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('A`)売れないお店のようです
206
:
名も無きAAのようです
:2015/01/11(日) 01:53:37 ID:CV20PGaA0
おつおつ
流石家はチート揃いだな
207
:
名も無きAAのようです
:2015/01/11(日) 07:18:37 ID:FGTjtJRQ0
乙
更新はやいし読みやすいし良いね!
ところで魔法道具屋とかもそうだけど、こういうファンタジー的な世界を舞台に
主人公が店を切り盛りして繁盛させていく系のジャンルって、何か名称あったりするのかな?
208
:
名も無きAAのようです
:2015/01/11(日) 07:25:57 ID:Ii6qWp9k0
>>207
トルネコ?
209
:
名も無きAAのようです
:2015/01/11(日) 08:17:57 ID:ZzUHykG.0
乙
にしても更新早くていいねぇ
退屈しなくて嬉しいけど無理せんでね
210
:
名も無きAAのようです
:2015/01/11(日) 09:25:52 ID:qCcJDelQ0
>>207
ジャンルとしては扱われてないと思うぞ
王道の一つってことは確かだけど
211
:
名も無きAAのようです
:2015/01/11(日) 12:36:18 ID:hzmcMimIO
乙!
毎回面白いな。
212
:
名も無きAAのようです
:2015/01/11(日) 23:05:32 ID:lGMsrN7k0
毎度毎度面白いな
すっかりファンになっちまった
213
:
名も無きAAのようです
:2015/01/12(月) 11:22:20 ID:tvu3Vba60
売れないお店
第七話
それぞれの礼儀
↑在庫多
薬草 30G 毒消し草 45G
デクの種 50G
炎の護符・中 200G
通話のピアス(10分) 2個1セット450G
水の護符・小 150G
雷の護符・小 150G
餌玉の元の袋詰め 80G
キラービーの針10本入り 120G
鑑定は隣の店へ
他要相談
214
:
名も無きAAのようです
:2015/01/12(月) 11:24:01 ID:tvu3Vba60
~道具屋~
俺はしがない道具屋を経営している少し不細工な魔法使いだ。
先日、ピアスの定期購入をしてもらうために渓谷に行き、そこでゴーレムと戦い勝ったのだが
(;'A`)「やっぱおかしいよなぁ、これ」
この1ヶ月の間森へ行く度に感じた違和感。
いや一角兎の時から兆候は有ったのかもしれない。
('A`)「野生生物の生息地がズレてきてるのか?」
ズレてるというより、逃げてきているという方がしっくりくる気がする。
近場の森だけでなく、ここから結構離れている渓谷でも同じ現象が起きていることを考えると結構大規模なようだ。バタン
215
:
名も無きAAのようです
:2015/01/12(月) 11:25:44 ID:tvu3Vba60
('A`)「ん、ショボンか」
(´・ω・`)「薬草と毒消し草を5つずつ頂戴」
('A`)「ピアスは?」ホイ
(´・ω・`)「まだ前のが余ってるから大丈夫」
('A`)「……ショボン。お前気づいてるか?」
(´・ω・`)「生息地のズレこみについてなら、今回はそれについて調べてくるよ」イライモキタシ
('A`)「そうか、何処へ行くんだ」サスガダナ
(´・ω・`)「北の生物が下ってきてるみたいだし。王都に行ってくるよ」
('A`)「俺はゴーレムと戦うはめになった。気をつけろよ」
(´・ω)「知ってるよ。ありがと」バタン
ショボンが調べてくるなら、余計な事をしなくても良いだろう。
あいつならなんの問題も無く原因を探れるはすだ。
216
:
名も無きAAのようです
:2015/01/12(月) 11:26:30 ID:tvu3Vba60
<ドクオ〜、店の横のあれ収穫していいんじゃね?
お、まだ昨日は殻が硬かったからあれだが、もういけるのか?
実をつけてからは成長速度がかなり下がったが徐々に大きくなっていった。
('A`)「もう食えるかな?」ガチャ
(´<_` )「いや、ほらあれ実が割れてるし」
……しまった。もっと早く採るべきだったか?
いや、これもまだもしかしたら食べられるかも。
毒の有る無しもわからないので、まずは餌玉に混ぜて、野生生物に与える。
そこから判断しなくちゃな。
217
:
名も無きAAのようです
:2015/01/12(月) 11:28:28 ID:tvu3Vba60
(´<_` )「ところで今日は街へ招待されてるんだろ?行かないのか?」
(;'A`)「あ〜そうなんだけどさ」
この前助けた騎士3人に感謝をしたい。是非街に来てくれ。
と手紙が来たのは良いんだが……
人に感謝されるってのはどうも小っ恥ずかしい。断りてぇなぁ……
( ´_ゝ`)「行こうぜ。そうしないと騎士たちの恥になっちまうだろ」
(´<_` )「そうだ、堂々と街で歓迎されに行こう」
……やだなぁ……
218
:
名も無きAAのようです
:2015/01/12(月) 11:29:39 ID:tvu3Vba60
~ロイドの街~
<おい、あれが例の?
俺、渓谷行く前にあの双子と話したぞ>
<あの細いのはなんだ?
森の近くで店をやってる奴じゃねぇの?>
(‖'A`)「……」
(´<_`; )「ま、まぁ気にすんなよ」
これでも命懸けでゴーレムと戦ったんだけどなぁ……
まぁ、実際倒したのはこの2人みたいなもんだが……
<すみません!お待たせしましたお!
219
:
名も無きAAのようです
:2015/01/12(月) 11:31:11 ID:tvu3Vba60
('A`)「あ、いえ先ほど来たばかりですので」
( 十 )「僕が案内させて頂きますお!詳しいお礼は後で全員でさせて頂きますおね」
なんか太った騎士が来たな……
大剣を使う騎士だとしても足が遅そうだ。
この太っちょ騎士に連れられた場所は
( ´_ゝ`)「お〜これが騎士塔か〜」
220
:
名も無きAAのようです
:2015/01/12(月) 11:32:38 ID:tvu3Vba60
ロイドの街でひとつの観光名所になっている騎士塔。
ここは騎士のための施設でこの街の全ての騎士がここで寝食を共にしている。
まぁ塔と言っても本当に塔のわけではないんだが。
( 十 )「いまから皆様に大聖堂に案内します」
おぉ……いきなりすごい所に連れてかれるな。
騎士塔では騎士の訓練所から始まり、食堂、寮、そして全ての騎士が一堂に会する大聖堂がある。
( ´_ゝ`)「これが……」
(´<_` )「大聖堂……」
('A`)「でっけぇ……」
221
:
名も無きAAのようです
:2015/01/12(月) 11:33:44 ID:tvu3Vba60
まるで大きな教会のようだ。
剣兵と槍兵の像が厳かにこちらを見つめている。
そしてなによりも
(;'A`)「なんだ、この人数」
まさか一介の店主たちを相手に騎士たち100人ほどが集まったのか?
割と暇なのかね……
( 十 )「ロマネスク様!ドクオ様・流石兄者様・流石弟者様の3名をお連れしました!」
( ΦωΦ)「うむ、ご苦労である」
222
:
名も無きAAのようです
:2015/01/12(月) 11:34:54 ID:tvu3Vba60
( ΦωΦ)
この大男が、グラント・ロマネスクなのか。
2Mは超えてるな。
ロマネスクが振るった剣は大地を削り、太陽を割ると噂で聞いたが、納得の風格だ。
223
:
名も無きAAのようです
:2015/01/12(月) 11:35:38 ID:tvu3Vba60
( ΦωΦ)「このような所までご足労頂き、誠に申し訳ない。まずはロイドの騎士の代表として礼を言わせて頂く」
(;'A`)「いえ、私は大したことはしていません。この2人がいなくては私は……」
(´<_` )「それは俺らも同じだ、ドクオ」
( ´_ゝ`)「お前がいなけりゃ騎士たちもやられてたろ」
( ΦωΦ)「その通りである。あまり自分を卑下するものではないのである。でないと救われた彼らの立場がなくなるのである。来なさい」
224
:
名も無きAAのようです
:2015/01/12(月) 11:36:58 ID:tvu3Vba60
すると先ほど案内してくれた騎士の横に2人ほど現れた。
そして3人は兜を外し俺たちに片膝をついた。
( ^ω^)〈::゚−゚〉 (’e’)
なんか1人ムカつく顔してんな。
それぞれの武器は太っちょが大剣、真面目そうなのが剣、ムカつく顔が槍のようだ。構成はバランスの取れた騎士たちだと思う。
( ΦωΦ)「さて、貴君らをこの場に呼んだのはただ礼をしたかったからではないのである」
('A`)「……と言いますと?」
( ΦωΦ)「うむ、彼らと主従の契約をして頂きたいのである」
(;'A`)( ;´_ゝ`)「え?」(´<_`; )
225
:
名も無きAAのようです
:2015/01/12(月) 11:38:20 ID:tvu3Vba60
聞けば騎士にとって契約とは最大級の礼の尽くし方だそうだ。
命を助けられた相手にはただの礼ではし尽くせぬ。ならば命を賭してでも守り抜こう。
彼らはこのような契約をしたいとロマネスクに言い出したらしい。
正直……ちょっとなぁ……
( ΦωΦ)「一応言っておくが、騎士の主従の契約は貴君らだけに行うわけではないのである」
(;'A`)「?」
どゆこと?
226
:
名も無きAAのようです
:2015/01/12(月) 11:41:00 ID:tvu3Vba60
( ΦωΦ)「我ら騎士全員は街と主従の契約を結んでいるのである。つまり」
( ´_ゝ`)「……」(´<_` )
( ΦωΦ)「契約とは守るものを増やす儀式であるよ。深く考え過ぎなくともよい」
( ;^ω^)「お願いします!」
〈::゚−゚〉「どうか我々の騎士の誇りを取り戻させて欲しい」
(’e’)「だからどうか私たちにあなた方を守らせ」
( ´_ゝ`)「断る」
(´<_` )「兄者。そんな言い方は」
( ´_ゝ`)「お前もそう思うだろ?」
(´<_` )「まぁ……な」
待ってくれ。いきなりどうしたんだ?
心無しか兄弟たちがイラついてる?
227
:
名も無きAAのようです
:2015/01/12(月) 11:42:32 ID:tvu3Vba60
( ´_ゝ`)「俺らを守るための契約?俺らより弱い騎士が?」
(´<_` )「騎士の誇り?ガーゴイルすら逃げるような騎士に?」
(;'A`)「2人ともやめろ、どうしたんだよ」
( ´_ゝ`)「悪いがこんな茶番には付き合ってられん、失礼する」
(´<_` )「なんで俺らが騎士の誇りとやらのためにそんな事をしなきゃならんのかも分からん、俺も帰らせてもらおう」
(;'A`)「お、おい」
二人とも大聖堂を出ていってしまった。
ちょ、俺1人にしないでくれよ。
どうしてくれんだこの空気。
( ΦωΦ)「……ドクオ殿、貴君はどうだ」
(;'A`)「えっと……その……」
228
:
名も無きAAのようです
:2015/01/12(月) 11:44:10 ID:tvu3Vba60
('A`)「すみません、俺も契約は望みません」
( ΦωΦ)「……理由をお聞きしても?」
('A`)「自分のことは自分で守りたい。ただそれだけです」
( +ω+)「……なるほど」
早く逃げたい……
様々な騎士の視線刺されながら、俺も大聖堂を出ていった。
( ;^ω^)〈:;゚−゚〉(;’e’)
'
229
:
名も無きAAのようです
:2015/01/12(月) 11:46:46 ID:tvu3Vba60
~道具屋・夜~
( ´_ゝ`)「すまん、ドクオ」
(;'A`)「いや、俺も困ってたから良いけど。一体なんだったのよ?」
(´<_` )「……最初から少し思っていたんだが、まず本当に礼を言いたいのであれば、助けられた本人が来るべきだろう」
( ´_ゝ`)「それをわざわざ非番の騎士を、かき集めて俺らを大聖堂へ呼んだ」
(´<_` )「そしてあの契約、まるで騎士は礼儀を通すとパフォーマンスをしたがっているようにしか思えなかった」
(;'A`)「な、なるほど」
230
:
名も無きAAのようです
:2015/01/12(月) 11:48:39 ID:tvu3Vba60
( ´_ゝ`)「加えてあのギャラリーは契約をしないとは言わせない為の重圧をかけているように感じてな」
(´<_` )「つまりあれだ。騎士の礼儀とこちらの礼儀は違うだろ?っていいたいんだ」
(;'A`)「……」
( ´_ゝ`)「とまぁ、そんな所が気に食わなかった」スマンナ
なるほど、二人の言う通り俺だけならあの雰囲気に飲まれて主従の契約をしていただろう。
正直な話、実力も知らない他人に命をかけられたらこっちがもたない。
(;'A`)「しかしよくあの空気の中で言えたな」
(´<_` )「母者の殺気に比べれば余裕。ん?」ドンドン
231
:
名も無きAAのようです
:2015/01/12(月) 11:50:15 ID:tvu3Vba60
<すみませんお!開けてくださいお!
(;'A`)「まさか」ガチャ
( ;^ω^)〈::゚−゚〉(;’e’)
( ´_ゝ`)「……なんのようだ」
〈::゚−゚〉「お願いがあります。礼をさせてください。今ではなく未来で」
(’e’)「今の私たちは弱い。それでもいつかあなた方を超える力を持ったら、契約を交わして欲しいのです」
( ;^ω^)「僕ら騎士にはそれしかないんです!」
232
:
名も無きAAのようです
:2015/01/12(月) 11:51:07 ID:tvu3Vba60
(;'A`)「それだけの為にここまで?」
なんとも不器用なやつらだ、こんな所では兄弟の感じ取ったようなパフォーマンスはないだろう。
流石の兄弟たちも驚いているようだ。
必死な目でこちらを見ている。
( ;´_ゝ`)「お、おう。なら別に構わんぞ」
( ;^ω^)「なら、えと、その……助けてくれてありがとうございました!」
サ- ≡( ;^ω^)〈::゚−゚〉(;’e’)
帰っていった!?
233
:
名も無きAAのようです
:2015/01/12(月) 11:53:03 ID:tvu3Vba60
お、扉のすぐ脇にはお礼の品と書かれた箱をおいていったらしい。
中身は
武器をメンテナンスするための砥石。
貴重な鉱石や高い食べ物などなど……
……もしかして彼らにとってはあの大聖堂でのことも本気だったのかも知れないな……
すると兄者がいきなり大笑いし始めた。
234
:
名も無きAAのようです
:2015/01/12(月) 11:54:06 ID:tvu3Vba60
( *´_ゝ`)「そうそう、こういうのでいいんだ」ハハハ
(´<_`* )「騎士の誇りだとか、主従の契約だとかそんなことは本当はどうでもいいんだよな」
( *´_ゝ`)「感謝ってのはあんなもんじゃなく」ジブンノ
(´<_`* )「行動で示すもんだからな」デキルハンイデナ
なるほどな、二人はうだうだ言う暇があったら行動をしろって言いたかったとか。
流石一家らしい良い考え方だな。
今回の騎士たちの提案はこの兄弟に文句を出させなかったらしい。
……でもこの2人に勝つ強さになるのは相当厳しいと思うなぁ……ん?
235
:
名も無きAAのようです
:2015/01/12(月) 11:55:15 ID:tvu3Vba60
('A`)「てかあなた方って俺も?」
( ´_ゝ`)「入ってるだろ」
(;'A`)「魔法使ってても、普通に負けそうなんだが」
(´<_`; )「なんであんなに戦ってるのにスタミナがつかないんだよ」
とにかくこれであの騎士たちも礼儀を通せただろうし、兄弟も納得している。
今は彼らの今後の成長に期待していよう。
……俺も頑張らないとなぁ……
第七話完
236
:
名も無きAAのようです
:2015/01/12(月) 11:56:17 ID:tvu3Vba60
('A`)の手帳
( ΦωΦ)グラント・ロマネスク
ロイドの街で全騎士の頂点にたつ大男。
王都の大会で初回で一位を取り、王都の騎士たちを驚かせたという。
2m20cmという体躯で身の丈ほどある大剣を豪快に振るう。
ただ、ある主婦に負けたという噂が一時期広まっていた。
( ^ω^)〈::゚−゚〉(’e’)
ブーン ぃし セントジョーンズ
下位騎士三人衆。バランスはとれているがまだまだ実践不足。
兄弟を追い越すため必死に特訓してるとか。
237
:
名も無きAAのようです
:2015/01/12(月) 12:00:00 ID:tvu3Vba60
スレが上から11番目以下になったのでage
238
:
名も無きAAのようです
:2015/01/12(月) 12:02:01 ID:nib.5OM.0
ある主婦が一人しか思いつかない
239
:
名も無きAAのようです
:2015/01/12(月) 12:42:00 ID:ohQ8LuYA0
そもそも何でロマは某最強主婦と戦うハメにwww
240
:
名も無きAAのようです
:2015/01/12(月) 12:50:40 ID:LTrtA4ic0
主婦に負けたなら兄弟の顔知ってそうなんだが
241
:
名も無きAAのようです
:2015/01/12(月) 13:33:55 ID:ljC9FjsM0
すまん、やっぱ脱字気になる…
ストーリーに矛盾がでるような脱字だから特に…
242
:
名も無きAAのようです
:2015/01/12(月) 16:01:14 ID:2bSrSbl20
@@@
@#_、_@
( ノ`) 「へっけし!!!!」
243
:
名も無きAAのようです
:2015/01/12(月) 16:10:51 ID:tvu3Vba60
>>241
さん
申し訳ありません。
矛盾がでそうな脱字ってどの部分でしょうか?
自分でも投下時に読み返して気づけませんでした。
矛盾に繋がるとやばいので教えてください。
244
:
名も無きAAのようです
:2015/01/12(月) 17:18:34 ID:MGJBHA4Q0
>>227
(´<_` )「騎士の誇り?ガーゴイルすら逃げるような騎士に?」
ガーゴイルが逃げてる
>>229
(´<_` )「……最初から少し思っていたんだが、まず本当に礼を言いたいのであれば、助けられた本人が来るべきだろう」
些細なことだが、これだとブーンたち3人が助けられた本人じゃないように聞こえる
まず助けられた本人が〜 ならすんなり読めるんだが…
ごめん、文句ばっかで…
あと作者さんもそんな腰低くせんでもいいと思うよ
245
:
名も無きAAのようです
:2015/01/12(月) 17:39:30 ID:tvu3Vba60
なるほど……ありがとうございます!
最初にある通り、気になる点はどんどん言ってくださって結構です!
どんな風に読めるかも書いてくださり分かりやすかったです
246
:
名も無きAAのようです
:2015/01/12(月) 19:15:37 ID:UTY.CtvM0
投下ペースがはやくていいね
ガーゴイルにすら逃げ出すだとわかりいいかもね
247
:
名も無きAAのようです
:2015/01/12(月) 22:26:41 ID:DtstPnwc0
こういうファンタジーな話好き
次回も期待して待ってまっせ
248
:
名も無きAAのようです
:2015/01/12(月) 23:15:05 ID:ohQ8LuYA0
売れない店がだんだん売れてきて嬉しいねドクちゃん!
249
:
名も無きAAのようです
:2015/01/12(月) 23:23:26 ID:V7gLP3YI0
しかし出だしで
少しだけ不細工な道具屋だ
って自称するのはどうなんだw
250
:
名も無きAAのようです
:2015/01/12(月) 23:33:51 ID:6/VjhjN20
面白いなー。そういやここの流石兄弟って使用武器のイメージも相まって相当体格良さそうだよね。痩身な印象あるから新鮮だわ
251
:
名も無きAAのようです
:2015/01/13(火) 22:22:26 ID:506tFPoE0
売れないお店
第八話
全てが集う都、王都。 前編
↑在庫多
デクの種 50G
炎の護符・中 200G
通話のピアス(10分) 2個1セット450G
水の護符・小 150G
雷の護符・小 150G
薬草 45G 毒消し草 60G
餌玉の元の袋詰め 80G
キラービーの針10本入り 120G
鑑定は隣の店へ
他要相談
252
:
名も無きAAのようです
:2015/01/13(火) 22:23:15 ID:506tFPoE0
~道具屋~
俺はしがない道具屋を経営している少し不細工な魔法使いだ。
とある騎士3人を見て、俺も改めて特訓をし始めたんだが
(;'A`)「どうも駄目だな」
(´<_` )「アプローチを変えてみたらどうだ?」
(;'A`)「つってもなぁ」
客が来ない時は魔力を高める訓練をしているのだが全然魔力が上がらない。
ゴーレムとの戦いを通じて自分の火力不足を感じ、どうにかしたいのだが……
せめてlv5の魔法を出せなくては話にならない。
( ´_ゝ`)「てか、街で高い護符買えばいいんじゃねぇの?」
(;'A`)「それだと金が消えるわ」
253
:
名も無きAAのようです
:2015/01/13(火) 22:24:29 ID:506tFPoE0
最近だと森のやつらさえ、lv2の魔法では威嚇にすらならない。
完全に生態系が狂い始めている。
早くショボン帰ってこないかな……
あいつの情報が無ければどうにもならん。
バサバサ
ん?鷹だ、これは確か……
(´<_`; )「こいつは、ウチのミグだ」
( ;´_ゝ`)「俺らがいるのばれたのか!?」
……すまん、とっくにバレてんだよなぁ。
だが、今更そんなことで何か言ってくるとは思えないが。
え〜と……
@@@
@#_、_@
( ノ`) 「ドクオ、元気でやってるかい?
突然で悪いがあんたにお願いがあってね。
こいつを受け取ってくれないかい」
受け取ってくれって……これのことか?
254
:
名も無きAAのようです
:2015/01/13(火) 22:26:23 ID:506tFPoE0
( ;´_ゝ`)「……なんだ?なんてある?」
(;'A`)「いや、なんか受け取って欲しいって封筒が」
(´<_`; )「封筒?」
えっと……え!?
(;゚A゚)「王都への招待状だ」
( ;´_ゝ`)「は!?」(´<_`; )
@@@
@#_、_@
( ノ`)「期待してる魔法使いを渡してくれって頼まれてね。
こんなババアと一緒になるが来てくれたら嬉しいね。 母者」
'
255
:
名も無きAAのようです
:2015/01/13(火) 22:27:19 ID:506tFPoE0
(;'A`)「ま、まじか……あの王都に」
( ;´_ゝ`)「母者がいるんじゃ俺らは行けないか」
(´<_`; )「……そうだな、残念だが」
( ;´_ゝ`)「てかその招待状は誰が?」
(;'A`)「モララー・ランドガルド」
(´<_`; )「モラ印のか!」
あのモララーさんに会えば、何か魔法ほヒントを掴めるかも知れない。
と、とにかくミグに通話のピアスを2個持たせて帰す。
まさか……こんなチャンスがくるとは。
'
256
:
名も無きAAのようです
:2015/01/13(火) 22:27:40 ID:B9T18BVs0
きてたしえん
257
:
名も無きAAのようです
:2015/01/13(火) 22:28:10 ID:506tFPoE0
(´<_`; )「しかし行くなら気をつけていけよ、ドクオ」
(;'A`)「え、華の都、王都なのに?」
(´<_`; )「悪い噂もあるにはある」
('A`)「まぁ、大丈夫だって」
(´<_` )「考えすぎとも思ったが、俺は念には念をだな」
( ´_ゝ`)「それに母者がいたら何かおきても一瞬で終わるだろ」
(´<_` )「……そりゃそうだな」
それから兄弟の欲しい土産を聞いておいた。
その後母者さんとピアスを通じて打ち合わせし、王都に行くことが決定した。
'
258
:
名も無きAAのようです
:2015/01/13(火) 22:29:00 ID:506tFPoE0
~王都~
店は兄弟に任せ、馬車に乗り1ヶ月弱。
1日2日任せたことはあったが1ヶ月以上任せるのは初めてだ……大丈夫かな……
母者さんには兄弟の近況や働きぶりを少し誇張して話しておいた。
……来た!
(;'A`)「これが……王都」
ロイドの街とは規模が違う。
あの街がまるまる十個は入りそうな大きさだ。
(T)「待て!、何の用事で入るのか記入し……て。
母者殿!失礼しました!」
王都の騎士だ、さすがに少し高圧的かと思ったらなんだこれ。顔パスなのか……
にしても王都にもなると街に入るだけで記入とか必要なのか……大変だなぁ。
@@@
@#_、_@
( ノ`)「ドクオ、これから宿の場所まで案内してやるから。
そこから今日は自由行動だからね」
('A`)「あ、はい。分かりました」
259
:
名も無きAAのようです
:2015/01/13(火) 22:30:20 ID:506tFPoE0
宿1つ取っても、ロイドとはまるで違う。
母者さんはこのままお得意さんの所へ行き、鑑定した品を届けるそうだ。
('A`)「よし、荷物にならない程度に買い物だ!」
初めて来るんだ。これからもあまり来ることは無いだろう。今のうちに色々見ておかなくては……
あとモラ印の護符を買っておきたい。
('A`)「これが、モララーさんの道具屋か」
恐らく全て道具屋にとって憧れ。
あの『モラランショップ』が目の前に……
よし、入るぞ。
260
:
名も無きAAのようです
:2015/01/13(火) 22:30:48 ID:B9T18BVs0
流石母者だな、顔パスとか
261
:
名も無きAAのようです
:2015/01/13(火) 22:31:11 ID:8CghoRBg0
待ってたぜ
支援
262
:
名も無きAAのようです
:2015/01/13(火) 22:31:37 ID:506tFPoE0
'
/ ゚、。 / 「いらっしゃいだし」
こ、この人がモララーさんなのか?
前に見た広告の絵とは大分違うな。
(;'A`)「あ、あのモララーさんですか?」
/ ゚、。 /「店主なら明日の準備とか言って出かけてるし、残念だったし」
店員さんだったか、まぁ明日会えるはずたし商品を見させて貰おう。
263
:
名も無きAAのようです
:2015/01/13(火) 22:33:13 ID:506tFPoE0
在庫多↑
属性の杖 10,000G
魔導の杖 50,000G
耐熱ワイヤー50M 1,000G
各種護符・大 2,000G
ポーション 200G
試作魔導機 400,000G
etc……
エンチャントのお値段
探知の魔法 500G
耐火の魔法 500G
耐衝の魔法 500G
etc…… 重ねがけは不可
鑑定はやってません
264
:
名も無きAAのようです
:2015/01/13(火) 22:33:59 ID:506tFPoE0
(;'A`)「ん〜?なんだこれ」
モラ印の護符1枚2000G?
なんで王都の方が高いんだ、訳が分からん。
(;'A`)「あの、護符ってなんでこんな値段なんですか?」
/ ゚、。 /「あ〜、よそから来た人だし?」ソレハネ
理由を聞いたら、前にモララーさんは200Gで、護符を売り出したそうだ。
すると他の道具屋がやめてくれと言ったらしい。
そのため王都では護符の値段を高くし、高級品として売り出す事になったらしい。
加えて田舎の方の店はモラ印に譲って手打ちにしてもらったとか。
じゃあ護符は諦めて……
265
:
名も無きAAのようです
:2015/01/13(火) 22:35:26 ID:506tFPoE0
(;'A`)「杖……どんな感じですかね?」
/ ゚、。 /「属性の杖は買う時に指定した属性の魔法を高める力があるんだし。
魔道の杖は全ての魔法を1段階上げるかもな凄い杖だし」
は!?全ての魔法をって……オリジナルもだよな……
今回持ってきたのは、ヘソクリも加えて15万G……ぐぬぬ……
(;'A`)「か、買います」
/ ゚、。 /「まいどだし」
やっぱりあんときみたいな力不足はもう味わいたくない。
ここは買わなくちゃならんよな。
あとは魔力を回復するらしいポーションを少し買っておく。
効果はどれくらいか分からんが試して効果次第では俺も作ってみよう。
耐熱ワイヤー……便利そうだし買っとこうかな。
よし、他は帰りに寄って考えよう。
他の店もチェックだ。
………………………………
266
:
名も無きAAのようです
:2015/01/13(火) 22:36:41 ID:506tFPoE0
'
~王都・夜~
う〜ん……買い物するはずが色々巡ってたら、日が傾き始めてる。
兄弟への土産は買ったが結局他は杖とワイヤーしか買ってねえや。
……ところで
(;'A`)「ここどこ?」
やっべぇ……この年になって迷子はシャレにならんわ。
人に道を聞こうにも話しかけ辛いし……
ζ(゚ー゚*ζ「あの……大丈夫ですか?」
うお!なんか可愛い子が来た。
落ち着け、ここは冷静に行け。
267
:
名も無きAAのようです
:2015/01/13(火) 22:37:42 ID:506tFPoE0
(;'∀`)「い、いやぁ、その道に迷っちゃってて」
ζ(゚ー゚*ζ「何処に行きたいんです?」
行き先の宿を告げると案内してくれるとのこと。素直についていく。
ん?
('A`)「なんで路地?」
ζ(゚ー゚*ζ「やだなぁ、近道ですよ」フフ
……これあかんやつや。
うわぁ……きたよ
(‖'A`)「こんなひょろ男に6人は無いんじゃないの」
ζ(゚ー゚*ζ「ごめんね、お金ちょーだい」
'
268
:
名も無きAAのようです
:2015/01/13(火) 22:38:36 ID:506tFPoE0
前に男2人、女が1人。後ろに男3人か……
護符は持ってきてない。
スリープは複数には使えない。
金も渡したくないとなると……
('A`)トーク ボソッ
⑩<どうしたんだい?
('A`)マイゴニナッテ.カツアゲサレテマス
ζ(゚ー゚*ζ「?なにぶつ言ってんの?魔法?」
⑩<……待ってな、急いで見つけてやるからね、時間を稼ぎな。
頼もしすぎる。じゃあ後は時間稼ぎだ。
(;'A`)「いやいや、魔法なんて俺は使えなませんよ」ハハ
ζ(゚ー゚*ζ「ふーん、いいからお金出してよ」ホラ
(;'∀`)「だ、第一なんで王都でこんなこと」
ζ(゚ー゚*ζ「たいした理由なんて無いよ。お金が欲しいだけだから」
'
269
:
名も無きAAのようです
:2015/01/13(火) 22:40:50 ID:506tFPoE0
……最近の子供怖ぇな。
ん〜いくら母者さんでも俺を十分では見つけられないと思うが母者さんだしな……
露骨な時間稼ぎも短気な子供には厳しいだろうし……
ζ(゚ー゚*ζ「出さないと痛い目に遭うってわかってないの?」
(;'∀`)「いやぁ、それも厳しいと言いますか、田舎から来たおのぼりさんでして」
ζ(゚ー゚*ζ「モラ印の店で買い物しておいてよく言うね。……もういいわ」
(;'∀`)「じゃあ見逃して」
ζ(^ー^*ζ「やっちゃえ」
ですよね〜。素直に渡せば良かったかな。
流石の母者さんでも無理だったか……
そんな一斉に殴りに来なくたっていいだろうよ。ええいダメ元で。
(;'A`)「スリー……」
270
:
名も無きAAのようです
:2015/01/13(火) 22:41:41 ID:506tFPoE0
'
<アクアバインドlv3!
ζ(゚д゚;ζ「なにこれ!体が!」ゴボゴボ
<そこの君
( ∀ )「夜道には気をつけないとね」
なんだ?この男、魔法使いのようだがフードで顔が見えない。
助けてくれたようだが……
⑧<……その声モララーかい?
271
:
名も無きAAのようです
:2015/01/13(火) 22:42:38 ID:506tFPoE0
( ;・∀・)「その声は母者さん!何処に……もしかして」パサ
⑦<そうさ、これは
( ・∀・)「ついに封印されたんですね!」ヤットカ!
⑦<良い度胸してるね……
まさか……この男がモララー・ランドガルドなのか!
フードを外した顔は確かに広告の絵にそっくりだ。
⑥<悪いがモララー。花火をあげてくれないかい。
( ・∀・)「母者さんの最後の頼みとあらば、やらせて頂きますよ」
272
:
名も無きAAのようです
:2015/01/13(火) 22:43:24 ID:506tFPoE0
( ・∀・)つ◆「やるなら盛大にいきますよ〜。ファイアーフラワーlv8!」ドンドン
ファイヤーフラワー、見る人を楽しませるために作られた観賞用の魔法。
使う人によって大きさ、形などが異なるがこれは……
( ・∀・)「打ち終わっちゃった。母者さん……安心して封印されてくださいね……」
(*'A`)「すげぇ……こんな大きな花火を!」
( ・∀・)「凄いと分かるってことは君も魔法使いなのかい?
ならさっきなんで魔法を使わなかったんだ?」
(;'A`)「あ〜えっとですね」
273
:
名も無きAAのようです
:2015/01/13(火) 22:44:38 ID:506tFPoE0
'
言えない。迷子になった挙句、魔法使いなのに護符持ってなかったとか恥ずかしくて死ねる。
@@@
@#_、_@
( ノ`)「こいつの地元はこんなこと無いから油断してたのさ」
(;'∀`)「いやぁ、そうなんです……よ?」
え、なんで母者さんいるの。
まだ花火を打ち上げて2分経ってないよ?
