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( ^ω^)百物語のようです2014( ω )
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( ^ω^)おいすー。今年も百物語の季節がやってきたおね。
( ^ω^)ここは百物語専用スレだお。開催日まではルール確認や質問等、自由に使って欲しいお。
・開催日は八月八日(金)から八月十七日(日)まで
※ただし投下できるのは八日〜十日と十五日〜十七日の金土日のみ。投下期間以外の本スレは作品の感想などご自由に使用してください
・作品はホラーでなくても幽霊、妖怪、人外などが出るならギャグでもなんでも可。
・レス制限は一作品30レスまで。それ以上は個別スレ建てをお願いします。
・ながらはNG。個別スレを建ててそこでやるのは可。もちろんVIPに建てるのもOK。
※個別スレ参加の場合
レス制限無し。
スレ立て
↓
百物語スレにて投下開始報告、URLを貼る
↓
投下終了後、百物語スレにて投下終了報告(その際、前の人の数字を引き継いで話数宣言)
・1人何話でも投下可!
※連続投下→次に投下する人がいないか確認を取り、無ければOK
※作品の投下間隔についてはルールはありませんが少し間を開けることを推奨します
・イラストでの参加も可!一話としてカウントします。
※ただし作品への支援絵は作品としてカウントしない
・開催時間は18時から翌朝7時まで
・話が終わったら本スレ(自分でスレを立てた人はそのスレでも可)で蝋燭のAAを貼る
過去の百物語のまとめ
( ^ω^) ブーン系図書館主催・百物語のようです ( ω )
http://iroirotunpeni.blog11.fc2.com/blog-entry-521.html
( ^ω^)百物語のようです2012 in創作板( ω )
http://boonbunmaru.web.fc2.com/collaboration/dreadful_story/dreadful_story.htm
( ^ω^)百物語のようです2013( ω )
http://mzkzboon.blog.fc2.com/blog-entry-755.html
( ω )なお、こちらは何があっても責任は負いませんので、自己責任での投下、閲覧をお願いいたしますお
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( ・∀・)「戸がいよいよ外れそうだね。ねえ、旅人さん」
( ・∀・)「残念だけど、君の旅はここまでだよ」
( ・∀・)「でれの姉に切り刻まれるか、私に食べられるか。一体、どっちが早いだろうねえ」
(
)
i フッ
|_|
( ・∀・)三人の村のようです 終わり
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分かっちゃいるけどって感じだな
いいね、乙
-
良かったよ
おつ
-
オチが分かっていても怖いな、乙
-
乙
途中まで残りの一人がTさんなオチを期待してたけどそんな救いはなかった
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支援絵です
>>158-179
( ´_ゝ`)送りぬ、迎えぬ(´<_` )
のようです
http://boonpict.run.buttobi.net/up/log/boonpic2_1553.jpg
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ξ∪゚⊿゚)ξちゃんがいい感じに犬っぽくてかわいい乙
十一本目
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/⌒ヽ
(^ω^ ) 「百物語に関する重大なお知らせ……?」
o□と
.,、
(i,)
|_|
-
百物語2014実行委員会のドクオ委員長は10日、
かねてからの課題であった「企画終了時に余ってしまったろうそくの使い道」に関して
流石家の全面協力のもと、『全国おしおき☆ローソクプレイ行脚』を実施するとの会見を行った。
ドクオ氏はこの施策について、
('A`) 「夏休みでだらけがちなブーン系作者に対して優先的に派遣を行います。
企画への投下促進・企画後の燃え尽き防止が狙いです。
別に妹者ちゃんのボンデージ姿が見たいとかそんなことは全然ないですフヒッヒヒヒ」
と、気持ち悪い笑みを浮かべながら説明。最寄りの交番へと連行されていった。
代理として会見を引き継いだ素直クール副委員長は、
倫理上問題があるとして、妹者さん、姉者さんの参加は見送ると発表した。
会見には、派遣のすべてを一人で担うこととなった
流石母者さんが特注サイズのボンテージに身を包んで登場。
圧倒的な佇まいに言葉を失った報道陣に対し、
@@@
@# _、_@
(* ノ`) 「こんな格好、恥ずかしいったらないね」
と、きまりが悪そうにモジモジとしながらコメントした。
同席した流石父者さんの、
彡⌒ミ
(* ´_ゝ`)「よく似合ってるよ、はーたん」
という惚気けた一言には、耳まで赤く染めた顔を俯け黙りこくってしまうなど、
女性らしい一面も覗かせ、会見場は一層の静寂に包みこまれた。
照れ隠しの掌底をこめかみに受け病院に搬送された父者さんを見送った後、母者さんは
@@@
@# _、_@
( ノ`) 「身に余る大役ですが、これもブーン系のため、心を鬼にして頑張ります」
と力強い意気込みを口にし、会見場をあとにした。
全国行脚は百物語終了後の18日午前7時から行われる見通し。
現時点で残っているろうそくの数は89本。ブーン系作者の身の安全を確保するため、1作でも多くの投下が望まれる。
なお、「普段から鬼じゃん」とうっかりつぶやいてしまった流石兄者さんが
報道陣の目の前で見えない速度の何かに襲われ死亡。
「百物語の怪奇」だとして、うかつな発言は慎むよう注意が呼びかけられている。
-
/⌒ヽ
(;^ω^ ) 「か、書くんだおーーーーーーー!!!!
