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( ゚∀゚ )ブーン系小説&イラスト練習総合案内所のようです
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( ゚∀゚ ) アーヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!今回のテンプレはこの俺が担当するぜ!
( ゚∀゚ ) ここはブーン系小説&イラスト練習総合案内所だ!
初めての方や馴染みのない方は以下のブーン系wiki、テンプレ等をよく読んで
ご理解とご協力をお願いします
・総合スレにおける最低限のルール、マナー
・よくあるQ&A
・荒らしについて
・進行中の企画・創作板の特殊スレ一覧
・AAテンプレ一覧
ブーン系wiki
http://www43.atwiki.jp/boonkei/
ttp://boonkei.wiki.fc2.com/
↑が見れない、AAがコピー出来ない方の為の予備サイト
ttp://boonkei.web.fc2.com/top.html
ttp://boonkei.m.web.fc2.com/top.html(携帯用)
兄弟スレ
( ^ω^)ブーン系小説シベリア図書館のようです★50
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/siberia/1379170546/
前スレ
川'A`)ブーン系小説&イラスト練習総合案内所のようです
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/13029/1380542413/
( ^ω^)ブーン系小説板のようです(旧避難所、スレ立て上限に達した)
ttp://jbbs.livedoor.jp/sports/37256/
( ^ω^) ブーン系小説板2のようです
http://jbbs.livedoor.jp/internet/16305/
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親友がミセリ、と言い終わる前に。
ミセリの表情は憤怒のものに変わっていました。
「――――――――――!!!!!!!!」
そのまま、何かを叫びました。
何を叫んだかはわかりません。
しいていうなら、カラスの悲鳴にも似た声でした。
耳を劈く、断末魔でした。
ミセリが叫んだ瞬間、彼女の背から羽が生えました。
黒い、彼女の身の丈の二倍以上あろうかという巨大な羽が彼女の背を突き破っていました。
彼女の瞳が紅く光って、そのままミセリは飛び立ちました。
空で再び彼女は咆哮を上げました。
皆呆然と見送っていました。どこかで飛び去っていくのを、ただ見送っていました。
少しずつ正気に返る人達からは声が上がりました。
本当にミセリは魔女だったのか。
いやあれは魔女というよりは悪魔ではないか。
ならそれを召喚したのは誰だ、あの化け物と親しくしていたのは!
皆の視線は親友に向きました。
親友はそのまま縄で縛られ、翌日に処刑が決定しました。
親友は自身が魔女でないことは知っていましたが、逆らう気は起きませんでした。
ミセリが無事に逃げた安堵だけが胸に満ちていました。
牢に容れられた親友を若旦那が訪ねました。
正確には見物にきた、という方が正しかったのでしょう。
歪んだ笑みを浮かべながら鉄格子越し若旦那は話しました。
君達はこの町の風習を知らなかったんだよね、仕方ないよね。
地主が嫁を娶る前に町から魔女を殺さなきゃいけないなんて知らなかったんだよね。
魔女の条件も知らなかったんだろう。よく見れば気づいたはずだ、この町で生まれた女の髪が長くないことくらい。
ミセリはよく役立ってくれたよ。僕を誑かした、悪い魔女という設定はぴったりだったろう?
