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( ´_ゝ`)流石な悪の幹部のようです
1
:
名も無きAAのようです
:2014/09/07(日) 01:52:22 ID:DfYy46CgO
街の地下奥深くって、何があるか知ってるか?地下鉄?ああ、そうだね。普通はそうだよね。でも違う。
じゃあヒントをあげよう。暗闇に包まれた空間。
地下鉄?うん、いや地下鉄じゃない。違うって言ったじゃん。いやだから地下鉄はもう良いんだよ!
正解は、悪の組織の秘密基地と言う奴だ。テレビの見すぎ?いや本当の事なんだって、アニメじゃないんだって。不思議な気持ちなんだって。信じて。信じる奴がジャスティスって言うじゃん。俺は悪側だけど。
11
:
名も無きAAのようです
:2014/09/07(日) 02:27:00 ID:DfYy46CgO
目が覚めると、俺は暗い闇の中に立っていた。
( ´_ゝ`)
改造手術は終わったのか?
そうだ、手術が終わったなら身体も変わってるはず、肌は深い緑色で、爪がものっそい伸びてて…
( ´_ゝ`)
∩ ∩
あれれ?肌も肌色、手も普通のおててだよ?あれれぇ〜おかしいぞ〜?
(´<_` )
いつの間にか俺の隣に弟者が立っていた。肌は銀色、右腕にはガトリング砲が装着されている。あれれ?何で?
俺は見るからに普通の人間なのに…不公平だよなぁ?
12
:
名も無きAAのようです
:2014/09/07(日) 02:32:18 ID:DfYy46CgO
「目覚めたな、諸君」
何処からか声が聞こえて来る
(´<_` )「だっ、誰だ!」
(=゚д゚)「無礼者!総統に向かってその口の聞き方は何だ!」
あれは…間違いない、面接官のぃょぅさんだ。
黄色の毛皮に身を包んでどう見ても顔は虎だけどあれはぃょぅさんだ。
(´<_`;)「もっ、申し訳ありません!」
やーいやーい、怒られてやんの。
「君たちにはこれからこの悪の組織で働いてもらう」
「怪人ガトリング男!」
(´<_` )「ははぁっ!」
跪く弟者。
「怪人ブラクラ男!」
( ´_ゝ`)「ははぁっ!」
思わず跪く俺。
( ´_ゝ`)「…えっ?」
ブラクラ男って、何?
13
:
名も無きAAのようです
:2014/09/07(日) 02:38:04 ID:DfYy46CgO
(=゚ω゚)ノ「うん、無事手術は成功したょぅ、これから君たちは世界征服の為に働いてもらうょぅ」
( ´_ゝ`)「あの、ちょっと待って下さい、ぃょぅさん」
そう、何かおかしいのだ。
(=゚ω゚)ノ「何だょぅ?」
(#´_ゝ`)「ブラクラ男って何ですか!!?」
何だブラクラ男って。
(=゚ω゚)ノ「君の怪人としての名前だょぅ」
(##´_ゝ`)「いやいやいや、何でブラクラがモチーフなんですか!?」
(=゚ω゚)ノ「いや、つい…」
(##´_ゝ`)「ついって何ですかついって!聞いた事ないですよブラクラモチーフの怪人って!!見た目も普通の人間だし!」
(´<_` )「wwwwwww」
おいこら、笑うんじゃない。他人事だと思って…
14
:
名も無きAAのようです
:2014/09/07(日) 02:40:43 ID:DfYy46CgO
(#´_ゝ`)「今すぐ謝罪と賠償と再改造を要求するニダ!!」
(=゚д゚)「やかましいッ!鬱陶しいぞ!」
(;´_ゝ`)「す、すいません…」
怪人になっても、脳改造されても、ヘタレはヘタレのままだった。
15
:
名も無きAAのようです
:2014/09/07(日) 02:49:38 ID:DfYy46CgO
(=゚ω゚)ノ「今から君たちには怪人養成所に行ってもらうょぅ」
(´<_` )「怪人養成所?」
なんだそりゃ。
(=゚ω゚)ノ「人間を超越したと言っても君たちはまだまだ赤子だょぅ、怪人養成所で訓練を重ねる事で真の怪人となるんだょぅ」
( ´_ゝ`)「フーン…」
(=^ω^)ノ「まあ言ってみれば学校のようなもんだょぅwww」
( ´_ゝ`)
学校…勉強、嫌いなんだけどな…
(=゚ω゚)ノ「それと、君たちには特殊能力があるょぅ」
(´<_`*)「特殊能力!?」
特殊能力。その言葉にはかなり厨二心をくすぐられる。しかし俺ブラクラ男だしなぁ、ろくな能力が無い気がする。
(=゚ω゚)ノ「例えば弟者君は胸からミサイルが発射出来たり、跪から火炎放射だって出来るし、腕にはガトリング砲があるょぅ。まあ特殊能力ってより、武装だけど」
弟者兵器。ただの銀色ガトリング男かと思いきやたっぷりフルアーマーだ。
16
:
名も無きAAのようです
:2014/09/07(日) 02:53:30 ID:DfYy46CgO
(=゚ω゚)ノ「で、兄者君の能力だけど…」
ハイハイどうせろくな能力じゃないんでしょ。分かってますよそのくらい。
(=゚ω゚)ノ「華麗にブラクラを踏む能力と、無限にノートパソコンを生成する能力だょぅ」
( ´_ゝ`)
もう呆れて物も言えない。なんだ華麗にブラクラ踏む能力って。改造した奴頭おかしいだろ。
でもノートパソコンが生成される能力は良いかも知れない。
17
:
名も無きAAのようです
:2014/09/07(日) 03:02:10 ID:DfYy46CgO
(=゚ω゚)ノ「で、今から怪人養成所に行く訳だけど…」
ぃょぅさんの姿が怪人虎男(仮)に姿を変える。
(=゚д゚)「怪人養成所での生活は苦しく、辛い。ここまで来たら君たちに逃げ場所は無い」
(=゚д゚)「それに組織の秘密を知った者は生かしておく訳にはいかん」
(=゚д゚)「ここで逃げたら君たちは裏切り者と見なされ容赦なく処刑される」
(=゚д゚)「遊び半分で来られちゃ困るょぅ」
(=゚д゚)「君たちが遊び半分でここに来たのならここで容赦なく君たちを殺す」
ぃょぅさん…虎男の目付きはさっきまでの優しい目付きじゃない、獣だ。怖い。ちびりそう。
(=゚д゚)「君たちに覚悟はあるか?」
(´<_` )「あります!」
(;´_ゝ`)「も、もちろんです!」
(=゚ω゚)ノ「良いょぅ、では怪人養成所に連れてくょぅ」
ヤバい、帰りたい、妹者、父者、姉者。
(´<_`*)「楽しみだぜ…」
ところでなんでこいつはこんなノリノリなんだろう。
18
:
名も無きAAのようです
:2014/09/07(日) 03:07:19 ID:DfYy46CgO
で、色々あって、養成所を2年で卒業。
ぃょぅさんによると、2年で卒業は早い方らしい。つまり既に俺は天才の素質を遺憾無く発揮してた訳だ。
そして、色々あって幹部に登り詰め大幹部候補生に。エリート街道まっしぐら。世界に流石兄者の名を轟かせ…る事も無く、東京で働く訳だ。ちくしょう。
空を見上げると、弟者がほくそ笑んでる気がした。
腹が立ったので電柱を折った。
19
:
名も無きAAのようです
:2014/09/07(日) 03:11:26 ID:DfYy46CgO
で、俺は東京支部にやって来たのだが……
( ´_ゝ`)「民家、だよなぁ…」
どうみてもただの家です、本当にありがとうございました。
表札にはばっちり「悪の組織 東京支部」と書かれている。
( ´_ゝ`)「どこのフロシャイムだよ…」
俺の不安を表す様に、空は暗く曇っていた。
20
:
名も無きAAのようです
:2014/09/07(日) 03:13:58 ID:gazjqr4U0
なんつー高待遇
俺も応募したい
21
:
名も無きAAのようです
:2014/09/07(日) 03:18:08 ID:DfYy46CgO
( ´_ゝ`)σ
インターホンを押すと、ピンポーンとありきたりな音が鳴る。
しかし、相手が出てくる気配は無い。
( ´_ゝ`)「留守か……?」
ピンポーン、ピンポーン、ピンポーン、ピンポーン、四回押してみる。
すると、勢いよく戸を開けて、どんぶりが目の前に投げつけられてきた。避ける暇もなく、頭に直撃する。
(# ゚ω゚)「しつこいお!神は死んだお!新聞は毎日をネットで見てますお!」
( _ゝ )「」
22
:
名も無きAAのようです
:2014/09/07(日) 03:22:49 ID:DfYy46CgO
(;^ω^)「も、申し訳ございませんお!まさか本部の幹部の方とは思わず…」
俺に高速で頭を下げまくる小太りの白い怪人。謝罪もいいけど先に手当てしろよ。
(メメ_ゝ`)「そのわりには素晴らしい笑顔じゃないか」
(;^ω^)「昔からこういう顔つきなんですお…」
そうなんだ、シラネ。
23
:
名も無きAAのようです
:2014/09/07(日) 03:31:09 ID:DfYy46CgO
( ´_ゝ`)「えっと、今日から東京支部に配属された幹部の兄者少佐だ、よろしく頼む」
怪人達は白まんじうを除いて無反応。こいつら何かを思い出すんだが、何だっけ?
