ζ(ﾟーﾟ*ζ
○o
゜.＿／＼
|||| ＼ 太陽ちゃんはご機嫌ななめのようです
／ ＾ω＾ ＼
￣||￣￣￣||￣
|| 田 ||
＿||＿＿＿||_
┴┬┴┴┬┴_ ( 'A)ｙ‐~~
| | -_ ﾉ( ﾍﾍ
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
太陽ちゃん→ ζ(ﾟーﾟ*ζ
←ここらへんにお月様
○o
゜.＿／＼
|||| ＼
／ ＾ω＾ ＼
￣||￣￣￣||￣
|| 田 || ←家くん
＿||＿＿＿||_
┴┬┴┴┬┴_ ( 'A)ｙ‐~~ ←家無しさん
| | -_ ﾉ( ﾍﾍ
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
((((( 'A`) ﾃｸﾃｸﾃｸ
( "ゞ) 今度もまた、長い夜ですなあ……
(´・_ゝ・｀) ええ、長い長い夜ですな
( "ゞ) 今回は、ダメかもしれませんな
(´・_ゝ・｀) 私の妻は、昨日寝たきり起きなくなりました。
( "ゞ) 私の母もです。こう長く太陽が出なくては……
( 'A`)´
('A`) どうも。こんにち……こんばんは
(´・_ゝ・｀) や、これは家無しさん。こんばんは
( "ゞ) 家無しさんも、電球を買いに？
('A`) いやぁ、俺は電球を買っても使う家がありませんから
( "ゞ) これは失敬。それもそうでしたな ﾊﾊﾊ......
('A`) では、用がありますので、これで。お二方も、夜に当てられぬよう、ご用心を。
(´・_ゝ・｀) ええ、家無しさんもお気をつけて。
((((( 'A`) ﾃｸﾃｸﾃｸ
( <●><●>) そんなこと言っても、信じてもらうしかありません
（ ＞＜） うーん、でもなぁ……
(*‐ω‐*) zｚZZ
( <●><●>) こうしている間にも、ちんぽっぽの『昼』が無くなってしまうかもしれませんよ……あ
（ ＞＜） ん？……あ！家無しさんなんです！！こんにちは！！
('A`) こんにちは。なにしてるんだ？
( <●><●>) 友達が夜に当てられて寝たきりなのです。何とか起こそうとしていたんですが、ビロが、全く協力的でなくて
（ ＞＜） だって…………できないですよ…………
('A`) ？何が？
（ ＞＜） …………ワカッテマス君が、ポッポちゃんにチューしろって…………
( <●><●>) 眠ってる女の子はチューで起きるのです。数々の本で読んだのでワカッテマス。
（ ＞＜） 家無しさん、本当なんですか？
('A`) うーん……おれはそもそも女の子とチューしたことないからな……
（ ＞＜）( <●><●>) ああ…………（深く納得した声色で）
((((( 'A`) ﾃｸﾃｸﾃｸ
(,,ﾟДﾟ) …………よっこらせ、よいこらせ。 ｽﾞﾘｽﾞﾘ
('A`) おや、野良猫じゃないか
(,,ﾟДﾟ) ……俺に人の言葉をかけるとは何者かと思えば、成程家無しか
('A`) ……そちらは捨て猫か
(*‐ ‐) ｚ Z
(,,ﾟДﾟ) 応よ。まだ幼子故に、夜に当てられてしまった。今宵の夜は、俺も眩暈がするほど重く長い。
('A`) どうするんだ。
(,,ﾟДﾟ) 富豪が灯りを配っているらしい。如何ほど役立つかは分からんが、一つもらいに行くつもりだ。
('A`) その捨て猫の箱を引きずってか？
(,,ﾟДﾟ) 仕方あるまい。放っておいて、夜に食われても敵わん。
('A`) どれ、俺が持ってやろう。
(,,ﾟДﾟ) いいのか？
('A`) 富豪の家なら通り道だ。帰りは手伝えんぞ。
(,,ﾟДﾟ) 十分だ。恩に着る、家無しの
((((( 'A`) ﾃｸﾃｸﾃｸ
つ箱
(((((,,ﾟДﾟ) ﾄﾃﾃﾃﾃ......
lw´‐ _‐ﾉv
('A`)
(,,ﾟДﾟ)
lw´‐ _‐ﾉv …………家無し
('A`) ハイ。
lw´‐ _‐ﾉv ……朝はパンでも、シリアルでも構わん、だがな……
('A`) ハイ
lw´‐ _‐ﾉv 昼と夜には、米を食うのだ………。
('A`) ハイ。
‐｀, ﾌｯ ´、‐ 私は見ているぞ…………
('A`)
(,,ﾟДﾟ) ……お前、幽霊とも知り合いなのか。
('A`) 家が無いからな。
((((( 'A`) ﾃｸﾃｸﾃｸ
つ箱
(((((,,ﾟДﾟ) ﾄﾃﾃﾃﾃ......
ﾀﾞｯﾀﾞｯﾀﾞｯ......
