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( ´_ゝ`)世界をみてまわるようです(´<_` )
1
:
名も無きAAのようです
:2012/12/19(水) 17:43:33 ID:px2jPo6w0
(*・_ゝ・)「おとじゃ、ここはようせいのくにだ」
「あにじゃ、こっちにはどらごんがいる!」(・<_・*)
(*・_ゝ・)「もりにはこわいまじょがいて、にんげんをたべようとするんだ」
「ゆきのくににはじょうおうがねむってるよ」(・<_・*)
(*・_ゝ・)「まほうのくににいってみたいな!」
「いけるよ!おれたちなら!」(・<_・*)
絵本の世界に憧れる、幼い双子の兄弟
彼らは ファンタジーの世界を愛していた
( ´_ゝ`)世界をみてまわるようです(´<_` )
1ページ目
49
:
名も無きAAのようです
:2012/12/20(木) 20:26:48 ID:ksd.0WjY0
ダイアナ・ウィン・ジョーンズとコルネーリア・フンケは?(´・ω・`)
50
:
名も無きAAのようです
:2012/12/20(木) 21:13:01 ID:MztIBNUY0
たくさんの乙、ありがとう。
>>49
ダイアナはクレストマンシーシリーズ、七人の魔法使い、時の町の伝説、魔法泥棒
コルネーリアは泥棒の神様、ゴーストハンター
↑は読んだし、好きな作品。
思い出しながらタイトル挙げていっただけだから、他にも好きだったくせに忘れてる本もあると思われ。
エラゴンとかバーティミアスも読んだなぁ
51
:
名も無きAAのようです
:2012/12/20(木) 21:19:12 ID:ksd.0WjY0
>>50
あんた最高だわ
フンケの魔法の声は映画にもなったな
バーティミアスは過去の話を続編として出してた
古王国記シリーズもぜひ読むといい、すでに知ってるかな?
52
:
名も無きAAのようです
:2012/12/20(木) 21:36:48 ID:MztIBNUY0
>>51
ファンタジー大好きなんだよ…
映画の魔法の声は見たわ。小説も読んでみようかな。
古王国記だな?読んだことないから読んでみる!
他にも面白いファンタジーあったら教えてくれ!
余談だけど、兄者はドラゴンランスのタッスルホッフ、弟者はレイストリンのイメージがある
53
:
名も無きAAのようです
:2012/12/20(木) 22:07:54 ID:ksd.0WjY0
>>52
魔法の声は三部作で一冊一冊もかなり多いから読み応えあるよ
日本ではまだ2までしか訳されてないけど
古王国記シリーズは一作目のタイトルが「サブリエル 冥界の扉」だからこれで探すと見つけやすいかも
これも長めの三部作、文庫化もされてる
作者はガース・ニクス
おすすめはサークル・オブ・マジックだな
まさに王道ファンタジーでわくわくどきどきが止まらない
シリーズは四冊ある
国内だったらサジュエと魔法の本が一押し
これは上下巻でおしまい
のめり込んで読める作品、個々のキャラクターがとてもいい、立ち木一つでも生き生きとしている
ドラゴンランス読んだことないなぁ
メジャーなの読んでなかったりする、トールキンとか
54
:
名も無きAAのようです
:2012/12/20(木) 22:39:24 ID:MztIBNUY0
>>53
古王国記はさっそくポチってきた。届き次第読む!
サークル・オブ・マジックはガチ。
興奮して寝ずに読んだ記憶がある。
国内ファンタジーは殆ど読んだことないんだよなぁ。
それもチェックしてみるぜ!
トールキンは俺も読んでないな。映画を先に見たせいだと思うが。
ドラゴンランスは古い作品だけど、なかなか面白い。
キャラが濃ゆくて多いから、一人はお気入りのキャラが出てくると思う
55
:
名も無きAAのようです
:2012/12/20(木) 23:17:42 ID:Wt/0psTY0
守人シリーズもおすすめ。
ゲド戦記と指輪物語はバイブル。
56
:
名も無きAAのようです
:2012/12/20(木) 23:25:00 ID:SXSLsmlM0
絵本なんだけど、オフェリアと影の一座っていう作品はマジオススメ
57
:
名も無きAAのようです
:2012/12/20(木) 23:37:37 ID:ksd.0WjY0
>>54
おおお行動早いなww
サークル・オブ・マジックはほんとに
良作、もっと続きが読みたかった
国内だとやっぱり上橋菜穂子だよな
守人はもちろん、「狐笛のかなた」が大好き
あとはタカシトシコの「魔法使いが落ちてきた夏」かな
サクッと読める
あとは恩田陸の「光の帝国」から始まる常野物語シリーズも、綺麗でちょっとホラー入ってていい
エンデやラルフ・イーザウなんかはめっちゃ読んだんだけどな
ドラゴンランス読んでみる!
