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( ^Д^)ブーン系小説&イラスト練習総合案内所のようです
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( ^Д^) あ、一瞬俺のことタカラだと思った?
( ^Д^)9m 騙されてやんの、プギャーww
初めての方や馴染みのない方は以下のブーン系wiki、テンプレ等をよく読んで
ご理解とご協力をお願いします
・総合スレにおける最低限のルール、マナー
・よくあるQ&A
・荒らしについて
・進行中の企画・創作板の特殊スレ一覧
・AAテンプレ一覧
ブーン系wiki
http://www43.atwiki.jp/boonkei/
☆ ://boonkei.wiki.fc2.com/
↑が見れない、AAがコピー出来ない方の為の予備サイト
☆://boonkei.web.fc2.com/top.html
☆://boonkei.m.web.fc2.com/top.html(携帯用)
兄弟スレ
( ^ω^)ブーン系小説シベリア図書館のようです★52
http://mastiff.2ch.net/test/read.cgi/siberia/1428149845/l50
前スレ
(,,゚Д゚)ブーン系小説&イラスト練習総合案内所のようです
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/13029/1426764595/
( ^ω^)ブーン系小説板のようです(旧避難所、スレ立て上限に達した)
http://jbbs.shitaraba.net/sports/37256/
( ^ω^) ブーン系小説板2のようです
http://jbbs.shitaraba.net/internet/16305/
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……したらばの仕様で、最後に書き込んだレスからの秒数で判定された筈
つまりスレ立て宣言してからだと引っかかりやすい
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>>684
そうだったのか!
なんて面倒くさい
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抗い護るのシリーズ今更読み出してる
面白いね
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ブーン系ハマッたの抗い護るがきっかけだったなぁ。懐かしい
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全盛期だったな
それにひきかえ今は……
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btcmといえば学園都市続き書いてくれないかなぁ…
もうブーン系界隈自体にいなさそうだが
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案外ラノベデビューしてたりな
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商業デビューで思い出したが、変な森のようです書籍化のエイプリルネタは日付見るまで本気で騙されてたわ
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昔ブーン系出身でラノベデビューした人の作品読んだけどあんま面白くなくてショックだった
あの人何してんだろ今
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って調べたらもう新刊出てなかったわ…
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絵題もらえませんか〜
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>>694
過疎化
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>>694
縁側
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>>695
>>696
いただきまーす
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わしにも2つくらい絵題くれ
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メイド
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インラン
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>>699>>700
もらってくぜ
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お題下さい
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飛行機雲
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>>702
幼稚園
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お題くれ
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俺も思わず出しちゃったのは悪かったけど
ブーン系小説&イラストお題募集スレ
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/13029/1424087852/
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専用のスレ出来てたのか
すまんな
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別に強制じゃないんだけどな。
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あえて細かく説明すると、以前お題募集を利用した荒らしが出た対策に建てられたスレ
総合でも全く問題ないけどそのスレの方が無難といえば無難って程度
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切ない系のお題二つくらい下さいな
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アアア下げ忘れと専用スレあったのか…すまん
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別にどっちで募集しようが構わないと思うが
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お題下さい
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流れを切ってζ(゚ー゚*ζ
ttp://boonpict.run.buttobi.net/up/log/boonpic2_1704.jpg
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話題ください
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>>714
( ゚∀゚)o彡ふっきん!ふっきん!
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>>715
鮫
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絵を上げたいのに拡張子エラーになるのはなんでだ……
前までは出来てたのに……
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相変わらず微妙なエロ
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お題でもらったインランメイドちゃんだよ
http://i.imgur.com/E2TZ1QC.png
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>>720
う……うわあああああ!
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大歓迎なんですけど
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ワラキアの夜かな?
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ドクオ、ヘボンシキ
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エロいの書きたいけどリビドーが足んねぇ……こういう時どうしてる?
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絵?話?
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話だよ……
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ベタだけどエロい話読むとリビドーMAXになるよ
リビドーMAXの状態で抜かずに話を書くってのも大変だけど
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エロい話かー……snegな魔法少女でも読んで来るかね……
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今夜は投下がたくさんで嬉しいね
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俺の待ってるあれは最近投下なくて寂しい
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俺が待ってる現行はもう6年は来てない
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それを現行と言い張る辺りに熱意感じる
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そこまで経ってると作品はおろかブーン系そのものすら忘れてるような気がしなくもない
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俺の待ってる現行もだなぁ
一回失踪して帰ってきてまた失踪してだと期待してしまうから諦めきれない
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一度の自演で逃げた作者は失踪にはいりますか
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>>714
随分と上手になったな!
