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('A`)お化け・物の怪・都市伝説向け就職案内所のようです
1
:
名も無きAAのようです
:2013/01/09(水) 22:41:42 ID:/FL0Fr..0
怪奇!!!驚き!!!山椒の木!!!!
現代に潜む有象無象のお化け!!!物の怪!!!!都市伝説!!!!
もっぱら人に迷惑をかけることそれ自体が存在意義である彼らだが、近代化する社会の中でその角は丸みを帯びてゆく!!!!
社会!!!適応!!!!
そう!!!彼らに必要なのは!!!!職!!!!!
その傾向を読み取る!!!日本の裏の顔!!!『地下政府』!!!!
そして発足!!!【閻魔省】!!そしてその下!!!!彼らの為の『特殊職業案内所』!!!!!
しかし相手が相手!!!危険!!!!故に!!それに就業するために必要なのは超難関!!!!国家資格!!!!!
無理難題に等しいその試験を乗り越えた、若きエースが今!!!立ち上がる!!!!
('A`)お化け・物の怪・都市伝説向け就職案内所のようです
・第1話〜口裂け女〜
―――――――――――――――――――――――――――――――――
316
:
名も無きAAのようです
:2013/03/01(金) 23:55:47 ID:uVVI4IvI0
(;'∀`)「もう200歳近いしなー!そろそろオムツいるんじゃないかなー!」
(#´゜ω゜`)「あ゛ぁ゛!!?てめぇそんなこと言うのは小学生に勝てるようになってからにしろよ!!!!」
(;'A`)「かっかかかかっかてますぅー!さ、さすがに小学生には多分10回に1回は勝てますー!!低学年なら五分五分ですー!!」
(;´^ω^`)「はーいはいでたよ強がり!!!腕立て伏せ5回できるようになってから戯言は言え!!!」
(#'A`)「5回くらいならできるわ!!」
(#´・ω・`)「いーやできないね!!」
317
:
名も無きAAのようです
:2013/03/01(金) 23:57:58 ID:uVVI4IvI0
(#'A`)「できる!!!」
(#´・ω・`)「できない!!!」
(#'A`)「できるできるできる!!!」
(#´・ω・`)「できないできないでknいてっ舌噛んだ」ブシャァ
(#'A`)「できるー!できるー!」
(;´・ω・`)「ちょっとまてよ!舌噛んだって言ってるだろ!畳み掛けるな!」
ギャイノギャイノ
ギャァギャァ
ギャァ!!!イヤァ!!!
o川*゚〜゚)o「……」モグモグ
o川*^ー^)o「チーかまおいしー!!」ゴックン
318
:
名も無きAAのようです
:2013/03/02(土) 00:00:00 ID:6H3L7dq60
二話おまけは終わりです!!
短い!?短いんです!!!
次から三話前半部分投下します!!!!!
でも書ききった後に矛盾見つけちゃったら一から再投下するかもしれません!!!!
よろしく!!!お願いします!!!!!
319
:
名も無きAAのようです
:2013/03/02(土) 00:04:55 ID:lCxnAPag0
がんばれ!!!
320
:
名も無きAAのようです
:2013/03/02(土) 00:35:14 ID:hw4xDs.w0
乙!!!!!
321
:
名も無きAAのようです
:2013/03/02(土) 00:37:29 ID:0l9ltcVc0
わたしまつわ!!!!!!!
322
:
名も無きAAのようです
:2013/03/02(土) 00:44:35 ID:fmv3Qu0cO
次からって、次のレスからって意味じゃなかったんだ
(´・ω・`)「ショボーンだよ」
323
:
名も無きAAのようです
:2013/03/02(土) 03:45:23 ID:d2GK4rNM0
適度に早く来なかったら三輪車ぶつけんぞ待ってる
324
:
名も無きAAのようです
:2013/03/02(土) 07:19:48 ID:KGne.0dQO
乙乙待ってる
325
:
名も無きAAのようです
:2013/03/02(土) 23:03:53 ID:7.Rx2ev20
o川*゚ー゚)o「よっしゃ今日の目標達成!!」
(´・ω・`)「お疲れ様。いいペースで勉強進んでるね」
o川*゚ー゚)o「うん!……あ!そういえば今日金曜じゃん!ここにきて初めての週末!!!」
(´・ω・`)「あぁ、そういえばそうか」
o川*゚ー゚)o「なんかパーッとやらないの?パーッと!」
(´・ω・`)「いや、今日は……」
326
:
名も無きAAのようです
:2013/03/02(土) 23:05:48 ID:7.Rx2ev20
('A`)「お、いたいた。そろそろ出るから」ガチャッ
(´・ω・`)「あぁ、はいはい」
o川*゚ー゚)o「ん?出るって?どっかいくの?あたしも行く!!!」
(;'A`)「いやいや仕事だから」
o川*゚ー゚)o「え?もうじき夜なのに?」
('A`)「ちょっと明日本部の方で会議があってな。朝にやるから今日には出とかないと間に合わないんだよ」
327
:
名も無きAAのようです
:2013/03/02(土) 23:07:15 ID:7.Rx2ev20
(´・ω・`)「こいつ電車乗ったら、下手すれば挙動不審で痴漢騒ぎになりかねないしな」
('A`)「そうそう。渋滞も考えて、今日には向こうに着くようにして、ホテルで泊まってそのまま明日出勤だ」
o川*゚ー゚)o「大変なんだね……」
('A`)「もう慣れたし大変って程でもないけどなぁ。でも確かに電車乗れないのは面倒だなぁ。奇声上げて捕まるし」
o川*゚ー゚)o「どんだけ女の人苦手なの……」
(´・ω・`)「こいつの場合は、もはやある種の呪いみたいになってるからなぁ……」
('A`)「もういいだろ……あ、ヤバい時間ない!じゃぁ戸締りしっかりして寝ろよ!!」バタン
328
:
名も無きAAのようです
:2013/03/02(土) 23:08:19 ID:7.Rx2ev20
トトトトト……
