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(#゚;;-゚)陽海村のようです
388
:
名も無きAAのようです
:2015/06/13(土) 15:51:24 ID:iPC70eaE0
(*゚ー゚)「雲ひとつない晴れ空じゃない。全く嘘ついてまで外いきたくないの?」
(;#゚;;-゚)「え?ち、ちがうよ?ほ、ほんとに」
(*゚ー゚)「あーはいはい。分かったわ。ほら、外は晴れてるんだが外いってらっしゃい」
(#゚;;-゚)「むー......はーい」トトト
( ΦωΦ)「あっ、我輩もいくである!去らばだうんがい鏡」
( ゚Д゚)「む、ああ。では」
( ΦωΦ)「人間待つである!」トトト
389
:
名も無きAAのようです
:2015/06/13(土) 15:52:19 ID:iPC70eaE0
(#゚;;-゚)「ほらすねこすり、はやくいこ」
( ΦωΦ)「む、すまないである!もう行けるであるよ!」
(#゚;;-゚)「よーしじゃあきょうもいっぱいあそぼー」
( ΦωΦ)「うむ!そうであるな!」
(#゚;;-゚)「じゃ、しゅっぱつしんこー」
( ΦωΦ)「おー!」
ガラガラ
390
:
名も無きAAのようです
:2015/06/13(土) 15:53:01 ID:iPC70eaE0
ザーザー
(#゚;;-゚)
( ΦωΦ)
(;#゚;;-゚)「あれ......」
(; ΦωΦ)「降ってる......」
(;#゚;;-゚)「......」
(; ΦωΦ)「......」
(;#゚;;-゚)「......もどろっか」
(; ΦωΦ)「......うむ」
391
:
名も無きAAのようです
:2015/06/13(土) 15:54:11 ID:iPC70eaE0
( ゚Д゚)「......ん?どうした、貴様ら」
(#゚;;-゚)「なんかねーまたあめふってきちゃって」
( ゚Д゚)「雨?」
( ΦωΦ)「それもザーザーであるよ。変な天気である」
( ゚Д゚)「......おい、窓を見ろ」
(#゚;;-゚)「え?」
( ΦωΦ)「む?」
( ゚Д゚)「......私が見る限り、快晴のようだが」
(;#゚;;-゚)「あれ?」
(; ΦωΦ)「むむ?」
392
:
名も無きAAのようです
:2015/06/13(土) 15:55:13 ID:iPC70eaE0
( ゚Д゚)「......流石におかしいな。座敷わらし!」
( ゚Д゚)
( ゚Д゚)qA`)「......ん」ヒョコッ
(; ΦωΦ)「うおっ!いつからそこに!?」
(;'A`)「え、えーとそ、そそそそのこがお、おおおおかかかかさんに、お、おおこされてたと、ときく、くらいから......」
(; ΦωΦ)「おぉう......」
( ゚Д゚)「それはどうでもいい。それより座敷わらし。この家、今我らのほかに何か妖怪はいるか?」
('A`)「え?う、うーん......ちょ、ちょちょちょっとま、まって......ささ、探してみる......」
393
:
名も無きAAのようです
:2015/06/13(土) 15:56:16 ID:iPC70eaE0
( ΦωΦ)「なるほど、座敷わらしなら家の中のことならなんでも分かるであるからな」
('A`)「......あっ」
( ゚Д゚)「む、いたか!?どこだ?」
('A`)「と、ととととといれに......な、なんかいる......」
(; ΦωΦ)「そいつか!?それはどんな妖怪だ!?」
('A`)「え、えーと......せ、せせせせせせいかくには、と、といれの、そ、そそそそそとにいて」
( ΦωΦ)「ふむふむ」
('A`)「......あ、と、ととととといれのま、まままままどの、そ、そばに、い、いいいる......」
( ΦωΦ)「......ん?」
394
:
名も無きAAのようです
:2015/06/13(土) 15:56:58 ID:iPC70eaE0
('A`)「そ、そそそれで、な、なんか、は、ハァハァしてる」
( ゚Д゚)「不審だな。たぶんそいつがはん」
( ΦωΦ)「ごめん多分違うわそれ」
( ゚Д゚)「む?」
( ΦωΦ)「いやむしろ今回の件よりそいつの方が問題かも......」
( ゚Д゚)「......よくわからんが違うのだな。座敷わらし。他には?」
('A`)「え......うーん......」
( ゚Д゚)「......見つからないのか?」
(;'A`)「ご、ごごごごごごごごごめ、ん......い、いいいいいえにつ、つつついてるやつは、し、しらべた、け、ど」
395
:
名も無きAAのようです
:2015/06/13(土) 15:57:49 ID:iPC70eaE0
( ゚Д゚)「ふーむ......となると、外からの力......まさか呪いの類い?」
(;'A`)「ひっ!の、のののののろい!?こ、ここここここここわいいいいいいいいい!」
(; ΦωΦ)「......妖怪が何慌ててるであるか」
(;#゚;;-゚)「むー......よくわかんないよー」
(;'A`)「あっ、ごごごごごごめ...............?」
( ゚Д゚)「......座敷わらし?」
(;'A`)「......っそ、そそそそそそそこ!い、いいい、いたっ!み、みつけた!」
( ゚Д゚)「なに!?場所は!?」
396
:
名も無きAAのようです
:2015/06/13(土) 15:58:36 ID:iPC70eaE0
(;'A`)σ「......」スッ
( ΦωΦ)「む?」
( ゚Д゚)「ん?」
(#゚;;-゚)「お?」
(;'A`)σ (゚-;;゚#)
(;#゚;;-゚)「......わたし?」
397
:
名も無きAAのようです
:2015/06/13(土) 15:59:22 ID:iPC70eaE0
(; ΦωΦ)「ちょ、座敷わらし何を言ってるである!?人間は人間で」
(;'A`)「......す、すすすすすすすねこすり。ににににお、に、匂いを、か、か嗅いでみて」
(; ΦωΦ)「え?我輩そんな匂いフェチじゃ」
(;'A`)「お、おね、が、い。た、多分、わわわわわわ、わか、わかる、から......」
(; ΦωΦ)「むー......」スンスン
(; ΦωΦ)
( ΦωΦ)
( ΦωΦ)「......妖気?」
398
:
名も無きAAのようです
:2015/06/13(土) 16:00:06 ID:iPC70eaE0
( ゚Д゚)「......なるほど、そういうことか。言葉が足りんぞ座敷わらし」
(;'A`)「ご......めん」
(#゚;;-゚)「えーと??」
( ゚Д゚)「つまりだな小娘、お前憑かれてるようだな」
(;#゚;;-゚)「??」
( ゚Д゚)「恐らく......憑かれれば行く先で雨と言う不運に必ず出会うこととなる妖怪、雨女だ」
399
:
名も無きAAのようです
:2015/06/13(土) 16:01:24 ID:iPC70eaE0
(; ΦωΦ)「あー......ほんとだ。これ憑かれてるであるな」スンスン
(;'A`)「い、いいいいいえにと、とりついてなかったから、ま、まままままったく、き、気づかなかった......」
(;#゚;;-゚)「ね、ねぇ!」
( ゚Д゚)「む?」
(;#゚;;-゚)「わたし、なんかよーかいさんにとりつかれてるの?」
( ゚Д゚)「ああそうだ......にしても雨女か」
( ΦωΦ)「どうするである?」
( ゚Д゚)「雨女が憑いてると分かったところでどうすればいいものか......」
400
:
名も無きAAのようです
:2015/06/13(土) 16:02:14 ID:iPC70eaE0
(;'A`)「は、はははははははれお、おおおおとこといっ、いっしょになれば......」
( ΦωΦ)「あー」
( ゚Д゚)「確かに中和されるが......」
( ΦωΦ)「いるかなぁ......」
( ゚Д゚)「うむ......」
(;'A`)「......」
(;#゚;;-゚)(......よくわかんない)
401
:
名も無きAAのようです
:2015/06/13(土) 16:02:58 ID:iPC70eaE0
(;#゚;;-゚)「ね、ねぇ!それでわたしは」
(*゚ー゚)「あ、でぃ!なんか聞こえると思ったら!」
(;#゚;;-゚)「あっ」
(*゚ー゚)「なに?そんなに外いきたくないの?なにかあったの?」
(;#゚;;-゚)「そーゆーわけじゃないんだけど......」
(*゚ー゚)「なら外に出て遊んできなさい。ほら、家でごろごろしてるより何倍もいいわよ」
(;#゚;;-゚)「......むー」
(; ΦωΦ)「......どうしよう」
( ゚Д゚)「我々では解決できん。まぁ、そのうち雨女の方から離れるだろう」
(; ΦωΦ)「えぇ......」
(;'A`)「ご、ごごごごめん、ね?」
(; ΦωΦ)「まぁ、仕方あるまい......」
402
:
名も無きAAのようです
:2015/06/13(土) 16:03:56 ID:iPC70eaE0
(*゚ー゚)「ほら、今度はちゃんと行くのよ」
(;#゚;;-゚)「......うん」
(; ΦωΦ)「......じゃ」
( ゚Д゚)「ああ」
(;'A`)「......」
(; ΦωΦ)
(;#゚;;-゚)
(;#゚;;-゚)「......ふってませんよーに」
ガラガラ
403
:
名も無きAAのようです
:2015/06/13(土) 16:04:41 ID:iPC70eaE0
ザーザー
(;#゚;;-゚)「......むぅ」
(; ΦωΦ)「うむむ......」
(;#゚;;-゚)「どしよ」
(; ΦωΦ)「出掛けないとまたあの人間に怒られるであるよ?」
(;#゚;;-゚)「うーん......しかたないね」
(; ΦωΦ)「うむむ......我輩濡れるのは好きではないのだが......」
(#゚;;-゚)「ほら。かさはいって」
( ΦωΦ)「む。まぁ、ないよりはマシか。失礼するである」
(#゚;;-゚)「んー......じゃ、おさんぽしよっか」
( ΦωΦ)「うむ」
404
:
名も無きAAのようです
:2015/06/13(土) 16:05:22 ID:iPC70eaE0
ザーザー
(#゚;;-゚)「そーいえば」
( ΦωΦ)「む?」
(#゚;;-゚)「あめのなか、すねこすりとそとでるのはじめて」
( ΦωΦ)「ああ、そうであるな。まぁ最近雨が少ないしそれに我輩、雨は嫌いである」
(#゚;;-゚)「ぬれるから?」
( ΦωΦ)「うむ」
405
:
名も無きAAのようです
:2015/06/13(土) 16:06:15 ID:iPC70eaE0
ザーザー
(#゚;;-゚)「......やまないね」
( ΦωΦ)「であるなぁ」
(#゚;;-゚)
( ΦωΦ)
(#゚;;-゚)「......」
( ΦωΦ)「たまには」
(#゚;;-゚)「ん?」
( ΦωΦ)「たまにはこういう静かなのもいいであるな」
(#^;;-^)「......そだね」
406
:
名も無きAAのようです
:2015/06/13(土) 16:07:04 ID:iPC70eaE0
ザーザー
ザーザー
サー......
( ΦωΦ)「ん?」
(#゚;;-゚)「どしたの?」
( ΦωΦ)「雨、弱くなってきてるである」
(#゚;;-゚)「あ、ほんとだ」
( ΦωΦ)「むむ?雨女の力が弱くなってるのであるか?」
(#゚;;-゚)「?」
407
:
名も無きAAのようです
:2015/06/13(土) 16:09:37 ID:iPC70eaE0
ポツポツ......ポツ......
( ΦωΦ)「あ」
(#゚;;-゚)「やんだー」
( ΦωΦ)「はて?一体何が......」
(,,゚Д゚)「んー?やっぱりでぃか!おーい」
(#゚;;-゚)「あ、おとーさん」
(,,゚Д゚)「あれ?傘?雨降ってたのか?」
(#゚;;-゚)「え?あー......うん」
(,,゚Д゚)「へぇ......通り雨かな?全然降りそうじゃなかったんだけど......お、結構降ってたみたいだな。ぬかるみがすごいや」
408
:
名も無きAAのようです
:2015/06/13(土) 16:10:26 ID:iPC70eaE0
(#`;;-´)「......ヘクチッ」
(,,゚Д゚)「ん、おいおい、ずいぶん濡れてるじゃないか。ほら、これで体拭いて」
(#゚;;-゚)「んー......」
(,,゚Д゚)「まあ少しはマシになったかな?まだ寒いか?」
(#゚;;-゚)「んーん、へーき」
(,,゚Д゚)「ん、それはよかった。じゃあ俺は帰るから、遊んできなさい。暑いから平気だと思うけど風邪には気を付けるんだぞ」
(#゚;;-゚)「はーい」トテテ
(,,゚Д゚)「フフ元気だなぁ」
(,,゚Д゚)
(,,゚Д゚)「雨かぁ......そういや久しく出会ってないなぁ」
409
:
名も無きAAのようです
:2015/06/13(土) 16:11:26 ID:iPC70eaE0
(#゚;;-゚)「あめやんだねー」
( ΦωΦ)「うむ、あの人間、かなりの晴れ男のようだ。そのお陰か人間から雨女の妖気が感じられん」
(#゚;;-゚)「じゃーもうへいき?」
( ΦωΦ)「うむ!へいきである!」
(#゚;;-゚)「じゃ、あそぼっか!」
( ΦωΦ)「である!静かなのもいいけどやっぱり騒がしい方が好きである!」
410
:
名も無きAAのようです
:2015/06/13(土) 16:12:08 ID:iPC70eaE0
ポツッ......
( ΦωΦ)「む?」
ボツボツボツ......
(; ΦωΦ)「......あれ?」
ザーッ!
(;#゚;;-゚)「わっ!」
(; ΦωΦ)「ぬおお!?」
(;#゚;;-゚)「すっごいあめだー!」
(; ΦωΦ)「ま、前が見えないのである!」
(;#゚;;-゚)「すねこすりのうそつきー!!」トテテテ
(; ΦωΦ)「い、いやこんな......あっ待って人間!せめて傘にいれてー!!」
411
:
名も無きAAのようです
:2015/06/13(土) 16:12:50 ID:iPC70eaE0
......
......
......
( ΦωΦ)「......ということがあったのである」
(;#゚;;-゚)「たいへんだったんだよ」
( ゚Д゚)「ほー......しかし小娘からは雨女は出ていったのであろう?」
(; ΦωΦ)「うーむ、そのはずなんだが」
(;'A`)「え、ええーと......」
( ゚Д゚)「ん?どうかしたのか?」
(;'A`)「つ、つつつつつかれてる、み、みたい」
( ゚Д゚)「む?ああ、小娘から祓いきれてなかったのか」
412
:
名も無きAAのようです
:2015/06/13(土) 16:13:46 ID:iPC70eaE0
(;'A`)「そ、そそそそそそそーじゃなくて。その......」
( ΦωΦ)「む?」
('A`)「す、すねこすりに、つ、ついてる......みたい」
( ΦωΦ)「え」
( ゚Д゚)「......ああ、単に憑く相手を変えただけか。にしても妖怪の癖に妖怪に憑かれるとはな」
( ΦωΦ)
(#゚;;-゚)「??どゆこと?」
( ゚Д゚)「つまりは今のすねこすりと共に外に出ようとすると雨が降ると言うわけだ」
( ΦωΦ)
413
:
名も無きAAのようです
:2015/06/13(土) 16:14:36 ID:iPC70eaE0
(;#゚;;-゚)「え、そなの?」
( ΦωΦ)
( ゚Д゚)「まぁどうやらこの家の男は晴れ男のようだし共に過ごしていればそのうち離れるであろう」
(#゚;;-゚)「そっかーじゃーしばらくすねこすりとはあそべないの?」
( ゚Д゚)「ま、そうだな」
(#゚;;-゚)「むーそっかー」
( ΦωΦ)
414
:
名も無きAAのようです
:2015/06/13(土) 16:15:22 ID:iPC70eaE0
(;'A`)「な、なななななななら、ぼぼ、ぼくと、あ、あそぼ?」
(*#゚;;-゚)「ん、そだね。じゃあそしよっか!」
(*'A`)
( ゚Д゚)「ふむでは、今日はここら辺にしよう。もう遅い。小娘は早く寝なさい」
(#゚;;-゚)「はーい」トトト
( ゚Д゚)「ふふ......では我々も解散するか」
415
:
名も無きAAのようです
:2015/06/13(土) 16:16:56 ID:iPC70eaE0
('A`)「そ、そそそそそそだね、お、おやすみ」
( ゚Д゚)「ああ、おやすみ」
( ΦωΦ)
( ゚Д゚)「すねこすり、お前も早く寝るといい。小娘のことなら私たちに任せてくれればいいからな」
( ΦωΦ)
( ΦωΦ)
( ΦωΦ)
( ΦωΦ)
( ;ω;)「やじゃー!絶対我輩も遊ぶもん!遊んでやるもん!晴れ男ぉ!どこであるかぁ!」ドドド
416
:
名も無きAAのようです
:2015/06/13(土) 16:17:54 ID:iPC70eaE0
......
......
......
(#´;;-`)スースー
<うわぁあああああああああん!
(#´;;-`)
<ヒッグ、う、うぇええええん......
(#´;;-`)
(;#゚;;-゚)(......)パチッ
(;#゚;;-゚)「......すねこすり、まだおきてるの?」
( ;ω;)ヒックヒック
(;#゚;;-゚)「......」
417
:
名も無きAAのようです
:2015/06/13(土) 16:18:38 ID:iPC70eaE0
( ;ω;)グスッ
(#゚;;-゚)「......あした」
( ;ω;)「え?」
(#゚;;-゚)「いえのなかであそぼっか」
( ;ω;)
( ;ω;)
( ΦωΦ)
(* ΦωΦ)
(* ΦωΦ)「......うむ」
418
:
名も無きAAのようです
:2015/06/13(土) 16:19:19 ID:iPC70eaE0
(#゚;;-゚)「ん、じゃ、あしたにそなえてはやくねよ?」
(* ΦωΦ)「うむ!」
(#゚;;-゚)「じゃ、おやすみ」
(* ΦωΦ)「おやすみである......人間」
(#´;;-`)「んー?」モゾモゾ
(* ΦωΦ)「ありがとうである」
(#´;;-`)
(*#´;;-`)「んー」
(#゚;;-゚)陽海村のようです
はちがつじゅうににち
「雨女」
お仕舞い
419
:
名も無きAAのようです
:2015/06/13(土) 16:20:02 ID:iPC70eaE0
○よーかいにっき
8月12日 あめ?はれ? おばーちゃんのいえ
あめおんな
あめをふらせるよーかいさん
あめはおそとであそべないからいやだけど
すねこすりとさんぽはたのしかったな
ちょっぴりあめがすきになったかも
420
:
名も無きAAのようです
:2015/06/13(土) 16:25:12 ID:iPC70eaE0
※今更な注意事項
この作品は話を作るために妖怪に対する多数の自己解釈や設定付加を行っています
そのためこんな妖怪じゃねーよとかこんな妖怪いねーよなんてことを感じることがあるかもしれません
多分そんなあなたは妖怪博士です
おめでとう
421
:
名も無きAAのようです
:2015/06/13(土) 21:10:42 ID:.5/Rc9Ow0
乙
ずっと楽しみにしてた
422
:
名も無きAAのようです
:2015/06/13(土) 21:13:19 ID:pg2JE/KQ0
妖怪は詳しくないからそんなもんなんだなーぐらいに読んでるよでぃちゃんかわいい
423
:
名も無きAAのようです
:2015/06/15(月) 09:32:42 ID:/XSrujPA0
妖怪なんて正しいものなんてないよ
正解があるのは作品のキャラクターの設定だけ
そもそも口伝で語り継がれてたものなんだから地域や人によって誤差がでるのは当たり前なんだから
424
:
名も無きAAのようです
:2015/06/15(月) 09:35:25 ID:/XSrujPA0
ちなみに妖怪博士って言われるくらい詳しい人間の大半が
ただのゲゲゲの鬼太郎博士ってだけだったりする
425
:
名も無きAAのようです
:2015/06/17(水) 23:53:54 ID:aRn2gWF60
水木しげる御大は妖怪のこと好きすぎてもう本人が妖怪みたいだしな
426
:
名も無きAAのようです
:2015/06/27(土) 00:57:30 ID:a/Zc4eeU0
いーえ魔夜峰央です
乙!
