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从 ゚∀从は鋼鉄の処女のようです Яeboot
67
:
◆fkFC0hkKyQ
:2012/07/26(木) 09:38:23 ID:pisun.Qw0
('A`)「そこ」
ターゲットマーカーの中で動くものを捉えた俺のニューロンが、有線直結された銃のトリガーを半自動で引き絞る。
アクションムービーの一幕のような捕物劇の傍らで、自分だけ密かに逃げ出そうとしていたジャンキーは、足元の瓦礫が爆ぜた事でその場にへたり込んだ。
('A`)「誰が動いて良いって言った?お前さんもギルティなんだよ」
「勘弁…!勘弁してくれよぉ……」
瓦礫の陰から進み出て、嗚咽を漏らすジャンキーの元へと近づいて行く。
インフラという概念が存在しない、万魔殿の原始の闇の中。
地べたに這いつくばって土下座するジャンキーの下にしゃがみ込むと、俺はその顎を右の手で掴んで引き上げた。
( ;_ゝ;)「頼む…!見逃してくれ…!後生だから…!なぁ…!」
その顔を見るのは、これで三度目だった。
('A`)「お前――」
穴のあいた襤褸布を纏っただけの男の顔は、長く洗髪も散髪もしていないであろう、ぼさぼさの油ぎった髪と無精髭に覆われているが、間違いなく何時ぞやのあの男のものだ。
( ;_ゝ;)「ア、アンタあの時の!」
そして、どうやら向うも俺に気付いたようだった。
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