( ´_ゝ`)「んじゃ、早速街を破壊しに出掛けようか」
「「「うーい……」」」
(##´_ゝ`)
思い出した。どこぞのヤンキー漫画だ。
俺が配属されるまではどんな無法地帯だったのだろう。煙草吸いながらグダグダ過ごし、給料泥棒を働いてたに違い無い。
( ´_ゝ`)「よし、予定変更、お前ら訓練しに出かけるぞ」
( ・∀・)「ああん?俺達に指図するんじゃねぇよ新参が」
(##´_ゝ`)
こいつ腹立つ。ぶっちぎり腹立つ。
( ^ω^)「み、皆この人幹部なんですお?もっと毅然とした態度で…」
( ゚∀゚)「うるせえよブーン男!飯買って来い、早く!」
(;^ω^)「おーん……」
なるほど、こいつはパシリか。てかブーン男てお前。組織ネーミングセンス無さすぎだろ。俺もブラクラ男だけど。
24
:
名も無きAAのようです
:2014/09/07(日) 03:35:04 ID:DfYy46CgO
ワイワイガヤガヤ
( ´_ゝ`)
全然話聞かねえ。こいつら全員やり直せよ高校から。
( ´_ゝ`)「ブーン男とか言ったな、お前外に出ろ」
( ^ω^)「お?」
( ´_ゝ`)「唐揚げ君、赤な」
( ^ω^)「わ、わかりましたお…」
うん。こいつは普通っぽいしな。
(##´_ゝ`)「さーてお前ら、説教代わりに俺の技を食らって貰おうか…!」
25
:
名も無きAAのようです
:2014/09/07(日) 03:38:32 ID:DfYy46CgO
何故、ブラクラを華麗に踏む能力と、パソ子を生成する能力しかない俺が、幹部まで登り詰めたか。
一つは、パソ子を鈍器に使う事。
もう一つは、パソ子からビームを発射する事。
そしてもう一つ、相手の精神をボロクソにする事。悪口とかじゃあない。敵に圧倒的な恐怖を与えるのだ。
26
:
名も無きAAのようです
:2014/09/07(日) 03:49:00 ID:DfYy46CgO
( ´_ゝ`)「食らうがいい…!マインドクラッシャーを…!」
精神的ブラクラって言葉を知ってるだろうか。まあ検索してはいけない言葉とか検索してみれば分かる。
とりあえず八頭身モナーの憂鬱とかググってみろ、後で。
要するにだ。俺は敵に精神的ダメージを与える事が出来る。
部屋に紫色のオーラが充満し、怪人達を包み込む。
( ;∀;)「わぁぁぁぁ!!」
(;゚∀゚)「た、助けてくれええっ!」
グロテスクな表現、残虐な表現を含む画像、映像、肉体の切断や内臓、流血、スカトロ、暴行、ホラーなどの類のドギツイ物が彼らの脳内に流れている。こうやって敵が脅えのたうち回る姿を見ると何か興奮するあたり、俺の性格もかなり捻れたようだ。
( ´_ゝ`)「よーし、俺に絶対服従し素直に命令聞くなら技解いちゃうぞー」
(;゚Д゚)「わ、分かった!分かったから!」
\(;^o^)/「助けて下さいいい!!」
何だ、こいつら可愛いじゃないか。これレベル1だぞ。
27
:
名も無きAAのようです
:2014/09/07(日) 03:52:28 ID:DfYy46CgO
( ^ω^)「た、只今帰って来ましたおー!」
( ´_ゝ`)「はいおかえりー」
(;^ω^)「!?」
内藤ホライゾン、怪人ブーン男は驚愕した。
なぜなら、この基地にいる怪人全員が、無残に倒れているからだ。
( ^ω^)「な、何したんですかお…」
( ´_ゝ`)「秘密」
冷ややかに呟く兄者。
(;^ω^)
ブーンは得体の知れぬ恐怖を感じていた。
28
:
名も無きAAのようです
:2014/09/07(日) 03:58:15 ID:DfYy46CgO
( ´_ゝ`)「やっぱ唐揚げ君は赤だよなー」
( ^ω^)「ブーンはチーズが好きですお」
( ´_ゝ`)「そうなの」
どうでもいい。
\(゚o゚)/「オワタ…」
( ∀ )「カーチャンタスケテカーチャンタスケテカーチャンタスケテ…」
彼らにはレベル50とか結構酷い事をしたが、まあ態度があれだし。それに俺は悪だもの、これくらい非情にならないと。うん。仕方ない仕方ない。
あとブーン男が異常に脅えてるのは何なんだ。マイクラかけて無いぞ。
しかし配属初日でこれとは…
(;´_ゝ`)「流石だな、俺」
少々やりすぎたかな。
29
:
名も無きAAのようです
:2014/09/07(日) 04:02:55 ID:DfYy46CgO
一方その頃、弟者は
(´<_` )「飛行機が墜落した…」
(´<_` )「ここは何処だ…」
(´<_` )「地図が全く理解不能だ…」
(´<_` )「…迷ったか」
(´<_` )「まあ本部に連絡入れれば迎えに来てくれるだろう」
(´<_` )「眠ろっと」
30
:
名も無きAAのようです
:2014/09/07(日) 04:08:06 ID:DfYy46CgO
( ´_ゝ`)「あー…じゃあだいたい皆回復したね」
( ´_ゝ`)「じゃ、その辺ランニングしてこい」
( ´_ゝ`)「帰って来なかったら街全体にマイクラぶっぱなすからな」
(;・∀・)「サーッ!イエッサー!」
(#´_ゝ`)「行ってこい!」
(,,゚Д゚)「サーッ!イエッサー!」
( ^ω^)「ブーーーーーーーン!!」
( ´_ゝ`)「ふぃ……寝よっと」
流石兄者改め怪人ブラクラ男改め兄者少佐28歳、これからやっていけるのだろうか。
( _ゝ )「…zzz」
まあそんな事は今兄者にとってはどうでも良かった。
31
:
名も無きAAのようです
:2014/09/07(日) 04:22:58 ID:DfYy46CgO
つ づ く
32
:
名も無きAAのようです
:2014/09/07(日) 04:58:40 ID:i9Q9vFI20
乙!面白い
33
:
名も無きAAのようです
:2014/09/07(日) 06:06:16 ID:DfYy46CgO
〜これまでのおはなし〜
第一話「流石な世界征服の序章」
流石兄者は元気いっぱいな女の子。
ある日食パンを加えながら全力疾走していた兄者はテロ組織「悪の組織」と政府軍の抗争に巻き込まれてしまう。
このままでは遅刻しちゃう!その時兄者は謎の小さな妖精「内藤」に出会った。
内藤と契約する事で兄者は「まほうしょうじょデストロイ☆あにじゃ」に大変身!
