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( ^ω^)百物語のようです2014( ω )
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( ^ω^)おいすー。今年も百物語の季節がやってきたおね。
( ^ω^)ここは百物語専用スレだお。開催日まではルール確認や質問等、自由に使って欲しいお。
・開催日は八月八日(金)から八月十七日(日)まで
※ただし投下できるのは八日〜十日と十五日〜十七日の金土日のみ。投下期間以外の本スレは作品の感想などご自由に使用してください
・作品はホラーでなくても幽霊、妖怪、人外などが出るならギャグでもなんでも可。
・レス制限は一作品30レスまで。それ以上は個別スレ建てをお願いします。
・ながらはNG。個別スレを建ててそこでやるのは可。もちろんVIPに建てるのもOK。
※個別スレ参加の場合
レス制限無し。
スレ立て
↓
百物語スレにて投下開始報告、URLを貼る
↓
投下終了後、百物語スレにて投下終了報告(その際、前の人の数字を引き継いで話数宣言)
・1人何話でも投下可!
※連続投下→次に投下する人がいないか確認を取り、無ければOK
※作品の投下間隔についてはルールはありませんが少し間を開けることを推奨します
・イラストでの参加も可!一話としてカウントします。
※ただし作品への支援絵は作品としてカウントしない
・開催時間は18時から翌朝7時まで
・話が終わったら本スレ(自分でスレを立てた人はそのスレでも可)で蝋燭のAAを貼る
過去の百物語のまとめ
( ^ω^) ブーン系図書館主催・百物語のようです ( ω )
http://iroirotunpeni.blog11.fc2.com/blog-entry-521.html
( ^ω^)百物語のようです2012 in創作板( ω )
http://boonbunmaru.web.fc2.com/collaboration/dreadful_story/dreadful_story.htm
( ^ω^)百物語のようです2013( ω )
http://mzkzboon.blog.fc2.com/blog-entry-755.html
( ω )なお、こちらは何があっても責任は負いませんので、自己責任での投下、閲覧をお願いいたしますお
-
乙
三十八本目いただきます
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三十八本目
.,、
(i,)
ξ;゚⊿゚)ξ(; ^ω^)つ|_|
ttp://imepic.jp/20140816/745220
ヒギャアアァァァ!!!>
オウフッ>
(
)
i フッ
|_|
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涙目なツンちゃん可愛い
後ろの連中も良い具合に怖いな
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ツンちゃんprpr!!
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>>783
この構図鏡に映ってるのって見ている人間だよな
俺らか
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三十九本目、頂きます。
.,、
(i,)
|_|
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私は今まで様々なストーカーにあって来ました。
それもこれも、私のこの見目麗しい美貌のせいでしょう。
ちなみに、自分で言うのもあれですが、性格は見た目に反して最悪な女です。
そんなストーカー共は、私の私生活を見るや否や勝手に幻滅し、勝手に失恋することがほとんどです。
中にはしつこい物好きがいたりします。だけど、そんな奴らが襲ってきた時でも柔道黒帯保持者の私に投げられて、泣きながら立ち去るのが常なのでした。
ですが、今回、私は最強のストーカーに出会ってしまいました。彼は私のだらしない私生活を見ても何とも思わないし、何より一番の問題は彼には私の柔道技が効かないと言うことでした。
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(゚、゚#トソン「あなたいい加減、私から離れてくださいよ!!」
どんな時でも後ろにいるストーカーに向かって叫ぶ私は、はたからみたら、異常者でしょう。
何故なら、このストーカーとは…
( ;<●><●>)「すいません、迷惑なのはわかってます。すぐにでも離れて差し上げたいのですが、どうしても離れられなくて…」
私にとり憑いた背後霊なのですから
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(゚、゚トソンストーカーは背後霊のようです( <●><●>)
.
-
(゚、゚#トソン「あー、もう、嫌になります。なんで私があなたみたいな幽霊に取り憑かれなきゃいけないんですか!」
(; <●><●>)「私だって、背後霊になる気は無かったのですが…」
(゚、゚トソン「じゃあ、さっさと離れてくださいよ」
( <●><●>)「それがどうにも離れられないようでして…」
(゚、゚トソン「何でですか」
( <●><●>)「私はトソンさんの側以外、どこにも行けないようにされちゃったみたいですね。やっぱりこーいうことしちゃダメですねぇ」
そう言って、背後霊がギュッと掴んだのは彼の首を締めている固そうなロープでした。
(-、-;トソン「自殺の罪は重いってことですね…」
-
彼は平凡な幽霊でした。幽霊と言えば、白装束を着ていたり、透けていたり、足がなかったり、 血塗れだったりを想像するかもしれません。
だけど、この幽霊はそんなことはありません。見た目はどこにでも居るサラリーマンのようであったし、喋り方も温厚な所謂「いい人」でした。
生きている人間と違うところがあるとすれば、私にしか見えないことと、首からロープが常にぶら下がっているということだけです。
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( <●><●>)「自殺は良くないですよ、本当。何もいいことないですからねぇ」
(゚、゚トソン「する気も無いから安心してください」
( <●><●>)「そうですね、それにもうすぐお見合いなさるんですよね」
(゚、゚;トソン「なんでそれを知っているんですか!?」
その情報はごく一部の人しか知らないはず…!