427
:
名も無きAAのようです
:2015/07/04(土) 01:37:50 ID:M/t.VmWg0
続きを三つほど書いて二つをボツにしたりしてましたが僕は元気です
428
:
名も無きAAのようです
:2015/07/04(土) 01:38:37 ID:M/t.VmWg0
(#゚;;-゚)「きょうはなにしよっかー」
( ΦωΦ)「人間、本当にいいんであるか?」
(#゚;;-゚)「なにが?」
( ΦωΦ)「今日は家の中で遊ぶってことである」
(#゚;;-゚)「うん、もちろん!」
(* ΦωΦ)「人間......」
429
:
名も無きAAのようです
:2015/07/04(土) 01:39:22 ID:M/t.VmWg0
(#゚;;-゚)「でも、なにしよっかー」
( ΦωΦ)「ふむぅ......」
(#゚;;-゚)「おかーさんたちはおさんぽみたいだからいろいろできるけど......うーん」
( ΦωΦ)「......今日は家の探検でもするであるか?」
(#゚;;-゚)「......ん、そだね!」
( ΦωΦ)「よーし、じゃあ行くである!」
(#゚;;-゚)「おーっ!」
430
:
名も無きAAのようです
:2015/07/04(土) 01:40:12 ID:M/t.VmWg0
......
......
......
( ΦωΦ)「というわけで納戸に来たわけであるが」
(#゚;;-゚)「きたないね」
( ΦωΦ)「うむ......随分物を動かしてないようであるな」
(#゚;;-゚)「なにかあるのかなぁ」
( ΦωΦ)「んー、まあとりあえず探してみるであるよ」
(#゚;;-゚)「おー!」
( ΦωΦ)「むー」ゴソゴソ
(#゚;;-゚)「んー」ゴソゴソ
431
:
名も無きAAのようです
:2015/07/04(土) 01:41:06 ID:M/t.VmWg0
( ΦωΦ)「お」
(#゚;;-゚)「ん?」
( ΦωΦ)「見るである人間、人形であるよ」
(#゚;;-゚)「おー?......かわいくない」
( ΦωΦ)「むぅ、日本人形は嫌いであるか」
(#゚;;-゚)「だってなんかこわいし......」
( ΦωΦ)「......目の前に妖怪がいるのに......なんか複雑」ボソッ
(#゚;;-゚)「ん?なにかいった」
( ΦωΦ)「いやなんでも。もう少し違うものは......お」
432
:
名も無きAAのようです
:2015/07/04(土) 01:41:47 ID:M/t.VmWg0
(#゚;;-゚)「んー?あっ、びーだま」
( ΦωΦ)「うむ......綺麗であるなぁ」
(#゚;;-゚)「むーいいなー。すねこすり」
( ΦωΦ)「ふふふ、人間も探せば何かあるであるよ」
(#゚;;-゚)「むー......みてろよー!もっとおくみてくる!」
( ΦωΦ)「あ、人間!荷物多くて危ないから気を付けるのであるよー」
(#゚;;-゚)「はーい」
433
:
名も無きAAのようです
:2015/07/04(土) 01:42:30 ID:M/t.VmWg0
(#゚;;-゚)「......」ゴソゴソ
(#゚;;-゚)
(#゚;;-゚)「むー......何もないなぁ」
(#゚;;-゚)グニッ
(#゚;;-゚)「おっ?なんか踏んだ......お?」
(#゚;;-゚)「これ......なんだろ?じゅーたん?」
434
:
名も無きAAのようです
:2015/07/04(土) 01:43:34 ID:M/t.VmWg0
( ΦωΦ)「む?人間?何かあったであるか?」
(#゚;;-゚)「なんかへんなのみつけたー」
( ΦωΦ)「ぬ?何であるかこれ?」
(#゚;;-゚)「なにかわかる?」
( ΦωΦ)「ふぅむ。妙な感触であるが......絨毯か?床に広がっているし......」フミフミ
「......残念」
( ΦωΦ)「ん?」
435
:
名も無きAAのようです
:2015/07/04(土) 01:44:22 ID:M/t.VmWg0
ヽ( ´∀`)ノ それは私のおいなりさんだ。
へノ /
ω ノ
>
( ΦωΦ)
(#゚;;-゚)
(; ΦωΦ)(;#゚;;-゚)「「へんたいだぁああああはあああああ!」」
436
:
名も無きAAのようです
:2015/07/04(土) 01:45:02 ID:M/t.VmWg0
(* ´∀`)「あ、やだ......変態だなんて......もっと」
(; ΦωΦ)「なんだこいつ!?なんだこいつ!?めっちゃあそこがすごいことになってる!めっちゃ床一杯に広がってる!」
( ´∀`)「あ、それからおじょーさん」
(;#゚;;-゚)「え?わ、わたし?」
( ´∀`)「うん、お願いがあるんだけど」
(;#゚;;-゚)「えー?うん......なに?」
437
:
名も無きAAのようです
:2015/07/04(土) 01:45:50 ID:M/t.VmWg0
(* ´∀`)「......もっと踏んで」
(;#゚;;-゚)「え」
(* ´∀`)「もっと!強く!フミフミと!その足で!」
(* ´Д`)「踏んでくださーい!」
(#゚;;-゚)
( ΦωΦ)
(#゚;;-゚)「すねこすり」
( ΦωΦ)「うむ」
(;#゚;;-゚)(; ΦωΦ)「「さよならっ!」」ドドド
438
:
名も無きAAのようです
:2015/07/04(土) 01:47:09 ID:M/t.VmWg0
( ´∀`)「......ありゃま逃げちゃった」
( ´∀`)
( ´∀`)
(* ´∀`)「......まあ、追うんだけどね」
(* ´∀`)「むふ!むふふふふ!」
(* ´∀`)「フミフミ......あぁ!ああああはああああ!」
439
:
名も無きAAのようです
:2015/07/04(土) 01:48:03 ID:M/t.VmWg0
......
......
......
(;#゚;;-゚)ハァハァ
(;#゚;;-゚)「も、もう大丈夫かな......あれ?」
(;#゚;;-゚)
(゚-;;゚#;)
(;#゚;;-゚)
(;#゚;;-゚)「......すねこすり?」
(;#゚;;-゚)
(;#゚;;-゚)「すねこすりー!どこー!」トトトト
440
:
名も無きAAのようです
:2015/07/04(土) 01:49:33 ID:M/t.VmWg0
(;#゚;;-゚)「うー......あっ!うんがいきょー!」ドタドタ
( ゚Д゚)「......いくら家でも廊下は走るな」
(;#゚;;-゚)「た、たいへんなんだよ!なんかね!なんかね!」
( ゚Д゚)「落ち着け、どうした」
(;#゚;;-゚)「へ、へんなひと!じゃなくてへんなたぬきがなんどにいたの!」
( ゚Д゚)「変な?どんな感じで?」
(;#゚;;-゚)「まっぱだか!」
( ゚Д゚)「む?......それは......その、変......なのか?」
(;#゚;;-゚)「うん!」
441
:
名も無きAAのようです
:2015/07/04(土) 01:50:38 ID:M/t.VmWg0
( ゚Д゚)「よくわからんが......しかし、家に不審者、もとい不審狸か......こんなときに座敷わらしがいないとはな」
(#゚;;-゚)「え、そなの?」
( ゚Д゚)「ああ、何でも山にいくとか......ん?」
(; ΦωΦ)「あー、やっと見つけた!探したよー!」
(#゚;;-゚)「あ、すねこすり!無事だったんだ」
( ΦωΦ)「うん、変なやつだったね。でももう大丈夫だよ!僕が追い払ったから!」
442
:
名も無きAAのようです
:2015/07/04(土) 01:51:21 ID:M/t.VmWg0
(*#゚;;-゚)「ほんと!?よかったー」
(* ΦωΦ)「えへへ、だから撫でて撫でて」ハァハァ
(#゚;;-゚)「え?うん、いいけど......」
( ゚Д゚)「待て小娘」
(#゚;;-゚)「え?」
( ゚Д゚)「......貴様、何者だ」
( ΦωΦ)「え、僕?やだなーすねこすりだよ」
( ゚Д゚)「......私はうんがい鏡。真実を写し出す鏡。私に貴様の真の姿が写っているぞ?」
( ΦωΦ)「え......あれま」
443
:
名も無きAAのようです
:2015/07/04(土) 01:52:17 ID:M/t.VmWg0
(;#゚;;-゚)「え?え?どゆこと?」
( ゚Д゚)「ほら私を見てみろ」
(;#゚;;-゚)「え?......あれ、なにこれ?」
( ゚Д゚)「すねこすりではないだろ?」
(;#゚;;-゚)「う、うん。でも、どゆこと?」
( ΦωΦ)「んーつまりはねぇ」
( うω⊂)スッ
( ´∀`)「こういうことさっ!」バッ
(;#゚;;-゚)「きゃああああああ!」
(* ´∀`)「あっ......いい声、最高......」
( ゚Д゚)「むぅ...... 陰嚢を被り化ける妖怪......そうか。貴様、豆狸か」
( ´∀`)「ピンポーン」
444
:
名も無きAAのようです
:2015/07/04(土) 01:53:04 ID:M/t.VmWg0
( ゚Д゚)「......貴様、何しに来た?」
( ´∀`)「いやーちょっと用事があって来たんだけど相手が幼女と聞いてもう我慢できなくなっちゃって」
( ゚Д゚)「......変態め」
(* ´∀`)「あんっ!いい響き!」
(; ゚Д゚)「......」
( ´∀`)「あ、そうそう。はいこれ返すね」ドサッ
( ゚Д゚)「ん?」
( ×ω×)キュウ
(; ゚Д゚)「ぬ!これはすねこすり!どうした!?なにをされた!」
445
:
名も無きAAのようです
:2015/07/04(土) 01:53:49 ID:M/t.VmWg0
( ´∀`)「心配しないで。大したことしてないから」
( ゚Д゚)「......なにを」
( ´∀`)b「ちょっと僕のおいなりさんで包んであげただけだから」
(; ゚Д゚)「......なんとむごい」
(;#゚;;-゚)「......」
( ´∀`)「......んー、でもちょっとやりすぎちゃったかなー?」
(;#゚;;-゚)「......その」
( ´∀`)「ん?」
(;#゚;;-゚)「わたしに、なにかようなの?」
446
:
名も無きAAのようです
:2015/07/04(土) 01:54:45 ID:M/t.VmWg0
( ´∀`)「あ、そうそう。そうなの!」
( ゚Д゚)「......貴様、小娘に手を出したらどうなるかわかってるな?」
(; ´∀`)「あら怖い。ほんとは踏むのまた頼もうかと思ってたけどやめとこ」
(;#゚;;-゚)
( ´∀`)「えーと、ちょっと待ってねー」ゴソゴソ
( ゚Д゚)「おい......貴様どこ漁ってる」
(* ´∀`)「あん、見ないで!いや、もっとみてぇ!」ゴソゴソ
( ゚Д゚)「......小娘、絶対見るなよ」
(;#゚;;-゚)「う、うん......」
447
:
名も無きAAのようです
:2015/07/04(土) 01:55:27 ID:M/t.VmWg0
( ´∀`)「あ、あったあった。ほらこれ」
(;#゚;;-゚)「ん......」
( ゚Д゚)「む?手紙?」
( ´∀`)「うん」
(#゚;;-゚)「だれからだろ?」
( ´∀`)「あ、知りたい?」
(#゚;;-゚)「うん」
(* ´∀`)「じゃ、じゃあ僕のおいな」
( ゚Д゚)
( ´∀`)「......あー、ごめん。今のやっぱなし」
(#゚;;-゚)「?」
448
:
名も無きAAのようです
:2015/07/04(土) 01:56:17 ID:M/t.VmWg0
( ´∀`)「えっとねー、差出人はね、天狗からだね」
(#゚;;-゚)「てんぐ、さん?」
( ´∀`)「うん、なんか話があるとか」
(#゚;;-゚)「ん、そなんだ」
( ゚Д゚)「ちょっと待って」
( ´∀`)「ん?」
( ゚Д゚)「天狗ってあの天狗か?」
( ´∀`)「うん、山の」
( ゚Д゚)
( Д ) ゚ ゚ ポーン
449
:
名も無きAAのようです
:2015/07/04(土) 01:57:13 ID:M/t.VmWg0
(#゚;;-゚)「わざわざありがとーね」
( ´∀`)「いやいや、こちらこそ迷惑かけたね」
(; ゚Д゚)「お、おい小娘!」
(#゚;;-゚)「ん、なーに?」
(; ゚Д゚)「会うのか?天狗に」
(#゚;;-゚)「ん、そだよ」
(; ゚Д゚)「や、止めておいた方が」
(#゚;;-゚)「そなの?」
(; ゚Д゚)「ああ、だからこの話は」
( ´∀`)「じゃ僕帰るからー。ばいばーい」
(; ゚Д゚)「あ、待て!......飛んでいったか」
450
:
名も無きAAのようです
:2015/07/04(土) 01:57:55 ID:M/t.VmWg0
(#゚;;-゚)「いっちゃったね」
(; ゚Д゚)「断るように伝えてほしかったが......うーむ、無視するのもなぁ」
(#゚;;-゚)「んー、まあだいじょーぶだよ。わたしいってくるよ」
(; ゚Д゚)「しかしなぁ」
(#゚;;-゚)「おはなしするだけだしだいじょーぶ!それにすねこすりもいるし!」
(; ゚Д゚)「むぅ......そ、そうか?」
(#゚;;-゚)「うん!」
(; ゚Д゚)
(゚Д゚ ;)チラッ
( ×ω×)キュウ
(; ゚Д゚)(大丈夫だろうか......)
(#゚;;-゚)陽海村のようです
はちがつじゅうさんにち
「豆狸」
お仕舞い
451
:
名も無きAAのようです
:2015/07/04(土) 01:58:44 ID:M/t.VmWg0
○よーかいにっき
8月13日 はれ なんど
( ´∀`) まめだぬき
まっぱだかのたぬきのよーかいさん
すねこすりとうんがいきょーはあんまりおもいだすなっていってたけどちょっとまだわすれられないかも
452
:
名も無きAAのようです
:2015/07/04(土) 02:19:17 ID:muAxXfQQ0
おつ
天狗気になる
453
:
名も無きAAのようです
:2015/07/04(土) 07:59:19 ID:W7rVUp2w0
乙
うんがいきょーかわいい
454
:
名も無きAAのようです
:2015/07/04(土) 08:56:41 ID:oGyKgpGU0
おつおつ
豆狸笑った
455
:
名も無きAAのようです
:2015/07/04(土) 17:17:02 ID:Fjwd5ipQ0
乙!
また変態か
456
:
名も無きAAのようです
:2015/07/04(土) 23:25:52 ID:npC5bRpE0
変態が増える...
457
:
名も無きAAのようです
:2015/07/18(土) 18:32:02 ID:Qdhl9MGc0
一気に読んだよ
面白い
458
:
名も無きAAのようです
:2015/07/21(火) 00:06:09 ID:zl4kel8w0
ちょっとリアル+色々が忙しく次の投下は8月に入ってからになりそう
酉付けてないから自分だと証明できないけどまぁ一応報告だけ
459
:
名も無きAAのようです
:2015/07/21(火) 00:09:38 ID:I7xHgZKc0
待ってるで
460
:
◆Q.5DeUcL0I
:2015/08/11(火) 01:08:07 ID:Xl6exDVI0
不便だったから酉付けてみた
461
:
◆Q.5DeUcL0I
:2015/08/11(火) 01:08:48 ID:Xl6exDVI0
( ΦωΦ)「山へ行く?」
(#゚;;-゚)「うん」
( ΦωΦ)「どうしてまた」
( ゚Д゚)「それがな、山の妖怪から声が掛かってな」
( ΦωΦ)「山の妖怪......ああ、鬼であるか?まぁちょっと怖いけどもうある程度なれたである」
(#゚;;-゚)「んーん、おにさんじゃないよ」
( ΦωΦ)「む?では誰が」
462
:
◆Q.5DeUcL0I
:2015/08/11(火) 01:09:43 ID:Xl6exDVI0
( ゚Д゚)「天狗だ」
( ΦωΦ)
(#゚;;-゚)「よし、じゅんびかんりょー。すねこすり、いこっ!」
( ΦωΦ)
(#゚;;-゚)「すねこすり?」
( ΦωΦ)「やだ」
(#゚;;-゚)「え?」
( ;ω;)「やぁだぁ!まだ我輩死にたくないぃいい!お家で脛擦りたいぃいいぃぃいい!」
(;#゚;;-゚)「えぇ!でも......」
463
:
◆Q.5DeUcL0I
:2015/08/11(火) 01:10:24 ID:Xl6exDVI0
(; ゚Д゚)「むぅ......気持ちはわかるが話を受けてしまった以上無視するわけにはいかんだろ」
( ;ω;)「じゃあお前が行けである!我輩行かないもん!」
( ゚Д゚)「いやそれは......私は鏡だから行けないし」
( ;ω;)「ちくしょー!!」
( ;ω;)
( ΦωΦ)「あっ!」
( ゚Д゚)「ん?」
(* ΦωΦ)「そうだったそうだった!忘れてたである!」
( ゚Д゚)「何をだ?」
464
:
◆Q.5DeUcL0I
:2015/08/11(火) 01:11:09 ID:Xl6exDVI0
(* ΦωΦ)「ほら我輩って雨女に憑かれてるのである!外出れないのであるよ!」
(#゚;;-゚)「あ、そっか」
(* ΦωΦ)「ふふふ、だから残念だけど行けないのであるよ!」
( ゚Д゚)「......すねこすり」
( ΦωΦ)「む?」
( ゚Д゚)「ちょっと外に出てみろ」
( ΦωΦ)「外?何故である?」
( ゚Д゚)「いや多分だが......」
( ΦωΦ)「?」
465
:
◆Q.5DeUcL0I
:2015/08/11(火) 01:11:53 ID:Xl6exDVI0
( ゚Д゚)「もう祓えてるぞ」
( ΦωΦ)
( ゚Д゚)「もともと力は弱かったからな。ほれ、もう心配事はないだろう」
( ΦωΦ)
(#゚;;-゚)「ん?どゆこと?」
( ゚Д゚)「あー、つまりはな。小娘、もう雨女は大丈夫なはずだということだ」
(#゚;;-゚)「ほんと!?よかったね、すねこすり!」
( ΦωΦ)「あ、うん」
466
:
◆Q.5DeUcL0I
:2015/08/11(火) 01:13:09 ID:Xl6exDVI0
( ゚Д゚)「だからすねこすりを連れて行ってこい。急がないと遅れるぞ」
(#゚;;-゚)「ん、わかった!ほらいくよ」
(゚-;;゚#)つ< ΦωΦ)ムンズ
-;;゚#)つ< ΦωΦ)ズルズル
゚#)つ< ΦωΦ)エ,チョ
)つ< ΦωΦ)
ωΦ)
<タスケテー
( ゚Д゚)
( ゚Д゚)
( ゚Д゚)「......鏡でほんとによかった」
467
:
◆Q.5DeUcL0I
:2015/08/11(火) 01:13:54 ID:Xl6exDVI0
......
......
......
