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('A`)お化け・物の怪・都市伝説向け就職案内所のようです
418
:
名も無きAAのようです
:2013/04/04(木) 22:41:10 ID:2rr64Cow0
('A`)「まぁそれはいいや。とりあえずこれからどうする?ずっとベンチに座ってても、お前の格好と俺のオーラが相まって不審者扱いされるぞ?」
( ^ω^)「服買おうにも、ドア開けた瞬間に警備員に応援を呼ばれちゃったし……」
('A`)「恰好だけ見たら、お前大概デンジャラスだからな……」
( ^ω^)「そうこう話してるうちに、僕たちの目の届く範囲からは子供たちが一人残らず逃げ去ってしまったおね……」
('A`)「お、じゃあ警察の見回りが来るまではここでゆっくりできるな」
( ^ω^)「その前向きさ……まぶしいほどだお……」
419
:
名も無きAAのようです
:2013/04/04(木) 22:42:05 ID:2rr64Cow0
('A`)「でへへ、褒めるな褒めるな……」
ビュオワッ
( ^ω^)「いやぁんエッチな風!!!ジャケットの下の乳首が露わに!!!!」
('A`)「黒っ」
( ^ω^)「ちゃっかりチェックしてんじゃねぇお!!!やっぱりゲイじゃんかお!!」
('A`)「いやお前が大声あげるからそっち見たら、視界にねじ込まれたんだよ!その存在感爆発の乳首が!!!」
( ^ω^)「自分で言っておきながら乳首のこと言われるのちょっと恥ずかしいお……」
420
:
名も無きAAのようです
:2013/04/04(木) 22:42:48 ID:2rr64Cow0
('A`)「まぁ誰だって自分に何かしらのコンプレックスを抱えてるもんだよ」
( ^ω^)「綺麗にまとめようとしやがって……ってか風ちょっと強くないかお?濡れ濡れで寒いお」
('A`)「そういや今日やたら埃舞ってるなぁ……って、お前のジャケットの中から今なんか飛んでったぞ」
( ;^ω^)「あ!いかんお!」ダダダ
( ^ω^)つ□パシッ
( ^ω^)「ナイスキャッチ!自分自身!!」
('A`)「それ何だ?」
421
:
名も無きAAのようです
:2013/04/04(木) 22:44:09 ID:2rr64Cow0
( ^ω^)「あぁ、これは今日の探知部での会議で使う予定だった資料だお」
('A`)「さっき井戸に入った割にはあんまし濡れてないのな」
( ^ω^)「……部長が『地獄の奴らは傘なんか使わない!!だろ!?』とか言ってたから、傘を持ってこないようにしたんだお」
('A`)「高岡さん……」
( ^ω^)「でも、一応雨とか降るといけないから、ちゃんとビニール袋に入れていたんだお」
('A`)「どれどれ……うわっ、なんか生暖かい!!」
( ^ω^)「そりゃ革ジャンの内側にしまってたせいで、常に地肌とぴっちりくっついてたもんだから」
('A`)「じ、若干指が滑るのは脂かこれ……」
( ^ω^)「あんま言わないでくれお……言いようのない羞恥心に襲われるお……」
422
:
名も無きAAのようです
:2013/04/04(木) 22:45:04 ID:2rr64Cow0
('A`)「見てみていい?」
( ^ω^)「どうせ極秘情報とかってわけでもないし、別に構わないお」
('A`)「ふむふむ、『巨大反応の調査とその結果』?」
( ^ω^)「あぁ、それ、うちの近くで探知やってみたとき、馬鹿でかい反応があったんで、調べてみたんだお」
('A`)「反応の大小なんてわかるのか?」
( ^ω^)「なんか僕の探知能力、普通のとちょっと違うみたいなんだお」
423
:
名も無きAAのようです
:2013/04/04(木) 22:46:01 ID:2rr64Cow0
('A`)「探知部のことはあんまわかんないからそっちの能力のことはさっぱりなんだよなぁ」
( ^ω^)「うーん、まぁそう言ってもうちのやつらの能力も十人十色らしいし、『こういうのだ』ってのは無いんだお」
('A`)「で、お前の能力は位置特定とその反応の大きさの感知、って感じか?」
( ^ω^)「まぁそんなもんだお」
('A`)「巨大反応っていうとどのくらい?」
( ^ω^)「その報告書の奴はヤバかったお。なんか周りが軽くゆがんちゃうレベルで」
('A`)「うわ、そりゃめんどいな」
424
:
名も無きAAのようです
:2013/04/04(木) 22:47:36 ID:2rr64Cow0
( ^ω^)「ていうか調査してた場所、まぁ僕の家の周りなんだけど、やたら反応いっぱいあるんだお」
('A`)「ふうん……」ペラッ
( ^ω^)「でもそのデカい反応の奴は全然動かなかったんだお」
('A`)「ふむふむ……」ペラッ
('A`)「ん?何でウチの事務所の住所書いてあるの?ていうか何で知ってんの?」
( ^ω^)「えっ」
425
:
名も無きAAのようです
:2013/04/04(木) 22:48:56 ID:2rr64Cow0
('A`)「ほら、これ」
( ^ω^)「……そこ、巨大反応のあったとこだお」
('A`)「巨大反応……」
______
('A`)。o○( (´・ω・`) )モワワーン
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
('A`)「あっ」
( ^ω^)「ま、まさか事務所でデカい妖怪の拘束でも……いや建物が呪われてるのか……」
(;'A`)「あ〜……え、えっと、このことは報告しないでくれるとありがたいんだけど」
( ;^ω^)「いやいや、こんなでっかいの放置してたら、街一個くらい簡単に潰されちゃうお!!」
(;'A`)「じ、実はこれはウチのお婆ちゃんの仏壇の放つオーラなんだよ。お婆ちゃん人を驚かすの大好きだったから」
( ;^ω^)「驚かすとかいう次元じゃねぇお!そもそも1人分の幽霊じゃありえない大きさだったし!!!」
426
:
名も無きAAのようです
:2013/04/04(木) 22:49:30 ID:NUoEYQAAO
内藤弁当のフラグ回収か
427
:
名も無きAAのようです
:2013/04/04(木) 22:49:49 ID:2rr64Cow0
(;'A`)「と、とにかく無害だから!!ほら、だって全然動いてないんだろ?」
( ;^ω^)「ていうか『その場所』の反応、それだけじゃないお……最近もなんかかなりでっかいのが来たと思ったら急に消えたし……」
(;'A`)「そ、それはいつ頃?」
( ;^ω^)「確か週の頭だったお。で、その次の日もなんか別のが来てたお。そっちはそこまで大きくなかったけど……」
(;'A`)(キュートと垢なめか……)
428
:
名も無きAAのようです
:2013/04/04(木) 22:50:43 ID:2rr64Cow0
( ;^ω^)「どういうことなんだお?」
(;'A`)(ごまかすか?いや、無駄だ!下手打てば本格的に探知部の調査のメスが入る!)
