[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
1-
101-
201-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
川 ゚ 々゚)くるうは美味しくいただくようです
97
:
名も無きAAのようです
:2012/03/11(日) 23:27:05 ID:r6CHnP3M0
川 ゚ 々゚)「フン〜フンフン♪」
(*゚∀゚)「なんですか?それ?」
川*゚ 々゚)「暗い日曜日って歌よ。いい曲なのよこれが」
(*;゚∀゚)「なんか、楽しそうな曲じゃないんだけどなぁ」
川 ゚ 々゚)「でも楽しい曲ばっかり聞いてると逆に気が滅入ってこない?
たまーに暗い曲を流してると逆に気分が盛り上がってくるものよ」
_, ,_
(*゚∀゚)「そーかなー?」
なかなか独特なセンスをした人だ。
なんか、喋っていてもなんか変な人だなあとは思ってたけど。
まあ、私みたいなのにこんなに優しくしてくれるんだから、とっても変な人なんだろう。
炒め終わったものに、彼女は白ワインをふりかける。
お酒臭かったけど、それはすぐに消えて甘い匂いが立ち始める。
そこに、ようやくケチャップが入る。
くるうさんはしばらくケチャップと具材を馴染ませていたけど、
お茶碗に四杯分のご飯を(炊きたてだった)量りとって、フライパンにどさっと入れる。
そこで、彼女はコンロの脇においてある台の上を見てはっとした顔をした。
98
:
名も無きAAのようです
:2012/03/11(日) 23:27:48 ID:r6CHnP3M0
川;゚ 々゚)「あ、ごめんつーちゃん。
コンソメの素を溶いておいてくれる?
このちっちゃい器に素を入れてさ、ポトフのスープで溶かすの」
(*;゚∀゚)「あ、はい」
どうやら、くるうさんはこの部分を忘れていたみたいで、
突然私にそうやって指示した。今まで私の見る限りでは完璧に進んできたのに。
カッコよく見えるこの人も、こんなふうに失敗するんだと思うとなんだかおかしかった。
私はスープの上澄みで素を溶いて、台の上に置いた。
くるうさんはそれをすぐに取って、半分出来かかっているチキンライスの上にかける。
また、じゅわっといういい音が鳴った。
川*゚ 々゚)「ありがと、じゃあもうすぐだからね」
(*゚∀゚)「やった!」
私はもう待ちきれなかった。
美味しそうなものがあるのに食べられないのって半分拷問だと思う。
しかもくるうさんの手際が良いせいか、彼女がコックさんみたいに見えてる。
そのせいで余計に、期待感みたいなのが否が応にも高まってしまう。
99
:
名も無きAAのようです
:2012/03/11(日) 23:27:52 ID:hPMtsvXkO
見てる
支援
100
:
名も無きAAのようです
:2012/03/11(日) 23:28:41 ID:r6CHnP3M0
くるうさんは最後にぱらぱらっと塩と胡椒を上からかけて、
チキンライスをお皿に盛り付ける。
川*゚ 々゚)「よーし、ここからが本題ね」
(*゚∀゚)「オムレツだね」
川*゚ 々゚)「それも、あの悪名高いタンポポオムだよ!」
(*゚∀゚)「なにそれ?」
川 ゚ 々゚)「あれよ、ご飯の上に乗っけてスプーンで割るやつ」
(*゚∀゚)「ああ!あのテレビでよくやってる奴かぁ!」
くるうさんはバターと卵、それと牛乳を冷蔵庫から出す。
軽くといた卵に牛乳をほんの少し入れて、さらに混ぜる。
それから、よく拭いたフライパンにバターを敷く。
川 ゚ 々゚)「最初から最後まで強火でガッと行くのがコツよ。
最初にババっと全体を混ぜて、あ、ちょっと固まったかな。
と、思った瞬間にざあっとフライパンの端に寄せて表面だけ焼き固めるの」
101
:
名も無きAAのようです
:2012/03/11(日) 23:30:08 ID:r6CHnP3M0
(*;゚∀゚)「……なんか、長嶋監督みたいな説明だね」
川 ゚ 々゚)「そうなるのも仕方ないよ。
こればっかりは感覚勝負だからね。
私もこれが出来るようになるまで半年かかったから」
(*;゚∀゚)「半年!」
川 ゚ 々゚)「……それまで数えきれないくらいの、
卵焼き乗せチキンライスを食べてきたの。
カチカチに固まったオムレツを噛むたびに涙がこぼれた」
(*;゚∀゚)(そこまで悔しがらなくても)
川 ゚ 々゚)「でも、最近は九割くらいの確率で出来るようになったから大丈夫。
……そしてたぶん今日は行ける日だと思う」
(*゚∀゚)「ならいいんだけど」
川 ゚ 々゚)「つーちゃんも、覚悟して。
これから長く厳しいオムレツ道を極めるのなら、
フライパンは3つでは足りないからね」
102
:
名も無きAAのようです
:2012/03/11(日) 23:31:41 ID:r6CHnP3M0
(*;゚∀゚)「……」
川 ゚ 々゚)「さて、フライパンもいい感じに温まったね。
いくか……」
くるうさんは、かっと目を見開くと卵をフライパンに流し込んだ。
川;゚ 々゚)ババッ「よっ、ほっ!」
川;゚ 々゚)ザアッ「おりゃあ!」
川;゚ 々゚)「ほっ!やっ!はぁっ!」
(*゚∀゚)(掛け声はすごいけど、やってることは普通だ……)
川;゚ 々゚)「よし、盛るから台から離れて!」
(*;゚∀゚)「うぇえ!?あ、はい!」
くるうさんが切羽詰まった声でそう言って、
オムレツをチキンライスの上に乗せた。
チキンライスの上の部分は、乗せやすいように成形済みだ。
……この間三十秒ぐらいだ。
くるうさんは同じ事をもう一度繰り返して、
私のお皿にもオムライスを乗っけてくれた。
これで。
103
:
名も無きAAのようです
:2012/03/11(日) 23:32:24 ID:r6CHnP3M0
川*゚ 々゚)「はい!できたよ!」
(*^∀^)「あーもう私お腹ペコペコだよ!」
川*゚ 々゚)「じゃあ、割ってみようか!」
(*゚∀゚)「うん!」
私はくるうさんにスプーンをもらって、
テレビでよくやるみたいにオムレツの真ん中を縦に裂いた。
そこから金色の半熟卵が顔を出して、
お花が咲いたみたいにふわっとチキンライスの方に広がった。
(*゚∀゚)「うわぁ、すごくキレイ」
それで、くるうさんの方を見たんだけど……。
川ll; 々 )「……」
彼女のオムレツは、上手く広がっていなかった。
くるうさんは必死にスプーンで広げようとしていたけど、
無理して広げようとした部分がポロポロ崩れて余計にひどいことになっていた。
104
:
名も無きAAのようです
:2012/03/11(日) 23:33:16 ID:r6CHnP3M0
川;゙゚'々゚')「馬鹿な!この私が……この期に及んで失敗だと!」
(*゚∀゚)ボソッ「……長く厳しいオムレツ道」
川;゚ 々゚)「あ……」
川;>々<)「……もー、ひどいよつーちゃん!」
(*゚∀゚)「覚悟して(笑)フライパン三本じゃ足りないよ(爆笑)」
川;゚ 々゚)「……あなた、案外Sなの?」
(*゚∀゚)「?」
そんなことを言い合いながら、リビングのこたつの上にお皿を持っていく。
ポトフも小さな陶製のお椀に盛ってみると、そんなに煮崩れした感じではなかった。
なんか、こういうことが久しぶり過ぎてなんか新鮮だ。
105
:
名も無きAAのようです
:2012/03/11(日) 23:34:36 ID:r6CHnP3M0
川*^ 々^)「さて、遠慮なく食べてね!あなたの料理だからね!」
(*゚∀゚)「……じゃあ」
川*^ 々^)「「いただきます!」」(゚∀゚*)
川*^ 々^)「……ん、久しぶりだけどよく出来た」
(*゚∀゚)「これ、すごく美味しいよ!
