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( ´_ゝ`)ブーン系小説&イラスト練習総合案内所のようです
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( ´_ゝ`)涼しくなってきたな
( ´_ゝ`)ここはブーン系小説&イラスト練習総合案内所だ
初めての方や馴染みのない方は以下のブーン系wiki、テンプレ等をよく読んで
ご理解とご協力をお願いします
・総合スレにおける最低限のルール、マナー
・よくあるQ&A
・荒らしについて
・進行中の企画・創作板の特殊スレ一覧
・AAテンプレ一覧
ブーン系wiki
http://www43.atwiki.jp/boonkei/
ttp://boonkei.wiki.fc2.com/
↑が見れない、AAがコピー出来ない方の為の予備サイト
ttp://boonkei.web.fc2.com/top.html
ttp://boonkei.m.web.fc2.com/top.html(携帯用)
兄弟スレ
( ^ω^)ブーン系小説シベリア図書館のようです★51
http://c.2ch.net/test/-/siberia/1391693128/
前スレ
<ヽ`∀´>ブーン系小説&イラスト練習総合案内所のようです
http://jbbs.m.shitaraba.net/b/i.cgi/internet/13029/1408950642/
( ^ω^)ブーン系小説板のようです(旧避難所、スレ立て上限に達した)
ttp://jbbs.shitaraba.net/sports/37256/
( ^ω^) ブーン系小説板2のようです
http://jbbs.m.shitaraba.net/b/i.cgi/internet/16305/
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>>842
いや飽きたらやめろよww
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総合に色々書きたい……
規制さえなければなぁ
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総合に色々書きたい……
遭遇さえできればなぁ
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ここが総合だろ……(錯乱)
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( ^ω^)真夏の夜のブーン系総合スレッドのようです
http://viper.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1413625344/
昨日の夕方からぶっ続けでやっててすごいわ
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ちなみに>>849のスレまだ生きてる
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努力は認める
ただ何故ホモに魂を売った
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それが謎過ぎ。しかもだんだんクレヨンしんちゃんになってて笑ってしまう俺がいる
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継続は力なり……?
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まず谷亮子には夫がいるだろ! いい加減にしろ!
これでちょっとフフッってなった
悔しい
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正直言わせてもらうと淫夢ネタをヨソでやるのはガキ臭すぎるので好きじゃない
いやまぁブーン系もガキ臭いって言われたらそれまでなんですがね
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だから>>1以外はあんまりレスつけてないんじゃねーの
俺もそっとじだった
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むかしクソ淫夢のせいで被害被った身としてはこういうのマジで辞めて欲しいわ
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>>857
古傷を抉るようで申し訳ないんだけど好奇心が抑えられないから是非その顛末を教えてほしい
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読んだら中身はちゃんとした作品感想で楽しめた
あと自分の書いた作品が挙がっていてありがとうございます!!