(;'A`)(……そういやこいつ、少し『臭う』な……それも都市伝説独特の臭いだ……)
(;'A`)(まさかこいつにも『隠してること』があるんじゃないか?)
(;'A`)(……仕方ない……話すだけ話してみるか……)
(;'A`)「じ、実はな、そいつウチの職員なんだよ」
( ;^ω^)「はぁ!?」
(;'A`)「て、手伝ってもらってるの!!色々!!!」
( ;^ω^)「そんな馬鹿な話が……」
429
:
名も無きAAのようです
:2013/04/04(木) 22:51:26 ID:2rr64Cow0
(;'A`)「そうでもないって!!ほら、俺就職案内所じゃん!」
(;'A`)「だから職としてウチでの手伝いをしてもらってるの!主に家事!」
( ;^ω^)「で、でもそれって違法じゃ……」
(;'A`)「そ、そんなことないよぉ〜!使えるものは使う!これって大事なエコ!」
( ;^ω^)「それにしたって……いやしかし……」
( ;^ω^)「うーん……」
(;'A`)「……」
430
:
名も無きAAのようです
:2013/04/04(木) 22:52:28 ID:2rr64Cow0
( ^ω^)「……ここの住所が事務所、って言ってたおね」
(;'A`)「え?……あぁ、うん」
( ^ω^)「ってことは、この一帯の地区はあんたの受け持ち、ってことかお」
('A`)(……来た!あたりだ!)
('A`)「そういうことになるな。ちなみに案内所の管轄下には退魔局はあんまし干渉してこない。実質俺一人の受け持ちだな」
( ^ω^)「……実は僕にもちょっとした事情があるんだお」
('A`)「ビンゴオオオオオオオオオオオォオオオ!!!!」
( ;^ω^)「!?」
('A`)「あ、いや、何でもない何でもない。続けて続けて」
431
:
名も無きAAのようです
:2013/04/04(木) 22:53:38 ID:2rr64Cow0
( ;^ω^)「……それで、僕、今度あんたの地区も含んだエリアの担当になったんだお」
('A`)「……目を瞑ろう、互いのために、ってことでいいのか?」
( ^ω^)「……ま、そういうことだお」
('A`)「……教えてほしいことが三つある」
( ^ω^)「何だお?」
432
:
名も無きAAのようです
:2013/04/04(木) 22:54:18 ID:2rr64Cow0
('A`)「まずあんたの『事情』とやらだ。それが分かってないと何かあった時、普通の都市伝説なのか、あんた関連なのか分かんなくなるからな」
( ^ω^)「……」ピク
('A`)「二つ目。あんたの担当の範囲だ。こっちにゃ『巨大反応』以外にもちょいちょい事情があってな。どれだけ説明しなくちゃならんのか知りたい」
('A`)「三つ目。あんたの名前だ。俺はいつまであんたあんたお前お前言わなくちゃならないんだよ。自己紹介位しろよ」
( ^ω^)「……こっちからも聞きたいことが3つ。いいかお?」
('A`)「……ん。どうぞ」
433
:
名も無きAAのようです
:2013/04/04(木) 22:55:57 ID:2rr64Cow0
( ^ω^)「まずそっちの『本当の』事情だお。あれだけの反応のやつが『家事』とかあり得ないお。常識的に!」
( ^ω^)「二つ目。あんたの能力だお。何も話してないのにこっちの事情が『都市伝説』絡みって分かったってことは探知系の能力なのかお?」
( ^ω^)「三つ目。あんたの名前だお。わたわたしてて、すっかり聞くタイミング逃してたお」
('A`)「……お前の能力って、普通の人も探れるのか?」
( ^ω^)「いや、難しいお。閻魔省職員みたいにそっち系の人間だったらいけるけど」
('A`)「十分だ。今、俺らの近くに閻魔省関係のやつがいるかどうか探ってみてくれ」
434
:
名も無きAAのようです
:2013/04/04(木) 22:57:50 ID:2rr64Cow0
( ^ω^)「ここで話すのかお?」
('A`)「会議で大半の職員が一か所に集まってる今がチャンスだろ?」
( ^ω^)「……わかったお」ガサゴソ
┌──┐
∩] ^ω^)スチャッ
('A`)「ヘッドホン……?いやそれよりお前、今それどっから出した!?」
┌──┐
{@] ^ω^)「肩パッドの隙間だお……大丈夫だお。少なくとも今、半径1キロには怪しい反応はないお」
('A`)「結構広範囲探れるのな。何でそのデカいヘッドホンが肩パッドの隙間に入るのかは置いといて」
435
:
名も無きAAのようです
:2013/04/04(木) 22:59:01 ID:2rr64Cow0
( ^ω^)「本気出せばもっと行けるお」スチャッ
つ{@] ̄{]
('A`)「すげぇな……」
( ^ω^)「でへへ、それほどでも」
('A`)「……よし、じゃぁ俺から話そうか」
('A`)「まず本当の事情……家にいるのはふらんけんちゅ……フランケンシュタインだ」
( ;^ω^)「フラ……はぁあぁぁぁああ!!?」
('A`)「手伝ってもらってることは、家事のほかは……たまに妖怪とか都市伝説の手術してもらってることくらいかな」
( ;^ω^)「家事やらせてんの!?フランケンシュタインに!?」
436
:
名も無きAAのようです
:2013/04/04(木) 23:01:08 ID:2rr64Cow0
('A`)「あと今、元口裂け女がウチで勉強しててさぁ」
( ;^ω^)「意味わかんねぇお!衝撃の告白を畳み掛けてきやがって!反応追いつかねぇお!」
('A`)「次に俺の能力だけど、探知ってよりはそっち方向にちょっとカンが利く、ってのと、触れることで『やつら』の『特徴を無くす』、って感じかな」
( ;^ω^)「特徴を……無くす?」
('A`)「ただ物質的なのは無くせないけどな。口裂け女の傷しかり」
( ;^ω^)「う、う〜ん、まだよく分からんお……」
('A`)「で、三つ目だけど」
( ;^ω^)「わからないまま流された……」
437
:
名も無きAAのようです
:2013/04/04(木) 23:01:51 ID:2rr64Cow0
⊂('A`)「俺の名前は鬱ノ宮 読男(うつのみや どくお)だ。よろしくな」スッ
