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【SS】 CPUトナメ学園

1 : curimia ◆1ol9efWRHA (アウアウ 0820-7389) :2020/05/07(木) 18:37:19 Dnxn5t2sSa
皆さんこんにちは。
少しずつ温めていたものを投稿します。
おそらくそこそこな長さになるかとは思いますが、ゆっくりと投稿していきたいと思います!

キャラの個性などはなり垢のキャラに寄せてます!
寄ってないのもいますが。

各キャラの設定などはおいおい纏めたものを投稿します

それでは楽しんでいってください!


2 : curimia ◆1ol9efWRHA (アウアウ 0820-7389) :2020/05/07(木) 18:38:08 Dnxn5t2sSa

レイア「おっす。」

リア・リエ「あぁ、レイアか。」

レイア「んだよ、久しぶりの登校だってのに元気ねぇなぁ。」

リア・リエ「いや、いつも通りだが。」

rekuiemu 「そうだよ、リア・リエ君朝はいつもこんな感じだよ。」

BJ「朝弱いもんネ。」

リア・リエ「低血圧なんだ。
なかなか布団から出られなくて困っている。」

レイア「だけど、俺らももう3年か。
早いもんだな。」

rekuiemu 「ネクタイの色も赤に変わって、なんか一新した気分だよ。」

BJ「前まで青だったもんネ。」

rekuiemu 「また同じクラスだといいね!」

リア・リエ「人数少ないからどうせ一クラスだろ。」


登校中だった4人は新学年への期待で胸いっぱいだった

そこへ


ポイゾネ「おはよー。」

レイア「おぅ、おはよう。」

BJ「おはよ………
ポイゾネ、今日から3年生ダヨ……?」

ポイゾネ「うん、もう楽しみでさ!」

rekuiemu 「ポイちゃん、ネクタイが2年生のまんま……」

ポイゾネ「………あぁぁ!
わすれてたぁ!」

リア・リエ「お前だけ留年か。
残念だったな。」

ポイゾネ「やってしまった……」

レイア「お前は朝出る前に何回も確認しろ……
それでなくても忘れ物多発でいつも怒られてんだろ。」

BJ「もう先生も呆れてるけどネ……」

rekuiemu 「それにしても新入生誰が入ってくるかなー!
楽しみだね!」

ポイゾネ「いや、うち中高一貫のエレベーターだから代わり映えしないよ。」

リア・リエ「エスカレーターな。」

ポイゾネ「………わざとだよ。」


そうこうしているうちに
学校へ到着する


3 : curimia ◆1ol9efWRHA (アウアウ 0820-7389) :2020/05/07(木) 18:39:07 Dnxn5t2sSa
3年教室


ねこ「インテリくんえらいね〜〜
また朝から勉強してる。」

インテリ「今年は皆さん受験ですよ?
自覚があるんですか?」

ねこ「なるようにしかならないよ〜〜」

インテリ「そんなお気楽な……」

脇役「インテリの言う通りだぞねこ。
もっと将来についてよく考えるべきだ。」

ねこ「うん、そうだね〜〜
脇役さんに言われたらそんな気がしてきたよ〜」

インテリ「僕の時になってくださいよ……」



レイア「おーっす!」

rekuiemu 「みんなおはよー!!」

吐き気「うむ、やはりまたみんな同じクラスか……」

リア・リエ「2つに分ける意味もないからな。」

BJ「大丈夫?
顔色悪いヨ?
……いつも通りカ………」

吐き気「うむ……
もうこれにも慣れたものだ……」

ポイゾネ「保健室の常連だもんね。」

下目「え、ポイゾネは2年なの?」

転校生「まぁ、やるだろうとは思ってたけど……」

無敵「去年もだったもんね。」

ポイゾネ「誰か2本持ってたりしない?」

脇役「うむ、私のを貸してやろう。」

ポイゾネ「え、いいの?
ありがとう!」



リア・リエ「なんでお前がネクタイ持ってるんだ。
お前らはリボンだろ……」

脇役「うむ、後輩に絶対に似合うから
と、渡されたのだ……」

転校生「あはは、誰かは想像つくよ……」


4 : curimia ◆1ol9efWRHA (アウアウ 0820-7389) :2020/05/07(木) 18:39:42 Dnxn5t2sSa
rekuiemu 「まだH Rまで時間あるし、何かやろうよ!」

エルバン「あ、じゃあ野球やろう野球!
ほら、緑甲羅あるよ!」

rekuiemu 「よし、じゃあ僕投げるねー。
おりゃ!」

エルバン「ふんっ!」


カキーン

快音と共に甲羅をバットに当てる


ガラガラ


ヨシオくん「みんなおはよープリ!」

エルバン「あ。」


高速の緑甲羅はヨシオくんに直撃した


ヨシオくん「なんで新学期一発目からこうプリ……」

軍曹「そうゆう星のもとに生まれたんだろうな。」

ポイゾネ「rekuiemu 甲羅貸してー
俺もやりたい。」

rekuiemu 「はい。」

ポイゾネ「行くよー、えい!」

エルバン「そんな甘い球じゃ、こうだよ!!」


カキーン


ヨシオくん「おっと!
そう同じ手は食わないプリ!」


今度は華麗に避けるヨシオくん


ギル「私たちも最上級生ね。」

アルザーク「ええ、早いものですわね。」

エルバン「あ、ギル姐危ない!」

ギル「えっ?
うわぁ!」


そこへちょうど教室に入ってきたギルティースとアルザーク

ギルティースはとっさにリフレクターを構える

案の定、跳ね返った緑甲羅はヨシオくんへ直撃した


5 : curimia ◆1ol9efWRHA (アウアウ 0820-7389) :2020/05/07(木) 18:40:54 Dnxn5t2sSa
ヨシオくん「納得いかないプリ。」