58
:
名も無きAAのようです
:2012/12/20(木) 23:41:51 ID:MztIBNUY0
>>55
守人シリーズは国内ファンタジーの中でかなり好きだ。バルサ、かっこよすぎ
>>56
昔読んだっきりだけど、最後(だったかうろ覚えだけど)光と影が反転してたよな?
あそこでグッときた。たしかミヒャエル・エンデの作品だったはず
思い出したら欲しくなってきた
59
:
名も無きAAのようです
:2012/12/20(木) 23:46:18 ID:MztIBNUY0
ファンタジー小説好きって、やっぱ多いんだな
嬉しすぎるわ、こんちくしょう!
二話目は今週末に投下出来そう
60
:
名も無きAAのようです
:2012/12/20(木) 23:47:01 ID:J84FsuuY0
ファンタジー雑談スレになっててワロタ
いくつか読んでみようかなー。
61
:
名も無きAAのようです
:2012/12/20(木) 23:47:53 ID:KwuKNFNk0
よし決めた。今読んでる本読み終わったらファンタジー小説読もう。
62
:
名も無きAAのようです
:2012/12/21(金) 00:30:55 ID:9xURTZPQO
SBって、何?
63
:
名も無きAAのようです
:2012/12/21(金) 12:24:41 ID:aL9ZBF0AO
弟者はレイストより苦労人なタニスの感じ。私見だけれどもね。
64
:
名も無きAAのようです
:2012/12/21(金) 17:34:09 ID:M1mp5VwM0
ドラゴンキーパーってやつもドラゴンがでてきておもしろいよ
ファンタジー好きな人がいっぱいいて嬉しいわ
65
:
名も無きAAのようです
:2012/12/21(金) 22:44:33 ID:CZQsfqFQ0
>>62
ヒント ラノベ祭投下作品
66
:
名も無きAAのようです
:2012/12/21(金) 22:48:15 ID:8Z.VbKlQ0
十二国記も好き。
続きが来年くらいに出るらしい。
67
:
名も無きAAのようです
:2012/12/22(土) 00:36:09 ID:PsZPOZI.0
>>66
まじか!!!!!!!ひゃっほう!!!!!!!!!!
68
:
名も無きAAのようです
:2012/12/24(月) 00:12:29 ID:viiXKjb20
ローワン、 バーティミアス好きに悪いやつはいない!
続き楽しみにしてる支援
69
:
名も無きAAのようです
:2012/12/24(月) 00:22:27 ID:fgQZS7NI0
いろいろおススメしてくれてありがとう。
古王国記読み終わったら、それらも読む!
>>66
アニメしか見たことないなぁ。手を出してみようかな
>>68
バクシャー一匹欲しい
今日投下予定だったけど、書き溜めてたデータが消えたんだ…
今月中には出来るようにします
70
:
名も無きAAのようです
:2012/12/25(火) 01:28:04 ID:mQYzFfw60
>>69
マジか!? 無理だけはしてくださるなよ
電撃文庫だけどミミズクと夜の王はマジおすすめ
心が暖かくなるぜ
71
:
名も無きAAのようです
:2012/12/30(日) 00:54:09 ID:HluElzjY0
目指すは、ほのぼのファンタジー!
二話目投下します
72
:
名も無きAAのようです
:2012/12/30(日) 00:55:33 ID:HluElzjY0
( ^ω^)「置いてくおー!」
(´<_` )「兄者、もう少し早く歩けないのか」
(;´_ゝ`)「普段運動してない俺を舐めるな」
('A`)「多分それは自慢するようなことじゃない」
( ^ω^)「走るのは得意なくせに」
(;´_ゝ`)「それは危険を感じた時だけだって」
(´<_` )「母者から逃げるために身に着いたものだもんな」
すっかり仲良しな四人は、青々とした原っぱを歩いている。
辺りには、荷台を引く馬や同じような恰好をした旅人など道行く人は少なくない。
原っぱといえど道は整備されており、道を指し示す看板もちらほらと立っている。
振り返っても、もうラウンジが見えることはない。
ラウンジを旅立ってから、二刻が過ぎていた。
( ´_ゝ`)世界をみてまわるようです(´<_` )
2ページ目
73
:
名も無きAAのようです
:2012/12/30(日) 00:56:10 ID:GkBE2ZEU0
キター!支援っ!
