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( ^ω^) 2012年芸術の秋ラノベ祭りのようです
1
:
名も無きAAのようです
:2012/11/22(木) 23:10:10 ID:.UzZnagU0
( ^ω^)ラノベ祭り投下及び報告スレだお
開催期間
11月18日(日)0時〜25日(日)23時59分
スレ立てを行った作品については、
作品URL
作品名
使用した絵のURL(任意)
以上のテンプレを使用して投下報告を行うこと
これがなければラノベ参加作品と見なされない
絵のURLについては、RESTさんのところからhを抜いて記載してくれればおk
スレタイに【ラノベ祭り】などの記載をするかは任意(宣伝効果はあるかもわからんね)
次スレは
>>950
を踏んだ人が立ててくれ
初代スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/13029/1348068145/
前スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/13029/1353163378/
375
:
名も無きAAのようです
:2012/11/25(日) 17:11:20 ID:ZR6y30xE0
お、乙・・・
376
:
名も無きAAのようです
:2012/11/25(日) 17:25:25 ID:tVShgPxc0
ふ、ふ、ふふおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!11
私が丹誠込めて描いたミセリちゃんを!! 練った設定を!! 余すことなくこれほどまで美しく使っていただけるだなんて!!!!!11
感極まって全身が痙攣します!!!!11 震えがとまりませn!!!!11111 なんてポエジーにあふれているんでしょう!!!!!1
世界は今!!!!11 喜びに満ちあふれている!!!!11 わっツアワンダフルワールド!!!!111
間違いなくあなたがラノベ王です!!!!11 私の中でのグランプリ受賞です!!!!! 私と結婚しましょう!!!!11
これはほんのばかりのお礼の絵です、一生懸命かきました!!!1 是非受け取って下さい!!!!!!!1111
ttp://boonpict.run.buttobi.net/up/log/boonpic2_326.png
377
:
名も無きAAのようです
:2012/11/25(日) 17:26:28 ID:b/Q6ziYo0
どっちもひっどいひっどいwwww
大好きだわ
378
:
名も無きAAのようです
:2012/11/25(日) 17:31:07 ID:tJw/hTGc0
>>294
→
>>354
どういうことなの……
379
:
名も無きAAのようです
:2012/11/25(日) 17:32:38 ID:QVTfw8CE0
いやーコメントも絵も輝いてるねwww
>>325
乙です
絵を使ってくれてありがとうございます
>>67
私とした事があまりに衝撃的な葡萄哲学と愛憎劇に打ちひしがれて乙を言うの忘れてました
ご所望のアンデルセン少年と炎上するマッスルを描いたので許してください
ttp://imepic.jp/20121125/612350
冗談はさておき、楽しいお話を書いてくれてありがとうございました乙
>>172
ttp://imepic.jp/20121125/612510
癒されました、ありがとうございました
他の挿絵も入れて描きたかったけど手が死んでしまうんで勘弁してつかぁさい
380
:
名も無きAAのようです
:2012/11/25(日) 17:37:33 ID:7K6RtDDk0
うわわああわこのカオスな空気の中で投下しにくい・・・!
>>379
みんな美人だ!美男だ!綺麗だ!!
投下いくよ・・・
381
:
名も無きAAのようです
:2012/11/25(日) 17:38:13 ID:7K6RtDDk0
( ><)『もしもし・・・あっ、Hello?ニーハオ?聞こえますか?』
( <●><●>)「・・・どなたですか。というかこの糸電話、何なんですか。」
( ><)『宇宙からの糸電話なんです!!』
( <●><●>)「それはそれは。いやぁおどろきましたぁ〜。・・・いつまで私をからかうんですか。
早めに出てきてくれたら鼻にパンチかますくらいにするので出てきてください。」
(;><)『ちょっ、本当に宇宙からの糸電話なんです!信じてください!!』
( <●><●>)「おぉっとそういえば電波がちょっと繋がらないのか糸電話の様子がぁ〜?」
(;><)『というかむしろからかわれてるのは僕の方なんです!』
( <●><●>)「ふざけないでくださいよ・・・。」
(;><)『こっちの台詞なんです!2週間前から待っててやっと誰かと話せたんです!お願いなんです話を聞いてください!!』
( <●><●>)「私いつもここを通って帰るんですが、昨日はこんな糸電話ありませんでした。」
( ><)そ『んなっ・・・!』
( <●><●>)「あーあ、矛盾ですね矛盾。逆転裁判でもして鍛えたらどうですか?」
(;><)『・・・うぅっ、小一時間説得しても無駄だなんて・・・頭の固いひとですぅ・・・。』
( <●><●>)「まだ10分程度しか会話していませんよ。あなた時間の感覚大丈夫ですか。」
382
:
名も無きAAのようです
:2012/11/25(日) 17:38:57 ID:7K6RtDDk0
( <●><●>)「・・・とりあえず私はもう帰らないといけないので。
ほらほらいつまでも遊んでいないで子供は早く家にお帰んなさい。」
(;><)『えっ!?ほほ、本当に言っちゃうんです・・・か・・・・・。』
( ><)少年、両手に糸電話のようです
http://boonrest.web.fc2.com/maturi/2012_ranobe/e/47.png
( ><)「うぅっ、僕はこれから、どうすればいいんですか・・・。おうちに帰りたいです。」
( ><)「おにいちゃんに会いたい、お母さんに会いたい。わんわんおと遊びたいんです。」
( ><)「・・・・おかあさんが作るおにぎり食べたい・・・。」
(;><)「自分が悪いんです・・・。流れ星に宇宙に行きたいなんて願っちゃったから・・・。」
(。><)「でも・・・・寂しいんです・・・・。」グスン
383
:
名も無きAAのようです
:2012/11/25(日) 17:39:37 ID:7K6RtDDk0
( ><)「あー、あーーっ、テストなんですテストなんです。
よく分からないこの小さな惑星で結構月日がたったんです。地球は今何時ですか。」
( <●><●>)『二日も連続してしつこいですね。そんなにかまってちゃんなのですかあなたは。』
( ><)「その声・・・久しぶりなんです・・・・!」
( <●><●>)『そうですね数時間ぶりですね。まったく、家庭裁判所につきだして脅しますよ?』
(;><)「そそ、その時点でもう脅してるんです・・・。ってか数時間ぶりなんですか!?
じゃあ僕が今まで暇つぶしでやっていたあやとりの一ヶ月間は・・・!!」
( <●><●>)『あ、わかりました。あなた友達いないんですね。可愛そうに・・・・。
なんか昨日今日とふざけてしまってごめんなさい。』
(;><)「うわぁ!人に散々言っておいてふざけてたの認めた!最低だ!!」
( <●><●>)『というかあなた声ちょっと掠れてるじゃないですか。それほど誰とも会話をしなかったと・・・。私で良ければお話相手になるので隠れてないで出てきなさい。』
(*><)「本当ですか!?僕、流れ星に宇宙に行きたいって願ったら本当に宇宙に・・・。」
( <●><●>)『あなたを哀れと思ってしまった私が馬鹿でした。』
(#><)「ばっちきしょー!!」
( <●><●>)『正直痛々しくて聞いていられないです・・・。どこまでメルヘンチッカーかまってちゃんなんですか・・・。』
384
:
名も無きAAのようです
:2012/11/25(日) 17:40:18 ID:7K6RtDDk0
ハハ ロ -ロ)ハ「Hello,Hello. Can you hear me?」
http://boonrest.web.fc2.com/maturi/2012_ranobe/e/131.png
('A`) 「あぁ、聞こえるぞ。何かあったか?」
ハハ ロ -ロ)ハ「イエ、特に何も無いのデスガ・・・。チョット言ってみたくて。」
('A`)「おぉ・・・、そうか。ま、何かあったら知らせてくれ。」
ハハ ロ -ロ)ハ「OKですMr.ドクオ。ン・・・?」
('A`)「どうした?」
ハハ ロ -ロ)ハ「あの星、見たことアリマスカ?」
('A`)「・・・分からない。」
川 ゚ -゚) 「ドクオ?何があったんだ?」
('A`)「ちょっと見たこと無い惑星があってな。小さいけどいい発見したかもしれない。」
川 ゚ -゚)「すごいではないか。ちょっと実験そっちのけであの惑星について調べようっと。」
385
:
名も無きAAのようです
:2012/11/25(日) 17:40:58 ID:7K6RtDDk0
ハハ*ロ -ロ)ハ「チョチョチョッ!ワタシもあの星に近づいてみてもいいですヨネ!?」
('A`)「こらこらあせんな、まだ地球の方に連絡してないz」
ハハ*ロ -ロ)ハ「ヤッフウウウウウウウウウウウウウウウ」
('A`)「ハイテンションだなぁ・・・。」
ハハ ロ -ロ)ハ「おわっ、何かが絡まりマシタ。」
('A`;)「えっ!?早くほどきなさい!」
ハハ ロ -ロ)ハ「たこ糸が絡まってマス。」
('A`;)「なんでこんな宇宙にたこ糸・・・・って・・・、早くほどきなさい!」
ハハ ロ -ロ)ハ「ほどけないノデ、切ってもイイですよね?」
('A`;)「構わん!命綱とお前に何かあったら大変だ。」
ハハ ロ -ロ)ハ+「了解シマシタ。」
386
:
名も無きAAのようです
:2012/11/25(日) 17:41:38 ID:7K6RtDDk0
( <●><●>)『だから言ってるじゃないですか!
