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ξ゚⊿゚)ξブーン系小説&イラスト練習総合案内所のようです
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ξ*゚⊿゚)ξ こ、今回こそ私の出番ね…よし!
ξ゚⊿゚)ξ ここはブーン系小説&イラスト練習総合案内所よ!
初めての方や馴染みのない方は以下のブーン系wiki、テンプレ等をよく読んで、
ご理解とご協力をお願いします
・総合スレにおける最低限のルール、マナー
・よくあるQ&A
・荒らしについて
・進行中の企画・創作板の特殊スレ一覧
・AAテンプレ一覧
ブーン系wiki
http://www43.atwiki.jp/boonkei/
ttp://boonkei.wiki.fc2.com/
↑が見れない、AAがコピー出来ない方の為の予備サイト
ttp://boonkei.web.fc2.com/top.html
ttp://boonkei.m.web.fc2.com/top.html(携帯用)
兄弟スレ ( ΦωΦ)ブーン系小説&イラスト練習総合案内所のようです
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/13029/1348380699/
前スレ ( ^ω^)ブーン系小説シベリア図書館のようです★45
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/siberia/1348787403/
( ^ω^)ブーン系小説板のようです(旧避難所、スレ立て上限に達した)
ttp://jbbs.livedoor.jp/sports/37256/
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('A`)「説明しよう!俺は高校を卒業後、8年間程バイトもせず充実したニート生活を送っていたのだ」
( ^ω^)「真性のクズだお」
ξ゚⊿゚)ξ「社会のゴミね……寄生虫かしら」
('A`)「まあ待て。続きがある」
ドクオは吸いもしないタバコに火をつける様な仕草をした後、
一拍おいてとんでも無いことを言い出した。
('A`)y-「ある日、いつものように親の目を盗んでリビングから飯を掻っ払って階段を駆け登る途中、
滑って転んで後頭部を強打した。その瞬間に閃いたんだ……見ろ!それがこの空間転移装置……デロリアンmkIIだ!」
そう叫ぶと、ドクオは腕に付けたリストバンドのような物を天高く掲げた。
金属で出来たそれは全面に皮膜状の有機ELディスプレイが巻きつけられており、静電感圧式のタッチパネルで動作するようだった。
( ^ω^)「アホみたいな理由だけどドクオらしくて安心するお!」
ξ゚⊿゚)ξ「それにしても、所々SFネタ入れてくるわねこの作者」
('A`)「そこ!メタな発言はやめないか!」
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何ともふざけた話だが、認めざるを得ないのも事実だろう。
ドクオがここにいる。それだけで彼の開発した転移装置の存在は証明されていた。
( ^ω^)「ドクオはやれば出来る子だと思っていたお!凄いお!」
ξ゚⊿゚)ξ「凄いなんてもんじゃ無いわよ。これだけ正確無比にワープが出来るんだものノーベル賞どころの騒ぎじゃ無いわ」
ξ゚⊿゚)ξ「軍事、産業、通信、物流。あらゆる分野において革命が起きるでしょうね。それに、これがあればディープスペースへのleap(跳躍)も夢じゃない」
( ^ω^)「ドクオ、見直したお!」
('A`)「ははは!もっと褒めよ讃えよ!しかし、これだけじゃないぞ?デロリアンmkIIは本家同様、時間跳躍も出来る!」
( ^ω^)ξ゚⊿゚)ξ「な、何だってー!?」
('A`)「勿論、時速88マイルなんて速度も必要ない!見てろよ。ここをこうすると……」
ドクオがデロリアンmkIIを操作するとディスプレイは発光し、やがて虹色の霧がドクオの全身を包み込んだ。
( ^ω^)「おお!何だか格好いいお!」
('A`)「うおぉぉぉぉぉぉ!動力開放!千変万化!行くぜ!ゴゥ・トゥ・ザ・一分先!」
( ^ω^)(やっぱだせぇ)
