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( ^ω^)2013年 突発ゴールデンウィーク企画のようです
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俺たちのGWははじまったばかりだ!!
ゴールデンウィークだし、何か企画をやろうぜという主旨のスレです。
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乙!
他に誰かいなければ投下させてもらおうかな
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私が産まれた街では、孤児が生きていく方法なんてものは限られていた。
まあ生きていくといっても、大概は成人する前に死ぬのだが。
それでも多くの者は一日でも生き長らえる為に、その限られた中からだいたい盗みか身体を売るかを選ぶことになる。
客観的に見ても私は男受けする容姿をしていたし、身体を売るのは天職といえば天職だったのかもしれない。
だが私は安易な道に走らず、命懸けでもう一つの才能を伸ばした。
それが幼少のみぎりより今なお続く仕事、殺しだ。
(,,゚Д゚)「お前が今さら普通の道に戻れるとでも?」
普通というものの定義は議論の種となるが、今それはどうでもいいことだろう。
私の結論は一つしかない。
川 ゚ -゚)「……もう殺しは飽きたよ」
余生を慎ましく暮らしていく程度には金もある。
大望を抱かない、主張もない、ただ生きていければいいという主義だけしか私の中には存在しない。
そんな私にはこれ以上働く理由が見当たらなかった。
(,,゚Д゚)「まあいいだろう。だが最後にもう一仕事だけしてもらおう」
自由との引き換えになる最後の仕事、この時の私にはそれが魅力的に見えてしまったのだろうな。
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決行は一年後のとある日、チャンスは一度きりで数秒間しかない。
高難度で絶対にしくじれないともなれば、私とて準備ぐらいはする。
友好関係を築いた上で油断した相手をズドンッというのは古今より珍しくもない手だが、その分だけ成功率も高いものだ。
だからターゲットと交遊を結ぶ為に、わざわざ海を渡って日本くんだりまでやって来たわけだが。
ζ(゚ー゚*ζ「どうしたの、クールさん?」
川 ゚ -゚)「少々考え事をしておりまして……」
さすがの私も、平和ボケした日本の女子高に一年間も潜入するのは、勘弁してくれと叫びたくなったものだ。
まあそんなことがありつつ知ったことだが、このデレという者は、
ζ(゚ー゚*ζ「これとこれ、どっちが似合うかな?」
服一つ買うのに、有限な人生を二時間も浪費する。
ζ(;ー;*ζ「うぅ……良かったよぉ……」
映画を見に行けば人目を憚らず泣き崩れる。
ζ(^ー^*ζ「クールさん、大好き!」
やたらと馴れ馴れしい。
なんというか、どこにでもいるような普通の女だった。
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デレ可愛い
支援
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それでもって季節は流れて決行日、卒業式の当日がやって来た。
なぜ今日なのかも、なぜチャンスは一度きりなのかも知らないが、それはきっと私が知る必要のないことだろう。
ζ(゚ー゚*ζ「ねえ、クー。卒業しても私達、ずっと友達だよね?」
川 ゚ -゚)「……、わざわざ口に出さねばならないほど、私は友情に不義理であったでしょうか」
ζ(^ー^*ζ「ううん、大好きだよクー!」
じゃれついてくるデレをあしらいながらも、私には決定的な瞬間が足音を立てて迫って来るのが聞こえていたよ。
腐った世界を見て汚れきっていた私の目からしても、今まで殺して来た相手には殺されるに足る十分な理由があった。
だが今回はどうだ。
どうする、やるのか、やれるのか、私がデレを殺すのか。
こんなどこにでもいるような、――友人に笑みを向けている少女の命が、私の自由との対価に相応しいのか。
川 ゚ -゚)「っ!? どけっ、デレっ!!」
子供の頃から聞き慣れた火薬の弾ける音。
デレを突き飛ばすと同時に、眼前が深紅に明滅する。
ζ(゚ー゚;ζ「クーっ!?」
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組織も一年越しで計画を立てているのだ、私に動きがないとなれば当然誰か別の者がやることになる。
自明の理、よく考えずとも分かることだ。
ζ(゚ー゚;ζ「――――」
頭の中で地鳴りみたいな音が響いてうるさい。
デレが何か言っているのに聞こえないじゃないか、結構こいつの声好きだったのにな。
まあデレが無事みたいでなによりか。
川; - )「はあはあ、くそっ……もう……ちょ……だったのに……」
こんなときに限って頭をよぎるのは、明日は私が成人を迎える誕生日だったということ。
悔いという程のものではないが、別の道を選んだようで結局私も他の子供達と何ら変わらなかったのだろうか。
ζ(;ー;*ζ「――――」
いや、私は餓死でも、暴行を受けて死ぬわけでも、臓器を摘出されて死ぬわけでも、性病に冒されて死ぬわけでもない。
この触ると暖かい、大切な友人を庇って死ぬのだ。
この血塗れの手を、愛しい友が握ってくれる。
決して人並みとは言えない人生で、人並みに誇れることがある。
川* ー )
たったそれだけのことで笑みが溢れてしまうのだから、本当に涙が出る程人間というのはどうしようもなく単純な生き物だ。
その日、自由を得る為に私が殺したのは、他人の生を喰らって生き繋いだちんけな一人の殺し屋だった。
fin
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タイトル
川 ゚ -゚)明日に追いつけないようです
レス番
>>534->>538
お題
友情
縛り
起承転結で4レス短編
全体の9割地の文
メリーバッドエンドにする
ご愛読くださりありがとうございました
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うおおおお
切ないよ……
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乙
おぉぉん…クー…
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バッドエンドうめえ……うめえよぉ………フグゥ
乙
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投下いたします。
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( ,,^Д^)「どうしてお前は、何時も同じ失敗ばかりするかなぁ?何度いえば気が済むの?」
(´・ω・`)「お前、自分の行動が親御さんの評価につながるって知ってる?自分で両親や家族の評価下げてるんだよ?」
( ´∀`)「あいつに仕事?任せられないよ簡単なことも出来ないし」
( ・∀-)「君さ、ホント成長しないね?君一人っ子でしょ?違う?じゃあそういう風に育てられてきたんだ」
(,,;゚Д゚)「流石さんとっすか〜?嫌だな、あの人といると空気悪くなるんすよ…あっ!?おはようっす…」
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('A`)「きっと流石先輩のことだから親父は酒飲みで。弟はニート、」
( ^ω^)「で、妹と母は二人を養うために風俗女!」
('∀`)「ハハッそれいいっ( ´_ゝ`)すね!」
(;^ω^)「ちょ!何するんだよ!おい!!」
(;'A`)「誰かこいつを止めてくださいよ!!」
(;・∀・)「流石くん!止めなさい!」
(#´∀`)「おい!流石!」
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『電話したくなったようです』
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( ´_ゝ`)「……」
{{ |' |' |' / / r=、/!
