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( ´_ゝ`)ブーン系小説&イラスト練習総合案内所のようです
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( ´_ゝ`)涼しくなってきたな
( ´_ゝ`)ここはブーン系小説&イラスト練習総合案内所だ
初めての方や馴染みのない方は以下のブーン系wiki、テンプレ等をよく読んで
ご理解とご協力をお願いします
・総合スレにおける最低限のルール、マナー
・よくあるQ&A
・荒らしについて
・進行中の企画・創作板の特殊スレ一覧
・AAテンプレ一覧
ブーン系wiki
http://www43.atwiki.jp/boonkei/
ttp://boonkei.wiki.fc2.com/
↑が見れない、AAがコピー出来ない方の為の予備サイト
ttp://boonkei.web.fc2.com/top.html
ttp://boonkei.m.web.fc2.com/top.html(携帯用)
兄弟スレ
( ^ω^)ブーン系小説シベリア図書館のようです★51
http://c.2ch.net/test/-/siberia/1391693128/
前スレ
<ヽ`∀´>ブーン系小説&イラスト練習総合案内所のようです
http://jbbs.m.shitaraba.net/b/i.cgi/internet/13029/1408950642/
( ^ω^)ブーン系小説板のようです(旧避難所、スレ立て上限に達した)
ttp://jbbs.shitaraba.net/sports/37256/
( ^ω^) ブーン系小説板2のようです
http://jbbs.m.shitaraba.net/b/i.cgi/internet/16305/
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「男女不平等なので入りません」
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五体満足
(*‘_L’) (*‘_L’) (*‘_L’) (*‘_L’) (*‘_L’)
五体不満足
_, ,_ _, ,_ _, ,_ _, ,_ _, ,_
(‘_L’) (‘_L’) (‘_L’) (‘_L’) (‘_L’)
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不良ロットか
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お題5つくれ!
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>>214
氷
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>>214
炎
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>>214
サーモン
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>>214
雷
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>>214
岩
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>>214-219
さんきゅ!
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集結するサーモン属性の予感
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属性持ちサーモンかも知れんぞ
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お前らのせいで氷だの炎だのが調理法や調理素材にしか見えなくなってきた
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>>217が異質すぎてwww
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>>223
岩の上で焼くのか
雷は電気使う方なのね
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お題2つください
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>>226
アンドロイド
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>>226
丸鶏ロースト
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把握
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('A`)
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('A`)(^ω^)
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('A`)(^ω^)(´^ω^`)
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なんだこれ
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じわじわくる
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川 ^ -^)ノパ∀゚)lw´‐, _‐ノv
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{´┴`}<みんな・・・
{´ウ`}ノ<ただいま!
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>>236
( ´ー`) 「……」
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>>236
バシーン!バシーン!
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(´^_ゝ^`)デミッ
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>>230-239
やることないからって独特の世界観作っちゃう奴ら、正直軽蔑してる
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んなことやってんだったら投下しろや
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( ^ω^) 共有1レスお題遊びスレ
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/13029/1411916348/
最近できたこれなら気楽に遊べるんじゃないかな
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笑ってんじゃねぇぞ
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どいつもこいつもにやけた面しやがって
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そのキレイな顔を吹っ飛ばしてやる
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∧∧.∩ ∩_ ・∵’、
( )/ ⊂/"´ ノ )
⊂ ノ / /vV
( ノ し'`∪
(ノ
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頭がなくなるくらいじゃ死なないって首なしマイクが言ってた
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最初から全員生首だろ
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この流れつまらん
もっと好きなAAの魅力を熱く語れよ!
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AAの弥勒より作品をよみたい
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おっそうだな
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AAの弥勒の詳細AAはよ
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犬夜叉かな?
