[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
1-
101-
201-
301-
401-
501-
601-
701-
801-
901-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
レス数が900を超えています。1000を超えると投稿できなくなるよ。
(-_-)オカルトとサイエンスのようです(@∀@-)
1
:
名も無きAAのようです
:2016/01/04(月) 20:13:38 ID:/M11gwtI0
(-_-)「今日こそ…今日こそはガッツリ言わせてもらうぞ…」
(-@∀@)「………ハァ」
(-@∀@)「何回言ったって結論は同じだ。諦めろ」
(-_-)「いいや、諦めないね。」
(-_-)「だってこの世には…」
(#-_-)「幽霊が居るんだからなぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
(#-@∀@)「居るわけないだろハァァァァゲ!!」
从 ゚∀从(また始まった…)
(-_-)オカルトとサイエンスのようです(@∀@-)
第一体目:トイレの花子さん
507
:
名も無きAAのようです
:2016/02/22(月) 22:31:56 ID:xqe7s.CQ0
―河川敷
(-@∀@)「比較的綺麗だねここ」
(-_-)「定期的にボランティアがゴミ拾いしてるらしいよ。あ、蛙だ」
(-@∀@)そ
(*-_-)つ「アマガエルかー。ちっちゃくて可愛いなぁ」
(; ∀ )「…………」
(-_-)「あれ?どうしたの?顔色悪いけど」
(; ∀ )「悪いけどその蛙を見えないところに逃がしてくれないか…」
(-_-)「もしかして蛙苦手だった?」
(; ∀ )"コクコク
(-_-)「ふーん…」
(*-_-)「蛙苦手なんだぁ…」ニタニタ
(*-_-)「それはいいことを聞いちゃったなぁー」ニヤニヤ
(; ∀ ) (畜生…)
(;-@∀@) (い、一番知られたくない奴に知られてしまった…)
508
:
名も無きAAのようです
:2016/02/22(月) 22:32:57 ID:xqe7s.CQ0
(*-_-)「へぇ〜弱点みたいなものかあ〜」
(*σ-∀-)σ「あのアサピーがぁ???」
(*σ-∀-)σ「くぁえるぅにぃがてぇぬぁんだっとぇ〜???」ニタニタ
(#-@∀@)イラッ
(#-@∀@)「貴様の尻に爆竹詰めてやろうか…」
(;-_-)「子供の残酷さが僕に降りかかってきた!シャレにならないからやめろ!」
爪'ー`)「自業自得だろ」ヌルッ
そ(-_-;)「ほぎゃあ!!」
509
:
名も無きAAのようです
:2016/02/22(月) 22:33:46 ID:xqe7s.CQ0
(;-_-)「びっくりしたぁ…なんでこんなところにこっくりさん居るんですか…」
爪'ー`)「たまたま散歩してたらお前らが居てよ。なんか喧嘩してたから仲裁に来た」
(;-_-)「仲裁するなら間に入ってきてくださいよ!なんで僕の後ろに現れるんですか!?ゴルゴか!」
lw´- _-ノv「またの名をデューク・東郷!」ザパァ!!
(;-_-)「んおおう!?」
(((lw´- _-ノv「はっはっはっージャージの匂いに誘われてみりゃあこんなところにジャニージが!!」ザプザプ
(;-_-)「言いづらいよ!!普通にジャージでいいよ!!」
lw´- _-ノvつ「まぁまぁそんな生米のような固いこと言いなさんなサバンナ!」ポンッ
(;-_-)「全身ずぶ濡れの状態で触らないでください!肩に藻が付きましたけど!?」
lw´- _-ノv「いやん!そんなすっけすけな僕を見てえっちな妄想とかするんでしょ!オカズにされるのはごめんだよ!」
(;-_-)「ぬおおおおやっぱこの人苦手だあああああ!!」
510
:
名も無きAAのようです
:2016/02/22(月) 22:34:35 ID:xqe7s.CQ0
(-@∀@) (なんか知らないけど助かった…)
(-@∀@) (ていうか狐静かだな…)チラッ
爪'〜`)ムッシャムッシャ
(;-@∀@)そ(蛙食ってるし!!)
爪'ー`) ゴクン
爪'ー`)「蛙はもう俺が食っちまったから安心しな」
(-@∀@) (安心できねーよ)
爪'ー`)+「まさに胃の中のカワズってやつだな!」ドヤァ
(-@∀@) (上手くねーよ)
511
:
名も無きAAのようです
:2016/02/22(月) 22:35:17 ID:xqe7s.CQ0
lw´- _-ノv「ほいでYOUは何しに河川敷に?」
(-_-)「河童捕まえに来たんです」
lw´- _-ノv「河童かーそうかーチェケラッチョ!まるで心霊番組にありがちなUMA捕獲隊みたいだな」
爪'ー`)y-「分かりやすい例えだな」
lw´- _-ノv「『おい!このレーダーに反応が…!』『近くにビッグフットが居る!』」
三lw´- _-ノv「『ビッグフットを見つけたぞ!捕まえろ!』」ザババババ
(;-_-)「シュールさんそっち川!」
三ヘlw´- _-ノvシ「僕ちんとお水は一心同体!!決して溺れることはブクブクブク」
(;-_-) (沈んでるじゃん!)
512
:
名も無きAAのようです
:2016/02/22(月) 22:36:13 ID:xqe7s.CQ0
(;-_-)「あ…結局どっか行っちゃった…」
(-@∀@)「何しに来たんだあの人は」
(;-_-)「全くだよ…あ、そういえば蛙は?」
(-@∀@)「狐が食った」
そ(-_-;)「ちょ、何してくれてるんですか!」
爪'ー`)b
(-_-;)「いやグッジョブじゃなくて!」
(-@∀@)b
(;-_-)「お前も!?」
513
:
名も無きAAのようです
:2016/02/22(月) 22:36:56 ID:xqe7s.CQ0
―――――
――――――――
(-_-)「気を取り直して今度こそ!」チャポン
爪'ー`)「餌は?」
(-_-)「スーパーで安売りしてたキュウリ」
爪'ー`)「そこはせめて高級キュウリにするとか…」
(-_-)「嫌ですよもったいない」
爪'ー`) (食欲が勝ったな…)
514
:
名も無きAAのようです
:2016/02/22(月) 22:37:38 ID:xqe7s.CQ0
(-_-)「そういえば今日のこっくりさんって完全人間モードですね」
爪'ー`)y-「そりゃあこの姿じゃないとタバコも買いに行けないしな」
(;-_-)「…あの、煙いし臭いんであまり寄ってもらいたくはないんですけど」
爪;'ー`)y-「なんだと!?まだ10本しか吸ってないんだが!」
(;-_-)「吸いすぎ吸いすぎ!ホント臭いんでアサピーのところでも行ってください!」
(((爪;'ー`)y-「しゃーねぇなあ…」
515
:
名も無きAAのようです
:2016/02/22(月) 22:38:44 ID:xqe7s.CQ0
爪'ー`)y-「y(-@∀@)「臭い寄るな」
爪;'ー`)y-「俺まだ何も言ってないよ!?」
(-@∀@)「せめてタバコ消してからこっち来てください」
爪'ー`)「わーったよ…」ハイザライレイレ
爪'ー`)「んで何見てんの」
(-@∀@)「アリの観察」
爪'ー`)「ありんこか」
(-@∀@)「ありんこです」
516
:
名も無きAAのようです
:2016/02/22(月) 22:39:33 ID:xqe7s.CQ0
爪'ー`)ジー
爪'ー`)「ありんこって食えないかな…」
(-@∀@)「日本だと食べられてないけど外国だと食用として食べられてるらしいよ」
爪'ー`)「そうなのかぁ…どんな味すんだろ」
(-@∀@)「噂によると酸っぱい味がするとか」
爪'ー`)「なんか昆虫食に詳しくない?科学部ってこんな感じなの?」
(-@∀@)「流石に虫は食べないわ」
爪'ー`)「にしてもありんこって力持ちだよな。えいっ!ありんこ捕まえてやる!」
(-@∀@) (いくら元が狐とはいえ20代半ばの成人男性がアリの観察してる光景はちょっと…)
(-_-) (お前も言える立場じゃないぞー)
517
:
名も無きAAのようです
:2016/02/22(月) 22:40:29 ID:xqe7s.CQ0
爪'ー`)ノシ ペスペス
爪;'ー`)そ
爪;'ー`)「うわ!腕にありんこ登ってきた!アサピー取ってくれ!」
(-@∀@)「はいはい」
(;-_-) (ちくしょう後ろでほのぼのしやがって!)