74
:
名も無きAAのようです
:2012/12/30(日) 00:57:01 ID:veXeLebE0
ktkr
75
:
名も無きAAのようです
:2012/12/30(日) 00:57:07 ID:HluElzjY0
―――――数時間前 inラウンジ
川д川『魔術師さまがいらっしゃるのは、"最果ての地"だと言われているわ』
( ´_ゝ`)『最果ての地…ですか』
川д川『ほら、ここ。ここが最果ての地よ』
サダコが指で地図の右端を叩く。
そこには"最果ての地"と記されていた。
(´<_` )『途中、魔界も通ることになるみたいだな』
(;^ω^)『魔界…』
地図によると"最果ての地"は、ラウンジから三つの国を通り、魔界を抜けなければならない。
道のりを見るだけで、この旅が容易なものでないことが分かる。
76
:
名も無きAAのようです
:2012/12/30(日) 00:58:57 ID:HluElzjY0
川д川『それはそうと…あなたたち、そんな恰好で行くつもり?』
( ´_ゝ`)『え?』
改めて自分たちの服装を見てみれば、兄者はパーカーにスラックス、弟者はロンTにジーンズといったものだ。
兄者に至っては靴すら履いておらず、もこもこルームシューズだ。
(´<_` )『ダメですかね、やっぱり』
川д川『ダメっていうよりこれから旅に出るのにそんな恰好はねぇ。
それに、この世界でそれは目立つわ』
( ´_ゝ`)『そうは言われても俺たち服を買う金も持ってないんで』
川ー川『ふふ、服くらい用意してあげてるわ』
( ´_ゝ`)『なんと』
川д川『エクスト、持ってきて頂戴』
<_プー゚)フ『はいはいさー』
幽霊のような妖精はどこかへ姿を消したと思えば、すぐに戻ってきた。
その頭には大きな包みを乗せている。
うまくバランスを取っているのだろう、グラグラと揺れているわりには落ちることはない。
77
:
名も無きAAのようです
:2012/12/30(日) 01:00:29 ID:HluElzjY0
川д川『その包みを開けてみなさい』
エクストから包みを受け取り、言われるがままに紐を解くと、中には二人分の衣類が入っていた。
動きやすそうな服に靴、防寒用のマントや荷物入れまで用意されている。
川д川『それを着て行きなさい。旅人用のものだから、丈夫に出来てるわ』
(´<_` )『ありがとうございます。
…ひとつだけ、いいですか?』
川д川『なにかしら』
(´<_` )『どうしてここまで世話を焼いてくれるんです?
見ず知らずの俺たちに』
川д川『簡単なことよぉ?
あなたたちが面白そうだから。
異世界から来た人間なんて珍しいどころじゃないもの』
(´<_` )『それだけ?』
川д川『そう、それだけ。別に悪さを企んでるとか、そういうのはないから安心してちょうだい』
(´<_`;)『あ…いや、そういうわけじゃあ』
川ー川『人からの親切は素直に受けておきなさい』
それから二人は用意してもらった服へと着替え、出発の準備を整えた。
妖精二人はさっそく仲良くなったらしく、サダコの焼いたクッキーを頬張りながら話し込んでいた。
78
:
名も無きAAのようです
:2012/12/30(日) 01:02:24 ID:HluElzjY0
川д川『無事に辿りつけるかも分からない旅の祝福として、これをあげる』
そう言ってサダコが差し出したのは二つのペンダントだった。
一つが赤く、もう一方は青い石が輝いている。
川д川『これは遥か遠くの地で作られたもので、お守の意味があるそうよ』
兄弟はそれを受け取ると、兄者が赤を、弟者が青のペンダントを首に通した。
( ´_ゝ`)『ありがとうございます』
(´<_` )『このご恩は忘れません』
川ー川『それじゃあ、気をつけて』
サダコがにっこりと微笑み、四人の後ろ姿を見送った。
79
:
名も無きAAのようです
:2012/12/30(日) 01:04:01 ID:HluElzjY0
( ´_ゝ`)「地図によれば、もう少しで次の国に着くらしいぞ」
( ^ω^)「なんて国なんだお?」
(´<_` )「"演劇の国"…と書いてあるな」
('A`)「楽しそうな国名だな」
( ´_ゝ`)「着いてからが楽しみだ」
日が真上に来た頃。
一行は"演劇の国"に到着した。
( ´_ゝ`)「あれは…テント…?」
門をくぐり抜けると、まず大きなテントが目に飛び込んできた。
まるでサーカスを思わせるような、派手な配色に様々な形の旗がなびいている。
まだテントまでかなりの距離があるにも関わらず、はっきりとそれが見えた。
元の世界でいえば、東京ドーム程の大きさがあるだろう。
(*^ω^)「すっごく大きいお!」
ブーンが二人の周りをくるくると飛びながらはしゃいでいる。
(;'A`)「あんなおっきいもん初めて見た…」
一方ドクオの方は、緊張しているのか弟者の肩にしがみ付いていた。
80
:
名も無きAAのようです
:2012/12/30(日) 01:05:25 ID:HluElzjY0
( ´_ゝ`)「少しばかり日差しが強いな」
(´<_` )「フードを被っておくか」
二人は照らしつける光を遮るためフードを目深に被り、四人は国の中心部へと歩いていく。
テントに近付いていくと、町並みはお祭り状態に変わっていった。
あちらこちらから陽気な音楽が聞こえ、道の端っこでは踊っている人たちもいる。
またラウンジよりは少ないが、それでも店が多く建ち並んでいる。
その中でも目立つのは、冊子を売っている店だ。
その数はやけに多い。
( ´_ゝ`)「あれは何を売っているのだろうな、弟者」
(´<_` )「同人誌じゃないことは確かだな」
('A`)「ドージンシって何だ?」
(´<_` )「知らなくても良い知識だ」
81
:
名も無きAAのようです
:2012/12/30(日) 01:07:46 ID:HluElzjY0
( ‘∀‘)「あらー、その恰好は旅人さんね?
