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( ^ω^)2013年 突発ゴールデンウィーク企画のようです
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俺たちのGWははじまったばかりだ!!
ゴールデンウィークだし、何か企画をやろうぜという主旨のスレです。
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「き……て」
「起きてください!!!」
( ゚A ゚)「うわっ!!」
ζ(゚ー゚;ζ「あ…やーっと起きました…」
ζ(゚ー゚*ζ「さあ、先生!早くつづきを考えてください!!私、つづきが気になります!」
('A`)「って…お前…俺の話の主役…」
ζ(゚ー゚*ζ「はい!そうです!」
('A`)「って…なんだ…?ここ?川…の上?俺らなんで小舟に…」
ζ(゚ー゚*ζ「ここは先生の夢の中です!」
('A`)「先生…って…俺?」
ζ(゚ー゚*ζ「もちろんです!」
('A`*)「な、なんだよ…照れるな…」
ζ(゚ー゚*ζ「さあ、先生!つづきを教えてください!!」
ζ(>ー<*ζ「全校集会のステージでずっこけて毛糸のクマちゃんパンツを晒してしまった私がどうなっちゃうのか!!」
('A`)「設定変えようかな…」
ζ(゚ー゚;ζ「ええっ?!」
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( ゚∀゚)「あ、ずっこけクマちゃんパンツだ」
ζ(゚ー゚;ζ「ふぇっ!」
そうだ…全校集会でやらかしてしまったんだ…ワルイ人で有名な長岡君に見られてても仕方が無いよね…。
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( ゚∀゚)「雨ん中で何して…って…捨てネコか」
ζ(゚ー゚*ζ「ん…でもウチ、お母さんがアレルギーなんだよなぁ……」
ごめんね、ってネコちゃんの頭を撫でる。
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( ゚∀゚)「……」
すっと長岡君がネコが入ってる箱を持ち上げる。
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( ゚∀゚)「よし、ウチに来い」
ζ(゚ー゚;ζ「え、長岡君?!」
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( ゚∀゚)「へへ…ガラじゃないってか?ほっとけ。俺はネコが好きなんだよ」
雨の中、傘も刺さずに彼は走る。
ζ(゚ー゚*ζ「意外と、優しいんだ…」
私はポツリと雨空の下で呟いた。
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ーーー
('A`)「こんなもんかな」
ζ(゚ー゚*ζ「ネコちゃん、好きなんですか?」
('A`;)「へ…なんで?」
ζ(゚ー゚*ζ「やっぱ…そういうところ自分の趣味と反映すると思って…」
('A`)「ああ…まあ、好きだよ」
ζ(^ー^*ζ「やっぱり!私も好きですよ!」
('A`)「まあ、俺がそうお前を作ったからな」
ζ(゚、 ゚*ζ「あ、そっか」
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ーーー
ζ(゚ー゚;ζ「と、届かない…」
背の低い私は本棚の一番上が届かない。
すると横の男子がひょいっと取ってくれた。
(-@∀@)「はいって…あ…クマちゃんパンツの…」
ζ(゚ー゚;ζ「ここにも覚えてる人が…」
(-@∀@;)「あ、ごめんね。悪気はなかったんだけど…」
ζ(-、-iiiζ「いいんです、私が悪いんです…」
(-@∀@)「それにしても中々すごい本を読むね」
ζ(゚ー゚*ζ「そ、そうですか?」
(-@∀@)「『赤ちゃんはどこからくるの?』か…」
ζ(゚ー゚;ζ「へ?」
慌てて受け取った本を見る。
ζ(゚ー゚;ζ「ち、違います!!私が読みたかったのはその横で…!!」
(-@∀@)「あ、そっか…ごめんね…ってことは山月記か…」
ζ(゚ー゚*ζ「はい…ってここらの本の順番ぐちゃぐちゃですね…」
(-@∀@)「…だね、前任の図書委員が適当だったのかな…よいしょ」
図書委員の男子が本棚の本を一片に取り出す。
ζ(゚ー゚;ζ「わ、私も手伝います!」
(-@∀@)「いいよ、君は本でも読んでて」
ζ(゚ー゚*ζ「でも…」
(-@∀@)「その背じゃ上まで届かないでしょ?」
ζ(゚ー゚;ζ「う…」
その通りと思い、私は椅子に座り本を読む。
男子は黙々と本を整理した。
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(-@∀@)「終わった…」
ζ(゚ー゚*ζ「お疲れ様です」
(-@∀@)「君も読み終わった?」
ζ(゚ー゚*ζ「はい…少し難しかったですが…」
(-@∀@)「そっか…君さえよければ解説するけど」
ζ(゚ワ ゚*ζ「本当ですか?!」
(-@∀@)「うん、漢詩かな…?それとも臆病な自尊心と尊大な羞恥心かな…?」
ζ(゚ー゚*ζ「えっと…あの、『李徴』ってなんですか?」
(-@∀@)「え、そこ?」
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ζ(゚ー゚*ζ「また私の彼氏候補が出て来ましたね」
