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( ´_ゝ`)流石な悪の幹部のようです
1
:
名も無きAAのようです
:2014/09/07(日) 01:52:22 ID:DfYy46CgO
街の地下奥深くって、何があるか知ってるか?地下鉄?ああ、そうだね。普通はそうだよね。でも違う。
じゃあヒントをあげよう。暗闇に包まれた空間。
地下鉄?うん、いや地下鉄じゃない。違うって言ったじゃん。いやだから地下鉄はもう良いんだよ!
正解は、悪の組織の秘密基地と言う奴だ。テレビの見すぎ?いや本当の事なんだって、アニメじゃないんだって。不思議な気持ちなんだって。信じて。信じる奴がジャスティスって言うじゃん。俺は悪側だけど。
245
:
名も無きAAのようです
:2014/09/10(水) 19:13:16 ID:MX1Z5wt6O
突如、沖縄、大阪が謎の怪人達に襲撃され、壊滅してしまった。
悪の組織(仮)本部の大幹部ぃょぅ将軍は新たな脅威の存在を兄者達に告げる。
ぃょぅ将軍に避難を勧められるも、兄者達はそれを拒否し、謎の組織に立ち向かうのだった。
246
:
名も無きAAのようです
:2014/09/10(水) 19:14:00 ID:MX1Z5wt6O
一人単独行動する兄者、一方怪人達は謎の組織の一人、クックルと対峙する。
(,,゚Д゚)
( ゚∋゚)
(,,゚Д゚)
( ゚∋゚)
(,,゚Д゚)「なんか言えよ!!」
247
:
名も無きAAのようです
:2014/09/10(水) 19:15:07 ID:MX1Z5wt6O
圧倒的なクックルのパワーに怪人達は全滅してしまう。
しかし颯爽とクックルを跳ね飛ばした謎の影!それは…
248
:
名も無きAAのようです
:2014/09/10(水) 19:16:26 ID:MX1Z5wt6O
(´^ω^`)9m「このショボン様さ!」
(#・∀ ・)つ)ω・`)
(´;ω;`)
そう、ご存知仮面サイクラーマタンキである!
249
:
名も無きAAのようです
:2014/09/10(水) 19:17:20 ID:MX1Z5wt6O
驚異のタフさと攻めでクックルを終始圧倒し続けたまたんき!
(・∀ ・#)「王手!」
(・∀ ・#)「ツモ!」
(・∀ ・#)「チェックメイトおおお!」
ギコは彼の姿に強くなる事を誓うのだった。
250
:
名も無きAAのようです
:2014/09/10(水) 19:18:19 ID:MX1Z5wt6O
一方兄者は全力で謎の組織の一人クーをぶちのめし、クーに一言言い残し去るのだった。
( ´_ゝ`)「スペースダイナミック紙ずもう」
川 ゚ -゚)「……?」
その一言はクーの心に大きな謎を残す。
251
:
名も無きAAのようです
:2014/09/10(水) 19:19:03 ID:MX1Z5wt6O
兄者の言葉の答えを求めて西東京支部へお邪魔したクー。
川 ゚ -゚)「教えてくれ!スペース☆ダイナミック☆紙ずもうとは何だ!?」
( ´_ゝ`)「…知らん」
252
:
名も無きAAのようです
:2014/09/10(水) 19:19:57 ID:MX1Z5wt6O
戻る場所の無いクーはそのまま西東京支部の一員に。
次に兄者はお隣さんの若内ビロードを華麗に拉致。
戦術アドバイザーとして無理矢理加入させ、西東京支部の戦力を拡大させて行くのだった。
253
:
名も無きAAのようです
:2014/09/10(水) 19:20:45 ID:MX1Z5wt6O
川 ゚ -゚)(奴らはいずれまた仕掛けて来る…)
川 ゚ -゚)(その時は、私も戦わなくてはならない)
ノパ⊿゚)(クー、楽しみだぜ、お前の悲鳴が聴けるのがさぁ!)
それぞれの思惑が交錯する中―
254
:
名も無きAAのようです
:2014/09/10(水) 19:21:41 ID:MX1Z5wt6O
(´<_` )(……なんか飢えて死にそうだ)
(,,゚Д゚)(あんな奴らに負けないくらい、俺は強くなりたい…!)
( ゚∀゚)o彡゜(おっぱい!おっぱい!)