ドクオが訳の分からない決め台詞を叫ぶと、虹色の霧は凝縮しその刹那、眩い閃光がブーンの目を潰した。
( ^ω^)「うみゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
数十秒後、悶絶したブーンがやっとのことで目を開くと、そこにドクオの姿は無くただ静寂が広がっていた。
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( ^ω^)「ひどい目にあったお」
インカムから静かにツンの声が響く。
ξ゚⊿゚)ξ「今から38秒前、監視モニター、各種センサーからドクオの姿は消失……
それから20秒後、ステマ宇宙線観測センターが極めて規則的な未知の重力波を検知。お偉方はもう大騒ぎしてるわよ」
(; ^ω^)「ホントにタイムスリップしたって言うのかお」
ξ゚⊿゚)ξ「それより、発信源がプラチナだと気づかれるのも時間の問題よ。査問委員会の連中が黙ってないでしょうね……
今のうちに言い訳を考えておくのね」
(; ^ω^)「ちょ、ブーンのせいじゃないお!」
ξ゚⊿゚)ξ「向こうはそうは思ってないみたいよ?ま、せいぜい頑張りなさい……さて、そろそろドクオが戻る頃じゃない?」
(; ^ω^)「じょ、冗談じゃないお!!ブーンのまったりクルーズライフが……」
その矢先、ブーンの目の前にどこからか煙霧が発生した。
飴色の霧が一点に凝縮すると、眩い虹色の冷光を発した。
(; ^ω^)「ま、またかおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!?」
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ツンのため息が聞こえてくる。
ここはどこだお……?たしかブーンは惑星探査船「プラチナ」の船長に任命されて、エウロパの氷床から美味しい水を汲んでくるという崇高な使命を帯びて――
ああ、そうか。エウロパの上空に到着したんだお?よし、そうとなれば地球の科学の粋を集めて開発された反物質兵器「アニヒレーター」を照射しなければ……。
('A`)「おーいブーン。起きろー」
(ヽ゚ω゚)「司令船よりステマ。UNSCR1973に基づきオーダー033に移行。"オデッセイの夜明け"作戦を開始する」
(;'A`)「おい!中東相手に戦争でも起こす気か!」
ξ゚⊿゚)ξ「ブーン。寝ぼけてないでそろそろ目を覚ましなさい」
( ^ω^)「お?ドクオいつの間に」
目を覚まし、ゆっくりと起き上がったブーンは、改めて状況を認識すると鬼気迫る様子でドクオに詰め寄った。
(# ^ω^)「思い出したお!ドクオのせいでひどい目にあったんだお!あまつさえブーンのクルーズライフがめちゃくちゃだしどうしてくれるんだお!」
('A`)「……あ、ちょっと用事思い出したわ。それじゃ」
ドクオが素早くデロリアンmkIIを操作しようとすると、すかさずブーンがそれを阻止しようと掴みかかった。
(# ^ω^)「ちょっと待つお!まだ話は終わってないお!」
('A`)「うお!ちょ……引っ張るな!」
( #^ω^)「ぐぬぬぬ!」
(A)「ブ…ブ−ン……ぐるし……しぬ……
-
ドクオがめちゃくちゃに腕を振り回すと、ちょうど真横にあった配管に勢い良くぶつかった。
すると突然、デロリアンmkIIは発光し、狭霧を生み出した。
好機と見たのかドクオはブーンに頭突きを食らわすと、すかさずブーンの拘束から抜け出た。
('A`)「い、今だ!アル○イン流時空奥義!空間翔転移!」
しかし何も起こらなかった。
ブーンが痛みを堪えながら静かに立ち上がる。
( ^ω^)「ブーンに頭突きくれるとはいい根性してるお」
( ^ω^)「無想○生に目覚めた僕の力を舐めるなお……お?ドクオ?」
見れば、ドクオが真っ青な表情でデロリアンmkIIを操作していた。
('A`)「チェックモード……そんな馬鹿な、データベースが応答しない……?ニュートリノジェネレーター応答なし……?まさか」
( ^ω^)「どうしたんだお?」
('A`)「ちょっと黙ってろ!」
ドクオの顔はどんどん険しくなっていく。焦りから戸惑いへ、そして確信へと変わっていった。
( *^ω^)(ドクオの真剣な顔つき……この胸の高鳴り……もしかして、恋!?)