( <●><●>)「そりゃあもちろん、トソンさんの背後霊ですからね」
(゚、゚トソン「えーと、075-000…と」ポチポチッ
( <●><●>)「トソンさん?なにをしてるんですか?」
(゚、゚トソン「霊媒師に電話かけてるんですよ。あなたみたいなのが憑いてちゃ、お見合いも万全な態勢で望めませんからね」
( <●><●>)「無駄だと思いますけどねぇ…」
(゚、゚トソン「あ、もしもし、霊媒師さんですか?至急祓って欲しいんですけど!」
-
川д川「お待たせしました、霊媒師の貞子です」
(゚、゚トソン「よろしくお願いします」
川д川「確実にいますね、この部屋には…!」
( <●><●>)「…トソンさん、どんな幽霊がいるか聞いてみてください」
(゚、゚トソン「えーと、先生、どんな幽霊がいますか?」
川д川「そうですね…獰猛な女幽霊があなたに取り付いていますね」
(゚、゚トソン「…」
( <●><●>)「やっぱり。トソンさん、この子霊感ないですよ」
(゚、゚トソン「…まぁ、いいや 。さっさと幽霊退治してください」
川゚д゚川「はい、キェエエエエエエ!!!!離れたまえ、離れられたまぇえええええ!」
(゚、゚;トソン
(<●><●>;)
背後霊よりも、この人の方が悪霊っぽくて怖かったです。
-
川;д川「こ、これで大丈夫!無事、祓われましたよ」
(゚、゚トソン「…あぁ、そうですか」
チラリと後ろを見ると、背後霊が何だか申し訳なさそうに立っていました。
川д川「一万円になりまーす」
(゚、゚トソン「はいはい…」
インチキ霊媒師が帰った後、背後霊はペコペコしながら私に謝ってきました。
( ;<●><●>)「すいません、トソンさん。祓われよう祓われようと思って、私も頑張ったんですが…」
(゚、゚トソン「いや、私が格安の霊媒師なんか頼んだからインチキに引っ掛かっちゃっただけですから…」
高額な霊媒師に依頼するお金もなかったので、それまで通り背後霊のいる生活をしばらく続けることになりました。
-
背後霊との生活は、極めて悪い物ではありませんでした。家事の苦手な私の代わりにポルターガイスト現象で、片付けをしてくれたり、生前の趣味も合い、話は尽きませんでした。
そんな生活に甘んじていたおかげで…
(゚、゚;トソン「お見合いまで、後一日になってしまったじゃないですかぁぁあ…!」
( <●><●>)「まいりましたね…」
表情の少ない彼でしたが、初めて暗い表情になりました。
(゚、゚トソン「…そういえば、あなたはなんで私に取り憑いているんですか?」
( <●><●>)「前々から言ってますが、取り憑こうと思って取り憑いてしまって訳ではないんですよ、私」
(゚、゚トソン「そういえばそうでしたね…」
でも、だからってなんで私の背後霊になってしまったのでしょうか。
-
( <●><●>)「自殺の罪は重い、とトソンさんも言っていたじゃないですか。これは罰なんですよ」
(゚、゚トソン「あなたの自殺の罪が、どうして私の背後霊になることなんですか」
( <●><●>)「私の自殺が、あなた絡みだったからでしょう」
(゚、゚;トソン「…え?」
それは初耳でした。というか、私が彼と出会ったのは、彼が背後霊になってからです。
それなのに、どうして彼の自殺原因が私になるのでしょうか。
-
( <●><●>)「実は私、生前もトソンさんのストーカーをしてたんです」
(゚、゚トソン「…」
これだけでも中々の衝撃事実です。何故なら、私は自分をストーカーしている奴らは全員把握しているつもりだったからです。しかし、私が把握しているストーカーリストに彼はいなかったからです。
( <●><●>)「というか、職場も一緒だったんですけどね」
(゚、゚;トソン「…えぇ!?」
( <●><●>)「だからトソンさんがお見合いすること知ってたんですよ。部長にすすめられてお見合いするんですよね、部長が酔った勢いで話してくれました」
部長め…!
-
( <●><●>)「お見合い相手は、とてもいい人だと聞きました。地位も名誉もある好青年だと」
(゚、゚トソン「らしいですね」
( <●><●>)「それを聞いて、自分には勝ち目がないなぁと思いましてね」
確かに勝ち目は無いかもしれません、お見合い相手は今をときめく大手企業の跡取り息子です。
( <●><●>)「だから、自殺しちゃいました。トソンさんが他の人とくっつくのを見ていたくなくて」
(゚、゚トソン「はぁ」
どうしてそんなくだらないことで自殺なんてしてしまったんでしょう。
( <●><●>)「でも、人生ってなかなか上手くいかないものですね。あなたが他の人とくっつくのを見たくなくて自殺したと言うのに、私は結局、あなたの背後霊になってしまいました」
にっこりと、悲しげに彼は笑いました。
私は彼にかける言葉が見つからず、お見合いも控えていたのでその日はいつもより早く就寝することにしました。
-
(゚、゚トソン「お見合いと言うのは、こんな堅苦しい格好をしなければならないんですね」
着物を着るのは成人式以来です。
( <●><●>)「でも、とっても似合ってますよ。トソンさん」
そう思っているなら、もっと笑顔で言ってくれればいいのに。
(゚、゚トソン「…一つ、質問をしてもいいですか?」
( <●><●>)「はい、なんでしょう?」
(゚、゚トソン「背後霊ってのは、成仏できるんですか?」
( <●><●>)「…どうでしょうか。私の場合は、トソンさんが死ぬまでは恐らく成仏できないと思います。それが私への罰ですから」
(゚、゚トソン「そうですか、それだけ聞ければ充分です」
(; <●><●>)「えっ、充分って何がですか?」
-
('A`)「おい、都村!慣れない着物だから遅いのは分かるが、早く来なさい!」
(゚、゚トソン「はいはい。ったく、相変わらず部長はうるさいんだから…」
( <●><●>)「…じゃあ、トソンさん。上手くいくといいですね」
背後霊の心にも無い言葉には返事をしないで襖を開けると、そこには美青年が居ました。美青年は私の顔を見るなり、顔を赤らめました。
部長の言う通り、このお見合いは地位も名誉もあるこの美青年からの申し込みのようでした。
-
私は美青年にフッと、微笑み返しました。
美青年が、どうぞお部屋に入ってくださいと言う前に、私はその場で土下座しました。
(-、-トソン「すいませんがこのお見合い、お断りさせて頂きます」
部長も美青年も仲人役であろう人たちも、皆驚いていましたが、一番驚いていたのは背後霊でしたでしょう。
私は土下座をしながら、皆からは見えない顔でしてやったり、という笑顔をしていました。
-
後日、私は部長にこっぴどく怒られましたが、事情を説明すると途端に優しくなり、許してくれました。口煩い部長ですが、人情には厚い人なのです。
しかし、部長はなんとかなりましたが、あのお見合いから毎日毎日煩いのは背後霊でした。
-
( ;<●><●>)「どうして断っちゃったんですか!?あんないい人、中々居ないですよ!?」
(゚、゚トソン「そうですね。顔も良かったですし」
( ;<●><●>)「だったら、何故…!」
(゚、゚トソン「他に好きな人が居るからですよ」
( ;<●><●>)「…!そ、そうだったんですか…」
お見合いを断ったことは文句を言う癖に、好きな人が居ると言えばこの落ち込みよう。なんて面倒臭い人なんでしょう。
(゚、゚トソン「その人は地位も名誉も無いですが、私はあの美青年よりその人が好きなんです」
( <●><●>)「…そうですか、それは一体誰なんですか?」
(゚、゚トソン「秘密です」
( ;<●><●>)「そんな殺生な…」
-
きっとこれから、彼とは長い付き合いになるでしょう。
でも、これだけは一生教えられません。
だって、もし教えたとして、両想いだと知った彼が満足して成仏したら困るじゃないですか。
彼には私が死ぬまで、ストーカーの背後霊として取り憑いて貰うつもりです。
それが、自殺した彼への私からの罰なのですから。
-
三十九本目、お終い。
(
)
i フッ
|_|
-
おっつ。爆発しろ
-
乙!
