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( ^ω^)2013年 突発ゴールデンウィーク企画のようです
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俺たちのGWははじまったばかりだ!!
ゴールデンウィークだし、何か企画をやろうぜという主旨のスレです。
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【スレタイ】 ( ´_ゝ`)ミライソウゾウアニジャのようです
>>609-614
【お題】 亜空間のポーズ
エクストリームマーシャルアーツ
【縛り】 徹夜で書く
地の文の使用禁止
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乙
超面白かった
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まさかの三連コンボだと…!
良いふいんきだった
兄者の癖にシリアスだと思ったらそんなことなかった
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三連発乙!!
こういう書き方もありなんだな!考えもしない発想だった。
兄者が兄者で安心したwww
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寝てる間に自分のタイトル使われていた…
やっふー
みんなまとめて乙乙乙
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(´・_ゝ・`)「づーちゃーん!この荷物運んでー!」
瓜゚∀゚)「はーい!」
瓜゚∀゚)シックスセンス・ギフトのようです
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瓜゚∀゚)「おとどけものでーす」
/ ゚、。 /「はいよ」
瓜-∀-)「…これは」
/ ゚、。; /「?」
瓜゚∀゚)「…菓子パン、ちくわ、布団!あんた!仕送り貰ったよ!」
/ ゚、。; /「え、両親は私の上京を猛反対してたのに…」
瓜゚∀゚)「ばっかだねー!子どもを応援しない親なんていないよ!!」
-
/ ゚、。* /「あ、ありがとうございます!」
瓜゚∀゚)「お礼なら親にいいな!私は運んだだけだ!!じゃ!」
瓜゚∀゚)ノ「亜空間のポーズ!!」
/ ゚、。;/「…え?何、今の物理法則を無視したポーズ…で、一瞬で消えた?!」
/ ゚、。 /「な、なんで荷物の中身わかったんだろう…送り先以外何も書いてなかったのに…」
-
瓜゚∀゚)「お届け物ですー」
J('ー`)し「…ありがとう」
瓜゚∀゚)「あ、もっと嬉しそうに!」
J('ー`)し「…だって」
瓜-∀-)「んー」
J('ー`)し「?」
瓜゚∀゚)「…お饅頭」
J('ー`)し「へ?」
瓜゚∀゚)「美味しいお饅頭入ってるよ!!」
J('ー`)し「え?!」パカッ
____________
(´・ω・`)ミセ*゚ー゚)リ('A`)ξ゚゚)ξ
____________
J('ー`)し「あの子…父さんの後を継ぐために…こんなに美味しそうな饅頭を…てっきり…遊ぶために家を出たのかと…」
J('ー`)し「ありがとうございます」
瓜゚∀゚)「お礼なら息子さんにね!じゃあ!」
瓜゚∀゚)ノ「亜空間のポーズ!!」
J('ー`)し「物理法則を無視したポーズ…あの宅配の人は…一体…」
-
瓜゚∀゚)「お届け物だよー、自殺なんかしないでー」
(=▲ω▲;)「わあああ!!な、なんで家の中に?!?!」
瓜゚∀゚)「箱、開けてみー」
(=▲ω▲)「届け物に…興味なんてない…僕はもう死ぬんだ…」
(=▲ω▲)「僕は単身赴任で…妻も仕事があるから離れ離れで暮らしてるんだけど…」
(=▲ω▲)「どんなに忙しくても車で4時間かけてひと月に一度は妻の元へ行くし、優しくしてたはずなのに」
(=▲ω▲)「最近の妻は…イライラしてて…僕といると気分が悪そうで…」
(=▲ω▲)「もう…多分…離婚されるんだ…」
(=▲ω▲)「妻がいない人生なんていらない!!もう僕は死ぬんだ!!」
-
瓜-∀-)「んー」
(=▲ω▲;)「てか僕の話聞いてた?!」
瓜゚∀゚)「こん中さ、お前の一番欲しい物が入ってるよ」
(=▲ω▲)「…わかってないくせに…僕の一番欲しい物は宅配なんかでは届かないものだって」
瓜゚∀゚)「女の第六感、舐めないで!いいから!開けてみ!絶っっっっ対!あんたの一番欲しい物だから!!」
(=▲ω▲)「…」ガサゴソ
(=▲ω▲)「これは…DVDと手紙…?」
瓜゚∀゚)「DVD再生しながら手紙読んでみ!」
-
(=▲ω▲)「赤ちゃんの…エコー動画?!」
(=▲ω▲)つ□ペラリ
(=▲ω▲*)「……!僕の…赤ちゃん!」
瓜゚∀゚)「ほら見ろ!当たったろ!」
(=▲ω▲*)「はい…仕事を辞めて…こっちで僕と、赤ちゃんと暮らしてくれるそうです…本当に…ありがとうございます!」
瓜゚∀゚)「幸せにしろよ!じゃあ!」
瓜゚∀゚)ノ「亜空間のポーズ!!」
(=▲ω▲;)「…物理法則を無視したポーズ…そして…一瞬で…消えた…」
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(´・_ゝ・`)「づーちゃんお疲れー、づーちゃんの宅配、リピーター多いんだよねーなんかした?」
瓜゚∀゚)「別に!」
瓜゚∀゚)シックスセンス・ギフトのようです
おわり
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【スレタイ】 瓜゚∀゚)シックスセンス・ギフトのようです >>620-627
【お題】
(=▲ω▲)、亜空間のポーズ、 布団、ちくわ、菓子パン
【縛り】
・ 登場AAが5人以上
・ 100レス以内に収める
・ 30レス以内
・ テンプレ外のAA使用(自作でも可)
・ 地の文禁止
・ 地の文の使用禁止
・ / ゚、。 /を登場させる
・ (´・ω・`)、('A`)、ξ゚゚)ξ、ミセ*゚ー゚)リは饅頭で必ずだすこと
-
乙
なんか良かった
-
( ^ω^) モガモゴ
ξ;゚⊿゚)ξ「ちょっとブーン! なにしてんのよ!」
( ^ω^) モガモゴ
(;'A`)「くっ……抜けねえ! たかが……」
(;'A`)「たかがパンのはずなのに!」
-
( ^ω^)私は常にパンを咥えていなければならないようです。
-
ξ;゚⊿゚)ξ「とりあえず落ち着きましょう」
ξ゚⊿゚)ξ「ブーン、なんでパンを咥えているの?」
( ^ω^) モガモゴ
(;'A`)「何言ってんのかまったく分かんないぜ……」
( ^ω^)φ カキカキモゴモゴ
( ^ω^)『言わなきゃ駄目かお?』スッ
ξ゚⊿゚)ξ「当たり前よ!」
( ^ω^)「……」
( ^ω^) カキカキ
( ^ω^) スッ
( ^ω^)『ドクオ』
('A`)「あ?」
( ^ω^)『お前が考える理想の、女の子との出会い方は何だお?』
('A`)「……」
-
――――――――――――――――――
――――――――――――――
――――――――――
――――――
(;'A`)「……やっべぇ、遅刻しちまう!」
(;'A`)「飯なんて食ってる暇ないな……仕方ない、パン食いながら……」パク
('A`)「うおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」
('A`)。oO(はっ、こっちを曲がれば近道だ! 急げ俺!)
