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('A`)原始欲求のようです
37
:
名も無きAAのようです
:2014/11/06(木) 12:52:04 ID:7nNHVXvo0
乙
くそー、内容はよく分からないけど読む気にはなるんだよなあ
楽しみにしてる
38
:
名も無きAAのようです
:2014/11/06(木) 19:09:40 ID:AZg5lY9s0
おつおつ
短編集的なかんじか?
ていうか全く物語が分からん…だがそれがいい
39
:
名も無きAAのようです
:2014/11/07(金) 22:37:27 ID:KHD5Lxic0
(’e’)
ほらご覧よ! なんて幻想的な風景なんだろうね。
まるでアニメーションみたいだ。
それにあまりにも広大だから…… 向こうの方などずいぶん遠いので湾曲して見える。
.
40
:
名も無きAAのようです
:2014/11/07(金) 22:38:53 ID:KHD5Lxic0
豊満な曲線とそびえる壁を持つ巨大な、城都市とでも表現すればいいのだろうか?
巨大な塔から巨大なバルコニーが突き出ている。
どれくらい巨大なのかというと、ひとつのバルコニーに一軒家がそれぞれ30〜40ほど建っている。
地面など遥か彼方だ。
.
41
:
名も無きAAのようです
:2014/11/07(金) 22:40:17 ID:KHD5Lxic0
(‘_L’)
城内にはいくつもの自治体があり、各々に都市としての機能を持っている。
俺の妹はそのうちのひとつ、薬局で働いている。
.
42
:
名も無きAAのようです
:2014/11/07(金) 22:41:10 ID:KHD5Lxic0
(ところでこいつは要注意だ…… 妹に惚れているばかりか両思いだと勘違いしてやがる。
さらに悪いことにこいつは俺を消そうとしている。交際を俺が妨害していると信じてやまないんだ)
.
43
:
名も無きAAのようです
:2014/11/07(金) 22:43:56 ID:KHD5Lxic0
彼はべらべらとしゃべっている。この城について。
妹の素晴らしさについて。
俺は聞いてなんかいない。
.
44
:
名も無きAAのようです
:2014/11/07(金) 22:45:49 ID:KHD5Lxic0
遠くに犬が見える。散歩中の三本脚の犬が。
こいつを噛み殺してはくれないだろうか。
.
45
:
名も無きAAのようです
:2014/11/07(金) 22:48:35 ID:KHD5Lxic0
上階への移動には大型エレベータを使う。
今日のエレベータは本屋だった。
四方すべてに本があふれている。本棚だからだ。
エプロン姿の店員がかわいい。
.
46
:
名も無きAAのようです
:2014/11/07(金) 22:49:50 ID:KHD5Lxic0
こいつとエレベータに乗るときは注意しなければならない。
何しろ俺を殺そうという奴だ。
扉で頭を挟まれかねない。
.
47
:
名も無きAAのようです
:2014/11/07(金) 22:50:58 ID:KHD5Lxic0
目的の階に到着した。
エレベータの中は熱帯性の蔓植物でいっぱいになっていた。
もう少し遅かったら書籍もろとも押しつぶされていたに違いない。
南国の蔓は強いのだ。
.
48
:
名も無きAAのようです
:2014/11/07(金) 22:51:40 ID:KHD5Lxic0
(‘_L’)
薬局に足を向ける。
(’e’)
あいつが付いてくる。
.
49
:
名も無きAAのようです
:2014/11/07(金) 22:52:29 ID:KHD5Lxic0
薬局などない。
あいつが付いてくる。
.
50
:
名も無きAAのようです
:2014/11/07(金) 22:54:15 ID:KHD5Lxic0
妹など、いたか?
あいつが付いてくる。
.
51
:
名も無きAAのようです
:2014/11/07(金) 22:56:11 ID:KHD5Lxic0
妹など、いたか?
あいつが付いてくる。
.
52
:
名も無きAAのようです
:2014/11/07(金) 22:57:17 ID:KHD5Lxic0
城とはなんだ?