@@@
@#_、_@
( ノ`)「悪かったね、ドクオ。注意しておかなかった私のミスさ」
(;'A`)「いやいやいや、そんなことはないです。俺が」
( ;・∀・)「あれ!母者さん!封印されて……いたいたいいたい」ミシミシミシ
@@@
@#_、_@
( ノ`)「相変わらず、舐めた奴だね」ガシッ
母者さんとモララーさんが仲良くしてる……
凄い光景だな……これ。
274
:
名も無きAAのようです
:2015/01/13(火) 22:45:54 ID:506tFPoE0
( ;・∀・)「あ、あいつらしょっぴいとくんで離してくださいよ!」イデデデ
@@@
@#_、_@
( ノ`)「あんた、そんな事もやりだしたのかい」パッ
( ・∀・)「……いやいや、ただのボランティアですよ」デハ
なんか思ってたよりも若かったな……同じ位の年か?
そして俺はこのまま母者さんに連れられ宿へと向かった。
母者さんにまた謝られたが、これは俺が悪い。
こちらも謝りたおして、明日に備えて寝ることにする。
275
:
名も無きAAのようです
:2015/01/13(火) 22:47:28 ID:506tFPoE0
~王都・朝~
@@@
@#_、_@
( ノ`)「ドクオ、準備は?」
('A`)「大丈夫です。行ってきます」
結局、ここでなにやるのかも知らされてないんだよな。
母者さんと別れ招待状にある地図通りに進む。
指定の建物に行くと人が既に集まっていた。
('A`)「20人ちょっとか」
結構いるな……あの人顔が怖いな。
お、あの人可愛い。
にしてもこんなに人を集めて一体何をする気なのか全く分からない。
……来た。
276
:
名も無きAAのようです
:2015/01/13(火) 22:49:04 ID:506tFPoE0
( ・∀・)「どうも、皆さん!今回は遠路はるばる王都へお越しいただき……」
う〜ん、彼が本当にモラ印の作成者なんだと思うとやはり悔しい。
俺も魔法の特訓はしてるのにな……
才能の壁は大きいよなぁ……
( ・∀・)「さて、皆様は私の信頼できる人が認めている相手です。
心して聞いてください」
な、なんなんだ?
277
:
名も無きAAのようです
:2015/01/13(火) 22:49:53 ID:506tFPoE0
( ・∀・)「皆様に魔法の扱い方が飛躍的に上手になるコツをお教えしたいと思っています」
<え?
まさかlv8の魔法まで?!>
( ・∀・)「それはあなた方次第です。しかし無料ではやりません。
私に皆さんのオリジナルについて教えて頂く事、それが条件です」
どうする……オリジナルを教えてしまえばそれは店の個性の1つを捨てることになる……
俺みたいなオリジナルが1つしかない店には辛い……
'
278
:
名も無きAAのようです
:2015/01/13(火) 22:50:41 ID:506tFPoE0
( ・∀・)「失礼、言葉が足りませんでした。
出し方についてではありません。どんな魔法かを知りたいだけです」
(;'A`)「え、それだけでいいの」
<一体なんのために?
( ・∀・)「新しい商品のアイディアが欲しいだけです。さぁ、どうしますか?」
だったら、断る理由なんてどこにも無い。
どんな魔法かを話しただけで発動できるほど魔法は甘くない……はず。
('A`)「やります!」
<俺もだ
参加します>
………………………………
'
279
:
名も無きAAのようです
:2015/01/13(火) 22:52:26 ID:506tFPoE0
全員参加か、当たり前だ。
こんな上手い話は他にあるわけが無い。
モララーさんは全員が返事をしたのを確認するとこう言った。
( ・∀・)「全員参加するようですね。
では、魔力強化合宿を行わせて頂きます!」
第八話完
'
280
:
名も無きAAのようです
:2015/01/13(火) 22:53:23 ID:506tFPoE0
('A`)の手帳
( ・∀・)モララー・ランドガルド
大魔力のこもった護符を大量生産して売り出している凄い人。
護符・大を作るだけでも凄いのに全ての属性を兼ね備えている。
何故か母者さんと知り合いだった。
/ ゚、。 / ?
モラランショップの店員さん。
店で買い物するときにずっと見てきた。
女の子で顔は怖くないのになんか怖い。
281
:
名も無きAAのようです
:2015/01/13(火) 22:55:00 ID:B9T18BVs0
おつ
282
:
名も無きAAのようです
:2015/01/13(火) 23:22:20 ID:otTuslkc0
ダイオードの語尾が懐かしいし
283
:
名も無きAAのようです
:2015/01/13(火) 23:38:48 ID:Jlkeh2FU0
乙だし
ドクオの今後が楽しみだし
284
:
名も無きAAのようです
:2015/01/13(火) 23:54:09 ID:TmJNkBFs0
おつ
今更だけどピアスの数字って残りの時間を表してたのね
285
:
名も無きAAのようです
:2015/01/14(水) 01:41:43 ID:70ONiZw.0
王都まで馬車で1ヶ月もかかるのか
286
:
名も無きAAのようです
:2015/01/14(水) 01:52:18 ID:TB/8nzlc0
モララーに魔法レベル上げしてもらって母者に体術でかなり強くなるんじゃね
おつ
287
:
名も無きAAのようです
:2015/01/14(水) 23:22:08 ID:txGpSS.Y0
おー楽しくなってきた
288
:
名も無きAAのようです
:2015/01/15(木) 22:58:21 ID:tzk.hiL60
売れないお店
第八話
全てが集う都、王都 中編
289
:
名も無きAAのようです
:2015/01/15(木) 22:59:21 ID:tzk.hiL60
~王都・朝~
俺はしがない道具屋を経営している少し不細工な魔法使いだ。
母者さんを通してモラ印で有名なモララー・ランドガルドの招待状を貰い王都に行くことになったのだが
( ・∀・)「それじゃ早速始めます」
あのモララーさんから魔力強化のコツを教えて貰える事になった。
……やっぱ辛い修行だよな、気張ってかないと。
( ・∀・)「今日から二週間、貸して貰った小さな宿です。個室があるので適当に入ってください」
……普通の宿だな……
適当に部屋選べばいいんだよな。
じゃこの部屋だ。
'
290
:
名も無きAAのようです
:2015/01/15(木) 23:02:36 ID:tzk.hiL60
('A`)「まぁ普通の部屋だな」ガチャ
う〜ん、多少豪華な所に連れてかれるとも思ったんだが、そんな事はないか。
……危ない薬とか飲まされないよな?
なんか怖くなってきたな……ガチャ
( ・∀・)「この部屋は……ああ!昨日の!」ヨロシク
(;'∀`)「どうも」ヨロシクオネガイシマス
( ・∀・)「じゃ悪いけど、早速色々質問するね!」
名前、住んでいる所、母者さんとの関係、どんな魔法を鍛えたいかなどを聞かれた。
そして
291
:
名も無きAAのようです
:2015/01/15(木) 23:05:18 ID:tzk.hiL60
( ・∀・)「じゃ、君のオリジナルってどんなの?」
('A`)「はい、えとこれなんですけど」
( ・∀・)「ピアス?だね。これがオリジナル?」
('A`)「そうです、通話のピアスと言って……」
特殊な鉱石を加工しながら作り上げる。
遠方の人と会話できる魔道具と説明した。
……本当にこれだけでいいのかな……
292
:
名も無きAAのようです
:2015/01/15(木) 23:06:03 ID:tzk.hiL60
( ・∀・)「ありがとう!じゃ他の人のところにも行くから!じゃあまた後でね、ドクオ君」
行ってしまった。この時間はどうしよう……
そうだ、どうせ待つなら折角だし買った杖で護符を作成してみよう。
作るのは……得意な火の護符でいいか。
('A`)「sl5gmd&n4"bpn#ok_2#……」
いつもより魔力がうまく伝わっていくのが分かる。
これなら……どうだ
(;'A`)「4bi5nsv3#6s#32"yojrk#6……」ボフッ
(;'A`)「……あれ?」
'
293
:
名も無きAAのようです
:2015/01/15(木) 23:08:17 ID:tzk.hiL60
念のため2枚目も作ったが結局、作れたのはlv5の護符だった。
上手くいってるはずなんだがな……実際いつもより疲れがない。
ちょっと他の属性も試し……
<皆さん!外に来てください!
モララーさんの声だ。杖持って……よし。
出よう。
( ・∀・)「まず皆さんに魔法について再認識して貰います」
再確認?一体何を?
( ・∀・)「魔法とは魔力の練り込む量と詠唱で全てが決まります。その詠唱についてなんですが……ドクオ君!」
(;'A`)「は、はい」
294
:
名も無きAAのようです
:2015/01/15(木) 23:08:32 ID:wk8HsFo.0
おっ、中編か
295
:
名も無きAAのようです
:2015/01/15(木) 23:09:36 ID:tzk.hiL60
( ・∀・)「君はどのlvまで魔法が出せる?」ゾクセイマホウデ
('A`)「lv5までです」
( ・∀・)「今護符を作って貰える?」
(;'A`)「え、ここでですか?」
……知らん人の前であまり作りたくないなぁ、さっきの護符作成で少しテンションが……
でもやれって言ってるんだしやるか。
('A`)「 sl5gmd&n4"bpn#ok_2#…… 」
( ・∀・)「はい!今の!やめていいよ」
(;'A`)「……なんだったんですか?」
( ・∀・)「多分だけど、君は本を使って学んだでしょ?」
296
:
名も無きAAのようです
:2015/01/15(木) 23:10:27 ID:tzk.hiL60
(;'A`)「はい、そうです」
( ・∀・)「実は本だけじゃ学べないイントネーションも大事なんだ」アマリシラレテナイケド
するとモララーさんが目の前で護符作成の詠唱だけ唱えてくれた。
確かに俺とは多くの所でイントネーションが違う。
( ・∀・)「じゃドクオ君、やってみて」
(;'A`)「は、はい」
297
:
名も無きAAのようです
:2015/01/15(木) 23:11:47 ID:tzk.hiL60
モララーさんの言った通りに詠唱してみる。
あれ?今の所のイントネーション合ってたっけ?
……大丈夫かな。
(;'A`)「 4bi5nsv3#6s#32"yojrk#6…… 」ボフッ
(*'A`)「おお!」
( ;・∀・)「一発でlv6達成だね」モウイッカイシッパイスルカト
まじか!さっきやって出来なかったのにこれだけで出来るようになるのか!?
'
298
:
名も無きAAのようです
:2015/01/15(木) 23:12:43 ID:tzk.hiL60
( ・∀・)「詠唱のイントネーションがどれだけ大事か分かりましたか?あ、ドクオ君もういいよ、戻って」
<まじかよ……そんなんで……
<サクラじゃないのか?
( ・∀・)「それは皆さんが試せば分かるはずです。では1人1人回りますので鍛えたい魔法の詠唱をお願いします」
よし、さっき失敗したかもしれない所も踏まえて、もっかい……
…………………………………………
299
:
名も無きAAのようです
:2015/01/15(木) 23:13:51 ID:tzk.hiL60
~王都・昼~
( ・∀・)「はい!じゃ今日はここまでにしましょう!個室に入って休んでください」
<まだやれますよ!
<もっと凄い方法はないのか?
結局火はlv6まで、しかし水と雷はlv4、風はlv1まで使えるようになった。
この杖のおかげか珍しく俺も疲れていない。
前の杖も安くて良い杖だったんだが、杖が違うとこうも違うのか。
もしや俺もlv8がすぐ使えるかも知れないな!
300
:
名も無きAAのようです
:2015/01/15(木) 23:14:36 ID:tzk.hiL60
( ・∀・)「その方法を明日教えるためにも休息をとって貰います」
……明日は何やるんだ……
それにまだ昼だし休めって言われても困るなぁ。
( ・∀・)「もちろん、ただ休むんじゃもったいない!これどうぞ!」
王都の地図だ。なんでこんな物を……
( ・∀・)「合宿の最後に使うので良く覚えておいてください」
モララーさんはそのまま何処かに行っちまった……
仕方ない。部屋に戻って地図を眺めてようか。ガチャ
301
:
名も無きAAのようです
:2015/01/15(木) 23:15:38 ID:ZdtX7G2Q0
リアタイ初遭遇!
支援
302
:
名も無きAAのようです
:2015/01/15(木) 23:15:53 ID:tzk.hiL60
('A`)「ここから少し離れた空き地か……」
モララーさんの手書きらしい。
この宿からの道を書いてくれてるのは嬉しいが……
(;'A`)「字……汚ねぇな」
曲がり角の名前とか読めない……
また道に迷ったらどうしよう。
…………………………………………
303
:
名も無きAAのようです
:2015/01/15(木) 23:17:10 ID:tzk.hiL60
~王都・夜~
よし、だいたい頭に入った。
でもなんに使うんだ?
コンコン
ん?
[扉]A`)「はい?」チラッ
( ・∀・)「ドクオ君。外、歩かないかい?」
(;'A`)「え、あ、はい。いいですけど」
モララーさんに連れられて夜の王都を歩く。
昨日のボランティアみたいな事はあまり気が進まないんだけど……
304
:
名も無きAAのようです
:2015/01/15(木) 23:18:52 ID:tzk.hiL60
( ・∀・)「……ここならいいか、ドクオ君!」
(;'A`)「は、はい!」
( ・∀・)「君に2つお願いがある」
(;'A`)「……何ですか?」
( ・∀・)「通話のピアス、今持ってたらあるだけ売ってくれない?」
(;'A`)「え、いや勿論大丈夫です」
( ・∀・)「そのピアス、一番商品化出来たら楽しそうだったからね」アリガトウ
……それやられたらウチのが売れなくなるんじゃ……
(;'∀`)「ウチの店に被害がない程度でお願いしますね」
( ・∀・)「大丈夫大丈夫。で次のお願いなんだけど……」
さぁ次は何が来るんだ。
やっぱボランティアの協力か!?
( ;・∀・)「えと……その……次なんだけど……」
……そんなに言いづらい頼み事ってなによ。
俺に出来るようなことなのか……?
'
305
:
名も無きAAのようです
:2015/01/15(木) 23:20:11 ID:tzk.hiL60
(;'A`)「……へ?」
( ;・∀・)「いや……その、僕って魔法が凄いせいで友達がいなくて。
それで母者さんみたいな人と君が一緒にいたから」
なるほどな……母者さんの近くにいたら確かにモララーさんの凄さも霞む。
それにきっと才能のせいで周りのやっかみとかも凄いだろうし……
306
:
名も無きAAのようです
:2015/01/15(木) 23:22:33 ID:tzk.hiL60
(‖ ∀ )「年も近いみたいだし、その、友達になれるかなって……思ったんだけど……」
(;'A`)「いやいや、そんなことなら喜んで」ヨロシク
( *・∀・)「え。本当に良いの?」
(;'A`)「いやぁ、もっと無理難題ふっかけられるかと思いましたよ」
( ;・∀・)「僕にはハードルが高いの!」
('A`)「あ、でもあの店員さんは?」
( ;・∀・)「良い人なんだけど何考えてるかわからなくて。
周りの人よりは信頼できそうだから店員になってもらったけど……」
確かに表情は顔にあまり出無さそうだしな、あの人。
/ `、、 / ヘックシ
!
307
:
名も無きAAのようです
:2015/01/15(木) 23:24:50 ID:tzk.hiL60
( *・∀・)「じゃあさ!じゃあさ!敬語無しで話さない?」
('A`)「別にいいけど。……あ、1ついい?」
( ・∀・)「なに?」
('A`)「何歳?」
<…歳だよ
うっそ!?同い年!?>
………………………………
いろいろ話してたらだいぶ時間がたってしまったようだ。
モララーの借りた宿に戻り、部屋の前に立つ。
( ・∀・)「付き合わせてごめんね」
('A`)「いやいや、こっちも楽しかったから気にすんなって」
( *・∀・)ノシ「おやすみ」ガチャ
('A`)ノシ「おやすみ」
きっと色々あったんだろうなぁ。
才能が無いのも悲しいが有りすぎてもやっぱ駄目だ。
何事もほどほどが一番いいんだよな。
……流石に眠い。
明日はハードらしいし早く寝よう。
'
308
:
名も無きAAのようです
:2015/01/15(木) 23:26:05 ID:tzk.hiL60
~王都・朝~
( ・∀・)「はい!じゃあ今日からやるのは魔力量の底上げです!
というかこれと詠唱の練習しかやりません!」
そりゃ確かに魔力量があれば強化できるかも知んないけど……
そんな単純なのか?
( ・∀・)「昨日の詠唱と今日からの底上げ。
この2つでオリジナルの方とかも強化出来ると思いますしね」
<なにするんですか?
( ・∀・)「今、皆さんは昨日の昼から休んでますから、魔力はだいたい全回復してますね?そこに更に私の魔力を加えます」コツガイリマスガ
どういうことですか?>
309
:
名も無きAAのようです
:2015/01/15(木) 23:26:45 ID:tzk.hiL60
( ・∀・)「運動と同じで自分の限界以上の負荷をかけると体が対応しようとします。つまり……」
なるほど、半日近く休ませ魔力を満タンにしておく。
そこに人の魔力を加え魔力量の限界値を伸ばすのか。
( ・∀・)「分かりました?」
('A`)「体に害は?」
( ・∀・)「勿論やりすぎると体に毒です。調整はしますよ」
呼ばれたら僕の部屋に来てください。
そう言ってモララーさんは人を2人ずつ呼んで作業を始めた。
'
310
:
名も無きAAのようです
:2015/01/15(木) 23:27:33 ID:tzk.hiL60
2人同時に行って30分ずつかかり、5組目に俺と顔が怖い人が呼ばれた。
( ;・∀・)「じゃ背中向けて座って」
モララーの言う通り背中を向けると背中にじんわりと魔力が流れてくるのが感じる。
しかし
(‖'A`)「気持ちわる……」ウプッ
自分のキャパシティを超えた魔力。
いや、人の魔力だからか気分が……
( ;ー∀ー)「我慢してください」ボクモツライ
……………………………………
311
:
名も無きAAのようです
:2015/01/15(木) 23:29:10 ID:tzk.hiL60
( ;・∀・)「あとは個室で休んでください」ツカレタ
やばい、これかなり気持ち悪い……
今すぐにも余分な魔力を出したい……
( ;・∀・)「魔法使ったら意味ないですからね」ソコハヨロシク
そりゃそうか、その限界を超えた量に体を慣らさせなきゃいけないのか……
早く部屋に戻って寝よう……
………………………………
312
:
名も無きAAのようです
:2015/01/15(木) 23:32:01 ID:tzk.hiL60
~王都・朝~
合宿が始まってから十二日間モララーさんの言う通りに1日毎に詠唱と底上げの特訓を繰り返した。
顔の怖い人とも仲良くなりミルナさんと言うらしい。
合宿中に住所を確認したら俺の店から馬車で3日程度でいける町に住んでるらしい。
('A`)「よし!良い感じ!」
それはともかく修行のおかげで水はlv5、風はlv2までになった。
何ヶ月も出来なかったことがこの二週間でやれるとは……
<ミナサ-ン
'
ん?モララーが集まるように言ってるな。
まだ何かやるのか?でもこれしかやらないって言ってたよな。
313
:
名も無きAAのようです
:2015/01/15(木) 23:33:07 ID:GvwiJz0E0
きてるじゃん! 支援
314
:
名も無きAAのようです
:2015/01/15(木) 23:34:09 ID:oCmPN1rc0
支援
315
:
名も無きAAのようです
:2015/01/15(木) 23:34:19 ID:tzk.hiL60
ん?モララーが集まるように言ってるな。
まだ何かやるのか?でもこれしかやらないって言ってたよな。
( ・∀・)「さあ皆さん、明後日行う最後の特訓について話します」
<……あれで終わりじゃないのか?
( ・∀・)「魔法については終わりですね。
次やるのはただの実践訓練です。やんなくても正直構いません」
実践訓練?何と戦うんだ。
王都を出て山にでも行くのかな。
前よりは戦えるようになったし、これなら……
( ・∀・)「まぁ、おまけと思ってください。
たまには実戦で頭も使わないと駄目ですんて。
その肝心な相手ですが」キテクダサ-イ
ゾロゾロゾロ
(;'A`)エ?
( ・∀・)「皆さんを推薦した人です!」
え!?つまり俺は!?
316
:
名も無きAAのようです
:2015/01/15(木) 23:35:08 ID:tzk.hiL60
'
@@@
@#_、_@ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
( ノ`) 「楽しみだねぇ」
ゴ ゴ ゴ ゴ
'
317
:
名も無きAAのようです
:2015/01/15(木) 23:35:13 ID:GvwiJz0E0
オワタww
318
:
名も無きAAのようです
:2015/01/15(木) 23:35:53 ID:tzk.hiL60
'
死んだわ。
第八話完
319
:
名も無きAAのようです
:2015/01/15(木) 23:37:14 ID:wk8HsFo.0
死んだな・・・
320
:
名も無きAAのようです
:2015/01/15(木) 23:37:23 ID:GvwiJz0E0
乙ー リアタイで見るの久しぶりではしゃいでしまった
321
:
名も無きAAのようです
:2015/01/15(木) 23:37:32 ID:tzk.hiL60
('A`)の手帳
ワイヤー
魔力を通すことの出来るワイヤー。
長いのにコンパクトで罠にも使える優れもの。
という謳い文句に期待して買った。
エンチャントの魔法
物に様々な効果を付与する魔法。
主に耐火や耐震などがある。
モララーは珍しく重ねがけが出来ないらしい。
322
:
名も無きAAのようです
:2015/01/15(木) 23:42:18 ID:cUlDSCio0
まさかのドクオ死亡でエンドか?
おつ
323
:
名も無きAAのようです
:2015/01/15(木) 23:45:21 ID:SU3lpKbE0
これは勝てませんわ
324
:
名も無きAAのようです
:2015/01/15(木) 23:45:43 ID:0mESG5NQ0
ワロタw支援
325
:
名も無きAAのようです
:2015/01/16(金) 00:26:14 ID:T4RyiwFo0
今日も面白かった
なんつーか読みやすいんだな
326
:
名も無きAAのようです
:2015/01/16(金) 02:09:33 ID:jJpSwULE0
( ・o・)っ乙☆
読みやすくなって続きが気になってしょうがない!!!
ドクオ…
生きろよ…
327
:
名も無きAAのようです
:2015/01/16(金) 07:37:37 ID:QiU1Yr2.O
作者です
>>315
の出だしはミスです。
コピーの位置を誤りました
328
:
名も無きAAのようです
:2015/01/16(金) 09:51:43 ID:wDj2lm1Y0
>>327
全然違和感なかった
329
:
名も無きAAのようです
:2015/01/16(金) 12:44:37 ID:O0cCfVt.0
いろいろオワタw
FFのラスボスを勢揃いさせて味方に付けないと命が危なそうだ
330
:
名も無きAAのようです
:2015/01/16(金) 18:34:48 ID:ZTqbs.LM0
こういうのほんとすき
331
:
名も無きAAのようです
:2015/01/16(金) 18:39:04 ID:rSNleTmc0
>>329
全部ワンパンで終わりそう
332
:
名も無きAAのようです
:2015/01/16(金) 18:57:34 ID:wDj2lm1Y0
>>331
対峙した瞬間母者側についちゃうだろ
333
:
名も無きAAのようです
:2015/01/16(金) 19:23:12 ID:PULIXujs0
>>332
ケフカならドクオが勝てるはず
334
:
名も無きAAのようです
:2015/01/16(金) 21:00:42 ID:nIgJqBosO
それでもシャントット先生ならなんとか…………
335
:
名も無きAAのようです
:2015/01/16(金) 23:56:47 ID:wDj2lm1Y0
>>333
母者側についたら負けることは許されないでしょ
336
:
名も無きAAのようです
:2015/01/17(土) 00:15:48 ID:xFPCBCeg0
>>335
納得ww
337
:
名も無きAAのようです
:2015/01/17(土) 03:22:30 ID:G7mGKgG.0
ドクオが死んで第一部完の可能性が微粒子レベルで存在している...?
338
:
名も無きAAのようです
:2015/01/17(土) 03:24:46 ID:5vIsHiLs0
>>337
@@@
@#_、_@
( ノ`) 売れるお店のようです
になるのか
339
:
名も無きAAのようです
:2015/01/17(土) 05:44:45 ID:aKXpFJaA0
モララーは裏がありそうな感じだけど
こんな分かりやすいシナリオは流石に無いか
まぁ裏がありそうに見えて無いってパターンかな
340
:
名も無きAAのようです
:2015/01/17(土) 07:36:52 ID:XrkAAgmw0
こういうなんちゃって先読みでパターンとか言う奴な
341
:
名も無きAAのようです
:2015/01/17(土) 09:51:00 ID:23M33fLk0
>>340
先読みできちゃう俺かっけーって思ってる可哀想な奴なんだよ。ほっといてさしあげろw
342
:
名も無きAAのようです
:2015/01/17(土) 11:35:19 ID:3WJgLszE0
>>338
読みたい
343
:
名も無きAAのようです
:2015/01/17(土) 11:58:09 ID:.ecoGUX2O
>>331
それどころかワンフィンガー
下手するとワンブレスかもしれんぞ
344
:
名も無きAAのようです
:2015/01/17(土) 14:59:38 ID:8GYeKd/w0
モララーに実験体にでもされそうで怖かったけど
思ったより可愛いやつで安心した
345
:
名も無きAAのようです
:2015/01/17(土) 22:57:19 ID:fPDoxFpM0
売れないお店
第八話
全てが集う都、王都。 後編
'
調教
346
:
名も無きAAのようです
:2015/01/17(土) 22:59:02 ID:fPDoxFpM0
↑謎の言葉が入ったので↓からやり直します。
失礼しました
347
:
名も無きAAのようです
:2015/01/17(土) 22:59:47 ID:fPDoxFpM0
売れないお店
第八話
全てが集う都、王都。 後編
'
348
:
名も無きAAのようです
:2015/01/17(土) 22:59:51 ID:/oSMhLfc0
何を調教してるんだろwww
349
:
名も無きAAのようです
:2015/01/17(土) 23:00:29 ID:fPDoxFpM0
~王都・朝~
俺はしがない道具屋を経営している少し不細工な魔法使いだ。
モララーに合宿最後の内容を聞いたのだが
(;'A`)「勝てる気がしねぇ」
相手はあの母者さん。
長期戦になればスタミナと護符が切れるこちらが不利。
(;'A`)「ええい、とにかく現地の下見と作戦を考えるんだ」
まだ戦うにしても今日と明日の二日間の猶予がある。
まずは戦場になる空き地の地図と現地を確認しなくちゃ戦えない。
………………………………
350
:
名も無きAAのようです
:2015/01/17(土) 23:01:10 ID:fPDoxFpM0
一通り回ってみたが碌な手が思い浮かばない。
唯一思いついたことは罠のように護符を貼ることぐらいか。
でも、これは相手が速すぎると当たる前に抜けてしまう。
母者さんがそれに当たるとも思えない。
何か足止めが出来れば……
(;'A`)「やっぱ魔法しか無いよな」
初めて使う魔法だが試してみる価値はあるだろ。
よし。まずはイメージを固めて……
………………………………
351
:
名も無きAAのようです
:2015/01/17(土) 23:02:16 ID:fPDoxFpM0
よっし!こんな、感じだろ。
後は護符を作っておこう。
出来る限りの量を作って今日は終わりにする。
明後日に備えて明日は体を休める。
(;'A`)「やれることはやってやる」ガンバレオレ
352
:
名も無きAAのようです
:2015/01/17(土) 23:03:05 ID:fPDoxFpM0
~王都・朝~
ついに当日、モララーのエンチャントを母者さんにかけていた。
この魔法は致命傷にならないように体を魔法から保護するものだそうだ。
……むしろ俺が死にそうなんだけどな……
決着の仕方はモララーが戦いを見て、母者さんの動きを止めたら俺の勝ち。
母者さんは俺の杖を3回奪ったら勝ちとのこと。
護符は土以外の各種20枚ずつを用意。
……今思えば詠唱の訓練もここに繋がるのか……
@@@
@#_、_@
( ノ`) 「準備はいいかい?」
(;'A`)「お願いします」
( ・∀・)「じゃあ、用意……始め!」
よし!まずは俺の新技ヒュッを!
ん?
353
:
名も無きAAのようです
:2015/01/17(土) 23:03:50 ID:fPDoxFpM0
@@@
@#_、_@
( ノ`)「まず、一勝だね」ホラッツエダヨ
あ、これ無理だわ。目で追えないし新技出すための時間がねぇもん。
@@@
@#_、_@
( ノ`) 「安心しな、こんなのはもうなしさ」ツマラナイシネ
(;'A`)「……ありがとうございます」
母者さんの提案で仕切り直してからの30秒は何もしてこないことになった。
よし、今度こそ!
('A`)つ◇「ウィンドメイルlv2」
'
354
:
名も無きAAのようです
:2015/01/17(土) 23:04:32 ID:fPDoxFpM0
これで体に風をまとい速さを上げる。
母者さんの速さには適わないがどうにかなるはず。
加えて次の作戦のために水を弾いてくれる。
俺の作戦はこうだ。
まず水を広範囲に撒き母者さんに当てる。
水の重みでスピードを落とさせ、雷魔法を出す。
当たらなくても牽制にはなるはず……
そっからが勝負だ。
@@@
@#_、_@ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
( ノ`) 「距離をとらなくていいのかい?ドクオ」
'
355
:
名も無きAAのようです
:2015/01/17(土) 23:05:38 ID:fPDoxFpM0
来る!
足が震える。落ち着け俺。
@@@
@#_、_@
( ノ`) 「行くよっ!」
(;'A`)つ◇◇「ミストlv5!スプリンクラーlv5!」
@@@
@#_、_@
( ノ`) 「そんな魔法で止められないよ!」
よし、魔法に詳しい母者さんなら気にしないでそのまま来ると思った!
これで第一段階!
356
:
名も無きAAのようです
:2015/01/17(土) 23:06:41 ID:fPDoxFpM0
'
(;'A`)つ◇「ボルトアローlv4!」
@@@
@#_、_@
( ノ`) 「おっと」アブナイアブナイ
足元に打ち込んだがやっぱ躱された。
だが目的の水は相手に服に染み込ませた。
あたりは水浸し。
これで感電を狙えばまともに戦える……か?
(;'A`)「こっからだな」
決着の付け方を考えるとバインド系しかない。
ただバインド系は物に当たるまで直線でしか動かない。
直線じゃ母者さんなら躱すよな……
なら!
◇ ◇ ◇ ◇ バッ!
◇⊂(#'A`)つ◇
「四連ファイアスプレッドlv6!」
'
357
:
名も無きAAのようです
:2015/01/17(土) 23:07:40 ID:fPDoxFpM0
'
広範囲に広がる火の嵐。視界は火で隠される。
足元は水でぬかるんで躱すのは難しいが母者さんなら躱すはず。
そこにバインドを打ち込む!
@@@
@#_、_@
( ノ`) 「へぇ、lv6まで使えるようになったかい。だけどね!」
あれ!?普通にまっすぐ火に向かってきたぞ!?やばい!
'
358
:
名も無きAAのようです
:2015/01/17(土) 23:08:39 ID:fPDoxFpM0
'
(;'A`)「バ、バイン……」バシャバシャ
@@@
@#_、_@
( ノ`) 「遅い!」ドゴ
バッシャ-ン
(;゚A゚)グフッ
@@@
@#_、_@
( ノ`) 「水で濡らされてんだ、この程度の火じゃ無駄だよ」ホラヨ
そ、そりゃそうか。
しかもモララーさんの魔法で威力も下がってるし……
これで2回杖も取られてしまった。
後がない。しかし……
(;'∀`)「準備完了」 ピチョ…
359
:
名も無きAAのようです
:2015/01/17(土) 23:09:32 ID:fPDoxFpM0
状況を整理しろ、水を撒いた。
まだ母者さんは動きが鈍くなったまま。
加えて母者さんは水溜まりの上。
バインドは不意打ちでやらなきゃ当たらない。
(;'A`)「……よし!行きます!」
@@@
@#_、_@
( ノ`) 「護符も持たずに何をする気だい!」
確かに俺の手には無い。
だが
(#'A`)「二連ボルトスプレッドlv4!」
@@@
@#_、_@
( ノ`) 「!」
'
360
:
名も無きAAのようです
:2015/01/17(土) 23:10:26 ID:fPDoxFpM0
さっきの四連の時、俺は2つの護符を使わないで足元に置いておいた。
そのまま俺は吹っ飛ばされたから今は母者さんの足元に護符が落ちている。
二枚使用の広範囲攻撃。更に水で感電範囲を増やしてる。
完全に不意打ちだ。躱せる場所あるとしたら……
@@@
@#_、_@
( ノ`) 「まだまだぁ!」タン
(#'A`)「上だ!」
空中なら躱せない!今度こそ全力で!
◇ ◇
◇⊂(#゚A゚)つ◇
「四連ウォーターバインドlv5!」
この量なら当たる!
@@@
@#_、_@
( ノ`) 「ほう……やるね。でも」
'
361
:
名も無きAAのようです
:2015/01/17(土) 23:11:06 ID:fPDoxFpM0
‖‖
‖‖‖‖ ヒュン
‖‖‖‖‖‖「まだまだ甘いねぇ……」
バン!バン!バン!
('A`)「は?」
'
362
:
名も無きAAのようです
:2015/01/17(土) 23:11:55 ID:fPDoxFpM0
消えた? いや違う。
空を飛んでる!?