どんっ
-
「きゃっ」
(;'A`)「いてっ」ポロ
ζ(゚ー゚;*ζ「いったぁ……って、大丈夫ですか!?」
(;'A`)「……あぁ、大丈夫……って、やばい! 遅刻!」ダッ
ζ(゚ー゚;*ζ「あっ、ちょっと!」
ζ(゚ー゚*ζ「行っちゃった……」
ζ(゚ー゚*ζ「……ちょっと、カッコよかったな」
――――――
――――――――――
――――――――――――――
――――――――――――――――――
-
ドクオさん古いです
-
('A`)「こんな感じ」
ξ゚⊿゚)ξ(ねーよwwwww)
( ^ω^)『まさにそれだお!』
('A`)「え?」
( ^ω^)『僕もそんな出会いがしてみたいんだお!』
ξ;゚⊿゚)ξ(嘘でしょ……? ブーン、こんなシチュエーションが好みなの……)
('A`)そ
('A`)「だからお前……パンを咥えてるのか!」
( ^ω^)『そうだお! いつでもパンを咥えていれば、曲がり角じゃなくても女の子との出会いが待ってるんだお!』
('A`)「ブーンお前……」
('A`)「天才だな!」
ξ゚⊿゚)ξ(それはないわ)
('A`)「よし……俺もパン買ってくるよ!」
( ^ω^)『おっ、いってらっしゃいだお!』
-
('A`)『ただいま』
ξ゚⊿゚)ξ「」
( ^ω^)『もうパン咥えてんのかお! 流石はドクオ!』
(*'A`)
('A`)『そういえばブーン。お前のパン、さっき抜けなかったよな? どうやってるんだ?』
( ^ω^)
( ^ω^)『気合だお』
ξ゚⊿゚)ξ(まじかよ)
('A`)『そうか! なら俺も頑張ってみるよ!』
( ^ω^)『おっ、頑張れお!』
-
( ∵)つ【3日後】
ξ;⊿;)ξ(ブーン……目を覚まして……)
('A`)『出会いなんて、なかなか来るもんじゃないよなー』モガモゴ
( ^ω^)『気長に待つお!』モガモゴ
('A`)『そういえば、最近鼻が詰まって息苦しいんだ。かと言って口じゃ息できないし』
( ^ω^)『おーん……大丈夫かお?』
('A`)『……あれ?』
( ^ω^)『お?』
-
(;'A`)『いっ……息がっ……』
ξ゚⊿゚)ξ(展開早すぎだろJk)
(;'A`)『やばいよ助けて助けてブーン』
(;^ω^) オロオロ
(;'A`)『息が吸えないパンも抜けないやばいやばい俺死んじゃうよどう
しよう助けてブ』
( A )バタッ
(;^ω^)『ドクオ! ドクオーッ!』
ξ゚⊿゚)ξ(ドクオが死んだwwwwwwwwwwww)
ξ゚⊿゚)ξ(死因:パン)
ξ゚⊿゚)ξ(wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww)
( ^ω^)『そんな……理不尽すぎるお……』
( ^ω^)『ドクオ……』
( ^ω^)『ブーンがお前の遺志を継いでやるお!』
-
( ∵)つ【翌日】
ξ;゚⊿゚)ξ「やばい、寝坊しちゃった! これじゃ遅刻しちゃうわ!」
ξ;゚⊿゚)ξ「朝ご飯は……いいや! 諦める!」
ξ;゚⊿゚)ξ「急ぐのよ、私いいいいぃぃぃ!!!」
*****
(;^ω^)(くっそ、寝坊したお!)
(;^ω^)(こんなことなら昨日、パンを咥え続ける練習なんてしなきゃよかったお……)
( ^ω^)(絶対に、間に合ってみせる!)
⊂二二二( ^ω^)二⊃(ブ――――――――ン!!!)
-
ξ;゚⊿゚)ξ「急げええええええええ!!」
(;^ω^)(急ぐおおおおおおお!!!)
ξ゚⊿゚)ξ「……はっ」
( ^ω^)(こっちは……多分近道!)
ξ゚⊿゚)ξ「こっちなら、絶対に近道になる!」
どんっ
ξ;゚⊿゚)ξ「きゃっ!」
(;^ω^)(お!?)ポロッ
ξ;゚⊿゚)ξ「もう、いったいなぁ……。ちゃんと前見なさ……」
ξ゚⊿゚)ξ「……ブーン!?」
(;^ω^)「お……ツン……?」
-
ξ;゚⊿゚)ξ「ちょっと、大丈夫なの!?」
(;^ω^)「ツンだって!」
ξ゚⊿゚)ξ「……あっ、そこ擦りむいてるじゃない!」
(;^ω^)「お……」
ξ゚⊿゚)ξ「もう……」
( ^ω^)「あの、ツンさん……」
ξ゚⊿゚)ξ「なによ、改まっちゃって。絆創膏貼るから動かないでよね」
( ^ω^)「僕、ツンのことが好きだお! 付き合ってくださいお!」
ξ゚⊿゚)ξ「え……?」
-
( ^ω^)「僕はぶつかった女の子と絶対に付き合うって決めたんだお! というかドクオの遺志も関係してるんだけどね!」
( ^ω^)「だから僕と付き」
ξ#゚⊿゚)ξつ#)゜ω゜)、;'.・「ゴルバチョフ!」
ξ#゚⊿゚)ξ「ふざけんじゃないわよ! 最っ低な理由ね! もうブーン
なんて知らないわよ!」
ξ゚⊿゚)ξ(……でも)
(#)^ω^)「ツン! 待ってお!」
ξ*゚⊿゚)ξ(ちょっと嬉しかったかな)
終われ
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【スレタイ】 ( ^ω^)私は常にパンを咥えていなければならないようです。
>>630-643
【お題】 なし
【縛り】執筆している間途中保存しない(作品完成まで保存不可)
作中で1人は必ず理不尽な死に方をする
さっき即興で書いたから、変なとこあるかもしれないですすみません。
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面白かったwww
乙www
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自分の出したタイトルの作品が読みたいから自分で書いたりしちゃう
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素知らぬ顔してシレッと自分のタイトル使って書いてる奴少なくないと思う
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やべぇ
恋愛系のお題ひいてんのに人を好きになったこと無いから恋してる人の心理状態とかわかんねえ
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>>647
言わなきゃばれないばれない
続々作品きて楽しいなぁおい
まとめて乙!