悪魔だったのは驚きだけど、誰かを殺さないと僕はいつまでも独り身なんだ。
僕のことが好きだったのだから、これくらい許してくれるだろうさ。
君は魔女として殺される。そして僕はどこかの良いお嬢さんと結婚して、ハッピーエンドだ。
君ひとりの犠牲でこの町は繁栄して続いていく。人柱だと思って、町のために、僕のために死んでくれ。
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(#^ω^)「そんなの!! そんなのおかしいお!!!」
堪えきれずにブーンが声を荒げる。
ドクオが視線で宥めるが肩を震わせて額に青筋を浮かべるブーンの呼吸は荒い。
冷静になろうとしても憤りが消えることはなかった。
(#^ω^)「人柱だとか、変だお。犠牲がなくたって、町は続いていくのに。
町のための犠牲なんて間違ってるお」
('A`)「ブーン」
(#^ω^)「だって、そうだお!? 誰かが、犠牲にならなきゃいけない繁栄なんて、おかしいお!!」
('A`)「わかってる。俺だってムカついてるさ。だが、俺達の感情は今関係ない。わかるな?」
(#^ω^)「……お、」
ドクオの手が震えて、字が歪んでいるのが見えた。
怒りを抑え込もうとしているのだろう。ブーンも強く拳を握りしめて怒りを逃がそうとする。
静かになったブーンを見て、ドクオはトソンに向き直った。
('A`)「……すみません、お騒がせして」
(゚、゚トソン「いえ。……怒ってくれて、少し嬉しいんです。
私も、これはおかしいと思いますから」
('A`)「ひとつ、よろしいですか」
(゚、゚トソン「はい」
('A`)「……ミセリさんは本当に、魔女ではなかったのですよね?」
(゚、゚トソン「……魔女なんかじゃなかった。
ミセリは確かに魔女に仕立て上げられただけで普通の人間でした。ただ、」
(-、-トソン「ただ、町中に渦巻いていた悪意と、彼女自身の感情が……爆発したのだと、思います」
('A`)「……わかりました」
視線で続きを促すと、トソンは一つ頷いて口を開いた。
-
次の日の夜、親友は前日の服装のまま十字架に括りつけられました。
彼女の胸中は、ミセリは無事でやっているだろうかということだけがありました。
自身の運命はどうでもいいと思っていました。むしろ、親愛なる友を守りきったことを誇りにすら感じていました。
藁に油がかけられます。よく燃えるだろうと他人事に感じながら、親友は空を仰ぎました。
空は真っ暗で、ミセリの羽によく似ていました。
そういえば、羽が生えても瞳の色が変わっても、ミセリは美しかったと思いました。
頭の中のミセリが笑いかけてきました。彼女の親友でよかったと思うと同時に、もう会えないことに涙が流れました。
松明が藁に近づけられます。
目を閉じた親友の耳に、カラスの鳴き声が届きました。
自身を包むはずの炎はあがりませんでした。代わりに、強い衝撃と羽音が襲いました。
ミセ*゚ー )リ
呆然として、ただ口は動きました。
ミセリ、と呼ぶと彼女の笑みは深くなったように見えました。
ミセリは叫びました。強く、強く叫びました。
どこからか空を埋め尽くすほどのカラスが現れました。
人間の背丈の半分ほどあろうかという、大きなカラス達でした。
ミセリが一つ咆哮をあげると同時に、人々に襲い掛かりました。
家の中に逃げ込んでも、剣で応戦してもカラス達の猛攻は収まりませんでした。
最初は子供から、次は老人、女、男、誰も彼もがカラスに捕まってどこかへ連れていかれました。
羽根だけを残してカラス達は飛び去っていきました。
町に残ったのは親友と、ミセリだけでした。
ミセリの右目は紅く輝いたままでした。昔見た、ルビーによく似ていると未だぼやけた頭で親友は思いました。
ミセリはにこりと笑って、飛び立ちました。
親友が呼び止めようとすると、右手を前に出して、三本指を立てました。
そのままカラス達が飛び去った方へ飛んでいきました。
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(゚、゚トソン「……これで、私が知っていることは終わりです。
私は二日前偶然町を離れていたので、帰ってきた時ミセリの親友に話を聞いたのです」
('A`)「その親友さんは、どこに?」
(゚、゚トソン「わかりません。ただ一言ミセリを探すと言ってどこかへ行ってしまいました」
('A`)「そうですか……ありがとうございました。おいブーン」
( ;ω;)グスッグスッ
('A`)「……泣くなよ……」
( ;ω;)「どぅ、だっで、みぜりざんがぁ」
(゚、゚;トソン「ティッシュどうぞ」
( ぅω;)ズビズビ
( >ω<)ヂーンッ
( ^ω^)「……お話、ありがとうございましたお」
('A`)「鼻声」
再びブーンが鼻をかむ間にドクオはトソンを観察する。
彼女が嘘を言っているのはわかっていた、が嘘の必要性がわからなかった。
依頼内容は達成したが心に靄が残る。すっきりしないままこの依頼は終わりそうだ。
-
('A`)「じゃ、帰るか」
(゚、゚トソン「お泊りにならないのですか?」
( ^ω^)「お、今から帰ればまだ間に合いますから」
('A`)「お話ありがとうございました」
( ^ω^)「あ、トソンさんも一緒に来ますかお? ここは危険かもですし、一人じゃ危ないですお」
ブーンは荷を背負って扉へ向かおうとした足を止める。