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VIPの総合は口調はアレだがかなり頑張っているから、俺としては好きなんだがな
まあただの感想スレで総合の役割果たしてないけど
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>>858
ブーン系関係ないぞ
ボードゲームしてたんだよ、オンラインで出来る奴あるからそれ使って、4人くらいで
そこは予め設定しておけば狙ったタイミングでBGMとか流せるんだ
そんで場面的に盛り上がるタイミングだったから俺の好きなBGMでその場にあったテンションが上がる熱い曲を差し込んだんだよ
でBGMが流れた瞬間一人が「ながれ変わったな」や(歓喜)って言い出したんだよ
どうやら淫夢民だったみたいで、そっからずっと俺に対して淫夢ネタを振り続けてくる
で、そこって部外者が自由に観戦出来るんだけどさ、観戦者の中にも淫夢民が居たみたいで
そいつと淫夢ネタ言い合ってわらってんの、ボードゲームの順番とか無視して
「たまたま被っただけなんで、淫夢関係ないです」って言ってんのに「ホモは嘘つき、はっきりわかんだね」とかしか言わないもん
そしたら別の観戦者が「淫夢民死ねよ」とか煽り始めて、もうぐっだぐだ
別に淫夢ネタやるな、とは言わないからさ
それが万人受けするネタじゃない事を理解した上で空気読んで使えよ
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>>861
なるほど……大変だったな
スレ違いなこと聞いてスマンカッタ
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現行で下ネタしか書いて無いのでたまには真面目なの書きたい
というわけでaaとお題オナシャース
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N| "゚'` {"゚`lリ
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('A`)
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(´・ω・`)
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( ^ω^) これが世界の真実かお・・・
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AA把握しました
よかったらお題もオナシャース
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ありがとうございまーす
サクッと書いてきまーす
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vipっておもしろければなんでもokみたいな発言あったよな
時期的に淫夢がはやる以前にあったはず
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面白ければね
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面白さを自分達で作るのもVIPだけどね
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その分最初に外した奴への風当たりも強いのが厳しいところ
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VIP自体最初は追い出された奴らの隔離板だったからな
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投下するよーん
なんかお題にそってたつもりが全然違う話になっちまった……
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(´・ω・`)「羨ましいよ。僕みたいな年になるとね、本当に君達が羨ましいと思うんだ」
(´・ω・`)「何にでも挑戦出来る。何度でも失敗出来る。何度だってやり直せる」
(´・ω・`)「若さっていうのはね。素晴らしい、才能みたいなものなんだ。」
(´・ω・`)「君は、その才能を無駄にしちゃいけないよ?」
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――悲劇の幕開け――
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喉の辺りにもう何百回と反復して味わう、虫が這うような不快感。
額の辺りにベッタリと髪の毛が張りついているし、何となく自分の体臭がキツく感じる。