-
リア充だ…片方死んでるけどw
この時間はみんなでほん怖観てるのかな?
今のうちに投下しておこうかな
-
.,、
(i,)
|_|
四十本目
-
2014年8月9日、朝7時のアラームが鳴る直前…
僕はいつもと違う携帯の振動で目が覚めた。
ぶーん、ぶーん、ぶーん…
( -ω-)「……お」
眠気から解放されつつも、
音が鳴り止むまで放っておくつもりだった。
誰だろう…こんな時間に。
いつもと同じように目を覚まさないと、
きちんと寝た気になれない。
ぶーん、ぶっ ーー ……
( -ω-)「……」
しめしめ。
鳴りやんだ事を確認して、そこではじめて携帯に触る。
デジタル時計はAM6時55分を表示していた。
そして、一通の着信と留守電のマークも。
( ^ω^)「……」
このような事は僕の日常で滅多にない。
記憶の限り…
嫌な知らせの他ない。
.
-
数時間後、僕の姿は惨めを晒していたと思う。
いい歳した大人が、妻の前で憚らず涙を流した。
ξ゚⊿゚)ξ「ねえ、どうしたの? なにかあったの?」
ツンの問い掛けにしっかり答えようにも、
言葉にしようとしただけで溢れる涙…
それを堪えきれなかった。
( ;ω;)「……ど、ど…」
僕は友達が多くない。
その代わり、誰よりも厚い友情に恵まれていたと思った。
年末年始はもちろん、
3ヶ月に一度はどこへでも集まって遊んでいた。
3ヶ月前の2014年5月26日もそんな日だった。
僕の用事が済み次第ではあれど、
二人で初めて入る焼き鳥屋さんで
旨いお酒と旨い肴に喜びを分かち合って
別れた。
.
-
それなのに ーー
ピーッ
『……内藤ホライゾンさんの番号でしょうか』
『はじめまして、ドクオの父です』
『昨日ドクオが亡くなったので…お電話しました』
ーー それが、僕が初めて聞く
彼の嫌っていた父親の声だった。
.
-
電話の翌日。 当日は台風だった。
メモに走り書きした住所を便りに僕が向かった先は、
かつて共働きの両親の代わりに僕の面倒を
見てくれたバーチャンが亡くなった時と
同じ火葬場だった。
タクシーを降りてすぐに屋根のある場所に
立ったはずなのに、もう喪服の足元が
びしょ濡れになる。
等間隔に並ぶ待合室。
故人を見送る一族の名前。
それを頼りながら案内所で確認し、
建物二階にある小さな部屋の引き戸を開けた。
( ^ω^)つ| スゥ…
そこにいた黒ずくめの人々が、
一斉にこちらを見やる。
誰だろう? …そんな顔だ、だが無理もない。
一番近くに立っていた厳しい顔の男性に
僕がドクオの友人であることを告げると、
瞬間その男性は哀の表情に破顔した。
「ホライゾン…ブーンさん、私が、
私がドクオの父です」
-
その場に集まった人数はそう多くはなかった。
理由が理由だから仕方なく、かといって東北や関西などに住む家庭もあった。
ひとり一人が律儀に話し掛けてくる。
突然現れた僕に無関心な人は居なかった…
彼の一族における親戚付き合いは
薄情な僕の一族とは真逆で密接に感じられた。
でも、それは少しだけ、
ーー 招かれた立場からすれば傲慢だが、
本当に少し、窮屈とも思った。
同時にそれはドクオが彼らに感じる事でも
あったのかもしれない…、
僕達はそれほど似ていたと思う。
.
-
支援
-
棺を前にして火葬場でお経をあげながら、
僕を除く全員がお坊さんに合わせて
南無阿弥陀仏を唱える。
僕はそのメジャーたる部分しか分からず、
皆が唱える言葉を心のなかだけで復唱する。
周囲と…そして自分が洩らす嗚咽に紛れて
二年前の事をふと思い出した。
( A )『俺んち…仏教の○○宗らしい』
( ^ω^)『今頃知ったのかお?』
( A )ノ□ 『うるせー。だからこそ学ぶべく
これをさっき買ってきたんだぜ!』
( ^ω^)
つ□ 『どれどれ』
【もしもリアルパンクロッカーが仏門に入ったら】
( ^ω^)
つ□ 『このチョイス…お前アホかお』
(; A )『いや、まて! 意外と面白いぞ!』
-
その時借りたその本は確かに面白くて、
底辺高校出な僕にも分かりやすかった。
でもそれは、ドクオの母が癌で亡くなる
一ヶ月前の出来事だった……。
彼はうすうす感づいていたのかもしれない。
カーチャンの調子が良くない…
当時のそんな相談を、
僕は「這ってでも病院連れていけ」と
アドバイスして、結果発覚した。
( A )『サンキューな、後は俺の問題だから…』
そういった数日後、ドクオは仕事を辞めて
カーチャンの通院と入院中の世話をした。
カーチャンの骨をお墓に持っていった日、
ドクオはどんな気持ちだったのだろう…。
-
…気が付くと僕の嗚咽は一段階大きくなった。
くだらない本だったな、なんて思いながら
彼の棺は炎の中へと運ばれていく。
ドクオの親族全員が泣き叫んでいた。
その最後尾で、
僕だけが声を殺して泣き笑っていたと思う…
壮大なドッキリだとしか思わなかったから。
( ^ω^)「ほら、早く起きないと焼けちゃうお?」
( ^ω^)「……もはや20分経過。
あーこれはもうダメかもわからんね」
テーブルに並べられた食べ物がすべてゴミに見えた。
なんでドクオの葬儀に自分がいて、
これを口にしなきゃいけないのか理解できないまま…
一般的礼儀のつもりで一口食べた。
なんの味もしない。
なんの意味も感じられない。
僕はいわゆる礼儀…マナーが嫌いだった。
モラルと違って、形骸化したそれは
声高らかにどや顔をするのが嫌いだ。
会社ではスーツ、言葉遣いは私、
御社、弊社、身内は呼び捨て、
香典は立場によって額が変わります、
注ぐときのビール瓶はラベルを上に向けて、
逆手に持つのはいけません?