('A`) ？
＜助けてくれー！！
('A`) ……？
_
( ；ﾟ∀ﾟ) ああっ。これは家無しさん！！
('A`) これは酪農家さん、どうなさったんですか？
_
( ；ﾟ∀ﾟ) 事情は後で話すので、助けていただけませんか？！
('A`) 内容にもよりますが……
＜あなたー――！！どこに居るの！！！
_
( ；ﾟ∀ﾟ) ！ まずい！
_
三( ；ﾟ∀) ﾋﾟｬｰ
('A`) ……？
((((( 'A`) ﾃｸﾃｸﾃｸ
つ箱
(((((,,ﾟДﾟ) ﾄﾃﾃﾃﾃ......
ﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞｯ
('A`) ？！
('、`#川 あ！家無しさん！！ウチの主人を見ませんでした？！
('A`) これは酪農家さんの奥さん、どうなさったんです？
('、`#川 どうもこうも！あの人ったら、この間私以外の女の胸を揉んでたんですよ！！
('A`) ……あらら、浮気ですか
('、`#川 プロポーズの時にあれほど私の乳以外は揉まないと誓ったのに！！絶対に許さない！！
('A`) ちなみに、浮気の相手はどなたで？
('、`#川 牛の花子です！！
('A`)
('A`) えっ
('、`#川 あんなにやさしく愛しげに……ッ！最近は私の乳なんて触れてもくれないのに！！
('A`) たいへんですなあ。酪農家さんはあちらに向かいましたよ。
((((( 'A`) ﾃｸﾃｸﾃｸ
つ箱
(((((,,ﾟДﾟ) ﾄﾃﾃﾃﾃ......
【＋ 】ゞﾟ) おや、これはこれは、忌まわしき家無しのではないか。猫を連れてどうしたね。
('A`) ……いつになく饒舌だな、墓無し。
【＋ 】ゞﾟ) 当然だろう。これほど重く愉快な夜は久しいからな。背なの翼も喜んでいる。
('A`) 人を襲ったか。
【＋ 】ゞﾟ) いいや、まださ。
('A`) ……。
【＋ 】ゞﾟ) そう怖い顔をするな。お前との盟約があるのだから、滅多なことはしないさ。
('A`) そうであると信じたいものだがな。
【＋ 】ゞﾟ) やれやれ、疑い深きは弱き種の性か。
('A`) お前が相手ならば、俺は自分の耳ですら疑うさ。
【＋ 】ゞﾟ) 怖い怖い。まあ、精々この素晴らしき夜を長引かせておくれよ。 ﾊﾞｻｻｯ
('A`) ……吸血鬼め。
(,,ﾟДﾟ) ……家が無いと大変だな。
((((( 'A`) ﾃｸﾃｸﾃｸ
つ箱
(((((,,ﾟДﾟ) ﾄﾃﾃﾃﾃ......
ｻﾞﾜ......
ｻﾞﾜ......
('A`) ´
(,,ﾟДﾟ) ……人が山ほどいるな。
('A`) お前と同じで、灯りを貰いに来た人々だろう。
(,,ﾟДﾟ) これでは、猫の俺がもらう灯りなど……
('A`) まあ待て。俺が少し話をつけてやろう。
(,,ﾟДﾟ) 出来るのか？
('A`) 家が無いからな。
(,,ﾟДﾟ) 家が無いとすごいな
((((( 'A`) ﾃｸﾃｸﾃｸ
<ヽ;｀∀´> ｱｲｺﾞｰ! みんな落ち着くニダ！灯りは沢山あるニダ！ちゃんと並ぶニダ！！
＼ﾊﾔｸｸﾚｰ!／
＼ｺﾄﾞﾓﾉﾒｶﾞｻﾒﾅｲﾝﾀﾞ!／
(ﾟAﾟ*;) あかーん、みんな全然並んでくれへん……
<ヽ;｀∀´> 困ったニダ……これじゃみんなに灯りを配れないニダ……
('A`) よう、使用人さんに使用人ちゃん
<ヽ;｀∀´> ニダ！家無しニダ！
(ﾟAﾟ*;) ホンマええとこに！助けて―な家無しやん！
('A`) え、やだ。
<ヽ;｀∀´> ！？
(ﾟAﾟ*;) ！？
('A`) じゃ、灯り一つもらってくね。
<ヽ;｀∀´> ！？
(ﾟAﾟ*;) ！？
＜ｱｲｺﾞｰｯ!!
＜家無しの人でなしーぃぃぃ！！
((((( 'A`) ﾃｸﾃｸﾃｸ
つ灯
('A`) ほれ、貰ってきたぞ
(,,ﾟДﾟ) おお、ありがたい！
('A`) こんな灯りじゃあ、せめて夜に食われるのを先延ばしにするしかないだろうが
(,,ﾟДﾟ) それでも重畳よ。家無し、感謝する。
('A`) 礼はいい。俺は善人だからな。他人を助けて何ぼなのさ。
＜ｷﾑﾁｨｰｯ!!