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エロといえばsnegの作者は抜かずに悶々としながら書いてるって言ってたな
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現行でエロいのあるの?
生徒会長のやつくらい?
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あれは下ネタギャグだから抜くに抜けないんだよなぁ
純粋なエロを含んだ現行って今はないような
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ビッチ
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それも下ネタだろいい加減にしろ!
たまに来るエロが足りないが心のオアシス
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ξ゚⊿゚)ξが壁とか走り回るキチガイギャグ作品探してるんですけどどなたかご存知ないでしょうか?
リコーダー盗まれたりするやつだった気がするのですが
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女友達が欲しいようです
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この間わずか五秒である。
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あ、間違えた五分だった。
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>>744
あざす!
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悠久の時を生きる俺にしてみれば5分など5秒と変わらんちぇ
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月に五本でもブーン系の投下があれば幸せです
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なんという省エネ
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読んでる現行が月に5本もくれば俺も幸せ
現実は月に1本あるかないかで悲しい
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ブーン系はオワコン
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でも、投下ゼロの日はあまり無いよな。大抵どれかの現行の続きが投下されてる。
これぐらいの頻度だと、毎日ちょこちょこ読んで全部楽しめるから嬉しい
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ブーン系だけじゃなくAAコンテンツ自体がオワコンなんだよなぁ
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というか2ch自体がオワコン
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世界終わったな
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BOON NO OWARI
だけ書こうと思ったら半角英数字のみは規制なのか知らなんだ
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またブーン系終わったのか
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火の鳥 ブーン系編
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最近この流れ多すぎる気がするんだがもしかしてみんな時間をループしているのか
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代わり映えの無い毎日ばかり送っているからな
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ループしてるから現行は終わらなかったのか
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>>759
いま何巻目だろうなあ
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ブーン系終わってるからそれぐらいしか話題無いのよ
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無限ループって怖くね?
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ここは深夜の総合…
終末をループするもの達の憩いの場…
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( ^ω^) 「泥水おいしいお!!」
ブーンは泥水を飲んでにっこりと笑った。彼は泥水が大好きなのだ。
