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( ´_ゝ`)流石な悪の幹部のようです

1名も無きAAのようです:2014/09/07(日) 01:52:22 ID:DfYy46CgO
街の地下奥深くって、何があるか知ってるか?地下鉄?ああ、そうだね。普通はそうだよね。でも違う。
じゃあヒントをあげよう。暗闇に包まれた空間。
地下鉄?うん、いや地下鉄じゃない。違うって言ったじゃん。いやだから地下鉄はもう良いんだよ!

正解は、悪の組織の秘密基地と言う奴だ。テレビの見すぎ?いや本当の事なんだって、アニメじゃないんだって。不思議な気持ちなんだって。信じて。信じる奴がジャスティスって言うじゃん。俺は悪側だけど。

78名も無きAAのようです:2014/09/07(日) 19:00:42 ID:DfYy46CgO


説明しよう!

夕方!日が沈む時間帯である!夕焼けこやけの音楽が鳴り響く時間帯なのだ!


( ´_ゝ`)「君達との勝負は大変素晴らしいものであった」

( ´_ゝ`)「これからも良きライバルとして戦って行こう、帝王ハインリッヒ」

从 ゚∀从「次はパワーアップしたメカハイン2号で息子の仇を取ってやるぞ兄者」

(-@∀@)(あれ、娘じゃなかったっけ?)

( ´_ゝ`)「ンフフフフ」

从 ゚∀从「あはははは」

(;^ω^)「いや、あんたらいつの間に仲良くなったんだお…?」

( ´_ゝ`)「それは夕日マジックと言う奴さ」

(,,メメД゚)「何だよそれ…」

( ・∀・)「アレだ、河川敷で殴りあって友情築き上げる漫画的なアレ」

( ´_ゝ`)「そう、それ」

( ^ω^)「なるほど、納得です…お?」

79名も無きAAのようです:2014/09/07(日) 19:02:53 ID:DfYy46CgO



悪の組織(仮)の前に現れた新たな悪の組織「ハインリッヒ帝国」!たった三人なのに帝国とはどういう事だろう!

というかお前も戦えよ兄者!悪事をしろよ兄者!今の所敵増やしてるだけだぞ!?

頑張れ兄者!戦え、怪人達!行け、出番の無かったアスキーレンジャー!!

80名も無きAAのようです:2014/09/07(日) 20:09:49 ID:M4KCh8QU0

最近良い現行が増えてて嬉しいわ
これとか、名作の予感がする

81名も無きAAのようです:2014/09/07(日) 20:11:41 ID:U4rWQ.qs0
夕日マジックならしかたないな

82名も無きAAのようです:2014/09/07(日) 20:13:22 ID:QpZHOXGw0


83名も無きAAのようです:2014/09/07(日) 20:16:21 ID:ttV3CfdU0


84名も無きAAのようです:2014/09/08(月) 00:27:09 ID:/wm.MxOs0
公園に夕日か…ヤンキー青春ものっぽくなってきたな
胸が熱いぜ

85名も無きAAのようです:2014/09/08(月) 02:27:47 ID:C1.VH.zoO
〜これまでのおはなし〜
第四話「流石なもう一つの組織」

今日も食パン加えてマジカル☆モーニングスターで破壊の限りを尽くす兄者は元気いっぱいモテカワガール(笑)

今日もモーニングスターを振り回して登校していたら謎のイケメンとぶつかってしまった!モーニングスターが直撃し瀕死の重傷を負ったイケメンにとどめの一撃を喰らわせた兄者は謎のイケメンに一目惚れ。

遅刻してきたウワサの転校生は今朝のイケメン、ハインリッヒ高岡だった!

嬉しくてハインリッヒに腹パンをぶちこむ兄者。

そしてハインリッヒを追う謎の怪人ギコ!愛する人を守るために兄者は魔法少女デストロイ☆兄者に大変身。

激しい戦闘の末ギコを撲殺した兄者。

しかし、ハインリッヒはまさかの女の子だった!
このまま兄者は禁断の愛に突き進んでしまうのか!?

そして内藤はハインリッヒに言い放った!

( ^ω^)「ブーンと契約して、魔法少女になってお!」

86名も無きAAのようです:2014/09/08(月) 02:29:06 ID:C1.VH.zoO

(悪の組織(仮)西東京支部…?)

(怪しい、これは怪しい)

( ><)「絶対に怪しいんです…」

彼は若内ビロード、悪の組織に回覧板を届けに来た善良な一般市民だ。

( ><)σ

ピンポーン、ピンポーン、インターホンを二回鳴らすと少々ありきたりな音が聞こえて来る。

しかし、返事は無い。

ピンポーン、ピンポーン、ピンポーン、ピンポーン、今度は四回。

(#゚_ゝ゚)「しつこい!!神は死んだ!!浄水器などいらん!!」

目の前に高速で飛び込んで来たどんぶりを、怪人でもないビロードが避けられるはずが無かった。

87名も無きAAのようです:2014/09/08(月) 02:30:55 ID:C1.VH.zoO
(;´_ゝ`)「いやー、本当に申し訳ない!」

(;><)「い、いえ、仕方ないですよ、押し売りとか勧誘とかで気が立ってたなら僕もきっとそうするんです」

ビロードは怖かった。早く帰りたかった。とにかく帰りたかった。何故ならば!

( ^ω^)「とりあえず手当てしますお」

真っ白い謎の饅頭男!

(,,゚Д゚)「18250、18251、18252っ…」

高速で腹筋を繰り返す真っ赤な肌の筋肉男!

( ・∀・)「髪触手!」

髪の毛でティッシュを取る横着な男!

( ゚∀゚)「…」

快楽天を読みふける黄色の肌の爪の長い男!

\(^o^)/「152、153、150…4!」

腹筋を続ける白まんじう2号!

( ´_ゝ`)「いや本当申し訳ない」

ひたすら謝る軍服の男!

ビロードで無くても分かる、彼らが人間では無い事が!ビロードで無くても分かる、この空間が異様な事が!

(=゚ω゚)ノ

君じゃない!

88名も無きAAのようです:2014/09/08(月) 02:33:14 ID:C1.VH.zoO



( ´_ゝ`)「いきなりどんぶりぶつける様な失礼なマネをしてそのまま帰すのは私のプライドが許しません、もう少しゆ っ く り してって下さい」

( ><)(ひいいいいい殺されるんですうううう!)

