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(-_-)オカルトとサイエンスのようです(@∀@-)
1
:
名も無きAAのようです
:2016/01/04(月) 20:13:38 ID:/M11gwtI0
(-_-)「今日こそ…今日こそはガッツリ言わせてもらうぞ…」
(-@∀@)「………ハァ」
(-@∀@)「何回言ったって結論は同じだ。諦めろ」
(-_-)「いいや、諦めないね。」
(-_-)「だってこの世には…」
(#-_-)「幽霊が居るんだからなぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
(#-@∀@)「居るわけないだろハァァァァゲ!!」
从 ゚∀从(また始まった…)
(-_-)オカルトとサイエンスのようです(@∀@-)
第一体目:トイレの花子さん
411
:
名も無きAAのようです
:2016/02/16(火) 23:21:25 ID:RGipSJvw0
(-_-)「あ…僕は少なめでいいよ」
o川*゚ー゚)o「ヒッキーは細いんだしちっちゃいんだからもっと食べなさい。育ち盛りなんだし」ノセノセ
(;-_-)「えぇ…母さんみたいなこと言うなぁ…」
从*゚∀从「俺は大盛りで!」
o川*゚ー゚)o「はーい。…ほら、ハインだって大盛りなんだから」
(;-_-)「僕とハイン君じゃ胃袋が違うよ…」
('、`*川「もし食べきれなかったら私が食べてあげようか?あ、ワカちゃんの分もあるから私のは二皿ちょうだい」
(;-_-)「是非お願いします…」
o川*゚ー゚)o「はいはいな。ワカッテマスさんはどのくらい食べますー?」
( <●><●>)「中盛りくらいで!」
o川*゚ー゚)o「はーい!」
('、`*川「…ワカちゃんってご飯食べれるっちゃ食べれるけど消化器官とかどうなってるのかしら…」
o川*゚ー゚)o「…コート脱いだら小宇宙が広がってそうね…」
412
:
名も無きAAのようです
:2016/02/16(火) 23:22:05 ID:RGipSJvw0
( ФωФ)「我輩は中盛りで頼むぞ」
ξ゚⊿゚)ξ「私大盛りねー」
o川*゚ー゚)o「ロマネスクさん中盛り、ツンちゃん大盛りね」
(;ФωФ)「見た目の割によく食べるであるな…」
ξ*゚⊿゚)ξ「大盛りだなんて朝飯前よー」フンスフンス
( ФωФ)「…太るぞ」
ξ#゚⊿゚)ξ「刺すわよ怪人パッパラパー」
(;ФωФ)そ
413
:
名も無きAAのようです
:2016/02/16(火) 23:23:01 ID:RGipSJvw0
o川*゚ー゚)o「…で」
o川*゚ー゚)o「最後はクソメガネか」
(-@∀@)「僕の分だけナシって言ったら圧力鍋投げるぞ」
o川*゚ー゚)o「あったりー!キューちゃんの行動が事前に読めたのでボーナスとしてカレーを食べる権利をさずけよう」
(-@∀@)「やけに素直だね」
o川;*゚ー゚)o「うっせバーカ!大盛りにしてやる!」ノセノセ
(-@∀@)「わーい僕の為に大盛りにしてくれたんだねーありがとうキュート」
o川;*゚д゚)o「わああああああああああ!!違うし!早くあっち行けし!」
o川;*゚ー゚)o-3
o川;*゚ー゚)o(初めて名前で呼ばれたもんだからびっくりした…)ノセノセ
414
:
名も無きAAのようです
:2016/02/16(火) 23:23:54 ID:RGipSJvw0
lw´- _-ノv「ん、全員カレーが行き届いたようだねプロテインだね」
lw´- _-ノv人「ではおててのしわとしわを合わせて」
lw´- _-ノv人「なーむー」
「「「「いただきまーす」」」」
lw´- _-ノv人
lw´- _-ノv人「いただきマンドリル」
415
:
名も無きAAのようです
:2016/02/16(火) 23:24:56 ID:RGipSJvw0
<_*プー゚)フ「んめー!!女神の料理は世界一だー!!」
lw´- _-ノv「そうだろうそうだろう!もっと褒めるがよいぞよいぞ!」
<_プー゚)フ
<_プー゚)フ「褒め…?」
lw´- _-ノv「米炊けるほどの涙流してやろうかこんちくしょうめ」
( ∵)「皆さん美味しそうですねー」
<_プー゚)フ「あ、そっか…ビコビコはご飯くえねーもんあー」
( ∵)「はい…でもお腹も空きませんし気にしてませんから」
( ∵)ジュルリ
<_;プー゚)フ(めっちゃ見てくる…)
416
:
名も無きAAのようです
:2016/02/16(火) 23:25:43 ID:RGipSJvw0
爪*'ー`)「うめぇ!誰か玉ねぎだけ食ってくれ!」モグモグ
( <●><●>)「それなら私のお皿に移してくれれば」
爪'ー`)「おう。すまねぇな」
( <●><●>)モグモグ
爪'ー`)「………」モグモグ
爪'ー`) (こいつのコートの下ってどうなってるんだろう)ピラッ
( <●><●>)「…えっち」
爪;'ー`)そ「違うからな!?そういう意味で覗いたわけじゃねぇし誰も得しないからな!?」
爪;'ー`)(ホントに小宇宙広がってた…)
417
:
名も無きAAのようです
:2016/02/16(火) 23:26:25 ID:RGipSJvw0
从*゚〜从「うま〜。お米の炊き加減も絶妙だ…」
('、`*川「ホントねぇ…アサピーちゃんあーん」
(-@∀@)「…しないよ?」
('、`*川「なによぅ…じゃあヒッキーちゃんあーん」
(;*-_-)「い、いいです…自分で食べられますから…」モグモグ
('、`*川「ウブねぇ…」
从;゚∀从(逆にこっちが食われそうだよなぁ…口の大きさ的な意味で)
418
:
名も無きAAのようです
:2016/02/16(火) 23:27:20 ID:RGipSJvw0
o川*゚ー゚)o「……」
o川*゚ー゚)o「ツンちゃんあーん」
ξ*゚⊿゚)ξ「あー」
ξ*゚〜゚)ξ モグモグ
ξ;゚⊿゚)ξ「…キュート、アンタ人参嫌いで押し付けたでしょ」
o川*゚ー゚)o「バレた?」
ξ;-⊿-)ξ「バレバレよ…」
( ФωФ)「……」
( ФωФ)「ツン、我輩にもあーんしてくれないか?」
ξ;*゚д゚)ξそ
ξ;*゚д゚)ξ「そそそそんな恥ずかしいこと出来るわけないじゃないの!!一人で食べてなさい!!」
o川*゚ー゚)o「じゃあキューちゃんがロマネスクさんにあーんしてあげようか?」
ξ;*゚д゚)ξそそそ
ξ;*゚д゚)ξ「し、仕方がないわね!あーんしてやるからこっち向きなさい!」
(*ФωФ)「うむ!」
o川*>ー゚)o-☆
(*ФωФ)b
419
:
名も無きAAのようです
:2016/02/16(火) 23:28:22 ID:RGipSJvw0
―――
――――
<_*プー゚)フ「うへー…おなかいっぱーい…」
从*-∀从「食べたら眠くなってきたーむにゃむにゃ…」
<_*プー゚)フ「泊まるのか?枕投げする?」
从;゚∀从「い、いや!泊まらない!帰らなきゃ!」ハッ
lw´- _-ノv「そうだなあかなり長いこと居たからね。カラスが鳴くから帰らなきゃ」
(;-_-)「もうとっくにカラスも鳴かない時間だと思いますが…」
(;-_-)「とりあえず今日はごちそうさまでした。美味しかったです」
lw´- _-ノv「そうかえそうかえ!そいっつあよかった東海道新幹線!」
('、`*川「おおっと帰りは私が送るわ」ズザッ
(-@∀@)「滑り込むように来たね」
从 ゚∀从「色んな意味で心強いっス」
('、`*川「さ、お母さん達が心配する前に帰りましょう」
lw´- _-ノv「さよなら三角またきて四角ー。女神はいつでも君の心に居るぞー」
o川*゚ー゚)o「それじゃあ私達も戻るとするわ」
lw´- _-ノv「キュートはもっと僕の蕎麦煮て、そばにいていいのよ?」
o川*゚ー゚)o「アンタはセクハラかますからNG」
lw´- _-ノv「ちぇー」
420
:
名も無きAAのようです
:2016/02/16(火) 23:29:07 ID:RGipSJvw0
lw´- _-ノv
lw´- _-ノv「…さて、皆も帰ったことだし僕もトイレに篭ってネットサーフィンでもすっかなー」
<_プー゚)フ「俺もイタズラの続きを…」
lw´- _-ノv「あ、エクストはお皿洗いと後片付けね」
<_プー゚)フ
<_プー゚)フ「えっ」
おわり
421
:
名も無きAAのようです
:2016/02/16(火) 23:30:47 ID:RGipSJvw0
十話投下終了。本来ならもっとおシリアスな展開になる予定だったのですが納得いかなかったのでいつものノリで
422
:
名も無きAAのようです
:2016/02/16(火) 23:34:34 ID:RGipSJvw0
〜十話まで行ったので今更メイン紹介〜
(-@∀@) 科学部。青鬼でいうひろしタイプ
从 ゚∀从 科学部。青鬼でいう卓郎タイプ
(-_-) オカルト部。青鬼が出たら自ら突っ込む
423
:
名も無きAAのようです
:2016/02/16(火) 23:38:59 ID:Dfe68eg.0
乙。
lw´‐ _‐ノvはシリアスクラッシャーだからな……
424
:
名も無きAAのようです
:2016/02/16(火) 23:48:12 ID:RGipSJvw0
おけま2 〜都市伝説とか都市伝説じゃないのとか〜
|゚ノ ^∀^) …魔法使い。なかなかのボイン+黒ニーソが生む絶対領域
ξ゚⊿゚)ξ…メリーさん。べ、別に杉浦のことなんか好きじゃないんだから///
( ∵)…人体模型。ここだけの話発光したりするのでパトランプみたいなことができる
( ´_ゝ`)…阿型。テンションは高いけど石像なので表情が変えられない。解せぬ
(´<_` )…吽型。テンション低い方。ツッコミ寄りだと思ってるけど割とボケ寄り
爪'ー`)…こっくりさん。冬と夏になると尻尾の毛が抜け落ちるので掃除が大変
lw´- _-ノv…トイレの女神様。一人称が安定しないけど大体は「僕」。お米食べろ!