軍曹「だからお前はそうゆう星に生まれたんだろ……ぷっ、くく、あはは!」

ヨシオくん「笑いすぎプリよ!」

天才「(ほんと朝から騒がしい連中だな。)」



ガラガラ


トン「はーい、席についてー。」

ねこ「あぁ、やっぱりトン先生だ〜〜」

トン「一クラスしかありませんからね。
皆さんの卒業まで私がしっかりと指導して行きますからね。」

rekuiemu 「いえーい!」

脇役「担任が先生なら安心だ。」

トン「全校集会まで時間はありますから、まずは係決めでもやりましょうか。」

エルバン「先生席替えはー?」

軍曹「まだ早いだろ……」

エルバン「えーでも去年も最初この席だよ?
出席番号順だし。」

トン「まぁたしかにそうですね。
では帰りのH Rでやりましょうか。」

エルバン「さっすがトン先生!」


無敵「委員長は去年と一緒でレイアくんでいいんじゃない?」

レイア「えー、一緒だとつまんないだろ。
誰かやりたいやついねぇのか?」

リア・リエ「誰もいないだろうな。」

トン「そうですね、では去年レイアくんには頑張ってもらいましたから、レイアくんの指名で行きましょうか。」

レイア「お、先生そりゃいい考えだな!
誰にすっかなー。」

転校生「インテリくんでいいんじゃない?
頭いいし。」

インテリ「頭の良さは関係ないですよ。」

リア・リエ「そうだぞ。
レイアが去年やってるんだからな。」

ヨシオくん「レイアは下から数えた方が早いプリからね。」

レイア「……よし、じゃあこのクラスの委員長はヨシオくんで。」

ヨシオくん「え。」

「さんせーい!」

トン「では、委員長は決まりましたね。
ヨシオくん、よろしくお願いしますね。」

ヨシオくん「こうなったらやってやるプリ!
みんなついてくるプリよ!」


6 : curimia ◆1ol9efWRHA (アウアウ 0820-7389) :2020/05/07(木) 19:07:29 Dnxn5t2sSa

トン「あれ、そういえばデスエンペラーくんがまだいませんね。」

召喚士「忘れてたんですか先生……」

トン「いえ、そうゆうわけでは。
そもそも出席を取ってませんでしたね。」

rekuiemu 「でもデスエンくんはいつもですから。」


ガラガラ!


デスエン「はぁ、はぁ……
すいません!
時間に余裕もって出たんすけど、なんか工事中の道路の近く通ってたら道が抜けて……」

トン「ええ、大変でしたね。
今から係決めをしますので早く席につきなさい。」

デスエン「うす。」

リア・リエ「普通の人が言ったらただの言い訳にしか聞こえないが。」

下目「デスエンは本当だもんな。」




そして、それぞれの係が決まった


委員長  ヨシオくん
副委員長 インテリ
国語   エルバン
数学   アルザーク
英語   転校生
化学   召喚士
生物   ねこ
物理   ギルティース
日本史  ティーダ
地理   rekuiemu
現代社会 脇役
音楽   B J
美術   天下無敵
保険   吐き気
体育   レイア




トン「それじゃあ皆さんよろしくお願いしますよ。
担当じゃない人も皆さんのフォローをするんですよ。
あ、そうだアルザークさんは全校集会がおわったらプリントをとりにきてください。」