( ><)(なんで僕がこんな目に…)
静かに物語は動き続ける。
255
:
名も無きAAのようです
:2014/09/10(水) 19:24:21 ID:MX1Z5wt6O
从 ゚∀从(次のメカハインは……)
从 ゚∀从(そうだ、サイボーグ戦士にしよう)
(=゚ω゚)ノ(謎の組織…完璧改造兵士か…)
(=゚ω゚)ノ(西東京支部には頑張って貰わねばな)
「東京…クックルを倒し、オサムを追い返した者のいる街…やはり一筋縄ではいかんか」
「なかなか面白いじゃないか」
50年近くの歳月も過ぎないし世代も交代しないが―
256
:
名も無きAAのようです
:2014/09/10(水) 19:25:10 ID:MX1Z5wt6O
ξ゚⊿゚)ξ「はあ!?このメンバーであの「脅威」を撃退したの!?」
「は、はい、確かに兄者少佐の報告では…」
ξ゚⊿゚)ξ「でもこのメンバー基本使い物にならない能力ばかりのクズよ!?」
ξ゚⊿゚)ξ「分かった!兄者の所行くから飛行艇出して!!今すぐ!!」
一つの戦いが終わり、新たな戦いが始まる、そう、例えるなら―
257
:
名も無きAAのようです
:2014/09/10(水) 19:26:04 ID:MX1Z5wt6O
( ´_ゝ`)「ブーン男ー、腹減った、メシー!」
( ^ω^)「今作ってますおー」
第1部完、そして第2部の幕開けである―
第1部【はんとむぶらっど】完
258
:
名も無きAAのようです
:2014/09/10(水) 19:27:03 ID:MX1Z5wt6O
流石な第1部目次のようなもの
第1部 はんとむぶらっど
第一話「流石な世界征服の序章」
>>1
から
第二話「流石な怪人達の能力」
>>33
から
第三話「流石だよなアスキーレンジャー」
>>40
から
第四話「流石なもう一つの組織」
>>61
から
第五話「流石な一般市民と悪の組織とgdgdヒーロー」
>>85
から
第六話「新たな脅威と流石な決意」
>>101
から
第七話「流石な戦士達vs完璧改造兵士」
>>123
から
第八話「流石な悪の幹部」
>>152
から
第九話「流石な戦術アドバイザー」
>>198
から
第十話「流石な総集編のようです第1部」
>>223
から
259
:
名も無きAAのようです
:2014/09/10(水) 19:37:04 ID:MX1Z5wt6O
( ^ω^)「第1部も完結しましたので申し訳ありませんがまた少しだけでしゃばらせて頂きますお、俺ですお」
( ^ω^)「始めて読む方はこの総集編でだいたいの内容は掴めましたおね?」
( ^ω^)「1部10話とかそんな感じですお」
( ^ω^)「4部、た゛いあもんと゛はくた゛けらいまでで40話ですおね」
( ^ω^)「気が遠くなりますお」
( ´_ゝ`)「悪の幹部リオンまでやろうと思うんだけど」
( ^ω^)「そういう途方も無い事は先に2部の構成考えてからお願いしますお」
( ^ω^)ノシ「今後ともよろしくですおー」
260
:
名も無きAAのようです
:2014/09/10(水) 22:56:00 ID:KI/pILw20
乙乙大好きだ期待
261
:
名も無きAAのようです
:2014/09/10(水) 23:29:05 ID:a5xw9Is.0
乙
楽しいわ
262
:
名も無きAAのようです
:2014/09/10(水) 23:32:52 ID:dnZlwjes0
乙でした。今一番楽しい現行ですよ僕は
263
:
名も無きAAのようです
:2014/09/11(木) 07:02:12 ID:D1HnUD2wO
ω・)乙
264
:
名も無きAAのようです
:2014/09/11(木) 11:59:01 ID:SvWUk8QgO
〜これまでのおはなし〜
第十話「流石な総集編のようです第1部」
うんこしたくなった兄者はトイレを探して全力疾走。
やっと公衆便所にたどり着いた兄者。
しかし、謎の巨大ロボ同士の戦闘で公衆便所は兄者の目の前で踏み潰されてしまう。
限界が近づく兄者の前に、倒れた青いロボの中から一人の少女が現れる。
川;゚ -゚)「頼む!これに乗って戦ってくれ!」
仕方なくロボに搭乗した兄者は苦戦の末、なんとか相手のロボを倒す。
川 ゚ -゚)「やはり君はこのロボに乗る資格があるようだ」
しかし、緊張から解放され気の抜けた兄者はコックピットで漏らしてしまうのだった!
(;´_ゝ`)「こ…」
(;´_ゝ`)「これが戦いか…!」
265
:
名も無きAAのようです
:2014/09/11(木) 12:01:39 ID:SvWUk8QgO
〜西東京支部〜
今日も兄者達は和やかに過ごしていた!
\(^o^)/「大分耐久力が上がった気がする」
川 ゚ -゚)「煎餅うめぇ」
266
:
名も無きAAのようです
:2014/09/11(木) 12:03:01 ID:SvWUk8QgO
(=゚ω゚)ノ「兄者、例の組織の名は『ダークサイド』とか言うらしいょぅ」
( ´_ゝ`)「適当に考えたような厨二臭い名前ですね」
(=゚ω゚)ノ「そうだょぅ。組織に付ける名前はもっと考えて付けるべきだょぅ」
( ´_ゝ`)「ですよねー、悪の組織(仮)とかあり得ないですよねー」
(=゚ω゚)ノ「うむ」
お前らが言うな!
267
:
名も無きAAのようです
:2014/09/11(木) 12:04:03 ID:SvWUk8QgO
〜総統の間〜
「なんかワシ堂々と悪口言われてる気がする」
「気のせいですよ総統、総統に悪口言えるような奴なんかいません」
「そうかな」
「ええ、もし居るならその顔を見てみたいものですよ」
「ワシ、なんだか心配」
268
:
名も無きAAのようです
:2014/09/11(木) 12:04:59 ID:SvWUk8QgO
〜再び西東京支部〜
( ´_ゝ`)「で、現地で調達した戦術アドバイザーの件ですが」
(=゚ω゚)ノ「改造かょぅ?」
( ´_ゝ`)「まあまだ生身の人間ですし」
( ´_ゝ`)「さっさと改造しちゃいましょう」
269
:
名も無きAAのようです
:2014/09/11(木) 12:05:39 ID:SvWUk8QgO
〜若内家〜
( ><)「なんか寒気が…」
( ><)
( ><)「嫌な予感するんです」
270
:
名も無きAAのようです
:2014/09/11(木) 12:06:20 ID:SvWUk8QgO
〜また西東京支部〜
(=゚ω゚)ノ「まあその辺はツンちゃんがやってくれるょぅ」
(;´_ゝ`)「あの人が!?なんで!?あの人科学者でも何でもないのに!」
(=゚ω゚)ノ「確か兄者、お前の所に用があるとかで、ついでにその戦術アドバイザーを迎えに行ってもらうょぅ」
(;´_ゝ`)「確かに家の怪人は使えないグズどもですけど!まだツンさんの訓練は早」
(=゚ω゚)ノ「そこまで僕が面倒見切れるかょぅ、切るょぅ」
ツー、ツー、ツー…と受話器が静かに音を立てた。
(# ´_ゝ`)「あの野郎」ガチャン!!
兄者は八つ当たりのように乱暴に受話器を戻した。
271
:
名も無きAAのようです
:2014/09/11(木) 12:07:07 ID:SvWUk8QgO
ピンポーン、と少々ありきたりな音と共に、また誰かが訪問して来た!
( ´_ゝ`)(もう来たの?早くね?)