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しかしタイトル被りが今のところづーちゃんのヤツだけってのはちょっとすごいな
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ドクオの死理不尽すぎワロタww
投下します
-
( ゚д゚ )「…」ボー
川д川「あはは、ミセリちゃんったら」
ミセ*゚つ゚)リ「うふふ」
三瀬さんはいつも口に手をあてている。
一度、何でなのか聞いたことがある。
理由は人に口の中を見られるのが恥ずかしいのと、顔を隠せるからだそうだ。
川д川「本当、ミセリちゃんってシャイですよね」
ミセ*゚つ゚)リ「それは言わないお約束だよー!」
でも、彼女が口に手をあてる本当の理由を俺は知ってしまったのだ。
それは…
川;д川「きゃっ!!虫!」ドンッ
ミセ;*゚-√゚)リ「あ」ジュッ!
-
もうこの時点で三作品もかぶっててプレッシャー
支援
-
川д;川「あわわ、押しちゃってごめんねミセリちゃん!」クルッ
川д;川「…何してるんですか、ミルナ君」
モクモク
ミセ;*゚( ;゚д゚ )「いいから…後20秒こっちみんな」
川д;川「あれ、なんか煙が…?」
モクモク
ミセ;*゚( ;゚д゚ )「気のせいに決まってんだろ!」
彼女は口を押さえてないと、ビックリした時ビームが出てしまうのだ。
-
(;゚д゚ )シャイなあの子は宇宙人のようですミセ*゚ー゚)リ
.
-
ミセ*゚つ゚)リ「さっきはありがとうね、ミルナくん」
( ゚д゚ )「別に…。と言うか、もう口押さえなくてもいいんじゃない?二人きりなんだし」
ミセ*゚つ゚)リ「でも、恥ずかしいことには変わりないし…」
( ;゚д゚ )「何を今更…。それに人をあんな目に合わせたんだからさー」
ミセ;*゚ー゚)リ「わ、わかったからその話はもう許してよ~…」
そう、そもそも何で俺が三瀬さんの秘密を知ったのかと言うとそれは一年前にさかのぼる。
-
( ;゚д゚ )『うわ、もうこんな時間かよ…。早く帰らないとテレビがはじまっちまう』
ビビビ…
( ゚д゚ )『ん?なんか変な音が…』
( ゚д゚ )『まぁ、いいや。それより急がなきゃ』
ビビビビビビ…
( ゚д゚ )『音がでかくなったような。いや、そんなことより…』
((( ゚д゚ )))『俺浮いてね?』フワフワ
((( ;゚д゚ )))そ『いやああああ!!なになになに何コレ!?何で俺浮いてんの!?しかも段々上に上がってきてるし!』
-
ビビビビビ…
((( ;゚д゚ )))『ん?この音真上から…』チラッ
((( ゚д゚ )))『空飛ぶ円盤…?』
ビビビビビ……
カッ!!
(((; д )))『うわ、マブシッ…!?』
-
カチャカチャ
( ;ーдー )『んー…?』
カチャカチャ
『あなた、これ人間の男の子じゃないですか?』
『何だと!?キャトろうと思ったのに…』
『まぁ良いじゃないですか、折角釣り上げたんですし。キャトっちゃいましょうよ』
『いや、だがしかし…!』
(; ゚д゚ )『キャ、キャトるってまさかキャトルミューティレーションのことかぁあああ!?』カッ!
/ ゚、。 /『うわ、早くやらないから起きちゃったじゃないですか』
( ;ФωФ)『人間をキャトる気は無いからいいのである』
-
( ;゚д゚ )『一反木綿と猫又ぁああ!?』
/ ゚、。 /『失礼な。私はれっきとした布型宇宙人ダイオードです』
( ФωФ)『我輩はニャンニャン星出身のニャンニャン星人、ロマネスクである』
( ;゚д゚ )『宇宙人!?だれか助けてくれええ!キャトられる!』ジタバタ
/ ゚、。 /『手術台に張り付けられてるんですから暴れたって無駄ですよ?』
( ;ФωФ)『参ったな、我輩達の姿では怯えてしまうである…』
/ ゚、。 /『面倒だしキャトっちゃいましょうよ』
( ;д; )『うわああああん!!キャトられるうう!』
( ;ФωФ)『いじめるんじゃないのである!』
『どうしたの、ママ、パパ』ウィーン
( ;ФωФ)『おお、良いとこに来た。実はだな…』
/ ゚、。 /『今からキャトるんですよ』
( ;д; )『いやだあああ!!』
『…あれ?ミルナ君!?』
( ;д; )『…へ?』
-
ミセ;*゚ー゚)リ『やだ、やっぱりミルナ君じゃない!!』
( ;゚д゚ )『…三瀬さん?なんでここに…?』
/ ;゚、。 /『あらやだ、ミセリのお友だち!?』
ミセ;*゚ー゚)リ『うん、クラスメイトのミルナ君だよ』
( ;ФωФ)『それはそれは失礼なことを…!今拘束具はずすである!』ガチャガチャ
/ ;゚、。 /『ちょっと待ってね!今お菓子、お菓子とお茶用意してくるから!』ウィーン
ミセ;*゚ー゚)リ『ごめんね、ミルナ君!私のパパとママが…』
( ;゚д゚ )『え、え??パパとママが…え?』
( ФωФ)つ□『まぁ、話は後にして!とりあえず服返すであるよ』
ミセ*////)リ『そ、そうだね』
( ゚д゚ )『服?』
( ゚д゚)チラッ
『いやああああ!!三瀬さん出てってぇえええ!!』
-
( д )『キャトられた方がましだったかもしれない…』
( ;ФωФ)『本当に申し訳ないのである!』