',! ! ! {! {! {! {! }ハ,'
>―‐┴―――┴―┴――――‐┴‐┴{`イ! |
/ /`T  ̄ ̄ ニニニニニニ  ̄ TT '' ┐ !_ll ,'`丶、
/ /〃 ̄ヽ ' −―――- ' 〃 ̄ヽ l llr ゙! _,. `丶、
l ! ゞ...,,_ノ _,.==;-、 ゞ..,,,_ノ l /l_ ll/
l l / , '/ `ヾ,ヽ ll l llゝ、/
l l / 〃'{ ヽヽ ll l ll / l!
l l 〃 ̄ヽll ト、 ノ `ヾ ̄`ヽ ! l ∩ l!
| ! ゞ...,,_ノ','、ヽ \ / ヽ_ノノ'| ll H' l'!,. -
l ! { {____ヽヽ\` ´ , / ̄ ', / ll// l//
,| l,ィ―――、 `ヾ='、 / \/// l, '
/l ! ゞ____ノ f´`ヾ', `ヾ{..,, -
,.-'´ ! ! `¨´ ヽ `ヾ―-
/ l l f ̄ ̄ ̄ヽ r――- 、 >、
{ l ! '、.....,,,,,_ノ '、.....,,,,,,_ノ '、_',
. '、 l l ,―――、 ,.―― 、 _.....,,,,,,ヽ
`ァ、__l l '、____ノ { } { ',
. / ! l ,-――-、 , ニニニ´, ,ニニニ´|
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プルルルルルルル
ガチャッ
( ´_ゝ`)「あ…俺だけどさ」
( ´_ゝ`)「うん、なんか電話したくなって、さ」
( ´_ゝ`)「みんな元気かなって」
( ´_ゝ`)「うん、そうか、弟者、大学合格したのか…よかった…」
( ´_ゝ`)「あいつなら上手くやっていけるよ、俺よりしっかりしてるからな」
( ´_ゝ`)「妹者は?」
( *´_ゝ`)「うん…早く帰ってきてほしいって?…ハハハッそうかそんな事言ってくれたのか、うれしいな」
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( ´_ゝ`)「どうしたって…俺は平気だよ大丈夫」
-
支援!
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( ´_ゝ`)「なぁ…父者」
( ´_ゝ`)「高校卒業した後、家から飛び出して、」
( ´_ゝ`)「父者、よく喧嘩したよな、おれ父者のことなんてお構いなしにこの仕事に就くことだけを考えて…」
( ´_ゝ`)「うん…」
( _ゝ )「仕事は……」
( ´_ゝ`)「上手くいってない、上手くいってないんだ…」
( ´_ゝ`)「自分から選んだ仕事だってのにさ…」
( ´_ゝ`)「何時までたっても上達しないし、失敗ばっかりするし」
( ´_ゝ`)「出来る出来ないで人間評価されちまうからさ、変な勘違いはされるし…」
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( ´_ゝ`)「育て方が悪いなんて、ハハッ…言われて」
( ´_ゝ`)「何度も土下座して誤って…もう疲れちまった。面子がつぶれて後輩には舐められるしさ」
( ´_ゝ`)「今日ムカついて同僚と後輩殴っちまった。」
( ´_ゝ`)「そしたらなんか精神的におかしくなって…」
( ;_ゝ;)「うぅぅ…俺、悔しくて…ごめんよ父者…俺だって一生懸命やってるんけど…」
( ;_ゝ;)「出来ないんだよ。全部から回りしちゃって…うぅ…」
( ;_ゝ;)「違うんだ、母者がいないせいでもないし父者の教育が甘いせいでもない」
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( _ゝ )「俺のせいなんだ俺の…」
( ;_ゝ;)「ごめんよ…ごめんよ……」
( _ゝ )「あの時父者の言うとりにすればよかった…」
( ´_ゝ`)「うん…今日吐き気が止まらなくってさ…」
( ´_ゝ`)「それで今日精神科に行って来たんだ…発達生涯から来るうつ病だって診断されたんだ。」
( ´_ゝ`)「よくわかんないけど…」
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( ´_ゝ`)「俺は多分、生き難い人間なんだと思う」
( ´_ゝ`)「会社辞めて家に戻ろうと思うんだ…」
( ´_ゝ`)「親父の工場、次ごうと思う…」
( ´_ゝ`)「一生懸命やるよ、でも今は休ませてくれ…ごめん」
( ´_ゝ`)「また連絡する…うん」
( ´_ゝ`)「また弟者や妹者によろしく…うん」
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ピッ!
( ´_ゝ`)「生きなきゃ…生き続けなきゃ…」
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【タイトル】
( ´_ゝ`)電話したくなったようです
【レス番】
>>544-555
【お題】なし
【縛り】地の文禁止
有難うございました。すこしテンポが速かったかも…
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泣けてきた。乙!
自殺前の電話かと思ったけど安心したよ……生きろよ兄者……
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乙!
俺も自殺前かと思ったわ
兄者生きてくれよ…
-
>>545
ミスった…死にたい…
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すねwwww
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投下します
-
キーンコーンカーンコーン
(-_-)「ふぁわぁ…」
('A`)「なんだよヒッキー、また寝不足か?」
(-_-)「まぁ、そんな感じ」
('A`)「ゲームでもやってんのか?」
(-_-)「そんな感じかなー、あ、じゃあ僕もう帰るから」
('A`)「おう、じゃあな」
最近僕にははまっていることがある。
それは…
-
(-_-)「土井さん!」
川д川「あ、小森くん。こんにちは」
(-_-)「一緒に帰ろうよ」
川д川「良いですよ」
(-_-)(テレパシー!)
川д川(今日も疲れたなぁ、早く帰りたいのに遅くなりそー…)
(;-_-)「あっちゃー…声かける前に見とけばよかった…」
川д川「はい?なんのことですか?」
(-_-)「いや、何でも無いよ。急いで帰ろっか!」
川;д川「はぁ…」
気になっている女の子の「お腹の中」を見ることだ。
-
気になるあの子のお腹の中のようです
.