女性一人でここに二日もいたそうだが、いずれ別の町に行くことになるだろう。
振り返って、ブーンは目を見開いた。
(゚、゚トソン「いえ、もう少し留まってみようかと思います。もしかしたら、誰か帰ってくるかもしれませんし」
('A`)「そうですか……おい、何固まってんだ。行くぞブーン」
( ^ω^)「お、お?」
('A`)「それじゃ、失礼します」
(゚、゚トソン「お気をつけて」
-
ドクオに押し出されながら扉を出る。
屋敷を出て、街道を歩いていてもブーンはどこか上の空のままだった。
('A`)「……おい、夜なんだからもっと気ぃ張れ。どっから魔物が出てくるかわかんねぇんだぞ」
( ^ω^)「……さっき」
('A`)「あ?」
( ^ω^)「一瞬だけ、トソンさんの左目が紅く見えたんだお。ルビーみたいな、きれいな紅」
('A`)「何言ってんだ、見間違いだろ?」
( ^ω^)「……だおね。見間違いだお」
無理矢理納得させるようにブーンは何度も頷く。
二人の周りが一瞬だけ暗くなった。月に雲がかかったかとドクオが見上げても今日は雲一つなく、月だけがぽかりと浮かんでいた。
大きな鳥が力強く羽ばたく音がした。
闇にまぎれて、ジオキの方へ飛んでいくカラスがいた。それを見て、ドクオの中の靄が晴れた。
('A`)「……そうか、あの人も、そうだったのか」
( ^ω^)「お?」
('A`)「いや、なんでもない。もうカラスの被害はないと思っただけだ」
( ^ω^)「お? なんでだお?」
('A`)「二人が望んでるのは平穏だけだからさ。ただ、平和でいたかっただけなんだ」
( ^ω^)「お? お??」
疑問符を浮かべているブーンを見て、ドクオは薄く笑う。
世の中はわからなくていいことばかりだ。
これも、こいつが知る必要はないだろう。
('A`)「さって、帰るか。なんなら走ってもいいぜ、今俺は気分がいい」
( ^ω^)「お? 負けないお?」
('A`)「わかんねぇぜ? よーいドン!!」
(;^ω^)「あっズルはダメだお! ずる!」
ジオキから、大量のカラスが飛び立った。
黒い影にまぎれて、二人のカラスが飛び立った。
手を握り合いながら平穏の地を目指して、羽を動かし続けた。
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終わり
感想、批評頼む。できる限りいいものを書きたい
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地の文の量が適度でスムーズに読み進められた
情景描写が丁寧で、読解力のない頭にもしっかりとイメージが浮かびました
悪いところはないような気がするけど、強いて上げれば
一文が長い箇所は目で追う内に息苦しく感じる……かな?
でも淡々とした語り口を表現する場面にはいいんじゃないかと
あとは場面が過去に移る時の境目で、一旦つまずいたぐらいかな
会話文とのバランスも良くて、手本にしたいくらいです
想いを馳せる感じで引きを残す終わり方も好き
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ニュッデレ良いよな!そう言ってくれて最高にうれしいひゃっふふふ
ラストは読み手によってイメージが変わりそうだな、そんな不思議な雰囲気好きだ
あとブーンとドクオのかけあいが絶妙すぎた
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テンプレにないAAって避けられてるような気がするけど実際どうなんだ?
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まぁだいたいテンプレで事足りるしそうなんじゃないか
個人的にはぎゃしゃとか増えてほしいんだけど
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正直テンプレ3あたりにしれっと誰か紛れ込んでも分かる自信がない
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まあ散々乗ってない乗ってない言ってたAAは逆にバレるがな
ざまあwwwwwww
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【速報】2chmateユーザーに朗報
https://sites.google.com/site/nikenonomonooki/2chMate/changes
ここのdev版最新でξ゚⊿゚)ξの口が普通に書き込めるようになりました拍手
無料版使ってるなら一度くらい広告クリックしとくと良いんじゃないかな
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>>89
マジだった、ありがとう教えてくれて
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>>89
あざす まじ あざす
スレタイは変わらんみたいだが
本文は変わりまくりだな
これで巻きグソ化け物から本来のツンちゃんになるんや……
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昨日のツン荷台のラジオ録音してる人おるか?