ご飯もふんわりしてるし、お肉もやらかい!」
川*^ 々^)「あなたのポトフも美味しいよ、愛情入れた?」
(*゚∀゚)「いや……それはまだ」
川;^ 々^)「あら、そう?」
(*゚∀゚)「ま、でもちょっとくらいは入ってるかな」
川*゚ 々゚)「本当に!?どのぐらい入ってるの?
指一本分ぐらい?」
(*;-∀-)「だから、なんか例えがわかんないよ……」
106
:
名も無きAAのようです
:2012/03/11(日) 23:35:29 ID:r6CHnP3M0
でも、冗談抜きでオムライスは美味しかった。
いや、味自体は普通だったかもしれない。
なんだか今は何でも美味しく感じる気がする。
お腹も空いていたから、私はあっという間にお皿を空にしてしまった。
川 ゚ 々゚)「いい食いっぷりだね〜」
(*゚∀゚)=3ケプッ
川*゚ 々゚)「あらあら」
(*//∀//)「あ……ごめんなさい」
ついついリラックスしてしまって、家と同じ感じになってしまう。
そこで私はギクッとして時計を見た。
そろそろ、午後8時になろうとしている。
ここに来たのが四時くらいだから……。
いくら何でも、甘え過ぎだ。
107
:
名も無きAAのようです
:2012/03/11(日) 23:36:18 ID:r6CHnP3M0
(*゚∀゚)「じゃあ、お皿の片付けしたらお暇します。
オムライス、すごく美味しかった!ごちそうさま!」
川 ゚ 々゚)「いや、こんな適当な料理でごめん。
……もっといてくれてもいいんだよ?」
(*;゚∀゚)「でも、お母さんのご飯も炊かなくちゃいけないから」
川 々 )「……そう」
(*゚∀゚)「……くるうさん?」
川 ゚ 々゚)「あ、ごめんちょっとトイレしてくる。
まだゆっくりしてていいからね〜」
(*゚∀゚)「うん」
108
:
名も無きAAのようです
:2012/03/11(日) 23:37:42 ID:r6CHnP3M0
くるうさんはそう言ってトイレに立った。一瞬表情がかげったけど、どうしたんだろう。
そもそも部屋に私が一人残された形になったが、これはさすがに無用心じゃないだろうか。
ほとんど見ず知らずの子供を部屋にあげて、放置してどこかに行くなんて。
(*゚∀゚)(信用してくれてるってことなのかなぁ?)
しばらくして彼女は帰ってきたけど、顔にはさっきまでの笑みが戻っていた。
川*゚ 々゚)「ふいー、すっきりんぐだぜい」
(*;゚∀゚)「ぶっ!なにそれ!」
川*゚ 々゚)「んあ?いや、おしっこ我慢してたからさ。ついね」
(*;゚∀゚)「くるうさん、せっかく美人なのに人前でそんな事言わないでよ!」
川*゚ 々゚)「おう、もっと褒めてもいいのよ」
(*;゚∀゚)「だから……」
109
:
名も無きAAのようです
:2012/03/11(日) 23:38:25 ID:r6CHnP3M0
この人、なんかすごおく変な人だけど。
でも。
川*^ 々^)「じゃあ、ちゃちゃっと片付けちゃおうか」
(*゚∀゚)「はーい」
なんだか憎めないし、どういう訳だか見た目はかっこいい。
この人とお友達になれて……友達になれたのかな?
とにかく、今日は楽しかった。
だれかと一緒にご飯を作って食べるのって、こんなに楽しいことだったんだ。
今日は、お母さんを笑顔で出迎えられる気がする。
私は雑に腕をまくってお皿を洗うくるうさんの横で、
自分でも止めようがなくニコニコと笑ってしまっていた。
110
:
名も無きAAのようです
:2012/03/11(日) 23:39:25 ID:r6CHnP3M0
*―――――*
川*^ 々^)「じゃあ、気をつけてね」
(*゚∀゚)「はあい!今日はありがとうございました!」
川*^ 々^)「うん!またいつでも来てね!」
(*^∀^)「はい!おやすみなさい!」
川*゚ 々゚)「おやすみー」
川*゚ 々゚)「って、鍵閉まってるんじゃないの?」
(*;゚∀゚)「あ」
川 ゚ 々゚)「そういえばだけど、ほんとに無いの?鍵?
もう一度よく探してみたら?」
111
:
名も無きAAのようです
:2012/03/11(日) 23:40:05 ID:r6CHnP3M0
(*゚∀゚)「うーん、けっこう探したんだけど……」
川 ゚ 々゚)「良ければ私も探すの手伝おうか?」
(*;゚∀゚)「でも、悪いよ」
川 ゚ 々゚)「ちょっとじゃない、別に構わないから」
(*;゚∀゚)「……うん」
つーちゃんの部屋の前で、二人で鍵を探す。
私のスマホを明かりにして、たどたどしく。
私は、たどたどしい演技をしながらだが。
川 ゚ 々゚)「えっと、どのへんにいつも置いてあるの?」
(*゚∀゚)「んー、教えるのはホントは危ないかもだけど。
……いつもは洗濯機の中に入れてあるんだよね」
川 ゚ 々゚)「へえ、なんか独創的な隠し場所ね」
112
:
名も無きAAのようです
:2012/03/11(日) 23:40:56 ID:r6CHnP3M0
(*;゚∀゚)「やっぱり変だよね」
私は、洗濯機の中を覗き込む。
まあ、使い込まれた洗濯機の少し汚れた内槽があるだけだ。
ここの鍵が入れてあったホコリ取りの中には、ゴミしか入っていない。
川;゚ 々゚)「ん?」
(*゚∀゚)「どうしたの?」
川 ゚ 々゚)「裏に、なんか落ちてるよ?」
(*゚∀゚)「え?」
洗濯機の裏に手を入れて、私は鍵を引っ張り出す。
薄汚れた人形がくっついたアパートの鍵だ。
私が午前中のうちに抜き取って、さっきトイレに行く振りをして戻したものである。
川*゚ 々゚)「えっ、もしかしてこれじゃないの」
(*;゚∀゚)「ええっ!なんでそんなところに!?」
113
:
名も無きAAのようです
:2012/03/11(日) 23:42:44 ID:r6CHnP3M0
川 ゚ 々゚)「よかったね、すぐ見つかって」
(*;゚∀゚)「うわー、本当にごめんなさい……」
川*゚ 々゚)「気にしないでよ。
私もひとりメシで、もそもそ食べなくて済んだし。
なによりあなたと仲良くなれたしね!」
(*;゚∀゚)「今度、お母さんの体調の良い時にお礼しに行くから……。
今日はほんとにありがとう」
川 ゚ 々゚)ノシ「うん、じゃあ今度こそおやすみなさい!」
(*゚∀゚)ノシ「はい!じゃあなにかあったらまた!」
川 ゚ 々゚)「あいよー」
バタン
川 ゚ 々゚)「……いい子やでぇ、ほんまに」
114
:
名も無きAAのようです
:2012/03/11(日) 23:46:08 ID:r6CHnP3M0
最近では珍しいほどに、素直でいい子だ。
あの子とゆっくり話ができて楽しかったのが半分。
彼女を食べられなくて残念な気持ちが半分。
何かしらの理由がないと、流石に私も手を出しづらい。
川 ゚ 々゚)「……」
ぶっちゃけた話、理由なんてどうでもいいじゃんと思うこともある。
悪人だろうが善人だろうが、みんなまとめてバラバラにして食べてしまいたい。
だけど、それをしたらきりがないのだ。人間は星の数ほどいる。
だから、私はルールを作った。私の中だけにある特別なルールだ。
そのルールの線引きを超えた人間は、食べてもいい。
それ以外はだめ。
川 ゚ 々゚)「ふぅ」
……私は、お祭りの終わった後みたいな気分で短い家路に着く。
少し話しただけだけど、自分はつーちゃんに惹かれているらしい。
多分、彼女を食べることは出来ない。少なくとも今の私には絶対に無理だ。
川 - 々-)「はぁあ……」
私は大きくその場でため息をついた。
出来立てでまだほんの少しバリの残った合鍵を、ポケットのなかで弄びながら。
115
:
名も無きAAのようです
:2012/03/11(日) 23:47:30 ID:r6CHnP3M0
.
