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( ^ω^)ブーン系突発イベント場のようです
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ブーン系突発イベント用のたまり場としてこのスレを立てました。
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( ,,^Д^#) 「ごおおらぁ!手際が遅い!!」
('A`;) 「す!すんません!」
焦ったために手汗でボウルが跳ぶ。
('A`;)
こんなことをしている場合じゃないのに。
早く、店を開けるほどの実力をつけて、あの村に。
“うん、待ってる。”
('A`;) 「…!!」
-
( ´_ゝ`)「種さん、芽をだしてごらん」
(´<_` )「…木の成長って一朝一夕で変わるものか?」
( ´_ゝ`)「この木は特別成長が早いんだ」
( ´_ゝ`)「大丈夫。大丈夫」
てこてこと小さな足音が背中から聞こえる。
l从・∀・ノ!リ人「おっきい兄者…引っ越しの準備…」
( # _ゝ )「引っ越しなんかしない!!!」
Σl从・∀・。ノ!リ人ビクッ「……!!」
(´<_`# )「…兄者。妹者に当たるな」
( _ゝ )「……ごめん。今は一人にして」
(´<_` )「……」
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支援
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(´<_` )「妹者、兄者も反省してるし、赦してやってくれ」
l从・∀・ノ!リ人「ううん、妹者が悪かったのじゃ。この村を捨てるなんて」
(´<_` )「……」
l从・∀・。ノ!リ人「ぐすっ…」
弟者は見ていられなくて妹者から目を逸らす。
するとあるものが見えた。
(´<_` )「あ…!妹者…鶏が…!」
l从・∀・ノ!リ人「えっ?!」
二人は鶏小屋に駆け寄る。
(# ゚∋゚)「…っ…こけー!!」
l从・∀・*ノ!リ人「ああ!!うちの小屋で一番大きい鶏のクックルが卵を産んだのじゃ!!」
(´<_`; )「前々から思ってたけどこいつ本当に鶏?!俺よりデカイけど…」
大きい卵が一個と、小さい卵がたくさん。
l从・∀・ノ!リ人「…届けるのじゃ」
(´<_` )「…へ?」
l从・∀・ノ!リ人「おっきい兄者に見せてあげるのじゃ!!!」
(´<_` )「…そうだな」
妹者は大きな卵と小さな卵を両手一杯に抱えて走り出そうとする。
l从・∀・ノ;!リ人「お、重いのじゃ…」
(´<_`; )「待て、妹者。大きいのは俺が持つから!!」
-
( ;_ゝ;)「うう…芽が出ない…でない…」
早くしないと、村が、この土地が。
兄者がどんなに焦っても木の芽はうんともすんとも。
「おっきい兄者ああ!!」
( う_ゝ;)「えっ?!妹者?」
l从^∀^ノ!リ人「大っきな卵が産まれたのじゃ!!!」
(´<_`* )「小さなのも、いっぱいだ!」
( ´_ゝ`)「え…」
l从・∀・ノ!リ人「…一番おっきいのは大っきな兄者にあげるのじゃ」
(´<_` )「ほらよ」
兄者は大きな卵を、受け取ります。
( ´_ゝ`)
( ;_ゝ;)「うわあああ!妹者ごめんよおお!大きな声で怒っちゃってごめん!!!」
l从・∀・。ノ!リ人「…気にしてないのじゃ!妹者こそ…ごめんなさいなのじゃ!」
(´<_`。 )ホロリ
!(´<_` )「…!!」
(´<_`; )「兄者!見てみろよ!あれ!」
( ´_ゝ`)「え?」
少し盛られた土には芽が生えてました。
( *´_ゝ`)「…やったあ!!!」
兄者は両手を上げて喜びます。
(´<_`; )「おい!卵卵!!」
宙に投げられた大きな卵は弟者が受けとめてくれました。
l从・∀・*ノ!リ人「ばんざーい!ばんざーい!」
( ;_ゝ;)「やっと会えたね!君のことずっと待ってたんだよ!!」
-
一通り喜びの舞を終えた兄者は大きな卵と小さな卵を見つめながらいいました。
( ´_ゝ`)「この小さな卵、ドクオに送って」
(´<_` )「ああ、あのパティシエの…」
( ´_ゝ`)「うん、よろしくな。こっちは俺が孵す。あのクックルの卵だ。絶対大物が産まれる」
(´<_`; )「俺もそんな気がする」
l从・∀・ノ!リ人「早く孵って欲しいのじゃー」
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( ,,^Д^) 「近々にスウィーツグランプリが開催される。参加資格はパティシエ、またはパティシェールであること。つまり、この中の誰でも受けられる」
('A`) 「誰でも…」
( ,,^Д^) 「審査員は…俺の双子の弟の“パティシエ殺しの毒舌批評家”プギャー氏」
('A`)「双子…」
( ,,^Д^) 「“スウィーツ戦隊存じ上げないんじゃー”ことビロード氏、シラネーヨ氏」
('A`;) 「あのスウィーツ戦隊!ガキの頃よく日朝に見たな…」
( ,,^Д^) 「“スウィーツのHIHOP”ことぼるじょわ氏」
('A`)「HIPHOPじゃないんだ」
( ,,^Д^) 「そして…審査員長はスウィーツ批評家“黄金の舌の女神”素直クール」
('A`;) 「素直…クール!!」
彼女に認められたら一人前。
とも言われる。
( ,,^Д^) 「参加したいやつは…」