あいつが迫ってくる。
.
53
:
名も無きAAのようです
:2014/11/07(金) 22:58:01 ID:KHD5Lxic0
ここは、どこだ?
あいつが追いついた。
.
54
:
名も無きAAのようです
:2014/11/07(金) 22:58:49 ID:KHD5Lxic0
俺は、ナニモノだ?
あいつが融け込んでくる。
.
55
:
名も無きAAのようです
:2014/11/07(金) 23:00:25 ID:KHD5Lxic0
あオいレつハ……
( ……)
――了
56
:
名も無きAAのようです
:2014/11/08(土) 02:59:16 ID:K1zVvloI0
乙〜
57
:
名も無きAAのようです
:2014/11/08(土) 12:38:43 ID:qPDm9wck0
ここまで全員統失
58
:
名も無きAAのようです
:2014/11/12(水) 23:45:11 ID:NDy7czLE0
駆けている。
誰も彼も。
.
59
:
名も無きAAのようです
:2014/11/12(水) 23:46:02 ID:NDy7czLE0
父も母も兄も姉も弟も妹も
叔父も(伯父も)叔母も(伯母も)従兄弟も(従姉妹も)
夜の闇を駆けている。
広い野を駆けている。
.
60
:
名も無きAAのようです
:2014/11/12(水) 23:47:03 ID:NDy7czLE0
二本の脚で駆けている。
人間然と、駆けている。
.
61
:
名も無きAAのようです
:2014/11/12(水) 23:48:55 ID:NDy7czLE0
(メ._⊿)
私も駆けている。
.
62
:
名も無きAAのようです
:2014/11/12(水) 23:50:43 ID:NDy7czLE0
四 本 の 腕 で
駆 け て い る。
.
63
:
名も無きAAのようです
:2014/11/12(水) 23:52:31 ID:NDy7czLE0
先導するのは小舟である。
水陸両用。
土を蹴立てて先を行く。
.
64
:
名も無きAAのようです
:2014/11/12(水) 23:54:59 ID:NDy7czLE0
船頭には小男が。
叱咤激励。
血を撒き散らし声を張る。
.
65
:
名も無きAAのようです
:2014/11/12(水) 23:55:43 ID:NDy7czLE0
四本の腕、それぞれの手先を軽く拳に握っている。
指の背は心地良い地面の感触を伝えてくる。
.
66
:
名も無きAAのようです
:2014/11/12(水) 23:56:29 ID:NDy7czLE0
人間達が何処へ駆けて行くか私は知らない。
向かう宛があるのかすら、知らない。
.
67
:
名も無きAAのようです
:2014/11/12(水) 23:58:03 ID:NDy7czLE0
ミセ*゚ー゚)リ
「見て、__も一生懸命駆けているよ。」
「たまにね、道を外れて見えなくなるの。でも__しか知らない近道を通って先回りして驚かしてくるの。」
「なんだか仔猫みたいで、可愛らしいよね。」
.
68
:
名も無きAAのようです
:2014/11/12(水) 23:59:12 ID:NDy7czLE0
どうだろうか。
私は現実には可愛らしいさの欠片もない生き物ではないのだろうか。
(メ._⊿)
仔猫のようだと思われたい――。
そんな風に媚びたくなどない――。
.
69
:
名も無きAAのようです
:2014/11/13(木) 00:00:15 ID:m0ehhBGA0
これは、そう。
私が、私のためにする、近道。
体力を温存したいだけ――。
.
70
:
名も無きAAのようです
:2014/11/13(木) 00:01:34 ID:m0ehhBGA0
私は道を大きく外れる。
元より人間達とひとかたまりに駆けていた訳ではない。
.
71
:
名も無きAAのようです
:2014/11/13(木) 00:04:12 ID:m0ehhBGA0
アスファルト(BK)線(WH)電灯(OR)
覆い被さる闇( )
.