116
:
名も無きAAのようです
:2012/03/11(日) 23:49:28 ID:r6CHnP3M0
*―――――*
あの女をやるチャンスは、案外すぐにやってきた。
つーちゃんにバレないようにするには、
彼女が家を空けるというような状態が必要だった。
そう、10月も半ばを過ぎるとあのイベントがやってくる頃である。
修学旅行だ。
まったく、あの母親が修学旅行の費用を払っていたとは驚きだった。
廊下で偶然出会ったつーちゃんとの会話で、このことを知ったときは小躍りして喜んだものだ。
川 ゚ 々゚)「……」
( ゚д゚)「……そろそろだな?」
川 ゚ 々゚)「そーね」
私は、ミルナくんのライトバンの運転席にいた。
場所は、つーちゃんの通う小学校の近くにある飲み屋街の路地裏だ。
ここであの母親は働いている。そして時刻は午前2時。
娘が家にいないことをいいことに、夜勤でシフトに入っているようだ。
だが、そろそろ店から出てこの辺りに通りかかる頃だ。
ここで人気がほとんど無くなる。
117
:
名も無きAAのようです
:2012/03/11(日) 23:51:05 ID:r6CHnP3M0
( ゚д゚)「お、来たぞ」
川 ゚ 々゚)「よーし、一気に行くよ」
( ゚д゚)「おk」
スモーク越しにあの女の姿を確認した私は、
女の進路を塞ぐように道路に飛び出した。
轢いてやりたかったが、轢くと車にも道路にも痕跡が残る。
(# ゚д゚)
爪;д )
川 ゚ 々゚)(何あの顔、笑えるんだけど)
私は後部座席から飛び出したミルナ君が、
目にも止まらない速さで女に腹パンを食らわすのをミラー越しに見ていた。
悲鳴を上げる暇もなかったようで、一瞬で車の中に引きずり込まれる。
(# ゚д゚)「よいしょお!」
爪メメ;'д#)「ぎゃあっ!う……」
川;゚ 々゚)(ちょっ……あ、いやでも……)
川 ゚ 々゚)(……肉は叩けば叩くほど柔らかくなるからね)
118
:
名も無きAAのようです
:2012/03/11(日) 23:52:00 ID:r6CHnP3M0
車に引きこまれた後も、女は殴られ続けた。
それも顔面を執拗に狙われていた。
もう、ミルナ君ったらお下品。
まあ、手っ取り早く心を折るにはこれが一番なのは分かるが。
川 ゚ 々゚)「女のバッグは?」
( ゚д゚)「大丈夫、手に持ったままだ」
川 ゚ 々゚)「電池を抜いておいて、後で私が処分するから」
( ゚д゚)「おうよ」
爪メメ;'―#)「……」
女はショック状態にあるのか、目の前で携帯が奪われるのを呆然と見ていた。
顔の左側が真っ赤に腫れあがり、少し切れていた。
こんなとき、車を汚さないためにもビニールシートは必須だ。
119
:
名も無きAAのようです
:2012/03/11(日) 23:54:02 ID:r6CHnP3M0
川 ゚ 々゚)「じゃあ、いつも通り身ぐるみはいだら僧合山に捨てるよ。
……おい、持ってる金を全部出せばヤラないどいてやるってよ?おばさん」
( ゚д゚)「……」
爪メメ;'―#)「……分かった」
とにかく、目的地までおとなしくしてもらわなければならない。
こう言っておけば、とりあえずは静かになる。
後部のドアは片側しか無い、そしてそっちはミルナ君が塞いでいる。
ミルナ君はうすらでかくて筋肉だけはついているので、よもや逃げられまい。
人気のない道路をひた走ること一時間。
私たちは隣県の僧合山へとやってきた。
ここには、ミルナ君の父が住んでいた家がある。
今は誰も住んでいない。
そしてここは山深くにあって、悲鳴がどこにも届かない場所だ。
周囲一キロの圏内には、他の民家すら無い。
ダム計画さまさまだ。
120
:
名も無きAAのようです
:2012/03/11(日) 23:55:49 ID:r6CHnP3M0
( ゚д゚)「じゃあ、降りるぞ」
川 ゚ 々゚)「あいよ」
( ゚д゚)「おい、お前」
爪メメ;'―#)「……なに?」
ミルナ君は、女が声を出した瞬間にまた顔面にパンチを喰らわせる。
爪メメ;д#)「あがぁ!いだ……」
( ゚д゚)「敬語」
爪メメ;'―#)「あ"……はい」
( ゚д゚)「じゃあ、ここで服を脱げ」
爪メメ;'―#)「えっ……はい」
女は言われたとおりにする。
何かの拍子で指が折れていたのか、ひどく時間がかかった。
でもミルナ君はもう女を殴らなかった。
その様子を薄ら笑いを浮かべてみていただけだ。
ま、そういう趣味なのだろう。気持ちはわからないでもない。
……女は、剥いてみるとそこそこに綺麗な体型を保っていた。
121
:
名も無きAAのようです
:2012/03/11(日) 23:57:24 ID:r6CHnP3M0
三十半ばにしては上々だろう。
だけど下っ腹と腿にセルライトが浮いているのは大きく減点だ。
爪メメ;'ー#)「ここで、おろしていただけるんですか?」
私たちは顔を見合わせる。
飲み込みの悪い女だった。
( ゚д゚)「いや、まだだね。
お前の財布の中身を検分する。
それで……あの家の中についてきて欲しいんだがね」
川 ゚ 々゚)「それが終わったら、帰してあげるから」
爪メメ;'―#)「……あ、お前下の階のメスガキか!」
私の顔を見て、ようやく思い出したらしい。
やはり愚鈍な女だ。こんな家畜以下の人間と、数分でも吸う息を共有していたくない。
そろそろ限界だった。
122
:
名も無きAAのようです
:2012/03/11(日) 23:58:20 ID:r6CHnP3M0
川 ゚ 々゚)「だったらどうしたの?いつもみたいに床ドンしてみる?」
爪メメ;'―#)「っ糞ガキ!!!