( ^ω^)「……僕の事情だけど、家に1つ人形があるんだお。それがちょっと変わってて、できればあんまし人に知られたくないんだお」
( ^ω^)「二つ目。僕の受け持ちは市内だけだお。って言っても実際周りの市町村は担当いないし、実質県内はほぼ僕の管轄だと思ってもらっていいお」
( ^ω^)つ「三つ目。僕の名前は内藤 雷蔵(ないとう らいぞう)だお。ブーン、って呼んでくれお。よろしくお」スッ
( ^ω^)つ⊂('A`)ガシッ
438
:
名も無きAAのようです
:2013/04/04(木) 23:04:55 ID:2rr64Cow0
('A`)「……やばいな」
( ^ω^)「ああ……」
('A`)「今の俺たち最高にCOOLだぞ……」
( ^ω^)「ハードボイルドゥ、ってやつかお……」
('A`)「大人の色気むんむんじゃん」
( ^ω^)「今日の爽やかな風に乗って、僕たちのこの色香がみんなに届くといいおね」
('A`)「そうだな。この風……に……」
('A`)「……」
( ^ω^)「?どうかしたかお?」
439
:
名も無きAAのようです
:2013/04/04(木) 23:05:52 ID:2rr64Cow0
('A`)「……おい、ちょっともう一回探知やってみてくれないか?」
( ^ω^)「何でまたそんな急に……」
('A`)「いいからいいから。範囲はさっきよりちょい広めで頼む」
( ^ω^)「いいけどこれ結構疲れるんだお……」
┌──┐
∩] ^ω^)スチャッ
┌──┐
{@];^ω^)「な、なんだおこれ!?」
('A`)「どうした!?」
440
:
名も無きAAのようです
:2013/04/04(木) 23:12:56 ID:2rr64Cow0
┌──┐
{@];^ω^)「かなりデカい反応が二つ……こっちに来るお!!ものすごい速さで!!!」
(;'A`)「……こっちもビンゴかよ畜生!!」
┌──┐
{@];^ω^)「!!!来る!!!!」
ギュォォォォォォオオオオオオオオオオ!!!!!!!
⊂( ´_ゝ`)⊃ ⊂(´<_` )⊃
☆ ノ 丿 ☆ ノ 丿
ヽ .ノ (⌒) 彡 ヽ .ノ (⌒) 彡
と_丿=.⌒ と_丿=.⌒
シュタッ!!!!! シュタァ!!!!!!!
┌──┐
{@];^ω^)「な、なな……」
441
:
名も無きAAのようです
:2013/04/04(木) 23:13:50 ID:2rr64Cow0
( ´_ゝ`)「ふーむ、何やら同族のかほりを感じたから来てみれば、何だ、やっぱり勘違いだったか」
(´<_` )「まったく、兄者はせっかちさんだな。思いつきで行動するのはいいがTPOを考えてだな」
( ´_ゝ`)「今日は別に思いつきで行動してもいい日だろう。フリーだぞフリー。今日はこの街が俺らのおもちゃだ」
(´<_` )「違いない。せっかく山から下りてきたんだ。俺も都会を楽しみたいさ」
( ´_ゝ`)「JAST DO ITだJAST DO IT。考えてばっかりじゃ得るものなんてほんのちょっぴりだぞ」
(´<_` )「ハイカラなキャッチだな兄者。だがおそらくスペルを勘違いしているぞ」
( ´_ゝ`)「弟者よ。今会話をしているのは俺とお前たった二人。スペルなんてものより思いが伝わること、これが大事じゃないか?」
(´<_` )「その通りだな。流石は流石の兄者」
( ´_ゝ`)「HAHAHAHAHAHA!!!」(´<_` )
442
:
名も無きAAのようです
:2013/04/04(木) 23:13:51 ID:BOJRVQzQ0
流石兄弟きたか
443
:
名も無きAAのようです
:2013/04/04(木) 23:14:48 ID:BOJRVQzQ0
え?
>>1
ってメリ者の人?
444
:
名も無きAAのようです
:2013/04/04(木) 23:16:20 ID:2rr64Cow0
┌──┐
{@];^ω^)「何なんだお、こいつら……」
(;'A`)「見りゃわかんだろ。修験者の服装に、赤みがかった顔、一本歯の下駄」
┌──┐
{@];^ω^)「天狗……」
(;'A`)「しかもあの長っ鼻……大天狗の方だ」
( ´_ゝ`)「おう、そうだ。俺たちゃ泣く子も黙る天狗兄弟……」
バァ――――――――――――――ン!!!!!!
_人人 人人人人人人人人_
( ´_ゝ`) > 流石ブラザーズだ!!!< (´<_` )
 ̄Y^Y^Y^YY^Y^Y^YY^Y^Y^Y ̄
445
:
名も無きAAのようです
:2013/04/04(木) 23:17:28 ID:2rr64Cow0
┌──┐
{@] ^ω^)「こっちの話聞いてたのかお……」
( ´_ゝ`)「天狗なめんなよ!聞いてないふりをしておきながらその実さりげなく聞いておくことにかけては天下一品!」
(´<_` )「それが俺たち!!」
バァ――――――――――――――ン!!!!!!
_人人 人人人人人人人人_
( ´_ゝ`) > 流石ブラザーズだ!!!< (´<_` )
 ̄Y^Y^Y^YY^Y^Y^YY^Y^Y^Y ̄
446
:
名も無きAAのようです
:2013/04/04(木) 23:18:18 ID:2rr64Cow0
('A`)「しかし何で天狗がこんなところに……」
( ´_ゝ`)「そりゃあ俺たちだって羽を伸ばしたいことだってあるさ。天狗だもの」
(´<_` )「お、兄者うまいな」
( ´_ゝ`)「HAHAHAHAHA!!!」(´<_` )
┌──┐
{@] ^ω^)(なんか天狗って思ってたよりアホっぽいお……)
(´<_` )「しかしちゃんと姿を隠してたはずなのに見つかるとは、ついてないな」
( ´_ゝ`)「そうだな……ん?ガリガリの方何持ってんの?」パシッ
447
:
名も無きAAのようです
:2013/04/04(木) 23:19:10 ID:2rr64Cow0
(;'A`)「うおっ!」
┌──┐
{@];^ω^)(い、一瞬でドクオの手から資料を奪ったお……速い……)
( ´_ゝ`)「なになに……」ペラッ
(;'A`)「あ、返せそれ!」
( ´_ゝ`)「えーやだー」
(´<_` )「返せと言われれば返したくなくなる!!それが俺たち」
バァ――――――――――――――ン!!!!!!