いつまでもそうやって私と直接話そうとしないから実際友達もいないんですよ!』
(#><)「だーかーらぁー!僕は今にも家に帰りたいぐらいなんです!宇宙にいるんです!!
しかも何かさりげなく酷い人なんです!僕にはちゃんと友達がい<ブチッ>るんです!
僕意外と真面目だし!お馬鹿ないたずらするような子供じゃありません!」
( ><)「・・・・・・・・・・・・・・あれ?返答がないんです。」
( ><)「あー。もしもしー、もしもしなんです。」
( ><)「あっ、なんかたこ糸がたゆんたゆんしてるんです。・・・切れちゃったんですか?」
( ><)「・・・どうしよう。もう誰ともお話できない・・・。
あの頭固いムカツク人とももう会話が出来ないんです・・・。」
(;><)「完璧にぼっちなんです・・・!僕はきっとずっとこのままぼっちなんです・・・!」
(。><)「うううぅっっ・・・・・・・」グスッ
387
:
名も無きAAのようです
:2012/11/25(日) 17:42:19 ID:7K6RtDDk0
ハハ*ロ -ロ)ハ「ホッホホホ、ウチュウ飛行士の血が騒いでキマシタ!!」
('A`)「ハロー、どうだその惑星は。」
ハハ*ロ -ロ)ハ「小さな月みたいな感じデス!太陽の光で光ってますヨ。」
('A`)「ほうほう。他には?」
ハハ ロ -ロ)ハ「ンー、特になにも・・・・・あっ。」
('A`)「ん?」
ハハ*ロ -ロ)ハ「ダダダッダ大発見!!宇宙人が!!というか人がイマス!!!」
('A`;)「はぁ!?何だそりゃ。」
ハハ*ロ -ロ)ハ「ホントですよホント!一人でポツンと座ってマス!!」
('A`;)「まじかよ・・・。ちょっとハロー、その惑星に着陸してくれないか。近いし大丈夫だろ?」
ハハ*ロ -ロ)ハ「HAHAHA!チャクリクしました!!」
('A`)「無視してたんだな今まで。おっちゃん泣くぞ。」
388
:
名も無きAAのようです
:2012/11/25(日) 17:42:59 ID:7K6RtDDk0
(。><)「ヒック・・・ヒクッ・・・」
ハハ ロ -ロ)ハ「エット・・・ワタシ 地球人 オマエ だれ?」
(。><)「うぅっ・・・グスッ・・・なんでターザン口調なんですか・・・・。」
ハハ ロ -ロ)ハ「Oh,ツッコミされまシタ。ウーン、・・・君は何人ですか?」
(。><)「ぼぼっ、僕は日本人なんですっ・・・。」
ハハ ロ -ロ)ハ「Wow!!ニホンジン!!何でこんなトコロに!?」
(。><)「僕・・・流れ星に願い事をしたら・・・・・」
(。><)「・・・・・・」
ハハ ロ -ロ)ハ「・・・・」
( >< )
ハハ ロ -ロ)ハ「コッチミルナ。」
(;><)「ぼわわわああああ!?ななな、ななななぁぁあああ?!」
ハハ ロ -ロ)ハ「オチツケ おまえ ワタシ ウチュウ飛行士」
(;><)「だからなんでターザン口調になるんですか!
ってか、・・・・宇宙飛行士!?」
389
:
名も無きAAのようです
:2012/11/25(日) 17:43:39 ID:7K6RtDDk0
ハハ ロ -ロ)ハ「Yes,ウチュウ飛行士デス。コノ星を調べてたら君がいたので、チャクリクしてみました。」
(;><)「そ、そうなんですか・・・。」
ハハ ロ -ロ)ハ「で・・・・なんでこんなトコロにいるんですか?さっきモ聞いたケド・・・。」
( ><)「僕、流れ星に宇宙に行きたいってお願いしたんです。そしたら次の日起きたらここにいました。」
ハハ*ロ -ロ)ハ「ヤハリ星はスゴイですね・・・。未知のチカラを感じマス。人を移動させるナンテ・・・。」
(;><)「そこ食いつきますか!?あ、この人宇宙飛行士か!めっちゃ宇宙好きそう!」
ハハ ロ -ロ)ハ「フムフムナルホド。ここにどれぐらいいるのですか。」
( ><)「多分・・・、二ヶ月ぐらいだと思うんです・・・。」
ハハ ロ -ロ)ハ「ンー?日本で流れ星がアッタのは約3日ぐらい前だったヨウナ・・・?」
( ><)「えっ。」
ハハ*ロ -ロ)ハ「こっ、ココの星はチキュウと時間の流れが違うのデスネ!ワンダフォォオオ!!」
(;><)「うわっ興奮し始めたんです!!メガネが曇ってるんです!!」
390
:
名も無きAAのようです
:2012/11/25(日) 17:44:20 ID:7K6RtDDk0
(;><)「あ、そうだっ。宇宙飛行士さん、僕家に帰りたいんです。お願いします!!」
ハハ*ロ -ロ)ハ「ハーイイイヨイイヨー、でもその前にココの星調べてからネー。
あ、星の表面の土持ってカエロー。」
(;><)そ「高校野球!?というか宇宙飛行士さんこそ何人ですか!めっちゃアメリカンじゃないですか!!」
〜いっぽう地球〜
( <●><●>)「あの小僧・・・電話切りやがって・・・意地でもそこら辺探してやります。隠れて笑ってるのはワカッテマス。」
( <●><●>)「・・・そういえばここ隠れるところ・・・、ない・・・ですね。」
391
:
名も無きAAのようです
:2012/11/25(日) 17:45:00 ID:7K6RtDDk0
(;><)「わわわっ!?空気が!空気がァァア!!!」
ハハ ロ -ロ)ハ「あの星は若干酸素があるんデスネ。メモメモ。」
(;><)「シャシャシャシャッ・・・イキ・・・がっ・・・くるじっ・・・・」
ハハ ロ -ロ)ハ「しゃべるからデショウ。ジゴウジトク、です。」
(;><)「その知、識・・・ボビー・・・オ、ロゴン、並・・・・・」
ハハ ロ -ロ)ハ「ツッコミ命なんデスネ。」
(iil><)「そ、・・・nなんじゃ・・・ない・・んで・・・す・・・、」
ハハ ロ -ロ)ハ「ワカッタ。もう喋るナ。」
('A`)「お、繋がった繋がった。ハロー大丈夫か?」
ハハ ロ -ロ)ハ「問題ないデス。でも付き添いが窒息死してしまいそうダ。」
('A`)「付き添い?」
ハハ ロ -ロ)ハ「さっきの人連れてキマシタ。」
392
:
名も無きAAのようです
:2012/11/25(日) 17:45:40 ID:7K6RtDDk0
('A`)「おっ、やるねぇ!これで宇宙人と・・・」
ハハ ロ -ロ)ハ「聞いてビックリなんとニホンジンなんデス。」
('A`)「・・・パードゥン?」
ハハ ロ -ロ)ハ「聞いてビックリなんとニホンジンなんデス。」
('A`)「うわぁ、ビックリだわぁ・・・。」
川 ゚ -゚) 「ドクオ、ハローが戻ってきたぞ。」
(iil><)「バハッァ・・・・ハハバッ・・・」
ハハ ロ -ロ)ハ「しっかりしてクダサイ。」
('A`)「ほ、本当に日本人だ・・・・。」
川 ゚ -゚)「日本人・・・?」
ハハ ロ -ロ)ハ「コノ子、ちょっとしたトラブルであの星にいたヨウデス。」
ハハ ロ -ロ)ハ「ワタシはコノ少年を家に帰らせマス。いいデスカ?」
('A`)「別に構わないけど、休憩させてあげようか。」
(iil><)「ヒューッ、ヒューッ」
393
:
名も無きAAのようです
:2012/11/25(日) 17:46:22 ID:7K6RtDDk0
〜数日後〜
( <●><●>)「見つからない・・・まさか、本当に宇宙に・・・?」
( <●><●>)「いやいや、ありえません。ただのふざけてる子供です。糸電話なんて、そんなおもちゃで私をからかいやがって。直接話せよこんにゃろう。」
( ><)「あ・・・・あの・・・」
( <●><●>)「はい?」
(;><)「そそ、その手に持っている糸電話っ、僕に返してくれませんか・・・?」
( <●><●>)「あ、小僧!やっと正体を現しましたね!!!」
(;><)「えっ!うわっ!うわあああ!鼻にパンチするんですか!?止めてください!!」
( <●><●>)「やりませんよ。大学生の私が子供に手あげるなんて事したら警察行きです。」
(;><)「僕が大人だったらやるんですか・・・。」
394
:
名も無きAAのようです
:2012/11/25(日) 17:47:02 ID:7K6RtDDk0
( <●><●>)「まったく、悪ふざけにも程がありますよ。忙しい大人に毎日人さがしさせるなんて・・・、もっと人の事考えて下さい。」