89名も無きAAのようです:2014/09/08(月) 02:39:37 ID:C1.VH.zoO
( ^ω^)「兄者少佐、そろそろ悪事でもしに行きませんかお?」

( ´_ゝ`)「そうだな、じゃあその辺の小学校や老人ホームの花壇を荒らしに行くか」

(;><)「さらっと言うんじゃねえ!あと、悪事小さいな!」

( ´_ゝ`)

( ^ω^)

( ・∀・)

( ゚∀゚)

(,,゚Д゚)

\(^o^)/

(;><)(しまったあああ!つい心の声がああああ!殺されるんですううううう!!)

90名も無きAAのようです:2014/09/08(月) 02:43:16 ID:C1.VH.zoO
(,,゚Д゚)「それもそうだな」

( ^ω^)「ちょっと雰囲気が和やか過ぎたおね」

( ´_ゝ`)「じゃあ今日は街でパーッと派手に破壊活動するか」

(;><)(僕の一言のせいで大変な事に!)

91名も無きAAのようです:2014/09/08(月) 02:51:10 ID:C1.VH.zoO


( ´_ゝ`)「それでは諸君、作戦の準備を開始するぞ」ゴゴゴゴゴゴ

( ´_ゝ`)「徹底的に街を破壊しろ、そして我ら悪の組織(仮)の力を世界に見せつけるのだ!」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

( ^ω^)「血が騒ぎますお…!」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

(,,゚Д゚)「破壊なら俺は大得意だぜ…」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

( ・∀・)「全ては我ら悪の組織(仮)の為に!」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

\(^o^)/「世界は終末に近づくのDEATH!」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

( ゚∀゚)o彡゜「おっぱい!おっぱい!」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ


(;><)(わざとらしいんです…あと最後変なの混じってたんです…)

92名も無きAAのようです:2014/09/08(月) 02:53:47 ID:C1.VH.zoO
「待てぅぇぇぇぇーーーい!!」

( ´_ゝ`)「む、その特徴的な声は!」

(;゚∀゚)「アスキーレンジャー!」

(;><)「何なんですか!?」

93名も無きAAのようです:2014/09/08(月) 03:01:07 ID:C1.VH.zoO
あ!やせいのヒーローがクローゼットからとびだしてきた!

(`・ω・´)「はぁ…はぁ…はぁ…そうとも、アスキーレンジャーだ…」

かなり疲れた様子でとびだしてきた!


(;><)「なんでクローゼットに!?」

(;´_ゝ`)「お前ら暑かっただろうに……」

(;^ω^)「いつから居たんだお!?」

('A`)「朝から……」
(,,゚Д゚)「そりゃ朝からずっと今までぎゅうぎゅう詰めにされてたらそれは疲れるわな」

(;´・_ゝ・`)「はぁ…はぁ…大丈夫だ、貴様らの悪事を止めるためなら…はぁ…これくらい…うおえっ…」

(;・∀・)「大丈夫じゃなーーい!!」

94名も無きAAのようです:2014/09/08(月) 03:06:11 ID:C1.VH.zoO
( ´_ゝ`)「そもそもなんでお前ら俺達の秘密基地を知ってるんだ!」

(;><)「いや堂々と表札に書いてあるんです!」

(´・ω・`)「前回は逃げられたけど今回は何処へも逃げられ無いよ!」

(´・ω・`)9m「なぜならここは君たちの家なんだからね!!」

( ゚∀゚)「いや当たり前だろ」

(´・ω・`)「えっ…」

95名も無きAAのようです:2014/09/08(月) 03:13:46 ID:C1.VH.zoO
(;`・ω・´)「なんかもう良いや、疲れた…帰ろうよ皆」

( ゚∀゚)「お前ら本当すぐ帰りたがるな!」

(´・ω・`)「なんで!?今僕これ以上ないほどやる気なんだよ!?」

(`・ω・´)「帰りたい奴、手ぇ挙げ」

(`・ω・´)ノ

(´・_ゝ・`)ノ

('A`)ノ

( ´∀`)ノ

≡≡≡≡(`・ω・´)「よし、帰ろう!」

(;´・ω・`)「ええっ!?ちょっと待ってよ!みんな!」

96名も無きAAのようです:2014/09/08(月) 03:16:58 ID:C1.VH.zoO
( ゚∀゚)「帰って行きましたね…」

( ´_ゝ`)「アイツら結局何しに来たんだ?」

(;^ω^)「いつも通りのgdgdっぷりだったお…」

(;><)(ママ、この街おかしいんです…実家に帰りたいんです…)

97名も無きAAのようです:2014/09/08(月) 03:20:47 ID:C1.VH.zoO
あまりのgdgdっぷりに破壊活動のやる気を無くした兄者達。

結果オーライは言えお前ら本当にやる気あるのかアスキーレンジャー!?
地球の平和が心配だぞ!?
そしてビロードは実家に帰ってしまうのか!?
!?を使いすぎじゃないか!?
頑張れ兄者、戦え怪人達、もっとやる気出せよアスキーレンジャー!!

98名も無きAAのようです:2014/09/08(月) 03:32:49 ID:C1.VH.zoO
「現在、沖縄は謎の怪物達により壊滅状態に陥り…」

( ´_ゝ`)「すげーなー…」

( ^ω^)「沖縄支部とかあるんですかお?」

( ´_ゝ`)「あるよ、たまにちんこすー送ってくれるし」

「ご覧下さい、沖縄は氷の世界と化しております」

(;´_ゝ`)「でも氷の能力持ちの怪人とか居たかな…?」

( ゚∀゚)「さあ?」

「地球はどうなってしまうのでしょう、それでは次のニュースです…」

( ´_ゝ`)「…」



川 ゚ -゚)「つまらない」

「まあそう言うなよ」

川 ゚ -゚)「ヒーローが居なかった、敵と戦え無かった」

「お前の今回の任務は都市の制圧、仕方ないだろ」

川 ゚ -゚)「あいつらが羨ましい」

「そうそう、二人とも沖縄の悪の組織を全滅させたそうだ。しかし名前が悪の組織ってシンプルな組織もそうそういないだろうな」

川 ゚ -゚)「私はそっちに行きたかった」

「また今度な」

川 ゚ -゚)「約束だぞ」

「ああ、次は大阪…こちらはヒーローの数は少ないな…その次は東京だ、ヒーローの数も多い」

川 ゚ -゚)「分かった」

「ハハハ、次の活躍に期待させてもらう、では後で迎えにいくよ…」

川 ゚ -゚)「了解」

    つ づ く

99名も無きAAのようです:2014/09/08(月) 07:22:28 ID:xYXxrpGg0


続きが気になるな

100名も無きAAのようです:2014/09/08(月) 07:29:40 ID:mhzAv/DU0

シリアスに徐々に向かって行くのか
ワクワク過ぎる 絶対書き切ってほしい
支援絵でも書きたいくらいだけど書けない

101名も無きAAのようです:2014/09/08(月) 11:06:26 ID:C1.VH.zoO
〜これまでのおはなし〜

第五話「流石な一般市民と悪の組織とgdgdヒーロー」

完全公開!兄者のひみつポスター!