('A`)「ブーン」
( *^ω^)「ど、どうしたんだお?そんなにブーンのこと見つめて……照れるお」
おどけた照れ笑いを見せるブーン。
なんだかよく分からないけど良かった。これなら言える。
('A`)「デロリアン壊れちゃった☆」
(# ゚ω゚)「お前何してんだあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
殴られました。
-
ξ゚⊿゚)ξ「いい?これは緊急事態よ」
制御室のメインモニターの前で正座する二人の男。
モニターには鬼も泣いて黙るような形相のツンが映し出されていた。
( ^ω^)「はい」
ξ゚⊿゚)ξ「分かってると思うけど、その探査船は貴方独りを地球からエウロパまで往復させるだけの燃料しか積んでないの」
('A`)「なんでそんなギリギリな設計なんだよ」
( ^ω^)「どうせ昔の"方程式"の影響だお」
('A`)「で、このまま俺が乗り続けた場合、いつ燃料切れを起こすんだ?」
ξ゚⊿゚)ξ「今計算中よ。でも、どう見積もっても地球には帰れないでしょうね」
( ^ω^)「工学的に大いに問題のある船だお」
('A`)「同感だ」
ξ゚⊿゚)ξ「二人ともよく聞いて……先ほど、この件に関しある命令が下った」
ツンは表情を消し、戸惑いを隠す様に強めの口調で言った。
ξ゚⊿゚)ξ「"運用規定ニヨリ密航者ヲ直チニ船外遺棄セヨ"……以上よ」
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( ^ω^)「あれは北斗七星……なんか一個多い気もするけど美しいものだお」
('A`)「卑怯者!薄情者!」
ジタバタするドクオ。ツンから命令が伝わった瞬間、ブーンはドクオを拘束した。
( ^ω^)「ドクオのこと、忘れないお!」
(;'A`)「ちょっと待って!マジで!そんな晴れ晴れとした顔でエアロック開けないで俺の話を聞いて!」
( ^ω^)「全部わかっているお。ドクオの秘蔵HDD群はブーンが責任を持って処分するお」
('A`)「そういやつぼ○のAVがかなりあるからな。これで安心して……いやいや違うって!」
ドクオが必死に首を降っている。ブーンは頭上にクエスチョンマークを浮かべると尋ねた。
( ^ω^)「じゃあ、何だお?」
コホン、と改まった様子でドクオが言う。
('A`)「ブーン、生身で宇宙空間に投げ出されたらどうなるかは知ってるよな」
( ;^ω^)「宇宙飛行士舐めるなお。血液が沸騰して、凡そ15秒程度で意識はなくなるお。暫くすればフリーズドライの完成だお。
よく言われている肺が口から飛び出し、内蔵が破裂するっていうのは嘘だお。ドクオ、安心汁!」
(;'A`)「今の会話で安心出来る要素あった!?」
-
( ^ω^)「さて、そろそろ行くお。星屑が君を待っているのさ」
('A`)「ブーン……何とかならないのか?」
ドクオは子犬の様に潤んだ目でブーンに尋ねた。圧倒的にキモい。
言葉にするのは憚られたので無視して結論を話すことにする。
( ^ω^)「何ともならないからこうするしか無いんだお」
会話は途切れた。いよいよエアロックの前に座り込んだドクオに、かけるべき言葉は見つからなかった。
ふと、窓から宇宙空間を見る。幾千光年の遥か遠くに散りばめられた星が煌々と輝いていた。
何千回と繰り返した行為だが、今は不思議と穏やかな気分にさせてくれる。
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ブーンは時計に目をやった。もうあまり時間がない。
エウロパへの着陸シーケンスは目前なのだ。"密航者"の船外遺棄は迅速に行われる必要があった。
( ^ω^)「ドクオ、そろそろ」
('A`)「ブーン、頼みがある。アースネットへ繋げるか?」
( ^ω^)「……これ、使うお」
ブーンがポケットから取り出したPDAをドクオに手渡す。ドクオは震える指でアースネットへ接続し、
今や定番となったVoIPサービスを起動した。
('A`)「もしもし、母さん……俺、俺だよ。え?いや、ドクオだって」
(;'A`)「いやいや、詐欺とかじゃなくてさ。俺、今から死ぬから……え?警察?」
(;'A`)「ちょ、ちょっと待って!切らないで!俺はただ母さんに一言お礼を言いたい……もしもし?母さん?」
('A`)「……そうだメールで送ろう」
(; ^ω^)(ドクオ、なんて不憫な子!)