アルザーク「わかりましたわ。」

軍曹「早速宿題っすか?」

ねこ「え〜〜
初日から〜〜?」

トン「当たり前です。
皆さんは今年受験ですからね。
おそらく宿題を出すのは私だけでしょうから、数学だけ頑張ってください。」

「はーい。」


7 : curimia ◆1ol9efWRHA (アウアウ 0820-7389) :2020/05/07(木) 19:08:08 Dnxn5t2sSa
2年教室


委員長「こら、黒光くん!
制服はちゃんと上までボタン閉めなさい!」

黒光「別にいいだろ、これが楽なんだよ。」

委員長「だめです。
みんなちゃんと着てますよ。」

黒光「あそこ見てみろよ。」

委員長「え……
あぁ!こらマグヌスくんにミカくん!
君たちも制服はちゃんときなさい!」

ミカ「上まで締めると窮屈なんだよ。」

マグヌス「そうだそうだ、いいんちょうはいつでもまじめすぎなんだよ。」

委員長「仕方ないですね。
バルザードたんからも何か言ってあげてください。」

バル「みーくん、制服はちゃんと着なきゃだめだよ。
かっこ悪いよ。」

ミカ「……あー、わかった。
ちゃんと着る……」

バル「えらいよみーくん!」

ミカ「着るからそのみーくんはやめてくれ……」

バル「えー、なんで?
みーくんはみーくんだよ。」

マグヌス「ははは、みかたごろしはいつもばるざーどたんにはたじたじだな。」

ゲイ「マグヌスゥゥ!
どうしたんだい?
そんな服をはだけさせて、もしかして誘ってるのかい?」

マグヌス「ちっ、うざいやつがきやがった。」

ゲイ「なんなら僕が着せてあげてもいいんだよ?」

マグヌス「じぶんできれる。」

黒光「てめぇもたじたじじゃねぇか。」

委員長「ほら、2人ともちゃんと着ましたよ。
黒光くんも先生に怒られちゃいますよ。」

黒光「あいつは、このくらいじゃ怒んねぇだろ。」

委員長「たしかにそうかもしれませんけど、そうゆう問題じゃないです!」


8 : curimia ◆1ol9efWRHA (アウアウ 0820-7389) :2020/05/07(木) 19:20:30 Dnxn5t2sSa

ドルコリン「やっぱり今年もみんな同じクラスなのね。」

ちょこにゃ「先輩たちに比べたらちょっと多いけど、2つに分けちゃうと少ないもんね。」

コテツ「先生も去年と同じかなぁ?」

ちょこにゃ「んー、多分同じじゃないかな?」

コテツ「やったぁ!」

ドルコリン「あら、そんなに嬉しいのね。
まぁ気持ちはわかるわ。」



タバスコ「聴牌ちゃん、何してるの?
そんなにネクタイ持って。」

チェマ「お前必要ないだろ?」

聴牌「はい、先輩に似合うと思って持ってきてたんですが。」

タバスコ「あぁ、脇役先輩か。」

聴牌「さっき3年先がつけるやつを渡してきました。」

チェマ「どこで手に入れたんだよ……」


殺意「またモンスターボールそんなに持ってきて……」

アントン「はちくんでないかなぁ。」

アルバロ「ふむ、我がそのはちとやらをお金でだしてやろうか。」

アントン「だめだよ。
はちくんは自分の力で出さないと意味ないんだ。」

アルバロ「そうか、そこまで真剣なら我も応援させてもらうぞ。」

アントン「はちくんでろー
はちくんでろー。」

アルバロ「はちくんでるのだー。
はちくんでるのだー。」

ナザレンコ「何やってんだあいつら……」

殺意「なんか儀式してる。」


9 : curimia ◆1ol9efWRHA (アウアウ a5da-7389) :2020/05/08(金) 22:59:10 E2BVxH4cSa
ガラガラ


部長「はい、みんな席についてー。」

コテツ「あぁ!
部長先生だぁ!やったぁ!」

部長「また1年間皆さんと一緒に私も成長していきますので、よろしくお願いしますね。」

「よろしくお願いします。」

部長「さて、大まかな役職だけでも今のうちに決めておきましょうか。
委員長は……去年通りでいいですかね?」

ムッコロズ「まぁ、こいつ以外委員長はいないだろ。」

ソーセージ「委員長が2人になっちゃうしねー。」

部長「委員長くん、2年連続になってしまいますが大丈夫?」

委員長「はい!
問題児ばっかりですが、まとめてみせます!」

黒光「たしかに問題児ばっかだな。」

デロイ「君が筆頭だよ……」


部長「では、残りは後で決めるとして。
全校集会なのでみんな遅れずに体育館に集まるようにね。」

「はーい。」



チェントゥリ「全校集会かぁ、校長先生の話長いんだよねぇ。」

エース「そうかな?
そこまで長くはないと思うけど……」

チェントゥリ「長いよぉ!」

勇者「チェントゥリちゃんはじっとしてられないだけだよね……」

チェントゥリ「わざわざ体育館に行かなくても放送ですればいいのにね。」

エース「まぁたしかに。」

委員長「ダメですよ。
ちゃんと目を見て聴くことが大事なんですから。」

チェントゥリ「委員長はまじめすぎるんだよー。
もっとゆるーく考えてもいいんじゃない?」

委員長「僕はこうゆう性格だからこれでいいんです。」

チェントゥリ「まぁ融通は聞いてくれるからいいんだけど。」

勇者「たしかにね。
ほんとの堅物の脇役さんよりは……」

聴牌「なんのはなしですかー?」

エース「て、聴牌ちゃん……」

チェントゥリ「か、顔が怖いよ……
あと、どこから……」

聴牌「脇役先輩がとうしたんですかー?」

勇者「な、なんでもありません……」

ムッコロズ「(あの人絡むとほんと豹変するな。
気をつけておこう。)」


10 : curimia ◆1ol9efWRHA (アウアウ a5da-7389) :2020/05/08(金) 22:59:50 E2BVxH4cSa
体育館


脇役「ポイゾネサスくんはなにをしているんだ?」

転校生「せっかくだからって2年に紛れに行ったよ……」

下目「なにやってんの?」



タバスコ「ポイゾネ、なんでここにいるの……」

ポイゾネ「おはよー。」

タバスコ「うん、おはよう。」

デロイ「ポイゾネさん、ネクタイが……」

ポイゾネ「こうしてたら2年でいけるかなって。」

バル「サスくんと同じクラス?」

ポイゾネ「そうだよ!」

バル「わーい!
サスくんと一緒だぁ!」

ナザレンコ「よし、じゃあ俺が3年のとこ行ってくるな!」

タバスコ「なんで……?」


リア・リエ「もうあいつはあのままでいいんじゃないか。」

エルバン「いいと思う。」