_人人 人人人人人人人人_
( ´_ゝ`) > 流石ブラザーズだ!!!< (´<_` )
 ̄Y^Y^Y^YY^Y^Y^YY^Y^Y^Y ̄
448
:
名も無きAAのようです
:2013/04/04(木) 23:20:28 ID:2rr64Cow0
( ´_ゝ`)「というわけであばよ!!」バサッ
(´<_` )「帰ってママの足にキスでもしてな!!」バササッ
(;'A`)「あっ!!くそ!!逃げるな!!!」
( ´_ゝ`)「ばいなら〜」(´<_` )
シュンッ!!!
┌──┐
{@];^ω^)「も、もう見えなく……」
(;'A`)「おい雷蔵!!」
┌──┐
{@];^ω^)「ブーンって呼んでね!!」
(;'A`)「だぁ!!めんどくせぇ!!ブーン!!お前の能力で奴らを」
┌──┐
{@] ^ω^)「大丈夫。もうやってるお。ただ……」
(;'A`)「ただ!?」
449
:
名も無きAAのようです
:2013/04/04(木) 23:21:51 ID:2rr64Cow0
┌──┐
{@];^ω^)「移動速度が速すぎるお……このままじゃ、じきに僕の探知範囲から出ちゃうお!!」
(;'A`)「……」
┌──┐
{@];^ω^)「どうするかお?車か何かで追いかけるかお!?」
(;'A`)「いや、駄目だ。奴らは自由に動き回れる。闇雲に追っかけたって捕まらないだろうな」
┌──┐
{@];^ω^)「じゃ、どうするんだお!」
(;'A`)「……お前のMAX探知範囲、どのくらいなんだ?」
┌──┐
{@];^ω^)「半径4、5キロ、ってとこだお」
(;'A`)「ギリギリ、かな」
┌──┐
{@] ^ω^)「?何がだお?」
450
:
名も無きAAのようです
:2013/04/04(木) 23:23:16 ID:2rr64Cow0
('A`)「奴ら、『この街が俺らのおもちゃ』って言ってたろ?」
┌──┐
{@] ^ω^)「だから市内から出ないってことかお?でもそれでも広すぎるお……」
('A`)「ここは確かに栄えてるけど、東京なんかに比べりゃその範囲も狭い。ビル群なんて精々半径2,3キロ圏内に集中してる」
('A`)「奴ら、都会ってものに期待してたみたいだしな。で、この街の『都会』っぽい部分は、おそらく半径5,6キロ圏内ってとこだろ」
┌──┐
{@] ^ω^)「つまり、今奴らが僕の探知不可能な場所に行ったとしても、街の中心で全力で探知をすれば、なんとか見つかる……?」
('A`)「確率そう高いわけじゃないがな……しかし、もし奴らを逃して、あの資料が誰かの手に渡り、それを閻魔省が回収したら……」
┌──┐
{@];^ω^)「……僕は情報管理不届きで減給、最悪、素行調査で家入られてアウト……」
(;'A`)「……俺はS級指名手配かくまってたのがばれて、最悪、本物の地獄行き……」
┌──┐
{@] ^ω^)「……やばいお」
('A`)「ああ……」
451
:
名も無きAAのようです
:2013/04/04(木) 23:24:01 ID:2rr64Cow0
┌──┐
{@] ^ω^)「今の僕たち最高にデンジャラスだお……」
('A`)「絶体絶命ィ、ってやつだな……」
┌──┐
{@] ^ω^)「ていうかこれ二人でどうにかしなきゃならんのかお……」
('A`)「そうだな……さっき俺と一緒にいた奴らなら、上手いこと言って手伝わせることもできるんだろうけど……」
┌──┐
{@] ^ω^)「まぁ夕方まで出てこないだろうおね……」
('A`)「二人だと流石にきついか……」
┌──┐
{@] ^ω^)「かといって手伝ってくれそうな人なんて……」
('A`)「こっち側の人間で、尚且つ事情を詳しく聞いてこない、もしくは同じような境遇の奴なんてそうそういないぞ……」
┌──┐
{@] ^ω^)「どうしたもんだこれ……ってあれ」
('A`)「どうした?」
452
:
名も無きAAのようです
:2013/04/04(木) 23:24:59 ID:2rr64Cow0
┌──┐
{@];^ω^)「天狗の反応でっかくて気づかなかったけど、近付いてくる反応がもう一つ、別にあったお!!」
(;'A`)「おいおいおいまじかよ!!今どの辺に……」
┌──┐
{@];^ω^)「もう目の前に……」
(;'A`)「なっ!」バッ
(,,゚Д゚)「こら!!そんな恰好でそんなとこに座ってたら子供たちが遊べないだろうが!!みんな入り口で怯えてるぞ……って」
(;'A`)「ギコ!?」
(,,;゚Д゚)「ドクオさん!?」
┌──┐
{@];^ω^)「え!?知り合い!?」
453
:
名も無きAAのようです
:2013/04/04(木) 23:26:02 ID:2rr64Cow0
(;'A`)「何でこんなところに……」
(,,;゚Д゚)「いやいやこっちの台詞ですよ……ていうか何であんたはいっつも苦情の対象に……」
(;'A`)「いや今回は俺というよりこっちだろ!」
(,,゚Д゚)「え?」
ii i ミ〟
┌li i ミ┐
{@] ^ω^) 「あ、どうも」スクッ
l⌒ . ̄|
\| | |
| |∪
| i‐i |
(__)(_)
(,,゚Д゚)「うわっ、なんだその恰好……遠目で見てた時に想像してたのよりずっとひどいな……」
┌──┐
{@] ^ω^)「そんなストレートに言わなくても……」
454
:
名も無きAAのようです
:2013/04/04(木) 23:26:52 ID:2rr64Cow0
(,,゚Д゚)「ドクオさんと一緒にいるってことは、あんたもやっぱり都市伝説とか妖怪とかそういうのか?」
┌──┐
{@;^ω^)「失礼な!人間だお……ってえ?ドクオの仕事知ってんのかお?」
(,,;゚Д゚)「あ、いけね!口滑っちまった!!」
(;'A`)「日ごろあれだけ人前でそういうこと言うなって言ってるだろ……まぁ今回は別に大丈夫だけど」
(,,゚Д゚)「ってことは仕事仲間か何かですか?」
('A`)「まぁそんなとこだな」
455
:
名も無きAAのようです
:2013/04/04(木) 23:28:30 ID:2rr64Cow0
┌──┐
{@];^ω^)「え、えっと……」
('A`)「あぁ、こいつはギコ。俺の元客で今は警察官やってるよ」
(,,゚Д゚)「あ、ども。ギコっす」
┌──┐
{@] ^ω^)「あ、ども。内藤です。ブーンと呼んでほしいです」
(,,゚Д゚)「ぶ、ブーン?」
┌──┐
{@];^ω^)「く、詳しくは置いといて、今はここで駄弁ってる場合じゃないお!!」
(,,゚Д゚)「?なんかあったんすか」
456
:
名も無きAAのようです
:2013/04/04(木) 23:29:31 ID:2rr64Cow0
('A`)「いやー色々あってなぁ……人手が足りなくて困って……」
(,,゚Д゚)
('A`)
('A`)「あっ」
(,,゚Д゚)「?なんすか」
('A`)「「こっち側の人間で、尚且つ事情を詳しく聞いてこない、もしくは同じような境遇の奴……」
('∀`)「いるじゃん!!」
(,,;゚Д゚)(この流れは……まずい!!またいらんことに巻き込まれる!!)