<_プー゚)フ…ポルターガイスト。デコピンどころか軽くつつくだけで破裂するのでスペランカー並に脆い
425
:
名も無きAAのようです
:2016/02/17(水) 00:06:43 ID:fHKZ5SuA0
乙
426
:
名も無きAAのようです
:2016/02/17(水) 00:28:10 ID:uFJ9OUBw0
乙、
ドリフの下りはジェネレーションギャップが浮き彫りになってワロタ
427
:
名も無きAAのようです
:2016/02/17(水) 00:31:06 ID:WA6rF16s0
たくさんキャラが出てきて楽しいね
乙
428
:
名も無きAAのようです
:2016/02/17(水) 01:18:04 ID:HJxVwwbo0
おいついた 乙!
429
:
名も無きAAのようです
:2016/02/17(水) 15:51:41 ID:mQwKZ4HgO
ξ;*゚д゚)ξそそそ←なんか吹いた
乙ー
430
:
名も無きAAのようです
:2016/02/17(水) 21:01:50 ID:C3P2NrPo0
(*-_-)「休日って最高だなぁ…誰にも邪魔されずゴロゴロしてたい…」ウダウダ
(*-_-)「どうせなら撮り溜めしてたホラー映画でも見…」
ミセ*゚ー゚)リ「どっこいしょー」ドサッ
(;-_-)「ぎゃ!」ベチャ
ミセ*゚ー゚)リ「ふっふっふ…家のソファーを独り占めするとはいけませんなぁおにーさん」
(;-_-)「いてて…何すんだよ姉ちゃん…」
ミセ*゚ー゚)リ「見ての通りソファー独り占めするバカ弟の邪魔しに来たのだよ。オラっ!半分陣地よこせや!」ゲシゲシ
(;ノ-_-)ノ「横腹蹴らないで!退くから!」
ミセ*゚ー゚)リ「よろしい、どこの家でも姉は強し。歯向かうなんてできっこないよなあ!?」
(;-_-)「くっそ…休日じゃなくても家に帰ったらだらしない癖に…そのうちメタボルフォーゼするぞ!」
ミセ;*゚ー゚)リ「そんな健康に悪そうなプリキュアにはなりたくないわ!」
(-_-)オカルトとサイエンスのようです(@∀@-)
第十一話:人面犬
431
:
名も無きAAのようです
:2016/02/17(水) 21:03:08 ID:C3P2NrPo0
ミセ*゚ー゚)リ「なんだよメタボルフォーゼって…初めて聞いたぞそんな単語…」
ミセ*゚ー゚)リ「しかし私の年齢でもプリキュアになれるのだろうか…」
(-_-)「大学生かあ…消費期限ギリギリって感じがする」
ミセ#゚ー゚)リ「大学生で消費期限ギリギリってどういうことだよ!!まだ21だぞ!?お前はロリコンか!?」
(;-_-)「ええええええ!?どうしてそういう解釈になったの!?」
ミセ#゚ー゚)リ「まだまだピチピチ潤い肌だっつの…」
432
:
名も無きAAのようです
:2016/02/17(水) 21:03:53 ID:C3P2NrPo0
ミセ*゚ー゚)リ「………」ジー
(;-_-)「な、何…」
ミセ*゚ー゚)リ「いやぁ私とヒッキーって姉弟だけど似てないなぁって」
(-_-)「そりゃあそんなには似てないでしょ」
ミセ*゚ー゚)リ「私くせっ毛なのにヒッキーさらさらだし」ワシャワシャ
(;-_-)「雑な撫で方やめてよ」
ミセ*゚ー゚)リ「目とかも私がぱっちりなのに対して糸目だし、性格も真反対だし」
(;-_-)「何もかも似てたら気持ち悪いじゃん…」
ミセ*゚ー゚)リ「それもそうだね。あははーヒッキーの頭ぼさぼさー!」
(;-_-)「もー!姉ちゃんがやったくせに!」
433
:
名も無きAAのようです
:2016/02/17(水) 21:05:04 ID:C3P2NrPo0
ミセ*゚ー゚)リ「そういえばホラー映画見るんだっけ」
(*-_-)「うん。撮り溜めしてた奴一気に見ようと思って」ワクワク
ミセ*゚ー゚)リ「好きだねぇ…あ、どうせならアイス買ってきて」
(;-_-)「えーめんどくさ…姉ちゃん行ってきてよ」
ミセ*゚ー゚)リ「姉ちゃんは今日バイトのシフト入ってないから一歩足りとも動きたくないの!」
(;-_-)「コンビニ遠いじゃん…」
ミセ*゚ー゚)リ「チャリ使えばいけるいけるっしょ。ほら早く行け」ゲシゲシ
(;-_-)「だぁー!もう分かったよ!買ってくるから蹴るなっての!」
ミセ*゚ー゚)リ「お金渡しとくからヒッキーの分も買っちゃいな。私モナカねー」
(;-_-)「はいはい…」ガチャ
434
:
名も無きAAのようです
:2016/02/17(水) 21:06:04 ID:C3P2NrPo0
(;-_-) バタン
(;-_-)「ほんっと扱い酷いんだからあのド貧乳バカ姉…」
ミセ#゚ー゚)リ「聞こえてんのよ」ガチャ
ミセ#゚ー゚)リ「言っとくけどねぇ!私ド貧乳とかじゃなくてスレンダーなだけだから!胸ぐらいあるし!あるから!」
(;-_-)「うるさいなあ!奈良盆地のくせに!行ってきます!」ガチャバタン
ミセ#゚ー゚)リ「おい!奈良盆地ってなんだよ!?凹んでねぇから!!」
ミセ#゚ー゚)リ「帰ったら覚えとけよ…」
435
:
名も無きAAのようです
:2016/02/17(水) 21:07:01 ID:C3P2NrPo0
(-_-)「っとに姉って生き物は…」ブツブツ
(;-_-) (あ、ワカッテマスさん捕まえたときに使った虫あみカゴに入りっぱなしだ…まぁいいか)ガチャン
三( -_-) (もう姉ちゃんの金でダッツ買ってやる。勿論僕の分だ。姉ちゃんはモナカって言ったし何も間違ってないもんねーだ)シャカシャカ
三( -_-) (さっさと買ってさっさと帰ろう…B級ホラー映画が僕を待っているんだ…)シャカシャカ
三( -_-) (パニック映画も結構好きなんだけどなんでサメ率高いんだろうなぁ…サメを殴れ!)シャカシャカ
三( -_-)「お、坂道」
三(*-_-)「ふぅー!!」シャー
三(*-_-) (風が気持ちいい…!坂道最高!上り坂は地獄だけど!)