(アナログテレビマガジン テレビさん はげしい幼稚園 10月号付録)

・軍服

兄者が幹部に昇格した時にぃょぅさんがくれた軍服だ!デザインはナチスっぽいぞ!

・パソ子

右腕から生成できるノートパソコンだ!ビームも放てるすぐれもの!
かなりの確率でブラクラを踏むぞ!

寿命はわりと短いぞ!

・腕

鋼の腕だ!カッチリウム合金の壁も一撃で粉砕するぞ!

・脚
ひと飛び85mまでジャンプし、強烈な兄者キックを放つぞ!

・マインドクラッシャー

相手の精神をズタボロにする兄者の最終兵器だ!

かなり体力を使うので連発は出来ないぞ!レベルが上がれば上がるほど送り込まれる映像のキツさがアップするぞ!

兄者は最大レベル450まで使えるがレベルが高ければ高いほど体力の消費が激しいぞ!

範囲は自由自在だが範囲が広い分体力の消費が上乗せされてしまう!
かなりのチート技だ!

102名も無きAAのようです:2014/09/08(月) 11:08:11 ID:C1.VH.zoO


( ´_ゝ`)「今度は大阪が炎上か…」

( ^ω^)「各支部が一斉に決起、攻撃して日本政府に宣戦布告する作戦……とかですかお?」

( ´_ゝ`)「いや、俺にそんな連絡来てないしな…」

(;´_ゝ`)「もしかして俺ハブられてる!?左遷!?」

よく考えればそうだ。東京なんて重要な所にたった怪人5人なんて島流し先以外の何物でも無い。

そもそも「西」東京支部だもの。でも東京支部なんて無かったけどな…

そんな事を考えていると、通信がかかって来た。

103名も無きAAのようです:2014/09/08(月) 11:09:23 ID:C1.VH.zoO

( ´_ゝ`)「はい、こちら悪の組織(仮)西東京支部…」

(=゚ω゚)ノ「ぃょぅ、久しぶりだな兄者」

( ´_ゝ`)「ぃょぅさん!」

懐かしい優しげな声、この声を聞くのは何年ぶりだろう。

(=゚ω゚)ノ「兄者、今日はお前に伝えたい事g」

(#´_ゝ`)「それより俺は左遷されたんですか!?俺は何か失敗しましたか!?ええ!?」

(=゚ω゚)ノ「おK、お前時に落ち着くょぅ」

104名も無きAAのようです:2014/09/08(月) 11:10:41 ID:C1.VH.zoO

(=゚ω゚)ノ「で、ここ最近の事件についてだが」

(#´_ゝ`)「そうですよ!なんで俺に連絡が来ないんですか!俺だけハブるとか酷いですよ!」

(=゚ω゚)ノ「だから落ち着け。この事件を起こしたのは我々悪の組織(仮)では無いんだょぅ」

(;´_ゝ`)「な、なんだってー!」

105名も無きAAのようです:2014/09/08(月) 11:11:55 ID:C1.VH.zoO
(=゚ω゚)ノ「この事件を起こした組織は誰かは本部も掴めてなぃょぅ」

(=゚ω゚)ノ「しかし、奴等は確実に東京に向かっているょぅ」

(;´_ゝ`)「ちょっと待って下さい!うちの怪人はたった5人ですよ!?」

(=゚ω゚)ノ「誰も相手をしろとは言って無いょぅ」

( ´_ゝ`)「え?」

(=゚ω゚)ノ「逃げるんだょぅ」

( ´_ゝ`)「はぁ……」

(=゚ω゚)ノ「それともう一つ、弟者がアメリカに行ったきり行方不明なんだょぅ」

( ´_ゝ`)「そう かんけいないね」

(=;゚ω゚)ノ「お前それでも兄貴かょぅ…」

106名も無きAAのようです:2014/09/08(月) 11:13:23 ID:C1.VH.zoO


俺達以外の組織?あのハインリッヒ帝国(笑)は…無いな。三人だけの組織だもん。

( ・∀・)「ぃょぅ将軍は、何と?」

( ´_ゝ`)「かくかくしかじか四角いムーヴ」

( ^ω^)「把握ですお」

(`・ω・´)「話は聞かせて貰った!」

(;´_ゝ`)「アスキーレンジャー!また唐突だな!」

( ゚∀゚)「性懲りも無くクローゼットから…!」

(#゚Д゚)「お前らの登場の仕方はそれしかねえのかよ!?」

(#´・ω・`)「そもそもこの家に隠れる場所が少ないのがいけないんだよ!」

知るかそんなもん!隠れなければ良いだろ!

107名も無きAAのようです:2014/09/08(月) 11:14:58 ID:C1.VH.zoO
('A`)「眠い…」

( ・∀・)「君は本当やる気ないよね…」

(#゚Д゚)「俺達の基地馬鹿にするとただじゃ済まさねえぞゴルァ!」

(#´・ω・`)「基地?これが基地ぃ〜?ただの民家じゃないか!」

(`・ω・´)「お茶は頂けるかな?」

(;´・_ゝ・`)「何くつろいでるんですか!?」

( ^ω^)「今出しますおー」

( ´_ゝ`)

ああ、もう駄目だ。こいつら早速gdgdオーラを充満させてやがる。相手にする方が面倒だ。しばらく無心でいよう。

( ´∀`)「腹減ったモナ」

知るか!

