけば良いんだろうか」
ブロロロロロロロ……
ブロロロロロロロロロ……
( ´●ω●)「ん〜?」
331
:
名も無きAAのようです
:2016/02/24(水) 21:29:59 ID:q3a2ZyaU0
(●ω●` )
っ”
(●ω●` )「病院なんて車で来るの初めてだからなぁ」
っ”
<プッ!
( ´●ω●)「あっ。ここ止まらなくて良いのか……」
っ”
ブロロロロロロロロロ……
━━━━━━━
━━━
━
332
:
名も無きAAのようです
:2016/02/24(水) 21:30:40 ID:q3a2ZyaU0
【横浜 横浜総合医療センター】
( ´●ω●)” カツ……
カツカツ……
( ´●ω●)「ん……?」
(●ω●` )
( ´●ω●)「いや、こっちであってる」
( ´●ω●)
( ´●ω●)「……病棟ってとこで良いんだよな」
( ´●ω●)” カツ……
カツカツ……
( ´●ω●)「このエレベーター、使って良いのかな……」
( ´●ω●)
(●ω●` )「階段で行こう……」
……
333
:
名も無きAAのようです
:2016/02/24(水) 21:32:01 ID:EF2GirsQ0
木は支援絵へのお礼に気合が入ってるな
木だけに
334
:
名も無きAAのようです
:2016/02/24(水) 21:32:02 ID:q3a2ZyaU0
( ´●ω●)「あー、すみません」
川 ´只`)「はい」
( ´^ω^)「お見舞いに来たんですけど」
っ●-●
川 ´只`)「お名前は?」
( ´^ω^)「えーっと……」
( ´^ω^)
( ´^ω^)「なんだっけな。本名。……シナーっていう中国人なんですが」
川 ´只`)「あー、はいはい」
( ´^ω^)「すみません」
川 ´只`)「まだ目覚められてませんよ」
( ´・ω・)「あ、そうなんですか」
川 ´只`)「入れますけどね」
335
:
名も無きAAのようです
:2016/02/24(水) 21:33:00 ID:q3a2ZyaU0
( ´・ω・)「はぁ……」
川 ´只`)「はい。ここに名前書いてね」
( ´・ω・)「えーっと……」
( ´・ω・) サラサラ…
φ..
川 ´只`)「218号室」
( ´・ω・)「はい」
φ..
川 ´只`)「これ首から下げてね」
っロ
( ´・ω・)「わかりました」
っロ
川 ´只`)「あ! それから!」
( ´・ω・)「?」
川 ´只`)「マスクしないとダメですよ」
336
:
名も無きAAのようです
:2016/02/24(水) 21:33:42 ID:q3a2ZyaU0
( ´・ω・)「マスク」
川 ´只`)「ない?」
( ´^ω^)「無いですね……」
川 ´只`)「じゃあ、下の売店で買ってきてね」
( ´^ω^)「あっ」
………
337
:
名も無きAAのようです
:2016/02/24(水) 21:35:43 ID:q3a2ZyaU0
「98円になります」
( ´・ω・)「カードで」
っロ
「かしこまりましたー」
( ´^ω^)「どうも」
「ありがとうございましたー」
( ´・ω・)「……そういう商売なのかな」 ベリベリ
っ”
( ´・□・)” ゴソゴソ
━━━━━━━
━━━
━
338
:
名も無きAAのようです
:2016/02/24(水) 21:36:48 ID:q3a2ZyaU0
【横浜 横浜総合医療センター 病室】
( -ハ-)
( ´・□・)「……やあ。来たよ、大将」
( ´・□・)
( ´^□^)「みんな大将の作るご飯が食べられなくて寂しがってるよ」
( -ハ-)
( ´・□・)
( ´・□・)「……この花瓶、使っていいかな」
( ´・□・) ゴソゴソ
っ”
(・□・` )「お花を買ってきたんだ」
っ”
.
339
:
名も無きAAのようです
:2016/02/24(水) 21:37:52 ID:q3a2ZyaU0
( ´・□・) ジョバババババ……
っ”
( ´^□^)「よし……」
( ´・□・)「……今日はまだ誰も来てないのかな」
川 ´只`)” カツ……
カツカツ……
( ´・□・)「あ……。すみません」
川 ´只`)「はい?」
( ´・□・)「他にお見舞いとか……、居ないんですか?」
川 ´只`)「いっぱいいらっしゃいますよ。特に女の子とおじいちゃんがよく来ますけどねぇ」
( ´・□・)「そうですか」
川 ´只`)「おじいちゃんは元気なようだけど、女の子は落ち込んでてね」
( ´・□・)「……だろうなぁ」
340
:
名も無きAAのようです
:2016/02/24(水) 21:38:41 ID:q3a2ZyaU0
川 ´只`)「あなた、お知り合い?」
( ´^□^)「ええ、まあ」
川 ´只`)「なら、言わせてもらいますけどね」
( ´・□・)「?」
川 ´只`)「あのおじいちゃん、何とかならないの!?」
( ´・□・)
川 ´只`)「ウチの若いのに手ぇ出して! おしりだって触っちゃうんだから!」
(; ´・□・)
川 ´只`)「まだ我々だけだったらね、良いんだけどね。患者さんにまで慣れ慣れしいのよ!」
(; ´・□・)「そ、それは……」
川 ´只`)「ホント信じられないわ。チーフに言って出禁にしてもらおうかと思ったくらい」
(; ´・□・)
川 ´只`)
(; ´・□・)
川 ´只`)「ねぇ、聞いてる!?」
(; ´・□・)「えっ……?」
341
:
名も無きAAのようです
:2016/02/24(水) 21:39:22 ID:q3a2ZyaU0
