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( ^ω^)はファイティングロードを進むようです
1
:
◆FOy3FlOjcQ
:2012/05/09(水) 10:48:17 ID:D2/KzN2Q0
創作板の皆さん始めまして
久々にやっていきます
更新速度はかなり遅いですがゆっくりやっていきたいと思います。
まとめサイト様
7xさん
http://nanabatu.web.fc2.com/boon/boon_fightingroad.html
2
:
◆FOy3FlOjcQ
:2012/05/09(水) 10:50:18 ID:D2/KzN2Q0
自分のバックギアを壊して、 前進するのみですよ
高山善廣
3
:
◆FOy3FlOjcQ
:2012/05/09(水) 10:51:25 ID:D2/KzN2Q0
(´<_` )「WWEへようこそ!」
( ´_ゝ`)「世界一のスポーツエンターテイメントが今日も始まったぞ!」
(´<_` )「この会場にも熱狂的ファンが押し寄せています!」
( ´_ゝ`)「最高の興奮を約束するぞ!」
本日もWWEは平常運転。
だが、会場はいつもと違うどこか不安と期待に渦巻いていた。
その理由は、先週の『アレ』であろう。
4
:
◆FOy3FlOjcQ
:2012/05/09(水) 10:52:10 ID:D2/KzN2Q0
一転、会場のライトがすべて消え暗闇に包まれる。
会場内からはざわつきが聞こえる。
( ´_ゝ`)「なんだ!?」
(´<_` )「突然場内が暗くなりました、これは…」
――――だから、俺たちは帰ってきた
―――――――このくそったれなWWEをぶっ壊すためにな
5
:
◆FOy3FlOjcQ
:2012/05/09(水) 10:53:00 ID:D2/KzN2Q0
(´<_` )「これは、先週放送された映像ですね」
( ´_ゝ`)「いったい何が起こってるんだ!?」
――――――――――覚えておけ
――――――――――――――俺達は
――――――――――――――――――――――――帰ってきたぜ
6
:
◆FOy3FlOjcQ
:2012/05/09(水) 10:54:20 ID:D2/KzN2Q0
会場内に設置された大型モニターに突如映し出された映像。
それこそ、今起こっている混乱の元凶であり。
これから起こるであろう何かの象徴である。
『フォックス…てめえはもう終わりだよ…』
画面の中でWWEの旗が燃やされる。
WWEも象徴、シンボルが燃やされる。
あってはならない、やってはならないことだ。
7
:
◆FOy3FlOjcQ
:2012/05/09(水) 10:55:10 ID:D2/KzN2Q0
(´<_` )「いったい誰がこんなことを…」
( ´_ゝ`)「こいつはやってはいけないことをしたな…ん!?」
その時、会場内に響きわたる壮大な曲。
その曲こそ、とある人物のテーマ曲である。
WWEの頂点、象徴、業界のトップ。
アメリカンプロレス最大のドン。
爪'ー`)
(´<_` )「フォックスです!WWEのオーナーの登場です!」
( ´_ゝ`)「俺たちのボスが出たぞ!」
――ミスターフォックスその人だ。
8
:
◆FOy3FlOjcQ
:2012/05/09(水) 10:56:12 ID:D2/KzN2Q0
フォックスはリングの上に上がり、マイクを手にする。
その表情はどこか、余裕すら感じる。
爪'ー`)「…諸君、先ほどの映像を見て戸惑っているものもいるだろう」
爪'ー`)「だが、なにも案ずることはない」
爪'ー`)「私は、あの映像に映っていた人物の正体も、把握している」
爪'ー`)「その人物は、おそらく君らもよく知る人物だろう」
会場内が騒然とする。
9
:
◆FOy3FlOjcQ
:2012/05/09(水) 10:56:55 ID:D2/KzN2Q0
(´<_` )「なんですって!?」
( ´_ゝ`)「いったい誰なんだ?」
爪'ー`)「しかし、その人物がこのWWEの舞台に立つことは無い」
爪'ー`)「私の脚本に、奴の名前は無い」
爪'ー`)「今、会場周辺、内部に多数の警備員を配置している」
爪'ー`)「蟻、一匹通る隙間も無い。完全な厳戒態勢を敷いている」
爪'ー`)「諸君らにはいつものWWEを楽しんでもらいたい」
10
:
◆FOy3FlOjcQ