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魍魎戦記MADARAで頼む
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誰もいないようなので短編投下
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まさに夏、と言いたくなるような晴れ渡った空、蝉の鳴き声。
半袖の夏服でも暑いと感じるほどの猛暑日だ。
( ^ω^)
僕は内藤ホライゾン。
少しぽっちゃり気味の、どこにでもいるような高校生だ。
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('A`)「おっす、ブーン」
( ^ω^)「ドクオ!おはようだお!」
ニヤニヤと笑いながら現れたこいつは、親友のドクオ。
僕と違ってガリヒョロなのは、いくら食べても太らない体質だかららしい。
ξ゚⊿゚)ξ「あんた達!ボサッとしてると遅刻するわよ!」
物凄い早さで、後ろから僕達を追い抜かしていったのはツン。彼女も僕の友達だ。
振り向きざま、僕達に向かってベーッって舌を出した。ああ、今日もかわいいなあ――。
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「本日の投下はここまで」
「乙」「おつー」「続きwktk」
「続きは多分明日投下できます」
「おっ楽しみ」「クーにゃん期待」
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僕は内藤ホライゾン。
少しぽっちゃり気味の、どこにでもいるような高校生だ。
しかしそれは僕が今演じた話の中での役割に過ぎない。
一気に薄暗くなった周囲。青い空も蝉の声も聞こえない。白く眩しい学生服も、ズボンの上に乗ってた贅肉もない。
先程まで可愛らしい表情を浮かべていた少女も、ニヤニヤと笑っていた少年も、皆一様に表情が硬い。
「僕は内藤ホライゾン。
少しぽっちゃり気味の、どこにでもいるような高校生だ。」
僕は使い終わった台詞を呟きながら、台本を閉じた。
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僕達は、自分達がいつ生まれたのか、何故ここにいるかを知らない。
気が付いたら薄暗い空間の中にいた。
広さは、そう、アレに似ている。
小学校やら中学校やらの体育館に必ずあるステージ。
薄いグレーの膜のようなものがここと向こう側を隔て、
向こう側には薄ぼんやりといくつかの人影が見える。
人影は物凄く多い時もあるし、逆に一つもない時もある。
一つもない時はひどく惨めだ。何の反応もないのに演技をするのは、ただ虚しい。
心なしか頭上から降ってくるナレーションも、寂しそうだと感じるくらいに。
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( ^ω^)「お疲れ様です」
('A`)「お疲れ様です」
ドクオはそう言うと濁った目をゆっくり閉じた。
彼はいつもこうだ。最低限の会話しかせずに、演技が終わったらすぐに眠る。
とはいえこのステージの上では、精々眠るくらいしか選択肢がないのだけど。
ξ*゚⊿゚)ξ「お疲れ様、モララー」
(*・∀・)「お疲れ様、ツン」
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うっとりと指を絡ませ囁き合う二人。
演技の中では僕とカップルになることが多いツンも、
演技以外で僕と話したことは片手の指で足りるほどだ。
( -ω-)
僕はその場に横たわり、目を閉じる。
明日、という概念がこの舞台上で通じるかはわからないけど。
また次も最高の演技を見せるために、僕は眠りについた。
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僕達は"生まれて"から色々な体験をしてきた。
学校に通ったり、家でゲームをしたり、恋をしたり、失恋したり。
目まぐるしく変わる舞台で、姿や口調も変えて、精一杯の演技をしてきた。
だって僕らにはそれしかなかったから。
膜の向こう側で人影が増えていくのが楽しかった。
歓声を上げたりされるとやる気が出た。
ナレーションがそれを見て弾んだ声を上げるのも、嬉しかった。
それが、僕らにとっての存在意義だった。
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('A`)「俺達は、喜ばせるために生まれてきたんです」
人影達がひときわ大きな歓声を上げたその公演の後、ドクオが嬉しそうに言った。
彼がすぐに寝ないなんて珍しい、と思ったが、それも無理ないだろう。
僕だってさっきの歓声の大きさやその後の感想を聞いて、いまだに胸が高鳴っているのだ。
見れば周りの奴らも顔を真っ赤にしてその話をしている。
ツンとモララーも今日は甘い言葉を囁き合わず、お互いの手をとって純粋に喜んでるようだ。
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( ^ω^)「素敵な考え方ですね」
('A`)「そうだと考えるしかないでしょう」
このステージにいる限りは、とドクオは周囲を見渡した。
その言葉に、僕は少なからずショックを受けた。
( ^ω^)「このステージ以外に行ける場所があるのですか」
('A`)「わかりません。でもたとえば、あの膜の外とか」
ついと指さされるグレーの膜。
先程までわらわらと集まっていた人影もなくなり、今は静寂に満ちている。
-
( ^ω^)「行けるのですか、あちら側に」
('A`)「あくまで俺の考え、というか希望ですが」
珍しく照れくさそうな笑顔を見せながら、ドクオは一旦言葉を切った。
彼が演技以外で表情を露わにするなんてはじめてだ。
('A`)「笑わないで聞いてくれますか」
( ^ω^)「笑いませんよ」
('A`)「俺、あっちに行きたいんです。外から自分達の演技を見てみたいんです」
-
俺達がはたから見るとどう見えるのか、見てみたいんです。
歓声を上げたり、はらはらしたり、終わった後満足感を得ながら感想を投げかけたいんです。
そう語るドクオはいつになく饒舌で、とても笑うことなんてできなかった。
('A`)「まあ、無理な話ですが」
( ^ω^)「そんなこと」