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季節外れの短めなやつを一本投下しやす 「すあまのようです」
批評があったら聞いてみたいな
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さんさんと照りつける太陽と、木々たちの間を抜ける涼風。
そしてどこからでも聞こえる虫の音が、山中にあるこの場所の趣を感じさせる。
だけど自分にとっては、しんしんと降り積もる雪に染められた、一面の銀世界こそが原風景だ。
それへの愛しみをも反芻しつつ、僕は母の墓前に手を合わせていた。
('A`)「また帰ってきたよ。
去年は帰って来れなかったけど」
地元へと帰省するたび、ここ何年かは必ず最初に訪れるのがこの場所だった。
仕事の都合で冬場に帰ってくることは出来ず、こうして夏に2日3日の休暇を取っては、母の墓参りに舞い戻る。
2年に一度も顔を見せに帰ってこなかったような息子が、しかし母が亡くなった6年前からは必ず毎年顔を見せるようになったそうな。
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そうなる時まで、電話口だけでなく、母から時折届けられた書面の文字からも、僕は気付く事が出来なかった。
数年前に切除していたはずの母のがんが再発して、それが手遅れの段階まで転移していた事に。
時を遡れたら、母をもっと早く病院へと連れて行ってやっただろう。
自分が仕事に夢中になるあまり、たった一人の母親に対してどんなにか辛い思いをさせたと自分を叱るだろう。
あの時は、何日にも渡って悔やんだものだ。
あまりにひどくむせび泣いていたのを、自分でもよく覚えている。
奇跡を起こしてくれ、目を開いてくれ、母ちゃん、と。
そう泣き叫び、許容しがたかった現実に打ちのめされて与えられた心の傷は、今はようやく癒えたと思う。
うちの家は片親だった。
それが大変だと言う人もいれば、いや普通だろうと言う人もいる。
だが子供からしてみればなんのことはない、僕もそれが当たり前の日常だと感じていた。
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小学校、中学校と転校することもなく、幸いにして大事な友達は数えるほどには出来た。
6年前、母の葬儀にも参列してくれた内藤とは、犬猿とは嘯きつつも親友と言える間柄。
それを作るために、自由奔放に遊び回れた過去があったのは、やはり僕を育ててくれた母のおかげだ。
自分が小さい頃、場末でスナックを経営していた母。
けっして容姿端麗とは言えないものの、人柄が良く愛嬌のある母にはたくさんの常連さんがついた。
父親と言える人はもうこの世にいないが、その人とも、そこで知り合ったようだった。
夜ごと、店の口開けに出かける母親を見送ってから、たった一人で八畳二間の一室で眠りにつく。
TVで見た心霊番組の事を思い出した夜は、おばけのたぐいが怖くて眠れずに布団にくるまったりもした。
ものすごく現実味のある怖い夢を見た時には、いてもたってもいられなくなり、薄い毛布一枚を胸に抱えて家を飛び出し、
夜の街頭の下をとぼとぼと歩いては母親の働いているスナックに行ったこともある。
そうして店に行った時、赤ら顔の酔っぱらいのおじさんたちは皆やさしかった。
また別の時にはこづかいをくれた事もあるが、それは実を言うと、母の懐行きなのだ。
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決して贅沢に暮らせていた訳ではないけれど、狭いながらも楽しきわが家。
血のつながりのある人からの愛情を感じながら育つ事こそが、子供にとって最大の幸せだと思う。
そして親は、我が子の幸福を自分のことのように感じて喜ぶ事ができる。
だけど、そんな母自身は、自らの幼少時代を僕と同じようには過ごせない子供だった。
山子の父はビルをこさえられるほどの借金を博打で作り、家では暴力を振るうこともあった。
さらには貧しい環境にありながらも働かない夫に頭を悩まされて、祖母は精神を病んでいった。
まだ幼い母を家に置き去りにして、祖母は知人を転々と訪ね、よく家を空けるようになったらしい。
その頃はまだ赤子だった自分の弟の面倒を見させられながら、一人苦労を強いられた幼少の母は、毎日涙をにじませる思いで日記に愚痴を綴った。
それでも文句一つ言わず、決して祖母の前では弱音を吐くことがなかったというのは、以前母の口から聞いた言葉だ。