O 間に合わなくなっても知らんおーーーーーーーーーーー!!!!!」
(
)
i フッ
|_|
-
.,、
(i,)
|_| 恐怖のプリクラ
〜〜
( ^ω^)「僕プリクラとるの初めてだお」
(´・ω・`)「消しゴムで髪の毛のところを擦ると茶髪になるらしい」
('A`)「へぇ〜、ものしりだな」
( ^ω^)「あ、シャッターが降りるお」
ハイチーズ
( ^ω^)('A`)(´・ω・`)
パシャッ
「
( ∧ω∧)("A“)(´●ω●`)
」
(;^ω^)(;'A`)(;´・ω・)「こわっ!」
〜〜
(
)
i フッ
|_| おわり
-
乙
目だけぱっちりに修正されるあれか
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十本目の蝋燭の導入のやり方が洒落ていて好きです
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恐怖のプリクラが12本目だとおもうので、13本目投下させていただきます
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13本目
.,、
(i,)
|_|
やさしいおにいちゃんのようです
-
私のお兄ちゃんはいつもニコニコ
とっても優しい優しいお兄ちゃんなの。
お母さんがケーキを二つ買って来て、私が自分の分だけじゃ物足りなそうな顔をしていると、お兄ちゃんはいつもニコニコしながら「僕はいらないから、たべていいよ」と言って譲ってくれるの
私がお兄ちゃんのオモチャやゲームを壊しちゃった時でも一度も怒ったことがない
そんな優しい私のお兄ちゃん
でも、私はどんな時でも何をされてもニコニコしているお兄ちゃんを「気味が悪い」と感じるようになってしまったの
-
だってね、私。小学四年生の時、学校で見ちゃったの
お兄ちゃんが準備室でいじめられているのを。
私はお兄ちゃんを助けなくちゃと思って、準備室のドアを開けようとしたの
でもね、ドアは開けられなかったの
鍵がかかっていたわけじゃないのよ
開ける必要がなかったの
いじめっ子たちに気付かれないように、私が部屋を覗いていたら、お兄ちゃんが私に向かっていつも通りニコニコしたから
-
そんなのっておかしいじゃない?
その光景を見た時、私、「お兄ちゃんは人間じゃないのかもしれない」と思ってしまったの
なんだか人間の皮を被った他の生き物なんじゃないだろうかって。
それまでは交換ノートをする程仲が良かった私たちは、一切喋ることは無くなった
私がお兄ちゃんをいないものとして避けたから。
「きっとお兄さんは寂しがっただろうね」と、みんなは言うけど
いいえ、そんなことは無いの
だってだってだって、私が避けはじめたその日からでさえも、お兄ちゃんは、ニコニコしていたんだから。
-
小学四年生から始まった私のお兄ちゃん嫌いは高校一年生になった今でも、いや、昔よりも酷くなっていた。
川д川「ミセリちゃんって、本当お兄ちゃんと仲悪いよねー」
ミセ*゚ー゚)リ「うん、本当気持ち悪い。なんかヘッドホンつけてニヤニヤしてたりするし、というか何しててもニヤニヤしてるんだもん」
川*д川「でもすっごく頭いいじゃん、あの国立vip大学受かったんでしょ?超羨ましいよ、うちのお兄ちゃんはダメダメだったからなぁ」
ミセ;*゚ー゚)リ「頭は確かに良いけど、友達1人もいないんだよ?年賀状だって誰からも来てないし、部屋に『正しい友達の作り方』って本があるくらいなんだから!」
川;д川「それは確かにすごいね…」
ミセ*゚ー゚)リ「でしょ?だから本当無理、同じ家に住んでることがあり得ない」
川д川「あれ?お兄ちゃん1人暮らしするとか言ってなかった?」
ミセ*゚ー゚)リ「そうなの!それでお母さんが引越しの手伝いしてあげなさいとか言ってきてさー、もう最悪だよ。今日家帰ったら手伝わなきゃいけないの」
川д川「まぁまぁ、これが終わったらバイバイなんだし、最後くらい良いじゃない」
ミセ;*´ー`)リ「そうだけどさぁー…あー、憂鬱」
-
(-_-)「貞子」
川д川「あ、お兄ちゃん」
(-_-)「友達か?」
川д川「うん、そうだよ」
(-_-)「これはこれは…初めまして、妹がいつもお世話になってます。僕は貞子の兄のヒッキーです」
ミセ*゚ー゚)リ「どうも初めまして、貞子ちゃんの友達の高知ミセリです」
(-_-)「高知…?もしかして、ミルナ君の妹さん?」
ミセ;*゚ー゚)リ「えっ、あ、そ、そうですけど…」
(-_-)「そっかそっかー!懐かしいな、僕、中学の同級生なんだよ。ミルナ君元気にしてる?」
ミセ*゚ー゚)リ「元から元気があるタイプではないから元気にはしてませんね。生きてはいます」
(-_-)「生きてるなら良かったよ、同窓会とか来ないから心配でさ」