どうやら昨日も、結局シャワーを浴びる事なく酔い潰れて寝てしまったようだ。
('A`)「4日連続か。記録更新だな」
寝起きと二日酔い。ダブルの倦怠感にさいなまれる我が身に鞭うって蛇口をひねる。
多分1週間くらい洗ってないコップに水を注いで、喉に潜む害虫ごと一気に飲み干す。
本当だったらもう2、3杯飲みたかったけれど、実際のところ、二日酔いの時に大量に水分を取るとすぐに戻してしまうので辞めておいた。
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('A`)「頭いて―な」
床に転がるスマートフォンで時間を確認。
傷だらけの液晶ごしに時刻は11:30を表示している。買い替えようかな。そう思った。
思うだけならタダだから。
ちなみに今日は水曜日。
回りのやつらは働いたり勉強したりなんかそ―いう事をしている筈だ。
('A`)「だが俺には関係無い」
テーブルの上には空になった缶ビールが6本。
それから昨日買ったウィスキーがキャップが開いた状態で放置してある。
それからスナック菓子の欠片とその空き袋が散乱。
それらをちょいちょいと押し退けてほとんど投げるように空になったグラスを置いた。
よくよく見てみれば、度数43゜のウィスキーがほぼ無くなっている訳だから、なるほど昨日はよく飲んだものだ。
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('A`)「内藤の野郎。殆どビールだけで酔っぱらいやがって」
365日酒を飲んでる俺な訳だが、その内の160日くらいは内藤と2人で飲んでいる。
そしてその内の140日くらいはアイツが勝手に潰れている。
そうして俺は結局、いびきをかくマヌケ面を横目に、1人黙々と体内にアルコールを蓄積しながら睡魔を待たなければならない。
そうして、さあ、ようやく眠くなったぞ。という頃にはほとんど朝になってるものだから、結局のところ、内藤の奴はまるで我が家のように勝手に起きて、勝手に風呂に入って、勝手にバイトに向かう。
('A`)「あっ、洗い物だけはやってくれるか」
まあ大体、そんな感じ。
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多分、俺とアイツみたいな関係を親友って言うんだろうけど、どうしてか、こう、そういう言葉ではおさまりが悪い。
俺もアイツも、もともと友人は少ない。
おまけに友人が出来てもその関係を維持しようともしない。
だからもし俺達に、もっと友人の選択肢が多かったなら、お互いに別々のやつと、それこそ「親友」という関係を築いていた筈だ。
根拠は無いけど、多分、そんな感じ。
だから別に、わざわざ俺とアイツの関係性を深くは考えないし言葉にもしない。
そういうのは考えれば考えるほど意味が無い。
('A`)「友情とかそ―いうのって、なんかマンドクセ」
未だに厨二病が抜けきれないのか、そうなのか。俺はまだまだ痛い子なのか。
いったい全体どうなのか。
そういう事を考えるのはもう辞める事にした。
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('A`)「俺は世捨て人。毎日がエブリデー」
大体1ヶ月前から。具体的には24日前。
二日酔いが原因で2年間続けたバイト先をバックレたその日から。
('A`)「あっ、エブリデーじゃなくてホリデーだった」
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育つ雑草のようです
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( ^ω^)「結局、どういうことなんだお?」
('A`)「知らん」
内藤が持って来たDVDを鑑賞しながら酒を飲む。
俺が一人暮らしを初めてから、何十回と繰り返されるいつもの日常。
強いて違う点をあげるなら、今日の映画は大ハズレだった事。
( ^ω^)「オチが訳分かんないと、気持ち悪いんだよな―」
いつもだったらキャッキャッと騒ぎながら、あのシーンはこうだとか、あの役者はああだとか騒ぎながら酒をあおるのだが、今日はそういう気分では無いらしい。
俺としてはそれはそれで、別にどうでもいいんだけど。
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( ^ω^)「ドクオのオススメの映画、何か無いのかお?
いい加減、僕ばっかり映画持ち込むの不公平な気がしてきたお」
('A`)「別に俺が頼んでるわけじゃね―だろ?お前が勝手に持ってきてるだけじゃん」
(;^ω^)「いや、まあ。それ言っちゃうと、アレだけどさあ」
内藤は不満そうな表情を浮かべながらビールに口をつける。
こいつにしてはペースが遅い。
いつもならもう2本目のプルタブを開けている頃だろう。