518
:
名も無きAAのようです
:2016/02/22(月) 22:41:26 ID:xqe7s.CQ0
爪;'ー`)「あーびっくりした…」
ガサガサ
ミ,,゚Д゚彡 ミャー
爪'ー`)「お、ありんこの次は猫だ」
(-@∀@)「長毛の野良猫か。あまり見かけないタイプの野良だな」
(-@∀@)づ「おいでおいで」
(((ミ,,゚Д゚彡 テチテチ
ミ,,゚Д-彡" スリスリ
爪'ー`)「人馴れしてるな」
(-@∀@)「多分どこかで餌でも貰ってるんだろう。よしよし」ナデナデ
ミ,*-Д-彡 ゴロゴロ
519
:
名も無きAAのようです
:2016/02/22(月) 22:42:35 ID:xqe7s.CQ0
(;-_-) (後ろがもの凄くほんわかしてる――――!!)
(;-_-) (長毛の野良猫とか触りたい!!もふもふしたい!!)ググッ…
(;-_-)そ「ってぎゃー!!かかってるし!」
(((;-_-)つ/"「しかも結構大物…めっちゃ引っ張られるううううう!!」ズルズル
(#-_-)つ/"「負けるかああああああああ!!」
(-_-;#)つ/"「後ろのお二人さん!!ちょっとヘルプ!!僕一人の力じゃ…」
ミ,,゚Д゚彡 ヨジヨジ
(;-@∀@)「こらこら白衣によじ登らない」
爪'ー`)a「いいなー俺も撫でたい」
(-_-;#)つ/"「ほのぼのしてんじゃねぇええええええええええええ!!」チャポンッ
(;-_-)つ/「あれ…急に軽く…」
520
:
名も無きAAのようです
:2016/02/22(月) 22:45:40 ID:xqe7s.CQ0
/彡ミ ヽ
/ / \ \
| ノノノノ ) )
( ゚∈゚/ /
! !/ 丿
| /
| (
!ヽ/丶ヽ彡
ヽ \ r' /
.* `ゝ- '
人从从 \\\\
「きゅうううううりいいいいいいいいいいいいいいい!!」ザッパァ!!
(;-Д-)そ「ほんぎゃあああああああああああああああああああ!!!」
521
:
名も無きAAのようです
:2016/02/22(月) 22:46:33 ID:xqe7s.CQ0
(*゚∋゚)"バリバリムシャムシャ
(;-_-) (うおおおおおなんだああれえええええ!!スクール水着を着た2mニワトリが凄い勢いでキュウリを貪っているううううう!!)
(*゚∋゚)"「三日ぶりの飯だ!!うまいうまい!!最高だぁ!!」バリバリバリ
(;-_-) (うおわあああああああああおまけに喋ったああああああああああ)
( ゚∋゚)「む?」
( ゚∋゚) (-_-;)
(;゚∋゚)そ「人間!?」
(;-_-)「変態!!」
522
:
名も無きAAのようです
:2016/02/22(月) 22:47:17 ID:xqe7s.CQ0
(;゚∋゚)「へ、変態とはなんだ人間!!これでもれっきとした服装なんだぞ!!」
(;-_-)「うるせぇ変態!!警察に通報するぞ!!」
(;゚∋゚)「通報だと…!?この服装がいけないのか!?」
(;-_-)「自分の姿鏡で見てこいよ変態!!」
(;゚∋゚)「この服装がダメなのだな!?」ヌギッ
(;-_-)「うあああああああ変態だああああああああ!!」
(;゚∋゚)「こ…これでも足りないと言うのか人間!!」
(;-_-)「へんた…ブーメランパンツだあああああああああ!!」
523
:
名も無きAAのようです
:2016/02/22(月) 22:48:07 ID:xqe7s.CQ0
(-@∀@)「さっきからうるさいけど…」クルッ
(;゚∋゚)ヘンタイジャナイ! (-_-;)))ヘンタイダー!!
(-@∀@)
(;-@∀@)そ「変態だー!!」
爪;'ー`)そ「ぎゃー!!半裸ニワトリ!!」
(;゚∋゚)そ「いやだから変態じゃ…うるさいぞ狐!!」
爪;'ー`)そ「は!?べ、別に俺狐とかじゃねぇし!!」
( ゚∋゚)「獣臭いぞ狐」
爪;'ー`)そ「けもの…!あ、あれだよ…さっき猫と戯れてたからきっとその臭いが…」
( ゚∋゚)「…お前の後ろにあぶらあげが飛んでいるぞ」
ミ爪*'ー`)"「えっ、どこどこ!?」キョロキョロ
(;-_-) (間抜けすぎる…)
524
:
名も無きAAのようです
:2016/02/22(月) 22:48:51 ID:xqe7s.CQ0
――――――
――――――――
(;゚∋゚)「まずは名を名乗るべきだったな…」
(;-_-)「あ、いや…名を名乗るとか以前に変態確定なんで…」
(;゚∋゚)「我の名はクックル。世間では河童と呼ばれる種族だ」
(;-_-)「か、河童!?」
( ゚∋゚)「河童だ」
(;-_-)「体白いのに!?」
( ゚∋゚)「アルビノだ」
(;-_-)「頭のトサカは!?」
( ゚∋゚)「突然変異だ」
(;-_-)「腕に生えてる羽毛は!?」
( ゚∋゚)「飾りだ」
(;-_-)「じゃあその前に着てたスクール水着は!?」
( ゚∋゚)「趣味だ」
(;-_-)「やっぱ変態じゃねぇか!!!」
(;゚∋゚)「変態ではない!!」
525
:
名も無きAAのようです
:2016/02/22(月) 22:49:35 ID:xqe7s.CQ0
( ゚∋゚)「もう一度言うぞ?我はクックル。このような奇妙な見た目をしているがれっきとした河童だ」
( ゚∋゚)「昔は仲間がたくさん居たのだがな…川が汚染され、住む場所を埋め立てられだんだん数を減らしていった。我はその生き残りだ」
( ゚∋゚)「あぁ…昔は忍者と相撲をとったり仲間と相撲とったり子供と相撲とったりしていたなぁ…」
( ゚∋゚)「まぁ皆エリア51に連れ去ったのだが」
(;-_-) (エリア51ってなんだよ!?)
(-@∀@)ノ「一応質問するけど就職するならどこがいい?」
( ゚∋゚)「ケンタッキーかな」
(;-_-)「やっぱニワトリじゃねぇかあああああああ!!」
526
:
名も無きAAのようです
:2016/02/22(月) 22:50:29 ID:xqe7s.CQ0
(;-_-)「なんだよケンタッキーって…完璧に食用にされる側じゃん…」
( ゚∋゚)つ□「ちなみに30年前の写真もあったりするぞ」
(;-_-)つ「写真あるのかよ!!」
527
:
名も無きAAのようです
:2016/02/22(月) 22:51:22 ID:xqe7s.CQ0
爪'ー`) (-_-) (@∀@-)
o□
「どれどれ…」
【(*゚ー゚)】
爪'ー`)" ( -_-)" (-@∀@)"
o□
( ゚∋゚)
爪'ー`) (-_-) (@∀@-)
o□
【(*゚ー゚)】
528
:
名も無きAAのようです
:2016/02/22(月) 22:52:16 ID:xqe7s.CQ0
(;-_-)「いやいやいやおかしいでしょ!?」
( ゚∋゚)「何がだ?」
(;-_-)σ【(*゚ー゚)】
「これが!?」
(;-_-)σ ( ゚∋゚)
「これ!?」
( ゚∋゚)「今も昔もさほど変わらないだろ」
(;-_-)「骨格から変形してますけど!?突然変異ってそういうタイプ!?」
(-@∀@)「ほら…ポケモンとかさ…最初は可愛いけど最終的にはゴツくなるとかあんじゃん…」
(;-_-)「いやまぁ…ううん…そうなるのかなぁ…」
爪'ー`) (納得した!)