457
:
名も無きAAのようです
:2013/04/04(木) 23:30:18 ID:2rr64Cow0
(,,;゚Д゚)「あ、あの〜、今日はちょっと……」
('A`)「ギコ、お前俺が死んだら困るだろ?」
(,,゚Д゚)「え……いや特に困ったりすることってないと思いますけど……」
('A`)「えっ……」
(,,゚Д゚)「じゃ、俺はちょっとやらなくちゃいけないことがあるんで……」
('A`)
(,,゚Д゚)「俺はこれでおいとまを……」
458
:
名も無きAAのようです
:2013/04/04(木) 23:31:20 ID:2rr64Cow0
('A`)
┌──┐
{@];^ω^)「ま、待ってくれお!!結構ガチでヤバいんだお!!」
(,,;゚Д゚)「う〜ん、実は結構こっちも大変な状況でして」
┌──┐
{@];^ω^)「?どういう……」
(,,゚Д゚)「ホントは今日休暇を過ごすためにこっち来たんですが、一時間くらい前から、街中で突発的な強風による被害がすごい出てて」
┌──┐
{@] ^ω^)「強風……」
(,,゚Д゚)「で、木が倒れたり看板落ちたり屋根落ちたり、交通整理やらで警察の方も人手が足りないみたいで」
┌──┐
{@] ^ω^)「で、君も動員されるのかお?ん?君はこの辺の地区の人なのかお?」
(,,゚Д゚)「いやいや違いますよ。こっちの方の知り合いの警官が夕方からの用事に間に合わないみたいなんで、俺が代役として出てくれって急に言われて」
459
:
名も無きAAのようです
:2013/04/04(木) 23:32:02 ID:2rr64Cow0
('A`)「夕方からってことは今暇だよな!?な!?」
(,,;゚Д゚)「い、いやぁ、忙しんですよ!!ほら、服選んだりブレスケアとかもしないといけないから!」
('A`)「じゃあこっちの目的とお前の目的、一致してるな」
(,,゚Д゚)「え?」
('A`)「その強風、天狗の仕業だ」
(,,;゚Д゚)「て、天狗!?」
('A`)「さっきからちょいちょい違和感あったんだよな……服は風にあおられてるのに俺の肌は風を感じていない。おそらく消えてるんだ。俺の肌に触れた瞬間」
(,,゚Д゚)「……ってことはその風は『そっち』に関係のある風、ってことっすか」
460
:
名も無きAAのようです
:2013/04/04(木) 23:32:56 ID:2rr64Cow0
┌──┐
{@] ^ω^)「だからさっき僕に探知してみろ、なんて言ったんだおね」
('A`)「そうそう。で、その天狗が、俺たちのヤバい情報の書かれた資料を持って行っちゃったんだよ」
(,,゚Д゚)「ヤバい資料?それって『そっち』関連の……」
('A`)「あぁ。下手すりゃ『あいつ』のことがばれて俺は死ぬ」
(,,゚Д゚)「あぁ、なるほど……」
('A`)「天狗を捕まえることができれば、街の混乱も収まってお前は代役やらずに済む。俺の命も助かる。どうだ、乗らない手はないだろ」
(,,;゚Д゚)「う、う〜ん、でもなぁ……」
('A`)「おまえ……俺の命がかかってるんだぞ……う〜んってなめてんのか!うんこ中か!便秘か!!」
461
:
名も無きAAのようです
:2013/04/04(木) 23:33:39 ID:2rr64Cow0
(,,;゚Д゚)「いやぁ、正直天狗ってかなりヤバいじゃないですか……なんかどうしようもないっていうか……」
('A`)「……もし俺が死んで、今の地区に閻魔省から別の奴が来たら、どうなると思う?」
(,,゚Д゚)「?それはどういう」
('A`)「おそらく一番数の多い退魔局の奴らが引っ張ってこられる。だが奴らは『そっち』側には決して寛容だとは言えない。むしろ敵意むんむんだ」
(,,;゚Д゚)「うわぁ、そりゃ……」
('A`)「ただでさえ、案内所のいた地区だから『そっち』の奴らが多い。お前みたいにまともに働いてる奴もぼちぼちいる」
(,,゚Д゚)「し、しぃさん……」
462
:
名も無きAAのようです
:2013/04/04(木) 23:34:30 ID:2rr64Cow0
('A`)「そうだな。しぃもだな。でも、そいつらの平穏さえ、ぶち壊しかねないぞ。俺が死んだら。俺が死んだら」
(,,゚Д゚)「しぃさん……しぃさんの平穏は……俺が……」
(,,゚Д゚)ノ「俺が守るッ!!!!」バッ
┌──┐
{@];^ω^)「うおっ、いきなりこぶしを振り上げないでお……」
('A`)「よし、じゃあ協力してくれるな!?」
(,,゚Д゚)「うっす!!!!!」
('A`)「というわけで応援1人確保だな」
463
:
名も無きAAのようです
:2013/04/04(木) 23:35:12 ID:2rr64Cow0
┌──┐
{@];^ω^)「その人で大丈夫なのかお?ていうかそもそも……」
('A`)「そう。お前も能力で気付いてると思うが、こいつは普通の人間じゃない。『元』狼男だ」
┌──┐
{@];^ω^)「も、元!?狼男!?」
(,,゚Д゚)「あ、はい、自分元狼男やらせていただいてます……」
┌──┐
{@];^ω^)「もうこの十数分で僕の常識が何回転したことか……」
('A`)「というわけで本来の能力までとはいかないまでも、身体能力はかなり高い。少なくとも並みのオリンピック選手よりずっとな」
┌──┐
{@] ^ω^)「おお、そりゃ助かるお!!」
464
:
名も無きAAのようです
:2013/04/04(木) 23:37:35 ID:2rr64Cow0
('A`)「まぁでも、遮二無二追っかけても捕まるもんでもないし、それが役にたつかどうかわからんがな」
