したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

格闘ゲームの歴史・レビュー

123 強制はしませんが固定ハンドルを推奨します :2004/09/05(日) 12:49
スト2の復興と終焉(スーパー〜X時代)

そして長いスト2冬の時代の後、ついにスーパーが発売されます。それは正しくスト2の続編と呼べるものでした。ターボとは正反対の、初代、ダッシュの方向性と同じスト2です。各技のバランスも見直され、よりプレイヤーの実力が勝敗に反映されるように、つまり、より優れた対戦ゲームになるように調整がされていました。

古参のプレイヤーも戻ってきました。またスト2ならではの熱い対戦が繰り広げられるようになりました。しかし、ライトプレイヤー達にとっては面白くありません。実力の反映されるゲーム性は、彼らの勝率低下を招きます。そして、多くのライトプレイヤー達はスーパーを詰まらないと言って去っていきました。

丁度餓狼2の続編である餓狼スペシャルが発売され、これはライトユーザーの喜ぶ方向性だったので、彼らの多くは餓狼スペシャルに流れました。逆に、ターボが嫌で餓狼2をやっていた元スト2プレイヤーは、スーパーに帰ってきました。

そして、スト2史上最もレベルの高い対戦が日々行なわれました。ライトプレイヤーが少ないこともあって、スト2で行なわれる対戦は腕に覚えのあるプレイヤー同士の、非常に濃い内容の対戦がいつも行なわれていました。

ここで終わりなら良かったのですが、ゲーマーよりもライトプレイヤー(含む学生)が多い店などはスーパーはターボよりもインカムが悪かったため、オペレータから苦情が来たのでしょう。ターボと同じ方向性の続編が発売されました。それがXです。

ターボと同じように跳び込みや突進技の判定を強くし、更に餓狼で受けの良かった超必殺技を追加しました。これによって実力的に負けている相手に対して、運良く一発が当たれば勝てるかもと思わせることができます。

ライトユーザーに受けるために、将棋のように実力が勝敗に反映されるゲームではなく、マージャンのように運の要素が強いゲーム性にしたのです。そして、ライトユーザーはこれを歓迎しました。投げ受身も一見投げハメに対しての対策になりそうですが、実際は全く逆であることにライトユーザー達は気付いていません。

こうして古き良きスト2は消滅しました。殆どの古参プレイヤーは去り、新参プレイヤー、それもXでのシステムを最大限利用したタイプのプレイヤーが幅を利かせるようになりました。もはや実力がキャラ差を凌駕し、間合いを駆使した心理戦が行なわれるスト2は存在しなくなったのです。

そして、このゲームの面白さよりも爽快感などでライトユーザーを取り込む手法がゲーム業界の主な手法となり、マスコミを利用して盛り上げたバーチャファイターシリーズ等によって決定的にゲーム業界は滅んでいきます。面白いゲームは無くなり、ライトユーザーを喜ばせることを目的とした、浅いゲームばかりになっていったのです。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

■ したらば のおすすめアイテム ■

サクラクエスト 3巻 (まんがタイムKRコミックス) - Alexandre S. D. Celibidache


この欄のアイテムは掲示板管理メニューから自由に変更可能です。


掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板