o川*゚ー゚)o「いっちゃった……」
(´・ω・`)「しょうがない、今日はお寿司でもとるか」
o川*゚ー゚)o「あ!どっくんがね、『俺がいない間にショボンが勝手なことしないように見張ってろ』っていってたよ!」
o川*゚ー゚)o「だからお寿司食べていいかどっくんに聞かなきゃ!」
(´・ω・`)「いいよめんどくさい。あいつもどうせ向こうでうまいもん食うだろうしな」
329
:
名も無きAAのようです
:2013/03/02(土) 23:09:20 ID:7.Rx2ev20
o川*゚ー゚)o「え〜、でも家主どっくんでしょ……あ!そうだ!」
(´・ω・`)「?」
o川*゚ー゚)o「ショボンがおごってよ!お金がっぽりもらってるんでしょ!ぬふふ!」
(´・ω・`)「いやそれは困るよ。いやいやいやいやいや」
o川*゚ー゚)o「ショボンのお金使えばどっくんに確認とらなくてもいいしね!」
(´・ω・`)「だめだって。それにドクオのほうが金持ちだし、そっちの金使った方が全体的に見てダメージ少ないだろ!」
o川*゚ー゚)o「あ、でも家のお金どこにあるか分かるの?」
(´・ω・`)「あー、そういやわからないわ。買い物とかはあいつが全部やってるし、僕の財布しか今手元にないなぁ」
330
:
名も無きAAのようです
:2013/03/02(土) 23:12:23 ID:7.Rx2ev20
o川*゚ー゚)o「じゃあやっぱりショボンのおごりだね!」
(´・ω・`)「えぇ〜……先週全額使い切っちゃったから今すっからかんなんだよね……」
o川;゚ー゚)o「え!?じゃぁ晩御飯どうするの!?」
(´・ω・`)「カップラーメンがあったような……」
o川;´△`)o「か、カップラーメン……」
(´・ω・`)「仕方ないだろ……金ないんだから……」
トゥルルルルルル
o川*゚ー゚)o「あれ?事務所の方から電話鳴ってない?」
331
:
名も無きAAのようです
:2013/03/02(土) 23:17:02 ID:7.Rx2ev20
(´・ω・`)「ほっとけほっとけ。どうせドクオへの電話なんだし」
o川*゚ー゚)o「でもどっくん会議行くとか言ってたし、もしかしたら、大切な電話かも」
o川*゚ー゚)o「あたし、見てくるね!」ガチャ
(´・ω・`)「あ、ちょっとまて!」ガチャ
332
:
名も無きAAのようです
:2013/03/02(土) 23:17:41 ID:rE65ggNo0
しえんぬ
333
:
名も無きAAのようです
:2013/03/02(土) 23:19:22 ID:7.Rx2ev20
o川*゚ー゚)o「えーと電話は……あそこだ!」
(´・ω・`)「ちょっと待て、出るな」
o川*゚ー゚)o「え?なんで?」
(´・ω・`)「電話の相手が、もしドクオのことを知っている人物だったら、キュートが電話に出たらどう思う?」
o川*゚ー゚)o「?」
(´・ω・`)「女が苦手なはずのドクオの事務所に女がいる……当然怪しまれるだろう」
o川*゚ー゚)o「……あ!」
334
:
名も無きAAのようです
:2013/03/02(土) 23:20:09 ID:7.Rx2ev20
(´・ω・`)「そして、「今電話を受けているのは『普通の女』じゃない」、って考えるはずだ」
o川*゚ー゚)o「だとすると『そういうの』をかくまってるとして、えっと確か……」
(´・ω・`)「閻魔省職員規律第18条に違反することになる」
o川*゚ー゚)o「そうそう!それそれ!」
(´・ω・`)「それだけじゃない。本格的な調査が入れば君の秘書就職だって不可能になるだろう」
o川;゚ー゚)o「やばば」
335
:
名も無きAAのようです
:2013/03/02(土) 23:20:54 ID:7.Rx2ev20
(´・ω・`)「だから電話は出ないに越したことはない」
o川*゚ー゚)o「そっか……ん?」
(´・ω・`)「?どうした?」
o川*゚ー゚)o「電話の相手『ドクオ』って表示されてるよ?」
(´・ω・`)「え?マジ?」
FROM:ドクオ
(´・ω・`)「あ、マジだ」
o川*゚ー゚)o「これなら大丈夫じゃない?」
336
:
名も無きAAのようです
:2013/03/02(土) 23:23:15 ID:7.Rx2ev20
(´・ω・`)「あー、でも一応僕が出るよ。声もちょっと変えて」
o川*゚ー゚)o(わぉ!ショボンにはそんな能力まで……)
(´・ω・`)「んー、ゴホンゴホン」
(´・ω・`)「もしもし(裏声)」ガチャ
o川*゚ー゚)o「ズコー」
『え?誰?』
(´・ω・`)「なんだ、本物のドクオか。僕だよ」
『あぁ、一瞬誰かと思ったよ……そうそう、言い忘れてたけどさ』
(´・ω・`)「何?」
337
:
名も無きAAのようです
:2013/03/02(土) 23:23:55 ID:7.Rx2ev20
『事務所の机の上に10000円置いといたから、今日明日はごはんとかそれで何とかしてよ』
(´・ω・`)「な……に……」
o川*゚ー゚)o「!!!!」
『あ、でも明日帰ってこれないかもしれないから、その時のためにちょっとはとっておけよ』
(´・ω・`)「おぉ……」
『あ、信号変わるからもう切るな』ブツッ
338
:
名も無きAAのようです
:2013/03/02(土) 23:25:32 ID:7.Rx2ev20
ツーツーツ
(´・ω・`)「……」
o川*゚ー゚)o「ショボン……」
(´・ω・`)「あぁ、僕らの上司は……」
o川*゚ー゚)o「神様だった……」
ウオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!
―――――――――――――――――――――――――――――――――…………………………………………
339
:
名も無きAAのようです
:2013/03/02(土) 23:26:53 ID:7.Rx2ev20
闇!!!!!
表の世界では!!決して!!!知られることのない!!!!世界に散在する暗黒!!深淵!!!その他もろもろ!!