11 : curimia ◆1ol9efWRHA (アウアウ a5da-7389) :2020/05/08(金) 23:00:33 E2BVxH4cSa

そして

それぞれ本来の位置へ整列を終えた生徒たち

校長の話が始まる


玄酔楼「えー、皆さん進級おめでとう。
3年生たちは残りの1年楽しむように。
2年生は中だるみのじゃからな、気を引き締めて勉学に励むようにな。
…………」


それからもしばらく話が続く


レイア「相変わらず話がなげぇ。」

rekuiemu 「もう慣れたよ。」

デスエン「この後教頭の話もあるんだろ?」

エルバン「そうなんだよねー。」

無敵「しかし、どうしても教頭の名前が覚えられないんだよね……」

BJ「わかるヨ。
ここまででてるんだけどネ。」

転校生「えーとたしか、コー、コー……
あれー、なんだったっけ?」

BJ「あ、ちょうど教頭の話しが始まるヨ。」


コージ「えー、生徒の諸君………………」


教頭の話しが終わる


転校生「ダメだ、やっぱり思い出せない。」

無敵「話はちゃんと聞いてたはずなのに、内容を全く覚えてない……」



それから

入学式が明日であるなど
説明事項が伝えられ
全校集会および始業式は終了した


12 : curimia ◆1ol9efWRHA (アウアウ a5da-7389) :2020/05/08(金) 23:01:49 E2BVxH4cSa

ここで一応設定を

種族によって住む地域が別という設定です

しかし、離れているわけではなくすぐ近くです


学年

3年  一回勢、二回勢

2年  三回勢、六回勢

1年  幻想勢、八回勢

こうすると2年が多くなりましたので、極力三回勢、六回勢から教師役に選んでます

ちなみに

校長   玄酔楼
教頭   コージ
国語   学校に潜む母
数学   トン
英語   アナキン
生物   エロい姉
化学   ドドン
物理   ワンダ
日本史  ISAMI
地理   世界第一位ゲン
現社   部長
音楽   鳴り止まぬヨシオ
保険   エロマス
体育   バーンナック
保険医  Dr.神様


細かい設定につきましてはまたおいおい作中で描写していきます


13 : はいどうも名無しです (ワッチョイ 6f4b-7389) :2020/05/08(金) 23:47:17 KUlHz1wk00
学パロ待ってました!!支援のドドン


14 : はいどうも名無しです (ワッチョイ 92f6-f865) :2020/05/09(土) 05:19:59 C1nLNQAk00
これは面白い
先生の配役がそれっぽくてとてもすこ


15 : curimia ◆1ol9efWRHA (アウアウ ecb7-7aa8) :2020/05/12(火) 22:18:43 tMhOhkZgSa
始業式も終わり

三年教室



エルバン「席替え席替えー。」

軍曹「そんなに楽しみなのか?」

エルバン「うん、席は別にどこでもいいんだけどクジとかで席替えするの、なんかワクワクしない?」

B J「なんかわかる気がするヨ。」

エルバン「でしょ?」


ガラガラ


トン「はい、では皆さんH R始めますよー。
では、約束通り席替えをしましょうか。」

エルバン「いぇーい!」



そして


ヨシオくん「せんせーい、前がティーダだから全然見えないプリー。」

rekuiemu「僕も前がポイちゃんなんで見えませーん。」

軍曹「俺も見えません。」

B J「僕モー。」

ギル「なんであんたたちちっちゃい組がこぞって後ろになってんのよ……」

ヨシオくん「クジなんだからしょうがないプリ。」

トン「ふむ、誰か一人はこうなると思ってましたが……
まさかこんなにいるとは。
では、今のみんなは一番前の人と変わってください。」

「はーい。」



無事に席替えも終わり


トン「皆さん明日は入学式ですが、お休みですか?登校ですか?
はい、ポイゾネサスくん。」

ポイゾネ「休みー!」

トン「………リア・リエくん。」

リア・リエ「登校です……。」

トン「はい、そうですね。」

ポイゾネ「え……?」

トン「ポイゾネサスくんは聞いてなかったみたいですが、朝言った通り皆さんには入学式に出席してもらいますからね。」



ポイゾネ「言ってた?」

脇役「言っていた。
しっかり話は聞かないといけないぞ。」

デスエン「(俺も聞いてなかった、危ねぇ。)」



トン「それから、先ほど職員会議で決まったのですが、皆さんに重大発表があります。」

rekuiemu「転校生ですか!?」

転校生「あ、はい?」

軍曹「お前じゃねぇ、座ってろ。」

天才「(職員会議じゃそんなこと決まんないだろ。)」

トン「いえ、実はですね………


16 : curimia ◆1ol9efWRHA (アウアウ ecb7-7aa8) :2020/05/12(火) 22:21:03 tMhOhkZgSa

2年教室


タバスコ「明日入学式だってー、楽しみだね。」

ムッコロズ「みんな見知った顔だろう。」

タバスコ「いやでも、校舎が違うから最近会ってなかったじゃん。
みんなに会うの久しぶりだなー。」

ムッコロズ「確かにな。
まぁ、元気にしてるだろう。」


ガラガラ


部長「はい、HR始めるよー。
みんなも聞いてたと思うけど明日は入学式だからね。
みんなにも手伝ってもらうことあるからよろしくね。」

無垢「何をお手伝いしたらいいんですか?」

部長「んー、朝から会場設営とか。
あとは、在校生として新入生のお出迎えかな。」

無垢「わかりましたー。」

部長「それからさっき職員会議で決まったことがあって、みんなに発表があります。」

エース「なんですかー?」

部長「この学園には今の3年生より上がいないよね?」

アルバロ「うむ、だから去年は少し寂しかったな。」

ソーセージ「先輩たちが1年生のときはもっとだったろうねー。」

部長「でもこれからはもっと多くの生徒がこの学園で生活することになります。
そこで、今年から生徒会を設けることになりました!」

タバスコ「おぉ!
なんか憧れますね、生徒会!」

チェマ「たしかに今まで無かったな。」

部長「そして、今年卒業の3年生主体というのはあれなので、この中から生徒会メンバーを決めます。」

ミカ「マジっすか?」

部長「マジなんです。
でもまだ先だから今すぐってわけじゃないよ。
もし立候補したい人がいたら考えといてね、公約とか。
じゃあ、今日はここまで。
みんな気をつけて帰るようにね、じゃあ委員長くん。」