('A`)ノ「はい!はい!はーい!!」
( ,,^Д^) 「…お前か…まあたまには挫折をあじわえ」
('A`;) 「えー…」
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('A`) 「はぁー…やっぱ俺だと予選落ちかな」
トボトボと帰路につく。
(´・_ゝ・`;)「面倒だな…こんな大荷物なのに…」
('A`) 「あれ…すいません、そこ俺の家…」
(´・_ゝ・`)「あ!もしかして受取人?!助かったわー!」
帽子を抜いで頭の汗を拭く宅配人。
あ、残り少ない髪が拭いた衝撃で抜けそう。
(´・_ゝ・`)「はい、ソーサク村の流石兄者様から」
('A`)「兄者…」
(´・_ゝ・`)「この重さ…聞こえる音から…中身は卵だね、宅配人歴うん十年の俺には全てまるっとお見通しだよってね」
('A`;) 「はあ…」
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支援
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ドクオへ。
あの木の実から芽が出ました。
鶏小屋一デカイ鶏のクックルが卵をいっぱい産みました。
小さな卵、全部やる。
みんな元気です。
お前も頑張れ。
あ、俺、お前のバケツプリン食べたい。
一人前になったらクックルの卵で作れ。
兄者、弟者、妹者より。
('A`) 「あ、写真」
そこには大きな卵と小さな卵をたくさん抱えて笑顔の3人がいました。
( ◠‿ゝ◠) (◠<‿◠ ) l从◠∀◠ノ!リ人
('∀`) 「なんだこの顔」
ドクオは大笑いしました。
('∀`) 「ああおっかしいや。そっか、あの木の実芽が出たんだ。よし、俺も頑張るか!!こうしちゃいられない!」
ドクオはスウィーツグランプリの勉強のため、キッチンに向かいました。
-
((( _ゝ)))「な、なんてことだ…」
(´<_`; )「ど、どうした!!兄者!!」
( ;_ゝ;)「木が…木が…」
( *´_ゝ`)「こんなにでっかくなっちまったぜ、ひゃっほうう!!」
(´<_`; )「見りゃわかる」
-
大きくなった木はゆさゆさと風に揺られます。
l从・∀・*ノ!リ人「おっきい兄者、おめでとうなのじゃ!」
( *´_ゝ`)「ありがとう、妹者。そういえば妹者。いいこと教えて上げる」
l从・∀・ノ!リ人「いいこと?」
どっこいしょ、と兄者大きな卵を置いて立ち上がります。
( -_ゝ-)「目を閉じて、木の下で深呼吸するんだ」
l从-∀-ノ!リ人「すぅー」
(-<_- )「はぁー」
心地よい風が吹き、その風が体に入る。
木の葉は揺れ、目を閉じても瞼を通して脳に伝わる空の青さ、雲の白さ。
耳に入るのは風の音。
木の葉が揺れる音。
l从・∀・ノ!リ人「気持ちいいのじゃ…」
( ´_ゝ`)「だろ?実は妹者がまだ赤ちゃんの頃、俺たちは別の村に住んでたんだよ」
Σl从・∀・ノ!リ人「そうだったのじゃ?!」
( ´_ゝ`)「その村は旅人が気がついたら住みちゃうぐらい居心地がいいんだ。木も昔のこの村と同じぐらいあってね…」
( ´_ゝ`)「でもあんまり人が増えすぎちゃって…人数を規制することになっちゃって」
l从・∀・ノ!リ人「きせい…」
( ´_ゝ`)「くじを引いて、アタリなら残れるけど、ハズレを引いたら出て行く。まあハズレならまだよかった。でも父者が引いたのは大ハズレ。働き手として大人だけ残って、子どもは出てけ。だってさ」
(´<_`# )「あのロクデナ…いや、なんでもない」
l从・∀・ノ!リ人「そうだったのじゃ…」
( ´_ゝ`)「そして今日も今日とて旅路を行き、ここにたどり着いた」
( ´_ゝ`)「お金がなくて木を売りまくっちゃったけど、俺、ここが大好きなんだ。いつか、母者も父者も姉者も呼べるように、ここを豊かにしたい」
l从・∀・ノ!リ人「…大丈夫なのじゃ!こんなにでっかく育ったのじゃ。いつか、大きな実がなるのじゃ!!」
( ´_ゝ`)「…そうだな」
そんな時お隣のハインさんが木のそばに歩み寄ってきました。
-
从 ゚∀从「おお、でっかくなったな!」
( ´_ゝ`)「あ、ハインさん。ちーっす」
从 ゚∀从「しっかしデカイだけで実がなってねぇーな」
( ´_ゝ`)「そうなんすよ、どうしたらいいっすかね。木のお医者様」
从 ゚∀从「そうだなー、葉の様子見る限り病気なわけでもないし…どこの肥料使ってんだ?」
( ´_ゝ`)「ヒリョウ?弟者なにか使った?」
(´<_` )「いや、妹者は?」
l从・∀・ノ!リ人「?知らないのじゃ」
从; ゚∀从「…よくもまあ肥料無しにここまで育ったな…」
从 ゚∀从「ほらよ、ハイン印の肥料だ」
( ´_ゝ`)「わー、赤いー」
l从・∀・ノ!リ人「ちっちゃい兄者ーヒリョウってなんなのじゃ?」
(´<_` )「木の実がよくなるおくすりだよ」
( ´_ゝ`)「それ、木さん、木の実を出してー」
从; ゚∀从「やれやれ」
-
数日後
( ´_ゝ`)「あ、ドクオからお手紙」
流石家へ
卵ありがとう。
このおかげでスウィーツグランプリ予選通過できたよ。
今度の木曜日のスウィーツグランプリの本選で優勝したら、この村に店開く。
いや、優勝する。
ドクオより
( ´_ゝ`)「あ、写真」
そこには笑顔で送った卵を抱えるドクオがいました。
(◠A◠)
( ◠‿ゝ◠)「なんだこの顔」
-
