したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

( ^ω^) 2012年芸術の秋ラノベ祭りのようです

146名も無きAAのようです:2012/11/23(金) 22:20:07 ID:TgcL0sS.0
ミセ*゚ー゚)リ「…ふう」

ミセリが書き終わると妹者が体を乗り出し、スケッチブックを覗き込む。

l从・∀・ノ!リ人「きれいなのじゃ!おねえちゃん、絵が上手なのじゃ!」

ミセ*゚ー゚)リ「ありがとう、妹者ちゃん」

自分の絵を褒められて嬉しい。
そう思うのにミセリの顔は一瞬曇る。

l从・∀・ノ!リ人「おねえちゃん?」

ミセ*゚‐゚)リ「わたしね、今悩んでることがあるんだ」

どうして、初めてあった子に話を聞いてもらおうと思ったのか。
それはミセリにも分からなかった。




l从・∀・ノ!リ人「・・・そういうことなら神様にお願いするといいのじゃ!」

ミセリの話を聞き終えると妹者は立ち上がり、賽銭箱を指さす。
ご利益があるにしろ、ないにしろ、気休め程度にはなるだろうと腰を上げ、賽銭箱へちょうどあった五円を投げ入れる。

からんからん、と乾いた音がした。


それからミセリは妹者と別れ、神社を後にした。
黄昏の中を歩きながら、ミセリは思う。
明日、あそこへ行ってみよう。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板