…出来なかったら誰か死ぬの?
どれもイケナイコトだと知らなければ
何一つとしてひっかかりのない事項ばかり。
-
見てるよ支援
-
そのあとはドクオが骨になるまで…
彼の父や姉と並んで座り、話をした。
ずっと僕を隣の席に迎えてくれて、
ドクオの話をせがんでいた。
でも親戚を差し置いて家族の席に座るのは
さすがに抵抗があった。
( ^ω^)(…僕は他人なのに)
ーー わかってる。
彼らは僕ではなく、その後ろにいる
ドクオの影を見ていることくらい。
でも生憎と僕は記憶力が悪かった。
小学五年生の頃、意地悪な先生が配った
忘れ物ノートという物がある。
皆がせいぜい30を数えるところを
僕は一年で154個という記録を打ち立てている。
当時、皆が僕をバカにした。
先生も僕をぞんざいに扱った。
ーー でも六年になって地方から転入してきた
ドクオだけが違う感想を述べた。
( A )『お前すげーな、俺もやってみるぜ』
とはいえ結果、六年生のドクオは104個。
対する僕と言えば232個という圧勝に
( A )『怖いもん無しだなお前ww』
( ^ω^)『親もご飯作ってくれなくなったおww』
と、笑い合った。
…僕はもうそれ以来、
母親の作ったご飯を食べる事は出来なくなる。
-
焼き終わったドクオの骨は比較的多かった。
係りの人は
「若い方は特にですが、
よほど丈夫だったんですね」
と話していた。
( ^ω^)(骨と皮だけで出来てるような
奴だったしな)
二人一組で骨を拾い、骨壺にドクオを
納めていく。
たった一人参列していた僕が戸惑っていると
恐らくは僕より若い男性が
「…よろしければご一緒に…」
と、会釈して声をかけてくれた。
それなのに、
パキッ
…と、音をたてて僕の掴んだ部分が折れた。
他の皆はそんな事もなく平然と済ませたのに。
( A )『うひひwwざまあwww』
そんな声が聴こえるようだった。
(# ^ω^)「…死んでもそれかお」
僕は平然を装おってもう一度、
今度こそドクオの残骸を骨壺に納める。
大人しくしろ、こんなときくらい…
-
結局、ドクオの骨はそのままでは壺に
収まりきらなかったために、
係りの人がさりげなく潰していた。
僕にはそう見えた。
こんなとこでまで
はみださなくていいだろう?
…挨拶を終え、タクシーで帰ろうとした僕を
ドクオの父、姉が引き留めた。
「ぜひお食事もご一緒にお願いします」
…その時の彼らの瞳は虚ろだった。
僕は人の眼を見てから話す癖がある。
でも、すぐに反らす。
最初は全然顔も見ないのに、慣れてくると
眼をじっと見てくるドクオとは対称的に。
喪主を先頭に、マイクロバスに載って
会食の場に移ると
二人に挟まれた。 …正面には骨を拾った
先の男性。
歳もそれほど離れていない従兄だと知った。
喫煙所で時間を共にする他の親戚も
皆一様にドクオという人間を知っていた。
これほど故人を知る親戚付き合いが
この世に存在するのかと驚くと同時に、
少しだけ僕の中には変化が訪れる。
-
ドクオとはいつからのお友達?
( ^ω^)「小学六年生のはじめに
彼が引っ越してきた時からだお。
皆と同じ輪で話してても、
少しおどおどしてた時の顔も憶えてるお」
ドクオって学校でどんな子でした?
( ^ω^)「へっへっ屁が出た五秒後♪
って唄って授業中にめっさ怒られてたお。
クラス全員から」
いつも何して遊んでたの?
( ^ω^)「子供の頃はドクオの家で
ゲームしてたお。隣の部屋で、ドクオの
カーチャンがニコニコしてたお」
大人になったら遊びも変わるでしょ?
( ^ω^)「初日の出を見るために
真夜中の山を登って、アイツがガスコンロで
お茶を沸かして少し周りが燃えたお。
すごい怒られたけどアイツのせいだお」
( ^ω^)「僕の好きなバンドのライヴに行くから誘って、アイツのバイクで2ケツ
してったんだけど…
僕がチケット忘れて説教&片道一時間を
しなくてもいい往復させたり」
( ^ω^)「二人で旅行もしたお!
レンタカーで高原ど真ん中のペンションで飯食って…そこにいた大型犬の名前を
僕が憶えられなくて何度も聞いたから
ドクオがぶちぎれたり…」
( ^ω^)「三日目には豚丼を食うか刺身を食うかで大喧嘩だお! 結局別行動して
二人で好きなもの食べて飛行機で帰ったお」
-
( ^ω^)「居酒屋でトイレに行くとき
ラフレシア摘みにいくのか?って聞いたら…
花を摘むのと奴隷を選ぶのと何が違う!