くどくどくどくど……
くどくどくどくど くどくどくどくど……
川 ´只`) (・□・`; )
くどくどくどくど……
くどくどくどくど……
くどくどくどくど……
くどくどくどくど……
( -ハ-)
━━━━━━━
━━━
━
342
:
名も無きAAのようです
:2016/02/24(水) 21:39:48 ID:VH63sYIQ0
荒巻なにしてんだ
343
:
名も無きAAのようです
:2016/02/24(水) 21:40:56 ID:q3a2ZyaU0
【横浜 横浜オープン(ch)研究所 開発室】
<ヽ`∀´> カタカタカタカタカタ……
っ”
ガチャ……
( ´・ω・)「どうも」 バタン
っ”
<ヽ`∀´>「随分遅かったですニダ」
( ´^ω^)「車が混んでたんです」
<ヽ`∀´>「あの辺ももう少し道路が広ければ良いニダね」
( ´・ω・)「あれ。これだけしかいないんですか?」
<ヽ`∀´>「そうニダ。別件でみんな違うラボに行ってますニダ」
( ´・ω・)「そうなんだ……。チャー娘は?」
344
:
名も無きAAのようです
:2016/02/24(水) 21:41:58 ID:q3a2ZyaU0
<ヽ`∀´>「チャー娘は……、きっと屋上にいますニダ」
( ´・ω・)「そう……。落ち込んでいるでしょう」
<ヽ`∀´>「そうニダね……」
( ´・ω・)「シナーはどうなんです? いつ頃目を覚ますのとか……」
<ヽ`∀´>「それが、わからないニダ。やはり、体に相当の負担があったみたいでして……」
( ´・ω・)「そうか……」
<ヽ`∀´>「目が覚めたら、体は以前通りに動くと言ってくれているんだけど……」
( ´・ω・)「それは救いですね……」
<ヽ`∀´>「……もし、グランプリまでにシナーが目覚めなかったら」
( ´・ω・)「どうするんです?」
<ヽ`∀´>、
<ヽ`∀´>「チャー娘は今にでも棄権すると言っていますニダ」
( ´・ω・)「言いそうです」
345
:
名も無きAAのようです
:2016/02/24(水) 21:43:01 ID:q3a2ZyaU0
<ヽ`∀´>「昨日もスカルチノフ博士と大喧嘩で……」
( ´・ω・)「そうなんだ」
<ヽ`∀´>「博士ボコボコにされてましたニダ」
( ´・ω・)「容赦がない」
<ヽ`∀´>「博士も喜んでたからそれは良いとして……」
( ´・ω・)「元気な老人は国を元気にするね」
<ヽ`∀´>「……シナーの目が覚めれば万事解決なんですけど」
( ´・ω・)「少し、チャー娘と話してきます」
<ヽ`∀´>「お願いしますニダ。チャー娘はショボンさん大好きニダ」
( ´^ω^)「ははは……。嬉しいな」
━━━━━━━
━━━
━
346
:
名も無きAAのようです
:2016/02/24(水) 21:44:34 ID:q3a2ZyaU0
【横浜 横浜オープン(ch)研究所 屋上】
,
,・
@*゚ -゚)) ビュウウウウウウウ……
.
@*゚ -゚))
ビュゥゥ……
ビュウウウ……
「チャー娘」
@*゚ -゚))「あ……」
( ´^ω^)∩「やあ」
@*゚ -゚))
@*゚ -゚))「ウチ。グランプリ出ないアル」
(; ´^ω^)「あ、あれ?」
347
:
名も無きAAのようです
:2016/02/24(水) 21:45:54 ID:q3a2ZyaU0
@*゚ -゚))「……出ないアル」
(; ´^ω^)「抱きつかれる覚悟で来たんだけどな……」
@*゚ -゚))「そんな元気でないネ」
( ´^ω^)「……そうだろうね」
@*゚ -゚))
( ´^ω^)「隣、いいかい」
@*゚ -゚))「うん」
( ´^ω^)「今日、病院に行ってきたよ」
@*゚ -゚))「……うん」
( ´^ω^)「少し、痩せたみたいだった」
@*゚ -゚))「そうネ」
,
,・
@*゚ -゚)) ビュウウウウウウウ……
.
@*゚ -゚))「みんな、どうして黙ってたアル?」
348
:
名も無きAAのようです
:2016/02/24(水) 21:48:20 ID:q3a2ZyaU0
( ´^ω^)「うん?」
@*゚ -゚))「ウチのダメージが大将にシンクロしてた事……。ウチ、知らなかったアル」
( ´^ω^)「君を傷つけない様にする為さ」
@*゚ -゚))「ウチ、傷ついたアル」
( ´^ω^)「……そうだね」
@*゚ -゚))「こんなの初めてアル」
( ´^ω^)「……大将は」
@*゚ -゚))「うん」
( ´^ω^)「チャー娘の事が大好きなんだ」
@*゚ -゚))「知ってるアル」
( ´^ω^)「だから黙ってたんだ」
@*゚ -゚))
@*゚ -゚))「答えになってないアルよ……」
( ´^ω^)「ははは……。厳しいな」
349
:
名も無きAAのようです
:2016/02/24(水) 21:48:33 ID:zyl6PZp60
きたぁぁぁあ!!横浜メンバーきたぁぁぁあ!
350
:
名も無きAAのようです
:2016/02/24(水) 21:50:03 ID:q3a2ZyaU0
@*゚ -゚))「ウチ……。もうどうして良いかわからないアル……」
( ´・ω・)「うん……」
@*゚ -゚))「もう、闘えないアル」
( ´・ω・)
@*゚ -゚))
チュン……
チチチチ……
ブロロロロロ……
ボロッ……
(;;,.;),' 3(;;,.;)「チャー娘。お前は……、なんの為に闘うんじゃ?」 カツカツ…
( ´・ω・)
( ´・ω・)(誰?)