72
:
名も無きAAのようです
:2014/11/13(木) 00:05:40 ID:m0ehhBGA0
道が大きく隆起してくる。
まだこのアスファルトは敷いたばかりなのだ。
やわらかいのだ。
一見遠廻りに見えるがこれは近道なのだ。
ほら、下に小さく見える人間達。
.
73
:
名も無きAAのようです
:2014/11/13(木) 00:07:07 ID:m0ehhBGA0
振り子式だ! 振り子のように駆けるんだ!
もっと速く! さらに速く!
拳の着地は一直線に!
.
74
:
名も無きAAのようです
:2014/11/13(木) 00:08:08 ID:m0ehhBGA0
私は振り子式で走るのが得意ではない。
胴体が軋みをあげる。
仔猫みたいって、言ってくれるかな?
.
75
:
名も無きAAのようです
:2014/11/13(木) 00:09:19 ID:m0ehhBGA0
私は駆けて●●。
上半身も、下半身も駆けて●●。
.
76
:
名も無きAAのようです
:2014/11/13(木) 00:10:29 ID:m0ehhBGA0
もう追い付くことは出来ないらしい。
近付くことも、出来ないらしい。
.
77
:
名も無きAAのようです
:2014/11/13(木) 00:11:14 ID:m0ehhBGA0
いつの間にか沈下している道に捕らわれた私は、駆け去って行く人間達を見送った。
やわらかかったアスファルトは最早、堅くなっている。
――了
78
:
名も無きAAのようです
:2014/11/13(木) 03:34:07 ID:tAbI3vbI0
乙。
79
:
名も無きAAのようです
:2014/11/13(木) 21:19:18 ID:MMLIv9Kk0
乙
解釈に困るなw
80
:
名も無きAAのようです
:2014/11/14(金) 19:33:36 ID:XNP0uVKA0
感想がうまく言えないけどひたすらに引き込まれる!また読みたいと思える
おつです
81
:
名も無きAAのようです
:2014/11/15(土) 01:42:23 ID:g.f/1EB.0
探しものをしていた。
見つからないから空を仰いだ。
美しい澄んだ、冬の夜空。
満天の星空だった。
柄にもなく、星に願いをかけたのだ。
.
82
:
名も無きAAのようです
:2014/11/15(土) 01:43:49 ID:g.f/1EB.0
眺めていると可笑しなことに気がついた。
星が、増えている。
.
83
:
名も無きAAのようです
:2014/11/15(土) 01:45:01 ID:g.f/1EB.0
加速度的に星が増えているのだ。
もちろん、今目の前で爆誕した星ではないのだろう。
単純に見えなかった星が見えるようになっているのだろう。
大気が薄まっているのか?
それとも――。
.
84
:
名も無きAAのようです
:2014/11/15(土) 01:46:46 ID:g.f/1EB.0
プラネタリウムの迫力をとうに超え、図鑑でしか見い得なかった大星雲に届こうかというころ。
星に影が混ざり始めた。
.
85
:
名も無きAAのようです
:2014/11/15(土) 01:48:18 ID:g.f/1EB.0
隕石だ! 宇宙デブリだ!
.
86
:
名も無きAAのようです
:2014/11/15(土) 01:49:28 ID:g.f/1EB.0
ほとんど雲ほどの低い位置に、たくさんの、落下物が張り付いている。
星が見えなくなっている。
消えたのではない、落下物のせいだ。
.
87
:
名も無きAAのようです
:2014/11/15(土) 01:50:33 ID:g.f/1EB.0
空が真っ黒に!
.
88
:
名も無きAAのようです
:2014/11/15(土) 01:51:43 ID:g.f/1EB.0
刹那、落下物が、万有引力に引き寄せられ――
・
。
*
落
下
物
.
89
:
名も無きAAのようです
:2014/11/15(土) 01:52:29 ID:g.f/1EB.0
――落ちたと思った落下物は空へ舞い戻って行った。
90
:
名も無きAAのようです
:2014/11/15(土) 01:53:21 ID:g.f/1EB.0
舞い戻って行く元・落下物は、
カタチを作り始めた。
.