＜家無しのろくでなしぃぃぃ！！
('A`) じゃ、達者でな
(,,ﾟДﾟ) 応よ。また会おう家無しの。
((((( 'A`) ﾃｸﾃｸﾃｸ
( ﾟ∋ﾟ)
('A`)
( ﾟ∋ﾟ)
('A`)
( ﾟ∋ﾟ)
('A`)
( ﾟ∋ﾟ)
('A`)
( ﾟ∋ﾟ)
('A`)
( ﾟ∋ﾟ)ﾉｼ
('A`)ﾉｼ
((((( 'A`) ﾃｸﾃｸﾃｸ
＜うおおおおおおおおおおおおおおおおお！！！ 私は眠らないぞおおおおおおおおおお！！！
('A`) ？！
ﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞｯ.....
('A`) この声は陸上部ちゃ
,-、
(＼ / / 烈火駆け
＼ i
〉 `つ 家無き体
(,( )
ん 闇に舞い
∵
゜； 明けぬ常夜の
，
` 星と紛いて
|
_,. -;=''" _ . ＼､_ﾉし
_,. -;=''" '-'"`" -‐ニ‐"___..｀）(´ 家無し辞世の句
:,／ﾞ ____-__-_ ｀'' .／/＾´
.,/′ ,ﾊ,ｿノ,
; i:::″⊂≡(l>ﾟ#ﾉﾊ三= , ´ -;=''" _ , ; ´´ ﾞ
.!::^ : .｀ヽ と__） 三= ﾞ , -;=''" -'"`" -‐ニ‐"___=__-- ' ´
;ヽ::^: (´ ヽ、 三=.-;=''" - '" `" -‐ニ‐"___=__--.== ,:从; ==从 .,;
｀ヽ.iｗ: : ｀ｰ' ＼__三 .‐ "___=__--.从、== ,;人 人,== 从,; ;;,, 从从、、,、
ﾉﾊ#ﾟ⊿ﾟ) うおおおおおおおおおおおお！！！！なにか轢いたぞおおおおおおお！！！！
(#)A ) わ た し で す (宙を舞う音)
ﾉﾊ#ﾟ⊿ﾟ) それでも私は眠らない！！止まらない！！ノンストッパああああああああああッ！！！
ﾉﾊ#ﾟ⊿ﾟ) ガァァァァァァァァァァァァァァ………………
ﾉﾊ#ﾟ⊿ﾟ) ……ル
ﾉﾊ#ﾟ⊿ﾟ)
ﾉﾊ´⊿｀) ふぁ……
ﾉﾊ*‐⊿‐) おやしゅみなしゃい…… ｚ Z
(#)A ) おやすみなさい！！ (落ちた音)
(((((#)A`) ﾃｸﾃｸﾃｸ
川д川 あ……イエナシ＝サン
(#)A`) おや、これは呪術師さん。どうも。
川д川 ……顔……酷い………
(#)A`) いやはや、すこしありまして。お恥ずかしい。
川д川 ……ゴメン＝ナサイ……顔……酷いの…………元から………デシタ…………
(#)A`) ハイ。
川д川 オワ＝ビ…………怪我……治る…………オマジ＝ナイ…………
(#)A`) え、それはどうも。
川ﾟдﾟ川 ……ｨﾄｩァ……ｲﾄｩｧ……ﾄﾝﾄﾝ……ﾃﾞ……ｹｹｹﾞ………… ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ
人
(#)A`) （呪殺されるのでは？）
川д川 ……オマジ＝ナイ…………終わり…………オタッシャ＝デ………………
(#)A`) あっ、ハイ。アリガト＝ゴザマシタ。
(((((#)A`) ﾃｸﾃｸﾃｸ
(#)A`) ……ん？
(#)A`) 傷が………かゆ…………
(：)A`) ﾑｷｭｯ
(∵)A`) ﾑｷｭｷｭｯ
( 'A`) ⌒ヽ
( ∵) ﾎﾟｺｯ
('A`)
( ∵)ゞ ｺﾞｪｪ
('A`)
( ∵)ﾉｼ ｺﾞｪｪ
('A`)
―ニ三└(┐└∵)┐ ﾃｹﾃｹﾃｹﾃｹ
('A`)
('A`)
('A`) わあ〜〜〜ワンダフルワールド〜〜〜〜。
((((( 'A`) ﾃｸﾃｸﾃｸ
川 ﾟ -ﾟ) はぁ、またお祈りされてしまった……。