どう?一冊いかがかしら」
声を掛けてきたのは、冊子を売っている女性だ。
( ´_ゝ`)「その冊子は何が書かれてるんだ?」
( ‘∀‘)「このパンフレットを知らないってことは、初めてこの国へいらしたのねー」
( ‘∀‘)「これは、あそこで上演される演劇のパンフレットよ」
女性は国の中心部にあるテントを示し、一冊を兄者へ見せる。
( ‘∀‘)「こんなふうに主演の俳優さんや簡単なストーリーが書かれているの。
続きものの演目が多いから、今ままでのあらすじなんかも載ってるわ。
皆、パンフレットを見て、見に行く演劇を決めるのよ」
ぱらぱらと捲られるパンフレットには、俳優の似顔絵とスケジュールが見て取れた。
( ´_ゝ`)「なるほど。だから"演劇の国"ってわけか」
('A`)「そのまんまだな」
( ^ω^)「演劇見てみたいお!」
( ‘∀‘)「一冊50AAよ」
(´<_` )「すまないが、俺たちはお金を持ち合わせてないんだ」
( ‘∀‘)「あらぁ、そう。それは残念」
弟者が答えると女性は、それなら仕方ないと肩を落とした。
82
:
名も無きAAのようです
:2012/12/30(日) 01:09:16 ID:HluElzjY0
( ´_ゝ`)「見たいが金がないもんなぁ」
(´<_` )「この世界の通貨はAAっていうんだな。知らなかった」
('A`)「つーか、一銭もないなら今晩どうすんだ?」
(´<_`;)「野宿しかないだろ」
(;'A`)「まじかよ、夜は冷えるってのに」
( ^ω^)「僕は外で寝るのも好きだお」
( ´_ゝ`)「ブーンは良い子だなぁ」
(#'A`)「俺は悪い子だと?」
(#'A`)つ< ´_ゝ`)「落ち着け、ドクオ。地味に痛い」
(´<_` )「まあ、成り行きで旅に出たようなもんだし、
持ってきたのは、サダコさんから貰ったカバンと地図と水くらいだしな」
(´<_` )「これからのことを考えると多少なり金が欲しいところだが…」
( ´_ゝ`)「この世界にもバイトってあるのかな」
83
:
名も無きAAのようです
:2012/12/30(日) 01:11:25 ID:HluElzjY0
('(゚∀゚∩「さあさあ、もうすぐモナー劇場の開演だよ!」
テントまで辿りつくと、少年が旗を振りながら客寄せをしていた。
近付いて分かったことだが、この劇場はしっかりとした木造だった。
綺麗な曲線を描き色鮮やかな建物を見ると不思議な気分にさせられる。
(´<_` )「どうやら演劇が始まるようだな」
( ´_ゝ`)「是非とも見てみたいが入場料も払えない」
( ´_ゝ`)!
(´<_` )「何か良からぬことを思いついたか、兄者」
( ´_ゝ`)「…もしかしたらその辺に客が落とした金があるかもしれん。
劇場周りをぐるっと回ってみよう」
(´<_` )「乞食か、俺らは。まぁ、あながち間違いとも言えないが」
すれ違う客たちを見ながら、四人は歩く。
演劇を見に来た客たちはパンフレットを片手に、誰もが演劇を心待ちにしている表情を浮かべていた。
84
:
名も無きAAのようです
:2012/12/30(日) 01:12:51 ID:HluElzjY0
気付けば四人は人気のない場所へと来ていた。
大きなコンテナやドラム缶などがあり、日陰を作っている。
少しばかり涼もうと二人がフードを外し一息吐いていると、バタバタと騒がしい音が近づいてきた。
(;・∀・)「ど、どうしよう!」
(;´∀`)「落ち着くモナ!慌てても仕方ないモナ」
テントの関係者出入り口から出てきたのは、二人の男だった。
一行はその人物たちに見覚えがあった。
('A`)「あれ、パンフレットに載ってた奴らじゃないか?」
( ^ω^)「確かに似てるお」
(´<_` )「でももうすぐ開演時間なんだろ?ここにいるのはおかしくないか」
( ´_ゝ`)「そっくりさんか?」
85
:
名も無きAAのようです
:2012/12/30(日) 01:15:23 ID:HluElzjY0
(;´∀`)「あー!!!何やってんだモナ!!」
(;´_ゝ`)「え?」
(#・∀・)「もう時間がないっ!遅刻してきた説教は後で良いから、準備して!」
(;´_ゝ`)「えっ?いや…え?」
二人の男が兄者を見るなり凄い勢いで走り寄り、兄者の腕を掴んで捲し立てる。
全く意味が分かっていない兄者は茫然と二人の男を見るばかりだ。
(´<_` )「すみませんが、兄者になにか用でしょうか」
( ・∀・)「兄者?あれ、もう一人?……ん?」
( ´∀`)「モナ?あー……よく見たらちょっと違うモナ」
( ・∀・)「え?……たしかに。よく見なければ違いが分からないくらいそっくりだけど」
(;´_ゝ`)「えーっと…」
(;´∀`)「ああ、ごめんモナ。人違いだったモナ」
(;・∀・)「ああ!モナーさん!開演までもう時間がありません!」
(;´∀`)「そうだったモナ!どうすれば…」
( ´∀`)
( ・∀・)
(;´_ゝ`)
( ´∀`)「キミ、ちょっと演劇に出てみないモナ?」
86
:
名も無きAAのようです
:2012/12/30(日) 01:17:33 ID:HluElzjY0
すみません、ちょっと抜けます。
一時間くらいで戻ってくるんで、続きは後程。
87
:
名も無きAAのようです
:2012/12/30(日) 01:21:09 ID:TQQIWgm60
いいところで…!
