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( ^ω^)2013年 突発ゴールデンウィーク企画のようです

1名も無きAAのようです:2013/04/16(火) 21:07:17 ID:jMrmCD3gO
俺たちのGWははじまったばかりだ!!



ゴールデンウィークだし、何か企画をやろうぜという主旨のスレです。

505名も無きAAのようです:2013/05/03(金) 01:33:53 ID:0phdTZYc0
(´・_ゝ・`)『そこまでだ、ビコーズ!変身!』

( ∵)『ゲェ〜貴様は無免ライダーデミッタ!』




( ´∀`)「デミタスかよ…」


( ・∀・)「デミタスかよ…」


( ^ω^)「デミタスかよ…」


川 ゚ -゚)「デミタスかよ…」


( ,,^Д^)「ゴリ押し俳優かよ…」

506名も無きAAのようです:2013/05/03(金) 01:34:36 ID:0phdTZYc0
'






『 (´・_ゝ・`)非常に残念ながら、主人公はデミタスだったようです 』








.

507名も無きAAのようです:2013/05/03(金) 01:35:53 ID:0phdTZYc0
( ´∀`)「デミタスが主人公とか…無免ライダーシリーズ最大の汚点だろ…」


( ・∀・)「俺…無免ライダーのファンやめるわ…」


( ^ω^)「今から※渡辺ちゃんでシコるわ…」

※从'ー'从← 渡辺ちゃん 可愛い


川 ゚ -゚)「何だろうこの感じ…」


川 ゚ -゚)「好物の酢豚に残ってたのはパイナップルだけだったって感じか…」


( ,,^Д^)「テレビ消そ、何か汚れた気持ちになるわ」





その後無免ライダーデミッタはライダー史上初の番組打ち切りという事態となった

508名も無きAAのようです:2013/05/03(金) 01:36:12 ID:G6QGPTqQ0
wwwwwwwwwwwwwwwwwww

509名も無きAAのようです:2013/05/03(金) 01:39:06 ID:0phdTZYc0
―――とある高校。


ノパ⊿゚)「映画の変空がリメイクってマジ?」


(・∀ ・)「らしいよ、まだ情報殆ど出てないけどデミタス氏ね」


('A`)「マジか…主人公は誰やるんだろデミタス以外で」


ノパ⊿゚)「デミタスは無いな、ゴリ押し俳優だし」


ζ(゚ー゚*ζ「主人公はイケメンタレントのミルナくんがいーなーデミタスは論外だけど」


('A`)「ヒロインは可愛い子がいいよなぁ…※渡辺ちゃんみたいな」

※从'ー'从←渡辺ちゃん 可愛い

510名も無きAAのようです:2013/05/03(金) 01:40:17 ID:0phdTZYc0

ノパ⊿゚)「あっ…この雑誌に変空の記事載ってる!」


('A`)「おっどれどれ」






主演:盛岡デミタス(´・_ゝ・`)







ζ(゚ー゚*ζ「デミタスかよ…」


(・∀ ・)「デミタスかよ…」


ノパ⊿゚)「ゴリ押しだよ…」


('A`)「※ゴリタスかよ…」

※ゴリ押しデミタス

511名も無きAAのようです:2013/05/03(金) 01:41:20 ID:0phdTZYc0
ζ(゚ー゚*ζ「クソ萎えたわ…」


(・∀ ・)「こいつ事務所のゴリ押し俳優じゃん…」


ノパ⊿゚)「主題歌の作詞もデミタスとかきっしょ」


ζ(゚ー゚*ζ「何だろうこの感じ…」


ζ(゚ー゚*ζ「楽しみにしてたプリンが食べられてた時の感情にソックリだよ…」


('A`)「今から※渡辺ちゃんでシコるわ…」

※从'ー'从←渡辺ちゃん 可愛い

512名も無きAAのようです:2013/05/03(金) 01:42:56 ID:0phdTZYc0
ノパ⊿゚)「何かもうこの雑誌自体汚れてる感じがしてきたわ」


('A`)「捨てちまうか焼き払えよ」


ζ(゚ー゚*ζ「デミタス菌が感染するから早く雑誌処分してね」


(・∀ ・)「あぁ〜うっざデミタスうっざ」


ノパ⊿゚)「濡れてたマンコも乾くレベルのキモさだな」





その後、映画 変空は歴代映画興行収入最低記録を更新した

513名も無きAAのようです:2013/05/03(金) 01:45:30 ID:0phdTZYc0
―――とあるB○○K ○FF


lw´‐ _‐ノv「何だこれは…」


lw´‐ _‐ノv「米を題材とした小説だと…」


lw´‐ _‐ノv「誰だか知らんが見どころあるじゃないか…」


lw´‐ _‐ノv「『筆者の体験を元に米の魅力を語り尽くした1冊』か…」


lw´‐ _‐ノv「ふふ…気まぐれでも本屋にも来てみるもんだな」


lw´‐ _‐ノv「どれどれ作者は…」

514名も無きAAのようです:2013/05/03(金) 01:45:49 ID:OLNie61.O
ゴリタスわろたwwwww

515名も無きAAのようです:2013/05/03(金) 01:45:52 ID:3nD40kZ.0
デミタスwwwwwwww

516名も無きAAのようです:2013/05/03(金) 01:47:07 ID:0phdTZYc0
『僕が感じた‘‘米,,の魅力』
 著:盛岡デミタス




lw´‐ _‐ノv


lw´‐ _‐ノv「デミタスだと…」


lw´‐ _‐ノv「あのイケメン気取りだけど実際は※ゴリメンのデミタスだと…」

※ゴリ押しされてるMEN
よくある誤用→剛力彩芽ん

517名も無きAAのようです:2013/05/03(金) 01:48:34 ID:0phdTZYc0
lw´‐ _‐ノv「こいつゴリ押しか何だか知らんが俳優じゃなかったのか…?」


lw´‐ _‐ノv「ゴリ押されまくっていよいよペンまで取ったか…」


lw´‐ _‐ノv「ぽっと出の俳優ごときが米を語るとは舐めくさってるな…」


lw´‐ _‐ノv「購入を考えたが…やめておこう」


lw´‐ _‐ノv「カスが米を侮辱しおって…」


lw´‐ _‐ノv


lw´‐ _‐ノv「カレーパン食べたい」



素直シュールが米を裏切った瞬間であった

518名も無きAAのようです:2013/05/03(金) 01:49:49 ID:G6QGPTqQ0
どんだけひどいんだよデミタスwwwwww

519名も無きAAのようです:2013/05/03(金) 01:49:54 ID:OLNie61.O
ちょっと『僕が感じた‘‘米,,の魅力』買って来る

520名も無きAAのようです:2013/05/03(金) 01:51:33 ID:0phdTZYc0
―――デミタス宅

(´・_ゝ・`)「畜生…どこを見てもゴリ押しゴリ押し…」


(´・_ゝ・`)「俺だって好きでゴリ押しされてるわけじゃねえんだよ!」


(´・_ゝ・`)「事務所も何でを俺をゴリ押ししてるんだよ!」


(´・_ゝ・`)「もっといいやついるだろ!」


(,,゚Д゚)「ちくわ大明神」

( 0w0)「誰だ今の」


(´・_ゝ・`)「もっとのんびりと大器晩成な俳優でいこうと思ってたのに!」


(´・_ゝ・`)「いやお前らこそ誰だよ!」


(´・_ゝ・`)「田中要次みたいな俳優を目指してたのにクソォ!」


(´;_ゝ;`)「涙が出てきた!うおぉーくそぉー!!」


(´;_ゝ;`)「死ねーーっ!俺の事嫌いな奴全員死ねーーーっっ!!!」



―数年振りに流した涙は、塩の味がした(デミタス談)