/ ;゚、。 /『ミセリの友達とは知らなくて…ごめんなさいね』
( ゚д゚ )『…というか、ここは?』
ミセ*゚ー゚)リ『私の家だよ。あ、地球人からしたらUFOとか言う物かな』
( ;゚д゚ )『地球人からしたらってことはやっぱり三瀬さんは宇宙人…?』
ミセ*゚ー゚)リ『まぁ、パパとママが宇宙人なんだからそうなるよね』
( ゚д゚ )『…二人と本当に血繋がってんの?』
/ ゚、。 /『やーねー、そっくりでしょ?』
( ФωФ)『うむうむ、瓜二つである』
( ゚д゚ )『どこがですか』
-
ミセ;*゚ー゚)リ『でも本当にごめんね、ミルナ君』
(; ゚д゚ )『いや、別に三瀬さんは悪くないから謝らなくても…』
/*゚、。 /『…なかなか優しい子ね』ヒソヒソ
( *ФωФ)『ミセリが結婚するならああいう子と…』ヒソヒソ
ミセ;*゚ー゚)リ『パパ、ママ!ミルナ君に失礼だからやめてよ!』
( ;゚д゚ )『…ねぇ、聞いていい?』
ミセ*゚ー゚)リ『なぁに?ミルナ君』
( ;゚д゚ )『三瀬さんたちは…地球を征服しに来たの…?』
ミセ*゚ー゚)リ『…は』
( ;゚д゚ )『そ、そうなの!?』
-
ミセ*^ー^)リ『あははははwwww征服なんてwwそんなバカなww』
( ;゚д゚ )『へ?』
( ФωФ)『むしろその逆であるよ』
(; ゚д゚ )『逆?』
/ ゚、。 /『地球は様々な宇宙人から狙われて居るんですよ』
( ФωФ)『我輩たちは地球が大好きなのである!そこで!』
ミセ*゚ー゚)リ『私たちは悪い宇宙人から守るために地球に来たんだよ』
( *゚д゚ )『そうなんだ…。良かった、安心したよ。三瀬さんが悪い奴なんて思いたくなかったからさ』
ミセ*^ー^)リ『え、えへへ、ありがとう』
( ФωФ)『やっぱり結婚を…』ヒソヒソ
/ ゚、。 /『今時いない純粋で好青年…』ヒソヒソ
ミセ;*゚ー゚)リ『もー!二人とも!』
-
( ゚д゚ )『じゃあ俺はもう帰りますから、やっちゃってください』
( ФωФ)『やっちゃってください、とは?』
( ゚д゚ )『だーかーらー、あれですよ、あれ!記憶消去ですよ!』
/ ゚、。 /『記憶消去?』
( ゚д゚ )『宇宙人についての情報は消すんでしょ?』
( ФωФ)『そんなことしないし、そもそも出来ないのである』
( ゚д゚ )『え?』
ミセ*゚ー゚)リ『記憶消去なんて出来るわけないじゃん、ミルナ君ったら!』
( ;゚д゚ )『え、じゃあなんであんなペラペラと情報もらしたの!?』
ミセ*゚ー゚)リ『悪いことしたのこっちだし、ミルナ君なら別にいいかなって』
( ;゚д゚ )『駄目だろ!ちゃんと危機感をだなぁ……はっ!?』
ミセ*゚ー゚)リ『どうしたの?』
( ;゚д゚ )『記憶が消えないってことは…三瀬さんに裸見られた記憶も…』
ミセ;*゚ー゚)リ『…消えないかな、うん』
-
『もう婿にいけねぇええ!一思いにキャトってくれえええ!!』
『落ち着いてミルナ君!』
『大丈夫大丈夫、ミセリと結婚すれば問題ないであるよ!』
『大有りだあああ!』
-
( ゚д゚ )「あの時は散々な目にあったな…」
ミセ;*゚ー゚)リ「ごめんってばー…」
( ゚д゚ )「まぁ、裸見られたのは最悪だったけどあれから三瀬さんと仲良くなれたし別にいいけどな」
ミセ;*゚つ゚)リ「そ、そうなんだ」
( ゚д゚ )「なんで顔また隠してんの?」
ミセ;*゚つ゚)リ「だって嬉しくて…恥ずかしくなっちゃったから」
( ゚д゚ )「駄目だよ、ほら、手下ろして」
ミセ;*゚ー゚)リ「ううー…ミルナ君の鬼!鬼畜!」
( ゚д゚ )「そんなこと言われてもなぁ」
ムス*゚−゚)リ「別にいいじゃない、顔隠しても…」
( ゚д゚ )「駄目だよ、だって」
-
ギュッ
ミセ;*゚ー゚)リ「へ?」
( ゚д゚ )「こうしないと手繋げないじゃん」
ミセ;*////)リ「なっ…!?」カァアア
( ゚д゚ )「後照れる顔見たいし」
ミセ;*////)リ「というかそれでしょ!?もう片方の手あいてるし!」
( ゚д゚ )「手繋ぐこと自体は嫌じゃないんだな」
ミセ;*////)リ「……いじわる」
( ゚д゚ )「俺のことすき?」
ミセ;*////)リ「…ミルナ君が居るこの地球ごと守ってあげるぐらいには好き」
( *゚д゚ )「ミセリ…キスしていいか?」スッ
ミセ;*////)リ「そんなこときかないでよぅ…」
クラスメイトのシャイなあの子は宇宙人で、そして俺の…
カッ!
-
( ;゚д゚ )「マブシッ!…って、あれ?」
( *ФωФ)「キスと言うことは結婚であるな!結婚!」
/ *゚、。 /「星に帰って挙式をあげましょう!」
( ;゚д゚ )「んなっ…!?ちょ、ま!?」
チュッ
(;*゚д゚ )「…え?」
ミセ*////)リ「ずっと一緒にいようね、ミルナ君」
宇宙で一番大好きで、大切な宇宙人なのだ。
-
タイトル ( ;゚д゚ )シャイなあの子は宇宙人のようですミセ*゚ー゚)リ
レス番 >>652->>669
お題 特になし
縛り なし
-
ヒューヒュー
可愛いな畜生乙
-
宇宙人の両親は気が早いな、乙
次行く
-
(;^ω^)(=゚ω゚;)ノ(*‘ω‘*;)
ωがかゆい!!