( ´_ゝ`)「そっか、今度の木曜日にスウィーツグランプリか…また卵でも送るかな…」
( ´_ゝ`)「今度の木曜日…」
( ;´_ゝ`)そ「って!今日より前に手紙出したドクオにとって今度の木曜日って今日じゃん!」
( ;´_ゝ`)「もっと早くに手紙くれたら卵送ったのに…ドクオのバカ!」
l从・∀・ノ!リ人「おっきい兄者!木の実がなったのじゃ!」
(´<_`; )「しかもこんなでかいのまで!!まるでお前の卵だよ…」
( *´_ゝ`)「マジか!!」
兄者は卵をだきながら木の実を見ました。
( *´_ゝ`)「よしよし、卵ちゃん、あとはお前だけだぞー」
(´<_`; )「…おい、兄者…卵…割れて…」
l从・∀・*ノ!リ人「お目々が見えてるのじゃー!」
パキパキと卵の殻が割れ、
(* ゚∋゚)「クックッー」
大きな雛が生まれました。
-
駄目だあの笑顔に耐えられないwwww
-
( *;_ゝ;)「うわああい!クックルJrだ!!」
l从・∀・*ノ!リ人「おめでとうなのじゃ!!」
(´<_`; )「雛でも俺よりデカイ!!やっぱ鶏じゃない!!」
すると雛は翼を広げ、弟者が抱いている木の実を取り空を飛びました。
( ;´_ゝ`)「クックルJr!それは大事な木の実!クックルJrには専用のご飯あるから!」
(´<_`; )「飛んだ!やっぱ鶏じゃない!」
(* ゚∋゚)「クックー…」
l从・∀・ノ!リ人「…!おっきい兄者、違うのじゃ、クックルじゅにあはドクオお兄ちゃんに木の実を届けたいって言ってるのじゃ」
( ´_ゝ`)「え…本当か…?クックルJr?」
( ゚∋゚))コクリ
( ;_ゝ;)「ああ…なんて優しいんだ…殻の中から俺の独り言を聞いててくれたんだな…待ってろ。卵と木の実をドクオからもらった風呂敷に包んでくる!」
兄者は風呂敷と卵を取りに走りだしました。
l从・∀・ノ!リ人「…あ!」
妹者は部屋から紙とペンを持って来ました。
_φl从・∀・ノ!リ人カキカキ
(´<_` )「なにやってるんだ?妹者」
l从・∀・ノ!リ人「クックルじゅにあはまだ産まれたてなのじゃ!遠い街で迷子になるかもしれないから迷子札をつけるのじゃ!」
(´<_` )「なるほどな…」
-
( ´_ゝ`)「ほら、クックルJr。これがドクオの臭いだよ」
(´<_` )「犬でもあるまいに…大丈夫なのか?」
(* ゚∋゚)「クックッー!」
l从・∀・ノ!リ人「迷子札もつけるのじゃ」
(* ゚∋゚)「クックッー!」
( ´_ゝ`)「荷物もしっかり結んだ!よし!行って来い!クックルJr!」
(* ゚∋゚)「クックッー!!」
クックルJrは高く飛び出しました。
-
ζ(゚ー゚*ζ「ではついに始まったスウィーツグランプリ2013本選!」
ξ゚⊿゚)ξ「進行は私たち、アイドルコンビ【スクラビングバブル】!」
ζ(゚ー゚*ζ「では、早速出場者の皆さまの紹介です!」
ξ゚⊿゚)ξ「エントリー1、【スウィーツ殺しの弾丸ライナー】こと、長岡ジョルジュさん!」
_
( ゚∀゚)「おっ【放送規制】」
ζ(゚ー゚;ζ「え、エントリー2【加速し続ける右手】こと内藤ホライゾンさん!」
( ^ω^)「まあ加速し続ける右手ってオ【放送規制】」
ξ゚⊿゚;)ξ「え、エントリー3【とうとう赦された囚人】こと、鬱田ドクオさん!」
('A`;) 「誰だよ…そのキャッチコピー考えたの…」
ζ(゚ー゚*ζ「テーマは自由で制限時間内にスウィーツを完成させてください!ではスタート!」
ξ゚⊿゚)ξ「ちなみに製作中に私たちがインタビューしますのでご注意ください!」
('A`)「テーマは自由…か…」
“あ、俺、お前のバケツプリン食べたい。”
('A`)「…プリン、そうだ…プリンにしよう」
_
( ゚∀゚)「なあ、内藤君よ」コソ
( ^ω^)「お?」コソ
_
( ゚∀゚)「俺たち組まねぇか?」コソ
-
( ◠‿ゝ◠)(◠<‿◠ )
糞wwww不意打ちにこいつは駄目だwwwwwwww
色んなスレタイやイラストを使ってるんだな。支援支援!
-
ζ(゚ー゚*ζ「ではインタビューをはじめます、エントリー1、長岡さーん?」
_
( ゚∀゚)「へい、へい」
ζ(゚ー゚;ζ「こ、これは…マジパンでご自身を…」
_
( ゚∀゚)「げへへ…ちなみにこっちの女の子は俺の理想のおっぱいでして…」
ζ(゚ー゚;ζ
_
( ゚∀゚)「作品のタイトル【追いかけてタイムリープ】」
_
( ゚∀゚)「このマジパンや砂糖細工はケーキに乗せるんです」
_
( ゚∀゚)「…そしてこの作品のイメージは俺が理想のおっぱいを求めるためタイムリープ…そんな感じです」
ζ(゚ー゚;ζ「うぐぐ…本当に素敵なケーキなのに作った人で台無しなのが悔しい…」
ξ゚⊿゚)ξ「ではエントリー2の内藤さんにインタビューですー」
( ^ω^)「おっおっ」
ξ゚⊿゚)ξ「これは…ラーメン?」
( ^ω^)「おっおっタイトルは【ラーメン戦争】。麺は砂糖細工、スープは醤油…と見せかけてチョコシロップ。具はマジパン」
ξ゚⊿゚;)ξ「これはまた甘そうな…」
-
ζ(゚ー゚*ζ「最後にエントリー3の鬱田さーん」
ξ゚⊿゚)ξ「おっと、これは…バケツプリン?」
('A`)「はい、あとは冷やすだけです!」
ドクオは冷蔵庫に固まる前のバケツプリンを入れる。
_
( ゚∀゚)「今だ、内藤。俺がインタビュアーを引きつけてるうちに!」コソ
( ^ω^)「おっおっ!」コソ
_
( ゚∀゚)「インタビュアーさん、ちーっす」
ξ゚⊿゚;)ξ「な、長岡さん!自分の持ち場に戻ってください!」