特に砂泥の粒子が粗いのが好きだ。喉越しがジャリジャリしているのが好きなのだ。
口の中にジャリジャリが残るのが好きなのだ。歯磨きしてもなおジャリジャリしているのが好きなのだ。
( ^ω^) 「んん〜、たまらんなぁ」
( ^ω^)は泥水を飲むようです
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('A`) 「ブーンお前wwwwマジキチwwww」
友達は彼をたいへんに面白がった。
小学生は、特に男子に言えるが、仔猿と同じだ。好奇心旺盛で、変な事をする奴が大好きだ。
「どんな泥水も好きである」。豪語してみせたブーンに、みんな次々とペットボトル入りの泥水をよこした。
ブーンは飲み干した。理科室に忍び込み、アルコールランプで煮沸して飲み干した。
「煮沸は反則ではないか」。これに対し、泥水に含まれる細菌やバクテリアと、それを摂取する危険性について、ブーンは放課後に2コマの講義を行った。
その後も生産者たちと議論を重ね、1週間後、内藤用泥水における安全管理のガイドラインを作成。すみやかに全校生徒に配布した。
このような大規模な活動により、噂はすぐに職員室に届く。
(´・_ゝ・`) 「内藤、お前泥水飲んでるの? それは止めた方がいいよ」
( ^ω^) 「そんなわけないじゃん先生馬鹿じゃないの」
(´・_ゝ・`) 「だよね」
ブーンは、泥水をグビグビいくことが、あまりにも異常な行動であると理解していた。
そしてこのような荒唐無稽に過ぎる噂話に、先生たちがまともに取り合わないであろうことも予測していたのだ。
このようにして、彼は泥水を飲み続けた。
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しかし、小学校3年生の春。ブーンに転機が訪れる。
ξ゚⊿゚)ξ 「別野小学校から来ました、ツンです。べ、別にあんたたちのために転校してきたんじゃないんだからね」
( ^ω^) 「可憐だ……花だ……」
一目惚れだった。
その日、ブーンは突然泥水を卒業する。小学生にとっては学校が世界の全てであるのだから、その日全世界が悲しみに包まれたと言って過言ではない。
名前がちんこに若干似ているため、ツンはオスの猿どもにこれでもかといじめられた(性的な意味ではない)。
自分好みの気の強そうな女子が、からかわれて涙目になっている。ブーンは劣情と泥水を必死に抑え続けた。
ξ゚⊿゚)ξ 「ついに卒業ね。ところでブーンって泥水飲んでたって本当?」
( ^ω^) 「は? 飲まねーしブス。つーか死ねブス」
こうして彼の小学生生活は幕を閉じる。
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これからはツンにもう少し素直になろう。
小さな決意を胸に秘め、中学校に入学早々、彼は絶望のどん底に叩き落される。
ξ゚⊿゚)ξ 「テニス部の先輩に告られちゃったわ」
(’e’) 「テニス部の先輩だ。イケメンだ。その上実家がとてもお金持ちで、うちの墓はすごくでかい」
( ゚ω゚) 「アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」
ブーンは何も言えなかった。
煌々と灼熱する陽光の、たった一筋さえも届かない、黒々とした水底へ。身動きがとれないまま、ゆっくりと、ゆっくりと沈んでいくような。そんな世界の終わりを感じていた。
自宅のベッドに仰向けに倒れ、目を瞑ったまま手を伸ばす。枕元のサイドテーブル。引き出しを開き、薄く被った埃を払う。
振って、飲んだ。口の端から一条、淀んだ筋が伝い、白いシーツに染みを作る。
じゃり。じゃり、じゃり、じゃり。じゃり、じゃり、じゃり、じゃり。じゃり。
( ^ω^) 「泥水おいしいお……」
おいしかったが、ブーンは笑わなかった。
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それからブーンはまた泥水を飲むようになった。以前のように見せびらかすことは無く、家の中で。
( ・∀・) 「お前昔泥水飲んでたよな」
( ^ω^) 「それもう言わんといて」
友達も彼自身も未だアホの猿ではあったが、少しずつ常識を身に付けて、そこに近づいたり、あるいは遠ざかったりに必死だった。
_
( ゚∀゚) 「ぼくはおおきなおっぱいがとってもすきだなあ」
('A`) 「『エロ画像 無料 人妻 触手 二穴 ボテ腹 アヘ顔』」
泥水が好きなんていうのは、異端なのだ。
異端者は声を上げてはならない。バレたらいつ迫害されるか分からない。
( ^ω^) ゴクッ、ゴクッ、ゴクッ
ブーンは園芸を趣味にするようになった。ごく自然に、良質な泥水が手に入るからだ。
窓辺にプチトマトの苗がひょろひょろと伸びる部屋の中で、ブーンはこっそりと泥水を呑んだ。
この頃から、泥水を飲むのが好きではなくなった。以前ほどおいしくない。身体の調子はよくない。ケツの穴が痛い。
( ^ω^) ジャリッ、ジャリッ、ジャリッ
それでもブーンはやめなかった。
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なんだこれは……支援
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ξ#゚⊿゚)ξ 「既読無視が罪だとお前は言う! そのような法はどこにあるのだ、誰が裁くのだ!!」
o川#゚ー゚)o 「たわけ、法などいらぬ! 在るのは裁きのみ!それを下すのは我々であり君ではないのだ、それが全てだ! 死ねい!」スマホポチー