('A`)「俺は演じる側です。向こうにいたら演技はできない。困るでしょう」
現在行っている公演でのドクオの役割は、"内藤ホライゾンの親友"。
演じる回数も少なくない。彼がいなくなったら話が成り立たないだろう。
-
('A`)「でも、今は無理でも、いつかはって思うんです。」
( ^ω^)「ドクオなら、できます。きっと」
慰めるわけでもなく、本当にそう思った。
普段気だるげに見える彼がこれだけ爛々とした目で語るのは、本当に初めてだったから。
('ー`)「ありがとう、ブーン。おやすみなさい」
ドクオはそう言って横たわった。
僕もそうしようかと思ったけどそれを思い直し、ゆるりとグレーの膜を見つめた。
あの先には、人影以外の何かがあるんだろうか。
演技をするだけの僕の人生に、何かが差し込むのがわかった。
-
ξ*゚⊿゚)ξ「――手繋ぐくらいなら、してあげてもいいわよ」
(*^ω^)「お!本当かお!?」
ξ//⊿//)ξ「か、勘違いしないでよね!別にあんたが好きとかそういうわけじゃないんだから!」
ツンがそう言ってそっぽを向いた瞬間、ふ、と辺りが暗闇に包まれた。
公演が終わった合図だ。
いつもと同じように、ナレーションが終わりを告げる。
先程までと空気が全く違う空間の中で、ツンは握っていた僕の手を振り払うように離した。
ξ゚⊿゚)ξ
視線は、かち合わなかった。
-
そのことに気付いたのは本当に偶然だった。
( ^ω^)「……そういえば、ギコは」
( ・∀・)「ギコ?」
珍しく僕と話していたモララーが首を傾げる。
( ^ω^)「最近見ないなあ、と思って」
( ・∀・)「ああ、そういえばそうだね。……当分出番がないんじゃないかな」
( ^ω^)「今は一体どこに」
( ・∀・)「さあね。考えても仕方のないことだ」
-
ツンと話してくるよ、と言ってモララーはその場を去った。
皆、思考が停止している。
この舞台上にいる限り、そうするしかないのはわかっているけれど。
自分が何故ここにいるのかなんて考える僕が少数派だなんてこと知っているけれど。
ギコと話したのは三日前――と表現していいのかわからないが――だ。
モララーの言う通り当分出番がないのだとしたら、彼はどこに行ってしまったのだろう。
何故だかわからないけれど、無性に知りたくなった。
それが多分、終わりの引金だったんだろう。
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僕らが今演じている公演は、『内藤ホライゾン』の日常を描いたものだ。
頼れる親友とモデルと見まがうほどの美少女。
美少女は何故か自称「何のとりえもない」自分に惚れている。
自分を嫌っている人はいない。いたとしても親友達が助けてくれて「淘汰」される。
文化祭では、今までろくに扱ったことのなかったギターを掻き鳴らして観衆を湧かせる。
実生活が充実してない人間の憧れを具現化したような、ありふれたもの。
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「最近、あの作品面白くなくなったよな」
「マンネリだよな。日常系にありがちなやつ」
「もう期待できそうもないし切るわ」
「俺も」
「つまんね」
今のままでは、とてもじゃないが物語が続かなかったんだろう。
どんな平凡な物語にだっていつか最終話がやってくる。
だったら盛り上げる場面が必要だ。起承転結の「転」は必要不可欠だ。
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「あっと驚くような、怒涛の展開が必要だ」
( ^ω^)「え?」
舞台は学校の保健室、ツンと向き合っているシーンを演じている最中のこと。
頭上から降ってきたナレーションの声は、決意と焦りを孕んでいた。
思わず漏れたようなぼそりとした声は僕以外には聞こえなかったのだろう。
ツンは僕のように気にするそぶりもなく、ただ役に入り込んでいた。
ξ///)ξ「だ、だから、私、あんたが」
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台本によると、今からツンは僕に告白し、僕はしどろもどろしながらもそれを了承する、らしい。
今まで演じてきたものと似たようなハッピーエンド。
僕は次に言う台詞を確認するために台本をちらりと見た。
その時、僕の視界が真っ白に塗り潰された。
(; ω )「う、あ、あ?」
自分が尻餅をついたことにも、突然降ってきた轟音で耳鳴りがしてることにも気付かなかった。
もうもうと立ちこめる白い煙の向こうに、保健室のドアを突き破るように半身を見せるトラックが見えた。
-
傍に落ちていた台本の表紙、『ツン、ブーンに告白する』の文字が赤いペンキで塗りつぶされている。
( ^ω^)「ツン?」
ξ ⊿ )ξ
ツンが目の前に倒れていた。体から赤を飛び散らせて、保健室の真ん中で寝そべっていた。
台本を塗りつぶしていたのはペンキではなく、これだった。
『( ^ω^)「ツン」
地の文「ブーンはそう言うとツンに近付き、涙を流した。
トラックに乗っていた男――既に死んでいるが――は、秘密裏に悪事を働く闇組織の一員。
ツンはその存在を偶然にも知ってしまい、口封じに殺された。
そのことにブーンが気付くのはもう少し先。彼の物語はここからがはじまりだったのだ」』
( ω )
-
台本がばらばらと捲れ文字が魔法のように書き変わる。
そのどれもが「あっと驚くような」「怒涛の展開」。今までの物語を覆すような。
ツンは僕の目の前で血を流し続けている。
「おい作者どうした」
「超展開すぎるだろwwwwww」
「ネタだろ」
「え?夢オチ?」
夢なんかじゃない。
-
( ω )「あ、ああ、あああ、あ」
台本では彼女と恋人役になることが多かった。
彼女がそれを望んでなかったのは知ってる。モララーがそれを不快に思ってたことも。
でも、僕は。
( ;ω;)「うああ、ああああ、ツン、あああああ」
彼女のことが。
-
( ;ω;)「ツン!ツン!ああああ、あ"あ"あ"あ"あ"!!!」
ツンを引っ掴み揺さぶった。体や服が汚れることなんて頭になかった。
静かに涙を流すなんてできるわけがなかった。
ナレーションが何か言っているのが聞こえる。けどそれも耳に入らない。
舞台中から軋むような音が聞こえるのも、どうだっていい。
( ;ω;)「ふざけるな!なんでこんな目に合わないといけないんだ!
僕は人形なんかじゃない、こんな、なんでこんな、
殺す!殺してやる!いつか向こう側に行って、観客も何もかも全部――――」