( ^ω^)「今出ますおー」
272
:
名も無きAAのようです
:2014/09/11(木) 12:07:45 ID:SvWUk8QgO
髪の毛は肩までかかる金色の巻き毛、痛みは見当たらない。
人形のような小さな身体。
そして、パッチリとした目、透き通った肌。
見てくれは完璧にょぅι゛ょ。
273
:
名も無きAAのようです
:2014/09/11(木) 12:08:24 ID:SvWUk8QgO
( ^ω^)「お…?何の用ですかお?」
ξ゚⊿゚)ξ「超速怪人ブーン男…能力は速く走れる能力…クズ1号ね」
(;^ω^)「いきなり失礼ですおね」
ξ゚⊿゚)ξ「兄者ー!」
ずかずかと基地に上がりこむ謎のょぅι゛ょ。
(;^ω^)「ちょ、勝手に…」
( ^ω^)「え?兄者少佐知ってるんですかお?」
ブーンは理解した!この幼女は組織の関係者である事を!
274
:
名も無きAAのようです
:2014/09/11(木) 12:09:25 ID:SvWUk8QgO
ξ゚⊿゚)ξ「兄者ー!邪魔するわよー!」
( ゚∀゚)o彡゜「幼女!おっぱい!…は無い…」
(;´_ゝ`)「ひいいいいいいいい」
( ・∀・)「何奴!?」
(,,゚Д゚)「くせ者じゃあああああ」
\(^o^)/「であえであえー!」
ξ゚⊿゚)ξ「誰がくせ者よ」
( ・∀・)「ノリ悪ーい」
( ゚∀゚)「そこは成敗っ!…って言うとこだよなー」
川 ゚ -゚)(こいつら分かっていないのか…?)
川 ゚ -゚)(あの幼女…兄者の何倍も力がある)
275
:
名も無きAAのようです
:2014/09/11(木) 12:10:25 ID:SvWUk8QgO
ξ゚⊿゚)ξ「へー、やっぱり活躍してないんだ、このクズ達は」
(;^ω^)「そんなクズクズ言われるとへこみますお…」
ξ゚⊿゚)ξ「なんで報告書に嘘書いたの?」
(;´_ゝ`)「だって敵に返り討ちにあって全滅してヒーローに助けられたとか書いたら絶対ツンさんこっち来るじゃないですk」
ξ#゚⊿゚)ξ「口答えはいいのよ!!」
(;´_ゝ`)「はいぃ!申し訳ありません、サー!」
276
:
名も無きAAのようです
:2014/09/11(木) 12:11:33 ID:SvWUk8QgO
怪人達の目には情けなく映っているだろう。
流石な悪の幹部が、幼女に怒鳴られているのだから。
ξ゚⊿゚)ξ「じゃ、こいつら連れてくから」
( ・∀・)?
(;´_ゝ`)「ちょ、無理です!今のこいつらで耐えられる訳が」
ξ゚⊿゚)ξ「駄目ー、拒否権は無いー」
277
:
名も無きAAのようです
:2014/09/11(木) 12:12:27 ID:SvWUk8QgO
ξ゚⊿゚)ξ「あんた達、立ちなさい」
川 ゚ -゚)スクッ
ξ゚⊿゚)ξ「あんたは良いわ、充分強いし」
(;´_ゝ`)「どうか!どうか今回だけはご勘弁を!」
ξ゚⊿゚)ξ「いーやーだー」
その言動はまさにわがままな子供の様。
278
:
名も無きAAのようです
:2014/09/11(木) 12:14:30 ID:SvWUk8QgO
ξ#゚⊿゚)ξ「文句があるならあんたも連れてくわよ?前より倍のメニューにしてあげる」
ニヤリと悪意たっぷりに微笑むツン。
( ´_ゝ`)「是非是非このクズどもを持ってって下さい、サー」
兄者は即答した。
死にに行くよりは素直に従った方が良いからだ。
279
:
名も無きAAのようです
:2014/09/11(木) 12:15:41 ID:SvWUk8QgO
さて、若内家は!
( ><)「ラ王うまいんです」
( ><)「味噌味こそ神」
その時である!
若内家に押し掛けて来る謎の黒服!
(;><)「何なんですかいきなり!」
黒服がビロードを取り押さえる!
(;><)「な、何をするんですか!離すんです!」
280
:
名も無きAAのようです
:2014/09/11(木) 12:17:06 ID:SvWUk8QgO
ξ゚⊿゚)ξ「じゃ、こいつら預かるから」
( ´_ゝ`)ノシ
(;><)「やっぱりあなた達絡みだったんですね!」
黒服に連れて来られるビロード。
(;^ω^)「いや、僕らもよく分かりませんお」
そう、怪人達にとっては突然の事なのだ!
281
:
名も無きAAのようです
:2014/09/11(木) 12:17:47 ID:SvWUk8QgO
こうして怪人達はツンに連れていかれるのだった!
( ^ω^)「此処は…?」
( ゚∀゚)「何なんだよ全く…」
ξ゚⊿゚)ξ「整列!!」
(,,゚Д゚)「あ?」
ξ#゚⊿゚)ξ「態度がなっとらんぞ態度が!!」
\(;^o^)/「ひぃっ!」
ξ#゚⊿゚)ξ「それと、口からクソを垂れる前と後にsirを付けろ!分かったかウジムシ共!」
(;・∀・)「サ、サー!イエッサー!」
282
:
名も無きAAのようです
:2014/09/11(木) 12:18:28 ID:SvWUk8QgO
そして、第2部の幕は上がる―
ビロードを待ち受ける運命とは!
ツンの思惑とは一体何か!?
怪人達はどうなってしまうのか!
頑張れ兄者、戦え怪人達、最近出番が無いぞアスキーレンジャー!!