91
:
名も無きAAのようです
:2014/11/15(土) 01:54:51 ID:g.f/1EB.0
空に戻った元・落下物が描き出したのは、世界最大のインターネットサービスを提供する会社のロゴだった。
92
:
名も無きAAのようです
:2014/11/15(土) 01:55:39 ID:g.f/1EB.0
さらにロゴはカタチを変える。
.
93
:
名も無きAAのようです
:2014/11/15(土) 01:56:28 ID:g.f/1EB.0
トランスフォームだ!
.
94
:
名も無きAAのようです
:2014/11/15(土) 01:57:14 ID:g.f/1EB.0
地球が本当に滅びる前に! -
F(ファイン)アートで世界を変えよう! -
作品募集中!-
.
95
:
名も無きAAのようです
:2014/11/15(土) 01:58:15 ID:g.f/1EB.0
なんてことだ! これは世界初のアストロノミック・コマーシャルだったのだ!
.
96
:
名も無きAAのようです
:2014/11/15(土) 01:59:22 ID:g.f/1EB.0
こうして空はもとの様相を取り戻してしまった。
2、3の星がくすむただの空だ。
.
97
:
名も無きAAのようです
:2014/11/15(土) 02:00:05 ID:g.f/1EB.0
(//‰ ゚)
.
98
:
名も無きAAのようです
:2014/11/15(土) 02:01:25 ID:g.f/1EB.0
星に願いなど捧げた僕は、恥ずかしくなって窓を閉めた。
探しものは捨てられていた。
――了
99
:
名も無きAAのようです
:2014/11/15(土) 05:43:32 ID:JFIvnBPw0
こういう雰囲気好き
試演
100
:
名も無きAAのようです
:2014/11/15(土) 18:36:45 ID:r9.cgbFI0
おつです
101
:
名も無きAAのようです
:2014/11/15(土) 18:52:38 ID:KKseRTNw0
乙
時々ブーン系か分からなくなるww
102
:
名も無きAAのようです
:2014/11/18(火) 14:19:53 ID:46Qz9Uug0
乙
頭をふる回転させるんだ
103
:
名も無きAAのようです
:2014/11/23(日) 00:40:46 ID:7luMvU3U0
( ><)
愛と勇気とサムマネーを取り戻せ!
どうやら僕の、愛と勇気とサムマネーが失せてしまったようだ。
いや、金はある。
どうやら僕の、愛と勇気とサムマネーをつなぐ回線が失せてしまったようだ。
.
104
:
名も無きAAのようです
:2014/11/23(日) 00:41:34 ID:7luMvU3U0
まず寝室を探すと金をつなぐ回線を発見した。
早速つなぐ。
預金通帳に絡んでいる黄色い毛糸のような回線を飲み込むのだ。
.
105
:
名も無きAAのようです
:2014/11/23(日) 00:42:32 ID:7luMvU3U0
寝室から前庭に探しに出る。
なんと! 僕の大事な桜の若木に季節外れのセミがいるではないか。
僕は木の周りにたくさんの木箱を積み上げ、木箱ごと木を揺すった。
.
106
:
名も無きAAのようです
:2014/11/23(日) 00:43:14 ID:7luMvU3U0
セミは重い羽根を広げ飛び立つ。
隣家のババァが素早く網を振るってセミを捕らえる。
「あのババァはセミ捕りの様子を動画サイトにアップして広告収入で稼いでいるんだ。
捕まえたセミは喰うんだぜ。雄ゼミは腹が空洞だから空揚げにして。」
.
107
:
名も無きAAのようです
:2014/11/23(日) 00:43:55 ID:7luMvU3U0
文明の時代だなぁ。
あっという間にアップロードされたその動画をスロー再生したあと一度寝室へ戻る。
ちなみに僕の家は寝室を中心に卍状に廊下が伸びている。
北の角に第二洗面所、そのまま進むと裏口。
さっきの前庭には南の廊下を使って出る。
.