ミセ*゚ー゚)リ「あぁ、兄は友達いませんからそういうイベントには参加しづらいんだと思います」
(-_-)「ミルナ君、ちょっと変わってたもんなぁ」
川#д川「お兄ちゃん、そう言うこと言わないの」
-
ミセ*゚ー゚)リ「学校でもニヤニヤしてるんですか、もしかして」
(-_-)「ニヤニヤ?」
ミセ#゚ー゚)リ「もう本当気持ち悪いですよね、あれ。やめて欲しいったらありゃしない」
(-_-)「ミルナ君って、笑えるの?」
ミセ;*゚ー゚)リ「…え?」
(-_-)「僕、三年間同じクラスだったけど、ミルナ君が笑ったとこみたことないよ」
ミセ*゚ー゚)リ「ははは、まさかぁ!」
そんな訳がない、だって私が知ってるお兄ちゃんはいつもニコニコしかしてないのに
-
(;-_-)「ミルナ君、いつも無表情でノートを一心不乱に書いてたんだよね。だから、ちょっと皆に怖がられてたっていうか…」
川#д川「ノートをどんな顔で書こうが勝手じゃ無いのよ、お兄ちゃんのクラスの人達の方が可笑しいんじゃないの?」
(;-_-)「いや、だってそのノートには……」
ミセ;*゚ー゚)リ「そのノートに、兄は何て書いていたんですか?」
-
(-_-)「…僕を含めたクラスメイトの名前が全員分書いてあって、名前の隣に『正』の字が書いてあるんだよ。まるで何かをカウントしているかのようにね」
.
-
ガチャン!
ミセ;*゚ー゚)リ「はぁはぁ…ただいま!」
J( 'ー`)し「ミセリおかえりなさい」
ミセ;*゚ー゚)リ「母さん!お兄ちゃんは!?」
J( 'ー`)し「まだ帰ってきてないわよ、段ボールに荷物つめといてあげなさい。段ボールはもう二階に上げといたから」
ミセ;*゚ー゚)リ「わかった!」ドタドタドタ!
J( 'ー`)し「…あら、今日はえらく素直ねぇ」
-
ガサガサガサガサッ!
ミセ;*゚ー゚)リ「ないじゃないのよ…」
本棚も引き出しの中身も全部全部引っ張り出して、整理整頓された部屋をグチャグチャにしてしまった
でも、それでも見つからない。
こんなに探しても無いのだ、つまり、そんなもんは存在していなかったんだろう
ミセ*゚ー゚)リ「…阿呆らしい、普通に考えればそんなノートある訳ないじゃないの」
とりあえず、部屋を荒らしてしまったし、お兄ちゃんが帰って来る前に片付けないと…
-
部屋の惨状を見渡していると、ふと、お兄ちゃんの部屋の壁にかかっている絵が目に入った
ミセ*゚ー゚)リ「…これ、私が幼稚園の時に書いてあげたお兄ちゃんの絵だ」
お兄ちゃんの部屋に入ったのなんて、小学生以来だったからこんなに大切にしてくれていたなんて知らなかった。ご丁寧に立派な額に入っている。
ミセ*゚ー゚)リ「……でも、1人暮らしに持ってかないよね。外して物置部屋にでも持っていこう」
グイッと、額ごと絵を取り外すと、違和感を感じた
-
ミセ;*゚ー゚)リ「これ、重すぎない?」
それに、絵のサイズに比べて額が大きすぎるきがする
ミセ;*゚ー゚)リ「まさか、ね」
そんなことはないだろうと思いながら、額の裏を外す
まぁ、あるわけ無いって分かっては居るんだけど念のため、念のた…
ガッシャアーン!
.
-
どうやら、額の表面はガラスで出来ていたらしい。床に落とした拍子に粉々に割れてしまった
私は膝から床に崩れ落ちた、生まれて初めてだ、こんなに手が震えるのは。
ガラスが割れた音にびっくりしたわけじゃない
そんなのはどうだっていいの、だって
ミセ;゚ー゚)リ「…お兄ちゃん、嘘でしょ?」
今この瞬間、ヒッキーさんが言っていたノートは、存在していたことが実証されてしまったのだ
それも
「2冊もあるなんて…!」
-
一冊は普通の大学ノート
もう一冊はお兄ちゃんが使うには可愛すぎるノートだった。
私は、まず大学ノートの中身を確認することにした。
ミセ;*゚ー゚)リ「本当にクラスメイトの名前が書いてある…」
ヒッキーさんの話していた通り、名前の隣には数をカウントするための『正』の字が書かれていた
でも、なんのカウント数かは分からなかった。
ミセ*゚ー゚)リ「どういう意図で、何をカウントしているんだろう…」
お兄ちゃんの性格を考慮したら、もしかしたら相手から挨拶してくれた回数とかをカウントしてたのかもしれない。さっきまでは悪い方向にしか思考が展開しなかったが、良く良く考えればお兄ちゃんの性格上あり得ないと分かることだったのに。
うん、だってだってお兄ちゃんは性格はいい人だもん。絶対そうだわ
*ミセ*゚ー゚)リ「くだらないことで悩んじゃったなぁ、あはは」
多少無理矢理でもそう信じたかった、昔好きだったお兄ちゃんを、私は信じたいのだ
-
ミセ*゚ー゚)リ「…でも、もう一冊は何のためのノートなんだろ?」
まぁ、さっきのノートじゃ足り無くなって、続きを書くためのノートなのかも…?