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おっ支援
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(;-_-)「はぁ、疲れた…」ドサッ
家に帰るや否や僕はベッドにダイブする。
テレパシーを使うとものすごく体力を消耗してしまう。いくら寝ても足りず、最近は寝不足だ。
(-_-)「テレパシーか…」
僕の家族はみんな超能力が使える。だけど体力の消耗が激しいし、使えたとしてもしょぼい能力ばかりなのでほとんど使わない。
それでも僕が彼女、土井貞子さんのお腹の中を見るのには理由がある。
それは僕が土井さんを好きだと言う話を修学旅行でしたときまでさかのぼる。
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(;'A`)『ま、まじで?』
(*-_-)『えへへ、実は入学式の時に一目惚れしてからずっと好きで…』
(;^ω^)『なんて命知らずな…』
(;-_-)『へ?』
爪;'ー`)y-『お前やるなぁ…最高にcrazyだ』
(;-_-)『は、え、何で?』
(;'A`)『俺たちは小学校からアイツと一緒だからな…』
(;^ω^)『だお…』
(;-_-)『え、何々!?なんのこと!?』
爪;'ー`)y-『アイツはなぁ…』
『腹黒なんだよ』
-
(-_-)「…腹黒かぁ」
僕はそれから皆に「アイツだけは止めとけ」と引き留められたけどどうしても諦めきれなかった。
そもそも腹黒い一面を見たことが無かったし、そんなに喋った事もなかったから信じられなかった。
だから、テレパシーで彼女のお腹が本当に黒いかどうか見ることにしたのだ。
結果はというと…
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(*-_-)『土井さん、おはよー』
川д川『おはようございます』
(-_-)『(テレパシー!)』
川д川『(誰この人。知らない人にまで挨拶とか小学生かよ…)』
(;_;)『そ、そうだよね…。三年間同じクラスだけどほぼ会話してないもんね…』シクシク
川;д川『な、なんのことですか?!』
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(-_-)『土井さん、昨日の宿題やった?』
川д川『え、宿題ありましたっけ?』
(-_-)『あったよー!見る?』
川д川『いえ、お気持ちだけで結構です。ありがとうございます』
(*-_-)『(またまたぁ…素直じゃないんだから!テレパシー!!)』
川д川『(つーか、やってあるし。ま、今日私当てられる日だから、宿題やってないハズの私がサラサラっと答えたらビックリするだろうなぁ…ふふん)』
(*-_-)『…なんか逆に可愛い気がする』
川д川『?』
-
(;*-_-)『土井さん、実は映画のチケット二枚当たっちゃって…他に行く人居ないから一緒に行かない?』
川д川『すいません、他の人誘ってあげてください』
(;-_-)『(フラレた…なんで!?一番人気のミステリー映画なのに!テレパシー!!)』
川д川『(犯人はヤス)』
(;-_-)『うわあああああ!!』
川;д川『なっ、なんですか!』
(;-_-)『もう見たんだったら先に言ってよ!』
川;д川『は、はぁ?す、すいません?』
(;-_-)『もうこの映画見れないから、他の映画のチケット買いなおしてくる!そしたら一緒にいってくれる?!』
川;д川『え、あ、はぁ…』
(-_-)『じゃあ今日買って明日もって来るから!じゃあね!』ダッ!
川д川『…チケット当たったから誘っただけだったのでは?』
-
川д川カキカキ
(-_-)『土井さんって絵上手だよね、ならってたりするの?』
川д川『うるさい邪魔あっち行けヒキコモリ』
(;-_-)『あ、あれー!?今まだ僕何もやってないのに心の声が聞こえた気が!?』
-
他にもお腹の中を見るまでは考えられないような真っ黒な一面が沢山あったけど…
(-_-)「…やっぱり好きだなぁ」ボソッ
それよりも腹黒い一面を見る度により好きになっている自分がいる気がする。
大人しくて優しい彼女が好きだったのに、今じゃその正反対の彼女が好きだなんて可笑しな話だ。
(-_-)「土井さんは好きな人いるのかな…」
テレパシーで見れば一発で分かるけど、それを見る勇気は無い。
かといって諦める気も、告白する勇気もない。
(-_-)「…ま、いっか。今は現状維持で」
今は彼女と話せるだけでも幸せなんだから。
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キーンコーンカーンコーン…
(-_-)「眠い…」
('A`)「一日の授業全部寝てた癖に何言ってんだよ」
( ^ω^)「体調でも悪いのかお?」
(-_-)「ただの寝不足だよ」
( ^ω^)「でも顔色悪いお、早く帰って寝なきゃダメだお」
('A`)「ゲームもほどほどにしとけよ?」
(-_-)「うん、ありがとう二人とも。じゃあ僕今日資料室にプリント運ばなきゃだから…じゃあね」
( ^ω^)「ばいばいだおー」
('A`)「じゃあなー」
-
(-_-)「顔色悪い、か…」
やっぱりテレパシーを使うのは大分体に無理をさせるらしい。
…いや、基礎体力がないだけなのかもしれないが。
(;-_-)「よいしょっと…プリント多いな…」
テレポートでもしてやろうかと思うけど、こんなんだからダメなんだな、うん。
(-_-)「まぁ、さっさと運んでさっさと帰って寝よ…」
「小森くん」
(-_-)「え?」
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川д川「プリント運ぶの手伝いますよ」
(;-_-)「土井さん!ぜ、全然大丈夫だから、いいよ!」
ど、土井さんから声をかけられたのは初めてだ…
川д川「気にしないでください。よいしょっと…」
(-_-)「あ、ありがとう…」
(-_-)(なんで手伝ってくれるんだろ…。テレパ…)
(-_-)(…いや、止めとこう)
川д川「…最近」
(;-_-)「はい?!な、なにかな?」
川д川「最近顔色悪いですよね、小森くん」
(;-_-)「えっ…」
-
川;д川「資料室って三階でしたっけ?この階段上るのは大変ですね…」
(;-_-)「あ、あの土井さん?僕が顔色悪いかどうかなんて何でわかるの?」
川д川「そりゃ見てればわかりますよ。授業中も寝てるし、お弁当もあんまり食べてない見たいですし…」
(;*-_-)「そ、それって…僕のこと心配してくれてるの?」ドキドキ
川;*д川「な、ちが、違いますよ!そうじゃなくてただ目に入っただけで…」アワアワ
(;-_-)「わっ、土井さん、階段で暴れたら…」
ツルッ
川д川「あ」
(;-_-)「土井さん!」
ドサドサドサッ!!
-
川;д川「っ…!」
川;д川「…あれ、痛くない?」
(;-_-)「はぁはぁ…間に合って良かった…」
川;д川「え…?あれ?」
((川;д川))「私浮いてる…?」フワフワ
(;-_-)「良かっ…た…」
ドサッ!