@*゚ -゚))「……決まってるアル。大将の為アル」
( ´・ω・)
( ´・ω・)(あっ、博士か)
351
:
名も無きAAのようです
:2016/02/24(水) 21:50:58 ID:mHn/X6x20
荒巻が玉袋にしか見えない
352
:
名も無きAAのようです
:2016/02/24(水) 21:52:34 ID:q3a2ZyaU0
@*゚ -゚))「大将が居なければ……、ウチは……闘えないアル」
(;;,.;),' 3(;;,.;)「誰に似たんだか、甘えん坊じゃな」
@*゚ -゚))「うるさいネ」
(;;,.;),' 3(;;,.;)「ほれ! お主もなんか言ってやってくれ!」
( ´^ω^)「ゆっくり自分の中で整理していこう。ね」
(;;,.;),゚ 3(;;,.;),,゚ ・「こうやって甘やかすからいけないんじゃ!!」 クワッ
(; ´^ω^)「す、すみません」
@*゚ -゚))「ウチはもう闘わないアル」
(;;,.;),゚ 3(;;,.;)「チャー娘!!」
@*゚ -゚))「ウチが闘うことで、誰かが傷つくなら……。もうウチは闘わないアル……」
( ´^ω^)「……でも、思い出してチャー娘」
@*゚ -゚))「?」
353
:
名も無きAAのようです
:2016/02/24(水) 21:54:06 ID:q3a2ZyaU0
( ´^ω^)「大将は……、君にどうなって欲しいのかと言うことを」
@*゚ -゚))
( ´^ω^)「……きっと大将の気持ちは」
@*>Д<)),”・「……知らないアル! もうウチのことは放っといて欲しいアル!!」
タッタッタッタ……
,・
≡≡≡≡≡≡≡@*>Д<))
(;;,.;),' 3(;;,.;)「チャ、チャー娘! どこ行くんじゃ! チャー娘!」
( ´・ω・)
(;;,.;),' 3(;;,.;)「ええい……。あのワガママ娘め! これだから中国女は……」 ブツブツブツブツ…
(;;,.;),' 3(;;,.;)「なんじゃい!! あんなガキもう知らん! お姉さんに慰めてもらうんじゃ! ケーッ」
( ´・ω・)
(;;,.;),' 3(;;,.;)「お前も行くか、スケベじゃろ!!」
( ´^ω^)「スケベは車で来てしまったもので……」
━━━━━━━
━━━
━
354
:
名も無きAAのようです
:2016/02/24(水) 21:56:17 ID:q3a2ZyaU0
【横浜 中華街 シナー飯店】
@*゚ -゚))
シーーーーーーーーーーン……
@*゚ -゚))「大将、ウチ寂しいね……」
@*゚ -゚))
@*- -))「ウチ、こんなに弱かったアル」
.
355
:
名も無きAAのようです
:2016/02/24(水) 21:57:27 ID:q3a2ZyaU0
カチ……
コチ……
@*- -))
ガラララ……
( ´^ω^)「やあ」
っ
356
:
名も無きAAのようです
:2016/02/24(水) 22:02:57 ID:q3a2ZyaU0
@*゚ -゚))「ショボン……」
( ´^ω^)「ここだと思ったよ」
@*゚ -゚))「どうしたアル……? 食材なんて……」
( ´^ω^)「少し厨房を借りようと思ってね」
@*゚ -゚))「え?」
( ´^ω^)「大将ほど上手には出来ないと思うけど」 ゴソゴソ
っ”
(; ´^ω^)「ほら。僕は1から作れないから……。チャーハンの元」
っロ
@*゚ -゚))
@*゚ー゚))「……ふふ」
https://www.youtube.com/watch?v=iiZEto2j2GQ
( ´^ω^)「さ。作ろうか」
@*゚ー゚))「ウチも手伝うアル?」
( ´^ω^)「もちろん。天下一の助手が付くと思うと、緊張するけどね」
( ´^ω^)”「ハンガー借りるよ」 ゴソゴソ
357
:
名も無きAAのようです
:2016/02/24(水) 22:03:37 ID:VH63sYIQ0
いいね
358
:
名も無きAAのようです
:2016/02/24(水) 22:05:21 ID:zyl6PZp60
ショボンはいいなぁ
359
:
名も無きAAのようです
:2016/02/24(水) 22:06:43 ID:q3a2ZyaU0
@*゚ー゚))「うん」
( ´^ω^)「よし、やるぞ」 まくりまくり
っ”
@*゚ー゚))「お米研ぐアル」
(^ω^` )「お願い」
@*゚ー゚)) サラサラサラサラ……
っ”
( ´^ω^)
( ´^ω^) トントントントン……
っ”
( ´^ω^)「大将はこうやってやってたかな?」
っ”
@*゚ー゚))「ちょっと違うけど、全然大丈夫アル」
360
:
名も無きAAのようです
:2016/02/24(水) 22:07:46 ID:q3a2ZyaU0
(; ´^ω^)「ま。出来ればいいか」
っ”
@*゚ヮ゚))「そうアル。出来れば良いネ」
( ´^ω^)「うん」
( ´・ω・)「さて。同時進行で違うのも作っていかないとね」
( ´・ω・)” イソイソイソ
@*゚ヮ゚))「手際が良いアル」
( ´^ω^)”「一人暮らしが長いとね」
@*゚ヮ゚))「世の男性に見習わせたいネ」
( ´^ω^)”「ははは……。僕が男性の手本になったら、誰も結婚出来なくなるよ」
@*´ヮ`))「そんな事ないアル。ウチ、ショボン好きネ」
( ´^ω^)”「ありがとう」
━━━━━━━
━━━
━
361
:
名も無きAAのようです
:2016/02/24(水) 22:09:45 ID:q3a2ZyaU0
。
。
;;;,,+
◯ + +゚+。o+: :○
__ ○
_ 「| _ | || |i_+ +;;;,,
lll:|l| l l | || 。+ _ i| |L三i i|_
lll:|l| l l | || 「iiiii|| _i|_ _i|=. |ii|_| | 「=|Tl
lll:|l| ___::::::::::::: __i__ ___ :|iiiiii|| :|iii|匚| |L| | :::|ii| | | |:=|:l:| |i_
' -= /iiii|| 「i| L| |iii|」 | :|iiiiii||_:|iii||| |L|_|┌i|ii|_| | |:=|:l:| 「「冂
|iiiiii|| |:i| | | |iii|T.|┌┬i|iiiiii|| :|iii||| |L| ||l|ii| | |_ |:=|:l:|: _ _ |tt|=| ;;o
|iiiiii|| |:i| | | _|iii|T:||||lTlli|| :|iii||| |L| ||l|ii| |「ll|| __ lTTlil:l:| |ii|_| | _|-|
|ii〕-〔 _ .|:i| | |::| ll |ii「三冂||──il -「||三|iil |l 「i\_「「|L| |l:| |i|┐|ii|_| ┌::| _|-|_ ┌、
|i| __:l|=l┐|:i| | |::| ll |..|:三|i |||三三|l|=|:||三|「| ̄|-tii i|:|:|iii| ||t |i|┝|ii|_|_├l:| _|-|┐|ii||
|i「ii 丁:l|Π--t| ll |lll「| ̄|「 ̄|三「ll|l|-|:||三||:| |==|i |:|:|iii| || l| |i|┤冂i|三|l-l:| _|-|ii|┝||
_|i|:ll |liTl|「l liiiiil|:| ll |lll|:|┐||:_|三|i__l|-|:||三||:| 「ニ 「| ̄| ̄|il|冂 |i|┤|=|l|三|l‐┐_|-|ii|三「| ┌┬、
liiヨl「T‐-「ii「l┐|三i!| ̄lTl|:| |「ニil:ニニfl 三|_≧!= 冖≦ ]Tli 「==::|iiiii|三|il||=| |i|┤|「|li||iL==_l|i|-|i「 「 | |iiii|7|
| 「L_|iiii||iii|E:|ii ̄T|lllll|fニニニ{!≧=¨≦二____ ≧-L! |iii||iiiii|_|il|Π_|i|||=||i||iL_」|i|-|i| l| l| |iiii|/l|