283
:
名も無きAAのようです
:2014/09/11(木) 12:19:07 ID:SvWUk8QgO
( ´_ゝ`)「最大の危機だ、クー」
川 ゚ -゚)「どうした?」
( ´_ゝ`)「ブーン男がいないせいで飯を作る者がいない」
川 ゚ -゚)「それは…大変な事態だな」
( ´_ゝ`)「お前料理出来る?」
川 ゚ -゚)「生まれてからずっと施設で過ごして来た私にどうしろと」
( ´_ゝ`)「だよねー…」
( ´_ゝ`)「外食するかね」
つ づ く
284
:
名も無きAAのようです
:2014/09/11(木) 12:25:37 ID:kpgx7dGQ0
乙
ブーン男 飯炊きとして有能ならもうそれでいいじゃねーか・・・
285
:
名も無きAAのようです
:2014/09/11(木) 12:27:18 ID:1bNzTVOw0
ブーンが家事上手なちょび髭のおっさんになって帰ってくる可能性
286
:
名も無きAAのようです
:2014/09/11(木) 13:21:53 ID:D1HnUD2wO
ω・)乙。ブーン有能ww
287
:
名も無きAAのようです
:2014/09/11(木) 18:55:26 ID:SvWUk8QgO
〜これまでのおはなし〜
第十一話「流石潮流」
『きのこの山』『たけのこの里』どちらも同じ明治が製造、販売しているお菓子である。
しかし2つの派閥は非常に仲が悪く争いも絶えなかった。
おやつに竹の子の里を食べていた兄者はなぜかきのこ派と竹の子派の論争に巻き込まれてしまう。
神を名乗る謎の男、内藤の力により全校生徒は厨二能力を手に入れ、きのこ派とたけのこ派の戦争が勃発する。
兄者はおにぎりせんべいが全国的お菓子では無い事を内藤に知らされ驚愕するのだった。
288
:
名も無きAAのようです
:2014/09/11(木) 18:56:24 ID:SvWUk8QgO
地獄島、そこは悪の組織(仮)が所有する怪人の幹部昇進試験や幹部達の訓練に使われる、地図に描かれていない島。
かつて兄者が文字通り地獄を見た場所である―
289
:
名も無きAAのようです
:2014/09/11(木) 18:57:49 ID:SvWUk8QgO
ブーン達、西東京支部の怪人達はそこでツンにしごかれていた!
ξ#゚⊿゚)ξ「じっくりかわいがってやる! 泣いたり笑ったり出来なくしてやる!さっさと立て!」
(;^ω^)「サーイエッサー!」
ξ#゚⊿゚)ξ「ふざけるな!大声を出せ!!玉落としたか!?」
\(;^o^)/「サーッ!イエッサァァァァッ!!」
ξ#゚⊿゚)ξ「このクズどもめ!トロトロと走るんじゃないっ」
(# ・∀・)「サーッ!イエッサー!!」
ξ#゚⊿゚)ξ「まったく、なんたるザマだ!貴様らは最低のうじ虫だっ!ダニだっ!ゴミクズの王だ!この宇宙でもっとも劣った生き物だっ!悔しかったら走れ!」
(# ゚Д゚)「サー!イエッサーッ!!」
290
:
名も無きAAのようです
:2014/09/11(木) 18:58:37 ID:SvWUk8QgO
ξ#゚⊿゚)ξ「勝利を掴みたいなら前を見ろ!乳を掴みたいならママンの子宮に今すぐ帰るんだな!」
( ゚∀゚)「サーッ!イエッサー!」
ξ#゚⊿゚)ξ「貴様らは人間ではない、殺戮の為のマシーンだ!殺せないヤツに存在する価値は無いっ!!」
(,,゚Д゚)「死ねッ!正義のヒーローめ!」
ξ#゚⊿゚)ξ「もっと悪意と憎しみを込めて!!」
(,,゚Д゚)「サーッ!イエッサー!!!!」
こんな調子で3週間が過ぎていた―
291
:
名も無きAAのようです
:2014/09/11(木) 18:59:38 ID:SvWUk8QgO
そして西東京支部は!
川 ゚ -゚)「腹が減った」
( ´_ゝ`)「外食する金が無い」
川 ゚ -゚)「飯を作るブーンも居ない」
( ´_ゝ`)「どうしよう…」
川 ゚ -゚)「どうしよう…」
本格的にまずい状況となっていた!
292
:
名も無きAAのようです
:2014/09/11(木) 19:00:58 ID:SvWUk8QgO
それもそのはず、西東京支部はブーン男を中心に回っていたからだ!
炊事、洗濯、買い物、掃除!
全ての家事はブーンがやっていたのだ。
つまり、ブーンの居なくなった西東京支部は、大人帝国や3分ポッキリ大進撃の時のひろしとみさえ的状態、つまりだらしなくなってるのである。
293
:
名も無きAAのようです
:2014/09/11(木) 19:01:53 ID:SvWUk8QgO
見よ、この惨状を!読んだまま放り出してある新聞や雑誌、食べ終わったコンビニ弁当やカップめん、ジュースの空き缶、空になったペットボトル、吸い殻で一杯になった灰皿、台所に高く積まれる使用済みの食器、ゴミ箱に向かって放り投げたけど命中しなかったゴミ!その他いろいろなゴミ!
要するに散らかっているのだ。
294
:
名も無きAAのようです
:2014/09/11(木) 19:02:43 ID:SvWUk8QgO
まさにゴミ屋敷!まさに掃き溜め!まさにゴミの宮殿!
こうも汚れているとゴミ溜めの中に兄者とクーがいるのかいっそ兄者がゴミなのかわからなくなって来る!