(;^ω^)「この家、娯楽が少なすぎるんだお。再生機はあってもDVDは無いし、ゲームも無いし」
('A`)「そりゃ、有ったらいいんだろうけどよ。
実際に家主の俺が買おうって気にならないんだから仕方ないだろ」
( ^ω^)「普段退屈じゃないのかお?」
('A`)「飯喰って、寝て、シコッて、寝てりゃあ、また明日。
退屈とは無縁の快適なニートライフ」
(;^ω^)「そういうのを退屈って言うんだお」
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内藤の文句を聞き流しながらウィスキーをグラスに注ぐ。
それから流れるように口に入れてそのまま飲み込む。
喉と胃が焼ける音がする。
気がした。
本日5杯目のウィスキーの味はいつも通り。
退屈で、もったりして。うん、それだけ。
( ^ω^)「で?」
('A`)「は?」
( ^ω^)「映画。オススメのだお」
('A`)「お前と趣味合わないと思う」
( ^ω^)「ジャンルは?」
('A`)「スプラッター」
(;^ω^)「ああ……」
-
内藤はどこか納得したような表情を浮かべながらビールを飲み干した。
間髪入れずにプルタブを開ける時の、あの何とも言えない心地よい音が響く。
そして流れるように2本目のビールを口に流し込んでいる。
( ^ω^)「ウィスキー頂戴」
('A`)「あ?また混ぜんの?」
( ^ω^)「ボイラーメーカーだお」
('A`)「ああそう」
2ヶ月くらい前に、たまたま俺がネットで知ったその酒を作って飲み初めてから、内藤はよくこうしてビールとウィスキーを混ぜただけの安っぽいカクテルを真似して作っていた。
俺の方は最初の1、2回で飽きてそれっきりだったけど、内藤はそれを心底美味そうに飲んでいる訳だから、よっぽどのお気に入りなんだろう。
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('A`)「言うほど美味いかね?それ」
事実、目の前でゴクゴクと。それはもう美味そうに。
( ^ω^)「教えてくれたのドクオじゃないかお」
('A`)「俺は酒の美味い不味いとか分かんね―からさ」
( ^ω^)「じゃあ何でわざわざ酒を飲むんだお?」
('A`)「酔うために決まってるだろ」
ウィスキーをグラスに注ぎ、そのまま口へ、喉へ。
本日6杯目。
輪郭がぼやけた視界が、ようやく身体にアルコールが回ってきたことを教えてくれたもんだから、少しだけテンションが上がった。
酒っていいね、うん。
-
('A`)「酔った―?」
(*^ω^)「大丈夫だお。大丈夫だお」
('A`)「あっそう」
(*^ω^)「大丈夫だってば」
('A`)「知ってるよ。ちなみに俺は結構酔ってるぞ」
(*^ω^)「なら、僕も。酔ってるお」
('∀`)「意味分からん」
ヘラヘラと笑いながら本日○杯目のウィスキー。
酔っている時は、楽しい。理屈とか抜きに、ただ、楽しい。
('∀`)「酔ってるとさあ、エロい気持ちになるじゃん?
あれ、何でだか知ってる?」
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(*^ω^)「お―?媚薬効果があるとか。かお?」
('∀`)「ちげ―よ。なんかさ、アルコールっていうのは、脳ミソの理性をつかさどる?場所をさあ、鈍くさせちまうんだって」
(*^ω^)「ほうほう」
('∀`)「だからさ、本能とか欲望に忠実になるらしい。
まあ、結果的に自分に正直になるって事らしいぜ」
(*^ω^)「ああ、腹割って話すには酒が1番だ。って親父も言ってたお」
こんなことわざわざ説明しないでも誰にでも分かる話。
つまり、こう言うことをわざわざ説明したくなる程に酔ってる訳ですね、うん。
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あたしはまだ〜死んでいる
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酒はいい。正しくは酔っぱらってる、この感覚。
素面だったら糞つまらない日常会話も物凄い面白いもののように勘違いさせてくれるし、自分の考えてる事が何だか、こう、物凄く崇高なものだと誤解させてくれる。
そして何より正直になれる。普段だったら周りにドン引きされるような爆弾だって、酔ってる時は平気で放り込める。
('A`)「人を殺したい」
ほらね?爆弾投下しちゃった。
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('A`)「学校卒業して、フリーターになって、ついこの前ニートになった」
('A`)「貯金なんかしてなかったから金も無い。
このままじゃきっと来月の家賃さえ払えない」
本日○杯目のウィスキー。
苦くて、臭くて、色つきの、不味い水。
俺の喉が鳴る音が、嫌に響く。
('A`)「若ければ何でも出来るってさあ、昔言われたんだよ。