( ><)「えっ・・・毎日探してくれたんですか・・・?」
( <●><●>)「・・・見つけたらあなたに一発パンチかますつもりで探していました。」
(。><)「嬉しいんです・・・嬉しいんです・・・!お母さんだって4日いなくなってた僕を心配しなかったのに・・・、見知らぬ糸電話さんが探してくれてたなんて・・・!!!」
( <●><●>)「糸電話さんって何ですか糸電話さんって。」
395
:
名も無きAAのようです
:2012/11/25(日) 17:47:48 ID:7K6RtDDk0
(。><)「僕、僕・・・、本当に寂しくて・・・!」
( <●><●>)「こらこら、現実と妄想を混ぜるのはいけませんよ。ましてやそれで他人に迷惑かけるなんて。考えられないです。」
(。><)「ごめんなさいなんです・・・でも・・・!」
( <●><●>)「そんなんだからどうせ友達も少ないんでしょう?」
( ><)「いや・・・友達はいるんです。」
( <●><●>)「でも、私も勉強ばかりの日々で退屈していました。子供は苦手だったのですが、この機会で子供の印象が変わった様な気がします。」
( ><)「・・・・。」
( <●><●>)「・・・楽しかったです。ありがとうございます。」
(*><)「・・・はいなんです!僕、・・・また糸電話さんに会いたいんです!」
( <●><●>)「だから糸電話さんはよせってぼっち小僧。」
396
:
名も無きAAのようです
:2012/11/25(日) 17:48:34 ID:7K6RtDDk0
終わりです
使用させていただいたイラストは
No.47、No.131 です。ありがとうございます!!
話もういっこできれば作りたいと思ったけど時間なさそう・・・。
でも明日のギリギリラインまで楽しみましょう!
397
:
名も無きAAのようです
:2012/11/25(日) 18:04:16 ID:7K6RtDDk0
明日のギリギリってなんだよ・・・・
今日が終わりだよこんちくしょう・・・・
398
:
名も無きAAのようです
:2012/11/25(日) 19:03:27 ID:DPa8OEhE0
ビロード可愛いなあ
399
:
名も無きAAのようです
:2012/11/25(日) 20:57:56 ID:eg4sEbdYO
ダレモイナイ……トウーカスルナラ(ry
投下します
ほのぼのだぜ
400
:
◆v9sUzVr/7A
:2012/11/25(日) 20:58:24 ID:.p7.I0bo0
作品URL
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/13029/1353252395/180-190
作品名
( ><)種育てのようです
使用した絵のURL(任意)
ttp://boonrest.web.fc2.com/maturi/2012_ranobe/e/101.jpg
ttp://boonrest.web.fc2.com/maturi/2012_ranobe/e/189.jpg
投下報告です
401
:
名も無きAAのようです
:2012/11/25(日) 20:58:27 ID:ddHz20Iw0
>>352
>>396
ふおお使ってくださるとは!!
No.47の者ですありがとうございました!!
402
:
名も無きAAのようです
:2012/11/25(日) 21:00:30 ID:eg4sEbdYO
川 ゚ -゚) パラ
本は良い。
喜び、怒り、悲しみなど、
文章一つで色々な気持ちにさせてくれる。
知識を享受できる。
私は本が大好きだ。
私は今、学校の図書室にいるが、図書室は良いところだ。
将来は、本に囲まれた生活も悪くない。
川 ゚ -゚) 「おや」
ふと時計を見ると、5時を回っていた。
もうこんなに時間が経っていたのか。
つい先程図書室に来たばかりだと思っていたが。
本は時間を忘れさせてくれる。
やはり、本は良い。
そう思いながら、私は読んでいた広辞苑をそっと閉じた。
403
:
名も無きAAのようです
:2012/11/25(日) 21:01:53 ID:eg4sEbdYO
川 ゚ -゚) 夕暮れとまどろみのようです (´<_` )
ttp://boonrest.web.fc2.com/maturi/2012_ranobe/e/7.png
404
:
名も無きAAのようです
:2012/11/25(日) 21:05:30 ID:eg4sEbdYO
川 ゚ -゚) 「ふぅ、今日も勉強になったな」
なんとか「け」の項目まで読み切ることができた。
だが、「き」の項目を読み飛ばしてしまっている。
後日マイ広辞苑でじっくり読むとしよう。
川 ゚ -゚) 「よし弟者、そろそろ……」
私は隣に座っているクラスメイト、流石弟者のほうを向いた。
弟者は、整った顔立ちをしており、人気者である。
ちなみに、一つ上の学年に兄がいる。
そして、その弟者はというと、
(‐<_‐ )スゥ…スゥ…
安らかに寝息を立てていた。
_,
川 ゚ -゚) 「……まったく」
私というものがありながら、睡魔なんかにうつつをぬかしおって。
心の中でひとりごちながら、その寝顔を見つめる。
川*゚ -゚) 「……」
自然に顔が赤くなってしまう。
私は火照った顔を両手で包んだ。
しかし、最近少し不安になっている。
405
:
名も無きAAのようです
:2012/11/25(日) 21:09:21 ID:eg4sEbdYO
私たちは付き合っている。
告白は私からした。
付き合って半年になるのだが、半年で一度も、
弟者の口から「好き」という言葉を聞いたことがないのだ。
川 ゚ -゚) 「……」
クールだのなんだの言われているが、私も一人の女の子だ。
流石に不安にもなる。
川 ゚ -゚)σ)‐<_‐ ) プニ
ちょっとした恨みをこめて、頬をつついた。
男のわりにすべすべな肌だ。
きちんと手入れをしているに違いない。
(‐<_‐; ) 「んぅ……やめろ兄者……俺はFMVじゃないぞ……」
川 ゚ -゚)σ
なんの夢を見とるんだコイツ。
私が今世紀最大の謎に頭を悩ませていると、
(‐<_‐; ) 「……クー……」
弟者に名前を呼ばれた。
川;゚ -゚) 「!」
びっくりした。
バレたと思い、とっさに指をひっこめる。
しかし、そんなことはなく、弟者は目を閉じたままだ。
406
:
名も無きAAのようです
:2012/11/25(日) 21:10:35 ID:PjimLmGU0
広支援
407
:
名も無きAAのようです
:2012/11/25(日) 21:12:17 ID:eg4sEbdYO
すると、
(‐<_‐; ) 「好きだ……」
川 ゚ -゚) 「……!」
弟者の口から、私が一番聞きたかった言葉が出た。
夢ではあるのだが。
(‐<_‐; ) 「……だからそのツルハシは置いてくれ……やめろぉ……」
川 ゚ -゚) 「……」
お前の中で私はなんなんだ。
そして夢で私は何をしているんだ。
目が覚めたら小一時間ほど問い詰めたい。
でも、
川*゚ -゚)
よかった。
夢だけど、安心した。
顔のほてりが止まらないが、気にならないほど嬉しい。
408
:
名も無きAAのようです
:2012/11/25(日) 21:14:30 ID:eg4sEbdYO
川 ゚ -゚) 「(そういえば、付き合ってから一度も甘えたことが無かったな)」
椅子ごと身体をよせる。
そして、弟者の肩に、頭を預けた。
弟者の体温が伝わって、とても暖かい。
ふいに、眠気がやってきた。
その眠気に逆らわず、私は目を閉じた。
川 - -) 「たまには……いいよな……」
川 - -) スー…スー…
二人分の寝息が、夕暮れの図書室に響き続けた。
ちなみに下校時間5分前に飛び起き、二人してギリギリで校門を出たことは秘密だ。
おしまい
409
:
名も無きAAのようです
:2012/11/25(日) 21:18:33 ID:eg4sEbdYO
おわりです。
なんだこれ、リア充爆発しろ
素敵な絵を使わせて頂いてありがとうございました!