って怒り出してそこはもう出禁ですよ」
( ^ω^)「僕の作った焼豚をあげたら
その場で完食したり…あ、それは秋葉原の
道路のど真ん中でなんですけど」
( ^ω^)「アイツが株をやりだして
年収いくら?って聞いたら3万ww
馬鹿にして僕がやったら年収1万とかww」
( ^ω^)「他にもたくさんあるお!」
ドクオの家族は黙って聞いてくれた。
ゲームの話はさすがにきょとんとしていたが
それ以外の思い出は伝わったのだろう。
だから、
姉さんが
「ドクオのこと色々憶えてくれてるんだね」
…って、
僕に向かって泣きながらそう言ったから ーー
.
-
( ;ω;)
僕も泣いたんだ…
.
-
巷ではこんな事を言うと
ホモくせえ、とか
きめえ、とか
言うかもしれないお。
.
-
でも、
僕にとってはドクオは家族だったお。
親も知らない僕を知ってるし、
僕も貴方達が知らないアイツを知ってる。
ドクオが通った高校、大学、会社。
どんな生活をしていたのか、
どんな知り合いがいるのか、
ドクオが出くわした事件、トラブル。
その時何を思ったのか、
誰に何を思ったのか、
( ;ω;)「きっと僕以上に…
ドクオを知ってる奴は居ないお」
なのに、何故死んでしまったんだろう…
.
-
その日の夜、僕はドクオの家にお邪魔した。
玄関までという約束をして、
手持ち無沙汰に待っていると父親が一枚の
紙を持って出てきた。
「……これがアイツの遺書です。
君のことが書いてあったから連絡できたんだ」
そう、
ドクオの死の理由は自殺だった。
( ^ω^)「……すみません」
父親に礼を述べ、
無意識に震える手でなんとかその紙を読む。
.
-
《2014年8月2日、私は死にます》
( ^ω^)つ□
「検死の結果だと…8月5日に死んだって」
《借金、なし…金銭の貸し借り、なし…》
( ^ω^)つ□
「金のことなんて書くくらいなら」
《長い間お世話になりました、ありがとう》
( うω^)つ□
「もっと…私達に言うことがあるのにね」
《ブーン へ。》
( ω )つ□
-
《長い間、借りてばっかりでごめんな》
.
-
僕はもう感情をおさえられなかった。
わんわんと泣いた。
一番哀しいのは家族だ!
でしゃばるな!
…そう言う人もたくさんいるだろう。
だったら言わせてもらう。
僕はその権利がある。
哀しさなんて測れる人がいるのか?
それは神か? 仏か?
悪魔すらそんな傲慢なこと言うものか。
育ての親のバーチャンが死んだ後からずっと
僕の家族はもう、
ドクオとツンしかいなかったのだから。
( ;ω;)「……」
こうして、僕の家族はまた一人居なくなった。
.
-
支援
-
ドクオが他人や世間に怒るときの
口癖があった。
(# A )『どいつもこいつも…
自分のケツは自分で拭けよ、
バァーーーカ!』
( ;ω;)「…お前もじゃないかお」
人様の家でむせび泣く僕も、
お前の父親も、姉も、
こんなに頭がごちゃごちゃになる。
遺された人間がどれだけ哀しいか。
どれだけ気を揉むか。
どれだけ答えのでない後悔で
自分を責めるのか。
どれだけお前のケツを拭いているのか…
-
(# ゚ω゚)「あの世で反省しろ
バーーーーーーーーーーーーーーーカ!」
.
-
.
-
('A`)「……」
('A`)「……」
('A`)「もうすぐお盆だな」
('A`)「……」
('A`)「お、夏の百物語もあったか」
('A`)「……」
('A`)「間に合うか、俺の死に様?!」
('A`)「i can fry!!」
( ^ω^)「…どうせこんなんだお」
( ^ω^)「あーあ、もう少し待てば
お前の好きな漫☆画太郎改名のニュースが
読めたものを…」
( *゚ω゚)「それよりも…間に合ったお、
お前のお望みの百物語に!ガハハ!」
.
-
僕は帰宅してから…
部屋の片隅に、
割り箸を刺したキュウリを置いといた。
ーー え、普通はナスも置くって?
おかしいって?
でも僕とドクオの間には
そういう上辺だけの常識はいらない。
それに、そもそもナスはあの世から
こっちに来るためのお供え物だ。
ちゃんと成仏するまではお断りである。
(
)
i フッ
|_|
晒し者は誰ですか?見付けにくい人のようです
(了)
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乙!
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※本来、キュウリでこちらにきて
ナスで帰ります
バカボンの歌のように誤って覚えないようご注意ください
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うーん
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途中支援嬉しかったです
ありがとうございました!
次のかたどうぞ
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うーん
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乙です。キュウリとナス逆じゃね?って思ってたけど意味あったのね
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友達を晒すブーンの怖さと、記憶力が悪いからバカボンみたく逆に覚えたってことか
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最後の最後だし、これ聞きながら
見ようぜ とってもいいかんじ
https://m.youtube.com/watch?v=lcnSl2TolJw
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>>846
聴きはじめてすぐにそっ閉じ
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>>847
刺激が強過ぎたか
あ、ちなみに絶叫系とかビックリ系では無いからその点安心してくれ、
じわじわくる奴だから
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投下終わったので報告
.,、
(i,)
|_|
('A`)百物語、のようです 廃村ツアー
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/13029/1376666020/144-
(
)
i フッ
|_|
四十一本目 終わりました
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人居ないな
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NHKでも百物語やってる?
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投下する人いないんなら四十二本目もらってくね
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みなさん、だるまさんが転んだ、という怖い話をご存じだろうか。
意味が分かると怖いコピペ、などで巷に広まった都市伝説の一つである。
その内容は以下のようなものだ。
お風呂に入って頭を洗っている時、「だる
まさんがころんだ」と口にしてはいけません。頭の中で考
えることも絶対にヤバイです。何故なら、前かがみで目を閉じて頭
を洗っている姿が「だるまさんがころんだ」で遊んでいるように見える
のに併せて、水場は霊を呼び易く、家の中でもキッチンやおふ
ろ場などは霊があつまる格好の場となるからです。さて、洗髪中に
いち度ならず、頭の中で何度か「だるまさんが
ころんだ」を反芻してしまったあなたは気付くでしょう。青じ
ろい顔の女が、背後から肩越しにあなたの横顔を血ば
しった目でじっとみつめていることに…..。さて、あな
たは今からお風呂タイムですか? 何度も言いますが、
いけませんよ、「だるまさんがころんだ」だけは。
聡明な、もとよりネット文化に造詣ある諸兄なら既にご存知かもしれないが、
この怖い話、内容よりも「気づくと怖い部分」に実がある。
中で語られている「達磨さんが転んだ」の怪談は、いわばブラフ。
おどろおどろしい雰囲気を醸し出すためのエッセンスに過ぎないのだ。
だが、しかし。
人の恐怖心は、事実のみから沸き立つものでは無い。
怪談は、語られ人の耳を渡り伝播されるうちに、虚実であっても真実の恐怖を生み出すのだ・・・・・・。
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).