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そうして暫くPDAを操作していたドクオだったが、意を決した様に立ち上がる。
そのまま深呼吸をするとブーンをじっと見据え、静かに話し始めた。
('A`)「ブーン、今までありがとう」
( ^ω^)「改まってどうしたんだお」
('A`)「高1の時、クラスに馴染めずにいた俺に声をかけてくれたのがお前だったな」
( ^ω^)「おっお。そんなこともあったお」
('A`)「それがキッカケでツンやクラスの奴とも仲良くなれた。それからの2年間は本当に楽しかったなぁ」
ドクオは夢見るような表情で呟いた。
('A`)「このデロリアンmkIIが完成した時、ふとお前の顔が浮かんでさ」
('A`)「何も出来ない、クズの俺だけど。親友のお前にだけは報告したかったんだ」
('A`)「こんなことになるなんてな……。ほんとゴメン」
そう言い残すと、ドクオはエアロックの内部へと進んでいった。
薄い扉を隔てた先には、茫漠として超高真空、摂氏-270.42度の宇宙空間が広がっている。
恐ろしくない訳がないのだ。少し目をやれば、ドクオの膝はガクガクと震え呼吸も乱れていた。
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( ^ω^)「ドクオ」
('A`)「ん?ああ、すまん……ちょっとビビってるだけさ。何時でもいけるぜ」
( ^ω^)「そうじゃないおドクオ。ブーンも謝るお」
( ^ω^)「すまないお。何もしてあげられなくて……そしてさようならだお」
ブーンがパネルを操作すると、エアロックは閉ざされた。
続けてエアロックと宇宙空間を隔てていた扉が開かれると、内部に充満していた空気が勢いよく真空へと吸い込まれていった。
数十秒後、扉は自動的に閉鎖され、再び内部の与圧が始まった。
ブーンは全ての工程を終えると、そのまま制御室へと戻った。
振り返れば、船外を漂うドクオを見てしまうかも知れないから。
そんなことを考える自分が、たまらなく嫌になった。
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制御室へと戻ったブーンは通信パネルを叩く。
メインモニターには心配そうなツンの姿が映し出された。
( ^ω^)「ステマ、聞こえるかお」
ξ゚⊿゚)ξ「こちらステマ……ブーン」
( ^ω^)「規定に基づき"密航者"の遺棄を完了。通信終わり」
乱暴に接続を遮断すると、シートを倒し目を瞑った。
来週にもエウロパ着陸が開始されるだろう。長らく整備していなかった着陸船のチェックも必要だ。
やることは山ほどあったが、体が動かないのだから仕方がない。
( ^ω^)「……」
ふと、ポケットに違和感を覚える。手探りで探ってみるとドクオのデロリアンmkIIがねじ込まれていた。
いつ入れたのだろうか?取り出して手慰みするように弄ってみる。
( ^ω^)「電源長押し……お?」
なんとあっさり起動してしまった。ディスプレイには起動チェックを通過した旨を示す表示の後、GUIが浮かび上がった。
( ^ω^)「ははっ」
ブーンは乾いた笑いを浮かべると、デロリアンを壁に投げつけた。
デロリアンは弾かれ、床に勢い良くぶつかったがその機能を失ってはいなかった。
( ^ω^)「今更おせーんだお」
懐ではPDAが振動し、着信を知らせていた。見知らぬ番号だった。
ブーンは薄ら笑い、応答すること無く再び目を瞑ると、意識を手放す……ことはなかった。
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('A`)「あーもしもし?ドクオだけど?うんうん。あ、俺?死ぬ?まさかーピンピンしてるよ」
( ^ω^)「」
('A`)「あーうん。はいはいそれじゃ」
( ;^ω^)「え、何これ」
('A`)「……ブーン。何も言うな」
('A`)「俺は未来から来たドクオだ。地球の未来のために協力してくれ!」
(; ^ω^)「え?ちょっと待ってお」
('A`)「悪いがそんな時間は無いんだ!めんどうだから司令船ごと向かうぜ?まずはそれからだ!」
(; ^ω^)「頼むから状況説明を――」
('A`)「うおぉぉぉぉぉぉ!動力開放!森羅万象!行くぜ!ゴゥ・トゥ・ザ・1000年後の地球!」
( ;ω;)「ちょ……こんなオチ嫌ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
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>>498-518
「SFパロディのようです」
終わりです。タイトル入れるの忘れてた……
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乙、何で生きてるんだよwwww
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元ネタ知らないから理解し切れてないけどもっと長くても読みたい
面白かった乙
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かっこいいドクオかロマネスクかジョルジュかモララーが出る作品教えてくれ
メジャーなのは結構読んだ
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(´-L_-`) ヤレヤレだ…
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童貞は守れないようですみたいな感じの
メジャーかこれ
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>>524
( ゚∀゚)童貞鬼ごっこのようです?