529
:
名も無きAAのようです
:2016/02/22(月) 22:53:09 ID:xqe7s.CQ0
( ゚∋゚)「………」
( ゚∋゚)「あの頃は未熟だったんだ…」
( ゚∋゚)「人間共に住処を奪われ、餌は取れなくなり、環境汚染のせいで仲間は病に」
( ゚∋゚)「だから我は強くなろうとした。仲間の為に、人間共に復讐をしようと」
( ゚∋゚)「そして強くなった!復讐を果たした!仲間の敵を打てた!」
( ゚∋゚)「……しかし、強くなって何を得た?何を感じた?達成感?」
( ゚∋゚)「いいや、虚無感だ」
( ゚∋゚)「そんなことしても仲間など帰ってこないなんて分かっている」
:( ∋ ):「結局我のしたことなんて……ただの自己満足としか言いようがない…」
530
:
名も無きAAのようです
:2016/02/22(月) 22:54:16 ID:xqe7s.CQ0
( ;∋;)「一人ぼっちは…とても悲しいのだ…!」
(-_-)「………」
爪'ー`),
(-@∀@)「………」
(-@∀@) (凄いしんみりした空気だけど見た目が見た目だから思ったより悲しめねぇ…)
(;-_-) (でも趣味でスクール水着着てる変態だしなぁ)
爪'ー`) (クソッ!さっき吸ったタバコが目にしみて涙が出そうだぜ…別に悲しくて泣きそうになってるんじゃないからな!)
531
:
名も無きAAのようです
:2016/02/22(月) 22:55:30 ID:xqe7s.CQ0
ミャオン
( ;∋;)「!」
ミ,,゚Д゚彡 ニャーン…
爪'ー`) (さっきの野良猫…!)
ミ,,゚Д゚彡ニャニャウ…
ミ,,゚Д-彡"スリスリ
( ;∋;)「はは…暖かいな」
ミ,,゚Д゚彡 ニャウ!
( ;∋;)「………」
532
:
名も無きAAのようです
:2016/02/22(月) 22:56:14 ID:xqe7s.CQ0
( ;∋;)「こんな我だが…一緒に暮らさないか?」
( ;∋;)「お前も…一人ぼっちだったんだろう…」
ミ,,゚Д゚彡 ニャー!!
( つ∋;)「ははは…」
( ゚∋゚)「今日から家族だ!」
ミ,,^Д^彡 ニャー!!
533
:
名も無きAAのようです
:2016/02/22(月) 22:56:56 ID:xqe7s.CQ0
(-_-)「………」
(-_-)「なんだ…最終的にはいい話にまとまったじゃないですか」
爪'ー`)「違う生き物同士、助け合って生きていくのも悪くないさ」
(-_-)「それもそうですね」
爪'ー`)「俺達はもう帰ったほうがいいな。河童!分かってると思うがその猫連れた状態で水の中入るんじゃねぇぞ!」
( ゚∋゚)「はい!」
534
:
名も無きAAのようです
:2016/02/22(月) 22:57:45 ID:xqe7s.CQ0
(-@∀@)「…………」
(-@∀@) (違う…皆勘違いしてる…)
(-@∀@) (あれは…!)
(;-@∀@) (獲物を狙う目だ!)
ミ,,゚Д゚彡 ジュルリ
おわり
535
:
名も無きAAのようです
:2016/02/22(月) 22:58:37 ID:xqe7s.CQ0
12話投下終了。次回は13話投下予定です
536
:
名も無きAAのようです
:2016/02/22(月) 23:00:07 ID:UmWfKLQU0
アルビノでスク水着てるってレベル高いなあww
乙ー!
537
:
名も無きAAのようです
:2016/02/22(月) 23:11:08 ID:nzSpmKNg0
クックル逃げて超逃げて
538
:
名も無きAAのようです
:2016/02/22(月) 23:13:57 ID:FDawJKrQ0
乙乙!クックルはそのうち喰われるのか…
539
:
名も無きAAのようです
:2016/02/23(火) 00:00:32 ID:ZneFVYDk0
乙
胃の中の蛙ワロタ
540
:
名も無きAAのようです
:2016/02/26(金) 23:01:02 ID:eAGn1gVw0
ザァァァァ…
( ´_ゝ`)
( ´_ゝ`)「む…」
(´<_` )「どうした兄者よ。潰れたかたつむりでも落ちてたか?」
( ´_ゝ`)「開幕から潰れたかたつむりの話題ってお前…いや、何やら厄介なモノが紛れ込んできたなと思ってな」
(´<_` )「厄介なモノ…ああ、アレか。クレームおばさんの襲来か」
( ´_ゝ`)「いやそれも厄介だけどね?色んな意味で厄介だけどね?もっと別の奴あるでしょ?」
(´<_` )「そうだな。厄介と焼き芋は似てるって話だな」
( ´_ゝ`)「いやもう…何お前?雨のせいで俺の話聞こえないの?」
(´<_` )「そうだね。プロテインだね」
( ´_ゝ`)「もうこいつとコンビ解消したい」
「ぽぽぽ…ぽっぽぽ…ぽぽ…」
(-_-)オカルトとサイエンスのようです(@∀@-)
第十三話:八尺様
541
:
名も無きAAのようです
:2016/02/26(金) 23:02:03 ID:eAGn1gVw0
―下駄箱
ザァァァァ…
川;д川「天気悪いと思ったけど予想以上に雨降ってきちゃった」
川;д川(雨の日はお洗濯物が乾かないし湿気で髪の毛ボサボサになっちゃうのが嫌だなぁ)
川д川(うう…肌寒い…夏だから涼しいのは嬉しいけど半袖じゃあ…部活ないし、早く帰ろう)
「ぽぽぽ…ぽっぽぽっぽ…」
542
:
名も無きAAのようです
:2016/02/26(金) 23:03:08 ID:eAGn1gVw0
川д川
川д川(なんだろう今の声…幻聴かな…?)
「ぽぽ…ぽっぽ…」
川;д川(やっぱ幻聴じゃない…)
川;д川(雨に混じって変なのが紛れ込んで来たのかな。別に珍しいことじゃないんだけど)
川д川"(でも気になる…声の主はどこだろう)キョロキョロ
( )
「ぽっぽっぽぽっぽぽぽぽ」
川д川(ああアレか。にしても背が高い…私背の高い幽霊って好きじゃないから近寄りたくはないし…)
川д川(背が高くて白いワンピースを着てる女性…?)
川;д川「まさか」
(*‘ω‘*)「ぽっぽ!」ズゥゥゥン
川;゚д川そ「きゃん!?」
543
:
名も無きAAのようです
:2016/02/26(金) 23:04:14 ID:eAGn1gVw0
(*‘ω‘*)「おっと。驚かせてしまったっぽ」
川;д川「そりゃ上から覗かれたらびっくりしますよ…」
(*‘ω‘*)「ぽっぽっぽ。ちょいと霊感の強い女の子が居たからちょっかいかけようと思ったっぽ」
川;д川「相手が私でよかったですけど…ダメですよこんなことしちゃ」
(*‘ω‘*)「ありゃりゃ怒られちまったっぽ。そんでちょっと聞くけど時間あるっぽ?」
川д川「一応ありますけど質問の内容によっては追い払いますよ」
(*‘ω‘*)「やや。私はただ雨に濡れた男子生徒や透けブラ目当てでここに来たっぽ」
川д川 スッ
(*‘ω‘*)「ってのは冗談でー…無言で折りたたみ傘突き出してこられちゃ怖いっぽ」
544
:
名も無きAAのようです
:2016/02/26(金) 23:05:10 ID:eAGn1gVw0
(*‘ω‘*)「この学校に小森ヒッキー君って言う男の子居ない?」
川д川「……私の幼馴染ですけど危害加える様だったら容赦しませんよ」
(*‘ω‘*)「そんな殺すだとか呪うだとか物騒なことはこれっぽっちも考えてないから安心するっぽ!」
(*‘ω‘*)「ほんで私はその子のいる場所に案内してもらいたいんだけど…」
川д川「…まぁ悪い人には見えないからいいですけど」
(*‘ω‘*)「信じてくれて嬉しいっぽ!よろしく頼むっぽ!」
545
:
名も無きAAのようです
:2016/02/26(金) 23:06:26 ID:eAGn1gVw0
川д川「一応聞きますけどなんの幽霊…というか類なんですかね。浮遊霊とか地縛霊とか」
(*‘ω‘*)「んー…世間って言っていいのかな?よく『八尺様』って呼ばれる存在だっぽ」
川д川「やっぱり…なんとなくそんな感じはしてました」
(*‘ω‘*)「やっぱ見た目で分かっちゃうっぽね。身長デカいと目立つし、全身真っ白けっけだし」
川д川「帽子も目立っちゃいますし…後八尺様がぽぽぽ言う理由ってあるんですかね」
(*‘ω‘*)「ああアレ鼻歌」
川;д川「鼻歌であんなぽぽぽ言っちゃうんですか…」
(*‘ω‘*)「言っちゃうんだっぽ」
(*‘ω‘*)「ぽぽっぽぽぽ♪」
川;д川(鼻歌って言えるのかなぁ)
546
:
名も無きAAのようです
:2016/02/26(金) 23:07:20 ID:eAGn1gVw0
川д川「あ、着きましたよ」
(*‘ω‘*)「ここに居るんだっぽ?」
川д川「居る…って保証はありませんけど活動してる部室がここなので」
(*‘ω‘*)「活動してる部室なのにその本人が居ないって珍しいっぽ」
川;д川「それはまぁ…深い事情がありまして…」