兄者はマジカル☆モーニングスターで破壊の限りを尽くし、なんとか遅刻する前に学校に着いたのだった。
34
:
名も無きAAのようです
:2014/09/07(日) 06:07:19 ID:DfYy46CgO
悪の組織(仮)東京支部に着任して2日、とりあえず同じ釜の飯を食う事でなんとか他の怪人達と仲良くなれた。恐怖政治とか言わない。
仲良くなれたは良いっちゃあ良いが、どうもこいつらはポンコツばかりらしい。
( ´_ゝ`)「はい、お前らまずは自己紹介と自分の能力を言おうか。はい始め」
( ゚∀゚)「怪人おっぱい男です、能力は相手の乳を揉む事で確実に相手を昇天させる事が出来ます」
( ´_ゝ`)「うん、全然役に立たないね」
最初改造された時にも思ったが本部の科学者は本気で頭おかしいと思う。何だよおっぱい男って。
35
:
名も無きAAのようです
:2014/09/07(日) 06:08:47 ID:DfYy46CgO
(;゚∀゚)「ちょ、何でなんすか!?めっちゃ役に立つじゃないですか!相手が女の場合敵無しですよ!?」
やたら騒ぐ怪人おっぱい男。うるさい。
( ´_ゝ`)「で?男には効くのか?」
( ゚∀゚)「男の乳は触りたく無いです(キリッ」
( ´_ゝ`)「だから役に立たないの」
何がキリッだよ、そこ格好つける所じゃねえ。
36
:
名も無きAAのようです
:2014/09/07(日) 06:10:27 ID:DfYy46CgO
( ・∀・)「毛根怪人モララーです、能力は髪の毛が無限に伸びます」
( ´_ゝ`)「地味だな…」
( ・∀・)「いや、かなりインパクトあると思うんですが」
( ´_ゝ`)「そりゃインパクトはあるけど実戦で役に立つか?」
(;・∀・)「役に立つかと言われれば…あまり役に立たない部類かと…」
( ´_ゝ`)「だよねー」
髪が伸びるとかそこら辺の日本人形でもやれるからな。
37
:
名も無きAAのようです
:2014/09/07(日) 06:11:38 ID:DfYy46CgO
( ´_ゝ`)「一人一人言わせるとキリ無いからまとめてみるぞ」
( ゚∀゚)おっぱい怪人おっぱい男/ジョルジュ長岡
乳を揉む事で相手を昇天させる能力
( ・∀・)毛根怪人モララー
髪が柱のように伸びる能力。だからどうしたというのだろう
\(^o^)/終末怪人オワタ男
恨みでパワーアップするが身体がかなり貧弱
( ^ω^)超速怪人ブーン男/内藤ホライゾン
速く走れる能力
(,,゚Д゚)筋肉怪人ギコ
鋼の筋肉を持つ、それだけ
38
:
名も無きAAのようです
:2014/09/07(日) 06:13:43 ID:DfYy46CgO
( ´_ゝ`)「クズだなお前ら」
心の底から見下した様な表情で言い放つ兄者。
( ^ω^)「そ、そんなバッサリ言わなくても…もっと言い方ってものが」
( ´_ゝ`)「本当ダメな能力しかない」
ブーン男を無視し、追い討ちをかける兄者。
( ^ω^)「いや、だから言い方が…」
( ´_ゝ`)「正気に戻って考えてみろお前ら、クソ使えない能力ばっかりだぞ」
( ´_ゝ`)「ギコよ」
(,,゚Д゚)「何すか…」
( ´_ゝ`)「お前とかがその役に立たない能力の筆頭なんだよ、ただ筋肉凄いついてるだけじゃん」
(,,゚Д゚)「いや、でもスタープラチナだって終盤までただ殴るだけのスタンドだったし…」
( ´_ゝ`)「今ジョジョの話はしてない、いいね?」
(,,゚Д゚)「はあ…」
39
:
名も無きAAのようです
:2014/09/07(日) 06:20:15 ID:DfYy46CgO
( ´_ゝ`)「お前らこれで世界征服出来ると本当に思ってるのか?」
( ^ω^)「お、思ってますお!」
\(^o^)/「確信してます!」
( ゚∀゚)o彡゜「世界!征服!!」
( ´_ゝ`)「言わせてもらうよ、無理」
冷ややかな顔で呟く兄者。
( ^ω^)「またそんなバッサリ言わなくても…」
( ´_ゝ`)「とりあえずオワタは身体鍛えろ、おっぱい男は男の乳も触れる様に修行する事、ギコ唐揚げ君買って来い、以上」
(;゚Д゚)「俺だけ能力の欠点と関係無い気が…」
( ´_ゝ`)「だまらっしゃい、幹部に逆らうのか?」
(,,゚Д゚)「……分かりましたよ」
(#´_ゝ`)「返事はサーッ、イエッサーだ筋肉!!」
(,,゚Д゚)「サーッ、イエッサー!」
( ^ω^)(ギコにだけ無駄に厳しい気がするお…)
はたして兄者は本当に怪人達と仲良くなれているのだろうか?そんな態度だと部下がついて来ないぞ兄者!
戦え兄者!頑張れ怪人達!世界を征服するその日まで!!
つ づ く
40
:
名も無きAAのようです
:2014/09/07(日) 09:15:54 ID:DfYy46CgO
〜これまでのおはなし〜
第二話「流石な怪人達の能力」
おやつに竹の子の里を食べていた兄者はなぜかきのこ派と竹の子派の論争に巻き込まれてしまう。
ただの言い争いが戦争へ発展していく中黙々とポッキーをかじり続ける兄者。
そして神を名乗る謎の男、内藤はきのこ派竹の子派両陣営に超能力を与えたのだった!
超能力を使い激化していくきのこ派竹の子派の戦い!
そしてダースを食べる兄者。
ついにきのこ派竹の子派の争いに死者が出てしまった。
争いを止めるため立ち上がったコアラのマーチ派!
ただ1人パイの実を貪り続ける兄者。
果たして自らの誇りを懸けた譲れない戦いの勝者は!?
戦いを静観する内藤の真意は!?
そして兄者はついにオレオに手を付けてしまうのか!?