ミセ*゚ー゚)リ「どれどれっと…」
ペラッ
-
【『ケーキをミセリにあげた』
正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正正】
-
.,、
(i,)
|_|
百年の孤独のようです
-
ごめん
リロードしてなかった
改めて投下する 許してくだせぇ
-
ミセ;゚ー゚)リ「きゃあ!?」
なになになになに、気持ち悪い気持ち悪い!
何なの、今のページは…ページにビッシリと『正』の字が…!
「ミセリ」
ミセ;゚ー゚)リ「!!!」
後ろから、お兄ちゃんの優しい声がした。久々に名前を呼ばれた気がした。
だって、お兄ちゃんは私が嫌がることは絶対にしないから、私がお兄ちゃんを避け始めたその日から声をかけてくることはなかったのだから。
その優しい声は、今見た物は悪夢が見せた産物だったのかもしれないと思わせてくる
昔はねれない時、私が寝るまでお兄ちゃんは絵本読んでくれたことを思い出す
お兄ちゃんの声は、私の心をなだめてくれる。
でも、今は違う。振り向くことさえできない。声も、出せない。動悸もとまらない。
-
「おや、部屋中ガラスまみれじゃないか。額を割ってしまったんだね、怪我はないかい?」
お兄ちゃんの私への接し方は、私がお兄ちゃんを大好きだった時のまま止まっているかのようで。
ミセ;゚ー゚)リ「…うん、大丈夫」
「あぁ、それは良かった」
何年振りかの会話をして、私はお兄ちゃんとどうして今まで仲良くしてこなかったのだろうと後悔した。
だってお兄ちゃんはニコニコしていつも優しくて
( ゚д゚ )「ところでミセリ、その可愛いノート、何か書いてあった?」
こんなふうに無表情で、妹の首を締めるような人じゃなかったハズなのに。
-
ギュウギュウと首に力が加えられていく
ミセ;ー;)リ「ごめんなさ、お兄ちゃ…!」
( ゚д゚ )「謝る必要はないよ、ミセリ。俺は貸しを返してもらえればいいんだから」
ミセ*;ー;)リ「貸しって…?」
お兄ちゃんの力は、だんだんと強くなってきていた
( ゚д゚ )「今まであげたケーキ分、ゲームやオモチャを壊しても許してあげた分とか…」
ミセ;ー;)リ「ケーキも、ゲームもっ…弁償す、るから…」
意識が段々と途切れ途切れになってきた、あぁ、これは本当に…
( ゚д゚ )「……本当は、そんなのどうでもいいんだけどね。幼稚園の時、ミセリが僕とした約束を破ったからいけないんだよ?」
ミセ;ー;)リ「やく、そく……?」
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ミセ*゚ー゚)リ『おにいちゃん、これ、かいたの、あげる』
( ;゚д゚ )『なにこれ、俺?似てないな』
ミセ*゚ー゚)リ『だってニコニコのおにいちゃん、みたことなかったから』
( ゚д゚ )『想像で書いたってことね』
ミセ*゚ー゚)リ『おにいちゃんも、この絵みたいにいつもニコニコしてくれたら、ミセリも…モゴモゴ』
( ゚д゚ )『なんだよ、もごもご言ってたら分からないよ』
ミセ*゚ー゚)リ『だーかーら、この絵みたいにえがおだったら、ミセリ、おにいちゃんだいすきになるのに!』
( ゚д゚ )『……ふーん』
ミセ#゚ー゚)リ『ふーん、ってなにそれ!ひどい!』
( ゚д゚ )『いや、大好きになってくれるの?いつも怖がって近付かないくせに?』
ミセ*゚ー゚)リ『なるよ!』
( ゚д゚ )『…わかった、じゃあいつでもどんな時でもニコニコしてあげるよ』
ミセ*^ー^)リ『わーい!やったやったー!』
( ゚д゚ )『これはギブアンドテイクだからな、ミセリ』
ミセ;*゚ー゚)リ『おにいちゃん、あたまいいからってむずかしいこといわないでよー』
( ゚д゚ )『まぁ、つまり、これは契約として成り立っているってことだ。俺はニコニコして優しいお兄ちゃんになってやる、その代わりミセリはいつまでも俺のこと好きでいるんだぞ?いいな?』
ミセ*゚ー゚)リ『うん、いいよー』
-
( ゚д゚ )『もし、ミセリが約束を破ったら…』
ミセ*゚ー゚)リ『やぶったら?』
( ゚д゚ )『俺以外、ミセリを愛せないようにしちゃうよ?』
ミセ*゚ー゚)リ『なにそれ?どういうこと?』