(*‘ω‘*)「ねーちゃんも苦労してるっぽね…」
547
:
名も無きAAのようです
:2016/02/26(金) 23:08:33 ID:eAGn1gVw0
川д川つ「お邪魔します」ガラッ
(*‘ω‘*)「私もお邪魔しますっぽ」ステステ
Σ(;*‘ω‘*)そ「あいたっ!」ガツンッ
川д;川「大丈夫ですか!少しかがまないと…」
(;*‘ω‘*)「ぽっぽっぽ…最近の教室の入口は随分と低いっぽ…」
川;д川「それただ八尺様が大きいだけだと思います…」
(*‘ω‘*)「そんなことないと思うっぽけどねー。それで本人は?」
川д川「居ましたけど…」
548
:
名も無きAAのようです
:2016/02/26(金) 23:09:41 ID:eAGn1gVw0
(;-_-)zzz
(*‘ω‘*)「寝てるっぽね」
川д川「寝てますね。また夜ふかしして怖い話でも漁ってたのかなあ」ツンツン
(;-_-)zzz「ううん…松崎しげるが…松崎しげるが闇から無数に…」
川;д川「どんな寝言よ…」
549
:
名も無きAAのようです
:2016/02/26(金) 23:10:24 ID:eAGn1gVw0
川д川ノシ「ええい!とりあえず起きろ!」ペチペチ
(;-_-)「後五分寝かせてよ…母さん…」ムニャムニャ
川#д川つ「誰がお母さんだ!」ギュウ
(;-_->「あだだだだほっぺ痛い寝起きなのに痛い!!」
川#д川「おはよ」
(-_-∩;)「いたたた…最近僕殴られたり蹴られてばっかだなぁ…貞子さん何か用?」
と川д川「私は特に用はないけど。こっちの人が」
(*‘ω‘*)「ぽ!君が小森ヒッキー君っぽね!」
(-_-;)「そうですよ僕が小森ヒッキーですよ…」
(*‘ω‘*)「ぽっぽっぽ。流石っぽね。これくらいの怪異に動じない精神!」
川д川(ただ寝ぼけてるだけだと思う)
550
:
名も無きAAのようです
:2016/02/26(金) 23:11:26 ID:eAGn1gVw0
(;-_-)「それで僕になんか用ですかね…えっと…なんか妙に身長高いお姉さん」
(*‘ω‘*)「八尺様だっぽ」
(;-_-)そ「ええ!?あの八尺様!?」
(*‘ω‘*)「そうだっぽ!洒落怖と言えば八尺様、八尺様と言えば洒落怖!」
(*‘ω‘*)「余談だけど洒落怖のじいちゃんの頼もしさは異常」
(*-_-)「わー…本物に会えるだなんて感激です!握手してください握手!」
(*‘ω‘*)つ「ぽっぽ…私もなかなか人気者だっぽ…」ニギニギ
(*-_-)つ「すごっ!手がデカい!冷たい!」ニギニギ
川д川(オカルト好きとは言えど背の高い幽霊見てよく平然としてられるよなぁ)
川д川
川;д川そ(私もじゃん!普通に会話して案内しちゃってるじゃん!)
551
:
名も無きAAのようです
:2016/02/26(金) 23:12:09 ID:eAGn1gVw0
(*-_-)「貞子さんも握手してもらわないの?」
川;д川「えっ」
(*‘ω‘*)つ「遠慮するこたぁないっぽ」
川;д川つ「じゃあ…」ニギニギ
川;д川つ(何この状況!何この状況!!)
(*‘ω‘*)つ(女の子手はスベスベしてていいっぽ…)ニギニギ
552
:
名も無きAAのようです
:2016/02/26(金) 23:13:12 ID:eAGn1gVw0
川д川「それで…八尺様はヒッキー君にどんな用があるんですか?」
(*‘ω‘*)「おっと忘れてたっぽ。ヒッキー君…というかここの学校が私達の中で有名でね」
(*-_-)「え…!?僕ってそんな有名人!?」
(*‘ω‘*)「なんでも『都市伝説が多く集まる学校』として幽霊ネットワークであちこち話題になってるっぽ!」
川д川ジトー
(;-_-)
553
:
名も無きAAのようです
:2016/02/26(金) 23:14:02 ID:eAGn1gVw0
(*‘ω‘*)「最初は少数だったのがだんだんと数を増やし今では都市伝説の巣窟だとか…」
川д川ヒヤヤカー
(;-_-) (さ、貞子さんの視線が冷たい…!僕女の子に冷ややかな目で見られて興奮するような性癖持ってないよ…!)
(*‘ω‘*)「そんな都市伝説を経った数名の高校生で集めるんだからもう凄いっぽ!まるで都市伝説ホイホイだっぽ!」
川д川「ヒッキー君?」
(;-_-)「ごめんなさいごめんなさい僕は弱小メンタルの男の子ですううううううう!!」
(*‘ω‘*)「彼、どうしたっぽ?」
川д川「何でもないです多分発作的な何かです」
(*‘ω‘*)「発作かー」
(;-_-) (軽く流された…)
554
:
名も無きAAのようです
:2016/02/26(金) 23:14:45 ID:eAGn1gVw0
(*‘ω‘*)"「それで都市伝説達ってこの教室には居ないのかっぽ?」キョロキョロ
(-_-)「ここじゃなくて科学室に集まってるんですよ…一部他の場所に居ますけど」
(*‘ω‘*)「それなら案内してほしいっぽ!今の時代他の都市伝説との交流は大事だから」
(;-_-)「おばけ同士コミュニケーションとるんですね…」
(*‘ω‘*)「ぽっぽっぽ…ある程度仲良くしないとグループに入れねぇ場合もあるっぽ」
(;-_-)「ぎゃあああ!なんか辛い現実を押し付けられてるみたいで悲しい!」
555
:
名も無きAAのようです
:2016/02/26(金) 23:15:40 ID:eAGn1gVw0
川д川「あ…話してる途中悪いけど私帰るね」
(-_-)「うん。雨酷くなってきてるし…」
川;д川「夏だしゲリラ豪雨とか降ってもおかしくないからね…じゃあお先失礼するよ」ガラッ
(-_-)「また明日ー」
パタム
(*‘ω‘*)「仲いいっぽね」
(-_-)「幼馴染なので」
(*‘ω‘*)「昔から仲がいいのはいいことだっぽ。他の男子に取られる前に行動に移すっぽよ」
(;-_-)「?」
(*‘ω‘*)「鈍感か」
556
:
名も無きAAのようです
:2016/02/26(金) 23:16:32 ID:eAGn1gVw0
(;-_-)「言ってることよくわからないんですが…科学室移動しますよ」
(*‘ω‘*)「頼むっぽよー」
(-_-)「頭ぶつけないようにしてくださいよ」
(*‘ω‘*)「次は大丈夫だっぽ」カガミカガミ
(*‘ω‘*)「…ふぅ、変に屈むと背中が痛くて困るっぽ。もうちょっと天井高くするとかできないと思わないっぽ?」
(;-_-)「そりゃ八尺様が来るだなんて前提で学校が建てられた訳じゃないし…」
(;-_-)「ていうかずっと上向いて会話してるから首が痛いんですよ!」
(*‘ω‘*)「確かにヒッキー君は男子高校生にしちゃあちょっと小柄だっぽ。育ち盛りなんだからもっと食べるっぽ」
(;-_-)「身長が2m以上ある女性に『小柄』って言われてもなあ…」
557
:
名も無きAAのようです
:2016/02/26(金) 23:17:16 ID:eAGn1gVw0
(*‘ω‘*)「そういやみかんゼリーを買い占めてきたけど科学室に大体何人居るっぽ?」
(-_-)「よくコンビニ入れましたね。ざっと8人くらい?」
(*‘ω‘*)「8人か。じゃあ十分足りる量だっぽ」
(;-_-)「お金持ってるんですか?」
(*‘ω‘*)「私ら都市伝説は脅かした分だけ給料とか支払われるっぽ。結構金あるっぽよ」
(;-_-)「何その某モンスター映画みたいなシステム…」
(*‘ω‘*)「まぁ古代エジプトでも死後、お金とかに困らんように金銭やるるぶを棺だか壺なんかに入れてるし」
(;-_-)「るるぶじゃなくて死者の書ですね!ピラミッドの中から古びたるるぶ出てきたらそれこそオカルトですよ!」
558
:
名も無きAAのようです
:2016/02/26(金) 23:19:18 ID:eAGn1gVw0
(-_-)「あ…なんやかんや話してたら科学室着いた」
(*‘ω‘*)「ふむふむ。ここが都市伝説の巣窟と化してる場所か」
(;-_-)「心霊スポットみたいな言い方するなぁ…またアサピーに変な物連れてきたって蹴られそうだけど」
(*‘ω‘*)「………」
(-_-)「八尺様?」
(*‘ω‘*)「ああ、すまないっぽ。ちょっと考え事を」
(-_-)「自己紹介とかですかね」
(*‘ω‘*)「自己紹介…面白いこと言うっぽね。まあそんなところだっぽ」
559
:
名も無きAAのようです
:2016/02/26(金) 23:20:13 ID:eAGn1gVw0
(*-ω-*)
(*‘ω‘*) (…これは仲間内で話し合うしかないっぽ)
(*‘ω‘*) (ここに『もう一匹』厄介なのが紛れ込んだってことを)
おわり
560
:
名も無きAAのようです
:2016/02/26(金) 23:21:00 ID:eAGn1gVw0
13話投下終了。次回は14話を投下予定です
561
:
名も無きAAのようです
:2016/02/26(金) 23:23:47 ID:F5T4G2nA0
乙!
