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【SS】追い追われの逃走劇
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皆さんこんにちは。
またまたパッと思いついた話を書いていきます!
一応最後の展開まで完成してますが、改良を加えながらゆっくり投稿していきたいと思います!
タイトルは意外と適当です笑
では、よろしければ見ていってください!
-
ここはとある森の中
その中を必死の形相で駆けているのは
紅きポイゾネサスくんと絶望のリア・リエ
リア・リエ「どうした?
スピード落ちてるぞ。
大丈夫か?」
ポイゾネ「……うん、ちょっとさっきこけちゃってさ。
その時足をね。」
リア・リエ「おいおい……」
どうやら2人は何者からか逃げているようだった
ガサガサ!
ポイゾネ「!?
……まずいね、追いつかれたかも。」
2人の後方から2つの影が
「やっと見つけたぜ。」
「2人か、さっさと捕まえるぞ。」
リア・リエ「おまえが下手するからだぞ。」
ポイゾネ「えー、俺のせい?」
リア・リエ「無駄口叩ける暇があるならもっと急げ。」
ポイゾネ「ごめんごめん。
……だから置いてっていいよ。
ここの2人はなんとかするから、リア・リエだけでも……」
リア・リエ「バカを言うな。
全員でって約束しただろ。」
ポイゾネ「でも2人とも捕まっちゃったらそれこそ意味ないよ。
だからリア・リエは早いとこみんなと合流してさ。」
リア・リエ「……お前はどうするんだ。」
ポイゾネ「まぁ適当に時間稼いで運良く生き残れたら追いつくよ。」
リア・リエ「運よくって言ってもな。」
ポイゾネ「俺はみんなが無事ならそれでいいよ。」
リア・リエ「そのみんなにはお前も入ってることを忘れるなよ。
それにお前がいなかったら俺たちは……」
ポイゾネ「じゃあ助けに来てよ、期待して待っとくからさ。」
リア・リエ「お、おい……」
-
ポイゾネは180度進行方向を反転させ
追手の2人へ向かっていく
「やっとやる気になったか。」
ガキン!
剣と剣がぶつかり合う
「お前はあっちのを追え、余裕だろ。」
「わかってるよ。」
ポイゾネ「させるか!」
ポイゾネは両手持ちから片手持ちに変え
リア・リエを追っていた方にブーメランを投げる
リア・リエ「くそっ、速いな……」
「やっと追いついた、これで2人目……んなっ!?」
ブーメランはすんでのところで避けられる
「あぶねぇ。」
グサッ!
「え?うわぁぁー!」
バランスを崩したところをフックショットで引き寄せる
「片手で押し切れると思ってんのか。」
ポイゾネ「全然。
リア・リエから引き離せればそれでいい。」
ポイゾネはついに限界を迎え
押し切られ捕らえられてしまった
リア・リエ「ポイゾネ……すまん。」
「おい、お前のせいで1人逃したじゃねぇか。」
「お前がそいつをしっかり抑えとかないからだろ。」
「……ま、こいつを捕らえられたのは上々だな。」
プシュン!
ポイゾネ「うっ……」
ドサッ!
「とりあえずこいつを連れて行ってくる。
お前は他のやつ探しとけ。」
「おう、さっさと全員捕えないとな。」
-
その頃
エルバン「(ほんとにみんなバラバラになっちゃったな。
早くみんなと合流しないと。)」
1人森を散策していた爆走戦士エルバン
エルバン「!?
敵か!?
PKファイアー!」
「あっつ!!」
エルバン「……え、デスエン?」
デスエン「いきなり燃やすなよ。」
エルバン「ごめんごめん、敵かと思ったからさ。」
そこへ現れるデスエンペラー
デスエン「お前を見つけたから追ってきたのによ。
燃やすなら確認してからにしてくれ。」
エルバン「でも襲われてからじゃ遅いでしょ。」
デスエン「まぁたしかにな。」
エルバン「でも、デスエンと合流できたのは大きいよ。
早く他のみんなとも合流しないと。」
デスエン「このままじゃ大勢で襲われたときにやばいからな。」
エルバン「ちゃんと全員で帰らないと意味ないからね。
もしかしたらもう捕まっちゃってるのもいるかもしれないし、助けに行くってのもありだけど。」
デスエン「たぶんあいつらの基地には護衛もついてるだろうから、まだ下手に2人で行かない方がいいだろう。」
エルバン「そうだね。
とにかく、あんまり音立てないでよ。」
デスエン「わかってるよ。」
-
時を同じくして
森の中を彷徨っていた㍍アルザークと世界のrekuiemu
rekuiemu 「アルちゃん、早くみんなと合流したいね。」
アルザーク「ええ、今大勢の敵に出会してしまうといけませんものね。」
rekuiemu 「まだ、誰も捕まってないといいけど………って。」
ガシャン ガシャン
rekuiemu 「アルちゃん、それ音が……」
アルザーク「ええ、激しく動くと音がうるさくて私も困ってるんですの……」
「こっちの方で何か聞こえた。」
「あら、本当?」
2人の耳に何者かの声が聞こえてくる
アルザーク「まずいですわね、戦うしかないんでしょうか。」
rekuiemu 「アルちゃん、ちょっとごめんね。」
アルザーク「え?」
「いないじゃない。
この近くにもいそうにないわ。」
「あれー、たしかに聞こえたと思ったんだけどなー。」
「他を当りましょ、2人はもう捕まえたって話だし。」
rekuiemu 「(行ったかな。)」
ぺっ
rekuiemu 「ふぅ、行ったみたい。」
アルザーク「……はぁ、やっぱり何度入ってもその異空間のようなところは慣れませんわ……」
rekuiemu 「あはは、それにしても2人も捕まっちゃってるみたい。
大丈夫かな?