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童貞は愛を護るようです
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なんで全部童貞なんだよwwwwwwww
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>>525
('A`)童貞は愛を護るようです
だった。
鬼ごっこも格好いいし面白いよな
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つまり……童貞は格好いいんだな?
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( ^ω^)七大不思議と「せいとかい」のようです
のドクオはかっこよかったよ
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オレ カッコイイ
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童貞が格好良く無かったら何が格好良いの?
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童貞も守れない男にいったい何が守れるって言うんだ!!
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代わりに彼女守れってことだよ言わせんな恥ずかしい
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ある童貞は賭けにでた。
||\ /||
||:. \____________/ ||
||. | | ||
||: | | ||
||: | | ||
||: | ;''"゙''" ;''"゙''"゙.... ||
||: | ;;''"゙''"゙.、;;:〜''"'' ||
||: | ('A`) ;; ,,..、;;:〜''"゙'' ||
||:. / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ノ( ヘヘ ,,..、;;:,,..、;;:〜'''' ||
||/ [___]' \||
一酸化炭素が部屋に充満する前に
恥ずかしがり屋でいつもテレビやパソコンの画面から出てこない彼女が
「ばかばかばか! 早まっちゃ駄目なんだからぁ!」と
ディスプレイから出てくることに、生死を賭したのだ
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しかし本当はわかっていた。女の子は出てこない事を。
次第に濃くなる一酸化炭素。意識が朦朧とし始めたそのときケイタイが鳴った。
メールが届いた。母からだった。
「件名:元気にしてる?
本文:食事はちゃんと食べてる?風ひかないように気をつけてね。
何かあったら連絡ちょうだいね。」
ある童貞は賭けにでた。
自分の置かれた状況にうんざりした彼は、人生最後の賭けに出た。
自分の事を心配してくれる人がいる。
だから、せめて、その人を心配させない程度に生きてみようと
心に誓った。 もう一度だけ人並みに生きることに、生死を賭したのだ 。
しかし本当はわかっていた。自分には、それが、とてつもなく難しいことを。
しかし本当はわかっていた。自分には、それが、できる事を。
昔、塾の講師が言っていた。
「死ぬ気でやれば大抵の事はできる。死ぬくらいなら死ぬ気で生きろ」
俺は、玄関を開けて外に出た。
||\ /||
||:. \____________/ ||
||. | | ||
||: | | ||
||: | | _||__
||: | |.| .|| |
||: | |.| .|| |
||: | |.| .|| .o|
||:. / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\\||__|
||/ \||
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そして思い出した。
自害しようとした理由を。
__[警]
( ) ('A`)
( )Vノ )
| | | |
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>>537
お前周りからつまらない奴って良く言われない?
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>>538
つまらんのは俺とお前だろ…
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『( ^ω^)ブーン系作品に愛を叫ぶようです』
ってスレを立てたいと思うんだけど・・・皆どう思うかな?
作品投下という訳ではなく、現行・完結・長期間更新のない作品問わずただひたすらに自分の好きな作品について愛を叫ぶ、あるいは作者に応援メッセージを書き込む趣旨のスレ
作者へのモチベアップに繋がるかな…と思って
懸念は『投下への催促と捉えられ、不用意なプレッシャーを与えてしまう事に成りかねない』というのが一つ
本来ならばその該当スレに書き込むべきなんだけど、中には書き込めるスレが無かったりする作品もある
いっその事応援専用スレ立てたいなー
と思ったんだよね
立てる前に総合で自分以外の意見を聞こうと思いましたので、皆様の意見を聞かせてください
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立てて良いと思うぞ
駄目にしろ都合が悪かった場合にしろ佐藤というイケメンが過去ログに送ってくれるやもしれんし。
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あっていいと思う
そういうスレがあったから10死は完結したらしいし
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良いと思う
帰って来ない未完作品に大好きだって伝えたいよ
創作ならスレ残るけどVIPはそうじゃないしな
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感想スレでは言えない事も言えるならとても有意義だと思う
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支援絵投下とかもどこですべきか悩んだりするしな
ちゃんと使い分けられるなら問題ないんじゃネーノ?
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支援絵はそのスレでよくね?
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なるほど
皆様の貴重なご意見ありがとうございます
そうなんですよねぇ…
ブーン系小説感想&絵スレと若干被ってるんですよね
まぁ共存といいますか、両立はできますよね?