最後まで祭りを楽しもうぜ!
410
:
名も無きAAのようです
:2012/11/25(日) 21:21:01 ID:7K6RtDDk0
可愛いお話だったぜ乙!
411
:
名も無きAAのようです
:2012/11/25(日) 21:29:29 ID:7K6RtDDk0
>>401
こちらこそ素敵なイラストをありがとうございました!
楽しかった・・・・!
412
:
名も無きAAのようです
:2012/11/25(日) 21:40:55 ID:FLuJvn5E0
[壁| )
[壁|д゚ )投下して良いのだろうか……。
413
:
名も無きAAのようです
:2012/11/25(日) 21:41:38 ID:PjimLmGU0
投下しちまえよ
楽になるぜ?
414
:
名も無きAAのようです
:2012/11/25(日) 21:42:37 ID:NWYDI2pIO
聞かなくていい
415
:
名も無きAAのようです
:2012/11/25(日) 21:43:17 ID:FLuJvn5E0
いささか急ピッチで仕上げたので誤字とかあるかも。
/ ゚、。 /VIP幼稚園は今日も賑やかなようです。
416
:
名も無きAAのようです
:2012/11/25(日) 21:44:36 ID:FLuJvn5E0
ξ゚⊿゚)ξつ●「ぶーん! たべなさい!」
( ;^ω^)「や、やだお」
ξ#゚⊿゚)ξつ●「なによっ。あたしのだんごがたべれないっていうの!?」
(; ^ω^)「みたらしだんごだったらたべるけど、どろだんごはやだお!」
ξ゚⊿゚)ξつ●「むー。ぶーんのばかっ」
/ ゚、。 / 「……喧嘩、良くない……」ヌッ
ξ゚⊿゚)ξ「! すずきせんせい……」
417
:
名も無きAAのようです
:2012/11/25(日) 21:46:12 ID:FLuJvn5E0
/ ゚、。 /「……ツンちゃん、ホライゾンくんにごめんなさい、する……」
ξ゚⊿゚)ξ「わたし、わるくないもん。わたしのだんごをたべないぶーんがわるいんだもん」
/ ゚、。 / 「……ごめんなさい、しないと、高い高いして上げない……」
ξ゚ー゚)ξ「むむっ……」
ξ゚⊿゚)ξ「……ごめんなさい、ぶーん」
( ^ω^)「……ぼくのほうこそ、ごめんなさいだお」
/ ゚、。 /「……よくできましたツンちゃん、ホライゾンくん……。ご褒美……」スッ
418
:
名も無きAAのようです
:2012/11/25(日) 21:46:40 ID:ZR6y30xE0
おお!その絵の話見たかったんだ!支援
419
:
名も無きAAのようです
:2012/11/25(日) 21:48:04 ID:FLuJvn5E0
オッオー( *^ω^)⊂/ ゚、。 /⊃ξ*゚⊿゚)ξワー
o川*゚ー゚)o「あー。いーよね、ダイちゃん背が高いからあーいう事できて。あたしゃ未だ小学生と間違われるよ」
( ゚∀゚)「そのおかげでオレのせでもお前のおっぱいを揉めるがな!」モミモミ
o川*゚д゚)o「ぎゃあ!」
( ゚∀゚)「ちっ。Aカップか。しけてんなー。ハインえんちょーはDカップだったぜ」
o川#゚ー゚)o「うるさいわっ。ていうか園長のも揉んだのかよ、このマセガキっ」
( ゚∀゚)「そのあと、げんこつくらったけどなっ。だが、オレのゆめはぜんせかいのすべてのおっぱいを揉む事だっ。きんじょのねーちゃんのもオレは揉みしだいてみせるっ! まずはしんちょーたかすぎてとどかないすずきのを揉むのが目標だ!」
o川#゚ー゚)o「その前に私が、あんたの息の根を笑いで止めてやるわ!」
( ゚∀゚)「おっ? やってみろよ。きのうおっぱいプリンをたべながらあみだしたたわざをみせてやる!」ワキワキ
420
:
名も無きAAのようです
:2012/11/25(日) 21:50:29 ID:FLuJvn5E0
三o川#゚д゚)o マテヤゴルァ 三(゚∀゚)ノ ヤーイヤーイツルペター
( ;・∀・)「……やれやれ。ジョルジュくんは本当わんぱくだね」
ミセ*゚ー゚)リ「モララーせんせー! ままごとしましょー!」
( ・∀・)「ん? いいよ」
('、`*川 「ちょっとまって、あたしがさき!」
ミセ*゚ー゚)リ「なによあとからきたくせに!」
('、`*川 「おそいひとはふりだからおそいひとがさきよ!」
(; ・∀・)「ああ、こらこら二人とも。喧嘩しない。順番順番」
421
:
名も無きAAのようです
:2012/11/25(日) 21:53:12 ID:FLuJvn5E0
ワタシガサキ!ミセ#゚ー゚)リつ〈;・∀・〉⊂ ('、`*川 イイエワタシガサキ!