そのまま一瞬で俺の目の前に来る。
まずい!う、後ろに逃げ
@@@
@#_、_@
( ノ`) 「終わりだね」パシッ
(;'∀`)「れる訳ないですよね」
…………………………………………
363
:
名も無きAAのようです
:2015/01/17(土) 23:12:47 ID:fPDoxFpM0
@@@
@#_、_@
( ノ`) 「いてて……久しぶりにやったから腰痛めたかね」
(;'A`)「えっと、今のは?」
@@@
@#_、_@
( ノ`) 「全力で空気を蹴っただけさ。昔は5回は蹴れたんだがね」
空気を蹴る!?
魔法でも空を飛ぶのは厳しいのに。
母者さん……何をしてたらそんなことが……
364
:
名も無きAAのようです
:2015/01/17(土) 23:13:40 ID:fPDoxFpM0
@@@
@#_、_@
( ノ`) 「つい本気になっちまった。強くなったね、あんた」ワルカッタネ
(*'A`)「いえ、そんな……」
嬉しいが最初から本気だされたら勝てなかったしな。
ワイヤーを使った策も一応考えたが全く使えなかった。
いつか本気の母者さんに勝てるように頑張りたいが……
いや、無理だな。
365
:
名も無きAAのようです
:2015/01/17(土) 23:14:39 ID:fPDoxFpM0
( ・∀・)「お疲れ様です!あそこまで戦えるとは!」ビックリ!
これで合宿の全メニューが終わったらしい。
これで後は帰るだけなのだが……
('A`)「モララー、ほい」
( *・∀・)「!。ピアスはいくらだっけ?」
(;'A`)「友達記念ってことで」タダデイイヨ
あまり無料ってのは好きじゃない が、それ以上のものを貰った。
これくらいの事はしたい。
366
:
名も無きAAのようです
:2015/01/17(土) 23:16:08 ID:fPDoxFpM0
( *・∀・)「ありがとう!」
6セット渡し、その内の2つは俺に繋がるように俺が持つことになった。
流石に王都と俺の店では距離がありすぎる。
鳥に任せられる距離じゃない。
何か送りたい時は飛脚たちに任せなきゃいけないし……
2回しか話せないが話せないより良いだろ。
('A`)「ピアスは改良してまた持ってきてやるよ」
( ・∀・)「それより先に僕が改良して商品化しちゃうかもね」
('∀`)「へ、言っとけ」
合宿のおかげで効果時間を伸ばす目処はたっている。
そんな簡単にぱくられてたまるか。
あ、そうだ。
'
367
:
名も無きAAのようです
:2015/01/17(土) 23:16:52 ID:iO.XMc..0
>>345
が気になってしょうがない
368
:
名も無きAAのようです
:2015/01/17(土) 23:17:14 ID:fPDoxFpM0
('A`)「護符ってどうやって大量生産してんの?」
( ・∀・)つ◇「ん?あぁ、オリジナルだよ、見てて」
そう言うとモララーは護符を1枚取り出した。
どんなオリジナルだ?
( ・∀・)つ◇◇「コピー!」
増えた!?なにこれ便利。
こんなの使えたらそりゃいくらでも生産できるな。
369
:
名も無きAAのようです
:2015/01/17(土) 23:18:00 ID:fPDoxFpM0
( ・∀・)「こんな感じ。もちろん護符を1枚作る魔力に加えて、特殊魔法分の魔力は必要だけどね。
早さは段違いでしょ?」
そうか、やっぱ通常より魔力はしっかり減るよな。
となると俺が覚えたとしてもまともに使えなさそうだ。
潔く諦めて素直に1枚ずつ作るか。
('A`)「じゃ、また会おうな」
( ・∀・)「うん!またね!」
モララーに別れをつげる。
そうだ、今度来たら兄弟も紹介しよう。
きっと仲良く出来るはずだ。
…………………………………………
370
:
名も無きAAのようです
:2015/01/17(土) 23:18:42 ID:fPDoxFpM0
~道中~
あれからまた買い物をして王都を出た。
魔力の底上げの修行はコツさえ掴めば誰にでも出来るらしい。
今度試してみよう。
@@@
@#_、_@
( ノ`) 「モララーと友達になったんだって?」
('A`)「あ、はい。そうです」
@@@
@#_、_@
( ノ`) 「そうか……仲良くしてやんな」
('A`)「……やっぱあいつ、いろいろあったんですか?」
@@@
@#_、_@
( ノ`) 「詳しくは私も知らんがね」
'
371
:
名も無きAAのようです
:2015/01/17(土) 23:19:31 ID:fPDoxFpM0
仕事の関係で王都に来る度にモララーの噂を聞いていたらしい。
だがその噂はどれもモララーを気味が悪がる内容だったそうだ。
(;'A`)「でも、この御時世で魔法の才能があったら普通……」
@@@
@#_、_@
( ノ`) 「普通ならね。
だが他の連中のやっかみだったらそんなのは関係ないさ」
(;'A`)「……それは……そうですね」
@@@
@#_、_@
( ノ`) 「あいつは誰かから認めてもらいたいだけなんだろうね。
その為に誰にも出来ない事をやろうとしてる。
そして実際に護符の大量生産に成功してる。だがね……」
372
:
名も無きAAのようです
:2015/01/17(土) 23:20:12 ID:fPDoxFpM0
@@@
@#_、_@
( ノ`) 「結果的に周りは離れていっちまった。
『あいつには勝てない』
『才能だけで』……」
あいつの努力も知らないでね……
と母者さんは続けた。
@@@
@#_、_@
( ノ`) 「だから、あいつは認められようとボランティア活動と称して危険なことも頼られたらすぐやっちまうのさ」
そうか……あれにはそんな意味があったのか。
都の警備以外にもなにかやってたりしたのかな……
'
373
:
名も無きAAのようです
:2015/01/17(土) 23:21:03 ID:fPDoxFpM0
@@@
@#_、_@
( ノ`) 「ま、とにかくあんたが友達になったなら良い方向に向かうさね」
(;'∀`)「そうですかね」ハハハ…
やっぱ大変だったんだな。
今じゃ確かに有名だけど、気軽に話が出来るやつはいなかったんだろう……
帰ったら、地元に着いたとピアスで連絡しよう。
……ん?
(;'A`)「なんですか?あれ」
@@@
@#_、_@
( ノ`) 「ここらじゃ見ない生物だね」ナンダアリャ
帰り道、西の方角に何か空を飛んでる何かが見える……
あ、雲に紛れて消えた。
374
:
名も無きAAのようです
:2015/01/17(土) 23:21:55 ID:fPDoxFpM0
('A`)「母者さんも知らないんですか?」
@@@
@#_、_@
( ノ`) 「私も初めて見たね。相当強いね」ソラトブトカゲカ……
この距離で強さが分かるんですね。
かなり遠くで飛んでたんだけどな……
さて、また長い帰り道、在庫も無くなってるだろうし、護符でも作っておくか。
'
375
:
名も無きAAのようです
:2015/01/17(土) 23:22:50 ID:fPDoxFpM0
~ロイドの街・午後~
ザワ
ザワ
@@@
@#_、_@
( ノ`) 「じゃあね、馬鹿共がなんかやらかしたら呼んどくれ」
(;'∀`)「はい、そうします」
長かった。やっと帰って来た感じがする。
母者さんには旅の間お世話になったな。本当にありがたい。
さて店も心配だし。早く帰りたい……がなんか騒がしいな、なんだ?
<号外だ!号外だ!
号外?……ショボンの記事だ。
えと……
'
376
:
名も無きAAのようです
:2015/01/17(土) 23:23:45 ID:fPDoxFpM0
(´・ω・`)
今回の旅で各地に起きている異変である生息地のずれ込みについて調べました。
結果、王都から見て南西の方向にドラゴンと思われる生物が発見されました。
ドラゴンは長年伝説上の生物とされてきましたがもし筆者の見たものが本物であるならば、世紀の大発見です。
早速探索チームを作り、詳細を確認します。
少なくともあの生物に追いやられ生息地がずれ込んだのは間違い無さそうです。
引き続きドラゴンを探し、情報を送ります。
ショボン・リガード
'
377
:
名も無きAAのようです
:2015/01/17(土) 23:25:02 ID:fPDoxFpM0
'
(;'A`)「あれって、まさか……?」
あれがドラゴンだったのか?
今では、おとぎ話の中に出てくる生物だぞ?
……考えても仕方ない。とにかく店に戻ろう。
………………………………………………
378
:
名も無きAAのようです
:2015/01/17(土) 23:26:07 ID:fPDoxFpM0
~道具屋・夜~
(*'A`)「帰ってきた!」
( *´_ゝ`)「おかえり!」(´<_` )
(´<_`; )「王都で何もなかったか?」
( *´_ゝ`)「王都じゃ危険生物に皆乗って移動するって本当か!」
(´<_`; )「飯は食うか?」
( *´_ゝ`)「話を聞かせてくれ!」
……二人は母者さんに連れていって貰ったことないのか?
とにかく腹も減ったし、二人には飯を食べる時に話すと伝え店に入る。
えっと在庫は……やっぱ護符とピアスが品切れしてるか。
まぁ兄弟が補充出来ない物だから仕方無いだろう。
道中で作っておいた護符で補充しておいて……
ピアスは騎士たちに渡す分だけでも早く作らないとな。
それにしてもこんな長旅は初めてで疲れた。
'
379
:
名も無きAAのようです
:2015/01/17(土) 23:26:47 ID:fPDoxFpM0
土産話もたくさんある。
兄弟は母者さんとモララーが知り合いだと知ってるだろうか。
反応が楽しみだ。
そうだ二人に街で噂になってるドラゴンについても話を聞いてみよう。
……そうだ、言い忘れてた。
('∀`)「ただいま」
第八話完
'
380
:
名も無きAAのようです
:2015/01/17(土) 23:28:37 ID:fPDoxFpM0
('A`)の手帳
飛脚
・運送してくれる人たち。主に風の魔法をまとい道を駆け抜けている。
381
:
名も無きAAのようです
:2015/01/17(土) 23:31:01 ID:fPDoxFpM0
>>345
は別の話で使おうと思った単語が何故か紛れ込んでました。
何故だ……
382
:
名も無きAAのようです
:2015/01/17(土) 23:41:29 ID:qfUh.qJ.0
調教ワロタ
乙
383
:
名も無きAAのようです
:2015/01/17(土) 23:47:04 ID:saX.50.U0
間違いではないからいいのでは…
おつです!
384
:
名も無きAAのようです
:2015/01/17(土) 23:49:46 ID:iO.XMc..0
乙
モララーが通話のピアス作らなければいいが
385
:
名も無きAAのようです
:2015/01/18(日) 00:14:20 ID:8bwj5CPk0
母者強すぎワロタ
ドラゴン退治気になるな
もしかしたら従えるかもしれなくてwktk
386
:
名も無きAAのようです
:2015/01/18(日) 01:55:51 ID:eNdVogjQ0
調教が次回へのヒントか…まさか母者を!?
387
:
名も無きAAのようです
:2015/01/18(日) 01:57:43 ID:HsFOSzQ.0
乙
空気を蹴るとかパねぇ
388
:
名も無きAAのようです
:2015/01/20(火) 23:35:14 ID:M9CLUDHk0
汚いマップ
http://boonpict.run.buttobi.net/up/log/boonpic2_1613.jpg
投下は一週間後くらいになりそうです
389
:
名も無きAAのようです
:2015/01/21(水) 00:41:12 ID:K2zVP2vg0
森広いな 待ってる
390
:
名も無きAAのようです
:2015/01/21(水) 00:47:04 ID:pvmlZ8r.0
案外流石家とドクオん家近いのな
母者なら徒歩5分ぐらいじゃね
391
:
名も無きAAのようです
:2015/01/21(水) 01:08:43 ID:5/IdVZdI0
アルファを彷彿とさせるマップだ
392
:
名も無きAAのようです
:2015/01/21(水) 17:08:46 ID:1ijvttWA0
残りの黒点が気になる
393
:
名も無きAAのようです
:2015/01/22(木) 13:14:12 ID:PucCoaF.0
母者が狼翁山で暴れたのが生態系変化の原因だったりして…
394
:
名も無きAAのようです
:2015/01/22(木) 18:24:17 ID:ffpknt6M0
>>393
安易に想像できてこわい
395
:
名も無きAAのようです
:2015/01/23(金) 23:18:29 ID:mx0z4xk60
>>391
ワロス
396
:
名も無きAAのようです
:2015/01/24(土) 22:36:44 ID:xx7h8RcA0
売れないお店
第九話
驚愕!噂の……?
↑在庫多
薬草 30G 毒消し草 45G
デクの種 50G 魔力の種 30G
炎の護符・大 lv6収納 220G
水の護符・中 lv4収納 180G
雷の護符・中 lv4収納 180G
風の護符・小 150G
通話のピアス(20分) 2個1セット400G
餌玉の元の袋詰め 80G
鑑定は隣の店へ
他要相談
'
397
:
名も無きAAのようです
:2015/01/24(土) 22:38:00 ID:xx7h8RcA0
~道具屋~
俺はしがない道具屋を経営している少し不細工な魔法使いだ。
この間王都に行き、魔力強化をしてきたのだが
('A`)「……せっかく品物が全体的に強化されたのに」
(´<_` )「最近は客が来ないな」
そう、何故か客が一切来ない。
ショボンは今もドラゴン探しのために帰って来ない上一般の客はいつもの半分以下。
どうもドラゴンの噂のせいで冒険者が王都に向かっているせいらしい。
せっかく謎の種が魔力を微量に回復させると分かって売り出し始めたのに……
自給自足で暮らしているから生活の心配は無いんだが……
'
398
:
名も無きAAのようです
:2015/01/24(土) 22:39:37 ID:xx7h8RcA0
( ´_ゝ`)「なぁドクオ?、俺らも王都にドラゴン探しにいこうぜ?」
(;'A`)「いや、また店を空けるのはなぁ……」
そうそう何度も長期間店を空けていくのは流石になぁ……
それにあの時は兄弟が留守番してくれたから行けたようなもんだし……
(´<_` )「兄者はただ王都に行きたいだけだろう」
( ´_ゝ`)「はて?なんのことやら」
(;'A`)「……二人とも本当に無いの?」
(´<_` )「無いな」
( ´_ゝ`)「外に出る暇あったら修行しろって言われてたしな」
'
399
:
名も無きAAのようです
:2015/01/24(土) 22:41:03 ID:xx7h8RcA0
母者さんらしいと言えば母者さんらしい。
小さい頃だと長旅に連れていくのは大変だろうしな。
逆に今でも兄弟を連れていくのは面倒だったのかも……
バサバサ
( ´_ゝ`)「あ、鳥だ」テガミダナ
('A`)「ん?なんだろ」ダレカラ?
( ´_ゝ`)「ミルナって人から」ホイ
'
400
:
名も無きAAのようです
:2015/01/24(土) 22:42:00 ID:xx7h8RcA0
'
( ゚д゚ )
モララーの合宿で一緒になったミルナだ。
結構近くに住んでるって話だったから手紙を送らせてもらった。
俺の地元は【メルト火山】の麓の村だって言ったよな?
金属用品なら安値で作ってやる。
代わりにそっちに行くことがあったらなんか融通してくれな。
ミルナ・ハンニバル
'
401
:
名も無きAAのようです
:2015/01/24(土) 22:43:45 ID:xx7h8RcA0
('A`)「メルト火山か」アッチズモアル
(´<_` )「鍛冶屋で有名な所だな」
火山から鉱石を集め、それを様々な道具に加工する人々だ。
主に作った物は他の街に流して収入を得ている。
今は特に行く用事は無いしなぁ……
手紙にこっちの地図をつけてお礼を書いて鳥に渡す。
さて
402
:
名も無きAAのようです
:2015/01/24(土) 22:45:41 ID:xx7h8RcA0
('A`)「2人とも、森に行くの手伝ってくれ」
(´<_` )「ん?何か足りないのか?」
('A`)「魔力の種は栽培して、ポーションを作ってみたい」
謎の種だった物は食べたら魔力が微量回復する代物だと分かった。
これを使えばモララーの所と作り方は変わるだろうが似たような効果は期待できるはずだ。
試作品のためにも森に転がってる種を大量に回収しておきたい。
あと見つかればマンドラゴラも欲しい。
……そういえば結局なんで種だけが転がってるのか分かってないんだよな……
( ´_ゝ`)「店番は?」
('A`)「ん?それよりも森が怖いから来て欲しいかな」
( ´_ゝ`)「把握」
…………………………………………
'
403
:
名も無きAAのようです
:2015/01/24(土) 22:46:48 ID:xx7h8RcA0
~大樹の森~
(´<_` )「もう大分回収したぞ」
( ´_ゝ`)「これ全部育てるの?」
('A`)「まだ未知数な所もあるから色んな育て方してみたいのよ」
マンドラゴラは無かったがまぁいいだろ。
魔力の種は食べた時の魔力の回復の仕方はそれぞれバラバラだった。
今はこれをもう少し安定させたい。
ガサガサ
'
404
:
名も無きAAのようです
:2015/01/24(土) 22:47:49 ID:xx7h8RcA0
(;'A`)「なんかいるな」
(´<_` )「音的に……結構でかいな……」
( ´_ゝ`)「まぁ、大したことないだろ」
(;'A`)「覗くぞ」
_/l/l ト、 ト、
レww゚ ) j i / i \ グルルル
 ̄ヽヽ...// /
(;'A`)「なんだ?こいつ……」
初めてみる生物だ。大きさは頭から尻尾までで3Mぐらいか?
'
405
:
名も無きAAのようです
:2015/01/24(土) 22:48:32 ID:xx7h8RcA0
( ´_ゝ`)「どうした。何かい……!?」
(゚<_゚ )「どどどどドラゴンじゃねぇか!」
('A`)「え」
ええええええええええええ!?
あれがドラゴン!?
ヒソヒソ
(;'A`)「な、なんで分かるんだよ?」
(´<_`; )「昔、絵本で読んだからな」
ヒソヒソ
( ;´_ゝ`)「あ、あいつ捕まえようぜ」
(;'A`)「よし……任せろ……サポート頼む」
まずはドラゴンは火を吹くらしいから耐火の魔法を皆にかける。
よし……後は不意打ちで……
'
406
:
名も無きAAのようです
:2015/01/24(土) 22:49:48 ID:xx7h8RcA0
(;'A`)つ◇「ファイアバインドlv6!」
? _/l/l ト、 ト、
? レww゚ ) j i / i \ !
?  ̄ヽヽ...// /
よし!当たる!
ん?
炎炎 バアアアア
炎炎炎炎 _/l/l ト、 ト、
炎炎炎炎炎炎 > ゚ ) j i / i \
炎炎炎炎  ̄ヽヽ...// /
炎炎
(;゚A゚)「うおおおお!?」
( ;´_ゝ`)「危ない!」(´<_`; )
'
407
:
名も無きAAのようです
:2015/01/24(土) 22:51:12 ID:xx7h8RcA0
あっぶねぇ!兄弟が動いてなきゃ死んでたぞ!?
てか護符の炎を更に炎でかき消すって何!?
(;'A`)「どうするんだよ」コレ……
( ;´_ゝ`)「ドクオ、火が来たら水で消してくれ」デキルカ?
(´<_`; )「さっきのを見てまだやるか」サスガダナ
(;'A`)「……あの火の勢いだと長時間は止められんぞ」イイナ?
( ´_ゝ`)「構わん!」(´<_` )ドクオカリルゾ
'
408
:
名も無きAAのようです
:2015/01/24(土) 22:53:09 ID:xx7h8RcA0
( ´_ゝ`)「弟者!お前は下から行け!」
(´<_` )「了解!」
はあ!?なんで兄者はわざわざ上から行くんだ!?
動きが止まる空中じゃ敵に当てろっていってるようなもんだろ!?
( #´_ゝ`) スゥ---
_/l/l ト、 ト、
レww゚ ) j i / i \
 ̄ヽヽ...// /
(´<_`# )
やっぱり兄者の方に炎が来る!!やばい!
魔法でなんとか……!
(;'A`)「ウォーター……」
( #´_ゝ`)「ドクオ!大丈夫だ!弟者!!」
(´<_`# )「捕まれ!」シュ
'
409
:
名も無きAAのようです
:2015/01/24(土) 22:54:45 ID:xx7h8RcA0
あ!俺のワイヤー!
それを掴みドラゴンの炎を無駄打ちさせ、視界を遮ったのか!
俺のワイヤーでよく一瞬であそこまで……
( #´_ゝ`)「その羽貰ったぁ!」ガキン!
ジュッ
( ;´_ゝ`)「ちょ!かった!?ツルハシが壊れたぞ!?」シカモアッチイ!
(´<_`# )「なら俺が!」
ブォン!
(´<_`; )「うお!?尻尾か!くそ……ハンマーが!」グニャ
マジダ!アッツ!?
あの二人の武器が簡単に壊れた!?
……いや考えりゃ普通の道具だから当たり前か?
いやいやそんなことより!
'
410
:
名も無きAAのようです
:2015/01/24(土) 22:55:33 ID:xx7h8RcA0
◇
(;'A`)つ◇「早くそこから離れろぉ!
二連ウォーターウォールlv5!!」ヒフクゾ!
( ;´_ゝ`)「すまん!」タスカッタ
(´<_`; )「流石に素手で倒すのは無理だ」ドウスルカ……
とりあえず俺の切り札使って無理そうなら諦めよう。
数が少ないからあまり使いたくないが……
(;'A`)つ◆「ウィンドカッターlv8!」
久しぶりのモラ印の護符、周りの木を切り倒しながらドラゴンに向かう。
……どうだ!?
……よし!当たった!
( ;´_ゝ`)「やったか!?」(´<_`; )
'
411
:
名も無きAAのようです
:2015/01/24(土) 22:56:19 ID:xx7h8RcA0
'
(;'A`)「……本気かよ……」
_/l/l ト、 ト、
レw゚# ) j i / i \ ギャアアス!
 ̄ヽヽ...//メ/
(;'∀`)「少し切れた代わりに怒ってるな」ヤッテランネェ
( ;´_ゝ`)「逃げよう」イマサラダガ
(´<_`; )「あのlvの魔法が効かないとなると厳しいしな」
(;'A`)「よし!逃げろ!」
道具屋の方向へ全力疾走。
この森の中なら小回りの効く俺らの方が速い!
バキバキバキ
森の木々を壊しながら追いかけてる!?
'
412
:
名も無きAAのようです
:2015/01/24(土) 22:57:57 ID:xx7h8RcA0
( ;´_ゝ`)「付いてきてんぞ!?」シカモトンデル!
(´<_`; )「炎も来る!」
バサッバサッ
_/l/l ト、 ト、 ≡
スゥ-- レww゚ ) j i / i \ ≡
 ̄ヽヽ...// / ≡
(;'A`)つ◆「舐めんな!自分の炎でも食ってろ!
ガイアフィストlv8!」
炎を吐こうとした奴の口を狙う。
さっきは魔法による斬撃は効果が薄かったが、打撃ならどうだ!?
加えて自分の炎の逆流も入る……
頼む!くらってくれ!
ガン!ボフン!
'
413
:
名も無きAAのようです
:2015/01/24(土) 22:58:51 ID:xx7h8RcA0
'
_/l/l ト、 ト、
アオ-ン! レw゚ 。) j i / i \
 ̄ヽヽ...// /
バサッバサ
あ、泣いて逃げていった。
……モラ印2枚も使ってほとんどダメージ無しか……
出費的に俺が泣きたい……
(;'A`)「ふぅ……やばかった」
( ;´_ゝ`)「あ、折れたツルハシ回収してきていい?」
(´<_`; )「……俺もハンマーが曲がっちまった……」ドウシヨ
なんか全員にとって辛い探索になっちまったな……はぁ……
'
414
:
名も無きAAのようです
:2015/01/24(土) 23:00:41 ID:xx7h8RcA0
+獲得アイテム+
?????
魔力の種
折れたツルハシ
曲がったハンマー
ー消費アイテムー
火の護符・大 1枚
水の護符・中 1枚
モラ印の護符・大 土と風 1枚ずつ
'
415
:
名も無きAAのようです
:2015/01/24(土) 23:01:52 ID:xx7h8RcA0
~道具屋~
( ?_ゝ)(<_? )
ズ-ン
(;'A`)「助かっただけでも喜べよ」
2人とも愛用の武器が無くなって落ち込んでんな……
長い間使ってきたんだ。いつかはこうなるもんだとはいえ辛いものがある。
( ?_ゝ)「何が辛いって……あれ多分子供だせ?」
(<_? )「なのに攻撃が一切効かないとは……」
(;'A`)「まじか」
( ?´_ゝ`)「ま、母者の方が怖いし、強いな」
(´<_` )「……なんか勝てる気がしてきた」
(;'∀`)「……確かにそうだな」
'
416
:
名も無きAAのようです
:2015/01/24(土) 23:03:38 ID:xx7h8RcA0
とはいえ……今度会ったときはどうしようか……
子供でもモラ印使ってもダメージ入らないとなると……
……正直俺は役に立たないよな……
やっぱバインドをぶつけるくらいか?
( ll´_ゝ`)「ふふふ……しかし……ただでは転んではいないぞ」
(;'A`)「?。なんかやったのか?」
( ll´_ゝ`)つ「あいつの鱗、剥がれた分だけ回収しといた」ホイ
(´<_`; )「これをどうするんだ?」
( ´_ゝ`)「ドクオ、お前の友達って確かメルト火山にいるんだろ?」
('A`)「あ?、作ってもらうのか」
(´<_`; )「新しい武器は作れるとして、鱗はどうする気だ?」
( ´_ゝ`)「なんかに使えないか聞こうぜ」
(;'A`)「防具ならともかく武器には使えるのか?」
417
:
名も無きAAのようです
:2015/01/24(土) 23:04:21 ID:xx7h8RcA0
鱗はまだまだ暖かい。保温性が高いというか……
戦ってる最中でも火を吹いた直後のドラゴンも熱かったみたいだし、熱しやすく冷めにくい性質なのか?
何に使えるんだろう……
('A`)「武器は早く欲しいよな?すぐ行こう」
( ´_ゝ`)「助かる」
(´<_` )「お前の友達……いい腕だといいが……」
('A`)「途中でロイドの騎士にドラゴンを目撃したことを伝えないとな……」ダイジョ-ブダヨ...タブン
結構な強さだったことも伝えておかないと更に犠牲者が増えそうだな……
…………………………………………
418
:
名も無きAAのようです
:2015/01/24(土) 23:05:28 ID:xx7h8RcA0
~ロイドの街~
(十)「了解した。その事は上に伝え、討伐者を選抜する。情報感謝する」
('A`)「よろしくおねがいします」
( ´_ゝ`)「早く行こうぜ」
(;'A`)「地図見た限りじゃ3日もかからないから焦るなって」
火山の麓に行く時の注意を確認し、メルト火山に向かう。
( #´_ゝ`)「待ってろよ!ドラゴン!」
(´<_`# )「新武器で必ず倒す!」
(;'A`)「このタイミングで言うのね」キガハヤイ
リベンジかぁ……俺に何が出来るんだろうな……
作戦も考えながら行くか……
第九話完
'
419
:
名も無きAAのようです
:2015/01/24(土) 23:06:14 ID:xx7h8RcA0
('A`)の手帳
メルト火山
様々な鉱石が取れる火山。
資料によるとここ数百年は噴火してはいない。
火口に近い程上質な鉱石が手に入るらしい。
_/l/l ト、 ト、
レww゚ ) j i / i \ ドラゴン(子供?)
 ̄ヽヽ...// /
最近噂になっていた生物。
硬い鱗、靱やかな尻尾、そして火を吹く。
兄者曰く恐らく子供だとか。
'
420
:
名も無きAAのようです
:2015/01/24(土) 23:07:35 ID:xx7h8RcA0
>>406
文字化け修正
'
(;'A`)つ◇「ファイアバインドlv6!」
Σ _/l/l ト、 ト、
Σ レww゚ ) j i / i \ !
Σ  ̄ヽヽ...// /
よし!当たる!
ん?
炎炎 バアアアア
炎炎炎炎 _/l/l ト、 ト、
炎炎炎炎炎炎 > ゚ ) j i / i \
炎炎炎炎  ̄ヽヽ...// /
炎炎
(;゚A゚)「うおおおお!?」
( ;´_ゝ`)「危ない!」(´<_`; )
421
:
名も無きAAのようです
:2015/01/24(土) 23:09:19 ID:xx7h8RcA0
>>415
文字化け修正
~道具屋~
( ll_ゝ)(<_ll )
ズ-ン
(;'A`)「助かっただけでも喜べよ」
2人とも愛用の武器が無くなって落ち込んでんな……
長い間使ってきたんだ。いつかはこうなるもんだとはいえ辛いものがある。
( ll_ゝ)「何が辛いって……あれ多分子供だせ?」
(<_ll )「なのに攻撃が一切効かないとは……」
(;'A`)「まじか」
( ll´_ゝ`)「ま、母者の方が怖いし、強いな」
(´<_` )「……なんか勝てる気がしてきた」
(;'∀`)「そうだな」
'
422
:
名も無きAAのようです
:2015/01/24(土) 23:12:05 ID:xx7h8RcA0
まさかの文字化け回
(´Д`)ハァ…
投下するまで気づけない……
423
:
名も無きAAのようです
:2015/01/25(日) 00:05:37 ID:3S/yfCO20
おつおつ
ドラゴン強すぎ
424
:
名も無きAAのようです
:2015/01/25(日) 00:13:05 ID:Rz4QFApE0
乙
425
:
名も無きAAのようです
:2015/01/25(日) 00:38:23 ID:F4DRlOkk0
文字化けくらい脳内補正するから気落ちしないでええええええ
乙!
426
:
名も無きAAのようです
:2015/01/25(日) 01:28:48 ID:IHkAzPt60
こんな絵で申し訳ないが支援
http://boonpict.run.buttobi.net/up/log/boonpic2_1619.jpg
427
:
名も無きAAのようです
:2015/01/25(日) 04:32:29 ID:7qLKyOxo0
>>426
おお!
すこし…………いや?
かなり?不細工な良いドクオだ!
428
:
名も無きAAのようです
:2015/01/25(日) 06:53:47 ID:NHQ3m3HA0
母者と比べれば勝てそうなきはするけどモララーの護符が効かないとかきついな
429
:
名も無きAAのようです
:2015/01/25(日) 07:39:33 ID:Txc/1VpQ0
>>426
おお!!まるでゾンビのようなドクオで完璧です!
ありがとうございます!
430
:
名も無きAAのようです
:2015/01/25(日) 19:46:57 ID:Txc/1VpQ0
売れないお店
第十話
目指せ!ドラゴン退治! 前編
'
431
:
名も無きAAのようです
:2015/01/25(日) 19:47:38 ID:Txc/1VpQ0
~メルト火山・麓・午後~
俺はしがない道具屋を経営している少し不細工な魔法使いだ。
ドラゴンと森で出会い、武器が壊れたので鍛冶屋のもとへ来たのだが
(llA)( ll_ゝ)「あっちぃ……」(<_ll )
近づけば近づく程気温が高くなっていく……
全員にウィンドメイルをかけたがそれでも暑い……
( ;´_ゝ`)「ドクオ……水かけてくれよ。
護符からパァーっと」タノム
(;'A`)つ◇「おー……いくぞー……」
(´<_`; )「やめとけって。
すぐ温くなるぞ……」ミズモオモイシ
そうか……そうだよな……
お……やっと村と人が見えてきた……
'
432
:
名も無きAAのようです
:2015/01/25(日) 19:48:31 ID:Txc/1VpQ0
/ ,' 3「おお!お客さんですかな」
(;'A`)「あ、どうも。えと……」
/ ,' 3「ああ、私はこの村の長をしております荒巻と申します。
この村には何用で?」
( ;´_ゝ`)「ミルナって鍛冶屋に仕事を頼みに来たんだ」
/ ,' 3「ミルナですか、あやつの腕は良いですぞ。
実はこの間も魔法が優秀なのであのモララー殿の元に行ってきた程です」
(;'∀`)「そうなんですか」ハハハ
……俺もとは言えない……
/ ,' 3「あ、そうそう山の火口には近づかないでください」
('A`)「あ、はい。分かりました」
火口か、別に活発って訳でも無さそうだけど何かあるのか?。
まあ暑いだろうし行きたくはない。
お!
'
433
:
名も無きAAのようです
:2015/01/25(日) 19:49:30 ID:Txc/1VpQ0
('A`)ノシ「ミルナさーん」
( ゚д゚ )「おお!随分と早く来たな!」ソチラノフタリハ?
( ´_ゝ`)「兄者だ。よろしく頼む」
(´<_` )「俺は弟者だ。ドクオと同じ場所に住んでる」
('A`)「2人に武器を作って貰いたくて、頼めます?」イキナリゴメンネ
( ゚д゚ )「おう。どんな武器だ?剣か斧か」
( ´_ゝ`)「これだ」(´<_` )
( ;゚д゚ )「……ツルハシとハンマー?」ブキ……?
やっぱ驚くよな……
使ってるのを見ると便利そうだけど、やっぱ物好きな武器だし。
'
434
:
名も無きAAのようです
:2015/01/25(日) 19:50:25 ID:Txc/1VpQ0
( ;゚д゚ )「えっと……どんな風にしたいんだ?」
( ´_ゝ`)「そうだな……」アレコレソレドレ
(´<_` )「俺は……」ア-ダコ-ダ
取りあえず俺は村を散策してよう。
どれくらいかかるか分からないしな。
ミルナさんの家までの地図はある。
まずは安定の道具屋チェックだ!