('A`)「そうだな」
ζ(゚ー゚*ζ「ね、先生。もっとつづき、つづき。私、すっごい気になります!」
('A`;)「わ、わかったから手を離せ!」
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( ^ω^)「君は…クマちゃんパンツの…」
ζ(゚ー゚;ζ
せ、先輩にも見られてたんだ…は、恥ずかしい…
( ^ω^)「お、お勉強かお?」
ζ(゚ー゚*ζ「はい、どうしてもsincostanがわからなくて…」
( ^ω^)「僕が教えてやるお」
( ^ω^)「ところで君って彼氏とかいるのかお?」
ζ(゚ー゚;ζ「へ…突然…い、いませんけど!」
( ^ω^)「いや、僕も狙っちゃおうかな…なんて思ったんだお」
ζ(゚ー゚*ζ「先輩モテるんですから…私なんかやめてもっと美人さんにすれば…」
( ^ω^)「僕は一番美人さんに言いよったはずだお?」
ζ(///*ζ
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('A`#)「……」
ζ(゚ー゚;ζ「先生…なんか怒ってます?」
(-A-#)「自分で書いててムカついてきた」
乗ってる小舟を揺らしてみる。
ζ(゚ー゚;ζ「転覆しちゃいます!!やめてください!先生!!」
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爪'ー`)y‐「よう、クマちゃんパンツ!」
ζ(゚ー゚;ζ「フォックス先生まで…!」
爪'ー`)y‐「ははは…冗談だよ」
ζ(-、-*ζ「むむ…」
爪'ー`)y‐「でもよ、書道部で賞取るとか、すげぇよ。クマちゃんパンツのせいで掻き消されたけどさ!」
ζ(゚ー゚*ζ「…それ、触れてくれたのフォックス先生だけです」
爪'ー`)y‐「やっぱな!ガキはすぐ頭ん中パンツだからな!」
ζ(゚、 ゚*ζ「その通りです!私、賞の為に頑張ってたのに!!」
爪'ー`)y‐「はは…じゃあ受賞祝いにお茶でも奢ってやろうか?」
ζ(゚ワ ゚*ζ「本当ですか!」
爪'ー`)y‐「おう!約束だ!」
ζ(^ワ^*ζ「わーい!!」
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ー
ζ(゚ー゚*ζ「先生」
('A`)「……」
それから、いくつかの過程を踏んで、主役と男たちは明らかに距離を縮めた。
主役が本当に好きなのは誰なのかの葛藤も描いた。
もう書くのは主役が誰とくっつくのかの最終回のみ。
なのに、俺はまだ書きあぐねていた。
ζ(゚ー゚*ζ「私、先生の書く最終回ならどんなのでも大好きです」
('A`)「どんなのでも、か」
ζ(-ー-*ζ「先生が私を生み出してくれて、私を愛してくれて、動かしてくれて」
ζ(゚ー゚*ζ「さあ、先生、私、つづきが気になります」
('A`)「…そっか」
俺はポケットから携帯を出し、メモ帳の書き溜めを全消しした。
ζ(゚ー゚;ζ「ちょっと!!先生!!早く復元しないと!!」
ヒロインが俺の携帯を取ろうと前のめりになる。
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俺は前のめりになったヒロイン
抱きしめる。
ζ(///*ζ「へ?」
('A`)「書きたくない」
俺は携帯を水の方へと投げる。
ぽちゃんと携帯が落ちる。
('A`)「あの男たちの誰にもお前を渡したくない。これがお前の好きな先生の絵描いた最終回だ」
ζ(/ー//*ζ「で、でも…」
('A`)「俺が選んだ最終回ならどんなのでも好きだ。っていうのは嘘か?」
ζ(゚ー゚*ζ「嘘じゃ…ないです」
('A`)「ならいいじゃねーか」
('A`)「これから二人で、つづき、作って行こうぜ」
ζ(゚ー゚*ζ「…はい!先生!」
携帯が水底にコツリと当たった音が聞こえた気がした。
('A`)つづきが気になるようです ζ(゚ー゚*ζ
おわり
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【スレタイ】('A`)つづきが気になるようです ζ(゚ー゚*ζ
>>982-993
【お題】
小舟
【縛り】
・ スレタイのキャラどちらかを主人公にし、作中のラストでカップルにさせること
・ 作中に動物を出す
・ 登場AAが5人以上
・ 現実での違法行為を禁止
・ ほのぼの
・ 恋愛
・ 100レス以内に収める
・ 30レス以内
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乙ー
逆ハーレムって、なんかいいな、普通の恋愛物より恋愛してる気がする
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乙乙
毛糸の熊パンって…
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>>996
ベッタベタだよな
だがだからこそ最高だ
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タイトル
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使って
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欲しいなぁ
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