41
:
名も無きAAのようです
:2014/09/07(日) 09:17:21 ID:DfYy46CgO
( ´_ゝ`)「そういやこの街にヒーローって居るのか?」
( ^ω^)「ヒーロー?」
何それ?と言いたげな表情のブーン男。
なんか腹立つ。
( ´_ゝ`)「俺が普通の怪人だった頃はいつも邪魔しに来たがな」
( ^ω^)「居ませんお、でもいつ現れるか分かりませんお」
(;^ω^)「ヒーロー相手とか寒気がしますお…ブーンはまだ死にたくないですお」
( ´_ゝ`)「お前は早くその気弱な性格直そうな」
42
:
名も無きAAのようです
:2014/09/07(日) 09:18:04 ID:DfYy46CgO
( ´_ゝ`)「んじゃ町内会の廃品回収ボランティア手伝ったらちょっと公園で遊具でも破壊するか」
( ^ω^)「悪事にしては小さすぎやしませんかお?」
43
:
名も無きAAのようです
:2014/09/07(日) 09:18:53 ID:DfYy46CgO
〜公園〜
(*´_ゝ`)「よーしお前らー!今日は俺達西東京支部の初悪事だー!」
( ・∀・)「おーう!!」
(*´_ゝ`)「張り切って遊具を破壊するぞー!」
\(^o^)/「おー!!」
(*´_ゝ`)「遊べなくて泣き叫ぶ子供の姿を想像しながらやるとなお良し!」
( ^ω^)(いい性格してるおね…)
44
:
名も無きAAのようです
:2014/09/07(日) 09:19:38 ID:DfYy46CgO
(*´_ゝ`)「よっしゃ行くぞーーー!!」
「待てぅぇーーーい!!」
公園に凛々しい声が響き渡る。
( ´_ゝ`)「むっ、誰だ!」
( ^ω^)(ウェイ?)
45
:
名も無きAAのようです
:2014/09/07(日) 09:20:25 ID:DfYy46CgO
(`・ω・´)「凛々しい眉毛は正義の印!シャキンレッド!」
シャキンレッドの背後で赤い爆発が起こる。
(´・_ゝ・`)「垂れた眉毛も正義の印!デミタスブルー!」
デミタスブルーの背後で青い爆発が起こる。
('A`)「病んだ表情は鬱の印…ドクオグリーン」
ドクオの背後で小さな緑色の爆発が起こる。
( ´∀`)「眩しい笑顔は勇気の証、モナーイエロー」
モナーの背後で黄色の爆発が以下略
(´・ω・`)「垂れた眉毛は正義の印、ショボンピンク」
ショボンの背後で以下略
(`・ω・´)「我ら!」
「AA戦隊、アスキーレンジャー!!」
46
:
名も無きAAのようです
:2014/09/07(日) 09:21:21 ID:DfYy46CgO
(;´_ゝ`)「おいちょっと待て、俺達も流石に突っ込みたいぞ」
(#゚∀゚)「なんでピンクが男なんだよおおお!!」
(;^ω^)「グリーンがちょっと心配になってくるお!」
(;゚Д゚)「垂れた眉毛被ってるぞ!?」
(;・∀・)「1人だけ「証」が居たよ!?」
\(^o^)/「アワワワワ…ヒーローが来た、俺オワタ」
47
:
名も無きAAのようです
:2014/09/07(日) 09:23:23 ID:DfYy46CgO
(;`・ω・´)「ええい、うるさいぞ黙れ黙れ悪の組織!アスキーレンジャーが相手してやる!」
(;´・_ゝ・`)「それに怪人を5人もつれてくるとかずるいぞ!普通1人だろ!卑怯者!」
(;゚∀゚)「いやてめえらの都合とか知らねえよ!!」
(;・∀・)「毎回5人で1人をリンチしてる奴らに卑怯とか言われたく無いよ!」
('A`)「戦うの…マンドクセ」
( ´∀`)「カレー食べたいモナ」
(´・ω・`)「ここで背後からレッドを撃てば当然ニューリーダーはこの僕、ショボン様さ!」
48
:
名も無きAAのようです
:2014/09/07(日) 09:24:21 ID:DfYy46CgO
(;`・ω・´)「お前ら真面目にやれ!我らアスキーレンジャーの初戦闘なんだぞ!!」
(;´_ゝ`)「苦労してるみたいだな…」ボソボソ
(;^ω^)「リーダーも大変だおね…」ボソボソ
(;´_ゝ`)「流石だよな…」ボソボソ
49
:
名も無きAAのようです
:2014/09/07(日) 09:25:25 ID:DfYy46CgO
(;`・ω・´)「アスキーバズーカ、行くぞ!!」
説明しなくてはなるまい、アスキーバズーカとは、アスキーレンジャー全員の思考がピッタリ合わさる事で発動する必殺武器だ!並みの怪人はあっけなく爆発してしまうぞ!ピッタリ合わさらなければ何も起こらないぞ!
( ゚∀゚)「何ぃーーー!?」
\(^o^)/「アワワワワ…これは完全にオワタ」
50
:
名も無きAAのようです
:2014/09/07(日) 09:26:04 ID:DfYy46CgO
(;`・ω・´)「良いか!?「敵を倒せ」と念じるんだ!!行くぞ!」
(`・ω・´)(敵を倒せ敵を倒せ敵を倒せ敵を倒せ…)
(´・_ゝ・`)(敵を倒せ敵を倒せ敵を倒せ敵を倒せ…)
('A`)(帰りたい…)
( ´∀`)(カレー食べたいモナ)
(´・ω・`)(ニューリーダー、ニューリーダー、ニューリーダー!)
(;`・ω・´)「お前らぁーー!!」
51
:
名も無きAAのようです
:2014/09/07(日) 09:33:57 ID:DfYy46CgO
(;´_ゝ`)「いかん、あまりのgdgdっぷりに忘れていた!行けい筋肉怪人ギコ、毛根怪人モララー、アスキーレンジャーを倒すのだ!」
(,,゚Д゚)「うおおおおおおお!!」
( ・∀・)「髪触手!」
あ、溜めてる最中とかそういう時に攻撃するの、ナシなんで。
(;´_ゝ`)「誰だよ!?そして何だよナシって!?構うなやっちまえギコ、モララー!」
だからナシですって 。
その瞬間、ギコとモララーに雷が!
(;゚Д゚)「あばばばばばば」
(;・∀・)「あばばばばばば」
みたいな事になりますんで、くれぐれもルール違反は…
(;´_ゝ`)「悪側に不利過ぎるだろそのルール!!」
52
:
名も無きAAのようです
:2014/09/07(日) 09:36:17 ID:DfYy46CgO
(;`・ω・´)「何か知らんがチャンス!もう一度心を一つにするぞ!!行くぞ!」
(`・ω・´)(敵を倒せ敵を倒せ敵を倒せ敵を倒せ…)
(´・_ゝ・`)(帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい…)
('A`)(帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい…)
( ´∀`)(帰りたいモナ、あったかハイムが待ってるモナー)
(´・ω・`)(帰りたい!帰りたい!帰りたい!帰りたい!)
(;`・ω・´)「お前らぁーー!!」
53
:
名も無きAAのようです
:2014/09/07(日) 09:38:07 ID:DfYy46CgO
(;´_ゝ`)「あのー、何か…俺達も帰って良い?」
(;^ω^)(兄者少佐が引いている…!)
( ゚∀゚)「感染した…」
(;`・ω・´)「ちょっと待って!!本当すぐやっつけるから!」
(;´_ゝ`)「いや…何かもう…良いわ、俺達の負けで」
(;`・ω・´)「mjd?」
(;´_ゝ`)「mjmj」
(*`・ω・´)「うおおおお!やったぞー!!初勝利だー!」
(;゚Д゚)「喜ぶなよ……」
54
:
名も無きAAのようです
:2014/09/07(日) 09:39:12 ID:DfYy46CgO
(;^ω^)「良いんですかお?」
(;´_ゝ`)「gdgdってのは最強の敵だ、カオスになって話が纏まらなくなるんだよ…」
(;^ω^)「そんな理由ですかお…」
55
:
名も無きAAのようです
:2014/09/07(日) 09:40:27 ID:DfYy46CgO
突如兄者達の前に現れた正義のヒーロー、アスキーレンジャー!gdgdすぎるぞアスキーレンジャー!流石すぎるぞアスキーレンジャー!