( ゚д゚ )『大丈夫、そうなったとしても、俺だけはミセリの優しくてニコニコしたお兄ちゃんでいてあげるからな』
ミセ*゚ー゚)リ『ふぅーん?よくわかんないけど、わかったー!』
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あぁ、そうだった…、約束したのに、なのに私ったら
( ゚д゚ )「思い出したか?ミセリ」
ミセ;ー;)リ「思いだ……したっ…」
ミセ;ー;)リ「だから、だから…だからお兄ちゃん、あの時も…!」
( ゚д゚ )「…あぁ、それか。じゃあ、その話を最後に読み聞かせてあげようか」
-
爪'ー`)y-『ミルナ、お前本当気持ち悪いな!』
从 ゚∀从『笑えねーのかよ、お前はよぉ!』
(´・ω・`)『人間じゃないんじゃないの?』
( ;゚д゚ )『痛い…痛いよ…やめて…』
从 ゚∀从『だったら笑ってみろよ、なぁ!』
(´・ω・`)『中々無茶な要求だけどね、この状況で笑えって』
爪'ー`)y-『俺は面白いけどな』
(´・ω・`)『まぁ、やってる側だからねぇ』
-
( ;゚д゚ )『おれの笑顔は1人にしか見せないって決めて…!?』
ジッー…
ミセ;*゚ー゚)リ
( ;゚д゚ )(なんで此処にミセリが!?まさか、乗り込むタイミングを狙ってるのか!?)
从#゚∀从『意味わかんないこと言ってねーでさっさと…』
『うっせーな、いま、笑ってんだろ』
(;´・ω・`)『って、ええ!?』
爪;'ー`)y-『おま、それが笑顔か!?』
ミセ;゚ー゚)リ『…』
ダッ!
( ゚д゚ )(…ふぅ、笑顔に安心して逃げたか…)
从 ゚∀从『よくこんな状況で笑えたな、お前変態だったのか?あははは!』
( ゚д゚ )(ミセリに虐められてるのばれちゃったなぁ…まぁ、普通にしてればいいか)
-
『ミセリ、おはよう』
ミセ*゚ー゚)リ『…』
『ミセリ、僕の分のケーキもたべていいよ』
『ねぇ、ミセリ』
『ミセリ』
『ミセリ』
ミセ#゚ー゚)リ『…話しかけないでくれる?』
-
( #゚д゚ )『くっそ、なんだよミセリの奴!これからは俺の分のケーキを食べたら貸しにしてやる!』
( #゚д゚ )φ『この使わなく交換日記に、アイツへの貸しをメモしといてやる!』カキカキ
( #゚д゚ )『このノートが、貸しの『正』の字で一杯になった時!そう、その時こそ!』
( #゚д゚ )『幼稚園の時の約束は破られたとして、あれを実行してやる!』
( ゚д゚ )『…ま、ただの反抗期だろうし、すぐ仲直りするだろうけど』
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あばばば
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( ゚д゚ )「…そう、どうせ一過性の反抗期だろうと思ってたんだ」
( ゚д゚ )「でも、あのノートは結局『正』の字で埋まってしまったんだ」
( ゚д゚ )「ミセリが『僕の大切な額を割ってしまった』、という貸しでね。だから、契約通り、ミセリは僕以外には愛してもらえないようになってもらったよ」
ミセ-ー-)リ
( ゚д゚ )「ミセリ」
ミセ-ー-)リ
( ゚д゚ )「…僕の分のケーキ食べるか?お前、チョコケーキ好きだもんな。食べていいぞ」
ミセ-ー-)リ
( ゚д゚ )「ミセリは、本当に僕の読み聞かせが好きだなぁ。寝れない夜はいつも絵本を読んであげたよね、覚えてるかな、ミセリ」
ミセ-ー-)リ
( ゚д゚ )「ミセリ」
-
( ゚д゚ )「ミセリミセリミセリ」
ミセ-ー-)リ
( ゚д゚ )「…一人は、さみしいだろ、ミセリ?おれの気持ち分かってくれたか?お前に嫌われたときの俺の気持ちが」
ミセ-ー-)リ
( ゚д゚ )「…ま、分かんないよな。ミセリには俺の気持ちなんか」
ミセ-ー-)リ
( ゚д゚ )「…お前は本当、仕方のない妹だよ、ミセリ」
ミセ-ー-)リ
( ゚д゚ )「…はぁ、まったく。どーせ、1人で泣いているんだろ?」
ミセ-ー-)リ
( ゚д゚ )「でも、大丈夫だよ、ミセリ。昔みたいに、すぐに慰めに行ってあげるから」
「なんたって、俺はどんな時でも、なにをされても、お前だけの優しいお兄ちゃんだからな」
.