感想スレだと長文書かないといけない気がしてちょっと気が引ける人も、愛を叫ぶスレならもっとシンプルに自分の気持ちを伝えられるかな?と思いました
仕事終わりにでも立ててみます
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こうして、スレ数が増える度毎日スレをチラッ|ω・)チラッ(・ω|する作業が始まる
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>>548
専ブラ使いなはれ
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レス数 の間違いだろう
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逃亡作あるけどそのスレで挙げられたら続き書く
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(もうすぐ555だ・・・ククク・・・)
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まさかこんなスレに実況スレ御用達の仮面ライダーがわざわざ来るわけないだろう
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仮面ライダー910のようですっていう完全に語呂合わせただけのネタを思いついた
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たっくんサイテー
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ヾ / < 仮面ライダー555が >
,. -ヤ'''カー、 /Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Yヾ
ー撿ァ /r⌒|:::|⌒ヾ
_ノ オ{( |0| )} オオオォォォォ!!!!!
__,ヽ,ヾ,_|V|,_ノ、/ ,r-,,=
,゛==ゝ_ViV_ノ~i/ 〃 `ー撿-、
/ /⌒`//´⌒c/^^^ ))))))))))
,,撿イ {ー''"~{ {~゛`ー`/'`'~/ー--撿'
)) ,./ゝ_/∧ゝ_ノ ノ
ー''" |ロ ロ |
人,_,人,_,人,_,人,_,
< >>555ゲットだ!! >
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期待通りすぎてワロタ
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>>556
( ´,_ゝ`)(´<_,` )
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( 0w0)「オンドゥルルラギッタンディスカー!」
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036さんは最高です!
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>>558
お前ら兄弟だって初登場は似たようなもんだっただろうに
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>>561
フーン
∧_∧
∧_∧ (´<_` ) トリビアだな、兄者
( ´_ゝ`) / ⌒i
/ \ | |
/ / ̄ ̄ ̄ ̄/ |
__(__ニつ/ FMV / .| .|____
\/____/ (u ⊃
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短編いきまーす
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( ^ω^)お菓子を配っているようです
.
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こいやー
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さあ、さあさあ集まりなさい。
お久しぶりだね、久しぶり。
元気に過ごしていたかなあ?風邪など引いていなかった?
今日はお菓子の話をしようね、皆大好きお菓子だよ。
何何、食べちゃだめだって?
ふむふむ、それはきっとねえ、お母さんが食べてるね。
食べたいが故に言ったんだね。
さあ、そろそろ始めるよ。
ほら、よっといで、よっといで、お菓子の話が始まるよ。
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よろしい、ならば支援だ
-
昔、どこかの町にねえ、不思議な男がいたのだよ。
どういう風に不思議かって?
それはね、お菓子をくれるんだ。
なんだい、ただの物好きだって?
いやいや、お菓子も不思議でね。
まあまあ、今から話すから、慌てず聞くが賢いね。
例えば、とある所にね、泣いてる子供がいるだろう?
(*;∀;)「うわあ、うわあん、痛いよう。転んで膝を擦りむいた」
ああほら、痛そう、痛そうだ。
痛いの痛いの飛んでいけ?そんなごまかし効かないよ。
-
そういう子供の側にねえ、どこからともなく現れる。
足音一つ立てないで、それこそ、ふっという風に。
( ^ω^)「やあ、どうしたお、お嬢さん?そんなに泣いたら乾いてしまうお」
(*;∀;)「ううっ、転んじゃったんだ。とっても膝が痛いんだ」
( ^ω^)「それならこちらの赤い飴。赤い飴はいかがだろう」
少女は泣きじゃくりながらも、飴を口に入れたんだ。
すると、そしたらどうだろう。
涙は直ぐさま上がってね、膝の痛みも消えている。
よくよく膝を見るとねえ、傷さえ綺麗に治っている。
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(*゚∀゚)「あは、おじさん、ありがとう!あなたのおかげで痛くないよ」
( ^ω^)「ふふ、そうだろう、そうだろう。もう転んではいけないお」
それだけ言うと男はね、またも、ふっと消えてしまった。
後に残った少女はね、不思議に思うがいつかは忘れた。
いつか違う時にはね、泣いてる子供がまたいたんだ。
(-_-)「えーん、えーん、どうしよう」
そしたら男は当然みたいに、子供の前に出てきたよ。
( ^ω^)「はいはい、君はどうしたお?」
-
(-_-)「えっとね、ママのコップをね、落として割ってしまったんだ」
( ^ω^)「あらあら、それは大変だお。割ったコップはどうしたお?」
(-_-)「怒られるから僕の部屋の、隅に隠してあるんだよ」
( ^ω^)「おっと、それはいけないお。隠し事はよくないお」
( ^ω^)「とにもかくにも青い飴。これを舐めたら落ち着くお」
子供は貰った青い飴を、ころりと口に入れたのだ。
するとどうだろ、不思議な事に、またも涙が引いたんだ。
-
(-_-)「あ、ありがとう、楽になった」
( ^ω^)「さすがにコップは直せないけど、ちゃんと正直に言うんだお」
( ^ω^)「嘘をつくのはよくないし、しっかり言えば怒られないお」
(-_-)「うん、分かった、言ってみるよ」
元気を出した少年は、お礼を言って去っていったよ。
さあ、何かが分かったかい?