(,,゚Д゚)「えぇ〜っ……上げて落とされた……普通逆でしょ……」
('A`)「とにかく時間がもったいない。ただでさえ人手全然足りてないのに相手は天狗ときてる。いかに『作戦』を立てるかが大切だ。今から考えるぞ!!」
┌──┐
{@];^ω^)「おー……」
(,,゚Д゚)「しぃさんは俺が守る!!!」
┌──┐
{@];^ω^)(し、C3?……ビタミンかお?この人なんかよくわからないお……)
('A`)「コラ!内と……ブーン!ぼけっとしてないでちゃんとお前も考えろよ!」
┌──┐
{@];^ω^)「はいはいお……はぁ……」
トリアエズバショカエマショウ
オレノホテルニイコウ
ゲ、ゲイノホンショウガ…
ゲイチャウワ!!!
ヤッパドクオサンハゲイ…
ダカラチガウッテ!!!
ヤンノヤンノ
―――――――――――――――――――――――――――――………………………………………
465
:
名も無きAAのようです
:2013/04/04(木) 23:40:22 ID:2rr64Cow0
今回はここまでです!!!これで3話の三分の二くらいです!!!!
遅い!!!!すいません!!!!!!
できれば来週中には三話完結させたい!!!!!!!!
あ!!!!あと!!!!取りあえずわかりづらいとことか質問あったら答えられる範囲で答えます!!!!不定期で!!!!!
466
:
名も無きAAのようです
:2013/04/04(木) 23:41:58 ID:wlqYzL3E0
乙
続き楽しみです
467
:
名も無きAAのようです
:2013/04/04(木) 23:49:22 ID:y.yWypew0
お久しぶりですね、待っていましたよ
468
:
名も無きAAのようです
:2013/04/04(木) 23:50:47 ID:sS7tAlC.0
乙
流石兄弟うるさすぎワロタ
469
:
名も無きAAのようです
:2013/04/05(金) 02:16:05 ID:iRujXw8k0
乙
来週が楽しみだ
470
:
名も無きAAのようです
:2013/04/05(金) 03:16:03 ID:bpPEIfkMO
たしかに1.5倍だった
471
:
名も無きAAのようです
:2013/04/05(金) 08:19:15 ID:7rubE44s0
おつです
来週楽しみにしてます
472
:
名も無きAAのようです
:2013/04/05(金) 08:33:29 ID:EGdfkMUg0
乙
テンポ良くて好き
473
:
名も無きAAのようです
:2013/04/05(金) 08:47:25 ID:LpJyg/DY0
おつ
流石ブラザーズwww
474
:
名も無きAAのようです
:2013/04/08(月) 07:18:12 ID:XidQZ/e20
キャラが立っていていいな
475
:
名も無きAAのようです
:2013/04/08(月) 17:49:18 ID:3kyA2W860
最近流石兄弟がやかましいキャラの作品が多い気がする
>>443
の言ってるメリ者のやつとか
うざくないハイテンションさが面白い
476
:
名も無きAAのようです
:2013/04/08(月) 17:52:04 ID:3kyA2W860
最近流石兄弟がやかましいキャラの作品が多い気がする
>>443
の言ってるメリ者のやつとか
うざくないハイテンションさが面白い
477
:
名も無きAAのようです
:2013/05/04(土) 23:06:25 ID:fpSQ6Y3w0
うむ
478
:
名も無きAAのようです
:2013/05/05(日) 02:35:33 ID:PSqZ6qaY0
続きはよ
479
:
名も無きAAのようです
:2013/05/06(月) 10:10:51 ID:wAJFOtMs0
まだかいのう
480
:
名も無きAAのようです
:2013/05/10(金) 02:48:02 ID:OekixoY.0
来週どころか来月になってしまったよ……
481
:
名も無きAAのようです
:2013/05/15(水) 23:15:23 ID:xVBHHyBEO
忘れてね?
482
:
名も無きAAのようです
:2013/05/18(土) 01:40:01 ID:VfID59/EO
最近の現行では1番好きだからノンビリ待つさね
483
:
名も無きAAのようです
:2013/05/22(水) 10:42:02 ID:AF4Th1hw0
今日の夜10時ぐらいから投下するしちょっと待ってね!!!!!!!
484
:
名も無きAAのようです
:2013/05/22(水) 11:20:02 ID:GGxYJR/M0
>>483
マジですか!!!やったぁ!!!!
けどその時間俺寝てるわ!!!!くそぉ!!!!!
485
:
名も無きAAのようです
:2013/05/22(水) 11:57:59 ID:pssKShA.0
やったー!!
486
:
名も無きAAのようです
:2013/05/22(水) 12:11:57 ID:uf15sEjU0
キタ―――(゚∀゚)――――!!!!
487
:
名も無きAAのようです
:2013/05/22(水) 12:26:05 ID:Qpc0ueT.0
全裸待機
488
:
名も無きAAのようです
:2013/05/22(水) 13:36:21 ID:TYfh5TaE0
うーそついたら世紀末ファッションで町歩かせるー
489
:
名も無きAAのようです
:2013/05/22(水) 23:02:17 ID:K.mQQkcIO
そこには楽しそうにモヒカン・レザーシャツ・トゲ肩パッドで町を練り歩く
>>1
の姿が!