(#゚;;-゚)「んー、たぶんこのあたりかなぁ」
(; ΦωΦ)「に、人間......今からでも遅くないのである。帰るのであるよ」
(#゚;;-゚)「だめだよー」
(-_-)「......おや、貴殿方かな?」
(; ΦωΦ)「む?」
(#゚;;-゚)「ん?......わぁ!きれいなはね!」
(-_-)「ほぅ、驚かず見とれるか。確かにこれは大天狗様がお気になさるはずだ」
468
:
◆Q.5DeUcL0I
:2015/08/11(火) 01:14:38 ID:Xl6exDVI0
(#゚;;-゚)「えーと、あなたがてんぐさん?」
(-_-)「む?ああ、確かに私は天狗だが君を呼んだ天狗ではないよ。私は烏天狗、ただのしたっぱさ」
(#゚;;-゚)「んー?」
(-_-)「天狗にも色々いるってことさ。さぁ、人の子、こっちだ。大天狗様がお待ちになっている」
(#゚;;-゚)「はーい」
(; ΦωΦ)「ちょ、ま、待つである!我輩も一緒に」
(-_-)「いや君はそこで止まれ」
(; ΦωΦ)「む?」
469
:
◆Q.5DeUcL0I
:2015/08/11(火) 01:15:20 ID:Xl6exDVI0
(-_-)「呼ばれているのはこの人の子だけだ。呼ばれていない者がこの先に来ることは許されないことだ」
(; ΦωΦ)「むぅ、しかし......」
(#゚;;-゚)「ん、だいじょーぶ。すぐかえってくるから!おはなしするだけだし!」
(; ΦωΦ)「......」
(; ΦωΦ)「......気を付けるであるよ」
(#゚;;-゚)「ん!」
(-_-)「ではこのまま、真っ直ぐ歩いていけ。くれぐれも、大天狗様に迷惑をかけないように」
(#゚;;-゚)「わかった!ありがとね、からすてんぐさん!」トトト
(-_-)「......さて、すねこすり」
( ΦωΦ)「......む?」
470
:
◆Q.5DeUcL0I
:2015/08/11(火) 01:16:00 ID:Xl6exDVI0
(-_-)「お前はなぜあの娘のそばにいる?憑いている訳でもなさそうだが」
( ΦωΦ)「人間は、友達であるからな」
(-_-)「ほぅ、友か......」
( ΦωΦ)「うむ」
(-_-)「お前、覚悟はできているのか?」
( ΦωΦ)
(-_-)
(-_-)「......愚問か。いや失敬。つい聞きたくてね。それにあの人の子がどうするかもわからないからね、この質問は無意味だったな」
( ΦωΦ)「......」
(-_-)「全てはあの人の子の選択、今は待つしかない、か」
( ΦωΦ)「......うむ」
471
:
◆Q.5DeUcL0I
:2015/08/11(火) 01:17:05 ID:Xl6exDVI0
......
......
......
(#゚;;-゚)「んー......」テクテク
(#゚;;-゚)「......」テクテク
(#゚;;-゚)「お?」ピタッ
( ー∋ー)
(#゚;;-゚)「えーと、あなたがわたしをよんでたてんぐさん?」
( ー∋ー)
( ゚∋゚)「......ふむ、ようやく来たか。人の子、いや、今は狭間の子と呼ぶべきか」
(#゚;;-゚)「はざま?それって......わたしのこと?」
( ゚∋゚)「いかにも」
(#゚;;-゚)「ちがうよ、わたし、でぃ!」
( ゚∋゚)「ふむ、それが人の名か。いい名だ」
(#゚;;-゚)「えへへ」
( ゚∋゚)「その名は決して、捨てず、忘れるな」
(#゚;;-゚)「?」
472
:
◆Q.5DeUcL0I
:2015/08/11(火) 01:17:46 ID:Xl6exDVI0
( ゚∋゚)「さて今日、お前をここへ呼んだのは少し話をしたかったからだ。手紙にも書いたな?」
(#゚;;-゚)「あ、うん!なんのおはなしするの?」
( ゚∋゚)「ふむ、いくつか質問をさせてほしい。いいな?」
(#゚;;-゚)「ん、それくらいなら」
( ゚∋゚)「では......まず、問おう。永遠の命、欲しいか?」
(#゚;;-゚)「いのち?」
( ゚∋゚)「決して死なぬ、決して滅びぬ命、欲するか?」
(#゚;;-゚)「......よくわかんない」
473
:
◆Q.5DeUcL0I
:2015/08/11(火) 01:18:27 ID:Xl6exDVI0
( ゚∋゚)「ふむ......では次だ。人と妖怪、君はどちらが好きだ?」
(#゚;;-゚)「え?えーと......んー......」
( ゚∋゚)「これも分からぬか」
(#゚;;-゚)「んー......ごめんなさい」
( ゚∋゚)「いや、それならそれでいい。では最後だ。君はすねこすりと友達でいたいか?」
(#゚;;-゚)「え?」
( ゚∋゚)「ずっと、すねこすりと友でいたいか?」
(#゚;;-゚)「それはもちろん!」
( ゚∋゚)「......そうか」
(#゚;;-゚)「......?」
474
:
◆Q.5DeUcL0I
:2015/08/11(火) 01:19:08 ID:Xl6exDVI0
( ゚∋゚)「......ふむ、なるほど。分かった。もういい人の子よ」
(#゚;;-゚)「んー」
( ゚∋゚)「ん、どうした?」
(#゚;;-゚)「ごめんなさい、ぜんぜん、こたえられなかったね」
( ゚∋゚)「構わぬといったはずだ」
(#゚;;-゚)「でも......」
( ゚∋゚)「用は済んだ。久々に楽しかったぞ」
(#゚;;-゚)「ほんと?」
( ゚∋゚)「ああ、人や人の子と話すことはあまりないからな......楽しめたぞ」
(#゚;;-゚)「そか、ならよかった!」
475
:
◆Q.5DeUcL0I
:2015/08/11(火) 01:19:49 ID:Xl6exDVI0
( ゚∋゚)「うむ。では、早急に立ち去るがいい。用事があるのでな」
(#゚;;-゚)「ん、わかった!またね!」トットット
( ゚∋゚)
( ゚∋゚)「......いるか」
(-_-)「はっ、ここに」
( ゚∋゚)「あの人の子、まだ揺れておるようだ」
(-_-)「はい、私から見てもそう見えました」
( ゚∋゚)「うむ......どうしたものか」
(-_-)「と、いうと」
( ゚∋゚)「確かにこれはあの人の子が決めること。だがこのままでは......わかるな?」
(-_-)「......はい」
476
:
◆Q.5DeUcL0I
:2015/08/11(火) 01:20:44 ID:Xl6exDVI0
( ゚∋゚)「あの娘がそれを望むのならそれでよい。だがもしかすると妖怪の手により操られてるだけかもしれん。そこでだ烏天狗、お前に頼みたいことがある」
(-_-)「......はっ、なんなりと」
( ゚∋゚)「烏天狗、これより先、お前はあの娘の監視役とする。あの人の子に危険が及ばないようにしろ」
(-_-)「はっ!」
( ゚∋゚)「うむ、任せたぞ」
(-_-)
(-_-)「......ん?」
477
:
◆Q.5DeUcL0I
:2015/08/11(火) 01:21:28 ID:Xl6exDVI0
( ゚∋゚)「む。なんだ、不満か?」
(;-_-)「いえ......その、え、ちょ......あの。監視、ですか?」
( ゚∋゚)「ああ、あの人の子が妖怪に襲われるやもしれん。それを防ぐために頼みたいのだが......」
(-_-)「えーと、そのー」
( ゚∋゚)「ん?」
(-_-)「つまり、山を降りろと?」
( ゚∋゚)「まぁ、そうなるな」
(-_-)「私が?」
( ゚∋゚)「他に誰がいる」
478
:
◆Q.5DeUcL0I
:2015/08/11(火) 01:22:27 ID:Xl6exDVI0
(-_-)
(-_-)
(-_-)
(-_-)
(-_-)
(;゚_゚)「いいいいぃぃぃいいいいぃいいぃぃいいいいいいぃぃいぃいいいいやああぁあぁあああああぁあぁぁぁああああ!!!!!!」
(; ゚∋゚)「うおっ!ビックリした!」
479
:
◆Q.5DeUcL0I
:2015/08/11(火) 01:23:08 ID:Xl6exDVI0
(;゚_゚)「それだけ、それだけは!」
(; ゚∋゚)「え、なに!?そんなに嫌なの!?」
(;゚_゚)「それだけはマジ勘弁してくれぇ!」
(; ゚∋゚)「い、いやね......って、あ、てめぇ!今タメ語使いやがったな!」
(;゚_゚)「るっせぇ!こちとら死活問題なんじゃ!」
(; ゚∋゚)「こいつ口悪!?こんなやつだっけ!?」
(;゚_゚)「なんでも、何でもしますから!その立派な鼻しゃぶりますから!」
(; ゚∋゚)「やだよ!って、ほんとにしようとすんな!やめ、キモい!」
480
:
◆Q.5DeUcL0I
:2015/08/11(火) 01:24:16 ID:Xl6exDVI0
(;゚_゚)「じゃあどうしろってんだよ糞がぁ!脱げばいいのか?脱げばいいんだな!?よーしわかった!脱いでやろうじゃねーかちくしょー!!」
(; ゚∋゚)「そんな趣味ねーから落ち着け!」
(;゚_゚)「お外はイやあああああああああ!!!!」
ピキィン
─wwv─√レ─ww─/ ゚、。 /─wwv─√レ─ww─
(・∀ ・)『あ?どうした?』
/ ゚、。 /「いや、なんか私に似たやつの叫びが聞こえたような気が」
481
:
◆Q.5DeUcL0I
:2015/08/11(火) 01:24:59 ID:Xl6exDVI0
(・∀ ・)『......』
/ ゚、。 ;/「あっ、今頭おかしいやつだと思ったろ!」
(・∀ ・)『うん』
/ ゚、。 ;/「即答するなし......」
(・∀ ・)『まぁ元からそう思ってたし気にすることないよ?うひひ』
/ ゚、。 /
(・∀ ・)
482
:
◆Q.5DeUcL0I
:2015/08/11(火) 01:25:55 ID:Xl6exDVI0
......
......
......ギャアアアアアァァァァ
( ゚Д゚)「......ふむ、本当になにもなかったようだな」
(#゚;;-゚)「うん、ちょっとおはなししてきただけだよ」
(; ΦωΦ)「ほんとーによかったである。また村が吹き飛ぶんじゃないかと......」
(;'A`)「お、おーい」トテトテ
(#゚;;-゚)「ん?」
( ΦωΦ)「座敷わらし?どうしたであるか?」
483
:
◆Q.5DeUcL0I
:2015/08/11(火) 01:26:50 ID:Xl6exDVI0
(;'A`)「な、ななななななねななんか、お、おきゃ、おきゃくさん......ぽ、ぽい」
(#゚;;-゚)「おきゃくさん?」
( ゚Д゚)「ぽい?」
( ΦωΦ)「我々にいうと言うことは妖怪か。して、そいつはどこに?」
(;'A`)「そ、それが、そ、そそそそその......」
(#゚;;-゚)「?」
(;'A`)σ
( ΦωΦ)「?」
484
:
◆Q.5DeUcL0I
:2015/08/11(火) 01:28:06 ID:Xl6exDVI0
__
∠∠/|__
∠|___|∠/
( ΦωΦ)「段ボール?」
( ゚Д゚)「......で、客は?」
(;'A`)「そ、そそそ、その......あ、あの......」
485
:
◆Q.5DeUcL0I
:2015/08/11(火) 01:28:53 ID:Xl6exDVI0
__
∠∠/|__
∠|___|∠/ 「皆さん、今日からお世話になります」
( ΦωΦ)
( ゚Д゚)
(#゚;;-゚)
(;'A`)
486
:
◆Q.5DeUcL0I
:2015/08/11(火) 01:29:39 ID:Xl6exDVI0
__
∠∠/|__
∠|___|∠/ 「ああ、申し遅れました。私、大天狗様の命により皆さんの護衛をすることになった烏天狗です」
( ΦωΦ)( ゚Д゚)(......なにこれ)
487
:
◆Q.5DeUcL0I
:2015/08/11(火) 01:30:21 ID:Xl6exDVI0
__
∠∠/|__
∠|___|∠/ 「今日からよろしくお願いします」ニコッ
(; ΦωΦ)(; ゚Д゚)(なにこれ)
(*#゚;;-゚)(かっこいい......)
(#゚;;-゚)陽海村のようです
はちがつじゅうよんにち
「天狗」
お仕舞い
488
:
◆Q.5DeUcL0I
:2015/08/11(火) 01:31:01 ID:Xl6exDVI0
○よーかいにっき
8月14日 はれ やま
( ゚∋゚) (-_-) てんぐ
まっかなおはなのおっきなてんぐさんとまっくろきらきらなおおきなおはねのてんぐさん
だいてんぐさんはからすてんぐさんのじょーしなんだって
ところでじょーしってなんだろ?
489
:
名も無きAAのようです
:2015/08/11(火) 02:08:33 ID:CQE5YN7E0
まってた!
かわいいw
490
:
名も無きAAのようです
:2015/08/11(火) 07:31:49 ID:yaaB5l1.0
乙です!でぃとロマ可愛いなぁ……
ヒッキーのキャラwww
491
:
名も無きAAのようです
:2015/08/11(火) 10:52:04 ID:kuOuoqnY0
シリアス回かと思ったらヒッキーに全部持ってかれたwww
492
:
名も無きAAのようです
:2015/08/11(火) 13:18:20 ID:voax7J4o0
かわいいww
ヒッキーはヒッキーだったかww
493
:
名も無きAAのようです
:2016/01/05(火) 23:53:55 ID:tMTlQq2c0
まってるぞ
494
:
名も無きAAのようです
:2016/01/18(月) 23:58:34 ID:YZ/lsgRM0
先が気になるねっ
495
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/26(土) 12:08:59 ID:TdHfuLGc0
最近業者と間違われた作者がいたらしいですね
そいつはとんでもない粗チン野郎なんでしょう
496
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/26(土) 12:09:41 ID:TdHfuLGc0
( ^Д^)「うーし!休憩にすっかー」
( ・∀・)「......しゃっー!終わったー」
( ^Д^)「......」
(^Д^ )チラッ
( ・∀・)「ん、どうしたんですか?」
( ^Д^)「え、いや......だって前さ」
( ・∀・)「あー」
( ^Д^)「こえーじゃん?」
(; ・∀・)「......まぁ」
497
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/26(土) 12:10:34 ID:TdHfuLGc0
( ^Д^)「てかなんでまた俺たちなの?この間退院したばっかなのに」
( ・∀・)「人手足りてないっすからねぇ」
( ^Д^)「まぁわかっちゃいるけどよぉ」
チャプン
(; ^Д^)(; ・∀・)「!」バッ
(; ^Д^)
(; ・∀・)
( ^Д^)「......魚、か」
( ・∀・)「......すね」
( ^Д^)「......あぁ、もう疲れた。飯だ。飯食おう」
( ・∀・)「っすね......あっ、そうだ」
( ^Д^)「?」
498
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/26(土) 12:11:39 ID:TdHfuLGc0
( ・∀・)「さっき村の人から差し入れで野菜もらって川で冷やしてるんすけど」
( ^Д^)「おっ、マジで?そりゃいいな」
( ・∀・)「ちょっととってくるっす!」
( ^Д^)「あ、なら俺もいくわ」
( ・∀・)「あ、そうっすか?」
(; ^Д^)「いやほら......一人だと」
(; ・∀・)「......確かに」
(; ^Д^)
(; ・∀・)
(; ^Д^)「いくか」
(; ・∀・)「っす」
499
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/26(土) 12:13:24 ID:TdHfuLGc0
( ^Д^)「しかし野菜かぁ、やっぱトマトとか?」
( ・∀・)「っすね。トマトにキュウリにピーマンに玉ねぎに」
( ^Д^)「え、生だろ?生のピーマンに玉ねぎって不味くね?」
( ・∀・)「取れたては生でも結構うまいらしいっすよ」
( ^Д^)「へぇ......っとあれか」
( ・∀・)「あ、そうっす」
( ^Д^)「おー、どれどれ......ん?」
( ・∀・)「?」
( ^Д^)「......」
( ・∀・)「どしたんすか?」
( ^Д^)「あ、いや......」
( ・∀・)「んー?......あれ?」
( ^Д^)「ないよな?」
( ・∀・)「ええ......キュウリだけ」
500
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/26(土) 12:14:33 ID:TdHfuLGc0
( ^Д^)「流された......のかな?」
( ・∀・)「キュウリだけ?」
( ^Д^)
( ・∀・)
( ^Д^)「......元からキュウリなんて無かった」
( ・∀・)「......えぇ、多分そうっすね。いや、絶対そうっす!」
( ^Д^)「その、勘違い......そう、勘違いだよな!」
( ・∀・)「そうっす!無くなってなんかないっす!元から無かったっす!」
( ^Д^)「よしいこう!」
( ・∀・)「っす!」
501
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/26(土) 12:15:27 ID:TdHfuLGc0
......
......
......ポリポリ
(#゚;;-゚)「といれといれー」ガチャ
(#゚;;-゚)「んー......あ、まどあいてる」
(#゚;;-゚)つガラガラピシャッ
(#゚;;-゚)「うっし」
<ウオオオナゼダァアアアアアアアァァア
(;#゚;;-゚)「......やっぱいた」
<ヒックヒック
<ドウシタオトウトヨ
(#゚;;-゚)「ん?」
502
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/26(土) 12:16:32 ID:TdHfuLGc0
<オオミアゲニュウドウ,ジツハカクカクシカジカ
<ナルホドマタアノムスメニシテヤラレタノカ
(#゚;;-゚)「......?」
<フムソンナニテゴワイノカ
<オ,オオニュウドウ!
(#゚;;-゚)「おーにゅうどう?」
(#゚;;-゚)
(#゚;;-゚)(なんだろ......きになる)
503
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/26(土) 12:17:23 ID:TdHfuLGc0
(#゚;;-゚)ソワソワ
(#゚;;-゚)「ちょ、ちょっとだけ」カラッ
( <●><●> )「して......その人間は?」
(*#゚;;-゚)(わっ!おっきい!かっこいい!)
( <●><●>)「かんばり入道、知ってるか?」
( <●><●>)「いえそれがそのトイレのなかにいるのですが窓が閉め......」チラッ
(#゚;;-゚)「あ」
( <●><●>)「て......」
(;#゚;;-゚)
( <●><●>)
504
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/26(土) 12:18:24 ID:TdHfuLGc0
( <^><^>)ニコッ
( <^><^>)「これはこれはお嬢さん!窓を開けてくれたのですね!」
(;#゚;;-゚)「え、いや、その......」
( <●><●>)「さぁさぁ出てきてください!ほら、こちらへ!」
(;#゚;;-゚)「い、いや......」
( <●><●> )「人間よ、出てこい。トイレごと、踏み潰してもいいのだぞ?」
(;#゚;;-゚)「ひっ!」
(; <●><●>)「お、大入道、あまり怖がらせなくても」
( <●><●> )「黙れ、妖怪の面汚しめ。こんな人間ごときを、怯えさせることもできぬなど恥ずかしいと思わんのか。貴様も妖怪の端くれだろう」
(; <●><●>)「......でも」
(;#゚;;-゚)「わ、わかった!い、いまでるから!」
( <●><●> )「早くしろ」
(;#゚;;-゚)「は、はい!」
(;#゚;;-゚)(......どうしよう、こわいようかいさんみたい......すねこすり、みんな......)