521名も無きAAのようです:2013/05/03(金) 01:53:18 ID:OLNie61.O
ゴリにはゴリの悩みがあるんだな

522名も無きAAのようです:2013/05/03(金) 01:53:37 ID:0phdTZYc0
ある日、盛岡デミタスの公式ブログ『デミタス珈琲』にて、
以下のような記事が書かれていたという…

5/3
『いい加減きずけよ』

おれはてめーのために演技してるわけじゃねーんだよ!わかるか?!
てめーが演技でねーからのひがみで、俳優に慣れねーかのらのひがみにしか聞こえーんだよ!
俺を「ごり押ししても」メリット無いってきづけよ!
俺をごり押しして、何のメリットがあんだよ?答えてみろよ!?
あぁ!_?
むしろ、誰をごり押ししても「売りあげにかんけーし」
「売り上げにかんんけーあるかねーかで」「判断するんなら」「てめーは俳優に慣れねーし」「批判する権利もねーよ」
悔い新ためろ、出来損ない。
「心理を言ったまでだ、よく考えろ」
「意味を」
これはAA全員が考える正論だよ。
今一度意味を考えろ。


※从'ー'从←渡辺ちゃん 可愛い

523名も無きAAのようです:2013/05/03(金) 01:55:42 ID:0phdTZYc0
―――一時の感情だけに身を任せ書き連ねたようなこの記事。

「キモ過ぎワロタ」「改行してないから読みにくい」「支離滅裂」など、
ネット上で大きな反響を呼ぶ事となった。

自身をゴリ押す事務所に宛てた記事なのか、
自身を貶す一般人に宛てた記事なのか
それは永久に謎のままである

そして後にデミタスはネットで活躍するキーボード俳優として一世を風靡するのだが、それはまた別のお話…

524名も無きAAのようです:2013/05/03(金) 01:57:38 ID:0phdTZYc0
エンディングテーマ
「Demitasse」(「劇場版 変空」主題歌)
作詞:盛岡デミタス
作曲:ハインリッヒ・ホフマン高岡
歌:ビッパーズ

走れ 走れ 地の果てまで
夢を追い求め レッツゴー
忘れかけていた 幼き頃の夢(wait!)
今も忘れずに 忘れかけてたよ(go!)
夢を決して忘れずに前に進め
さあいくぜ空の果てまで
諦めそうな時も決して諦めるな
心にはいつも俺がいるから
oh oh oh…wow wow wow
タラーラーン ハハーンナーナーナー
ドゥアア さらば幼き日の夢よ
特捜戦隊デカレンジャー
GET ON!



 ::              ┼ヽ  -|r‐、. レ |
         /                     ヽ::            d⌒) ./| _ノ  __ノ

525名も無きAAのようです:2013/05/03(金) 01:59:35 ID:ih1Bbems0
渡辺ちゃんがツボるwww



526名も無きAAのようです:2013/05/03(金) 01:59:46 ID:0phdTZYc0

【タイトル】
博士と異星人ピアニストのようです

【レス番】
>>501-524

【お題】 ちくわ
【縛り】 投下中全裸

よりによって>>524の「終わり」のAAがズレてしまった事を深くお詫び申し上げまんこ

527名も無きAAのようです:2013/05/03(金) 02:01:21 ID:0phdTZYc0
【タイトル】
(´・_ゝ・`)非常に残念ながら、主人公はデミタスだったようです

【レス番】
>>501-524

【お題】 ちくわ
【縛り】 投下中全裸

タイトルをミスりました
>>526によって>>499をコピペしたという事が判明して非常に遺憾です
死にたい

528名も無きAAのようです:2013/05/03(金) 02:02:09 ID:G6QGPTqQ0
>>526
【タイトル】
博士と異星人ピアニストのようです


………え?

529名も無きAAのようです:2013/05/03(金) 02:03:18 ID:OLNie61.O
クッソ腹いてぇwwwww
どんまい乙!

530名も無きAAのようです:2013/05/03(金) 02:05:12 ID:G6QGPTqQ0
乙wwwwwwデミタスwwwwwwww

531名も無きAAのようです:2013/05/03(金) 02:05:24 ID:vbKthAHU0

エンディングテーマ読んでたらなんか笑えてきたわwww

532名も無きAAのようです:2013/05/03(金) 02:07:10 ID:3nD40kZ.0
乙!
デミタスwwww
ぃょぅとふいんき違いすぎwwwww

533名も無きAAのようです:2013/05/03(金) 02:16:20 ID:ZaY/Y/vEO
乙!

他に誰かいなければ投下させてもらおうかな

534名も無きAAのようです:2013/05/03(金) 02:17:52 ID:ZaY/Y/vEO
私が産まれた街では、孤児が生きていく方法なんてものは限られていた。
まあ生きていくといっても、大概は成人する前に死ぬのだが。

それでも多くの者は一日でも生き長らえる為に、その限られた中からだいたい盗みか身体を売るかを選ぶことになる。
客観的に見ても私は男受けする容姿をしていたし、身体を売るのは天職といえば天職だったのかもしれない。

だが私は安易な道に走らず、命懸けでもう一つの才能を伸ばした。
それが幼少のみぎりより今なお続く仕事、殺しだ。

(,,゚Д゚)「お前が今さら普通の道に戻れるとでも?」

普通というものの定義は議論の種となるが、今それはどうでもいいことだろう。
私の結論は一つしかない。

川 ゚ -゚)「……もう殺しは飽きたよ」

余生を慎ましく暮らしていく程度には金もある。
大望を抱かない、主張もない、ただ生きていければいいという主義だけしか私の中には存在しない。
そんな私にはこれ以上働く理由が見当たらなかった。