从 ゚∀从「モララーは本当、年齢問わず、女にもてるよな。まあそれのおかげで主婦への対応が大分楽になったから感謝するが」
( ´_ゝ`)「そぉですよねー。あいつが入ってきてからだいぶ楽になりましたよ」
川 ゚ -゚)「えんちょー」タタッ
从 ゚∀从「ん? どうした、クー」
川 ゚ -゚)つ「おはな、あげる」
从 ゚∀从「お、ありがとよ」ワッシャワッシャ
川 ゚ -゚)「んっ……」
422
:
名も無きAAのようです
:2012/11/25(日) 21:55:36 ID:FLuJvn5E0
( ´_ゝ`)「ハイン。それじゃ、強すぎるぜ。もうちょい、こう……優しく……」
从 ゚∀从「……む。こうか?」ナデナデ
川 *゚ -゚)「ん……」
('∀[壁「くーにゃん可愛いよハァハァ。くーにゃんペロペロしたいよペロペロ」
ノパ⊿゚)「何をしている貴様」
('A`)三壁「……! お前は!」バッ
('A`)「相棒の貞子と共にVIP市のお御庭番として恐れられている女……素直ヒート!」
ノパ⊿゚)「いや、そんな設定ねーよ。私はただの婦警だ」
('A`)「……ふっ。そうか。貴様も俺の邪魔をするのか……」
ノパ⊿゚)「聞けよ」
('A`)「いいぜ。お前がくーにゃんのペロペロを邪魔するっていうなら……。まずはその障害をぶち壊すっ!」
「だから聞けって」ノパ⊿゚)
⊂彡☆ )A`)「はふん」
423
:
名も無きAAのようです
:2012/11/25(日) 21:58:04 ID:FLuJvn5E0
(∩)A`) イタイノイタイノー
∩('A`)+トンデケー
('A`)「……っていうか仮にも夫なのに容赦ないね、ヒーにゃん」
ノパ⊿゚)「そのあだ名で呼ぶな。……ん? というかドクオだったのか。仕事はどうした?」
('A`)「うわぁお。気づいてなかったのかい、ショックだぜ。ちなみに仕事は今休み時間中ナノデス」
ノパ⊿゚)「休み時間でも可笑しいだろ。なぜ此処にいる」
('A`)「休み時間になった途端にダッシュでここに来たのさマイハニー。これも幼稚園のすぐ近くに仕事場があるが故に出来る技!」
ノハ#゚⊿゚)「戻れ! 今すぐ戻れ!」
('A`)「ほいほーい。あ、今日の夕飯は何が良い?」
ノパ⊿゚)「む……。カレーライス甘口で頼む」
('A`)「オッケィ。そんじゃ、お仕事がんばー」タッタッタッ
ノパ⊿゚)「……全くあいつは。……仕事クビになったらどうする気なんだ。今度きつく説教せねば。……む?」キョロキョロ
ノパ⊿゚)「……そういえば貞子はどこに行った?」
424
:
名も無きAAのようです
:2012/11/25(日) 21:59:31 ID:FLuJvn5E0
川*∀川 「ふふふ、今日も可愛いなあ、内藤くんツンちゃん……」パシャパシャ
川*∀川「あ……ちゃんグフフ、かわゆすなあ」パシャパシャ
ノパ⊿゚)「おーい貞子ー。そろそろ行くからそこから降りろー」
川д川「……えー? もうですかー? まだ撮り足りないですよー」パシャパシャ
ノパ⊿゚)「別にそのまま撮っていても構わないぞ。ただし後でそのカメラ、ぶち壊すが」
川д川「……ちぇー」シュタッ、タン
425
:
名も無きAAのようです
:2012/11/25(日) 22:01:55 ID:FLuJvn5E0
ノパ⊿゚)「しかし、お前は相変わらず身軽だな」
川д川「くの一に憧れてたんで。頑張りましたよー。おかげで小学生の頃は背後霊で中学生の頃のあだ名は台所の黒いアレでしたが」
ノパ⊿゚)「そうか。それじゃあ行くぞ。あと、写真没収」パッ、バキバキ
∑ 川゚д川「ぎゃああああ!? プリティな子供達の笑顔が詰まったカメラがぁ! 何故に!? ホワイ!?」
ノパ⊿゚)「肖像権のうんたらかんたらが面倒だからな。すまん」
川д川「 謝るならやらないでくださいよー……。うう……仕方ありません……。今度、非番の時に許可貰って撮りますか……」
ノパ⊿゚)=3「その熱意、もっと他の事に生かせると思うんだが……」
426
:
名も無きAAのようです
:2012/11/25(日) 22:02:54 ID:FLuJvn5E0
( ーωー)グーグー
ξ(ー⊿ー)ξスースー
/ ー、ー /zzz…
( ー∀ー)彡゜オッパイオッパイ
l从・∀・ノ!リ人「おっきい兄者ー!」
( ´_ゝ`)「こらこら。ここでは兄者先生、だろ? 妹者よ」
l从・∀・ノ!リ人「む。そうだったのじゃ。兄者せんせい!」
( ´_ゝ`)「なんだい妹者ちゃん? 今はお昼寝の時間だぜ?」
l从・∀・ノ!リ人 「ねむれぬのじゃ! だからえほんよんでなのじゃ」
( ´_ゝ`)「ウィ、マドモアゼル」
427
:
名も無きAAのようです
:2012/11/25(日) 22:04:21 ID:FLuJvn5E0
( ´_ゝ`)「……王子様とお姫様いつまでもいつまでも幸せに暮らしましたとさ……。めでたしめでたし……っと?」
l从ー∀ーノ!リ人 スースー
( ´_ゝ`)「寝ちゃったか」パタン
( ´_ゝ`)「ハイン毛布ー」
从 ゚∀从「あいよ」
( ´_ゝ`)「センキュー。腹冷やすとあれだからな」パサッ
428
:
名も無きAAのようです
:2012/11/25(日) 22:05:19 ID:FLuJvn5E0
( ゚∋゚) カァーカァー
センセーサヨーナラー!
( ФωФ)「待たせたな、ホライゾンよ。今日も楽しかったか?」
( ^ω^)「つんちゃんとけんかしちゃったけど……ちゃんとごめんなさいしたお!」
( ФωФ)「そうか、それは結構! 今宵はホライゾンの好きなハンバーグにしてやろう!」
(*^ω^)「やったお!」
429
:
名も無きAAのようです
:2012/11/25(日) 22:07:11 ID:FLuJvn5E0
ζ(゚ー゚*ζ「今日もありがとうございましたー。ツンちゃんいい子してた?」
ξ゚⊿゚)ξ「ぶーんとけんかしちゃったけど……ちゃんとごめんなさいした」
ζ(゚ー゚*ζ「あらあら。良い事ね」
ξ゚⊿゚)ξ「……ねぇ、おかあさん」
ζ(゚ー゚*ζ「なあに?」
ξ゚⊿゚)ξ「こんど、おだんごのつくりかたおしえて」
ζ(゚ー゚*ζ「あらあら。いいわよぉ。けど、危ないからちょっとずつ教えるわよ? 良い?」
ξ゚⊿゚)ξ「ん。がんばる」コク
430
:
名も無きAAのようです
:2012/11/25(日) 22:07:57 ID:FLuJvn5E0
('A`)つ⊂川 ゚ -゚)ノシ「またあした……」
从 ゚∀从「おうよ。明日なー」
m9( ゚∀゚)「じゃあな! 明日来る時ゃそのナイチチふくらませとけよー!」
たo川#゚ー゚)o「じゃっかしいわこんちくしょう!」
/ ゚、。 /「……キュート……おちついて……」
431
:
名も無きAAのようです
:2012/11/25(日) 22:09:59 ID:FLuJvn5E0
( ´_ゝ`)「……しかし、いつもの事ですが、子供達が居なくなると昼間の騒がしさが嘘みたいに静かになりますよね」
从 ゚∀从「そうだなー。早くもあの騒がしさが恋しくなるよなー」
( ・∀・)「ま、その恋しさが、僕達の動力源へとなるんですよね」
/ ゚、。 /「ん……」コク
o川*゚ー゚)o「そんじゃ、ま、明日のために、もいっちょがんばりますか!」
/ ゚、。 /「……うん!」
432
:
名も無きAAのようです
:2012/11/25(日) 22:16:12 ID:FLuJvn5E0
ちょいと尻切れトンボですが終わりです。そして作中に貼ろうとして忘れてた……。お借りした絵はこちらです。
つ
http://boonrest.web.fc2.com/maturi/2012_ranobe/e/34.jpg
素晴らしき絵にこのような粗末な文で申し訳ない。
それでは祭りもそろそろ終いながら、素晴らしき作品が投下される事を願い、ストリキーネ入りコーヒーどうぞ。
つ旦
433
:
名も無きAAのようです
:2012/11/25(日) 22:26:12 ID:QXb7/AYI0
いいなー、ほのぼのいいなー!!乙乙!!
434
:
名も無きAAのようです
:2012/11/25(日) 22:50:59 ID:bWGfUuhw0
('A`) My Baby Blueのようです
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/13029/1353846483/
投下終了しますた
完結はしてないので悪しからず
435
:
名も無きAAのようです
:2012/11/25(日) 22:52:26 ID:eg4sEbdYO
書き終わた!!
投下するよ
推敲してないから文がおかしいかも
そうだったらごめんな!