108名も無きAAのようです:2014/09/08(月) 11:16:23 ID:C1.VH.zoO



【+  】ゞ゚)「もうすぐ東京に着くよ、素直クール」

棺桶死オサムがクーに明るく声をかける。

川 ゚ -゚)「そうか」

しかしクーは淡白な返事を返すのみであった。

【+  】ゞ゚)「相変わらず冷たいよね、君は」

川 ゚ -゚)「何の用だ」

クーは小さな溜め息をつき迷惑そうに呟いた。

【+  】ゞ゚)「いや、仲間同士コミュニケーションを取るのは当然だろう?」

川 ゚ -゚)「必要ない、私は1人でやるだけだ」

【+  】ゞ゚)「そうかい」

苦笑いをするオサム。

109名も無きAAのようです:2014/09/08(月) 11:17:45 ID:C1.VH.zoO


( ゚∋゚)

静かに佇む赤服の男。鶏の鶏冠のようなヘアースタイルをしている。

【+  】ゞ゚)「まったくもう、みんな静かなんだから……」

オサムは1人溜め息をついた。

110名も無きAAのようです:2014/09/08(月) 11:19:04 ID:C1.VH.zoO

アスキーレンジャーは帰って行った。てか追い出した。

あいつらが居るとまるで話が進まないからだ。

( ´_ゝ`)「第一回チキチキ俺達どうしましょか徹底討論会ー!」

「……………」

そりゃあそうだ。こんな時にふざけてられない。当たり前だ。

(;^ω^)「わ、わー!」パチパチ

お前は健気な奴だよ本当に。

111名も無きAAのようです:2014/09/08(月) 11:20:47 ID:C1.VH.zoO


テーマは「基地に残る」か「避難する」か、どちらを選ぶかだ。

この選択が今後の俺達を左右すると言っても過言では無い。


( ´_ゝ`)「俺は残ろうと思う、大阪や沖縄を壊滅させる様な奴等に勝てる訳が無い、でも自分の任務は最後まで果たしたい。この基地を置いて逃げたくは無いんだ」


\(^o^)/「僕は逃げたいです、恐くて仕方ないです…」

(#゚Д゚)「オワタ!!」

怒鳴るギコ。こいつは残る気だ。残る気だからこそ逃げようとするオワタが許せないのだろう。

( ´_ゝ`)「やめろギコ、良いんだ、仕方ないさ」

そう、仕方ないのだ。凄まじい脅威を前にすれば、誰でも怖くなる。誰だって逃げたくなる。仕方ないのだ。

112名も無きAAのようです:2014/09/08(月) 11:21:58 ID:C1.VH.zoO
( ・∀・)「僕は残ります」

( ゚∀゚)「俺もです!」

(;^ω^)「ブーンは…死にたく無いですお…」

(;^ω^)「それにブーンはただ速く走れるしか能の無い怪人ですお、お世辞にも戦闘に役に立つとは思えませんし足手まといになるだけですお…」

113名も無きAAのようです:2014/09/08(月) 11:23:06 ID:C1.VH.zoO
( ゚ω゚)「…でも!みんなを置いて逃げるような根性無しじゃあ無いですお!!」

こいつ、ただの気弱な白まんじゅうかと思ったら充分たくましく成長してるじゃないか。

オワタは…まあ、うん。仕方ない。ブーン以上に足手まといだ。訓練を重ねたとは言え一発のパンチでティウンしちゃうのだから。無理強いはしない。

114名も無きAAのようです:2014/09/08(月) 11:24:21 ID:C1.VH.zoO

\(^o^)/「………」
\(#^o^)/「…僕も残ります!残らせて下さい!!」

おい、ちょっと待て。

115名も無きAAのようです:2014/09/08(月) 11:25:05 ID:C1.VH.zoO
( ´_ゝ`)「良いのかオワタ?酷い事言うようだけどお前ブーン以上に足手まといだぞ?本当に残りたいのか?怖くないのか?」

\(#^o^)/「怖いです…でも一人になるのはもっと怖いし、嫌です!」

(,,゚Д゚)「オワタ…」

覚悟は決まった。

後は、全員死力を尽くすだけ。

116名も無きAAのようです:2014/09/08(月) 11:26:13 ID:C1.VH.zoO
( ´_ゝ`)「兄者少佐だ!本部のぃょぅ将軍に繋げ!」

(=゚ω゚)ノ「代わりました、ぃょぅだょぅ」

( ´_ゝ`)「ぃょぅさん…いや、ぃょぅ将軍!」

(=゚ω゚)ノ「兄者か、何の用だょぅ?」

(#´_ゝ`)「俺達西東京支部は、残らせていただきます!」

117名も無きAAのようです:2014/09/08(月) 11:27:02 ID:C1.VH.zoO
(=;゚ω゚)ノ「…正気かょぅ!?バカな事言わずに避難するんだょぅ!」

(#´_ゝ`)「俺達は最後の最後まで残らせていただきます、他の組織に世界征服を出し抜かれるなんて許せません!」

(=゚ω゚)ノ「…分かったょぅ、今向かってる回収用の飛行機は帰還するよう命令して置くょぅ」

(=゚д゚)「ただし、全員生き残るように、これは命令だ」

(#´_ゝ`)「サーッ!イエッサー!」

(=゚д゚)「…健闘を祈る」

通信を切ると同時に俺達は地獄への第一歩を踏み出した。

118名も無きAAのようです:2014/09/08(月) 11:28:00 ID:C1.VH.zoO
( ´_ゝ`)「さあて、後戻りは出来んぞ諸君、ここから先は本格的な実戦だ」

(;^ω^)「サーッ!」

(#・∀・)「イエッサー!」

(#゚∀゚)「出動だぁぁぁあ!」

(,,゚Д゚)「おぉぉぉぉぉう!!」

俺の台詞取るんじゃ無いよ、おっぱい男の癖に!

119名も無きAAのようです:2014/09/08(月) 11:28:50 ID:C1.VH.zoO
一方、アスキーレンジャーも出発しようとしていた。

('A`)「東京の危機とかマンドクセ…」

( ´∀`)「腹いっぱい食べたしいつでもいけるモナ!」

(`・ω・´)「行くぞ!俺達がこの街を守るんだ!」

(´・_ゝ・`)「よし…!深呼吸…」

(´・ω・`)(ここで活躍して手柄をあげればニューリーダーはもちろんこの僕、ショボン様さ!)