金ω玉がかゆいようです
-
(*‘ω‘*;)「どうするっぽ!!血が出るまで掻きむしってもまだかゆいっぽ!」
(=゚ω゚;)ノ「ぼ、僕もだょぅ!」
(;^ω^)「落ち着くお!!こういう時はセルロイドが効くって兄者が言ってたお!」
(*‘ω‘*;)「わかったっぽ!」
-
(=゚ω゚;)ノ「えっと!90度で軟化するってょぅ!」
(;^ω^)「ぃょぅ!思いっきり僕のωに塗ってくれお!」
(*‘ω‘*;)「き、90度っぽよ?!」
(;^ω^)「このまま下手に掻きむしって種無しになるよりは医者の言うこと聞く方がマシだお!!早く塗るお!」
(=゚ω゚;)ノ「わ、わかったょぅ!」
-
( ω )
(*‘ω‘*;)「ブーンのωを掻く手が止まったっぽ!!」
(=゚ω゚*)ノ「効果絶大だょぅ!」
( ´_ゝ`)「なにやってんだお前ら」
(´<_`;)「ブーン?!しっかりしろ!医者が来たぞ!」
(*‘ω‘*)「あ!SBことセルロイドブラザーズっぽ!」
( ´_ゝ`)「SBは流石ブラザーズだよ、ちんぽ」
-
( ´_ゝ`)「バカだなぁステロイドとセルロイド聞き違えるって」
(*-ω-*)「ステロイド…最高っぽ」
(=゚ω゚*)ノ「かゆさが引いたょぅ!」
(´<_`;)「はやく!ブーンを治療しろよ!」
( ´_ゝ`)「そうだな、ラノベの主役だお!とか言って難聴治さなかったブーンに優秀な耳鼻科医を紹介しよう」
(´<_`;)「そっち?!」
( ω )
( ω )
金ω玉がかゆいようです
おわり
-
わろたwww
-
【タイトル】金ω玉がかゆいようです>>673-677
【お題】
痒み、セルロイド
【縛り】
・ 登場AAが5人以上
・ 100レス以内に収める
・ 30レス以内
-
恋愛のあとのこれはわろたwwwww
-
なんか書いてたら2つのタイトルが合体しそうになったからやめた
-
タイトルお題出してくれた人に「出してよかった」と思ってもらえるような作品を書きたいもんだがなかなか上手くいかないな
精進せねばな
-
クッ、次の投下はまだか!
息子が萎えちまうぜ
-
>>683
いろんな意味で小さい男だ
もっと気長に待とうぜ
-
ある日、俺は夢を見た
それは妙な現実感を伴う夢で、もしかしたら夢ではなかったのかもしれないが、まあどうでもいい
どちらにせよ、今となってはもう知る由もないことだ
( ゚¥゚) ようこそ基準世界へ。私は基準人間
目の前の男はそう名乗り、頭を下げる
男の肌は鮮やかな紫色で、真っ白な髪の毛は焦茶色の太陽光を反射し七色に輝いていた
基準世界の色彩は、俺の住んでいる世界のそれとは全くの別物だった
( ゚¥゚) しかし、これが基準なのですよ?
男は困ったようにそう言って、緑色の息を吐き出した
俺は全身に痒みを感じて掌を擦り合わせる
擦り合わせた掌に緑色の息を吹きかけてやると、一瞬痒みが和らいだような気がした
( ゚¥゚) おやおや、寒そうですね。立ち話もなんですし私の家に来ませんか?
寒そう? 何を言っているんだこいつは?
まあ、所詮は夢の世界。俺はそう考えて、男の家に行くことにした
-
真夜中の散歩のようです。
.
-
( ゚¥゚) ここが私の家です。靴は脱がなくて結構ですよ
男の家に入ると、全ての家具が黄緑色で統一されていた
「私は青が好きなのです」という意味の分からない言葉を聞き流し、居間に進む
全身の痒みはいつの間にか治まっていた
( ゚¥゚) いま温かい物出しますから、掛けててください
言われるままに椅子に掛けて待っていると、色取り取りの食器を載せたトレイを持って男は戻ってきた
緑色の湯気が立ち上る食器をテーブルに並べながら男は言う
( ゚¥゚) 食欲の沸かない彩りかも知れませんが、基準ですので
赤黒い人参、ピンクのしいたけ、藍色の米
正しく食欲の沸かない彩りの料理から、甘ったるい香りが鼻に届く
一口食べる。苦い。辛い。しかしなぜか俺はそれを美味いと感じた
( ゚¥゚) お気に召していただけましたか。それは良かった
( ゚¥゚) ……では、いい加減この世界のことを説明しましょうか
男は小豆色の葉巻を咥え、灰色の炎で火をつけて、真っ青な煙を吐き出した
紫色の唇から語られたその話は、なんとも奇妙で、しかし不思議な説得力を持っていた
-
( ゚¥゚) 哲学の世界では議論しつくされた、言わば手垢の付いた命題なのですがね
( ゚¥゚) 私と貴方が同じ「赤」という色を見た場合、二人の目には全く同じ赤色が映っているのか
( ゚¥゚) 私と貴方が熱湯に手を突っ込んだ場合、二人が感じる「熱い」という感覚は同質の物であるのか
( ゚¥゚) ……貴方はそんな疑問を持ったこと、ありませんか?
男の質問に、俺は黙って頷く
その疑問はきっと多くの人間が一度は通る道で、俺だって例外ではない
( ゚¥゚) 結論を言ってしまうと、物の見え方、熱の感じ方は「人によって違う」のです
( ゚¥゚) ただみんな、植物の葉の色を緑色と呼び、光量の多い状態の視界を明るいと言う
( ゚¥゚) そして高温のものに触れた時の感覚を熱いと、そう呼んでいるだけなのです
( ゚¥゚) この基準世界では全ての人間が、基準人間である私と同じように世界を感じることが出来る
( ゚¥゚) 例えば私の皮膚の色。貴方には何色に見えますか?
そう言って男は腕を突き出し、掌をこちらに向けた
鮮やかな紫色の皮膚に、黄色い血管が浮かんでいる
( ゚¥゚) この皮膚の色は私にとっては肌色で、うっすらと浮かんでいる血管は青白い色をしている
( ゚¥゚) この世界で貴方は、自身の感覚が基準からどの程度「ずれているのか」を知ることができるでしょう
-
ふざけるな、と俺はテーブルを叩いた
どしんと鈍い音がして、浮き上がった食器がかちゃかちゃと高い音を立てた
( ゚¥゚) ふむ、聴覚に関しては貴方は基準的な人間なようですね
男の冷静な口ぶりは、さらに俺を怒らせた
何が基準人間だ。何が基準世界だ。馬鹿馬鹿しい。他人のことを「ずれている」だなんて失礼にも程がある
じゃあその基準とやらは誰が、いつ、どうやって決めたんだ
俺は言ってやったよ。そうしたら男はまたもや冷静な口調でこう言ったんだ
( ゚¥゚) さあ、私は知りませんね
( ゚¥゚) まあ少なくともそれを決めた者が、基準である私よりも「上」の存在であることは間違いないかと
( ゚¥゚) こうやって他人を基準世界に引き込む力も、その「上」の存在から貰った物です
とうとう俺は怒鳴った
適当なことを言うな。こんなもん夢か何かに決まってる。ってな
( ゚¥゚) 夢ですか。そう思うならそれでもいいでしょう。似たようなものですし
( ゚¥゚) でも、それなら怒る必要もないでしょう? 所詮夢、「そういうこともあるんだなあ」くらいに思えば
-
それから俺は三日ほど男の家に泊まった
三日といっても太陽が三回昇って下りてを繰り返したというだけで、体感ではもっと短い時間だったような気がする
おおよそ一日半、長くとも丸二日といったところだ
基準人間の体感時間は俺のそれよりも随分と短いものであるらしい
( ゚¥゚) 体感時間が長いということは、貴方は基準よりも長く人生を楽しむことができるということです
( ゚¥゚) 基準的な一日が半日程度に感じたのであれば、本来の貴方の体感時間は基準のニ倍
( ゚¥゚) 八十年生きるとしたら貴方は百六十年分の時間を体感することになる
二日目の朝、基準的な朝食――臙脂色のトースト二枚と橙の牛乳一杯――を摂りながら、男はそう言っていた
正直な話、何を言っているのかよくわからなかった
( ゚¥゚) 基準的な説明力ではこの程度の説明しか出来ません
( ゚¥゚) 詳しく知りたければ帰った後、基準より上の説明力をもつ人に聞いてみてください
( ゚¥゚) まあ、貴方の理解力が基準程度あったらそんなことをする必要はなかったのですがね
だとさ
お前らは男が言っていた話の意味、わかるかい?