_
( ゚∀゚)「あっ」
ξ゚⊿゚)ξ「えっ?あっちに何か?」
_
( ゚∀゚)「バカが見るー!」
長岡はインタビュアーの胸を背中から鷲掴みしました。
ξ; Д;)ξ「ぎゃあ!!」
ζ(゚ー゚#ζ「ちょっと…私のいとしのツンちゃんに何するんですか!!」
_
( ゚∀゚)「あっ」
ζ* ゚ー゚)ζ「へ?」
長岡がインタビュアーの胸の方へ動かした手は宙を切りました。
_
(; ゚∀゚)「えー…そこ警戒して見ねーだろ…」
ζ(゚ー゚*ζ「へへーん、正直者は馬鹿を見ないんですぅー!」
ξ゚⊿゚*)ξ「デレすごーい!」
( ^ω^)「終わりましたお」コソ
_
( ゚∀゚)「よし、退散!」コソ
-
('A`) 「そろそろ固まったか…」
ドクオは冷蔵庫を開け驚きました。
( A ;) 「なんだこれ…」
バケツプリンはおっぱいプリンになってました。
-
('A`;) 「どうしよう…もう…プリンを作り直す時間は…」
( A ) 「…そうか、俺は負けたのか…」
ドクオは床にへたりこむ。
(;A;) 「ごめん…兄者…弟者…妹者…クックル…村のみんな…」
「クックッー!」
(うA;) 「は?鳥の声?」
すると突然、鳥が調理場に入って来ました。
(* ゚∋゚)「クックッー!」
('A`)そ「えっ?!鳥?」
そしてドクオは鳥の胸にある迷子札を見ました。
('A`) 「【ソーサクむらのさすがクックルじゅにあ】…お前がクックルの子どもか…?」
(* ゚∋゚)「クックッー!」
そしてクックルJrは風呂敷をパラリと解きました。
('A`) 「これは…あの木の実…ついになったのか…」
“「俺、絶対一人前になって帰ってくるから!」”
“「うん、待ってる。絶対、この土地を守ろうな」”
('A`) 「…諦めちゃダメだ。あいつは、待ったんだ…鳥が孵るのを…木の実がなるのを…そしてまだ、俺が一人前になることを…待ってるんだ」
('A`) 「ありがとう、クックルJr。帰っていいぞ。流石家によろしく」
(* ゚∋゚)「クックッー!」
そして、クックルJrは飛んで行きました。
-
(# ∴)「だーれだ?!鳥なんか会場に入れたの?!番犬と警備員はどうした?!」
(ノAヽ)「それが…番犬の声帯取ってたこと忘れてて…こいつ吼えないケモノみたいで…」
ミ,,゚Д゚彡「……」
(# ∴)「警備員はどうした?!」
( ノAヽ)「それが赤ワインでポリフェノっちゃってて」
|;;;;;;;|:::: (へ) ,(へ) |シ 「ポリフェ、ポリフェ」
( #∴)「全員クビー!」
( 。ノAヽ)「もうやだ!世界なんて好きなだけ滅びてしまえ!!」
ドクオはクックルJrのくれた風呂敷、冷蔵庫のおっぱいプリンを見て思いました。
('A`) 「…俺は負けるんじゃない…けど…巻けるんじゃないか?」
-
ζ(゚ー゚*ζ「では終了!早速、批評タイムです!」
ξ゚⊿゚)ξ「エントリー1長岡ジョルジュさんの【追いかけてタイムリープ】!実食!」
( ^Д^) 「うめぇー!」
( ´ー`) 「他にこんなに美味いケーキなんてシラネーヨ」
( ><)「この美味しさを表現する方法がわかんないです!」
( ・3・)「美味いYO!」
_
( ゚∀゚)「よし、おっぱいのように好感触!!」
川 ゚ -゚)「なんだこれは。ゾウリムシの餌か」
_
( ゚∀゚)「えっ」
川 ゚ -゚)「砂糖細工、マジパンの出来は認める。
だが、スウィーツの本質であるはずの味が皆無。
ケーキのスポンジから生クリーム。
全てが甘いだけ。
個性が無い」
ζ(゚ー゚;ζ「で、出ました!審査員長の必殺技、『クーリングドライブ』!」
ξ゚⊿゚;)ξ「まるで打たれたボールがバウンドせずに地面を転がっていくように、放たれた苦言が心のテニスコートに残ったまま外に出ないという、あの伝説の…!!」
_
( ;∀;)「そ、そんな…」
-
ξ゚⊿゚)ξ「続いて、エントリー2。内藤ホライゾンさんの【ラーメン戦争】!実食!」
( ^Д^) 「うめぇー!」
( ´ー`) 「他にこんなに美味いスウィーツなんてシラネーヨ」
( ><)「この美味しさを表現する方法がわかんないです!」
( ・3・)「美味いYO!」
( *^ω^)「おっおっ」
川 ゚ -゚)「なんだ、これは。ゴキブリの餌か」
( ^ω^)「えっ」
川 ゚ -゚)「甘い、甘い。
お前の考えのように甘い。
スウィーツの意味だけしか考えていないおばかちゃんです僕はと自白しているようなものだ。
あり得ない、こんなものスウィーツというより寧ろ虫歯促進剤という名前がいい。
その名前で売り出せば全国の歯科医がこぞって買いにくる。
大ヒット商品間違いないな」
( ;ω;)「そ、そんな!!酷いお!」
-
ζ(゚ー゚*ζ「では、エントリー3。鬱田ドクオさん!」
ξ゚⊿゚;)ξ「あ、タイトル聞き逃しちゃってたわね…」
('A`)「…タイトルは…スウィーツを見れば、わかってもらえますので…」
差し出されたスウィーツは。
ζ(゚ー゚*ζ「…これは…ミロのヴィーナス!!」
胸はプリン、髪はクリーム、腰布はクレープ生地、そしてボディーはあの木の実。
ξ゚⊿゚)ξ「では【ミロのヴィーナス】!実食!」
( *^Д^) 「うめぇー!」
( *´ー`) 「他にこんなに美味いプリンなんてシラネーヨ!」
( *><)「こんなプリンを食べるのが僕のゆめだったんです!」
( *・3・)「美味いYO!」
('A`;) o0(問題は…素直クールさん!!)