-
(
)
i フッ
|_|
13本目、お終い
-
| \
|Д`) ダレモイナイ・・トウカスルナラ イマノウチ
|⊂
|
-
乙乙
-
十四本目
.,、
(i,)
|_|
百年の孤独のようです
-
私は獣として長年つまらぬ人生を送ってきた。
産まれた時は覚えておらぬし、今年で幾つになるかもわからない。
生態系というものは強弱をして生を得る時があり私もその環のなかにひっそり佇んでいる。
/ ,' 3
(*゚ー゚)「ほら、よく見なよ。可愛いだろ?」
(,,゚Д゚)「そうか?俺にはよくわからんぞゴルァ」
仲睦まじい夫婦が草原に寝ていた私をみつけて微笑んでいる。
夫の逞しい身体に寄り添う女が嬉しそうにはしゃぐ。
(*゚ー゚)「うちの娘がもうちょっと大きけりゃあねぇ」
(,,゚Д゚)「今ならこいつに食われちまうな」
どうやら夫婦の間には小さな娘がいるらしい。
-
(*゚ー゚)「珍しい生き物だしなんだか高く売れそうだねぇ」
(,,゚Д゚)「そうだな…城下に珍しい物を引き取ってくれる店があったなゴルァ」
私はすこぶる嫌な予感がしたが黙っていた。
人間は昔から私を見てひとしきりはしゃいだ後に見世物にしたり食料したりしようとするのだ。
/ ,' 3
(,,゚Д゚)「よし、ちょいとその店に持って行って見るぞゴルァ」
ズルズル…
(,,゚Д゚)o,..,,,,_
/ つ/ ,' 3 `ヽーっ )))
し―-,l ⊃ ⌒_つ )))
`'ー---‐'''''"
-
('A`)「いらっしゃいやせ」
連れて行かれたところはどこかの商店だった。
店内は薄暗く様々な商品が足の踏み場もなく並んでいた。
('A`)「……荒巻か」
店主は目の細い背丈がひょろ長い男だった。
私をじっと見て少しだけ、そう、少しだけ笑った。
('A`)「旦那この荒巻、お引取りですかい?」
(,,゚Д゚)「こいつ荒巻って言うのか? 引き取ってくれるなら頼むゴラァ」
('A`)「旦那が良いってんなら」
(,,゚Д゚)「どれ位の値打ちになるんだゴラァ?」
('A`)「こいつはちょいと餌が高くてあんまり多くは出せませんな」
-
('A`)「ありがとうございやす」
客の男を見送ると店の主人は私を眺めてまた少しだけ笑った。
/ ,' 3
('A`)「……何を食べたい?」
/ ,' 3
思えば少し腹が減っている。
私は雑食なのだが好物といえば肉だ。
('A`)「…生き物なら何でも食うのかねぇ」
-
(,,゚Д゚)「…」
(*゚ー゚)「あんた、気をつけるんだよ」
('A`)「おや、旦那。お久しぶりですねぇ」
/ ,' 3
店先で店主と男と女。
男はどこかで見た顔だった。
私をこいつに売った男だ。
甲冑を着て馬に乗っている所を見ると戦に行くらしい。
(,,゚Д゚)「必ず帰ってくるぞゴルァ」
/ ,' 3
少しだけ、少しだけ、食った。
-
肉というものを人間たちは形あるものと思っているようだ。
店の店主は何処からともなく肉を仕入れて来ては私によこす。
何の肉かくらいはわかるが、店主はどうも勘違いしているらしく
('A`)「今日は美府の女郎の肉だ、ほれ」
とやたら人間の身体をよこすのだ。
違う、違うのだ。
人の肉を食べる時は【外】から食べるのだ。
【外】というのを人間は運だとか幸せだとかあくまでも存在しないものとして扱っている。
私にとってそれが人の【肉】なのだ。
よくわからない、というものもいるだろう。
一つだけ言えるのは私に肉を食われた人間はあまり長生きしない、ということだ。
-
('A`)「ほら、餌だ荒巻」
/ ,' 3
しばらくしてどこかで嗅いだ事のある匂いがする肉を店主が持ってきた。
肉は酷い状態で私はあまり口をつけなかった。
('A`)「旦那ぁ、どうやら嫌われてますぜ」
少しだけ、また店主が笑った。
-
しばらしくして私を買いたい、という女が店へやってきた。
川 ゚ -゚)
が、それはまた別の話だ。
-
(
)
i フッ
|_|
十四本目、お終い
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ID:UbyIhszM0 さん割り込んで申し訳ない
以上です
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十三本目のミルナは適任ぽくて良かった
好きだなー乙
十四本目はドクオも裏があるなら荒巻を買いに来るクーにもなんかあるって事かな
とにかく乙
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あぁ、アラマキ……そういう事だったのか。
乙乙
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( ;^ω^)いやー、挨拶に来ると言ったのに遅れてスマンお。
( ^ω^)改めて、時間になりました。これにて第一部を終了したいと思いますお。
( ^ω^)みなさん三日間お疲れ様でしたお。第二部の開始まで、しばらく休憩になりますお。
( ^ω^)なお、第二部は十五日からの開始となりますお。
それまでの間、本スレは作品に対する感想や支援絵など、作品投下以外であれば自由に使っていただいて結構ですお。
( ^ω^)それでは、また後ほどお会いしましょう!