( ゚д゚)「おい」
爪メメ;'―#)「……」
( ゚д゚)「いいから行こう。
時間をかけ過ぎたくない」
川 ゚ 々゚)「うん」
ミルナ君は、女の脱いだシャツで彼女の手をグリグリと縛り上げる。
口にパンツを押しこむのはお約束だ。女が、低い獣のような声で呻く。
ミルナくんが女に吐いたら殺すと脅しながら、家の中に入っていく。
私は、荷物を持ってその後を追った。
カバンの中で金属の擦れる心地よい音がする。
その音を聞いたのか、女が息を呑む。
123
:
名も無きAAのようです
:2012/03/11(日) 23:59:45 ID:r6CHnP3M0
(*゚д゚)「いやあ、ここに来るのも久しぶりだな」
川 ゚ 々゚)「一年ぶりくらい?」
( ゚д゚)「ああ、もう溜まっちまってしょうがねえよ」
川 ゚ 々゚)「そういうのがやだったら定期的に抜きなさいよ」
( ゚д゚)「そういう問題じゃねえんだ、新鮮なのがないと駄目なんだよ」
川 ゚ 々゚)「ふうん?」
( ゚д゚)「夏場はまあいいんだけど、冬になるとすぐに冷えてさ。
ムスコまでコチコチに冷えてやんなるんだ。
だから、やりたての暖かいのがないと困るんだよね」
川 ゚ 々゚)「へー」
爪メメ;'―#)「何の話なの?」
川 ゚ 々゚)「ん?ああ、かき氷の話よ」
爪メメ;'―#)「……」
124
:
名も無きAAのようです
:2012/03/12(月) 00:00:29 ID:lCxLhY4U0
すでに、二人でセッティングは整えてある。
女を、この家の元の応接間に二人して押し込んだ。
応接室といっても、椅子やソファーの類はない。
あるのは天井から吊り下がった一本の鈎と、一面のビニールシートだけだ。
爪メメ;'―#)「何よこれ……」
( ゚д゚)「あ、悪いけどひとりにしてくれ。
道具は、扉の前にでも置いておいてくれ」
川 ゚ 々゚)「あいあい、じゃあどのぐらいで終わる?」
( ゚д゚)カチャカチャ「うーん、三時間ぐらいは欲しいな。いいか?」
川 ゚ 々゚)「ま、許容範囲ではあるね。
了解、ここで本でも読んでるから」
爪メメ;'д#)「あ、ああっ」
125
:
名も無きAAのようです
:2012/03/12(月) 00:03:02 ID:lCxLhY4U0
ミルナ君が下を脱ぐと、女は部屋の隅ににじっていった。
目は、ミルナくんの陰茎に釘付けになっている。
やー、相変わらず大きい。
久しぶりに見たけど、気持ち悪いくらいに大きい。
あんなの、まともに入る女なんているのかね。
( ゚д゚)「じゃあ、とりあえず一発イッとこうかな」
爪メメ;д#)「やだぁ!くるなぁ!」
ミルナ君が、女を床に転がして覆いかぶさった。
女は意味もなく、背後の床を叩いていた。
人間、もうどうしようもなくなるとこうなる。
特に女は大抵こうなる。
珍説の域を出ないが、女性のほうが生存本能が強いようだ。要は諦めが悪いのだ。
確かに女という生き物はは自分の生存を優先するために、
周囲の親しい人間をもたやすく犠牲にすることもある。
だが、それは極限状態の話だ。
日常生活の上で、誰かを踏みつけ、犠牲にする必要などほとんど無い。
ましてや自分の娘を無視し、虐げる必要などあろうはずもない。
126
:
名も無きAAのようです
:2012/03/12(月) 00:04:18 ID:lCxLhY4U0
爪メメ;д#)「なんでよぉ!なんであたしにこんなことするんだよ!」
川 ゚ 々゚)「あ、ミルナ君ちょいストップ」
(;゚д゚)「なんだよ」
川 ゚ 々゚)「どうしてか知りたい?」
爪メメ;д#)「……ウグッ」
川 ゚ 々゚)「それはね、あなたの生活態度が悪かったからよ。
つーちゃんをほったらかしにして、夜中まで働くなんてどうかしてる。
でもって、家にいるときは娘をぶん殴るわけだ」
爪メメ;д#)「そ、そんなことでここまでするの!?」
川 ゚ 々゚)「ふむ、なにか申し開きはあるのかな?」
爪メメ;д#)「え、あ、わ、わたしは心の病気で、主人がいなくて寂しくて!
今の仕事は、人と触れ合う唯一の機会なのよ!心の拠り所なの!」
川 ゚ 々゚)「へえ、だからなに?」
爪メメ;д#)「!」
127
:
名も無きAAのようです
:2012/03/12(月) 00:05:47 ID:lCxLhY4U0
川 ゚ 々゚)「心の病気、ご主人の単身赴任。
で、それがどうしたの?
だからって、あなたが何をしてもいいわけじゃないの」
川 ゚ 々゚)「その報いで、あなたは今から死ぬ」
爪メメ;д#)「そんな……」
川 ゚ 々゚)「でも安心して、あなたのしたことはもう少しで許される」
川 ^ 々^)「……美味しく食べてあげるからね」
爪メメ;д#)「何言ってるの……ああ"っ」
(;゚д゚)「おーい、もういいよな?」
川 ゚ 々゚)「あ、待たせたね。どうぞ」
爪メメ;д#)「いやあ"!ぎゃあああああ!あああああああああ!!!」
女の絶叫がその場に響き渡った。
ミルナ君は半分も入っていないけど、すでにひどく出血が始まっている。
私は、その光景を尻目に部屋を出た。
128
:
名も無きAAのようです
:2012/03/12(月) 00:06:52 ID:lCxLhY4U0
川 ゚ 々゚)「……はぁ」
でも、女にとって下手な殺人鬼に襲われるより、
ミルナくんにあたったのは幸運だったと思うよ。
酷いのは苦しめ抜いて殺すけど、
ミルナ君は生きてる時に一発ハメたら、その後はキュッと〆てくれるんだもの。
まあその後で死体をどう弄られようと、
死んでいる彼女にはもう、何の関係もない話だもんね。
ミルナ君ってこういう所で女の子に優しいのがポイント高い。
ま、付き合いたくないタイプだからどうでもいいけど。
129
:
名も無きAAのようです
:2012/03/12(月) 00:07:59 ID:lCxLhY4U0
そしてうだうだしているうちに、三時間が経った。
川 ゚ 々゚)ガチャ「おわったー?」
(*゚д゚)カクカク「ほっほっ……」
川 ゚ 々゚)「……」
( ゚д゚ )「……」
川 ゚ 々゚)「こっちみんな」
予定の時間を過ぎて十分程度。
ミルナ君はまだ女に腰を振っていた。
勘弁して欲しい。
人の迷惑を顧みないのはルール違反だ。
ミルナくんなんか美味しくなさそうだから食べたくなんかない。
130
:
名も無きAAのようです
:2012/03/12(月) 00:08:40 ID:lCxLhY4U0
川 ゚ 々゚)「いや、しかし派手にやったね」
爪メメ 皿#)「」
股にすごい量の粘液がこびりついている。
だが、そんなことは顔のザマと比べればどうでもいいことだ。
上唇が鼻の下まで荒っぽくむしり取られ、上の前歯がむき出しになっていた。
近くには、私の用意したナイフとメスが血まみれの状態で転がっている。
川 ゚ 々゚)「もう少しキレイにやれないの?いつも思うんだけど」
( ゚д゚)カクカク「だって、このほうが抜けるんだもん」
川 ゚ 々゚)「ガキの言い訳ね」
( ゚д゚)カクカク「我ながらそう思うよ」
川 ゚ 々゚)「その腰を振るのをやめなさい」
131
:
名も無きAAのようです
:2012/03/12(月) 00:10:39 ID:lCxLhY4U0
その後、すぐにビチャビチャと精液を女の腹腔にぶちまける。
女の腹は、空っぽの状態になっている。
近くにおいてあった大きな盥の中に、中身は移されていた。
もちろん、腹の前面は内蔵を取り出すためにざっくりと開いてある。
これは私の指示だ。
モツ系は目立たないところに埋めておけば、
後は文字通り、野となれ山となれである。
で、残った部分の処理もだいぶ楽になる。
体重の殆どを失った体は、ごく簡単に始末できるからだ。
ていうか、これからちゃんと洗って欲しい。
イカみたいなのと女の糞の匂いで今にも失神しそうだった。
その後、風呂場に担架で死体を運び二人がかりで洗う。
ミルナ君はお風呂のついでだ。
体中、ぬちょぬちょのベチャベチャである。
川;゚ 々゚)「こんなのほんとに久しぶりよー。
ってか、ミルナ君も手伝ってよ重いの!この女!」
(*゚д゚)「ああ、いい湯だ」
川#> 々<)「話を聞け!」
爪メメ 皿#)
132
:
名も無きAAのようです
:2012/03/12(月) 00:11:23 ID:lCxLhY4U0
腹の中にシャワーをかけて中の血と汚れを軽く洗い流す。
腸をひっぺがした跡からすごい量の血が出て、少し慌ててしまう。
私はその出血を見て、女の喉を大きめのナイフで掻っ切って下に向ける。
鈎に吊るす前に、少しでも血抜きしておこう。
川;゚ 々゚)「あー腕がだるい」
( ゚д゚)「辛抱しろよ」
それが終わると風呂あがりのミルナ君と、応接室に戻った。
盥の中身はすでに別なところに移してある。
鈎の下に盥を移動させ、死体の頭を下にして鈎に引っ掛けた。
血が死体の顎から頭へと伝っていき、長い毛先から盥の中へ垂れていく。
( ゚д゚)「うっし、じゃあ血抜きを待つ間に偽装工作だな」
川 ゚ 々゚)「ん、この女の荷物を一部持ちだして、
私の書いた、この探さないでねカードを部屋に残しておく」
川 ゚ 々゚)「鍵はすでに用意してある。
さ、行くわよ」
133
:
名も無きAAのようです
:2012/03/12(月) 00:13:04 ID:lCxLhY4U0
( ゚д゚)「了解、肉は本当に少しでいいのか?」
川 ゚ 々゚)「一人暮らしの女の食事量を考えてちょうだい。
切り取ったら、いつもの手筈通りに」
( ゚д゚)「ああ、でも少し時間は貰うかもしれん。
流石にしょっちゅう焼き場をウロウロしてると、
いくら深夜でも誰かに感づかれるかもしれん」
川 ゚ 々゚)「そこは何とかしてよ、所長さん」
( ゚д゚)「まあ、善処はするがね」
そんなことを言いながら、私たちはあの母娘の家へ向かった。
そして母はこれから、「他の男性と恋に落ちどこか遠くへ行く」事になる。
つーちゃんは悲しむだろう。そういう清らかな子だ。
だが彼女の痛みは、私と分かち合うことが出来る。
彼女の悲しみを少しでも和らげてあげなければ……。
134
:
名も無きAAのようです
:2012/03/12(月) 00:13:45 ID:lCxLhY4U0
そうだ。
と、私は名案を思いついた。
また、彼女と食事をしよう。
彼女にとっても、私にとっても特別な、美味しい食事を。
135
:
名も無きAAのようです
:2012/03/12(月) 00:14:29 ID:lCxLhY4U0
.