委員長「はい、起立、礼。」

「さようなら!」



黒光「しっかし生徒会をこん中からか。」

マグヌス「ぼくはやらないぞ。」

黒光「俺もやる気はねぇよ。」

デロイ「君らがやったら学園崩壊するよ……」


17 : curimia ◆1ol9efWRHA (アウアウ ecb7-7aa8) :2020/05/12(火) 22:22:34 tMhOhkZgSa

そして

HRもおわり

下駄箱


デロイ「あ、先輩方お疲れ様です。」

ポイゾネ「デロイくん、お疲れ様ー。」

転校生「そっちも終わったんだ?」

デロイ「はい。」

黒光「よぉ、最上級生になった気分はどうよ?」

転校生「黒光……
その最上級生に使う言葉遣いじゃないよね?」

黒光「たかが3日早く産まれたくらいで威張られてもな。」

転校生「こっちはお前より一年長くこの学校にいるんだよ。
それで十分だろ。」

黒光「同じ内容のテストやってどっちが上だったんだっけな?」

転校生「ぐっ……」

ポイゾネ「まぁまぁ、僕ら産まれた時から一緒にいる幼なじみみたいなもんなんだからさ。
上も下もないよ。」

黒光「そうだな、とりあえず精神年齢はてめぇが一番下だな。」

ポイゾネ「え?」

デロイ「んー、たしかに。」

ポイゾネ「え、うそ?」

タバスコ「あ、よかった、みんなまだいた。
置いてかないでよ!」

黒光「てめぇがいつまでもくっちゃべってたんだろ。」

タバスコ「久しぶりだったからさー。
話盛り上がっちゃって。
で、なんの話で盛り上がってたの?」

ポイゾネ「んー?
きゅうりはほとんど水分だよねって話。」

タバスコ「あー、97%水分らしいね。
でもきゅうりおいしいよね?」

ポイゾネ「うん、おいしい。」

転校生「なんできゅうり……?」

黒光「そもそも、んな話じゃ盛り上んねぇよ。」




ポイゾネ「あ、そうだ。
生徒会ができるんだってね。」

デロイ「そうなんですよ。
誰がやるんでしょうね。」

黒光「正義感の強いやつが立候補すんだろ。」

ポイゾネ「黒光やってみたら?」

黒光「はぁ?」

転校生「血迷ったこと言わないでポイゾネ。」

デロイ「ほんとですよ!
学園が滅びますよ!」

黒光「ひでぇ言われようだな。」

ポイゾネ「えー、いいと思うけどな。」

黒光「まぁてめぇよりはな。」


18 : curimia ◆1ol9efWRHA (アウアウ ecb7-7aa8) :2020/05/12(火) 22:24:08 tMhOhkZgSa

2年教室


ちょこにゃ「バルザードちゃん一緒に帰ろう。」

バル「うん、いいよぉ!
あ、そうだおいしいケーキ屋さん見つけたんだぁ!
帰りに行こうよ!」

ちょこにゃ「え、ほんと?
いきたいいきたい!」

バル「じゃあ下駄箱まで競争だよぉ!」

ちょこにゃ「あ、まってよバルザードちゃん!」

委員長「こら!
廊下は走らない!
ってもう行っちゃいましたか。」

ナザレンコ「委員長は大変だなぁ。」

勇者「今のは委員長の仕事って感じじゃないけどね。
………あれ、今のはどっちの委員長?
なんかややこしいね。」

ナザレンコ「委員長は委員長だろ。」

勇者「うん、そうなんだけど……」

委員長「まったく、ほんとにこのクラスはみんな自由なんだから。」

ナザレンコ「でも自由が一番だぜ?」

委員長「それはそうですけど、最低限の規律は守ってもらわないと。」

ナザレンコ「相変わらず真面目だな。
どうだ?今から遊びいかねぇか?
時間あるだろ?」

委員長「まぁいいですけど。」

ナザレンコ「よし、んじゃ勇者も。
あとは適当なやつ誘ってよ!」

勇者「うん、行きたい!」

ナザレンコ「せっかくの高校生活楽しまなきゃ損だぜ!
委員長なのは学校にいる時だけでいいんだよ!
………あれ、たしかにややこしいな。」

委員長「ハメは外しすぎないように!」

ナザレンコ「わぁーてるよ。
お前がいるんだ。そんときゃ止めてくれ!」

委員長「君たちの保護者じゃないんですけど……」

勇者「どこに行きますか?」

ナザレンコ「そうだな、行きながら考えようぜ!」

勇者「そうですね!」

ナザレンコ「よし、じゃあ先行っとくぞ!」

勇者「あ、待ってください!」

委員長「だから廊下は走らない!!
……全く、まぁたまにはいいですかね。」


部長「おや、委員長くん今帰りですか?」

委員長「はい、ちょっと遊びに行ってきます!」

部長「存分に遊んでおいで。」

委員長「はい、ではさようなら!!」


部長「ふふ、あんなに小走りで
よっぽど楽しみなんでしょうね。」

トン「若いっていいですねー。」