436
:
名も無きAAのようです
:2016/02/17(水) 21:07:58 ID:C3P2NrPo0
(-_-)「っとと」カタン
三( -_-) (よーしもうすぐコンビニに…)
(::::::)ガサガサ
(;-_-)"「へ?」キキッ
(::::::)ガサガサ ザリッ
(;-_-) (路地裏になんか居る…?野良猫か何かかな)
(;-_-) (うーん…気になるし見に行こう。好奇心には勝てないしちょっとくらい寄り道してもいいよね)カタンッ
437
:
名も無きAAのようです
:2016/02/17(水) 21:09:38 ID:C3P2NrPo0
(-_-)「よいしょっと」
(-_-)「野良猫やーい」ガサガサ
(::::::)
(-_-)「あ、いたいた。何猫かなー?トラ柄?ブチ?三毛?」
ミ( ´ー`)クルッ
(-_-)
( ´ー`)
( ´ー`)「何だヨ」
(;-_-)
( ´ー`)「あっち行けヨ」
(;-_-)
(;-_-) (な、何これ!?犬!?猫!?首長いしトカゲっぽいし薄い緑色だし!なんかのほほんとした顔だし!)
( ´ー`)「オメーどこ中ダーヨ」
(;-_-) (なんかヤンキーみたいなこと言い出した!)
( ´ー`)「……俺のことは忘れろヨ」スタスタ
(;-_-) ポカーン
(;-_-)そ
(;-_-)「ちょ、待てよ!」ダッ
438
:
名も無きAAのようです
:2016/02/17(水) 21:10:30 ID:C3P2NrPo0
(((( ´ー`)ポテポテ
三(;-_-)「ストップストップ!ステイ!」ダダダ
そ(´ー`;)
三三(;´ー`)ドヒュルルルルルルン
(;-_-)そ(早っ!!なんちゅうスピードで走ってんだあのUMA!!)
(;-_-) カタッ
(;-_-) (あ…そうだ自転車を使えば…)カシャン
(;-_-) (待ってろなんかよくわからない生き物!!)
439
:
名も無きAAのようです
:2016/02/17(水) 21:11:23 ID:C3P2NrPo0
三三三(;´ー`)「なんだヨあの人間…突然キムタクの真似して追い掛けやがってヨ…」ドヒュルルルルルルン
<ウオオ…
三三三(;´ー`)「うん?」ドヒュルルルルルルン
「うおおおおおおおおお!!」
三三三三(´ー`;)「な、なんだ!?」ドヒュルルルルルルン
三三三三三(#;-_-)「待たんかオラああああああああああああああああ!!」シャカシャカシャカ
三三三三そ(´ー`;)「ぬおおおおおおおおお!!?」
三三三三三三(;´ー`)「こんなのに追われて止まる奴がどこに居るんだヨォ!!」バヒュルルルルルルン
三三三三三(;-_-)「さらに加速した!?」
三三三三三三三(;´ー`)「俺はその気になれば通常の3倍のスピードで逃げ切ることができるんだヨ!!じゃあナ!!」バヒュルルルルルルン
三三三三三(;-_-)「シャア専用ザクか!!それならこっちだって!!」シャカシャカシャカ
三三三三三(;-_-) (しかしここらへん人通りの少ない場所でよかった!)シャカシャカシャカ
三三三三三(;-_-) (男子高校生が血眼になってよくわからない生き物追いかけてるんだもん!!ご近所さんにどう説明すればいいんだ!!)
440
:
名も無きAAのようです
:2016/02/17(水) 21:12:29 ID:C3P2NrPo0
三三三三三(;-_-)「そこの車!!止まりなさい!!」シャカシャカシャカ
三三三三三三(;´ー`)「車じゃねぇから止まらネーヨ!!」ドゥルッシュラアアアアアアアアアアア
三三三三三三(;´ー`) (ぐっ…こいつなかなかしつけーヨ…)ドゥルッシュラアアアアアアアアアアア
三三三三三三(;´ー`) (そろそろ体力も限界だし…ここらで逃げ切らないとやべぇヨ…)ドゥルッシュラアアアアアアアアアアア
三三三三三三(;´ー`)! ドゥルッシュラアアアアアアアアアアア
三三三三三三(;´ー`) (河川敷…!ここから右にジャンプすれば撒けるヨ!)ドゥルッシュラアアアアアアアアアアア
三三三(;´ー`)"ズッサァァァ
(;´ー`)「人面犬ジャァァァァァンプ!!!」ピョィィィィン
三三(;-_-)!
441
:
名も無きAAのようです
:2016/02/17(水) 21:13:17 ID:C3P2NrPo0
三三三(;´ー`)「今回は俺の勝ちだヨ!!じゃあな!!」ダダダダ
三三(;-_-)"「この僕が…」キキィ
三三三三(#-_-)「たかが河川敷くらいで逃れると思ったら大間違えだジャ―――――ンプッ!!」シャカシャカピョィィィィン
そ(´ー`;)「名前ダサっ!!長っ!!」
三三三三(#-_-)「かあああらあああのおおおお!!」
(´ー`;)「しまっ…」
442
:
名も無きAAのようです
:2016/02/17(水) 21:13:57 ID:C3P2NrPo0
三三三三(#-_-)彡「虫取りあみいいいいいいいい!!」バッソン
三そ(´ー`;)「うひぃ!?」
三(#-_-)「捕獲じゃい!」ガタッ
(´ー`;)「前見ろ前!」
三(#-_-)「へ?」
443
:
名も無きAAのようです
:2016/02/17(水) 21:14:50 ID:C3P2NrPo0
キィィィィィ ドサッ!!
(メ;-_-)ノそ「うわっ!」ズッコケ
(;´ー`)「おっと!」スタッ
(メ;-_-)「いたたた…まさかすっ転ぶとは…」
(;´ー`)「お、お前あぶねーヨ!!途中自転車から飛び降りて突っ込むだなんて!!」
(メ-_-)「オカルト絡みなら僕は手段を選ばないよ」
(;´ー`)「執着が怖いわ!」
444
:
名も無きAAのようです
:2016/02/17(水) 21:15:37 ID:C3P2NrPo0
(;´ー`)「ハァ…まさか虫取りあみで捕まえられるとは…川に突っ込むよりマシだけどヨ…」
(;´ー`)「逃げる気力もねぇヨ」コテン
(-_-)「この虫取りあみはかの有名なテケテケでさえ捕獲できる強力な武器だよ」
(;´ー`)そ「テケテケ捕獲って…お前何者だヨ!?」
(-_-)「ただのオカルト好きな普通の高校生だけど」
(;´ー`)「俺の知ってる高校生と全然違うヨ…」
445
:
名も無きAAのようです
:2016/02/17(水) 21:16:20 ID:C3P2NrPo0
(-_-)「そういえばさっき人面犬って言ったよね?」
( ´ー`)「おうヨ。俺は泣く子も黙る人面犬だヨ」
(-_-)
( ´ー`)
(;-_-)「なんか思ってたのと違う…」
( ´ー`)「シラネーヨ」
446
:
名も無きAAのようです
:2016/02/17(水) 21:17:15 ID:C3P2NrPo0
(;-_-)「だってさ…人面犬ってもっと犬みたいな感じなのに皮膚がトカゲっぽいし…なんかのっぺりしてるし…猫っぽい部分もあるし…」
( ´ー`)「誰がなんと言おうが人面犬だヨ」
(;-_-)「でm( ´ー`)「そうかそうかそんなに俺の昔話が聞きたいかそうかそうかー!!」
(;-_-) (意地でも言い張るつもりだ!)
447
:
名も無きAAのようです
:2016/02/17(水) 21:18:11 ID:C3P2NrPo0
( ´ー`)「あれは…20年前の夏だった…」ホワンホワンホワーン
(-_-) (強制的に回想が始まった…)
―――――――――――――――――――――――――――――――
(*´ー`)『ったくよぉ〜…どいつもこいつも俺のこと馬鹿にしやがってヒック…』フラフラ
(*´ー`)『特にあの上司…頭なんかとっくにハゲ散らかってるくせに偉そうな態度で仕事押し付けてくるしヨ…』
(*´ー`)『頭の芝をどうにかしてから出直してこいバーロー!!』
キャフンキャフン
(*´ー`)『んお?』
▼*・ェ・▼『ワン!』
(*´ー`)『なんだお前?俺は餌なんか持ってねぇぞ』
▼*・ェ・▼スリスリ
(*´ー`)つ『ははっ。可愛い奴だな!よしよし』ナデナデ
▼*>ェ<▼クゥーン
グググ・・・
カタンッ
(*´ー`)『―あ?』
ドガシャアアアアアアン!!