136
:
名も無きAAのようです
:2012/03/12(月) 00:15:14 ID:lCxLhY4U0
*―――――*
お母さんがいなくなって、5日になろうとしていた。
知らせを聞いたお父さんが帰ってきて、一緒にいてくれている。
でも、私の心は癒されなかった。
(*; ∀ )(もしかして、私があんなことを思ったから?)
お母さんさえいなければ、私も普通に暮らせるのに。
そんな、罰当たりなことを思ってしまったからこんなことになったのかな?
やっぱり私は……サイアクだ。
( ФωФ)「つー」
(* ∀ )「パパ」
( ФωФ)「また、泣いていたのか」
(* ∀ )「……うん」
(´ФωФ)「……お前は何も心配しなくていい。
お父さんがそばに付いてる」
(* ∀ )「ありがとう」
137
:
名も無きAAのようです
:2012/03/12(月) 00:16:28 ID:lCxLhY4U0
パパが、一旦休みをとってくれてうちのことは何とかなっている。
最初、この家の様子を見て驚いていた。
部屋の中はゴミ屋敷のようになっていて(これは元から)、
さらに部屋の中が引っ掻き回されていた。
そしてテーブルの上に乗っていた、あの手紙。
私も、修学旅行から帰ってきてこれだったから不安で仕方がなかった。
そんな時、くるうさんは私に優しく手を差し伸べてくれた。
お父さんが来るまでの2日間、私を部屋に泊めてくれたのだ。
そして事あるごとに、泣きじゃくる私の背中をあの温かい手で撫でてくれた。
もし、くるうさんがいなかったら、私は壊れちゃってたかもしれない。
本当にこの人がお姉ちゃんとかだったら、どんなによかったか……。
その話を聞いたお父さんは、くるうさんにペコペコとしきりに頭を下げた。
歯を食いしばって、涙を押し殺しながらずっと感謝していた。
138
:
名も無きAAのようです
:2012/03/12(月) 00:18:29 ID:lCxLhY4U0
そんなことがあった後の、ある日の夜だった。
いろんな都合で、お父さんの帰りが遅くなるっていう日だった。
くるうさんは、晩ご飯を一緒に食べないかと誘いに来てくれた。
今日は、カレーだということだった。
川 ゚ 々゚)「……元気?」
(*゚∀゚)「うん、元気」
川 ゚ 々゚)「やっぱり、辛いわよね」
(*゚∀゚)「くるうさん、もっと、違うこと話そ?」
川;゚ 々゚)「……ごめんね」
くるうさんは、すごく困っているみたいだった。
私のせいだったけど、どうしようもなかった。
気持ちがグルグルしていて、他の人のことなんて気にしている余裕がなかった。
その私の心の穴は、くるうさんでも埋めることはできないと思う。
「お母さん」って、私の中でほんとに大きな存在だったんだな……。
139
:
名も無きAAのようです
:2012/03/12(月) 00:19:17 ID:lCxLhY4U0
川 ゚ 々゚)「ねえ、じゃあまた一緒に作らない?」
(*゚∀゚)「……はい」
あまり気乗りはしなかったけど、頑張らなくちゃ。
くるうさんに美味しく作ってあげて、恩返しがしたい。
くるうさんに教わったとおりに野菜の下処理をして、包丁で切っていく。
さくさく、とんとんという感触は気分が沈んでいてもやっぱり楽しい。
くるうさんは、その間にお肉に下味をつけていた。
塩と胡椒を、角切りにしたお肉にぺたぺたと塗っている。
牛肉なのかな?脂が幾筋も入った、柔らかそうなお肉だ。
川 ゚ 々゚)「よし、切れたね。
だいぶ手際も良くなってきたね」
(*゚∀゚)「えへへ」
140
:
名も無きAAのようです
:2012/03/12(月) 00:20:08 ID:lCxLhY4U0
川 ゚ 々゚)「じゃあ、野菜を軽く炒めちゃいましょう。
まず玉ねぎを炒めて、その次はジャガイモとニンジンよ」
(*゚∀゚)「うん!」
川 ゚ 々゚)「そうそう、玉ねぎの炒め加減で甘さが調節できるよ。
私的に飴色になるまでやると甘すぎるから嫌なんだけど……。
つーちゃんの好みでやってみて」
(*゚∀゚)「はーい」
じゃあ、ちょっと茶色くなるくらいでやめておこうかな。
軽く炒めて、さらに玉ねぎをとっておく。
ニンジンとジャガイモは、フライパンの表面を転がすようにして焼いていく。
炒められたら、鍋に入れて煮えるのを待つ。
……あ、もう暇になっちゃった。
141
:
名も無きAAのようです
:2012/03/12(月) 00:21:05 ID:lCxLhY4U0
川;゚ 々゚)
(*゚∀゚)
くるうさんは私の方をちらちら見て、
何かを言おうとしていたが、結局何も言わなかった。
私、よっぽどひどい顔してるんだろうな。
川 ゚ 々゚)「……」
くるうさんはしばらくしておもむろに立ち上がると、
ジャガイモに爪楊枝を刺した。
抜いた爪楊枝はキレイなままだった。
川 ゚ 々゚)「よし、煮えたよ」
(*゚∀゚)「あ、はい」
鍋にルウを溶かしていく。
私は、鍋のほうをかき回していることにした。
くるうさんは、ここで肉を焼き始める。
142
:
名も無きAAのようです
:2012/03/12(月) 00:21:52 ID:lCxLhY4U0
川 ゚ 々゚)「一緒にやっちゃうと硬くなっちゃうんだ。
だから、フライパンで表面を焼き固めてから入れるのがいいよ」
(*゚∀゚)「そうなんだ……その肉、美味しそう」
川*゚ 々゚)「そうね、きっと美味しいよ」
(*゚∀゚)「……楽しみ」
川*゚ 々゚)「うん、私も」
綺麗に焼き色がついたところで、カレー鍋の中に肉を入れる。
一瞬、ふわっと豚肉に近い匂いがした。
あれ、牛肉じゃないのかな。
しばらくそのまま煮込んで、完成だ。
川*゚ 々゚)「できたー」
(*゚∀゚)「おいしそー」
くるうさんも私も、特別なことは何もしていない。
ただ、カレーを箱の裏のレシピ通りに作っただけだ。
レシピと違うことをしたのは、肉を焼いた時だけ。
143
:
名も無きAAのようです
:2012/03/12(月) 00:22:42 ID:lCxLhY4U0
でも、こんなに美味しそうに出来た。
これって、すごいことだと思う。
多分、くるうさんだから出来るんだろう。
まるで、昔のお母さんみたいに。
(* ∀ )「……」
川 ゚ 々゚)「つーちゃん?」
(* ∀ )「お母さん、本当にどこかに行っちゃったのかな」
川 ゚ 々゚)「……」
(*;゚∀゚)「例えば、誰かに誘拐されて、本人の意思じゃなくて、どこかにまだ」
川 ゚ 々゚)「つーちゃん、一気に言おうとしなくていいの。
ゆっくり話してみて?」
(*;゚∀゚)「ごめんなさい……」
川 ゚ 々゚)「気持ちはまず整理しないと、うまく言葉にはならないの。