-
さて、男の家で三日間も何をしていたかというと、ただぼうっと生活をしていただけだ
朝、眠気でネバネバする目を擦りながら朝食を摂り、落とした食器が足にあたって凍りつくほどの冷たさで目が覚める
マンガやテレビを見ながら酸っぱいクッキーを食べ、辛いコーヒーを飲んで、それに飽きたら散歩
水色の道路、レモン色の木々や真っ黒い家々を眺めながら当てもなく歩き回り、疲労で足がシパシパしてきた頃に家に戻る
そうするとキッチンの方から石油の匂いが漂ってきて、昼飯時だ
昼飯の後は音楽でも聞きながら昼寝。幸運なことに聴覚は元々「基準的」らしいからな、数少ない違和感なく過ごせる時間だったよ
そんで起きたらまたテレビなりマンガなり、散歩したりゲーセン行ったりで夕飯まで時間を潰す
深緑色の湯船に浸かって貸し与えられた部屋でオナニーして寝る。これで一日終わり
ああ、オナニーな、紫色の男女が絡み合ってるAVは中々刺激的だったし出た精子は血みたいな赤色してたし大変だったぞ
ティッシュ捨てたゴミ箱からは醤油を焦がしたような匂い。やばいね、二度と焼き飯食えねえよ
ちなみに基準的な性的嗜好は「出会って五秒で即合体」らしい
( ゚¥゚) 私にだって基準的な性欲はあるのです
基準世界は――基準的な感覚になってしまうことを除けば――俺の元いた世界と何ら変わりのない世界だった
-
三日目の夕食、基準世界での生活にようやく慣れ始めた頃、俺は男に尋ねた
そもそもどうして俺はこの世界に連れて来られたのか、とな
当然の質問。むしろ聞くのが遅すぎたくらいだが、きっと異常なことばかりでそれどころではなかったのだろう
( ゚¥゚) さあ、なんででしょうかね? 私は「上」からもらった力をなんとなく使っているだけですので
( ゚¥゚) 力を与えるということは、それを使えということなのだろうと、そういうふうに考えました
男の回答に俺はずっこけた
なんとなくで他人をこんなとんでもない世界に引きずり込みやがったのか、とな
そしたら男は少し間をおいて、こんなことを言ったんだ
( ゚¥゚) まあ、正しいという保証はありませんが私なりの考えはあります
( ゚¥゚) それでよければ、お話ししましょうか?
俺は青灰色の赤ワインを飲み干して、おう話せ話せと煽り立てた
基準世界のワインは蜜のように甘く、ミルクのような柔らかい香りがした
-
( ゚¥゚) まず確認です。私が基準人間であることに、最早疑いはありませんね?
まあな、と相槌を打つ。今更それを疑ったってしょうがないことだ
男はよろしいと頷いて言葉を続ける
( ゚¥゚) ではどうして基準人間というものが存在するのでしょうか?
( ゚¥゚) 「上」の存在は何のために私を基準人間に選んだのでしょうか?
( ゚¥゚) ……きっと、比べるためでしょう
はあ、と間の抜けた声を上げてやると、男は「基準よりも丁寧に説明してあげましょう」と笑った
ぶん殴ってやろうかとも思ったが、話の続きが気になるのでやめた
( ゚¥゚) 基準とはそもそも異なる複数の物を比較するための指標
( ゚¥゚) 私を基準に選んだということは、私と、私以外の誰かを比べるつもりなのでしょう
( ゚¥゚) そして与えられた「他者を基準世界に引き込む力」
( ゚¥゚) 私はひとつの推測に辿り着きました
( ゚¥゚) 「上」は、私達人間の個体差を「観測」している
( ゚¥゚) 私という基準を元に、人間の感覚にはどの程度のずれがあるのかを調べているのです
-
男はワインを一口飲んで、「ここまで理解していただけましたか?」と尋ねてきた
俺が黙って頷くと、男は満足気に微笑んでもう一度ワインを口に運んだ
さっきとは違う、嫌味のない笑顔だった
( ゚¥゚) どうです、面白い考えだと思いませんか?
( ゚¥゚) 私としてはそれなりに正解に近い考えではないかと思っています
( ゚¥゚) ……まあ、確証なんてどこにもありませんがね
その後のことはあまり良く覚えていない
いつになく饒舌になった基準人間と夜遅くまで酒盛りをして、ぐるんぐるん周る頭を抱えて床に就いたと思う
そうそう、酔った時の感覚も元々「基準的」だったようで、楽しく飲むことができたよ
( ゚¥゚) 明日は貴方を元の世界へ返しましょう
男は確か、そんなことを言っていた気がする
-
翌朝、いや、昼と言っても過言ではない時間帯に起床
軽い食事を摂ったあと、男に連れられて家を出た
( ゚¥゚) 車で二時間ほどですかね。運転は私がしましょう
男に促され助手席に座ると、車が発進した
紫色の歩行者を横目に男はどんどん速度を上げていく
少なく見積もっても時速八十キロ、こんな市街地で出して良い速度ではない
( ゚¥゚) 法定速度は守っていますよ。速度計見てください、五十キロって書いてあるでしょ?