505
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/26(土) 12:19:06 ID:TdHfuLGc0
ピキィン
─wwv─√レ─ww─(-_-)─wwv─√レ─ww─
( ゚Д゚)「む?どうした?」
(-_-)「......知らない妖気を感じる。敵か?」
( ゚Д゚)「ほう?」
(-_-)「人間の護衛、必要ないかと思っていたが流石は大天狗様。ここまで予想通りと言うわけか......さて」
( ゚Д゚)「む?一人でいくのか?」
(-_-)「下端とはいえ私も天狗。そこいらの妖怪など、相手にならんよ」
( ゚Д゚)「......確かに、そうだな」
(-_-)「さて、お客さんはどこに......」
506
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/26(土) 12:19:48 ID:TdHfuLGc0
(-_-)
( ゚Д゚)「?」
(-_-)「え、これ外じゃん」
(-_-)
( ゚Д゚)
(-_-)「......うん、勘違いだな。妖気何て感じてない。うん、何かあっても事故だ」
( ゚Д゚)「え」
(-_-)「さーて、今日も異常なし!寝るか!」
(; ゚Д゚)「ちょ」
(-_-)「では、これにて!」ダダダッ
(; ゚Д゚)
(; ゚Д゚)(......何であいつが選ばれたんだろうか)
507
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/26(土) 12:20:30 ID:TdHfuLGc0
( <●><●> )「全く......声から察するに単なる餓鬼ではないか。全くこんなのに」
(; <●><●>)「......うう」
(; <●><●>)「面目ない」
(;#゚;;-゚)「で、でました!」
( <●><●> )「ふん、ようやく出てきたかにんげ......」
(;#゚;;-゚)「?」
508
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/26(土) 12:21:12 ID:TdHfuLGc0
~大入道view~
キラ
☆*。☆゚*(#゚;;-゚); :*・*゚.:。+゚+
キラ
( <●><●> )
(;#゚;;-゚)「あ、あの......」
( <●><●> )
(;#゚;;-゚)「えーと」
(* <●><●> )ポッ
509
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/26(土) 12:22:17 ID:TdHfuLGc0
( <●><●>)「お、大入道?」
( <●><●>)「どうしたのですか?」
( <●><●> )
( <^><^> )「これはこれはお嬢さん!いやぁ!お会いできて光栄です!」ニッコリ
( <●><●>)「え」
( <●><●>)「え」
(;#゚;;-゚)「え?あ、うん......」
( <^><^> )「ええ!その、今日はうちのバカどもがね!迷惑をお掛けしたみたいで。それを謝ろうと思いましてね!」
(;#゚;;-゚)「え?え?」
(;#゚;;-゚)(あ、あれ?いいようかいさんなのかな?)
510
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/26(土) 12:23:35 ID:TdHfuLGc0
(; <●><●>)「大入道!?」
(; <●><●>)「いきなりなにを!?」
( <^><^> )「ですがご安心を!私めがしっかり!もうしないように言いつけましたから!」
(#゚;;-゚)「そうなの?」
(; <●><●>)「え?そんなことはな」
( # <●><●> )ミ #);<○><○>)「ペプシッ!」パアン!
と彡
(; <●><●>)「かんばりにゅうどおおおおおおお!!?」
511
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/26(土) 12:24:38 ID:TdHfuLGc0
(;#゚;;-゚)「え?え?だ、だいじょうぶ?」オロオロ
( <^><^> )「いやぁ心配要りませんよ!ちょっと蚊が止まってたのを叩いただけですから!」
(;#゚;;-゚)「??」
( <○>Д<○>)チーン
(; <●><●>)「かんばり入道!戻ってこい!お前の夢である小学生のおしっこする姿を見ないまま死ぬつもりかぁ!!」
(;#゚;;-゚)「えーと」
( <^><^> )「ささっ!向こうのことなんてほっといて、どうです?少し私と遊びませんか?」
(*#゚;;-゚)「え!遊んでくれるの!?」
( <^><^> )「えぇえぇ!勿論ですとも!」
512
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/26(土) 12:25:47 ID:TdHfuLGc0
(*#゚;;-゚)「じゃあね!じゃあね!だっこ!」
( <●><●> )「お任せあれ!それっ!」ヒョイッ
(*#゚;;-゚)「うわぁっ!!すっごい!たっかーい!」
( <^><^> )「うっひょぉ!!ナイスアンゴォ!!!」
(#゚;;-゚)「え?」
( <●><●> )「いえなんでも」
(#゚;;-゚)「んー?」
513
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/26(土) 12:26:42 ID:TdHfuLGc0
( <●><●> )「それよりお嬢さん?」
(#゚;;-゚)「ん?」
( <●><●> )「どうです?これから私の家に参りませんか?」
(#゚;;-゚)「おーにゅうどーのおうち?」
( <●><●> )「えぇえぇ、私の家です」
(#゚;;-゚)「んー......とおい?」
( <●><●> )「いえいえ、すぐそこですよ。それに」
(#゚;;-゚)「?」
514
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/26(土) 12:27:32 ID:TdHfuLGc0
( <●><●> )「私の家にはちょっとした料理がありましてね」
(#゚;;-゚)「おりょーり?」
( <●><●> )「えぇえぇ、この世のものとは思えないほど美味しい料理なんです」
(#゚;;-゚)「ほぇー......それってなに?ハンバーグ?」
( <^><^> )「はっはっは、もっといいものですよ。黄泉竈食ひというんですけどね」
(#゚;;-゚)「よも......??」
515
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/26(土) 12:28:16 ID:TdHfuLGc0
( <●><●> )「まぁ、来てくだされば分かりますよ。ささ、行きましょう?」
(#゚;;-゚)「でももうおそいしおでかけしちゃうとおとーさんとおかーさんが」
( <^><^> )「まぁまぁ、ほらっ!」グイッ
(;#゚;;-゚)「え?うわっ!?いきなり持ち上げないで!」
( <^><^> )「さぁさぁ帰りましょうねぇ」
(;#゚;;-゚)「え?え?ちょ、ちょっと!おーろーしーてー」
516
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/26(土) 12:29:05 ID:TdHfuLGc0
( <^><^> )「ふふ、では行きましょ」
( ´∀`)「あれれ?おじょーさん、何してんの?」
(;#゚;;-゚)そ「うわっ!へんたいたぬきさん!」
(* ´∀`)「あんっ、いきなりの蔑み......いいよいいよ、もっと」
( <●><●> )「む?......げっ!」
( ´∀`)「ん?」
(; <●><●> )「ま、豆狸。その......邪魔しないでくれますか?やることがあるので」
( ´∀`)「あれ、大入道も。本当に何してんの?」
(; <●><●> )「あ、いえ、その」
517
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/26(土) 12:29:48 ID:TdHfuLGc0
(;#゚;;-゚)「たすけて!たぬきさん!おねがい!」ジタバタ
( ´∀`)「......」
( <●><●> )「......」
( ´∀`)「......天狗様」ボソッ
(; <●><●> )「違うんです!出来心!出来心だったんです!あまりに可愛らしくてお持ち帰りして美味しくいただきたくなっちゃっただけなんです!」
(;#゚;;-゚)「わたしたべものじゃないよー」
( ´∀`)「まぁわかったから離してあげなよ」
( <●><●> )「え?あ......はい」
518
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/26(土) 12:30:35 ID:TdHfuLGc0
( ´∀`)「怪我ない?大丈夫?」
(#゚;;-゚)「ん、へーき!」
( ´∀`)「ほんとかなー?じゃあためしに僕のおいな」
( <●><●> )「......」
(; ´∀`)「じょ、冗談だよ?ほら、僕あの天狗様の使いだよ?そんな変なことするわけないじゃないかーハハハ」
(´∀` )チッ
( ´∀`)「あ、そうそう」
(;#゚;;-゚)(したうちした......)
( ´∀`)「お嬢さんに用事があるんだった」
(#゚;;-゚)「わたし?」
519
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/26(土) 12:31:21 ID:TdHfuLGc0
( ´∀`)「うん、そうそう。天狗様が伝え忘れてたみたいなんだけどね」
(#゚;;-゚)「うん」
( ´∀`)「黄泉竈食ひ......っていっても分かんないか。変な料理は絶対食べるなって。難しい名前の料理はダメだって」
( <●><●> )「あ」
(#゚;;-゚)「?......それって」
( ´∀`)「?なんか心当たりあるの?」
(#゚;;-゚)「あの......あれ?」
( ´∀`)「?」チラッ
(; <●><●> )ソロソロ
( ´∀`)「......いやそんなデカイ体しててこっそり逃げるとか無理だからね?」
(; <●><●> )「ヒィッ!?」
520
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/26(土) 12:32:05 ID:TdHfuLGc0
(; ´∀`)「というかお前、誘拐どころか黄泉竈食ひって......」
(; <●><●> )「だ、だって、だって!ちっちゃくて可愛いんだもん!お嫁さんにしたかったんだもん!」
(; ´∀`)「お、おう......流石に引くわ」
(#゚;;-゚)「んー?」
( ´∀`)「ん?どうしたの?僕のおいなりさん触りたいの?」
(#゚;;-゚)「もしかしておーにゅーどーさん」
(; <●><●> )「え?」
(* ´∀`)「あん、スルー......いけずぅ」
(#゚;;-゚)「わたしのこと、すきなの?」
(; <●><●> )「うっ!......はい」
521
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/26(土) 12:32:47 ID:TdHfuLGc0
(#゚;;-゚)「んー」
( ´∀`)「おじょーさん、お望みならこいつにはどんな罰でも」
(#゚;;-゚)「ん、じゃ、あやまってくれたらおともだちになってあげる!」
(; <●><●> )「へ?」
( ´∀`)「へ?」
(#゚;;-゚)「わるいことしたらあやまんなきゃだめなんだよ!あやまってくれないならゆるさいなからね!」
(; <●><●> )「え?あ......ごめんなさい」
(#゚;;-゚)「ん!ゆるしてあげる!」
(; ´∀`)「......いいの?」
(#゚;;-゚)「ん?なんで?」
(; ´∀`)「いや、いいならいいんだけど......」
(#゚;;-゚)「あやまったんだからこれでなかなおり!おしまい!」
522
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/26(土) 12:33:28 ID:TdHfuLGc0
( ´∀`)「......ぷっ」
(#゚;;-゚)「?」
( ´∀`)「あー、確かにこれは可愛いね」
(#゚;;-゚)「??」
( <●><●> )「......本当にいいんですか?私のことを許して」
(#゚;;-゚)「うん!」
(; <●><●> )「むぅ......」
( ´∀`)「いいんじゃない?本人がこう言ってるわけだし」
(; <●><●> )
( ´∀`)「ま、もう悪さはしないことだね」
(; <●><●> )「......はい」
523
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/26(土) 12:34:09 ID:TdHfuLGc0
( ´∀`)「ま、今日は帰ろ、な?」
( <●><●> )「......そう、ですね」
(#゚;;-゚)「ん、かえっちゃうの?」
( ´∀`)「ん、まあ用事は済んだしね。ほんとは僕のおいな」
( <●><●> )「迷惑をかけました。ではまた」
(; ´∀`)「ああんっ!引っ張んないで!引っ張るならおいなりさんを!皮をひっぱってぇ!」ズルズル
(;#゚;;-゚)「......やっぱへんなたぬきさん」
( ΦωΦ)「あれ、人間。外で何やってるであるか?」トテトテ
(#゚;;-゚)「あ、すねこすり」
( ΦωΦ)「そろそろ日も沈む時間であるよ?ご飯の時間ではないのか?」
(;#゚;;-゚)「え?......あっ!ほんとだ!はやくかえんないと!」トテテ
(; ΦωΦ)「む、我輩を置いてかないでである!」トテテ
524
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/26(土) 12:34:51 ID:TdHfuLGc0
......
......
......
(;#゚;;-゚)「ふぅ......ただいまー」
(*゚ー゚)「遅かったわね。もうご飯出来てるわよ」
(,,゚Д゚)「お、ようやくお帰りか。早く手を洗ってきなさい」
(#゚;;-゚)「はーい」
(; ΦωΦ)「ふひぃ......疲れた......にんげーん、ご褒美にすね擦らせてー」
(#゚;;-゚)「あとでねー」ジャバジャバ
(; ΦωΦ)「絶対であるよー......ふひぃー」
525
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/26(土) 12:35:33 ID:TdHfuLGc0
(#゚;;-゚)「んー......よし!てあらいかんりょー!」トテテ
(*゚ー゚)「ん、でぃも来たわね。じゃ、食べましょうか」
('、`*川「ほほ、それじゃいただきます」
(#゚;;-゚)「いただきまーす!」
(,,゚Д゚)「......んでさっきから気になってんだがこれなんだ?」
(*゚ー゚)「え?ああ!そうそう、今日ちょっと街の方に行ったら売っててね。フロマージュブランって言うらしいわ」
(#゚;;-゚)「へんななまえ」
(,,゚Д゚)「へー」
526
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/26(土) 12:36:14 ID:TdHfuLGc0
(*゚ー゚)「でぃも食べてみる?」
(#゚;;-゚)「うん!......ん?」
《( ´∀`)「変な料理は絶対食べるなって。難しい名前の料理はダメだって」》
(#゚;;-゚)「......やっぱりいらない」
(*゚ー゚)「あらそう?美味しいわよ?」
(#゚;;-゚)「うー......」
(#゚;;-゚)(たべちゃだめだもんね)
527
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/26(土) 12:37:09 ID:TdHfuLGc0
(,,゚Д゚)「おおっ!本当にうまい!」
('、`*川「おや、ほんと。美味しいわね」
(;#゚;;-゚)「うぅー......」
(*゚ー゚)「でぃ?」
(,,゚Д゚)「もしかしてやっぱり食べたいんじゃないか?」
(;#゚;;-゚)「え?......ちがうよ?」
(*゚ー゚)「??......まぁ、ちょっとだけでも食べてみない?」
(;#゚;;-゚)「あぅぅ......」
(,,゚Д゚)「美味しいぞぉーほらちょっと食べてみなって!」
(;#゚;;-゚)「......ごちそうさま!」ガタッ
(*゚ー゚)「え?もう?」
(,,゚Д゚)「ご飯全然食べてないじゃないか」
(;#゚;;-゚)「いらない!」パタパタ
(*゚ー゚)「あら......どうしたのかしら」
(,,゚Д゚)「??」
528
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/26(土) 12:38:03 ID:TdHfuLGc0
(;#゚;;-゚)「うー......」トボトボ
(;#゚;;-゚)クゥー
(;#゚;;-゚)「おなかへった......」
(;#゚;;-゚)「......」
( ΦωΦ)「むっ!人間!来たであるな!」
(#゚;;-゚)「すねこすり」
(* ΦωΦ)「さぁ!約束通り脛を」
(;#゚;;-゚)クゥー
( ΦωΦ)「......む?ご飯を食べたのではないのか?」
(;#゚;;-゚)「......えっと、その」
529
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/26(土) 12:38:58 ID:TdHfuLGc0
( ΦωΦ)ムー?
(; ΦωΦ)そ「はっ!まさかまたダラシに!」
(;#゚;;-゚)「え?ちが......」
(; ΦωΦ)「待ってるである!すぐに、すぐにご飯を!」トトトト
<ザシキワラシーウンガイキョー!テツダウデアルー
<ナンダナニゴトダ!
<ド,ドドドドドドドウシ、タノ!?
<タイヘンナンデアルゥウウウ!
(;#゚;;-゚)「......」
<ワーワーギャーギャー
(#゚;;-゚)クスッ
(#゚;;-゚)「ありがと......すねこすり、みんな」
(#゚;;-゚)陽海村のようです
はちがつじゅうごにち
「大入道」
お仕舞い
530
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/26(土) 12:39:39 ID:TdHfuLGc0
○よーかいにっき
8月15日 はれ にわ
( <●><●> ) おーにゅーどう
おっきなおっきなようかいさん
いきなりものかげからあらわれて、おっきなからだでおどかすのがとくいなんだって
ちょっとわるいこだったけどすっかりなかなおり
おともだちがふえてうれしいな
531
:
名も無きAAのようです
:2016/03/26(土) 13:10:04 ID:mXfP/mmg0
おつです!
532
:
名も無きAAのようです
:2016/03/26(土) 13:37:50 ID:6snZJTIc0
待ってた
乙
533
:
名も無きAAのようです
:2016/03/26(土) 20:11:09 ID:oYBcjqoA0
http://is.gd/4twCxM
534
:
名も無きAAのようです
:2016/03/26(土) 21:14:29 ID:jjpHPai20
こんな可愛いでいははじめて!乙!
535
:
名も無きAAのようです
:2016/03/26(土) 22:53:37 ID:oPideR/s0
乙乙!
ずっと待ってたぞ
相変わらずでぃちゃんかわいい
536
:
名も無きAAのようです
:2016/03/27(日) 20:19:17 ID:Ihz0yBUg0
なんだよ来てくれたのかよ
待ってたよ
537
:
名も無きAAのようです
:2016/03/28(月) 08:39:52 ID:uGiB95AY0
フロマージュブラン
ヨモツヘグイ
知らなかったら似たようなもんだよなぁ
538
:
名も無きAAのようです
:2016/03/28(月) 12:28:29 ID:KRkpWZ1.0
http://is.gd/bM4zjX
539
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/29(火) 23:44:28 ID:azMrztz20
あんな殺伐とした恐ろしい祭りになんか参加してられるか!
俺は自分のスレに帰るぞ!
540
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/29(火) 23:45:17 ID:azMrztz20
(´・ω・`)スタスタ
(´・ω・`)スタスタ
(´・ω・`)ピタッ
(´・ω・`)
(´・ω・`)「......ふむ」
(´・ω・`)(なんだろう、この橋、なんというか......嫌な感じがしなくなったと言うかなんというか......)
(´・ω・`)
(´・ω・`)「......渡りますよー?」
(;´-ω-`)フゥ
(´・ω・`)
(´・ω・`)「よし......いこう」スタスタ
(´・ω・`)(......)スタスタ
(´・ω・`)(......異常、なしか)スタスタ
(´・ω・`)「......この前のは、何だったんだろ」
541
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/29(火) 23:46:22 ID:azMrztz20
......
ドポン
川д川
川д川
川д川「......」
川д川「......また脅かしたいなぁ」
川д川「......」
川д川.o0○((* ∀) (####)オロロロ)ホワンホワン
川д川
川д川「......やめとこ」
川д川ハァ
川д川「......なんか、面白いこと起きないかなぁ」
542
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/29(火) 23:47:07 ID:azMrztz20
......
......
......
/ ゚、。 /「いややっぱり夏は沖縄、沖縄が熱いんだよ」
(・∀ ・)『そりゃ南だしな』
/ ゚、。 /「ばか、そうじゃないし。流れだよ流れ。流れが来てるって話だし」
(・∀ ・)『へー......興味ねーわー。ひひ』
/ ゚、。 /「だー、面白くないやつだし」
(・∀ ・)『うひひ。悪かったね。だから一人でいってこいよ』
/ ゚、。 /「だけどそういうやつこそ旅に出ると変わるものだし。自分探しなんてなかなか洒落てるしいいと思うんだけど」
(・∀ ・)『ご生憎様、自分のことはよくわかってるから必要ないね。うひひ、だからさっさといってこい』
543
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/29(火) 23:48:09 ID:azMrztz20
/ ゚、。 /「確かにそうかもしれない。でもふたりならまたなにか変わるかもしれないし?」
(・∀ ・)『しれないし?じゃねーよ。行かねーよ。一人で行けよ。てかもう付きまとうのやめろよ』
/ ゚、。 /「かーらーのー?」
(・∀ ・)『死ね』
/ ゚、。 /
(・∀ ・)
/ ゚、。 #/「いーくーよーなー?」ギリギリ
(;・∀ ・)『いでで!ぜ、ぜってぇいかねぇからなぁ!うひひひ!いでぇ!!』ギリギリ
544
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/29(火) 23:49:01 ID:azMrztz20
......
......
......
(´・ω・`)(さて、何事もなく久々に村に来れたけど......)