でも、そんな父でも、母でも。
母にとってはかけがえのない両親だったのだろう。
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なんとなく僕がそう思っていたのは、ひどく憤慨したように時たま昔の愚痴を吐く母の瞳に、
自分を放っぽり出した事への恨みが根ざした様子など、幼心にはみじんも感じ取る事が出来なかったからだ。
最期は、祖父と祖母の二人共が重い病に倒れた。
血のりを口元に固まらせ、ショッキングなほどにやつれてしまった祖母に、病院側は孫の面会を拒んだそうだ。
その時の僕が、メガネを曇らせて母が泣いている意味も理解できないような年頃だったからであろう。
今にしてみれば、その時のお医者先生が恨めしくも思う。
そういえば、少し小金が入った時には母は必ずあれを買ってきていた。
ろくに線香もあげない祖母と祖父の仏壇に、狭苦しく仏具の隙間に詰め込むようにして、それを置くのだ。
「すあま」というお菓子だ。
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1日置いたあとなら食べてもよいと言われていた僕も、これを好んでいた。
ほどほどにあまくて、もちもちとした食感に、腹ごたえのある餅菓子。
ピンクや白色が目にも鮮やかで、ぎざぎざに波打ったような形が、なんともおもしろい。
まるで太いなるとのような、縁起のよいお菓子である。
すあま。
言葉に出してみても、なんだか響きが柔らかでいて、可愛らしい語感が気に入っている。
どうしていつも母がこれを買ってくるのか、昔はわからなかった。
生前の母も口にしたことはなかったため、この先もわからないままだ。
だが何となく、祖母がこのお菓子を好きだったのではないかなと、今は思う。
祖父や祖母に対していい思い出がないと常々言っていた母もきっと、
心の底から祖父や祖母の事が嫌いだった訳ではないのだと思う。
―――みーん、みんみん。
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母との懐かしい思い出に想いを巡らせ、ぼうっと墓前に突っ立っていた僕は、虫たちの鳴き声にやがて視界を取り戻す。
時計もなにも無いが、ただ陽炎の立つ地面だけが真昼どきの夏の暑さを報せてくれていた。
今では、何年も、何年もの間都会でがむしゃらに働いているうち、それなりの生活をおくれるようになった。
これから生涯をかけて、愛していこうと思える伴侶とも巡り会えた。
そうして、また別の愛する人とも、これから巡り会えるのだろう。
川 ゚ー゚)「おかあさん。
わたしも、もうすぐおかあさんになるみたいです」
('∀`)「こっちとしては残念だけど、きっと見てくれてるかな」
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昔、母と二人で住み暮らしていたアパートは、いつの間にか取り壊されてのっぺらな駐車場になっていた。
昔、母が人気者として賑わいを見せていたスナックのあった土地は、すぐ向かいの魚屋が買い取っていた。
母が祖母や祖父と暮らした生家も、とうの昔に博打のかたに抵当に入れられ、売り払われている。
母や、僕が母と暮らした思い出の中で、形としてこの場所に残っているものは何一つもない。
けれど、母の眠るこの場所こそが、僕にとっては実家というものだ。
母さん―――「すあま」、お供えしておきます。
また明日、内藤の家から向こうに帰る途中で、食べに来るけれど。
内地の気候にすっかり身体が慣れた自分には、北海道の夏の風はとても涼しい。
今度は無理を押し通して冬に帰って来てみようと、妻と二人で話した。
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>>93-101
祭りなるものがあるらしいのでと思って勢いで書いたんだけど、
あまりに辛気臭くて踏みとどまったすあまテロでした
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>>92
ラジオってどうやって録音するの?
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ググレカス
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>>102
乙!
面白かった
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最近創作重くね?