(,,゚Д゚)「まあいいだろう。だが最後にもう一仕事だけしてもらおう」

自由との引き換えになる最後の仕事、この時の私にはそれが魅力的に見えてしまったのだろうな。

535名も無きAAのようです:2013/05/03(金) 02:19:54 ID:ZaY/Y/vEO
決行は一年後のとある日、チャンスは一度きりで数秒間しかない。
高難度で絶対にしくじれないともなれば、私とて準備ぐらいはする。

友好関係を築いた上で油断した相手をズドンッというのは古今より珍しくもない手だが、その分だけ成功率も高いものだ。
だからターゲットと交遊を結ぶ為に、わざわざ海を渡って日本くんだりまでやって来たわけだが。

ζ(゚ー゚*ζ「どうしたの、クールさん?」

川 ゚ -゚)「少々考え事をしておりまして……」

さすがの私も、平和ボケした日本の女子高に一年間も潜入するのは、勘弁してくれと叫びたくなったものだ。

まあそんなことがありつつ知ったことだが、このデレという者は、

ζ(゚ー゚*ζ「これとこれ、どっちが似合うかな?」

服一つ買うのに、有限な人生を二時間も浪費する。

ζ(;ー;*ζ「うぅ……良かったよぉ……」

映画を見に行けば人目を憚らず泣き崩れる。

ζ(^ー^*ζ「クールさん、大好き!」

やたらと馴れ馴れしい。

なんというか、どこにでもいるような普通の女だった。

536名も無きAAのようです:2013/05/03(金) 02:21:07 ID:OLNie61.O
デレ可愛い
支援

537名も無きAAのようです:2013/05/03(金) 02:21:24 ID:ZaY/Y/vEO
それでもって季節は流れて決行日、卒業式の当日がやって来た。
なぜ今日なのかも、なぜチャンスは一度きりなのかも知らないが、それはきっと私が知る必要のないことだろう。

ζ(゚ー゚*ζ「ねえ、クー。卒業しても私達、ずっと友達だよね?」

川 ゚ -゚)「……、わざわざ口に出さねばならないほど、私は友情に不義理であったでしょうか」

ζ(^ー^*ζ「ううん、大好きだよクー!」

じゃれついてくるデレをあしらいながらも、私には決定的な瞬間が足音を立てて迫って来るのが聞こえていたよ。

腐った世界を見て汚れきっていた私の目からしても、今まで殺して来た相手には殺されるに足る十分な理由があった。
だが今回はどうだ。

どうする、やるのか、やれるのか、私がデレを殺すのか。
こんなどこにでもいるような、――友人に笑みを向けている少女の命が、私の自由との対価に相応しいのか。

川 ゚ -゚)「っ!? どけっ、デレっ!!」

子供の頃から聞き慣れた火薬の弾ける音。
デレを突き飛ばすと同時に、眼前が深紅に明滅する。

ζ(゚ー゚;ζ「クーっ!?」

538名も無きAAのようです:2013/05/03(金) 02:23:36 ID:ZaY/Y/vEO
組織も一年越しで計画を立てているのだ、私に動きがないとなれば当然誰か別の者がやることになる。
自明の理、よく考えずとも分かることだ。

ζ(゚ー゚;ζ「――――」

頭の中で地鳴りみたいな音が響いてうるさい。
デレが何か言っているのに聞こえないじゃないか、結構こいつの声好きだったのにな。
まあデレが無事みたいでなによりか。

川; - )「はあはあ、くそっ……もう……ちょ……だったのに……」

こんなときに限って頭をよぎるのは、明日は私が成人を迎える誕生日だったということ。
悔いという程のものではないが、別の道を選んだようで結局私も他の子供達と何ら変わらなかったのだろうか。

ζ(;ー;*ζ「――――」

いや、私は餓死でも、暴行を受けて死ぬわけでも、臓器を摘出されて死ぬわけでも、性病に冒されて死ぬわけでもない。
この触ると暖かい、大切な友人を庇って死ぬのだ。

この血塗れの手を、愛しい友が握ってくれる。
決して人並みとは言えない人生で、人並みに誇れることがある。

川* ー )

たったそれだけのことで笑みが溢れてしまうのだから、本当に涙が出る程人間というのはどうしようもなく単純な生き物だ。



その日、自由を得る為に私が殺したのは、他人の生を喰らって生き繋いだちんけな一人の殺し屋だった。



fin

539名も無きAAのようです:2013/05/03(金) 02:25:13 ID:ZaY/Y/vEO
タイトル
川 ゚ -゚)明日に追いつけないようです

レス番
>>534->>538  

お題
友情

縛り
起承転結で4レス短編
全体の9割地の文
メリーバッドエンドにする


ご愛読くださりありがとうございました

540名も無きAAのようです:2013/05/03(金) 02:27:17 ID:G6QGPTqQ0
うおおおお
切ないよ……

541名も無きAAのようです:2013/05/03(金) 02:28:08 ID:3nD40kZ.0

おぉぉん…クー…

542名も無きAAのようです:2013/05/03(金) 02:47:11 ID:oxtqYmTA0
バッドエンドうめえ……うめえよぉ………フグゥ


543名も無きAAのようです:2013/05/03(金) 02:54:07 ID:AJ4KGL2A0
投下いたします。

544名も無きAAのようです:2013/05/03(金) 02:55:26 ID:AJ4KGL2A0
( ,,^Д^)「どうしてお前は、何時も同じ失敗ばかりするかなぁ?何度いえば気が済むの?」

 (´・ω・`)「お前、自分の行動が親御さんの評価につながるって知ってる?自分で両親や家族の評価下げてるんだよ?」

( ´∀`)「あいつに仕事?任せられないよ簡単なことも出来ないし」


( ・∀-)「君さ、ホント成長しないね?君一人っ子でしょ?違う?じゃあそういう風に育てられてきたんだ」

(,,;゚Д゚)「流石さんとっすか〜?嫌だな、あの人といると空気悪くなるんすよ…あっ!?おはようっす…」

545名も無きAAのようです:2013/05/03(金) 02:56:20 ID:AJ4KGL2A0
('A`)「きっと流石先輩のことだから親父は酒飲みで。弟はニート、」