川;д川「こ、小森くん!?大丈夫ですか、小森くん!?」
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目が覚めると家だった。
寝不足で倒れるなんて、とお母さんとお父さんにこっぴどく叱られてしまった。
まぁ、そんなことはどうでもいいんだけど…
(;-_-)「まずいな…」
人前で超能力を使ってしまった。
しかも腹黒と名高い土井さんの前で。
(;-_-)「仕方の無かった事とは言え…どうしよう…」
もう普通の学校生活は送れないかもしれない、彼女が言いふらしたりでもしたら…。
(;-_-)「…でもまだ超能力ってばれてない可能性もあるし、うん」
とりあえず学校に行ってみるか…。
-
(;-_-)ソワソワ
('A`)「おはよ、ヒッキー!話は聞いたぞ!」
(;-_-)「お、おはよ。は、話ってなんのこと?」
('A`)「お前土井が階段から落ちたのを自分の体をクッションにして助けたんだろ?やるじゃん!」
(;-_-)「…へ?」
( ^ω^)「かっこいいけどあんまり無理しちゃダメだお」
(;-_-)「それ誰から聞いたの?」
爪'ー`)y-「土井に決まってんだろ」
(;-_-)「…土井さん」
川д川カキカキ
-
キーンコーンカーンコーン…
((川д川
(;-_-)「土井さん!」
川д川「小森くん、体調はもう大丈夫なんですか?」
(;-_-)「う、うん。それであの、なんというか…」
川д川「あぁ、小森くんが超能力者って話ですか?」
(;-_-)「…や、やっぱりバレてた…?」
川д川「ええ、大分前から」
(;-_-)「えっ!?」
-
川д川「小森くん私の心見てましたよね」
(;-_-) 「え、あ、なん、その…」
川д川「バレバレでしたよ。私が声出してないのに会話成立してたりしてましたし…」
(;-_-)「…ごめん。でも超能力者って分かってたのになんで仲良くしてくれてたの?」
川д川「…それはこっちの台詞です」ボソッ
(;-_-)「え?」
川д川「私が腹黒って分かってたのになんで仲良くしてくれてたんですか?」
(;-_-)「…そ、それは」
川д川「それは?」
(;*-_-)「…あー!手貸して!」ギュッ
川;д川「なんですか、いきなり」
(;*-_-)「テレパシー!」
川;д川「へ?」
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(土井さんのことが好きだからです…!)
.
-
川*д川「うわ、声が直接…!これがテレパシーですか!」
(;-_-)「お、驚くのそっち!?」
川д川「だって知ってましたもん。小森くんが私の心を好きだなんて」
(;-_-)そ「えぇ!?じゃあなんでわざわざ聞いたのさ!」
川д川「それは私が腹黒だからなのと…」ギュッ
(;*-_-)「あっ…」
(私も小森くんのことが好きだからです)
-
('A`)「よく付き合ったな、お前…」カキカキ
( ^ω^)「本当に勇者だお…」カキカキ
(-_-)「そんなこと無いよ。それにもう腹黒じゃないでしょ?」カキカキ
川д川「さっさとやってくださいよ。皆さんが終わらないと私の宿題も終わらないじゃないですか」
(;^ω^)「いや、腹黒だった時の方がまだマシだった気が…!」
(;'A`)「なぁ、お前本当にあれでいいのか!?なぁ!?」
(*-_-)「うん、幸せ」
(;^ω^)(;'A`)「crazyだ…」
こうしてお腹の中が真っ黒な彼女と、しょぼい超能力者の僕はめでたく付き合うことになったのでした。
めでたしめでたし…。
-
川д川「そういえば気になってた事があるんだけど…」
(-_-)「ん?なぁに?」
川д川「超能力者ってことは透視もできるの?」
(-_-)「うん、できるよ」
川д川「へぇー、じゃあ、あの美人な人の服の下を見ることとかも出来るんだ」
(;*-_-)「なっ、何いってんの!そんなことしないよ!」
川д川「えー、つまんないの」
(;*-_-)「…」ジーッ
川д川「下着の色当てて見て欲しかったのに…ブツブツ」
(;*//_//)「じょ、上下セットの水色と白のストライプで、可愛いリボンが着いてる…」カァアアア…
川д川「へー!あんな大人っぽいのに以外と子供っぽい……ん!?」
(;*//_//)「鼻血でそう…」
川;//д川「きゃあああ!!何見てんのよ!この変態っ!!」バチーン!
-
(;#)-_-)「ごめ、ごめんってば!!」
川;//д川「信じらんない!変態!」
(;#)-_-)「ごめんって、もうしないからさ、許してよ」
川;//д川「つ、次はないからね!」
(;#)-_-)「うん、分かってるよ!」
川;//д川「全くもー…」プンプン
(;#)-_-)「あはは、ごめんごめん…」
-
( #)-_-)(家帰ったら念写しとこ…)
おわり
-
タイトル 気になるあのこのお腹のなか のようです(任意AA)
レス番 >>562->>588
お題 特になし
縛り なし
-
おつ!
腹黒いいな!
-
腹黒彼女か……あー爆発しないかなー
乙!
-
乙ー!
投下報告失礼します
作品URL:http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/13029/1367513714/
作品名:つづきが気になるようです
お題:なし
縛り:なし
-
乙です
一応報告をば
作品URL
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/13029/1367520612/46
作品名
( ^ω^)デスライトニング芋虫のようです
お題
・第三次世界大戦
縛り
・地の文禁止
-
乙!