( ´_ゝ`)「今回お前辛辣だな」
295
:
名も無きAAのようです
:2014/09/11(木) 19:03:46 ID:SvWUk8QgO
( ´_ゝ`)「財布も外食しすぎで痩せ細ってしまった」
( ´_ゝ`)「いっそ組織の活動資金使っちまうか?」
(;´_ゝ`)「止めとこ」
( ´_ゝ`)「家に残ってる限られた食材でどれだけ腹を満たすか…」
296
:
名も無きAAのようです
:2014/09/11(木) 19:04:29 ID:SvWUk8QgO
川 ゚ -゚)「テケテンテンテンテンテン♪」
( ´_ゝ`)「テケテンテンテンテンテン♪」
( ´_ゝ`)「テケテンテンテンテンテンテンテッテッテ♪」
川 ゚ -゚)「テテテッテッテ♪」
( ´_ゝ`)「テテテッテッテ♪」
川 ゚ -゚)「テテテッテッテッテ、テテテテテン♪」
( ´_ゝ`)「テテテッテッテ、テテテッテッテ♪テテッテッテッテテテテテテン♪」
( ´_ゝ`)流石な3分クッキングのようです川 ゚ -゚)
297
:
名も無きAAのようです
:2014/09/11(木) 19:05:41 ID:SvWUk8QgO
( ´_ゝ`)「皆様、流石な3分クッキングのお時間です」
( ´_ゝ`)「抱かれたいいい男ランキングNo.2、セクシー兄者と」
川 ゚ -゚)「一度も笑った事の無い女、ハードボイルドクーがお送りします」
298
:
名も無きAAのようです
:2014/09/11(木) 19:06:45 ID:SvWUk8QgO
( ´_ゝ`)「料理苦手なアナタも簡単に作れるレシピを紹介〜」
川 ゚ -゚)「材料はこちら」
ツナフレーク
白米
299
:
名も無きAAのようです
:2014/09/11(木) 19:07:33 ID:SvWUk8QgO
( ´_ゝ`)「まずはツナフレークを1つ開けよう」
( ´_ゝ`)「そしてドンブリに盛られた白米に全部ぶっかけよう」
川 ゚ -゚)「油を充分に切ってからだとあっさりした味になって良いぞ」
( ´_ゝ`)「全体に味がつくように混ぜ混ぜ〜」
川 ゚ -゚)「そしてこれが2時間煮込んだものです」
( ´_ゝ`)「煮込むんじゃない」
300
:
名も無きAAのようです
:2014/09/11(木) 19:08:23 ID:SvWUk8QgO
( ´_ゝ`)「まあとにかく混ぜたら完成だ!」
〜ツナフレーク丼〜
( ´_ゝ`)「口に運ぶと海の味が広がってウママァー」
301
:
名も無きAAのようです
:2014/09/11(木) 19:09:46 ID:SvWUk8QgO
( ´_ゝ`)「まだ終わりじゃないんだっぜ」
( ´_ゝ`)「さてさて取り出したるは」
川 ゚ -゚)「マヨネーズですね」
( ´_ゝ`)「ご飯とツナとマヨはコンビニのおにぎりにも有る流石な組み合わせなんだっぜ」
( ´_ゝ`)「ツナ丼にマヨネーズをぶっかける、くどいくらいでも控えめでも良し」
( ´_ゝ`)「醤油はお好みで」
( ´_ゝ`)b「海苔で巻くもよし」
302
:
名も無きAAのようです
:2014/09/11(木) 19:10:16 ID:SvWUk8QgO
( ´_ゝ`)「いざ食べると犬の餌を喰ってる気分」
川 ゚ -゚)「貧乏くさい」
( ´_ゝ`)「贅沢は敵なんだっぜ」
303
:
名も無きAAのようです
:2014/09/11(木) 19:11:46 ID:SvWUk8QgO
( ´_ゝ`)「お次は卵かけご飯」
川 ゚ -゚)「基本の材料」
あつあつご飯
生卵
醤油
( ´_ゝ`)「卵に醤油を混ぜるポピュラーなあいつ」
( ´_ゝ`)「朝ごはんも昼飯もおやつも夕飯もこなす流石なあいつ」
304
:
名も無きAAのようです
:2014/09/11(木) 19:12:21 ID:SvWUk8QgO
( ´_ゝ`)「卵かけご飯にふりかけをかける」
川 ゚ -゚)「海苔の風味とのりたまの甘みが濃厚な卵と混ざり合ってウマー」
( ´_ゝ`)「なめたけぶっかけてもウマー」
305
:
名も無きAAのようです
:2014/09/11(木) 19:13:05 ID:SvWUk8QgO
( ´_ゝ`)つ占「お次はこの醤油を別の調味料に変えてアレンジレンジ」
306
:
名も無きAAのようです
:2014/09/11(木) 19:13:46 ID:SvWUk8QgO
川 ゚ -゚)「まずはポン酢」
( ´_ゝ`)「ウママァー」
( ´_ゝ`)「納豆のタレでウマー」
( ´_ゝ`)「秋刀魚の蒲焼きの缶詰めの汁…まあ普通」
( ´_ゝ`)「塩。うす塩味がついてウマァー」
( ´_ゝ`)「塩コショウもなかなか」
( ´_ゝ`)「ちょっと贅沢うなぎのタレ」
( ´_ゝ`)「でも僕はオリーブオイル」
( ´_ゝ`)「ラー油に唐辛子ちょっと混ぜて辛めの味付けとかもアリ」
( ´_ゝ`)「でもやっぱり定番な醤油でウマー」
( ´_ゝ`)「トッピングにかつおぶしや刻み海苔ぶっかけ頂くぜ」
307
:
名も無きAAのようです
:2014/09/11(木) 19:14:59 ID:SvWUk8QgO
川 ゚ -゚)「調味料を変えるだけで味が広がりますね」
( ´_ゝ`)「いろいろ試してくれよなー」
川 ゚ -゚)「やっぱり貧乏くさい」
( ´_ゝ`)「贅沢は敵なんだっぜ」
308
:
名も無きAAのようです
:2014/09/11(木) 19:16:53 ID:SvWUk8QgO
( ´_ゝ`)「( ´_ゝ`)流石な3分クッキングのようです川 ゚ -゚)、いかがだったでしょう」
川 ゚ -゚)「普通に美味いので機会があれば試して下さいね」
( ´_ゝ`)ノシ「ではまた来週」
川 ゚ -゚)「多分次回は無い」
309
:
名も無きAAのようです
:2014/09/11(木) 19:17:45 ID:SvWUk8QgO
そんなこんなでクーと兄者は腹を満たすのだった!
一方、地獄島では!