こんなんで地球の平和は大丈夫か!?
てかもっと派手な悪事をしろよ兄者!
頑張れ兄者!戦え怪人達!行け、アスキーレンジャー!
つ づ く
56
:
名も無きAAのようです
:2014/09/07(日) 09:44:20 ID:U4rWQ.qs0
支援
基本雑魚しかいなくてワロタwwwこれは期待してるwwwww
57
:
名も無きAAのようです
:2014/09/07(日) 09:51:27 ID:BLE0YaGI0
面白かった、乙
58
:
名も無きAAのようです
:2014/09/07(日) 09:54:14 ID:9B.cnHAU0
兄者なにげにチートやんww
59
:
名も無きAAのようです
:2014/09/07(日) 13:05:08 ID:JRa0wRv60
無限にノートパソコン生成できたら金には困らなさそう
60
:
名も無きAAのようです
:2014/09/07(日) 13:35:05 ID:gazjqr4U0
もう兄者一人で何とかなりそうじゃねーかww
61
:
名も無きAAのようです
:2014/09/07(日) 18:36:42 ID:DfYy46CgO
〜これまでのおはなし〜
第三話「流石だよなアスキーレンジャー」
あにじゃたちがこうえんでたわむれているとAAせんたいアスキーレンジャーがいやがらせをしてきたよ。
アスキーレンジャーのあまりのグダグダっぷりにあにじゃたちはさくせんをちゅうししててったいをよぎなくされてしまったんだ
アスキーレンジャーのアスキーバズーカはすごいいりょくだけどふはつだったんだ
ライバルがしゅつげんしてせかいせいふくがむずかしくなったぞ、がんばれあにじゃ!
<10がつごうにつづくよ>
62
:
名も無きAAのようです
:2014/09/07(日) 18:38:48 ID:DfYy46CgO
〜公園〜
今日も公園には、いつもの六人の怪しい人影があった!
悪の組織(仮)西東京支部の面々である!
( ´_ゝ`)「まず昨日この公園に設置したこの鋼の壁を見てくれ、こいつをどう思う?」
(,,゚Д゚)「凄く…」
( ゚∀゚)「硬そうです…」
( ^ω^)「黒光りしてこんにゃくみたいだお…」
( ´ω`)「おなかすいて来たお…」
63
:
名も無きAAのようです
:2014/09/07(日) 18:39:58 ID:DfYy46CgO
( ´_ゝ`)「こいつは本部から取り寄せた訓練用カッチリウム合金の壁だ」
( ・∀・)「名前まで硬そうですね…」
説明しなくてはなるまい。カッチリウム合金とは宇宙で5番目に硬い金属である!
\(^o^)/「5番目なんだ…」
( ´_ゝ`)「5番目だからと言って侮ってはならんぞ諸君、俺でさえこいつを壊すのに6ヶ月かかった」
兄者レベルの怪人でも6ヶ月。その大変さが伝わってくる。
むしろ俺達じゃ無理なんじゃないか?とさえ考えた怪人も居た。
64
:
名も無きAAのようです
:2014/09/07(日) 18:40:40 ID:DfYy46CgO
( ´_ゝ`)「じゃあ個人トレーニングの結果を発表してみてくれ。まずはおっぱい男」
( ゚∀゚)「申し訳ありません少佐、自分は男の乳を揉む事はまだ無理そうです」
( ´_ゝ`)「うむ、仕方がない。俺だってお断りだ」
65
:
名も無きAAのようです
:2014/09/07(日) 18:41:39 ID:DfYy46CgO
( ´_ゝ`)「次、オワタ男」
\(^o^)/「少佐!一週間前の自分は蚊が止まっただけでティウンするほどの紙耐久でしたが!」
( ´_ゝ`)「うんうん…」
\(^o^)/「今では手で触れられたらティウンする程の超耐久力にレベルアップしました!」
( ´_ゝ`)「すまん、俺にはちっともお前が進歩したようには思えん」
\(;^o^)/「なんですと!?」
66
:
名も無きAAのようです
:2014/09/07(日) 18:42:40 ID:DfYy46CgO
( ´_ゝ`)「てか蚊が肌に止まっただけでティウンする体質ってお前今までどうやって生きて来たんだ?」
( ^ω^)「オワタには残機システムが搭載されていて残機さえあれば何度でも復活出来るんですお。言わば不死身の肉体ですお」
( ´_ゝ`)「そういやこいつがキノコめっさ食ってるとこ俺見たわ…アレ残機補充してたのか」
( ´_ゝ`)「死ぬってどんな感じ?」
\(^o^)/「慣れると飽きて来ますよ」
( ´_ゝ`)「悟ってるんだなお前…」
67
:
名も無きAAのようです
:2014/09/07(日) 18:43:42 ID:DfYy46CgO
( ´_ゝ`)「んじゃ、そろそろ壁壊す作業に移るか」
「待ていッ!」
公園に凛々しい声が響き渡る。
このパターンは…
(;´_ゝ`)「アスキーレンジャーか!」
奴らまた我々の邪魔をする気か…!
「アスキーレンジャー?何だそれは?」
その時である!声の主が姿を表したのだ!
68
:
名も無きAAのようです
:2014/09/07(日) 18:44:45 ID:DfYy46CgO
从 ゚∀从「我々はハインリッヒ帝国!そして私は帝王ハインリッヒ高岡!ハーッハッハッハッハッハインリィッヒ!」
(-@∀@)「いつ聞いてもその笑い声には無理があると思います…あ、研究員のアサピーです」
( <●><●>)「同じく研究員のワカッテマスです」
69
:
名も無きAAのようです
:2014/09/07(日) 18:46:43 ID:DfYy46CgO
(;´_ゝ`)「は、ハインリッヒ帝国だとぅ…!そのまんまじゃないか…!」
( ・∀・)「帝国のわりには人少ないな」
( ゚∀゚)o彡゜「ナイスおっぱい…ナイスおっぱいだ!おっぱい!おっぱい!」
从;゚∀从「ちょっ、何だよ!?」
( ^ω^)「もし彼女の姓が田中だったら田中帝国になるおね」
从;゚∀从「そこ!イメージの壊れるような発言しない!」
\(^o^)/「まあ世の中には加藤機関とかもあるからねー」
(-@∀@)「あるんですか?」
( <●><●>)「マンガですけどね」
从 ゚∀从「あるのか…」
70
:
名も無きAAのようです
:2014/09/07(日) 18:47:58 ID:DfYy46CgO
从 ゚∀从「そんな事より悪の組織(仮)!この公園は我々ハインリッヒ帝国の実験場だ、とっとと出てけ!」
( ´_ゝ`)「嫌だ、と言ったら?」
从 ゚∀从「力づくだ!行け、メカハイン1号!」
|::━◎┥ウィーン
( ´_ゝ`)
( ^ω^)
( ・∀・)
( ゚∀゚)
\(^o^)/
(,,゚Д゚)
71
:
名も無きAAのようです
:2014/09/07(日) 18:48:46 ID:DfYy46CgO
「「「「「「湯飲みじゃねえか!?」」」」」」
72
:
名も無きAAのようです
:2014/09/07(日) 18:49:49 ID:DfYy46CgO
説明しよう!目の前で動き回るメカハイン1号とやらはどう見ても手と足の生えた湯飲みだった!