:2012/05/09(水) 10:57:38 ID:D2/KzN2Q0
会場内からは歓声とブーイングが乱れ飛ぶ。
安堵と不満、ファンから様々な感情が入り混じった歓声だ。
(´<_` )「さすがはボスですね」
( ´_ゝ`)「俺たちのボスはやることが早いぜ!」
爪'ー`)「では、まず正面入口を見てもらおう」
フォックスが手を大型モニターへと向ける。
そこに映し出されるのは、会場への入口を守る屈強なガードマン達。
それを見せることによって安心と自身の偉大さを教えようというのだろう。
11
:
◆FOy3FlOjcQ
:2012/05/09(水) 10:58:20 ID:D2/KzN2Q0
だが
爪;'ー`)「なっ…?」
そこに映し出されているものは
(´<_`:)「こ、これは…!?」
(;´_ゝ`)「う、嘘だろ!おい!」
画面の中に、入口前で横たわるガードマン5人の姿だった。
12
:
◆FOy3FlOjcQ
:2012/05/09(水) 11:00:06 ID:D2/KzN2Q0
爪;'ー`)
(´<_`:)「ボ、ボスは唖然としています」
(´<_`:)「映像の犯人は今、会場内に既に入っています!」
(;´_ゝ`)「一体、何が始まるんだ!?」
何かがいる、この会場内に。
そして、何かが始まる、今日、ここで。
13
:
名も無きAAのようです
:2012/05/09(水) 11:01:14 ID:dC0Q95DUC
主の作品好きなんだ
また復活してくれて嬉しい
14
:
◆FOy3FlOjcQ
:2012/05/09(水) 11:01:27 ID:D2/KzN2Q0
とりあえずここまでで
12レスで投下とか早漏以外の何者でもないな
次回投下は出来れば今週中に
15
:
名も無きAAのようです
:2012/05/09(水) 12:14:28 ID:SNZAz8ow0
まさか復帰してくれるとは!
16
:
名も無きAAのようです
:2012/05/09(水) 13:29:38 ID:LNDa5qGE0
おお、復活したのか
乙
続き待ってるよ
17
:
名も無きAAのようです
:2012/05/09(水) 14:44:13 ID:QKKON9920
キター!頑張れー
18
:
名も無きAAのようです
:2012/05/09(水) 21:16:22 ID:iogMi9HwO
待ってた!
待った甲斐があった!
復活!復活!復活!
19
:
名も無きAAのようです
:2012/05/09(水) 21:59:42 ID:Bs6fcI2IO
アルファ、精神病から入ったブーン系歴三年の新参だけど
タイトルだけは知ってる作品の復活があって嬉しい
高校バスケと雰囲気が似てそう一話から読むから完結を
20
:
名も無きAAのようです
:2012/05/09(水) 23:33:29 ID:dC0Q95DUC
三年で新参とかねーよw
21
:
名も無きAAのようです
:2012/05/10(木) 12:42:48 ID:zVe0aJN6O
おいおい帰ってたならいってくれよ
22
:
名も無きAAのようです
:2012/05/10(木) 23:19:42 ID:sEu/YYsY0
去年ぐらいに某スレで評価頼んでた時以来な気がするぞおい
頑張ってくれよな
23
:
名も無きAAのようです
:2012/05/18(金) 17:00:41 ID:gDHsvGZsO
一話から読んできた、以外とあっさり追いついちゃった
まだ序盤で( ^ω^)はデビューしたばっかなのね
24
:
名も無きAAのようです
:2012/07/27(金) 00:43:42 ID:WUIVMZNEO
遅筆ェ……
25
:
♯akitakomati
:2013/05/18(土) 10:58:57 ID:hnLDzQOI0
テスト
26
:
名も無きAAのようです
:2013/05/18(土) 11:01:28 ID:hnLDzQOI0
ミスったぜ
だからスマホは嫌いなんだよ畜生
まあ別にばれても問題ないし水曜の夜に再開する
27
:
名も無きAAのようです
:2013/05/18(土) 12:57:11 ID:Ylc4hxMU0
おいマジか
マジなのか
水曜に待ってるぞ
28
:
名も無きAAのようです
:2013/05/18(土) 20:49:20 ID:q6o8MDwMO
IDが変わらない内に新酉を!
