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PKEC〜天麗美学園ポケモン能力特別対策課〜
9
:
羅歌月
:2015/11/20(金) 18:24:01
「綺麗な団地ね……。」
「はい、私も大好きなんです…。」
「ねぇ、青來。」
「何ですか?」
「貴女、拓巳くんが好きなの?」
「えっ、いえ、そんなんじゃ…!」
「可愛い。」
「もう、細田さん!」
「羅夢。」
「えっ………?」
「……って、呼んで。」
「わかった!羅夢…ちゃん?」
「もうそれでいいや!」
「えっ?」
「なんでやねん!」
「バカじゃね?なんでいきなり
関西弁になるんだよ!!」
「ええじゃないか〜〜♪」
「いやいや、よくないんじゃー!」
「「テッテレテ〜〜!」」
「あの二人、息ぴったりね。
お笑いコンビ組めそうだわ。」
「確かに………笑。」
ガチャッ
「ここ?青來の家。」
「はい。」
うわ。広い。そして綺麗!
「で、それで私たちはどう捜査
すればいいの?まさか見張り?」
「……はい。あの!もうすぐ、
大家さんのお誕生日会なんです。
なので、その時にも出てくるかも
しれないので、見張っててくれませんか?」
「いいわよ。私に任せなさい!
ところで何時なの?それは。」
「明日です………。羅夢ちゃん、千葉くん、
どうか、よろしくお願いします!」
10
:
羅歌月
:2015/11/21(土) 08:38:06
次の日
てなわけで、来ちゃったのだけど、
「本当に来るの?」
「はい、占い師のファデンさんが
そうおっしゃっていたので……。」
「………ファデン?」
「知ってるのか?」
「まぁね。ていうか私を何様だと
思っているの?羅夢様よ!!」
「はいはい………。」
「ったく、そのファデンっていうのは、
占い師の中でも最年少なのよ。しかも
その子の未来予知は99.9%の確率で
当たるって言うしね………。」
「えっ?99.9%?めっちゃ中途半端
「うるさい!CMでもよくやってるだろうが!」
「いや、バカじゃね?それとこれとは
また別だろう……………。」
「二人共、喧嘩しないでください!」
「青來ちゃん。ごめんなさいね。」
「さっ、早く行きましょう。その
ファデンさんの予言によりますと、
管理人さんは、身近な人に毒殺される
と云っていましたので………」
「グッ、うわああああ〜〜!」
「管理人さん?!」
「キャアー!あなた〜〜!」
「奥様!大丈夫ですか?」
「誰か、救急車を!」
「え?!まさか………!」
「いや、死因は毒殺じゃないよ。」
「えっ?!拓巳くん…………?!」
「あ、拓巳くんが確か毒味をかって
でたのよね!誰もやりたがらないなら
って!」
「うん、でも、別にそんなのなかったよ。
現に、僕がこうやって無事だし…。」
「…………」
「羅夢ちゃん……?」
「青來、拓巳くん、皆さん、残念
だけど、救急車は間に合わないわ。
もう心肺停止しているわ………。
しかも、拓巳くんの言う通り、
毒殺じゃない、窒息死よ。でも、
殺人ということに変わりはないわ。
皆さん、誰か会場から出ている人は
いないか、確認してちょいだい!」
「「はい………!」」
一人の大事な命が失ってしまった……。
私達がとやかく言っていなかったら、
防げたはずなのに………………。
11
:
羅歌月
:2015/11/21(土) 08:54:35
パシャッ パシャッ パシャッ
「そうですね。彼女の言う通り、
窒息死だと思われます…………。」
「えっ?!まさかお前が……」
「ありえません!彼女はずっと
私達と一緒にいました……!」
「それにコイツ、人殺しそうにねえし
PKECは基本犯罪に使うのではなく、
犯罪防止に使うべきだっていつも
言ってるし……………。」
「青來、千葉、…………。」
二人共、なんて良い人、泣けてきた。
「バカじゃね?誤解すんなよ。PKEC
を持つ奴なしで、PKECの捜査なんて
出来ないだろ?それに誤認逮捕とか
マジで一番嫌だし……………。」
「そうね……。まずは聞き込みからね。」
「お前らは中学生だろうが……!」
「いい……。」「なんでですか?」
「お前はまだコイツらを知らないのか?」
「まさか………!」
「あぁ、コイツはPKEC HORDERの
中で唯一の警察協力者、細田羅夢だぞ。
もう殺人課になって1ヶ月も経つん
だから、覚えておけよ。お前らもな!」
「「は、はい、すみませんでした…!」」
じゃあこのおっちゃんが捜査のリーダー
って訳か。あとは新人っぽいわね。
こんなので捜査は大丈夫なのかしら?