川- -)「……」
川* ゚ー ゚)「美味しい」
-
ーーー
ーー
ー
とある青年は仕事相手のケーキ屋へと駆けて行った。
('A`#) 「ごらあ!!レモナ!!お前、金貯めてSRS受けるんだろ?!しっかり働かなきゃ給料やらんぞ?!」
|゚ノ ;∀;)「うわーん!私、嫌なものはもう二度と決して見ないことに決めたんです!」
('A`#) 「うるせぇ!働け!」
|゚ノ ;∀;)「えーん!チーズケーキ運んで来ます!」
青年は走って逃げるケーキ屋スタッフを見送りました。
( ´,_ゝ`)ニヤニヤ
('A`) 「…なんだよ兄者。いつも木の実ありがとう」
( ´_ゝ`)「いや、いつの間にかにドクオがしごく役になったなーって」
('A`)「まあ、俺も一人前になったし」
( ´_ゝ`)「だな、待ってて良かったわ」
トン、と兄者は地面に座る。
( ´_ゝ`)「俺さ、最初にドクオに待ってるって言ったときすげー簡単だなぁって思った」
( ´_ゝ`)「でも、待ってるってなんにもできないし、結構ヤキモキして結局疲れちゃった」
( ´_ゝ`)「待ってるだけって辛いんだな、何もできないって辛いんだな」
('A`)「いや、お前、本当に待ってるだけじゃなかったじゃん」
('A`) 「木の世話して、俺に材料送って」
('A`)「俺、確かにあの時救われたよ」
( ´_ゝ`)「…そっか、ありがとう」
その時弟者がこちらに駆けて来ました。
(´<_`; )「兄者!またクックル3世がデカイ卵産んだぞ!孵してくれ!」
( ´_ゝ`)「OK、名前はクックルJr3世に決定だ」
('A`) 「じゃ、またな」
( ´_ゝ`)「おう、またな」
-
ζ(゚ー゚*ζ「今回私たちは、とある人気ケーキ屋さんと、大きな木のある村に取材に来ました!」
ξ゚4゚)ξ「ちなみに私はイメチェンしました」
ζ(゚ー゚*ζ「ツンちゃんかわいいー!」
ξ゚4゚*)ξ「そう?」
ζ(゚ー゚*ζ「あ、ちなみに百合キャラはしようですから!」
ξ゚4゚;)ξ「事務所の方針バラしちゃった!」
ζ(゚ー゚*ζ「では、早速噂の大きな木の方へ!」
ξ゚4゚)ξ「わあ…本当に大きい木」
ζ(゚ー゚*ζ「後ほど、この木の実でスゥイーツ作っていらっしゃるケーキ屋さんもご紹介します!」
ξ゚4゚)ξ「あら…あちらにいらっしゃる方がこの木の持ち主さんでしょうか…?ちょっと聞いてみましょう!」
ζ(゚ー゚*ζ「すいません!ここで世にも珍しいといわれる木を育てるという大変なお仕事をなさっている人ですか?」
大変な仕事?まさか。
( ´_ゝ`)「俺がしているのはただ待つだけの簡単な仕事ですよっと」
( ´_ゝ`)のただ待つだけの簡単な仕事のようです
〜ついでに
('A`)はスイーツを作ったり、ζ(゚ー゚*ζ正直者は馬鹿を見なかったり、
( ノAヽ)好きなだけ滅べばよかったり|゚ノ ^∀^)それはまるでチーズケーキのようだったり、
ξ゚⊿゚)ξζ(゚ー゚*ζいとしのツンちゃんは しようです!だったり
|;;;;;;;|:::: (へ) ,(へ) |シ ポリフェノってたり
ξ゚⊿゚)ξ( ^ω^)ラーメン戦争だったり
( ,,^Д^)( ^Д^)僕らはまるで双子っていうかまじもんの双子だったり
( ´ー`) ( ><)スウィーツ戦隊、存じ上げないんじゃーだったり
|゚ノ ^∀^)ついてたり
(´・_ゝ・`)全てまるっとお見通しだったり
( ・3・)HIHOPで食べてけたり
( ´_ゝ`)l从・∀・ノ!リ人パパはロクデナシだったから働き手として捕まっちゃったり
|゚ノ ^∀^)は嫌なものはもう二度と決して見ないことに決めたり
川 ゚ -゚)クーリングドライブだったり
( #∴)だーれだ、ったり('A`)囚人はとうとう赦されたり
( ゚∀゚)奴こそが弾丸ライナーだったり
从 ゚∀从( ´_ゝ`)あかいおくすりだったり
( ゚∀゚ )(*゚ー゚)追いかけてタイムリープしちゃったり
( ><)びろうどのゆめだったり
( ^ω^)こんな筈じゃなかったり
l从・∀・ノ!リ人幸せの卵売りってか渡しただけだけど
( ´_ゝ`)(´<_` )今日も今日とて旅路を行ってたし
( ´_ゝ`)卵が孵らないようです
ξ゚4゚)ξイメチェンしたし
(´・_ゝ・`)抜けてくし
ミ,,゚Д゚彡吼えないケモノだったようです〜
-
サブタイNAGEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!!!
たりのゲシュタルト崩壊wwwww
色んな要素が詰め込まれてて面白かったw乙!!
-
超乙!
ちょこちょこスレタイお題が入ってくるのが楽しかったわ
ところで宣言してない上に小説はおろか漫画ですらないサイレント紙芝居なんだけど投下しても良いかな……
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>>875
なにそれ超気になる
you投下しちゃいなyo
-
ではお言葉に甘えて……
lw´‐ _‐ノv森の中の人魚のようです( ´ー`)
http://boonpict.run.buttobi.net/up/log/boonpic2_575.zip
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おお、元絵の人か!乙
上手く繋げたなぁ。まさに2枚の絵を見て脳内を駆け巡った物語の挿絵って感じだ。
優しい色遣いと、個人的には4枚目のシューの笑顔がすごく好き
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俺の頭の中で物語はできてるんだけど文章になってくれないのでこういう手法をとらせてもらいました。
あと>>688さん使ってくれてどうもありがとう!
-
<^ω^;削除>
-
乙乙!
サブタイなげーよwwwww
あとあの笑顔は卑怯wwwwwww
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投下します
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気が付くと、どこか知らないところに立っていました。
何にもないところのようなのに、世界にうっすらピンク色がかかっているように見えて、きれいです。
右手には杖を持っていました。白くて、先端は赤色です。
ちょっと悲しくなって目線を落とすと、足元がつるつるぴかぴかで、ちょっとだけぼくがピンク色になって映り込んでいるのに気づきました。
杖でつつくと、こつこつと音がします。
きょろきょろと辺りを見回すと、赤いビロードで出来たテントが見えました。
サーカスのテントです。
.
-
( ><)びろうどのゆめのようです
ttp://boonpict.run.buttobi.net/up/log/boonpic2_574.jpg
.