29
:
名も無きAAのようです
:2013/05/19(日) 12:15:24 ID:UchyybCkO
待ってた乙!
30
:
名も無きAAのようです
:2013/05/21(火) 21:03:03 ID:zFfVt9M20
明日だと都合悪くなったから今日の22時半ごろ投下します
スマホで投下、そして短いです
31
:
◆FOy3FlOjcQ
:2013/05/21(火) 21:05:36 ID:zFfVt9M20
一応酉test
32
:
名も無きAAのようです
:2013/05/21(火) 22:07:05 ID:n3wQzxxw0
うっひょおおおおおおおおおお
33
:
◆FOy3FlOjcQ
:2013/05/21(火) 22:26:47 ID:RmmNSXvc0
爪;'ー`)「い、一体何事だ!他の警備の者は何をしている!?」
激高するフォックス。
その表情は怒りより、焦り、恐怖が勝っている様だ。
(´<_`:)「何が起きているんでしょうか…」
(;´_ゝ`)「いずれにしろヤバイことになってるのは間違いないな」
実況席の二人も会場の大型モニターに釘付けになりながらも実況を続ける。
いついかなるときでも実況は忘れない。
だからこそ、二人はWWEのメインアナウンサーであり解説者なのだ。
34
:
◆FOy3FlOjcQ
:2013/05/21(火) 22:28:17 ID:RmmNSXvc0
爪;'ー`)「い、いや!警備員は全員集まれ!私を、私を守れ!」
やはりわが身大事さからか、残っている警備員を呼び出した。
(´<_`;)「リングの周りに多数の警備員が配置されました」
(;´_ゝ`)「うむ、これなら猫一匹リングには近づけないだろうな」
十数名近くの屈強なガードマン達がリングを取り囲む。
これならばそう簡単にリングに上がることは出来ないだろう。
誰もが思った。
35
:
◆FOy3FlOjcQ
:2013/05/21(火) 22:30:36 ID:RmmNSXvc0
そして次の展開に期待や恐れ、様々な感情が入り混じったファンたち。
実況席の二人
(´<_`:)
(;´_ゝ`)
雇い主を守ろうとする屈強な警備員
そして、WWEの頂点にして創造主
その表情は今にも泣き出しそうになっている業界の盟主、フォックス
爪;'ー`)
36
:
◆FOy3FlOjcQ
:2013/05/21(火) 22:32:15 ID:RmmNSXvc0
彼らの視線は会場上部に取り付けられた大型モニターに集中した。
故に気づかなかった
すでにリングの上には
フォックスと
警備員の格好をした、あの『英雄』の姿があったことを------
37
:
◆FOy3FlOjcQ
:2013/05/21(火) 22:33:56 ID:RmmNSXvc0
( <●><●>)爪;'ー`)
38
:
◆FOy3FlOjcQ
:2013/05/21(火) 22:37:15 ID:RmmNSXvc0
その《異変》にいち早く気づいたのは最前列に座っていた、子供だった。
親に連れられ、大好きなプロレスを見に来たのだろう。
しかし、リングでは中年が延々と喋っているだけ。
今、何が起きているかなど知る由もない。
だからこそ、この子の視線はリングに向けられていた。
大好きなプロレスを見るために。
39
:
◆FOy3FlOjcQ
:2013/05/21(火) 22:39:13 ID:RmmNSXvc0
気付く
そして子は、親に
親の視線はリングに
気付く
そして、隣の席にいたファンも親子の様子に気付く
それはまるで伝言ゲームのように波紋となって広がり、観客の視線はリングに向く。
40
:
◆FOy3FlOjcQ
:2013/05/21(火) 22:43:30 ID:h6mUMZC60
爪;'ー`)「何だ…どうしたというんだ!」
そしてリングの中で孤独にも恐怖を必死に耐えている業界の盟主
トントン
41
:
名も無きAAのようです
:2013/05/21(火) 22:43:46 ID:QLcYI8QU0
投下来たのか!
42
:
◆FOy3FlOjcQ
:2013/05/21(火) 22:45:11 ID:h6mUMZC60
爪;'ー`)
軽く
そう、まさに軽く
まるで子供になでられたかのような
肩に伝わった違和感
有り得ない
今、このリングには自分一人のはずなのだ
だから、この違和感はあり得ない
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