| |=「l|┌┐-t┬t=iiL!-=≡≧¨ i|i\二二___∠i¨l =t ≧-liiiii|三|「 ̄|三|i|Tlii| ̄|三|¨| ̄|i| l| l| 「「l|iiii| |
| |「三||Ei|i| |ヨ|_」ロ≧¨_へ、|[[il、 i|i _/ / / | | |Π‐┐__ _¨≧=-_ii|三|i|┌┐::|三|=|三|Π| 冂¨l三l ̄l
l l:!:≡!!L. ≧‐¨ l、|l、l|| \\ i|i-ニニニニ─--<-! | |冂トil|L_||=`┴ ¨´ <=≧-::_|三|-|三|i冂 「| ̄|l三L_ L
\≦¬─---- .___\\ 「「「l冖l二 ̄ ̄ ̄¨¨ 、i|Π> ¨-пΠ┐_ 冂、¬-、 ≧-_|三|i|_l| |,,-''"::::::::::::::::
i 「п\Π┐ ̄ ̄¨¨¬──----、¨¬┴--L]旦__>-¨¨ -‐Π┐冂 пli | ̄|li п¬::::::::::::¨--'''":::::::::::::::::::::::::::
L|Пп、\пп冂Пl |エエ-「l|\-「l \\ ̄¬¬->_.-´пП 「=l _|_:Eェ「「lп、,,''"::::゙゙''、≧-,,,:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
「美味しく出来るかな」
「きっと出来るアルよ。保証するネ」
「頼もしいや」
「ウチのお墨付きヨ」
.
362
:
名も無きAAのようです
:2016/02/24(水) 22:10:38 ID:q3a2ZyaU0
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::。o+: :○ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 「ねぇ、ショボン」
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 「うん?」
:::::::::::::::::::_jni─ェェ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::| : : : : :|:::::::::::◯ + +゚:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 山::::::::::::::::::::::::○:::::::::: 「ウチね。もう少し、待ってみるアル」
::::::::::::::::::| : : : : :|:::::::::┌┴─--、_::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: \|\::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 「何を?」
::::::::::::::::::| : : : : :|:::::::::::[ : . : : |i彳:::::::_nュ_:::::::::::::::::::::::::: 仁|ヨ :::_::::_:::::::::::::::::::
∠三 ィ-ィ^ヘィニニニィ^ヘヲ´ ̄`ゝ-ァ=く--ィ i :::::::::┌─┐l<| ̄Li==ニ--L:r,-,-,-「
ヘf:ェェェ:iiiii i i i iiiiii三 iiiiiiiiiiiiiiiiiiiイ ─ | | ィ |=ェェィ├─┤:: | |-|r -ュ n
ニニニニニニl小ニニニニニニニニニニニニニl ||i⌒「i i r , - ァ -,-、-、ii円_ r‐┬‐┤:!TTEリ ! 「大将と、また一緒に闘える日が来るのを……」
r‐:‐、田 口 ニニ介 _r r ュ ュ ||| H i//_/_/_i__ヽi ∞ r r rnr |..:::o:○:::::
r二三二> ァ _ _ _ _ _ _ n cno_!_n__rュ∞_n_n_n_ _ T_ ハ|.qp......:::::::::::::i:::::: 「……うん」
~~~~~~~~~~~~~~:::: ,、 qp ー''' ̄∥- - - -∥_, o o........:Y::' ::::::∥:::::::::i ,, ェ ''"
:::: : : : qp ::: i_i ∥:: ∥_ -ハ ' ∥.....ooY ::::::::: | ハ :::::∥ ,, ェ''" Lノ-'
__ ∥ :: ノ ト. ∥ェェ-' "∥.........::::::::::::::::::∥ !::::::::::: | i | ,, ェ " | _, -'_ ─‐
/ `ー' ∥- ' 仁 Å∥ .....::::::::::::::::::::::::::::::::: O!O::!:::: j=トェ" r -j i─'──‐
| ∥ Å...:::::::::::::::::::::::::: ::::O i O :: ∥:: | j /フ! |
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|:::::::::::::::::::::::::::::::::::: .....::: r=====──‐リ:: ○ ;;;;;;;∥三三三レ" ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |
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::::::::::::::::::: ...::::::::::::::::::::  ̄ ̄ ̄ ::::::::: ||::::::::::. r::::| |:::::::フフ::::::::::::::::| |
━━━━━━━
━━━
━
363
:
名も無きAAのようです
:2016/02/24(水) 22:11:21 ID:q3a2ZyaU0
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■
■
■■
□
to be continued
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
364
:
名も無きAAのようです
:2016/02/24(水) 22:12:09 ID:gupAarpQ0
乙
365
:
名も無きAAのようです
:2016/02/24(水) 22:12:23 ID:aBcGyKck0
あーくそ
ちゃーこかわいいなぁ
366
:
名も無きAAのようです
:2016/02/24(水) 22:12:27 ID:VH63sYIQ0
乙
367
:
名も無きAAのようです
:2016/02/24(水) 22:12:36 ID:q3a2ZyaU0
じゃあの
368
:
名も無きAAのようです
:2016/02/24(水) 22:12:54 ID:mHn/X6x20
おつ
369
:
名も無きAAのようです
:2016/02/24(水) 22:27:33 ID:twKcT1Q20
どのチームも何かしか抱えてるんなあ
みんなに感情移入してしまうよ
370
:
名も無きAAのようです
:2016/02/24(水) 22:37:16 ID:zyl6PZp60
乙
チャー娘と大将の関係大好きじゃあ
371
:
名も無きAAのようです
:2016/02/24(水) 22:48:12 ID:Y6ymlJfg0
ショボンの過去話読んでから今のショボンの人当たりの良さを見るとなんかじんわりくる
もちろん人だけじゃ無く、ロボにも
乙
372
:
名も無きAAのようです
:2016/02/24(水) 22:56:51 ID:I05OX3AY0
ショボン様と結婚してえ……
373
:
名も無きAAのようです
:2016/02/25(木) 00:19:34 ID:oPdd1ook0
to be continuedの上にある記号が毎回違うのは何か意味あんの?