ぶつん。
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「本当どうしたんだよ作者。疲れてんのか?」
「すみません、続ける気でしたがここで最終回にさせてください」
「最後の最後で迷走しすぎだろwwww」
「超展開ってやつやってみたくて」
「まぁ次からプロット練ることだな」
「結構好きだったぜ、乙」
「乙」
( ^ω^)
( ^ω^)舞台裏はこんなようすです
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終了です。スペースお借りしました。
ブーン系ってスペースの使い方難しい
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顔文字は環境の違いだろうから気にしないぜ!おつ!
断片的な事も含めてメタってるとすればこういうのもいいなと思ったし、俺としては好きな話かも
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乙乙。自分がぼんやり思い浮かべてたものとまさかのネタ被り
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実はラストまで台本通りだったんじゃ……、とか想像すると楽しいね
おつ〜
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ヒーロー系を書きたい
というわけでお題ください
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甲子園
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地球人
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前兆
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パンツ
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>>286-289
把握
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内藤でも西川でもないAAが内藤を演じている
怖い
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もう少しでする夫だった
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建物の外からトラックで突っ込んで轢き殺そうって運転手はよっぽどぶつける自信あったんだろうなwww
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「過疎なのは投下がないから! 投下があれば活性化するから!」
↓
丸 1 日 書 き 込 み 無 し
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あちゃー書き込んじゃったか
どれだけ過疎れるか、という遊びを皆でしてたのに
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あちゃー
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(ノ∀`)アチャー
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>>294 一度、シベリアを覗いてみなよ
過疎という言葉の意味がわかるから
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(この>>294空気読めてねーな……)
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もうやめようこの流れ
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でも書き込みを求めたのは
>>294なんだよねえ…
まあこれだけレスあれば満足だろうが
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じゃあ解散。お前ら乙
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はーい
お疲れっしたー
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こんな総合やだ
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ビートたけしのラジオの1コーナーで『こんな○○は嫌だ』ってのがあったらしい
リアルタイム世代いない?
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鉄拳しか思い浮かばない
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え、有名じゃないの?ビートたけしの
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r'~:::::_,,,_:::::::::::::::ヽ
|:::r'~ ~"""''-、::| ┌───────────┐
|;;| ,へ、 ,.ヘ、.|::| │こんな げーむに まじに │
r'レ' .・ .::::::. ・ .'y^i │なっちゃって どうするの │
ゝ'、 '、___,'. ,;'-' └───────────┘
'、 ---- .,;' 、
';、 .,;' .!~二~7
 ̄ ̄ ̄ _7^[_,i
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そりゃビートたけしは有名だが、ラジオとなると話は別だろ
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短いですが投下します。
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