310
:
名も無きAAのようです
:2014/09/11(木) 19:18:29 ID:SvWUk8QgO
ξ゚⊿゚)ξ「じゃ、最後の仕上げよ」
( ^ω^)「この地図は何ですかお?」
ξ゚⊿゚)ξ「オリエンテーリングみたいな物よ、それぞれ地図に示された場所に行って「宝玉」を持ってきて貰うわ」
( ゚∀゚)「宝玉?」
ξ゚⊿゚)ξ「まあ見つけてからのお楽しみよ」
ξ゚⊿゚)ξ「ボケッと突っ立って無いでさっさと走る!」
\(^o^)/「サーッ!イエッサー!」
こうしてツンからの最後の試練が開始された!
311
:
名も無きAAのようです
:2014/09/11(木) 19:19:14 ID:SvWUk8QgO
もちろん行く手にはツンの様々な罠が仕掛けられていた!
( ・∀・)トコトコ
( ・∀・)カチッ
( ・∀・)「やっべ地雷だ」
\(^o^)/「早くもオワタ!」
312
:
名も無きAAのようです
:2014/09/11(木) 19:20:02 ID:SvWUk8QgO
崖を登る者も居れば―
( ゚∀゚)「おっぱいと勝利をこの手に掴むまで…」
( ゚∀゚)「俺の勇気は死なn」
(;゚∀゚)「ほあああああああああああ!!」
( ゚∀゚)「何度落ちても這い上がる…」
( ゚∀゚)「絶対に諦めn…」
(;゚∀゚)「うわぁ〜〜〜〜〜〜〜〜」
313
:
名も無きAAのようです
:2014/09/11(木) 19:20:36 ID:SvWUk8QgO
森を行く者も居る―
\(^o^)/「暗いよー怖いよー」
( ・∀・)「大丈夫大丈夫」
314
:
名も無きAAのようです
:2014/09/11(木) 19:21:24 ID:SvWUk8QgO
山を登り、遺跡を歩く者も―
( ^ω^)「後ろから鉄球が!」
(,,゚Д゚)「えらく古典的!」
315
:
名も無きAAのようです
:2014/09/11(木) 19:22:17 ID:SvWUk8QgO
そんなこんなで宝玉を手に入れた怪人達―
( ・∀・)「なんか光が広がって…」
(,,゚Д゚)「うおっまぶしっ」
気がつくと怪人達は謎の空間に立っていた!
(,,゚Д゚)「何この真っ赤な空間!目に優しく無い!」
\(;^o^)/「なんか暗いよー怖いよー」
( ^ω^)「青空だお…」
( ゚∀゚)「何だ、此処は?」
316
:
名も無きAAのようです
:2014/09/11(木) 19:22:53 ID:SvWUk8QgO
『お前か?また力を求めて来た怪人は』
(,,゚Д゚)「誰だ!」
( ^ω^)「…なんか声がしたお」
(;・∀・)「うぇっ!?」
317
:
名も無きAAのようです
:2014/09/11(木) 19:23:43 ID:SvWUk8QgO
ミ,,゚Д゚彡「俺は獄炎怪人フサギコ、組織を作り上げた「始まりの男」と共に「戦い続けた」者。死した今は魂だけの存在となりこの炎の宝玉の中に居る」
(,,゚Д゚)「フサ…ギコ…?」
ミ,,゚Д゚彡「君の求めている物は…力かハハハ!単純で良い!」
( ^^ω)「僕は烈風怪人マルタスニムは瀬川、「始まりの男」を「支え続けた」男ホマ」
( ^ω^)「特徴的な語尾ですおね」
( ^^ω)「君もなかなかホマ」
( ^^ω)「君の求めている物は…「速さと強さ」かホマ」
( ^ω^)「ですお、あの怪物に負けないくらいのスピードとパワーが欲しいんですお」
( ・∀ ∀・)「僕は暗雲怪人モララー、「始まりの男」の側に「居続けた」男」
( ・∀・)「奇遇ですね、僕もモララーです」
(*゚∀゚)「あたしは雷鳴怪人つー、「始まりの男」と共に「走り続けた」女」
( ゚∀゚)「なかなかの乳ですね、揉ませてくれます?」
(*゚∀゚)「話聞け」
/^o^\「私はフッジサーン、「始まりの男」を「追い続けた」男」
/^o^\「君は足手まといにならない強い力が欲しい…か、分かるよ、私もずっと足手まといだった」
\(^o^)/「あなたは……」
318
:
名も無きAAのようです
:2014/09/11(木) 19:24:58 ID:SvWUk8QgO
ミ,,゚Д゚彡「我らの力が欲しいなら、自らの願いを叶えたいなら」
( ^^ω)「喜んでくれてやるし、叶えてやるホマ」
( ・∀ ∀・)「ただし、それには「試練」に立ち向かって貰わなければならない、自らの心の壁を乗り越える力、それが無ければ力は渡せない」
(*゚∀゚)「まあ、並みの怪人じゃ到底無理だし試練を乗り越えた者も数えるしかいないけど」
/^o^\「やれるものならやってみろ」
ミ#゚Д゚彡「貴様らにその力があるのなら、ここで我々にそれを見せてみろ!!」
(#゚Д゚)
(#゚ω゚)
(#・∀・)
(# ゚∀゚)
\(#^o^)/
「「「「「やあああああああってやるぜっっ!!」」」」」
続く。
319
:
名も無きAAのようです
:2014/09/11(木) 19:30:54 ID:nQc.rWSo0
wktkがとまらない
320
:
名も無きAAのようです
:2014/09/11(木) 19:38:40 ID:SvWUk8QgO
>>317
フッジサーンのあたりを修正
ミ,,゚Д゚彡「俺は獄炎怪人フサギコ、組織を作り上げた「始まりの男」と共に「戦い続けた」者。死した今は魂だけの存在となりこの炎の宝玉の中に居る」
(,,゚Д゚)「フサ…ギコ…?」
ミ,,゚Д゚彡「君の求めている物は…力かハハハ!単純で良い!」
( ^^ω)「僕は烈風怪人マルタスニムは瀬川、「始まりの男」を「支え続けた」男ホマ」
( ^ω^)「特徴的な語尾ですおね」
( ^^ω)「君もなかなかホマ」
( ^^ω)「君の求めている物は…「速さと強さ」かホマ」
( ^ω^)「ですお、あの怪物に負けないくらいのスピードとパワーが欲しいんですお」
( ・∀ ∀・)「僕は暗雲怪人モララー、「始まりの男」の側に「居続けた」男」
( ・∀・)「奇遇ですね、僕もモララーです」
(*゚∀゚)「あたしは雷鳴怪人つー、「始まりの男」と共に「走り続けた」女」
( ゚∀゚)「なかなかの乳ですね、揉ませてくれます?」
(*゚∀゚)「話聞け」
/^o^\「私は暗闇怪人フッジサーン、「始まりの男」を「追い続けた」男」
/^o^\「君は足手まといにならない強い力が欲しい…か、分かるよ、私もずっと足手まといだった」
\(^o^)/「あなたは……」
321
:
名も無きAAのようです
:2014/09/11(木) 20:00:32 ID:eIIYIpEE0
ギャグパートかと思ったら暑い展開だったでござる
322
:
名も無きAAのようです
:2014/09/11(木) 20:30:15 ID:pE9cOuxU0
期待するのよー
323
:
名も無きAAのようです
:2014/09/11(木) 20:42:48 ID:sZhjCNMs0
おにぎりせんべい全国的じゃないのか…
324
:
名も無きAAのようです
:2014/09/11(木) 21:41:49 ID:pZa1l/8E0
乙乙
ラー油卵かけご飯+ザーサイ、これ最強
325
:
名も無きAAのようです
:2014/09/11(木) 22:08:44 ID:lwTffEmE0
>>287
>兄者はおにぎりせんべいが全国的お菓子では無い事を内藤に知らされ驚愕するのだった。
え?