88
:
名も無きAAのようです
:2012/12/30(日) 02:33:36 ID:HluElzjY0
再開します
89
:
名も無きAAのようです
:2012/12/30(日) 02:34:44 ID:HluElzjY0
劇場内は慌ただしく開演の準備がなされていた。
( ´∀`)「今回のシナリオは、長男の相談を解決する話モナ」
( ・∀・)「声は弟者くんの方が似ているね。
演技は兄者くん、声は弟者くんで分けようか」
(*^ω^)「兄者!弟者!頑張れお!」
('A`)ノシ「俺たちは立ち見だけど席もらったからそこから見てるな」
(;´_ゝ`)(´<_`;)
先程から兄者と弟者の顔色は色を失っている。
それもそのはず。
来ていない役者の代役をやるのだ。
しかもぶっつけ本番。
ありえない。
兄者がファンタジーを卒業するくらいありえない。
90
:
名も無きAAのようです
:2012/12/30(日) 02:36:01 ID:HluElzjY0
モナー劇場のオーナー兼トップ役者であるモナーから渡された台本に目を通す。
セリフは裏方で弟者が言うため覚える必要はないが、演技力など自分にあるはずがないと、兄者は頭を抱える。
片や、弟者は兄者の動作に合わせてセリフを言わなければならない。
(;´_ゝ`)ムリムリゼッタイムリ
(´<_`;)「俺だって無理だっつーの!でも引き受けちまったもんは仕方ない!」
(;´_ゝ`)ウーグー
(´<_`;)「もう、やるしかないだろ!?」
(;´∀`)『本当に申し訳ないと思ってるモナ。
でも、モナたちにとって、この劇場は命よりも大切なんだモナ。
一人でも楽しみにしてくれる人がいる限り、開演するのがモナたちの決め事なんだモナ』
( ´∀`)『これは顔がそっくりの兄者くんと声がそっくりの弟者くんにしか頼めないんだモナ』
( ´∀`)『どうかお願いしますモナ』
モナーが地に頭を擦りつけて懇願した。
それを目の当たりにした兄者たちは断ることが出来なかった。
(#´_ゝ`)「こうなりゃ自棄だ!俺たち双子の華麗なる演技を披露しようじゃないか!」
(´<_` )「良く言った、兄者。俺も力の限りを尽くそう」
91
:
名も無きAAのようです
:2012/12/30(日) 02:37:18 ID:HluElzjY0
('(゚∀゚∩「さあさあ、第9幕 ただいま開演です!!」
真っ赤な幕が上がる。
それと同時に妖精たちがステージに明かりを灯す。
舞台は冬。
六人の登場人物たちが炬燵に入り、談笑している場面から始まる。
その中の一人、皆から兄さんと呼ばれる人物が他のメンバーに仕事での悩みを話す。
この物語は劇中劇のようで、兄は芝居の役者を仕事としているとのこと。
売れている同期の態度が最近大きくなって、監督からも心配されていること。
それを溜息混じりに話す。
その話を聞いた弟たちはギャグを交えつつ、兄の悩みを解決していく。
妖精たちによる演出・効果音が、観客をストーリーに引き込んでいくのが分かる。
時には爆笑が会場を包み、ある時はしんみりとした雰囲気が漂う。
最後は、心を入れ替えた同期が兄弟たちの家におでんを送る場面で締めくくられた。
そうして幕は下りた。
それと同時に湧き上がる歓声。
幕越しに聞こえた歓声に、兄弟は安心したように笑みを零した。
92
:
名も無きAAのようです
:2012/12/30(日) 02:38:15 ID:HluElzjY0
(;´_ゝ`)「あー、疲れたー!」
(´<_`;)「未だに心臓の音がうるさい」
ブーンたちが舞台裏に行けば、兄弟は椅子に腰かけ脱力していた。
( ^ω^)「兄者ー!あのジャーマンスープレックスホールド凄かったおー!」
('A`)「弟者も感情こもったツッコミ良かったぜ」
(´<_` )「なんつーか…普段兄者にしているような感じで喋ってただけなんだがな」
( ´_ゝ`)「途中から気分が良くなってきて、気付いたらノってた」
( ´_ゝ`)b「流石だよな、俺ら」d(´<_` )
93
:
名も無きAAのようです
:2012/12/30(日) 02:39:45 ID:HluElzjY0