108
:
名も無きAAのようです
:2014/11/23(日) 00:44:44 ID:7luMvU3U0
寝室の寝台には僕の恋人が眠っていた。
桃色の糸が絡まっている。
恋人を起こし糸を飲み込む。
愛の回線がつながった。
.
109
:
名も無きAAのようです
:2014/11/23(日) 00:45:25 ID:7luMvU3U0
恋人と共に北を通って裏口を出ることにした。
壁に羽根のないクワガタがとまっている。
あのババァはクワガタも揚げて喰うんだろうか。
服についた蛾を指でバラバラにしながら考える。
.
110
:
名も無きAAのようです
:2014/11/23(日) 00:46:05 ID:7luMvU3U0
( ・−・ )
こんなところに洗面所があったんだ。
待って、身だしなみを整える。
そう行って鏡を見る恋人。手持ち無沙汰な僕。
.
111
:
名も無きAAのようです
:2014/11/23(日) 00:48:32 ID:7luMvU3U0
この間に断捨離をするんだ。
ポマード、いらない。古いクシ、いらない。試供品、いらない。
使いさしのクリーム、いらない。リップクリーム、いらない。
いらない、いらない、いらない、いらない、いらない、
いらない、いらない、いらない、いらない、いらない、いらない、
いらない、いらない、いらない、いらない、いらない、いらない、いらない、
いらない、いらない、いらない、いらない、いらない、いらない、いらない、いらない、
.
112
:
名も無きAAのようです
:2014/11/23(日) 00:49:58 ID:7luMvU3U0
洗面所の物がドライヤーだけになったところで恋人が振り向く。
(片付いた洗面所に絵画を飾るのはどうだろうか)
裏口を出ると、今日は砂浜だった。(昨日は芝生野原だった)
.
113
:
名も無きAAのようです
:2014/11/23(日) 00:50:40 ID:7luMvU3U0
波打ち際に友人が座っていた。
( <●><●>)
青色の糸が絡まっている。
夕日を眺めるんだ。
あの小島に向かって沈んでいく夕日は美しいんだ。
.
114
:
名も無きAAのようです
:2014/11/23(日) 00:51:35 ID:7luMvU3U0
僕は青色の糸を飲み込んだ。
それだけじゃダメなんだ。
またすぐ口から抜けてしまうよ。
各々の回線をしっかり接続先に繋がないと。
黄色の回線の先には預金通帳が、桃色の回線の先には恋人が。
では青色の回線の先には…… 何が。
.
115
:
名も無きAAのようです
:2014/11/23(日) 00:52:22 ID:7luMvU3U0
太陽さ。
夕日が沈むあの小島につなげば太陽に繋いだのと同じになる。
俺が泳いでいって繋いできてあげる。
.
116
:
名も無きAAのようです
:2014/11/23(日) 00:53:52 ID:7luMvU3U0
僕はその言葉に甘えることにして青色の糸を飲み込み砂浜に座って待つことにした。
口から伸びる黄・桃・青の糸が一体どうして回線になりえるのか。
日もすっかり沈んだ頃、海がさざめきだした。
.
117
:
名も無きAAのようです
:2014/11/23(日) 00:54:37 ID:7luMvU3U0
光だ! 小島から光がやってくる!!
回線が開通したのだ!!
.
118
:
名も無きAAのようです
:2014/11/23(日) 01:00:34 ID:7luMvU3U0
黄・桃・青の光が僕に収束する。
僕は体内から目も眩むほどの白い光をあふれさせた。
回線を接続先は光となって僕に取り込まれた。
世界からは預金通帳と恋人と太陽が失せた。
でもそんなのは些細な事だ。
.
119
:
名も無きAAのようです
:2014/11/23(日) 01:01:46 ID:7luMvU3U0
( ><)
だって僕は愛と勇気とサムマネーを取り戻したのだ!