だから、落ち着いて」
(*;゚∀゚)「はい」
144
:
名も無きAAのようです
:2012/03/12(月) 00:24:05 ID:lCxLhY4U0
私は、この前二人でオムライスを食べたこたつに座らされた。
違うのはくるうさんがすぐ隣にいてくれることだ。
背中にいつもの温かな手の感触がしている。
(*;゚∀゚)「お母さんがほんとにいなくなっちゃったって信じられなくて、つい。
突然、変なこと言ってごめんなさい」
川 ゚ 々゚)「いいのよ。誰でも不安になるもの。
……きっと大丈夫だからね」
(* ∀ )「そう言ってもらえるのは嬉しいけど、
でも、やっぱり怖いんです。
このまま、お母さんが帰ってこないかもって思うと」
川 ゚ 々゚)「……もし、お母さんが帰って来なかったらどうする?何をするの?」
(*; - )「っ!」
くるうさんの声が、ぐっと低くなる。
その瞬間に、部屋の中の空気がずしりと重くなる。
私は本当にいなくなってしまった時のことを想像しさえすれ、
その時に何をするべきなのかということは考えていなかった。
145
:
名も無きAAのようです
:2012/03/12(月) 00:24:54 ID:lCxLhY4U0
川 ゚ 々゚)「あなたは、どうしたいの?」
(*; - )「私は……」
川 ゚ 々゚)「答えられないでしょう?」
(*; - )「……」
川 ゚ 々゚)「そういうことはね、考えていても解決しないの。
だから、時間が解決してくれるのを待つしか無いときもある」
(*; - )「……じゃあ、私は待てばいいの?」
川 ゚ 々゚)「……いいえ、そもそも考えないほうがいいってことよ」
(*; - )「……考えずにはいられないよ。
お母さんに、もう会えないかもしれないのに」
川 - 々-)「当り前よ、だからね。
一瞬でもいいから、忘れさせてくれることをすればいいの」
146
:
名も無きAAのようです
:2012/03/12(月) 00:26:27 ID:lCxLhY4U0
(*;゚ -゚)「例えばどんな?」
川 ゚ 々゚)「大好きな本を読んだり、音楽を聞いたり。
あとは美味しい物を食べたり、なんでもいいのよ」
川 ゚ 々゚)「とにかくその事意外なにも考えられないってものを見つけるの。
考えて、潰れちゃったら元も子もないよ?」
(*゚ -゚)「……私に、出来るかな」
川 ゚ 々゚)「……あなた一人の問題じゃない。
あなたのお父さんだって、同じ思いなんじゃないかしら」
(*゚ -゚)「……お父さん」
川 ゚ 々゚)「そう、お父さんを一生懸命助けてあげなさい。
お父さんもあなたを同じくらい真剣に助けてくれるはずよ?
二人とも、お母さんがいないのを忘れるくらいに。
それで、どうしても辛くなったら……」
川 ^ 々^)「私が美味しい物を作って、持っていってあげる」
(*゚ -゚)「……くるうさん」
川 ^ 々^)「じゃあ、早速だけど食べて!
きっと、すっごく美味しいからね!」
(*゚∀゚)「……はい」
147
:
名も無きAAのようです
:2012/03/12(月) 00:27:07 ID:lCxLhY4U0
そう言って、くるうさんはスプーンを私の口の前に持ってくる。
温かいカレーの匂いがして、思わず泣きそうになる。
それを誤魔化すように、私はにっこりと笑ってそれを食べた。
(*゚∀゚)「……すごく、美味しいよ。くるうさん」
川*^ 々^)「よかった、ふふ」
すごく昔に、今と同じ気持ちになった。
あれは、確か幼稚園でいじめられて帰ってきて、
お母さんがずっと抱きしめて慰めてくれた時だ。
その時、私は世界中の誰よりも安全で安心していられるんだ。
と、小さいながらに思ったのを思い出す。
148
:
名も無きAAのようです
:2012/03/12(月) 00:27:48 ID:lCxLhY4U0
(*゚∀゚)「くるうさん、ありがとね!ちょっと元気でてきたかも」
川*^ 々^)「よかった!ずっとあの調子でいられると私まで滅入っちゃうからね!」
(*゚∀゚)「……うん」
こうして、くるうさんの家での晩御飯の夜は更けていく。
お母さんは……もしかすると帰ってこないかもしれないけど。
その分、私が頑張らなくちゃ。
私は、カレーの暖かさを胸に染み込ませるように、心の中でそう言った。
149
:
名も無きAAのようです
:2012/03/12(月) 00:28:30 ID:lCxLhY4U0
二人目 二人で完食 「くるうと『母』の愛情カレー」
150
:
名も無きAAのようです
:2012/03/12(月) 00:30:31 ID:yjs8hAu.0
親を…喰ったのか…
乙
151
:
名も無きAAのようです
:2012/03/12(月) 00:34:12 ID:lCxLhY4U0
川*^ 々^)ワンポイントアドバイス、カレー編!
川*゚ 々゚)カレーは水加減さえ間違えなければ子供だって美味しく出来るよ!
川*゚ 々゚)だって、箱の通りに作ればいいんだもん
川*゚ 々゚)愛だと称して、ヨーグルトやはちみつを入れるのは愛じゃない
川*゚ 々゚)食べる人を思いやるのが本当の愛だと思うよ!
川*゚ 々゚)じゃあ、みんなも愛のあるカレーを作ろうねぇ!
川*^ 々^) じゃあ、美味しいお肉が手に入ったらまた会おうね!
川*^ 々^)ノシバイバーイ!
152
:
◆9i63q3L3BI
:2012/03/12(月) 00:38:10 ID:lCxLhY4U0
……自分の書いているものの方向性が本気で見えないのって初めてだ。
次回はもっとライトになるってくるうちゃんが言ってた。
そしてつぎも更新まで時間がかかると思います。
153
:
名も無きAAのようです
:2012/03/12(月) 00:46:56 ID:Ls/dk25IO
やだ、めちゃ美味しそう。描写が丁寧で引き込まれる。
決めた、今の現行に川 ゚ 々゚)を登場させよう。
乙でした!
154
:
名も無きAAのようです
:2012/03/12(月) 00:48:18 ID:CNowxlsYO
乙した
こういう話好きだ
次の話待ってる
155
:
名も無きAAのようです
:2012/03/12(月) 00:59:00 ID:pcsNHWBE0
なかなかによかった
こういう感じのは嫌いじゃない
156
:
名も無きAAのようです
:2012/03/12(月) 01:06:00 ID:Hr75oH6g0
うあー、なんという背徳感、恐ろしい。
次話も楽しみにしています
157
:
名も無きAAのようです
:2012/03/12(月) 02:08:03 ID:8CrG3cig0
やっと来たか!
次も楽しみにしてる!