( ´∀`)「兄者くん弟者くん、お疲れ様だモナー」
( ・∀・)「なかなか良い演技してたよ!」
( ´_ゝ`)「あ、ありがとうございます」
(´<_` )「そう言っていただけると安心します」
( ・∀・)「いっそのこと、このまま役者になってくれてもいいのに。
双子の役者なんてのも面白い」
(´<_` )「俺たち、行かなきゃいけないところがあるんで」
( ´∀`)「そうだったモナね。でも今日はこの国に泊まるモナよね?」
( ´_ゝ`)「はい、そのつもりです」
( ´∀`)「じゃあ、モナたちが住んでるアパートの部屋に泊まると良いモナ」
( ・∀・)「そうだね。それと今夜の上演もどうか見て行ってくれ」
(´<_` )「いえ、俺たちお金を持ってないんで…」
( ´∀`)「そんなこと気にしなくていいモナ!
君たちはモナたち劇場の恩人モナ。恩人からお金を取ろうとは思わないモナ」
( ・∀・)「そういうことさ。さあ、君たちは思う存分この国を満喫してくれたまえ」
モナーとモララーの好意に甘え、四人は夜の部の上演を鑑賞し、特産であるドッキングニボシも御馳走になった。
94
:
名も無きAAのようです
:2012/12/30(日) 02:41:24 ID:HluElzjY0
翌日。
出国の手続きに見送りに来てくれたのはモララーだった。
( ・∀・)「本当はモナーさんも来たかったみたいだけど、彼は忙しいから見送りは僕だけなんだ。
すまないね」
(´<_` )「いえ、見送りに来ていただけるなんて思っていなかったので嬉しいです」
( ・∀・)「そうだ。これ、モナーさんから預かってきたんだけど」
そう言って兄者と弟者に差しだされたのは、モララーが担いでいた麻袋だった。
見るからにずっしりと重そうだ。
( ・∀・)「ごめんね、少しばかり重くなってしまった」
( ´_ゝ`)「これは・・・?」
( ・∀・)「数日分の食料と非常食、あと毛布にテントとか」
(´<_`;)「流石に貰えません。昨日もあんなによくしてもらったのに」
( ・∀・)「なにを言ってるんだい?
君たちへの恩返しはこれだけじゃ足りないくらいだよ」
( ・∀・)「前にも言った通り、僕たちはあの劇場に命を掛けてるんだ。
君たちがいなければ上演出来なかった。
それは僕たちにとって、死ぬことよりも苦しいことなんだ。
だから、これを受け取ってくれ」
差し出された麻袋を受け取るべきなのか躊躇するも、モララーの笑顔の圧力に負け、受け取った。
( ・∀・)「君たちには感謝してる、本当にありがとう。
またこの国に来た時には、是非劇場に寄ってくれよ」
モララーが見えなくなるまで四人は手を振り続けた。
95
:
名も無きAAのようです
:2012/12/30(日) 02:42:45 ID:HluElzjY0
( ´_ゝ`)「本当にいい国だったな、演劇の国」
(´<_` )「まったくだな、食料に困ることも無くなったわけだし」
('A`)「でも次の国までそれ担いでいくのは大変なんじゃないか?」
(;´_ゝ`)「お、弟者と交代で持てばどうにか…弟者そろそろ持ってくれ」
(´<_` )「せめて十分は持ってくれよ、兄者」
(*^ω^)「じゃあ、僕が持つお!」
( ´_ゝ`)「いや、無理だろ。潰れちまうぞ?」
(´<_` )「気持ちは嬉しいが…」
( ^ω^)「大丈夫だお!ブーンの魔法で持てるお!」
( ´_ゝ`)「ブーンの魔法…」
(´<_` )「そういえば、二人がどんな魔法を使えるか聞いてなかったな」
96
:
名も無きAAのようです
:2012/12/30(日) 02:44:24 ID:HluElzjY0
( ^ω^)「僕、唯一の魔法をとくと見るお!!」
兄者が担いでいた荷物に近付くと、大きく口を開ける。
( ^ω^)「おーーん!!!」
重い荷物がしゅるりとブーンの口の中に吸い込まれてしまった。
( ´,_ゝ`)「今のが魔法?ただ食っただけじゃねえ?」
( ^ω^)「今の発言、いくら兄者でも許さないお?」
(´<_` )「さっきの荷物はいつでも出せるのか?」
( ^ω^)「もちろんだお!
