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(`・ω・´)ブーン系小説&イラスト練習総合案内所のようです
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(`・ω・´) 夏が終わる……そんなときこそ熱くなれ!
(`・ω・´) ここはブーン系小説&イラスト練習総合案内所だ!
初めての方や馴染みのない方は以下のブーン系wiki、テンプレ等をよく読んで
ご理解とご協力をお願いします
・総合スレにおける最低限のルール、マナー
・よくあるQ&A
・荒らしについて
・進行中の企画・創作板の特殊スレ一覧
・AAテンプレ一覧
ブーン系wiki
http://www43.atwiki.jp/boonkei/
☆ ://boonkei.wiki.fc2.com/
↑が見れない、AAがコピー出来ない方の為の予備サイト
☆://boonkei.web.fc2.com/top.html
☆://boonkei.m.web.fc2.com/top.html(携帯用)
兄弟スレ
( ^ω^)ブーン系小説シベリア図書館のようです★52
http://mastiff.2ch.net/test/read.cgi/siberia/1428149845/
前スレ
( ^ω^)ブーン系小説&イラスト練習総合案内所のようです
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/13029/1438347712/
( ^ω^)ブーン系小説板のようです(旧避難所、スレ立て上限に達した)
http://jbbs.shitaraba.net/sports/37256/
( ^ω^) ブーン系小説板2のようです
http://jbbs.shitaraba.net/internet/16305/
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そういやホモ無かったな
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ホモも百合もなかったなー
そして相変わらずドクオ出演率高い
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エロいけど話も面白いのが多かった
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pc版のアドレスわかんね
http://itest.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1443619322
>>645
こんな祭してたのか
ぜんぜん気付かんかった
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スマホ版貼られても俺のJaneじゃぶっ壊れる上にスレ一覧から見つけてもぶっ壊れたままになるんだよな
http://vipper.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1443619322/
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itestをvipperに変えれば良いのね
トン
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人形芝居のようです
あなたは一つ目のハンバーガーを食べ終え、包み紙を折りたたんだ。
店内のBGMはボサノバ調の女性ボーカル。耳当たりは良いが、頭には残らないだろう。
ハラペーニョを惜しげもなく使ってくれるのが、このチェーンの良い所だ。
_
( ゚∀゚)o (゚Д゚,,)
他の客が喋っている内容までは聞き取れない。
あなたはコーヒーに手を伸ばした。
良し悪しはわからない。美味しくはないと思う。それに今回は砂糖を入れすぎたようだ。
店員が時折店内を通り、その度にあなたは顔を上げる。
あなたに視線を向けている訳ではない。向けることはないだろう。あなたは、大勢のその他の内の一人でしかないのだから。
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二つ目のハンバーガーを食べ終える頃には、隣に座っていた騒々しい若者たちは既に席を立っていた。
さっきまでの騒音の代わりに、今度は遠くの席の客達が話す声が聞こえてくる。
思うに騒がしさとは、どこかに、あるいは、だれかに責を求めることなど適わないものなのだろう。連帯責任というものだ。
あなたはコーヒーに手を伸ばす。不味い。砂糖が悪さをしている。騒々しさが増すようだ。
紙コップをトレイに戻したあなたは、目の前のテーブルに座る女性にふと目が向いた。
ξ゚⊿゚)ξ ( )
茶色に染めた髪。
日本人ならば黒髪こそ至高、とは思うものの、若者らしい闊達な姿には魅力を認めざるを得ない。
あなたは目を伏せた。見ず知らずの他人同士で視線がかち合うほど気まずいこともない。
向かいに座っている男性と何事か話しているようだが、話し声が大きいではないので、それなりに近い割にその声は聞き取れない。
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トレイに置いたばかりのコーヒーに、あなたは手を伸ばした。
化粧が持つ力をあなたは重々に承知しているが、とはいえ、あのぱっちりとした瞳。瞳!