( ^ω^)「で、妹と母は二人を養うために風俗女!」

 ('∀`)「ハハッそれいいっ( ´_ゝ`)すね!」

(;^ω^)「ちょ!何するんだよ!おい!!」

(;'A`)「誰かこいつを止めてくださいよ!!」

(;・∀・)「流石くん!止めなさい!」

(#´∀`)「おい!流石!」

546名も無きAAのようです:2013/05/03(金) 02:57:00 ID:AJ4KGL2A0



                 『電話したくなったようです』

547名も無きAAのようです:2013/05/03(金) 02:57:46 ID:AJ4KGL2A0
( ´_ゝ`)「……」

           {{   |'      |'   |'       /  / r=、/!
           ',!   !      !   {!       {!  {! {! }ハ,'
           >―‐┴―――┴―┴――――‐┴‐┴{`イ! |
           / /`T  ̄ ̄ ニニニニニニ  ̄ TT '' ┐ !_ll ,'`丶、
          / /〃 ̄ヽ  ' −―――- ' 〃 ̄ヽ  l  llr ゙! _,.  `丶、
            l ! ゞ...,,_ノ  _,.==;-、     ゞ..,,,_ノ l  /l_ ll/
          l l  /   , '/    `ヾ,ヽ     ll   l llゝ、/
         l l  /  〃'{      ヽヽ   ll   l ll / l!
         l l 〃 ̄ヽll ト、     ノ  `ヾ ̄`ヽ ! l ∩ l!
        | ! ゞ...,,_ノ','、ヽ \  /     ヽ_ノノ'| ll H' l'!,. -
          l ! { {____ヽヽ\` ´   , / ̄  ', / ll// l//
       ,| l,ィ―――、 `ヾ='、  /       \/// l, '
      /l ! ゞ____ノ   f´`ヾ',           `ヾ{..,, -
   ,.-'´  ! !          `¨´ ヽ            `ヾ―-
  /    l l f ̄ ̄ ̄ヽ r――- 、 >、
 {     l ! '、.....,,,,,_ノ '、.....,,,,,,_ノ '、_',
. '、   l l ,―――、 ,.―― 、  _.....,,,,,,ヽ
  `ァ、__l l '、____ノ {     } {     ',
. /  ! l ,-――-、  , ニニニ´,  ,ニニニ´|

548名も無きAAのようです:2013/05/03(金) 02:58:41 ID:AJ4KGL2A0
プルルルルルルル

ガチャッ

( ´_ゝ`)「あ…俺だけどさ」

( ´_ゝ`)「うん、なんか電話したくなって、さ」

( ´_ゝ`)「みんな元気かなって」

( ´_ゝ`)「うん、そうか、弟者、大学合格したのか…よかった…」

( ´_ゝ`)「あいつなら上手くやっていけるよ、俺よりしっかりしてるからな」

( ´_ゝ`)「妹者は?」

( *´_ゝ`)「うん…早く帰ってきてほしいって?…ハハハッそうかそんな事言ってくれたのか、うれしいな」

549名も無きAAのようです:2013/05/03(金) 02:59:29 ID:AJ4KGL2A0





( ´_ゝ`)「どうしたって…俺は平気だよ大丈夫」

550名も無きAAのようです:2013/05/03(金) 03:00:02 ID:G6QGPTqQ0
支援!

551名も無きAAのようです:2013/05/03(金) 03:00:10 ID:AJ4KGL2A0
( ´_ゝ`)「なぁ…父者」

( ´_ゝ`)「高校卒業した後、家から飛び出して、」

( ´_ゝ`)「父者、よく喧嘩したよな、おれ父者のことなんてお構いなしにこの仕事に就くことだけを考えて…」

( ´_ゝ`)「うん…」


(  _ゝ )「仕事は……」

( ´_ゝ`)「上手くいってない、上手くいってないんだ…」

( ´_ゝ`)「自分から選んだ仕事だってのにさ…」

( ´_ゝ`)「何時までたっても上達しないし、失敗ばっかりするし」

( ´_ゝ`)「出来る出来ないで人間評価されちまうからさ、変な勘違いはされるし…」

552名も無きAAのようです:2013/05/03(金) 03:00:58 ID:AJ4KGL2A0
( ´_ゝ`)「育て方が悪いなんて、ハハッ…言われて」


( ´_ゝ`)「何度も土下座して誤って…もう疲れちまった。面子がつぶれて後輩には舐められるしさ」


( ´_ゝ`)「今日ムカついて同僚と後輩殴っちまった。」

( ´_ゝ`)「そしたらなんか精神的におかしくなって…」



( ;_ゝ;)「うぅぅ…俺、悔しくて…ごめんよ父者…俺だって一生懸命やってるんけど…」

( ;_ゝ;)「出来ないんだよ。全部から回りしちゃって…うぅ…」

( ;_ゝ;)「違うんだ、母者がいないせいでもないし父者の教育が甘いせいでもない」

553名も無きAAのようです:2013/05/03(金) 03:01:42 ID:AJ4KGL2A0
(  _ゝ )「俺のせいなんだ俺の…」

( ;_ゝ;)「ごめんよ…ごめんよ……」

(  _ゝ )「あの時父者の言うとりにすればよかった…」


( ´_ゝ`)「うん…今日吐き気が止まらなくってさ…」


( ´_ゝ`)「それで今日精神科に行って来たんだ…発達生涯から来るうつ病だって診断されたんだ。」

( ´_ゝ`)「よくわかんないけど…」

554名も無きAAのようです:2013/05/03(金) 03:02:31 ID:AJ4KGL2A0
( ´_ゝ`)「俺は多分、生き難い人間なんだと思う」

( ´_ゝ`)「会社辞めて家に戻ろうと思うんだ…」


( ´_ゝ`)「親父の工場、次ごうと思う…」


( ´_ゝ`)「一生懸命やるよ、でも今は休ませてくれ…ごめん」

( ´_ゝ`)「また連絡する…うん」

( ´_ゝ`)「また弟者や妹者によろしく…うん」

555名も無きAAのようです:2013/05/03(金) 03:03:19 ID:AJ4KGL2A0
ピッ!



( ´_ゝ`)「生きなきゃ…生き続けなきゃ…」

556名も無きAAのようです:2013/05/03(金) 03:06:51 ID:AJ4KGL2A0
【タイトル】
( ´_ゝ`)電話したくなったようです

【レス番】
>>544-555

【お題】なし

【縛り】地の文禁止

有難うございました。すこしテンポが速かったかも…

557名も無きAAのようです:2013/05/03(金) 03:09:09 ID:G6QGPTqQ0
泣けてきた。乙!
自殺前の電話かと思ったけど安心したよ……生きろよ兄者……

558名も無きAAのようです:2013/05/03(金) 03:11:21 ID:3nD40kZ.0
乙!
俺も自殺前かと思ったわ
兄者生きてくれよ…

559名も無きAAのようです:2013/05/03(金) 03:12:35 ID:AJ4KGL2A0
>>545
ミスった…死にたい…

560名も無きAAのようです:2013/05/03(金) 03:19:50 ID:KbHCoHGw0
すねwwww

561名も無きAAのようです:2013/05/03(金) 03:27:53 ID:ICwgc.cs0
投下します

562名も無きAAのようです:2013/05/03(金) 03:28:51 ID:ICwgc.cs0

キーンコーンカーンコーン

(-_-)「ふぁわぁ…」

('A`)「なんだよヒッキー、また寝不足か?」

(-_-)「まぁ、そんな感じ」

('A`)「ゲームでもやってんのか?」

(-_-)「そんな感じかなー、あ、じゃあ僕もう帰るから」

('A`)「おう、じゃあな」

最近僕にははまっていることがある。

それは…

563名も無きAAのようです:2013/05/03(金) 03:29:33 ID:ICwgc.cs0

(-_-)「土井さん!」

川д川「あ、小森くん。こんにちは」

(-_-)「一緒に帰ろうよ」

川д川「良いですよ」

(-_-)(テレパシー!)


