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('A`)は撃鉄のようです
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o川*゚-゚)o「……ああ」
素直キュートは回想を止め、電子レンジに入れた弁当に意識を戻した。
残り数秒を頭の中で数え、チンと鳴ると同時に弁当を取り出す。
蓋を外すと十分に温められた食材から湯気が沸き立ち、彼女の食欲をそそった。
だが、それは食欲というよりも義務感だった。
彼女にとって食べる事は作業でしかなく、味や見栄えは度外視された概念だった。
未来予知のせいで向こう数ヶ月分のご飯の味が分かってしまう。
だから食べるのが楽しくない、という訳ではない。
彼女の作業的な食事風景は、単にコンビニ弁当を死ぬほど食べ続けた結果の飽きだった。
弁当を半分ほど食べてから、キュートは時計の針を確かめた。
3分後、このコンビニに人生オワタという人が来る。
キュートは人生オワタに出会う未来を数年前に予知していた。
彼に出会い、最期を一緒に過ごす未来。
素直キュートは、今日ここで死ぬ事になっていた。
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