-
テントに近づいてみると、どうやら入り口にひとがいるようです。
( ><)「ワカッテマスくん!」
ワカッテマスくんは、大きな目をきょろりと動かしてぼくを見ました。
( <●><●>)「やあ」
ワカッテマスくんは、ピエロみたいな赤と白のしましまの、可笑しなお洋服を着ていました。大きな目の回りに、黄色いお星様のマークが描いてあります。
なみだのマークはないので、クラウンのようです。
大きな動作でぼくに一礼をすると、ワカッテマスくんはサーカスのビロードの裾をちょっと捲りました。
( <●><●>)「ちょうどいい時に来ましたね。今からちんぽっぽが出るところですよ」
中にはいると、舞台が真っ白に照らされていて、高いところにちんぽっぽちゃんがいました。
これまた赤いビロードの貼られた観客席に座ります。ワカッテマスくんも、ぼくの左隣に座ります。
-
ちんぽっぽちゃんはバレリーナみたいな、白くてふわふわした服を着ていました。銀色の糸できれいな刺繍がしてあって、きらきら光っています。
ちんぽっぽちゃんが片手をあげると、ぼく以外に誰もいない観客席から大きな歓声が上がりました。ぼくもぱちぱち拍手しました。
ちんぽっぽちゃんは優雅な動作でオレンジ色のブランコを漕ぎ出します。
( <●><●>)「空中ブランコですよ」
ぼくはちんぽっぽちゃんを見ながら頷きました。
ライトに照らされたちんぽっぽちゃんは、何回かブランコを漕ぐと、綺麗に空中で回転しました。
頭についたみかん色のリボンがライトできらきら光りました。
空中ブランコを成功させたちんぽっぽちゃんに、空っぽの観客席から盛大な拍手が送られました。ぼくもせいいっぱい拍手を送りました。
舞台のライトが少し弱まり、次の出し物の用意が始まります。
(*‘ω‘ *)「空中ブランコ、見てくれたっぽ?」
( ><)「ちんぽっぽちゃん!」
.
-
気づいたらちんぽっぽちゃんが通路にいました。
ちんぽっぽちゃんはスカートをちょっとつまんでお辞儀をすると、ぼくの右隣の席に座ります。
( ><)「もちろん、みてたんです!とってもきれいだったんです!」
(*‘ω‘ *)「ありがとっぽ!」
ちんぽっぽちゃんはにこにこしました。
(*‘ω‘ *)「ワカは?いないっぽ?」
言われて左側を見ると、ワカッテマスくんがいません。
( ><)「わかんないんです。さっきはここにすわってたんですけど……」
またライトが強くなりました。
(*‘ω‘ *)「あ、ワカだっぽ」
舞台の真ん中にはワカッテマスくんが立っていて、観客席から拍手が湧きました。
-
ワカッテマスくんはお辞儀をしてから、ジャグリングを始めました。
ジャグリングで回すのは白いピンなのに、回転する度に金色に光って不思議です。
最後にピンを高く投げると、ピンは全部真っ赤なバラに変わりました。
バラがふわふわ降るなかワカッテマスくんが礼をすると、観客席から拍手が送られました。ちんぽっぽちゃんのときより小さかったのは、ワカッテマスくんが終始無表情なのがいけないと思うんです。
またライトが弱くなり、ワカッテマスくんがいつの間にかぼくの左隣に座っていました。
( <●><●>)「どうでしたか?」
( ><)「笑顔を覚えるべきだと思うんです」
( <●><●>)つ<>< )いひゃい
そのあとも次々と出し物が披露されます。
ライオンさんの火の輪くぐり。
綱渡りや、人間ピラミッド。
どれもこれも凄くて、ぼくはずっと歓声をあげて見ていました。
-
水色の三輪車を漕ぐゾウさんが退場していくと、舞台の真ん中に紫の燕尾服を着た男の人が現れました。
(‘_L’)「これが最後の演目になります。お楽しみください」
男の人がかぶっていたシルクハットをとって礼をすると、突然ライトが小さくなり、男の人だけを照らしました。
彼がそのままシルクハットを投げると、シルクハットが光って、お花みたいに弾けました。
赤、青、黄色、
そのほかにもたくさんの色がきらきら光りながら落ちていきます。
いつの間にかライトが消えたテントのなかで、次々に新しい花が咲いて、きらきら色が光ります。
( ><)「きれい……」
ぼくはきらきらの色を目に焼き付けるようにじっくり見ました。
-
光が全部落ちて、またライトがついて、男の人が落ちてきたシルクハットをキャッチしてかぶりました。
(‘_L’)「本日の演目はすべて終了いたしました。皆様、ありがとうございました」
空っぽの観客席から盛大な拍手と大きな歓声が上がり、男の人は礼をして、ライトが弱くなりました。
( ><)「あ……」
サーカスは終わってしまいました。
ワカッテマスくんとちんぽっぽちゃんが立ち上がります。
-
( <●><●>)「言いたいことはわかってます」
(*‘ω‘ *)「明日も会えるっぽ」
二人はちょっと悲しそうに言います。
( ><)「そうですよね……」
ぼくは杖をにぎって立ち上がりました。
サーカスの入り口が開いています。
( <●><●>)「また明日、ビロード」(*‘ω‘ *)
サーカスのライトが一瞬、眩しく光って――――
.
-
目覚めると真っ暗でした。
なんにも見えないんです。
「……ビロード?目が覚めましたか?」
( ><)「はい。……ワカッテマスくんなんですか?」
「ええ」
( ><)「ちんぽっぽちゃんは?今日はいないんですか?」
「飲み物を買いにいきましたよ。一階の自販機でしょうから、きっともうすぐでしょう」
( ><)「そうなんですか……」
.
-
手探りで杖を探すと、突然手に当たりました。ワカッテマスくんがとってくれたんでしょう。
つかむとひんやりしています。
たぶん白くて、先端は赤色なんでしょう。
「……今日も夢を見たことはわかってます。どんな夢でしたか?」
ワカッテマスくんが尋ねてくれます。
( ><)「……今日は、サーカスにいくゆめを見たんです!」
ぼくは努めて明るい声を出しながら、今日のゆめの綺麗な色を思い出していました。
おわり
-
>>350
タイトル使わせていただきました!
>>546を描いたものです。描いたら書きたくなったので書かせていただきました
おかっぱさいこう
ありがとうございました
-
乙!