それらを扱う『地下政府』の直下機関!!!!!それこそ閻魔省である!!!
その下には3つの専門機関!!!まず!!主に消滅!!殺害を目的とする!!『退魔局』!!!!
次に!!!居場所や情報を察知!!入手!!!もしくは解析等!!研究分野でも力を持つ!!!『探知部』!!!!!
そして!!!最近新設された!!!社会復帰させることで調和を!!平和を図る!!!!『特殊職業案内所』!!!!!
これら三本柱を運用する『零議会』!!!そしてその上位会議である『十王』!!!!!
人の届かぬ領域に!!!!近付くための!!!対抗するための!!!集団!!!そう!!!!!
彼らに!!!!!幸あれ!!!!!!
('A`)お化け・物の怪・都市伝説向け就職案内所のようです
・第3話〜天狗〜
―――――――――――――――――――――――――――――――――――……………………………………
340
:
名も無きAAのようです
:2013/03/02(土) 23:27:30 ID:u1pBLUBw0
キター
341
:
名も無きAAのようです
:2013/03/02(土) 23:27:49 ID:7.Rx2ev20
―ホテル―
(;'A`)「あー疲れた……やっぱ車の運転はこたえるな……」ドサッ
('A`)「しかし一万円はちょっと多すぎたな……三千円くらいでもだいじょうぶだったかな……」
(;'A`)「いかんいかん、こんなんだからギコのやつにケチケチ言われるん……」
トゥルルルルr
('A`)「ん?誰からだろ」ピッ
('A`)「もしもし」
342
:
名も無きAAのようです
:2013/03/02(土) 23:28:52 ID:7.Rx2ev20
『おい!ドクオ!!』
('A`)「なんだエクストか……」
『なんだとはなんだ!!!おい、それより今もうこっちにいるんだろ?』
('A`)「まあね」
『今から飲み行かね!?もう暇で暇でしょうがないんだよ』
(;'A`)「お前、明日朝からだってわかってんのか?」
『どうせ定期会議なんて退魔局のやつらがはしゃいで終わりだよ!!あー!!!想像するだけでイライラしてきた!!!』
('A`)「まぁ案内所は新参者だからなぁ」
343
:
名も無きAAのようです
:2013/03/02(土) 23:29:35 ID:7.Rx2ev20
『くっそ!!!やっぱ飲まなきゃやってられねぇよ!!!うぎー!!!!』
('A`)「はいはい。俺はとにかく行かないからな。疲れてるし」
『くそー虚弱野郎め!!!もういい!!今日は寝る!!!』
('A`)「そうしろそうしろ。明日遅れるなよ」
『わかった!!!お休み!!!』
('A`)「おやすみ」
プツッ
344
:
名も無きAAのようです
:2013/03/02(土) 23:30:56 ID:7.Rx2ev20
('A`)「あー、俺ももう寝るか……」
('A`)「あ、いけね。カーテン閉めとかないと」
('A`)「……?」
('A`)(この感じ……妖怪か?……見られてる、か)
('A`)「……一応、用心しておくか」
シャッ
―――――――――――――――――――――――――……………………………
345
:
名も無きAAのようです
:2013/03/02(土) 23:31:57 ID:GxTZehyM0
きた!
支援!
346
:
名も無きAAのようです
:2013/03/02(土) 23:32:14 ID:7.Rx2ev20
―ビルの上―
「うひゃあ!いる!!こんなにたくさん人が!!!」
「おいおいはしゃぎ過ぎだぞ兄者。せっかくのチャンスなんだからもっとじっくり楽しまなくては」
「ふっひ!そうだな!そうだな!!」
「取りあえず今からどうする?」
「俺ラブホテル覗いてみたい!!都会にはいっぱいあるらしいぞ!」
「ま、まさか『ホテルサンシャイン』みたいなのがたくさんあるのか……!?」
347
:
名も無きAAのようです
:2013/03/02(土) 23:33:09 ID:7.Rx2ev20
「そうだぞ。しかも都会のラブホテルはベッドが回るらしい」
「な……なんだと……!?」
「あとカラオケとかもあるらしい」
「ほ、ホテルなのに!?」
「俺らの住んでた山とは違うんだよ」
「兄者は物知りだな……」
「ん?目の前にちょうどホテルが見えるぞ!」
「本当だ!」
「ここからギリギリ見えるぞ……むむむ」
「頑張れ兄者!」
348
:
名も無きAAのようです
:2013/03/02(土) 23:34:33 ID:7.Rx2ev20
「……」
「?どうした兄者?」
「何かいかにも幸薄そうなガリガリの男しか見えない……」
「何だと……はずれか……」
「あ、カーテン閉められた」
「残念だったな」
「いや別に残念じゃないけどな……まぁいい、ラブホテルじゃなかったんだろう」
「どういうことだ兄者?ホテルとはラブホテル以外にも種類があるのか?」
「そうだ。普通に家族で泊まったり一人で泊まったりするホテルがあるらしい」
349
:
名も無きAAのようです
:2013/03/02(土) 23:36:07 ID:7.Rx2ev20
「なんと。しかし今のぞいて見えたのは男だけだったとしても、もしかしたらそいつの相手である女がたまたま見えなかっただけで、
いまのぞいたとこがラブホテルの可能性もあるんじゃないか?」
「いやないな。あの顔でモテることはありえないだろう。生気なかったし。よって恋人もいないしラブホテルに行く必要もない!」
「そうか。ならあり得ないな。流石だな、兄者」
「ふははは!!よし、じゃぁ気を取り直して、早速ラブホテル探しにいくぞ!!」
「おう!!!」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――………………………………………………
350
:
名も無きAAのようです
:2013/03/02(土) 23:37:13 ID:7.Rx2ev20
翌朝!!!!