(´・ω・`)ンー
(´・ω・`)「うん、やっぱ久しぶりに神社に行くかな」スタスタ
(´・ω・`)スタスタ
(´・ω・`)スタスタ
(´・ω・`)「......ん」
( ^ω^)「......お」
(´・ω・`)
( ^ω^)
(´・ω・`)「久しぶり......だよね?」
( ^ω^)「だお」
545
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/29(火) 23:49:42 ID:azMrztz20
(´・ω・`)「やっぱか......前はいつだっけ?」
( ^ω^)「お?会ったのかお?」
(´・ω・`)「うん」
( ^ω^)「確か......一年前に街の会館で村開発の説明会で、かな?」
(´・ω・`)「あー......あったなそんなこと」
( ^ω^)「ビックリしたお。反対する人はいるとは思ってたけどお前がやるなんて」
(´・ω・`)「いやいや、恥ずかしいね」
( ^ω^)「......」
(´・ω・`)「ん?」
( ^ω^)「そんなに、嫌なのかお?」
(´・ω・`)「......誰だって生まれた故郷が変わっちゃうのは嫌でしょ」
( ^ω^)「......でも変に意地はって故郷がなくなっちゃうよりはマシだお」
(´-ω-`)「まぁ、ね」
546
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/29(火) 23:50:28 ID:azMrztz20
( ^ω^)「今、この村の開発計画が進めば陽海村の名前は少なくとも残るお。それが、最善なんだお」
(´・ω・`)「ん......まぁ、たぶんそうなんだろうけど」
( ^ω^)「だったら」
(´・ω・`)「まぁ、単なる我儘さ」
( ^ω^)「......」
(´・ω・`)「大人になれないみたいなんだよ、まだ」
( ^ω^)「......例の銀狼様かお」
(´・ω・`)「うん」
( ^ω^)「まだ、信じてるのかお」
(´・ω・`)「昔、会ったからね」
( ^ω^)「......」
547
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/29(火) 23:51:10 ID:azMrztz20
(´・ω・`)「いやわかってるよ、君の言いたいこと。でも、僕は信じたいんだよ」
( ^ω^)「そーかお。ならなにも言わないお。けど」
(´・ω・`)「けど?」
( ^ω^)「この神社を壊すのは、やめるつもりはないお」
(´・ω・`)「......」
( ^ω^)「ここ、マンションが建つらしいお。嬉しいことだお」
(´・ω・`)「嬉しい?」
( ^ω^)「お、だってそうだお?今まで村を守ってきた神社が新しい人たちの住みかに生まれ変わるんだお。人の役にこれからも立ち続けるなら僕はそれが嬉しいお」
(´・ω・`)
( ^ω^)「そして多分、祀られてる銀狼様も」
(´-ω-`)
( ^ω^)「人の来ない寂れた神社より、役に立つものに生まれ変われば納得してくれるお」
548
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/29(火) 23:52:01 ID:azMrztz20
(´・ω・`)「......」
( ^ω^)「......」
(´・ω・`)「......悪い、やっぱ僕は納得はできないね」
( ^ω^)「お、そうかお......そう言えば」
(´・ω・`)「ん?」
( ^ω^)「お前、銀狼様と会って何を話したんだお?」
(´・ω・`)「んー?まぁもう昔のことだからね、ほとんど忘れちゃったよ。覚えてるのは......多分ここら辺に......あったあった」
トンッ
( ^ω^)「......手鞠?」
(´・ω・`)「うん」
( ^ω^)「手鞠歌ってやつかお?」
(´・ω・`)「そそ」
( ^ω^)「お、それだけかお?」
(´・ω・`)「そうだね、覚えてるのはこれくらいかなぁ」
( ^ω^)「おー、ほとんど覚えて......ん?」
549
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/29(火) 23:52:49 ID:azMrztz20
(,,゚Д゚)「お?」
(*゚ー゚)「あら」
( ^ω^)「あれま、これはほんとに久しぶりだお」
(´・ω・`)「ほんとだね、村出てって以来じゃないか」
(,,゚Д゚)「おー!ショボンにブーンか!イヤー久しぶりだなぁ!」
(*゚ー゚)「ほんと、変わってないわねぇ」
(´・ω・`)「はは、君たちは相変わらず仲がいいのかな?」
(,,゚Д゚)「おうよ!夫婦だもんよ!」
(;´・ω・`)「え、そうなの!?」
(; ^ω^)「いつかはすると思ってたけどいつの間に!」
(*,,゚Д゚)「はっはっは!しかも子供までいるぜ!」
(;´・ω・`)(; ^ω^)「「な、なんだってー!」」
550
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/29(火) 23:53:38 ID:azMrztz20
(;*゚ー゚)「ちょっとちょっと!私あなたに村の人たちにお知らせ出してって言ったわよね!?」
(,,゚Д゚)b「忘れた!」
(;*゚ー゚)「もー......まぁ私も確認しなかったのは悪いけど」
( ^ω^)「相変わらず馬鹿だおね」
(,,゚Д゚)「へへ」
(*゚ー゚)「褒められてないちゅーに」
(´・ω・`)「いや、でもまさか陽海中学馬鹿四人衆が揃うなんてね。すごい偶然だ」
(;*゚ー゚)「ちょっと誰が馬鹿よ!バカはあんたたちだけでしょ!?」
( ^ω^)「おっおー、子供はコウノトリさんが運んでくるんだおー?」
(;*゚ー゚)「ちょ、まだ覚えてたの!?忘れてよ!」
(,,゚Д゚)b「安心しろ!子供の作り方は俺が手取り足取り腰取りで教えたから」
( ^ω^)「おー!」
(;*゚ー゚)「もー、やめてよ!」
551
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/29(火) 23:54:42 ID:azMrztz20
(´・ω・`)「はは、懐かしいなぁ」
(,,゚Д゚)「昔もさぁ、こんな感じだったよなぁ」
( ^ω^)「おー......」
(´・ω・`)「どうしたの?」
( ^ω^)「いや正直、昔のこと、あんまり覚えてないんだおね」
(*゚ー゚)「あ、あなたも?」
( ^ω^)「お?」
(*゚ー゚)「私もね、みんなのことは覚えてるし懐かしいとも思うんだけど何してたとかそういうの、あまり思い出せないのよね」
(´・ω・`)「もうずっと前のことだからね」
(,,゚Д゚)「昔かぁ……子供の頃ってどんな感じだったっけなぁ」
552
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/29(火) 23:55:24 ID:azMrztz20
(*゚ー゚)「あら?あなたは昔から変わってないと思うけど?」
(,,゚Д゚)「んー?いや自分でもあまり変わってないと思うけど......何て言うかさ、世界が変わっちゃったんだよ」
(´・ω・`)「どういうことだい?」
(,,゚Д゚)「いやさ、年取ってさ出来ること出来ないことが見えてきてさ今まで見えてた景色が変わっちまったって言うか何て言うか」
( ^ω^)「......何となくわかるお」
(,,゚Д゚)「昔はさ、小さな洞穴だって不思議なダンジョンだったしそこら辺の枝が聖剣になって自分は王様になれたりした。心からさ」
(´・ω・`)「......」
(,,゚Д゚)「でも、もう無理だ。枝はただの枝だし洞窟はただの穴、そして俺はただのサラリーマンだ」
( ^ω^)「......お」
(,,゚Д゚)「多分だけどさ、俺たちは知らない間に大人になっちまったんだよ。子供の頃のこと、忘れてさ」
(*゚ー゚)「......」
(´・ω・`)「......」
( ^ω^)「......」
(;,,゚Д゚)「あっ、悪い。なんか変な話になっちまったな」
(´・ω・`)「子供の頃......か」
553
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/29(火) 23:56:12 ID:azMrztz20
(,,゚Д゚)「ん?どうしたんだ?」
(´・ω・`)「あ、いや......この間、ここで女の子に会ったことを思い出してた」
( ^ω^)「お?珍しいおね」
(,,゚Д゚)「そうなのか?」
( ^ω^)「おー......もうこの村に子供はほとんどいないお」
(*゚ー゚)「そうなると......うちの子かな?」
(´・ω・`)「あー、そうかも。そうか、あの子が君たちの子か」
(,,゚Д゚)「へへ、可愛かったろー」
(´・ω・`)「うん、そうだね」
( ^ω^)「おー、僕も見てみたいおー」
554
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/29(火) 23:57:04 ID:azMrztz20
(*゚ー゚)「でも......本当に変わっちゃったのね」
( ^ω^)「お?」
(*゚ー゚)「村、人が皆、いなくなっちゃったのね」
(´・ω・`)「......うん」
(,,゚Д゚)「至るところが随分と寂れちまって……寂しいもんだ」
( ^ω^)「......しょうがないお」
(,,゚Д゚)「そうかもしれねぇけどよぉ......まぁ、そうだな」
(*゚ー゚)「仕方ないわよね......」
(´・ω・`)「......戻っては来れないのかい?」
(*゚ー゚)「んー......もうあっちでの生活があるからね」
(,,゚Д゚)「ああ、会社やらなんやらあるしなぁ」
555
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/29(火) 23:57:52 ID:azMrztz20
( ^ω^)「おーお前が働くことを気にしてるなんて」
(,,゚Д゚)「るっせぇ!俺だって大人だい!」
(*゚ー゚)「子供っぽくなってるわよー」
( ^ω^)「おっおっお」
(,,゚Д゚)「へへ」
(´・ω・`)「皆、本当に大人になったんだね」
(,,゚Д゚)「当たり前だろ。もうビールだってガブガブ飲んでるしなっ!」
( ^ω^)「おっ!それなら今度飲むお!」
(,,゚Д゚)「おっいいねー!」
(*゚ー゚)「ほどほどにしなさいよー」
(´・ω・`)「......」
(´・ω・`)(皆、大人になったんだな......)
(´・ω・`)「......僕はまだ、諦められないや」
556
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/29(火) 23:58:49 ID:azMrztz20
......
......
......
(-_-)「......」
(#゚;;-゚)「ねぇ、てんぐさん」
(-_-)「ん?なんだね」
(#゚;;-゚)「おそといかないの?」
(-_-)「はっはっは、面白いことを聞くな君は」
(#゚;;-゚)「みんなでおそとであそぼーよ」
(-_-)「私に死ねと申すか」
(#゚;;-゚)「??」
557
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/29(火) 23:59:31 ID:azMrztz20
( ΦωΦ)「にんげーん、そんなやつほっといて遊ぶであるよー」
(#゚;;-゚)「むぅ......てんぐさん!」
(-_-)「ん?」
(#゚;;-゚)「おそとでまってるからね!」
(-_-)「いや......待ってると言われても」
(#゚;;-゚)「じゃね!」テテテ
(;-_-)「あっ......むぅ」
(;-_-)
(;-_-)「段ボール、暑いんだよなぁ......はぁ」
(-_-)「あーやだやだ......やってらんねぇ......」イソイソ
(-_-)「帰ったらあの糞天狗の鼻へし折ってやる」イソイソ
558
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/30(水) 00:00:12 ID:sUUnhZys0
__
∠∠/|)__
∠|___|∠/ 「よし、これで......」
__
∠∠/|)__
∠|___|∠/ 「......」
__
∠∠/|)__
∠|___|∠/ 「......ん?」
__
∠∠/|)__
∠|___|∠/ 「なんか、暑くないな」
__
∠∠/|゚)_
∠|___|∠/ 「むしろなんかひんやりして」
__
∠∠/|-゚)_ 「ええやろ?」
∠|___|∠/ 「え?」
559
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/30(水) 00:01:01 ID:sUUnhZys0
(#゚;;-゚)「んー」
( ΦωΦ)「どうしたであるか?」
(#゚;;-゚)「てんぐさんこないね」
(;'A`)「ど、どどどどどどどどどどどどうし、たんだろ......」
( ΦωΦ)「まーあんなやつほっておいていいであるよ」
(#゚;;-゚)「だめだよーそんなこといっちゃ!」
( ΦωΦ)「むぅ......」
(#゚;;-゚)「ほら、むかえにいこっ」
( ΦωΦ)「せっかくの人間と遊べる時間が......むぅ」
(;'A`)「あ、ぼ、ぼぼぼぼ、ぼぼく、ぼくもい、いく!」
(#゚;;-゚)「ん、いこっ!」
560
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/30(水) 00:01:43 ID:sUUnhZys0
( ΦωΦ)「おーい、天狗ー!さっさとでてくるであるよー」
(#゚;;-゚)「てんぐさーん......ん?」
( ΦωΦ)「ん?どうしたであ......」
+ ____*
/ // /|
| ̄/  ̄ ̄|/ /|
|/ /|/ |
* | (-_-) | | + カッチーン
| | |
|/ |/
*  ̄ ̄ ̄ ̄
561
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/30(水) 00:02:31 ID:sUUnhZys0
( ΦωΦ)
(#゚;;-゚)
('A`)
( ΦωΦ)「さ、遊びにいこうである」
(;#゚;;-゚)「だ、だめだよ!たすけてあげないと!」
( ΦωΦ)「えー」
562
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/30(水) 00:03:16 ID:sUUnhZys0
(;'A`)「だ、だだだだだ、だい、だいじょぶか、な......」
(;#゚;;-゚)「これ、こおり?どうしたんだろ......」
( ΦωΦ)「......氷?」
( ΦωΦ)
(; ΦωΦ)そ ハッ
(; ΦωΦ)「ま、さか......いやでも......」
(;'A`)「?」
(; ΦωΦ)「ざ、座敷わらし!今この家に我輩たち以外になにかいるか!?」
('A`)「え?......んー」
(#゚;;-゚)「?」
563
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/30(水) 00:04:09 ID:sUUnhZys0
('A`)「......あ」
川(; ΦωΦ)「早くしてくれ!」
('A`)「......」
川 ゚(; ΦωΦ)「む?」
(#゚;;-゚)「......」
川 ゚ -(; ΦωΦ)「ふ、二人ともなぜ我輩の後ろを見てるのである?」
川 ゚ -(; ΦωΦ)
川 ゚ -(ΦωΦ ;)チラッ
川 ゚ -(ΦωΦ ;)
川* ゚ -(ΦωΦ )
(; ΦωΦ)「ほわぁあああああ!!!やっぱり雪女だぁああぁあぁあああ!」
564
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/30(水) 00:06:29 ID:sUUnhZys0
(#゚;;-゚)「ゆきおんな?」
((;'A`))「ゆっ!?ひ、ひぃいいいいいいいいい!」ガタガタ
(; ΦωΦ)「お、おおお!おま!お前!一体何しにきたであるか!?」
川* ゚ -゚)「久しぶりだな、すねこすり!相変わらず暑そうな毛並みだな!」
(; ΦωΦ)「え、ま、まぁ......」
川* ゚ -゚)「ふふふ!そうだろう!よーし、ならばおねーさんがかちこちに冷やしてあげよう!」
(; ΦωΦ)「へ!?ちょ、い、いや!大丈夫!大丈夫であるから!」
川* ゚ -゚)「なーに遠慮などしなくていい!こーのクールビューティ!雪女ちゃんにお任せあれだ!」
(; ΦωΦ)「いや、ま」
川* > -<)「ていや!」
565
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/30(水) 00:07:48 ID:sUUnhZys0
+ ____*
/ // /|
| ̄/  ̄ ̄|//|
|/ /|/ |
* |( ΦωΦ )| | + カッチーン
| | |
|/ |/
*  ̄ ̄ ̄ ̄
(;#゚;;-゚)「す、すねこすり!?」
(;'A`)「ヒィイイイイ!」
川 ゚ -゚)「ふぅ、いいことしたな!......ん?」
(#゚;;-゚)「え?」
川 ゚ -゚)「......」
川 ゚ -゚)そ「おおっ!私を見てると言うことは君は妖怪が見えるのか!」
(;#゚;;-゚)「え?あ、うん......」
川* ゚ -゚)「いやー!君は人間だろう?人間と話すのは久しいな!」
(;#゚;;-゚)「え、えーと」
566
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/30(水) 00:08:39 ID:sUUnhZys0
川 ゚ -゚)「ところで君」
(;#゚;;-゚)「え?」
川 ゚ -゚)「人間は暑いのが苦手と聞くが、暑くはないかね?」
(;#゚;;-゚)「え?え?」
(;'A`)「ま、ままままま、待って!」
川 ゚ -゚)「む?座敷わらし、どうした?」
('A`)「え、あ......ぅ......その、ああ、あああああの、そ、その」
川 ゚ -゚)「ん?もしや......」
('A`)「え?」
川* ゚ -゚)「君も暑いのか!?」
(;'A`)「はぇ!?」
567
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/30(水) 00:09:44 ID:sUUnhZys0
川* ゚ -゚)「なんだそれならすぐにいってくれればいいのに!むふふ、やはりこの時期、スーパー雪女である私は偉大だな!」
(;'A`)「い、いいいいい、いや......そ」
川* > -<)「ほいさっさ!」
+ ____*
/ // /|
| ̄/  ̄ ̄|//|
|/ /|/ |
* | ('A`) | | + カッチーン
| | |
|/ |/
*  ̄ ̄ ̄ ̄
(;#゚;;-゚)「ざしきわらしさん!?」
568
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/30(水) 00:10:28 ID:sUUnhZys0
川 ゚ -゚)「ふー、みんなキンキンで気持ち良さそうで私も嬉しいぞ!」
(;#゚;;-゚)「あ、あう」
川 ゚ -゚)「む?......おおっ!すまない!君のことを忘れていたよ!」
(;#゚;;-゚)「えぅ......」
川* ゚ -゚)「で?どうだ?ん?暑いか?暑いよな!?暑いに決まってるよな!?」
(;#゚;;-゚)「あつ」
川* ゚ -゚)「そうか!暑いか!そうかーそう言われては仕方ないな!」
(;#゚;;-゚)「え?え?」
569
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/30(水) 00:11:12 ID:sUUnhZys0
川* ゚ -゚)「ふふふ!では!お望み通り!キンッキンに冷やしてあげよう!」
(;#゚;;-゚)「や、やだ!」
川* > -<)「いっくぞー!そー」
ピシッ
川 ゚ -゚)「ん?」
(;#゚;;-゚)「え?」
「......るな」
川 ゚ -゚)「へ?」
570
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/30(水) 00:12:10 ID:sUUnhZys0
\ \ヽ i| / /
天狗を舐めるあああぁぁ!!
\ ヽ | / /
_ /|
 ̄ λノ ヽノし― ̄
_ ノ ( _
― ̄( (-_-#) フ ―_ パリーン
) c/ つ (
( | | く
>(ノ ヽ) ノ
川; ゚ -゚)「おぉ!?」
(;#゚;;-゚)「て、てんぐさん!」
571
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/30(水) 00:13:17 ID:sUUnhZys0
川; ゚ -゚)「ど、どうしたんだ急に!?何かあったのか!?」
(#-_-)「貴様ぁ......随分と天狗である私を馬鹿にしてくれたなぁ......」
川; ゚ -゚)「へ?」
(#-_-)「貴様だけは確実に殺すぅ......引きちぎるぅ......」
川; ゚ -゚)「え、怖い!なに、え?怖い!」
(#-_-)コロスコロスコロスコロスコロス
川; ゚ -゚)「な、なんだ?何でそんなに怒ってるんだ?」
572
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/30(水) 00:15:20 ID:sUUnhZys0
(;#゚;;-゚)「て、てんぐさん!だめだよ!ゆきおんなさんがこわがってるよ!」
(#-_-)「......む」
川; ゚ -゚)カタカタ
(-_-)「......」
(-_-)=3
(-_-)「失礼した......少々頭に血が上っていたようだ。すまなかったな、雪女」
川 ゚ -゚)「あ、ああ。そうか」
(-_-)「すまなかったな」
川 ゚ -゚)「う、うむ。よくわからんがまぁよか」
(-_-)つ川 ゚ -゚)ポンッ
(-_-)「後で殺す」ボソッ
川; ゚ -゚)「ひっ!?」
573
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/30(水) 00:17:16 ID:sUUnhZys0
(;#゚;;-゚)「ゆきおんなさん!」
川; ゚ -゚)「む、む?」
(;#゚;;-゚)「あとね、みんなをこおりからだしてあげて!」
川 ゚ -゚)「?......何故だ?」
(;#゚;;-゚)「みんなこまってるよ!」
川; ゚ -゚)「な、なに!?何故だ!?皆ほら!」
+ ____*
/ // /|
| ̄/  ̄ ̄|//|
|/ /|/ |
* |( ΦωΦ )| | + カッチーン
| | |
|/ |/
*  ̄ ̄ ̄ ̄
+ ____*
/ // /|
| ̄/  ̄ ̄|//|
|/ /|/ |
* | ('A`) | | + コッチーン
| | |
|/ |/
*  ̄ ̄ ̄ ̄
川 ゚ -゚)「幸せそうな顔をしてるじゃないか!」
574
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/30(水) 00:18:34 ID:sUUnhZys0
(-_-)「氷って顔が動かせないだけだ馬鹿者」
川 ゚ -゚)「なっ!バカとはなんだ、バカと」
(-_-)「......」
川 ゚ -゚)「は......」
(-_-)
川; ゚ -゚)「あ......いえその......ごめんなさい」
(-_-)「うむ、では早く皆を氷から出すんだ」
川; ゚ -゚)「は、はい!天狗様!」
575
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/30(水) 00:19:35 ID:sUUnhZys0
パリーン
(; ΦωΦ)「あー死ぬかと思ったである!相変わらず、お前に関わるとろくな目に合わないなあるな!」
川; ゚ -゚)「う......ほ、本当に困ってたのか......すまない」
((;'A`))「さ、さ、さ、さ、さ、さ、さむいいぃぃいいぃいい!」ガタガタ
(;#゚;;-゚)「ざしきわらしさんだいじょうぶ?これ、わたしのもうふ。つかう?」
('A`)「えっ」
('A`)
(*'A`)「う、うううううううん!つ、つつつ、使う!つか、使う!」
(#゚;;-゚)「じゃあ、はい!あったまってね!」
('A`)「お、おお、おおおおお!あ、あた、あたたた、あたたたたかっい......」
(#゚;;-゚)「ん、よかった!」
576
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/30(水) 00:21:31 ID:sUUnhZys0
(*'A`)「ふ、ふふふ、ふひっ!ふひひっ!あ、ああああああのこのい、あい、いいに、にににににおい......」
( ΦωΦ)(キメェ......)