……………………………………
435
:
名も無きAAのようです
:2015/01/25(日) 19:51:10 ID:Txc/1VpQ0
アイテム
各種護符・小 200G
土の護符・中 300G
氷の実の束 150G
火の枝の束 200G
耐熱パラソル 300G
耐熱ブーツ 450G
耐熱ワイヤー50M 500G
耐熱……
'
436
:
名も無きAAのようです
:2015/01/25(日) 19:51:51 ID:Txc/1VpQ0
(;'A`)「……う?ん、微妙……」
護符はウチの方が良い。
耐熱系は買って損は無いかも知れないが……
長い間ここに居る気は無いからな……
荷物になるだけだな。うん。
ってかワイヤー王都より安かったのか……
('A`)「氷の実の束だけ買うか」
なんでも食べたら体を内側から冷やしてくれるらしい。
ここの必需品だとか。
よし、ミルナさんたちの所に戻ろう。
………………………………………………
437
:
名も無きAAのようです
:2015/01/25(日) 19:52:38 ID:Txc/1VpQ0
~ミルナ宅~
( ´_ゝ`)「あ、おかえり」
('A`)「どう?話し合いは」タダイマ
(´<_` )「今だいたい決まったくらいだ」
どうやら元々の武器を溶かし、ここら辺の鉱石を混ぜるとのこと。
武器を硬くするのとエンチャントの効果を高めるんだとか。
( ゚д゚ )「アングラ鉱石っていう鉱石でな。
火口付近で多く取れるんだ」
( ´_ゝ`)「取るのは難しいのか?」
( ;゚д゚ )「いや、時期さえ良ければ簡単だ」イマハダメダカラナ
( ´_ゝ`)「ふ?ん。あ、そうだ。これ使えるか?」
( ゚д゚ )「……鱗?なんの生き物だ?」
(´<_` )「ドラゴンの子供からとったんだ」
( ;゚д゚ )「……冗談だよな?」
(;'A`)「ホントです」
438
:
名も無きAAのようです
:2015/01/25(日) 19:54:12 ID:Txc/1VpQ0
そういえばここに武器を頼みに来た理由も言ってなかったか。
諸々の事情や鱗について話しておく。
( ;゚д゚ )「にわかには信じられんな」
(;'A`)「ですよね」
( ;゚д゚ )「……鱗は一応武器にも使うことは出来るかも知れん。
火のエンチャントを高める効果が付くとは思う」
(´<_`* )「おお!なら」
( ;゚д゚ )「しかしこの鱗の特性的に暑い地域だと鱗の近くがずっと熱せられて金属部分が脆くなる。
ここで作るとなると急いで持ち出さないと駄目になるぞ?」
( ´_ゝ`)「ぬぅ……」
( ゚д゚ )「第一……初めて使う素材だからな。
何が起こるかも分からんし、鱗も少ないし」
そうか……やっぱ厳しいよな……
439
:
名も無きAAのようです
:2015/01/25(日) 19:54:53 ID:Txc/1VpQ0
(;'A`)「えと……鱗は無しならどれくらいで出来そうなんです?」
( ゚д゚ )「明日これを溶かして試作品をつくる。
そのまま改良して金属部分は打ち終えられるだろ。
残りの部分で更に1日でだいたい2日だな」
(;'A`)「早いですね……他の仕事に影響は無いんですか?
あと残りの部分?」
( *´_ゝ`)「少しだけ細工してもらうんだ。
話し合ってたらヒートアップしてな」
(´<_` )「耐久度が落ちない程度にお願いしたんだ」
( ゚д゚ )「仕事については大丈夫だ。
この時期はあまり受け付けてないからな。
直接来た人の分しか作らん」
そうか、どんな細工をするんだ……?
ハンマーの先が吹っ飛ぶとかか?
まぁいいや。
兄者だけの提案ならあれだが、弟者もいたなら問題無いだろ。
'
440
:
名も無きAAのようです
:2015/01/25(日) 19:56:10 ID:Txc/1VpQ0
('A`)「そういや、なんで今は鉱石取れないんです?
山は別に噴火しなさそうだけど」
( ゚д゚ )「あぁ、ウチの村のしきたりなんだ。
この時期は山の神が火口でお眠りになるから騒がしくしちゃいけないんだ」
(´<_` )「山の神?」
( ゚д゚ )「ああ。
昔に山の神を起こして怒りに触れた村民いたそうだ。
その神を起こした人間が居た村が燃やされ廃村になったんだと」
( ´_ゝ`)「言い伝えって感じか。
実際はどうなんだ?
村が1つ消えたとあるのか?」
( ;゚д゚ )「聞いた事はある。
長老がその廃村まで案内もしてくれた」ハイルナヨ?
(´<_` )「廃村がまだ残ってるのか」
'
441
:
名も無きAAのようです
:2015/01/25(日) 19:56:55 ID:Txc/1VpQ0
( ;゚д゚ )「ああ、だが不思議なんだ。
この地域の人間は噴火からすぐ逃げれるように工夫が至る所にしてある。
確かに溶けて固まった岩石はあった。
だけどあそこに火口から溶岩が流れた跡が無いんだ。
神の怒りは噴火じゃないのか?」ワカラナイ……
( ´_ゝ`)「……単純に村の下から溶岩が出たんじゃ?」
( ゚д゚ )「かも知れない。
その手の対策もしてあるはずだが万全じゃ無かったのかも知れない。
今となっては闇の中だ。
ま、何も起きないよう山の神を刺激しないようにしてるんだ」
('A`)「なるほど」
さて散策やらおしゃべりしてたら、もう夜だ。
ミルナさんに部屋を借りて寝る事にする。
2人の武器はどこまで強化されるんだろうな……
…………………………………………
442
:
名も無きAAのようです
:2015/01/25(日) 19:57:44 ID:Txc/1VpQ0
~ミルナ宅・朝~
( ´_ゝ`)「なぁ」
( ゚д゚ )「ん?どうした」カーンカーンカーン
( ´_ゝ`)「火山に入れないんだろ?その間仕事はどうするんだ?」
カーンカーンカーン
( ゚д゚ )「あぁ、その分の鉱石は確保しておくんだ。
または商品を貯めておくとか」
(´<_` )「それでやっていけるのか?」
( ゚д゚ )「まぁ、今の所問題無いな」
カーンカーンカーン
この暑い地域だと食料は貯めておくのは難しい。
代わりに商品を貯めて街で買っているのか……
一応ここの地域では熱に強い食料を育ててようとしてるらしいが上手くいってないとか。
'
443
:
名も無きAAのようです
:2015/01/25(日) 19:59:05 ID:Txc/1VpQ0
( ゚д゚ )「だからこの季節のこの村だとあまりもてなせない。すまんな」イットケバヨカッタナ
カーンカーンカーン
(;'A`)「よく耐えられますね」
( ゚д゚ )「所詮1ヶ月程度だ……よし」シサクカンセイ
(´<_`; )「もう出来たのか」ハヤイナ
( ゚д゚ )「取っ手とかは適当につけた。これで一度試し切り?してくれ」
( ´_ゝ`)「何を?」
( ゚д゚ )「じゃあ、倉庫にある鉱石でも砕いてもらうか」ツイテコイ
行っちまった。にしてもプロは作るのが早いな……
というかミルナさんも合宿に来ていたって事は魔法使いだよな?
鍛冶屋で魔法使いだからやっぱ魔法武器とか作れんのかな……
そういえば
'
444
:
名も無きAAのようです
:2015/01/25(日) 19:59:46 ID:Txc/1VpQ0
('A`)「この家にも魔法かかってるよな……」
この村全ての家に言えることだが暑さ対策がしっかりしている。
風の魔法で家の周りに空気の層を作り室温が高まるのを防いでいるようだ。
(;'A`)「何回重ねがけしてるんだ?これ」
ただ風を纏うだけなら俺も出来るが……
ここの魔法は何層も作って熱を入らなくしている……
ただの重ねがけにしては層が薄い……
これやった人は凄いな。
ガチャ
445
:
名も無きAAのようです
:2015/01/25(日) 20:00:34 ID:Txc/1VpQ0
( ゚д゚ )「じゃあ、その方向で作成する」
(´<_`* )「ああ!よろしく頼む!」
( *´_ゝ`)「ドクオ!この人凄いな!」
(;'A`)「そ、そうなの?」
元が武器じゃなかったこともあるんだろうが、威力が大分上がったらしい。
これで全体をしっかり作ったら更に威力の向上を見込めるとか。
……これでまたあの騎士3人と実力が遠ざかるな……
( ゚д゚ )カーンカーンカーン
( ´_ゝ`)ア-デモナイ コ-デモナイ(´<_` )
……あ、俺空気だ。
なんか話の種が欲しい……
446
:
名も無きAAのようです
:2015/01/25(日) 20:01:20 ID:Txc/1VpQ0
(;'A`)「えと、ミルナさんってどんな魔法使えるんでしたっけ?」
カーンカーンカーン
( ゚д゚ )「ん?あぁ、鍛冶に役立つ系統の魔法ばっかだな」セント-ムキジャナイ
主に作る最中にかけて作成に役立つ魔法を覚えていたそうだ。
少しの間物を柔らかくする魔法や物と物を結合しやすくする魔法などだそうだ。
カーンカーンカーン
( ゚д゚ )「ドクオはどんなのが使えるんだ?」
('A`)「あ、えっと……前にいってたやつとかです。これですね」
( ゚д゚ )「ほう……これが遠方と会話出来るピアスか。
……確かに便利そうだな」
('A`)「自分で言うのも何ですが自信作ですよ」
447
:
名も無きAAのようです
:2015/01/25(日) 20:03:38 ID:Txc/1VpQ0
( ゚д゚ )「……なあ」
('A`)「?。どうしました?」
( ゚д゚ )「……前にも思ったんだが、これ会話無しの光るだけの物は作れないか?」
('A`)「?。何故です?」
( ゚д゚ )「俺みたいな鍛冶屋とかは作れたことだけ知らせればいい場合が多いからな」
('A`)「あ?確かに」
なるほど。
これは……いいアイディアだ。
単純だが凄く汎用的な道具になるんじゃないか?
これを複数回使えれば、宿とかでも部屋にいながら人を呼べるみたいな事も出来そうだ。
ピアスを応用すれば作るのも簡単なはず……
448
:
名も無きAAのようです
:2015/01/25(日) 20:05:48 ID:Txc/1VpQ0
('A`)「今度試して作ってみます。
うちのリリーに持たせますんで試してください」
( ゚д゚ )「期待してるよ」リリ-?
('A`)「あ、もう一つ聞きたいんですけど」ウチノトリデス
カ-ンカ-ンカ-ン
( ゚д゚ )「ん?なんだ」
('A`)「ドラゴンについて載ってる本とかありません?」
( ;゚д゚ )「う~ん……
この村だと本は殆ど長老の所にある。
そこに行けばあるかも知れん」
('A`)「あ、じゃあ長老さんのお宅に行かせて貰います」
( ゚д゚ )「話が長くなるから気をつけろよ」
………………………………………………
449
:
名も無きAAのようです
:2015/01/25(日) 20:06:45 ID:Txc/1VpQ0
~長老宅~
('A`)「すみません」コンコン
/ ,' 3「ん?どうかしましたか」
('A`)「お願いがあるのですが、本を貸して頂けませんか?」
/ ,' 3「おお!そのような事ならいくらでもお貸ししますぞ。ささ中へ」
長老さんの家は小さな図書館のようだ。
本に囲まれて生活しているらしい。
450
:
名も無きAAのようです
:2015/01/25(日) 20:07:49 ID:Txc/1VpQ0
/ ,' 3「どのような本が読みたいのです?」
('A`)「ドラゴンが載ってるような本ってありますか」
/ ,' 3「ドラゴン……ですか。となると……これぐらいですかな」ドウゾ
('A`)「ありがとうございます」
/ ,' 3「あ、申し訳ありません。読むならこの部屋でお願いします」
('A`)「あ、はい。分かりました」
さてこの本の名前は『滅龍紀』って言うのか……
さて内容は……
451
:
名も無きAAのようです
:2015/01/25(日) 20:08:32 ID:Txc/1VpQ0
『滅龍紀』
ある年、世界各地に龍現る
その中に天災と恐れられた5頭の龍
人、これを5龍と称す
風龍 大気を切り裂く風を呼び
雷龍 雷雲の中を飛び回り
水龍 濁流で世界を呑み込ませ
炎龍 紅炎全てを焼き尽くし
土龍 明日へと続く大地を喰らう
………………………………………………
されど五龍、大地に堕つ
魔導の道を極めし者らにより
5龍全てを封印す
……………………………………
452
:
名も無きAAのようです
:2015/01/25(日) 20:09:43 ID:Txc/1VpQ0
かつて世界に災害をまき散らしたとされる龍のおとぎ話のようだ。
最後は大魔導師とその仲間たちによって封印されたらしい。
('A`)「よし、あの長老さん」
/ ,' 3 zzz...
(;'A`)「あの……」
/ ,' 3 !
/ ,' 3「おお!読み終わりましたかな」
(;'A`)「はい。ありがとうございました」
/ ,' 3「いえいえ。他になにかあれば言ってください」
('A`)「あ、じゃあ1つ聞きたいんですがこの山の神様って」
/ ,' 3「!」
453
:
名も無きAAのようです
:2015/01/25(日) 20:10:23 ID:Txc/1VpQ0
(;'A`)「あの!」
/ ,' 3「その時に起きた噴火で!……はい?なんでしょう?」
(;'A`)「神様の姿について聞かせて貰えますか?」
/ ,' 3「ふむ。分かりました。
それについてなら……これじゃな」
('A`)「絵本?」
/ ,' 3「子供たちに村のしきたりを教えるのに使っているものですじゃ。
えーと……この絵ですな」
(;'A`)「あ?……やっぱり……」
454
:
名も無きAAのようです
:2015/01/25(日) 20:11:35 ID:Txc/1VpQ0
火口をドラゴンの口に見立てた神様の絵がある。
そして滅龍紀にはそれぞれのドラゴンが封印された位置も方角だけ記されていた。
これって多分封印された炎龍がモデルだよな……
('A`)「何度もすみません。助かりました」
/ ,' 3「ほっほっほ。いつでも来てくだされ」
気がついたら大分時間が経っちまったな……
早く戻って今日は寝よう。
…………………………………………
455
:
名も無きAAのようです
:2015/01/25(日) 20:12:53 ID:Txc/1VpQ0
~ミルナ宅・朝~
( *´_ゝ`)「出来たか!」(´<_`* )
( ゚д゚ )「おう」
('A`)「もう出来たの?」
( ゚д゚ )「元々、形だけなら普段から作ってる道具だからな。
大きさと強度を考えれば、あとはどう武器に転用できるかだけだしな」
( *´_ゝ`)「しっかり取っ手にワイヤー用の穴があるぞ!」
(´<_`* )「戦い方の幅も広がるな!」
いや細工ってそれだけなのか……?
まぁ確かにワイヤーを繋げれば便利かも知れないが……
'
456
:
名も無きAAのようです
:2015/01/25(日) 20:13:43 ID:Txc/1VpQ0
( ゚д゚ )「さて、値段についてなんだが」
( ;´_ゝ`)「い、いくらだ?」
(´<_`; )「いや兄者忘れたのか。
鱗で払うって話し合ったろ」
('A`)「あ、そうしたんだ」
今の所確かに鱗は俺には扱いきれないしな……
まぁ、2人の攻撃時に落ちたようなもんだし、好きなようにしてくれれば良いだろ。
( ´_ゝ`)「でも本当にそんなのでいいのか?」
457
:
名も無きAAのようです
:2015/01/25(日) 20:14:32 ID:Txc/1VpQ0
( ゚д゚ )「色々試したい事も出来たんでな。ありがたい」
( ´_ゝ`)「こちらこそ助かった。
感謝する」(´<_` )
( ゚д゚ )「もう帰るのか?」
( ´_ゝ`)「リベンジしたい奴がいるんでな」
(´<_` )「俺らの元相棒を壊した事を後悔させてやる」
あれはこっちから攻撃しなけりゃよかったんじゃ……
まぁ後の祭りだな。
俺も何も考えないでやっちゃったし。
('A`)ノシ「じゃ、また会いましょう」
( ゚д゚ )「おう。またな」
…………………………………………
458
:
名も無きAAのようです
:2015/01/25(日) 20:15:22 ID:Txc/1VpQ0
~道中~
('A`)「ドラゴンに勝つ見込みあんの?」
( ´_ゝ`)「少しは考えた」
(´<_` )「倒せなくても捕まえるぐらいならできるはず」
('A`)「おお。すげえな」
( ´_ゝ`)「お前のバインドもやってもらうからな?」
(;'A`)「……効果あるかな」
正直もう戦いたく無いが、あのまま森に居られては危険だからなぁ……
逃げられないし……
( #´_ゝ`)「打倒ドラゴン!」
(´<_`# )「おう!」
(;'A`)「お、おー……」
出費が痛いなぁ……
第十話 前編 完
459
:
名も無きAAのようです
:2015/01/25(日) 20:16:04 ID:Txc/1VpQ0
('A`)の手帳
『滅龍紀』
長老宅にあった本。
龍の封印については特殊な魔法を使ったとしか書いていない。
5龍の封印位置がおおまかに記されている。
( ゚д゚ ) ミルナ・ハンニバル
鍛冶屋。合宿で知り合った。
兄弟たちが満足のいく武器を作ってくれた。
顔は怖いがいい人。
460
:
名も無きAAのようです
:2015/01/25(日) 20:16:38 ID:qIZ66zuY0
( ・o・)っ乙☆
いやー面白い!!
これからも壁|ョ・ω・`o)ガンバッテッ♪
461
:
名も無きAAのようです
:2015/01/25(日) 20:18:37 ID:Txc/1VpQ0
>>436
>>437
>>447
>>453
セリフの中の不自然な?は~が化けた物です
462
:
名も無きAAのようです
:2015/01/25(日) 20:44:04 ID:mIBiYkg20
おつ
相変わらず面白いなぁ
463
:
名も無きAAのようです
:2015/01/25(日) 20:51:52 ID:F4DRlOkk0
ミルナさんいい人!
464
:
名も無きAAのようです
:2015/01/25(日) 21:40:25 ID:SBo.7SPU0
乙ー
武器が強くなった兄弟ならドクオのアシスト無しでもゴーレム倒せそうだな
465
:
名も無きAAのようです
:2015/01/25(日) 23:07:33 ID:Txc/1VpQ0
>>452
の後に一レス分抜けていました……
すみませんでした……
次の一レスを脳内保管しておいてください
466
:
名も無きAAのようです
:2015/01/25(日) 23:08:16 ID:Txc/1VpQ0
'
/ ,' 3「おお!この村の神様についてですな!
まずは村の歴史から語らなければなりません!
この村の歴史はまだとても浅い!
しかしこの火山に根を下ろして一族としてなら長い歴史があります!
まず話さなければならないのは……………………」ペラペラペラペラ
しまった……聞きたいのは神様の姿についてなんだけど……
さっき読んで思った事がある。
ここの神様って……
'
467
:
名も無きAAのようです
:2015/01/25(日) 23:31:16 ID:.hdrUyVQ0
だよね
なんか抜けてるんだろうなと思った乙
468
:
名も無きAAのようです
:2015/01/26(月) 00:04:37 ID:zUME0GRw0
話が長い描写ないと思ったら抜けてたのね
それでもよかったよ
469
:
名も無きAAのようです
:2015/01/27(火) 00:16:53 ID:e3LYYd3A0
一気読みしちまった……ディモールト・ベネ
470
:
名も無きAAのようです
:2015/01/29(木) 21:46:27 ID:/KL8GpIUO
「」の後の半角カナはやめて……
面白いのにそこだけが残念
471
:
名も無きAAのようです
:2015/01/29(木) 22:11:31 ID:vvBJd3Kk0
俺はそこが独特でこの作品の味出してると思う
自分の感覚だけが絶対とか思うなよ?
472
:
名も無きAAのようです
:2015/01/30(金) 01:26:43 ID:yskWB/Js0
まんがの吹き出し外のやつと一緒だろ
473
:
名も無きAAのようです
:2015/01/30(金) 04:00:28 ID:peWTyGFU0
ポチーとかクルーみたいなクソゴミカスしか使ってないようなキモすぎるやつじゃなければ別にいいわ
474
:
名も無きAAのようです
:2015/01/30(金) 05:07:36 ID:AXYGX8uI0
自分も「」後ろの半角カタカナ会話好きやで
475
:
名も無きAAのようです
:2015/01/30(金) 07:35:56 ID:r3M6qYew0
>>473
俺が普段思ってることと一字一句違わない
476
:
名も無きAAのようです
:2015/01/30(金) 07:37:03 ID:r3M6qYew0
別に文字に起こしたわけじゃないから一字一句もクソもないが
477
:
名も無きAAのようです
:2015/01/30(金) 09:10:16 ID:ofP9wJjs0
情景が分かりやすくていいけどな
想像しやすい
478
:
名も無きAAのようです
:2015/01/30(金) 09:24:02 ID:Nlw..KmMO
地の文もあるんだし普通にしゃべらせればいいのにとは思う
479
:
名も無きAAのようです
:2015/01/30(金) 10:58:39 ID:PFWOEORM0
んなことまったく気にならなかったわこまけぇな
480
:
名も無きAAのようです
:2015/01/30(金) 12:33:48 ID:jO/l3uCI0
半カタカナ会話いいじゃん
こんなのもありかーって新鮮だし楽しいよ
思い描きやすくて楽しめる
481
:
名も無きAAのようです
:2015/01/30(金) 18:08:56 ID:7gNBZBGs0
個人の好みだからなんとも言えないわな
482
:
名も無きAAのようです
:2015/01/30(金) 23:16:29 ID:/a7nDbMY0
作者です
ご意見ありがとうございます!
半角カタカナは読まなくてもストーリー的には問題無いセリフです
なので最悪読まなくても大丈夫……のはずです
ただ確かに普通に喋らせても良かったなと思う部分があったのでそこらへんも推敲していきたいと思います!
明日の夜あたりに投下したいと思います
兄者ドット絵
http://boonpict.run.buttobi.net/up/log/boonpic2_1638.png
483
:
名も無きAAのようです
:2015/01/31(土) 00:03:33 ID:z7ttpIscO
テラリアのキャラみたいだな
484
:
名も無きAAのようです
:2015/01/31(土) 00:36:32 ID:pD6cQxVs0
"風情"ってもんを"理解"してる"ドット絵"だと"思う"
485
:
名も無きAAのようです
:2015/01/31(土) 08:10:39 ID:FZLjLYkQ0
これでドラゴンと戦ってるのかよ
486
:
名も無きAAのようです
:2015/01/31(土) 13:12:50 ID:9nBtcMpk0
思ったより普通のツルハシだった
487
:
名も無きAAのようです
:2015/01/31(土) 15:10:25 ID:/IVutCzA0
武器の前に装備だろ。防御力ゼロじゃねーか
488
:
名も無きAAのようです
:2015/01/31(土) 15:43:37 ID:hBkXieCo0
でも実際のところ敵にこんなんぶん回されたらマジで怖い
489
:
名も無きAAのようです
:2015/01/31(土) 18:37:09 ID:BFb1RQag0
>>487
ばっかお前、全裸ならちんこ見えるだろが
全身タイツ着てるんだよ
490
:
名も無きAAのようです
:2015/01/31(土) 22:28:04 ID:cIYq0I5.0
売れないお店
第十話
目指せ!ドラゴン退治! 後編
↑在庫多
薬草 30G 毒消し草 45G
デクの種 50G 魔力の種 30G
炎の護符・大 lv6収納 220G
水の護符・中 lv4収納 180G
雷の護符・中 lv4収納 180G
風の護符・小 150G
通話のピアス(20分) 2個1セット400G
餌玉の元の袋詰め 80G
鑑定は隣の店へ
他要相談
'
491
:
名も無きAAのようです
:2015/01/31(土) 22:29:22 ID:cIYq0I5.0
~道具屋~
俺はしがない道具屋を経営している少し不細工な魔法使いだ。
ドラゴン退治の為、兄弟の武器を新調し帰ってきたのだが……
('A`)「その武器でいけるの?」
( ´_ゝ`)「分からん。だが前よりも良いものになったのは確かだ」
ツルハシは戦闘に耐えうる先が欠けにくく熱に強い物。
ハンマーはとにかく靱やかで硬い物になったらしい。
後は少し細工をしたって言ってたが……
(´<_` )「前のだって気に入ってたんだがな」
( ´_ゝ`)「戦闘用じゃなかったんだ。仕方無い。
昔倉庫から取り出して使ってただけだからな」ムシロヨクモッタヨ
('A`)「で、今度は戦闘用になったの?」
( ´_ゝ`)「おう。作業にも使えるぞ」
'
492
:
名も無きAAのようです
:2015/01/31(土) 22:30:37 ID:cIYq0I5.0
'
……自分で言っておいてあれだけど戦闘用のツルハシってなんだよ……
まぁ兄弟が納得してるし別に良いんだが。
(´<_` )「……それで作戦についてなんだが」
('A`)「おう」
( ´_ゝ`)「あのドラゴンの攻撃でやばいのは火だと思うわけだ」
(´<_` )「尻尾を俺は受けたが母者の方が強いと感じたな」ハンマ-ハシンダガ
( ´_ゝ`)「つまり、炎さえ封じれば後はバインドで勝てる」タブン
('A`)「……勝ってどうすんの?」
( ´_ゝ`)「………………食う?」
('A`)「えぇ……」ナイワ-
( ;´_ゝ`)「うるさい!
母者以外に負けたくないんだよ!とにかく倒すんだ!」
とりあえず殺さないことにはなった。
逆に殺されないようにしなきゃな……
結局俺は良い戦い方が思いつかなかったしどうするべきだ……?
またゴーレム戦みたいな事するか……?
………………………………………………
493
:
名も無きAAのようです
:2015/01/31(土) 22:31:41 ID:cIYq0I5.0
~大樹の森~
(;'A`)「大丈夫かなぁ?」
( ´_ゝ`)「多分いけるはず」ガサガサ
(´<_` )「俺らも向こうで少し買っておいた物があるしな」ドコダ……
('A`)「ま、それ以前に見つからない可能性もあるわけだが」
前に戦った所付近を中心に探してみるが見つからない。
……もしかしてこの森から逃げたのだろうか……?
ガサガサ
なんだ……しっかりいるっぽいな。
[木]A`)チラッ
_/l/l ト、 ト、
レww゚ ) j i / i \ ムシャムシャ
ww  ̄ヽヽ...//メ/
'
494
:
名も無きAAのようです
:2015/01/31(土) 22:32:47 ID:cIYq0I5.0
[木]A`)「なんか食ってるぞ?」
[木]_ゝ`)「何を?」
[木]A`)「……草?」
(´<_[木]「……あのなりで草食?」
_/l/l ト、 ト、 ムシャムシャ
レww゚* ) j i / i \ ギャ-ス
 ̄ヽヽ...//メ/
[木]A`)……
草をずっと食ってて可愛いな……
なんか……戦い辛いな……
( #´_ゝ`)「ええい!草食系ドラゴンとか関係ないわ!」イクゾ!
_/l/l ト、 ト、
レww゚ ;) j i / i \ ビクッ!
 ̄ヽヽ...//メ/
495
:
名も無きAAのようです
:2015/01/31(土) 22:33:48 ID:zWJJrvFg0
キター!!
④円
496
:
名も無きAAのようです
:2015/01/31(土) 22:34:31 ID:fNnez/SE0
支援ー
ドラゴン草食なのか可愛いなw
497
:
名も無きAAのようです
:2015/01/31(土) 22:35:01 ID:cIYq0I5.0
(´<_`; )「……何故か分からんが、怯えてるな」
(;'A`)「……本当にやるの?」
( ;´_ゝ`)「う……む、やり辛いな……」
どうするか……別に虐めたい訳でも無いしな……
ポーチに何か無いかな……ん、餌玉か。
さっき草食ってたし食うかな?
('A`)ノシ ポイ
_/l/l ト、 ト、
ポト レww゚; ) j i / i \ !
。。  ̄ヽヽ...//メ/
( ;´_ゝ`)「餌玉?なんでそんなもん……」ナニマゼタノ?
('A`)「いや何があるか分からんし、戦う気が無くなってるからいいかなって……お?」マリョクノタネ
'
498
:
名も無きAAのようです
:2015/01/31(土) 22:35:55 ID:cIYq0I5.0
_/l/l ト、 ト、
レww゚; ) j i / i \ ……
。。  ̄ヽヽ...//メ/
_/l/l ト、 ト、
レww゚; ) j i / i \ ムシャムシャ……!
。 ̄ヽヽ...//メ/
_/l/l ト、 ト、
レww゚* ) j i / i \ ムシャムシャ
 ̄ヽヽ...//メ/
(´<_`; )「……こいつ……野生捨ててないか?」
499
:
名も無きAAのようです
:2015/01/31(土) 22:36:45 ID:cIYq0I5.0
('A`)「むしろ今までは食事を邪魔する奴がいなかったからじゃ?」ケイカイシナイシ
( *´_ゝ`)「ド、ドクオ!俺にも餌玉くれ」ヤリタイ!
(´<_`; )「あ、俺もやりたい」
(;'A`)「分かったよ」
結局戦闘は無いままドラゴンに餌を挙げて終わってしまった……
これでいいのか?
'
500
:
名も無きAAのようです
:2015/01/31(土) 22:37:37 ID:cIYq0I5.0
~道具屋~
('A`)「………………」
( ;´_ゝ`)「……なんか」
(´<_`; )「……すまん」
_/l/l ト、 ト、
レww゚ *) j i / i \ グルルル
 ̄ヽヽ...//メ/
(ll'A`)「ドラゴンなんて飼う余裕無いぞ!?」コワイシ!
手持ちの餌玉を挙げ尽くして逃げるように帰ってきた。
そしたら空から着いてくるとは……
どうすんだ……これ……
501
:
名も無きAAのようです
:2015/01/31(土) 22:39:50 ID:cIYq0I5.0
(;'A`)「ここで暴れられても困るしな……」
( ;´_ゝ`)「なら頑張って躾して……」
(´<_`; )「やったこともない事をどうやるつもりだ。
ペット用マイマイすら育てられなかったろ」
俺も飼えるなら飼ってみたいのだが……
餌玉の元の一角兎がこの森にいなくなってるからな……
角を単品で買うと高いし……
( ;´_ゝ`)「第一こいつ草食だろ?草やってりゃいいんじゃ?」
(´<_`; )「一度美味いもん食ったら食わないかも……」
話し合いが進まないな……どうしたもんか……ん?
502
:
名も無きAAのようです
:2015/01/31(土) 22:40:42 ID:cIYq0I5.0
_/l/l ト、 ト、
レww゚ *) j i / i \ムシャムシャムシャムシャ
 ̄ヽヽ...//メ/
(;'A`)「なんか食ってるな」ナンカアッタカ?
(´<_`; )「店の横にある魔力の実だな」
( ;´_ゝ`)「じゃあいける!飼おう!」
(;゚A゚)「一応商品なんだぞ!?」
これでいいのか…………?
それにこいつ育てる為の魔力の実ってどれくらい必要なんだ……
_/l/l ト、 ト、
レww^* ) j i / i \ グルルル
 ̄ヽヽ...//メ/
………………………………………………
503
:
名も無きAAのようです
:2015/01/31(土) 22:42:04 ID:fNnez/SE0
ドラゴンペットとかwktk
504
:
名も無きAAのようです
:2015/01/31(土) 22:42:26 ID:cIYq0I5.0
~道具屋・朝~
ギャアス
('A`)「あれから魔力の種を与えて少し経ったわけだが」
( ´_ゝ`)「うむ。名前も付けたな。
我ながら良い名前だと思う」
('A`)「そうだな、ガルナって名前な。
カッコイーナー。
……そんなことはいいんだよ。
問題は魔力の種生産が間に合いません」
(´<_`; )「そうだな」
ギャアス
(∥'A`)「どうしてくれんの……」
( ;´_ゝ`)「やっぱ躾ける?」
(´<_` )「餌玉はご褒美用にするべきか……?」
ギャース
とは言っても俺も愛着が湧いてきてるからな……
でもこのままにしとくのは生活に支障が出るし……
505
:
名も無きAAのようです
:2015/01/31(土) 22:44:03 ID:cIYq0I5.0
('A`)「一度、餌玉は挙げるのを止めよう。
それでガルナが襲いかかって来たら戦って我慢を覚えさせよう」
(´<_` )「分かった。お前の店に被害が出ちまってるからな。
我が儘は止めなきゃなるまい」
さて、となると……
ガチャ
(;'A`)「ガルナ、今日から種は無しだ」
?
_/l/l ト、 ト、
レww゚ ) j i / i \
 ̄ヽヽ...//メ/
(;'A`)「草を食べなさい」
_/l/l ト、 ト、
レww゚# ) j i / i \ ギャアス!
 ̄ヽヽ...//メ/
'
506
:
名も無きAAのようです
:2015/01/31(土) 22:45:11 ID:cIYq0I5.0
早速戦うハメになるのね……
今度は引き下がらん。
……あ、このまま戦うと家燃えるか?
やっべ
(;'A`)つ◇「ウォーターメイルlv5
◇ ウィンドメイルlv2」
( ;´_ゝ`)「なに?いきなりやんの?」ハヤイナ
(´<_`; )「まぁ、欲望には忠実だよな」サンクス
家には水を、人には風を纏わせておく。
いきなり黒焦げにはならないと良いが……
ん?
