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(*゚ー゚)ブーン系小説&イラスト練習総合案内所のようです
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(´・_ゝ・`)「──100数えたら探しに行くからね」
聞き飽きた言葉を口にして、デミタスはロビーの隅、壁にぴったりと身を寄せてから
ひとつずつカウントしていった。
('、`*川(どうしよう……)
もう何度もかくれんぼをしているとはいえ、ここは病院で、隠れ場所はまだまだたくさんあった。
前回はたしか、リネン室に積まれた毛布の陰。
その前はトイレの個室。
過去に隠れた場所はあまり使いたくない。
裸足のまま階段を上り、奥へ進む。
「浴室」というプレートが目に入った。
我が家の風呂場と大して変わらない。
洗い場は狭いし、浴槽も大きくはない。介助の必要がない患者が使用するための場所だったのだろう。
入口の横には利用者の名前を書くためのボードが掛かっていた。
浴室の天井に、大人ひとり通れるくらいの点検口がある。
浴槽の上に被せた蓋を足場にして、私は点検口に手を伸ばした。
ずず、と押すようにすると、パネルが開いた。
私が隠れるくらいのスペースはありそうだ。
壁の手すりに足を乗せ、何とか上ることが出来た。
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