374
:
名も無きAAのようです
:2016/02/25(木) 00:34:09 ID:P09IyamA0
気付いて……しまったか……
375
:
名も無きAAのようです
:2016/02/25(木) 00:46:18 ID:tLgS6gVA0
テトリミノやぞ
376
:
名も無きAAのようです
:2016/02/25(木) 03:57:01 ID:skjthHQA0
正式名称がチャー娘(ニャン)だったかチャー娘(こ)だったか忘れた
377
:
名も無きAAのようです
:2016/02/25(木) 04:33:28 ID:tBivdUOA0
主人公ってショボンだったっけ…
378
:
名も無きAAのようです
:2016/02/25(木) 07:28:47 ID:yF9jcIRk0
俺の中ではチャーこ
379
:
名も無きAAのようです
:2016/02/25(木) 07:51:28 ID:9bK0p8SA0
ちゃーむすが良い
380
:
名も無きAAのようです
:2016/02/25(木) 08:55:55 ID:64RhDqYYO
>>379
美味そうだっ
381
:
名も無きAAのようです
:2016/02/25(木) 09:35:01 ID:742SY5qI0
ちゃーにゃん
ヒートといいチャー娘といいショボンの競機ジゴロぶりが光る
382
:
名も無きAAのようです
:2016/02/25(木) 12:14:01 ID:DaGdLtsg0
ショボンは競機の為に生まれてきたからな
383
:
名も無きAAのようです
:2016/02/25(木) 12:30:56 ID:vl1QUTQ20
違うだろ
384
:
名も無きAAのようです
:2016/02/25(木) 12:37:30 ID:L.O4dxbQ0
生きるためだろうに
385
:
名も無きAAのようです
:2016/02/25(木) 13:06:05 ID:pw.jQS4Y0
>>383
>>384
兄者おつ
386
:
名も無きAAのようです
:2016/02/25(木) 13:46:16 ID:5wvO0fVY0
名シーンが台無しだ
387
:
名も無きAAのようです
:2016/02/25(木) 15:34:43 ID:UJO23yzQ0
極上の姫の誕生物語り
http://ssks.jp/url/?id=407
388
:
名も無きAAのようです
:2016/02/25(木) 18:26:31 ID:RnqdqAOQ0
不意過ぎて笑ったわ
389
:
名も無きAAのようです
:2016/02/26(金) 21:11:17 ID:DLCy/pjU0
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■
■
■
■
◆
beginning
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
390
:
名も無きAAのようです
:2016/02/26(金) 21:13:05 ID:DLCy/pjU0
【東京 羽田 羽田空港】
ピンポンパンポーン……
「搭乗口のご案内をします。11時24分発……」
( <●><●>) イジイジ……
っロ”
( <●><●>)「……この便か」
っロ
がやがやがやがや……
がやがやがや……
£°ゞ°) カツ…
カツカツ……
がやがやがやがや……
( <●><●>)「社長」
391
:
名も無きAAのようです
:2016/02/26(金) 21:15:21 ID:DLCy/pjU0
£°ゞ°)「探しましたよ。相変わらず目立ちませんね」
( <●><●>)「お久しぶりです」
£°ゞ°)「久しぶり」
っ
( <●><●>) ギュ……
っ”
( <●><●>)「本国では残念でした」
£°ゞ°)「仕方がない。あれは完全な敗北だった。だが、意味のある敗北だったと思っている」
( <●><●>)「はい」
£°ゞ°)「さて。では行こうか」
( <●><●>)「一度研究所に寄りますか?」
£°ゞ°)「そうだな……。そうしよう」
£°ゞ°)
£°ゞ°)「運転は君が?」
( <●><●>)「はい」
£°ゞ°)「そうか。私はタクシーにしようと思うのだが……」
( <●><●>)「何故ですか?」
━━━━━━━
━━━
━
392
:
名も無きAAのようです
:2016/02/26(金) 21:16:44 ID:DLCy/pjU0
【東京 首都高】
( <○><○>)” ブロロロロロロロ!!!
っ
£°ゞ°)” ガタガタガタ……
( <○><○>) キュキュッ…!!
っ”
((£°ゞ°))) ゆらゆら……
プップーーーーーーーーーー!!!
( <○><○>)「チッ…」
っ
£°ゞ°)
( <○><○>)” ブォォオオオオオオオオオオオオン!!!