とーかほーこく
作品URL
http://jbbs.livedoor.jp+internet/test/read.cgi/13029/1367523426/l50
スレタイ
( ´_ゝ`)ウミガメスープの材料リストに俺の名前が載っていたようです
お題
菓子パン
縛り
・使用AA『素直』のみ
・どうでもいい複線とその回収
・作中で1人は必ず理不尽な死に方をする
・恋愛
・┬オリジナルAAを登場させる
└自分が作ったAAを使う
・主人公を( ´ー`)にする
・主人公は人外
・登場AAが5人以上
・ギャグ
・徹夜で書く
-
投下します
-
( ´_ゝ`)
両親を殺して来たのだ、と彼は言った。
心持ち血走った眼をして、上半身で身悶えしながら。
まるで、子どもが狩猟か戦争かを喜ぶようであった。そんな無垢な残酷性に、通じるものがあった。
私は彼のこんな時の興奮に、無闇に嘴を挟んではいけないことをよく知っていた。
魔女狩りの拷問者のように、自分の残忍さに興奮している人間に干渉してはいけなかった。
かえってこちらが、巻き込まれてしまうだけだからだ。
事の様子を明朗に語る彼は、傍目からは、古代の兵士のように凛々しく気高く見える気がした。
かっこいいよ、きみ。と私は言った。彼はきょとんとして、何事も無かったかのように。また語り出した。
川 ゚ -゚)
似た者同士だったのだろう。だから、惹かれ合った。
兄弟のために親殺しをしたのだ、と彼は言う。一緒ですね、と私は言った。
私もこの慌ただしい青春時代を過ぎれば、姉妹たちのために、親を殺します、と。
今にして思えば、私はこの時すでに、彼に毒されてしまっていたのだ。
-
冬の末の、夜だった。
その夜は死刑執行の日取りで、死刑囚はほかならぬ彼だった。
川 ゚ -゚)
私は次女に脚を悪くした、と嘘を吐いて。その晩の食料の調達は、次女に任せて。
町の刑場まで私は駆けた。降りしきって、顔にあたる粉雪は、まるで白い小鳥たちが戯れてくるようで。
兄弟のために、と彼は言った筈だったが。そこに遺族の弟の姿は見えなかった。
両手首に枷を嵌められて、目隠しをされたまま、断頭台のはしごを登らせられる彼は、
まるでサーカス団のみじめな道化師のようであった。
私は報われない彼に腹立たしささえ感じた。怒った顔つきで、彼を見上げていた気もする。
かん高い警笛が鳴った。群衆の暴力的な熱狂が、ひといきに静まり返った。
黒装束に顔を隠した首斬り役人の、暗い、どす黒い大鎌が、彼の首すじまでのびかかった。
( ´_ゝ`)
不思議と、彼は死なないように思われた。首をはねられても、彼は生きているような気がした。
-
……。私は、昨夜のことを。彼と、冬の星空を仰いだ夜のことを、思い返していた。
いやに落ち着きを取り戻した彼の肩に、私は頭を乗せたり。頬と頬を寄せ合ったりした。
夜の匂いに身を浸すように、私たちは目を細めてしばらく黙した。死など、どうでも良かった。……。
彼はマッチを擦って、ランプの灯心に火を点けると、ポケットから数枚の真鍮の円盤をとりだした。
それは。宇宙の天球を平面的に表した、天体観測儀(アストロラーベ)。中央部に地球を置いている。
太陽と月が、地球の時間を刻んでいるのだ。彼はそう言って、天体観測儀をくるくるまわした。
植物や動物の退化。人間の老いや死を通して、世界の衰退が風景化されていく。
そうして、時間は計られていく。
毎秒ごとに時間という名前の貨幣が発行されている世の中はおかしい。彼は低声でそう言った。
川 ゚ -゚)「タイムイズマネー?」
( ´_ゝ`)「そう。ゼンマイ仕掛けの時間は、人間を凍らせる」
彼はまたこうも言った。この町はとても寒いけれど、宇宙はここよりもあたたかなところなのだ、と。
温度の限界。絶対零度まで、この町が冷え込んでいるのなら。宇宙はそれよりも3℃だけ、あたたかいと言う。
……彼は3℃と言うとき、いきなり私の体を抱きしめて、私の背中をそっとやさしく撫でてくれた。
それはまるで。私たちこそが、その3℃だけあたたかな宇宙なのだと伝えたいようで。……。
( ´_ゝ`)
彼の首がはねられた。断頭台から急転直下で転がり落ちる、彼の頭。
ああ、たしかに時間は計られているよ、と私は思った。あんな計時具があれば、と私は思った。
少女が花かごをかかえて恋人の家を訪ねるのは、朝の八時。
そして彼の首が斬り落とされるのは、夜の十一時。というふうに。
そんな古代的な計時具さえあれば。私は彼と同じ道を辿らずに済んだろうか?
-
私たちは、目の前に見える仕事に、役割に。どう丹念に果たすかに関心があった。
これに反して。次女の関心はこれを越えて、世界のはたらき全体に目を光らせていたようだった。
ノパ⊿゚)
官吏になる、とある日次女は言った。いまから勉強して、成人するまでに試験に合格するのだと。
どんな穢れ仕事を押し付けられるか知れないが。私は役人になって、四姉妹の暮らし向きを楽にしたい、と。
私たち四姉妹はたしかに窮乏していたから。教材を揃えるには、盗みをはたらかなければならなかった。
三女と四女はその盗みが露見して、町の官憲に捕まってしまった。
おかげで一生、背中に矯正器具を埋め込んだまま生活しなければならないようになった。
……。そこまでして、私は次女を応援する気にはなれなかった。
それに。妹たちに一生モノの傷を負わせておきながら、机に向かう次女はまるで悪魔だった。
彼女たちは、ゼンマイ仕掛けの時間を生きているのだ。と私は思い込んだ。
人間の心が、凍り付いてしまっているのだ。だが、それは私も同じことだった。……。
薄暮が神秘めいた静けさをそえる町の、小さな灯りが。
彼のことを思えば思うほど、私の頬は赤く燃えてきて。灯りは滲んで見えるのだった。
私は彼に先立たれてしまった。たったそれだけのことで。死など、どうでも良いと、思っていた筈なのに。
私の目の前は暗く閉ざされてしまったのだ。まるで視界に薄氷が張られてしまったみたいに。
-
生。それ自体が計時具なのだと、私は気付けただろうか?