19 : curimia ◆1ol9efWRHA (アウアウ ecb7-7aa8) :2020/05/12(火) 22:27:09 tMhOhkZgSa

下駄箱


バル「あ、ブラくんたちだぁ!」

B J「バルじゃないカ。」

軍曹「どうした、そんなに急いで。」

ちょこにゃ「もう、バルザードちゃん速いよ……」

ミカ「競争でもしてたのか?」

バル「そぉ!」

ちょこにゃ「あ、皆さんこんにちは。」

B J「やぁちょこにゃちゃん。」

軍曹「おっす。」

バル「ちょこにゃちゃんとね、あそこのケーキ屋さん行こうと思って。」

ミカ「あぁ、あそこか。」

バル「みんなで行こうよ!」

B J「いいのかイ?」

ちょこにゃ「もちろんです!
むしろ、私の方が皆さんの中に混じっていいんでしょうか?」

軍曹「そんなこと気にすんな。」

ちょこにゃ「ありがとうございます。」

バル「あぁー!
みーくんまた制服そんな着方して!
ほら、ちゃんとしてあげるからこっちきて!」

ミカ「だ、大丈夫……
自分でできるから……」

バル「朝もそんなこと言ってそのままじゃん!
みっともないよ!」

ミカ「わかった、わかったから!」

BJ「この光景を見るのも相変わらずだナ。」

軍曹「(俺も着崩そうかな。)」

rekuiemu 「あれ、みんな何してるの?」

ちょこにゃ「あ、レッくんにあくまん。」

下目「おっつー。
って、ミカはなんでそんな汗かいてるの?」

ミカ「なんでもないです……」

バル「せっかくみんな集まったし、全員で行こうよ!」

rekuiemu 「どこに?」

ちょこにゃ「バルザードちゃんがおいしいケーキ屋さんを見つけたんだって!」

rekuiemu 「おぉ!
大好物だよ、行こう行こう!」

BJ「僕らの街にあるから、案内するヨ。」

下目「あんまり甘いの得意じゃないんだけど……」

ちょこにゃ「そんなこと言わないの!
置いてくよ!」

下目「はぁ……」


20 : curimia ◆1ol9efWRHA (アウアウ ecb7-7aa8) :2020/05/12(火) 22:34:37 tMhOhkZgSa
続きはまた後日です!


21 : はいどうも名無しです (アウアウ 702b-bd33) :2020/05/13(水) 18:40:16 1ioSA9IASa
支援のドドン
学パロ大好きなので頑張って下さい!


22 : curimia ◆1ol9efWRHA (アウアウ 8eae-7aa8) :2020/05/17(日) 22:21:55 BVzKFwWASa
そのケーキ屋さんへ到着した一向


バルザード「あれ、チェントゥリちゃんだぁ!」

ちょこにゃ「ほんとだ、リア・リエさんもこんにちは。」


注文を終えた一向は飲食スペースへと移動し
そこでチェントゥリオーネ達と出会う


チェントゥリ「あれ、みんななんでここにいるの!?」

リア・リエ「……だから持ち帰りたかったんだ。」

ミカ「そりゃこっちのセリフだ。
ここは俺たちの街だぞ。」

チェントゥリ「この前見つけたんだよねー。」

BJ「ここ美味しいよネ。」

チェントゥリ「あ、BJさん達も。
こんにちはー!」

BJ「ここ、美味しいよネー。」

リア・リエ「……止めろ。」

rekuiemu 「リア・リエくん甘いもの好きだったっけ?」

リア・リエ「好かん。」

下目「へぇー、じゃあなんでこんなところにいるのかなぁ?」

リア・リエ「……こいつに連れてこられたんだ。」

チェントゥリ「一緒に食べようよ!」

バルザード「もちろんだよぉ!」



リア・リエ「っていうかお前も甘いもの苦手だろ。」

下目「まぁたまにはいいかなぁって。
大勢だし。
リア・リエはチェントゥリちゃんと二人なんだね。
デート?」

リア・リエ「なんでそうなる……」

下目「え、男女2人がこんなところにいるのは立派なデートじゃない?」

リア・リエ「ただの腐れ縁だ。
それに、あいつは俺ら幼なじみが同級生にいないからな。
ああやって友達が多いのはいいことだ。」

下目「チェントゥリちゃんが1人じゃ寂しいだろうからかぁー。」

リア・リエ「いや、ここへはあいつに拉致された。」

下目「ま、わざわざ苦手なところについてくるあたり、チェントゥリちゃんには甘いねー。
さながらこのケーキのようだ。」

リア・リエ「……だから嫌いなんだ、甘いものは。」


23 : curimia ◆1ol9efWRHA (アウアウ 8eae-7aa8) :2020/05/17(日) 22:22:21 BVzKFwWASa
rekuiemu 「なにこれ!?
めっちゃ美味しい!」