490
:
名も無きAAのようです
:2013/05/22(水) 23:13:58 ID:.Y5D4Z3IO
おいもう23時すぎたぞ、まだか!
491
:
名も無きAAのようです
:2013/05/22(水) 23:29:29 ID:u7Wm1BAQ0
ヒント:ぐらい
492
:
名も無きAAのようです
:2013/05/22(水) 23:31:17 ID:4BGdQYuo0
最悪の事態を考えて釣りだと無理矢理思い込んでた俺大勝利
493
:
名も無きAAのようです
:2013/05/22(水) 23:35:51 ID:RHLn4WIE0
釣りか……
せめて生存ほうこくほしいな……
494
:
名も無きAAのようです
:2013/05/22(水) 23:36:58 ID:MQh3TsOE0
いやいや、寝てたとか用事とかかもしれん
俺はまだ諦めんぞ
495
:
名も無きAAのようです
:2013/05/22(水) 23:37:38 ID:/ABxSZEg0
これすごい面白いんだけどな……
496
:
名も無きAAのようです
:2013/05/22(水) 23:40:22 ID:MQh3TsOE0
sage忘れてた、ごめん
497
:
名も無きAAのようです
:2013/05/23(木) 00:00:38 ID:oolq0AB.0
別にsage強制じゃないぞ
おれは外すのが面倒だからほっといてるだけだし
498
:
名も無きAAのようです
:2013/05/23(木) 01:21:20 ID:xaBpNzLcO
一人ドライブしてる間に来てると思ったがダメだったか
499
:
名も無きAAのようです
:2013/05/23(木) 07:13:53 ID:geKsBp5.0
釣りだよなぁ
500
:
名も無きAAのようです
:2013/05/23(木) 17:22:08 ID:Ql5gGm9Q0
最近忙しくてほうちちしててすいませんでした!!!!!
>>483
は自分じゃないですけどちょっと書き溜めてる分あるんで今日の9時頃に投下します!!!!
次から一話あたり短くするんだ!!!キャラ出し過ぎるとろくなことないね!!!!!
501
:
名も無きAAのようです
:2013/05/23(木) 17:23:45 ID:dnySM45Q0
やった待ってる!!
502
:
名も無きAAのようです
:2013/05/23(木) 17:39:53 ID:0qgNghsY0
信じないぞ(震え声)
503
:
名も無きAAのようです
:2013/05/23(木) 17:44:05 ID:9qdOKv8U0
どうしても期待しちゃうんだよな
本物であることを祈る
504
:
名も無きAAのようです
:2013/05/23(木) 20:58:54 ID:axtf0.1A0
ほんとにちょっとだけですけど投下します!!!!!!!
505
:
名も無きAAのようです
:2013/05/23(木) 21:00:07 ID:axtf0.1A0
昼休み!!!!
ガヤガヤ
ワイワイ
<_プー゚)フ「くぅ〜、やっと一息つけるぞ!!」
_
( ゚∀゚)「思ってたより進行もスムーズだし、こりゃ結構早めに終わるかもな」モミモミ
<_プー゚)フ「ドクオも心配だしなぁ」
_
( ゚∀゚)「ここ携帯使えないんだよなぁ……電話置いてはいるけど会話内容全部録音されるし、ちょっと使いづらいな」モミモミ
<_プー゚)フ「まぁ、待つしかないだろ。それより今は昼ごはんだ!!昼ごはん!!」
(゚、゚トソン「失礼。あなたたち、就職案内所の方々ですよね」
<_プー゚)フ「……ん?そうだけど、あんた、誰?」
(゚、゚トソン「私のことなんてどうだっていいじゃないですか。それより、局長があなた達に話があるようですよ」
506
:
名も無きAAのようです
:2013/05/23(木) 21:00:54 ID:axtf0.1A0
<_プー゚)フ「俺たち?」
(゚、゚トソン「はい。案内所の丸顔げろまず大福野郎と」
<_プー゚)フ
(゚、゚トソン「おっぱいもみもみ糞眉毛を連れてこい、とのことです」
_
( ゚∀゚)
(゚、゚トソン「では、私はこれからグッドなランチをいただいてくるので、まぁあとはよろしくお願いします」スタスタ
<_プー゚)フ「……」
_
( ゚∀゚)「……」
<_プー゚)フ「お前、おっぱいもみもみ糞眉毛だってよ……」
_
( ゚∀゚)「お前、丸顔げろまず大福野郎だってよ……」
<_プー゚)フ「……局長って今どこにいるの?」
_
( ゚∀゚)「その辺にはいないみたいだし、普通に局長室じゃね?」
<_プー゚)フ「行くか……」
_
( ゚∀゚)「あぁ……」
507
:
名も無きAAのようです
:2013/05/23(木) 21:01:42 ID:axtf0.1A0
―局長室―
( ・∀・)「ぐぬぬ……だめだ空かない、指が痛い」
( ・∀・)「しかしそろそろ来るかな……トソンちゃん、ちゃんと呼んできてくれたかな……あの子ちょっとアホだから不安だな……」
コンコン
「失礼しまーす」ガチャ
( ・∀・)(おっ!この声は彼らか!ちゃんと呼んできてくれ……)
<#プー゚)フ「てめぇこらあぁぁああ!!!!いくら上司だからって言っていいことと悪いことがあるだろ!!!!」
( ;・∀・)「ひえっ」
508
:
名も無きAAのようです
:2013/05/23(木) 21:02:36 ID:axtf0.1A0
( ;・∀・)「ひえっ」
_
(#゚∀゚)「おっぱいもみもみ眉毛まではいいよ!!おっぱいもみもみ眉毛までは!!糞って何だよ糞って!!眉毛がうんこみたいだとでも言いたいのか!!」
( ;・∀・)「えっ、何?何?ねぇ、ちょっと落ち着いて」
<#プー゚)フ「は?あんたがあの女の子に俺たちのことそうやって説明したんだろ?」
( ;・∀・)「いやいや、僕は写真見せただけだから!!ホントだよ!?」
_
( ゚∀゚)「え?」
( ・∀・)「あの子ちょっとおかしな子だからなぁ……写真見せたときブツブツ言ってたけど、あの時あだ名考えてたのかな……」
<_プー゚)フ「それってあの女の子から俺らへの純粋な悪口じゃん……」
509
:
名も無きAAのようです
:2013/05/23(木) 21:03:27 ID:axtf0.1A0