( ゚¥゚) これが基準的な時速五十キロの体感速度です
( ゚¥゚) 普段より速く見えるということは、本来貴方は基準以上の動体視力を持っているということです
なるほど、と納得し外の景色に目を向ける
相変わらず奇妙な色彩の街並みで、群青と白の牛丼屋の看板が赤黒く輝いていた
この世界の牛丼は、一体どんな色をしているのだろうか
( ゚¥゚) そりゃあ茶色ですよ。私にとっての、ですがね
( ゚¥゚) 椎茸のかさのような色です。椎茸は食べましたよね?
椎茸のかさ、ね
この世界にきて最初に出された料理に入っていたが、確かあれは鮮やかなピンクだった
生煮えじゃねぇかとひとりごちて、それから暫く会話は無かった
-
「それ」に気付いたのは出発してから体感で一時間、基準世界的には一時間半ほど経った頃だ
水色の道路、紫色の歩行者、真っ黒い家々。違和感だらけのこの街並みを、俺は「知っている」のだ
そこの角を曲がった先には古い喫茶店があって、店先には小さなショーケースが置かれている
次の交差点を右に曲がると公園があって、その道をさらに真っすぐ進んだら……
( ゚¥゚) 私が思うに社会というものは、多くの世界が重なり合った存在なのです
俺の動揺を察知してか男は語り出した
子供を宥め諭すような、柔らかい声だった
( ゚¥゚) この世界に来て分かったと思いますが、感覚というものは人によって全く異なるのです
( ゚¥゚) 同じ物を見ていても、それぞれの瞳に映る景色は同一ではない
( ゚¥゚) 匂いも、音も、時間感覚や痛みだって例外ではありません
( ゚¥゚) それは言うなれば、同じ空間に存在しながら異なる世界を生きているようなものなのです
( ゚¥゚) それぞれの人間がそれぞれの世界を生きている。百人居れば百の世界が存在する
( ゚¥゚) 千人居れば千の、一万人居れば一万の世界
( ゚¥゚) その世界が奇跡的な確率で、奇跡的なバランスで、かろうじて体裁を保ちながら共存しているのが、社会
( ゚¥゚) 我々の生きる社会なのです
-
車は徐々に速度を落とし、公園の前を通り過ぎた
俺の考えが正しければ、この道の先にある物は……
( ゚¥゚) 今回貴方は社会の本質を知り、他者の世界を体感することが出来た
( ゚¥゚) 元の世界へ戻っても、どうか覚えていて欲しい
( ゚¥゚) その理解と経験は、必ずや貴方にとって掛け替えの無い宝となることでしょう
( ゚¥゚) ……さて、着きましたよ。ここがどこだか分かりますね?
シートベルトを解除して車から降りる
道の先にあったのは、俺の家だった
( ゚¥゚) さあ、扉を開けなさい。そうすれば貴方は帰ることができる
( ゚¥゚) 基準からほんの少しずれた、貴方の元居た世界へ
俺はドアノブに手をかけて、ゆっくりと扉を開いた
蛍光灯の白い光が、扉の隙間から漏れ出した
J( 'ー`)し おかえりなさい。今ご飯用意するからね
扉の向こうでは、肌色の母が俺を出迎えた
-
気が付くと、俺は自室のベッドで横になっていた
ふかふかの毛布。芳香剤の甘い香り。窓の外では白い太陽が煌々と燃えている
そう、俺は元の世界に帰ってきたのだ
J( 'ー`)し おはよう。今ご飯用意するからね
台所に隠れた母を尻目に、携帯電話のカレンダーで日付を確認する
基準世界で過ごした時間はまるで無かったかのように、液晶は地続きな時間を映し出した
色取り取りの食器を載せたトレイを持って、母は戻ってきた
真っ白な湯気が立ち上る食器をテーブルに並べながら母は笑う
J( 'ー`)し 今日は早起きね。感心感心
オレンジの人参、茶色いしいたけ、真っ白な米
焼いた塩鮭の芳ばしい香りを思いきり吸い込んで、俺は朝食をかき込んだ
さて、俺の見た夢の話はこれで終わりだ
ところであんたの世界では、俺は何色をしてるんだろうね?
-
なにかがズレた世界のようです('A`)
レス番
>>685-698
お題 ピンクのしいたけの夢
縛り AAの名前を使用しない
-
おつ
すげぇおもしろい
-
先ほどは横入り失礼しました。
改めて投下させていただきます。
-
真夜中の散歩のようです。
.
-
この街に、本当の闇など存在しない。
人の住む家から漏れる明かり。
道を照らす街灯。
どんな時間でも開いている店。
安全で便利なことはありがたいことだけど、人工的な光は私の心の肌を荒れさせてしまっている。
安らげない。
とでも言うのだろうか。
それでも私の日課となっている真夜中の散歩で歩くこの場所は、闇ではないけれど、どこか安らぎを覚えた。
大陸を分かつ大河。
それに沿って続く道。
国境を兼ねる河に沿うこの道には信号もないし、街灯もほとんどない。
『向こう側』を警戒する無粋な建物とライトは一定間隔で存在するけれど、深く広いこの河はそれすらも吸い込んで、水面のきらめきに変えてくれている。
いや、変えてくれて『いた』。
向こう側に出来た河沿いに広がる工場が、昼夜を問わずし光りを漏らしてから、冷たい光りが水面を反射していた。
漏らしているのは光だけじゃない。
煙、音、廃液。
不愉快なものが垂れ流しになり、そして空を、土を、水を汚していた。
それは勿論不愉快で悲しいことだけど、心の安らぎとなっていた場所を汚されたことに、一番怒りを覚える。
.
-
え、あ、さっきのが真夜中だと思って読んでたわ
支援
-
「おや姉ちゃん、こんな時間にお散歩かい」
この街に来てから毎日のようにこの道を歩いたが、こんな輩が出始めたのは工場が出来てからのような気がする。
少なくとも、私は遭遇したことがなかった。
「なんだよ無視かよ〜。こんな所に女一人じゃ危ないよ。おいちゃんの部屋で、朝まで飲もうよ〜。おいちゃんのテクニックで寝かさないよ!」
アルコールの混じった臭い息を吐きながら、男が私に近付く。
「お?ねえちゃん珍しい髪の色をしてるねぇ。もしかして『向こう側』の出身かい?おいちゃん『向こう側』の女を抱くのは初めてだよ。うれしいねぇ。こっちの女とは締まり具合も違うのかな」
工場の明かりに照らされている脂ぎった顔。
薄い髪の下の頭皮が脂で照っていて、見ても聞いても嫌悪感しか生まれない。
「なんだい、なんだい、嬉しくて言葉が出ないのかい?今日は何回いかせてあげれるか…」
私に触れようとした瞬間に、最後まで喋ることも出来ず、地に倒れる下品な男。
「……殺したの?」
「いえ、気を失っているだけです」
「そう」
.