っ
£°ゞ°)” ガタガタガタ……
━━━━━━━
━━━
━
393
:
名も無きAAのようです
:2016/02/26(金) 21:18:31 ID:e2ElYC.k0
運転すると人が変わるタイプ
394
:
名も無きAAのようです
:2016/02/26(金) 21:18:39 ID:DLCy/pjU0
【東京 都内】
https://www.youtube.com/watch?v=kvEVIQPfyQE
( ´●ω●)っ” ブロロロロロロ……
( ´●ω●) ブロロロロロロロロロロロ……
っ”
( ´●ω●)「……ん」 ブォーー……、ロロロ……
っ”
……川 o,o)” ヨロヨロ……
( ´●ω●) ウィーーーーーーーーーン……
σ”
( ´^ω^)「おばあさん、急いで渡らなくても大丈夫ですよ」
っ●-●
ヨロヨロ
………川 o,o)”「悪いねぇ」
( ´^ω^)「急いでませんから」
━━━━━━━
━━━
━
395
:
名も無きAAのようです
:2016/02/26(金) 21:21:26 ID:DLCy/pjU0
チチチチ……
ガア……!
ガア……ガア……
( ´・ω・) バタン…!
っ”
( ´・ω・)「すみませーん。お花貰っていいですか?」
「はい。ご用途は……」
( ´・ω・)「お墓です。墓参り。予算は2000円くらいで、お任せします」
「かしこまりました、少々お待ち下さいねぇ」
( ´^ω^)「はい」
(^ω^` )
(^ω^` )「この辺はいつ来てものんびりしてて、良い所だな……」
━━━━━━━
━━━
━
396
:
名も無きAAのようです
:2016/02/26(金) 21:23:00 ID:DLCy/pjU0
【東京 都内 山中 墓地】
https://www.youtube.com/watch?v=buoDNfsEQ2M
ガァ……
ガァ……
バサササ……
卯ミ|l .゚ -゚ノリ キュッ……
っロ” キュッ……
卯ミ|l .゚ -゚ノリ”
卯ミ|l .゚ -゚ノリ チョロロロロロロロ……
っ□r。゚・。
卯ミ|l .゚ -゚ノリ”
卯ミ|l .゚ -゚ノリ
っ l~~
卯ミ|l .゚ -゚ノリ
卯ミ|l .- -ノリ ス……
人
397
:
名も無きAAのようです
:2016/02/26(金) 21:23:59 ID:DLCy/pjU0
卯ミ|l .- -ノリ
人
カツ……
カツカツ……
( ´●ω●)
( ´●ω●)
っ l~~
卯ミ|l .- -ノリ
人
( ´●ω●) ス……
人
ガァ……
ガァ……
.
398
:
名も無きAAのようです
:2016/02/26(金) 21:25:28 ID:DLCy/pjU0
卯ミ|l .゚ -゚ノリ「お久しぶりです」
( ´●ω●)
人
( ´●ω●)「やあ。久しぶり」
( ´●ω●)「お花も持ってきたんだ」
っ<@
卯ミ|l .゚ -゚ノリ「ありがとうございます」
( ´●ω●)「喜んでくれると良いけど」 チャポン……
っ”
卯ミ|l .゚ -゚ノリ「喜ぶと思います。お好きでしたから」
( ´●ω●)「そうか……」
( ´●ω●)
( ´●ω●)「まずは、ニューソクグランプリ。おめでとう」
っ
卯ミ|l .゚ -゚ノリ
卯ミ|l .゚ -゚ノリ「ありがとうございます」 ギュ……
っ”
399
:
名も無きAAのようです
:2016/02/26(金) 21:26:44 ID:DLCy/pjU0
( ´●ω●)「世間では奇跡と言われているけど、僕はそう思わないよ」
卯ミ|l .゚ -゚ノリ「そうでしょうか。あれは私の力ではありません」
( ´●ω●)「と言うと?」
卯ミ|l .゚ -゚ノリ「刀が、まるで幻に呼ばれるように。私の意識から離れてゆく。あの魔剣の力です」
( ´●ω●)「ワカッテマスさんの武器調整が冴えていた。流石は天才といったところだろう」
卯ミ|l .゚ -゚ノリ「アレは人の業ではありません」
( ´●ω●)「テクノロジーとはそういう一面も持っているよ。人が持つ、人ならざる技術だ」
( ´●ω●)「……怖かったろうね」
卯ミ|l .゚ -゚ノリ「いえ。恐怖は感じませんでした」
( ´●ω●)「そうか……。君は強いな」
( ´●ω●)
( ´●ω●)「それで、どうするんだい」
卯ミ|l .゚ -゚ノリ「?」
( ´●ω●)「日本グランプリさ」
400
:
名も無きAAのようです
:2016/02/26(金) 21:27:34 ID:DLCy/pjU0
卯ミ|l .゚ -゚ノリ
( ´●ω●)「ニューソクとは違い、世界中の猛者が集まってくる」
卯ミ|l .゚ -゚ノリ「はい」
( ´●ω●)「集う機体は歴代最強機と言っていい程のスペックさ。到底君では……」
卯ミ|l .゚ -゚ノリ「それは分かっています」
( ´●ω●)「気を悪くしないでくれ」
卯ミ|l .゚ -゚ノリ「いえ、本当のことです」
( ´●ω●)
( ´●ω●)「お祖母様も、君の中からいなくなる訳ではない」
卯ミ|l .゚ -゚ノリ「はい」
( ´●ω●)「それに、君が壊れてしまえば……。その方が、周りの人にとってお祖母様が遠い存在となってしまう様な気がしてね」
卯ミ|l .゚ -゚ノリ
ガァ……
ガァ……
ガァ……
━━━━━━━
━━━
━
401
:
名も無きAAのようです
:2016/02/26(金) 21:28:38 ID:DLCy/pjU0
【東京 都内 LTJM研究所】
( ´^ω^)「お元気そうで」
( ><)「そちらもお変わりなさそうで、良かったんです!」
∧ ∧
(*‘ω‘ *)”「ぽっぽっぽ!」 ボインボイン
( ><)「こら! ぽっぽちゃん。大人しくしてなさいなんです!」
∧ ∧
(*‘ω‘ *)”「ぽっぽっぽ! ぽっぽっぽ!」 ボインボイン
( ´^ω^)「ほら。ぽっぽちゃんにもお土産持ってきたよ」
( ´^ω^)”
( ´・ω・)「おにんにん印の魚肉ソーセージ。イカ味」
っ∩
∧ ∧
(*‘ω‘ *)
∧ ∧
(* ゚'ω゚ *)”「ッポーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!」 フシュルルルルルル!!!