――――――――――――――――――――――――――――――
448
:
名も無きAAのようです
:2016/02/17(水) 21:19:17 ID:C3P2NrPo0
( ´ー`)「…ちょうどあの近くで工事やっててヨ。クレーンが故障したらしく気づいたらこのザマだ」
(-_-)「でもどことなく爬虫類っぽいですよね?」
( ´ー`)「…多分近くにイモリでも居たと思うヨ」
(;-_-)「うわぁ」
( ´ー`)「最初はびっくりしたヨ。鉄筋の下敷きになってたのに無傷だったし」
( ´ー`)「ほんで水面に映った自分の姿を見てこう思ったヨ」
――――――――――――――――――――――――――
(*´ー`)『あ!俺可愛い!』
――――――――――――――――――――――――――
( ´ー`)「…と」
(;-_-)「いやいやいやいやいや!!」
449
:
名も無きAAのようです
:2016/02/17(水) 21:20:16 ID:C3P2NrPo0
(;-_-)「おかしいでしょ!?普通唖然とするか絶望するかだよね!?」
( ´ー`)「あぁ…あまりの可愛さに唖然としたよ」
(;-_-)「そっちじゃねぇよ!!なんで自分可愛いとか思ってるんだよ!!自撮り載せるメンヘラ女子かよ!!」
(;-_-)「いでっ!」ズキッ
(;´ー`)「おお…お前一応怪我人なんだから無茶するなヨ」
(;-_-)「そんなこと言ってもなぁ…自転車で登ってアイス買いに行かなきゃ…」
(;-_-)「ぶっちゃけアイス買いに行く前でよかった…じゃないと川にぶちまけちゃうところだったし…」
450
:
名も無きAAのようです
:2016/02/17(水) 21:21:19 ID:C3P2NrPo0
(;´ー`)
(;´ー`)「しゃーねぇーなー…」
( ´ー`)「三回まわってワン!」グルグル
( ´ー`)ポワンッ
(;-_-)「え、何!屁!?」
(;´ー`)「屁じゃネーヨ!」バァーン
(;-_-)「うわあああ今まで人面犬らしき生き物が呪文を唱えたことによって高身長だけが取り柄の冴えないアラフォーサラリーマンに変身したああああああ!!」
(;´ー`)「なっげぇヨ!大体あってるけどなっげぇヨ!」
451
:
名も無きAAのようです
:2016/02/17(水) 21:22:53 ID:C3P2NrPo0
( ´ー`)「ちなみにこれが俺の生前の姿な。自転車借りるぞ」カタン
(-_-)「冴えない顔…」
(;´ー`)「顔はもういいって」
( ´ー`)「その怪我じゃほぼ動けんだろ。途中コンビニ送ってお前の家まで送ったる」
(;-_-)「ありがとうございます」ノリノリ
三三( ´ー`)シャカシャカ
三三(;-_-)「あの…制限時間とかありませんよねその姿」
三三( ´ー`)「うーん…ざっと三時間弱だヨ」
三三(;-_-)「じゃあ早めに戻らないとダメですね」
三三( ´ー`)「そうだな。まあ三時間もありゃあ着くヨ」
452
:
名も無きAAのようです
:2016/02/17(水) 21:24:05 ID:C3P2NrPo0
―――
―――――
(-_-)「普通に着いたしアイスも買えた…よいしょ」
( ´ー`)「おう。じゃあ俺はこれで」ボワンッ
(;-_-)つ「待って!」ガシッ
(;´ー`)"「なんだ!?尻尾掴むな!!」
(;-_-)「明日連れて行きたい場所があるんだけど…」
(;´ー`)「なんだ?保健所か?」
(;-_-)「いや保健所じゃなくて…いいからあがって。一晩泊めて明日連れてくから」
( ´ー`)「保健所じゃない?」
(;-_-)「保健所じゃない。ある意味あなたみたいなのいっぱい居るけど」
(;´ー`)「なんじゃそりゃ…」
453
:
名も無きAAのようです
:2016/02/17(水) 21:24:51 ID:C3P2NrPo0
(;-_-)「た、ただいまー」ガチャ
ミセ*゚ー゚)リ「ちょっとヒッキー!どこまでアイス買いに行って…」
ミセ;゚ー゚)リ「うわ!凄い怪我してるじゃん!!大丈夫!?」
(;-_-)「ちょっと自転車で転んじゃって…」
ミセ;゚ー゚)リ「いやいや!?あちこち傷だらけだし血は出てるし…早くあがって!」グイッ
(;-_-)「ぬわ」
454
:
名も無きAAのようです
:2016/02/17(水) 21:25:57 ID:C3P2NrPo0
ミセ*゚ー゚)リ「とりあえず座って」
(;-_-)「うん」
ミセ*゚ー゚)リ「…っと救急箱みっけ。消毒するよー」
(;-_-)「いてててて…」
ミセ*゚ー゚)リ「しみるけど我慢しな。…ホントどんくさいんだから」
(;-_-)「ぐ…ムカつくけど反論できない」
ミセ*゚ー゚)リ「当たり前でしょー。はいばんそこうラッシュ!」ペタペタペタ
(;-_-)「雑に貼りすぎ!!」
455
:
名も無きAAのようです
:2016/02/17(水) 21:27:07 ID:C3P2NrPo0
ミセ*゚ー゚)リ「ほい治療完了!」
(;-_-) (ばんそうこう剥がれ落ちそうだな…)
ミセ*゚ー゚)リ「さ、アイス食べながらホラー映画鑑賞するんでしょ?」
(;-_-)「あ…いいや。部屋で休みながらアイス食べるから…はい姉ちゃんのモナカ」
ミセ*゚ー゚)リ「せんきゅう。いいの?私ソファー占領しながらドラマ見ちゃうけど」
(-_-)「う、うん」
ミセ*゚ー゚)リ「まぁその怪我だしゆっくり休みなー」
(-_-)「ありがと」パタン
456
:
名も無きAAのようです
:2016/02/17(水) 21:28:06 ID:C3P2NrPo0
( ´ー`)「…優しい姉ちゃんだな」コソコソ
(-_-)「たまにはね。いつもはパシってくるしムカつくしちょっかいだしてくるし」ヒョイ
( ´ー`)「俺一人っ子だったからそういうの羨ましいと思うヨ」
(-_-)「正直一人っ子の方がいいよ」ガチャ
( ´ー`)「そんなもんかねぇ。今日一日お暇させてもらうヨ」
(-_-)「そんなもんだよ。なるべく僕の部屋から出ないようにしてくださいね」
( ´ー`)「おうヨ」
457
:
名も無きAAのようです
:2016/02/17(水) 21:28:55 ID:C3P2NrPo0
パタパタ
ミセ*゚ー゚)リ「ヒッキー」ガチャッ
(;-_-)「ぬおう!?」ヒョイパタン
(;-_-)「な、何姉ちゃん?せめてノックくらいはしてよ!」
ミセ*゚ー゚)リ「ごめんごめん。さっきお母さんからメール来たけど今日の晩御飯何がいいってさ」
(;-_-)「今日…?豚の生姜焼きが食べたいなぁ」アセアセ
ミセ*゚ー゚)リ「じゃあそう連絡入れとくねー」
(;-_-)「よろしくー」
ミセ*゚ー゚)リ「………」
(;-_-)アセアセ
ミセ*゚ー゚)リ「……何か隠してる?」
(;-_-)そ「い、嫌だなぁ!何にも隠してるのなんてないよ!」アセアセ
ミセ*゚ー゚)リ「ふーん…」
458
:
名も無きAAのようです
:2016/02/17(水) 21:29:41 ID:C3P2NrPo0
ミセ*゚ー゚)リ「ま、ヒッキーもお年頃だし。母さんには内緒にしとくよ」
ミセ*゚ー゚)リ「じゃ」パタン
パタパタ……
(;´ー`)「いきなり押入れに突っ込むなんて酷いヨ…」ガラッ
(;*-_-)「絶対変な方向で勘違いされた………」
( ´ー`)「…優しい姉ちゃんだな」
(;*-_-)「違うからああああああああああ!!そういうの一冊も持ってないし見てもないからあああああ!!」
459
:
名も無きAAのようです
:2016/02/17(水) 21:30:35 ID:C3P2NrPo0
―――――
―――――――
(-_-)「そんなわけで連れてきたよ!!」
(-@∀@)「お前さぁ……またそういう関係のないところで増やすのやめてくれない?」
(;´ー`)ビクビク
('、`*川「珍しいタイプの人面犬ねぇ」
( <●><●>)「犬ってかマスコットみたいですね」
o川*゚ー゚)o「以外と小さめなのねー」
(;´ー`)「な、なんだよこの都市伝説の巣窟…」
(-_-)「だから昨日言ったじゃん。いっぱい居るって」
(;´ー`)「有名所ばっかじゃネーか!」
460
:
名も無きAAのようです
:2016/02/17(水) 21:31:24 ID:C3P2NrPo0
(-@∀@)「いいから捨ててこい」
(-_-)「いや、ここに置いとくんじゃなくてもしかしたら引き取ってくれる人がこの学校に居るかもしれないから連れてきたんだ」
(-@∀@)「そんな物好き居るのかね…」
(-_-)「…レモナさん」
(-@∀@)「あの子が?」
(-_-)「前『使い魔を探してる』って言ってたんだ。まだ見つかってないだろうからレモナさんに預けるってわけ」
(-@∀@)「…科学室に置かなきゃなんでもいいけど」
(;´ー`) (俺の知らない間に話がどんどん進んで行くヨ!!)