書き込みも読み込みも
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創作板というかしたらば全部そうかな
運営会社が変わってサーバが移転してからめっきり重くなった
↓
http://blog.livedoor.jp/bbsnews/archives/54550025.html
サーバセンター移転に伴うしたらば掲示板サービスの一時停止のお知らせ
2013年07月17日|
・メンテナンス‐したらば
平素よりしたらば掲示板をご利用下さいまして誠にありがとうございます。
したらば掲示板のサーバーセンター移転の為、
下記の時間帯に起きましてサービスがご利用頂けなくなります。
日時:2013年7月30日(火) 6:00-18:00
※終了時刻につきましては、作業の進捗状況により変更する場合がございます。
理由:サーバーセンター移転のため
影響範囲:
・したらば掲示板ポータルサイトの閲覧
・したらば掲示板への新規登録、掲示板作成
・各掲示板の閲覧及び投稿
・各掲示板管理者への連絡機能
また、したらば掲示板のドメイン変更については、今回のサーバー移転時には行いません。
※ドメイン変更作業については、後日改めて実施させて頂きます。
ご利用いただいております皆様には大変ご迷惑をお掛けいたしますが、
ご理解ご了承の程お願い申し上げます。
追記:2013年7月30日17時20分
サーバー移転作業が完了いたしましたので、お知らせいたします。
本作業に際しては、ご協力いただき、誠にありがとうございました。
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創作板というかしたらば全部そうかな
運営会社が変わってサーバが移転してからめっきり重くなった
↓
http://blog.livedoor.jp/bbsnews/archives/54550025.html
サーバセンター移転に伴うしたらば掲示板サービスの一時停止のお知らせ
2013年07月17日|
・メンテナンス‐したらば
平素よりしたらば掲示板をご利用下さいまして誠にありがとうございます。
したらば掲示板のサーバーセンター移転の為、
下記の時間帯に起きましてサービスがご利用頂けなくなります。
日時:2013年7月30日(火) 6:00-18:00
※終了時刻につきましては、作業の進捗状況により変更する場合がございます。
理由:サーバーセンター移転のため
影響範囲:
・したらば掲示板ポータルサイトの閲覧
・したらば掲示板への新規登録、掲示板作成
・各掲示板の閲覧及び投稿
・各掲示板管理者への連絡機能
また、したらば掲示板のドメイン変更については、今回のサーバー移転時には行いません。
※ドメイン変更作業については、後日改めて実施させて頂きます。
ご利用いただいております皆様には大変ご迷惑をお掛けいたしますが、
ご理解ご了承の程お願い申し上げます。
追記:2013年7月30日17時20分
サーバー移転作業が完了いたしましたので、お知らせいたします。
本作業に際しては、ご協力いただき、誠にありがとうございました。
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あれー……「書き込みに失敗しました」って出たのに二重書き込みになってるー……?
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シベリアとかバローみたいな最果ての地でのんびり暮らす
そんな話が読みたいです
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タイトルが秀逸であるとか気に入ってるとか
そういうの教えてください
もちろんブーン系限定で
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>> 111
川 ゚ -゚) 痴漢と私のようです('A`)
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安価ミスった・・・すまん
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>>111
(゚A゚* ) 宇宙ではゲロも丸くなるようです
( ^ω^)唐傘男は団子好きのようです
ブーンがパンの袋を止める奴を噛んでたら折れて歯に詰まったようです
おしおきひーと ノハ///)おねえちゃん、そこはだめだようです
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AA×単語でお題くれ
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>>115
ξ゚⊿゚)ξ トランプ
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色々ありすぎて逆に思い浮かばん。最近のだとICO+Gかな
最初タイトルの意味分からんかったけど3話目にしてようやくGICOだと理解して「おー」って思った
俺頭悪すぎワロタ
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(;TДT)六
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>>115
从 ゚∀从+ローマ
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リロってなかったごめん
>>115
( ^ω^)+肉団子
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トンクス!
イメージ湧いた
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ヒキコモリ王子のようです
僕たちのピグマリオン先生のようです
の作者が書いてる作品わかるだけ教えてください
はまった
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>>122
('A`)は五文字の言葉より二文字の言葉を望むようです川д川
('A`)と川д川は付き合ってはいないようです
(-_-)ホタルのようです川д川
(-_-)忘れていたようです。
泡になりたいようです。
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>>123
さんくす
読んでみる
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>>102
乙でした!
最初から最後まで読んでしまった
「すあま」をあまり食べたことがなかったんだが、今度買ってみようかな…
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一人称が僕でもあまり違和感のないAAとは
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すあま
ググってもよく分からない物体だった
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>>126
トソンとか?
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>>97
山子ってなんだろ?
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>>126
モララー
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>>126
しょぼんは基本僕な希ガス
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そういえばモナーの一人称って何だ?