川д川(今日も疲れたなぁ、早く帰りたいのに遅くなりそー…)


(;-_-)「あっちゃー…声かける前に見とけばよかった…」

川д川「はい?なんのことですか?」

(-_-)「いや、何でも無いよ。急いで帰ろっか!」

川;д川「はぁ…」


気になっている女の子の「お腹の中」を見ることだ。

564名も無きAAのようです:2013/05/03(金) 03:31:03 ID:ICwgc.cs0


気になるあの子のお腹の中のようです




.

565名も無きAAのようです:2013/05/03(金) 03:31:11 ID:xCXCgpMI0
おっ支援

566名も無きAAのようです:2013/05/03(金) 03:31:54 ID:ICwgc.cs0
(;-_-)「はぁ、疲れた…」ドサッ

家に帰るや否や僕はベッドにダイブする。

テレパシーを使うとものすごく体力を消耗してしまう。いくら寝ても足りず、最近は寝不足だ。

(-_-)「テレパシーか…」

僕の家族はみんな超能力が使える。だけど体力の消耗が激しいし、使えたとしてもしょぼい能力ばかりなのでほとんど使わない。

それでも僕が彼女、土井貞子さんのお腹の中を見るのには理由がある。

それは僕が土井さんを好きだと言う話を修学旅行でしたときまでさかのぼる。

567名も無きAAのようです:2013/05/03(金) 03:32:35 ID:ICwgc.cs0

(;'A`)『ま、まじで?』

(*-_-)『えへへ、実は入学式の時に一目惚れしてからずっと好きで…』

(;^ω^)『なんて命知らずな…』

(;-_-)『へ?』

爪;'ー`)y-『お前やるなぁ…最高にcrazyだ』

(;-_-)『は、え、何で?』

(;'A`)『俺たちは小学校からアイツと一緒だからな…』

(;^ω^)『だお…』

(;-_-)『え、何々!?なんのこと!?』

爪;'ー`)y-『アイツはなぁ…』



『腹黒なんだよ』

568名も無きAAのようです:2013/05/03(金) 03:33:15 ID:ICwgc.cs0

(-_-)「…腹黒かぁ」

僕はそれから皆に「アイツだけは止めとけ」と引き留められたけどどうしても諦めきれなかった。

そもそも腹黒い一面を見たことが無かったし、そんなに喋った事もなかったから信じられなかった。

だから、テレパシーで彼女のお腹が本当に黒いかどうか見ることにしたのだ。

結果はというと…

569名も無きAAのようです:2013/05/03(金) 03:33:56 ID:ICwgc.cs0

(*-_-)『土井さん、おはよー』

川д川『おはようございます』

(-_-)『(テレパシー!)』

川д川『(誰この人。知らない人にまで挨拶とか小学生かよ…)』

(;_;)『そ、そうだよね…。三年間同じクラスだけどほぼ会話してないもんね…』シクシク

川;д川『な、なんのことですか?!』

570名も無きAAのようです:2013/05/03(金) 03:34:38 ID:ICwgc.cs0

(-_-)『土井さん、昨日の宿題やった?』

川д川『え、宿題ありましたっけ?』

(-_-)『あったよー!見る?』

川д川『いえ、お気持ちだけで結構です。ありがとうございます』

(*-_-)『(またまたぁ…素直じゃないんだから!テレパシー!!)』

川д川『(つーか、やってあるし。ま、今日私当てられる日だから、宿題やってないハズの私がサラサラっと答えたらビックリするだろうなぁ…ふふん)』

(*-_-)『…なんか逆に可愛い気がする』

川д川『?』

571名も無きAAのようです:2013/05/03(金) 03:35:19 ID:ICwgc.cs0
(;*-_-)『土井さん、実は映画のチケット二枚当たっちゃって…他に行く人居ないから一緒に行かない?』

川д川『すいません、他の人誘ってあげてください』

(;-_-)『(フラレた…なんで!?一番人気のミステリー映画なのに!テレパシー!!)』

川д川『(犯人はヤス)』

(;-_-)『うわあああああ!!』

川;д川『なっ、なんですか!』

(;-_-)『もう見たんだったら先に言ってよ!』

川;д川『は、はぁ?す、すいません?』

(;-_-)『もうこの映画見れないから、他の映画のチケット買いなおしてくる!そしたら一緒にいってくれる?!』

川;д川『え、あ、はぁ…』

(-_-)『じゃあ今日買って明日もって来るから!じゃあね!』ダッ!

川д川『…チケット当たったから誘っただけだったのでは?』

572名も無きAAのようです:2013/05/03(金) 03:36:04 ID:ICwgc.cs0
川д川カキカキ

(-_-)『土井さんって絵上手だよね、ならってたりするの?』

川д川『うるさい邪魔あっち行けヒキコモリ』

(;-_-)『あ、あれー!?今まだ僕何もやってないのに心の声が聞こえた気が!?』

573名も無きAAのようです:2013/05/03(金) 03:36:45 ID:ICwgc.cs0

他にもお腹の中を見るまでは考えられないような真っ黒な一面が沢山あったけど…

(-_-)「…やっぱり好きだなぁ」ボソッ

それよりも腹黒い一面を見る度により好きになっている自分がいる気がする。

大人しくて優しい彼女が好きだったのに、今じゃその正反対の彼女が好きだなんて可笑しな話だ。

(-_-)「土井さんは好きな人いるのかな…」

テレパシーで見れば一発で分かるけど、それを見る勇気は無い。

かといって諦める気も、告白する勇気もない。

(-_-)「…ま、いっか。今は現状維持で」

今は彼女と話せるだけでも幸せなんだから。

574名も無きAAのようです:2013/05/03(金) 03:37:25 ID:ICwgc.cs0

キーンコーンカーンコーン…

(-_-)「眠い…」

('A`)「一日の授業全部寝てた癖に何言ってんだよ」

( ^ω^)「体調でも悪いのかお?」

(-_-)「ただの寝不足だよ」

( ^ω^)「でも顔色悪いお、早く帰って寝なきゃダメだお」

('A`)「ゲームもほどほどにしとけよ?」

(-_-)「うん、ありがとう二人とも。じゃあ僕今日資料室にプリント運ばなきゃだから…じゃあね」

( ^ω^)「ばいばいだおー」

('A`)「じゃあなー」

575名も無きAAのようです:2013/05/03(金) 03:38:11 ID:ICwgc.cs0

(-_-)「顔色悪い、か…」

やっぱりテレパシーを使うのは大分体に無理をさせるらしい。

…いや、基礎体力がないだけなのかもしれないが。


(;-_-)「よいしょっと…プリント多いな…」

テレポートでもしてやろうかと思うけど、こんなんだからダメなんだな、うん。

(-_-)「まぁ、さっさと運んでさっさと帰って寝よ…」

「小森くん」

(-_-)「え?」

576名も無きAAのようです:2013/05/03(金) 03:39:24 ID:ICwgc.cs0

川д川「プリント運ぶの手伝いますよ」

(;-_-)「土井さん!ぜ、全然大丈夫だから、いいよ!」

ど、土井さんから声をかけられたのは初めてだ…

川д川「気にしないでください。よいしょっと…」

(-_-)「あ、ありがとう…」

(-_-)(なんで手伝ってくれるんだろ…。テレパ…)