不穏…
562
:
名も無きAAのようです
:2016/02/27(土) 00:15:43 ID:dKwcsC0Y0
乙!どういうことだ…
563
:
名も無きAAのようです
:2016/02/27(土) 12:48:45 ID:quqLkMrE0
http://urx.red/rNMm
564
:
名も無きAAのようです
:2016/02/28(日) 21:24:04 ID:fXdrx0Ls0
―科学室
(*‘ω‘*)「皆の衆。集まったか」
o川*゚ー゚)o「一番の新参の癖に偉そうねアンタ」
(*‘ω‘*)「うるせぇロリっ娘。この場所の異変にいち早く気づいたのは私っぽ」
o川;*゚ー゚)o「ぐぬぬ…反論できないのが悔しい」
(*‘ω‘*)「…それじゃあいいっぽね?坊や達が来る前に私らでなんとか解決するっぽ」
( <●><●>)「何が始まるんです?」
(*‘ω‘*)「第三次対戦だ」
(;ФωФ)「これってシリアスであるよな!?シリアスな場面であるよな!?」
lw´- _-ノv「そりゃあ八尺ちゃんが『厄介な奴』が紛れ込んだって話てるんだからおしおしリアス式海岸だしょ」
o川*゚ー゚)o「シリアスクラッシャーが居る時点でシリアスも何もないわよ」
( ∵)zzz
<_プー゚)フ「ビコビコ寝るなー!!おきんしゃーい!!」
ξ゚⊿゚)ξ ウダウダ
(;´ー`) (本当に重大な出来事なのかヨ…)
(-_-)オカルトとサイエンスのようです(@∀@-)
第十四体目:???
565
:
名も無きAAのようです
:2016/02/28(日) 21:25:11 ID:fXdrx0Ls0
(*‘ω‘*)「静粛に静粛に!これ以上黙らんと口の中に玉ねぎ丸ごとぶちこむっぽ」
(;´ー`)「ヒィィィ!!拷問だヨ!!」
爪;'ー`)「玉ねぎ丸ごとだけはやめてくれ!!」
( <●><●>)「イヌ科の皆さんが慌て始めましたね」
(*‘ω‘*)「これは緊急事態だっぽ。それだからこうして都市伝説共をかき集めたも同然!」
|゚ノ;^∀^)「都市伝説でもない私が呼び出されたのは何故ですの!?」
(*‘ω‘*)「枠が余ってたから」
|゚ノ;^∀^)「私こう見えても一般生徒の一般人ですのよ!!」
('、`*川「魔法使えて人面犬使い魔にしてる時点で一般人でもないわよ」
566
:
名も無きAAのようです
:2016/02/28(日) 21:27:07 ID:fXdrx0Ls0
( ´ー`)「…にしても俺は未だにここのメンツになれネーヨ…こわいよーお嬢ー」スリスリ
|゚ノ ^∀^)「あらあら怖がりですわねぇ。よしよし」
(*´ー`)「お嬢〜もっとナデナデして〜」
o川#゚д゚)o「ムキー!!元おっさんの癖にカマトトぶってんじゃねぇぞワンコ!!」
(#´ー`)「あ"あ"?俺のプリティフェイスとボディーに勝てるわけネーヨ!!ベロベロバー!!」
o川#゚ー゚)o「は?ここのプリティ担当はキューちゃんだから?抱かれたいようじょランキングNo.1だから」
(;ФωФ)「こらこら喧嘩はいかんぞ…」
('、`*川「アサピーちゃん居ないんだからよその子と喧嘩しないのー」
lw´- _-ノv「そうだぞー!キュートは七不思議№1のプリチー族だ!ちなみに僕は七不思議№1の米好きやでぇ!てやんでぇ!」
( ∵)zzz
(*‘ω‘*)「こいつら話聞かねえな…」
爪'ー`)「大体そんなもんだぜ。俺も現在進行形でそうだ」
(*‘ω‘*)「ダメダメじゃねぇかっぽ」
567
:
名も無きAAのようです
:2016/02/28(日) 21:28:09 ID:fXdrx0Ls0
――
――――
(*‘ω‘*)「…落ちついったっぽ?もう話していいかっぽ?」
lw´- _-ノv「おーけーおーけーOK牧場!」
( ∵)「ビコーズは問題ありません」
|゚ノ ^∀^)「よだれ垂れてますわよ」
('、`*川(ビコーズちゃんのどこによだれが出る部分があるんだろう)
(*‘ω‘*)「…なんか腑に落ちないけどまぁいいっぽ」
568
:
名も無きAAのようです
:2016/02/28(日) 21:29:09 ID:fXdrx0Ls0
(*‘ω‘*)「私がここに入る前、凄い嫌なオーラを感じたっぽ」
ξ゚⊿゚)ξ(オーラ…まさか美輪さんが…!?)