-
襲ったのは、闇。
人のはずなのに、いつしか彼は闇になっていた。
小さかった頃、幼馴染として遊んだときには青空がよく似合う男の子だったのに。
空を飛びたいって言って両手を広げて走ったり、そのまま崖からジャンプして大怪我をしたりするような、男の子だったのに。
どんな時にも笑顔で、変な喋り方をして私を笑わせてくれて、癖になって普段でもそんな喋り方になってしまって二人で笑いあったりしたのに。
いつしか昼間でも彼の周りには太陽の光りが届かなくなっていた。
「姫」
幼馴染の男の子が、私を守るために育てられていたと知ったのは、いつだっただろう。
「お怪我はございませんか」
幼馴染の男の子が、私に敬語を使うようになったのは、いつからだろう。
「姫?」
幼馴染の男の子が、私の横に立ってくれなくなったのは、いつからだっただろう。
「大丈夫よ」
幼馴染の男の子が、私の目を見て会話をしてくれなくなったのは、いつからだろう。
「安心いたしました」
幼馴染の男の子が、半そで半ズボンを着なくなって、黒いスーツばかり着るようになったのはいつからだろう。
「ありがとう」
「いえ。それが私の使命ですので」
きっと、私が自分のことを『国を継ぐべき姫』なんだと知ったとき。
あの時から、きっと。
.
-
「姫、準備が整いました。」
「そう。ご苦労様」
河向こうの工場を見る。
今から私が行うことが後世にどう伝わるのかわからない。
卑怯な手段で国を追われた姫が自分の国を取り戻したと賞賛されるか、暴虐の限りを尽くして追放された王女が最後の足掻きをしたが返り討ちにあったと嘲笑されるか。
でも、歴史を作るのが勝者だというのなら、私は勝者になってみせる。
父を殺して首を晒し、、母を犯し殺したあの男を許すことなんて出来ない。
絶対にあの男を殺し、国を取り戻して見せる。
たとえ、私自身が血に染まろうとも。
「姫」
「ええ」
急かすのではなく、無機質に私に声をかけるかつての幼馴染。
でも知っている。
この人は、いつまでもどんなときでも私のそばにいる。
私の影の中に居て、いざという時は外に出て私を守ってくれる。
私を覆って、安らぎを与えてくれる人。
わたしが合図をすれば、全てが始まる。
始まりへの始まりか。
終わりへの始まりか。
震える肩。
怯える心。
決めたことなのに、絶対にやらなきゃいけないことなのに。
「……ねぇ」
「なんでしょう。姫」
「ねえ、ブーン。これが終わったら、また二人で青空の下を歩けるよね」
.
-
( ^ω^)「…あるけるお、ツン。二人で歩いて、走って、空を飛ぼうお」
ξ゚⊿゚)ξ「…うん、二人で飛ぼう。崖から落ちないように気をつけなきゃだね」
.
-
一瞬だけど、彼の目を見れた。
私を見つめる、にこやかな優しい目を。
ここが闇に包まれていないことを、初めて感謝した。
大好きな闇じゃないけど、大好きな青空に会うために、命をかけよう。
「……はじめなさい!!」
周囲の闇に紛れる仲間たちに聞こえるように大きな声で号令し、そして大きく上げた右手をまっすぐに下して河向こうの工場を指差すと、爆発が起きた。
爆発は連鎖して工場を炎で包む。
反撃の狼煙にしては大きすぎるし派手だけど、許してもらおう。
闇を取り戻して、青空を手にするためだから。
終
.
-
真夜中の散歩のようです。
レス番
>>702-709
お題 青空
縛り 爆破落ち
以上、横入失礼しました。
-
投下する。全裸で。ギャグものを。
-
_
( ゚∀゚)「お前ら!! ツンにおっぱいジェットスクリームアタックを仕掛けるぞ!!」
( ^ω^)('A`)「「応ッ!」」
ξ;゚⊿゚)ξ「!?」
(,,゚Д゚)「なにぃい!! おっぱいジェットスクリームアタックだとおぉぉお!!!!???」
( ・∀・)「知っているのか!? ギコ!!!」
(,,゚Д゚)「いや、知らね」
( ・∀・)「……」
_
( ゚∀゚)「────説明しよう!!」
( ^ω^)「おっぱいジェットストリームとは!!」
('A`)「ジョルジュ、ブーン、ドクオの三人による三位一体の(おっぱい)攻撃フォーメーションである!!」
ξ゚⊿゚)ξ「アホか」
-
_
( ゚∀゚)「ええぃ!! 五月蝿い行くぞ!!!!!」
( ^ω^)「うぉおぉおおおおお!!!!!」
('A`)「うぉぉおおお!!!!!!!!」
ξ;゚⊿゚)ξ「きゃぁああああああああ!!!!!」
(,,゚Д゚)「三人が縦一列に並んでツンに突進していく!!!!!
あれじゃあ真正面から見たら一人が突進しているようにしか見えない!!!!」
( ・∀・)「元ネタ完全にパクリじゃねぇか」
_
( ゚∀゚)「うぉぉぉおおおおおお!!!!!!!!!!!!!」
ξ;゚⊿゚)ξ「きゃぁああああああああ!!!!!」
( ^ω^)「うぉおぉおおおおお!!!!!」
('A`)「うぉぉおおお!!!!!!!!」
-
_
( ゚∀゚)「───あ」
ヽ(゚∀゚)/ ズコー
\(.\ ノ
、ハ,,、  ̄
 ̄´´
(,,゚Д゚)「ジョルジュが転んだぁあああ!!!!!!」
( ・∀・)「何故後ろ向きに転ぶ」
_
( ゚∀゚)「……いつつ」
(,,゚Д゚)「ジョルジュ選手、痛そうですね。何とか立ち上がったようですがダメージが残っているようです。
何とか回復しておっぱいジェットスクリームアタックを再度放って欲しいものですが、難しいか?
どう思われますか、解説のモララーさん」
( ・∀・)「誰が解説だ」
(:^ω^)「うぉぉ……おぉぅ」
(;'A`)「おぉぉぉお……」
(,,゚Д゚)「おっと! ブーン選手とドクオ選手、何故か動けなぁああああいいいい!!!!!
言い出しっぺのジョルジュ選手が派手に転んでしまってどうしたらいいのかわからないのか!?
気まずい感じでその場をウロチョロウロチョロしている!!!!!!!!!!!!!!!」
( ・∀・)「(声でけえよコイツ)」
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