('A`) おや、これは…………
川 ﾟ -ﾟ) や、これは『ドクオ』くん。こんばんは。
('A`) ……おれは家無しですよ、就活さん
川 ﾟ -ﾟ) 以前から疑問であるが、唯一名を失わぬ君が、なぜ名無しに身を落とす必要がある。
('A`) あなたこそ、なぜ皆が失った名前の記憶を持っているのです。
川 ﾟ -ﾟ) 就活生なものでな。人のつながりは大切にするのだ。
('A`) 詭弁ですね。あなたは誰より他人に無関心だった。
川 ﾟ -ﾟ) 名を失い、個を失い、皆変わった。変わらぬようで、ね。
('A`) それもまた、詭弁です。あなたもまた、名を失ってはいないはずだ。
川 ﾟ -ﾟ) いいや、私は未来の定まらない就活さん。ただのしがない名無しの人形さ
('A`) ……。
川 ﾟ -ﾟ) それでは失礼するよ。いつまでも就活さんではいられないのでね。
((((( 'A`) ﾃｸﾃｸﾃｸ
ﾋﾟｭｰﾝ _,,..,,,,_
_,,..,,,,_ / ,' 3 `ヽｰっ 三
/ ,' 3 `ヽｰっ 三 l ⊃ ⌒_つ 三
l ⊃ ⌒_つ 三 `'ｰ---‐'''''" _,,..,,,,_
`ｰ三ニ‐'''" _,,..,,,,_ / ,' 3 `ヽｰっ 三
/ ,' 3 `ヽｰっ 三 l ⊃ ⌒_つ 三
l ⊃ ⌒_つ 三 `'ｰ---‐'''''"
`'ｰ---‐'''''"
ﾋﾟｭ ﾋﾟｭ ﾋﾟｭ-ﾝ
( 'A)´
|U |
( 'A) 荒巻が群れを成して東へ飛んで行く……夜の濃さがそこまで増したか……
((((( 'A`) ﾃｸﾃｸﾃｸ
(ヾ´∀｀) よっこらせ……よっこらせ……
('A`) これは、骸拾いの……
(ヾ´∀｀) あ、家無しさん、こんばんは〜
('A`) こんばんは。精が出ますな
(ヾ´∀｀) ウフフ、夜が長いせいで、あっちでぽっくりこっちでぽっくり……
('A`) ご苦労様です……。
(ヾ´∀｀) いえいえ、自ら望んだことです故。夜に還ったとて亡骸を捨て置くのは忍びないですからな……
('A`) 骸拾いさんには、感謝してもしきれません。
(ヾ´∀｀) ウフフ、頑張りますよ〜。家無しさんも、くれぐれ私に拾われないように……
('A`) ええ、骸拾いさんも
(ヾ´∀｀) 自分の骸は拾えませんからな〜
((((( 'A`) ﾃｸﾃｸﾃｸ
(//‰ ﾟ) ……
(//‰ ﾟ)⊃y=━ ｼﾞｬｷｯ
(//‰ ﾟ)⊃y=━´、――――――ｽﾞｷﾞｭ――z＿＿＿＿＿＿＿／`ー――――ﾝ――――→
て
( 'A) そ
ﾊﾟﾁｭｩｩ......!
‐｀,・´､‐ 三(((A` ) ｻｯ!
(//‰ ﾟ)⊃y=━´、 ｽﾞｷﾞｭｰｩ...! ｽﾞｷﾞｭｰｩ...!
ﾊﾟﾁｭｩ!
‐｀,・´､‐
ミ ﾊﾟﾁｭｩ!
‐｀,・´､‐
ｻｻｻｯ ( 'A)))三 彡
(//‰ ﾟ)⊃llill ｶﾞｼﾞｬｺｯ ｶﾞｼﾞｬｺｯ
(//‰ ﾟ)=///＞ ｶﾞｷｨ!
,,
(//‰ ﾟ)=///＞ ｷﾞｭｨｨｨｨｨｨｨｨ............
ﾞ
,,
―ニ三(//‰ ﾟ)=///＞ ｺﾞｫｫｫｫｯ!!
ﾞ
( 'A)っ ｽｯ
ﾎﾞｯ -=≡●
( 'A)っ ﾎﾞｯ -=≡●
ﾎﾞｯ -=≡●
ﾌﾞｩｩｩﾝ!!
∴ 三 ﾄﾞ
―ニ三(//‰ ﾟ)ミ ‐･`,∵、ﾟ ・ ‐ 三 ｫ
))) ，・ﾞ 三 ｫ
＜///=彡 ; ´ * ﾞヾ !!
( 'A)っ _i_ ｽﾞｽﾞｽﾞｯ
||
ﾞ~~~''
( 'A)っl＝⇒ ｷﾝｯ
―ニ三( 'A)っl＝⇒ ﾀﾞｯ!!
―ニ三(//‰ ﾟ)=///＞ ｺﾞｫｫｫｫｯ!!
(((⇔)))
ミ
ｶﾞｷｨｨｨ!!!