158
:
名も無きAAのようです
:2012/03/12(月) 09:42:39 ID:i7zXbSjUO
優しかったお母さん……
159
:
名も無きAAのようです
:2012/03/12(月) 20:52:11 ID:Mw.towUc0
乙です
今回は肉そのものについて言及する描写が少なくやや残念です
肉と肉になるシーンが詳細に読みたいです
160
:
名も無きAAのようです
:2012/03/12(月) 22:31:53 ID:FGncu9X60
あれ……?つーって前回食われなかったっけ……?と困惑しながら読み進めていたが
脳みそグラタンとごっちゃになってたようだ
食べちゃいたいくらい可愛いつーちゃんいいよね!
161
:
名も無きAAのようです
:2012/04/03(火) 01:32:03 ID:e.KryVBkO
面白いage
162
:
名も無きAAのようです
:2012/04/04(水) 11:33:26 ID:.6jjkS6c0
乙!
お腹減ってきたなぁ
163
:
名も無きAAのようです
:2012/06/03(日) 23:37:33 ID:GbC6Y9Rg0
お腹が空きました
164
:
名も無きAAのようです
:2012/06/18(月) 02:48:02 ID:t5WsNaUEO
続き待ってます
165
:
名も無きAAのようです
:2012/07/02(月) 00:30:12 ID:dgMV9sXM0
お腹空いたよ
166
:
名も無きAAのようです
:2012/07/16(月) 03:02:30 ID:SyaD.GJI0
まだぁ?
167
:
名も無きAAのようです
:2012/08/02(木) 22:52:33 ID:ZO5qMOfc0
今読みました。もの凄く好きです、こういうの。待ってます。
168
:
名も無きAAのようです
:2012/08/12(日) 00:18:07 ID:I5Ouivuo0
まってるまってるまってるまってる
169
:
名も無きAAのようです
:2012/09/01(土) 08:38:33 ID:NTsbKCJk0
まだ?
170
:
名も無きAAのようです
:2012/09/29(土) 15:01:25 ID:gKEK4XL6O
ずっと待つ!
171
:
名も無きAAのようです
:2012/12/14(金) 00:18:33 ID:chO9cSzA0
結構たったなーまたくるかな…
172
:
名も無きAAのようです
:2013/02/13(水) 12:23:50 ID:8qLbrvYc0
待ってるよ
ずっと待ってるよ
173
:
名も無きAAのようです
:2013/04/25(木) 15:46:11 ID:DmD78Ls6O
まとめからきますた
面白いのに更新一年前か…
(´・ω・`)
かむばっく!!
かむばっく!!!
174
:
名も無きAAのようです
:2013/07/17(水) 18:31:11 ID:mvHGCFys0
かむひいや
175
:
名も無きAAのようです
:2013/07/18(木) 09:58:57 ID:9xqa0rLYO
読むとおなかすく…
カレー作りたい
176
:
名も無きAAのようです
:2013/07/18(木) 18:52:51 ID:SgAAR.o60
思えばこの作品にめちゃくちゃ影響受けたなあ
戻ってくるのかな
177
:
名も無きAAのようです
:2013/07/18(木) 19:33:07 ID:GU1/N9120
お前…やっちまったのか…?
178
:
名も無きAAのようです
:2013/11/19(火) 17:55:17 ID:Pa.rEB5Y0
まだかな
お腹空いたな
179
:
名も無きAAのようです
:2013/12/21(土) 03:52:28 ID:TwWmC2/20
おなかすいた
180
:
名も無きAAのようです
:2014/01/20(月) 00:18:47 ID:CraW.8wU0
まだ待ってる
181
:
名も無きAAのようです
:2014/04/18(金) 09:33:10 ID:ZlAX9NXQ0
もう来ないの
待ってるよ
182
:
名も無きAAのようです
:2014/06/19(木) 15:03:16 ID:0NpjfMJE0
age待ち
183
:
名も無きAAのようです
:2014/08/25(月) 01:56:02 ID:HkUPiuks0
せめて生存だけでも…!
184
:
名も無きAAのようです
:2014/10/07(火) 03:59:56 ID:h8WW..Fw0
食欲の秋だよ
185
:
名も無きAAのようです
:2014/11/04(火) 10:06:23 ID:PxZljHCs0
まだ待ってるよ
186
:
名も無きAAのようです
:2014/12/31(水) 03:06:37 ID:Vfr7c1no0
来年も待ってる
187
:
名も無きAAのようです
:2015/01/10(土) 22:36:49 ID:6IIzBrKM0
今年もまってる
188
:
名も無きAAのようです
:2015/01/24(土) 22:13:20 ID:zOzh9Q.g0
ずっと待ってる
今日この話読み返したから晩御飯はカレーにしたよ
肉入れ忘れたけど
189
:
名も無きAAのようです
:2015/06/04(木) 17:47:31 ID:zw1Fchn60
まだまだ待ってるよ
190
:
名も無きAAのようです
:2015/10/12(月) 21:10:12 ID:jlM8mkIw0
ふとたまにこれを読みたくなる時が来る
191
:
◆9i63q3L3BI
:2015/10/20(火) 09:50:58 ID:SaU/GK/c0
壁 |々゚)
192
:
名も無きAAのようです
:2015/10/20(火) 09:55:03 ID:dy2jE0aY0
!?
193
:
名も無きAAのようです
:2015/10/20(火) 10:08:39 ID:GJus6Bg20
生きとったかワレ!
194
:
名も無きAAのようです
:2015/10/20(火) 12:14:10 ID:emu/Ggk.0
3年半っすよ!!!まじすか!!
195
:
名も無きAAのようです
:2015/10/20(火) 12:17:05 ID:dy2jE0aY0
腹が減ってきたな…!
196
:
名も無きAAのようです
:2015/10/20(火) 12:24:26 ID:4dNO5Pb.0
今夜はよっしゃだぁぁーー!!!
197
:
名も無きAAのようです
:2015/10/20(火) 18:21:33 ID:MTpK6Brk0
待ってたよ!!待ってたよ!!
投下までまた待ってるよ!!!
198
:
◆9i63q3L3BI
:2015/10/20(火) 18:47:45 ID:SaU/GK/c0
次回予告
下品なシャッター音が静寂を引き裂く。
ついで子どもたちの甲高い笑い声が、汚れたタイルに反響する。
泣きじゃくる子供を尻目に去っていく少年たちを、女は見ていた。
川*゚ 々゚)「うほっ、いいショタ……」
女の目は……けだものの目。
「くるうちゃんショタを食べる―とても口では言えないあんなところやそんなところのソテー―」
近日投下予定
199
:
名も無きAAのようです
:2015/10/20(火) 18:48:52 ID:dy2jE0aY0
うおおおおおおお!!
全裸待機
200
:
名も無きAAのようです
:2015/10/20(火) 18:51:08 ID:cd6q2pNk0
うっそやろおまえ!?さすがに帰ってくるとおもってなかったわうれしい
まってる
201
:
名も無きAAのようです
:2015/10/20(火) 18:57:36 ID:MTpK6Brk0
ショタ…だと…!?(ガタッ)
202
:
名も無きAAのようです
:2015/10/20(火) 18:58:12 ID:SaU/GK/c0
やあ 川 ゚ 々゚)
ようこそ、くるうちゃんハウスへ。
このカレーはサービスだから、まず飲んで落ち着いて欲しい。
うん、本当に久しぶりだね。済まない。
仏の顔もって言うしね、謝って許してもらおうとも思っていない。
でも、何故か上がっていたこのスレタイを見たとき、私は、きっと言葉では言い表せない
「ときめき」みたいなものを感じてしまったんだとおもう。
今のブーン系を見ても、自分はやはりそういう気持ちを忘れられなかった。
そういうわけだから、このスレにまた顔を出したんだ。
じゃあ、注文を聞こうか。
――――――――――――――――
それはそうと、ここ数年なにもかも嫌になって創作自体してなかったのですが、SCPなる秘密組織に出会って再燃し、
そこでビーチボールウーマンというオリキャラを作ったりしていました。わけわからんね。自分でも何言ってるかわからん。
203
:
名も無きAAのようです
:2015/10/20(火) 19:04:18 ID:RAtChdSg0
うわああああお帰りなさい!!!!!