461
:
名も無きAAのようです
:2016/02/17(水) 21:32:08 ID:C3P2NrPo0
|゚ノ ^∀^)「…そんなわけで呼ばれてきましたわ」
('、`*川「レモナちゃんお久しぶり。相変わず可愛いわぁ」
|゚ノ*^∀^)「お久しぶりですの伊藤さん!可愛いだなんて照れちゃいますわ…」
('、`*川「その仕草が可愛いのよ」
(-_-)「それでレモナさん…使い魔はまだ見つかってないですよね」
|゚ノ ^∀^)「ええ…何度も探しても見つかりませんの」
(-_-)「じゃあこれなんてどうでしょう」
(;´ー`)「『これ』とか言うな!」
462
:
名も無きAAのようです
:2016/02/17(水) 21:32:55 ID:C3P2NrPo0
|゚ノ ^∀^)「ほほう…ちょっと失礼」ヒョイ
(;´ー`)そ
|゚ノ ^∀^) ジー
(*;´ー`) (ち、近…)
|゚ノ ^∀^)「…はい。気に入りましたわ。貴方、なかなかひょうきんな顔をしてらっしゃるのね」
(;´ー`)そ
|゚ノ ^∀^)「それでいて…お名前はなんて言うの?」
(;´ー`)「シラネーヨ。…生前の名前とか覚えてネーヨ」
|゚ノ;^∀^)「あらまぁ…それは困りましたわねぇ…」
463
:
名も無きAAのようです
:2016/02/17(水) 21:34:42 ID:C3P2NrPo0
('、`*川「じゃあ何か新しい名前を付けなきゃ。スベスベマンジュウガニとか」
爪'ー`)「あぶらあげ」
ξ゚⊿゚)ξ「エリザベス二世とか」
o川*゚ー゚)o「首のびーる君とか?」
(;´ー`)「どれも嫌だヨ!おまけにそっちの狐はただ食べたいだけだろ!」
464
:
名も無きAAのようです
:2016/02/17(水) 21:36:02 ID:C3P2NrPo0
从 ゚∀从「…じゃあそのまま『シラネーヨ』でいいんじゃないですかね」
( <●><●>)「あー…」
从 ゚∀从「シラネーヨさん的にはどう思います?」
( ´ー`)「どう思いますって言われてももうそれで呼ばれてるし…シラネーヨでいいヨ」
('、`*川「じゃあそれで決定ね」
o川*゚ー゚)o「命名:シラネーヨ!」
o川*゚ー゚)o「死んでから改名するってなんかキューちゃんと一緒だね」
( ´ー`)「そ、そうなのか…改めてよろしくだヨ」
|゚ノ*^∀^)「ふふ、今日から家族ですわよシラネーヨさん」ギュッ
(;*´ー`)そ(何か柔らかい物が背中に!!)
(;*´ー`)「……………」
(;* ー )「人面犬で…よかったヨ」キュウ
|゚ノ;^∀^)そ「シラネーヨさん!?」
465
:
名も無きAAのようです
:2016/02/17(水) 21:36:44 ID:C3P2NrPo0
从 ゚∀从「ちなみにワカッテマスさんはシラネーヨさんに名前付けるなら何にしようとしたんですか?」
( <●><●>)「そうですね。『まさる』とかでしょうか」
从 ゚∀从
从 ゚∀从(まさる)
おわり
466
:
名も無きAAのようです
:2016/02/17(水) 21:37:34 ID:C3P2NrPo0
11話投下終了。次回は番外編を投下予定です
467
:
名も無きAAのようです
:2016/02/17(水) 21:41:09 ID:wVkAd56Y0
乙!まさるwwwwww
シラネーヨ羨ましい……
468
:
名も無きAAのようです
:2016/02/17(水) 22:24:42 ID:l4FRvn0Q0
乙
読みやすい
469
:
名も無きAAのようです
:2016/02/17(水) 23:57:41 ID:bJSsfPlA0
ttp://ppn.pw/oed3l
答えはこうだ・・・。イヤァオッ!
470
:
名も無きAAのようです
:2016/02/18(木) 01:38:35 ID:XhXXuGno0
まさる吹いた
471
:
名も無きAAのようです
:2016/02/20(土) 12:35:52 ID:ACUnJ15Q0
乙!
仲間増えて賑やかwww
472
:
名も無きAAのようです
:2016/02/20(土) 22:14:51 ID:Wz.WNNvM0
番外編:見習いとベテランと時々人面犬
473
:
名も無きAAのようです
:2016/02/20(土) 22:15:38 ID:Wz.WNNvM0
―レモナ家
|゚ノ;^∀^) スーハースーハー
|゚ノ;^∀^)「…よし!」
|゚ノ ^∀^) グッ
|゚ノ ^∀^)「…大地よ、大空よ、我の…なんとかをしなんたらーかんたらーを」
|゚ノ ^∀^)「こう…ぐわしゃってして…力を…!」
|゚ノ#^∀^)つ「『Wind』!!」バッ
(;´ー`)
カタカタ…
ブワッ!!