「ククク……奴などちょうどよいか……」
「タイミングが大事なのだ……ククク……」
「!近付いてきた……ククク」
('A`)(ちょっと早く出過ぎたか……どっかでカフェオレでも飲んどこうかなぁ)
('A`)(……しかしここの信号は長いなぁ。首都なのにこの辺りは交通整備あんまできてないのな)
<_プー゚)フ「お?ドクオじゃん!!」
(;'A`)「うおっ、エクストか……」
351
:
名も無きAAのようです
:2013/03/02(土) 23:37:41 ID:gFFr/khEO
ひどい言われようだな
352
:
名も無きAAのようです
:2013/03/02(土) 23:39:50 ID:7.Rx2ev20
「!仲間と合流したか……ククク……予想通り……」
<_プー゚)フ「いちいち驚くな!びびりか!!」
('A`)「時間の潰し方考えてる時にいきなり背後から話しかけられたらびっくりするだろ……」
<_プー゚)フ「鍛錬が足りんのだ!!」
('A`)「いつでも話しかけられていいようにしろってこと?」
<_プー゚)フ「違う!常に周囲を警戒しなければならないのだ!!俺たちの職業柄!!」
('A`)「まぁそうだけどさ……」
353
:
名も無きAAのようです
:2013/03/02(土) 23:40:42 ID:7.Rx2ev20
<_プー゚)フ「もし今目の前に人面犬が現れたら!?うわんと言われたら!?てけてけが横切ったら!?」
<_プー゚)フ「一瞬!!それが命取りになるんだ!」
('A`)「はいはい……あれ?あそこにいるのジョルジュじゃないか?」
<_プー゚)フ「ん?あ、本当だ!!おーい!!ジョルジュ!」
_
( ゚∀゚)「ん?」クルッ
_
( ゚∀゚)「おう、お前らか。なんだ、向こうに着く前に合流しちゃったな」モミモミ
('A`)「お前まだおっぱいボール握るのやめてなかったのか……」
<_プー゚)フ「なんか変色してるぞ……」
354
:
名も無きAAのようです
:2013/03/02(土) 23:42:45 ID:NpMk8yPo0
きてたかwktk
355
:
名も無きAAのようです
:2013/03/02(土) 23:43:33 ID:7.Rx2ev20
「三人目……ククク……」
_
( ゚∀゚)「これ凄い貴重品なんだぞ?おっぱいの感触を俺好みに非常に忠実に再現してるのはこのメーカーのしかないんだ」モミモミ
_
( ゚∀゚)「それに変色してるおかげで遠目から見たらおっぱいだとばれず、握力トレーニングしてるようにも見えるだろ?」
('A`)「そのひび割れ具合と色の黒ずみ具合が、前エクストが嫌がらせで送ってきたおばあちゃんのヌード画像を想起させるな……」
_
( ゚∀゚)「まじでやめろ……何かそう見えてきた……」モミ……
<_プー゚)フ「ジョルジュも流石におばあちゃんおっぱいは範囲外か」
('A`)「『全てのおっぱいを愛する』、とか言ってたのにな……所詮その程度か」
356
:
名も無きAAのようです
:2013/03/02(土) 23:44:20 ID:7.Rx2ev20
_
(; ゚∀゚)「なんで俺が責められる流れになってるんだよ……」
<_プー゚)フ「好き好き好き好き好きっ好き 愛してる って言っておきながらえり好みしてるからだろ」
_
( ゚∀゚)「わかい オッパイ
でかい オッパイ
そんなの ひとの かって」モミモミ
<_プー゚)フ「いいとこどりじゃねぇか」
「そろそろ……いくか」
('A`)「あ、信号やっと変わった」
<_プー゚)フ「うわ、滅茶苦茶長かったな」
_
( ゚∀゚)「都会ってイメージの割に実際はあんま便利じゃないよな!ふん!」モミモミ
357
:
名も無きAAのようです
:2013/03/02(土) 23:46:00 ID:7.Rx2ev20
<_プー゚)フ「あーでたでた田舎者のひがみ!シティボーイの僕にも嫉妬しちゃってますね?ふふ」
('A`)「うぜぇ」
_
( ゚∀゚)「うぜぇ」モミモミ
<_プー゚)フ「あっ!しまったドクオもノンシティボーイだった!」
_
( ゚∀゚)「そしてチェリーボーイだな」モミモミ
<_プー゚)フ「そしてケチボーイでもある」
('A`)「おいこの流れおかしいだろ。完全に俺とジョルジュでエクストやっつける感じだったのに」
<_プー゚)フ「人徳の差かなぁ」
358
:
名も無きAAのようです
:2013/03/02(土) 23:48:08 ID:7.Rx2ev20
_
( ゚∀゚)「それにこの中じゃお前が一番年下だろ?」
('A`)「でも俺の方が案内所の資格取ったのは一番早かったし、先輩といえば俺だろ!」
<_プー゚)フ「あーでたでたドクオの男限定に対する強気!!」
('A`)「そ、そんなことないって。全然そんなことないよ?」
('A`)「ほら、俺この前ちゃんと女店員にオーダーとってもらえたじゃん」
_
( ゚∀゚)「もう60越えたおばあちゃんだったけどな」
359
:
名も無きAAのようです
:2013/03/02(土) 23:49:01 ID:7.Rx2ev20
(;'A`)「ば、ばかやろぉ〜!女の子はいくつになっても乙女なの!」
<_プー゚)フ「そんなオバちゃん向け雑誌の記事見出しみたいなこと言われてもなぁ……」
_
( ゚∀゚)「つまりドクオの中ではおばあちゃんのほうが若い幽霊より魅力的ってことだな」
(;'A`)「いやいや、ちが」
「ククク……『幽霊』か……!」
_
( ゚∀゚)<_プー゚)フ「!!!」('A` )
「やはり貴君らも『そちら側』の人間だったわけだ」
('A`)「……誰だ、お前」
「ククク……そう気構えるな」
360
:
名も無きAAのようです
:2013/03/02(土) 23:53:19 ID:7.Rx2ev20
ii i ミ〟
lli i ミ;
∧(●ω▼)∧ 「私も君たちと同じ閻魔省の……『お仲間』だ……」ザッ
l⌒ . ̄|
\| | |
| |∪
| i‐i |
(__)(_)
('A`)(太い……)