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>>309さん、支援絵ありがとうございます!
保存させて頂きました
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支援
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支援
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投下や挨拶乙
続きはまた週末か
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この祭も年々衰退していって寂しいなぁ
もう一作書くか……
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ブンツンドーの百物語ページ綺麗だなあ
しかももういくつか掲載されてたよ
皆で載 ら な い か ?
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書きたいけどネタがない
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怖いの書けないから仕掛けに頼りがちだったのに仕掛けすら思いつかない
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もう一作なんとか書けた
早くこい!週末!
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見てるよ
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明日からまた百物語後半が始まる前に、今んとこの感想をメモしてるんだけどせっかくだからここに書いてよろしいですかな?
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カモン
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おねがいします
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ありがとう
ではちょいと整頓してから投下します
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ラインナップはこうですな
>>112 望まれずクリーチャーのようです
>>144 蜂のようです
>>158 ( ´_ゝ`)送りぬ、迎えぬ(´<_` )のようです
>>185 ('A`)ささやかな復讐を、のようです ( ^ω^)
>>220 少女甘美のようです
>>224 ひと皮めくれば容易く翻弄される弱い人達のようです
>>252 電車の中で、のようです
>>264 げんごこうのようです
>>280 沼の噂のようです
>>293 三人の村のようです
>>311 ( ノ`) ろうそく片手に母者さんがみんなの家にやってくるようです
>>314 恐怖のプリクラ
>>318 やさしいおにいちゃんのようです
>>353 百年の孤独のようです
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ちなみにまとめ様は>>73だよん
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>>382
ごめんそういうのも書くべきだったか
以下感想、ネタバレ注意
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>>383
いや、俺が勝手に足しただけ
こっちこそすまんかった
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1
望まれずクリーチャーのようです
昔から頭の良かったくるう。
産まれた時からの記憶を持ち、学校ではテストも満点、医者を目指して就職もした。
だがその目的は…
人は自分と違う人種を前にすると見なかったことにする、怪物扱いしてしまう。
くるうを認めてくれた人に対する裏切りと、本当に認められたかった人からの裏切りにやるせなさを感じた。
ドクオが一緒にいる理由はただのフィーリングみたいなもんかと思ったがどうやら後に判明することとなった。
2
蜂のようです
昔からの友達と朝までオールで馬鹿話。
ファミレスでだべるのは若い頃の特権かもしれない。それなのにその帰り道で…
人は飛んでくるものに対して異常なまでの怖さを感じるという。超密室で起こる、当人にすればパニックホラー。
気持ちはわかる。でも道路まで止めたらだめだろ。
ところで蜂が喋るのは深読みしていいのだろうか…?
-
3
( ´_ゝ`)送りぬ、迎えぬ(´<_` )のようです
離れて暮らす双子に降りかかる同じような出来事。しかしその結末は全くの別物で…
小ネタを挟みながらも中身は正統派昔話といったところ。
日本語って難しいね。なんつーか兄者乙…恒例とはいえ。
>>309にて支援絵あり。
4
('A`)ささやかな復讐を、のようです ( ^ω^)
学生時代をいじめられて過ごしたドクオは、大学に入ってやっとその苦しみから開放された夏休みを過ごせるようになった。
たまに思い出すのは憎いあの同級生…そんな束の間の平和を壊しにきたのも、やはりその同級生だった。
子供の頃の思い出は意外と曖昧で、こういうものなのかもしれない。
失って気付く事もある。ブーンもドクオも、それぞれ歪んだ気持ちで青春を過ごしたのかと思うと…
まだやり直せる分、このドクオには強く生きてほしい。
-
5
少女甘美のようです
『女の子はお砂糖とスパイス、素敵ななにかで出来ている。』と彼女は言う。
一見して早熟な少女の元に通うのは、仕事の一環なのだ…それ以外に理由など…
文体から滲み出る独特の雰囲気につい呑まれる。処女性を残しながらも彼女の求めたもの…いや、なにかは、常識を覆すラストによってきっと達成されたのだろう。
好きな人を食べる話は多いが、その逆はあまり見ない気がする。
常識人なAAキャラがメインなのも完成度のポイントか。
6
ひと皮めくれば容易く翻弄される弱い人達のようです
妊娠が発覚した主人公。その日から彼女の心は少しずつ世間から解離していく…
前半戦のなかでは若干大人向けな話。
死産と明言された赤ちゃんが育っていく理不尽さと、主人公がそのお腹の声に耳を傾けていく違和感。
はたからみれば妊婦のヒステリーなのかも知れない。
そして同じ妊婦でも境遇の違う友と比べてしまい、挙げ句に産まれて来たのは…?