( ;´_ゝ`)
_/l/l ト、 ト、 ≡
(;'A`) レww゚#) j i / i \≡
 ̄ヽヽ...//メ/ ≡
(´<_`; )
'
507
:
名も無きAAのようです
:2015/01/31(土) 22:46:07 ID:cIYq0I5.0
(;゚A゚)「なんで俺に一直線!?」
あれか!?護符使ったからか!?
前におれが使ったの覚えてたのか!?
てかこのままだと店に突撃される!
(;゚A゚)つ◇「二人はガルナに横ろに回ってくれ!
ファイヤーアローlv6!」
_/l/l
∑ レww゚ ;) ビクッ! バサッ
 ̄ヽヽ.
やっぱそうだ!護符を覚えてるからビビってる!
アローはそのまま当たったがダメージは無さそうだ……だが
( ´_ゝ`)「隙だらけだ!」
(´<_` )「くらえ!」
'
508
:
名も無きAAのようです
:2015/01/31(土) 22:47:51 ID:cIYq0I5.0
兄弟たちが既に近くに寄ってる。
兄者は前に魔法で傷をつけた羽の部分を。
弟者は顔を狙ってそれぞれの武器を振り下ろす。
( ;´_ゝ`)「くっそ!だめだ!
やっぱ先が通らん!弟者は!?」アタラシクシタノニ!
(´<_`# )「こっちは手応えありだ!」ドウダ!
_/l/l ト、 ト、
レww×; ) j i / i \ グルゥ……
 ̄ヽヽ...//メ/
おお?ツルハシは駄目みたいだがハンマーのダメージは入ってるのか?
これなら……
509
:
名も無きAAのようです
:2015/01/31(土) 22:48:55 ID:cIYq0I5.0
'
パチッ
_/l/l ト、 ト、
レww゚# ) j i / i \ バサッバサッ!
 ̄ヽヽ...//メ/
( ;´_ゝ`)「空飛ぼうとしてるぞ!?」ダメ-ジハ!?
(´<_`; )「ドクオ!少しガルナを止めてくれ!」アトハマカセロ!
止めろって……風は駄目、土はダメージあった気がするが残り1枚だしなぁ……
水もあまり意味は無いと思うし……
だったら……
◇
(;'A`)つ◇「二連ボルトエクスプロージョンlv4!」クラウカ!?
ビリビリ
Σ _/l/l ト、 ト、
Σ レww×;) j i / i \ !?
Σ  ̄ヽヽ...//メ/
'
510
:
名も無きAAのようです
:2015/01/31(土) 22:50:00 ID:cIYq0I5.0
(´<_`; )「おお!?効いてるぞ!」
( ;´_ゝ`)「落ちるぞ!凄え!」
おお!まさかドラゴンって雷には弱いのか?
これなら……
_/l/l ト、 ト、
レww゚#) j i / i \ グルルル……!
 ̄ヽヽ...//メ/
(;'A`)「持ち直したぞ!」オトシキレナイカ……
威力的にやっぱり決定打にはならないか……
ふらつきながら上に行こうとしてるし……
お?
( ´_ゝ`)「ここまでは想定内!弟者!」シュ
(´<_` )「しっかりやれよ!兄者!」ギュ
511
:
名も無きAAのようです
:2015/01/31(土) 22:52:37 ID:cIYq0I5.0
なんだ?兄者のツルハシの柄にワイヤーを通したみたいだ。
ワイヤーの反対側は弟者に投げて……
何をするんだ?
(´<_`# )「どっせい!」
( #´_ゝ`)「おら!」ブォン
_/l/l ト、 ト、
.. ガシ レww゚ ;) j i / i \ ギャス!?
( #´_ゝ`)  ̄ヽヽ...//メ/
「捕まえた!」
前のゴーレム戦と同じ事をしたのか!
でもここから何を……?
( #´_ゝ`)「括りつけたぞ!引けぇ!」
(´<_`# )「ふん!」
_/l/l
レww゚;) !?
 ̄ヽヽ
そうか!2人ならワイヤーをこんな風に使えるのか!
ドラゴンに括りつけで相方が引きずり落とすなんて俺には思いつかない。
( #´_ゝ`)「よし!落ちた!」(´<_`# )
兄者が首に括ったからバランスも崩せたみたいだ。
でもこれだけじゃ……
512
:
名も無きAAのようです
:2015/01/31(土) 22:53:23 ID:cIYq0I5.0
_/l/l ト、 ト、
レww゚# ) j i / i \ グルルル
 ̄ヽヽ...// /
(;'A`)「こっからどうする気だ!?」
( ´_ゝ`)「安心しろ!弟者!行くぞ!」
(´<_` )「流石式……」
( ´_ゝ`)「ワイヤー縛り!」(´<_` )
おお、兄者が口をワイヤーで縛って、弟者が飛べないように羽を縛る。
ってこのままだと俺は役立たずじゃねぇか!
(;'A`)「ウォーターバインドlv5!」
…………………………………………
513
:
名も無きAAのようです
:2015/01/31(土) 22:54:39 ID:cIYq0I5.0
………………………………………
'
ト、ト、
/ \ \
<ーーー>>
_/l/l llllllllllllllllllllllllllll バタバタ
llllll゚ ;) lllllllllllllllllllllllllllllllllll
 ̄ llllllllllllllllllllllllllll
「完璧!」
( *´_ゝ`)人(´<_`* )イェ-イ!
ていうか武器の細工はこんなことだったのか……?
でもこれ細工が必要とは思えないんだが……
(;'A`)「あのさ……なんかあっけなくね?
結構覚悟してたんだけど」
(´<_` )「どうやら打撃は普通に通るみたいだな。
前のガイアフィストも結構痛かったんじゃないか?」ビビッテタシ
( ´_ゝ`)「がっつり最初に動きが止まってたしな。
あと雷はこいつの場合相当弱点っぽいな」
打撃主体ならダメージが通るのか……
属性的には雷が有効と。
今度出てきたら土の護符を作れない俺には雷でしか戦えないなぁ……
ザッザッ
お?
「……残念だが終わってしまったみたいであるな……」
514
:
名も無きAAのようです
:2015/01/31(土) 22:56:09 ID:cIYq0I5.0
(;'∀`)「……結構本気な人が来たんですね」
( ΦωΦ)「当然である。それほど危険な戦いを想定したのである」
( ´_ゝ`)「あんたもドラゴンと戦いたかったのか?」スマンナ
( ΦωΦ)「それもあるが……あの流石家の戦いを見たかった」
(´<_`; )「知ってたんですか」
( ΦωΦ)「生涯で、唯一吾輩に土をつけた人の息子である。
気になるのは当たり前であろう?」
( ;´_ゝ`)「母者が?どうして?」
( ΦωΦ)「……あの頃の吾輩は若かったのでな」
聞けば昔から負け無しだったロマネスクさんが慢心していた時期があったとか。
それを道場破りのようなことをしていた母者さんがボッコボコにしたとのこと。
なんでそんな事をしてたんだ母者さん……
いやそんな事してたから今も強いのか?
515
:
名も無きAAのようです
:2015/01/31(土) 22:57:27 ID:cIYq0I5.0
( ΦωΦ)「それでこのドラゴンはどうするつもりであるか?」
(;'A`)「いやぁ……その」
( ´_ゝ`)「うちで責任持って飼うつもりだ」
( ΦωΦ)「……なんとも豪気な……
まぁ、いいのである」
ザッ
(´<_`; )「……良いんですか?」
( ΦωΦ)「 この様子を見る限り問題はなさそうであるしな。
しかし……」
「街に何か被害が出るようなら容赦はしないのである」
'
516
:
名も無きAAのようです
:2015/01/31(土) 22:58:33 ID:cIYq0I5.0
やっぱ怖い……
多分ガルナくらいならすぐ殺せそうだ。
だけど
('A`)「なぁなぁ、兄者」ヒソヒソ
( ´_ゝ`)「ん?」
('A`)「母者さんの方が怖いな」
( ´_ゝ`)「……」(´<_` )
( *´_ゝ`)「その通りだ!」(´<_`* )
(*'A`)「だよな」
一度母者さんと戦った後だと正直戦いで怖いと感じる事は減った気がする。
まぁ、今でも普通に焦るけど。
さて、これから頑張って躾をしなきゃな……
…………………………………………
517
:
名も無きAAのようです
:2015/01/31(土) 22:59:21 ID:cIYq0I5.0
とにかくそれからはひたすら躾をしていた。
躾を続けた結果としては……
('A`)「待て」
_/l/l
レww゚ ) ……
 ̄ヽヽ.
('A`)「よし」
_/l/l
レww゚ *) ムシャムシャ
 ̄ヽヽ.
( ´_ゝ`)「お〜」
(´<_` )「やるな」
これからの新たな仲間だ。
背中に乗れたら今までよりも早く遠くに行けるようにもなる。
やっぱ未知の事ってのはワクワクするな。
('∀`)「改めて……よろしくな。
ガルナ」
_/l/l ト、 ト、
レww゚*) j i / i \ ギャアス!
 ̄ヽヽ...// /
'
518
:
名も無きAAのようです
:2015/01/31(土) 23:01:00 ID:cIYq0I5.0
~後日談~
(∥'A`)「落ちない!?これ!?大丈夫!?」
(´<_`; )「大丈夫だって。落ち着いて手綱を持て」
_/l/l
レww゚ *) ギャース!
 ̄ヽヽ.
ガルナが仲間になってから背中に乗せてもらう練習をし始めた……が、怖い。
まじで怖い。
なんか不安定だもの。
'
519
:
名も無きAAのようです
:2015/01/31(土) 23:02:03 ID:cIYq0I5.0
( ;´_ゝ`)「俺らみたいにしてれば問題無いって」
そりゃ兄弟みたいに力があれば安心して乗れるかもしれないが……
第一空を飛んでるのだって力が無いと無理じゃ……
(;A;)「嫌だぁ!降ろしてくれぇ!」ムリムリムリ!
_/l/l
レww゚;) ギャース……
 ̄ヽヽ.
( ;´_ゝ`)「ああもう!ガルナ!飛べ!」
(;A;)「死ぬってえええ!」
_/l/l ト、 ト、
レww゚*) j i / i \ ギャアス!
 ̄ヽヽ...// /
'
520
:
名も無きAAのようです
:2015/01/31(土) 23:03:15 ID:cIYq0I5.0
こいつまじで飛んだ!?
落ちないように手綱と背中をしっかりと掴まないと!
……………………………………お?
(*'A`)「なんだ……結構いけるじゃん」
<どうだ〜?いいだろ〜?
(*'A`)「お〜!」
ガルナも俺のことを考えて飛んでくれているみたいだ。
力もあまりかからないし頬に当たる風も気持ちがいい。
このまま何処までも飛んでいきたくなるな。
よし!飛べたらやってみたい事があったんだ!
(*'A`)「ガルナ!宙返りだ!」イッケ-!
_/l/l ト、 ト、
レww゚*) j i / i \ ギャアス!
 ̄ヽヽ...// /
'
521
:
名も無きAAのようです
:2015/01/31(土) 23:04:12 ID:cIYq0I5.0
(´<_` )「お〜、いきなり乗ってよくやる」マワッテルナ
( ´_ゝ`)「そうだな。……ん?」
(llA)
(´<_` )「……なんか様子おかしくないか?」
_/l/l ト、 ト、
レww゚*) j i / i \ ブォンブォン!
 ̄ヽヽ...// /
(llA)ウプ
。 オェェェェェ
………… ギャース!?
∧_∧
( ; ´_> ∧_∧
γ i⌒i く_`; ) …………
.. | |. | /⌒ \
. .| | .|.. | ../.. / i
l|. |... | .. l_∧ |
.. (,m) / .. |
( ;´_ゝ`)「馬鹿だな」
(´<_`; )「そうだな」
第十話 後編 完
522
:
名も無きAAのようです
:2015/01/31(土) 23:04:56 ID:cIYq0I5.0
('A`)の手帳
_/l/l ト、 ト、 命名
レww゚ ) j i / i \ ドラゴン(ガルナ)
 ̄ヽヽ...// /
追記
ガルナだけかも知れないがドラゴンには打撃と雷属性の魔法が効くようだ。
鱗などで実験をしてみよう。
対処法さえ分かれば案外勝てるのかもしれない。
ペット用マイマイ
一般向けに売られているマイマイ。
比較的飼育が簡単で子供にも子供にも人気らしい。
逆に親には不評だとか。
523
:
名も無きAAのようです
:2015/01/31(土) 23:07:16 ID:cIYq0I5.0
兄者、装備付き
http://boonpict.run.buttobi.net/up/log/boonpic2_1641.png
基本的にはレザーで覆っているイメージです
投下は1週間ペースで行きたいと思います
524
:
名も無きAAのようです
:2015/01/31(土) 23:07:36 ID:fNnez/SE0
乙でしたー!
ドラゴン仲間になって、行動範囲が広がったねぇ。これからも楽しみだ!
525
:
名も無きAAのようです
:2015/02/01(日) 00:37:53 ID:UPMtRLFw0
おつ!まさかのペット化とはw
しかも装備つけてるし
いいね!これから絵もストーリーもも楽しみだわ
最近の作品では一番かもしれん
526
:
名も無きAAのようです
:2015/02/01(日) 00:39:21 ID:v5W0Eu7Y0
乙
ガルナかわゆい(*´ω`*)
527
:
名も無きAAのようです
:2015/02/01(日) 02:17:06 ID:HMvayADk0
(・乙・)
手を合わせる流石兄弟かわいいw
528
:
名も無きAAのようです
:2015/02/04(水) 23:57:06 ID:/EHHzfkAO
面白いな
結構ハイペースで投下してるけど無理せず頑張ってくれ
次回も楽しみ
529
:
名も無きAAのようです
:2015/02/07(土) 23:23:24 ID:9s5jzpAo0
売れないお店
第十一話
流石家へ行こう! 前編
↑在庫多
薬草 30G 毒消し草 45G
デクの種 50G 魔力の種 30G
炎の護符・大 lv6収納 220G
水の護符・中 lv4収納 180G
雷の護符・中 lv4収納 180G
風の護符・小 150G
通話のピアス(20分) 2個1セット400G
お知らせのピアス(10回分) 10個一セット200G
餌玉の元の袋詰め 80G
鑑定は隣の店へ
他要相談
'
530
:
名も無きAAのようです
:2015/02/07(土) 23:24:06 ID:9s5jzpAo0
~道具屋~
俺はしがない道具屋を経営している少し不細工な魔法使いだ。
森の中のドラゴンを餌付けし、新しい仲間となったのだが
( ´.i.`)「すみま……!?」
_/l/l ト、 ト、
レww゚ ) j i / i \ グルルル
 ̄ヽヽ...// /
( ;´.i.`)「うわぁあああ!化けトカゲだぁあああ!」
(;'A`)「あ!いや!だいじょ……うぶ……」
( ´_ゝ`)「ますます客が来なくなったな」
(´<_`; )「看板でも立てたらどうだ?」
確かにドラゴン飼ってる道具屋なんて聞いたことないだろうけどさ……
少しは疑問に思わないの……
手綱つけてるじゃん……
531
:
名も無きAAのようです
:2015/02/07(土) 23:24:56 ID:9s5jzpAo0
(;'A`)「せっかく新しいピアスも出来たのにな……」ウレネェ……
。
(´<_` )「魔力を流すと対応するピアスが光るやつな。
便利っちゃ便利だが俺らにはイマイチ使い道が無いんだよな……」
うーん……やっぱ街に売り出した方がいい商品なんだよな……
でもどう売り出したもんかなぁ……
_/l/l
レww゚ *) グルルル
 ̄ヽヽ
(;'A`)「……とりあえず看板作るか」
(´<_`; )「それがいいと思う」
。
( ´_ゝ`)「……なぁ」
('A`)「どうした?」
( ´_ゝ`)「あそこにいる人、飛脚じゃね?」
→。
(´<_`; )「……本当だ」
532
:
名も無きAAのようです
:2015/02/07(土) 23:25:41 ID:9s5jzpAo0
遠くにいるが確かにあれは飛脚だ。
手紙を渡すために徐々に近づいてはいるな……
(´<_`; )「あ〜、ドラゴンにビビってるな」
(;'A`)「俺らが言うのもあれだけど怖いしな」
そりゃ近づかないわな……
むしろよく逃げないな。
じゃあ
('A`)「兄者、ガルナに乗って大丈夫だって伝えてやろう」
( ´_ゝ`)「ついでにあたりを飛んでくるわ」イクゾ、ガルナ
兄者は手馴れた手付きでガルナに乗り、空へ出ていった。
よし、きたきた。
(飛脚)「て、手紙です!わ、私はこれで!」ビュ-ン
(;'A`)「あ!……ドラゴンに乗った姿を見せてもやっぱ駄目か」
(´<_`; )「まぁ、ビビるよな」
('A`)「さて……誰からだ?」
(´<_` )「さあな」
('A`)「えーと……」
533
:
名も無きAAのようです
:2015/02/07(土) 23:27:02 ID:9s5jzpAo0
(´・ω・`)
やあ、最近は顔を出せてないね。
実はお願いがあるんだ。
僕が今、ドラゴンについて調べているのは知ってるかな?
それで最近の情報の中に狼翁山にドラゴンがいたらしいんだ。
出来たらでいいから探して来てくれないかな?
僕もそろそろロイドに戻るけど時間がかかるから情報を集めておいてくれないかな?
頼んでおいてなんだけど無茶はしないで欲しい。
危なくなったら逃げてくれ。
ショボンより
534
:
名も無きAAのようです
:2015/02/07(土) 23:29:28 ID:9s5jzpAo0
('A`)「ショボンからだな。
……あいつ手紙下手だな……」
(´<_` )「なんて?」
('A`)「狼翁山に行ってきてほし」
(´<_` )「断ろう」
(;'A`)「……言うと思ったよ」
(´<_`; )「母者に会ったら殺されるんだぞ!」
( ´_ゝ`)「どうした~?」ナンダッタノ?
('A`)「ショボンから狼翁山へいってく」
( ;´_ゝ`)「駄目だ!」
('A`)「れって……うん。知ってた」
2人は頑なに良しとは言わないな。
う~ん……そろそろ2人にも伝えちゃうか。
535
:
名も無きAAのようです
:2015/02/07(土) 23:31:07 ID:9s5jzpAo0
('A`)「なぁ、2人は母者さんにバレたくないから行きたくないんだよな?」
( ;´_ゝ`)「そうだな」
(´<_`; )「今更何を……」
('A`)「なら、もうバレてるから行こう」
( ´_ゝ`)「……」(´<_` )
( ゚_ゝ゚)「は?」(゚<_゚ )
( ;´_ゝ`)「待て待て待て待て!いつからだ!?」
('A`)「ほぼ最初から」
(´<_`; )「おま!?」
(;'A`)「だって報告しないと俺が殺されると思ったんだよ」
536
:
名も無きAAのようです
:2015/02/07(土) 23:32:13 ID:9s5jzpAo0
( ;´_ゝ`)「お前は大丈夫だろ!」
(´<_`; )「待て兄者。逆に言えば今までバレていたのに放置していたんだ。
大丈夫なんじゃないか?」
( ;´_ゝ`)「そ、そうか?」
('A`)「それで……どうする?出来れば俺は行きたいんだけど」
(´<_`; )「俺は……いちかばちか試しに行ってもいいと思う」
( ;´_ゝ`)「そ、そうだな。
母者の影に怯える生活から抜け出せるかもしれんしな」
母者さんって仕事の関係であまり家に居ないと思うんだけどな。
この前も自分で王都へ知らせに行ってたし……
まあいいや。
537
:
名も無きAAのようです
:2015/02/07(土) 23:33:22 ID:9s5jzpAo0
('A`)「ありがと。
んでさ、その狼翁山に行く方法なんだけど」
(´<_` )「馬車じゃないのか?」
('A`)「いや、そうなんだけどさ。
ガルナにも乗って行きたいと思う」
( *´_ゝ`)「おお!いいな!」
(´<_`; )「ガルナはまだ1人しか乗れないだろ。
結局馬車使うなら手間じゃないか?」
( #´_ゝ`)「馬鹿野郎!こいつだけ残したら可哀想だろ!」
(;'A`)「てか普通に追いかけてきそうだしね」
(´<_`; )「……それもそうだな」
その後話し合ってガルナに乗るのは弟者になった。
先に現地で流石家に行って事情を話しに行く。
俺と兄者は馬車でお土産やらなんやらを積んでまったりと向かう事になった。
538
:
名も無きAAのようです
:2015/02/07(土) 23:36:24 ID:9s5jzpAo0
~道中~
( ´_ゝ`)「にしても……久しぶりに帰るな」
(;'A`)「久しぶりって言っても一年たってないだろ」
とはいえ2人からすると長年住んでた家を出てだいぶ経つ訳だし思う所もあるんだろうな。
( ´_ゝ`)「弟者……無事かなぁ……」
('A`)「どうだろうな。
母者さんしだいだよな」
居れば殺されるかも知れないが恐らくいるのは父者さんだろう。
父者さんなら優しく迎えてくれるはず……
( ´_ゝ`)「見えてきたな。狼翁山だ」
('A`)「おお……いつ見ても凄いな」
山に入る前から山での生き物たちの戦いの声が聞こえる。
昔に流石家に訪れた時は本当に入っても大丈夫か悩んだなぁ……
ギャース
お!
539
:
名も無きAAのようです
:2015/02/07(土) 23:38:47 ID:9s5jzpAo0
_/l/l ト、 ト、
レww゚ *) j i / i \ ギャ-ス!
 ̄ヽヽ...// /
( *´_ゝ`)「おお!迎えに来てくれたのか!」
('A`)「別に待っててくれて良かった……の……に?」
(<_ll )「ああ……そうだな……早く行こう」
あ、これは……
( ´_ゝ`)「すまん、急用を思い出してな。
帰るわ」
(<_ll )「ガルナ!」
_/l/l
レww゚ *) ガブ
 ̄ヽヽ.
( ll´_ゝ`)「馬鹿!離せ!」
(´<_`ll )「ガルナ……連れて行ってくれ」
<嫌だああぁあぁぁ……
バサッバサッ
(;'A`)「……」
(´<_` )「よし、俺らも行くか」
(;'A`)「……怒ってたの?」
540
:
名も無きAAのようです
:2015/02/07(土) 23:39:39 ID:9s5jzpAo0
(´<_`; )「家出より仕事とか戦闘について確認されてな……
あとガルナについて怒られた」
(;'A`)「なんで?自然に介入するなとか?」
(´<_`; )「いや、俺らは昔から生き物の世話は苦手でな。
ガルナの様子を見て栄養が足りてないと言われた」
やっべぇ……実質世話してるの俺だしな……
にしても、ガルナは栄養不足なのか。
とは言っても何を食わせりゃいいんだ……
(;'A`)「……母者さんはドラゴン飼ってた事でもあんの?」
(´<_`; )「あ、気づいたのは父者だ。
怒ったのは母者だが」
(;'A`)「なんで父者さんが?」
(´<_`; )「見たら分かったそうだ」ワケワカラン
(;'A`)「……父者さんも母者さんに劣らず凄いな」
父者さんはなんで分かるんだ……?
生物学者とかならまだしも母者さんと同じ鑑定士だよな……
優しさを極めたら分かるんかね……
(´<_` )「未知の生き物に分かるくらいでないと母者と結婚は出来ないってことだな」
('∀`)「ひっでぇ」
………………………………………………
541
:
名も無きAAのようです
:2015/02/07(土) 23:41:01 ID:9s5jzpAo0
~流石家~
彡⌒ミ
.( ´_ゝ`)「よく来たね。
弟者も改めてお帰り」
('A`)「お邪魔します」ペコリ
(´<_` )「ただいま。
兄者は?」
彡⌒ミ
.( ´_ゝ`)「今母者が別荘の方で戦闘チェックしてるよ。
後でまたお前も行きなね」
(´<_`; )「……はい」
('A`)「えと今回の用事なんですが」
彡⌒ミ
.( ´_ゝ`)「大丈夫大丈夫、弟者から聞いてるからね。
ゆっくりして行きなよ」
('A`)「ありがとうございます」
父者さんはガルナを見て驚かなかったのかな……
いきなり凄い生き物を連れてきたのに反応が薄いし流石この家の人だわ。
<ドラゴンニノルノジャ-
ん?
542
:
名も無きAAのようです
:2015/02/07(土) 23:43:02 ID:9s5jzpAo0
('A`)「……?。今の声って」
彡⌒ミ
.( ´_ゝ`)「ああ、ドクオ君には紹介してなかったね。
妹者おいでー!」
l从#・∀・ノ!リ人「なんなのじゃ!今ドラゴンに乗せて貰おうと……」
('A`)
l从;・∀・ノ!リ人「!。不細工なのじゃ!」
彡⌒ミ
.(;´_ゝ`)「こら!妹者失礼でしょ!
ごめんねドクオ君」
(;'A`)「あ、いえ、大丈夫です」コドモノイウコトデスシ
l从;・∀・ノ!リ人「お兄ちゃんは人間なのじゃ?」
(;'∀`)「……初対面でそこまで言われたのは流石に初めてだなぁ?」
(´<_`; )「す、すまんな」
そうか……小さい子にはそんな風に見えたのか……
少し顔が整ってないだけなのにな……
人間扱いすらされないのは初めてだ。
あ、少し泣けてきてた。
543
:
名も無きAAのようです
:2015/02/07(土) 23:44:54 ID:9s5jzpAo0
(つA)「もう大丈夫です。うん、大丈夫」ゴシゴシ
彡⌒ミ
.(;´_ゝ`)「えと……ほら!妹者!
自己紹介して!」
l从;・∀・ノ!リ人「わ、わかったのじゃ。
妹者って言うのじゃ!
よろしく不細工!」
(;'A`)「更に追い討ち!?」マジカ!?
さ、流石この家の家系だな。
全く物怖じしてねぇ。
l从;・∀・ノ!リ人「い、妹者はドラゴンの所に行くのじゃ!」サラバジャ!
彡⌒ミ
.(;´_ゝ`)「イタズラはしないようにねー!」
<ノジャ-
544
:
名も無きAAのようです
:2015/02/07(土) 23:46:18 ID:9s5jzpAo0
(;'A`)「元気な子ですね」
彡⌒ミ
.(;´_ゝ`)「ちょっと元気過ぎるけどね」ハハハ…
(;'A`)「妹者ちゃん?でしたっけ。
前から居ましたっけ?」
(´<_`; )「お前が来なくなってからだからな、生まれたの」
('A`)「あ、そうなの」
確かに店を出してからはずっと来てなかったしな……
この家族は更に賑やかになってそうだ。
彡⌒ミ
.( ´_ゝ`)「さて弟者、母者たちを呼んできて。
ご飯にするから」
(´<_` )「把握」
彡⌒ミ
.( ´_ゝ`)「ドクオ君はゆっくりしててね」
(;'A`)「すみません。お世話になります」
…………………………………………
545
:
名も無きAAのようです
:2015/02/07(土) 23:47:54 ID:9s5jzpAo0
~流石家・食卓~
l从#・∀・ノ!リ人「のじゃー!
そのお肉は妹者の物なのじゃー!」キャ-
( ´_ゝ`)「ええい!俺の肉だ!邪魔をするでないわ!」ワ-
@@@
@#_、_@
( ノ`) 「おい、お客さんもいるんだ。
食事ぐらい静かに食いな。
('A`)「いやいや、賑やかでいいと思いますよ」
兄者は前に来た時も弟者と飯の取り合いしてたよな……
弟者は落ち着いて自分の飯を食べているのに兄者は成長しねぇな。
546
:
名も無きAAのようです
:2015/02/07(土) 23:48:49 ID:9s5jzpAo0
@@@
@#_、_@
( ノ`) 「ドクオ、今回来たのはドラゴンを探しにきたんだってね」
('A`)「あ、はい。そうです」
@@@
@#_、_@
( ノ`)「お前が連れてきたような奴は見た事が無いねぇ。
お前の友達……ショボンって言ったね。
そいつの情報は正しいのかい?」
(;'A`)「う~ん。情報源は分からないんですけど、いつも正しい情報なんで今回も確証があるんだと思います」
@@@
@#_、_@
( ノ`)つ□「そうかい。なら山をうろつくならこれ持っておきな」
('A`)「……ハンカチ……ですか?」
547
:
名も無きAAのようです
:2015/02/07(土) 23:50:05 ID:9s5jzpAo0
@@@
@#_、_@
( ノ`)「私が日頃から使っている物さ。
それがありゃ狼はあんたを襲わないはずさ」
('A`)「分かりました。ありがとうございます」
おお!そこらのお守りより役に立つ物をもらってしまった。
胸ポケットに入れておこう。
@@@
@#_、_@
( ノ`)「明日から探しに行くのかい?」
('A`)「あ、はい。そのつもりです」
( ´_ゝ`)「よし、一人は空から探そうぜ」
(´<_` )「まぁ、そんな感じだろうな」
@@@
@#_、_@
( ノ`) 「何言ってんだい。あんたたちは仕事を手伝いな」
548
:
名も無きAAのようです
:2015/02/07(土) 23:51:18 ID:9s5jzpAo0
彡⌒ミ
.(;´_ゝ`)「母者、折角ドクオ君が来たのにそれは……」
@@@
@#_、_@
( ノ`)「ずっと会ってない友達ってんなら分かるがね。
あいつらドクオの店に入り浸ってるんだろ?」
(;'∀`)「いやぁ……まぁそうですね」
@@@
@#_、_@
( ノ`) 「ほら見ろ。
腕が鈍ってたら承知しないからね」
( ;´_ゝ`)「……把握」(´<_`; )スマン、ドクオ
まぁドラゴンで空から見渡すぐらいなら一人でも問題は無い。
それに捜索すると言ってもこの山の主の母者さんが知らないと言ってるんだ。
大したことも起きないだろう。
549
:
名も無きAAのようです
:2015/02/07(土) 23:52:50 ID:9s5jzpAo0
彡⌒ミ
.( ´_ゝ`)「じゃ今日は皆早く休みなさい。
それぞれやることがあるからね」
l从・∀・ノ!リ人「大きい兄者と小さい兄者は今日は妹者と一緒に寝るのじゃ!」
( ´_ゝ`)「お~いいぞ~」
彡⌒ミ
.( ´_ゝ`)「ドクオ君の部屋についてなんだけど兄者たちの部屋は覚えてる?」
('A`)「あ、はい。大丈夫です」
前に泊まった時は何年前だったか……
今回もありがたく使わせて貰おう。
550
:
名も無きAAのようです
:2015/02/07(土) 23:53:46 ID:9s5jzpAo0
(´<_` )「じゃ俺らの部屋の布団を使ってくれ。
今日は俺らは妹者と寝るから」
('A`)「把握。サンクス」
彡⌒ミ
.( ´_ゝ`)「おやすみー」
さて明日は一人で探索か。
最近はずっと兄弟のどちらかはついてきてくれたからな。
多少危機感が落ちているかも知れない。
集中していかなくちゃな。
あ
(;'A`)「ガルナについて聞くの忘れてた。
なに食わせりゃいいんだ?」
明日になったら聞いてみよう。
いや、流石に分からないかな……
……………………………………………………
551
:
名も無きAAのようです
:2015/02/07(土) 23:54:39 ID:9s5jzpAo0
~狼翁山・朝~
(´<_` )「気をつけてな」
@@@
@#_、_@
( ノ`)「なんかあったら花火を上げな」スグイクカラネ
(;'A`)「大丈夫ですって。行ってきます」
ガルナを使っての空からの捜索だし俺が落ち無ければ大丈夫だと思うしな……
もしドラゴンがいたらピアスも使って情報送るし問題は無い……多分。
ノジャ-!
ん?
l从;・∀・ノ!リ人「妹者もドラゴンに乗りたいのじゃー!」ジタバタ
( ;´_ゝ`)「ドクオの邪魔になるから駄目だ。
それにガルナは2人だとまだキツイから我慢しなさい」
l从;・∀・ノ!リ人「はーなーすーのーじゃー!」
これは……早く行ったほうが良さそうだな。
護符とピアスを確認して……よし。
('A`)「行ってきます」
……………………………………………………
552
:
名も無きAAのようです
:2015/02/07(土) 23:55:35 ID:9s5jzpAo0
~狼翁山~
_/l/l ト、 ト、
レww゚ ) j i / i \ ギャ-ス
 ̄ヽヽ...// /
('A`)「う~ん……やっぱそれらしいのはいないか……」モットミギトンデ
流石家の周りを除いて鬱蒼と生えている木々。
これのせいで見えないとは考えてはいた。
だがもしもドラゴンがいるのなら不自然に折れた枝があるはずだ。
だが……
('A`)「無いか……ガルナ、一度降りよう」ヒロイトコロ
_/l/l ト、 ト、
レww゚ ) j i / i \ バサッバサッ フワァ
 ̄ヽヽ...// /
553
:
名も無きAAのようです
:2015/02/07(土) 23:56:21 ID:9s5jzpAo0
比較的木々の少ないところに降りる。
一応昨日の食事の時にガルナがここの草も食べられることは分かったし、ここで食事にしとくか。
……でも草だけじゃ駄目なんだよな……
何食わせりゃいいんだ?
父者さんは朝早くから仕事してたから話しかけ損なったし……
ん?