<_プー゚)フ(何だこの服装……上半身裸革ジャンだと……)
_
( ゚∀゚)(眼帯にサングラスにモヒカンってなんだこれ……)
( ●ω▼)「なんだ……ビビってンのか……?ククク……」
<_プー゚)フ「というよりは驚いてるよ……寒くないのかその恰好……」
( ●ω▼)「ふん……私からすれば貴君らの方が理解できないな……」
('A`)「何がだよ……」
361
:
名も無きAAのようです
:2013/03/02(土) 23:53:43 ID:NpMk8yPo0
世紀末じゃねーか
362
:
名も無きAAのようです
:2013/03/02(土) 23:55:24 ID:7.Rx2ev20
( ●ω▼)「閻魔省職員とあろうものがそんな普通の格好など……」
_
( ゚∀゚)「?私服は知らんが会議は基本皆スーツだぞ……」
( ●ω▼)「えっ」
<_プー゚)フ「その肩のトゲトゲも危険物扱いで多分入場審査に引っかかるぞ……」
( ●ω▼)「だ、だって部長が……」
<_プー゚)フ「あぁ、部長ってことは探知部か……」
363
:
名も無きAAのようです
:2013/03/02(土) 23:56:07 ID:7.Rx2ev20
_
( ゚∀゚)「高岡さんにそういう服装で来るのが普通なんだ!とか言われたんだろ?」
<_プー゚)フ「あの人そういうとこで遊ぶからなぁ。まぁドンマイ」
( ●ω▼)「いや、部長がラフな格好でいいって言ったから私服で来ちゃったんだお……」
('A`)「それ私服なの!?俺の世界観を悠々と踏み越えてきやがったぞこいつ」
( ●ω▼)「イメージは『混乱の時代に生きる強き男』だお」
<_プー゚)フ「どっちかっていうと完全に雑魚キャラ側なんだよなあ……」
( ●ω▼)「しかし皆スーツってことは、この格好だと入れないのかお?」
364
:
名も無きAAのようです
:2013/03/02(土) 23:57:18 ID:7.Rx2ev20
('A`)「うーん、普通のシャツとかならまだしもこれはどうなんだろう……行ってみないとわからないけど入場検査ではじかれる可能性も0じゃないな……」
( ●ω▼)「えぇ〜っ……」
(;'A`)「あ、やばい、なんかあんまり時間ないぞ!」
<_プー゚)フ「うわ、ほんとだ。立ち話に時間使いすぎちゃったな」
_
( ゚∀゚)「とっとといかないと間に合わないな」
(;●ω▼)「あ、あの……僕は……」
('A`)「ん?」
(;●ω▼)「この恰好、どうすればいいんだお……」
<_;プー゚)フ(『お』ってなんなんだ……)
365
:
名も無きAAのようです
:2013/03/02(土) 23:58:13 ID:7.Rx2ev20
(;'A`)「取りあえず肩のトゲトゲ外してサングラスもとってみたら?」
(;●ω^)「こうかお?」
つ┌▼-▼ スチャッ
_
(;゚∀゚)「もう眼帯もとっちゃえよ……」
( ;^ω^)「そうするお……」
つ〜●〜 スッ
<_プー゚)フ「でもその服どうするの……着替えてる余裕ないぞ」
( ;^ω^)「トゲトゲは一応とったけどどうしよう……」
つ∧∧
(;'A`)「ま、まぁ替えの服ももしかしたらあるかもしれないし、行くだけ行ってみよう」
366
:
名も無きAAのようです
:2013/03/02(土) 23:59:57 ID:7.Rx2ev20
<_プー゚)フ「それよりはやくいかないと本当に時間ないぞ!」
_
(;゚∀゚)「ええい、走っていくぞ!」タッタッタ
( ;^ω^)「あ、待ってお!!」タッタッタ
――――――――――――――――――――――――――――――――…………………………
367
:
名も無きAAのようです
:2013/03/03(日) 00:00:57 ID:33qNnNVM0
「結局全然ラブホテル覗けなかったな……」
「まぁ窓開けて、なんてのはあんまりないだろうからなぁ」
「まぁいい、せっかく山を抜け出してきたんだから、思いっきりエンジョイしてやる!!」
「おお兄者、燃え上がっているな」
「ふふふ、お前も思わず全裸になってしまいそうになるほどやる気に満ち満ちているじゃないか!!」
「おっと、昨日のことをあまり言ってくれるな、兄者。照れるじゃないか」
「やる気があるのはいいことだ」
「そうだな」
「じゃぁ早速始めますか!」
「あぁ!」
「「いたずらを!!」」
――――――――――――――――――――――――――――――――………………………………
368
:
名も無きAAのようです
:2013/03/03(日) 00:03:09 ID:33qNnNVM0
ひとまずこれで終わりです!!
できるだけ残り早く書くように頑張ります!!!!!
でも思った以上に長くなりそうでびっくりです!!!!!!うおあ!!!!!!!!
ではまた会う日まで!!!!!!!アゲイン!!!!!
369
:
名も無きAAのようです
:2013/03/03(日) 00:03:11 ID:sYsVUkhEO
登場は派手だったけど、( ^ω^)←こいつか!
370
:
名も無きAAのようです
:2013/03/03(日) 00:08:50 ID:mttyWp8M0
おつおつ
天狗兄弟楽しみだな
371
:
名も無きAAのようです
:2013/03/03(日) 00:17:33 ID:sf2hxqEwO
ブーンの私服センスヤバイなwww
乙でした。
372
:
名も無きAAのようです
:2013/03/03(日) 00:22:43 ID:4eIQXfeMO
乙!
次回が楽しみでしゃーないぜ!
373
:
名も無きAAのようです
:2013/03/03(日) 00:37:07 ID:tSeFQNpo0
乙ー
弟者全裸になってたのか……ww
374
:
名も無きAAのようです
:2013/03/03(日) 01:20:23 ID:CxUWiR3oO
乙!
375
:
名も無きAAのようです
:2013/03/05(火) 22:30:42 ID:d4CkBy.g0
流石兄弟にブーンまで!!
うっひょおおおおおおおおおお!!!!!!!