ξ*゚⊿゚)ξ( )
不味い。砂糖が苦みを助長しているようだ。
コーヒーを置く頃には、あなたは平静を取り戻していた。
彼女と向かいあう男性の顔は見えないのだが、あなたは彼に強烈な興味を持った。
誰もが振り返るような女性とテーブルを挟んで語り合う、のみならず、彼女の頬を染めせしむる彼は、どんな顔をしているのだろう。
あなたは何を見るともなく、彼の座る椅子の、その背もたれあたりを眺めた。
話し声はきこえるものの、その内容までは聞き取れない。
いつの間にか、BGMは次の曲に切り替わっていたようだ。同じようなボッサ調の、頭に残らない男性ボーカル。
女性の視線がこちらを向いた気がして、あなたは視線をわずかに横向けた。
ξ゚⊿゚)ξ
ほんの短い時間、目が合った。あなたはなんでもない風を装い、視線をさらにスライドさせた。
カウンター型の、浮島の席に座った制服の女性二人が、楽しそうに談笑している。
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ミセ*゚ー゚)リ (゚、゚トソン
どこか近くの高校の生徒だろう。あなたは視線を自分のテーブルに戻した。
コーヒーはせいぜい、あと一口ほどだろう。
あなたは追加注文を考え、諦めた。
口寂しいのは事実だが、かといって、不味いコーヒーに耐える時間が増えるのも嬉しくない。
外を見ると、雨は既にあがっていた。
それでも、あなたは席を立つ気になれず、またコーヒーに手を伸ばした。
不味い。粉っぽい苦みが、底のほうに溜まっていたような舌触りがする。あるいは、溶け残った砂糖のせいかもしれない。
空になった紙コップをテーブルに置く頃には、先の茶髪の女性は帰り支度を進めていた。
男性への興味は、不思議なことに、綺麗に消え去っていた。
あなたは手に持った空の紙コップを何となしに弄ぶ。他人二人とあなたとの間にある沈黙に耐え切れなかったのだ。
-
ξ゚⊿゚)ξ( ^ω^)
男は平凡な顔をしていた。
あなたは立ち去る二人の背を、より正しくは、女性の黒っぽいパーカーを、赤いチェックのフレアスカートを、スカートから伸びる白くほっそりとした足を眺めた。
既にコーヒーは空になっている。
目の前を別の客が通り過ぎた。
彼の持つトレイには、不透明な飲み物のカップとハンバーガーの包み紙一つが乗っている。
あなたは彼の黒縁の眼鏡を目で追った。
(-@∀@)
彼は座席に着くと、トレイをテーブルの奥に押しのけ、空いたスペースにノートパソコンを置いて何かを打ち込み始めた。
あなたと向かいあうように座っているため、その内容を知ることはできない。
黒いボディに印字された銀色のロゴが、机のベージュ色を反射して金色に光る。
あなたの隣の席は、騒々しい二人組が立ち去って以来、誰も座っていない。
店内の騒々しさは変わらないし、人々が話している内容もよくわからない。
あなたは視線を背けた。
女子高生二人組は相変わらず楽しそうに話しこんでいる。
-
ミ∩*゚o゚)∩ ∑(>ー<*トソン
全身を一杯に使って感情を表現している様子を、あなたは手持無沙汰に眺める。
彼女達の注文したハンバーガーは、とりわけ美味しいのかもしれない。
コーヒーには砂糖を入れなかったのか、あるいは、入れすぎたのか。そもそもコーヒーは頼まなかったのかもしれない。
あなたは、先ほどの茶髪の女性に向けたよりも長い時間、彼女達に視線を向けているようだった。
座席同士の距離も違うし、なにより彼女達はまわりの客の顔色を窺うような素振りを見せるでもない。
BGMが切り替わった。二十年も前に流行ったような、ポップ音楽だ。
ミセ*゚皿゚)リσ[゚、゚;トソン
彼女達はやがて、携帯を開き、鞄をごそごそと漁ると、トレイを片付け始めた。
両親に課せられた門限に従い、店を後にし、別れ、それぞれだけの生活に戻るのだろう。
誰にもいずれは門限が来るものだ。こうして学校帰りにハンバーガーを食べ、友達と語り合う日々にも、いつか終わりは来る。
あなたは紙コップに手を伸ばした。コーヒーはもう、残っていない。
-
( >∀<)っ-@-@
あなたが気付かないうちに、それなりの時間が流れていたようだ。
パソコンに向かいあっていた男性は、眼鏡を外し、ハンバーガーに手を伸ばした。
素材の味を前面に押し出したとかいう割にはなかなか美味しくないと、あなたはすでに知っている。
食とはなかなか難しいものだ。誰にも好かれること、誰にも嫌われないこと。誰かに好かれればそれで良いということ。
(*・∀・)
あなたの好かない何かが誰かの好みに合うことなど、日々の常だろう。
ケチをつけようと思えば、何に対してもつける事はできるものだ。
あなたは考えることを止め、男性から目を逸らした。食事の光景をじろじろ見られるのは、彼にとって気分の良いものではないだろう。
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店内の客は、あなたが店に入って来た時よりは確実に少なくなっていた。そういう時間だった。
あなたの席のすぐ近くを、店員が通り過ぎる。
あなたは視線だけを動かして彼を見送った。彼の方は、やはりあなたに視線を向けることもなかった。
あなたの視界に映った、半身を隠した客達の姿はまるで、人形劇の人形のようだった。
楽しい、明るい、悲しい、暗い、様々な演目を演じる芝居人形。言葉で、表情で、全身で自身を表現する、芝居人形。
あるいは、スターシステムのように、別の演目も、別の人生も、彼ら、彼女らには、あり得たのかもしれない。
あるいは、スターシステムのように、あなたが別の演目を、別の人生を送る世界も、あり得るのかもしれない。
外を見ると、雨は既にあがっていた。
しかし、あなたはまだ席を立つことができなかった。
ただの気持ちの問題。そして、それこそが私達にとって最大の問題であり、最大の壁なのだろう。
もしもあなたが、限りない世界の可能性を持つあなたが、私のように、まだ席を立つことのできない一人であったならば、あなたが、そして私自身が、新たな一歩を踏み出す契機となることを願い、この記録を閉じるものとする。
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おわり
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すごい、最後の一行が目から鱗。
二人称小説に見せかけた一人称小説か?
"私"も店内のどこかに座って"あなた"を見ていた人間だったってことだろうか
素晴らしいね