(-_-)(…いや、止めとこう)

川д川「…最近」

(;-_-)「はい?!な、なにかな?」

川д川「最近顔色悪いですよね、小森くん」

(;-_-)「えっ…」

577名も無きAAのようです:2013/05/03(金) 03:40:05 ID:ICwgc.cs0
川;д川「資料室って三階でしたっけ?この階段上るのは大変ですね…」

(;-_-)「あ、あの土井さん?僕が顔色悪いかどうかなんて何でわかるの?」

川д川「そりゃ見てればわかりますよ。授業中も寝てるし、お弁当もあんまり食べてない見たいですし…」

(;*-_-)「そ、それって…僕のこと心配してくれてるの?」ドキドキ

川;*д川「な、ちが、違いますよ!そうじゃなくてただ目に入っただけで…」アワアワ

(;-_-)「わっ、土井さん、階段で暴れたら…」

ツルッ

川д川「あ」

(;-_-)「土井さん!」


ドサドサドサッ!!

578名も無きAAのようです:2013/05/03(金) 03:40:56 ID:ICwgc.cs0





川;д川「っ…!」

川;д川「…あれ、痛くない?」

(;-_-)「はぁはぁ…間に合って良かった…」

川;д川「え…?あれ?」



((川;д川))「私浮いてる…?」フワフワ


(;-_-)「良かっ…た…」

ドサッ!

川;д川「こ、小森くん!?大丈夫ですか、小森くん!?」

579名も無きAAのようです:2013/05/03(金) 03:41:50 ID:ICwgc.cs0



目が覚めると家だった。
寝不足で倒れるなんて、とお母さんとお父さんにこっぴどく叱られてしまった。
まぁ、そんなことはどうでもいいんだけど…

(;-_-)「まずいな…」

人前で超能力を使ってしまった。

しかも腹黒と名高い土井さんの前で。

(;-_-)「仕方の無かった事とは言え…どうしよう…」

もう普通の学校生活は送れないかもしれない、彼女が言いふらしたりでもしたら…。

(;-_-)「…でもまだ超能力ってばれてない可能性もあるし、うん」


とりあえず学校に行ってみるか…。

580名も無きAAのようです:2013/05/03(金) 03:42:30 ID:ICwgc.cs0

(;-_-)ソワソワ

('A`)「おはよ、ヒッキー!話は聞いたぞ!」

(;-_-)「お、おはよ。は、話ってなんのこと?」

('A`)「お前土井が階段から落ちたのを自分の体をクッションにして助けたんだろ?やるじゃん!」

(;-_-)「…へ?」

( ^ω^)「かっこいいけどあんまり無理しちゃダメだお」

(;-_-)「それ誰から聞いたの?」

爪'ー`)y-「土井に決まってんだろ」

(;-_-)「…土井さん」


川д川カキカキ

581名も無きAAのようです:2013/05/03(金) 03:43:24 ID:ICwgc.cs0

キーンコーンカーンコーン…


((川д川

(;-_-)「土井さん!」

川д川「小森くん、体調はもう大丈夫なんですか?」

(;-_-)「う、うん。それであの、なんというか…」

川д川「あぁ、小森くんが超能力者って話ですか?」

(;-_-)「…や、やっぱりバレてた…?」

川д川「ええ、大分前から」

(;-_-)「えっ!?」

582名も無きAAのようです:2013/05/03(金) 03:44:06 ID:ICwgc.cs0

川д川「小森くん私の心見てましたよね」

(;-_-) 「え、あ、なん、その…」

川д川「バレバレでしたよ。私が声出してないのに会話成立してたりしてましたし…」

(;-_-)「…ごめん。でも超能力者って分かってたのになんで仲良くしてくれてたの?」

川д川「…それはこっちの台詞です」ボソッ

(;-_-)「え?」

川д川「私が腹黒って分かってたのになんで仲良くしてくれてたんですか?」

(;-_-)「…そ、それは」

川д川「それは?」

(;*-_-)「…あー!手貸して!」ギュッ

川;д川「なんですか、いきなり」

(;*-_-)「テレパシー!」

川;д川「へ?」

583名も無きAAのようです:2013/05/03(金) 03:44:46 ID:ICwgc.cs0





(土井さんのことが好きだからです…!)




.

584名も無きAAのようです:2013/05/03(金) 03:45:28 ID:ICwgc.cs0

川*д川「うわ、声が直接…!これがテレパシーですか!」

(;-_-)「お、驚くのそっち!?」

川д川「だって知ってましたもん。小森くんが私の心を好きだなんて」

(;-_-)そ「えぇ!?じゃあなんでわざわざ聞いたのさ!」

川д川「それは私が腹黒だからなのと…」ギュッ

(;*-_-)「あっ…」




(私も小森くんのことが好きだからです)

585名も無きAAのようです:2013/05/03(金) 03:46:23 ID:ICwgc.cs0




('A`)「よく付き合ったな、お前…」カキカキ

( ^ω^)「本当に勇者だお…」カキカキ

(-_-)「そんなこと無いよ。それにもう腹黒じゃないでしょ?」カキカキ

川д川「さっさとやってくださいよ。皆さんが終わらないと私の宿題も終わらないじゃないですか」

(;^ω^)「いや、腹黒だった時の方がまだマシだった気が…!」

(;'A`)「なぁ、お前本当にあれでいいのか!?なぁ!?」

(*-_-)「うん、幸せ」

(;^ω^)(;'A`)「crazyだ…」

こうしてお腹の中が真っ黒な彼女と、しょぼい超能力者の僕はめでたく付き合うことになったのでした。

めでたしめでたし…。

586名も無きAAのようです:2013/05/03(金) 03:47:28 ID:ICwgc.cs0






川д川「そういえば気になってた事があるんだけど…」

(-_-)「ん?なぁに?」

川д川「超能力者ってことは透視もできるの?」

(-_-)「うん、できるよ」

川д川「へぇー、じゃあ、あの美人な人の服の下を見ることとかも出来るんだ」

(;*-_-)「なっ、何いってんの!そんなことしないよ!」

川д川「えー、つまんないの」

(;*-_-)「…」ジーッ

川д川「下着の色当てて見て欲しかったのに…ブツブツ」

(;*//_//)「じょ、上下セットの水色と白のストライプで、可愛いリボンが着いてる…」カァアアア…

川д川「へー!あんな大人っぽいのに以外と子供っぽい……ん!?」

(;*//_//)「鼻血でそう…」

川;//д川「きゃあああ!!何見てんのよ!この変態っ!!」バチーン!