376
:
名も無きAAのようです
:2013/03/11(月) 14:54:55 ID:jgJNpFbY0
内藤弁当は関係なかったのか…
続きが気になるわ
377
:
名も無きAAのようです
:2013/03/16(土) 12:32:34 ID:6yROapTk0
語尾突っ込まれた!!?
378
:
名も無きAAのようです
:2013/03/16(土) 16:24:39 ID:axut/0cQ0
この流石兄弟好きだwwwww
まさかのブーンのセンスwwww
続き期待してるぜ!
379
:
名も無きAAのようです
:2013/03/23(土) 02:25:17 ID:idXATQNw0
まだなんですか!今なら総合がキューちゃんなんやで!!!
380
:
名も無きAAのようです
:2013/03/25(月) 21:50:34 ID:YvIjdtj20
まってるよー
381
:
名も無きAAのようです
:2013/04/03(水) 22:59:10 ID:lveq1k120
すいませんなかなか書き!!!!!終わりません!!!!!!
二話の1.5倍くらいの長さになりそうなのでとりあえずポッキー食べ終わったらできたとこまで投下します!!!!!!!!
382
:
名も無きAAのようです
:2013/04/03(水) 23:06:36 ID:lveq1k120
すいませんちょっと無理そうです!!!!!
明日にします!!!!!!!!!!!
383
:
名も無きAAのようです
:2013/04/03(水) 23:08:46 ID:zD/iMZAQO
早くポッキー食べ終わるんだ
384
:
名も無きAAのようです
:2013/04/03(水) 23:13:37 ID:CSNJYgNo0
どんだけ長いポッキーなんだ・・・
385
:
名も無きAAのようです
:2013/04/03(水) 23:23:06 ID:o6pFUzrY0
俺のポッキーだからな
386
:
名も無きAAのようです
:2013/04/03(水) 23:26:51 ID:1ME6SjEM0
俺のポッキー♂
387
:
名も無きAAのようです
:2013/04/03(水) 23:42:54 ID:5r0POVY20
明日まで20分切ったな
388
:
名も無きAAのようです
:2013/04/03(水) 23:43:31 ID:IPMYX.QY0
>>1
なら俺の隣で寝ているよ
389
:
名も無きAAのようです
:2013/04/04(木) 02:17:09 ID:zM6YcLTM0
wktk
390
:
名も無きAAのようです
:2013/04/04(木) 21:40:35 ID:NUoEYQAAO
はよ
391
:
名も無きAAのようです
:2013/04/04(木) 22:11:26 ID:2rr64Cow0
_
(;゚∀゚)「しかしなんでお前は俺たちに話しかけてきたんだ?」ダダダ
⊂( ;^ω^)⊃「実は会議初めてで、場所とかちょっと不安だったから……」ダダダ
<_;プー゚)フ「聞いた相手によっちゃ不審者扱いされるぞ……」ダダダ
(;'A`)「しかし高岡さんもそういうとこ適当だからなぁ」ダダダ
<_;プー゚)フ「まぁあの人なら納得だけどな」ダダダ
( ;´ω`)「高岡さんが白衣だったから、ラフって何でもいいのか!って勘違いしちゃったんだお……」ダダダ
392
:
名も無きAAのようです
:2013/04/04(木) 22:12:17 ID:2rr64Cow0
_
( ゚∀゚)「ま、ウチのとこもあんまし人の部署のこと言えないけどな……」ダダダ
( ^ω^)「?皆さんはどこの人なんだお?」ダダダ
(;'A`)「案内所だよ。就職案内所」ダダダ
( ;^ω^)「あぁ、あのちゃんぽん集団と噂の……」ダダダ
<_プー゚)フ「ちゃんぽん?」ダダダ
( ^ω^)「特に脈絡のない人材をごちゃまぜにしてるから「ちゃんぽん」、だ、って聞いたお」ダダダ
_
( ゚∀゚)「ちゃんぽんに失礼だろそれ……」ダダダ
<_;プー゚)フ「お前憤るとこそこじゃないだろ……」ダダダ
393
:
名も無きAAのようです
:2013/04/04(木) 22:13:01 ID:2rr64Cow0
(;'A`)「まぁ、ちゃんぽんかどうかはともかく、案内所は悪く言われてもしょうがないところあるしな……新興部署だし……」ダダダ
_
( ゚∀゚)「まだ実質的な案内所職員は5人しかいないしなぁ……それと上司が1人、か」ダダダ
( ;^ω^)「5人……えらく少ないおね……」ダダダ
<_プー゚)フ「モナーさんの力が無きゃとっくに潰されてるだろうな……よし、ついた」ダダダ
('A`)「お!まだ門空いてる!セーフ!」
( ;^ω^)「門、って……まさかこの廃病院でやるのかお?」
('A`)「まぁ、ちょっと違うけど、大体そんな感じだ」
( ^ω^)「えぇ〜っ……もっと普通の市庁とかそんな感じの綺麗な建物だと思ってたのに……」
394
:
名も無きAAのようです
:2013/04/04(木) 22:14:17 ID:2rr64Cow0
瓜゚∀゚)「ウィーヒック!ししししし、酒もうないんか!ししし!」フラフラ
( ^ω^)「なんか酔っ払いまでふらついてるお……」
('A`)「いや、この人は……なぁ、じいさん」
瓜゚∀゚)「ひーっく!何だお前ら!!しし!地獄にきたんか!」
( ;^ω^)「なんだこいつ……」
('A`)「あぁ、灼熱地獄にしてもらおうかな」
瓜゚∀゚)「……!」ピク
395
:
名も無きAAのようです
:2013/04/04(木) 22:15:02 ID:2rr64Cow0
( ;^ω^)「え?何?」
瓜゚∀゚)「……焼き方は?」
('A`)b「弱火でじっくり」
瓜゚∀゚)「入れ」
('A`)「どうも」
( ;^ω^)「何が何だか……」
396
:
名も無きAAのようです
:2013/04/04(木) 22:15:06 ID:XlE3G3gQ0
しえ
397
:
名も無きAAのようです
:2013/04/04(木) 22:16:09 ID:2rr64Cow0
('A`)「お、あったあった」ガサガサ
( ^ω^)「?こっちは裏庭じゃないかお?建物はあっちだお」
('A`)「いや、ここが入口だ」
( ;^ω^)「い、井戸!?」
<_プー゚)フ「じゃ、俺から行くぜ」ピョイ
( ;^ω^)「と、飛び込んだ!?」
_
( ゚∀゚)「じゃぁ俺も」ピョイ
( ;^ω^)「ちょ
398
:
>>397訂正です!!!