从#゚∀从「なっ…この私のメカハイン1号を湯飲みだと…?許さねえぞ!」
( <●><●>)(まあ私達から見ても)
(-@∀@)(湯飲みにしか見えません…)
73
:
名も無きAAのようです
:2014/09/07(日) 18:50:47 ID:DfYy46CgO
( ´_ゝ`)「筋肉怪人ギコ!奴を潰してやれ!缶蹴りのように!」
(,,゚Д゚)「おう!」
(,,゚Д゚)「このっ!くそっ!動き回るな!」
|::━◎┥ウィーン
( ´_ゝ`)「何か…地味だな…」
( ^ω^)「確かに公園で怪人が缶を踏みつけようとして苦戦してるだけですから絵面的には凄い地味ですお」
74
:
名も無きAAのようです
:2014/09/07(日) 18:51:52 ID:DfYy46CgO
从 ゚∀从「ハーッハッハッハッハッハインリィィッッッヒ!追いかけるだけじゃメカハインは倒せんぞ?喰らえ、メカハインビィーム!」
メカハインの目から強力な光線が発射される!
(,,゚Д゚)「あばばばばばば」
(,, Д )「」
75
:
名も無きAAのようです
:2014/09/07(日) 18:53:48 ID:DfYy46CgO
( ゚∀゚)「ギコさぁぁぁぁん!」
( ´_ゝ`)「ぅゎゅのみっょぃ」
\(^o^)/「これは完全にオワタ!」
从 ゚∀从「ハーッハッハッハッハッハインリrrrrrrrッヒ!次はどいつが私のメカハインの餌食にされたいんだ!?」
( ・∀・)「なんで今無駄に巻き舌に…」
76
:
名も無きAAのようです
:2014/09/07(日) 18:55:09 ID:DfYy46CgO
(;-@∀@)「あの…ハイン様…大変言いにくいのですが…」
( <●><●>)「メカハイン1号はビームを放つと一定時間動けません」
从 ゚∀从「あっ」
77
:
名も無きAAのようです
:2014/09/07(日) 18:55:55 ID:DfYy46CgO
(# ´_ゝ`)「缶を踏めぇぇぇぇぇ!!」
(# ゚∀゚)「うおおおおおおお!!」
(;^ω^)「缶ッ!踏ーんだ!だお!」ゲシゲシ
从;゚∀从「やめろー!私の娘がぁー!」
(;-@∀@)「あれ娘だったんですか!?」
( ´_ゝ`)「婦女暴行はいけないな、うん、俺やーめた」
( ^ω^)「いや、メカに性別とかありませんお!?」ゲシゲシ
78
:
名も無きAAのようです
:2014/09/07(日) 19:00:42 ID:DfYy46CgO
説明しよう!
夕方!日が沈む時間帯である!夕焼けこやけの音楽が鳴り響く時間帯なのだ!
( ´_ゝ`)「君達との勝負は大変素晴らしいものであった」
( ´_ゝ`)「これからも良きライバルとして戦って行こう、帝王ハインリッヒ」
从 ゚∀从「次はパワーアップしたメカハイン2号で息子の仇を取ってやるぞ兄者」
(-@∀@)(あれ、娘じゃなかったっけ?)
( ´_ゝ`)「ンフフフフ」
从 ゚∀从「あはははは」
(;^ω^)「いや、あんたらいつの間に仲良くなったんだお…?」
( ´_ゝ`)「それは夕日マジックと言う奴さ」
(,,メメД゚)「何だよそれ…」
( ・∀・)「アレだ、河川敷で殴りあって友情築き上げる漫画的なアレ」
( ´_ゝ`)「そう、それ」
( ^ω^)「なるほど、納得です…お?」
79
:
名も無きAAのようです
:2014/09/07(日) 19:02:53 ID:DfYy46CgO
悪の組織(仮)の前に現れた新たな悪の組織「ハインリッヒ帝国」!たった三人なのに帝国とはどういう事だろう!
というかお前も戦えよ兄者!悪事をしろよ兄者!今の所敵増やしてるだけだぞ!?
頑張れ兄者!戦え、怪人達!行け、出番の無かったアスキーレンジャー!!
80
:
名も無きAAのようです
:2014/09/07(日) 20:09:49 ID:M4KCh8QU0
乙
最近良い現行が増えてて嬉しいわ
これとか、名作の予感がする
81
:
名も無きAAのようです
:2014/09/07(日) 20:11:41 ID:U4rWQ.qs0
夕日マジックならしかたないな
82
:
名も無きAAのようです
:2014/09/07(日) 20:13:22 ID:QpZHOXGw0
乙
83
:
名も無きAAのようです
:2014/09/07(日) 20:16:21 ID:ttV3CfdU0
乙
84
:
名も無きAAのようです
:2014/09/08(月) 00:27:09 ID:/wm.MxOs0
公園に夕日か…ヤンキー青春ものっぽくなってきたな
胸が熱いぜ
85
:
名も無きAAのようです
:2014/09/08(月) 02:27:47 ID:C1.VH.zoO
〜これまでのおはなし〜
第四話「流石なもう一つの組織」
今日も食パン加えてマジカル☆モーニングスターで破壊の限りを尽くす兄者は元気いっぱいモテカワガール(笑)
今日もモーニングスターを振り回して登校していたら謎のイケメンとぶつかってしまった!モーニングスターが直撃し瀕死の重傷を負ったイケメンにとどめの一撃を喰らわせた兄者は謎のイケメンに一目惚れ。
遅刻してきたウワサの転校生は今朝のイケメン、ハインリッヒ高岡だった!
嬉しくてハインリッヒに腹パンをぶちこむ兄者。
そしてハインリッヒを追う謎の怪人ギコ!愛する人を守るために兄者は魔法少女デストロイ☆兄者に大変身。
激しい戦闘の末ギコを撲殺した兄者。
しかし、ハインリッヒはまさかの女の子だった!
このまま兄者は禁断の愛に突き進んでしまうのか!?
そして内藤はハインリッヒに言い放った!
( ^ω^)「ブーンと契約して、魔法少女になってお!」
86
:
名も無きAAのようです
:2014/09/08(月) 02:29:06 ID:C1.VH.zoO
(悪の組織(仮)西東京支部…?)
(怪しい、これは怪しい)
( ><)「絶対に怪しいんです…」
彼は若内ビロード、悪の組織に回覧板を届けに来た善良な一般市民だ。
( ><)σ
ピンポーン、ピンポーン、インターホンを二回鳴らすと少々ありきたりな音が聞こえて来る。
しかし、返事は無い。
ピンポーン、ピンポーン、ピンポーン、ピンポーン、今度は四回。
(#゚_ゝ゚)「しつこい!!神は死んだ!!浄水器などいらん!!」
目の前に高速で飛び込んで来たどんぶりを、怪人でもないビロードが避けられるはずが無かった。
87
:
名も無きAAのようです
:2014/09/08(月) 02:30:55 ID:C1.VH.zoO
(;´_ゝ`)「いやー、本当に申し訳ない!」
(;><)「い、いえ、仕方ないですよ、押し売りとか勧誘とかで気が立ってたなら僕もきっとそうするんです」
ビロードは怖かった。早く帰りたかった。とにかく帰りたかった。何故ならば!
( ^ω^)「とりあえず手当てしますお」
真っ白い謎の饅頭男!
(,,゚Д゚)「18250、18251、18252っ…」
高速で腹筋を繰り返す真っ赤な肌の筋肉男!