ほら、多分内藤も知ってる、あの居酒屋のさあ、しょぼくれ顔のオッサンに」
内藤は俺のほうをじぃっと見ながら相槌を打って、ビールを飲む。
今さら気まずくなる関係でも無いのに、6.5畳のワンルームの空気はピンと音が鳴りそうになるほど張りつめていた。
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('A`)「なあ、内藤。俺達はさあ、自由なのかな?」
( ^ω^)「……」
('A`)「まだ若いしさ。多分さ、今から物凄い頑張ったりしたらさ、きっと大学とかにも行けると思う」
('A`)「例えばやりたいこと見付けてさ、夢追っ掛けたりしてもさ、まだ許される年だと思う」
('A`)「あとはそうだな……この顔じゃ難しいだろうけどさ、誰かいい女見付けてさ、恋愛して、ゆくゆくは結婚とかもいいよな」
('A`)「でもさ」
('A`)「人を殺しちゃいけないんだよなあ」
('A`)「なあ内藤」
('A`)「俺達は自由なのかなあ?」
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空になったであろうビールをテーブルに置いた音が控えめに響いた。
アルコールのせいで普段より赤らんだ顔で内藤が真剣な顔で俺を見つめる。
まるで、何かこう、腹の中をさぐるように。
( ^ω^)「ニートになって、引きこもってるから。
多分、そういう変な事考えるんだお」
( ^ω^)「僕達は自由だお。もちろん本当に何やってもいいっていう訳じゃないけど、無法地帯になっちゃうし」
( ^ω^)「今から死ぬ気で勉強すれば東大生にもなれるし、死ぬ気で練習すればミュージシャンにもなれるお。
もちろん、かなり極端で大雑把な説明だけど」
( ^ω^)「ドクオはちょっと疲れてるだけだお。お前はそういう、怖いこと考えるの似合わないお」
( ^ω^)「少なくとも犯罪っていうのは、自由とは程遠い。
そういうとこにあるもんだと僕は思う」
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久々に内藤の真剣な表情を見た気がする。
アルコールで熱を帯びた身体に、更なる燃料を投下させるために、また色つき水を飲み干した。
( ^ω^)「飲みすぎ」
('A`)「大丈夫。俺、強いから」
( ^ω^)「そうだけどさあ……」
('A`)「聞けよ。引きこもってるからっていうのはあるかもな。
考える時間が多いから、色んなことも妄想する」
('A`)「たださあ、なんだろうなあ。
金も無くて、仕事も無くて、やりたいことも無くて、何で生きてるか分からなくて」
('A`)「それでも、まあ、生きるしか選択肢が無くてさ。
だから結局のとこは稼がなきゃならない、圧迫的にな」
( ^ω^)「当たり前だお」
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('A`)「たださ、何かな。もう疲れちまったんだよ。
21の若造が何言ってんだって言われたらそうなんだけどさあ、やりたいことやって死にたいなあってさあ」
( ^ω^)「それが犯罪かお?僕だってそういう邪なこと考えたことあるけど、そんなもんこの世界では許されないお」
( ^ω^)「人間なら、誰しもそういう薄汚れた、反社会的な感情を駆除しながら、汗水垂らして生きてくものだお」
('A`)「世界かあ……そっかあ、やけにデカい話になっちまったなあ」
( ^ω^)「大袈裟かな?でも、少なくとも、人殺しは世界中で許されない最低の行為だお」
('A`)「ああ、そうだよなあ。分かる分かるよ内藤。
でもなあ、多分、間に合わないんだよなあ。俺」
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もう何度目か分からない色つき水。
味なんか、知らない。
('A`)「何でかって言うとさあ、酔っぱらってる時の俺はさあ、人を殺す事ばっかり考えてるの」
('A`)「どの時間でどの場所でどのタイミングでどんな道具を使ってどんな風に殺してどんな風に逃げて」
('A`)「ほら?酔っぱらってるとさあ、欲望が、丸裸になるだろ?」
( ^ω^)「……詭弁だお」
('∀`)「かもな?でもさあ、ちょっと楽しみでもあるんだよなあ」
('∀`)「この、雑草みたいに、放っておくだけなのに、無駄にぐんぐんと育つ殺意?反社会的思想?」
('∀`)「そういうのがさあ、俺の心を、俺の身体を、俺の世界を」
('∀`)「飲み込むのはいつになるのかな―ってさあ!!」
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( ^ω^)「……」
(#'A`)「周りの奴らは自由だ自由だなんて言うけどさあ!選べるのが自由なのか!?逃げれるから!?努力出来るから!?」
(#'A`)「違う!!」
(#'A`)「そんなの自由じゃない!!」