:2013/04/04(木) 22:17:17 ID:2rr64Cow0
('A`)「お、あったあった」ガサガサ
( ^ω^)「?こっちは裏庭じゃないかお?建物はあっちだお」
('A`)「いや、ここが入口だ」
( ;^ω^)「い、井戸!?」
<_プー゚)フ「じゃ、俺から行くぜ」ピョイ
( ;^ω^)「と、飛び込んだ!?」
_
( ゚∀゚)「じゃぁ俺も」ピョイ
( ;^ω^)「ちょ」
399
:
名も無きAAのようです
:2013/04/04(木) 22:18:21 ID:2rr64Cow0
( ;^ω^)「な、何なんだお、一体……自殺オフか何かかお?」
(;'A`)「お前、本当に何にも聞いてないのな……」
( ;^ω^)「送られてきた案内にはここの住所しか書いてなかったお……」
('A`)「ここは入り口だよ。俺たちの本部、通称『地獄』へのな」
( ^ω^)「閻魔省、だけに地獄、かお」
('A`)「何のひねりも無いよなぁ」
( ;^ω^)「確かに……」
400
:
名も無きAAのようです
:2013/04/04(木) 22:19:13 ID:2rr64Cow0
('A`)「まぁいいいや、とにかくちゃっちゃか入っちゃおう」
( ;^ω^)「飛び込んで大丈夫なのかお?その、僕体重重いし、着地時に膝が……」
('A`)「これ落ちるわけじゃなくて、ワープするみたいなもんだからな。体重関係ないよ」
( ^ω^)「おお!なんかよくわからないけどそれなら安心だお!」
('A`)「ああそうだな。なんかよくわからないけど。じゃあお先にどうぞ」
( ^ω^)「お!遠慮なく……」ピョン
「ぎゃああぁあああ!」バッシャアア
(;'A`)「!?」
「冷てええぇえええぇええええええ」パシャァアァン
401
:
名も無きAAのようです
:2013/04/04(木) 22:20:17 ID:2rr64Cow0
(;'A`)「え?」
「ちょ……これ普通の井戸じゃないかお!!!ひぇええ!!!」バシャバシャ
(;'A`)「もしかして……」スッ
つ[]
('A`)「あ、入場時間過ぎてる……」
「えぇ〜っ……」バチャバチャ
402
:
名も無きAAのようです
:2013/04/04(木) 22:21:17 ID:2rr64Cow0
('A`)「ここ、時間過ぎるとただの井戸になっちゃうんだよね」
「えっ、じゃぁ僕たちは……」バチャン
('A`)「もう今日は入れない……」
「えぇ〜っ……」パシャ…
('A`)「……ロープ、持ってくるね……」
「うん……」チャプチャプ
――――――――――――――――――――――――――――………………………………
403
:
名も無きAAのようです
:2013/04/04(木) 22:22:02 ID:2rr64Cow0
<_プー゚)フ「こないなあいつら……」
_
( ゚∀゚)「もう時間過ぎちゃったよ……」
<_;プー゚)フ「しょうがない、俺らだけで行くか」
_
( ゚∀゚)「そうだな……今日はもうこっちに来れないだろうしなぁ」
<_プー゚)フ「会議まであと何分くらい?」
_
( ゚∀゚)「十分ちょいだ。ギリギリだったな」
404
:
名も無きAAのようです
:2013/04/04(木) 22:23:45 ID:2rr64Cow0
<_プー゚)フ「そんじゃさっさと……」
「おやおや そこで たむろしてるのは 案内所の方々じゃ ありませんか」
<_プー゚)フ「……誰だ」
| ^o^ |「わたし ですよ わたし」
_
( ゚∀゚)「ちっ、なんだ、退魔局の下っ端か」
| ^o^ |「下っ端とは 失礼な。 あなた方より ずっと 世間の役に 立ってますよ この 税金泥棒共め」
<_プー゚)フ「ふん!なぁにが役に立ってます、だ!つい最近だって一般市民を囮に使うなんて馬鹿な真似したくせによぉ!」
| ^o^ |「そ、それは 国益を 優先したので あって……」
<#プー゚)フ「じゃぁ!そのためになら怪我人でようがいいって言うのか!!おい!!!」
「要は簡単な確率の問題だ」カツ…カツ…
<_プー゚)フ「……!」
405
:
名も無きAAのようです
:2013/04/04(木) 22:24:30 ID:2rr64Cow0
( ・∀・)「命の足し算や引き算を忌み嫌う者に限って、二兎を追おうとする。いや、時には何もしさえしない。君らのことだよ、案内所」
<_プー゚)フ「モララー、退魔局長……」
( ・∀・)「おい、ゆうたろう。何こんなところで油売ってる。とっとといけ!」
| ^o^ |「す、すみません」
タッタッタ……
_
( ゚∀゚)「……局長こそ、こんなところで私たちに構っている暇などないのでは?」
( ・∀・)「はは、言ってくれるね、眉毛君。その通り、私には君らに構う暇などない」
406
:
名も無きAAのようです
:2013/04/04(木) 22:25:59 ID:2rr64Cow0
<#プー゚)フ「じゃぁ!なんで会議開始直前にこんなところにいるんですか!!」
_
(;゚∀゚)「おい、ちょっと落ち着k……」
「あまり僕の部下をいじめないでほしいモナ」カッ…カッ…
_
<_プー゚)フ「!!」(゚∀゚ )
( ・∀・)「……おやおや、ボスのお出ましですか」
( ´∀`)「モナモナ。ボスだなんてかっこいいもんじゃないモナよ」カッ……
<_プー゚)フ「所長……」
407
:
名も無きAAのようです
:2013/04/04(木) 22:26:39 ID:2rr64Cow0
( ・∀・)「『十王』の現最高権力者とあろうものが、会議直前にこんなところでなにをしているんですかね」
( ´∀`)「わかってるくせに。同じだモナ。君と、ね」