ｌ ,
ヽ / ―ニ三((//‰ ﾟ)=///＞
― ―
＝ｌと(A` )) 三ニ― / ヽ
ｌ
( 'A))） ｽﾞｻﾞｻﾞｯ (((‰ ﾟ ) ｷｭｷｭｷｭｯ
つｰｌ＝､ ＜///=と
('A`) 兵器ちゃん
(//‰ ﾟ)=///＞ ワタシを呼ぶな、汚らわしイ
('A`) 俺の命を狙っても構わない。ただ、今は君と戦っている場合じゃないんだ。
(//‰ ﾟ)=///＞ すべては貴様の業。それを考慮する理由はワタシにはなイ
('A`) それでも、夜に食われかけているのは罪の無い人々だ
(//‰ ﾟ)=///＞ ……
('A`) ……
(//‰ ﾟ) li!l ｶﾞｼｬｺｯ
(//‰ ﾟ) ワタシは。貴様を絶対に赦さなイ。
('A`) ……ああ。
(//‰ ﾟ) 例え、あの子が自ら選んだ運命だったとしてモ
('A`) ……。
―ニ三((//‰ ﾟ) ｺﾞｫｫｫｯ
('A`) ……。
///
(((⇔)))
((( 'A`) ﾃｸﾃ...
,ll, ´ ， ﾄｽｯ
( 'A`) ｀
. ll
( 'A`)
__ノ~ｌ
│││
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,,│││,,
, .:'" '│││‐ ､
／ ~~~~~~~ 丶、
,. ＼
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′ ',
i ／ ＼ i
l ／ ＼ |
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い、 ／ ＼ ´
V ／￣￣￣￣＼ |
ﾞ1 丶 /
| ＼ .／
! 丶. ／
ノ ｀T ´
. ´ l
,. -― ´ __ ＼ | ＼
／ ￣ ‐-＼ 丶、
.′ ,. -‐ ｀ -−--丶
i ／ ｀ヽ､
l ′ ､ ヽ
ｌｌ
((((( 'A`) ﾃｸﾃｸﾃｸ
('A`)´
ｶﾀｶﾀ......
::ﾐｾ ‐ ‐)ﾘ::
:: つ(‐、‐ﾄｿﾝ:: ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ......
::と ::
('A`) ……
( 'A)っ 〜○ ﾎﾟｫｯ
‐ ,｀○´、‐ ﾎﾟﾜｧｧ......
...ｽﾔｧ
ﾐｾ*‐ ‐)ﾘ
つ(‐、‐ﾄｿﾝ
と
( 'A) ……。
ｌｌ
((((( 'A`) ﾃｸﾃｸﾃｸ
('A`)´
ｶﾀｶﾀ
::∧＿∧::
::（ ‐_ゝ‐）＿∧:: ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ
:: つ（‐<_‐ ）::
::と ::
('A`)
∧＿∧ 特定の層へのサービスも忘れない
（ ´_ゝ`）＿∧
つ（´<_｀ ） ナイスだよな、俺ら
と
( 'A)っ ｽｯ
:::::::::::::::｡::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｡::::::::::::
::::::::::::☆::::::::::::::::::: n ∧＿∧ ::::::
:::::::::::: ∧＿∧ n (ﾖ（´<_｀ ） :::::::
:::::::::::: （ ´_ゝ`）E) Y 、ヽ ::::::
::::::::::: L Y ::::::
ヽ｀ :::::::::::::ﾟ::::::::::::::::::｡::::::::::::ﾟ:::::::::::::
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´.
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...‐''ﾞ . ｀ ´ ´､ ゝ ''‐...
..‐´ ﾞ ｀‐..
／ ＼
.................;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::´ ヽ.:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.................
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ﾞﾞﾞﾞﾞ;;;;;;;;............ ;ﾞ ﾞ; .............;;;;;;;;ﾞﾞﾞﾞﾞ
ﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ;;;;;;;;;;;;;;;;;.......;............................. ................................;.......;;;;;;;;;;;;;;;;;ﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ
ﾞﾞﾞﾞi;ﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ;lﾞﾞﾞﾞﾞ
ﾉi|lli; i . .;, ､ .,, ` ; ､ .; ´ ;,il||iγ
/ﾞ||lii|li||,;,.il|i;, ; . ., ,li ' ; .` .; il,.;;.:||i .i| :;il|l||;(ﾞ