食べ物だとかは僕の中に入れておけば腐ることもないんだお」
(*´_ゝ`)「おお!それは凄い!」
(;'A`)「ブーン…お前実は凄い奴だったんだな…」
ブーンの魔法に驚いているのは二人だけではなかった。
ドクオは色の悪い顔を更に曇らせている。
( ´ω`)「凄くはないお…僕はこの"収納魔法"しか使えないんだお。
他のおとも妖精みたいに火も使えないし、水も出せないお」
ブーンの顔が陰る。
一つしか魔法を使えないことがブーンにとっての引け目だった。
97
:
名も無きAAのようです
:2012/12/30(日) 02:45:40 ID:HluElzjY0
(;A`)「おれなんか…」
ドクオの顔がくしゃりと歪む。
(;A;)「おれなんか一つの魔法も使えやしないのにっ…!!」
(;A;)「おれはおとも妖精のくせに人の役に立つことが出来ねえんだよ」
(;A;)「だから誰にも必要としてもらえない!」
ついにはわんわんと泣き声を上げ始めてしまった。
先程までの和やかな空気など無くなり、悲嘆した雰囲気が皆を包んでいく。
98
:
名も無きAAのようです
:2012/12/30(日) 02:48:38 ID:HluElzjY0
その空気を薙ぎ払うかのごとく、ドクオの頭をでこピンで跳ね飛ばしたのは、弟者だった。
(;A;)「!?!?」
(´<_` )「俺が言った言葉、もう忘れたのか?」
(´<_` )「俺が元の世界に戻るまでの案内、だろ?
俺がお前を必要としてるんだって」
( ´_ゝ`)「別に使える魔法で妖精を選ぶわけじゃないんだ。
始めは成り行きだったけど、今はお前たちとの旅は楽しいよ」
(;A;)「これから色んな魔法使う妖精とかも出てくるんだぞ?
そのとき、俺を捨てないか?」
(#´_ゝ`)「だーかーら!」
(´<_`#)「お前たちは俺たちの友達だろ?」
(#´_ゝ`)「友達を捨てるか、バカ!」
(*^ω^)「おー!!」
(;A;)「友達…」
(;∀;)「妖精に友達なんていう奴、初めて見たよ」
彼らは再び歩みを進め始める。
次の国、"VIP"へと。
2ページ目終わり
99
:
名も無きAAのようです
:2012/12/30(日) 02:52:08 ID:HluElzjY0
今回はここまでです。
この回は元ネタありだけど、それはそのうちに。
続きは来年、番外編は今年中に投下予定。
100
:
名も無きAAのようです
:2012/12/30(日) 02:54:04 ID:TQQIWgm60
乙ー!
おとも妖精の二人がかわいいな。
投下楽しみに待ってる。
101
:
名も無きAAのようです
:2012/12/30(日) 02:54:50 ID:veXeLebE0
乙
四人の雰囲気がいいな
102
:
名も無きAAのようです
:2012/12/30(日) 05:46:56 ID:7DjelMek0
おつおつ
103
:
名も無きAAのようです
:2013/01/01(火) 21:50:43 ID:Purv/5aw0
|`ゝ
ドッキング _//´
/ :;/'
_/@,;)ゞ
_/;@/ ̄
/",:;ン にぼし
__/,/
`V
104
:
名も無きAAのようです
:2013/01/01(火) 21:59:18 ID:0B4fuHtA0
>>103
ありがとう、誰か貼ってくれることを期待してたwww
105
:
名も無きAAのようです
:2013/01/02(水) 20:37:39 ID:2XUdLmbk0
去年、年内投下とか言っといて遅くなりました
年末年始って面白い祭が多いから仕方ないよね(言い訳)
それでは番外編投下します。
106
:
名も無きAAのようです
:2013/01/02(水) 20:38:59 ID:2XUdLmbk0
( ´_ゝ`)世界をみてまわるようです(´<_` )
2.5ページ目
――――――妖精の花畑
⌒*リ´・-・リ「ヘリカルちゃん、こんなところにいたの?」
*(‘‘)*「ん〜…」
ヘリカルは青い空を見上げたまま、リリを見ることはない。
その目はどこか遠くを見ている。
⌒*リ´・-・リ「ヘリカルちゃんはリーダーなんだから、しっかりしてよぉ」
先日、ブーンが旅だった日からヘリカルはこんな調子が続いている。
誰が話しかけても生返事ばかり。
この花畑のリーダーを務めている自覚を持ってほしいと、リリが頬を膨らませる。
⌒*リ´・-・リ「そんなにブーンくんのことが心配?」
*(;‘‘)*「…!!違うわよ!…別にそんなんじゃあ…」
上を向いていた顔がようやくリリへと向けられた。