436
:
名も無きAAのようです
:2012/11/25(日) 22:53:57 ID:eg4sEbdYO
(#゚;;-゚)
薄暗い部屋の真ん中で、一人の少女が人形を編んでいます。
彼女の名前はでぃ。
身体のところどころに傷があります。
布と綿を部屋いっぱいに広げて、チクチク、チクチク。
人形もそろそろ完成。
顔と胴体をつなげて、
(#゚;;-゚) 「……できた」
( ^Д^)
完成です。
出来た人形は四足歩行で、ちょっと歪んだ笑顔をしています。
(#゚;;-゚) 「……まぁいいや」
ちょっと出来に不満があったみたい。
ですが、特に気にならないみたいです。
(#゚;;-゚) 「……おはよう、プギャー」
でぃちゃんは、その人形にプギャーと名前をつけました。
そして、愛おしそうに頭を撫でます。
( ^Д^) 「……ふわぁ。おはよう、でぃ」
すると、人形が産声をあげました。
437
:
名も無きAAのようです
:2012/11/25(日) 22:55:10 ID:eg4sEbdYO
(#゚;;-゚)は作品に命を吹き込むようです
ttp://boonrest.web.fc2.com/maturi/2012_ranobe/e/77.jpg
438
:
名も無きAAのようです
:2012/11/25(日) 22:57:23 ID:eg4sEbdYO
翌日。
(ノシ^Д^)ノシ 「でぃ、構え」
と、プギャーがうるさいので、でぃちゃんは遊び相手を作ることにしました。
(ノシ^Д^)ノシ 「でぃちゃーん」
プギャーがうるさいですが、無視することにしました。
( ^Д^) 「カマッテー」
でぃちゃんは反応しません。
しばらくすると、
( ;Д;) 「構えよお……構ってくれよお……」
遂に泣き出してしまいました。
ですが、人形の完成はもうすぐです。
(#゚;;-゚) 「もうすぐ出来るから、待ってて」
( ^Д^) 「何作ってるんだ?」
(#゚;;-゚) 「おたのしみ」
439
:
名も無きAAのようです
:2012/11/25(日) 22:59:16 ID:eg4sEbdYO
と、話しているうちに、
( ,,^Д^)
完成です。
前回の反省を生かし、同じようなものを作り直しました。
でも、布が少し汚れしまい、模様みたいになっています。
(#*゚;;-゚)
ですが、今回はでぃちゃんは満足そう。
(#゚;;-゚) 「おはよう、タカラ」
でぃちゃんは、その人形をタカラと名付けました。
( ,,^Д^) 「……んぅ、おはようございます。でぃさん」
タカラはどうやら礼儀正しい性格のようです。
(*^Д^) 「よっ、プギャーだ。よろしくな!」
( ,,^Д^) 「タカラです。よろしくお願いします、プギャーさん」
念願の遊び相手ができて、プギャーも嬉しそう。
それを見て、でぃちゃんも顔を綻ばせました。
440
:
名も無きAAのようです
:2012/11/25(日) 23:01:16 ID:eg4sEbdYO
――――――――――――――――
チクチク、チクチク。
でぃちゃんはまだまだ人形を編みます。
( ^Д^) 「まだ増えるのか?」
(#゚;;-゚) 「人数多いほうが楽しいでしょ」
今度の仲間は二足歩行。
中に綿をつめて、チクチク、チクチク。
( ,,^Д^) 「僕にも後輩が出来るのですね。楽しみです」
タカラはわくわく。
プギャーもわくわく。
でぃちゃんはチクチク。
(#゚;;-゚) 「よし」
完成です。
でぃちゃんは嬉しそう。
(;^Д^) 「……」 (^Д^;, )
ですが、さっきまでわくわくしてた二人は、何故か冷や汗をかいています。
心なしか、顔も青ざめています。
441
:
名も無きAAのようです
:2012/11/25(日) 23:03:35 ID:eg4sEbdYO
お構いなしにでぃちゃんは、人形を床に置き、
(#゚;;-゚) 「おはよう、ショボン」
と、声をかけます。
「……ん? あぁ、おはよう、でぃちゃん」
それはとても野太い声で。
上半身には何も纏っていなくて。
ふんどし一丁で。
(´・ω・`) 「ウホッ、そこの二人、やらないか」
(;゚Д゚) 「「GYAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!」」 (゚Д゚;, )
――筋肉隆々の男でした。
442
:
名も無きAAのようです
:2012/11/25(日) 23:05:08 ID:YcGqnwFk0
作品URL
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/13029/1353847115/
作品名 从 ゚∀从はガラケー派のようです
使用した絵のURL
http://boonrest.web.fc2.com/maturi/2012_ranobe/e/123.jpg
投下完了しました!
443
:
名も無きAAのようです
:2012/11/25(日) 23:05:41 ID:xYGyS26s0
アッー!
444
:
名も無きAAのようです
:2012/11/25(日) 23:06:05 ID:eg4sEbdYO
―――――――――――――――
(;^Д^) 「女の子を作ってくれ」
プギャーが必死に頼んできたので、でぃちゃんはまた、布を広げます。
タカラはなぜか、お尻を押さえて泣いています。
チクチク、チクチク。
今度は猫のような耳をつけずに、糸で髪をつけました。
(#゚;;-゚) 「できた」
完成です。
出来たのは、二足歩行のセミロングで、
つぶらな瞳が可愛らしい女の子です。
(#゚;;-゚) 「おはよう、ナベちゃん」
この女の子には、ナベと名付けました。
从'ー'从 「……ふわぁ〜。おはよ〜、でぃちゃん」
ちょっぴり気の抜けた喋り方です。
癒し系、という言葉が似合います。
(*^Д^) 「おはよう! 俺、プギャーだ。よろしくな!」
( ,*^Д^) 「僕はタカラです。よろしくお願いします」
二人がナベちゃんにアピールします。
顔を見るだけで嬉しそうなのが丸わかりです。
从'ー'从 「うん、よろしく〜。プギャーくん、タカラくん」
ほんわかとした喋り方で、返事しました。
445
:
名も無きAAのようです
:2012/11/25(日) 23:08:01 ID:eg4sEbdYO
(´・ω・`) 「やぁ、僕はショボン。よろしく」
ショボンもナベちゃんに挨拶します。
从'ー'从 「よろしく、ショボ……」
言い終わらないうちに、ナベちゃんの顔が赤く染まりました。
从*'ー'从 「うわぁ! すごい筋肉だね! ちょっと触らせて〜」
(´・ω・`) 「はは、おやすいご用さ。どうぞ」
ナベちゃんは筋肉が好きなようです。
ショボンの鋼の肉体を、ぺたぺたと手で触ります。
从*'ー'从 「うわぁ……。すごいよぅ、固いよぅ……」
聞き様によって、とても卑猥に聞こえます。
(;^Д^) 「「(納得いかねええええええええ!!!)」」 (^Д^;, )
その光景を見て、二人は心の中で叫びました。
そしてその二人を見て、でぃちゃんは苦笑い。
446
:
名も無きAAのようです
:2012/11/25(日) 23:10:17 ID:eg4sEbdYO
―――――――――――――――
そして少し月日がたち、色んな仲間が増えました。
( ´ー`)
ひねくれもののシラネーヨ。
( <●><●>)
とっても真面目なワカッテマス。
( ・3・)
お調子者のぼるじょあ。
/ ゚、。 /
ちょっぴり無口なダイオード。
皆は仲良く、幸せに暮らしていました。
ですが、その幸せも長くは続きません。
突然、でぃちゃんが倒れてしまったのです。
(;^Д^) 「しっかりしろよ、でぃ」
(;・3・) 「おぅわー、大丈夫かYO、でぃ」
( <●><●>) 「安静にしておくべきなのはわかってます」
( ,,^Д^) 「無理をしてはいけませんよ?」
(#゚;;-゚) 「うん、大丈夫。ありがとう」
しかし、でぃちゃんはわかっていました。
自分の命がもう長くないことに。
447
:
名も無きAAのようです
:2012/11/25(日) 23:12:17 ID:eg4sEbdYO
( ´ー`) 「ったく、自分の体調くらい管理できねーのかヨ」
(´・ω・`) 「……おい」