そう、そうだよ賢いね。
赤い飴は体の痛み、青い飴は心の痛みを、それぞれ綺麗に消し去るんだ。
-
さあ、そんなある日のことよ。
またも子供が泣いている。
いくら何でも泣きすぎだって?君達だってよく泣くじゃないか。
( ^ω^)「さあ、君はどうしたお?」
そこにいたのは、女の子。体中に傷があるんだ。
ξ;⊿;)ξ「お母さんがね、変なのよ。私を叩いて殴るんだ」
(;^ω^)「おっと、それは大変だ。赤い飴はいかがかな」
ξ;⊿;)ξ「いいえ、私はいらないの。お母さんに止められてるから」
( ^ω^)「でも、食べたら楽になるお?」
ξ;⊿;)ξ「いいえ、いらない、いらないわ」
-
さあて、こいつは厄介だ。
お菓子を食べてもらえなければ、傷は治せやしないんだ。
(;^ω^)「そんなお母さんの言うことを、聞く必要などあるのかお」
ξつ⊿;)ξ「お母さんは優しいの。たまたま変なだけなのよ」
とにかく、これでは埒があかない。
近くの公園に入って、ゆっくり話を聞かないと。
少女が言うにはお母さん、どうやらお酒を飲んでるな。
そしてそんなお母さんでも、少女はずうっと信じてる。
-
ξ゚⊿゚)ξ「ねえ、おじさん、お母さんを、いつもの様子にできないかな」
(;^ω^)「ううん、そいつは無理だおね、大人に僕は見えないからね」
ξ゚⊿゚)ξ「そう、だったらお話をして。しばらくたったら帰るから」
それから男は話をしたんだ。
自分が治した子供たち。
ある子は、いじめっ子だったり。
ある子は、とても愚鈍だったり。
それでも、みんな最後には、ぱっと笑顔になったらしいよ。
-
( ^ω^)「でも、僕は半人前。お菓子に頼らねばならない」
ξ゚⊿゚)ξ「あら、そんな事はないわ」
( ^ω^)「え、どうして何がだお?」
ξ゚⊿゚)ξ「だって私をお菓子を使わず、すっかり泣き止ませたじゃない」
言われて、はっと気づいたんだ。
少女の涙は止まってる。
体の痣は痛そうだけど、ぐっとこらえているんだろうな。
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ぽつりと、少女が言ったんだ。
ξ゚⊿゚)ξ「私も、あなたみたいになりたい」
( ^ω^)「僕みたいになりたいのかお?」
ξ゚⊿゚)ξ「あなたみたいにお菓子を配って、皆を笑顔にさせたいな」
男は、少し悩んだね。
ごまかそうか、どうしようか。
それでも少女の目を見ると、ちゃんと言おうと思ったんだ。
( ^ω^)「それじゃあ、君は、これを見るお」
ξ゚⊿゚)ξ「なあに、これ?ガラス玉?」
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男が取りだした物は、手の平大のガラス玉。
でも、普通のものじゃあない。
傷つき、汚れ、ひび割れ、擦れ。
それはもう、酷い有様だ。
( ^ω^)「これはね、僕の心だお」
( ^ω^)「お菓子をあげて治してる…あれは嘘だお、ごめんだお」
( ^ω^)「ホントは痛みを僕の心に、移しているだけなんだおね」
( ^ω^)「こんな痛みを君のような、子供に分けてはあげられないお」
ξ゚⊿゚)ξ「でも、私はあなたと一緒に、人を笑顔にしたいのよ」
( ^ω^)「…いや、ダメだお、今はダメ」
( ^ω^)「大人になって僕が見えたら、その時ばかりは考えるお」
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言うと、男はまた消えた。
少女を後に取り残し。
逃げたと言うのが正しいかもね、少女の為を思ってだけど。
ξ;゚⊿゚)ξ「大人になったら見えないって、言ってたじゃない、あの人は」
大人になって見えたらなんて、どれほど酷い言葉だろうね。
でも、それが男にできる、たった一つの事だった。
少女はふらふら家に行く。
帰ってくるなり殴られたけど。
涙を流して縋り付き、とても時間はかかったけれど。
どうにか母を助けたんだよ。
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それから幾年過ぎたかな。
母は正気に戻ったけれど、間もなく病気を患い死んだ。
父はいずこへ消え去って、残されたのは女の子だけ。
いつしか大人になった女は、男の事を思い出した。
あの時私を助けてくれた、彼は今どこにいるのかな。
きっと今もお菓子を片手に町を歩いているのかな。
雪降る窓を覗いてみるも、そう都合よく行くわけない。
辛いあの日と、笑う男。
そんな事を思い出すと、ぽろぽろ涙がこぼれたよ。
すると、横に誰かが来た。
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「あら、お嬢さん泣いちゃって。青い飴はいかがかお?」
.
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…今日の話はここまでさ。
皆もこれを聞いたなら、人の痛みを知るんだよ。
お菓子なんか、なくていいから。
誰かが泣いたら側にいて、ゆっくり慰めてあげなよ。
話を聞いてもらうだけでも、随分楽になるものさ。
そうしておけば、またいつか。
君が泣いたら助けてくれるよ。
…さあ、今日はもうおしまい。
次の所へ行ってくるよ。