え?
326
:
名も無きAAのようです
:2014/09/11(木) 22:19:45 ID:1//4n9kM0
乙
卵とご飯とツナあるならツナチャーハンが作れるな
327
:
名も無きAAのようです
:2014/09/11(木) 23:03:42 ID:X0eT3JHw0
オワタガンガレ
328
:
名も無きAAのようです
:2014/09/12(金) 01:30:56 ID:0pYUmI260
癖になる面白さ
329
:
名も無きAAのようです
:2014/09/12(金) 05:21:15 ID:vdfg27LUO
ω・)乙。わくわくするような展開がよいね
330
:
名も無きAAのようです
:2014/09/12(金) 18:52:58 ID:EnsL9m26O
〜これまでのおはなし〜
第十二話「地獄島と流石な試練/流石な3分クッキングのようです」
(´・ω・`)「となると当然ニューリーダーはこのショボン様」
(´・ω・`)┏「命拾いしたな兄者!だが貴様もこのミサイル攻撃でお陀仏かもな!(ビームを発射しながら)」
(´゚ω゚`)┏「うるせぇ!人をコケにしやがるのもいい加減にしろォ!」
(´゚ω゚`)「ふん…ざまぁみやがれ、おいアスキーレンジャー共、ニューリーダーはこの俺だ!この俺に従うか!」
(;´・ω・`)「シャキンレッド…お前は死んだ、死んだはずじゃなかったのか…」
(;´゚ω゚`)「何をボケッとつっ立ってるんだよ、何とかしてくれ!ニューリーダーの命令だ、シャキンレッドを殺してしまえ!」
(´;ω;`)「よくも他のヒーローの前で恥かかせやがって…。みんなもみんなだ…俺を無視しやがって…」
(;´・ω・`)「お願いです、撃たないで下さい!俺が、俺が悪かった…」
(´・ω・`)9m「やったぜベイビー☆」
(#´゚ω゚`)「この俺がクビで引退?許せねぇぇぇぇ!!!」
(*´・ω・`)9m「流石の凍鬼怪人クーもこれで永遠にGOOD☆NIGHT!HAHAHAHAHA!」
(´・ω・`)「ホントに冷たいんだからもぉ…」
(;´・ω・`)「この俺もなんです、俺も騙されたんですよ!だからこうして一緒にいるでしょうが!」
(´・ω・`)「はい…あの、どうも…ありがとうございます…」
(´;ω;`)「ゆ、許してェ!お願い!」
m9(´・ω・`)9m「時代は老いぼれでない、新しいリーダーを必要としているのです!」
(´^ω^`)「ねぇ、ご気分はいかがですかな?シャキンレッド様(笑)」
(*´^ω^`)「あんたまで捨てなきゃならんとは…いやはや心が痛むねぇ(笑)」
331
:
名も無きAAのようです
:2014/09/12(金) 18:54:12 ID:EnsL9m26O
さて、今日の「悪の幹部」は、正義のヒーロー達の集う場所、ヒーロー協会から物語を始めよう―
332
:
名も無きAAのようです
:2014/09/12(金) 18:55:58 ID:EnsL9m26O
(`・ω・´)「あ、またんきさん、おはようございます」
(・∀ ・)「おう」
そう、当然だがアスキーレンジャーや仮面サイクラーもこの組織に属しているのだ!
(・∀ ・)y-「二人だけで会うのは久しぶりだな」
(`・ω・´)y-「あんまり二人きりで会う機会無いですもんね」
ヒーローの彼らも一皮剥ければプライベートなのだ!煙草だって吸うし酒も飲むぞ!
333
:
名も無きAAのようです
:2014/09/12(金) 18:56:40 ID:EnsL9m26O
(・∀ ・)「凄いじゃないか、アスキーバズーカ発動できたんだって?」
(;`・ω・´)「苦労しましたけどね……」
(;`・ω・´)「特に帰りたがる奴とマイペースな奴と邪念まみれの奴のせいで」
('A`)←帰りたがる奴
( ´∀`)←マイペースな奴
(´・ω・`)←邪念まみれの奴
(・∀ ・;)「ヒーローが邪念まみれってどうなのさ?」
334
:
名も無きAAのようです
:2014/09/12(金) 18:57:40 ID:EnsL9m26O
(・∀ ・)「本当、リーダーって苦労するよなー」
(-∀ -)「やっぱ俺ぁ一人でやってて良かったぜ」
(`・ω・´)「五人で戦うのも楽しいもんですよ」
(・∀ ・)「じゃあなんだかんだで現状には満足してるわけだ」
(`・ω・´)「ええ、またんきさん六人目として加入しません?」
(・∀ ・)「俺はパスだ、勧誘なら他をあたれ」
335
:
名も無きAAのようです
:2014/09/12(金) 18:59:03 ID:EnsL9m26O
(`・ω・´)「でもまたんきさんも凄いじゃないですか、改造兵士倒したんでしょう?」
(・∀ ・)「媚び売ったって入らないものは入らないー」
(`・ω・´)「感想とかあります?できれば参考に…」
(・∀ ・)「戦いに感想もクソもねぇよ」
(・∀ ・)「強いて言うなら…」
336
:
名も無きAAのようです
:2014/09/12(金) 19:00:32 ID:EnsL9m26O
(・∀ ・)「筋は良いが力がこもってない…とかそんなん」
(`・ω・´)?