(-_-)「ん、皆無事なようだな」
川; ゚ -゚)「あっ!こ、これでよろしいでしょうか!天狗様!」
(-_-)「まあ、いいだろう。彼らも妖怪。大事には至らなかったようだしな」
川; ゚ -゚)「はっ!ありがとうございます!」
(; ΦωΦ)「......凍ってる間に何があったのである?」
(;'A`)「さ、さあ?」
577
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/30(水) 00:22:30 ID:sUUnhZys0
(-_-)「そもそも何故、冬の妖怪であるお前がここにいるんだ。真夏だぞ」
川 ゚ -゚)「え?あ、それは皆の役に立ちたくて......」
( ΦωΦ)「そういえば前もそんなこといってたであるな」
(-_-)「む、確か......一番最近だと前の冬だったか」
( ΦωΦ)「である。猛吹雪を吹かせて民家を潰したであったな」
(;#゚;;-゚)「えっ!?」
川; ゚ -゚)「うう......人の子供は雪が好きだと聞いたからつい張り切って降らせ過ぎたんだ」
578
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/30(水) 00:23:25 ID:sUUnhZys0
(-_-)「他にも色々やっていたな。その前の冬は家畜を凍らせたり」
川 ゚ -゚)「こ、凍らせれば肉が長持ちすると聞いて役に立つと思って......」
( ΦωΦ)「そのまた前は村中の水を凍らせたり」
川 ゚ -゚)「綺麗な氷を沢山見せたくて......」
(-_-)「......で今回は」
( ΦωΦ)「暑さ対策に凍らせたと」
川; ゚ -゚)「ご、ごめんなさい......」
( ΦωΦ)「全く、迷惑なやつである」
川; ゚ -゚)「うぅ......」
579
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/30(水) 00:25:31 ID:sUUnhZys0
(#゚;;-゚)「んー」
( ΦωΦ)「む?どうかしたであるか?」
(#゚;;-゚)「ゆきおんなさんはわるいようかいさんじゃないんだよね?」
( ΦωΦ)「む?むぅ......それはまぁ、悪気はないようだが」
(#゚;;-゚)「ならゆるしてあげようよ!ね!」
( ΦωΦ)「......むぅ、まあ今回も善意で暴走しただけであるからな」
(#゚;;-゚)「ん、じゃあ」
( ΦωΦ)「許すであるよ」
川* ゚ -゚)「ほ、本当か!?」
( ΦωΦ)「うむ」
(#゚;;-゚)「よかったね!」
川* ゚ -゚)「あ、ああ......ありがと」
(-_-)チッ
川; ゚ -゚)「......」
580
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/30(水) 00:28:56 ID:sUUnhZys0
川; ゚ -゚)「あ、あの......」
( ΦωΦ)「む?」
川; ゚ -゚)「本当にすまなかった......それでなんだが」
(#゚;;-゚)「ん?」
川; ゚ -゚)「なにか償いをさせてくれないだろうか?」
( ΦωΦ)「別にそんなことしなくても」
(#゚;;-゚)「だいじょうぶだよー」
川 ゚ -゚)「だ、だが」
川 ゚ -゚)チラッ
(-_-)
(-_-)Pグッ
川; ゚ -゚)「ひっ!いや是非っ!是非ともやらせてくれ!私を助けると思って!」
(;#゚;;-゚)「ん、んぅ?」
(; ΦωΦ)「まぁそこまでいうなら」
581
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/30(水) 00:32:34 ID:sUUnhZys0
川 ゚ -゚)「そ、そうか!ならば私にできることがあればなんでもやろう!さあなんでも言ってくれ!」
(#゚;;-゚)「え?うーん」
( ΦωΦ)「いきなりそう言われてもであるなぁ」
(#゚;;-゚)「ゆきでできること......」
( ΦωΦ)「うーむ、雪合戦にかまくら作りに」
(#゚;;-゚)「スキーとか?」
川* ゚ -゚)「おお!スキー!聞いたことがあるぞ!好きなのか?そうなんだな!」
(#゚;;-゚)「へ?」
川* ゚ -゚)「ふふふ、人間は雪山でスキーなる遊びをするらしいな!よし、山を凍らせてスキーをできるようにしようか!うむ!それがいい!」
(;#゚;;-゚)「え?」
(; ΦωΦ)「ちょ」
川* ゚ -゚)「よーしちょっと待ってろ!おねーさん張り切っちゃ」
(-_-)
川 ゚ -゚)「う......」
(-_-)「やめろ」
川 ゚ -゚)ハイ
582
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/30(水) 00:33:28 ID:sUUnhZys0
( ΦωΦ)「全く......」
川; ゚ -゚)「す、すまない......また暴走して」
(#゚;;-゚)「んーゆき......こおり......あ!」
川 ゚ -゚)「む?」
(*#゚;;-゚)「ゆきおんなさん!あのね!おねがいきまった!」
川* ゚ -゚)「お、おお!そうか!なんでも言ってくれ!君の役に立つならなんでもするぞ!」
(#゚;;-゚)「えっとねー......ちょっとまっててねー」トットットッ
川 ゚ -゚)「む?」
( ΦωΦ)「?」
583
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/30(水) 00:34:17 ID:sUUnhZys0
(#゚;;-゚)「おまたせー」
(-_-)「......器?」
川 ゚ -゚)「む?これを凍らせるのか?それくらい容易いが......」
(#゚;;-゚)「んーん、ここにゆきをつくって!」
川 ゚ -゚)「雪を?......構わんが何をするんだ?」
(*#゚;;-゚)「えへへ、おいしいものをつくるの!」
( ΦωΦ)「?」
584
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/30(水) 00:35:23 ID:sUUnhZys0
......
......
......
(* ΦωΦ)シャクシャクシャクシャク!
キー(; ΦωΦ)ーン
(#゚;;-゚)「あわててたべちゃだめだよー」
(; ΦωΦ)「むぅう......頭がぁ......」
(#゚;;-゚)「だいじょうぶ?」ナデナデ
(; ΦωΦ)「むぅ......なんとか」
(-_-)「成る程、かき氷か。夏にぴったりだな」シャクシャク
川* ゚ -゚)「ふふふ!どんどん食べてくれ!氷ならいくらでも作れるからな!」
(#゚;;-゚)「ゆきおんなさん、うれしそう」
( ΦωΦ)「まーいつも誰かの役に立ちたいと言ってたであるからなぁ。夢がかなって嬉しいのであろう」
(#゚;;-゚)「そっか」
585
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/30(水) 00:37:13 ID:sUUnhZys0
( ゚Д゚)「......いきなり部屋に集まってきたと思ったらなんなんだこれは」
( ΦωΦ)「んー?まあ色々あってなぁ」
(; ゚Д゚)「その色々が聞きたいのだが」
(#゚;;-゚)「うんがいきょー。うんがいきょーもたべる?」
( ゚Д゚)「ん、いや、手がないから食いたくても」
(#゚;;-゚)「あ、そっか。じゃー」
(#゚;;-゚)「はいあーん」
( ゚Д゚)
(;* ゚Д゚)「こ、ここっ!小娘っ!やめろ!は、恥ずかしい!」
586
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/30(水) 00:38:06 ID:sUUnhZys0
(#'゚;;-゚)「......あぅ、ごめんなさい」
(; ゚Д゚)「むぐっ!......」
(; -Д-)「あ、あーん」
(*#゚;;-゚)「!んっ!あーん!」
( ゚〜゚)「むぐ......」
(#゚;;-゚)「おいしー?」
( ゚Д゚)
(゚Д゚ *)「ま、まあまあだな」プイッ
(#゚;;-゚)「んー、そっか」
587
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/30(水) 00:38:55 ID:sUUnhZys0
(*'A`)「お、おおお、おい、おいしい......」シャクシャク
川* ゚ -゚)「ふ、ふふふふ!わ、私が皆の役に立っている!ふふふふ!」
(#゚;;-゚)「よかったね、ゆきおんなさん!」
川* ゚ -゚)「君のお陰だ!ほら!おかわりだ!どんどん食べてくれ!」
(#゚;;-゚)「え?」
川* ゚ -゚)「大盛......いや!こんなものでは私の気持ちは伝わらん!特盛りだ!たんと食べてくれ!」ダンッ!
(;#゚;;-゚)「あ、あう......ありがと」
588
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/30(水) 00:40:13 ID:sUUnhZys0
(;#゚;;-゚)(お、おなかいっぱいなんだけどな)
(;#゚;;-゚)チラッ
川* ゚ -゚)ワクワク
(;#゚;;-゚)「うぅ......」シャクシャク
川* ゚ -゚)「ふふっ!美味しいか?美味しいか!?」
(;#゚;;-゚)「あ、うん......」シャクシャク
川* ゚ -゚)「ふふふふふ!まだまだたーぷりあるからな!遠慮するなよ!」
(;#゚;;-゚)(......おなかひえてきちゃった)シャクシャク
589
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/30(水) 00:42:41 ID:sUUnhZys0
川* ゚ -゚)「む?結構減ってきたな!まだ食べ足りないんじゃないのか!?」
(;#゚;;-゚)「え、も、もうへーき」
川* ゚ -゚)「いやいや!遠慮はいらん!よし、もっと盛ってあげよう!それっ!」
(;#゚;;-゚)「......う」ギュルルル
川* ゚ -゚)「さあ!さあさあ!たーんと味わってくれ!」
(;#゚;;-゚)「ううぅ......」シャク...シャク...
川* ゚ -゚)「もっといる?いるか?」ワクワク
(;#゚;;-゚)「......も」
川 ゚ -゚)「?」
590
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/30(水) 00:43:22 ID:sUUnhZys0
(;# ;;- )「だめ......」バタッ
川 ゚ -゚)
川 ゚ -゚)エッ
川 ゚ -゚)
(川 ゚ -゚)
(-川; ゚ Д゚)
(-_川; ゚ Д゚)「......あ」
591
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/30(水) 00:44:45 ID:sUUnhZys0
......
......
......キャアアアアア
(;# ;;- )「......うー」ギュルルル
(;,,゚Д゚)「でぃのやつ、腹なんて壊してどうしたんだ。また水でも飲みすぎたか?」
(*゚ー゚)「さぁ......変なものでも食べたのかしら」
('、`*川「まぁ、今日のお夕飯はお腹に優しいもんでも作ってやるかねぇ」
(*゚ー゚)「あ、手伝います!」
(,,゚Д゚)「俺も薬、持ってきてやるかな......前買ったの、どこやったかな」
592
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/30(水) 00:45:28 ID:sUUnhZys0
(; ΦωΦ)「にんげーん!元気になるであるー!しっかりするであるー!」スリスリ
(;'A`)「あわわわわわわわわ、ど、どどどどどどどど、どし、どしよ......」アタフタ
( ゚Д゚)「落ち着かんか、全く。単に腹を壊しただけだ」
(; ΦωΦ)「で、でもこんなに苦しそうなんであるよ!?」
(;# ;;- )「......うぐっ」ギュルルル
(; ゚Д゚)「......むぅ」
(-_-)「やれやれ、本当に傍迷惑な雪女だったな」
(; ΦωΦ)「全くである......ん?」
593
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/30(水) 00:47:17 ID:sUUnhZys0
(,,゚Д゚)「あっれー?薬どこやったっけなぁ?」
(; ΦωΦ)「あれは......」
(,,゚Д゚)「んー?薬は......っと。ないなぁ」
(; ΦωΦ)「薬......」
( ΦωΦ)そ「あっ!そうである!」
( ゚Д゚)「む?」
( ΦωΦ)「人間のために薬をとってくるである!そうすれば人間も早くよくなるであるよ!」
(;'A`)「そ、そそそそそそそれ、い、いいいいいかも!」
( ゚Д゚)「む......確かに妖怪の妙薬ならばすぐに治せるかもしれんな」
594
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/30(水) 00:50:25 ID:sUUnhZys0
(* ΦωΦ)「うむ!そうであるよな!よしでは明日!朝になったらすぐにでも探しにいくであるよ!」
(;'A`)「お、おー!が、ががが、がんばるぞー!」
(-_-)「ああ、外は危険だからな。頑張れよ」
( ゚Д゚)「私は動けんからお前達、頼んだぞ」
( ΦωΦ)「うむ!頑張るであるよ、座敷わらし!烏天狗!」
('A`)「お、おー!」
(-_-)「......えっ、私もいくのか?」
( ΦωΦ)「もちろんである。人間の一大事であるよ?」
( ゚Д゚)「当然だな」
('A`)「よ、よよよよ、よろ、よろしく!」
(-_-)
(-_-)「えっ」
(-_-)
(;゚_゚)「え?」
(#゚;;-゚)陽海村のようです
はちがつじゅうろくにち
「雪女」
お仕舞い
595
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/03/30(水) 00:51:06 ID:sUUnhZys0
○よーかいにっき
8月16日 はれときどきゆき おばーちゃんのいえ
川 ゚ -゚) ゆきおんな
がんばりやさんなようかいさん
ゆきをふらせたりこおらせたりできるんだって
みんなのやくにたとうとがんばってる
けどちょっぴりがんばりすぎちゃうみたい
みんなでたべたかきごおりはおいしかったけどちょっとたべすぎちゃった
596
:
名も無きAAのようです
:2016/03/30(水) 01:26:59 ID:orCYg6YY0
乙
相変わらずみんなかわいいな
597
:
名も無きAAのようです
:2016/03/30(水) 11:30:33 ID:0JlzivOk0
http://is.gd/bM4zjX
598
:
名も無きAAのようです
:2016/03/30(水) 13:55:04 ID:ynes0uOQ0
あの祭りはもう世紀末だからな
599
:
名も無きAAのようです
:2016/03/30(水) 16:51:51 ID:0JlzivOk0
http://ow.ly/3zsUCx
600
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/09/01(木) 01:18:55 ID:pWWRKFRo0
( ゚д゚) カタカタ......
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
\/ /
 ̄ ̄ ̄
( ゚д゚)そ ......ん!?
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
\/ /
 ̄ ̄ ̄
576 名も無きAAのようです sage 2016/08/05(金) 23:41:16 ID:dOSCSF060
ようかい村好きなんだけどなぁ……結構物語佳境だったし
( ゚д゚)
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
\/ /
 ̄ ̄ ̄
(* ゚д゚)
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
\/ /
 ̄ ̄ ̄
601
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/09/01(木) 01:19:45 ID:pWWRKFRo0
(* ゚д゚) 覚えてた人いたのかーうれし......
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
\/ /
 ̄ ̄ ̄
( ゚д゚) ......あれ?
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
\/ /
 ̄ ̄ ̄
( ゚д゚ )
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
\/ /
 ̄ ̄ ̄
( ゚д゚)
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
\/ /
 ̄ ̄ ̄
( ゚д゚ )
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
\/ /
( ゚д゚)
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
\/ /
( ゚д゚ )
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
\/ /
602
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/09/01(木) 01:20:26 ID:pWWRKFRo0
( ゚д゚ ) ガタッ
.r ヾ
__|_| / ̄ ̄ ̄/_
\/ /
⊂( ゚д゚ )
ヽ ⊂ )
(⌒)| ダッ
三 `J
/ O | ̄| O ヽ
| / | | 別作者さんのスレだこれ!
ヽ、. ├ー┤ ノ
続きはまだ書けてないです
生存報告だけ
603
:
名も無きAAのようです
:2016/09/01(木) 01:21:13 ID:Qb0BppVM0
おっけー
待ってる
604
:
名も無きAAのようです
:2016/09/01(木) 23:33:04 ID:KZPnaXco0
でぃかわいいよでぃ
生存報告嬉しい待ってるぜ
605
:
名も無きAAのようです
:2016/09/02(金) 10:17:45 ID:6sOC7qHA0
こめんねまるっと勘違いしてたごめんね(´・ω・`)
606
:
名も無きAAのようです
:2016/09/02(金) 17:56:45 ID:zeaTmtOE0
うおおあ生きてたか!陽海村可愛くて好きだしいつまででも待ってるぞ!
607
:
名も無きAAのようです
:2016/09/05(月) 14:21:31 ID:QGABWDCE0
知らなかったけどageてもらったおかげで気付けたよ
すっごく好きな作品のひとつになったので更新楽しみにしてます
608
:
名も無きAAのようです
:2016/09/27(火) 13:06:39 ID:XTGA9oSc0
作者違い笑った
ブクマしてのんびり更新待ってる
609
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/10/04(火) 00:53:25 ID:Up9qiScY0
投下期間が空くとどうしてもキャラの特徴を忘れてしまう
まぁ皆キャラが薄いから仕方ない
610
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/10/04(火) 00:54:07 ID:Up9qiScY0
ちゅんちゅん......
( +ωΦ)「んぁ......朝であるか」
( ΦДΦ)ファアア
( うω+)クシクシ
( Φω+)「......ん、人間は」
(;# ;;- )「ウーン......ウーン......」
(; ΦωΦ)「むぅ......辛そうであるな」
(; ΦωΦ)
(; ΦωΦ)「......早くいくである」トコトコ
611
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/10/04(火) 00:54:47 ID:Up9qiScY0
('A`)「あ」
( ΦωΦ)「む、座敷わらし。起きていたか」
(;'A`)「う、えう、うん。あ、あああああ、あの、あのこの、た、ため、ためだし」
( ΦωΦ)「うむ......して」
('A`)「?」
( ΦωΦ)「天狗のやつはどうした?」
(;'A`)「あー......」
( ΦωΦ)「?」
(;'A`)σ
( ΦωΦ)「む?」チラッ
612
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/10/04(火) 00:55:41 ID:Up9qiScY0
ガタガタ((((((゚_゚))))))ガタガタ
( ΦωΦ)
(; ΦωΦ)「えーと、大丈夫......」
(゚_゚)「あばばばばばば」
(; ΦωΦ)「じゃないであるな、うん」
(;'A`)「ど、どどど、とうす、る?」
(; ΦωΦ)「......二人でいくであるか?」
('A`)「う、うん、そ、そそそう、だね。そ、そそれが、いい、か」
613
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/10/04(火) 00:56:31 ID:Up9qiScY0
(-_-)「そうか!それは悪いな!頑張れよ!」
('A`)「も......」
( ΦωΦ)
(-_-)「留守番は任せるがいい!さあ!行ってこい!」
('A`)
( ΦωΦ)
(-_-)
614
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/10/04(火) 00:57:14 ID:Up9qiScY0
( ΦωΦ)
('A`)
(-_-)「......」
(-_-)「......あ、えっと、外のことはよろしくお願いいたします」
( ΦωΦ)「うむ」
615
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/10/04(火) 00:57:58 ID:Up9qiScY0
......
......
......
