[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
| |
*〜君と私と未来と希望〜*
26
:
羅歌月
:2015/09/23(水) 11:09:40
そんなこんなで新人が全員揃ったので、うちらは、
天てれ学院の体育館に行くことになった。
さすが、天てれ学院、やっぱり広いな〜〜・・・。
なんて関心していると入学式は始まった。小1から高1までいる。
途中編入もいるみたいだから、結構な人数やな。と、周りを見渡して
いると、あ!去年の新人の代表者が前に出て説明するんだよね。
ちぱちゃんと世波くんが有力だけど、どっちかな?
「そそそ、それでは、天てれ学院の説明会をおおお
行いましゅ!あ、噛んじゃった。行います!」
ええええ?!まさかのルークくん?!驚きすぎて腰を抜かしてしまった。
「彩。大丈夫?」
「大丈夫、大丈夫。」
「ええっと、この学院は、俳優、モデル、タレント、歌手、声優、
戦士に別れております!尚、戦士は、別寮での授業となります!!
でも、卒業したあとでも在籍したい方は、どのコースかを書いて
学院にていちゅ、あ、失礼、間違えました。提出してください!」
確か、モデルクラスに楓姉がいることだし、提出しちゃおっかな♪
「楽しみだね♪」
「うん!楽しみ!!」
優羅や莉夢や麻彩ちゃんと仲良くなれたことだし、これから楽しみ〜!
27
:
羅歌月
:2015/09/23(水) 13:27:06
〜〜〜〜〜〜瑠果side〜〜〜〜〜
マジ人嫌なんだけど。嫌だ。嫌すぎる。事務所の人の計らいで
オーデ受けたけど、まさか合格しちゃうなんて、嫌だな、
全くツイてないよ。『Speas』時代のいじめのせいで全く人が
信じられない、さっきから話し掛けてくるこいつ何?まっまた、
容姿目当てなんでしょう?男の考えることなんか目に見えている
んだから。まっ、気のあるふりくらいしときゃ問題ないか。
「ちゃん・・・かちゃん・・・瑠果ちゃん!」
「な、何?一斗くぅん♪」
「あ、あのえっと、大丈夫かな、って?///」
そう、この気持ち悪い声に男はなぜかメロメロになるの。
まっ、こんな性格になったのは、いじめが原因なんだけどね。
女の子は精一杯色気を使って男に媚びんなきゃ。じゃないと
女の子に除け者にされた女の子は生きていけないの。
「るる瑠果ちゃん、何か無理してない?」
はっ・・・!?
「む、無理ってなぁに?」
「えっと、無理矢理、女子から独りになろうとしてない?」
「えっ・・・・・・?」
なんでそう言うのがわかんの?男は皆バカで操りやすいと思っていたのに。
「ぜ、全然〜〜!瑠果、元々男の子と一緒にいるのが好きなの〜ん♪」
「そ、そう?でも、皆と仲良くしたほうがいいよ。皆、優しいし。」
はっ!?ふざけんなよ。 プチッ
「てめえ!知ったような口聞くな〜〜〜!」
バンッ
私はとっさに持っていたゴテゴテの可愛いデコペンケースを投げつけた。
が、しかし。彼は、とっさの身のこなしで受け取った。
「女子は、そんな悲しい目しちゃダメだよ。」
そういうと彼は、両手を私の肩へ近づけた。
「一斗くん、私・・・・・。」
そういって、私は、背伸びして、顔を彼の唇へ近づけようとした。
が、しかし、彼が優しくさっきの両手で私を抑えた。
「大丈夫。少なくとも、きーちゃんは優しいから。」
きーちゃん・・・・・・?
「一斗お〜!あれ?瑠果ちゃん見つけてくれちゃった系?
ありがとう〜一斗っ♪」
ギュッ ズキンッ
えっ・・・・・?一斗くんは彼女持ちだったの・・・・・?
さっき、初めて持った彼に対するこの気持ちは捨てなきゃ。
「瑠果ちゃん、なかなかミナリカ来ないから心配したよ。
どこかへ迷った?怪我はない?」
その時、泣きそうになった。なぜ、彼にこんな気持ちを持って
しまったのか?なぜ、こんなに素晴らしいこの人を泣かせる
ような真似をしようとしてしまったのか?
「ううう、うわあああああ〜〜〜!!!!」
「瑠果ちゃん?!瑠果ちゃん?!」
「うわあああああ!!!」
私は、その日、思いっきり泣いてしまった。悲しいとか辛い
とかじゃなくてただ申し訳なかったのだ。ただ、虚しくて
ただ、苦しくて、ついに胸の中にたまった思いが満タンの
紙コップの中の水に液を注がれたかのようにほんの一瞬で
溢れてしまったのだ。この日は思いっきり泣いた。次の日、
撮影はないと知ってすごく安心した。多分、マネが作って
くれた久しぶりの休日だろうけどね。
28
:
羅歌月
:2015/09/23(水) 16:36:59
「遅いね〜〜。瑠果ちゃん」
「男でもたぶらかしてるんじゃねえの?」
「ちょっと!その言い方ないでしょ翔!」
「うるさいゆらゆら風船!!」
「そっちこそ!このアホ御曹子!」
「まあまあ落ち着いてくださいよ。」
「「うるっさいな!!」」
「うるせーーー!!」
「!?!?」
「相樹くん、大丈夫?(ウルウル)」
「あぁ、ごめんな。裕太。」
「「(何このBL的コンビ!!)」」
「麻彩ちゃん?莉夢ちゃん?」
「「い、いや、何でもない!!」」
「・・・・・・・たぶらかすか。」
あそこで洸太くんが、何かをぶつぶつ言ってる、
さっきの気にしとるんかいの?とりあえず、声掛ける。
「洸。どしたん?」
「わ、わああ!!」
ウチが近くにおった気配がみじんも感じられなかったような
驚きっぷり。本間面白いなぁ〜〜。年上やのに。
「どうしたの?!」
「いや、皆あっちで騒いどるのになんで独りでおんねやろって。」
「ついていけないよ。あのノリ。」
「あぁ、洸太くん、最年長やもんな。」
「ま、まぁね。ハァ〜〜・・・・」
「貴方、瑠果ちゃんがどこにいるか知りたいんでしょう。」
「ひょえええええ!」
「ぅわああああああ!!!」
「「華琳さん?!?!」」
「YES♪瑠果ちゃんは、乙姫と一斗といるYO♪彼女は一斗に
惚れちゃったけど、同時に乙姫の存在にも気づいちゃったみたい♪
ん〜〜、だからぁ〜〜、君と瑠果ちゃんが結ばれる可能性はぁ〜〜、
ん〜〜〜、五分五分ってとこかな?彼女、結構可愛いし、小悪魔テクも
かなり持ってるし。落とすのには時間かかるかも。まっ君かっこいいし
大丈夫か。まっ、ウチのダーリンほどじゃないけど♪」
「華琳〜〜〜〜!」
「こーーーすけーーー!んじゃ、バイビ〜〜♪
お嬢ちゃんのは、また後日〜〜〜〜♪」
「「え・・・・まさかのジーしょた〜〜?!」」
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板