三(;´ー`)そ「ぬおうっ!?」
|゚ノ;^∀^)「ふぉおおお!!」バサバサバサ
474
:
名も無きAAのようです
:2016/02/20(土) 22:16:59 ID:Wz.WNNvM0
シーン
|゚ノ;^∀^)「………」
|゚ノ;^∀^)「ハァ…また失敗ですの…」
(;´ー`)「これで何回目の失敗だヨ」
|゚ノ;^∀^)「ざっと15回目ですわね」
(;´ー`)「失敗する度吹き飛ばされる俺の気持ちにもなってくれヨ…」
|゚ノ;^∀^)「ごめんさい…」
( ´ー`)「まぁ『結界』とやらが張ってあるからある程度の被害は抑えられるけど…」
|゚ノ ^∀^)「Amazonで買っておいてよかったわ。張ってなかったら今頃ガラスがパリーン、テーブルがお空へドーンですもの」
(;´ー`)「Amazon!?結界ってそんな通販で買えるものなの!?」
475
:
名も無きAAのようです
:2016/02/20(土) 22:17:58 ID:Wz.WNNvM0
( ´ー`)「ところでお嬢。なんでまた風の魔法なんだ…?」
|゚ノ ^∀^)「私の世界では基礎中の基礎だったりするので…」
( ´ー`)「そんな魔法を15回も失敗するのかお前さんは…」
|゚ノ;^∀^)「うう…後単純にお洗濯物が乾きやすから早めに習得したいなと…」
(;´ー`)「えらく家庭的な問題だな」
<ピンポーン
|゚ノ ^∀^)「あ、誰か来た。シラネーヨさん散らばった紙をお片付けしてくださる?」
( ´ー`)「はいはいヨ」
476
:
名も無きAAのようです
:2016/02/20(土) 22:18:59 ID:Wz.WNNvM0
<ピンポーン
|゚ノ;^∀^)「はーい!今開けます!」ガチャ
ハハ ロ -ロ)ハ「ヨッ」
|゚ノ ^∀^)「ハ…」
|゚ノ*^∀^)「ハローさんじゃないですか!!お久しぶり!!」
ハハ ロ -ロ)ハ「お久しぶりですネ、レモナっち。これNY土産の天むすとありあけのハーバーです」
|゚ノ;^∀^)「…ニューヨークなのに随分とジャパニーズなお土産ですわね…」
ハハ ロ -ロ)ハ「何言ってるンですかレモナっち。ニューヨークじゃなくて名古屋と横浜ですヨ」
|゚ノ;^∀^)「えぇ…」
ハハ ロ -ロ)ハ「マ、立ち話もアレですかラ早く中に入っちまいましょう」
|゚ノ;^∀^)「それ私のセリフですわ!」
477
:
名も無きAAのようです
:2016/02/20(土) 22:20:27 ID:Wz.WNNvM0
ハハ ロ -ロ)ハ「てなわけでおじゃましまス」
|゚ノ ^∀^)「おじゃまされました」
ハハ ロ -ロ)ハ「いいですなァマンション暮らし。お部屋も凄くいい匂いがスる」
|゚ノ ^∀^)「パピーに頼んでペットが飼えるマンションにしてもらいましたの」
ハハ ロ -ロ)ハ「さっすが金持ち。そういや使い魔は見つかりましタ?」
|゚ノ ^∀^)「はい、あちらに…」
478
:
名も無きAAのようです
:2016/02/20(土) 22:21:32 ID:Wz.WNNvM0
(;´皿`)))「ふぎー!」ズルズル
(;´ー`)「あ、お嬢!この魔導書はどこにしまえばいいんだ?」
|゚ノ ^∀^)「一番下の本棚」
(;´ー`)「ラジャ!」
ハハ ロ -ロ)ハ「…まァなんとも個性的なのを使い魔にしましたネ」
|゚ノ ^∀^)「同じ学校の男の子から譲り受けましたの。なんでも人面犬という種族らしく…」
ハハ ロ -ロ)ハ「アレ犬なんですカ。どう見ても黄緑色の恐竜モドキにしか見えないンですが」
|゚ノ ^∀^)「本犬がそう言ってるから…」
ハハ ロ -ロ)ハ「ワオ」
479
:
名も無きAAのようです
:2016/02/20(土) 22:22:39 ID:Wz.WNNvM0
ハハ ロ -ロ)ハづ「アナタ、アナタ」チョイチョイ
(;´ー`)そ「なんだ…ってコスプレ女!」
ハハ ロ -ロ)ハ「ワタシの私服をコスプレ呼ばわりするとは失礼なワンちゃんですナ。お名前は?」
( ´ー`)「名前?シラネーヨ」
ハハ ロ -ロ)ハ「アラ?アナタお名前ないの?」
|゚ノ;^∀^)「あー…名前自体が『シラネーヨ』なんですの」
ハハ ロ -ロ)ハ「そうなのですカ。名前も見た目も面白いですねェ」
( ´ー`)「…いい年こいてコスプレしてる女に言われたかネーヨ」
ハハ ロ -ロ)ハ カチン
ハハ ロ -ロ)ハつ「お口チャック!」
(;´―`)そ「もがっ!?」グイッ
ハハ ロ -ロ)ハ「レディの前で年齢の話はアウトですヨ、シラネーヨっち。それにコスプレではなくスチームパンクといいなサイ」グイッ
(;´ー`)「ぶっはぁ…息止まるかと思ったヨ…1回は死んだけど」
480
:
名も無きAAのようです
:2016/02/20(土) 22:24:39 ID:Wz.WNNvM0
( ´ー`)「なぁなぁ」
ハハ ロ -ロ)ハ「なんですかシラネーヨっち」
(;´ー`)「それ呼びにくいと思うけどヨ…さっきのお口チャックって魔法だヨな?」
ハハ ロ -ロ)ハ「魔法でスよ」
( ´ー`)「それって一般的な人間でも習得できるのか?…俺元人間だけど」
ハハ ロ -ロ)ハ「修行を重ねればできますよ。こっちの世界の人がワタシ達の世界に飲み込まれて魔法を習得するパターンも珍しくありませン」
ハハ ロ -ロ)ハ「あ、でもシラネーヨっちみたいな人間以外とかは上手く使いこなせないってヘンダーランドの大冒険でトッペマが説明してましたネ」
|゚ノ*^∀^)「北関東一の規模を誇る総合アミューズメントパークですわ!」
ハハ ロ -ロ)ハ「やっぱあの映画の見所は終盤のおいかけっこですヨおいかけっこ」
|゚ノ ^∀^)「いえいえダンス対決とババ抜きを外すなんていけませんわ!」
ハハ ロ -ロ)ハ「ひろしが名刺投げるシーンが入ってるおいかけっこでスよ!」
(;´ー`)「一部の人しかわからない会話をするなヨ!後あの映画の名シーンは作戦タイムからの流れだ!」
481
:
名も無きAAのようです
:2016/02/20(土) 22:26:01 ID:Wz.WNNvM0
ハハ ロ -ロ)ハ「oh、すっかりクレしんトークに花咲かせてしまいましタ。それでは戦国大合戦の話でも…」
(;´ー`)「もういいわ!ぶつかっても保険おりねーぞ!!」
|゚ノ ^∀^)「ツッコミながらもナチュラルにネタを仕込んでくるあたり流石ですわ」
482
:
名も無きAAのようです
:2016/02/20(土) 22:26:57 ID:Wz.WNNvM0
<ボーンボーン
|゚ノ ^∀^)「あ、そろそろお茶の時間。お紅茶飲みます?」
ハハ ロ -ロ)ハ「アールグレイでお願いしまス」
|゚ノ ^∀^)「はーい!シラネーヨさんは?」
( ´ー`)「俺は普通の緑茶でいいヨ」
|゚ノ ^∀^)「了解しましたわ!それじゃあちょっとお湯沸かしてきます」
( ´ー`)「ほ、本格的だな」
483
:
名も無きAAのようです
:2016/02/20(土) 22:27:56 ID:Wz.WNNvM0
ハハ ロ -ロ)ハ「レモナっちの淹れる紅茶はとっても美味しいのですヨ」コソッ
( ´ー`)「そうなのか…俺紅茶飲めないからよくわかんネーヨ…」
ハハ ロ -ロ)ハ「勿体ないですねェ。魔法の方はおドジだけど料理と手先の器用さは人一倍なんですあの子」
( ´ー`)「確かに初めてここに来て出された飯はめちゃくちゃ美味かったヨ…」
( ´ー`)「そういやアンタ部屋の中でもゴーグル取らないのか?」
ハハ ロ -ロ)ハ「このゴーグルはワタシの魔力の源みたいな物なのデ。レモナっちも赤い髪留めつけてるでショ?あれで魔力を維持してるのですヨ」
( ´ー`)「なるほどなぁ」
484
:
名も無きAAのようです
:2016/02/20(土) 22:29:10 ID:Wz.WNNvM0
|゚ノ ^∀^)「お茶請けは昨日焼いたクッキーとシフォンケーキでいいかしら?」
ハハ ロ -ロ)ハ「女子力ゥ〜」
( ´ー`)「女子力ゥ〜」
|゚ノ;^∀^)「えっと…お茶請けと言えばクッキーやシフォンケーキですわよね?」
( ´ー`)「ほらもう俺の知ってるお茶請けじゃねーヨ〜。俺が知ってるのはおかきとか漬物だヨ〜」
ハハ ロ -ロ)ハ「ワタシなんかビール片手にさきいかとチータラだワ〜。塩辛や枝豆でもいいですねェ〜」