<_プー゚)フ(人生で1回はオーロラ見てみたいなー。あ、人生なんてなかった)
( <●><●>)「そのオーラとは一体どんな感じで…?」
(*‘ω‘*)「とにかく嫌な感じだったぽ。湿っぽい何か…泥と関係ありそうな…」
o川*゚ー゚)o「泥?それなら泥田坊とかそういう妖怪が紛れ込んだとか?」
(*‘ω‘*)「いや、泥田坊は少なくとも田んぼにしか出ないっぽ。それにあんな土塊如き私がビビらんっぽ」
( ´ー`)「なぁ、泥田坊ってなんだヨ?」コソッ
爪'ー`)「田んぼに出てくる泥んこ妖怪だな。誰彼構わず『田を返せー、田を返せー』って言うもんだからうるさいんだよアレ」
(;´ー`)「なんだその迷惑妖怪…」
569
:
名も無きAAのようです
:2016/02/28(日) 21:30:11 ID:fXdrx0Ls0
(*‘ω‘*)「少なくとも私はここに来たばっかだから詳しいことは分からないけど最初からここに居たのかが気になるっぽ」
ξ゚⊿゚)ξ「確か古参はキュートだっけ」
(*‘ω‘*)「どれくらいからここに?」
o川*゚ー゚)o「ざっと一、二ヶ月前くらいから…でもアンタの言う通りそんな気配なんてしなかったわよ」
('、`*川「じゃあ一ヶ月前は居なかったって可能性があるわよね」
o川*゚ー゚)o「うーん…大体そんな凶悪な何かが学校に入ってきたらシュールが真っ先に気づくと思うし…ああ見えても強いのよシュールって」
( ФωФ)「えっ…」
lw´- _-ノv「ちょいちょちょーい。今頼りなさそうだなって思ったでしょ杉浦くーん」
<_プー゚)フ「悲しいけどRPGでいう裏ボス的存在だからなー」
( ∵)「認めたくないけど確実に実力を持ってるのは女神様です。怒ったらスッポンで顔くっつけてくるけど」
lw´- _-ノv「お前らぁ〜?」
570
:
名も無きAAのようです
:2016/02/28(日) 21:32:00 ID:fXdrx0Ls0
lw´- _-ノv「ぺぬぅ〜ん…まぁ確かにそんな不審人物や生徒と教師に危害を与えるものは私とキュートがプリキュアに変身して追っ払ってるけど…」
o川;*゚ー゚)o「変身してないしキューちゃん何もしてないわよ!!」
lw´- _-ノv「何を言うキュアウォシュレット!」
o川;*゚ー゚)o「そんなトイレ掃除しかしてなさそうなプリキュア存在しねぇよ!!」
|゚ノ*^∀^)「プリキュア…」
(;´ー`)そ「ま、まさかお嬢…!プリキュアに憧れて…!?」
(*‘ω‘*)「ふざけてると炊飯器にオレンジジュース注ぐぞ」
lw´- _-ノv「一ヶ月前は何もなかった。変化があったのはついこの間だ」
(;ФωФ)「急に真面目になった!」
( ∵)「女神様はお米が好きですからね」
571
:
名も無きAAのようです
:2016/02/28(日) 21:33:28 ID:fXdrx0Ls0
lw´- _-ノv「この前雨降ってたろ?あの時に”奴”が現れたの」
lw´- _-ノv「…ちょいと訂正するけど現れたっつーかだんだんと回復した感じかなぁ。人々から忘れ去られるのが僕らの『本当の死』って訳よ」
ξ゚⊿゚)ξ「…つまりこの間の雨と誰かがその”奴”を認識がリンクしたってこと?」
lw´- _-ノv「そうなるな」
('、`*川「…雨ってのは分かるけど誰がそいつを知ってるのかしら」
|゚ノ ^∀^)「ヒッキー君…って可能性もありそうですけど」
o川*゚ー゚)o「むしろヒッキーなら喜んでそいつに向かっていくわよね」
( <●><●>)「あ」
('、`*川「どうしたの?」
( <●><●>)「今思い出しましたけど…」
572
:
名も無きAAのようです
:2016/02/28(日) 21:34:12 ID:fXdrx0Ls0
( <●><●>)「今日ヒッキー君お休みですよ」
o川*゚ー゚)o
('、`*川
( ФωФ)
|゚ノ ^∀^)
ξ゚⊿゚)ξ
( ∵)
爪'ー`)
lw´- _-ノv
<_プー゚)フ
(*‘ω‘*)
573
:
名も無きAAのようです
:2016/02/28(日) 21:35:05 ID:fXdrx0Ls0
ξ;゚⊿゚)ξ「ええええええ!?一番理解が出来そうな奴が休みじゃないの!!」
( <●><●>)「なんでも熱が出たって貞子さんから聞きました」
(;*‘ω‘*)「くっ…”奴”め…一番理解のある人間を妨害するとは…」
( <●><●>) (私は八尺様のせいだと思う)
574
:
名も無きAAのようです
:2016/02/28(日) 21:36:06 ID:fXdrx0Ls0
(;∵)「い、今何時ですか!?」
<_;プー゚)フ「ちょうど2時だ…3時半から放課後ティータイムだから…」
ξ;゚⊿゚)ξ「後一時間半しかないじゃないの!!どうするのよまだ何も解決できてないわよ!!」
lw´- _-ノv「どうすっぺなぁ…」
575
:
名も無きAAのようです
:2016/02/28(日) 21:39:48 ID:fXdrx0Ls0
|゚ノ;^∀^)「あ、あの…」
('、`*川「どうしたのレモナちゃん。何かいい案でも?」
|゚ノ;^∀^)「いや…皆さんがお話してる間部屋の中を探索してたのですが」
ξ゚⊿゚)ξ「暇なのね」
|゚ノ;^∀^)「ひ、暇…まぁ言い方を変えればそうなるのかもしれませんけど」
|゚ノ;^∀^)「そしたら壁と棚の間からですね…」
|゚ノ;^∀^)つ( ゚д゚ )
「このようなお方が…」
('、`*川
('、`*川「なにその得体の知れない何か…」
|゚ノ;^∀^)「分かりませんが…何やらヌメヌメしていらっしゃいますわ…」
o川;*゚ー゚)o「よく触れるわねぇ…キューちゃん絶対無理」
( ´ー`) (ヌメヌメのお嬢…)
( ´ー`)ボタボタ
爪'ー`)「鼻血出てるぞワン公」
576
:
名も無きAAのようです
:2016/02/28(日) 21:40:56 ID:fXdrx0Ls0
lw´- _-ノvσ「あー!!!」
|゚ノ;^∀^)そ
lw´- _-ノvσ「そいつそいつ!!八尺ちゃんの言ってた危険な奴そいつー!!」
|゚ノ;^∀^)「ええええええマジですのおおおおお!!触っちゃいましたああああ!!」ブンブン
( ゚д゚ )"「とりあえず下ろしてくれません?」
o川;*゚ー゚)o「喋った!!」
(;∵)「敬語キャラビコーズと被りますぞ!!」
( <●><●>)「その前に敬語キャラの原点私ですしー!!第三の敬語キャラとかいりませんからー!!」
Σ( ゚д゚;)
577
:
名も無きAAのようです
:2016/02/28(日) 21:41:22 ID:uJE7GBf60
こっちみんな
支援
578
:
名も無きAAのようです
:2016/02/28(日) 21:41:37 ID:fXdrx0Ls0
( ゚д゚ )「ゲコッゲゲッ」
('、`*川「…これが八尺ちゃんの言ってた危険な奴?」
ξ゚⊿゚)ξ「見た感じは無害そうね…見た目が気持ち悪いけど」
Σ( ゚д゚ )
(*‘ω‘*)「紛れもなくこいつっぽ。こいつから祟り神みたいなオーラするっぽ」
ΣΣ( ゚д゚ )
579
:
名も無きAAのようです
:2016/02/28(日) 21:42:46 ID:fXdrx0Ls0
( ゚д゚;)「ゲコッ…さっきから言いたい放題言ってますけどわ、私無害な蛙ですよ!?」
<_プー゚)フ「無害だって!」
(*‘ω‘*)「そう言ってる奴が一番あぶねぇっぽ。全裸で外歩き回ってる奴が『俺変態じゃないよ?』とか言ってくるぐらい信用ならん」
( ;д; )「ゲコォ〜…私が一体何をしたと言うんですかぁ〜…」
(*‘ω‘*)「泣いたって許されると思うなよ!?」
( <●><●>)「もはや一方的なイジメですね」
580
:
名も無きAAのようです
:2016/02/28(日) 21:43:37 ID:fXdrx0Ls0