ノ_, イ
/::::::::::し! l)
/::::::::::::::::::( (
i::::::::::::;ヘ、::::ヽ
ト、::ト' `i::レ 百物語2014 四拾弐本目
ヽ:ヽ _リ
.`i!' 川゚( lll゚'ω゚) だーるまさんがこーろんだ。ようです
_i!_
r´ ̄ ̄ ̄ ̄ `;
し'⌒Y`ゝ_ノ`J
| :し.. .:::::!
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| .J: ::::! :::::::::::::::::::::::
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i _____:!::
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( ^ω^) …………もう一時過ぎちゃったお。
( ^ω^) 怖いコピペ読んでたらこんな時間だお。そろそろ寝ないと明日のプリキュア(※1)に間に合わないお。
::( ^ω^):: ブルル......
( ^ω^) 窓開けっ放しにしてたからすっかり冷えちゃったお。
( ^ω^) ……昼間は汗かいたし、シャワー浴びるお。 スクッ
( ^ω^) ヌギヌギ......
( ´ω`) おーん、またちょっと太ったかもしれないお……
( ´ω`) いっぱいホラー読んだけど、この脂の塊が一番恐ろしいお………… タプンッタプンッ
( ^ω^) まあいいお。明日からダイエットするお。そうと決まれば風呂上りは断食前の決起コーラ(※2)だお。
※1 日曜朝8時半からテレビ朝日系で放送している女児向けアニメシリーズ。
今年度の『ハピネスチャージプリキュア』で十周年を迎えた。
※2 香料と糖類で構成されたデブの元(清涼飲料水)。類似語に「ピザ」「ポテチ」等がある。
同名の小惑星が存在し、かつてとある少年の窮地を救ったとかなんとか。
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( ^ω^) ふんふふーん ♪ ガラッ......
( ^ω^) 体が冷え切ってるときはまず温めのお湯が良いんだお。熱いと死ぬ。 キュッキュッ
< シャァァァァァッ (※3)
( *´ω`) んん〜〜……生き返るぅ〜〜
( *´ω`) やっぱり夏場のシャワーは気持ちいいお〜〜
( ^ω^) おっと、あんまり無駄に浴びていたらお湯がもったいないお。
( ^ω^) ちゃっちゃと髪洗うお。夏場はトニックシャンプーでスッキリだお。 シャコッ
(∩‐ω‐) ワシャワシャワシャ......
(∩‐ω‐) (そう言えば……読んだコピペにお風呂で頭を洗ってる時に……(※4)ってあったお)
(∩‐ω‐) (あれって、たしか、……)
※3 シャワーからお湯が出たことを洗わす効果音。擬音語。勝俣邦和では無い。
※4 意味が分かると怖いコピペ等でよく取り上げられる、創作怪談の一つ。
本文については>>853を参照。縦読み系。
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(∩‐ω‐) (だるまさんがころんだ)
::゚:::゚:::
.
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て
(∩‐ω‐)そ ゾクゾクッ
( ;‐ω‐) (なんかいま、妙な寒気が……)
( ;‐ω‐) (…………気のせいだお。だって、だるまさんがころんだの内容は……)
::゚:::゚:::
て
( ;‐ω‐)そ ゾクゾクゾクッ
( ;‐ω‐) (………………何かが…………)
::゚:::゚:::
( ;‐ω‐) (何かが近づいてきている……ッ!)
-
( ;‐ω‐) (でも、だるま……あの怪談は縦読みのブラフじゃないか……)
( ;‐ω‐) (気のせい……気のせいだお……要は気の持ちようだお)
( ;‐ω‐) (だるまさんがころんだって言わなきゃ……)
::゚:::゚:::
( ;‐ω‐) (〜〜〜〜〜ッ!!ダメだ!どうしたって意識してしまう!どうしたらいいんだお!)
( ;‐ω‐) (そうだ!目を閉じなければいいんだお!目を開けたままシャンプーするお!)
( ゚ω゚) そ カッ
( ゚ω゚)
(lll´ω`) 目にしみるよね〜〜そりゃね〜〜
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(lll´ω`) なんでトニックシャンプーなんかにしちゃったんだろ……鬱だお……
::゚:::゚:::
(lll´ω`) あー……もー―……めっちゃ圧力感じるし……
(lll´ω`) 早くながそ…… シャァァァァァッ
(´ω`lll) チラッ
:::::゚:::゚::
(lll´ω`) (めっちゃいたんだけど……鏡にばっちり映ってるんだけど……こわい……)
(lll´ω`) (これ追いつかれるとどうなるんだっけ?)
::::::゚:::゚:: コロス......
(lll´ω`) 殺すか〜
(lll´ω`) ってかしゃべるんだ〜〜マジ意志疎通〜〜
-
ガラッ
(lll´ω`) ふぃー……間違ってもう一回唱えちゃったけど、何とか殺されずにすんだお……
(´ω`lll) チラッ
(lll´ω`) よかったお…………なんとか逃げ切ったお………… フキフキ
(lll´ω`) 今後の為にシャンプーハット(※6)買うかお…… ワシャワシャ
(lll´ω`) ふぅ……あったまったのに冷えちゃったお……コーラ飲んで寝るお
(lll´ω`) ハァ〜〜もう怖い話はこりごりだお…… グビグブイグビ......