気付ける筈もない。私は目標を果たすために際限のない退化を続けていたのだから。
ノパ⊿゚)
……。ライフル銃を構える次女の姿が、おぼろげながら透けて見える。
ここは町の刑場。私は両手首に枷を嵌められて、目隠しをされて、磔にされている。
私の慌ただしかった青春時代は過ぎた。親殺しはよどみなく成功した。
そうして皮肉にも。無事、官吏になった次女に、私は処刑されていく。……。
川 ゚ -゚) ( ´_ゝ`)
私はわずか3℃の体温を失くしてしまったのだ。だからあとは、ただ凍っていくだけ。
流出と渦動からなる時間のながれさえ、そこでは凍ってしまう。
摂氏マイナス、273℃の孤独のなかで。私は失くした体温のことを思い返していた。
-
【スレタイ】 川 ゚ -゚)273℃の孤独のようです
>>596-600
【お題】 分身
【縛り】 徹夜で書く
全体の9割地の文
続きます
-
(´<_` )
玄関の扉をあけて、男はまばゆい朝の光りを一身に浴びた。
朝霧をつんざいて昇る太陽が、森の黒ずんだ緑をつややかに照らし出している。
男は寝起きの目で、夢の続きを見るように。
花かごを小脇にかかえて、玄関のアーチをくぐって来る少女の姿をぼんやりと眺めていた。
その少女は町の刑務官だった。
男性の家にあがるには口実が要るので、少女は新鮮な花かごを持って来るのだった。
ノパ⊿゚)
編んだ赤色の髪を胸のほうに垂らして。
静かな力を帯びた黒いまばゆい瞳で。少女は男を見上げている。
-
(´<_` )
少女を家に上げると、何かを思い出したように男の顔はかがやきだした。
そうだ。朝八時きっかりに訪れるこの少女に、男は一杯のアールグレイをご馳走する習慣があった。
ノパ⊿゚)
しかし、刑務官の少女は。歌を口ずさみ紅茶を淹れる男に、ほんとうはこう告げたいのだった。
今まで他人の名を使って、他人の服を着て、あなたを騙してきたこと。あなたにほんとうの身分を偽ってきたこと。
あなたの愛情の陰に隠れてきたことを。白状する気で、少女は今朝、やって来たのだった。
花かごを提げて。気詰まりすることなく、少女は語り出した。
昨夜は、とある囚人を銃殺刑に処しました、と。
-
ノパ⊿゚)「私の名前は素直ヒート。処刑人の、素直ヒートです。
ご存じでしょうが。死刑執行人は、死刑囚に次ぐ穢れ。……いいえ。死刑執行人は、町の穢れの収斂点。
私は神様でもない、ただの人間。人間の始まりと終わりを結び付けるのは、ほかならぬ神様の仕事です。
ですから、自然。死刑執行人は忌避の対象となる」
ノパ⊿゚)「……。十一年前、私が七歳のときです。冬の末でした。
父母は私たちを捨てて、汽船で町を発ったばかりでした。町外れの貧民窟に、私たち四姉妹はいました。
長女は、脚を悪くしていたようだった。次女の私は、三人の姉妹の空腹を癒すために、その晩町に出ました。
その晩はとある囚人の死刑執行の日取りで、暗い緊張した町では人は、めくらのようにぐずぐずとするので
窃盗をはたらくにはまたとない好機でした。……」
-
ノパ⊿゚)「町の往来は、一面雪景色でした。まだ降りしきる粉雪のなか、
私にはその黒い人かげが幻としか思われなかった。
血ぬれた大鎌に手をかけて、黙ってパイプを吹かすその姿は。まぎれもなく首斬り役人のそれでしたから」
ノパ⊿゚)「黒装束、大鎌から立ち昇る血液の蒸気、刑場からこだまする警笛の音。……」
ノパ⊿゚)「……。不思議でした。そこで私は、恐怖を微塵とも感じなかった。
むしろ私は、処刑されたり、斬首されたり、自分が殺されるところばかりを思い描いていた。
私の目は、首斬り役人を遠巻きにして行き過ぎる人々など見ていませんでした。
たったひとりで、断頭台に立つところを。あの大鎌に、首を刈り取られるところを。私は思い描いていた。……」
ノパ⊿゚)「何故あそこに首斬り役人がいたのか、分からないけれど。私はあるひとつのことを思ったのです。
これこそ。神様のお導きだと。ここで私は、あの人に殺される運命にあるのだと。
私は報われたかったのです。蔑まれ、盗みを繰り返すなかで。
そんな毎日を生き抜くことに、私は知らず知らずのうちに疲れてしまっていたのでしょう。
あの時。死んでいさえすれば、たしかに私は夢と理想で一杯のまま死ねたことでしょう」
ノパ⊿゚)「けれど私は、貧民窟で待っている姉妹たちのことを思い返してしまった。
……。いきなり現実に呼び戻されました。私はとたんに死を恐れて、とうとうその場をたち去った。
以来、私の心は凍り付いてしまったようだ。死ぬべきところで、満足に死ねなかったから。……」
-
(´<_` )
少女が語るのを、男は椅子に凭れて腕組みしながら、静かな神秘めいた様子できいていた。
静寂のなか、紅茶から立ち昇る湯気が、少女の顔を白っぽくぼかしてみせている。
次第に途切れがちに、低声になっていく少女の言葉をきいて。
男の目には安らぎとよろこびの色が宿り、それは呼吸するように暗くなったり明るくなったりして瞬き出した。
すんすん、と鼻を鳴らしている少女に、男はこう語り出した。
(´<_` )「そうです。まさにその晩のことです。僕は今のきみと同年齢の、十八歳の少年だった。
ご存知でしょうか? その首斬り役人というのは、ほかならぬ僕のことだということに」
(´<_` )「……。冬の末のことでしたね。その晩の死刑囚というのは、なんと。僕の兄だった。
兄は親殺しの罪を問われて、昨日の今日で町に死刑判決を言い渡されたのでした。
しかし。ちょっと待ってくれ、弟に兄を殺させる気なのか? と僕は問い詰めました。
これでは。僕に親殺しさせるのと、ほとんど変わらないではないですか。……」
(´<_` )「公開処刑ですから。これには見せしめの意味合いがあったわけですね。
町は親殺しの罰を見せつけるには飽き足らず、家族の崩壊する様まで見せようとしていた」
(´<_` )「結局、僕は兄の首を斬り落とした。以来、僕の心も凍り付いてしまったようだ」
-
時間の洗練を受けた、男の述懐にはどこかさっぱりとしたものがあった。
男は節くれだった手で、茫然と男を見つめている少女の、小さな体をだきよせた。
(´<_` )「あなた、昨夜はとある囚人を銃殺刑に処した、と言いましたね。
それはもしかすると、あなたの実の姉ではありませんでしたか?」
男はいとおしそうに、少女の悲痛にゆがんだ顔を眺めた。
ノハ ⊿ )「私は妹たちに一生の傷を……。そして、姉を……」
(´<_` )「お眠りなさい。昨夜は寝付けなかったでしょう」
耳もとでささやくと、男は体の強張った少女をやさしく抱きかかえ、ベッドルームまで運んでやった。
ゼンマイ仕掛けの時間のなかを生き抜き、凍っていった彼らの恋は、燃え上がることもない。
男は枕もとに寄り添って、呪詛のようにうわ言を垂れる少女が寝付けるまで、頭を撫でてやった。
そんなことでさえ、ゼンマイ仕掛けの時間が成せる、空々しい愛情のようであった。
……。男はすっかり冷めた紅茶を、飲み干してしまって、少女の買って来た花かごを見やった。
スミレの小さな花かごに、少女が野で摘んだのだろう、一輪の彼岸花がひょい、と顔を出していた。
男はそれを摘み取ると、兄の遺影の前の花瓶に、念入りに挿した。……。
-
【スレタイ】 ノパ⊿゚)(´<_` )望みなき恋のようです
>>602-607
【お題】 彼岸花
【縛り】 徹夜で書く
続きます
-
o川*゚ー゚)o あのね!シューおねえちゃん
lw´‐ _‐ノv んー……
lw´‐ _‐ノv ちょっとタンマ
o川*゚ー゚)o ?