待ってる子供がいるからね。
次は傘かお化けの話。
期待しながら待っていな。
さあ、またね、さようなら。
次に会う時君達が、優しい子供になってるように。
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ここまでです、ありがとうございました。
気晴らしの短編おいしいお( ^ω^)
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乙
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ペロペロ乙ペロペロ
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おつ
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おもしろかった、書いた人特定できた気がする
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おつペロ
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乙しんみりした
傘かおばけの話も気になる
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半年ぶり? 連載の形ではやらんのかい?
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>>590
書き溜めの間に気が向いたらやってるだけなんで連載はしませぬ
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今更ながらアルファを読み始めたんだが、思ってたより1話の文量って少ないんだな
サクサク読めていいんだけど最後まであんな感じなの?
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>>592
最初は少ないって思ってた時期が自分にもありました
文章多くなってもどんどん読み進んでどっぷりはまるからこあい…
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台詞の韻の踏み方いいなー
乙
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ねーやんとピャー子から一言
http://imepic.jp/20121018/654920
ねーやんの傷が完全に逆で吊ってくる
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おーかわいい。
使いたくなりますな
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ラノベ祭りの絵を改めて見てみると、どれも20レス以内に終わらせてくれそうも無い絵ばかりだったので
僕はそっとメモ帳を閉じたのであった。
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>>597
頑張れよ
いかにもシリアスな絵でギャグ書こうが絵師は嬉しいだろう
書く前から諦めるんじゃねぇ
自分の限界まで書き続けろ
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>>597
短くてもいい、是非書いてくれ
絵を描いた身としてはどんなのでも書いてくれるなら有り難いよ
というかまだ一ヶ月あるしいっそ長編という手も
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今二枚ほど書きてぇと思ったイラストがあるけど現行書きたいし時間ないし無理ぽ…
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絵を描いた身としては、たった1レスでも文章を書いて貰えるとグッと来る
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そういえば全部の絵で書くとか言ってた人マジなんだろうか…
もう150枚くらいあるよね?
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今は125枚ぐらいだよ。
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ちょうど一ヶ月後か……
けっこう長いの書くつもりなんだけど全然進んでないや……
ははは……
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ちょっと質問なんだけど、創作で作者が投下している最中に支援とかってしたほうがいいんかな?
自分は邪魔じゃないかと思って投下後に書き込んでるんだけど、もし投下中にも支援あったほうがモチベに繋がるならそうしたいと思って
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