_/l/l ト、 ト、
レww゚ ;) j i / i \ グルルル
 ̄ヽヽ...// /
(;'A`)「どうした?」
ガサガサガサガサ
(;'A`)「……なんかいるな」
554
:
名も無きAAのようです
:2015/02/07(土) 23:57:13 ID:9s5jzpAo0
ドラゴンか?……狼?
狼なら母者さんのハンカチがあるからどうにかなるかも知れないが……
ドラゴンかも知れないし、一応確認しとかないとな……
(;'A`)「ガルナ、飛ぶ準備はしておいて」
_/l/l ト、 ト、
レww゚ ) j i / i \ ギャ-ス
 ̄ヽヽ...// /
[木]A`)ソ-
ヤバイノジャ-
l从;・∀・ノ!リ人 オコラレルノジャ-
(;'A`)「妹者ちゃん!?」
555
:
名も無きAAのようです
:2015/02/07(土) 23:58:02 ID:9s5jzpAo0
l从・∀・ノ!リ人 !
l从*・∀・ノ!リ人「不細工!」
(;'A`)「足を怪我してるじゃん。
どうしてこんな所にいるの?」テアテシナキャ
l从;・∀・ノ!リ人「……母者たちには言わないで欲しいのじゃ……」
(;'A`)「いやぁ……それは……」
流石にそれは約束出来ないよな……
でもこのままだと話してくれなそうだし……
(;'A`)「えと……父者さんでも駄目?」
l从;・∀・ノ!リ人「……分かったのじゃ……」ソレナラ
ーーーーー
ーーー
ー
556
:
名も無きAAのようです
:2015/02/07(土) 23:59:42 ID:9s5jzpAo0
( ;´_ゝ`)「良し、行ったか」ドクオナイス
l从;・∀・ノ!リ人「ぐぬぬ……」
( ´_ゝ`)「じゃあ俺らは母者にシゴかれてくるから良い子で待つんだぞ」
l从;・∀・ノ!リ人「母者もいつもそればっかりなのじゃ!
妹者も山を駆け回りたいのじゃ!
ドラゴンに乗ってみたいのじゃー!」
( ;´_ゝ`)「お前も強くなれたらいくらでも出来るさ。
それにドクオだって遊びで行く訳じゃない。
危ない事もするんだ、分かるな?」
アニジャ!ハヤクキナ
( ;´_ゝ`)「あ、把握!」
557
:
名も無きAAのようです
:2015/02/08(日) 00:01:07 ID:0F.Gt8iU0
l从;・∀・ノ!リ人「……じゃあ、不細工は何をしに行ったのじゃ?」
( ;´_ゝ`)「ドラゴン探しだな。
いるかも知れないんだと。
じゃ俺は母者のとこ行ってくるから」ハヤクイカナイト
l从・∀・ノ!リ人「…………なら妹者がドラゴン捕まえたらきっと山で遊んでも怒られないのじゃ」
<妹者ー、おいでー
l从・∀・ノ!リ人「父者!母者たちの特訓を見てくるのじゃ!
じゃ行ってきますなのじゃー」
タッタッタッ
<行ってもいいけど気をつけなさいねー
l从・∀・ノ!リ人「別荘まではまっすぐだから大丈夫なのじゃー。
……ごめんなさいなのじゃ」
558
:
名も無きAAのようです
:2015/02/08(日) 00:01:53 ID:0F.Gt8iU0
ー
ーーー
ーーーーー
l从・∀・ノ!リ人「それで山に入ったらドラゴンを探してたら狼に囲まれて転んで……
怖くて逃げたら戻れなくて……」
('A`)「そうか……ん?」
おかしいな……母者さんの匂いがついてれば襲ってこないんだよな……?
なら妹者ちゃんも襲われないはずだ。
……どうなってるんだ?
(;'A`)「とにかく帰ろうか。もしかしたら誰も気づいてないかも知れないしね」ガルナ
l从・∀・ノ!リ人「だといいのじゃ……」
_/l/l ト、 ト、
レww゚ ) j i / i \ ギャ-ス!
 ̄ヽヽ...// /
('A`)「飛ぶからしっかり捕まってね」
l从*・∀・ノ!リ人「!。飛ぶのじゃ?」
('A`)「おう、行くよ!」ガルナ!
559
:
名も無きAAのようです
:2015/02/08(日) 00:02:45 ID:0F.Gt8iU0
_/l/l ト、 ト、
レww゚ ;) j i / i \ ギャ-ス!
 ̄ヽヽ...// /
……いけるかな?
前にも兄弟たちが2人で乗ろうとしたらスペースが無くてうまく乗れなかった。
妹者ちゃんの大きさ的には乗れたけど2人乗りは初めてだしな……
l从*・∀・ノ!リ人「すごいのじゃー!妹者、空を飛んでるのじゃー!」
(;'A`)「ちょ!あまり暴れないで!」オチル
ど、どうにか飛べるな。
バランスをとるのが少し難しいな……
ポツポツ
げ
l从・∀・ノ!リ人「あ、雨なのじゃ」
ザ-
(;'A`)「はやく帰るよ、しっかり捕まって!」
雨も降ってきたし、急ごう。
妹者ちゃんが風邪引いてもあれだしな。
'
560
:
名も無きAAのようです
:2015/02/08(日) 00:03:26 ID:0F.Gt8iU0
('A`)「ねぇ、妹者ちゃん」
l从・∀・ノ!リ人「何なのじゃ?」
(;'A`)「やっぱさ……正直に言った方が良いと思うよ」
l从・∀・;ノ!リ人「嫌なのじゃ!。
母者は怒ると怖いのじゃ!
兄者たちはいつも怒られてたから知ってるのじゃー!」
(;'A`)「まぁ……怖いよね」ウン
そうか……
そりゃ言えないよなぁ、俺だって怖いもん。
しかも嘘ついて来てるらしいし……
はぁ……何事も無く終わってくれねぇかな……ルル
ん?
561
:
名も無きAAのようです
:2015/02/08(日) 00:04:18 ID:0F.Gt8iU0
('A`)「……今、何か聞こえた?」ガルナ?
l从;・∀・ノ!リ人「何かいるのじゃ!」マエ!マエ!
(;'A`)「え?……いや何も……」
ドン
_/l/l ト、 ト、
レww゚; ) j i / i \ ギャ-ス!?
 ̄ヽヽ...// /
何かにぶつかった!?
やばい!バランスが……!
このままだと二人とも……ええい!
(;'A`)つ「ウォーターバインドlv4!
ガルナ!妹者ちゃんを家へ運べ!」ヒュー……
Σ l从;・∀・ノ!リ人「不細工落ちてるのじゃ!?」ナニヲスルノジャ!
'
562
:
名も無きAAのようです
:2015/02/08(日) 00:05:02 ID:0F.Gt8iU0
よし……なんとかガルナに妹者ちゃんをくくりつけた……
後は……どう落下を止める!?
(;'A`)「こっからどうすんだ!?」ヒュ-……
落下の衝撃を抑える魔法ってなんだ!?
えーとえーと……時間がねぇ!
◇
◇⊂(;'A`)つ◇「二重ウォーターメイルlv6!
◇ 二連アクアウェイブlv6!」
よし!これで落下地点に水を出した!
後はウォーターメイルでなんとかなれ!
頼む!
バッシャ-ン!
………………………………………………
563
:
名も無きAAのようです
:2015/02/08(日) 00:05:48 ID:0F.Gt8iU0
~狼翁山~
(;;'A)「つつ……左腕は逝ったけど……生きてるぞ……」
魔法で水を二重にしてこのダメージか……
それにしても一体何だったんだ……
何も無いのにぶつかったぞ……
(;;'A`)「……今はとにかく帰る事を考えなきゃな……」ツツ……
まずは腕の添え木探ししないと……
……これどのくらいで治るかな……
第十一話 前編 完
564
:
名も無きAAのようです
:2015/02/08(日) 00:06:42 ID:0F.Gt8iU0
('A`)の手帳
l从・∀・ノ!リ人 妹者ちゃん
流石家で一番末っ子の女の子。
まだ8、9歳?ぐらい。
俺を不細工と呼んでくる。
565
:
名も無きAAのようです
:2015/02/08(日) 00:15:47 ID:i2.s0H4Q0
乙!
妹者かわええ
566
:
名も無きAAのようです
:2015/02/08(日) 01:08:35 ID:BSLXwiDwO
子供は正直だなぁ
567
:
名も無きAAのようです
:2015/02/08(日) 02:36:56 ID:vT8bnc/g0
ドクオ結構頭の回転早いな
568
:
名も無きAAのようです
:2015/02/08(日) 04:33:41 ID:eAmNmzcU0
ドクちゃんの精神的HPも肉体的HPもピンチ!
569
:
名も無きAAのようです
:2015/02/08(日) 12:00:56 ID:rSxCawOU0
乙
ガルナかわいい
570
:
名も無きAAのようです
:2015/02/08(日) 12:33:32 ID:DCUGRxuY0
ドクオがピンチに…
妹者がおてんばだなぁ
571
:
名も無きAAのようです
:2015/02/12(木) 20:03:06 ID:hLR2lg4A0
作者です。
リアルの事情で少しの間投下出来ないです。
書きためはしてるので投下出来るときに2話分くらい落としに来ます。
1週間ペースをいきなり崩してすみません
572
:
名も無きAAのようです
:2015/02/12(木) 20:10:06 ID:GaU6jr1k0
無理なさらずにー
いつでも楽しみに待ってるよ!
573
:
名も無きAAのようです
:2015/02/12(木) 23:18:37 ID:ZcH7BNdA0
待ってるよー!!!
574
:
名も無きAAのようです
:2015/02/24(火) 23:09:31 ID:YWBbBTYI0
待ってるンだからね!
575
:
名も無きAAのようです
:2015/02/25(水) 00:45:52 ID:4ZBtk.TI0
ゆっくりでいいよl
576
:
名も無きAAのようです
:2015/02/26(木) 18:44:55 ID:Wt0hpvkE0
リアルのごたごたが終わらない!?
今日の夜1話分投下します
どんなに遅くても毎月に1回以上は死んでも投下していきます
待って頂いて申し訳ありません
一応そろそろごたごたは終わるはずなんですけど……
577
:
名も無きAAのようです
:2015/02/26(木) 18:59:31 ID:xCJ5a2NM0
そんなあせらんでもじっくりやってくれればいいよ
楽しみに待ってる
578
:
名も無きAAのようです
:2015/02/26(木) 19:08:03 ID:wWkt8dxMO
自分のペースでゆっくりやればおk
仮に月1になったとしてもまだまだ早い方だから気にすんな
579
:
名も無きAAのようです
:2015/02/26(木) 22:26:59 ID:Wt0hpvkE0
売れないお店
第十一話
流石家へ行こう! 中編
580
:
名も無きAAのようです
:2015/02/26(木) 22:27:40 ID:Wt0hpvkE0
~狼翁山~
俺はしがない道具屋を経営している少し不細工な魔法使いだ。
ショボンからの依頼で狼翁山へ行き、ドラゴンを探していたのだが……
(;;'A`)「まさかガルナから落ちるハメにはるとは」イテテ……コレデヨシ
何か見えないものにぶつかったんだよな。
何だったんだ……?
はぁ……考えても仕方ない。
手当はしたし今は早く流石家を探そう。
にしても……この山で1人でいるのな……嫌だなぁ……
とりあえずピアス使って……
……げっ
581
:
名も無きAAのようです
:2015/02/26(木) 22:28:29 ID:Wt0hpvkE0
'
(ll'A`)「全部壊れてるし……」ア-ア……
流石に落下の衝撃に耐えられなかったか……
改良事項ができたな……
くっそ、本格的に歩くしか無いか……
あれ?
(;'A`)「さっき俺……落ちる時にlv6使えた?」
必死でそれどころじゃなかったから気づけなかったが確かに使ったよな。
どういうことだ?火事場の馬鹿力か?
◇⊂('A`;)「ウォータースプラッシュlv4」
ピシャ
駄目だ。やっぱ出ない……
どうなってるんだ?
ガサガサ
582
:
名も無きAAのようです
:2015/02/26(木) 22:29:16 ID:Wt0hpvkE0
'
(;'A`)「なんだ……?」
٨ ٨ ٨ ٨ ٨ ٨
わらわら ∑ ・ ・>
٨ ٨ ٨ ٨ ٨ ٨
∑ ・ ・>キュルルル……
٨ ٨ ٨ ٨ ٨ ٨
∑ ・ ・>
……わらわらとなんか来たな。
なんだこいつら……?
カチャカチャ
٨ ٨ ٨ ٨ ٨ ٨
∑ ・ ・>
٨ ٨ ٨ ٨ ٨ ٨
∑ ・ ・>キュルルル……
٨ ٨ ٨ ٨ ٨ ٨
∑ ・ ・>キュ?
(;'A`)「針ネズミ……いや剣か?」
'
583
:
名も無きAAのようです
:2015/02/26(木) 22:30:25 ID:Wt0hpvkE0
体にナイフのような物をびっしりつけた生物が来た。
とにかくあまり刺激しないように……
え?
バシュ
<:::::i
(;'A`) <:::::i
<::::i
(;'A`)「飛ばすのかよ!?」
ザクッ
(;'A`)「つつつ……毒とかは無いよな……?」
痛みで動きが鈍くなってんな……
あんな攻撃もよけられないか……
'
584
:
名も無きAAのようです
:2015/02/26(木) 22:32:57 ID:Wt0hpvkE0
'
٨ ٨ ٨ ٨ ٨ ٨
∑# ・ ・> フ-シュルルル……
(;'A`)「なんでそんなに警戒してんだ。
離れるから追いかけてくんなよ?」
ふぅ……離れれば警戒はしてるが攻撃は止めたか。
縄張りにでも入ったのか……?
集中しろ、俺。死ぬぞ……
……早く帰りてぇな。
'
585
:
名も無きAAのようです
:2015/02/26(木) 22:37:33 ID:Wt0hpvkE0
'
ザ-
……(ll'A) ハァハァ
ドコダココ…
にしてもまだ少ししか経ってないのにこの有様か……
あの兄弟たちの力に頼りすぎてたかね……
……元々は1人だったのにな。
(ll'A`)「駄目だ……どこに行けばいいかも分からん」
にしても勝手知ったる森とほとんど未知の山だと全然違うな……
まったく……俺は何回自然を舐めて痛い目に遭えば気が済むんだか……
(;'A`)「方位磁針も壊れて使えんし……」
586
:
名も無きAAのようです
:2015/02/26(木) 22:38:41 ID:Wt0hpvkE0
大まかな向かう方角は分かるんだが……
いくら進んでも何も目印になるものが無い。
どうするかなぁ……
目に見えない成果ってのは嫌だな……
ザ-
(;'A`)「雨……止まねぇな」
天気さえ戻れば救援の花火上げられるってのに……
一度休憩するか。
◇⊂('A`;)「ウォータープルーフlv3」
壁の応用で水の屋根を作る。
これで直接雨は当たらない。
今回はlvを下げてなるべく保たせる。
587
:
名も無きAAのようです
:2015/02/26(木) 22:41:33 ID:Wt0hpvkE0
(;'A`)「ふぅ……とりあえず一息つけたな」
妹者ちゃんはしっかり流石家についたかな……
考えてみたら空中でまた見えない何かに当たってたらやばいよなぁ。
ええい、今は自分の事を考えろ。
やれることはやったんだ。
はぁ。ガルナ……落ちた所を予想して助けに来てくれねぇな……
無理だよなぁ……だいぶ歩いちまったし……
パシャ バシャ
お!まさか!
(*'A`)「ガルナ!お前ってや!」
(・(エ)・)
('A`)「え」
(・(エ)・)づ ブン!
バッシャ
(;'A`)「熊かよ!?」アブネ!?
だよな、ガルナの訳がないよな。
えーと……こいつは熊だし、多分火を怖がるよな……?
588
:
名も無きAAのようです
:2015/02/26(木) 22:43:42 ID:Wt0hpvkE0
(;'A`)「ほーら、火だぞー。危ないぞー……」
(・(エ)・)づ
なんだ?地面を弄り始めた……
いじけたのか?
(・(エ)・)つミ ブン
ビシャ
('A`)「え?」ジュゥゥゥ
(;'A`)「こいつ泥かけて火消しやがった!」
駄目だ!こいつ賢いぞ!?
どうする……バインドでも仕掛けるか?
◇⊂('A`;)「ウォーターバインドlv4!」
Σ(;・(エ)・)
よっし当てた……後はこのまま抑え……
おおおおお!?
'
589
:
名も無きAAのようです
:2015/02/26(木) 22:45:22 ID:Wt0hpvkE0
(#・(エ)・)づ グググググ
(;'A`)「くっそ……!。抑えきれねえ!」
怪我が地味に響いてる……!
発動時の集中力を欠いちまった……!
思ったより力がねぇ……!
(#'A`)「来んなあぁぁ……!」
グググ ヌヌヌヌ……
.......(#・(エ)・)づ ⊂('A`#)
やべぇぞ……逃げるタイミングがもうない……!
このままだと爪か牙でやられる。
逃げようとしたら集中力が切れて魔法が更に緩くなって追いつかれる。
違う護符を出すのも辛い……
.....(#・(エ)・)づ ⊂('A`;)
うおおおお……!駄目だああ……!
なんとか出来ないかぁ……!?
'
590
:
名も無きAAのようです
:2015/02/26(木) 22:47:13 ID:Wt0hpvkE0
.....(#・(エ)・)づ('A`;)
駄目だ……!やられる……!
(・(エ)・) スンスン……!
(;ーAー)……
(*・(エ)・)クマ-!
(;ーA`)「ん?」
なんだ?いきなり友好的になったぞ?
胸を嗅いでから……あ
(;'∀`)「そうか、この山のボスの匂いね」ハンカチ……
(*・(エ)・)クマ-!
そうか、そうだよな。何もこの匂いは狼じゃなくても通用するよな……
'
591
:
名も無きAAのようです
:2015/02/26(木) 22:49:02 ID:Wt0hpvkE0
(;'A`)「えと……このハンカチの匂いの家まで連れていってくれる?」ツウジルカナ……
(*・(エ)・) クマ-!
(・(エ)・*)ミ クルッ
おお……案内してくれるみたいだな。
母者さんは森の生き物にも教育してるのか……
……ついでに乗せてくれないかな……
(#・(エ)・) クマ-!
(;'A`)「ご、ごめん」アルクアルク
駄目か。
とにかく今は熊についていく事に集中しよう。
……………………………………
592
:
名も無きAAのようです
:2015/02/26(木) 22:50:42 ID:Wt0hpvkE0
~流石家~
(;'A`)「やっと着いた……」アリガト……
(*・(エ)・)クマ-!
最後は熊も背中に乗せてくれたが結局1時間程かかった。
……なんで流石家に着いたタイミングで雨も止むのかね……
( ;´_ゝ`)「ドクオ!」(´<_`; )
( ;´_ゝ`)「大丈夫だったか!?」
(´<_`; )「腕をやったのか?
待ってろ、今すぐ薬を持ってくる!」
(;'A`)「お、おう」サンキュ
593
:
名も無きAAのようです
:2015/02/26(木) 22:52:50 ID:Wt0hpvkE0
@@@
@#_、_@
( ; ノ`) 「妹者が迷惑をかけたね。
すまなかった。
無事で良かったよ」キリキズモアルネ
(;'A`)「あの、妹者ちゃんは?」
@@@
@#_、_@
( ノ`) 「部屋で父者に看てもらってる。
命に別条は無いよ。
軽い擦り傷と少しの熱ぐらいで済んだ」アンタノオカゲダ
(;'A`)「そうですか……良かった。
つっ……!」
安心したら……急に痛んできたな……!
いってぇ……
(´<_`; )「ドクオ!薬だ!」
@@@
@#_、_@
( ノ`) 「待ちな、このまま塗っても駄目さね。
ドクオ、腕を洗うからきな」
594
:
名も無きAAのようです
:2015/02/26(木) 22:54:05 ID:Wt0hpvkE0
(;'A`)「それくらいなら多分一人で……」
@@@
@#_、_@
( ノ`) 「無理するんじゃないよ。
ただでさえ雨に打たれて弱ってるんだからね。
弟者はガルナを呼び戻しな」
(´<_`; )「把握」
(;'A`)「了解です」
腕に巻き付けた布と添え木を外す……いってぇ……!
骨が飛び出してないのがせめてもの救いか……
うわぁ……変な色になってるし……
軽く水洗いをして、包帯を巻いてもらう。
595
:
名も無きAAのようです
:2015/02/26(木) 22:55:05 ID:Wt0hpvkE0
(;'A`) ハァ-ハァ-
@@@
@#_、_@
( ノ`) 「よし、これで1週間とはいかないが早く治るはずだ」
(;'A`)「ありがとうございます」
@@@
@#_、_@
( ノ`) 「……礼をいうのはこっちさ。
妹者を助けてくれてありがとう」ヨシ
(;'A`)「いえいえ……少し痛みが引いた気がします」
@@@
@#_、_@
( ノ`) 「そうかい。
……そのままの格好じゃ風邪引くね。
兄者に着替えを持ってくるよう言っておいたから出来る範囲で体を拭いときな」タオルハオイトクヨ
(;'A`)「分かりました」
596
:
名も無きAAのようです
:2015/02/26(木) 22:56:25 ID:Wt0hpvkE0
……本当に疲れた……
早く体拭いて寝させて貰おう。
……片手だとやっぱ拭きづらいな……
おっ。
( ;´_ゝ`)「ドクオ、手伝うよ」
(;'A`)「兄者、助かる」サンクス
体を拭くのと服を脱ぐのを手伝って貰った。
……なんか兄者のテンション低いな?
(;'A`)「どしたよ、なんか調子狂うわ」
( ;´_ゝ`)「いや……多分妹者が今回やらかしたのって俺らのせいかな……と」
('A`)「へ?」
( ;´_ゝ`)「いや、俺らがこの家を出ていったから妹者も逃げたくなったのかなと……」
なるほど、少しは関係があるのかもなぁ……
でも
597
:
名も無きAAのようです
:2015/02/26(木) 22:57:51 ID:Wt0hpvkE0
('A`)「大丈夫だって、妹者ちゃんはそんな理由で家出をしたわけじゃないから」
( ;´_ゝ`)「そ、そうなのか?」
(;'A`)「いやまぁ、多少羨ましがってたとは思うよ?
でもあの子なりに考えてやった事だよ。
少なくとも逃げ出そうとしたわけじゃないから」
( ´_ゝ`)「……そうか。
……妹者が言ってたのか?」
('A`)「ああ」
お気楽な兄者でもやっぱ家族の事になると真剣だな。
いつもこうならなぁ……
いやそれはそれで嫌か。
うっ……
598
:
名も無きAAのようです
:2015/02/26(木) 22:59:36 ID:Wt0hpvkE0
(ll'A`)「……すまん……少し寝させてくれ」シニソウ
( ;´_ゝ`)「おお、悪い。
待ってろ、今布団を敷くから」
疲れが一気に来た……
体……を……休め……た…い……
( ;´_ゝ`)「ほい、敷いたぞ」ハイレ
ドサ
<ドクオ!おい……
………………………………………………
599
:
名も無きAAのようです
:2015/02/26(木) 23:02:24 ID:Wt0hpvkE0
~????~
(∀) (∀) (∀) (∀)
(#A)
(∀) (∀) (∀) (∀)
(;A)
( #_ゝ)
(<_# )
(;∀)(∀;)(∀;)(;∀)
(;A)
( _ゝ)
(<_ )
( *_ゝ) (<_* )
(;A)
(*A)
…………………………
600
:
名も無きAAのようです
:2015/02/26(木) 23:04:39 ID:Wt0hpvkE0
~流石家~
<クオ……起きろ。ドクオ。
(ll'A)「ん……」
(´<_` )「調子は?」ホラ、メシ
(ll'A`)「少しマシになった……」アリガト
夢か……懐かしい夢だったな……
にしても頭痛ぇ……
完全に風邪引いたな……腕も痛いし……
(´<_` )「母者特製の薬効飯だ。
無理でも食え」
(;'A`)「おう」レンゲクレ
(´<_` )「食わせなくて大丈夫か?」
(;'A`)「お椀によそうのはしてくれ」
601
:
名も無きAAのようです
:2015/02/26(木) 23:05:59 ID:Wt0hpvkE0
(´<_` )「ほい」
お粥に色んな草が入ってる。
いくつかは俺でも知ってる草だが全く知らないのもあるな。
とにかく美味しそうだ。
……熱っ!でも
(*'A`)「美味い」フゥ-フゥ-
(´<_` )「良かった。母者も喜ぶ。
ところで依頼はどうする?
俺らが代わりにやるか?」
(;'A`)「あ~……出来れば頼みたいんだけど……
気になる事がある」
山の上空で見えない何かにぶつかったこと。
それを妹者ちゃんは見えていたことを伝える。
'
602
:
名も無きAAのようです
:2015/02/26(木) 23:06:48 ID:Wt0hpvkE0
('A`)「俺も見えなかったけど……違和感は感じた」
(´<_`; )「見えない何かか……
ペイントの実でもぶつけるか?」
(;'A`)「気づく前にぶつかったら駄目だしな……」
ガルナが避けられなかったって事はガルナも見えてないって事だしな……
あれ?
603
:
名も無きAAのようです
:2015/02/26(木) 23:07:55 ID:Wt0hpvkE0
('A`)「なぁ」
(´<_` )「ん?」
('A`)「昨日、母者さんが弟者にガルナを呼び戻せろって言ってたよな?
どうやったの?」
(´<_` )「あぁ、単純にガルナの首にピアスを括りつけて戻れって伝えただけだ」
(;'A`)「おお……それは便利だな」
そうか……そんな使い方も出来るか。
お知らせのピアスで代用出来ないかな……
604
:
名も無きAAのようです
:2015/02/26(木) 23:09:45 ID:Wt0hpvkE0
(´<_` )「とにかく、その見えない何かに気をつければいいんだな」
(;'A`)「おう。あ、そういえば」
(´<_`; )「?。まだ何かいたのか?」
('A`)「俺を運んでくれた熊は?」
(´<_` )「あいつか。
ガルナ見て、ひびってたけど仲良くなったよ」
(;'A`)「まじかよ」
(´<_` )「ああ。
……ところで飯食ってもう寝たらどうだ?
疲れてるだろ。
探索は俺らに任せてくれ」
(;'A`)「分かった。頼むな」
あの兄弟たちなら問題無く探してくれるだろうし安心出来るな……
だけど見えない相手は流石に辛いか?
……とにかく今は体を休めて傷を治す事に専念しよう。
俺に出来るのはそれだけだ。
第十一話 中編 完
'
605
:
名も無きAAのようです
:2015/02/26(木) 23:10:50 ID:Wt0hpvkE0
('A`)の手帳
(・(エ)・) 熊
山の中で出会った熊。
母者さんの匂いのついたハンカチのおかげで助けてくれた。
疲れた時には俺を背中に乗せてくれたいい奴。
今度会ったら魚でもあげてやりたい。
606
:
名も無きAAのようです
:2015/02/26(木) 23:12:52 ID:Wt0hpvkE0
待っててくれると言ってくださった方や愛を叫ぶスレで叫んでくださった方。
本当に有難うございます。
凄く嬉しかったです。
では
607
:
名も無きAAのようです
:2015/02/26(木) 23:13:01 ID:wWkt8dxMO
乙
608
:
名も無きAAのようです
:2015/02/26(木) 23:30:32 ID:Nbjdem160
乙です!
母者のハンカチが最強の便利グッズだな。
あまり無理せずに!次の投下も待ってます
609
:
名も無きAAのようです
:2015/02/26(木) 23:30:33 ID:tNnq6G0Q0
乙!クマーかーいい
610
:
名も無きAAのようです
:2015/02/27(金) 00:26:27 ID:K6VdOLOI0
乙
611
:
名も無きAAのようです
:2015/02/27(金) 00:33:45 ID:uUibJ7MY0
おつ!
やっぱおもしれぇわ
612
:
名も無きAAのようです
:2015/02/27(金) 07:29:12 ID:GUaLHhhg0
乙!
やっぱ安定して面白いなぁ
613
:
名も無きAAのようです
:2015/02/27(金) 08:32:39 ID:SOMlQqb20
おっつ
夢が気になるな
あの量産型ドクオは何者なんだろう・・・
614
:
名も無きAAのようです
:2015/02/27(金) 09:57:03 ID:Wqtv/iCc0
>>581
ここのウォータースプラッシュはlv6じゃないのか?
615
:
名も無きAAのようです
:2015/02/27(金) 11:38:29 ID:KIzGwKN20
>>613
単純に虐められていたのを助けられた思い出では
616
:
名も無きAAのようです
:2015/02/27(金) 18:54:24 ID:IXtDlgqI0
ミスを発見しました……
王都の修行で('A`)は水の魔法はlv5まで出せるので
品物一覧の
水の護符・中 lv4まで収納
↓
水の護符・中
でした……
>>613
さん
>>615
さんの通りです。
不細工が大量生産はされいません
>>614
さん
ご指摘の場所はlv6じゃなくて問題ないです
ただその所の言葉は
(;'A`)「ウォータースプラッシュlv5」
が正しかったです。
ドックんの魔法の限界を試すセリフだったので……
申し訳ありませんでした
617
:
名も無きAAのようです
:2015/02/27(金) 19:43:13 ID:SOMlQqb20
>>615-616
つまり
(A∀A) (B∀B) (C∀C) (D∀D)
ってことだったのか
てっきり何かあって自己嫌悪に陥って自分を責めてたのかと……
わざわざありがとうございます
618
:
名も無きAAのようです
:2015/03/05(木) 19:32:33 ID:/48u1qT60
昨日見つけて読み終わった
しばらくブーン系から離れてて浦島状態だったけど、まだ面白いのあるんだなあと感動
長く読めることを期待してます
619
:
名も無きAAのようです
:2015/03/09(月) 23:50:38 ID:UIun.f3w0
売れないお店
第十一話
流石家へ行こう! 後編
'
620
:
名も無きAAのようです
:2015/03/09(月) 23:52:11 ID:UIun.f3w0
~流石家・朝~
俺はしがない道具屋を経営している少し不細工な魔法使いだ。
狼翁山でのドラゴン探しで失敗し、怪我と風邪を引いたので依頼は兄弟に任せ、休んでいるのだが……
(;'A`)「ててて……これじゃ護符も作れないな……」
風邪はここ何日かで大分回復したががいかんせん腕の具合がまだまだ悪い。
何か出来る事でもないかなぁ……
ガラッ
621
:
名も無きAAのようです
:2015/03/09(月) 23:54:45 ID:UIun.f3w0
@@@
@#_、_@
( ノ`) 「お、多少調子が戻ってきてるね。
良かった」オハヨウ
(;'A`)「あ、おはようございます」
@@@
@#_、_@
( ノ`) 「食欲は?」ハイ
('A`)「大丈夫です。頂きます。
……妹者ちゃんの様子はどうですか?」
@@@
@#_、_@
( ノ`) 「前も言ったけどたいした怪我は無かったよ。
もう熱も引いて元気になっているよ
(;'A`)「そうですか……良かったです。
あ、それと何か手伝えることとかありませんか?」ヒマデ
@@@
@#_、_@
( ノ`) 「大丈夫。それよりも自分の体調を考えな」
(;'A`)「はい……あ、じゃあ兄弟たちは?」
622
:
名も無きAAのようです
:2015/03/09(月) 23:55:59 ID:271ZyOYw0
しえ
623
:
名も無きAAのようです
:2015/03/09(月) 23:58:13 ID:UIun.f3w0
@@@
@#_、_@
( ノ`) 「さっさと飯食ってドラゴン探しに行ったよ」
(;'A`)「ああ、すみません。仕事の邪魔させちゃって」
俺が倒れてから兄弟にドラゴン探しをして貰ってるがめぼしい成果は得られない。
山に詳しい2人で見つけられないとなるともういないのかもな……
@@@
@#_、_@
( ノ`) 「そんな事気にしないでおくれ。
ドクオは少し図太くなった方がいいじゃないかい」
(;'∀`)「いやぁ気にしちゃう性格なもんで」ハハ
図太く……か。商売の話ならまだ少しは図太くなれる気もするけどなぁ……
624
:
名も無きAAのようです
:2015/03/09(月) 23:59:50 ID:UIun.f3w0
@@@
@#_、_@
( ノ`) 「さて……あんたも大分回復したしいいかね。
妹者、おいで!」
[扉]∀・ノ!リ人 ソ-
('A`)「あ、おはよ」
l从;・∀・ノ!リ人「ご……」
('A`)「ご?」
l从;・∀・ノ!リ人「ごめんなさいなのじゃ!!!」
(;'A`)「あ~、いやいや大丈夫だったから良いよ」ウン
@@@
@#_、_@
( ノ`) 「私からも謝るよ。すまなかったね」
(;'A`)「いやそんなに謝らないでください。
というか妹者ちゃんが山で迷ったのだって何か事情があったんでしょう?」
妹者ちゃんがどんな言い訳で山に入ったと言ったのか分からないしな……
こんな感じで今は誤魔化せばいいよな……?