(#'A`)「どいつもこいつも自由だ自由だってはしゃいでるけど!こんな世界で!」
(#'A`)「俺らは!少しも!!」
(#'A`)「自由なんかじゃない!!」
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( ^ω^)「……」
('∀`)「……あはは」
( ^ω^)「……」
('A`)「酔っぱらってるなあ俺」
( ^ω^)「うん。珍しいくらいに、酔っぱらってるお」
('∀`)「飲む?ウィスキー。うん、いや、今日は飲もうよ?な?」
( ^ω^)「……分かったお」
('∀`)「ああ、楽しいなあ!やっぱり酒はいいね。酒はいい!!凄く楽しいよ!!」
そこから先はおぼろげ。
内藤がウィスキーを1杯飲んで、あっと言う間に潰れて、多分俺はまた飲んで、うん。
そんな感じだったんじゃないかな。
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('A`)「あ―」
('A`)「二日酔い、酷いな」
頭をかきむしる。髪の毛が何本か右手にまとわりつくようにハラハラと落ちて行く。
しかも粉雪のオマケ付きだ。こりゃあいいね。
('A`)「生きてる意味も無い、こんな廃人は」
('A`)「死んでるのと変わんね―んじゃね―かな?」
スマートフォンを取り出す。
傷だらけの液晶に反射して映る人間には、精気が感じられない。
人形ほど無機質じゃないけど、そこまで愛嬌がある訳でも無い。
死体がぴったりかな。
('A`)「ああやっぱ死んでるわ、こりゃ」
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よし!と両手で頬を叩き、二日酔いを吹っ飛ばす。
善は急げ!あれ、違う?
急がば回れ!いや、これも違うか。
こんなことを考えながら、俺は台所から包丁を取りだし、玄関で靴を履いた。
('A`)「死んでるのに生きてるのも変だしな。名実共に死ななきゃおかしい」
パジャマだし、おまけに靴下履いてないけど、まあいっか。
('∀`)「どうせ死ぬなら」
('∀`)「やりたいことやらなきゃな!!」
.
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レイープ祭りの始まりだ!
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玄関のドアを開ける。
何日かぶりの日の光が身体に染みる。
普段だったら憂鬱になる快晴の空も、今の俺には最高の贈り物だ。
('∀`)「行くか!!」
日の光にまるで包み込まれ、溶けるように。
雑草が生い茂る俺の体は白い世界に吸い込まれて行く。
さあ、死のう。
やりたいことをやって。
欲望のままに暴れて喰らって、巻き込んで死のう。
気分は野良犬。
私は今、死んでいる。
.
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以上です。
普段チンコとかマンコとかしか書かないからスッゲー疲れたwww
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おつ
こういうの見ると無性にうんこちんちん言いたくなる
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乙
良い雰囲気だった
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外に出たドクオがそのまま死ぬように思えた
乙
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ちんこまんこちんこまんこちんこまんこry
>>908死ぬのも覚悟で好き放題しにいくって感じですね
テーマはご存じの方もいらっしゃると思いますが鬼束ちひろのシングル曲「育つ雑草」です。
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息詰まったら運動オススメ
なんか投下された作品のなかのドクオみたいな若者多そうなんでアドバイスしておく
まぁ自分はニートなんですけどね
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運動か
包丁もってスクランブル交差点でアルゴリズム体操でもしようかな
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まてまてまて
せめて誘導棒にしておくんだ
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おつおつ
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まぁ元ネタはよそ様だけど
くぅ〜疲れましたw
に触れた作品はまだでてないよな?