( ΦωΦ)「それで、どこにいくであるか?」テクテク
(;'A`)「う、うーん......」テクテク
(; ΦωΦ)「むぅ、薬となると......」テクテク
(;'A`)「だ、だだだだ、だれ、だ、ろ」テクテク
(; ΦωΦ)「......むむむ」
『あっれぇ?』
(; ΦωΦ)「ん?」
616
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/10/04(火) 00:58:43 ID:Up9qiScY0
(・∀ ・)『座敷わらしがそとにいるなんてめっずらしー』
( ΦωΦ)「......覚か」
('A`)「あ、え、あ、ど、どど、も。さ、ささささ、さと、りさん」
(・∀ ・)『はいはいどーもー、覚り妖怪の覚ですよー。うひひ。なんだか大変そうだねぇ』
( ΦωΦ)「覚、すまんが今日は相手してる暇は」
(・∀ ・)『んー?お嬢さんのピンチなんでしょ?いいのかな?私、けっこーじゅーよーかもよー?うひひ』
( ΦωΦ)「......なにか宛があるのか?」
(・∀ ・)『さぁ?どうかなぁ?』
( ΦωΦ)「......相手にするだけ無駄であるな。行くである、座敷わらし」
617
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/10/04(火) 00:59:25 ID:Up9qiScY0
('A`)「えっ、で、でも......」
(・∀ ・)『うひひ、そんなんで見つかるかなぁ?』
( ΦωΦ)「......うるさいぞ」
(・∀ ・)『うひひ、お嬢さん、苦しんでるんだからはやく見つけないといけないのにねぇ』
(;'A`)「うぅ......」
(・∀ ・)『ま、そんな君たちには川遊びがおすすめだよ。川の冷たい水を浴びれば少しは頭が回るかもね!うひひ!』
( ΦωΦ)「......行くである、座敷わらし」
('A`)「......うん」
(・∀ ・)『うひひ!ま、頑張ってねー』
618
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/10/04(火) 01:00:05 ID:Up9qiScY0
(・∀ ・)
(・∀ ・)=3『ふぅ、やれやれ』
/ ゚、。 /「やれやれはこっちの台詞だし」ヒョコッ
(;・∀ ・)『......お前まだ着いてきてたのかよ。なんなの?私のこと好きなの?』
/ ゚、。 /「うっさいな。そんなの勝手に心読んでろ。分かるんだろ?」
(・∀ ・)『うひひ、言われなくても』
(・∀ ・)
(・∀ ・)『......けっ、知りたくなかった』
619
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/10/04(火) 01:00:48 ID:Up9qiScY0
/ ゚、。 /「そんなことよりさ」
(・∀ ・)『そんなことっておま』
/ ゚、。 /「なんだし」
(・∀ ・)『......うひひ、なんでもねーよ。ばーか』
/ ゚、。 /「そ、ならいいけど」
(・∀ ・)『んで?なにさ』
/ ゚、。 /「ガキのことだよ。心配なら自分でやりゃいいじゃん。なんであいつらに頼るのさ」
(・∀ ・)『......宛があっても嫌われものの私が行ったって、ね』
/ ゚、。 /「......」
620
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/10/04(火) 01:01:50 ID:Up9qiScY0
(・∀ ・)『うひひ?なになに?同情しちゃったー?んー?』
/ ゚、。 /「......まー、あれだ。その、さ」
(・∀ ・)『うん?』
/ ゚、。 /「慰めになるかはわかんないけど」
(・∀ ・)『うん』
/ ゚、。 /「傷心旅行がてら北海道辺りに旅行にい(・∀ ・)『行かない』」
/ ゚、。 /
(・∀ ・)
/ ゚、。 #/「いーくーよーなー?」ギリギリ
(;・∀ ・)『いででで!またかよ!いかねぇぞぜってぇ!うひひ!てかてめぇが行きたいだけだろそれ!ちょ、糞いでぇ!』
621
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/10/04(火) 01:02:30 ID:Up9qiScY0
......
......
......
(; ΦωΦ)「参ったである」
(;'A`)「み、みみみ、みみつから、ないね......」
(; ΦωΦ)「ぬぬぬ......もうすぐ昼である。早くしなければ」
(;'A`)「うー......」フラフラ
(; ΦωΦ)「座敷わらし?」
(;'A`)「あ、あつ......い......」フラフラ
(; ΦωΦ)「む......不味いであるな」
(;'A`)「ご......め......」
622
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/10/04(火) 01:03:10 ID:Up9qiScY0
(; ΦωΦ)=3 フゥ
(; ΦωΦ)「少し、休むである」
('A`)「え、で、ででで、も......」
( ΦωΦ)「我輩も疲れたのである。少し、そこらで涼むであるよ」
('A`)
(*'A`)「......う、ん!」
( ΦωΦ)「ほれ、ちょうど近くに川があるである。そこで少し休むであるよ」
('A`)「ん......あ、ありが、と」
( ΦωΦ)「別に礼なんて要らないであるよ。我輩も疲れたのである」
('A`)「う、ん......で、でで、でも」
( ΦωΦ)「?」
('A`)「そ、その......あ、りがと」
( ΦωΦ)
(* ΦωΦ)∂「ま、さっさと行くであるよ」ポリポリ
623
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/10/04(火) 01:03:55 ID:Up9qiScY0
('A`)「う、ん......あれ?」
( ΦωΦ)「どうかしたであるか?」
('A`)「な、なななにか、い、る」
( ΦωΦ)「む?」
彡⌒ミ
( )ポリポリ
( ΦωΦ)「むー?あいつは」
('A`)「......かっ、ぱ?」
624
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/10/04(火) 01:04:49 ID:Up9qiScY0
(´・_ゝ・`)「ん?」クルッ
('A`)「ど、どど、どう、も」
(´・_ゝ・`)「おーすねこすりに座敷わらしか。久しぶりだなぁ」
( ΦωΦ)「うむ、随分と久しぶりである。川なんて滅多に来ないであるからな」
(´・_ゝ・`)「お前濡れるの嫌いだもんなぁ。いやぁにしてもお前変わらないなぁ」
( ΦωΦ)「そうであるか?そういうお前も」
(´・_ゝ・`)「んー?」
( ΦωΦ)「......」
(´・_ゝ・`)「どうした?」
625
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/10/04(火) 01:05:29 ID:Up9qiScY0
( ΦωΦ)「......なぁ」
(´・_ゝ・`)「ん?」
( ΦωΦ)「頭の皿、でかくなった?」
(´・_ゝ・`)
( ΦωΦ)
(´・_ゝ・`)「なってない」
( ΦωΦ)「え、でも」
626
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/10/04(火) 01:06:12 ID:Up9qiScY0
(´・_ゝ・`)「なってないから。俺たち妖怪って年取らないから。変わんないから」
( ΦωΦ)「いやでも」
(´・_ゝ・`)「仮にそう見えてるなら今昼間で皿がめっちゃ光反射してるからそうみえるだけだから」
('A`)「え、でで、でも、か、かみも、す、すすすくな」
(´・_ゝ・`)「ちょっとさっきまで泳いでたから!だから濡れて纏まってそう見えるだけだから!」
(´゚_ゝ゚`)「だけだから!」クワッ
(; ΦωΦ)「......うん」
627
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/10/04(火) 01:07:10 ID:Up9qiScY0
(´・_ゝ・`)「で、何の用なのよ。何?相撲?それとも尻小玉引っこ抜く?」ポリポリ
(; ΦωΦ)「さりげなく殺そうとするなである」
(´^_ゝ^`)「何のことかなぁ?」
(;'A`)「お、おおお、おこ、怒って、る?」
(´・_ゝ・`)「いやいや怒っててなんてないよ?ちょっと無性にお前らの尻小玉抜きたい気分なだけだよ?」
(; ΦωΦ)「......悪かったであるよ」
(´・_ゝ・`)「そもそもさ?カッパ禿って言葉あるじゃん?あれっておかしくね?俺禿げてないよ?頭に皿があるだけだよ?」
(; ΦωΦ)
(´・_ゝ・`)「いやね?今全然関係ないんだけどね?どうしてもなんか言いたくなってね?」
(;'A`)「ご、ごごご、ごめ、んなさい......」
(; ΦωΦ)「うぅ......」
628
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/10/04(火) 01:08:39 ID:Up9qiScY0
(´・_ゝ・`)「......プッ」
(; ΦωΦ)「む?」
(´・_ゝ-`)「いやジョークだよジョーク。カッパジョーク。怒ってないさ」
(; ΦωΦ)「え?え?」
(´^_ゝ^`)「そもそもこの皿はカッパにとって生命の源。大きいなら誇らしいことさ。むしろさっきの言葉、嬉しかったよ」
(; ΦωΦ)「そ、そうなのであるか?」
(´・_ゝ・`)「これはマジ。ジョークじゃないさ。悪ふざけしすぎたかな。悪かったね」
('A`)「よ、よよよ、よ、かった......」
(´・_ゝ・`)「それで?何の用事?川嫌いのお前に引きこもりの座敷わらしがこんなところに来るなんてなんかあったのか?」
( ΦωΦ)「あー、ちょっと妖怪捜し中でな」
(´・_ゝ・`)「ほー、それはそれは。きゅうり食うか?」ポリポリ
( ΦωΦ)「あ、うむ」ポリポリ
('A`)「す、すすす、すず、しぃ」ポリポリ
629
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/10/04(火) 01:09:20 ID:Up9qiScY0
(´・_ゝ・`)「で?誰探してるのよ?川男とか俺の知り合いなら呼んでくるけど」ポリポリ
(; ΦωΦ)「あー、誰って訳じゃなくて」
(´・_ゝ・`)「ふん?」
(; ΦωΦ)「実は人間の腹に効く薬を作れるやつを探していてな」
(´・_ゝ・`)「人間の?」
( ΦωΦ)「うむ......心当たりはないであるか?」
(´・_ゝ・`)「いや、心当たりというか」
( ΦωΦ)「?」
(´・_ゝ・`)「俺、作れるけど」
630
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/10/04(火) 01:10:03 ID:Up9qiScY0
( ΦωΦ)
('A`)
( ΦωΦ)「カッパジョーク?」
(´・_ゝ・`)「カッパマジ」
( ΦωΦ)
('A`)
(´・_ゝ・`)「腹に効くって腹痛直せればいいんでしょ?」
( ΦωΦ)「え、あ、うん」
(´・_ゝ・`)「ま、それくらいなら余裕だな」
631
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/10/04(火) 01:11:07 ID:Up9qiScY0
(; ΦωΦ)「余裕!?」
(´・_ゝ・`)「よゆーよゆー。体がまっぷたつになるくらいまでならいける」
(;'A`)「え、えぇ......」
(´・_ゝ・`)「ん、ちょっと待ってろ。作ってくるから......たしか材料はここかな?」スタスタ
(; ΦωΦ)「い、いいのであるか?」
(´・_ゝ・`)「んー?まぁ本当なら相撲の1つでもとりたいところだけど急いでるんだろ?」ゴリゴリ
(;'A`)「う、うん」
(´・_ゝ・`)「ならいいさ。一つ借りな。お礼は......そうだ、その人間が元気になったら遊びに来てくれよ。橋姫のせいか川に来る妖怪が少なくてね。少し寂しいからさ」
(; ΦωΦ)「......カッパ」
(´^_ゝ^`)「なに、良いってことよ」
(; +ω+)「ありがとうである」
632
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/10/04(火) 01:11:54 ID:Up9qiScY0
(´^_ゝ^`)「......ところでなんだけど」
(; ΦωΦ)「む?」
(´・_ゝ・`)「その人間って男の子?女の子?」
( ΦωΦ)「む?女であるが」
(´・_ゝ・`)「そうか......ふふ」
( ΦωΦ)「?」
(´・_ゝ・`)「ん、いやさ。男なら相撲でもと思ったが女の子だとね」
('A`)「あ、あああ、あの、こ、にすす、すも、すもうは、む、りかも」
(´・_ゝ・`)「あーそうだよね。そいつは......っと」
( ΦωΦ)「む?」
633
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/10/04(火) 01:12:50 ID:Up9qiScY0
(´・_ゝ・`)「薬が出来た。ほら、これ」
(* ΦωΦ)「おおっ!これがあれば!」
(´・_ゝ・`)「うん、腹痛どころか体の臓器全部よくなるはずだ」
(*'A`)「す、すす、すごい!」
(´^_ゝ^`)「そうかい?ま、役に立ったなら何よりだ」
( ΦωΦ)「うむ!それじゃカッパ!我輩たちは行くである!」
(´・_ゝ・`)「ん、そうかい......あ、そうそう」
( ΦωΦ)「む?」
(´・_ゝ・`)「ちゃんと女の子、連れてきてね」
( ΦωΦ)「勿論である!では!」タッタッタッ
('A`)「あ、あああ、あり、がとう!」タッタッタッ
(´・_ゝ・`)ノシ「はいよー」
634
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/10/04(火) 01:13:32 ID:Up9qiScY0
(´・_ゝ・`)
(´・_ゝ・`)=3
(´・_ゝ・`)「......人間の女の子、かぁ」
(´・_ゝ・`)
(´^_ゝ^`)「肝が、美味しいんだよなぁ」
635
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/10/04(火) 01:14:13 ID:Up9qiScY0
......
......
......
( ΦωΦ)「にんげーん!薬である!」
(;#゚;;-゚)「......んー?」ギュルルル
( ΦωΦ)つ「ほらこれ!口開けるであるよ!」
(;#゚;;-゚)ジー
( ΦωΦ)「?」
(;#゚;;-゚)「......みみず」
(; ΦωΦ)そ「あっ!い、いや!今回は!今回はちゃんとした薬であるよ!?」
(;#゚;;-゚)「ほんと?」
(; ΦωΦ)「勿論である!」
(;#゚;;-゚)
636
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/10/04(火) 01:14:58 ID:Up9qiScY0
(;#゚;;o゚)「......ん」アー
( ΦωΦ)つ「ほい!」
(;#゚;;〜゚)「むぐっ」
(;#゚;;-゚)
(#゚;;-゚)
(#゚;;-゚)「?」
( ΦωΦ)「人間?」
(*#゚;;-゚)「な、なおった!?」
(* ΦωΦ)「人間!!」
(*#゚;;-゚)「すごい!なにこれ!?すっごい!」
637
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/10/04(火) 01:15:42 ID:Up9qiScY0
(*'A`)「が、ががが、がん、ば、て......よ、かった」
(*#゚;;-゚)「二人とも!ありがとー!」
(* ΦωΦ)「えへへ」
(*'A`)「ふ、ふひっ」
( ゚Д゚)「......ん、小娘?治ったのか?」
(#゚;;-゚)「あっ!うんがいきょー!うん!ばっちし!」
( ゚Д゚)「そうか、それは何より」
(*#゚;;-゚)「えへへ。ありがと」
( ゚Д゚)
(゚Д゚*)フイッ
638
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/10/04(火) 01:16:22 ID:Up9qiScY0
(#゚;;-゚)「あっそうだ!みんな!」
( ΦωΦ)「む?」
('A`)「?」
( ゚Д゚)「ぬ?」
(#゚;;-゚)「皆にお礼しなくちゃ!」
(; ΦωΦ)「む?お礼?」
(;'A`)「い、いい、いや、そ、そそそそ、そ、んな」
(#゚;;-゚)「でもおかーさんにはお礼はちゃんとしなくちゃいけないって......」
( ゚Д゚)「......ふむ」
( ΦωΦ)「むー」
639
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/10/04(火) 01:17:32 ID:Up9qiScY0
(#゚;;-゚)「何か出来ることないかな?」
('A`)「あ、じゃ、じゃあ......」
( ΦωΦ)「座敷わらし?」
('A`)「きょ、きょきょきょきょきょ、うあそべ、な、かった、から......」
( ゚Д゚)「ふむ」
('∀`)「あ、あああ、した、みん、なで......あ、あ、そび、たい、な」
( ΦωΦ)「む!それはいいである!」
(#゚;;-゚)「遊ぶだけでいいの?」
( ΦωΦ)「勿論である!それだけで十分であるよ!」
640
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/10/04(火) 01:18:24 ID:Up9qiScY0
(#゚;;-゚)「......そっか!じゃあね!」
(*#゚;;-゚)「明日はいっぱい!遊ぼうね!すねこすり!座敷わらし!うんがいきょー!」
(* ΦωΦ)「うむっ!勿論である!」
(*'A`)「う、うう、うん!」
( ゚Д゚)「......私もか?」
(#゚;;-゚)「もちろんだよ!」
( ゚Д゚)「だが私もできることとなると」
(#゚;;-゚)ジー
(; ゚Д゚)「う......」
641
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/10/04(火) 01:19:05 ID:Up9qiScY0
(#´゚;;-゚)「ダメ?」
(; ゚Д゚)「......折角の誘いだ。遊ぼうか」
(*#゚;;-゚)「ほんと!やたっ!」
(; -Д-)「......やれやれ、目を見られるのは疲れる」
( ΦωΦ)クスクス
(; ゚Д゚)「む......」
( ΦωΦ)「いやなに。そのわりにはにやけてるであるぞ?」
(; ゚Д゚)「......ふん」
(*#゚;;-゚)「明日が楽しみだなー!」
(#゚;;-゚)陽海村のようです
はちがつじゅうしちにち
「河童」
お仕舞い
642
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/10/04(火) 01:19:48 ID:Up9qiScY0
��よーかいにっき
8月17日 はれ かわ
(´・_ゝ・`) かっぱ
おっきなおさらにおっきなこうらのようかいさん
すもうとおよぎときゅうりがだいすきなんだって
わたしにあいたいらしいけどおともだちになれるかな?
643
:
名も無きAAのようです
:2016/10/04(火) 01:21:47 ID:R1uuIx2E0
まさかのリアタイ乙
644
:
名も無きAAのようです
:2016/10/04(火) 03:24:19 ID:6t12qPwk0
かわゆす
645
:
名も無きAAのようです
:2016/10/04(火) 03:52:25 ID:j/TPSmOM0
カッパがマジなのかカッパジョークなのか分からなくて怖い
646
:
名も無きAAのようです
:2016/10/04(火) 12:31:13 ID:erhVPFZw0
やったー待ってたー
案の定デミタスはカッパ役だったか、しかたないね!
647
:
名も無きAAのようです
:2016/10/04(火) 23:53:36 ID:GGvonAZM0
雲外鏡かわゆすなあ
648
:
名も無きAAのようです
:2016/10/05(水) 10:45:38 ID:zCMFT8cI0
ほのぼのっぷりにニマニマしてしまう 乙
649
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/11/04(金) 23:37:32 ID:AxsUtppU0
現行掛け持ちダメ絶対
650
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/11/04(金) 23:38:14 ID:AxsUtppU0
(#゚;;-゚)「みんなおはよー!」
( ΦωΦ)「うむ!おはようである!」
( ゚Д゚)「ああ」
(-_-)「......?朝から何の集まりだ?」
( ΦωΦ)「む、天狗。実はこれから外で遊ぶ約束をしててな。そうだ、お前も」
(-_-)「気を付けて行ってこい!なっ!」
(; ΦωΦ)「......うん」
651
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/11/04(金) 23:38:55 ID:AxsUtppU0
( ゚Д゚)「......む?そういえば座敷わらしは?」
( ΦωΦ)「いないであるな」
(#゚;;-゚)「あ、えっとねー」
('A`)「お、おまた、せ」
(#゚;;-゚)「あっ!きた!」
( ΦωΦ)「おお、座敷わらし。お前どこに」
(* ゚∀゚)ノ「おーす」ノシノシ
(; ΦωΦ)そ「うひぃ!?」ビクッ
( ゚Д゚)「鬼か。人里に下りてくるとは何事だ」
(* ゚∀゚)「ん?そりゃお前を運ぶために......」
( ゚Д゚)「え?」
652
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/11/04(金) 23:40:41 ID:AxsUtppU0
(#゚;;-゚)「おにさん!おはよー!」
(* ゚∀゚)「おっ!元気そうだな!おはよう!」
(; ゚Д゚)「え?運ぶって?え?」
(#゚;;-゚)「えへへ、それじゃお願いね!」
(* ゚∀゚) b「任せろ!」
(; ゚Д゚)「え?あ、何を」
(* ゚∀゚)「おいしょー!」グイッ
(; ゚Д゚)「ぬおっ!?」
(* ゚∀゚)「お?なんだなんだ?随分と軽いじゃないかうんがい鏡!酒足りてねーんじゃねーの?!」フリフリ
(; ゚Д゚)「うぐぉ!?ふ、振るな!め、目が回る!?やめろっ!」
653
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/11/04(金) 23:41:50 ID:AxsUtppU0
(#゚;;-゚)「じゃあおにさん!運ぶのよろしくね!」
(; ゚Д゚)「こっ、小娘!たすけ」
(* ゚∀゚)「まっかせろ!先に行ってるからすぐこいよー!」ドドド
(; ゚Д゚)「ぬおぉおぉおおお!?たっ、頼む!揺らすな!振り回すな!割れる!割れるから!!死ぬっ!!」
<タスケテクレー
(; ΦωΦ)
(;'A`)
(*#゚;;-゚)「おぉー!すっごいはやーい!かっくいー!」
(; ΦωΦ)「......それで」
(#゚;;-゚)「ん?」
654
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/11/04(金) 23:42:33 ID:AxsUtppU0
(; ΦωΦ)「我輩たちは?一緒に行かなくて良かったのであるか?」
(#゚;;-゚)「うん!」
('A`)「な、ななな、なにか、す、るの?」
(#゚;;-゚)「ん、せっかく遊ぶなら他のようかいさんたちも呼びたいなーって」
( ΦωΦ)「ふむ」
(#゚;;-゚)「だからとりあえずはね......」
655
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/11/04(金) 23:43:50 ID:AxsUtppU0
......