( ´ー`) 「フン、事実だーヨ」
シラネーヨが悪態をつきました。
それをショボンが咎めます。
(#゚;;-゚) 「いいの。本当のことだから」
でぃちゃんは、最後の力を振り絞って、人形を一つ作ります。
ですが、身体が思うように動きません。
(#゚;;-゚) 「……ハサミ」
ハサミに手を伸ばしますが、届きません。
( ´ー`) 「……ほらヨ」
すると、さっきまで悪態をついていたシラネーヨが、ハサミを差し出しました。
(#゚;;-゚) 「……! ありがとう、シラネーヨ」
( ´ー`) 「フン、礼なんていらネーヨ。さっさと完成させろヨ」
ぷい、とシラネーヨはそっぽを向きました。
言葉は乱暴ですが、ところどころに優しさが感じられます。
448
:
名も無きAAのようです
:2012/11/25(日) 23:14:46 ID:eg4sEbdYO
/ ゚、。 / 「……心配なら素直にそう言えばいいのに」
从'ー'从 「そうだよ〜」
( ・3・) 「おぅわー! シラネーヨったらツンデレだNE!」
( ´ー`) 「……そんなんじゃネーヨ」
ああ言ったシラネーヨですが、
心の中では自分に何が出来るか、と考えていたのです。
(#゚;;-゚) 「……優しい子たちばかりでよかった」
でぃちゃんは微笑みます。
そして、最後の人形が完成しました。
( ^ω^)
とても元気そうで、満面の笑顔。
今にも走り出しそうな人形です。
(#゚;;-゚) 「おはよう、ブーン」
でぃちゃんは、色んな所を走り回れるほど元気でいてほしいという願いをこめて、
ブーンと名付けました。
( ^ω^) 「……お。おはようだお、でぃちゃん!」
思った通り、元気いっぱいの人形です。
449
:
名も無きAAのようです
:2012/11/25(日) 23:18:20 ID:eg4sEbdYO
―――――――――――――――
数日後、でぃちゃんは全く動けなくなってしまいました。
皆がでぃちゃんのそばに集まります。
/ ゚、。 / 「でぃ……」
( ω ) 「でぃちゃん起きてお。僕、まだ会ってちょっとしか経ってないお」
( ;Д;) 「……」
みんな表情は暗いです。
プギャーはもう既に泣いています。
(;・3・) 「おぅわー……」
ぼるじょあも、この時ばかりは黙っています。
(#゚;;-゚) 「みんな、もっと明るくしてて。私は平気だから」
口ではこう言っても、身体はいうことをききません。
でぃちゃんの顔が苦痛に歪みます。
( <●><●>) 「……無理をしていることはわかってます」
ワカッテマスの言葉に、みんな頷きます。
無理をしているのは、みんな分かっているみたいです。
450
:
名も無きAAのようです
:2012/11/25(日) 23:20:36 ID:eg4sEbdYO
(#゚;;-゚) 「そんなことないよ。大丈夫」
( ー ) 「……大丈夫じゃネーだろうがヨ」
シラネーヨの声は震えています。
( ;ー;) 「嘘つくんじゃネーヨ!!」
从;'ー'从 「シラネーヨくん……」
(#゚;;-゚) 「……」
シラネーヨが叫びました。
それと同時に、目から涙がこぼれ落ちます。
(#゚;;-゚) 「……そうだね、ごめん。私、もうダメみたい」
( ,;^Д^) 「でぃさん……」
(´ ω `) 「やめてよ……でぃちゃん……」
でぃちゃんが一度、目をつぶります。
そして、呼吸を整えました。
451
:
名も無きAAのようです
:2012/11/25(日) 23:21:10 ID:ZR6y30xE0
うわあああああああでぃいいいいい
452
:
名も無きAAのようです
:2012/11/25(日) 23:22:24 ID:eg4sEbdYO
(#゚;;-゚) 「最期までみんなと一緒にいれて、楽しかったよ」
( ;Д;) 「やめろよ……最期とか言うなよ!!」
プギャーの涙が激しさを増しました。
頬を伝い落ちて、カーペットに染み込みます。
(#゚;;-゚) 「短い間だったけど、ありがとうね」
もう、誰も言葉を発せませんでした。
(#゚;;-゚) 「それじゃ」
(#-;; -) 「おやすみ、みんな」
453
:
名も無きAAのようです
:2012/11/25(日) 23:24:26 ID:eg4sEbdYO
―――――――――――――――
「ねぇママ、なにしてるの?」
「荒巻おじいちゃんの遺品を整理してるのよ」
「いひん?」
「うん。死んじゃった人が持っていた物のことよ」
「ふーん。あ! このおへや、お人形さんがいっぱい!」
「本当ね。……おじいちゃん、こんなに人形作るの好きだったんだ」
「ママ、みてみて! おっきいお人形さん!」
「あら……。それ、私が小さい頃に作って貰った人形よ」
「へぇ、だからこんなにボロボロなんだ!」
「いつも一緒に遊んでたからね。それにしても、懐かしいわ、でぃちゃん……」
(#゚;;-゚)
(#゚;;-゚)もまた、命を吹き込まれた作品のようです
おしまい
454
:
名も無きAAのようです
:2012/11/25(日) 23:26:22 ID:trNTJxwg0
泣いた・・・まさかこのラストは予想できなかった
455
:
名も無きAAのようです
:2012/11/25(日) 23:27:06 ID:gFJcYCG20
乙ぅ!切なかわいいええ話や
456
:
名も無きAAのようです
:2012/11/25(日) 23:27:43 ID:eg4sEbdYO
最後超特急でしたが、おわりです。
絵本っぽく書いてみました。
時間あればもっとちゃんと書けたんや……
もう一つ投下したい絵があったが、書けなかったんだぜ
№77さん、素敵な絵をありがとうございました!!
457
:
名も無きAAのようです
:2012/11/25(日) 23:27:47 ID:3LEc4/iw0
おつ!
そして
作品URL
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/13029/1353849643/
作品名( ;∀;)死 のようです
絵は後で出ます
前半投下しました
458
:
名も無きAAのようです
:2012/11/25(日) 23:28:32 ID:ZR6y30xE0
遅レスですが私の絵で書いてくれてありがとうございました!
笑ったり泣いたり忙しかったですw
しょぼいですがおいていきます
http://boonpict.run.buttobi.net/up/log/boonpic2_330.png
459
:
名も無きAAのようです
:2012/11/25(日) 23:28:54 ID:PjimLmGU0
乙乙
好きだこの感じ
460
:
名も無きAAのようです
:2012/11/25(日) 23:30:27 ID:iTWu7Hvo0
>>402
ほぎゃあああああああああああああなんだこの可愛い弟クーはぁぁぁぁあああ
あああああああ!!!!絵描いた生物です!!ありがとうございますありがとうございます!
これで今日も良い夢見られる!!ありがとうございますありがとうございます!!
マジ可愛かった!!
461
:
名も無きAAのようです
:2012/11/25(日) 23:30:49 ID:QXb7/AYI0
作品URL
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/13029/1353850315/
作品名
( ´_ゝ`)君の道、僕らの世界、のようです(´<_` )
使用した絵のURL
ttp://boonrest.web.fc2.com/maturi/2012_ranobe/e/11.jpg
作品投下完了しました。
皆さんラストスパートがんばって下さいー!読むぞー!
462
:
名も無きAAのようです
:2012/11/25(日) 23:31:05 ID:YcGqnwFk0
乙です!とても面白かった!
463
:
名も無きAAのようです
:2012/11/25(日) 23:31:21 ID:gFJcYCG20
ややややべあと30分
投下しま!!
464
:
名も無きAAのようです
:2012/11/25(日) 23:31:32 ID:QVTfw8CE0
乙っお
>>432
やたー!ほのぼのだー乙!