587名も無きAAのようです:2013/05/03(金) 03:48:08 ID:ICwgc.cs0

(;#)-_-)「ごめ、ごめんってば!!」

川;//д川「信じらんない!変態!」

(;#)-_-)「ごめんって、もうしないからさ、許してよ」

川;//д川「つ、次はないからね!」

(;#)-_-)「うん、分かってるよ!」

川;//д川「全くもー…」プンプン

(;#)-_-)「あはは、ごめんごめん…」

588名も無きAAのようです:2013/05/03(金) 03:49:03 ID:ICwgc.cs0





( #)-_-)(家帰ったら念写しとこ…)






おわり

589名も無きAAのようです:2013/05/03(金) 03:50:08 ID:ICwgc.cs0
タイトル 気になるあのこのお腹のなか のようです(任意AA)

レス番 >>562->>588

お題 特になし

縛り なし

590名も無きAAのようです:2013/05/03(金) 03:50:56 ID:3nD40kZ.0
おつ!
腹黒いいな!

591名も無きAAのようです:2013/05/03(金) 04:24:58 ID:bGrux/UYO
腹黒彼女か……あー爆発しないかなー


乙!

592名も無きAAのようです:2013/05/03(金) 04:29:41 ID:wegexpfk0
乙ー!


投下報告失礼します

作品URL:http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/13029/1367513714/
作品名:つづきが気になるようです
お題:なし
縛り:なし

593名も無きAAのようです:2013/05/03(金) 04:41:54 ID:pHiZw.Ss0
乙です


一応報告をば

作品URL
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/13029/1367520612/46
作品名
( ^ω^)デスライトニング芋虫のようです
お題
・第三次世界大戦
縛り
・地の文禁止

594名も無きAAのようです:2013/05/03(金) 05:34:26 ID:bGrux/UYO
乙!


とーかほーこく

作品URL
http://jbbs.livedoor.jp+internet/test/read.cgi/13029/1367523426/l50

スレタイ
( ´_ゝ`)ウミガメスープの材料リストに俺の名前が載っていたようです

お題
菓子パン

縛り
・使用AA『素直』のみ
・どうでもいい複線とその回収
・作中で1人は必ず理不尽な死に方をする
・恋愛
・┬オリジナルAAを登場させる
 └自分が作ったAAを使う
・主人公を( ´ー`)にする
・主人公は人外
・登場AAが5人以上
・ギャグ
・徹夜で書く

595名も無きAAのようです:2013/05/03(金) 07:01:01 ID:xCXCgpMI0
投下します

596川 ゚ -゚)273℃の孤独のようです:2013/05/03(金) 07:01:44 ID:xCXCgpMI0

 ( ´_ゝ`)

 両親を殺して来たのだ、と彼は言った。
 心持ち血走った眼をして、上半身で身悶えしながら。
 まるで、子どもが狩猟か戦争かを喜ぶようであった。そんな無垢な残酷性に、通じるものがあった。

 私は彼のこんな時の興奮に、無闇に嘴を挟んではいけないことをよく知っていた。
 魔女狩りの拷問者のように、自分の残忍さに興奮している人間に干渉してはいけなかった。
 かえってこちらが、巻き込まれてしまうだけだからだ。
 事の様子を明朗に語る彼は、傍目からは、古代の兵士のように凛々しく気高く見える気がした。
 かっこいいよ、きみ。と私は言った。彼はきょとんとして、何事も無かったかのように。また語り出した。

 川 ゚ -゚)

 似た者同士だったのだろう。だから、惹かれ合った。

 兄弟のために親殺しをしたのだ、と彼は言う。一緒ですね、と私は言った。
 私もこの慌ただしい青春時代を過ぎれば、姉妹たちのために、親を殺します、と。
 今にして思えば、私はこの時すでに、彼に毒されてしまっていたのだ。

597川 ゚ -゚)273℃の孤独のようです:2013/05/03(金) 07:03:10 ID:xCXCgpMI0

 冬の末の、夜だった。
 その夜は死刑執行の日取りで、死刑囚はほかならぬ彼だった。


 川 ゚ -゚)

 私は次女に脚を悪くした、と嘘を吐いて。その晩の食料の調達は、次女に任せて。
 町の刑場まで私は駆けた。降りしきって、顔にあたる粉雪は、まるで白い小鳥たちが戯れてくるようで。
 
 兄弟のために、と彼は言った筈だったが。そこに遺族の弟の姿は見えなかった。
 両手首に枷を嵌められて、目隠しをされたまま、断頭台のはしごを登らせられる彼は、
 まるでサーカス団のみじめな道化師のようであった。
 私は報われない彼に腹立たしささえ感じた。怒った顔つきで、彼を見上げていた気もする。

 かん高い警笛が鳴った。群衆の暴力的な熱狂が、ひといきに静まり返った。
 黒装束に顔を隠した首斬り役人の、暗い、どす黒い大鎌が、彼の首すじまでのびかかった。

 ( ´_ゝ`)

 不思議と、彼は死なないように思われた。首をはねられても、彼は生きているような気がした。

598川 ゚ -゚)273℃の孤独のようです:2013/05/03(金) 07:04:12 ID:xCXCgpMI0

 ……。私は、昨夜のことを。彼と、冬の星空を仰いだ夜のことを、思い返していた。
 いやに落ち着きを取り戻した彼の肩に、私は頭を乗せたり。頬と頬を寄せ合ったりした。
 夜の匂いに身を浸すように、私たちは目を細めてしばらく黙した。死など、どうでも良かった。……。

 彼はマッチを擦って、ランプの灯心に火を点けると、ポケットから数枚の真鍮の円盤をとりだした。
 それは。宇宙の天球を平面的に表した、天体観測儀(アストロラーベ)。中央部に地球を置いている。

 太陽と月が、地球の時間を刻んでいるのだ。彼はそう言って、天体観測儀をくるくるまわした。
 植物や動物の退化。人間の老いや死を通して、世界の衰退が風景化されていく。
 そうして、時間は計られていく。
 毎秒ごとに時間という名前の貨幣が発行されている世の中はおかしい。彼は低声でそう言った。

川 ゚ -゚)「タイムイズマネー?」

( ´_ゝ`)「そう。ゼンマイ仕掛けの時間は、人間を凍らせる」

 彼はまたこうも言った。この町はとても寒いけれど、宇宙はここよりもあたたかなところなのだ、と。
 温度の限界。絶対零度まで、この町が冷え込んでいるのなら。宇宙はそれよりも3℃だけ、あたたかいと言う。
 ……彼は3℃と言うとき、いきなり私の体を抱きしめて、私の背中をそっとやさしく撫でてくれた。
 それはまるで。私たちこそが、その3℃だけあたたかな宇宙なのだと伝えたいようで。……。

 ( ´_ゝ`)

 彼の首がはねられた。断頭台から急転直下で転がり落ちる、彼の頭。
 ああ、たしかに時間は計られているよ、と私は思った。あんな計時具があれば、と私は思った。
 少女が花かごをかかえて恋人の家を訪ねるのは、朝の八時。
 そして彼の首が斬り落とされるのは、夜の十一時。というふうに。
 そんな古代的な計時具さえあれば。私は彼と同じ道を辿らずに済んだろうか?