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>>914
くぅ疲は作品が完結した時に使われることが多い気がする
作品と言われるとくぅ疲みたいな作者の寒い文章をテーマにした作品があった気がする
くっそグロいやつな
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>>915
やめろ思い出してしまう
といっても何度か話題に出てたけども
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めろんのやつか
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投下します。
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『悪い魔女の毒林檎を食べて覚めることのない眠りについたお姫様は、王子様のキスで目が覚めたのです』
『悪い魔女の毒林檎を食べて覚めることのない眠りについたお姫様は、王子様のキスで目が覚めたのです』
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それってとても、素敵。
o川* ー )o
私もいつか、彼と_____
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( ・∀ー)「ふう…」
あら、どうしたの?ため息だなんて珍しい。
( ・∀・)「あぁ……。最近仕事が忙しくてね。ちょっと寝不足なんだ」
そうなの。眠れないの。そうなの。
それは、“大変”ね。
恋人が困ってるんだもの、なんとかしてあげなくっちゃ。
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ねえ、王子様のキスで姫が目覚めたなら、王子様が眠ってしまったとき同じことすると思わない?
(;ー∀・)「あ…キュー…ト…何…これ…」
それってとても、素敵。
( ∀ )「これ……大丈夫……気が…溶け…て…ぁ…」
心配いらないわ。大丈夫。
( ∀ )「…ぁ…起き……れ…な……」
ゆっくりと、おやすみなさい。
-
( ー∀ー)
( ・∀ー)「…!?…ん…!」
( ;・∀・)「キュート…?」
o川*゚ー゚)o「おはよー、モララー!」
( ;・∀・)「あ、あ、おはよう、キュート…、…助かったよ」
o川*゚ぺ)o 「?助かった?何?」
( ・∀・)「いや…夢で…。なんでもないよ。」
o川*゚ー゚)o 「あ、そう?昨日はよく眠れた?」
( ・∀・)「うん、ぐっすりと」
o川*゚ー゚)o 「そう?ならよかった」
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やった!やった!
てにいれた!
もう、貴方は私がいないとおきられない。
1日のはじめに、その目にうつすのは、私の顔。
触れるのは唇。
うふふ、なんて素敵な朝なのかしら。
( ∀ )
o川*゚ー゚)o 「おはよう、モララー!いい朝ね!」
o川*゚ー゚)o林檎をあげるようです
おわり
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以上です。
>>919 の最後の二行はミスです。死にてえ。
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あまり違和感無かったから大丈夫
キュートのメンヘラとは新しい
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キュートのいない所でうたた寝したらどうなるんだろう、怖いな 乙
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以外てvipで頑張ってるな
感想スレは自分が知らなかった作品知れるからほんと助かる
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iphone6ケース
http://www.continuinged.uml.edu/Corporate/iphone6pluscase.htm
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VIP総合現時点で840こえた
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なんかこの前みたいに内輪っぽさ全開でだらだら続いてるんじゃないかと思ったけどそうでもなかった
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vipのスレ読んでたら書きたくなったのでブーン系における教科書的な作品おしえてください
好きな作品真似るのがベストかな
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('A`)( ^ω^)(´・ω・`)愛は戦争のようです
とか
川 ゚ -゚)エスパークーのようです
とか
ゲームに集うは、切り札のギャング達のようです
が俺の中ではブーン系らしい作品
無数にある
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>>932
中編・FPSのBOT
中編・シリアルキラー
長編・歩くようです
中編・最高時速は315
短編?・My baby blue
短編・アスファルトに咲く花
短編・カード発行人
短編・蜜は哀れで甘い
短編・出張版白澤図のようです
短編?・大きな古時計のようです
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あと壁殴り代行に、生きた本に、三丁目のドクオに…
アカン、混乱してきた
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参考になりますありがとうございます
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殺人鬼は微笑むようです
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VIP総合まもなく1000
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夕凪シリーズなんかは、ブーン系のスターシステムを上手くつかって作品
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多脚戦車で登るとかは、顔の構成パーツが同じAAを兄姉設定にしてたな
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>>940 書き忘れた。顔のパーツが一部、同じね
ギャグだと、谷亮子のマン汁を読めば、ブーン系が如何に自由なものかが解ると思うな
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romanで幽霊裁判のまとめがようやく……!
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ほ
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総合スレめっちゃきれいにおわたww
('A`)おもしろかったぜ
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