625
:
名も無きAAのようです
:2015/03/10(火) 00:03:07 ID:PRnLAUvc0
l从;・∀・ノ!リ人「ぶさ……ドクオさん。もういいのじゃ」
(;'A`)「え?」サン?
l从・∀・ノ!リ人「ちゃんと話したのじゃ。
そしたら母者もこれからどうするか話してくれたのじゃ」
@@@
@#_、_@
( ノ`) 「あいつら兄弟に比べて妹者には優しくしてきたつもりだったんだけどね。
過保護過ぎたみたいだ。
これが結果的にドクオの怪我に繋がっちまった。
……すまなかった」
(;'A`)「いやいや、俺の怪我はガルナから落ちて出来たもんですし……
あれは俺が未熟だっただけですよ」
'
626
:
名も無きAAのようです
:2015/03/10(火) 00:04:23 ID:3teK79tk0
何気に初遭遇 支援
627
:
名も無きAAのようです
:2015/03/10(火) 00:05:18 ID:PRnLAUvc0
@@@
@#_、_@
( ノ`) 「そう言ってくれると助かるがね、それでも謝らせておくれ。
……これからは妹者にも特訓をつけてやろうと思うよ」シッカリトネ
l从・∀・ノ!リ人「すぐに兄者たちみたいに山の中を遊べるようになるのじゃ!」
……母者さんみたいになるのか……?
のじゃーって笑顔で熊とか殺すようになるのだろうか……
(;'∀`)「ほどほどに頑張ってね」ウン
l从・∀・ノ!リ人「のじゃ!」
('A`)「あ、そういえば聞きたかったんですけど」
@@@
@#_、_@
( ノ`) 「なんだい?」
('A`)「なんで妹者ちゃん。狼に襲われたんでしょう?
貸して貰ったハンカチには反応してましたし、襲うとは思えないんですけど……」
628
:
名も無きAAのようです
:2015/03/10(火) 00:06:59 ID:PRnLAUvc0
@@@
@#_、_@
( ノ`) 「あぁ、それは多分遊ぼうと思っただけだろうね。
兄者たちは何度も遊んでたから」
(;'A`)「あ、なるほど」
山に不慣れな妹者ちゃんが勘違いしただけか……
どうにも腑に落ちないと思ってたんだけどそんなことか。
l从;・∀・ノ!リ人「ぬぅ……あれは襲う気まんまんだったと思うのじゃ……」
@@@
@#_、_@
( ノ`) 「それなら見た時には襲われてたよ。
自然は甘くないからね」
l从;・∀・ノ!リ人「……山って怖いのじゃー……」
(;'A`)「ははは……まぁほんと大事にならなくて良かったですよ」
629
:
名も無きAAのようです
:2015/03/10(火) 00:08:38 ID:ghlTIOdE0
お!こっちもきた!しえん!
630
:
名も無きAAのようです
:2015/03/10(火) 00:11:02 ID:PRnLAUvc0
腕は折れたが……二度と使えない訳じゃない。
元々多少の怪我は承知の仕事だったしな。
命があっただけでも安いもんだ。
あ、そうだ。
('A`)「あの、山にいた時に不思議な事があったんです」
@@@
@#_、_@
( ノ`) 「?。ドラゴンについてなら弟者から聞いたが……」
(;'A`)「あ、それじゃないです。
実は落下する時に魔法で衝撃を軽減しようとしたんですけど……
まだ使えないlvの魔法が使えたんです」
@@@
@#_、_@
( ノ`) 「……使えないはずのlvの魔法が使えた……ねぇ。
修行の成果がそのタイミングで出た訳じゃないんだろ?」
(;'A`)「多分違うと……」
そんな都合よく修行の成果が発揮されるとはとてもなぁ……
かといってそれ以外も心当たりは無いんだよな……
631
:
名も無きAAのようです
:2015/03/10(火) 00:13:14 ID:PRnLAUvc0
@@@
@#_、_@
( ノ`) 「解析の魔法以外については詳しくないからあまり言える事がないけどね……
護符にはどれくらいの魔力を込めてあったんだい?」
('A`)「lv5ですね。王都の時から上がってないです」
@@@
@#_、_@
( ノ`) 「ふむ……モラに聞いた方が確実なんだが……私なりの考えを言うよ。
まず魔法使い自身の魔力で護符をいきなり強化なんてのは出来ない。
ちょっとやそっとの魔力を注ぎこんで強化できるならその方法は確立されているだろうしね」モラトカニネ
(;'A`)「そうですね。
そもそも俺の魔力量も別に多い方じゃありませんから難しいかな……と。
護符に込める魔力量はlvが上がるにつれて跳ね上がっていきますし。
膨大な魔力を押さえ込む魔力がないと護符が霧散しますし……」
632
:
名も無きAAのようです
:2015/03/10(火) 00:14:50 ID:PRnLAUvc0
@@@
@#_、_@
( ノ`) 「そう、だから多分なんだが……
お前さんの持ってる魔道具やら護符やらの魔力量はどうなってる?」
(;'A`)「?。えと……それはどういうことですか?」
@@@
@#_、_@
( ノ`) 「勿体ぶり過ぎたかね。
つまり足りない魔力はお前の持ってる道具から補ってlv6が発動したんじゃないかね?」
(;'A`)「……ありえますかね?」
@@@
@#_、_@
( ノ`) 「さあね。私にもわからん。
それに補うって言ったってどうやったのかも分からないからね。
元気になったらモラに聞きな」
633
:
名も無きAAのようです
:2015/03/10(火) 00:17:55 ID:PRnLAUvc0
l从;・∀・ノ!リ人「2人とも何か難しい話をしてるのじゃー……」ワカランノジャ-
@@@
@#_、_@
( ノ`) 「さて、怪我人はゆっくり休みな。
今日は少し面倒な仕事もあるんだ」
(;'A`)「あぁすみません」
@@@
@#_、_@
( ノ`) 「また謝ったね……
何度でも言うがこっちは感謝してもしきれないんだよ。
そんなに謝られるとこっちが困るってことを分かってくれ」
(;'A`)「あ、すみま……はい。分かりました」
l从・∀・ノ!リ人「本当にありがとなのじゃ!
早く元気になるのじゃ。
さらばじゃ!」
('A`)「あ、妹者ちゃん!」
l从・∀・ノ!リ人「?。なんなのじゃー?」
(;'A`)「えと……俺の事は好きな呼び方でいいからね」キニシナイデ
l从・∀・ノ!リ人 ヨビカタ……
l从*・∀・ノ!リ人!
l从*・∀・ノ!リ人「わかったのじゃ!ドクオ!」タタタ
(;'A`)「あ、呼び方そう変わるのね……」
……不細工って来ると思ってたんだけどな……
にしても……他の所から魔力を取ったから魔力を補えた……か……
でも落下してからも護符で出したいlvの魔法を出せたよな……
やっぱモララーに聞くしかないか。
634
:
名も無きAAのようです
:2015/03/10(火) 00:19:40 ID:PRnLAUvc0
('A`)「そういやショボンはもうロイドに着いたかな」
もとはショボンからの依頼だし、そろそろ帰って報告したいよな……
あと2、3日何も無かったら一度ロイドに帰るか。
………………………………………………
635
:
名も無きAAのようです
:2015/03/10(火) 00:21:24 ID:PRnLAUvc0
~道中・朝~
(´<_`; )「駄目だったなぁ……すまんな。ドクオ」
(;'A`)「いや見つからないもんはしょうがないでしょ」
山に詳しい兄弟でも結局見つからなかったらしい。
報告するためにロイドに戻る。
兄者は山でもう少し捜索してから帰る事になった。
ガルナなら少しぐらいの遅れなら道中の俺らに追いつけるだろうしな。
(´<_`; )「ドクオがぶつかったのはなんだったんだろうな」
(;'A`)「見えなかったからなぁ……」ナントモ……
ショボンからの依頼のことも考えると見えないドラゴンだったりするのか?
……対処出来る気がしねぇなぁ……
636
:
名も無きAAのようです
:2015/03/10(火) 00:23:12 ID:PRnLAUvc0
('A`)「まっ、転んだがただでは起きなかったから良しとしよう」
(´<_` )「山で取れる草とか大量に取ってきたしな」
軽く麻酔効果のある「ウオマ草」
粉にすれば催涙効果のある「ラプの実」
……あとガルナの栄養不足解消の為の大量の干し肉。
肉食わせたらこれからが大変そうだなぁ……
(´<_` )「なぁ、ドクオ」
('A`)「ん?どした?」
(´<_` )「属性魔法の特訓を手伝ってくれないか?」
'
(;'A`)「属性魔法……ね、全属性は無理だよ?」イイ?
(´<_` )「いや、火だけでいい。
それも1つの型でいいんだ」タノム
('A`)「せっかく覚えるのに1つだけなのか?
トーチとかファイアフラワーとか覚えてたら便利よ?」モッタイナイ
(´<_`; )「いいんだ。魔法主体で戦うのはお前に任せる。
あくまで俺は補助として覚えたいだけだからな。
覚えたいのが出来たら頼む。
それで覚えたい魔法なんだが……」
…………………………………………
637
:
名も無きAAのようです
:2015/03/10(火) 00:24:14 ID:3teK79tk0
確かに食費かかりそう
638
:
名も無きAAのようです
:2015/03/10(火) 00:26:29 ID:PRnLAUvc0
('A`)「今言った事をやっとけば一定以上までは育つ。
限界が来たらモラに教わった方法に変えるから」
(´<_` )「最初からそっちだと駄目なのか?」コウリツトカヨサソウダガ
(;'A`)「悪くはないけど……
やっぱ基礎は大事だし……
あの方法は王道とは言えないからなぁ」ジャドウデモナイケド
(´<_` )「それもそうか」スマン
(;'A`)「一応言っておくけどすぐ使える訳じゃないから」
(´<_`; )「わかってるって」
lv1までなら弟者ならすぐ使えるとは思うが……
基礎からだと時間がかかるだろうな。
流石家の解析の魔法は内にあるものを外に出すイメージのはず。
護符に魔力を込めるのはその逆の作業だ。
慣れるまでは大変だろう。
639
:
名も無きAAのようです
:2015/03/10(火) 00:28:11 ID:PRnLAUvc0
(´<_` )「とりあえずやってみようと思うんだが……杖貸して貰えるか?」
('A`)「おけ」ホイ
(´<_` )「すまんな
#eceyul#lev4sgfjmtpad……」
……考えると俺も護符大量に使っちまったな……
弟者が疲れたあたりで俺も護符を作るか。
護符作り程度ならどうにかやれそうだしな。
………………………………………………
640
:
名も無きAAのようです
:2015/03/10(火) 00:30:16 ID:PRnLAUvc0
~道中・午後~
(ーAー)「gnlbsojtpefk#z6k……」
<おーい
(´<_` )「兄者か、追いついてきたな」
( ;´_ゝ`)「だーめだ。何も見つからん」
(´<_` )「だろーなー!
それ!ガルナ!肉だぞー!」
ポ-イ
_/l/l ト、 ト、
レww゚* ) j i / i\ ギャ-ス
 ̄ヽヽ...// /
( ;´_ゝ`)「あぶなっ!?飛んでる時にあげるなよ!」バランスガ!
(´<_` )「兄者なら大丈夫だろー!。
第一話せる高さまで降りて飛んでるなら落ちても死なないだろー!」
( ;´_ゝ`)「死ななくても痛いだろうが!」
_/l/l ト、 ト、 バサッバサッ
レww゚* ) j i / i \
 ̄ヽヽ...// / ムシャムシャ
('A`)「よし出来た……やっぱlv5か……」ナンナンダ……
641
:
名も無きAAのようです
:2015/03/10(火) 00:34:08 ID:PRnLAUvc0
やっぱlv6にはならんなぁ……まぁいいか。
兄者とも合流出来たし飯にするか。
('A`)「降りてこいよー!飯にしよーぜー!」
( ´_ゝ`)「把握ー!」ガルナ
_/l/l ト、 ト、
レww゚ ) j i / i \ グルルル
 ̄ヽヽ...// /
(´<_` )「じゃ俺が飯作っておくから火種を頼む」
◇⊂('A`)「ん」ト-チ
(´<_` )「さんくす。
ドクオはゆっくりしててくれ」
642
:
名も無きAAのようです
:2015/03/10(火) 00:35:30 ID:PRnLAUvc0
('A`)「頼んだ。
……なぁ、兄者。やっぱ何も見つからなかった?」
( ;´_ゝ`)「駄目だな。影も形も見つからん。
山に一度も降りてないのかもしれん」
(;'A`)「そか……」
まぁ最後に少し探しただけで見つかるとも思っては無かったけど……
そうか……
( ;´_ゝ`)「妹者の言ってたことも手がかりにはならなそうだったからな……」
('A`)「あ、そういやなんて言ってたの?
結局妹者ちゃんには見えてたの?」
( ;´_ゝ`)「それがだな……」
ーーーーー
ーーー
ー
643
:
名も無きAAのようです
:2015/03/10(火) 00:37:17 ID:PRnLAUvc0
l从;・∀・ノ!リ人「なんていうか母者の兄者たちを殴る時のオーラみたいなのを感じたのじゃ!」
(´<_`; )「……殺気か?……でも目に見えるようなもんでもないよなぁ……」
l从;・∀・ノ!リ人「いつも兄者たちがやられてたあの雰囲気を確かに感じたのじゃ!」
( ;´_ゝ`)「でも妹者は何かいるって思ったんだろ?どうしてだ?」
l从;・∀・ノ!リ人「あの感じはなんていうか……うぬぬ……こう……ああ!良くわかんないのじゃー!」
(´<_` )「ふむ……じゃあ他には気になる事はなかったか?」
l从;・∀・ノ!リ人「あと……えっと気になること……うむ……」
( ;´_ゝ`)「……もう無いか?」
l从;・∀・ノ!リ人「ごめんなのじゃー……」
( ;´_ゝ`)「いやいや、お疲れ。十分だよ」
644
:
名も無きAAのようです
:2015/03/10(火) 00:39:27 ID:PRnLAUvc0
ー
ーーー
ーーーーー
(;'A`)「殺気……かぁ。
直接探す為のヒントにはならないな」
( ;´_ゝ`)「妹者が感じたのが殺気だとしたらドラゴンはお前たちを殺そうしてたんだよな……」
(;'A`)「だろうなぁ……実際妹者ちゃんだって下手したら俺と別れてからまた落とされてたかもしれないし……」
( #´_ゝ`)「……見つけたらただではすまさん」
(;'A`)「……まずは見つける所からだなぁ」
<飯が出来たぞー
( ´_ゝ`)「だな。
あと2日程度でロイドにも着く。
とにかく飯にしよう」イマイク-
('A`)「そうな」
ショボンに報告してどうするかなぁ……
というかいるかどうかの確証もないんだよな……
まぁ、いなくてもすぐ来るだろうしその時はロイドでゆっくりしよう。
…………………………………………
645
:
名も無きAAのようです
:2015/03/10(火) 00:41:02 ID:PRnLAUvc0
~道中・昼~
('A`)「そろそろ着くな」
(´<_` )「あと1時間程度だろうな」
( ´_ゝ`)「先にガルナで行ってくるわー!」ヨヤクシトクゾ-
('A`)「おー」イツモノヤドナ!
……そういや店の魔力の種は大丈夫かな……
ああしかもピアスを補充しないとだし……
あれ?兄者が帰ってきてるな。
なんだ?
( ;´_ゝ`)「おい!街の様子が変だぞ!」カベガ!
('A`)「は?」カベ?
( ;´_ゝ`)「何かに襲撃されたらしい!
全速力で来てくれ!
俺はまた先に行くから!」ガルナ!
(´<_`; )「襲撃って……あの街には魔法使いも騎士もいるはずだろ。
どういうことだ?」
(;'A`)「とにかく急ごう」クリム!
急げばすぐ着く距離だ。
クリムには悪いが無茶して走ってもらう!
(;'A`)「ショボン……無事でいてくれよ……」
第十一話 後編 完
'
646
:
名も無きAAのようです
:2015/03/10(火) 00:42:13 ID:PRnLAUvc0
('A`)の手帳
クリム
ドクオの愛馬。
馬車はたいして大きくないからクリム一頭しか飼ってない。
クリム自体の大きさはすごくでかいので馬車を引く力は十分。
ただ兄弟の分の馬を増やすか検討中。
٨ ٨ ٨ ٨ ٨ ٨
∑ ・ ・>
ソードマウス
体についてる刃物を飛ばして攻撃してくる。
生息地だと木々の低い位置に切り傷が出来ているので分かり易い。
647
:
名も無きAAのようです
:2015/03/10(火) 00:44:55 ID:PRnLAUvc0
はい。
例の人の投下が終わって涙目になりながら投下してました。
胸熱展開でしたね。
あんなバトルが書けるように頑張っていきます。
648
:
名も無きAAのようです
:2015/03/10(火) 00:47:26 ID:ghlTIOdE0
おつ
皆泣きつかれて寝てるのかな
649
:
名も無きAAのようです
:2015/03/10(火) 00:48:25 ID:LdBKHo9w0
おつんつん 相変わらずのドラゴンの可愛さである
650
:
名も無きAAのようです
:2015/03/10(火) 01:59:35 ID:jlt5pn3E0
なにやら動きがありそうだな
651
:
名も無きAAのようです
:2015/03/10(火) 07:21:44 ID:Mr1O6PK20
おっ来てた嬉しいねぇ
乙!
652
:
名も無きAAのようです
:2015/03/10(火) 08:34:44 ID:95SfL9eA0
きてた
おつーおもしろかった
653
:
名も無きAAのようです
:2015/03/10(火) 09:25:59 ID:r3YaA9OA0
乙!
展開も気になるけど、Lv6が使えた理由も気になるな……
楽しみにしてます!
654
:
名も無きAAのようです
:2015/03/10(火) 11:31:26 ID:FRDLIsCQ0
面白かった
しかし頼りなかったドクオがちょっと恋しいw
もう今は中堅店主って感じだもんな
655
:
名も無きAAのようです
:2015/03/10(火) 12:07:33 ID:uSzWwswI0
急展開に先が気になる
656
:
名も無きAAのようです
:2015/03/10(火) 13:01:12 ID:S.ewUBFgO
乙乙
向こうも面白いけどこっちも充分面白いから自信持て
657
:
名も無きAAのようです
:2015/03/10(火) 14:56:21 ID:870T3DEQ0
一気に読んだ
ファンタジー系は面白いなやっぱ
658
:
名も無きAAのようです
:2015/03/10(火) 17:50:10 ID:tjrbdPKM0
読み終えた
面白いね
659
:
名も無きAAのようです
:2015/03/18(水) 13:41:01 ID:bw9ko.EY0
続きまっとるべい
660
:
作者です
:2015/03/19(木) 08:55:43 ID:YDdMOYNQ0
誠に申し訳ない……
今週の土曜日に1話投下します
しかし書きためがなかなか上手くいかず……
言い訳ですね、すみません。
リアルも落ち着いたので多少はペースも戻るかと思ったのですがそう上手くいきませんね……
読んでくださる方のためにも頑張ります!
661
:
名も無きAAのようです
:2015/03/19(木) 09:33:42 ID:wd2a8FV60
ゆっきりでいいんだぞ!!
662
:
名も無きAAのようです
:2015/03/19(木) 09:40:47 ID:HfzntSUY0
焦らなくてええんやで!
663
:
名も無きAAのようです
:2015/03/19(木) 14:20:47 ID:HcjTD/pc0
急かしてるわけじゃないぜ!
報告あるだけでも嬉しいぜ!
ゆっくりでいいぜ!
664
:
名も無きAAのようです
:2015/03/20(金) 16:44:07 ID:cWhEAvps0
投下も書き溜めも出来るときでいいんだぜ!
でも無言で投げ出すのだけは簡便な!!
665
:
名も無きAAのようです
:2015/03/21(土) 22:43:12 ID:yBCd6MXAO
∧_∧
( ・∀・)
( ∪ ∪
と__)__)
666
:
名も無きAAのようです
:2015/03/21(土) 23:07:44 ID:iYc8IA2I0
今日って……土曜日だよな……
いや、別に構わないんだ逃亡さえしなけりゃね
667
:
名も無きAAのようです
:2015/03/21(土) 23:22:48 ID:erfmrXtQ0
福山雅治の生放送見てから投下でしょ
668
:
名も無きAAのようです
:2015/03/21(土) 23:59:11 ID:5/4w.0Q.0
土曜日投下と言いながら日曜日になってしまった事故です。
もう少ししたら投下します
少々お待ちください
669
:
名も無きAAのようです
:2015/03/22(日) 00:03:01 ID:cAcw4sKQ0
ゆっくりでだいじょぶです
たのしみ!!!!
670
:
作者です
:2015/03/22(日) 00:19:05 ID:qNw8HVWU0
30分から行きます!
671
:
名も無きAAのようです
:2015/03/22(日) 00:30:04 ID:qNw8HVWU0
売れないお店
第十二話
ロイド襲撃 前編
'
672
:
名も無きAAのようです
:2015/03/22(日) 00:32:21 ID:qNw8HVWU0
~ロイドの街~
(;'A`)「これは……」
(´<_`; )「まじでか……」
ロイドを囲む北壁はぼろぼろ。
民家や店が焦げ付き壊された跡。
そして……
(;'A`)「騎士塔が……」
(´<_`; )「跡形もないな……」
周りより頭1つ抜けて高いはずの騎士塔が崩されている。
寮や食堂、大聖堂も機能してそうにはない。
673
:
名も無きAAのようです
:2015/03/22(日) 00:34:16 ID:m5QMoKCs0
きたきたきたあ!
674
:
名も無きAAのようです
:2015/03/22(日) 00:35:28 ID:qNw8HVWU0
有事の際にはここを開き避難場所として提供される。
そのためここは頑丈に作られてるはずなのに……
(´<_`; )「あの騎士塔がこうなるとは……
大騎士はどうしたんた?」
そうロマネスクさんだってここにいたはずじゃないのか?
どうして……
バサッバサッ
( ;´_ゝ`)「ドクオ!弟者!街の南西に来てくれ!
そこの広場に簡易的な拠点が作られてる!
俺は店から薬草を持ってくる!」
(;'A`)「分かった!全部持ってきてくれ!」
(´<_`; )「南西か、行こう」
………………………………………………
675
:
名も無きAAのようです
:2015/03/22(日) 00:36:44 ID:oKcnOk0o0
きた!
676
:
名も無きAAのようです
:2015/03/22(日) 00:38:25 ID:qNw8HVWU0
~ロイドの街・南西の広場~
痛え…… あれがドラゴンだったのか……?
おい!他に手空いてるやつは!?
しっかりしろ!騎士だろ!?
急げ!こっちだ!
包帯届きました!
おい!誰か来たぞ!
知るか!
(;'A`)「まるで……」
(´<_`; )「地獄だな」
あたりには包帯を全身に巻かれている人が大量に寝ている。
そして皮膚が焼けた匂い……
その周りでは人が慌ただしく動き世話をしているが……
……明らかに人手が足りていない……
<おい!
('A`)「!」
677
:
名も無きAAのようです
:2015/03/22(日) 00:41:26 ID:qNw8HVWU0
(十)「申し訳無いがここは今は一般人の立ち入りを禁止している!
家を無くした方なら役所で申請す……」
(;'A`)「いや、私は大樹の森の方で店を出してるドクオといいます。
先ほど旅から帰ってきたので何が起きたのか分かっていませんが何かお手伝いできますかね?」
(十)「ドクオ……というとあの道具屋か!
金なら後で支払う!
薬草などの治療に使える物を全て売ってくれ!」
(;'A`)「それは勿論です。
馬車にウオマ草もあります。
苦しんでる方に使ってください」
(十)「!。済まない!助かる!
おい!ウオマ草が来たぞ!運べ!」
(;'A`)「あ、少しだけ残しといてください」キコエタカナ……
'
678
:
名も無きAAのようです
:2015/03/22(日) 00:42:58 ID:A8YDP2P60
スレインざまあああしてから到着
679
:
名も無きAAのようです
:2015/03/22(日) 00:46:03 ID:qNw8HVWU0
結局俺らはもう手伝える事がなくなってしまった。
……しかし想像以上に被害が出てるが、街の南に行けば行くほどどうやら被害は小さくなっているみたいだ。
ただ……北の方にあった病院や騎士塔が失われてしまったらしい。
(´<_`; )「……なぁドクオ。ドラゴンだと思うか?」
(;'A`)「多分ね……そうじゃなきゃここまでやられないと思うし」
(´<_`; )「だよなぁ……しかも騎士塔を崩せる大きさか……」
騎士塔を崩すにはガルナ程度の大きさでは無理。
更に家を燃やすのだってガルナの炎じゃ耐火の魔法やウォーターメイルで耐えられる。
それよりも更に強いドラゴンか……
680
:
名も無きAAのようです
:2015/03/22(日) 00:49:22 ID:qNw8HVWU0
(´<_`; )「これ以上ここにいても仕方ないな。
一度帰るか?」
(;'A`)「弟者は先に帰ってて、俺はショボンの事務所に行ってくる」
(´<_` )「分かった」
ショボンの事務所は被害地域では無いはず。
無事だと良いんだけどな……
……良かった。建物は無事だな。
(;'A`) コンコン
<すみません!今忙しいので御用の方はポストに要件など書いた紙を投函しておいてください!
681
:
名も無きAAのようです
:2015/03/22(日) 00:51:46 ID:qNw8HVWU0
本人も無事だったか……良かった……
(;'A`)「ショボン。俺だ」
<ドクオ!?入ってくれ!
ガチャ
(;'A`)「ショボン、無事で良かった」
(´・ω・`;)「それは僕のセリフだよ……
って腕!大丈夫!?」
(;'A`)「あ、ああ。少し折れただけ」
(´・ω・`;)「だけって……もしかしてドラゴン?」
(;'A`)「それが……分からん」
ショボンに狼翁山で起きた見えない何かについて話す。
ついでに魔法のことも言ってみるか……
………………………………………………
682
:
名も無きAAのようです
:2015/03/22(日) 00:56:28 ID:qNw8HVWU0
(´・ω・`)「……魔法については分からないけど……
見えない何か……ね。
多分雷龍じゃないかと思う」
(;'A`)「雷龍?」
(´・ω・`)「うん、雨も降ってて見えない何か……
僕の見つけた資料にもそれらしき記述があったんだ」
(;'A`)「……正直情報があったんならドラゴンの情報も欲しかったな……
対処法とか考えたかったし……」
(´・ω・`;)「ごめん。
手紙が届く頃には正直いないと思ってたんだよね」トオイシ
まぁそうか……
王都からじゃドラゴンの情報が来てもとても間に合わないもんな……
よし、とにかく後はショボンの範疇だ。
こいつなら情報をまとめて何か掴むだろ。
それよりもだ
683
:
名も無きAAのようです
:2015/03/22(日) 00:58:29 ID:qNw8HVWU0
(;'A`)「じゃ悪いが次は俺が聞かせてくれ。
予想は少し出来るが……ここでなにがあったんだ?」
(´・ω・`)「……炎龍が襲ってきた」
(;'A`)「……やっぱりメルト火山から?」
(´・ω・`)「住処を知ってたの?」
(;'A`)「あそこの村にあった本で……そうだ!
村は無事か!?メルトの!」
(´・ω・`)「……それも含めて話すよ」
(;'A`)「……」
(´・ω・`)「まず山の頂上で炎龍が現れたらしい。
……あそこの掟の一つは知ってる?」
(;'A`)「決まった時期は山に足を踏み入れない」
(´・ω・`)「そう、それ。
村の人達はこれを破ると山の神に罰をくだされると考えてたんだ」
684
:
名も無きAAのようです
:2015/03/22(日) 01:00:05 ID:qNw8HVWU0
('A`)「知ってる。……でもあれは数ヶ月前に終わってるはずだろ?
関係ないんじゃないのか?」
(´・ω・`)「うん。時期は終えてるね。
だけど村の人が山に入ったであろう時に炎龍が現れたんだ。
過去の文献と同じように」
(;'A`)「……まるで見たかのように話すけどまさかショボンも火山に行ってたのか?」
(´・ω・`)「いや、あそこから生き残ってた人に聞いたんだ」
('A`)「!。生き残りがいたのか!」
なんだ、生き残りがいたならまだミルナさんらも生きてるかも知れない。
早く場所を……!
685
:
名も無きAAのようです
:2015/03/22(日) 01:02:40 ID:qNw8HVWU0
(;'A`)「な、なぁ!その生き残りは今何処に?」
(´・ω・`)「……話を一旦聞いて」
(;'A`)「あ、あぁ。そうだな」
(´・ω・`)「えと……そのまま村は焼き払われたそうだよ。
でもその時は長老が過去の文献に則ってすぐ逃げたからどうにかなったんだ」
おお……荒巻さんやるなぁ。
伊達に家に本を置いてあったわけじゃないな。
(´・ω・`)「それでロイドの北西のホテルに村の人達が泊まったんだ。
その時に僕も話を聞きに行ったんだよ」
('A`)「なるほど……ん?北西?」
(´・ω・`)「……うん」
686
:
名も無きAAのようです
:2015/03/22(日) 01:05:38 ID:qNw8HVWU0
(;'A`)「まさか……」
(´・ω・`)「……その次の日、ドラゴンが来て村の人達を殺すように街を壊していった。
関係ない建物もあったみたいだけどね」
(;'A`)「嘘だろ……」ソンナ…
(´・ω・`)「結果生き残ったのは村の鍛冶屋ひとりだけだってさ」
('A`)「!。その鍛冶屋って誰かわかるか!?」
(´・ω・`;)「あ、いや、そこまでは調べてないや。
ごめん」
(;'A`)「そ、そうか。すまん」
ガルナの鱗を渡したミルナさんならもうしかしたら炎に耐えて生きていたのかもしれない……!
いや……あそこは鍛冶屋の村だからな……ミルナさんじゃないのかもしれない。
687
:
名も無きAAのようです
:2015/03/22(日) 01:07:01 ID:qNw8HVWU0
(;'A`)「なぁ、そのなんとか生き残った人を確認する事は出来るか?」
正直俺じゃ確認したくてもあそこの簡易拠点にいた人達は全身に包帯をまいてたから判断が出来ない……
あそこに治療の手伝い以外で近づくのもあまりよくないだろうしな……
ショボンの情報収集能力なら……!
(´・ω・`;)「う~ん……厳しいかな……
それにその人も生きてるけど身体中に大火傷を負ってたらしいから……かなりきわどいね」ショウジキネ
(;'A`)「そうか……」
お互いに話し合える情報は話し終えた。
別れを告げて急いで店に戻る。
兄弟たちとこれからの事を考えないとな……
………………………………………………
688
:
名も無きAAのようです
:2015/03/22(日) 01:10:10 ID:qNw8HVWU0
~道具屋・夜~
('A`)「……どうする?」
( ´_ゝ`)「……このまま引き下がるのは性には合わんな。
このツルハシはかなり気に入ってる。
ミルナもいい奴だった」
(;'A`)「まだ死んだと決まった訳じゃ……」
(#´_ゝ`)「それでもだ」
(´<_`; )「でも実際問題……勝てるか?」
(;'A`)「……だよなぁ……」
ガルナでさえ苦戦した訳だからな……
ガルナと同じ弱点ならまだ戦えるがそうじゃなかったらこちらが死ぬ。
689
:
名も無きAAのようです
:2015/03/22(日) 01:11:56 ID:qNw8HVWU0
( ´_ゝ`)「……逆に考えてみろ。
ドラゴンとまともに戦ったことがあるのは俺たちだけだ。
このままだとロイドの騎士たちはドラゴン討伐に向かうだろう。
その時に俺たちがついていけば死ぬ人数が減るかもしれないんだぞ」
(´<_`; )「それは……そうだが……」
( ´_ゝ`)「他でもない俺たちだけなんだ。
ドラゴンと戦った経験を持ってるのは。
……違うか?」
(;'A`)「……」
確かにそうだ。
ロマネスクさんがどうなってるのかは知らないが恐らく炎龍はあの人レベルが集まってどうにかするような生物だ。
それを騎士たちは数で埋めようとするかもしれない。
そうしたら一気に全滅する可能性だってある……
それだけは避けなくちゃならない事だ。
690
:
名も無きAAのようです
:2015/03/22(日) 01:14:26 ID:qNw8HVWU0
(;'A`)「……分かった」
(´<_`; )「ドクオ!?」
( ´_ゝ`)「!。だったら」
('A`)「でもまだだめだ。
情報が少なすぎる。
もう少しだけ情報を集めてから戦うなら戦おう。
それぐらいの時間はあるだろ?」
( ´_ゝ`)「……いや、そうだな。少し焦りすぎた。
すまん」
(;'A`)「いや、兄者の気持ちはわかるから」
さて……2体目のドラゴン戦になるか……
……有益な情報が集めなけりゃな……
とにかくいろいろ準備を進めておこう。
(;ーAー)「ふぅー……よし」
モラ印の護符の買い物、情報収集……あと薬の調合。
片腕の使えない俺でもやれることはいくらでもある。
(;'A`)「ミルナさん……死なずにいてくれよ」
第十二話 前編
691
:
名も無きAAのようです
:2015/03/22(日) 01:15:15 ID:qNw8HVWU0
(;'A`)「……分かった」
(´<_`; )「ドクオ!?」
( ´_ゝ`)「!。だったら」
('A`)「でもまだだめだ。
情報が少なすぎる。
もう少しだけ情報を集めてから戦うなら戦おう。
それぐらいの時間はあるだろ?」
( ´_ゝ`)「……いや、そうだな。少し焦りすぎた。
すまん」
(;'A`)「いや、兄者の気持ちはわかるから」
さて……2体目のドラゴン戦になるか……
……有益な情報が集めなけりゃな……
とにかくいろいろ準備を進めておこう。
(;ーAー)「ふぅー……よし」
モラ印の護符の買い物、情報収集……あと薬の調合。
片腕の使えない俺でもやれることはいくらでもある。
(;'A`)「ミルナさん……死なずにいてくれよ」
第十二話 前編 完
692
:
名も無きAAのようです
:2015/03/22(日) 01:18:17 ID:qNw8HVWU0
短いですね……
後、土曜日と言っておきながら遅れた事、誠に申し訳ありませんでした。
私の投下するときは基本的にこの時間帯になるかと思います。
なので今度から投下予告したときは深夜12時からです。
これからもよろしくお願いいたします
693
:
名も無きAAのようです
:2015/03/22(日) 01:19:23 ID:1d3epyFE0
>>666
逃亡逃亡うるせえんだよカスがよ
694
:
名も無きAAのようです
:2015/03/22(日) 01:20:11 ID:uoVxMF160
おつ
695
:
名も無きAAのようです
:2015/03/22(日) 01:20:12 ID:A8YDP2P60
焦らすわねえ
後半も楽しみにしてる
696
:
名も無きAAのようです
:2015/03/22(日) 01:20:21 ID:VhRPiYto0
おおお!きてた
続ききになるおつおつ
697
:
名も無きAAのようです
:2015/03/22(日) 07:48:07 ID:cyhMsXzo0
物語が転がりだしたな
乙
698
:
名も無きAAのようです
:2015/03/22(日) 07:56:21 ID:.mgYJGMA0
おお、動き出したねぇ!