いつになく真面目な兄者達とは違い、いつものムードで。

120名も無きAAのようです:2014/09/08(月) 11:30:36 ID:C1.VH.zoO
そして、奴等もすでに東京に降り立っていたのだった。

【+  】ゞ゚)「よーし、じゃあ行くよ!」

( ゚∋゚)「…」

「お前ら、ヒーロー倒すのもいいけど街の制圧も怠るなよ?」

川 ゚ -゚)「了解」

【+  】ゞ゚)「なあ、もうちょっとテンション上げて行こうよ…」

東京には、暗雲が渦巻いていた。

続く。

121名も無きAAのようです:2014/09/08(月) 13:28:47 ID:V1gOhOhg0

兄者のスペック高くてワロタwwwさすが幹部だwwwww
マインドクラッシャーが自分にもダメージきてるじゃねーかww

122名も無きAAのようです:2014/09/08(月) 16:40:12 ID:Jw8C1Lr20

続きがきになーる

123名も無きAAのようです:2014/09/08(月) 18:01:08 ID:C1.VH.zoO
〜これまでのお話〜

第六話「新たな脅威と流石な決意」


沖縄、大阪が謎の怪人達に襲撃され、壊滅してしまった。

悪の組織(仮)本部の大幹部ぃょぅ将軍は新たな脅威の存在を兄者達とアスキーレンジャーに告げる。

避難を勧めるぃょぅ。しかし兄者達は自分達の意思で東京に残る事を選ぶ。

そして、いつになく真面目に出発する兄者達悪の組織(仮)西東京支部の面々。

わりといつも通りのアスキーレンジャー。

そして、「脅威」は迫り来る。

124名も無きAAのようです:2014/09/08(月) 18:02:38 ID:C1.VH.zoO



( ´_ゝ`)「ここからは別々に行動する」

(;^ω^)「そんな!?無理ですお!」

( ´_ゝ`)「俺についてくるな」

(,,゚Д゚)「ですが兄者少佐!」

( ´_ゝ`)「分かっている、お前達の実力では死に急ぐだけだという事も」

( ゚∀゚)「……」

( ´_ゝ`)「だがお前らについて来られても俺にとってはお荷物になるだけだ」

( ・∀・)「…」

(# ゚_ゝ゚)「とっとと失せろ!」

(;^ω^)「サー!イエッサー!」

125名も無きAAのようです:2014/09/08(月) 18:04:14 ID:C1.VH.zoO


兄者の元から去る怪人達。


兄者は1人、右腕からノートパソコンを
生成、レーダーを使用する。

いる。

1人、2人、3人…

兄者は一番近い反応の元へ向かった。

126名も無きAAのようです:2014/09/08(月) 18:05:04 ID:C1.VH.zoO


一方、怪人達は!

(,,゚Д゚)「お前は…!」

( ゚∋゚)「…人間では無い…?怪人、怪人は…倒しても構わない」

「脅威」の1人、クックル。人間の姿から半分生身、半分機械の鳥人へと姿を変え、ギコ達に近づいて来る。

一瞬。ほんの数秒の僅かな時間。ギコの身体が吹っ飛んで行き、地面に叩きつけられる。

127名も無きAAのようです:2014/09/08(月) 18:05:54 ID:C1.VH.zoO
(;^ω^)(あ…ありのまま今起こった事を話すお!)
(,,゚Д゚)(『敵が来たので身構えてたら何かいつの間にか身体が吹っ飛んでいた』)
( ・∀・)(な…何を言ってるか分からないと思うけど…)
( ゚∀゚)(俺も何があったのか分からなかった…)
\(^o^)/(頭がどうにかなりそうだった…)

あまりの衝撃にここにいるクックルを除く全員がポルナレフ状態になっていた。

128名も無きAAのようです:2014/09/08(月) 18:06:57 ID:C1.VH.zoO
今、何が起こったのか!それは彼の言うチャチな物だった!
そう、超スピードである!

神速とも言える速度でギコの目の前に接近したクックルはギコを殴り飛ばした。あまりの速さに怪人達の目には捉えられ無かったのだ!

129名も無きAAのようです:2014/09/08(月) 18:07:39 ID:C1.VH.zoO
(;^ω^)「ま、まさに怪物だお…」

(#゚Д゚)「パワーなら…負けるかぁぁぁっ!」

立ち上がり、クックルに突っ込んでいくギコ。

( ゚∋゚)「遅い」

ギコの拳も、クックルの目には止まって見える。片方の手でギコの拳を受け止め、もう片方の手でギコに腹パンをぶちこむ。

(,, Д )「ぐあぁっ!!」

130名も無きAAのようです:2014/09/08(月) 18:08:19 ID:C1.VH.zoO
( ゚∀゚)「男の乳を触るのは気が引けるが…」

( ゚∀゚)「おおおおおっっっぱあああああああい!」

クックルの胸に飛び込むおっぱい男ジョルジュ!

( ゚∋゚)「……」

(  ∀ )「ぐへぁっ!」

しかし、サッカーボールのように蹴り飛ばされてしまう。

131名も無きAAのようです:2014/09/08(月) 18:09:00 ID:C1.VH.zoO
( ・∀・)「毛根奥義…毛柱ッ!!」

モララーの髪の毛が天高く柱を形作る。

( ・∀・)「毛柱をぶつけてやる!」

頭を勢い良く倒すモララー、硬い毛の柱がクックルの頭上へ倒れてくる。

( ゚∋゚)「くだらん技だ」

柱を片手で受け止め両手で掴み、それを軽々と振り上げた。宙に浮くモララーの身体。それを砲丸投げのように振り回し、勢いをつけて投げ飛ばす。

モララーの身体が叩きつけられ、衝撃がクレーターを作り上げる。

132名も無きAAのようです:2014/09/08(月) 18:09:59 ID:C1.VH.zoO

(;゚∀゚)(強い…!強すぎる…!)

\(;^o^)/「アワワワワワワ…」
怪人達は感じた。「圧倒的な恐怖」を。

(;・∀・)(僕達は…ここで死んでしまう…)

(;^ω^)(誰か助けてくれお…)

怪人達は感じた。「絶望」を。


一方兄者は、もう1つの「脅威」と相対していた!

133名も無きAAのようです:2014/09/08(月) 18:11:25 ID:C1.VH.zoO

( ´_ゝ`)「どんなのかと思ったら…なかなか可愛い子じゃないか」

そう、姿は完全にか弱い女の子、しかし、彼女こそが2番目の脅威、クーである!

川 ゚ -゚)「そう笑ってられるのも今の内だぞ?」

川 ゚ -゚)「ところでお前は何だ?ヒーローでは無い、人間でもない、怪人か?」

( ´_ゝ`)「俺を知らんか…」

134名も無きAAのようです:2014/09/08(月) 18:12:44 ID:C1.VH.zoO
( ´_ゝ`)「俺は兄者少佐、またの名を怪人ブラクラ男、君を倒す男の名前だ、よく覚えておけ」

川 ゚ -゚)「怪人か…ならば来い」

( ´_ゝ`)「女だからって容赦はしない、最初からクライマックスで行かせて貰う」

135名も無きAAのようです:2014/09/08(月) 18:13:45 ID:C1.VH.zoO
(#´_ゝ`)「マインドクラッシャー!レベル23!」

兄者から放出される紫のオーラがクーを包み込む!