BJ「でショ?」

ちょこにゃ「ほんとに美味しいです!」

rekuiemu 「甘すぎない感じ、すごい好み。」

軍曹「……お前のはめっちゃ甘そうだな。」

バルザード「これが一番好きなんだぁ!」

ミカ「んなもん食ったら気持ち悪くなるわ。」

バルザード「えー、美味しいよぉ!
ほら、あーん。」

ミカ「い、いらねぇよ!」

バルザード「むぅ、じゃあひーくん食べてみる?
あーん。」

軍曹「おう、さんきゅー。
おぉ、たしかに甘いけど、うまいな。」

バルザード「でしょぉ!」

ミカ「………ぐっ、お、俺ももらってやるよ。」

軍曹「いらねぇんじゃねぇのか?
しょうがねぇなぁ、ほらあーん。」

ミカ「いらねぇよ!!!」


24 : curimia ◆1ol9efWRHA (アウアウ 8eae-7aa8) :2020/05/17(日) 22:22:48 BVzKFwWASa


そして


バルザード「じゃあまたねぇ!」

ちょこにゃ「うん、また明日!」

チェントゥリ「ばいばーい!」


それぞれ帰路へつく一向



バルザード「美味しかったねぇ!」

BJ「満足したかイ?」

バルザード「うん、夜ご飯食べれるかなぁ?」

軍曹「ここで食ったことは黙っとかねぇとな。
怒られちまうな。」

バルザード「いーくん怖いんだよねぇ。」

軍曹「そういや、あいつどうしたんだ?」

バルザード「うーん、教室には残ってたよぉ。」

軍曹「相変わらず、委員長やってんのな。」

BJ「まぁ、あいつは真面目だからネ。」

バルザード「でもいーくん、いいところもいっぱいあるよぉ!」

軍曹「お前……
それあいつが真面目なのが欠点って言ってるようなもんだぞ……」

バルザード「あ……」

BJ「ミカどうしたの?
そんな不満そうな顔して。」

ミカ「なんでもない。」

軍曹「お、どうした?
ケーキもっと食いたかったのか?」

ミカ「うるせぇよ!」




rekuiemu 「大満足。」

ちょこにゃ「食べ過ぎだよレッくん……」

下目「まぁ、でも美味しかったな。」

チェントゥリ「下目さんの口にもあってよかったですねー!」

下目「うん、たまには甘いものもいいかな。」

ちょこにゃ「あくまんがケーキ食べてるの久しぶりに見たよ。」

下目「肉食だからなぁ。」

rekuiemu 「僕も肉食だよ!
まだまだ全然食べれる!」

リア・リエ「お前はなんでも食うだろ……」

下目「そういえば召喚士はどうしたの?」

リア・リエ「あいつは召喚術の研究で忙しいとかで帰った。」

チェントゥリ「連れてきたかったのになぁー。」

rekuiemu 「ちょこにゃちゃん、エースくんとソーセージくんは?」

ちょこにゃ「教室にはいた気がするけど、バルザードちゃんと急いで来ちゃったからなー。」

下目「まぁ、家には帰ってるんじゃない?」

rekuiemu 「そうだね。」

チェントゥリ「じゃあ私たちこっちだから!
また明日ねー。」

ちょこにゃ「うん!また明日!」

リア・リエ「じゃあな。」

rekuiemu 「ばいばーい!」

下目「じゃあ帰宅デート楽しんで。」

リア・リエ「おい。」


25 : curimia ◆1ol9efWRHA (アウアウ 8eae-7aa8) :2020/05/17(日) 22:23:14 BVzKFwWASa


次の日

3年教室


ねこ「どうしたのrekuiemu ?
顔が青ざめてるよ。」

転校生「いつも青くない……?」

ねこ「いつもより青い気がする。」

転校生「そうかな……」

rekuiemu 「昨日さ、ケーキ食べ過ぎて朝起きてから気持ち悪くてしかたないんだよね。」

転校生「ほんとに青ざめてたんだ……」

リア・リエ「お前どんだけ食ったんだ……」

rekuiemu 「たぶんホール2個分くらい。」

リア・リエ「死ぬぞ……」



ポイゾネ「インテリくん!
宿題教えて!」

ヨシオくん「ぼくも教えて欲しいプリ!」

インテリ「まぁ、写させてよりはいいですけど。
どこが分からないんですか?」

ポイ ヨシオ「全部!」

インテリ「ほとんど写すのと一緒じゃないですか!?」

ギル「あんまりインテリくんにばかり迷惑かけちゃダメよあんたたち。
私も教えてあげるわ。」

ヨシオくん「さすがギル姐プリ!」

ギル「どれどれ、因数分解じゃない。
こんなのもわかんないわけ?」

ポイゾネ「因数分解?」

ヨシオくん「聞いたことあるプリ。」

インテリ「これはもうダメですね。」

ギル「……いいわ、まだH Rまで時間はあるし、徹底的にやってあげるわ。」




ガラガラ


デスエン「おーす。」

召喚士「おはようございます。」

脇役「今日は遅刻しなかったんだな。」

デスエン「あぁ、多少ハプニングはあったがな。」

召喚士「何事もない日はないんですか……」

デスエン「もう慣れちまったな。
ところで、そこの2人はどうしたんだ。」

脇役「どうやらギルティースの指導に燃え尽きてしまったらしい。」

デスエン「?」

ポイゾネ「因数分解ってなに?
勝手に分解しないでよ……」

ヨシオくん「ほんとプリ……
自然のままにしといて欲しいプリ……」


26 : curimia ◆1ol9efWRHA (アウアウ 8eae-7aa8) :2020/05/17(日) 22:23:40 BVzKFwWASa

2年教室


ナザレンコ「はよーっす!」

エース「おはよう。
朝から元気だね。」

ナザレンコ「ったりめぇよ!
なんたって稀代のエンターテイナー学園のアイドルだぜ!」

エース「アイドルかぁ。
ちょこにゃちゃんとどっちが人気あるのかなぁ?」

ナザレンコ「ちょこにゃはマドンナだろ。」

エース「あ、そっか。
他の学校にファンクラブあるくらいだしね。」

ナザレンコ「俺にもファンクラブできないもんかねぇ。」