白杖の意味に気付いてから読み直すと色の描写がたくさんあって切ない…
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おつ
綺麗な夢だった
-
乙!
絵も描けて文章も書けるとか凄いなぁ
-
今回も感想10分絵祭りするのかな!
-
ぜひやってほしいな。
-
最終日の今日どれだけ投下来るのか楽しみだ
そして奴は間に合わせることが出来たのかどうかも・・・・
-
うーす。アレだ、たぶん俺のは間に合うから心配すんな。
で、十分絵祭りやりたいんだな?
このいやしんぼたちめ! で、今晩やる?
-
良いぜぇ!!!
-
今晩なら何時からやるんだ?
-
今晩なら12時開始だろうな。
投下もある程度落ち着いて来ることを見越すとな。
明日だとまたどうなるかわからんけど、常識的な時間には開けるぞー。
-
個人的には今晩やってほしい
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じゃあ今晩12時から十分絵祭りだ! よろしく!
-
ていうか大丈夫か12時で!? 皆俺についてこられるか!?
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承知した
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把握
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>>551雪色散歩道のようです
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______________゙゙-..(ФωФ) .)ヽ |// ..-''""| |_
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(ノ─∪
λλ
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γ ::: _,,..,,_ ヽ≡≡≡ミ
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i::: :::i (・−・ *| ::i |
i :: :i | ヽ l "i O
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時間がなくて書ききれなかったのでAAだけ。
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ズレズレや・・・orz
ワンモアチャンス!
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(ノ─∪ \/
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すげぇ!可愛い!乙乙
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すげぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!
かわいいいいいいいい!!
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かわいい!乙ですん
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おっつ
大型AA作れる人すげえ いい雰囲気だ
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感想10分絵祭楽しみヒャッフゥ!
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( ´_ゝ`)キミを殺っちゃうようです
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/13029/1357384353/
投下開始します
-
投下するよー
-
( `ー´)「おお、こりゃー見事につもったんじゃネーノ?」
(* ・−・)(……わぁ)
(* ・−・)(ネーノ、これ、もしかして、雪?)
雪色散歩道のようです
( `ー´)「雪だな……。多分、昨日の夜の間に積もったんじゃネーノ?」
(* ・−・)(……ボク、本物の雪は初めて見たよ。)
( `ー´)「おー?普段クールなシーンが珍しく楽しそうじゃネーノ」
( ・−・)(いいじゃない。ボクだって楽しいときは楽しいんだよ)
(* ・−・)(それよりネーノ、外に行こうよ。雪がつもった町を見てみたい)
( `ー´)「じゃあ、散歩にでも出てみるんじゃネーノ?」
(* ・−・)(うん、行こう。散歩。すぐにでも)
(;`ー´)「興奮するのはわかるけど、暖かい格好しないと風邪ひくんじゃネーノ?」
( `ー´)「ほら、クローゼットのコートとってこい」
(* ・−・)(うん、急いでとってくるね)
トタトタトタ……
( `ー´)「……さてと、俺も出かける準備しますかねー」
-
サクサク、ザクザク
(* ・−・)(わぁ……。真っ白だ)
( `ー´)「あたり一面銀世界じゃネーノ?」
http://boonpict.run.buttobi.net/up/log/boonpic2_539.png
( ・−・)(町が静かだね……。音が吸い込まれてるみたい)
( `ー´)「んー?あっちはそうでもないんじゃネーノ」
( ・−・)(え?あっちって……)
(* ・−・)(……あ!)
≡(*゚ー゚)ユキブツケチャウヨー ≡(,*>д<)キャー
(∵ )ミ゚ー゚*ミ)))ゴロゴロゴロ
ゴロゴロゴロ(((ミ,,・Д・ミ( ∴)
(* ・−・)(公園が子供でいっぱいだ……)
( `ー´)「雪が降ったら走り回るのは、犬じゃなくて子供じゃネーノ?」
(* ・−・)(あ、ネーノ。あれ、もしかして……)
,, -ー― - 、,, ♪
♪ γ ::: _,,..,,_ ヽ
♪,/ :::: r'" ∧∧'i, "::ヽ ♪
i::: :::i (゚∀゚*)i ::i
i :: :i | ヽ l "i
.l :::: l( ・∀・)(,,__)i l
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( `ー´)「おー、かまくらじゃネーノ?」
(* ・−・)(……いいなぁ)
( `ー´)「ほう、シーンは雪合戦や雪だるまではなく、かまくらがお気に入りか」
( `ー´)「よし、ここは一肌脱ごうじゃネーノ!」
( ・−・)(え?)
-
∧_∧
ピュー ( ^^ ) <数分後ですよ!
=〔~∪ ̄ ̄〕
= ◎――◎
( `ー´)「……よし、これで大体完成じゃネーノ?」
(;・−・)(つ、作るの早くない?)←雪兎作ってた。
( `ー´)「まあ、ちっちゃいやつだしな。これで表面を整えれば完成じゃネーノ?」
( ・−・)(……入ってみていい?)
( `ー´)「どうぞご自由に〜」
(* ・−・)(じゃ、じゃあお言葉に甘えて……)
http://boonpict.run.buttobi.net/up/log/boonpic2_568.jpg
( `ー´)「よし……これで完成、と。」
( `ー´)「入り心地はいかがですか〜?」
(* ・−・)(なんか、不思議な感じ。雪の中なのに暖かいよ)
( `ー´)「それがかまくらって物じゃネーノ?」
(* ・−・)(そうなんだ……。ねえ、ネーノも一緒に入って?)
(;`ー´)「んー、サイズ的にきついんじゃネーノ?」
(* ・−・)(大丈夫だよ、ね、ね、ほら、こっち)グイグイ
(;`д´)「わっ、ちょっ。引っ張っちゃ危なっ……!」
(;+−+)(あっ)コケッ
|i !