( ´ー`)「それお茶請けじゃなくておつまみだヨ〜」
ハハ ロ -ロ)ハ「oh〜ワタシトシタコトガツイマチガッチャッタヨ〜」
ハハ ロ -ロ)ハ「「HAHAHAHAHA」」(´ー` )
485
:
名も無きAAのようです
:2016/02/20(土) 22:30:12 ID:Wz.WNNvM0
|゚ノ ^∀^)「…いらないのですか?」
ハハ ロ -ロ)ハ「私もたまにはふわふわのシフォンケーキとか女子力高い食べ物めっちゃ食べたいですお願いします」ドゲザッ
( ´ー`)「俺もクッキーとかシフォンケーキ食べたいしお嬢の作る料理全般美味しいから毎日食わせてくださいお願いします」ドゲザッ
|゚ノ;^∀^)「なんか罪悪感が凄いですわ!土下座なんかしなくてもちゃんとあげますわよ!」
486
:
名も無きAAのようです
:2016/02/20(土) 22:31:04 ID:Wz.WNNvM0
ハハ*ロ -ロ)ハ「うまいうまい」ポリポリ
|゚ノ*^∀^)「お口にあってよかった…今回はバタークッキーしか作れませんでしたけど次は色々種類多めに作りますわ」
ハハ*ロ -ロ)ハ「ワーイ!」
|゚ノ ^∀^)「シラネーヨさんはクッキーはともかくフォーク掴めるのかしら…」
(*´〜`)モファモファ
|゚ノ ^∀^)「…と思いましたけど大丈夫そうですわね」
ハハ ロ -ロ)ハ「器用ですネ。自分の尻尾と首の長さを利用した食べ方」
|゚ノ ^∀^)「食べられないようでしたら私があーんしてあげようと思いましたが」
―( ´ー`)―√――
487
:
名も無きAAのようです
:2016/02/20(土) 22:32:20 ID:Wz.WNNvM0
( ´ー`)「ぐ、ぐああああああ突然尻尾に力が入らなくなったヨー」
|゚ノ;^∀^)「大丈夫ですの!?」
( ´ー`)「せっかくお嬢が作ってくれたシフォンケーキが食べられなくなるだなんて悲しいヨー 誰かあーんさせてくれたら治るかも知れないヨー」チラッチラッ
ハハ ロ -ロ)ハ「それじゃあワタシがシラネーヨっちの分もらっちゃいますネ」
( ´ー`)「おおっとー突然尻尾の調子がよくなったヨー!!」ブンブン
|゚ノ*^∀^)「よかったぁ…もしシラネーヨさんに何かあったらどうしようかと思いましたわ…」
(*´ー`)「えっ」トゥンク
|゚ノ*^∀^)「だって動物病院に連れてくか普通の病院に連れてくか分からないのですからね!」
( ´ー`)
:ハハ*ロ∀ロ)ハ:
488
:
名も無きAAのようです
:2016/02/20(土) 22:33:39 ID:ZySQUwdc0
尻尾のくだりいいなぁ
489
:
名も無きAAのようです
:2016/02/20(土) 22:37:49 ID:Wz.WNNvM0
ザマァwwwww:ハハ*ロ∀ロ)ハσ: ヾ(´ー`#)コノヤロウ
ハハ*ロ∀ロ)ハ「ザマァないですネwwww女子高生のあーんだなんて罪深いにもほどがありまスwwww」
(#´ー`)「お嬢にあーんしてもらえなかったのはともかく心配の理由が病院だったんだぞ!!いや心配されたのは嬉しかったけどヨ!!」
ハハ*ロ -ロ)ハ「プププwwww負け惜しみですカwwww」
(#´ー`)「アラフォーおじさん舐めんなヨ!!」
ハハ*ロ -ロ)ハ「舐めたら不味そウwwwていうかバイ菌イッパイありそウwww」
(#´ー`)「俺の体臭はお嬢の使ってるボディーソープだぞおおおおおおおお!!」
490
:
名も無きAAのようです
:2016/02/20(土) 22:39:26 ID:Wz.WNNvM0
<ボーンボーン
ハハ;ロ -ロ)ハそ「ハッ!?」
ハハ;ロ -ロ)ハ「レモナっち、今何時ですカ!?」
|゚ノ ^∀^)「ちょうど四時をまわった頃ですが…」
ハハ;ロ -ロ)ハ「いけませン!!スーパーのタイムセールの時間なのをすっかり忘れてましタ!!」
ハハ;ロ -ロ)ハ ガツガツ
ハハ;ロ -ロ)ハ コウチャゴクゴク
(;´ー`)「なんつー飲み方してんだ…完全にお酒飲むおっさんみたいだぞ…」
ハハ;ロ -ロ)ハ「Shut up!てことでごめんなさいレモナっち、今日はこのへんデ」
|゚ノ;^∀^)「玄関までお見送りしますわ」
ハハ;ロ -ロ)ハ「ゴメンナサイね…また遊びに来るカラ」
ハハ;ロ -ロ)ハ「ほんじゃなシラネーヨっち!」
( ´ー`)「おうヨ」
491
:
名も無きAAのようです
:2016/02/20(土) 22:40:19 ID:Wz.WNNvM0
ガチャ バタン
|゚ノ;^∀^)「今日はスーパーのタイムセールなのですね…昨日じゃなくて今日お買い物すればよかったですわ…」
(;´ー`)「専業主婦の中に入り混じるスチパン女とかシュールで仕方ねぇヨ…」
|゚ノ;^∀^)「それもそうですわね…」
|゚ノ ^∀^)「…よしっ」
|゚ノ ^∀^)「また一から修行を積み重ねてハローさんのようなベテラン魔法使いになりますわ!」
|゚ノ ^∀^)「てことでシラネーヨさん!お付き合いくださる?」
(;´ー`)「…また吹き飛ばすのだけは勘弁してくれヨな、お嬢」
|゚ノ*^∀^)「心配ご無用!ハローさんが居てくれたこの部屋にある程度魔力は溜まってますわ!今なら失敗するはず…」
492
:
名も無きAAのようです
:2016/02/20(土) 22:41:01 ID:Wz.WNNvM0
―――――
―――――――
ブワアアアアアア!!
|゚ノ;^∀^)「なんでえええええええ!?」バサバサ
(;´ー`)「やっぱりなあああああああああああ!!」
おわり
493
:
名も無きAAのようです
:2016/02/20(土) 22:41:52 ID:Wz.WNNvM0
番外編投下終了。次回は12話を投下予定です
494
:
名も無きAAのようです
:2016/02/20(土) 22:49:51 ID:dLHYHuDQ0
乙乙
495
:
名も無きAAのようです
:2016/02/20(土) 22:53:00 ID:ZySQUwdc0
ほのぼのした
乙
496
:
名も無きAAのようです
:2016/02/20(土) 22:54:01 ID:cWM.JzCg0
表現に既視感が
497
:
名も無きAAのようです
:2016/02/21(日) 00:40:05 ID:ytPmza/A0
乙
498
:
名も無きAAのようです
:2016/02/22(月) 22:24:22 ID:xqe7s.CQ0
<ピンポーン
ガチャ
<ハーイ、アラ…
(゚、゚トソン「アサピー、友達が遊びに来てくれましたよ」
( ・∀・)「…友達?」
( ・∀・) (誰だろうなこんな休日に)テクテク
(-_-)「やあ」
( ・∀・)
( ・∀・)
(;-_-)ノシ「おーい…」
( ・∀・)ハッ
( ・∀・)「あ…ヒッキーか…」
(#・∀・)「じゃねぇよ!!なんで僕の家に来たんだ!?嫌がらせか!?塩撒くぞオラァ!!」ゲシゲシ
(;-_-)「開幕から蹴るな!!痛い!!流石に心が痛い!!」
(-_-)オカルトとサイエンスのようです(@∀@-)
第十二体目:河童
499
:
名も無きAAのようです
:2016/02/22(月) 22:25:14 ID:xqe7s.CQ0
(゚、゚トソン「こらこらお友達を蹴飛ばしちゃダメですよ」
( ・∀・)σ「母さん、こいつ友達じゃない。僕の嫌いな奴ランキングぶっちぎり一位トップの人なんだけど」
(゚、゚トソン「何言ってるの!ヒッキー君からお話聞いたけど学校のお友達で一番仲がいいってお母さん聞きましたよ!?」
(*-_-)+「そうですとも!お母さん!僕はアサピー君の一番の親友ですから!」
:(;・∀・): ゾワァ
(゚、゚*トソン「まぁ…」
(;・∀・)「母さん!?そいつの言うこと信じちゃダメだからね!?」
(゚、゚*トソン「これからもうちの息子と仲良くしてくださいね…この子、勉強ばっかしてお友達とあまり連れてきたりしないから…」
(;・∀・)「かあああああさあああああああん!!」
500
:
名も無きAAのようです
:2016/02/22(月) 22:26:12 ID:xqe7s.CQ0
(゚、゚トソン「あ、せっかく来てくれたんですから中に入りませんか?」
(-_-)「いえいえ、この後アサピー君と出かけるので」
(゚、゚トソン「そうなのですか。では気をつけていってらっしゃい。暗くなる前には帰ってくるのよアサピー」