――了
120
:
いぬのたまご
:2014/11/23(日) 22:44:36 ID:u60BdDPM0
まとまったお金が欲しい人はこちらへ
http://www.fc-business.net/qgesw/
121
:
名も無きAAのようです
:2014/11/23(日) 23:04:47 ID:gylzopnU0
ワロタ
122
:
名も無きAAのようです
:2014/11/23(日) 23:36:45 ID:1qWqf6Oo0
業者ワロタ
123
:
名も無きAAのようです
:2014/11/26(水) 22:20:31 ID:wOO6GmAk0
ユニークなんだけどそこはかとなく鬱々としてる感じがたまらない
おつです
というか業者読んでるのかなwwwタイミング良すぎる
124
:
名も無きAAのようです
:2014/11/27(木) 22:37:44 ID:lvmzOOsQ0
( ・∀・)
彼女との邂逅を果たした。
(#゚;;-゚)
長く逢えなかった彼女と。
.
125
:
名も無きAAのようです
:2014/11/27(木) 22:38:29 ID:lvmzOOsQ0
愛しかった彼女。愛は薄れてしまったのか。
消え去りはしない、と私は思っている。
独り善がりだろうか。
.
126
:
名も無きAAのようです
:2014/11/27(木) 22:39:18 ID:lvmzOOsQ0
絶対に交合はしないという条件のもと、私と彼女はモーテルの一室に入った。
交接を目的としなくても、公にはできない関係なのだからこんな場所で他人目を偲ぶのだ。
互いにぽつりポツリ近況を語り合う。
懐かしい思い出を転がすように語り合う。
.
127
:
名も無きAAのようです
:2014/11/27(木) 22:40:32 ID:lvmzOOsQ0
愚息が彼女を求めて立ち上がる。
.
128
:
名も無きAAのようです
:2014/11/27(木) 22:41:37 ID:lvmzOOsQ0
約束は守る。
「ねぇ……
優しく、彼女の衣服を脱がす。
彼女は、抵抗しない。
「約束は、守るから。」
.
129
:
名も無きAAのようです
:2014/11/27(木) 22:43:22 ID:lvmzOOsQ0
下着だけになった彼女。
モーテルの薄汚れた寝台の上に照らしだされる彼女。
「あたし今、生理中なの。」
だからなんだというのだろうか。
生理中でなかった性交もできたとでもいうのだろうか。
.
130
:
名も無きAAのようです
:2014/11/27(木) 22:44:05 ID:lvmzOOsQ0
そもそも交際中だったら血まみれになってよがり狂っていたくせに。
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131
:
名も無きAAのようです
:2014/11/27(木) 22:45:45 ID:lvmzOOsQ0
手を触れずとも、私は射精した。
手で拭う。
私は思い立つ。
彼女の股間に手をのばす。
下着をまくり秘裂を指でかき分ける。
どろりとした経血をすくい取る。
手の中で経血と精液が混ざる。
嫌がる彼女の腿に、腹に、それを塗りたくる。
.
132
:
名も無きAAのようです
:2014/11/27(木) 22:46:31 ID:lvmzOOsQ0
房事には及んでいないぞ!
「やめて、なにしてるの」
嫌がる”素振り”を見せる彼女。
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133
:
名も無きAAのようです
:2014/11/27(木) 22:47:14 ID:lvmzOOsQ0
( ・∀・)
「ここに私達が居たって印すんだ! 君の経血と私の精液を使って!
君自身に、壁に、私自身に!」
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134
:
名も無きAAのようです
:2014/11/27(木) 22:47:57 ID:lvmzOOsQ0
壁に、消火栓に、寝台に。
私はそれを塗りたくった。
濡れたその場所は紅色に発光しているかのようだ。
斑に浮かび上がるその模様は這いまわる蛞蝓のように淫靡で美しい。
彼女は呆然と眺めている。
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135
:
名も無きAAのようです
:2014/11/27(木) 22:48:49 ID:lvmzOOsQ0
ここまで来て私は我慢できなくなった。
彼女、もとい元彼女と情交を果たせないのであれば現彼女となすべきである。
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136
:
名も無きAAのようです
:2014/11/27(木) 22:49:32 ID:lvmzOOsQ0
声を上げて扉の外にいた現彼女を呼び入れる。
ミセ*゚ー゚)リ
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