lw´‐ _‐ノv いやね。素直家の家族構成ってヤツをさ
lw´‐ _‐ノv ちょっと考えてみるべきじゃないかな、と思ってさ
o川*゚ー゚)o ??かぞくこうせい?
lw´‐ _‐ノv そう。ここにおいては『長女:川 ゚ -゚) 次女:ノパ⊿゚)』
lw´‐ _‐ノv 『三女:lw´‐ _‐ノv 四女:o川*゚ー゚)o』と、こうなっているわけだ
o川*゚ー゚)o ???
lw´‐ _‐ノv でも、2013年の女性AA環境のパワーバランス的に考えればだよ?
lw´‐ _‐ノv 『長女:o川*゚ー゚)o』ぐらい……ねえ?
lw´‐ _‐ノv 誰かやってくれませんかねえ?
o川*゚ー゚)o ????どこ見て言ってる?
lw´‐ _‐ノv だってさ。今までは素直家三姉妹!とか。キュートは見事なハブられっぷりだったけど
lw´‐ _‐ノv 最近になって急にさ、キュート、こう
lw´‐ _‐ノv しゅっせ……大人になったよね
o川*゚ー゚)o う、うん!ありがとっ
o川*゚ー゚)o ってそうじゃなくてね?
lw´‐ _‐ノv ?
-
o川*゚ー゚)o 知らない?ヒートおねえちゃんが勉強はじめたんだよ
lw´‐ _‐ノv おっと嫌な予感がするぞ
o川*゚ー゚)o でも教科書?がないんだって……
lw´‐ _‐ノv 素直シュールは手を汚さないようです
o川*゚ー゚)o ねえシューおねえちゃん
lw´‐ _‐ノv さっきのGW祭りの没タイトル案なんで好きに使ってくれて良いですよ
o川*゚ー゚)o 教科書、ぬすみにいこ?
lw´‐ _‐ノv お前かわいく言えば許されるとか思ってんじゃねーぞマジで……
lw´‐ _‐ノv 言うまでもなく犯罪だからなそれ……
o川*゚ー゚)o うん、でもでも
o川*゚ー゚)o そうでもしなきゃわたしたち、生きられないって
lw´‐ _‐ノv 誰だそんなこと教えたの
o川*゚ー゚)o シューおねえちゃんだよね?
lw´‐ _‐ノv ですよね
( ´_ゝ`) はいはいきみたち
lw´‐ _‐ノvo川*゚ー゚)o !?
( ´_ゝ`) ちょっとタイトルコールさせてね
( ´_ゝ`)ミライソウゾウアニジャのようです
-
lw´‐ _‐ノv は?いやいや
( ´_ゝ`) ?どうしたシューちゃん?
o川*゚ー゚)o おじさんだれ?
( ´_ゝ`) 俺?俺は流石兄者って言うんだけど知らないかな
o川*゚ー゚)o 知らなーいっ
lw´‐ _‐ノv んッ?んーッと?あれ、きみ打ち首されてなかった?
( ´_ゝ`) オッ!打ち首なんてむずかしい言葉よく知ってるね〜
lw´‐ _‐ノv うっわノリが親戚のおじさん
( ´_ゝ`) 実際。そうなんだよね。俺はついさっき首を切られちった
o川*゚ー゚)o えー?くっついてるけど
( ´_ゝ`) そりゃあ俺は今、幽霊だからね
o川*゚ー゚)o えっ?ゴースト!?
lw´‐ _‐ノv いきなりなんで英語
( ´_ゝ`) でさ。俺はその何て言うの
( ´_ゝ`) 幽霊になっちゃって、未来予知?みたいなことが
( ´_ゝ`) 出来る?みたいな
lw´‐ _‐ノv はっきりせえや……
-
( ´_ゝ`) で、未来予知させてもらったけど。きみらちょっとマズいよ
o川*゚ー゚)o ?
( ´_ゝ`) きみら。これから一生、背中にきょうせい器具?をはめて生きていかなきゃいけない
( ´_ゝ`) そんな傷を負うことになるよ
lw´‐ _‐ノv ハァ?そんなこと、どこに書いてあったよ
( ´_ゝ`) ええっと待ってね。ちょっと地の文がおおすぎて、いざ探すとなると……
o川*゚ー゚)o なんの話してる?
( ´_ゝ`) とにかく。当たり前のことだけど教科書は盗みに行かないほうが良いよね
o川*゚ー゚)o でも……
lw´‐ _‐ノv ……おじさん、未来予知が出来るんだよね?
( ´_ゝ`) あーダメダメ。いや、出来るけど。どうやってもきみらは怪我するから
lw´‐ _‐ノv ……これでも? ズバシュァ
( ´_ゝ`) な!そ、その構えは……亜空間のポーズ!?
o川*゚ー゚)o これでも? シュバイツァー
( ´_ゝ`) そ、その華麗な身のこなしは……エクストリームマーシャルアーツ!!
-
( ´_ゝ`) すごいよきみたち!んーッ!輝かんばかりのミライソウゾウだ!
lw´‐ _‐ノv ここぞとばかりにタイトル混ぜてきたな!
( ´_ゝ`) いけるよ!きみたちなら!
( ´_ゝ`) さあ!そこの本屋にレッツらゴーだ!
lw´‐ _‐ノvo川*゚ー゚)o わーい!!
( ゚∋゚)
-
lw´‐ _‐ノvo川*゚ー゚)o( ´_ゝ`)
( ゚∋゚)
lw´‐ _‐ノvo川*゚ー゚)o( ´_ゝ`)
( ´_ゝ`) ……帰るか
lw´‐ _‐ノv それが良いよ
o川*゚ー゚)o おなかすいたー
( ´_ゝ`) 朝ごはん、コーンフレークで良い?
lw´‐ _‐ノvo川*゚ー゚)o いいよー
おわり
-
【スレタイ】 ( ´_ゝ`)ミライソウゾウアニジャのようです
>>609-614
【お題】 亜空間のポーズ
エクストリームマーシャルアーツ
【縛り】 徹夜で書く
地の文の使用禁止
-
乙
超面白かった
-
まさかの三連コンボだと…!