599川 ゚ -゚)273℃の孤独のようです:2013/05/03(金) 07:05:25 ID:xCXCgpMI0

 私たちは、目の前に見える仕事に、役割に。どう丹念に果たすかに関心があった。
 これに反して。次女の関心はこれを越えて、世界のはたらき全体に目を光らせていたようだった。

 ノパ⊿゚)

 官吏になる、とある日次女は言った。いまから勉強して、成人するまでに試験に合格するのだと。
 どんな穢れ仕事を押し付けられるか知れないが。私は役人になって、四姉妹の暮らし向きを楽にしたい、と。

 私たち四姉妹はたしかに窮乏していたから。教材を揃えるには、盗みをはたらかなければならなかった。
 三女と四女はその盗みが露見して、町の官憲に捕まってしまった。
 おかげで一生、背中に矯正器具を埋め込んだまま生活しなければならないようになった。

 ……。そこまでして、私は次女を応援する気にはなれなかった。
 それに。妹たちに一生モノの傷を負わせておきながら、机に向かう次女はまるで悪魔だった。

 彼女たちは、ゼンマイ仕掛けの時間を生きているのだ。と私は思い込んだ。
 人間の心が、凍り付いてしまっているのだ。だが、それは私も同じことだった。……。

 薄暮が神秘めいた静けさをそえる町の、小さな灯りが。
 彼のことを思えば思うほど、私の頬は赤く燃えてきて。灯りは滲んで見えるのだった。

 私は彼に先立たれてしまった。たったそれだけのことで。死など、どうでも良いと、思っていた筈なのに。
 私の目の前は暗く閉ざされてしまったのだ。まるで視界に薄氷が張られてしまったみたいに。

600川 ゚ -゚)273℃の孤独のようです:2013/05/03(金) 07:06:35 ID:xCXCgpMI0

 生。それ自体が計時具なのだと、私は気付けただろうか?
 気付ける筈もない。私は目標を果たすために際限のない退化を続けていたのだから。


 ノパ⊿゚)

 ……。ライフル銃を構える次女の姿が、おぼろげながら透けて見える。
 ここは町の刑場。私は両手首に枷を嵌められて、目隠しをされて、磔にされている。
 私の慌ただしかった青春時代は過ぎた。親殺しはよどみなく成功した。
 そうして皮肉にも。無事、官吏になった次女に、私は処刑されていく。……。


 川 ゚ -゚) ( ´_ゝ`)

 私はわずか3℃の体温を失くしてしまったのだ。だからあとは、ただ凍っていくだけ。
 流出と渦動からなる時間のながれさえ、そこでは凍ってしまう。
 摂氏マイナス、273℃の孤独のなかで。私は失くした体温のことを思い返していた。

601名も無きAAのようです:2013/05/03(金) 07:07:45 ID:xCXCgpMI0
【スレタイ】 川 ゚ -゚)273℃の孤独のようです

>>596-600

【お題】 分身

【縛り】 徹夜で書く
     全体の9割地の文


続きます

602ノパ⊿゚)(´<_` )望みなき恋のようです:2013/05/03(金) 07:08:28 ID:xCXCgpMI0

 (´<_` )

 玄関の扉をあけて、男はまばゆい朝の光りを一身に浴びた。
 朝霧をつんざいて昇る太陽が、森の黒ずんだ緑をつややかに照らし出している。

 男は寝起きの目で、夢の続きを見るように。
 花かごを小脇にかかえて、玄関のアーチをくぐって来る少女の姿をぼんやりと眺めていた。

 その少女は町の刑務官だった。
 男性の家にあがるには口実が要るので、少女は新鮮な花かごを持って来るのだった。

 ノパ⊿゚)

 編んだ赤色の髪を胸のほうに垂らして。
 静かな力を帯びた黒いまばゆい瞳で。少女は男を見上げている。

603ノパ⊿゚)(´<_` )望みなき恋のようです:2013/05/03(金) 07:09:27 ID:xCXCgpMI0

 (´<_` )

 少女を家に上げると、何かを思い出したように男の顔はかがやきだした。
 そうだ。朝八時きっかりに訪れるこの少女に、男は一杯のアールグレイをご馳走する習慣があった。

 ノパ⊿゚)

 しかし、刑務官の少女は。歌を口ずさみ紅茶を淹れる男に、ほんとうはこう告げたいのだった。
 今まで他人の名を使って、他人の服を着て、あなたを騙してきたこと。あなたにほんとうの身分を偽ってきたこと。
 あなたの愛情の陰に隠れてきたことを。白状する気で、少女は今朝、やって来たのだった。

 花かごを提げて。気詰まりすることなく、少女は語り出した。
 昨夜は、とある囚人を銃殺刑に処しました、と。

604ノパ⊿゚)(´<_` )望みなき恋のようです:2013/05/03(金) 07:10:29 ID:xCXCgpMI0

ノパ⊿゚)「私の名前は素直ヒート。処刑人の、素直ヒートです。

     ご存じでしょうが。死刑執行人は、死刑囚に次ぐ穢れ。……いいえ。死刑執行人は、町の穢れの収斂点。
     私は神様でもない、ただの人間。人間の始まりと終わりを結び付けるのは、ほかならぬ神様の仕事です。
     ですから、自然。死刑執行人は忌避の対象となる」

ノパ⊿゚)「……。十一年前、私が七歳のときです。冬の末でした。
     父母は私たちを捨てて、汽船で町を発ったばかりでした。町外れの貧民窟に、私たち四姉妹はいました。

     長女は、脚を悪くしていたようだった。次女の私は、三人の姉妹の空腹を癒すために、その晩町に出ました。
     その晩はとある囚人の死刑執行の日取りで、暗い緊張した町では人は、めくらのようにぐずぐずとするので
     窃盗をはたらくにはまたとない好機でした。……」




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