( ・∀・)「……」
<_プー゚)フ(何してたんだろうな)ヒソヒソ
_
( ゚∀゚)(さぁ、俺ら一般職員には縁もないようなことだろ)ヒソヒソ
从 ゚∀从「あー!お前らまだこんなとこいたのかよ!!」
( ;・∀・)「げっ」
<_;プー゚)フ「た、高岡探知部長!?」
_
(;゚∀゚)(地獄の権力者三人が会議直前にふらふらしてるってどうなのよ……)
408
:
名も無きAAのようです
:2013/04/04(木) 22:27:36 ID:2rr64Cow0
从 ゚∀从「ったく、お前らはいい加減会議直前にうんこ行くのやめろよなー!!!」
( ;・∀・)「あ、ちょっと!」
( ´∀`)「面目ないモナ」
<_プー゚)フ「あぁ……同じってそういう……」
_
( ゚∀゚)「いつもトイレで顔合わせてたのね……」
( ;・∀・)「あぁ〜!!やばいもうすぐ会議始まっちゃうなぁ!!急いで行こうっと!!!」ダダダ
409
:
名も無きAAのようです
:2013/04/04(木) 22:28:21 ID:2rr64Cow0
( ´∀`)「どうしたんだろうモナね、彼急に慌てて」
_
(;゚∀゚)(そりゃあんだけキメキメで登場したのに、直前までウンコしてたってのがばれたらなぁ……)
从 ゚∀从「いやお前も少しは慌てろよ!!もう始まるぞ!!」
( ´∀`)「う〜ん、それがちょっと困ってて……あ、そうだ君たち」
<_プー゚)フ「あ、はい何ですか?」
( ´∀`)「どっくん見てない?ちょっと話しときたいことあるんだけど」
_
( ゚∀゚)「それがかくかくしかじかで」
( ´∀`)「えっ」
410
:
名も無きAAのようです
:2013/04/04(木) 22:29:28 ID:2rr64Cow0
<_プー゚)フ「あと一緒にいた探知部の太った新人君も多分来れないかと……」
从;゚∀从「太った新人……ブーンか!!何やってんだあいつは……」
( ´∀`)「ちょっと連絡してくるモナ」
从;゚∀从「は?いやもうそんな時間ないぞ!?」
( ´∀`)「……その、おそらく今どっくんと一緒にいるであろう彼、実力はどんなものモナ?」
从 ゚∀从「……仕事としての経験は無いに等しいが、能力だけ見れば、ありゃ化け物だ」
( ´∀`)「というと?」
411
:
名も無きAAのようです
:2013/04/04(木) 22:30:12 ID:2rr64Cow0
从 ゚∀从「探知範囲がばかげてる。その気になればあいつ1人で半径5キロ圏内の異常を感知できるんじゃないか?」
_
(;゚∀゚)「ごっ……ってあいつが!?」
<_;プー゚)フ「人は見かけによらないな……」
( ´∀`)「よくそんな人材もってこれたモナね」
从 ゚∀从「最近、ウチもちょいちょいそっち方向に力入れ始めたからな。しかしあいつはウルトラハイパーな収穫だったよ」
( ´∀`)「ふーむ、じゃあまぁ死ぬことはないモナね」ボソッ
<_プー゚)フ「えっ」
412
:
名も無きAAのようです
:2013/04/04(木) 22:33:09 ID:2rr64Cow0
( ´∀`)「いやいやなんでもないモナ、はっはっは」
_
( ゚∀゚)「いやいやいや、今死ぬっt」
( ´∀`)「さぁ行こう!もうほんとに始まっちゃう!遅れたらまた案内所の威厳なくなちゃうモナよ!!!」
从 ゚∀从「んなもんもうとっくに底ついてるだろ」
( ´∀`)「いいから!急ぐモナ!」ダダダ
从 ゚∀从「ったく……」ダダダ
<_プー゚)フ「……ドクオ、大丈夫かな」
_
( ゚∀゚)「もう彼のことはあきらめよう……」
<_プー゚)フ「所長の大丈夫が大丈夫だったためしはないしな……」
413
:
名も無きAAのようです
:2013/04/04(木) 22:34:30 ID:2rr64Cow0
_
( ゚∀゚)「まぁ今回はあのブーンとかいうのも一緒だし、少しは希望が持てるか……」
<_プー゚)フ「でもグラサン眼帯世紀末だぞ……」
_
( ゚∀゚)「うん……」
<_プー゚)フ「……」
_
( ゚∀゚)「……」
<_プー゚)フ「……取りあえず会議行くか」
_
( ゚∀゚)「うん……」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――……………………………………
414
:
名も無きAAのようです
:2013/04/04(木) 22:36:55 ID:2rr64Cow0
―喫茶店―
カランコローン
ハソ ゚−゚リ「いっらっしゃいま……せ……」
ii i ミ〟
lli i ミ;
( ^ω^) 「あ、どうも」
l⌒ . ̄|
\| | |
| |∪
| i‐i |
(__)(_)
ハソ;゚−゚リ「きっ、きゃぁぁああ!!!」
( ;^ω^)「!?」
ハソ;゚−゚リ「強盗!!強盗よ!!!」
415
:
名も無きAAのようです
:2013/04/04(木) 22:37:49 ID:2rr64Cow0
( ;^ω^)「い、いや違いm」
(;゜A゜)「ごっごごごごごごうとううううううう!!!??????」
( ;^ω^)「なんであんたは急にテンパってるんだお!!」
(;'A`)「お、女の人の大声とか怖いじゃん……流石にちびっちゃうよ……」
( ;^ω^)「ダメだこいつ!!まるでダメ!!!」
ハソ;゚−゚リ「ひゃ、ひゃくとおばん通報を……」ピププッペ
( ;^ω^)「あ、やばいこの人ガチだ!」
(;'A`)「ず、ずらかるぜぇ〜!」
タタタッタッタタ………
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