川 ゚ -゚)「…」

川 ゚ -゚)「…何だ、これは?」

(;´_ゝ`)「へえ、少なくともあのグズどもよりはたくましい精神力してる訳だ…!」

そう、マインドクラッシャーは強い精神力を持つ者には効果が薄いのだ!

136名も無きAAのようです:2014/09/08(月) 18:14:43 ID:C1.VH.zoO
川 ゚ -゚)「ただ映像を脳内に送り込むだけか?」

(;´_ゝ`)「くそっ、ならこれでどうだっ!」

(#´_ゝ`)「レベル……230!」

再び紫のオーラがクーを包み込む!

川;゚ -゚)「うぐっ…これは…!」

137名も無きAAのようです:2014/09/08(月) 18:15:43 ID:C1.VH.zoO
( ´_ゝ`)「…普通の人間なら完全に死亡、怪人やヒーローなら精神崩壊するレベルだ、これなら流石のお前もひとたまりも…」

川 ゚ -゚)「ぐぅぅっ…」

川 ゚ -゚)「くっ…技はそれだけか?」

(;´_ゝ`)「ははは、かなり驚いたよ、本気出したのに普通に耐えるんだもの」

川 ゚ -゚)「なら、次は私の番だ…!」

138名も無きAAのようです:2014/09/08(月) 18:16:55 ID:C1.VH.zoO
川 ゚ -゚)「私は『完璧・改造人間(パーフェクトサイボーグ)』素直クール。貴様を倒す者の名だ。よく覚えておけ…!」

川#゚ -゚)「『氷弾(アイスバレット)』ッ!」

氷の礫が兄者に向かって凄まじいスピードで飛んでくる。

(;´_ゝ`)「くっ…!」

とっさにノートパソコンを生成し、盾に使う事で防いだ兄者!

そして、兄者は感じていた!

139名も無きAAのようです:2014/09/08(月) 18:18:21 ID:C1.VH.zoO
(;´_ゝ`)(こいつはくせえッー!厨二病のにおいがプンプンするぜッーーーーッ!!特に技名とかパーフェクトサイボーグ(笑)とかなァーーーーッ)

圧倒的な厨二病を。

140名も無きAAのようです:2014/09/08(月) 18:22:08 ID:C1.VH.zoO
( ´_ゝ`)「俺さ、なるべく女は殴りたくないんだ」

( ´_ゝ`)「だから精神攻撃で穏便に済ましたい」

川 ゚ -゚)「それがどうした?」

( ´_ゝ`)「格闘はあんまり好きじゃあないけどさ…」

( ´_ゝ`)「こっちも本気でやらせてもらう」

川 ゚ -゚)「…面白い」

141名も無きAAのようです:2014/09/08(月) 18:23:22 ID:C1.VH.zoO
一方そのころ、アスキーレンジャーは!


(;`・ω・´)「もうお前らいい加減真面目にやれよ!!実戦なんだぞ実戦!!」

(;´Д`)「は…腹が減った…モナ……」

('A`)「マンドクセ…」

(´;ω;`)「オーラが並みの怪人とは違うよおおお怖いよおおおお」

(;´・_ゝ・`)「みんなとにかく心を合わせるんだ!」

【+  】;ゞ゚)(くっ、隙だらけに見えて隙が無い!gdgdしてるだけかと思ったらかなりの強敵!先に攻撃を仕掛けたら間違いなくやられる…!)

gdgdしてました。

142名も無きAAのようです:2014/09/08(月) 18:24:34 ID:C1.VH.zoO

一方、怪人達は!

( ゚ω゚)「うおおおお!ブーンソニックタックル!」

全速力でクックルに突っ込むブーン!

( ゚∋゚)「体当たりか」

クックルはブーンを片手で受け止め、突き飛ばす!

( ゚ω゚)「うわぁぁぁぁぁっ!」

吹っ飛ぶブーンの身体!

143名も無きAAのようです:2014/09/08(月) 18:25:28 ID:C1.VH.zoO
( ゚∋゚)「さて、次はお前だな」

\(;^o^)/「ひいいいいい!」

(  ∀ )

(  ∀ )

(  ω )

(,, Д )

そう、怪人達は全員倒れ、残るはオワタのみなのだ。

144名も無きAAのようです:2014/09/08(月) 18:26:11 ID:C1.VH.zoO
\(;^o^)/「た…、助けて…誰か助けてーーーーっ!!」

( ゚∋゚)「無駄だ」

徐々にオワタに近づくクックル。

(;゚∋゚)「ぬおおっ!?」

その時、何かがクックルを跳ね飛ばした!

(;゚∋゚)「誰だ………!?」

145名も無きAAのようです:2014/09/08(月) 18:28:04 ID:C1.VH.zoO
「やれやれ、助けを求める声を追っかけてみれば怪人の叫び声とはよ」

「でも相手の方もどう見ても怪人だな」

「まあ弱い方に味方するのがヒーローの勤めってもんだ」

(・∀ ・)「仮面つけてないけど仮面サイクラーマタンキ参上、助太刀するぜ、白饅頭」


続く。

146名も無きAAのようです:2014/09/08(月) 18:41:31 ID:AG9gZiw20
乙 面白くなってきやがったぜ

147名も無きAAのようです:2014/09/08(月) 18:43:10 ID:o1t9HQEQ0
ワクテカしてくるぜ

148名も無きAAのようです:2014/09/08(月) 18:57:32 ID:MXN//PsY0


149名も無きAAのようです:2014/09/09(火) 00:23:34 ID:rGdihsZM0
無駄に暑い展開だ

150名も無きAAのようです:2014/09/09(火) 00:46:53 ID:uJRijO0w0
ワクワクする

151名も無きAAのようです:2014/09/09(火) 18:51:03 ID:0rtx2fJ20
全裸でまってる

152名も無きAAのようです:2014/09/09(火) 19:59:38 ID:uZOkeRVMO
〜これまでのお話〜

第七話「流石な戦士達vs完璧改造兵士」

未知なる脅威との戦いに出発した兄者と西東京支部の怪人達。
そしてアスキーレンジャー。

兄者は1人、単独行動。怪人達は街中で完璧改造兵士の一人、クックルと出逢う。

クックルの圧倒的な力になすすべも無くやられる怪人達、そしてただ一人完璧改造兵士の一人クーと戦う兄者。

兄者はクーの圧倒的な厨二臭溢れる言動に震え上がる。

アスキーレンジャーは改造兵士の一人オサムとgdgdしてました。

最後の一人オワタに迫るクックル。助けを求めるオワタの悲痛な叫びに答えてか仮面サイクラーマタンキと名乗る男が颯爽と現れ、自転車でクックルを轢くのだった!