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うまいこと言えないけど面白かった乙
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面白い
乙
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おつおつ!面白かった
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俺はもうちょい座ってるわ
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人間観察したくなる短編だった
乙
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http://vipper.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1443696711
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俺が頼んだシュガーボードがまだこないんだけどぉぉぉぉーーー
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UVといえどコンピューター様には……
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http://vipper.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1443786142
>>669
彼自身がZAPされちゃいましたし
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厨二モノを書き溜めているのですが
スカベンジャーをそれっぽく二字熟語で訳してほしいです
ブーン系住民の厨二力を見せてほしいですよろしくお願いします
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活用(活用 [コスト]/Scavenge [コスト]は、「[コスト], このカードをあなたの墓地から追放する:クリーチャー1体を対象とし、それの上にこのカードのパワーに等しい数の+1/+1カウンターを置く。この能力は、あなたがソーサリーを唱えられるときにのみ起動できる。」を意味する。)
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屠腐
何てどうだろう?読み方は知らん
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這口
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蒐集
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便所
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囓喰
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大喜利始めると次々沸いてきやがる
蘊蓄垂れ流したくて仕方ないのかねぇ
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漁人
漁喰
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大喜利して馬鹿にしてやりゃ次からここでこんな馬鹿なこと聞きにこないだろ、という淡い想いの下日々努力しております
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腐土
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そんなに創作しづらい空気にしたいのかねぇ……黙って見てりゃいいのに
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ブーメラン刺さってるぞ
それに練習スレで大喜利の練習して何が悪い
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またブーメランか
総合民は語彙少ないねぇ
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大喜利を貶す方が空気悪くしているような
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またルーターパチパチか、ちょっと叩いたらすぐこれだ
最近の餓鬼はこれだから
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コンクリに触るべからず
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すまない、s速の餓鬼がまた迷惑かけてて本当にすまない
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VIPに素直シュール立ってるな
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浮気してたら落ちた('A`)
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毎週金曜日に必ず立ってるぞ!(シュ民ステマ)
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ヒート立ててたやつは飽きたのかな
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シュール以外は他板に移ったんじゃなかったっけ
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>>693
人来ないから自重してる。ネタ出来たらまたいずれ立てるかも
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結局ブーン系AAでは誰が人気なんだ?