見返してみるとどうやら1の話しにも繋がる節がある。そうなるとこの話もまた違って見える。
-
7
電車の中で、のようです
うら若き二人の女性が乗り込んだ電車で何故か空いている座席…そこに座るのは?
冷静に考えると考えられなくもないシチュエーションが良い。
たまにある、なぜか座る気にならない椅子。もしかしたらそこには先客がいるのかもしれない。
8
げんごこうのようです
酒好きの前に現れるという幻のお酒。一口飲めばたちまち虜になるという…
自分もお酒を飲むからか描写が良かった。
全体を構成する語り口調に、まるで向かい合って喋っているかのような錯覚に陥る。
魂は美味しいのだろうか?
もしこれを貴方が見付けても、匂いを嗅ぐだけで止めておこう。
さもないと…
-
初投下しようと頑張って考えて見たが浮かばない
やっぱ発想力ある人ってすげーよ
-
9
沼の噂のようです
とある田舎の学校イベントで起こる事件。子供を見守るために働く大人を嘲笑うかのように…
子供を引率する先生を襲った悲劇。
湖や池と違って、沼というのがまた嫌な気持ちになる。
…これ実話ですか?
私事ではあるが、昔、同じように雑木林で朝まで見つからなかった当時の先生のことを思い出した。
その人もこれと似たようなこと言ってたんだが。
10
三人の村のようです
台風のなかやっと見つけた一軒のお宅に雨宿りさせてもらった主人公。
『ここには三人の村人が住んでいる』
暇潰しに語る家の主の話を聞くうちに…
蝋燭の使い方がまず上手い。
これで一気に話に入り込む人もいるであろう正統派怪談。
狂人がどこまで狂人なのか、普通の人には計り知れない。彼が語る内容がどこまで本当なのか?
まだなにか裏がありそうな気がするので深読みするのも楽しそうだ。
-
11
( ノ`) ろうそく片手に母者さんがみんなの家にやってくるようです
ブーンの元に届いた百物語に関するお知らせ。その驚愕の内容とは…
後半戦も頑張れ!間に合わなくなっても知らんぞー!!
12
恐怖のプリクラ
仲間と撮る写真はテンションが上がる。ほら、写るよ!
もはや別物である。
-
13
やさしいおにいちゃんのようです
いつもニコニコしていたおにいちゃんは彼女の自慢だった。でもそれはやがて成長と共に異常性として映るようになってしまう。
思春期にありがちな子供の心変わりは家族だろうと戸惑ってしまう…んだけど。個人的にミルナをもってきたのは良かったと思う。
これでタイトルと冒頭に疑問符が浮かんで、途中はやっぱりか〜と思いながら読んでた…とか思ったら想像よりも実際気持ち悪かったです。そうだよな。
でもミルナのそうなった経緯も分からなくもないし、ミセリとヒッキーの会話もどことなくリアルに感じる日常感があって良かった。
14
百年の孤独のようです
草原で一組の夫婦が見付けたのは珍しげな生き物。持って帰ればペットになるか?金になるか?
ほんのり可愛らしい生き物の餌は…
人間の物差しで測ってはいけないものもある。なにも食べ物は物体とは限らない。
時は江戸風、こちらもキャラの口調から雰囲気が漏れてくるのが良い。
人が持つ運を喰らうことで長い年月を生きるも、それは身近な者の未来を奪うジレンマに繋がるのか…。
クーはしぃの娘かな?と思うけどどうだろう。
-
感想おわり。お粗末様でした
>>384
いやー、そんなことないよありがとう
>>389
ほんとそう思うわ
読んで色々想像する分にはいいんだけど、書くとなるとハードル高い……
そんな意味で12は発想勝ちな気がする
俺らには思い付きそうで思い付かねーw
-
乙乙 第二部前に感想あるとモチベもあがるよ
因みにあれ?投下された作品って十五本じゃなかったけ? と思って勝手にゾクッってなった
更に言えば十四本だったうえに俺も一本投下してた
-
>>394
それ俺も途中で思ってた。あれ、一つ足らない…って
でも数えても合ってるからそのままやったけどなんだろう
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うわぁぁぁぁ!!
自作品の感想が書かれてる…
ありがとう!!
初投下だったんだけど感想貰えるってこんなに嬉しいのね
-
感想乙
-
age
消えた十五本目の蝋燭…
あなたの部屋にもともとその蝋燭はありましたか?
-
( ^ω^)お久しぶりですお。百物語司会のブーンですお。
( ^ω^)百物語も今日を含め残り三日となりましたお。最後まで盛り上がっていきましょう!
( ^ω^)なお、ルールは>>104->>105となります。
( ^ω^)では、百物語2014第二部を始めますお!
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司会乙!
後半戦がどうなるか楽しみ
-
>>399
乙です
よろしくお願いします
早速ですが投下していきます
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んじゃあ幻の十五本目をもらっていう
.,、
(i,)
|_|
( ・∀・)廃病院のようです
-
オッフすまん
>>401お先にどうぞ
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