( ・∀・)「…へーい」
ガチャ パタンッ
501
:
名も無きAAのようです
:2016/02/22(月) 22:26:55 ID:xqe7s.CQ0
(-_-)「………」
(;-_-)「あー…疲れた…アサピーと親友とかうっわぁ…」
(;・∀・)「こっちのセリフだっつーの!鳥肌立ったわ!」
(;-_-)「僕も自分で言っておいて寒気が止まらないよ…ていうか本当に家でも白衣着てるんだな…眼鏡外してるくせに」
( ・∀・)「外出る以外はつけないからね、僕」
(-_-)「通りで反応が遅いわけだよ…あ、ジャージ着て玄関前集合ね。外出たら詳しいこと説明するから」
( ・∀・)「…………」
(-_-)「はっはっは!流石に家まで来られたら逃げられんだろ!」
( ・∀・)チッ
502
:
名も無きAAのようです
:2016/02/22(月) 22:27:45 ID:xqe7s.CQ0
(-@∀@)ガチャ
(-_-)「あ、着替えてきたー…って」
(;-_-)そ「なんだよジャージの上に白衣って!?どんなチョイス!?」
(#-@∀@)「るせぇ!白衣がないと存在感が半分無くなるって言われた僕の気持ちが分かるか!?」
(;-_-)「え…そんなこと言われたの…」
(-@∀@)「言われたよ!!普通に悲しくなったわ!!」
(;-_-)「そ、それはお気の毒…」
503
:
名も無きAAのようです
:2016/02/22(月) 22:28:46 ID:xqe7s.CQ0
(-@∀@)「後結構前になるけどさ、僕1回コンタクトで学校行ったことあるんだよね」
(-@∀@)「まぁ学校では放課後しか白衣着れないから制服の状態なワケですよ」
(-_-)「はいはい」
(-@∀@)「それでね?朝クラスメートにかけられた言葉がなんだと思う?」
(-@∀@)「『え…どちら様…?』だよ!!」
(#-@∀@)「なんだよ!!ちょっと眼鏡外してだけなのにどちら様ってなんだよ!!アサピーだよ!!」
(;-_-)「だってお前もう眼鏡白衣で固定されてるじゃん!!自分でそのキャラ作り上げたじゃん!!」
(#-@∀@)「眼鏡が本体だとかそういう眼鏡キャラ特有の設定はいいよ!!本体は僕自身だよ!!」
(;-_-)三つ「だって眼鏡取ったら別AAだもんお前!!アサピーじゃなくなるじゃん!!あ、さっきの仕返しに横っ腹殴らせて!!」ドスッ
(;-@Д@)そ「ぐべぇ!!」
504
:
名も無きAAのようです
:2016/02/22(月) 22:29:28 ID:xqe7s.CQ0
(;-@∀@)「えっ!?普通今のタイミングで殴る!?めっちゃ痛かったんだけど!!」
(;-_-)「僕だってさっき蹴られて痛かったんだからね!!たまには仕返しさせろ!!」
(;-@∀@)「だからっておま、横っ腹はやめろよ!!痛いよ!!」
(;-_-)「痛くしてんだよ!!」
(;-_-)「その前にアサピーとコントする為に来たんじゃないよ!!」
505
:
名も無きAAのようです
:2016/02/22(月) 22:30:24 ID:xqe7s.CQ0
(;-_-)「もー…僕がわざわざ漫才しに来たみたいになってんじゃん…そんなことで巻き込まないっての…」
(-@∀@)「まずこれ以上オカルト関連で巻き込むのやめろ」
(-_-)「無理かな☆」
(-@∀@)「脳細胞爆発しちまえ…ずっと言いたかったけどその釣り道具とバケツとその他もろもろは何?鮎でも釣るの?」
(-_-)「惜しいなぁ河童だよ」
(-@∀@)「一ミリ足りとも惜しくない…って河童?」
(-_-)「河童」
(-@∀@)「えっと、雨降ったときに着る奴かな?」
(-_-)「それはカッパだねー」
(-@∀@)「………」
(-_-)「………」
(-@∀@)「おとなしく鮎釣りに行こうよ」
(-_-)「嫌だよ」
(#-@∀@)「クソが!!」
506
:
名も無きAAのようです
:2016/02/22(月) 22:31:06 ID:xqe7s.CQ0
(-@∀@)「ほんともう嫌だこの人…入学早々関わった僕がバカだった…あの頃の自分をラリアットしたい…」
(*-_-)「へっへへ…実はですねぇ…隣町の河川敷に河童が出たという噂を聞きましてねぇ…」
(*-_-)「そんでアサピーに手伝ってもらおうかと!」
(-@∀@)「はいはいいつもの巻き込まれパターンですね腹括って行きますよもう」
(*-_-)「やっと話が分かってきたようだねアサピー君!」
(-@∀@)「お前の靴箱に発泡スチロールの砕いた奴毎日入れるからな」
(-_-)「全然分かってくれなかった!敵意丸出しだ!」
(-@∀@)「それで?隣町だから移動はバスか電車かい?」
(-_-)「バスだね。電車に釣り道具一式持ったジャージ高校生と白衣ジャージが居たら嫌だよ」
(-@∀@)「バスでもそんな変わらないと思うんだけど」
(-_-)「電車よりはいいと思うけどなぁ…あ、バス停にバス来てた!ナイスタイミング!」
(-@∀@)「僕にとってはバッドタイミングだよ」
―――――――
―――――――――
507
:
名も無きAAのようです
:2016/02/22(月) 22:31:56 ID:xqe7s.CQ0
―河川敷
(-@∀@)「比較的綺麗だねここ」
(-_-)「定期的にボランティアがゴミ拾いしてるらしいよ。あ、蛙だ」
(-@∀@)そ
(*-_-)つ「アマガエルかー。ちっちゃくて可愛いなぁ」
(; ∀ )「…………」
(-_-)「あれ?どうしたの?顔色悪いけど」
(; ∀ )「悪いけどその蛙を見えないところに逃がしてくれないか…」
(-_-)「もしかして蛙苦手だった?」
(; ∀ )"コクコク
(-_-)「ふーん…」
(*-_-)「蛙苦手なんだぁ…」ニタニタ
(*-_-)「それはいいことを聞いちゃったなぁー」ニヤニヤ
(; ∀ ) (畜生…)
(;-@∀@) (い、一番知られたくない奴に知られてしまった…)
508
:
名も無きAAのようです
:2016/02/22(月) 22:32:57 ID:xqe7s.CQ0
(*-_-)「へぇ〜弱点みたいなものかあ〜」
(*σ-∀-)σ「あのアサピーがぁ???」
(*σ-∀-)σ「くぁえるぅにぃがてぇぬぁんだっとぇ〜???」ニタニタ
(#-@∀@)イラッ
(#-@∀@)「貴様の尻に爆竹詰めてやろうか…」
(;-_-)「子供の残酷さが僕に降りかかってきた!シャレにならないからやめろ!」
爪'ー`)「自業自得だろ」ヌルッ
そ(-_-;)「ほぎゃあ!!」
509
:
名も無きAAのようです
:2016/02/22(月) 22:33:46 ID:xqe7s.CQ0
(;-_-)「びっくりしたぁ…なんでこんなところにこっくりさん居るんですか…」
爪'ー`)「たまたま散歩してたらお前らが居てよ。なんか喧嘩してたから仲裁に来た」
(;-_-)「仲裁するなら間に入ってきてくださいよ!なんで僕の後ろに現れるんですか!?ゴルゴか!」
lw´- _-ノv「またの名をデューク・東郷!」ザパァ!!
(;-_-)「んおおう!?」
(((lw´- _-ノv「はっはっはっージャージの匂いに誘われてみりゃあこんなところにジャニージが!!」ザプザプ
(;-_-)「言いづらいよ!!普通にジャージでいいよ!!」
lw´- _-ノvつ「まぁまぁそんな生米のような固いこと言いなさんなサバンナ!」ポンッ
(;-_-)「全身ずぶ濡れの状態で触らないでください!肩に藻が付きましたけど!?」
lw´- _-ノv「いやん!そんなすっけすけな僕を見てえっちな妄想とかするんでしょ!オカズにされるのはごめんだよ!」
(;-_-)「ぬおおおおやっぱこの人苦手だあああああ!!」
510
:
名も無きAAのようです
:2016/02/22(月) 22:34:35 ID:xqe7s.CQ0
(-@∀@) (なんか知らないけど助かった…)
(-@∀@) (ていうか狐静かだな…)チラッ
爪'〜`)ムッシャムッシャ
(;-@∀@)そ(蛙食ってるし!!)
爪'ー`) ゴクン
爪'ー`)「蛙はもう俺が食っちまったから安心しな」
(-@∀@) (安心できねーよ)
爪'ー`)+「まさに胃の中のカワズってやつだな!」ドヤァ
(-@∀@) (上手くねーよ)
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