ξ;゚⊿゚)ξ 「グワアアアア、馬鹿な、こ、この私が、馬鹿なアアアアアアアア!!」
半年後の卒業を待たず、遂に女子の派閥が真っ二つに分かれる。
背中の仲間たちが融通無碍に旗色を変える中、ツンはただ1人の革命家として最後まで戦い、そして鮮やかに玉砕した。
( ^ω^) 「一緒に帰る?」
ξ゚⊿゚)ξ 「そうする」
この頃から、ブーンとツンはまた話すようになった。
一挙手一投足が攻撃の理由となるツンは、やはりこの件でモメにモメる。
( ^ω^) 「大丈夫?」
ξ゚⊿゚)ξ 「別に」
その日ブーンは、ツンを自分の部屋に呼んだ。
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ブーンは押入れの中から、泥水の入ったペットボトルを2本取り出し、片方を差し出した。
ξ゚⊿゚)ξ 「あれ、本当だったんだ」
( ^ω^) 「まぁ……そういうことだお」
目の前で飲み干してみせた。前歯の裏の砂を下で弄びながら、やってみるかと言う。
ξ゚⊿゚)ξ 「……」
ツンはしばらく考えてから
ξ゚⊿゚)ξ 「私はいいわ」
そう言ってブーンにペットボトルを突き返した。
そうかと頷き、初心者向けにと思って調整した薄い泥水を、プチトマトにじゃばじゃばと注いだ。
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ツンはベッドに座り込み、「それ、もう枯れるだけじゃないの」と言った。
( ^ω^) 「ん、あぁ……ちゃんとしてやれば、冬も越えるらしいお」
ξ゚⊿゚)ξ 「へぇ。ちゃんとしてるの?」
( ^ω^) 「してない。よくわからん」
ξ゚⊿゚)ξ 「じゃあ駄目じゃん」
そう言ってくすりと笑った。
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ξ゚⊿゚)ξ 「プチトマトって、あんまり水あげちゃ駄目なんだよ、確か」
( ^ω^) 「そうなの?」
ξ゚⊿゚)ξ 「今度、調べてきてあげる。ちゃんとしたやり方。そうしたら、冬も越せるよ」
ブーンは驚いて彼女を見る。
泥水の最後の一滴が行き場を間違えて、ひたひたになった水受け皿の横にぽたりと落ちた。
( ^ω^) 「いいの?」
ξ゚⊿゚)ξ 「いいよ。まかせといて」
彼女は左手を軽く握り、胸にぽんと当ててみせた。
( ^ω^) 「じゃあ……お願いするお」
ブーンは泣きそうになりながら、なんとか搾り出した。
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ξ゚⊿゚)ξ 「なんなら今すぐ、そこのパソコンで調べてもいいけど?」
( ^ω^) 「駄目だ。動くな。僕のパソコンに近寄るな」
それからも二人は、なんだかんだ末永く仲良くやったらしい。
ところでブーンの泥水は、ほとんど習慣みたいになっていて、治る気配が無かった。
( ^ω^) 「不味い、でも飲んじゃう」ゴクンゴクン
( ^ω^) 「そんな自分が嫌いじゃない。俺はずっとこうだ、俺はこういう人間だ」キリッ
もちろん表には出さないものの、すっかり開き直ってしまったブーン。
この期に及んでは矯正不可能かと思われたが、この件に関してはツンは割合あっさりした態度を取った。
ξ゚⊿゚)ξ 「腹壊すわよ」
そしてある日、彼はノロウイルスにこっぴどく痛めつけられることになる。
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( ;ω;) 「痛い、死ぬ、死なせてっ、もう、ごろ゛じて゛え゛え゛えええええええええええええっ!!!!」
泥水が原因だったかは分からない。しかしそれ以来、彼は腹に悪そうなものをいっとう怖がるようになった。
( ^ω^) 「間一髪だった。本当に生きててよかったよ。二度と泥水は飲まないって、ママに約束する」
一方で、高校、大学、就職と進んでも、ツンはギラつくナイフのような気性を備えたままだった。
しかしそんな彼女もやがて人の親となり、「母親同士の関係が子供の教育に影響を」なんて話を聞いて、遂にその刃を収める。
ξ゚⊿゚)ξ 「とりあえず顔文字とか付けときゃいいんだろ? 私にだって出来るさ」スマホポチー
o川*゚ー゚)o 「ツンが顔文字wwwwwあいつアカウント乗っ取られてやがるwwwwwwwざまあwwwwwww」
ξ;゚⊿゚)ξ 「酷い!殺すぞ。ブーン聞いてよ、キューの奴がさぁ!」
( ^ω^) 「それよりツン、お前今携帯ちゃんと持ってる? ツンのアドレスから変なメール来たお」
ξ#゚⊿゚)ξ=○)ω)゚ ゚
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終わりです。
深夜の空気を吸うだけで僕はマジキチになれると思っていたのかなぁ
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乙乙乙すごい好きだこれ
良く書いてくれたな……面白かった
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なんかすげえ懐かしい面白さだった
総合短編はこういうのがあるから見逃せん
乙
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乙
一気に読んでしまった、面白かったよ
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面白い
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