( ;д; )「だから私は無害な蛙だって言ってるじゃないですかぁ!!」
lw´- _-ノv「本当に無害?」
( ;д; )「無害で平和主義な蛙ちゃんです…」
('、`*川「ペコポン侵略とか考えてないでしょうね?」
( <●><●>)「もしくは薬害から誕生した蛙とか」
( ゚д゚;)「ゲッ、宇宙人でもB映画でもないですよ!!れっきとした地球生まれです!!」
lw´- _-ノv「女神様に言い逃れはできないな」
( ゚д゚;)「ゲ!?貴方も私をケロン人か何かと!?」
lw´- _-ノv「いや、そうじゃなくて」
581
:
名も無きAAのようです
:2016/02/28(日) 21:45:48 ID:fXdrx0Ls0
lw´- _-ノv「人間食っとったろ。お主」
( ゚д゚ )「………」
( ゚д゚ )「昔の話ですよ…」
lw´- _-ノv「だから僕はチミを危険視した理由よ」
( ゚д゚ )「仕方がないじゃないですか。こっちも生きるのに必死なんだから」
( ゚д゚ )「ああでも子供は美味しかったかなあ」
|゚ノ;^∀^)「貴方…!」
( ゚д゚ )「勘違いしないでくださいよね。昔の話ですから」
(*‘ω‘*)「…昔は昔でも人を食ったことには変わらんっぽ」
( ゚д゚ )「…なんでそう簡単に私を悪役に仕立て上げるのですかねぇ」
( ゚д゚ )「少なくとも、ここに居る何人かは人を殺してるじゃないですか」
(*‘ω‘*)「………」
('、`*川「…………」
( +ω+)
ξ;゚⊿゚)ξ
( <●><●>) (すき焼き食べたい)
582
:
名も無きAAのようです
:2016/02/28(日) 21:48:21 ID:fXdrx0Ls0
( д )「……だろ」
lw´- _-ノv「うん?」
( ゚д゚#)「おかしいだろ!!」
ξ;゚⊿゚)ξそ
( ゚д゚#)「お前らだって!!何回は人を殺してるはずだ!!なのに…なのに俺だけ…!」
( ゚д゚#)「人間を食うな!?そんなもん人間が作ったルールじゃねぇかよ!!」
(*‘ω‘*)「何も食うなとはいってないっぽ」
( ゚д゚#)「だけど言ってる意味は似たようなものだろ!」
( ゚д゚#)「人間は勝手だ!俺…俺らの住処を奪うわ挙句の果てには子供に惨たらしい殺され方をして…」
( ゚д゚#)「だから食べたんだよ!!たくさん!!これは仕返しだ!!殺された蛙達の仕返しだ!!」
爪'ー`)「河童のときと似てるな…」
( ゚д゚ )「河童…?ああ、あの弱虫か」
( ゚д゚ )「あいつも人間共に住処を奪われて環境汚染で仲間を殺されてるっつーのによ」
( ゚д゚ )「復讐を果たして罪悪感を感じたァ?バカだろ。悪いのは人間なのに」
lw´- _-ノv「………」
583
:
名も無きAAのようです
:2016/02/28(日) 21:50:38 ID:fXdrx0Ls0
lw´- _-ノv「………」
lw´- _-ノv「すまんね。勝手にこちらの理由で君を悪者に仕立てあげてしまった」
( ゚д゚ )「いえ…こちらこそ急に怒鳴り散らして申し訳ないです」
( ゚д゚ )「……何より人を食べたのは事実です」
爪'ー`)「あ、気になってたんだけどよ。お前ってここ最近現れたのか?」
( ゚д゚ )「はい。百年も前からこの街に住み着いてましたが誰も私のことを認識してませんし人々の記憶にも忘れさられてました」
584
:
名も無きAAのようです
:2016/02/28(日) 21:52:54 ID:fXdrx0Ls0
( ゚д゚ )「…が、ここ最近昔私のことを知ってる人から思い出したと言うのでしょうか…認識されましてね」
( ゚д゚ )「そして雨!蛙は乾燥に弱いですからね。雨を全身に浴びて完全回復ミルナちゃん!と言うワケですね」
('、`*川「さっきまで人食ってたりブチギレてた奴の発言じゃないわね」
( ゚д゚ )「私基本的には明るい性格なので…」
( ∵)「…本当に危険なお方だったのでしょうかね」
(;*‘ω‘*)「いや危険だし!人食ってたし!見た目もなんかグロイし!」
( ゚д゚ )「蛙を見た目で判断しないでください」
(;*‘ω‘*)「人食ってる時点で害悪だっぽ!!」
( <●><●>)「なんでしょうねこのブーメランが飛び交う感じ」
585
:
名も無きAAのようです
:2016/02/28(日) 21:54:20 ID:fXdrx0Ls0
('、`*川「ええとミルナちゃんって言ったかしら…?ミルナちゃんがここに居るってことはこの学校に昔ミルナちゃんのこと知ってるって人が居る訳?」
( ゚д゚ )「おっと感がよろしいようで」
( ゚д゚ )「はい。この学校に居ますよ名前は確か…(-@∀@)「なんで部室にレモナさん居るの」ガラッ
|゚ノ;^∀^)「あ…ごめんなさいお邪魔してます」
o川#゚ー゚)o「空気読めよクソメガネ」
(-@∀@)「なんで開幕から喧嘩売られなきゃならないんだよ…」
( ゚д゚ )「あ、どうも」
(-@∀@)
ガラッバタン!!
(-@∀@)つ│ ガラッ
( ゚д゚ )「お久しぶりです」
ガラッバタン!!
586
:
名も無きAAのようです
:2016/02/28(日) 21:55:20 ID:fXdrx0Ls0
(;´ー`)「ちょ…逃げるようにドア閉めて行ったぞ!なんかしたのかヨ!」
( ゚д゚;)「ええ!?私は無実ですよ!!」
('、`;*川「子供食べてたくせに無実もあるか!キュート、ちょっとアサピーちゃんの様子見てきて!」
三o川*゚ー゚)o「がってん承知!」カベトオリヌケ
587
:
名も無きAAのようです
:2016/02/28(日) 21:56:04 ID:fXdrx0Ls0
<ヌワー!!
|゚ノ;^∀^)「廊下からキュートちゃんの叫び声が!!」
('、`;*川「何かあったのキュート!?」
o川;*゚ー゚)o「クソメガネが白衣被ってしゃがんでるぐらい弱ってるんだけど!!傍から見たら大福みたい!!」
+('、`*川「えっ」キラン
|゚ノ;^∀^)「伊藤さんの目が輝きましたわ!」
('、`*川「ちょ、ちょっとそのアサピーちゃん連れてきてくれる?」ソワソワ
o川*゚ー゚)o「はいはいな」
588
:
名も無きAAのようです
:2016/02/28(日) 21:57:37 ID:fXdrx0Ls0
(;-@∀@)つと川*゚ー゚)o
('、`;*川「あ、あのアサピーちゃんが怯えてる…!」
(;ФωФ)そ「なんだと!?」
(;<●><●>)「明日はゲリラ豪雨どころかゴリラ豪雨!?」
(;*‘ω‘*)「…私にはさっぱり理解できないっぽ」
lw´- _-ノv「アサピー君は幽霊だろうが妖怪だろうがなんであろうと片っ端から拒否しておまけに足癖も悪い高校生なのだよワトソン君」
(;*‘ω‘*)「なるほど…っていつからお前はホームズになったっぽ!」
589
:
名も無きAAのようです
:2016/02/28(日) 21:58:48 ID:fXdrx0Ls0
o川;*゚ー゚)o「アンタが怯えるって相当やばくない?」
(;-@∀@)「だってアイツは…」
( ゚д゚ )"「あの…」
(;-@∀@)そ
三三三三三(;-@Д@)「もう嫌だああああああ!!家帰るうううううう!!」
ガチャ バタン
( ゚д゚ )「蛙だけに…」
(*‘ω‘*)「上手くねぇっぽ」
590
:
名も無きAAのようです
:2016/02/28(日) 22:00:20 ID:fXdrx0Ls0
('、`;*川「掃除用具入れに引きこもっちゃったけど…お家はそこじゃないわよー!」
( ゚д゚ )「いや本当にお話だけでも…」ガチャ
(;-@Д@)「!?!?!?!?」
(; Д )"ガクッ
( ゚д゚;)「あ…気絶しちゃいました…」
(;ФωФ)「なんだと!?」
('、`#川
ミう「何してくれてんのよおおおおおおおおおおおおおお!!」ヒュンッ
Σ( ゚д゚)―三
「あふんっ!!」メスグッサァァァァ!!