......
......
(#゚;;-゚)「あっ、いたっ!」
(・∀ ・)『ん?』クルッ
(#゚;;-゚)「さとりさん、こんにちは!」
(・∀ ・)『お嬢さん?はいはいどうも』
/ ゚、。 /「ん?あー、確かいつかのガキか」
(#゚;;-゚)「あっ、いったんもめんさんも!こんにちは!」
/ ゚、。 /「はいはいどーも」
( ΦωΦ)「あれ?お前まだこの村にいたのであるか?」
/ ゚、。 ;/「うっ!?ち、違うし!ちょ、ちょっと帰ってきてるだけだし!いつもは旅に出てるし!今日も旅のことで忙しいし!」
(*・∀ ・)ニヤニヤ
/ ゚、。 ;/「笑うなぁ!!」ギリギリ
(;・∀ ・)『あいでででで!』
656
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/11/04(金) 23:45:07 ID:AxsUtppU0
(;#゚;;-゚)「ら、らんぼうはダメだよ!」
/ ゚、。 ;/「お前絶対言うなよ」ボソボソ
(;・∀ ・)『分かってる!分かってるから早く離してくれよ!めっちゃいてぇ!』ボソボソ
(;'A`)「ど、どどどど、どうし、よ」オロオロ
(;#゚;;-゚)「いったんもめんさん!」
/ ゚、。 ;/「あ、ああ。悪かったよ。ほら、離れるからさ」スッ
(;#゚;;-゚)「さとりさん、だいじょーぶ?」
(;・∀ ・)『う、うひ......な、なんとか』
( ΦωΦ)「というか人間、こいつを誘うのであるか?」
(#゚;;-゚)「ん?うん!もちろん!」
(; ΦωΦ)「えー」
(・∀ ・)『ん?誘うって......あー、そういう用事なの。うひひ、嬉しいなぁ』
657
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/11/04(金) 23:46:52 ID:AxsUtppU0
/ ゚、。 /「......私は心読めないから説明してほしいんだけど」
(・∀ ・)『遊びのお誘いだって。それも妖怪集めて皆やるそうだけど。うひひ、どうする?』
/ ゚、。 /「遊び?それもいろんな妖怪誘ってか。へぇー、いいな。楽しそう」
(#゚;;-゚)「ほんと!?じゃあ」
('A`)「え、で、ででで、も」
/ ゚、。 /「へ?」
('A`)「さ、さささ、き、た、たびで、い、いいいい、いそ、いそが、しいって」
(#゚;;-゚)「あ、そっか。さっきいってたもんね」
/ ゚、。 ;/「うっ、あー、いやー」
658
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/11/04(金) 23:48:20 ID:AxsUtppU0
(・∀ ・)『あー私も色んな妖怪集まるならちょっと遠慮しとくよ。喧嘩になっちゃいそうだしね。うひひ、ごめんね?』
(#゚;;-゚)「そっかー、残念」
/ ゚、。 ;/「い、いや、私は......あぅ」
( ΦωΦ)「人間、そろそろいかないと時間が」
(#゚;;-゚)「あっ、そうだね!それじゃ私たち他のようかいさんのところいくから。バイバイ!」タッタッタッ
/ ゚、。 ;/「あ、あー......」
(*・∀ ・)『うひひひひ!ざっまぁ!変な意地張るからぁ!あー残念残念!』
/ ゚、。 ;/
(*・∀ ・)『いやー!折角の数少ない色んな妖怪と遊ぶ機会だったのにねぇ!ただでさえ知り合い少ないのにねぇ!』
/�� 、 ;/
(*・∀ ・)『うひひひひ!』
/�� 、 ;/
(・∀ ・)『うひひ』
/�� 、 ;/
(;・∀ ・)
659
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/11/04(金) 23:49:32 ID:AxsUtppU0
(;・∀ ・)『......いつもみたいにこいよ、なぁ。怒れよ』
/ 、 ;/「......」
(;・∀ ・)『おーい?』
/ ゚、。 /「......」シュルシュル
(;・∀ ・)『うおっ!来たな!うひひ!そうこなくちゃバカにした意味が』
ギュッ
(;・∀ ・)
(;・∀ ・)
(・∀ ・)『?』
660
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/11/04(金) 23:50:14 ID:AxsUtppU0
/ ゚、。 /
(・∀ ・)『なぁ、いつもみたいに締め付けろよ。怒ってるだろ?なんで巻き付いて』
/ ゚、。 /「これでいいんだ」
(・∀ ・)『は?』
/ ゚、。 /「......後は勝手に心を読んでくれ」
(・∀ ・)
(・∀ ・)∂『......』ポリポリ
(・∀ ・)『ばーか』
661
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/11/04(金) 23:50:59 ID:AxsUtppU0
......
......
......
((#゚;;-゚)「んー、他に誰かいるかなぁ」
( ΦωΦ)「山をフラフラしてるがいっこうに見つからないであるなぁ」
('A`)「こ、れ、からど、どどどど、どう、する?」
( ΦωΦ)「むー、とりあえず時間もないし鬼たちの待ってるところへむかうであるよ」
('A`)「そ、そそそ、そう、だね」
((#゚;;-゚)
( ΦωΦ)
('A`)
662
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/11/04(金) 23:51:54 ID:AxsUtppU0
((#゚;;-゚)
( ΦωΦ)
('A`)
((#゚;;-゚)「?」
( ΦωΦ)「?」
('A`)「?」
663
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/11/04(金) 23:52:45 ID:AxsUtppU0
((#゚;;-゚)「すねこすり、早くいこうよ」
( ΦωΦ)「む?うむ、分かってるであるよ。ほれ座敷わらし、早く」
(;'A`)「えっ!?ぼ、ぼぼぼくに、い、いいい、われても」
((#゚;;-゚)
( ΦωΦ)
(;'A`)
((;#゚;;-゚)「......すねこすり、座敷わらし」
(;'A`)「う、うん」
(; ΦωΦ)「なんであるか?」
664
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/11/04(金) 23:54:11 ID:AxsUtppU0
((;#゚;;-゚)「ここ、どこ?」
(; ΦωΦ)「......さぁ」
(;'A`)「わ、かん、ない」
((;#゚;;-゚)
(; ΦωΦ)
(;'A`)
((;#゚;;-゚)「......まいご?」
(; ΦωΦ)「......うむ」
(;'A`)「うぅ......」
((;#゚;;-゚)「どうしよ......」
(; ΦωΦ)「え、えーと......と、とりあえず歩くであるよ!」
(;'A`)「う、うん」
((;#゚;;-゚)「......ん」
665
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/11/04(金) 23:55:25 ID:AxsUtppU0
......
......
......
(; ΦωΦ)「うぅ......ここ、どこであるか。全然分からないである」
((;# ;;- )「......」
(; ΦωΦ)「......人間?」
)ヾ
(#う;;- )グスッ (
(; ΦωΦ)そ「お、おおお落ち着くであるよ!こういうときは落ち着いて!ほら、座敷わらしも!」
(;'A`)「え!?あ、その!え、ええ、えええと、あの、その......あば」
(; ΦωΦ)「?」
(;'A`)「あばばばばばばばばば」
(; ΦωΦ)「落ち着くであるぅううううううううう!」
666
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/11/04(金) 23:56:37 ID:AxsUtppU0
(; ΦωΦ)「ううぅ......こんなときどうすればいいのである」
(; ΦωΦ)「人間は泣いちゃってるし、座敷わらしは」
(゚A゚)「あばばばばばばばばば」
(; ΦωΦ)「......うん、放っておこう」
(; ΦωΦ)「それでこれから、どうすれば......」
(; ΦωΦ)
(; +ω+)「うむぅうううううう......」
ナンダロナンダロ
(; +ω+)
ドウシタドウシタ?
(; ΦωΦ)「......む?」パチッ
667
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/11/04(金) 23:58:09 ID:AxsUtppU0
( ∵)ナイチャッタ
(#う;;-)ヾ(∴ )ナデナデスルヨ
( ∵)ダイジョーブ?
(#う;;-) (∴ )ワカンナイ
( ΦωΦ)
( ∵)ダメダメー ヽ(∵ )/ムキー
( ΦωΦ)つ( ∵)ムンズ (∴ )アッ
(; ΦωΦ)つ( ∵)タベラレルー 人(∴ )ナムー
(; ΦωΦ)「なに、こいつら?」
668
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/11/04(金) 23:59:24 ID:AxsUtppU0
ヽ( ∵)ノポックルー ヽ(∴ )ノポックルー
(; ΦωΦ)「えーと......」
ヽ( ∵)ノポックルー ヽ(∴ )ノポックルー ヽ( ∵)ノポックルー ヽ(∴ )ノポックルー
(; ΦωΦ)そ「増えたっ!?」
ヽ( ∵)ノポックルー ヽ(∴ )ノポックルー
ヽ( ∵)ノポックルー (; ΦωΦ)ヽ(∴ )ノポックルー
ヽ( ∵)ノポックルー ヽ(∴ )ノポックルー
(; ΦωΦ)「え?なに?何なのである!?」
669
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/11/05(土) 00:00:18 ID:/w2z/EVA0
( ∵)キセキー (∴ )キセキー
( ΦωΦ)「きせき?」
ヽ( ∵)ノクラエー ヽ(∴ )ノクラエー
(; ΦωΦ)「???」
がさがさ
( ΦωΦ)「ん?」
「おー?」
(* ゚∀゚)「んだよー、こんなとこにいたのかお前らー」
(; ΦωΦ)そ「鬼様!?」
(;#゚;;-゚)「えっ!?」
(;'A`)「んぇ!?」
( ゚∀゚)「おぉ?」
670
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/11/05(土) 00:01:14 ID:/w2z/EVA0
(;# ;;- )「鬼さん!」ムギュッ
(* ゚∀゚)「んとっ。おお、でぃ?どうしたー?」
(# ;;- )「......こわかった」
( ゚∀゚)「んー、そっか。まぁ、ほら。もう、大丈夫だぞー。なんたって俺がいるからな!」ヨシヨシ
(*# ;;- )「ん」
ヽ( ∵)ノオニダー ヽ(∴ )ノニゲロー
( ゚∀゚)「あ?......珍しい、コロポックルじゃねーか」
( ΦωΦ)「コロポックル?」
671
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/11/05(土) 00:03:01 ID:/w2z/EVA0
( ゚∀゚)「昔は北の方に住んでた幸運を運ぶ小人とかなんとか......俺も初めてあったわ」
( ΦωΦ)「幸運......あっ」
( ゚∀゚)「?」
( ΦωΦ)「きせき。なるほど奇跡、か」
ヽ( ∵)ノポックルー ヽ(∴ )ノポックルー
( ΦωΦ)「そうか、お前達のお陰なのか。ありがとうであるよ」
(*∵)キャー (∴*)キャー
( ΦωΦ)クスッ
(*'A`)「か、かかかか、かわ、かわい、い」
( ∵)ホメラレター (∴ )ヤッター
(#゚;;-゚)「ありがとね!ちっちゃいこびとさん!」
ヽ( ∵)ノムキー ヽ(∴ )ノマダマダセイチョウキ!
(;#゚;;-゚)「ご、ごめん」
672
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/11/05(土) 00:04:31 ID:/w2z/EVA0
(; ゚Д゚)「......お前ら、ようやく、来てくれたのか」
(#゚;;-゚)「あっ、うんがいきょー」
( ∵)カガミー ( ∴)キラキラー
( ゚Д゚)「......また妙な妖怪と会ったようだな」
( ∵)ミョウダッテ (∴ )シツレイシチャウ!
(; ゚Д゚)「......まぁ、いい。それより、小娘」
(#゚;;-゚)「ん?」
( ゚Д゚)「ほれ、集まったんだ。時間も限られてるぞ?」
(#゚;;-゚)「あっ!」
(* ゚∀゚)「おっ、そーだよそーだよ!集まったんだ!遊ぼうぜ!」
(*#゚;;-゚)「うん!」
673
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/11/05(土) 00:06:07 ID:/w2z/EVA0
(* ゚∀゚)「うっし!じゃあこっちにきな!」
(#゚;;-゚)「?」
( ΦωΦ)「?」
('A`)「?」
( ゚∀゚)「へへ、ほら!お前ら!主役が到着したぜ!」
( ´_ゝ`)「ん?ようやく来たのか?」
(´<_` )「おぉ、ようやく来たぞ!」
川* ゚ -゚)「おおっ!待ちくたびれたぞ!」
(* ´∀`)「おー!ようやく来たね!」
(; <●><●>)「......本当に我々がいていいのか」ヒソヒソ
(; <●><●>)「さぁ......」ヒソヒソ
(* <●><●> )「お嬢さん!......ハァハァ」
(*#゚;;-゚)「わぁ!みんな!」
674
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/11/05(土) 00:07:35 ID:/w2z/EVA0
(* ゚∀゚)「へへっ、折角と思ってよ!呼んでおいたぜ!」
( ΦωΦ)「あー......道理で捜しても誰も見かけないわけだ」
( ゚∀゚)「?」
( ´_ゝ`)「いや、久しぶりだな人間よ」
(´<_` )「髪を切って以来だな人間よ」
(#゚;;-゚)「ん!ひさしぶり!」
( ´_ゝ`)「今日は楽しもう」
(´<_` )「今日は楽しもう」
(*#゚;;-゚)「うん!」
675
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/11/05(土) 00:08:24 ID:/w2z/EVA0
川* ゚ -゚)「よし皆!かき氷が食べたくなったら任せろ!」
( ´∀`)「おお、いいねー」
川* ゚ -゚)「ふふふ、そうだろそうだろ!」
ヽ( ∵)ノポックルー ヽ(∴ )ノポックルー
(#゚;;-゚)「ん?」
ヽ( ∵)ノアソブー ヽ(∴ )ノタベルー
(*#゚;;-゚)「いっしょにあそぶ?」
(*∵)ポックルー (∴*)ポックルー
(* ゚∀゚)「んー?なんだなんだ?」
(#゚;;-゚)「コロポックルさんたちもいっしょにあそぶって!」
676
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/11/05(土) 00:09:35 ID:/w2z/EVA0
( ´_ゝ`)「コロポックルだそうだぞ弟よ」
(´<_` )「幸運の小人だな兄よ」
( ´_ゝ`)「......なあ弟よ」
(´<_` )「なんだ兄よ」
( ´_ゝ`)「あのコロポックル、切りたくないか?」
(´<_` )「......あのコロポックル、切りたいな」
( ´_ゝ`)「切ってしまうか?」
(´<_` )「切ってしまおう」
(; ∵)そ ポックルー?! 〜ヽ(∴ )バイバイ
677
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/11/05(土) 00:10:48 ID:/w2z/EVA0
(* <●><●> )「お、おおお、おじょーさん!」
(#゚;;-゚)「ん?あ、おーにゅーどー!」
( <^><^> )「はい!あなたの大入道ですよ!」
(#゚;;-゚)「??」
( ΦωΦ)「あの鬼様」
( ゚∀゚)「金砕棒は用意済み」
( ΦωΦ)b
( ゚∀゚)b
(; <●><●>)「......帰りたい」
(; <●><●>)「......殺される」
678
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/11/05(土) 00:11:53 ID:/w2z/EVA0
(* ´∀`)「はーい!豆狸!一発芸します!」
( ゚Д゚)「ほぅ」
(*'A`)「や、やんや、やんや」
(* ´∀`)「はい、おいなりs」
( ΦωΦ)「ふんっ」ゴスッ
(; ´Д`)「ふんぬぐぉ!?」チーン
(; ゚Д゚)「おおぅ......」
((;* ´∀`))「あ......でも気持ちいいかも」プルプル
(#゚;;-゚)「どしたの?」
( ΦωΦ)「見ちゃだめっ!!」
679
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/11/05(土) 00:14:02 ID:/w2z/EVA0
ワイワイギャーギャー
( ゚∀゚)
('A`)「......?ど、どどど、どし、たの?」
( ー∀ー)「ん?あーいや、そのさ。あいつも呼びたかったなぁ、て」
('A`)「銀ちゃん、のこと?」
( ゚∀゚)「......あぁ」
('A`)「......」
( ゚∀゚)「......またあいつと、遊びてぇなぁ」
(#゚;;-゚)「おにさーん!ざしきわらしもこっちであそぼうよー!」
( ゚∀゚)「ん?おーう!」
(*'A`)「う、ううう、うん!」
( ゚∀゚)「......ほんと、あいつにそっくりだな」
(#゚;;-゚)陽海村のようです
はちがつじゅうはちにち
「コロポックル」
お仕舞い
680
:
◆Q.5DeUcL0I
:2016/11/05(土) 00:15:05 ID:/w2z/EVA0
○よーかいにっき
8月18日 はれ やま
( ∵)(∴ ) ころぽっくる
ちっちゃいおにんぎょうさんみたいなよーかいさん
こーうんをはこぶこびとさんらしいけどあんまりひとまえにはでてこないんだって
はずかしがりやさんなのかな?
681
:
名も無きAAのようです
:2016/11/05(土) 01:15:15 ID:c5DqipXI0
乙
皆出て来たから最終回かと思ったわ
682
:
名も無きAAのようです
:2016/11/05(土) 02:23:33 ID:OG1eLEr.0
乙乙!コロポックルかわいいな
683
:
名も無きAAのようです
:2016/11/06(日) 20:56:14 ID:k0SwRiWA0
おつおつ
684
:
名も無きAAのようです
:2016/11/08(火) 13:30:49 ID:AogP4y6c0
おつ
勢ぞろいでわいわいしてんのいいな
685
:
名も無きAAのようです
:2017/07/15(土) 16:04:05 ID:9ZNkNSEg0
夏だ!怪談だ!妖怪だ!…てことで続き来たら嬉しいな
686
:
◆Q.5DeUcL0I
:2017/09/12(火) 14:33:48 ID:mAIkc5ZQ0
もう設定もなにもかも忘れたけどなにか思い付いたら書くよ多分
脳内プロットはダメだね
687
:
名も無きAAのようです
:2017/09/12(火) 19:11:18 ID:q0Zx4MzE0
マジかよ…
マジかよ!
688
:
名も無きAAのようです
:2017/09/12(火) 21:55:19 ID:zspfN6hU0
生きてて良かった
生きてたら書いてくれるかもしれないからね
689
:
名も無きAAのようです
:2017/09/13(水) 17:47:35 ID:c4QphcEE0
まじでか!
何気ない会話も好きだけどこっちも大好きだから嬉しい
待ってるよー
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