( ・∀・)「髪触手!」
髪の毛でティッシュを取る横着な男!
( ゚∀゚)「…」
快楽天を読みふける黄色の肌の爪の長い男!
\(^o^)/「152、153、150…4!」
腹筋を続ける白まんじう2号!
( ´_ゝ`)「いや本当申し訳ない」
ひたすら謝る軍服の男!
ビロードで無くても分かる、彼らが人間では無い事が!ビロードで無くても分かる、この空間が異様な事が!
(=゚ω゚)ノ
君じゃない!
88
:
名も無きAAのようです
:2014/09/08(月) 02:33:14 ID:C1.VH.zoO
( ´_ゝ`)「いきなりどんぶりぶつける様な失礼なマネをしてそのまま帰すのは私のプライドが許しません、もう少しゆ っ く り してって下さい」
( ><)(ひいいいいい殺されるんですうううう!)
89
:
名も無きAAのようです
:2014/09/08(月) 02:39:37 ID:C1.VH.zoO
( ^ω^)「兄者少佐、そろそろ悪事でもしに行きませんかお?」
( ´_ゝ`)「そうだな、じゃあその辺の小学校や老人ホームの花壇を荒らしに行くか」
(;><)「さらっと言うんじゃねえ!あと、悪事小さいな!」
( ´_ゝ`)
( ^ω^)
( ・∀・)
( ゚∀゚)
(,,゚Д゚)
\(^o^)/
(;><)(しまったあああ!つい心の声がああああ!殺されるんですううううう!!)
90
:
名も無きAAのようです
:2014/09/08(月) 02:43:16 ID:C1.VH.zoO
(,,゚Д゚)「それもそうだな」
( ^ω^)「ちょっと雰囲気が和やか過ぎたおね」
( ´_ゝ`)「じゃあ今日は街でパーッと派手に破壊活動するか」
(;><)(僕の一言のせいで大変な事に!)
91
:
名も無きAAのようです
:2014/09/08(月) 02:51:10 ID:C1.VH.zoO
( ´_ゝ`)「それでは諸君、作戦の準備を開始するぞ」ゴゴゴゴゴゴ
( ´_ゝ`)「徹底的に街を破壊しろ、そして我ら悪の組織(仮)の力を世界に見せつけるのだ!」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
( ^ω^)「血が騒ぎますお…!」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
(,,゚Д゚)「破壊なら俺は大得意だぜ…」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
( ・∀・)「全ては我ら悪の組織(仮)の為に!」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
\(^o^)/「世界は終末に近づくのDEATH!」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
( ゚∀゚)o彡゜「おっぱい!おっぱい!」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
(;><)(わざとらしいんです…あと最後変なの混じってたんです…)
92
:
名も無きAAのようです
:2014/09/08(月) 02:53:47 ID:C1.VH.zoO
「待てぅぇぇぇぇーーーい!!」
( ´_ゝ`)「む、その特徴的な声は!」
(;゚∀゚)「アスキーレンジャー!」
(;><)「何なんですか!?」
93
:
名も無きAAのようです
:2014/09/08(月) 03:01:07 ID:C1.VH.zoO
あ!やせいのヒーローがクローゼットからとびだしてきた!
(`・ω・´)「はぁ…はぁ…はぁ…そうとも、アスキーレンジャーだ…」
かなり疲れた様子でとびだしてきた!
(;><)「なんでクローゼットに!?」
(;´_ゝ`)「お前ら暑かっただろうに……」
(;^ω^)「いつから居たんだお!?」
('A`)「朝から……」
(,,゚Д゚)「そりゃ朝からずっと今までぎゅうぎゅう詰めにされてたらそれは疲れるわな」
(;´・_ゝ・`)「はぁ…はぁ…大丈夫だ、貴様らの悪事を止めるためなら…はぁ…これくらい…うおえっ…」
(;・∀・)「大丈夫じゃなーーい!!」
94
:
名も無きAAのようです
:2014/09/08(月) 03:06:11 ID:C1.VH.zoO
( ´_ゝ`)「そもそもなんでお前ら俺達の秘密基地を知ってるんだ!」
(;><)「いや堂々と表札に書いてあるんです!」
(´・ω・`)「前回は逃げられたけど今回は何処へも逃げられ無いよ!」
(´・ω・`)9m「なぜならここは君たちの家なんだからね!!」
( ゚∀゚)「いや当たり前だろ」
(´・ω・`)「えっ…」
95
:
名も無きAAのようです
:2014/09/08(月) 03:13:46 ID:C1.VH.zoO
(;`・ω・´)「なんかもう良いや、疲れた…帰ろうよ皆」
( ゚∀゚)「お前ら本当すぐ帰りたがるな!」
(´・ω・`)「なんで!?今僕これ以上ないほどやる気なんだよ!?」
(`・ω・´)「帰りたい奴、手ぇ挙げ」
(`・ω・´)ノ
(´・_ゝ・`)ノ
('A`)ノ
( ´∀`)ノ
≡≡≡≡(`・ω・´)「よし、帰ろう!」
(;´・ω・`)「ええっ!?ちょっと待ってよ!みんな!」
96
:
名も無きAAのようです
:2014/09/08(月) 03:16:58 ID:C1.VH.zoO
( ゚∀゚)「帰って行きましたね…」
( ´_ゝ`)「アイツら結局何しに来たんだ?」
(;^ω^)「いつも通りのgdgdっぷりだったお…」
(;><)(ママ、この街おかしいんです…実家に帰りたいんです…)
97
:
名も無きAAのようです
:2014/09/08(月) 03:20:47 ID:C1.VH.zoO
あまりのgdgdっぷりに破壊活動のやる気を無くした兄者達。
結果オーライは言えお前ら本当にやる気あるのかアスキーレンジャー!?
地球の平和が心配だぞ!?
そしてビロードは実家に帰ってしまうのか!?
!?を使いすぎじゃないか!?
頑張れ兄者、戦え怪人達、もっとやる気出せよアスキーレンジャー!!
98
:
名も無きAAのようです
:2014/09/08(月) 03:32:49 ID:C1.VH.zoO
「現在、沖縄は謎の怪物達により壊滅状態に陥り…」
( ´_ゝ`)「すげーなー…」
( ^ω^)「沖縄支部とかあるんですかお?」
( ´_ゝ`)「あるよ、たまにちんこすー送ってくれるし」
「ご覧下さい、沖縄は氷の世界と化しております」
(;´_ゝ`)「でも氷の能力持ちの怪人とか居たかな…?」
( ゚∀゚)「さあ?」
「地球はどうなってしまうのでしょう、それでは次のニュースです…」
( ´_ゝ`)「…」
川 ゚ -゚)「つまらない」
「まあそう言うなよ」
川 ゚ -゚)「ヒーローが居なかった、敵と戦え無かった」
「お前の今回の任務は都市の制圧、仕方ないだろ」
川 ゚ -゚)「あいつらが羨ましい」
「そうそう、二人とも沖縄の悪の組織を全滅させたそうだ。しかし名前が悪の組織ってシンプルな組織もそうそういないだろうな」
川 ゚ -゚)「私はそっちに行きたかった」
「また今度な」
川 ゚ -゚)「約束だぞ」
「ああ、次は大阪…こちらはヒーローの数は少ないな…その次は東京だ、ヒーローの数も多い」
川 ゚ -゚)「分かった」
「ハハハ、次の活躍に期待させてもらう、では後で迎えにいくよ…」
川 ゚ -゚)「了解」
つ づ く
99
:
名も無きAAのようです
:2014/09/08(月) 07:22:28 ID:xYXxrpGg0
乙
続きが気になるな
100
:
名も無きAAのようです
:2014/09/08(月) 07:29:40 ID:mhzAv/DU0
乙
シリアスに徐々に向かって行くのか
ワクワク過ぎる 絶対書き切ってほしい
支援絵でも書きたいくらいだけど書けない
101
:
名も無きAAのようです
:2014/09/08(月) 11:06:26 ID:C1.VH.zoO
〜これまでのおはなし〜
第五話「流石な一般市民と悪の組織とgdgdヒーロー」
完全公開!兄者のひみつポスター!