153名も無きAAのようです:2014/09/09(火) 20:01:18 ID:uZOkeRVMO


( ゚∋゚)「くっ…わざわざ自分から死にに来るとはな」

(・∀ ・)「知ってるか?「ヒーローは死なない」んだぜ」

不敵な笑みを浮かべるまたんき。

(・∀ ・)「んじゃ、いくぜ」

154名も無きAAのようです:2014/09/09(火) 20:02:35 ID:uZOkeRVMO
( ゚∋゚)「…!」

クックルは超スピードで接近。その鉄拳をぶちこむ。

(・∀ ・)「おー痛え…でも、それだけだな」

\(;^o^)/

あり得ない。クックルのパンチを受けても彼は飄々としているのだ。

155名も無きAAのようです:2014/09/09(火) 20:04:15 ID:uZOkeRVMO
(・∀ ・)「じゃ、たっぷりお返しが必要だな」

(・∀ ・#)「サイクラー、パアアアンチ!」

強烈なカウンターをクックルの顔面にぶちこむまたんき。

( ゚∋゚)「ぬうっ…」

(・∀ ・)「まだまだ!」

蹴りを浴びせ、吹っ飛んだクックルに腹パンをぶちこみ、もう一度蹴りを浴びせる。

( ゚∋゚)「……」

しかし、クックルはまだ立っていた、これほどのダメージを与えても。

156名も無きAAのようです:2014/09/09(火) 20:05:08 ID:uZOkeRVMO
(・∀ ・)「しぶといな…」

( ゚∋゚)「…!」

再び超スピードで間合いを詰めるクックル。またんきの顔面に渾身の一撃を浴びせる。

(・∀ ・#)「……!」

157名も無きAAのようです:2014/09/09(火) 20:06:20 ID:uZOkeRVMO
ただ無言で、全力で、殴りあうだけ。そんな攻防が長く続いた。

(;゚∋゚)「……」

(・∀ ・;)「痛ててて…でも、痛いって事は…まだ生きてる!」

立ち上がるまたんき。傷だらけで、口からは血が滴っている。それは、クックルも同じだった。

しかし、またんきはクックルの本気の一撃を、何度も、何度も何度も何度も何度も食らっても、まだ立っているのだ。

(;゚∋゚)「化け物か……!」

(・∀ ・;)「冗談言うなよなー、化け物は…」

(・∀ ・#)「そっちも同じだろっ!!」
大きく腕を振りかぶり、右ストレートを食らわせる。
クックルはその一撃を正面からまともに受けてしまう。

(;゚∋゚)「うぐぁっ!」

血を吐くクックル。

158名も無きAAのようです:2014/09/09(火) 20:07:50 ID:uZOkeRVMO
(・∀ ・)「ほら、立てよ」

\(;^o^)/

まさに脅威、まさに規格外。彼はオワタ達よりはるか上の世界にいる。こんなヒーローを相手にする?

無茶苦茶だ。

しかし、その無茶苦茶な恐ろしい強さがまた、頼もしくもあった。

159名も無きAAのようです:2014/09/09(火) 20:09:01 ID:uZOkeRVMO
仮面サイクラーとクックルの戦闘は、すでに4時間が経過していた!


(;゚∋゚)

クックルの身体は限界に近づいていた。

しかし、それはまたんきも同じ。

しかし、またんきは笑っている。傷だらけで、ボロボロで、腕が使い物にならなくなっているにも関わらず、へらへらと笑っているのだ。

(・∀ ・)「そんなもんじゃねえだろ?」

負けない。負けたくない。

負けることは許されない。

悔しい。

( ;∋;)

クックルの目にはいつの間にか、涙が流れていた。

(・∀ ・)

またんきはそれを哀れむ様に見つめる。

160名も無きAAのようです:2014/09/09(火) 20:10:37 ID:uZOkeRVMO
( ;∋;)「うぁぁぁぁぁぁぁーっ!!」

涙を流し、向かって来るクックル。

しかし、クックルの拳は空振りだった。

(・∀ ・)「良いか、泣いて、喚いて、怒って、それでなんとかなると思うなよ」

空高くジャンプするまたんき。

( ;∋;)「!」

(・∀ ・)「そいつは…」

(・∀ ・#)「ヒーローの特権なんだよぉぉぉ!!」

(・∀ ・#)「サイクラー、キイイイイック!」

またんきの脚が、クックルの胸を突き破る。

苦悶の表情と、悔し涙を浮かべクックルは倒れ、そして、二度と動かなくなった。

161名も無きAAのようです:2014/09/09(火) 20:11:58 ID:uZOkeRVMO
(・∀ ・)

身体中が悲鳴をあげているにも関わらず、まだまたんきは笑っていた。

(・∀ ・)「ほら、もう奴は倒したぞ」


\(;^o^)/「あ、あなたは…」

(,,メメД゚)「一体何者なんだ…?」

(・∀ ・)「ただの、正義のヒーローさ」

(・∀ ・)「次会った時お前ら倒そうかと思ったけど…まあいいや、弱そうだし」

身体はもう動けないと弱音を吐く。しかしそんな物を華麗に無視し、またんきは自転車にまたがり次の戦場へ走って行った。

162名も無きAAのようです:2014/09/09(火) 20:13:49 ID:uZOkeRVMO



「弱そうだし」

(,,メメД゚)

ギコの胸には、その言葉が深く残っていた。

強くなりたい。

もっと、誰よりも。

163名も無きAAのようです:2014/09/09(火) 20:15:08 ID:uZOkeRVMO



同じ頃、兄者もまた、決着を着けようとしていた!

川#゚ -゚)「『連続氷弾(アイスマシンガン)』ッ!」

( ´_ゝ`)「雹の連射か」

164名も無きAAのようです:2014/09/09(火) 20:15:47 ID:uZOkeRVMO
( ´_ゝ`)

兄者は攻撃を避けようともせず、防御しようともしない。軍服を脱ぎ捨て、ただ、クーに向かって歩いてゆく。

川;゚ -゚)「なら、こいつで…」

川#゚ -゚)「『氷柱氷弾』!」

氷のナイフが、兄者の胸に、脚に、腕に突き刺さる。

それでも兄者は向かって来る。

川;゚ -゚)「くそっ、近寄るな!」

クーは恐れていた、本気を出した兄者の力を!