ズボォ O | o⌒) i | ::o
o::゚ (⌒(⌒从O :::。 ::⌒) 。
(⌒;; :::o :::O⌒) ⌒)
o ::: ヽ (⌒;; ::: ;;⌒o:: 。::) ::::
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
-
|i(;`д´)|i「ぶっはぁ!シーン!大丈夫かー!?」ズッボォ
,,(;+−+),,(な、何とか……)ボコォ
(;`ー´)「おお、よかった……。安心したんじゃネーノ……」ホッ…
(;・−・)(でもかまくら……、壊れちゃったね)
(;`ー´)「突貫工事とはいえ、完成して数秒で壊れるとは……」
(;・−・)(ごめんね、ボクが無理言ったせいで……)
( `ー´)「んー……まあ、壊れちゃったのは仕方ないんじゃネーノ?」
( `ー´)「今度は、二人で入れるように作ればいいんじゃネーノ?」
( ・−・)(そっか……。そうだね)
( `ー´)「それじゃ早速、二人で作るんじゃネーノ?」
(* ・−・)(……うん!作ろう!いっしょに!)
雪色散歩道のようです
おしまい。
-
以上です。散歩あんまり関係なくなってしまった。
-
おつ
和むなあ シーンをまともに見たの初めてなんだけどいいな
-
おつおつん
可愛い。ほのぼのする。
-
可愛いwwww乙
-
おつおつ
( ´_ゝ`)キミを殺っちゃうようです
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/13029/1357384353/
投下終了しました。
-
投下します
-
小人がひとり、靴の中。
('A`)
ああ今日も、何事もなく過ごせました。
.
-
('A`)靴の中の小人のようです
http://boonpict.run.buttobi.net/up/log/boonpic2_549.jpg
.
-
小人はひとり、靴の中。
小人の国には馴染めずに、だからといって大きな人に馴染めるわけもなく。
片隅、そっと暮らしてる。
今日も無事だと、母の絵に。
今日も拾った電波でテレビを見。
それなりに平和な日々を、過ごしてた。
そんなある日、ざんざか雨の降る日和。
雨漏り直していたら、おや大変。
('A`)そ
靴がぜえんぶ流された。
.
-
困った、困ったどうしよう。
(;'A`)
葉っぱを被って悩んでいたら、
ξ゚⊿゚)ξ「……こびとさん?」
傘を差した女の子。
ξ*゚⊿゚)ξ「ブーン! ねえ、こっち来て!」
( ^ω^)「なんだお?」
傘を差した男の子。
そっと雨を防いでくれました。
( ^ω^)「凄いお、絵本で見た通りだお」
ξ゚⊿゚)ξ「こんな雨の中でどうしたの?」
(;'A`)
家を流されたんだと、下手な言葉で伝えます。
( ^ω^)「今日は僕のうちに来るといいお!」
ξ゚⊿゚)ξ「ずるい、私だって小人さんとお話したい」
( ^ω^)「じゃ、じゃあ明日はツンのおうち!」
あっという間に宿が決まって、小人はびっくり。
もじもじお礼を言いよどむ間に、男の子のポッケに入れられた。
( ^ω^)「また明日お」
ξ゚⊿゚)ξ「またね」
-
そうして次の日のことです。
ξ゚⊿゚)ξ「ねえねえ、これ見て」
( ^ω^)「靴だお!」
ξ゚⊿゚)ξ「古い靴を貰って来たの。どうかしら」
(*'A`)
早速中に入ってみる。
ξ゚⊿゚)ξ「気に入ってくれた?」
( ^ω^)「よかったお、これでおうち出来たお」
(*'A`)”
http://boonpict.run.buttobi.net/up/log/boonpic2_564.jpg
( ^ω^)「……あ、でもそしたらツンのおうちには行かなくなっちゃうお?」
ξ゚⊿゚)ξそ
.
-
それからも二人は、何くれとなく世話を焼いてくれました。
ξ゚⊿゚)ξ「はい、ビーズの飾り」
( ^ω^)「今日のこと、またお話きいてお」
お話したり、飾りをくれたり。
('A`)
それはとっても、あったかい。
( *^ω^)
ξ*゚⊿゚)ξ
(*'A`)
いつしか二人を待つように、小人はなっていたのです。
-
ところがある日、いつもより遅くなった時間のこと。
('A`) ソワソワ
(;'A`)!?
(メ´ω`)
ξ;⊿;)ξ
擦り傷つけた男の子、しゃくりあげてる女の子、二人そろってやって来た。
(;'A`) オロオロ
ξ;⊿;)ξ「ばかぁ……助けてなんて、言ってないんだからあ……」エグエグ
(メ´ω`)「……ごめんお」
女の子に意地悪言った子に、男の子がつっかかり、ケンカになったと二人は言います。
とっても落ち込んだ二人に、小人は小っちゃい手で撫でてやるしか出来ませんでした。
.
-
しえしえ
-
その晩。
('A`)
小人はじっと、考えた。
どうしてあげたら喜ぶだろう。
ずっとずっと考えて、月が天辺に来た頃に。
もっかい描いた母の絵に、うんと一つ頷いた。
('A`)
たかたか走る。
壁を乗り越え隙間を抜けて。
('A`) ステンッ
('A`メ)
ちょっとくらい転んだって何だというんだろう。
いっぱいいっぱい、もらったんだ。
月が白んだ空に消えた頃、小人はようやく笑いました。
('∀`)
.
-
(メ´ω`)「んん……」
( メ^ω^)「……お?」
男の子が目覚めると、窓辺に小さなお皿がありました。
いつだったか、女の子が小人にあげた、お人形のお皿です。
( メ^ω^)
ちょこんと乗った、緑の薬。その横には、ばんそうこう。
( ^ω^)
( *^ω^)
.
-
ξ゚⊿゚)ξ「……あれ?」
同じように、目覚めた女の子の窓辺には、四葉のクローバー。
そして、二輪の小さなお花。
ξ゚⊿゚)ξ
大事に大事に、カバンにしまいこみました。
ξ*゚ー゚)ξ
.
-
('A`) クウクウ
「おーい!」
「いるー?」
('A`)そ
二人の声で、小人は目覚めました。
( *^ω^)「ありがとだお、もう治っちゃったお」
ξ*゚⊿゚)ξ「すっごく嬉しかった」
小さな二輪の花を胸に、二人は笑います。
('A`)
ああ。
いつものように、笑ってくれた。
(*'∀`)
そしてまた、いつものように二人の話をきくのです。
おわり
.
-
絵
>>432
>>471
スレタイ
>>338
ありがとうございました!
すごく可愛い絵でした
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乙!かわいかった!
-
乙
可愛い話が多いのう
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