個人的に疑問なんだが、そういう祭開いてもいいかな。やめといた方いいかな。
自分の好きなAAを小説か絵で投票。どっちも苦手な人はそのAAが好きな理由を投下するっていう感じの。
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>>696
公平性はないがwikiに人気投票があるよ
http://www43.atwiki.jp/boonkei/pages/31.html
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>>697
それは俺も見たんだけど、Wikiの人気投票って他のアニメとかゲームとかであんま
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↑すまん誤送信した。
あんまり信憑性ないというか見てる人少なそうだし、同じAAに何回も投票してる人いると思うんだよね。
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なになにブーン系総選挙祭だって?
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よかったらみんなでルールとか決めてやってみたいんだけどいいかな。
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ID変えながらシューちゃん主役でン十本ン百本書けば良いんですね(錯乱)
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>>701
作品何も関係ないじゃねーか
せめて絡めろよ
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>>703
あーそうだな、作品からまないな。どうしたらいいかな。
投票したいAAメインの小説を書いて投票はミニラノベみたいな感じで大丈夫そうだけど。
イラストなら、投票したいAAが出てるブーン系作品のイラストを書くとか?
普通に投票したい人は投票したいAAが出てる好きな作品も言うとかか?
ちょっと絡み薄いかな。なんかいい案ないかな
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普通にどの作品のこのキャラ、っていう人気投票じゃダメなのか?
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>>705
ダメってことはないけど、せっかく創作でするんだったら〇〇祭みたいな風にしようかなって思ったんだけど、ただ面倒なだけか
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収穫祭と同じ香りがする
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祭りは春夏だけやるくらいでいいです
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正直気分悪いしやめてほしい
AA同士で無理矢理競わせてるみたいで
そんな祭り開かなくてもみんな普通に自分の好きなAAの話や絵書いてるだろ
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気分悪くなるのは正直よくわからんけどよく考えたら3行目まさにその通りだな
期間決めて宣伝してwikiの人気投票あたりが無難に落ち着くんじゃない?
AAに投票するだけならどこかのコイルみたいにアホなことするやつも出ないでしょ
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キャラ萌えの弊害
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あたし新参だけどカップリング祭りは良くてキャラ萌え祭りはダメなんだな
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俺はカップリングも嫌いだから最初から読んでない
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醜い争いを生むだけだと思う
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よくわからないけど最強のAAは母者ってこと?
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なんだったら2015年に投下のあった作品に使われたAA集計してランキング化した方が面白そう
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確かに野暮ったかったね。
すまん、じゃあこの祭の話はなしってことにしてくれ。
みんな意見ありがとう
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↑なんかID変わっちゃってるけど、>>696です
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それよりなんか投下の来てない過去作品age捲ってる奴はなんなんだ?
バカなのか。
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荒らしだろ
触れるな
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まとめ検索でAA検索して作品数確認して自己満足してれば?
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>>715
母者とクックルの2強じゃね?
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名脇役枠もあるし面白そうではあるんじゃない?
>>722
荒巻≒母者>ヒート>クックルくらいの印象なのは主に荒巻五分のせい
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AAで順番つけるみたいで何だかなあ
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え?建てないの?
せっかくロミス一位にしようずwwwwwwwwwってスレ建てようと思ったのに
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毎年似たような事言う奴がいるな
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なんつーか百選の時もそうだったが、自分が直接書く訳じゃない企画はわりと盛り上がるよな最近
企画自体をくさすつもりはないが
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くさすって方言かと思ったら標準語なのな
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くさすの意味が分からない
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有名な温泉だよ
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燻すきってか
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∧朝∧
(∀@ー)つミ でも、そんなの関係ねぇ!
⊂ ⊂彡
_ ( (_) ))_ でも、そんなの関係ねぇ!
/ (_) /|
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| .|
| .アサヒるw. |/
. ∧朝∧
∩@∀@) ハイ! あっさっぴ〜♪
ヽ ⊂ )
__( (_⊃_
/ (_) /|
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| .|
| .アサヒるw. |/
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ちょwワロタ
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>>723
荒巻は未知数って感じだな
じじぃキャラだし隠居してるイメージだわ
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∧朝∧
ξ゚⊿゚)ξつミ ツンとんシャンてんとん!
⊂ ⊂彡
_ ( (_) ))_ ツンとんシャンてんとん!