良いふいんきだった
兄者の癖にシリアスだと思ったらそんなことなかった
-
三連発乙!!
こういう書き方もありなんだな!考えもしない発想だった。
兄者が兄者で安心したwww
-
寝てる間に自分のタイトル使われていた…
やっふー
みんなまとめて乙乙乙
-
(´・_ゝ・`)「づーちゃーん!この荷物運んでー!」
瓜゚∀゚)「はーい!」
瓜゚∀゚)シックスセンス・ギフトのようです
-
瓜゚∀゚)「おとどけものでーす」
/ ゚、。 /「はいよ」
瓜-∀-)「…これは」
/ ゚、。; /「?」
瓜゚∀゚)「…菓子パン、ちくわ、布団!あんた!仕送り貰ったよ!」
/ ゚、。; /「え、両親は私の上京を猛反対してたのに…」
瓜゚∀゚)「ばっかだねー!子どもを応援しない親なんていないよ!!」
-
/ ゚、。* /「あ、ありがとうございます!」
瓜゚∀゚)「お礼なら親にいいな!私は運んだだけだ!!じゃ!」
瓜゚∀゚)ノ「亜空間のポーズ!!」
/ ゚、。;/「…え?何、今の物理法則を無視したポーズ…で、一瞬で消えた?!」
/ ゚、。 /「な、なんで荷物の中身わかったんだろう…送り先以外何も書いてなかったのに…」
-
瓜゚∀゚)「お届け物ですー」
J('ー`)し「…ありがとう」
瓜゚∀゚)「あ、もっと嬉しそうに!」
J('ー`)し「…だって」
瓜-∀-)「んー」
J('ー`)し「?」
瓜゚∀゚)「…お饅頭」
J('ー`)し「へ?」
瓜゚∀゚)「美味しいお饅頭入ってるよ!!」
J('ー`)し「え?!」パカッ
____________
(´・ω・`)ミセ*゚ー゚)リ('A`)ξ゚゚)ξ
____________
J('ー`)し「あの子…父さんの後を継ぐために…こんなに美味しそうな饅頭を…てっきり…遊ぶために家を出たのかと…」
J('ー`)し「ありがとうございます」
瓜゚∀゚)「お礼なら息子さんにね!じゃあ!」
瓜゚∀゚)ノ「亜空間のポーズ!!」
J('ー`)し「物理法則を無視したポーズ…あの宅配の人は…一体…」
-
瓜゚∀゚)「お届け物だよー、自殺なんかしないでー」
(=▲ω▲;)「わあああ!!な、なんで家の中に?!?!」
瓜゚∀゚)「箱、開けてみー」
(=▲ω▲)「届け物に…興味なんてない…僕はもう死ぬんだ…」
(=▲ω▲)「僕は単身赴任で…妻も仕事があるから離れ離れで暮らしてるんだけど…」
(=▲ω▲)「どんなに忙しくても車で4時間かけてひと月に一度は妻の元へ行くし、優しくしてたはずなのに」
(=▲ω▲)「最近の妻は…イライラしてて…僕といると気分が悪そうで…」
(=▲ω▲)「もう…多分…離婚されるんだ…」
(=▲ω▲)「妻がいない人生なんていらない!!もう僕は死ぬんだ!!」
-
瓜-∀-)「んー」
(=▲ω▲;)「てか僕の話聞いてた?!」
瓜゚∀゚)「こん中さ、お前の一番欲しい物が入ってるよ」
(=▲ω▲)「…わかってないくせに…僕の一番欲しい物は宅配なんかでは届かないものだって」
瓜゚∀゚)「女の第六感、舐めないで!いいから!開けてみ!絶っっっっ対!あんたの一番欲しい物だから!!」
(=▲ω▲)「…」ガサゴソ
(=▲ω▲)「これは…DVDと手紙…?」
瓜゚∀゚)「DVD再生しながら手紙読んでみ!」
-
(=▲ω▲)「赤ちゃんの…エコー動画?!」
(=▲ω▲)つ□ペラリ
(=▲ω▲*)「……!僕の…赤ちゃん!」
瓜゚∀゚)「ほら見ろ!当たったろ!」
(=▲ω▲*)「はい…仕事を辞めて…こっちで僕と、赤ちゃんと暮らしてくれるそうです…本当に…ありがとうございます!」
瓜゚∀゚)「幸せにしろよ!じゃあ!」
瓜゚∀゚)ノ「亜空間のポーズ!!」
(=▲ω▲;)「…物理法則を無視したポーズ…そして…一瞬で…消えた…」
-
(´・_ゝ・`)「づーちゃんお疲れー、づーちゃんの宅配、リピーター多いんだよねーなんかした?」
瓜゚∀゚)「別に!」
瓜゚∀゚)シックスセンス・ギフトのようです
おわり
-
【スレタイ】 瓜゚∀゚)シックスセンス・ギフトのようです >>620-627
【お題】
(=▲ω▲)、亜空間のポーズ、 布団、ちくわ、菓子パン
【縛り】
・ 登場AAが5人以上
・ 100レス以内に収める
・ 30レス以内
・ テンプレ外のAA使用(自作でも可)
・ 地の文禁止
・ 地の文の使用禁止
・ / ゚、。 /を登場させる
・ (´・ω・`)、('A`)、ξ゚゚)ξ、ミセ*゚ー゚)リは饅頭で必ずだすこと
-
乙
なんか良かった
-
( ^ω^) モガモゴ
ξ;゚⊿゚)ξ「ちょっとブーン! なにしてんのよ!」
( ^ω^) モガモゴ
(;'A`)「くっ……抜けねえ! たかが……」
(;'A`)「たかがパンのはずなのに!」
-
( ^ω^)私は常にパンを咥えていなければならないようです。
-
ξ;゚⊿゚)ξ「とりあえず落ち着きましょう」
ξ゚⊿゚)ξ「ブーン、なんでパンを咥えているの?」
( ^ω^) モガモゴ
(;'A`)「何言ってんのかまったく分かんないぜ……」
( ^ω^)φ カキカキモゴモゴ
( ^ω^)『言わなきゃ駄目かお?』スッ
ξ゚⊿゚)ξ「当たり前よ!」
( ^ω^)「……」
( ^ω^) カキカキ
( ^ω^) スッ
( ^ω^)『ドクオ』
('A`)「あ?」
( ^ω^)『お前が考える理想の、女の子との出会い方は何だお?』
('A`)「……」
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