165名も無きAAのようです:2014/09/09(火) 20:16:37 ID:uZOkeRVMO
川;゚ -゚)「貴様は一体何なんだ!ただの怪人でも無い、ヒーローでも無い、なのに何故そこまでの力がある!?」

( ´_ゝ`)「当たり前だ、それは、俺が…」

166名も無きAAのようです:2014/09/09(火) 20:17:25 ID:uZOkeRVMO
( ´_ゝ`)「『流石な悪の幹部だから』だよ」

川;゚ -゚)「!」

167名も無きAAのようです:2014/09/09(火) 20:18:15 ID:uZOkeRVMO
とうとう兄者はクーの目の前に迫っていた。

( ´_ゝ`)「安心しろ、顔面は狙わない」


クーの腹部を殴りつける兄者。

凄まじい衝撃に倒れてしまうクー。

( ´_ゝ`)「お前に腕を凍らされたおかげだ、ただのパンチじゃお前は倒せない」

168名も無きAAのようです:2014/09/09(火) 20:19:53 ID:uZOkeRVMO



川;゚ -゚)

( ´_ゝ`)「自分が何故負けたか分かるか?」

それは、

川;゚ -゚)「私が弱かったからだ、そしてお前は強かった、それだけの事」

( ´_ゝ`)「違うな」

違う…?どういう事だ?訳がわからない

169名も無きAAのようです:2014/09/09(火) 20:20:48 ID:uZOkeRVMO
( ´_ゝ`)「それが自分で分からないようではお前は俺には勝てない」

川;゚ -゚)「……」

(*´_ゝ`)(決まった…流石だな、俺!)


( ´_ゝ`)「では、部下達が待っているのでな、去らば」

もう用は無い、と言うように兄者は去っていった。

何故?なぜ?ナゼ?

何故私は負けた?

170名も無きAAのようです:2014/09/09(火) 20:22:18 ID:uZOkeRVMO
静寂を引き裂く様に通信が入った。

「クー!今すぐB25ポイントに置いてある飛行艇に戻れ!」

川 - )「何だ」

「クックルが死んだ、予想外だ。今回は撤退するぞ、オサムももう戻っている!」

そんな事は今どうでもいい。

171名も無きAAのようです:2014/09/09(火) 20:23:12 ID:uZOkeRVMO

〜機内〜

【+  】;ゞ゚)「な、何だよあのヒーローは…ただgdgdしてるだけだと思ったら何処にあんな力を…それにクックルも死んだ…東京…何て恐ろしい街…!」

傷だらけで、頭を抱え怯えるオサム。

こいつも恐怖を経験したのだろう。


あの怪人の言っていた言葉…

あれがどうも気になる。

( ´_ゝ`)『自分が何故負けたか分かるか?』

( ´_ゝ`)『それが自分で分からないようではお前は俺には勝てない』

何故だ?あいつは何を言いたかったんだ?
気になる。気になる。気になる気になる気になる気になる気になる気になる気になる気になる気になる。

【+  】;ゞ゚)「クー!?ちょ、何してんの!」

気がつけば私は、機内から飛び降りて、空を舞っていた。

172名も無きAAのようです:2014/09/09(火) 20:25:39 ID:uZOkeRVMO
〜悪の組織(仮)西東京支部〜

兄者達は、鍋を食べようとしていた!

( ´_ゝ`)「では、我々、悪の組織(仮)の勝利を祝って…」

从 ゚∀从「いただきまーす!」

( <●><●>)「ハムッ!ハフハフ!ハフッ!」

( ´_ゝ`)「おいお前ら待て」

173名も無きAAのようです:2014/09/09(火) 20:27:35 ID:uZOkeRVMO
(;^ω^)「なんで当然の様にいるんだお!?」

(-@∀@)「鍋は人数多い方が良いですよ」

(#・∀・)「だいたい君たち今回何もしてなかったじゃないか!僕らかなり大変な目にあってたんだぞ!」

从#゚∀从「俺達だってあいつらに対抗するために研究所でメカハイン2号を必死に作ってたんだよ!!」

(#゚Д゚)「どうせいつもの湯飲みロボだろうがよ!!」

从#゚∀从「ムキーッ!貴様らまたしても私の叔父を侮辱する気か!表出ろ!」

(;-@∀@)「いや、娘でしょう!?」

(;゚∀゚)「あっお前肉いっぱい取んなよデカ目!」

( <●><●>)「鍋とは戦場、先に肉を掴んだ者が勝利するのです」

\(^o^)/「春菊うめぇ」

( ´_ゝ`)

もう全てがめんどくさくなったので、俺は考えるのをやめた。

( ´_ゝ`)「豆腐うめぇな…」

174名も無きAAのようです:2014/09/09(火) 20:30:02 ID:uZOkeRVMO



川 ゚ -゚)「邪魔するぞ」

唐突に現れたのは改造兵士素直クール!このままでは怪人達の危険が危ない、頭痛が痛い!

(;^ω^)「だ、誰だお!」

(;´_ゝ`)「素直クール…どうしてここが…」

175名も無きAAのようです:2014/09/09(火) 20:30:49 ID:uZOkeRVMO
川 ゚ -゚)「兄者とか言ったな、さっきの言葉の意味を教えてもらおう」

(;´_ゝ`)「えっ、意味?意味ね…」

( ´_ゝ`)(やっべ何も考えてない)

(;´_ゝ`)「じ、自分の力で理解するまでは意味は教えん!」

川#゚ -゚)「理解出来ないからここに来ているんだ!教えてもらうまで私はここを動かないぞ!」

( ´_ゝ`)(えぇ〜〜〜〜〜地味に迷惑〜〜〜)

176名も無きAAのようです:2014/09/09(火) 20:32:37 ID:uZOkeRVMO

そして数日後!数日後である!二回言うほど大事な事では無い!

( ><)σ「兄者さーん、回覧板持って来たんですー」

( ><)(あんまりインターホン押しすぎるとまたどんぶり食らっちゃうんです)

( ><)「出て来ないんです…」

177名も無きAAのようです:2014/09/09(火) 20:33:37 ID:uZOkeRVMO
( ><)(戸を確認するんです)

( ><)(あれ、兄者さん開けっ放しなんです…)ガラガラ

( >(◇≡≡「兄者さーん、今日も今日とて回覧板持って来たんでぐへぁっ!?」

説明しなくてはなるまい、クーの氷弾がビロードの顔面に直撃したのだ!


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