/ (_) /|
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| .|
| .ツンデるw. |/
. ∧朝∧
∩゚⊿゚)ξ ハイ! ブンツンピー〜♪(伏せ字)
ヽ ⊂ )
__( (_⊃_
/ (_) /|
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| .|
| .ツンデるw. |/
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我が輩を倒せるのは魂のこもった拳のみ!
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ピー音挟むなwww
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今日http://vipper.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1443868801
いちおう毎日立ててるんだけど土曜夜はさすがに厳しいかな
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>>738
v総合はスレ主自信が一番レスする勢いで保守しなきゃ落ちる
それやりさえすれば1000も夢じゃない
俺は700くらいで限界になって落としたけど
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700もいったのはすごいな
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投下 VIPと二十になるけど許してね
閲覧注意です
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lw´‐ _‐ノv 子供の頃からのようです
.,、
(i,)
|_|
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(;'A`)「お、お邪魔します」
lw´‐ _‐ノv「緊張しないでいいよ。すぐにお茶漬けを用意するから」
(;'A`)「追い返す気満々じゃねぇか。自分で呼んでおいて酷い扱い!」
lw´‐ _‐ノv「本題に入っていい?」
(;'A`)「お、おう……その前に、今日はお母さんは?」
lw´‐ _‐ノv「仕事。今日は帰って来ない」
('A`)
(*'A`)「!?」
lw´‐ _‐ノv「君に見てほしいものがあってさ」
-
(*'A`)「え、あ、おう!」
lw´‐ _‐ノv「ドックン、幽霊って信じる?」
(*'A`)「そりゃ勿論……え、幽霊?」
lw´‐ _‐ノv「私、どうやら昔から、見えちゃいけないモノが見える体質だったみたいでね」
物心つくよりも前からだ。
生まれ育ったこの家の隅に汚れたボロ衣を着た女の子が居て、いつも「うー」だとか「あー」だとか唸っていた。
川*゚々゚)
会話らしい会話をしたことはない。
その子は言葉を話せないようだった。
唸っている姿しか、私は見た事がない。
一緒に遊んだことは、母さんが言うには何度もあったそうだが、覚えていない。
(;'A`)「待って、ちょっと待ってシューさん。何の話?」
lw´‐ _‐ノv「何って、幽霊の話だけど」
(;'A`)「いや、そりゃ聞けば分か……って、しかもこの家に出た幽霊の話ぃ!?」
lw´‐ _‐ノv「十何年も前の話なのに……」
-
川 ゚々゚)
きっと恥ずかしがり屋だったんだろうな。
たまに母さんが帰ってくる時にはいつも、押し入れに引っ込んじゃって。
(;'A`)「うわぁ、それ、シューさんにしか見えないってやつじゃ……」
lw´‐ _‐ノv「そうそう。母さんは『見えない』の一点張りでさ」
一度だけ母さんに紹介しようと思ったことがある。
でも、母さんはチキンライスみたいに顔を変えて怒ってた。
母さん、きっと一人娘が自分の目に見えない「誰か」と遊ぶことを、快く思わなかったんだろうな。
lw´‐ _‐ノv「傍目には、幼少期にありがちな妄想の一種かな」
(;'A`)「それは……あー……」
lw´‐ _‐ノv「お前もそう思っているのはまるっとお見通しだ」
ともかく、私にとっては母さんが……うん、あんな人でも世界のほぼ全てだったから、必死だったよ。
-
川;-々-)
結局、私も「見えない」ことにするようになった。
だんだん唸り声で相手の気持ちもわかるようになってきてたけど、頑張って無視しちゃってさ。
オバケ相手だもん。罪悪感なんて無いよ。私だって、まだ五歳かそこらだよ?
lw´‐ _‐ノv「私のせいじゃないもーん」
(;'A`)「おま……いや、俺でもきっとそうすると思うけど……」
lw´‐ _‐ノv「……」
(;-A-)「……そうだな、うん。お前のせいじゃねーよ」
lw´‐ _‐ノv「優しいなー、ドックンは」
(*'A`)「な、ばっ……」
lw´‐ _‐ノv「……だけど、私は無視するだけじゃ気が済まなかったんだよね」
酷いこと、たくさんしたな。
消えて欲しくて、あの子が居る押し入れに味塩撒いたりして。
成仏はしなかった。食卓塩なんて効かないって。
でも、痛かったみたい。うーうー唸ってた。
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