乙!
699
:
名も無きAAのようです
:2015/03/22(日) 08:30:02 ID:wcIL0gnY0
一応騎士たちにも顔が知られてるんだね
おつ
700
:
名も無きAAのようです
:2015/03/22(日) 09:01:31 ID:icGxVWZUO
乙です
ミルナ無事だといいな…
701
:
名も無きAAのようです
:2015/03/22(日) 10:26:44 ID:cL1vlK1Y0
なんか作者がここまで真摯な態度だと、申し訳ない気持ちになってくるな
702
:
名も無きAAのようです
:2015/03/23(月) 03:52:24 ID:72JlpGw60
面白いな
703
:
名も無きAAのようです
:2015/03/23(月) 23:11:23 ID:ln805vcM0
乙
待たせやがって
早く書かねぇと続きが気になって俺が不眠症になるぞ?いいのか?
704
:
名も無きAAのようです
:2015/03/23(月) 23:51:23 ID:qZYiMZjo0
おつー
楽しみにしてるよ
705
:
名も無きAAのようです
:2015/03/25(水) 10:00:25 ID:Qx4q.KB20
フリーターの俺が
>>703
の分も寝ておくよ!
706
:
名も無きAAのようです
:2015/04/02(木) 12:56:12 ID:tL07NNyU0
めちゃくちゃ面白くて一気読みしてしまったよ…
作者さん自分のペースでいいんで頑張って下さい
ブーン系なら年単位で待てますから
707
:
名も無きAAのようです
:2015/04/03(金) 08:59:32 ID:ZFhiteKk0
焦らずでいいぜ
楽しみに待ってる
708
:
名も無きAAのようです
:2015/04/26(日) 07:53:52 ID:7/LnRcHU0
まさかの打ち切りですか?
709
:
名も無きAAのようです
:2015/04/26(日) 08:31:28 ID:Iu550J8s0
今だとGW企画の方とかいってんじゃないかな
710
:
名も無きAAのようです
:2015/04/26(日) 10:30:23 ID:f6pdKNJIO
まったく行ってないです
単純に実力が足りてないだけです…
すみません。来週投下しに来ます。
すまぬ…
711
:
名も無きAAのようです
:2015/04/26(日) 10:39:00 ID:32H4ImU20
久しぶりだな
楽しみにしてるよ
712
:
名も無きAAのようです
:2015/04/26(日) 11:57:36 ID:ufcxTFZ20
おうマジか
待ってるぞ
713
:
名も無きAAのようです
:2015/04/26(日) 16:52:56 ID:7h/ILDJwO
末尾Oだから本物か微妙だな
714
:
名も無きAAのようです
:2015/04/26(日) 17:11:42 ID:Y6VmzMxM0
しかし知ってるかね
偽者が投下しちゃうよー☆と書き込んだら
作者がそれを見て奮起して本当に投下したというお話しを
今はなんでもいいんじゃ……
715
:
名も無きAAのようです
:2015/04/26(日) 18:59:25 ID:GVJfoP9k0
>>714
釣りスレに本人降臨して投下とかあったよなw
716
:
名も無きAAのようです
:2015/04/26(日) 19:28:50 ID:psQvlYHo0
雑談はスレチだしやめとけ
717
:
名も無きAAのようです
:2015/05/12(火) 12:08:17 ID:U711WsXo0
待ってるわ
718
:
名も無きAAのようです
:2015/05/16(土) 01:56:08 ID:Z2m3gFNQ0
売れないお店
第十二話
ロイド襲撃 後編
↑在庫多
毒消し草 45G
デクの種 50G
炎の護符・大 lv6収納 220G
水の護符・中 200G
雷の護符・中 lv4収納 180G
風の護符・小 150G
通話のピアス(20分) 2個1セット400G
お知らせのピアス(10回分) 10個一セット200G
餌玉の元の袋詰め 80G
薬草 ×
'
719
:
名も無きAAのようです
:2015/05/16(土) 01:57:09 ID:Z2m3gFNQ0
~道具屋~
俺はしがない道具屋を経営している少し不細工な魔法使いだ。
ショボンからの依頼で行っていた流石家から街に帰ってきた所、街が炎龍に襲われたらしかった。
その中には世話になったミルナさんもいた。
俺らは炎龍退治の為に動く事になったのだが……
('A`)「んじゃ炎龍について情報を集めにいこうと思うんだが」
( ´_ゝ`)「おう」
('A`)「俺はまたショボンの所に行って話を聞いてくるよ」
( ´_ゝ`)「じゃ俺と弟者はガルナで先に行ってていいか?
街でどんどん話を聞きにいこうと思うんだが」
(´<_`; )「いや兄者、ガルナは置いてこう」
720
:
名も無きAAのようです
:2015/05/16(土) 01:58:34 ID:Z2m3gFNQ0
( ´_ゝ`)「ん?」ナンデ
(´<_`; )「街がドラゴンに潰された訳だからな。
昨日薬草を届けるのに役には立ったがあまり良い顔はされんだろ」
( ;´_ゝ`)「む……それもそうか……」
(;'A`)「……ガルナには我慢して貰って、クリムに乗っていこう」
さて……どこまで集まるかね……
情報以外にも集めなきゃいけないもんもあるしな……
721
:
名も無きAAのようです
:2015/05/16(土) 02:00:04 ID:Z2m3gFNQ0
~ロイドの街~
('A`)「じゃ適当な時間になったら道具屋で」
(´<_` )「分かった」
( ´_ゝ`)「うむ」
('A`)「さて……ショボンはいるかね」
仕事で忙しそうだっからな……事務所に籠りっきりだと思うんだが……
('A`)「おいショボン!いるか?」コンコン
シ-ン
(;'A`)「……いないな……」メズラシイ
……仕方ない。先に済ましておきたい事を済まそう。
……えと……どこだっけ?あの店……
あ、あったあった。
('A`)「ども……お久しぶりです」
<ん?
722
:
名も無きAAのようです
:2015/05/16(土) 02:01:18 ID:Z2m3gFNQ0
(*゚∀゚)「お!羽振りの良いあんちゃんだね。
久しぶり」
('A`)「護符を買いに来ました。
モラ印の奴を……」
(*;゚∀゚)「あちゃー……ごめんね。
そこの品物表をみておくれ」
('A`)「え?」
('A) チラッ
品物表
各種護符・中 250G ※
モラ印の護符各種 1000G ※
一角兎の角の束 150G
薬草 40G ※
毒消し草 50G
普通の砥石 50G
……
※申し訳有りませんがドラゴン襲撃の際にほぼ全て街に出したため在庫が有りません。
次回の入荷予定は未定です。
723
:
名も無きAAのようです
:2015/05/16(土) 02:02:44 ID:Z2m3gFNQ0
(;'A`)「あ~なるほど」
(*;゚∀゚)「街の緊急時の体制で街の危機には店から護符を提供しなくちゃいけなくてね……
それでもう無いのよ」
(;'A`)「えっと……1つも無い……ですかね?」マジカ……
(*゚∀゚)「あ、いや属性によっては、余ってるよ」
なるほど……聞けばドラゴンの火の消化や防壁のため風と水の護符は大量に放出。
火と雷は撃退する為に使用したが効果は薄かったため在庫が少しあるとか。
土は壁を作っても壊され足場が瓦礫だらけになるためほとんど使用してないらしい。
724
:
名も無きAAのようです
:2015/05/16(土) 02:03:40 ID:Z2m3gFNQ0
(*;゚∀゚)「どうする?買うかい?」
(;'A`)「……贅沢言えないです。残りのモラ印を全てください」
(*゚∀゚)「……あんた顔はともかく買い方は男らしいね。
ほいモラ印の土の護符5枚、火の護符3枚、雷1枚。
合計で9,000Gだね」
(;'A`)「うお……はい」ヤッパタケエ……
(*゚∀゚)「……よし、少しまけたげるよ。
8,000Gでいいよ」
725
:
名も無きAAのようです
:2015/05/16(土) 02:05:32 ID:Z2m3gFNQ0
(;'A`)「え……?
今回はお祭りじゃないですけど……本当にいいんですか?」
(*゚∀゚)「私はね男らしい奴が好きなのさ。
それにさっきも言ったけど護符を街に提供しちまったからね。
全部後払いでいつ入るかもわからない。
このままだと大赤字になりそうだったんだ。
逆に感謝させてもらうよ」
(;'A`)「な、なるほど」
そうか……
街がこんなじゃ復興に金がいって無事な店には中々金はまわしてくれないよな……
726
:
名も無きAAのようです
:2015/05/16(土) 02:07:18 ID:Z2m3gFNQ0
(;'A`)「ありがとうございます」
(*゚∀゚)「いいよいいよ。
また買い物していってね。
でもなんでこんな買い物を?
炎龍と戦う訳でもないだろ?」
(;'∀`)「いやぁ、まぁ……」ハハハ
(*;゚∀゚)「……本気かい?」
(;'A`)「まぁ、はい」
(*;゚∀゚)「……やっぱお代はいいよ」ホラ
(;'A`)「えっ、でも赤字なんじゃ……」
(*゚∀゚)「生きて帰ってきたら払っておくれ。
別に赤字でもすぐ死ぬわけじゃない。
その金でしっかり準備してきな」
('A`)「……ありがとうございます」
(*゚∀゚)「あ、もちろん利子として倒したドラゴンの素材はウチに優先して回しておくれな」
(;'∀`)「その時は必ず」ハイ
……いい人だけどちゃっかりしてるな。
さてほかの店も……
……………………………………………………
727
:
名も無きAAのようです
:2015/05/16(土) 02:08:33 ID:Z2m3gFNQ0
(;'A`)「やっぱりだめか……」
あれから街の道具屋を回ってみたがやはり余っているのは土、その他は殆ど残ってない。
結果……
(;'A`)「土が23、火が12、雷と風が8か……」
一番欲しかった水が無いのはきついな……
……わがまま言っても仕方ない。
さて……
('A`)「そろそろいるかな」
今度こそ居てくれればいいんだが……
('A`)「おい!ショボン!俺だ。
いるか?」
(´・ω・`)「待ってたよ。入って」ガチャ
728
:
名も無きAAのようです
:2015/05/16(土) 02:09:32 ID:Z2m3gFNQ0
('A`)「何度もすまん。
ドラゴンについてもっと詳しく聞きたいんだが……何かないか?」ナンドモスマン
(´・ω・`)「うん。僕からも話したいことが出来たんだ」
('A`)「!。そうか。頼む」
(´・ω・`)「うん……そうだね。
まずは来たドラゴンなんだけど……」
('A`)「おう」
(´・ω・`)「確証があるわけではないんだけど……炎龍は昔より弱くなってるんじゃないか……と思う」
729
:
名も無きAAのようです
:2015/05/16(土) 02:11:38 ID:Z2m3gFNQ0
(;'A`)「……なんで分かるんだ?」
(´・ω・`)「王都に行った時にあった文献と照らし合わせてみたんだけどね。
そこに炎龍の息吹は岩を融かし、森は燃え尽き、最後に残るは焦土のみ……
とあったんだ。
まぁ多少は誇張されてるとは思うけどあながち間違ってないはず。
でも……」
('A`)「……それならロイドが亡くなってないとおかしいってことか?」
(´・ω・`)「うん。確かに家事になったし、怪我人は数え切れない。
けど生きてる人も多い。
そんな炎の近くにいて助かるとはとてもじゃないけど思えない」
('A`)「なるほどな……」
それなら……まだやりようはあるのか……?
でもなぁ……空飛ぶ巨大生物にダメージなんて……
魔法も火力が足りないだろうしな……
730
:
名も無きAAのようです
:2015/05/16(土) 02:13:27 ID:Z2m3gFNQ0
('A`)「そうだ、炎龍の大きさってどれくらいなんだ?
かなりでかいよな?」
(´・ω・`)「そうだね……頭から尻尾で……
……40Mくらい?らしいよ
羽を広げてる時で……6、70Mだとか」
(;'A`)「……でけぇな……」
ゴーレムを軽く超える大きさだな……
まじで何をしたらダメージ通るんだろ……
(´・ω・`)「これも弱体化してると思う理由の1つだよ」
(;'A`)「は?どうしてだ?」
(´・ω・`)「文献には『彼の巨体、火の山を覆い……』みたいな事もあった。
この山がメルト火山のことを指してるとしたら小さすぎる」
(;'A`)「……大魔導師の封印ってのは力を吸い取るとかじゃなくて大きさも変えるってのか?」
一体どんな魔法を使えば出来るんだ?そんなの。
ショボンからの説明を聞く限りだとまるで炎龍が子供にでもされているみたいだ……
でも時間操作なんて聞いたことないぞ手
731
:
名も無きAAのようです
:2015/05/16(土) 02:14:25 ID:KFBH.Ls20
待ってたぜ
732
:
名も無きAAのようです
:2015/05/16(土) 02:15:49 ID:Z2m3gFNQ0
(´・ω・`;)「あとは……奴の食事についてぐらいしかないや」ゴメンネ
('A`)「……食事?ガルナと同じように草食寄りの雑食じゃないのか?」
(´・ω・`)「いや、ゴーレムらと同じ石食だよ。まわりの草木と一緒に食うから雑食ではあるみたいだけどね」
('A`)「なるほど……それで?」
(´・ω・`;)「いや……うん……終わり」
(;'A`)「そ、そうか」スマン
(´・ω・`;)「強いていうなら奴は今疲労とかで鉱石を大量に食べて休息してるかもしれない。
あいつも一応生物のはずだし、睡眠もするとは思う。」
(;'A`)「ふむ……」
733
:
名も無きAAのようです
:2015/05/16(土) 02:17:00 ID:Z2m3gFNQ0
寝込みは狙うとして……
……これは……餌でもやってみるか……
いやいや流石に無理だろ。うん。
(´・ω・`;)「もうドラゴンについて言えるのは正直ほとんどないかな」
(;'A`)「文献とかには対処法とかは?」
(´・ω・`)「残念だけどね、大量の人を捧げろ……ぐらいしかなかったよ」
(;'A`)「そ、そうか……」
……どうすっかなぁ……。
やっぱりガルナの時みたいに打撃か?
でも下手に近づくとやられるだろうし……
734
:
名も無きAAのようです
:2015/05/16(土) 02:18:05 ID:Z2m3gFNQ0
(´・ω・`)「じゃ次の話ね。
これをみてくれ」ガシャ
('A`)「ん?……鎧か?焦げちまってるな」
ここらへんでは珍しい形状の鎧……
何か表面に焦げではなく確かな凹凸がある。
これ……どこかで……あ!
(;'A`)「これってミルナさんのか!?」
(´・ω・`)「うん。君のドラゴンの鱗を上手く金属と組み合わせたみたいだね。
とはいえまだまだ実戦には使えない硬さだとは思うけど」
(;'A`)「それでどうしてお前がこれを持ってるんだ?
ミルナさんと会えたのか?」
(´・ω・`)「うん。ちょっと無理言って探してみたんだ。
そしたら見つかったんだ。
その時にこの鎧を預かったんだ」
735
:
名も無きAAのようです
:2015/05/16(土) 02:20:08 ID:Z2m3gFNQ0
(;'A`)「……なんで?」
(´・ω・`)「君が彼を探してたからついでにね。
命はなんとか助かったらしい。
それで1つ伝言ね」
(;'A`)「伝言?」
(´・ω・`)「『鱗を無駄にしてしまった。今度またくれ』だってさ」
(;'∀`)「……意外と元気?」マジ?
(´・ω・`)「山自体は越えて、口ぐらいは動かせるらしいよ。
まぁ何ヶ月かは安静にしないとだめだろうね」
736
:
名も無きAAのようです
:2015/05/16(土) 02:21:45 ID:Z2m3gFNQ0
('A`)「ん?結局なんで鎧を持ってんの?」
(´・ω・`)「ああ、あった時に持ってけって言われてね。
耐火性能はかなり高いみたいだね。
流石に炎の直撃とか直接攻撃は耐えられないけど何かの役には立つかも知れない」ハイ
('A`)「そか、分かった」サンクス
でもこれ鎧の大きさ……ミルナさんのサイズだしな……どうしよ……
737
:
名も無きAAのようです
:2015/05/16(土) 02:23:42 ID:Z2m3gFNQ0
(´・ω・`;)「多分話せることは話したけどなんとかなりそう?」
(;'A`)「さぁ……な。
やれることはやる」
(´・ω・`)「……これ持ってって」
('A`)「キメラの羽か!」
(´・ω・`)「使う時は出来ればピアスから僕に言って。
逃げた君らをドラゴンが追いかけてくるかも知れない。
その時は街の人を避難させるよ」
('A`)「……色々すまん。」
(´・ω・`)「……死なないでね」
('A`)「そうならんためにくれたんだろ?
危ない時は逃げるさ」
よし……必要なもんは揃った……かな?
道具屋に一度帰るか。
…………………………………………
738
:
名も無きAAのようです
:2015/05/16(土) 02:24:56 ID:Z2m3gFNQ0
~道具屋~
兄者たちはまだみたいだな……
取り敢えず準備だけ済ましておこう。
('A`)「ガルナ」
_/l/l ト、 ト、
レww゚ ) j i / i \ ?
 ̄ヽヽ...// /
('A`)「炎龍と戦おうって話だが……大丈夫か?」
_/l/l ト、 ト、
レww゚ ) j i / i \ グル?
 ̄ヽヽ...// /
('A`)「……伝わんねぇか」シャ-ナイ
ガルナも野生の生き物だったしな……
炎龍を目の前にしたら逃げるかも知れない。
……その時は覚悟決めて逃がしてやらないとな。
('A`)「逃げろって言ったらすぐ逃げろよ」
_/l/l ト、 ト、
レww゚ ) j i / i \ ???
 ̄ヽヽ...// /
<ドクオ
739
:
名も無きAAのようです
:2015/05/16(土) 02:25:36 ID:Z2m3gFNQ0
('A`)「ん。弟者か。おかえり」
( ´_ゝ`)「俺もいるぞ」
帰ってきた二人とも情報共有を行った。
目新しい情報は
・襲撃の際、ロマネスクさんの放った飛ぶ斬撃がかすり傷を負わせ、そこから警戒してあまり降りてこない攻撃をしてくるようになったこと。
・結果ロマネスクさんも怪我を負ったこと。
・魔法は一度も当たらず全て躱されたこと。
・ロイド火山に飛んでいったこと
……これまじで俺は役に立つのかで
……?
( ;´_ゝ`)「……弱体化してんの?」
(;'A`)「らしいよ」
(´<_`; )「……なら……まだまし……か?」
( ;´_ゝ`)「話聞くだけでもやばいのに、昔より弱くなってるのか……」
いくら弱体化していたとしても結局一撃でやられるだろうしな……
740
:
名も無きAAのようです
:2015/05/16(土) 02:26:23 ID:Z2m3gFNQ0
( ´_ゝ`)「さて、どうする?もう行くか?」
(´<_`; )「結局対処法は見つからなかったな……」ヨソウハシテタガ
('A`)「あ、なら明日でいいか。出来る限りの魔法の準備をしたい」
( ´_ゝ`)「分かった。明日な」
(´<_` )「……明日が本番なんだ。
あまり無茶すんなよ?」
('A`)「わかってるって」
後悔はしたくないからな……
片腕が使えないが、やれることはやってやる。
……………………………………
741
:
名も無きAAのようです
:2015/05/16(土) 02:27:03 ID:Z2m3gFNQ0
~ロイドの街・北門~
('A`)「よしさっさと行くぞ」
( ´_ゝ`)「現地に着いたらまず寝込みを襲う」
(´<_` )「失敗したら大騎士が着けた傷を狙う……だな」
('A`)「そっから後は……ピアス越しに相談な」
……出来れば最初の不意打ちで終わってくんねえかな……
考えてもどうしようもないな。
後はなるようになれ、だ。
<待つのである。
(´<_`; )「……大丈夫なのか?」
( #%ωΦ)「……吾輩も行こう」
(;'A`)「ロマネスクさん」
……いや仲間になってくれるなら心強いんだけど……
色々大丈夫かなぁ……?
第十二話・後編 完
742
:
名も無きAAのようです
:2015/05/16(土) 02:28:28 ID:Z2m3gFNQ0
なんていうかもうほんとに色々すみませんでした。
精進します……
743
:
名も無きAAのようです
:2015/05/16(土) 02:33:44 ID:agrT1TyI0
乙
作者のペースで良いから
続き楽しみにしてる
744
:
名も無きAAのようです
:2015/05/16(土) 02:37:56 ID:L4w17vWY0
乙
相変わらず面白い!!
745
:
名も無きAAのようです
:2015/05/16(土) 05:00:49 ID:ngvX/m9Y0
いやっほおおおおおおう!続けてくれてありがとう!!
作者が続けてくれる限り待つことはできるから無理ないようにな
続ききて本当に嬉しいよ
746
:
名も無きAAのようです
:2015/05/16(土) 05:42:18 ID:ZidYiq8Q0
待ってたぜェ!このとき(投下)をよォ!
乙!
面白かったぜ!
747
:
名も無きAAのようです
:2015/05/16(土) 10:52:14 ID:YG.D/zKI0
キテター!!
乙乙
748
:
名も無きAAのようです
:2015/05/16(土) 10:52:23 ID:AFYYPZHs0
おおお来たあああ、やったね!!
749
:
名も無きAAのようです
:2015/05/16(土) 11:50:46 ID:WgH9kInk0
待ってた甲斐があったぜ!
次も楽しみにしてるよ!
750
:
名も無きAAのようです
:2015/05/16(土) 13:41:10 ID:irU/aDaU0
おおお乙
まさかのロマ参戦
751
:
名も無きAAのようです
:2015/05/16(土) 16:46:13 ID:apmqyhsk0
長編になってくると前の話もざっと読み返さないといけないから大変だよな
続き楽しみにしてる
752
:
名も無きAAのようです
:2015/05/16(土) 20:04:42 ID:nmudlCXM0
乙乙
753
:
名も無きAAのようです
:2015/05/18(月) 03:55:14 ID:Xw1dYh2Q0
ブラボー
754
:
名も無きAAのようです
:2015/05/18(月) 08:08:35 ID:FeubqO9w0
ついにきたか
次も楽しみにしてる
755
:
名も無きAAのようです
:2015/06/03(水) 20:27:39 ID:I.BbLiZU0
続き待ってますぜ!
756
:
名も無きAAのようです
:2015/06/04(木) 00:27:19 ID:J7.KUK9M0
追いついたー
757
:
名も無きAAのようです
:2015/06/04(木) 15:13:07 ID:268HRCGA0
追いつき乙
758
:
名も無きAAのようです
:2015/06/10(水) 22:22:21 ID:r6XdFFBE0
続き楽しみにしてるんだからね!
759
:
名も無きAAのようです
:2015/06/29(月) 13:47:29 ID:mQkSiI1Q0
来てたのか、嬉しい限り 乙乙!
760
:
名も無きAAのようです
:2015/07/17(金) 20:26:04 ID:QFLsdIFw0
作者...来ない...
続き...楽しみ...
ずっと...待ってる...
761
:
名も無きAAのようです
:2015/07/17(金) 20:34:09 ID:l7GwHPTw0
ショウジョウかな?
762
:
名も無きAAのようです
:2015/07/19(日) 00:03:52 ID:P4cI3zAg0
さあつづきよこい
763
:
名も無きAAのようです
:2015/07/22(水) 08:27:01 ID:v7BCL2bU0
もう更新なしかい?
やる気がないならそう宣言してもらった方がありがたいんだけどね
764
:
名も無きAAのようです
:2015/07/22(水) 08:36:34 ID:GxMZnFYU0
>>763
読む暇あるなら早く夏休みの宿題終わらせろよ
765
:
名も無きAAのようです
:2015/07/22(水) 14:50:49 ID:bra3pbqc0
>>764
自分が小学生だからって他もそうだって思い込んでるの?
766
:
名も無きAAのようです
:2015/07/22(水) 16:19:18 ID:hndrsbRUO
ここの住人の99割はJSだよ
767
:
名も無きAAのようです
:2015/07/22(水) 16:44:07 ID:N9SHdbgo0
釣られちゃダメだゾ!
作者の都合のいいときでいいから待ってるゾ!
768
:
名も無きAAのようです
:2015/07/22(水) 16:44:36 ID:GxMZnFYU0
俺はジェイソン・スミスだったのか
769
:
名も無きAAのようです
:2015/07/22(水) 18:58:51 ID:ONktVMXM0
住人以外の何かが890%混ざってんぞ
770
:
名も無きAAのようです
:2015/07/23(木) 01:35:31 ID:u7ozXQR6O
890%はJCに決まってらい
771
:
名も無きAAのようです
:2015/07/28(火) 12:22:57 ID:T7t0saOA0
2ヶ月以上放置は流石にもう更新はないだろうな
772
:
名も無きAAのようです
:2015/07/28(火) 12:34:11 ID:PfligbyE0
十死「せやろか?」
773
:
名も無きAAのようです
:2015/07/28(火) 12:49:02 ID:C9FfaMms0
>>771
んじゃもうこのスレ来んなよ
774
:
名も無きAAのようです
:2015/07/28(火) 12:58:05 ID:U.g18MTcO
創作板や小説2だと2ヶ月程度ざらだろ
アルファなんか3年ぐらい止まってたしな
775
:
名も無きAAのようです
:2015/07/28(火) 14:26:37 ID:ZrFuNdXQ0
十死「そうだよな」
パラドックス「分かる分かる」
アルファ「まあ私は例外だけど」
776
:
名も無きAAのようです
:2015/07/28(火) 14:51:08 ID:mvS8K.T.0
以下マキナ禁止
777
:
名も無きAAのようです
:2015/08/01(土) 07:36:25 ID:.p33U7ys0
ぶっちゃけもうこのまま終わりだと思う
再開が一番いいんだけどさ
778
:
名も無きAAのようです
:2015/08/02(日) 02:47:48 ID:rRjy8NlU0
>>1
です・・・。
長らく放置してて大変申し訳ありませんんんん!!!
色々と忙しくて更新できてなかったのですが、
遅筆ながらようやく完成しました・・・ほんとすいません!
起きたら投下しますので、よろしくお願いします。
最後にこんな作品を楽しんでくださってる皆様、本当にありがとうございます!
779
:
名も無きAAのようです
:2015/08/02(日) 07:26:36 ID:pcDKS0zc0
おおおお生きてたああああああああ! ∧_∧
( ・ω・)
| ⊃ ⊃ ドゥーン!
└-⊃〜⊃
||
_ _ /(___
/ (____/
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄""
780
:
名も無きAAのようです
:2015/08/02(日) 07:50:20 ID:jAa8ATmI0
普通に偽物くさいな
781
:
名も無きAAのようです
:2015/08/02(日) 07:59:33 ID:/HNBuxrQ0
そして彼が起きることは無かった…
782
:
名も無きAAのようです
:2015/08/02(日) 08:18:40 ID:YIuUNaa60
酉無しはこういうのがあるからなぁ
783
:
名も無きAAのようです
:2015/08/06(木) 11:58:08 ID:lHqsg7jk0
まだ寝てるのか…
784
:
名も無きAAのようです
:2015/08/06(木) 14:22:37 ID:LHctOKkQ0
永眠だと思うの
785
:
名も無きAAのようです
:2015/08/08(土) 19:12:52 ID:LG7Fol620
もう無理かなぁ
786
:
名も無きAAのようです
:2015/08/09(日) 10:28:55 ID:3hn9j.p.0
投下予告して来ないとはな
787
:
名も無きAAのようです
:2015/08/09(日) 11:59:43 ID:/QSCrXF2O
偽者に決まってんだろアホ
作者と決定的に違うとこあるし
788
:
名も無きAAのようです
:2015/08/10(月) 00:49:02 ID:Mlrpq4NY0
偽物信じて投下を待つか
本物信じて投下を待つか
どちらにせよ来ないからどっちでもいいね!
789
:
名も無きAAのようです
:2015/09/10(木) 07:18:50 ID:sxCurqSg0
たまねぎage
790
:
名も無きAAのようです
:2015/10/14(水) 20:53:35 ID:SUXB/.Ok0
いつまでも待ってるぜ
791
:
名も無きAAのようです
:2015/12/14(月) 12:37:37 ID:TlYecSSY0
待ってるよ
792
:
名も無きAAのようです
:2016/01/27(水) 22:43:09 ID:u8sj7pb20
待ってるんだからね!
793
:
名も無きAAのようです
:2016/01/27(水) 23:08:35 ID:U7WeVvig0
http://bit.ly/1PuSWBH
794
:
名も無きAAのようです
:2016/01/27(水) 23:10:59 ID:U7WeVvig0
http://ssks.jp/url/?id=348
795
:
名も無きAAのようです
:2016/02/10(水) 15:17:43 ID:VNrMWsIA0
初投下が1月だったんで最近のかと思ったら見事に1年ズレてた
今更読んだが待ってる
796
:
名も無きAAのようです
:2016/03/13(日) 01:03:06 ID:9ZxDt.CM0
待ってるんだからね!
797
:
名も無きAAのようです
:2016/03/13(日) 12:51:37 ID:DmHnHo3I0
http://is.gd/2wRYpc
798
:
名も無きAAのようです
:2016/03/13(日) 15:18:02 ID:FpcafLIQ0
同じく今更読んでハマってる 再投下待ちー
799
:
名も無きAAのようです
:2016/03/14(月) 02:33:59 ID:wJ12DGPs0
しくじり先生
urx.mobi/sCIF
800
:
名も無きAAのようです
:2016/03/14(月) 13:05:26 ID:aR.doBxE0
http://is.gd/2wRYpc
801
:
名も無きaaのようです
:2016/03/14(月) 16:14:14 ID:iAiFEW.I0
失踪したか…
802
:
名も無きAAのようです
:2016/03/14(月) 17:21:50 ID:D5a5F1IQ0
上げんなハゲ
803
:
名も無きAAのようです
:2016/03/14(月) 19:32:19 ID:Exb0SJO20
面白かったのに残念だよ
804
:
名も無きAAのようです
:2016/03/14(月) 20:44:16 ID:aR.doBxE0
http://is.gd/4twCxM
805
:
名も無きAAのようです
:2016/03/14(月) 23:00:32 ID:Ce7AqH1A0
ハゲは短気でござるなw
806
:
名も無きAAのようです
:2016/03/15(火) 11:46:21 ID:dxZChW/s0
上げるようなゴミがまだ沸いてんのか
邪魔だから誰か処理してくれよ
807
:
名も無きAAのようです
:2016/03/16(水) 08:54:00 ID:Zo4ilyXM0
上げれないようにスレッド埋めれば?
808
:
名も無きAAのようです
:2016/03/21(月) 15:15:50 ID:73yCwUO.0
売ります
809
:
名も無きAAのようです
:2016/03/21(月) 17:08:54 ID:xcw4sQAs0
http://urx.red/rNMm
810
:
名も無きAAのようです
:2016/03/22(火) 19:13:43 ID:f4sunVF.0
http://urx.red/sOm7
811
:
名も無きAAのようです
:2016/04/17(日) 12:40:49 ID:NoIKHEGM0
一年経っちゃうぞー
読み返したけどやはり面白いから帰ってきてくれ
812
:
名も無きAAのようです
:2016/05/01(日) 23:34:25 ID:sml3Sjr20
あぁ、もうじき最終投稿から一年か…
はやいなぁ
813
:
名も無きAAのようです
:2017/05/03(水) 22:44:05 ID:Ft9lp2Kk0
面白くて一気に読んでしまった
続き待つぞ
814
:
名も無きAAのようです
:2017/10/23(月) 08:42:07 ID:sMrxSDXQ0
また読み直しちゃったぜ
いつでも良いので本当に戻ってきて欲しい
815
:
名も無きAAのようです
:2020/11/27(金) 01:55:04 ID:GJv4DCOM0
今更ながら読んだけどおもしろかったよ
待ってる人間はここにいるよ
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