(-∀ -)「分かんねえかなー」
(・∀ ・)「あいつの拳は戦いを強制されてる拳だ」
(・∀ ・)「そんな奴に俺は倒せない」
(`・ω・´)「やっべまったくわかんねえ何いってだこいつ…俺に分かるように説明しろや脳筋が(肉体派のまたんきさんらしい意見ですね)」
(・∀ ・)「言葉と心の声が逆だぞー」
337
:
名も無きAAのようです
:2014/09/12(金) 19:01:24 ID:EnsL9m26O
(・∀ ・)「ところで他の奴らは?」
(`・ω・´)「バズーカ使うとかなり疲れるみたいで…まだ寝てます」
(・∀ ・)「やっぱ武器に頼る奴は駄目だなー」
338
:
名も無きAAのようです
:2014/09/12(金) 19:02:48 ID:EnsL9m26O
(`・ω・´)「最近困りますよねー、悪の組織が増えてますしお寿司」
(・∀ ・)「だなー」
(・∀ ・)「でもなんであの怪人達は同じ悪同士で戦ってたんだろうなー」
(`・ω・´)「さあ…」
(`・ω・´)「そうだ、また飯たかりに行こ」
(・∀ ・)?
(`・ω・´)「いや、こっちの話です」
339
:
名も無きAAのようです
:2014/09/12(金) 19:04:18 ID:EnsL9m26O
その頃、ヒーロー協会の上層部には!
暗闇の中にやたら思わせぶりな7つの板が設置されていた!
|01|「ダークサイド…改造兵士か」
|02|「『始まりの男』の負の遺産」
|03|「奴もやっかいなものを作り出してくれたものだ」
|04|「奴らの戦力は世界を支配するには充分」
|05|「我々の支部のヒーロー達も全滅させられた」
|06|「最後まで戦うか、諦めるか」
|07|「ヒーローなら使い捨てるほどある」
|01|「世界の秩序は守らなくてはならない」
|01|「我らの信じる正義のために」
340
:
名も無きAAのようです
:2014/09/12(金) 19:06:04 ID:EnsL9m26O
一方、西東京支部は―
( ´_ゝ`)「いかん、餓死してまう」
川 ゚ -゚)「ドロップうめぇ」
( ´_ゝ`)
(;´_ゝ`)「せっっこぉぉぉ!それおはじきやないかぁぁ!!」
絶対絶命の危機に陥っていた!
341
:
名も無きAAのようです
:2014/09/12(金) 19:07:15 ID:EnsL9m26O
( ゚∋゚)
(・∀ ・)
(,,゚Д゚)「!」
ミ,,゚Д゚彡「君が恐れている者だ」
(#゚Д゚)「違う!俺は恐れてなんか!」
ミ,,゚Д゚彡「私は君の全てを知り尽くしている、無論君の心もだ」
ミ,,゚Д゚彡「この空間で強がりや嘘は無駄だ、と思って頂こう」
(,,゚Д゚)
ミ,,゚Д゚彡「さあ、こいつらを倒し試練を乗り越えてみろ」
(,,゚Д゚)「面白え…」
(,,゚Д゚)「受けて立つ!」
342
:
名も無きAAのようです
:2014/09/12(金) 19:08:28 ID:EnsL9m26O
「東京をもう一度攻める、良いな?」
ノパ⊿゚)「やっとかよ、遅え!」
「こちらにもいろいろ大人の事情ってのがね、あるわけよ」
「お前はニュッと一緒に出てもらう」
ノパ⊿゚)「私一人で充分だって!」
「そうもいかないの、本部も東京は危険って判断したそうだ」
「あと二人くらい出しても良いがこっちはもうひとつ重要な作戦があるんでな、今回は二人だけで頼む」
ノパ⊿゚)「…分かったよ」
「よーし、良い子だ」
343
:
名も無きAAのようです
:2014/09/12(金) 19:09:51 ID:EnsL9m26O
川 ゚ -゚)「高いところから…卵を投げて…水泳大会…距離を競う…」
(;´_ゝ`)「クーが空腹のあまり意味不明な事を!」
( ´_ゝ`)
( ´_ゝ`)「巻き舌宇宙で有名な紫ミミズの剥製はハラキリ岩の上で音叉が生まばたきするといいらしいぞ、要ハサミだ。61…」
(;´_ゝ`)「…ハッ!?」
続く。
344
:
名も無きAAのようです
:2014/09/12(金) 19:17:05 ID:EnsL9m26O
( ´_ゝ`)「ハァイ♪抱かれたい男ランキングNo.2セクシー兄者なんだっぜ」
从 ゚∀从「幼い頃は神童と呼ばれ今は奇人と呼ばれる天才ハインリッヒ様だぜー」
ξ゚⊿゚)ξ「第2部重要キャラかと思ったらなぜか空気、幼女鬼教官ツンよ」
(´・ω・`)「ニューリーダーショボンでーす」
( ´_ゝ`)「みんなの質問に答えちゃうんだっぜ」
川 ゚ -゚)「お前の語尾は何なんだ」
( ´_ゝ`)「セクシー兄者だからな」
川;゚ -゚)「…」
川 ゚ -゚)「セクシー兄者なら、まあ、仕方ないな」
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