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>>132
基本何でもあり
ブーン系では一人称「モナ」をよく見かける
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>>132
モナか僕か
紳士をよくやるから私もありか
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漏れ
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>>132
おれっち ってのもどっかで見た気がする
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>>126
ダントツでブーン
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>>126
タカラとか
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>>133-136
サンクス
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>>125
ありがてぇ!自分もあまり食べたことはない
>>129
リアルに木こりとかして生計たてる人です
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休みになったしハロウィンだしなんか描きたいな
お題何個かおなしゃす
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>>141
どてかぼちゃ
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>>141
蝋燭
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>>141
マイケル・マイヤーズ
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荷台ラジオについてkwsk
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>>142>>143>>144
ありがとう
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>>145
昨日の深夜に荷台がVIPの某に来てラジオやってた
作者ソムリエがラジオの内容と過去の荷台の発言から特定した模様
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ブーン系特定班の優秀さときたらもう
で、誰か音源持ってないっすか……
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ブーン系検索機能に音声識別機能が搭載されました
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vipだとスレタイも化けないのか2chMate
幽霊裁判今見てびっくりした
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お題の投下するよー
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('A`)「……」
( ・∀・)「……来たか」
('A`)「お持たせ致しました」
( ・∀・)「いや、待っちゃいないさ。流石、『楽園』の人間は時間に正確だな」
('A`)「信用第一が私共のモットーですので」
( ・∀・)「随分と真っ当な信条だな。扱ってるものはお世辞にも真っ当とは言えないのにな」
('A`)「私共はお客様のご要望にお応えしているだけですよ」
( ・∀・)「……まあ、いいさ。無駄話は終わりだ。早速取引を始めようか」
('A`)「ええ、そう致しましょうか」
('A`)は売人のようです
-
('A`)「品物はこちらです」
( ・∀・)「ふむ、こちらが言うのもなんだが、よくこの短期間で用意できたな」
('A`)「ええ、それはもう、信用商売ですので」
( ・∀・)「最近はお上の取り締まりも厳しくなってるって話だろ?」
('A`)「うちは独自の製造、販売ルートがありますので」
( ・∀・)「例の『大聖堂』とか言われてる場所か?」
('A`)「その辺りは企業秘密という事で、どうかご容赦を……」
( ・∀・)「ふーん、大したもんだな」
( ・∀・)「取り敢えず物を確認させてもらうぜ?」
('A`)「どうぞ、ご随意に」
( ・∀・)「どれ……」
-
/
( ・∀・)っ パカッ □
( ・∀・)っ日「……」
('A`)「それで、お代の方ですが……」
( ・∀・)っ日「いやいや、ちょっと待って、何これ?」
('A`)「何って、ご注文の『ヤク』ですが、何か問題でも?」
(;・∀・)「いや、問題も何も、これ、『ヤク』っていうか『ヤクルト』じゃねえか」
('A`)「ええ、そのように承っておりますが、何か問題が?」
(;・∀・)「いや、確かに『ヤク』って言ったかも知れないが、普通『ヤク』って言ったら『麻薬』の事だろうが」
('A`)「ハハハ、何を仰います。『麻薬』なんて取り扱ったら違法じゃないですか」
('A`)「うちは信用第一、お客様第一の真っ当な企業なんですよ」
(;・∀・)「そうだけども、そっちはともかく、うちはそういう商売なんだよ」
('A`)「とにかく、ご注文の品はお届けいたしましたので、代金はきっちり払っていただきますよ?」
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('A`)「『ヤク』1ダース、480円です」
(;・∀・)「クッ、麻薬にしては安過ぎるとは思ってはいたが、こういうからくりとはな……」
('A`)「申し訳ない。原材料費の高騰で、今月から5円値上げしたんですよ」
(;・∀・)「そうなの? いや、それでも安いけどさ……ってか、問題はそこじゃないんだけどさ」
(;・∀・)「てか、何でそんな真っ当な会社が『楽園』とか『大聖堂』とか曰くありげな名前名乗ってんだよ」
('A`)「それは我が社の方針です」
(;・∀・)「どんな方針だよ」
('A`)「何かその方が格好いいからだと社長が」
(;・∀・)「正直ダサいと思うぞ」
('A`)「ちなみに正式名称は『楽しい内藤農園』、略して『楽園』です」
(;・∀・)「『内藤農園』でいいじゃん」