｀;;i|l|li||lｌｌ|||il;i:ii,..,.i||l´i,,.;,.. .il ｀, ,i|;.,l;;:`ii||iil||il||il||l||i|liiﾞゝ
ﾞﾞ´`´ﾞ-;il||||il|||li||i||iiii;ilii;lili;||i;;;,,|i;,:,i|liil||ill|||ilill|||ii||lliﾞ/｀ﾞ
´ﾞ｀ﾞ⌒ゞ;iill|||lli|llii:;ﾞ|lii|||||l||ilil||i|llii;|;_ﾞι´ﾟﾞ´｀ﾞ
´ﾞﾞ´｀ﾞ｀｀´ﾞ｀ﾞ´｀｀´ﾞ｀ﾞﾞ´´
ｌｌ
((((( 'A`) ﾃｸﾃｸﾃｸ
（ ＾ω＾） お！！
○o
゜.＿／＼
|||| ＼ 家無しさんおかえりですお！
／ ＾ω＾ ＼
￣||￣￣￣||￣
|| 田 || ｌ'ｌ
＿||＿＿＿||_ (A` ) おう、ただいま家くん
┴┬┴┴┬┴_ | |
| | -_ 几 )))
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
（ ；＾ω＾） って！なんか頭に刺さってますお！！
('A`) これは最新のシャレオツファッションなんだよ家くん
（ ；＾ω＾） ほぉー―……現代アートですお……
('A`) ところで、太陽ちゃんはどう？
（ ＾ω＾） ダメですおー――……話しかけても返事なくて……
('A`) ま、そうだよな。お月さまは？
（ ＾ω＾） なんか、西の方の夜がいよいよ濃くなったから、少しでも灯りを降らせてくるって、行っちゃいました。
('A`) そか。
（ ＾ω＾） すぐに戻るっては言ってましたけど……何か用事だったんですか？
('A`) いや、何となく。
（ ＾ω＾） それで、家無しさんはなにをしてきたんですお？
('A`) あれ、言ってなかったっけか。
（ ＾ω＾） 聞いてないですお
('A`) 太陽ちゃんに出てきてもらうための、準備。
（ ＾ω＾） お！そんなことできたんですかお！
('A`) おう。おれにかかれば太陽ちゃんも笑顔でカンカン照りよ。
（ ＾ω＾） へぇ〜〜〜やっぱり家が無い人は違いますお〜〜〜〜
('A`) さてと……
( n'A)n おーい、太陽ちゃん！！俺だ！！家無しだ！！
＜…………。
（ ＾ω＾） ……。
( n'A)n 聞こえてるんだろ！返事をしてくれ！！
＜…………。
（ ＾ω＾） （ダメか……。）
( n'A)n この間は勝手にプリン食べてゴメン！！
（ ＾ω＾）
（ ＾ω＾） えっ
( n'A)n お詫びに、ちょっとお高いプリンを買ってきたんだ！！
＜…………。
| ,ﾟ)ζ ﾁﾗｯ
（ ；＾ω＾） （ちょっと出てきた？！）
( n'A)n ほら！これ！！
| ,ﾟ)ζ ……駅前の専門店のやつ？
( n'A)n もちろん！専門店のやつ！
| ,ﾟ)ζ クリーム乗ってるやつ？
( n'A)n のってるどころの話じゃないよ！モリモリ！！
| ,ﾟ)ζ モリモリ……
（ ＾ω＾） （明らかに揺らいでいる！クリームすごい！）
( n'A)n ちなみにカスタードだけじゃなくてチョコとミルクと豆乳もあるよ！！
| ,ﾟ)ζ チョコにミルクに……豆乳……
（ ＾ω＾） （豆乳が意外と有効だ！ヘルシー思考の矛盾系スイーツ女子は豆乳に弱い！！）
( n'A)n それと……
| ,ﾟ)ζ ……。
( n'A)n はい、限定品のミニカッププリンパルフェ！！
| ,ﾟ)ζ ……ッ？！
( n'A)n これじゃ、足りない？
| ,ﾟ)ζ それ、全部食べていいの？
( n'A)n 当たり前だよ。全部太陽ちゃんのだよ
| ,ﾟ)ζ……
(((ζ*ﾟ ,ﾟ）ζ ｽｽｽｯ......
（ ＾ω＾） ！
て
( 'A)ｂ そ ﾋﾞｼｯ
＼ /
＼ 丶 i. | / ./ ／
＼ ヽ i. .| / / ／
＼ ヽ i | / / ／
＼
-‐
ー
_＿. .--
二 ＝ 二
￣. ζ(ﾟ､ ﾟ*ζ .￣
.-‐ ‐-
／
/ ヽ ＼
／ 丶 ＼
／ / / | i, 丶 ＼
／ / / | i, 丶 ＼
( "ゞ) おや……これは……！
(´・_ゝ・｀) おお、ようやっと朝が！
( "ゞ) ああ、なんと温かい光でしょう……
(´・_ゝ・｀) こうしては居られない、妻のところに戻らなくては……！。
( "ゞ) 私も、母に食事を作らねば……！
−− −− −−
( <●><●>) ほら、一息にむちゅっと！！
（；＊＞＜） うう、男ビロード、行くんです！！ ｽﾞｲｲｲｯ
(*‐ω‐*)
( <●><●>) ……あ、夜が明けた
（ ＞＜） え？ ﾑﾁｭｯ
(*‘ω‘ *) ﾊﾟﾁｸﾘ
( <●><●>)
（ ＞＜）
−− −− −−
(,,ﾟДﾟ) …………おお
(*‐ ‐) ｚ Z
(,,ﾟДﾟ) 起きろ捨て猫。朝だぞ。
(*‐〜‐) ﾑﾆｬﾑﾆｬ......
(,,ﾟДﾟ) ……仕方がない。もう少し寝かせておいてやるか。
−− −− −−
lw´‐ _‐ﾉv 新しい朝が来た
lw´‐ _‐ﾉv なんと心地いい光だ
lw´‐ _‐ﾉv やはり、生きる者たちに太陽は無ければならん……
lw´‐ _‐ﾉv
lw´‐ _‐ﾉv あ、やべえ私幽霊じゃん。日光苦手じゃん。
lw´‐ _ :: : .. . 消えたわー――もろに喰らったわ―――…… ｻﾗｻﾗ......