( ・∀・)「ほんとあの子ちょっとどこか抜けてて……ほら、このサケフレークの蓋も」
_
( ゚∀゚)「?」
( ・∀・)「容器とかみ合ってないのに無理やり蓋回したせいで空かなくなっちゃって……」
<_プー゚)フ「うわっ、蓋が変形してる……」
( ・∀・)「最近スカウトしたはいいけど、あの子、『そっち系』の能力以外はほんとてんでダメダメで……」
( ・∀・)「僕の弁当も間違えて食べちゃったみたいで……ご飯は残ってたからサケフレークで食べようとしたらこんなんなっちゃったし……」
_
(;゚∀゚)「まぁ、俺らの勘違いだってことは分かりましたよ。なんかすいませんでした……」
( ・∀・)「いいんだ……あの子はもうあんなんだから最近苦労しっぱなしだよ……」
510
:
名も無きAAのようです
:2013/05/23(木) 21:05:08 ID:axtf0.1A0
<_;プー゚)フ「で、俺らをここに呼んだのは何でですか?」
( ;・∀・)「あ〜、えっと、その〜」
_
( ゚∀゚)「なんですか?」モミモミ
( ・∀・)「……君たち、どら焼きは好きかい?」
<_プー゚)フ「あ、はいまぁ」
_
( ゚∀゚)「そうですね」モミモミ
( ・∀・)「机の上に置いてあるどら焼き、食べていいよ」
<_プー゚)フ「?それはどういう……」
511
:
名も無きAAのようです
:2013/05/23(木) 21:06:59 ID:oPo0pnx6O
本物だったか
512
:
名も無きAAのようです
:2013/05/23(木) 21:07:53 ID:axtf0.1A0
( ・∀・)「……僕は人の上に立つ役職であるがゆえに、それ相応の威厳を保たなくちゃならないんだ」
<_プー゚)フ「あー……」
_
( ゚∀゚)「それは……」
( ・∀・)(うんこのこと黙ってて、ってことだよ)
<_プー゚)フ(うんこのこと黙ってて、ってことだな)
_
( ゚∀゚)(うんこのこと黙ってて、ってことだな)
( ・∀・)「いやあほんとにこのどら焼き美味しいんだって。たべてごらんよ!」
<_;プー゚)フ「いや、別にそんなことしなくたって、喋りませんよ」
( ・∀・)「ホントにおいしんだよ!あんこがきめ細やかで……って、え?」
513
:
名も無きAAのようです
:2013/05/23(木) 21:08:33 ID:axtf0.1A0
_
( ゚∀゚)「俺たちがばらしたって何のメリットにもなりませんしね」モミモミ
( ・∀・)「あ、そう、そっか。うん、そっか!!!」
( ・∀・)「いやぁ、はは、それならいいんだ!じゃ、君たち、帰っていいよ!!」
<_プー゚)フ「あー、代わりと言っては何ですけど、ちょっとしたお願いが」
( ・∀・)「ん?何?」
<_プー゚)フ「今日の会議、できるだけ早く終わるようにしてほしいんですけど」
( ・∀・)「あぁ、わかったよ。そのくらいならどうとでもできるさ。このさぼりんぼめ!!」
<_プー゚)フ「じゃ、お願いしますよ、俺らご飯食べてくるんで」
( ・∀・)「わかった。時間を取らせてすまなかったね」
_
( ゚∀゚)「じゃ、失礼します」
ガチャ
( ・∀・)「ふぅ、助かった……」
514
:
名も無きAAのようです
:2013/05/23(木) 21:09:50 ID:axtf0.1A0
_
( ゚∀゚)「しかし局長もなんていうか……」
<_プー゚)フ「うん、俺も、もっとしっかりた人かと思ってたのに……」
_
( ゚∀゚)「地獄の権力者は何でどいつもこいつもどっか抜けてるんだろうな……」モミモミ
<_プー゚)フ「まぁとにかくご飯だご飯!」
_
( ゚∀゚)「弁当配給の列も大分空いてきたころだろうしな」モミモミ
<_プー゚)フ「はやくいこうぜ!!お腹と背中がくっついちまう!!」
――――――――――――――――――――――――――――――――………………………………………………
515
:
名も無きAAのようです
:2013/05/23(木) 21:11:17 ID:axtf0.1A0
上空!!!!!
(´<_` )「しかし兄者、さっき奪ったやつ、何が書いてあるんだ?」
( ´_ゝ`)「あぁ、あのガリガリからぱくったやつ?ちょっとまってて」ゴソゴソ
( ´_ゝ`)「ほいほいこれね……えーっと……」
つ□
ビュオ!!!!
( ´_ゝ`)「いやん!!エッチな風!!!」
(´<_`; )σ「あ、兄者、手で乳首を隠すのはいいが、紙、飛ばされてったぞ……」
( ;´_ゝ`)「うわっ、やべっ!!!!」
(´<_`; )「はやく取りに行かないと!!」
516
:
名も無きAAのようです
:2013/05/23(木) 21:12:53 ID:axtf0.1A0
( ´_ゝ`)「でも今取りに行ったら俺のほんのり桜色の乳頭が露わに……」
(´<_` )「いや兄者よ、一応乳首は服で隠れてるじゃないか」
( ´_ゝ`)「あ、そうだったな。流石は流石の弟者」
(´<_` )「ははははは。それより紙が見当たらないが……あっ」
( ´_ゝ`)「ん?どうした?」
(´<_`; )「も、燃えている……」
( ;´_ゝ`)「うわっ、本当だ……何で空中で……」
(´<_` )「分からない……けど紙が燃えてる真下の、あそこの廃病院、なんか嫌な感じがするな……」
517
:
名も無きAAのようです
:2013/05/23(木) 21:13:51 ID:axtf0.1A0
( ´_ゝ`)「ん?なんであそこが廃病院だってわかるんだ?」
(´<_` )「兄者よ。ツタが這ってて、なんか赤い十字架みたいなのがあって、ゾンビが出てきそうな雰囲気。これだけでも廃病院だと判断する材料として十分だろう」
( ´_ゝ`)「おお、さすが弟者、直観の鋭さがちょっと高級な傘の先端並みだな」
(´<_` )「しかしどうしたものか……さっきの奴らが知ったら絶対怒るぞ……」
( ´_ゝ`)「まぁもう会うこともないだろうし、黙っとけばいいんじゃないか」
(´<_` )「その通りだな兄者。流石は流石の兄者」
( ´_ゝ`)「HAHAHAHAHAHAHA!!!」(´<_` )
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