絵を使ってくれてありがとうございます
465
:
名も無きAAのようです
:2012/11/25(日) 23:31:49 ID:Vl0SjOJQO
乙乙
プギャー達も子供のところに向かうのかな
投下報告
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/13029/1353848295/
川 ゚ -゚)退廃都市の占い師だったようです
ttp://boonrest.web.fc2.com/maturi/2012_ranobe/e/108.jpg
466
:
名も無きAAのようです
:2012/11/25(日) 23:32:28 ID:gFJcYCG20
身寄りを無くし、貰われてきた先は古い神社の家だった。
馴染みの無い土地。馴染みの無い景色。なにもかもが見知らぬものばかり。
優しく接してはくれるものの、自分を引き取った老夫婦はどこか他所他所しかった。
新しい家族とは名ばかり、遠い親戚というだけで面識など皆無に等しい。
仲の良かった友達とも離れ離れになってしまった。
越してきたばかりのこの地に、当然友達などいる筈も無い。
朱色に塗られた鳥居の中心、『流石稲荷神社』と彫り込まれた金看板のその下で
田畑の続く畦道を眺めながら石階段に腰掛ける少女の胸の内は
決して面には出さないが、孤独と淋しさでいっぱいだった。
l从・∀・ノ!リ人
だから。
フと気づいた時には自分を通り過ぎて、鳥居をくぐり抜け境内へと入っていった
同じ年頃の子供の姿を見つけた時、迷わずその後ろを追ったのだ。
友達になれるかな?一緒に遊んでくれないかな?
そんな、縋るような期待を胸に込めて。
l从・∀・ノ!リ人と神社のお狐様のようです
.
467
:
名も無きAAのようです
:2012/11/25(日) 23:32:30 ID:DWr2LJjUO
投下報告します
作品URL
http://jbbs.m.livedoor.jp/b/i.cgi/internet/13029/1353411116/1-
(
>>121
から)
作品名
lw´‐ _‐ノv愛するものの為なら何だってするようです
使用した絵のURL(任意)
ttp://boonrest.web.fc2.com/maturi/2012_ranobe/e/3.jpg
468
:
名も無きAAのようです
:2012/11/25(日) 23:33:09 ID:gFJcYCG20
( _ゝ)「おのこごなら良かったが」
(<_ )「めのこだったか」
( _ゝ)「世継ぎはどうなる?」
(<_ )「婿を宮司にするしかないな」
( _ゝ)「そうだなぁ、それしかないなぁ」
同じ背丈に同じ声、それに、揃いの振袖袴。
唯一違う髪の色を除いて、どこからどこまで鏡写しの2人の子供は
ぼそぼそと、同じ調子で呟きながら同じ歩調で参道を進んでいく。
l从・∀・ノ!リ人「ねーねー」
( _ゝ)(<_ )
2人の子供が同時に振り向く。
こちらを向いたその顔に、少女は文字通り面食らった。
ttp://boonrest.web.fc2.com/maturi/2012_ranobe/e/169.jpg
何故なら振り返った2人の顔は、それぞれ
大きな一つ目の描かれた色違いの面で、目元が覆い隠されていたからだ。
469
:
名も無きAAのようです
:2012/11/25(日) 23:33:53 ID:gFJcYCG20
面に描かれた不気味な一つ目がぎょろり、身長の低い少女を見下す。
( _ゝ)「お、弟者、俺らに話しかけてきたぞ。どうしてだ」
(<_ )「落ち着け兄者。こういう事も稀にある」
( _ゝ)「どうしよう?逃げようか」
(<_ )「このまま逃げ隠れしても無駄だと思うが。
それに、この姿なら大丈夫の筈だ」
少女を置いて、何やらごそごそ相談しだす。
兄者と弟者と呼び合う名前からして、2人はどうやら兄弟らしかった。
l从・∀・ノ!リ人「ねーねー」
Σ( _ゝ)
兄だか弟だか分からないが、そんな2人のうち片方の袖の裾をくいくいと引っ張る。
470
:
名も無きAAのようです
:2012/11/25(日) 23:34:37 ID:gFJcYCG20
l从・∀・ノ!リ人「一緒に遊ぼ!」
(; _ゝ)
(; _ゝ)「あ……あーあーなんも聞こえない。気のせい気のせい」
(<_ ;)「うんうん。聞こえない聞こえない。聞こえないなー」
同じ仕草で露骨に目を天に向け、少女の脇を通り過ぎると
拝殿の方へそそくさと歩み去ろうとする兄弟。
l从・∀・ノ!リ人「待つのじゃ!」
ぎゅ!
Σ(; _ゝ)「「ぎゃっ!」」(<_ ;)そ
咄嗟に伸ばした左右の手が、もふもふした感触の“何か”を掴んだ。
l从・∀・ノ!リ人「のじゃ?」
細やかな毛の手触り。
掴んだ手元をよく見てみると、その”何か”は兄弟の尻の辺りから伸びている。
ふさふさで、仄かに暖かく、手の下でもにょもにょと動く。
それは、先程までは確かに存在しなかった筈の―――獣の尻尾だった。
471
:
名も無きAAのようです
:2012/11/25(日) 23:34:39 ID:7K6RtDDk0
でぃちゃんのお話泣いた・・・
乙でした・・・!
472
:
名も無きAAのようです
:2012/11/25(日) 23:35:17 ID:gFJcYCG20
(; _ゝ)「あわわわ……どどどうしよう弟者、尻尾がちぎられる!!」
(<_ ;)「おおおおちけつ兄者、完璧に隠した筈なのに何故ばれた!?」
途端慌てふためく兄者と弟者。
尻尾を掴んだまま、さらによくよく目を凝らしてみると
そんな2人の頭にはひょっこりと、獣の耳らしきものまで生えてきた。
l从・∀・ノ!リ人「お耳も生えてきたのじゃ」
(; _ゝ)「「わあああああっ!!」」(<_ ;)
頭を抑え、ますますパニックに陥る兄弟。
獣の耳と尾を生やし哀れな悲鳴をあげる、可笑しな2人の姿を見て少女は首を傾げた。
l从・∀・ノ!リ人「猫さんなのじゃ?」
(; _ゝ)「違う!狐だ!」
l从・∀・ノ!リ人「きつね?」
(<_ ;)「ちょ、兄者おま」
l从・∀・ノ!リ人「……狐さんが人に化けてるのじゃ?」
Σ(; _ゝ)「ぎくぅ!何故バレた!?」
(<_ ;)「馬鹿なのか兄者は?」
473
:
名も無きAAのようです
:2012/11/25(日) 23:35:57 ID:gFJcYCG20
l从・∀・ノ!リ人「狐が化けるって話、本当だったのじゃ……」
(; _ゝ)「むうう……だ、だが、俺らをそこらの野良狐と一緒にしてくれるなよ!」
(<_ ;)「どこまで開き直る気だ兄者」
( _ゝ)「我ら兄弟は他でも無い!此処流石稲荷神社に奉られた
辰狐王菩薩様にお仕えする神聖なる使わs……フゴッ」
そこまで一気に語ったところで、すかさず弟者の手がその口を塞いだ。
l从・∀・ノ!リ人「?」
⊂(<_ ;)「そこまで名乗る必要は無いだろ。もう行くぞ兄者」
(; _ゝ)「むう……そ、そうだな。行こう弟者」
l从・∀・ノ!リ人「待つのじゃー!」ギュッ!
(; _ゝ)「「ぎゃー!!」」(<_ ;)
踵を返し、さっさと歩み去ろうとする兄弟の尻尾を再び掴む。
愛らしい外見に反して、小さな少女の力は意外にも強かった。
思わず後方へ引っ張られバランスを崩した2人は、兄弟仲良く地面へと雪崩れこむ形となる。
474
:
名も無きAAのようです
:2012/11/25(日) 23:36:37 ID:gFJcYCG20
(; _ゝ)「なんなんだお前はー!」
(<_ ;)「離せー!」
l从・∀・ノ!リ人「狐さん達、お友達になってほしいのじゃ!」
(; _ゝ)「……え?」
l从・∀・ノ!リ人「遊び相手がいなくてつまんなかったのじゃ。
だから、一緒に遊んでほしいのじゃ!」
虚を突かれた兄弟は、きょとんとした様子で互いの顔を見合わせた。
l从・∀・ノ!リ人「一緒に遊ぼ!」
少女のきらきら輝く真っ直ぐな瞳に見つめられ、兄の方は何か考えるように押し黙る。
( _ゝ)「……」
(<_ ;)「兄者?」
そして数秒後、仄かに頬を紅くさせニヤッと牙を覗かせた。
(* _ゝ)「そ、そんなに言うなら仕方が無い……遊んであげてもいいんだからねっ!」
(<_ ;)「兄者!?」
l从・∀・*ノ!リ人「わーい!」
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