( *‐ω‐) げぷぅぅぅ〜〜〜〜〜〜……
( 0^ω^) よし、気分も回復したしねるお! テカテカ
※6 頭を貫通させて用いる、シャンプー際に泡が垂れて顔にかかるのを防ぐための、鍔のみの帽子。
八つ裂き光輪と誤認されることが多いが、別物である。
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( ^ω^) ふんふふ〜ん♪
( ^ω^) さすがにガチもん出てくるとは思わなかったけど、風呂あがっちゃえばコッチのもんだお!
( ^ω^) でも気味悪いから明日塩いっぱい買ってきて撒くお
( うω^)〜゚ ふぁ……
( ‐ω‐)〜゚ ……早起きして松太郎(※7)から見るかお…… ウツラウツラ
( ‐ω‐) iPhoneで目覚まし時計をセットして……(※8)
つ日
( ‐ω‐) おやすみなさいだお……
※7 日曜朝六時半から放送している、ちばてつや先生原作の相撲アニメ。
テレビ朝日は何を思って誰に向かってアニメ化に踏み切ったのか。
※8 そう、iPhoneならね。
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( ‐ω‐) ......スゥ-ー―……
ズリ
( ‐ω‐) ......スゥ-ー―……
ズリ
( ‐ω‐) ......
ズリ
( ;‐ω‐) (ですよね。これで落着するわけないですもんね。楽しい百物語ですもんね)
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( ;‐ω^) チラッ
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:::::::::::::::::::::::: : i|: : ∨:::::::: i| :: r'洲\仆三三ニ= ̄ ̄ ̄ ''¨¨=三≡辷
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:::::::::::::::::::::::::::::::i| ,〃洲州Ⅳ¨: : : , ― 气\
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( ;‐ω^)
( ;‐ω^)
( ^ω^)
( ^ω^) (近すぎじゃないですかね???)
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( ^ω^) (どうすんのこれ?どうすんの?)
::::゚:::゚:: コロス......
( ^ω^) いや、君がどうするかは聞いてません
::::゚:::゚::
( ^ω^) あ、そっか。だるまさんがころんだだから、目を瞑ってないと近づいてこれないんだお。
::::゚:::゚::
( ^ω^) 対処法見つけたお!これなら怖いけど怖く無いお!!
( ^ω^) また勝ってしまった……敗北を知りたい……
::::゚:::゚::
( ^ω^)
::::゚:::゚::
( ^ω^) (……目を瞑れないから眠れない……これが敗北か……)
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(lll´ω`) (……どうしよ、めっちゃ眠い…………でも目を閉じたら確実に取られる…………)
::::゚:::゚:: マダ?
(lll´ω`) (めっちゃ待ちわびてる……)
::::゚:::゚:: ......ボォーヤー... ヨイコダネンネシナー ♪
(lll´ω`) (子守唄歌い出したお……日本昔話(※9)なつかし……)
::::゚:::゚:: 〜〜〜♪
(lll´ω`) (歌詞忘れてハミングになった……)
::::゚:::゚:: クマノコミテイタカクレンボー ♪
(lll´ω`) (エンディングに入った……)
::::゚:::゚:: イーイーナー イーイーナァー ニーンゲンッテ イーイーナァ......♪
(lll´ω`) (重い……だるまさん歌うと歌詞超重い……)
::::゚:::゚:: マダ?
(lll´ω`) (しつこ・・・・・・)
※9 日本各地の民話をアニメで映像化した『まんが日本昔ばなし』の意。
やたらと白米を山盛りにするじいさんばあさんが登場する。
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(lll´ω`) (どうしよ……このままだと僕が負けるお)
(lll´ω`) ……ちなみにどうやって殺すんですかお?
::::゚:::゚::: クウ
(lll´ω`) 食うのか〜〜脂乗ってるもんな〜〜
(lll´ω`) (……ぅわ……だめだ…………眠い………………)
(lll´ω`) (瞼が………………………)
(lll‐ω‐) (あっ…………)
(lll‐ω‐) (終わった……短い生涯だった…………)
(lll‐ω‐)
(lll‐ω‐)
(lll‐ω‐)
(lll‐ω‐) (……あれ、何も起きない?)
-
(lll‐ω‐) (そか……例の言葉を唱えなければ……大丈夫なのか……じゃあこのまま…………眠れば…………)
(lll‐ω‐) (…………だるまさんが……)
(lll‐ω‐) (…………あぶね、そう考えたらつい思い浮かべそうになる)
(lll‐ω‐) (だる……だるま……うう…………ダメだ………………)
(lll‐ω‐) (考えちゃいけないと思うほど考えちゃう…………耐えられない……………)
(lll‐ω‐) (何かでごまかさないと……そうだ霊は下品なのが苦手なんだお…………)
(lll‐ω‐) (びっくりするほどユートピ…………あ、だめだ…………金縛りにかかっててケツを叩けない…………)
(lll‐ω‐) (だる…………だるま………………)
(lll‐ω‐) (だるまさん………だるまさん…………あっ、あっ……ああっ……だっ、だっ……だるまっ…………)
-
( #゚'ω゚) だるまさんとセックス!! バッ
:::;゚:::゚:: ビクッ
( #゚'ω゚) だるまさんとセックス!! ジリッ
:::;゚:::゚:: タジ......
( #゚'ω゚) だるまさんとセックス!! (反復横跳びを始める)
::゚:::゚;::: 彡 クルッ......ズリ......
( #゚'ω゚) 逃がすかぃ!!
( #‐ω‐) だるまさんがころんだ!!
((( ::゚:::゚;::: !? グググ→
( #゚'ω゚) やはり反射的に寄ってきたか!己の特性を呪え!!
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ワロタ支援
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_人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人_
> <
> だ る ま さ ん と セ ッ ッ ッ ッ ッ ク ス ! ! ! <
> <
´ ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
/⌒ヽ∩
r( ゚'ω゚#)ノ _
└‐、 レ´`ヽ
ヽ ● ノ´`
( .(
`ー
::::゚:::゚::
::::゚:::゚::
::::゚:::゚:: えっ
-
( #゚'ω゚) 大体なんで僕が一方的に怖がらなきゃいけないんだお!!
( #゚'ω゚) 明日は日曜日なのに寝坊したらどうしてくれるんだお!!