＼どうなの？！どうなの？！私と牛！どっちの乳が良いの！！／
＼おああっ！お前だよ！お前の乳が最高だ〜／
＼そうでしょう！そうでしょう！／
＼ああ〜だからこれ以上は勘弁してくれ〜〜〜／
＼だめよ！二度と浮気なんて出来ないようにしてやるんだから！！／
＼ひいいいい〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ／
○o
゜.＿／＼
(( |||| ＼
／ ＼))
￣||￣￣￣||￣
|| 田 || )) ＡＡ ﾓｫ〜
＿||＿＿＿||_ /⌒▼⊂ ・・つ
（( ┴┬┴┴┬┴_ )) *〜L● ( (＿ω)
| | -_ ＵＵ〜ＵＵ
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
【＋ 】ゞﾟ) ……フン、忌々しい家無しめ。余計なマネを。
【＋ 】ゞﾟ) まあ良いいずれ宵はまた訪れる。
【＋ 】ゞﾟ) その時まで、しばし去るとしよう……
ﾊﾞｻｻｻｻｯ......
＿＿＿ ^^ ^^
|::::l †:::|: : .. . .. ^^ ^^
|::::|┃ |:: :: : ^^ ^^ ^^
|::::|:::::::|:: :: :: .. . . ^^ ^^ ^^
|::::|:::::::|:
−− −− −−
<ヽ;｀∀´> ウリィ……やっとさばき切ったニダ……
(ﾟAﾟ*;) ほんまどうなるか思ったで……
<ヽ｀∀´> あ……夜が明けてきたニダ……
(ﾟAﾟ* ) も〜、もちょっとはよしてほしかったわー――………ん？
ﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞｯ......
<ヽ｀∀´>？！
＼ｱｶﾘｶｴｽｰ!!／ ＼ｱｻﾆﾅｯﾀｶﾗｲﾗﾅｰｲ!!／
<ヽ;｀∀´> ？！
(ﾟAﾟ*;) ？！
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| ｺｹｺｯｺｰ. |
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( ﾟ∋ﾟ)'）
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ﾉﾊ*‐⊿‐) ｚ Z
ﾉﾊ*‐〜‐) ﾑﾆｬﾑﾆｬ……あと五時間……
ﾉﾊ*‐⊿‐) ｚ Z
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川д川 オマジ＝ナイ…………上手く…………いった…………。
( ∵)ﾉｼ ｺﾞｪ
川д川 …………朝…………。
( ∵) ｺﾞｪ
川д川つ(∵ ) ﾑﾝｽﾞｯ
ﾑｼｬ...
ﾑｼｯ...
ﾑｼｬ...
−− −− −−
川 ﾟ -ﾟ) おや、『ドクオ』くんは上手くやったようだ。
川 ﾟ -ﾟ) よかったよかった。いつまでも夜では、就職活動が出来やしない。
川 ﾟ -ﾟ) さて、行こうか。
川 ﾟ -ﾟ) 定められた未来を、不確定なものに変えなけえればね……。
−− −− −−
ﾋﾟｭｰﾝ _,,..,,,,_
_,,..,,,,_ 三 / ,' 3 `ヽｰっ
三 / ,' 3 `ヽｰっ 三 l ⊃ ⌒_つ
三 l ⊃ ⌒_つ `'ｰ---‐'''''" _,,..,,,,_
`ｰニ三‐'''" _,,..,,,,_ 三 / ,' 3 `ヽｰっ
三 / ,' 3 `ヽｰっ 三 l ⊃ ⌒_つ
三 l ⊃ ⌒_つ `'ｰ---‐'''''"
`'ｰ---‐'''''"
ﾋﾟｭ ﾋﾟｭ ﾋﾟｭ-ﾝ
−− −− −−
(ヾ´∀｀) ああ、あさだ……
つ(0ｗ0)
(ヾ´∀｀) これで、私の役目はしばらくお休みかな……
つ(0ｗ0)
(ヾ´∀｀) ウフフ、今回はさすがに、ちょっと堪えちゃった……
つ(0ｗ0)
(ヾ´∀｀) それじゃあ、朝よ、目覚めた人々よ……次の夜までおやすみなさい……
つ(0ｗ0)
−− −− −−
(//‰ ﾟ) ……太陽…………。
(//‰ ﾟ) あの男を殺せば、君はワタシを恨むだろウ。
(//‰ ‐) だガ……。
(//‰ ﾟ) ……フン。せっかくあの子がくれる光ダ。
(//‰ ﾟ) こんな眩しい朝にまで、あの汚らわしい男を追う必要も無イ
−− −− −−
ﾐｾ ‐ ‐)ﾘ
つ(ﾟ、‐ﾄｿﾝ ﾊﾟﾁ...