(アナログテレビマガジン テレビさん はげしい幼稚園 10月号付録)
・軍服
兄者が幹部に昇格した時にぃょぅさんがくれた軍服だ!デザインはナチスっぽいぞ!
・パソ子
右腕から生成できるノートパソコンだ!ビームも放てるすぐれもの!
かなりの確率でブラクラを踏むぞ!
寿命はわりと短いぞ!
・腕
鋼の腕だ!カッチリウム合金の壁も一撃で粉砕するぞ!
・脚
ひと飛び85mまでジャンプし、強烈な兄者キックを放つぞ!
・マインドクラッシャー
相手の精神をズタボロにする兄者の最終兵器だ!
かなり体力を使うので連発は出来ないぞ!レベルが上がれば上がるほど送り込まれる映像のキツさがアップするぞ!
兄者は最大レベル450まで使えるがレベルが高ければ高いほど体力の消費が激しいぞ!
範囲は自由自在だが範囲が広い分体力の消費が上乗せされてしまう!
かなりのチート技だ!
102
:
名も無きAAのようです
:2014/09/08(月) 11:08:11 ID:C1.VH.zoO
( ´_ゝ`)「今度は大阪が炎上か…」
( ^ω^)「各支部が一斉に決起、攻撃して日本政府に宣戦布告する作戦……とかですかお?」
( ´_ゝ`)「いや、俺にそんな連絡来てないしな…」
(;´_ゝ`)「もしかして俺ハブられてる!?左遷!?」
よく考えればそうだ。東京なんて重要な所にたった怪人5人なんて島流し先以外の何物でも無い。
そもそも「西」東京支部だもの。でも東京支部なんて無かったけどな…
そんな事を考えていると、通信がかかって来た。
103
:
名も無きAAのようです
:2014/09/08(月) 11:09:23 ID:C1.VH.zoO
( ´_ゝ`)「はい、こちら悪の組織(仮)西東京支部…」
(=゚ω゚)ノ「ぃょぅ、久しぶりだな兄者」
( ´_ゝ`)「ぃょぅさん!」
懐かしい優しげな声、この声を聞くのは何年ぶりだろう。
(=゚ω゚)ノ「兄者、今日はお前に伝えたい事g」
(#´_ゝ`)「それより俺は左遷されたんですか!?俺は何か失敗しましたか!?ええ!?」
(=゚ω゚)ノ「おK、お前時に落ち着くょぅ」
104
:
名も無きAAのようです
:2014/09/08(月) 11:10:41 ID:C1.VH.zoO
(=゚ω゚)ノ「で、ここ最近の事件についてだが」
(#´_ゝ`)「そうですよ!なんで俺に連絡が来ないんですか!俺だけハブるとか酷いですよ!」
(=゚ω゚)ノ「だから落ち着け。この事件を起こしたのは我々悪の組織(仮)では無いんだょぅ」
(;´_ゝ`)「な、なんだってー!」
105
:
名も無きAAのようです
:2014/09/08(月) 11:11:55 ID:C1.VH.zoO
(=゚ω゚)ノ「この事件を起こした組織は誰かは本部も掴めてなぃょぅ」
(=゚ω゚)ノ「しかし、奴等は確実に東京に向かっているょぅ」
(;´_ゝ`)「ちょっと待って下さい!うちの怪人はたった5人ですよ!?」
(=゚ω゚)ノ「誰も相手をしろとは言って無いょぅ」
( ´_ゝ`)「え?」
(=゚ω゚)ノ「逃げるんだょぅ」
( ´_ゝ`)「はぁ……」
(=゚ω゚)ノ「それともう一つ、弟者がアメリカに行ったきり行方不明なんだょぅ」
( ´_ゝ`)「そう かんけいないね」
(=;゚ω゚)ノ「お前それでも兄貴かょぅ…」
106
:
名も無きAAのようです
:2014/09/08(月) 11:13:23 ID:C1.VH.zoO
俺達以外の組織?あのハインリッヒ帝国(笑)は…無いな。三人だけの組織だもん。
( ・∀・)「ぃょぅ将軍は、何と?」
( ´_ゝ`)「かくかくしかじか四角いムーヴ」
( ^ω^)「把握ですお」
(`・ω・´)「話は聞かせて貰った!」
(;´_ゝ`)「アスキーレンジャー!また唐突だな!」
( ゚∀゚)「性懲りも無くクローゼットから…!」
(#゚Д゚)「お前らの登場の仕方はそれしかねえのかよ!?」
(#´・ω・`)「そもそもこの家に隠れる場所が少ないのがいけないんだよ!」
知るかそんなもん!隠れなければ良いだろ!
107
:
名も無きAAのようです
:2014/09/08(月) 11:14:58 ID:C1.VH.zoO
('A`)「眠い…」
( ・∀・)「君は本当やる気ないよね…」
(#゚Д゚)「俺達の基地馬鹿にするとただじゃ済まさねえぞゴルァ!」
(#´・ω・`)「基地?これが基地ぃ〜?ただの民家じゃないか!」
(`・ω・´)「お茶は頂けるかな?」
(;´・_ゝ・`)「何くつろいでるんですか!?」
( ^ω^)「今出しますおー」
( ´_ゝ`)
ああ、もう駄目だ。こいつら早速gdgdオーラを充満させてやがる。相手にする方が面倒だ。しばらく無心でいよう。
( ´∀`)「腹減ったモナ」
知るか!
108
:
名も無きAAのようです
:2014/09/08(月) 11:16:23 ID:C1.VH.zoO
【+ 】ゞ゚)「もうすぐ東京に着くよ、素直クール」
棺桶死オサムがクーに明るく声をかける。
川 ゚ -゚)「そうか」
しかしクーは淡白な返事を返すのみであった。
【+ 】ゞ゚)「相変わらず冷たいよね、君は」
川 ゚ -゚)「何の用だ」
クーは小さな溜め息をつき迷惑そうに呟いた。
【+ 】ゞ゚)「いや、仲間同士コミュニケーションを取るのは当然だろう?」
川 ゚ -゚)「必要ない、私は1人でやるだけだ」
【+ 】ゞ゚)「そうかい」
苦笑いをするオサム。
109
:
名も無きAAのようです
:2014/09/08(月) 11:17:45 ID:C1.VH.zoO
( ゚∋゚)
静かに佇む赤服の男。鶏の鶏冠のようなヘアースタイルをしている。
【+ 】ゞ゚)「まったくもう、みんな静かなんだから……」
オサムは1人溜め息をついた。
110
:
名も無きAAのようです
:2014/09/08(月) 11:19:04 ID:C1.VH.zoO
アスキーレンジャーは帰って行った。てか追い出した。
あいつらが居るとまるで話が進まないからだ。
( ´_ゝ`)「第一回チキチキ俺達どうしましょか徹底討論会ー!」
「……………」
そりゃあそうだ。こんな時にふざけてられない。当たり前だ。
(;^ω^)「わ、わー!」パチパチ
お前は健気な奴だよ本当に。
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