('A`)「『大聖堂』は、提携した工場長の名前が大聖堂さんなんで、その工場を何となく皆そう呼んでます」
(;・∀・)「すげえどうでもいいし、企業秘密じゃなかったのかよ」
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('A`)「さて、それではお代の方をいただけますかな?」
('A`)「もっとも、ハガキ1枚程度の値段で買える『ヤク』ですが、1ダースともなればそこそこの値にはなりますよ」
(;・∀・)「いや、安いけどさ……そこが問題じゃなくてだな」
(;・∀・)「クッ、奴の取り巻きがおばさんばかりの段階で気付くべきだったか……」
J( 'ー`)し('、`*川J( 'ー`)し('、`*川J( 'ー`)し('、`*川J( 'ー`)し('、`*川
('A`)
('A`)「おばさんではなく、『Lady』とお呼びください」
('A`)「じゃないと、次から次に『Lady』達が連続でお客様の事務所に訪問販売に伺うことになりますよ?」
(;・∀・)「ちぃ、仕方ない。ここは素直に払ってお帰り願うしかないか」
('A`)「……はい、確かに480円きっちり頂きました」
-
('A`)「今後ともご贔屓に願います」
( ・∀・)「いや、今後はねえよ。もう2度とあんたと会う事もないだろうよ」
('A`)「……果たしてそうでしょうかね」
( ・∀・)「何だと?」
('A`)「あなたは『ヤク』の本当の恐ろしさを知らない」
( ・∀・)「……何を馬鹿な事を」
('A`)「では、私共はこれで失礼致します」
('A`)「またお会い致しましょう。……近い内に、ね」
( ・∀・)「……」
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〜 2週間後 〜
( ・∀・)「毎日ヤクルト飲んでたらすげえ体調いいわ! また注文しよう!」
('A`)「お電話ありがとうございます。『楽園』でございます」
('A`)は売人のようです 終
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お題
前スレ972 連続
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前スレ974 大聖堂
前スレ975 楽園
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>>159
乙!
この雰囲気大好きだ
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>>159
乙〜
落ちにそりゃそうだと思いながらもクスリときた
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>>159
乙、凄くスッキリしたオチだ
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三輪原付きで奴等がやってくる
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創作で連載中の作品をVIPに投下するってどんなもん?
話知らない人は( ゚д゚)ポカーンだろうか
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,、‐ ''"  ̄ ``'' ‐- 、
/イハ/レ:::/V\∧ド\
/::^'´::::::::::::i、::::::::::::::::::::::::::::\
‐'7::::::::::::::::::::::::ハ:ハ::|ヽ:::;、::::::::::::丶
/::::::::::::::/!i::/|/ ! ヾ リハ:|;!、:::::::l
/´7::::::::::〃|!/_,,、 ''"゛_^`''`‐ly:::ト
/|;ィ:::::N,、‐'゛_,,.\ ´''""'ヽ !;K
! |ハト〈 ,r''"゛ , リイ)|
`y't ヽ' //
! ぃ、 、;:==ヲ 〃 現行スレにリンク貼って
`'' へ、 ` ‐ '゜ .イ ご新規さんを創作板に引きずり込めばいいと思うよ
`i;、 / l
〉 ` ‐ ´ l`ヽ
/ ! レ' ヽ_
_,、‐7 i| i´ l `' ‐ 、_
,、-‐''"´ ノ,、-、 / 、,_ ,.、- {,ヘ '、 `ヽ、
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そもそもVIP連載だったとしてもスレ開くのは知らない人のほうが多いんじゃないか
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ハロウィンなのでニュッ君とデレちゃん仮装落描いた
ttp://boonpict.run.buttobi.net/up/log/boonpic2_1313.png
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魔法使いという無難な仮装を選んだばかりに
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自虐www
容赦なくてワロタ
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二人ともかわいい
同じくハロウィンだからミセリ描いた
ttp://boonpict.run.buttobi.net/up/log/boonpic2_1315.png
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ぐうかわ
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絵師のレベル上がったな
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ハロウィンだから兄弟妹描いた
http://imepic.jp/20131031/855530
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>>173
可愛い
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>>167
自虐とかひどいww
つーかデレの服装可愛すぎる!
>>170
やさしい絵柄と色合いが好きだ!
足がちょこんと出てるのがたまらん
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