( #゚'ω゚) 貧乏学生は録画機器持ってないんだお!!リアタイ視聴は遊びじゃないんだお!! ドンッ
( #゚'ω゚) この責任は体で払ってもらうお!! ジリジリ......
:::;゚:::゚:: ビクビクッ
( #゚'ω゚) 。o O (( ^ω^) やったお!思った通りだお!幽霊は下品な奴が苦手なんだお!!)
( #゚'ω゚) 。o O (( ^ω^) 一旦ペースを掴めばこっちのもんだお!もう怖くないお!)
( #゚'ω゚) (……それに落ち着いて見てみると……)
川;゚ ,゚)
( #゚'ω゚) (黒髪に奥二重のぱっちり釣目……の割に押しに弱そうなたたずまい……これは中々……)
(*^'ω^) …………フヒヒッ ジュルリ
川;゚ ,゚) ビクッ
-
(*^'ω^) さあ・・・・・・だるまちゃん・・・・・・おにいさんといいことしようね・・・・・・
川;゚ ,゚) タジ......
(*^'ω^) 抵抗しても無駄だお ジリジリ......
川;゚ ,゚)
(*^'ω^) フヒヒヒヒ……手も足も出ないとはまさにこのこと!!
川;゚ ,゚)
(*゚'ω゚) いっただっきむぁあああす!!! ガバッ
川;゚Д゚) ぎぃゃぁぁぁぁぁぁぁ!!!
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◎イメージソング:『島人ぬ宝』
https://www.youtube.com/watch?v=ALZsM7PBSOA
僕が生まれたこの島の空を
僕はどれくらい知っているんだろう
輝く星も
流れる雲も
名前を聞かれてもわからない
/⌒ヽ∩
r(*^'ω^)ノ _
└‐、 レ´`ヽ ィハヘトヽ
ヽ ● ノ´` (゚Д゚;川
( .( 〈 ヽ
`ー ゝy )
※名曲と共にまろやかな表現でお楽しみください
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でも誰より
誰よりも知っている
悲しい時も
嬉しい時も
何度も見上げていたこの空を
\ィーヤーサーサァッ/
∩/⌒ヽ
_ ヽ(^ω^*)7
γィソハ /`ヽJ ,‐┘
川;゚Д゚) ´`ヽ ● ノ
/ 〉 ) )
( yノ ー´
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教科書に書いてある事だけじゃわからない\ァーサーサーッ/
大切な物がきっとここにあるはずさ\ァーサーサーッ/
それが島人ぬ宝 \ィーャーサーサーッ/
_,..-――-:..、 ⌒⌒
/.:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::.\ ^^
/ .::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::..ヽ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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r( ::;;;;;;;;丿ノ _
└‐、::;;;;;;;;;レ´`ヽ
―''ー-―'――ー'''‐'ー'''―‐'―''''―ヽ :;;,、;;ノ´`―'''ー'-''――'`'
,, '''' `、 `´'、、, ''' (:::( ''' 、、,
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\ピリリリリリリリリリリ........./.
( ‐ω‐) , z Z ......
\ピリリリリリリリリリリ........./.
( ‐ω‐) , z......
\ピリリリリリリリリリリ........./.
( ‐ω‐)つ んん…… ポチッ
( ‐ω)~゚ むにゃ……もう六時半かお……
つ日
( ‐Д‐)~ ふぁ〜〜 やっぱり松太郎起きは辛いお……
( ‐ω‐) ……
( ^ω‐)
(^ω^ )
(^ω^ )
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なんというテンションww
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\ r'´ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄`、::. ___
l} 、:: \ヘ,___,_ ______/::.__| .|___________
|l \:: | | |、:.. |[], _ .|:[ニ]:::::
|l'-,、イ\: | | γ,iノハヽ^/⌒ヽ |::.. ヘ ̄ ̄,/:::(__)::
|l ´ヽ,ノ: | | 川 。‐ ,)(^ω^ ) l、:::  ̄ ̄::::::::::::::::
|l | :| | |,r'",´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`ヽ、l:::::
|l.,\\| :| | ,' :::: :::::.....::ll:::
|l | :| | | :::. .:::::::...:::|l::::.
|l__,,| :| | | :::. .::......:::|l::::
|l ̄`~~| :| | | |l::::
|l | :| | | |l:::: チュンチュン
|l | :| | | ''"´ |l::::
|l \\[]:| | | |l:::: チュン
|l ィ'´~ヽ | | ``' |l::::
|l-''´ヽ,/:: | | ''"´ |l::::
|l /:: | \,'´____..:::::::::::::::_`l__,イ:::: (※10)
(※10) 朝チュン。漫画、アニメ作品などで用いられるシーンスキップの手法。
登場人物が性的な関係を持ったことを示唆する際によく用いられるとされる。
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川 。‐ ,) グスングスン......
( ^ω^) だるまちゃ〜ん
て
川。゚ ,゚) そ ビクゥッッ
( ^ω^) あ〜え〜っとその〜〜〜
川。゚ ,゚) オドオド......
( ^ω^) ごめんね、うん。なんか。ちょっとね。うん。
川。゚ ,゚)
( ^ω^) えっ、責任?……え〜あ〜〜うん、とる。とんないとまずいよね、うん。
川。゚ ,゚)
( ^ω^) うん、うん?そうだな、一人目はやっぱり女の子が良いかな
-
川。゚ ,゚)
( ^ω^) へ〜そうなんだ〜。初めての怪奇現象だったんだ〜〜。
川。゚ ,゚)゙ コクコク
( ^ω^) なんかごめんお、初めてこんなやつで
川。゚ ,゚)゙ コクコク
( ^ω^) ……ところで、帰らなくていいの?もう朝だお?
川。゚ ,゚)
( ^ω^) あ〜〜〜〜そっか〜〜〜〜〜(※11)
(※11) だるまさんがころんだは『鬼に動いてるところを見つかった者は鬼に掴まる』というルールがある。
この怪談(?)に置いて鬼はブーンであるから、だるまさんはブーンに捕まったことになるのである。
捕まった者が解放されるには、別の誰かが鬼にタッチしなければならない。(ローカルで差異あり?)
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