「それで、細田さん、状況は…?」
「はい私は、呻き声を聞いて、その場に
居合わせたので、詳しくは拓巳くんの
方から聞いてもらえませんか?すみません。」
「いえいえ。じゃあ拓巳くん。一緒に
来てもらうよ。君は一番近くにいたしね。」
「はい、わかりました………。」
「しかし、どこかおかしいんだよな」
「何が?」
「いや、普通、何かで窒息されたとして
呻き声なんかあげる………?」
「無理だな、それ以前にすぐ死ぬだろ。」
「まあね、でも何かがおかしい。
千葉、これはPKECが絡んでると見て
間違いはないわ!!捜査よ!!」
「えええええ〜〜〜?!?!」
12
:
羅歌月
:2015/11/21(土) 09:30:18
「この事件、変すぎるな。普通
だったら迷宮入り確定だよな…。」
「あら、刑事ドラマ観てるの?」
「うっせー。別にいいだろ。」
「粉…………。」
「えっ?ここ、料理室じゃねえよな」
「しかもこれ、尋常じゃない靴跡」
「これ、もしや………!」
「ちょっと行ってくる!」
まさか、あの子かもしれない…!
スッ
「♪〜〜〜〜♪〜〜〜〜〜〜」
フワアアアアアアッ
「…………」
「細田〜!あの!細田見ませんでした?」
「彼女ならここにいるわよ。」
「えっ……………?」
「私は彼女のもう一人の姿、
月影蘭舞よ…………………。」
「全然、違う…………。」
「私は彼女と協力してずっとPKEC
を持つ犯人と接してきたの…。でも
私は所詮影の存在、私には犯人が
どういう能力を持っているかしか
知らないし、この姿は持って5分、
だから、言うわね…。二人で導いた
答えを……………。犯人は………
バシャーモの能力者で…………」
「えっ?!」
「さっ!早く!」
「えっ………?」
残り時間、あと4分………!
13
:
羅歌月
:2015/11/22(日) 18:42:17
「なんだい?僕を呼び出して。」
「犯人は貴方でしょ?
笠原拓巳くん………。」
「えっ?どういうことだい?」
「貴方は毒味をすると言って管理人に
近づき、隙をみて数個の大量の薬の粉を
混ぜた注射器を刺した。そして、窒息死させた。
そしてその注射器は天井に刺した。」
「何を言って………。」
「その証拠に現場の床には粉が落ちていたわ。
そして、謎の足跡も。これは貴方が
履いていた靴ね。そうでしょ?もう、
逃げられないわよ。バシャーモの能力者!」
「ふふ、ふふふふ、ハハハハハ!!」
「何がおかしいのよ!」
「残念ですね。僕の手にかかれば、
あの注射器など自分の手でできるん
ですよ。」
ピュッ
パリーンッ
シュウ………
「ハハハ、ひっかかったー!」
「何?!」
「それはフェイク。予め回収しておいたのよ。
見つけた物を放っておくほど、私達、
バカじゃないんで。」
「チッ…………なら、死んでもらおうか!」
バッ
「危ない!」
ビュンッ
「痛っ!」
「千葉?!?!」
私を庇った彼の肩にはアザが出来ていた。
コイツの能力は、やはり普通じゃない。
「僕はあの管理人の息子だったんだよ。
アイツは、人の良いフリして、女の子を
次々と誘拐していたんだ。しかも、
拷問付きでね。それを見たお母さんが
アイツに殺された。遺体は地下だよ。
女の子達は、見つけた母さんと僕が救出
して今のところは無事だけど、いつ
襲われるかわからない。だから俺が
制裁を下したんだ!無能な警察の手
など借りずに自分でな!!さぁ、
次こそお前等には死んでもらうぞ!