402
:
名も無きAAのようです
:2016/02/26(金) 21:31:08 ID:DLCy/pjU0
( ><)「あ! 暴れないんです! こら!」
( ´^ω^)「大好物だもんね」
卯ミ|l .゚ -゚ノリ「ぽっぽちゃん。あっちで食べよう」
∧ ∧
(* ゚'ω゚ *)”「ッポーーーーーー!!!! ッポーーーーーーーーーーーー!!!」 フシュルルルルルルルルルルル!!
フシュルルルル……
シュルルル……
( ´^ω^)「喜んでもらえて嬉しいな」
( ><)「何か色々とすみませんなんです」
( ´・ω・)「そういえば、ワカッテマスさんは?」
( ><)「社長を迎えに行ったんです」
( ´・ω・)「社長と言うと……」
( ><)「あ。本国ラウンジテクニカのCEOなんです」
403
:
名も無きAAのようです
:2016/02/26(金) 21:32:57 ID:DLCy/pjU0
( ´・ω・)「オーナーの息子さんか」
( ><)「はいなんです! いい人なんです!」
( ´・ω・)「そういえば、本国ラウンジテクニカ……。残念でしたね」
( ><)「あれは予想外だったんです。ラウンジテクニカ最強の年と言われていたのに……」
( ´・ω・)「そうなんですか」
( ><)「はい。外部からは今まで通り話題になってたのですが……、今年は内部でもすごい盛り上がりようで……」
( ><)「監督も、満足のいく調整に仕上がってるとマスコミに言い出す始末で、その程度には自信があったんだと思うんです」
( ´・ω・)「……それで、今日は何をしに来るんですか?」
( ><)「ああ。お墓参りなんです」
( ´・ω・)「あ。そうなんですか」
( ><)「今日はオーナーの誕生日なんです」
( ´・ω・)「なるほど……」
404
:
名も無きAAのようです
:2016/02/26(金) 21:34:17 ID:DLCy/pjU0
卯ミ|l .゚ -゚ノリ
っ( * ゚'ω゚)” フシュル!! フリュル!!
卯ミ|l .゚ -゚ノリ「おいしい?」
∧ ∧
(* ゚'ω゚ *)” ペッチャクッチャ!! ペッチャクッチャ!!
ペッチャ
クッチャ
ペチャクチャ……
( ´・ω・)「そうだ」
( ><)「はい?」
( ´・ω・)「あの、ゴーストを切った……。あれは……」
( ><)「……あれは例のブラックボックスの力なんです」
( ´・ω・)「やはり。Silence functionか……」
( ><)「はい。あの時、Silence functionがすごい勢いでエネルギーを食っていったんです」
( ´・ω・)「それで、そのSilence functionは一体なんなんです?」
405
:
名も無きAAのようです
:2016/02/26(金) 21:36:16 ID:DLCy/pjU0
( ><)「それが……」
( ´・ω・)「解析出来ていないんですか」
( ><)「はい……」
( ´・ω・)「相当なブラックボックスだな……。こうなると、鬼子の生まれが気になってくる」
( ><)「今となっては謎のままなんです……」
(∩;><)) う〜〜〜〜〜〜〜ん
卯ミ|l .゚ -゚ノリ なでなで…
っ”
∧ ∧
(*´ω` *) もっちゃもっちゃ……
ガキュキュキュキュ!!
( ><)「あっ。帰ってきたんです」
406
:
名も無きAAのようです
:2016/02/26(金) 21:37:06 ID:DLCy/pjU0
( ´・ω・)「すごい音だな……」
( ><)「ブレーキの音なんです」
( ´・ω・)「えっ」
ガチャ……
( <●><●>)「おや。いらしてたんですか」
っ
( ´^ω^)「どうも」
£°ゞ°)
( ´・ω・)(……この人が)
( <●><●>)「社長。この方は、日本の競機ジャーナリストの雨宮ショボンさんです」
£°ゞ°)「ん? ああ……」
£°ゞ°)「雨宮さん。どうも初めまして。ラウンジテクニカCEO、オットリー=ロミス・ヴァレンタインと言います」
っ
( ´^ω^)「どうも。ジャーナリストと呼ばれる程ではありませんが」 ギュ…
っ”
407
:
名も無きAAのようです
:2016/02/26(金) 21:38:19 ID:DLCy/pjU0
( ><)「お久しぶりなんです」
£°ゞ°)「やあ。元気そうじゃないか」
( ><)「はい。おかげ様なんです」
∧ ∧
(*‘ω‘ *)”「ぽっぽっぽ!」 ボインボイン
( ><)「こら!」
£°ゞ°)「ぽっぽちゃんも元気そうだけど……、なんかイカ臭いな……」
∧ ∧
(*‘ω‘ *)”「ぽ〜〜〜、ぽ〜〜〜〜!」
£°ゞ°)
£°ゞ°)「鬼子」
卯ミ|l .゚ -゚ノリ「お久しぶりです」
£°ゞ°)「辛い戦いを強いさせてしまったね」
卯ミ|l .゚ -゚ノリ「私が望んだ事ですから」
£°ゞ°)「すまないな」
408
:
名も無きAAのようです
:2016/02/26(金) 21:39:38 ID:DLCy/pjU0
( <●><●>)「鬼子。社長にお墓まで案内して差し上げなさい」
卯ミ|l .゚ -゚ノリ「はい」
£°ゞ°)「頼むよ」
卯ミ|l .゚ -゚ノリ ガチャ……
っ”
バタン……
( ´^ω^)、「少し緊張したな」
( ><)「そういう風には見えなかったんです」
( <●><●>)
( ´^ω^)「お久しぶりです」
( <●><●>)「ええ。どうも」
( ´・ω・)「オーナーの息子さんですね」
409
:
名も無きAAのようです
:2016/02/26(金) 21:40:55 ID:DLCy/pjU0