エース「ないよ……」

ナザレンコ「お前が第一号でもいいんだぜ!」

エース「遠慮しとく……」

ちょこにゃ「2人ともおはよう!」

エース「あ、おはよう!」

ナザレンコ「噂をすればなんとやらだな。」

ちょこにゃ「?
なんの話?」

エース「ちょこにゃちゃんは学園のマドンナだねって話し!」

ちょこにゃ「えー!
そんなことないよ!」

ナザレンコ「ファンクラブあるんだろ?」

ちょこにゃ「あれは、みんなが勝手に……」

エース「自信持ちなよ!」

ナザレンコ「そうだぞ!
俺の次に人気者だな!」

エース「うん、そうだね……」



バルザード「いーくん、まだ怒ってるのぉ?」

委員長「いえ、別にもう怒ってはないけど。」

ミカ「だから俺が連れてったっつってんだろ。
こいつは悪くねぇよ。」

委員長「別にバルには怒ってないよ。」

ミカ「なんだ?
歯切れわりぃな。」

委員長「バルもミカも学校帰りの寄り道は控えるようにね。」

バル「うん、ごめんねぇ。」

勇者「(これ、昨日学校帰りにいろいろと遊びまわった話はしない方がいいな。)」

ナザレンコ「おぉ!
委員長に勇者!
昨日は楽しかっ……」

勇者「ちょぉーー!!」

ミカ「ん、どうしたんだよ。」

バルザード「3人で何かしてたのぉ?」

勇者「いやなんでもない!
昨日放課後に先生の手伝いしてたんだ!
それが楽しかったねって!」

ナザレンコ「………
そうそう!
たまには人のためになることもしてみるもんだな!」

勇者「(ナザレンコくんが空気読める子でよかった……)」


27 : curimia ◆1ol9efWRHA (アウアウ 8db8-39d6) :2020/05/20(水) 22:41:48 cAK.EGlgSa


通学路


パンツ「おっす純にパターソン!」

純白「おはよう!」

パタ「あー、おはよう。」

パンツ「今日から高校生だな!!」

パタ「テンション上げすぎだろ……」

純白「いや上がるよ?」

パタ「そうか?
敷地も変わんねぇし、制服もさほど変わんねぇしあんまり実感はねぇな。」

パンツ「まぁそうゆうなよ!
久しぶりに先輩たちと同じ校舎なんだからよ!!」

パタ「ろくなのいないからな……」

純白「あ、言っとこー。」

パンツ「ギルの姐さんに言うのが一番効果的なんじゃねぇか?」

パタ「それだけはやめてくれ……」

パンツ「お、あそこに見えるは……」

純白「あ、女ちゃんだ!」

パンツ「おーっす!!」

女「お前たちか。
相変わらず元気だな。」

パンツ「そうゆうお前はいつも通りクールだな!」

パタ「笑わないからそう見えるんだろ。」

純白「こら。」

女「いや別に構わない。
本当のことだからな。」

パンツ「あの手この手で笑わせようとしてんだけどなー。」

女「笑わないわけではないぞ、お前では笑えないだけだ。」

パンツ「こりゃ手厳しいな!」

純白「誰なら笑わせられるんだろうね。」

ロハス「そんなの師匠しかいないよ!」

パンツ「お、ロハスじゃねぇか!」

パタ「お前どっから出てきたんだ……」

純白「たしかにナザレンコさんならできそうだね!」

女「別に笑いたくないわけではないんだぞ。
そんなに無理してまで……」

ロハス「たしかにそうだね。
自然に笑うのが一番だもんね!」

パンツ「そうだな!!」

純白「そういえば僕らってそのまま体育館でいいの?」

女「いや、まずは教室だ。
担任の紹介なんかがあるみたいだな。」


28 : curimia ◆1ol9efWRHA (アウアウ 8db8-39d6) :2020/05/20(水) 22:42:08 cAK.EGlgSa

一年教室


ライト「ポッターくんまた小銭入れをそんなに……」

ポッター「一つじゃ入らないんだ。」

ライト「小銭にするからでしょ……」

ポッター「お札は持たない主義だからね。」

ライト「普通逆じゃないかな……」



パンツ「おーーっす!!!」

アルベルト「パンツか。
相変わらず元気そうだ。」

極道「それだけが取り柄みたいなもんじゃけぇの。」

純白「みんな久しぶり!
………でもないか。」

アルベルト「3日前くらいに会ったばかりだな。」

ロハス「みんなで遊んだもんね。」

パタ「あー、とりあえず黒板に席張り出されてるし座ろうぜ。」



妹「先生は誰かしらね。」

シュバルツ「誰でもいい感じはしますね。
この学校に悪い先生はいませんから。
変な人はいますが……」

妹「その変なのがきたらどうするのよ……」

スケベ「僕はレディであれば誰でもカモンだよ!」

妹「とりあえず早く席替えがしたいわ。」

スケベ「後ろを振り向けばレディがいる。
僕はなんてハッピーなんだ!」

妹「はぁ……….」


ガラガラ


ドドン「おはよう!
みんな揃ってるかドン?」

純白「ドドン先生が僕らの担任ですか?」

ドドン「俺じゃ不満かドン?」

モルダー「ここを爆発させないでくださいね……」

ドドン「そこは最低限配慮するから大丈夫ドン!」

パタ「ろくなのがいねぇのは先輩たちだけじゃなかった………」

ドドン「それより、みんなを一年間担当させてもらうからには、みんな仲良く、楽しく生活するドンよ!
楽しくない学校は必要ないドン!」

パンツ「ドドン先生わかってんなぁ!!
みんな楽しくやって行こうぜ!」

ドドン「よし、その心掛けが大事ドン!
じゃあもうすぐ入学式が始まるから体育館に行くドンよ!
先輩たちはもう準備を終えて待ってるドン!」

「はーい!」


29 : はいどうも名無しです (アウアウ 43da-800e) :2020/05/20(水) 22:57:06 W/W4RMrESa
青春は爆発だー!とか言って大惨事を引き起こしそう


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