と
(ﾟ、ﾟﾄｿﾝ ミセリ、起きてください。朝です。朝になりましたよ。
ﾐｾ*´ーﾟ)ﾘ ん……本当だ、明るい……
(ﾟ、ﾟﾄｿﾝ ……起きなくちゃ……
ﾐｾ*‐ ,‐)ﾘ いいよ、もう少しこうしていよう……
ﾐｾ *‐ ,)ﾘ
つ(、‐ﾄｿﾝ ……仕方ない人。 ｷﾞｭｩ...
と
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ナイスだよな、俺ら:::::::☆::::::::::::::::::: n ∧＿∧ ::::::
:::::::::::: ∧＿∧ n (ﾖ（´<_｀ ） :::::::
:::::::::::: （ ´_ゝ`）E) Y 、ヽ ::::::ああ、爆散したけどな
::::::::::: L Y ::::::
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−− −− −−
ζ(＾ー＾*ζ ﾆｺﾆｺ
←ここらへんにお月さま ｐ- ｕｑ
○o
゜.＿／＼
|||| ＼
／ ＾ω＾ ＼
￣||￣￣￣||￣
|| 田 ||
＿||＿＿＿||_
┴┬┴┴┬┴_ ( 'A)ｙ‐~~
| | -_ ﾉ( ﾍﾍ
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
ξﾟ⊿ﾟ)ξ で、結局太陽がひきこもった理由は家無しだったわけ？
（ ＾ω＾） そうみたいですお。
ξﾟ⊿ﾟ)ξ あんたねえ……自分が世界の命運握ってる自覚あんの？
('A`)y-~ 仕方ないだろ。腹減ってたんだから。
ξﾟ⊿ﾟ)ξ 全く。
('A`)y-~ 悪かったとは思ってるから、生活費全部プリンに変えてきたんだよ……。
ξﾟ⊿ﾟ)ξ 当然よ。
('A`)y-~ あ、そうだ、お月さま
ξﾟ⊿ﾟ)ξ なによ。
('A`)y-~ 俺がいない間、いろんなとこの世話見てくれて、サンキュー
ξﾟ⊿ﾟ)ξ =３ ま、あんたのサポートするって決めたのはあたしだからね。
（ ＾ω＾） 僕はそんなお月さまをお助けしますお！
ξﾟ⊿ﾟ)ξ はいはい、ありがと。
（ ＾ω＾） ……あ、
('A`) どうした。起きたか？
（ ＾ω＾） ……はい、家主さん、もうちょっとで完全に目が覚めます。
ξﾟ⊿ﾟ)ξ ま、夜が明けたんだものね。
('A`) さて、じゃあ、またしばらくあとでな『家』
（ ω ） はいですお……
ｌ 田 ｌ ﾎﾞﾑﾝ
('A`) 本当に世話になった、ありがとうな、『月』
ξ ⊿ )ξ はいはい、またね……
○ ﾎﾞﾑﾝ
('A`) ……さて、そろそろ、切り上げな。
ζ(ﾟ､ ﾟ*ζ え〜っ！まだ食べてるのに〜〜！
('A`) あとでな、家主さんが仕事に行くまでの我慢だよ。
ζ(ﾟ､ ﾟ*ζ は〜い
('A`) じゃあな、大好きだぞ、『太陽』
ζ( ー *ζ 私も家無しちゃん大好きー―――……
､ ｌ ,
- ○ - ﾎﾞﾑﾝ
´ ｌ ｀
('A`) さーて、まずは通勤道と駅、そのあとに職場だなー……
(((( 'A) ﾃｸﾃｸﾃｸ......
(´・ω・｀) ｶﾞﾁｬ
つ
(´＾ω＾｀) う〜ん、気持ちのいい朝だ……
(´＾ω＾｀) 心なしかゆっくり眠れた気がするし、体も快調快調〜〜
(´・ω・｀) さ〜て今日も一日、お仕事がんばるぞ〜〜〜
.
､ ｌ ,
- ○ -
´ ｌ ｀
○o
゜.＿／＼
|||| ＼ 太陽ちゃんはご機嫌ななめのようです
／ ＼
￣||￣￣￣||￣
|| 田 ||
＿||＿＿＿||_
┴┬┴┴┬┴_
| | -_ _ ~
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣おわり
乙
乙
江戸川乱歩みたいに感覚的に楽しむ感じか
何か可愛くて好き
ざっくり
・いろいろあって一回世界がごちゃごちゃに混ざった
・たまたま世界の中核に触れた賢者がいて、そいつが何とか世界をそれっぽい形に戻した
・まともな人間は(´･ω･`)だけでそれ以外は神様や半神や魔物やなんか変なのだけ
・(´･ω･`)の周りでだけ、いたって普通な日常の運営が行われている
・太陽の光を長時間浴びないでいると夜に食われて死ぬ。
ふむふむ、ありがとう。
なんかすごい魅力的だったよ。
すごく面白い
なんか素敵な話だ 乙