( <●><●>)「はい。彼もまた、鬼子を気に入っていました」
( ´^ω^)「そうなんですか」
( <●><●>)「鬼子も社長の事はよく知っています。知能が幼かった頃に会話や生活指針で基礎を作っていたのは社長です」
( ´・ω・)「へぇ……」
( ><)「二人共、色々と話したかった事もあると思うんです」
∧ ∧
(*´ω` *) フゴッ フゴッ
━━━━━━━
━━━
━
410
:
名も無きAAのようです
:2016/02/26(金) 21:43:00 ID:DLCy/pjU0
【東京 都内 山中 墓地】
https://www.youtube.com/watch?v=mUy6yiX96Ro
ガァ……
ガァ……
バサササ……
£;°ゞ°) フゥ……フゥ……
£;°ゞ°)「いつもこの道を登ってくるのか」
卯ミ|l .゚ -゚ノリ「はい」
£;°ゞ°)「その華奢な足で……。凄いな」
卯ミ|l .゚ -゚ノリ「ロボットですから」
£;°ゞ°)「そうだ……。そうだったな……」
卯ミ|l .゚ -゚ノリ
卯ミ|l .゚ -゚ノリ「着きました」
£;°ゞ°)「……いつ見ても綺麗だな。君がいつも磨いてくれているから」
卯ミ|l .゚ -゚ノリ「お祖母様は綺麗なお人でしたので」
411
:
名も無きAAのようです
:2016/02/26(金) 21:44:04 ID:DLCy/pjU0
£ °ゞ°)「いつもありがとう」
っ l~~
卯ミ|l .゚ -゚ノリ「感謝されるような事はしておりません」
£ °ゞ°)
£ - ゞ- )
人
ガァ……
ピーーーーーーヒョロロロロロ……
ヒョロロロロロロ……
ガァ……
£ °ゞ°)「……この花も君が?」
卯ミ|l .゚ -゚ノリ「いえ。これはショボンさんです」
£ °ゞ°)「彼か……」
412
:
名も無きAAのようです
:2016/02/26(金) 21:47:35 ID:DLCy/pjU0
£ °ゞ°)「鬼子」
卯ミ|l .゚ -゚ノリ「はい」
£ °ゞ°)「グランプリでは、君の闘いが出来たかな」
卯ミ|l .゚ -゚ノリ「わかりません」
£ °ゞ°)「そうか」
£ °ゞ°)
£ °ゞ°)「母は……。君の闘いを見ていたのだろうか。母の為の闘いを……」
卯ミ|l .゚ -゚ノリ「見ていたでしょう」
£ °ゞ°)「そうかい?」
卯ミ|l .゚ -゚ノリ「はい」
£ °ゞ°)「何故そう思う」
卯ミ|l .゚ -゚ノリ「お祖母様は競機がお好きでしたから」
£ °ゞ°)「そう……。そうだったな……。確かにそうだ。君には教えられてばかりだな」
413
:
名も無きAAのようです
:2016/02/26(金) 21:49:15 ID:DLCy/pjU0
£ °ゞ°)「人は……。無意識の内に大切な事を忘れていってしまう」
卯ミ|l .゚ -゚ノリ
£ °ゞ°)「当然であったことでさえも、新しい記憶の濁流に飲み込まれてしまうんだ」
卯ミ|l .゚ -゚ノリ「はい」
£ °ゞ°)「人の中では、永遠に人は住まうことが出来ない」
£ °ゞ°)「鬼子。しかし、君の中の人は……。母は永遠に生き続けるのだろうな……」
卯ミ|l .゚ -゚ノリ
£ °ゞ°)「鬼子が居る限り、母の幻影を見ることが出来る」
卯ミ|l .゚ -゚ノリ「幻影……」
£ °ゞ°)「そうだ」
卯ミ|l .゚ -゚ノリ
£ °ゞ°)「ミラージュ・フォーミュラ」
卯ミ|l .゚ -゚ノリ「……?」
£ °ゞ°)「君の作り主。あの忌み嫌われ者がつけた、君の規格だ」
414
:
名も無きAAのようです
:2016/02/26(金) 21:50:21 ID:DLCy/pjU0
卯ミ|l .゚ -゚ノリ「私はフォーミュラマシンではありません」
£ °ゞ°)「そのフォーミュラではない」
卯ミ|l .゚ -゚ノリ
£ °ゞ°)「幻影を見ゆることの出来る……。唯一の規格。それを意味することだ」
卯ミ|l .゚ -゚ノリ
£ °ゞ°)「見えたのだろう。あの時」
卯ミ|l .゚ -゚ノリ
£ °ゞ°)「亡霊を切った、あの時。幻影が」
──────────────── 君は……。
.
415
:
名も無きAAのようです
:2016/02/26(金) 21:51:58 ID:DLCy/pjU0
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/:::/:' / ヽ _\:::::::: 7 |
./::::::::// ' ゙. l^ヽヽヽ:: / ノ:}_
──────────────── 君は、心の目に何を映したんだい。
━━━━━━━
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━
416
:
名も無きAAのようです
:2016/02/26(金) 21:53:40 ID:DLCy/pjU0
【東京 都内 LTJM研究所】
( ´・ω・)「では……」
( <●><●>)「はい。社長とも話しましたが……。鬼子は棄権します」
( ><)「とてもあの中では闘わせられないんです」
( ´・ω・)「そうですか……」
( ´・ω・)
( ´・ω・)「英断です」
( ><)「でも、きっと鬼子は……」
( <●><●>)
( ><)「鬼子の中には、まだ闘う理由が仄かに残っているような気がして……」
( ´・ω・)
( ´・ω・)「次の日本グランプリの記者会見は……」
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