待ってた甲斐があった!!!!
204
:
名も無きAAのようです
:2015/10/20(火) 19:38:10 ID:gwNxX2Ko0
よりによってSCPかよ
205
:
名も無きAAのようです
:2015/10/20(火) 20:04:20 ID:U8SozMJU0
待ってた
おかえり
206
:
名も無きAAのようです
:2015/10/21(水) 07:41:13 ID:.DGAPISM0
ずっと待ってたかいがあった……!!!!
戻って来てくれて、もうこれは感涙ものですわ
207
:
名も無きAAのようです
:2015/11/03(火) 23:47:52 ID:T4jKgc4M0
生きてたのか…!おかえり
208
:
名も無きAAのようです
:2015/12/02(水) 03:33:01 ID:MtOOfk4U0
まだかなまだかな〜
209
:
名も無きAAのようです
:2015/12/27(日) 01:01:34 ID:pwDwDLPs0
待ってる
210
:
名も無きAAのようです
:2015/12/29(火) 01:03:28 ID:EDhlXJwo0
来年はショタの“お年玉”がもらえるかな?
211
:
名も無きAAのようです
:2016/01/20(水) 19:29:56 ID:bxvj9WpU0
まってるぞー!
212
:
名も無きAAのようです
:2016/02/02(火) 00:01:25 ID:9D07dE7.0
ショタショタ!
213
:
名も無きAAのようです
:2016/03/05(土) 00:50:45 ID:zpL3rnws0
待ってる
214
:
名も無きAAのようです
:2016/04/09(土) 16:10:10 ID:ko9plHZk0
半年経ってるぅー
215
:
名も無きAAのようです
:2016/07/23(土) 01:48:06 ID:SVv919zw0
別スレでくるうちゃん食べられちゃったよぉ
216
:
名も無きAAのようです
:2017/01/12(木) 05:12:37 ID:pIkFkXWA0
待ってるよぉー
217
:
名も無きAAのようです
:2017/07/27(木) 06:51:38 ID:oQPEeuxw0
待ってる
218
:
人妻出会い掲示板
:2017/08/07(月) 22:48:16 ID:7w/qHcNE0
人妻出逢い セふれ 募集 出会い 人妻 セフレ - 最速で出会う方法
一般の奥様と出会える -人妻・熟女と出会うなら【人妻出会い掲示板】
不倫出会い掲示板|不倫相手を検索-不倫募集や不倫相手と出会い(1)
逆援|女性の欲求を満たすセックス掲示板。性欲絶倫な人や童貞は人気
5: 恋人からセフレ、エッチな人妻まで、すべて無料だから出会い放題。
人妻はセフレに最適!出会い系サイトでもっとも簡単にセフレが作れる
http://aeruyo.2-d.jp/zds12/00/
【人妻出会い】人妻・熟女に出会えるSNSを紹介しています。
【人妻出会い】人妻はイメージ通りでエロいとういか人妻は変態
30代〜50代の素敵な熟女出会いを完全無料対応でお届け
無料で使える不倫出会い掲示板 | 不倫してみませんか?
人妻や熟女と知り合う方法や、実際に利用して出会えた優良の出会い
http://galscom.eek.jp/zds06/00/
逆援助交際掲示板|セックスをしたい女性が大勢いる掲示板
逆サポート掲示板で逆サポ出会い 逆援、逆サポなどと呼ぶ。
人妻・熟女はテクニックもあるのでセックス好きな人だとセフレに簡単
出会い系で釣った熟女と会ってきたー!エロすぎる熟女がヤバすぎた
全ての熟女好きよ、これが出会い系の主婦のハメ撮りだ
http://galscom.eek.jp/zds06/000/
人妻出会い系サイト 。人妻と仲良くなるコツもご紹介しています。
出会い系や不倫SNSでエッチな人妻をGETしセフレにする方法
熟女人妻が多くてセフレ・割り切りの関係になれる出会い
高齢熟女の不倫願望 年上と出会うカップル出会い
逆援BBS掲示板ランキングでは実際に出会える逆援助サイトのみ紹介
http://galscom.eek.jp/zds05/0001/
逆ナンパで逆サポ出会い | 逆援助交際体験[人妻熟女逆サポセックス]
若い子には飽きたら人妻や熟女との濃厚な時間を【人妻出会い】
人妻はセフレに最適!熟女 出会い系 高齢者のセフレ 体験告白
暇を持て余し出会い系サイトで中出しOKな高齢熟女
熟女・人妻のセフレや不倫、割り切り関係募集が出来る出会い掲示板
http://galscom.eek.jp/zds07/0001/
出会い 人妻掲示板 逆 サポ ツイッター
出会い 逆援助交際 即会い 即アポ掲示板を探す時などに使えます。
逆H援交女性と出会えるスマホ出会い掲示板Android/iPhone
人妻とヤレる男性無料逆サポ - セフレ募集出会い掲示板
219
:
名も無きAAのようです
:2017/09/24(日) 19:46:44 ID:VTfVUHus0
私を食・べ・て(はぁと
220
:
名も無きAAのようです
:2018/10/09(火) 00:36:58 ID:kgQpQAz.0
くるうちゃんたいきage
221
:
名も無きAAのようです
:2018/10/26(金) 07:01:55 ID:VTgGtlmY0
くるう可愛いよー!
いつまでも待ってるぞー!
http://boonpict.run.buttobi.net/up/log/boonpic2_2541.jpg
222
:
◆9i63q3L3BI
:2018/11/05(月) 23:38:05 ID:ee5JyqKs0
川*゚ 々゚) ...
http://boonpict.run.buttobi.net/up/log/boonpic2_2541.jpg
川*゚ Д゚) クワッ
http://boonpict.run.buttobi.net/up/log/boonpic2_2541.jpg
バリッ バキバキ
゚ )
ガッ川*゚ Σ. boonpict.run.buttobi.net/up/log/boonpic2_2541.jpg
。"
バキ ゚ )
ガッ川*゚ Σ. pic2_2541.jpg
。"..""
バリバリ 川*゚ 皿゚) ボリボリ g
川*゚ 皿 ゚) ! g
川* ゚ 3゚)_g
川* ゚ 3゚)チュルン
川 ゚ 々゚)「……」
川 ゚ 々゚)「主題であるところの濃厚なくるうちゃん味が、一口目にしてこの料理の素晴らしさを決定づけていると言えよう。そしてどこかのゼミの隅にいそうな地味目の服装と長い黒髪のハーモニーは画家のセンスを雄弁にものがたる。上から見ていけばサイコーキュートなくるうちゃんフェイスを堪能でき、下から見ていけばくるうちゃん脚線美と見ていて飽きを感じさせない。場面的には血まみれクーパーを手にしていることから、一話・二話の殺害シーン直後ではないかと思われるが、全く悪びれないくるうちゃんまじくるうちゃん」
223
:
名も無きAAのようです
:2018/11/07(水) 10:15:03 ID:ANcpHvOI0
生きてたのか!
224
:
sage
:2018/11/07(水) 10:38:01 ID:UnUHYjeI0
やっぱここのくるうは可愛いんだよなぁ!
生存確認できただけでもうれしいよ!
225
:
名も無きAAのようです
:2019/03/10(日) 22:49:11 ID:MaOUoXgI0
いつまでも待ってるぜ
226
:
名も無きAAのようです
:2019/09/16(月) 17:11:15 ID:I7edkwIQ0
元号変わっても待ってる
227
:
名も無きAAのようです
:2020/01/05(日) 08:41:46 ID:vabYAe4o0
もう9周年目か
228
:
名も無きAAのようです
:2020/03/26(木) 07:15:48 ID:T76wKktU0
ショタ食べたいよぉ
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板