フレアドライブ!!!」
「ひゃあ………」
ヒュン
「えっ………?」
「……………」
誰?この人、でもどこかで見たことある。
「……………」
タッタッタッ
ヒュン
「………フフ。」
パチン
14
:
羅歌月
:2015/11/22(日) 19:06:46
グワワワワン
「うっ…………。!?」
ブオオオオオオオオ
「うわあああああ〜〜!!!!」
「アイツ!……っていない…?」
「拓巳くん!!」
「青來!そいつに近づくな!」
「私は、拓巳くんと拓巳くんのお母さん
には、とても感謝しているの。二人は
私達の恩人だと思っている!それに
私は、拓巳くんの事が大好きなの!」
「青來、僕も好きですよ………。」
フワアアアア
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「笠原拓巳。第二級殺人の容疑で逮捕する。」
「……………はい。」
「ところで、団地の人への暴行も貴方よね?」
「ああ、アイツ等は、アイツの部下
だからな。一人残らず、暴行してやったよ。
誘拐の時も一緒になって拷問したんだから、
自業自得だけどね………。」
「拓巳くん、絶対、帰って来てね。」
「あぁ、帰って来るよ。」
「絶対、絶対だよ。」
「うん…………。」
「さあ、行こうか。」
「はい……」
バタン
ウウウーー
「正義の為の犯罪か………。」
「ハァ?!犯罪は例え、どんな理由が
あってもいけないものでしょ!!」
「でも、『レ・ミゼラブル』の
ジャン・バルジャンのように、生きる
為に罪を犯している奴もいるんだ。
そして、拓巳のように人を救う為に
罪を犯してしまう奴もいるんだよ。」
「…………。」
15
:
羅歌月
:2015/11/22(日) 19:48:37
「何ですか、ここは「おっとお嬢さん。
これ以上しゃべるとどうなるか、わかって
いますよね?未来予知能力のある貴女なら。」
ここは、暗闇に包まれたとある場所。
40歳前後に見える男が15歳位の少女に
拳銃を突きつけられていた…………。
少女は縛られていて身動きがとれない。
そしてその部屋にはたくさんの人の名前が
書かれただるまがたくさん置いてあった。
「や、やめてください!
わわわわかりました!協力します!
協力しますから離してください!」
「いいだろう。なら一日一回絶対に
これから24時間以内に起きるだろう
未来を予知してその結果を話せ。いいな?」
「はい………………。」
16
:
優羅
:2015/12/01(火) 17:02:31
らんらん!!
来ましたよ、新スレ。
拓巳が逮捕されてるー(涙)
今回は悪役かぁ…
どんな役でも似合うな、こいつ←
ま、頑張ってねー♪
17
:
羅歌月
:2015/12/02(水) 21:38:59
ゆうちゃん
まあね笑。バシャーモって、
結構かっこいい系なのね。
それでかっこいい系で意外な人
って言ったら拓巳しかいない
と思って拓巳にした♪
20
:
腕時計ショップ
:2020/04/07(火) 08:24:35
素晴らしいブランドコピーサイト
毎度お世話になります
ルイビトンのバック無事到着致しました、
とっても綺麗な色でこれからの春に向けてぴったりです、ありがとうございました
よろしくお願い致しますm(_ _)m
腕時計ショップ
https://www.cocolv8.com/watch/menu-pid-21.html
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