⌒*リ´・-・リ「うそ。心配だーって顔に書いてあるもん」
*(;‘‘)*「わたしは―――」
107
:
名も無きAAのようです
:2013/01/02(水) 20:40:27 ID:2XUdLmbk0
ブーンがこの花畑に来たのは、一年前のことだ。
元々、ブーンはある旅人のおとも妖精だった。
一年前の空が突き抜けるように青かったあの日。
ブーンの元主人は、ブーンを一人ここに置いていってしまったのだ。
旅人は魔法のバランスが取れた妖精を好む。
火・水・風・草・光、この五つの魔法が使える妖精が重宝されている。
五つも魔法が使える妖精は、小枝に火を灯す程度だったり、雨を察知出来たり、草で簡単な寝床を作る程度の魔法しか使えない。
多くの魔法が使える分、一つ一つの魔法の力はとても小さい。
しかし、旅をする者にとってそれらは便利なものだ。
一方ブーンは、収納魔法しか使えない。
この魔法は珍しく便利であるものの、多くの魔法を使える妖精と比べれば、旅人は後者の妖精を選ぶ。
また、おとも妖精というのは、土地に住む妖精と違い、食べ物が必要だ。
それゆえ、旅人はより優れた妖精を手元に置くことが重要になってくる。
元主人だった男は、確かもう一匹の妖精も従えていた。
後からブーンに聞いた話だと、花畑に来る前に寄った国で買った妖精だそうだ。
五つの魔法が使えた新しい妖精と一つの魔法しか使えないブーンが天秤に掛けられ、結果ブーンは用無しと判断されて捨てられた。
あの旅人は、二人の妖精の食事代を賄うほどの財力をもってなかったのだろう。
108
:
名も無きAAのようです
:2013/01/02(水) 20:41:29 ID:2XUdLmbk0
ブーンの場合、旅人よりも商人向けの魔法だ。
そのためブーンが捨てられてから、ヘリカルは何度も説いた。
街へ行けばブーンを必要としてくれる人が必ずいる、と。
しかしブーンは頑なに首を縦に振ることはなかった。
簡単なことだ。
一人でラウンジに行くことが恐かったからだ。
元来臆病な性格のブーンには無理な話だった。
また、もしかしたら元主人が迎えに来てくれるかもしれないと願望を抱いていたのかもしれない。
しかしこのままではブーンのためにならないと思っていた、そんなところに彼がやってきた。
異世界から来たという兄者だ。
初め、その話を聞いた時は頭がおかしい奴なんだと思った。
だが話を聞いていると変には変わりはなかったが、悪い人間ではないことが分かった。
そこでヘリカルは賭けに出た。
兄者をラウンジまで届けるためにブーンを案内人に使う。
ラウンジまで行ってしまえば、ブーンに新しい主人が出来る可能性は高い。
また、小心者のブーンが一人でここに帰ってこれないだろうとも分かっていた。
万が一にもここに戻って来ないように、冷たく突き放したりもした。
109
:
名も無きAAのようです
:2013/01/02(水) 20:42:57 ID:2XUdLmbk0
そして、ブーンが去って早三日。
ブーンに新しい主人は出来ただろうか。
お腹をすかしてはないだろうか。
怪我はしていないだろうか。
一人で泣いてないだろうか。
追いだしたのは自分なのに心配事ばかりが浮かんでくる。
⌒*リ´・-・リ「きっとブーンくんなら大丈夫だよ」
*(‘‘)*「そう…かな…」
⌒*リ´・-・リ「だってヘリカルちゃんの加護があるもの」
*(‘‘)*「加護っていっても気休めみたいなものだよ」
⌒*リ´・-・リ「それにヘリカルちゃんが思ってるより、ブーンくんは強い子だよ」
*(‘‘)*「…そうね」
*( - -)*「あの子は…強くて優しい子だもん」
ヘリカルは静かに願う。
どうかブーンに優しい主人ができますように、と。
2.5ページ目 おわり
110
:
名も無きAAのようです
:2013/01/02(水) 20:45:07 ID:2XUdLmbk0
短いけど、番外編以上です。
3話は長いので、次の投下は遅くなります。
今年もよろしくお願いします
111
:
名も無きAAのようです
:2013/01/02(水) 21:00:22 ID:zyipZpgo0
おつ!
ほのぼのファンタジーもいいもんだなぁ
112
:
名も無きAAのようです
:2014/06/05(木) 23:31:13 ID:JiInhMhw0
待ってる
113
:
名も無きAAのようです
:2014/10/28(火) 16:51:06 ID:bVoO5mOg0
ずっと待ってるよ
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