591
:
名も無きAAのようです
:2016/02/28(日) 22:01:18 ID:fXdrx0Ls0
('、`*;川「ど、どうすんのこれ!?」
爪;'ー`)「とりあえずロッカーから引きずり出せ!蛙は触れるな!」
(;∵)))「そぉい!!」ズルズル
(*‘ω‘*)「本当に引きずり出したっぽね」
<_;プー゚)フ「てーへんだーてーへんだー!!」
ξ;゚⊿゚)ξ「本当にどうするの!?埋めちゃう!?」
('、`;*川「埋めちゃダメでしょ!!死体隠すんじゃあるまいし!!」
(;´ー`)「保健室だ!!保健室運べ!!」
592
:
名も無きAAのようです
:2016/02/28(日) 22:03:02 ID:fXdrx0Ls0
lw´- _-ノv「レモナちゃん運べるかい?」
|゚ノ;^∀^)「いえ…流石に殿方を運ぶ程の腕力はありませんわ…」
ξ;゚⊿゚)ξ「だよね!レモナちゃんが片手でアサピー持ち上げたらこっちがびっくりだもん!」
|゚ノ;^∀^)「極端すぎませんか!?」
o川;*゚ー゚)o「もう!今日一日で色んなことありすぎよ!!」
593
:
名も無きAAのようです
:2016/02/28(日) 22:03:57 ID:fXdrx0Ls0
从 ゚∀从つ ガラッ
('、`*川「!!」
从;゚∀从「わ…!なんかいっぱい居る…アサピーさん倒れてる!?何これとうとうキュートさんがしびれを切らして…」
o川;*゚ー゚)o「違うわよ!!」
594
:
名も無きAAのようです
:2016/02/28(日) 22:04:48 ID:fXdrx0Ls0
('、`;*川「ハインちゃんナイスタイミング!!」ガバッ
(;<●><●>)「救世主!!」ガバッ
ξ;゚⊿゚)ξ「今すっごくピンチなんだから!!」ガバッ
(;ФωФ)「頼れる人間はお前しかおらんぞ!」ガバッ
(;∵)「ビコーズはもう泣きそうです!」ガバッ
爪;'ー`)「俺達には何もできない!!」ガバッ
<_プー゚)フ「勇者様!勇者様!」ガバッ
(*‘ω‘*)「未来を救うっぽ!」ガバッ
(;´ー`)「マジもんのヘルプだヨ!!」ガバッ
|゚ノ;^∀^)「私が無力ばかりに…!」ガバッ
从;゚∀从「え!?え!?なんで皆抱きつくんですか!?誰か説明してくださいよ!!」
lw´- _-ノv「僕も空気を読んで抱きつくよ」ガバッ
从;゚∀从「増えた!」
( ゚д゚ )「私は空気を読んで抱きつかない」
595
:
名も無きAAのようです
:2016/02/28(日) 22:06:02 ID:fXdrx0Ls0
从;゚∀从「なんかよくわからないけどアサピーさんを保健室に運べばいいんですかね!」
('、`;*川「そう!読み込みが早いわね!」
o川;*゚ー゚)o「クソメガネが戻ってきたらまるまる説明するから!」
从;゚∀从「うぃっす!男、高岡ハイン!保健室に向かいます!」
596
:
名も無きAAのようです
:2016/02/28(日) 22:06:50 ID:fXdrx0Ls0
从;゚∀从「よいしょい!!手がふさがってるので誰かドア開けてください!!俺はアサピーさんみたいに足癖悪くないので!!」
|゚ノ;^∀^)つ「さり気なくDis入りましたわね!」ガラッ
三三三从;゚∀从「高岡!いっきまーす!」ダダダ
<_プー゚)フ「すげー。力持ちだー」
lw´- _-ノv「そうして彼らは星に…」
( ∵)「余計なフラグ立てないでください女神様」
597
:
名も無きAAのようです
:2016/02/28(日) 22:07:44 ID:fXdrx0Ls0
―保健室
从;゚∀从(着いたのはいいけどおぶってるからドア開けられねぇ…レモナさん連れてくれば良かった)
从;゚∀从(ええい!ままよ!)ガラッ
从゚Xナ从「なんやドアを足で開けてはアカンよ」
从;-∀从「ごめんなさい…」
从゚Xナ从「ほんで今日はどないした?怪我か?体調不良か?それとも全身を改造されたか?」
从;゚∀从「あ、いやそうじゃなくて部活の先輩が倒れて…」
从゚Xナ从「背負ってるのアサピー君か。わざわざここまで運んできたんか。ご苦労なこった」
598
:
名も無きAAのようです
:2016/02/28(日) 22:08:41 ID:fXdrx0Ls0
从゚Xナ从「倒れたっつーのは貧血?」
从;゚∀从「あーえっと…なんというか…」
从;゚∀从「アンモニア臭が鼻に入った衝撃で後ろに倒れ、頭をぶつけて気絶しちゃったんですよ」
从゚Xナ从「なんやそれ。まじ魑魅魍魎やな」
从 ゚∀从 (ごめんなさい嘘です)
从゚Xナ从「まぁええわ。ベッド空いてるからそこに寝しとき」
从;゚∀从「はい…」
从゚Xナ从「高岡君は部活戻る?」
从;゚∀从「いえ、ここで待ってます」
从゚Xナ从「分かった。それにしてもうちら髪型似てるな」
599
:
名も無きAAのようです
:2016/02/28(日) 22:09:44 ID:fXdrx0Ls0
从 ゚∀从「よいしょっと…」
从;゚∀从「あ、やべっうつぶせに寝かしちゃった。まぁいいや」
从;-∀从 (…大丈夫かなぁ)
600
:
名も無きAAのようです
:2016/02/28(日) 22:10:54 ID:fXdrx0Ls0
――――――――――――――――――――――――――
( ・∀・)『お母さん、おばけ追っ払うのはどうしたらいいのかな』
(゚、゚トソン『おばけが見えるんですか?』
( ・∀・)『見えるっていうか…視界の端にチラチラ居るって感じかな…』
( つ∀;)『僕…嫌だよ…おばけなんか見たくもないし怖いよ…お母さん…』グスッ
(゚、゚トソン『…………』
(゚、゚トソン『いいですか、お母さんの話をよく聞いてください』
(゚、゚トソン『おばけを追っ払うにはおばけなんか居ないって思い込むんです』
( つ∀;)『おばけを…?』
(゚、゚トソン『はい。アサピーがおばけを怖がってるから余計に見えてしまうのですよ』
(゚、゚トソン『お母さんも子供の頃はおばけが見えて怖い思いをしました。だから居ないと思い込めばおばけも諦めてどっか行っちゃいます』
( づ∀・)『…すぐ見えなくなる?』グスッ
(゚、゚トソン『それはちょっと難しいですね。でもいつか、絶対。おばけなんて居ないって思い続ければ忘れてしまいますよ』
( ・∀・)『じゃあ僕…頑張るよ…』
(゚、゚トソン『その域ですよ!もしものときおばけが襲うようになれば格闘技で反撃しなさい!』
( ・∀・)『うん…?』
(゚、゚トソン『まずは…チョークスリーパーとかがいいですね。相手の首をこう…』
(;・∀・)『お母さん!?』
――――――――――――――――――――――――――
601
:
名も無きAAのようです
:2016/02/28(日) 22:11:50 ID:fXdrx0Ls0
( -∀-)「…………」
( -∀-) (懐かしい夢見たな…僕にもこんな時期あったっけ…)
( -∀-) (幽霊やお化けなんか居ないってずっと思い続けてたのに)
( -∀-) (なんで見えちゃうのかなぁ…嫌だなぁ…)
( -∀-) (ていうかここどこだろう。いい加減起きなきゃ…)
( ・∀・) パチッ
(;・∀・)「視界暗っ!?」ガバッ
从;゚∀从「あ、目が覚めた!」
602
:
名も無きAAのようです
:2016/02/28(日) 22:13:29 ID:fXdrx0Ls0
(;・∀・)「高岡…?それにここは…」
从;゚∀从「保健室っス。アサピーさん気を失ってたんですよ」
(;-∀-)ゞ「…まじかぁ。まさかこんなところヒッキーに見られてないだろうね」
从;゚∀从「今日はお休みみたいです」
(;・∀・)「よかった。こんなところ見られたら記憶飛ぶまで殴ってるわ」
从;゚∀从「余計な被害増やさないでくださいよ!」
603
:
名も無きAAのようです
:2016/02/28(日) 22:14:30 ID:fXdrx0Ls0
( ・∀・)「…まぁいいや。部室に戻るよ。僕の眼鏡は?」
从 ゚∀从「寝かせるときに外しました。どうぞ」
(-@∀@)ヾ「ありがとう。それじゃあ戻ろうか…戻りたくないけど」
从 ゚∀从「うっす」
604
:
名も無きAAのようです
:2016/02/28(日) 22:15:16 ID:fXdrx0Ls0
从゚Xナ从「おりょ。もう目が覚めたんか」
(-@∀@)「はい。もう大丈夫なので部室戻ります」
从゚Xナ从「とりあえず安静にはしとき。お大事にな」
(-@∀@)「はい。失礼しました」
从 ゚∀从「たー」ガラッ
(-@∀@) (毎回思うけどなんでうちの学校の保健師はメカメカしいんだろう)
605
:
名も無きAAのようです
:2016/02/28(日) 22:16:27 ID:fXdrx0Ls0
――――
―――――――
(-@∀@)つ ガラッ
('、`;*川「アサピーちゃん平気だった!?」
(-@∀@)「ちょっと意識ぶっ飛んでたけど大丈夫。…少しフラフラするかな」
|゚ノ;^∀^)「全然大丈夫じゃないですわ…とりあえず座ってくださいな」
(-@∀@)「そうするよ」
( ゚д゚ )「大丈夫でしょうか…?」
(-@∀@)「そうだねー100%お前のせいかなー」
( ゚д゚;)「うぐぅ…」
606
:
名も無きAAのようです
:2016/02/28(日) 22:17:36 ID:fXdrx0Ls0
爪'ー`)「ずっと疑問に思ってたけどお前らってどういう関係なんだよ」
o川;*゚ー゚)o「そうよ!!気絶するレベルってやばいわよ!」
(-@∀@)「あー…話せば長くなりそうだけど簡潔にまとめれば僕のトラウマ」
( ゚д゚ )「…彼が小学生ぐらいのときに私達は1回お会いしてるのですよ」
(;-@∀@)σ「1回じゃないよね!?お前家にまでついてきたよね!?あっれ本当に怖かったんだからなお前!!」
( ゚д゚;)「ごめんなさいごめんなさい!!」
( <●><●>)「通常運転に戻りましたね」
ξ゚⊿゚)ξ「ある意味安心するわ」
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板