助けに行くのは当たり前として、まだ時間はあるし、みんなと合流するのが先かな。」
アルザーク「そうですわね。
焦って私たちが捕まってしまってはそれこそ本末転倒ですものね。」
-
一方その頃
ティーダ「レイア殿どう思う。」
レイア「何がだ。」
少し前に合流をしていた
灼熱のレイアと操られたティーダ
ティーダ「いや、あまり動かずに身を隠していた方が安全なのではないか?」
レイア「たしかにそうかもしれないが、みんなの無事を確認しなきゃいけねぇからな。
誰か1人でも欠けたら意味がねぇ、仲間を置いて逃げるなんてことは俺にはできねぇ。」
ティーダ「そうだな。
私もそんなことをするつもりはない。」
レイア「んじゃ、さっさと行こうぜ。
お前身体でけぇんだから気を付けろよ。」
ティーダ「わかっている。」
ガサガサ
レイア「!?
………誰だ!」
物音が聞こえ、身構える2人だが
「……………」
ティーダ「………逃げたか?」
レイア「いや、逃げるわけはねぇ。
相手からしたら絶好のチャンスだろ……
ってヨシオくんじゃねぇか!」
そこには耳を塞ぎブルブルと震えるヨシオくんの姿があった
ヨシオくん「………え?
もしかしてレイアプリか?
敵に見つかったと思ってびっくりしたプリ。
一人で心細かったプリ……」
ティーダ「無事で安心したぞ。」
レイア「ずっと一人だったのか?」
ヨシオくん「……ねこといたプリ。」
レイア「………ねこはどうした?」
ヨシオくん「捕まってしまったプリ……
助けられなかったプリ……」
レイア「そうか、よく逃げてきた。
今は一人でも多く仲間と合流したい。」
ヨシオくん「ねこ大丈夫プリかね……」
ティーダ「大丈夫だろう、時間はまだある。
あいつらもそれまで手を出すことはないだろう。」
ヨシオくん「全員で帰るにはあいつらと戦わないといけないプリか……?」
レイア「当たり前だ、仲間たちを置いて俺らだけ逃げることもできはする。」
ティーダ「だが、そんなことできるか?」
ヨシオくん「できないプリ!
ボクだってみんなの仲間プリよ!!」
レイア「よし!よく言った!
おっと、あんまりでかい声は出さない方がいいな……
しかし、ねこはヨシオくんをかばって……
なかなか漢じゃねぇか。」
ヨシオくん「え、いや……」
-
数分前
意外と近くにいたアルティライトねことヨシオくんは合流することができていた
ねこ「ここどこだろうね〜」
ヨシオくん「ほんとプリね、早くみんなと会いたいプリ。」
ねこ「大丈夫だよ〜
きっと会える会える。」
ヨシオくん「確かにねことなら運よく敵にも遭遇せずにすみそうプリ。」
すると、開けた場所にマキシムトマトが置いてあった
ねこ「あ〜〜!
トマトだぁ〜〜!!」
ヨシオくん「ね、ねこ!
危ないプリ!罠かもしれないプリよ!」
ねこ「大丈夫大丈夫〜」
ヨシオくん「知らないプリよ!」
ねこ「こんなところに落ちてるトマトを見捨てたんじゃ僕の名がすたる……
うわぁ〜〜〜!!」
ねこはそのままネットに捕らえられてしまう
ヨシオくん「だからいったプリよ……」
遠くから隠れて眺めていたヨシオくんは
助けに行こうとするが
「まさかほんとにこんなのに引っかかるとはな。」
「近くにいるのが彼でよかったね。
まずは一人確保。」
ヨシオくん「(……あんなのに絶対勝てるわけないプリ……
ねこ……ごめんプリ…)」
なんとか隠れてやり過ごしたヨシオくんであった
そして
レイア「何やってんだよあいつ……」
ティーダ「らしいといえばらしいが……」
-
時を同じくして
B J「でもギル姐が無事でよかったヨ。」
ギル「BJ君こそ。」
逃げている途中たまたま合流することができていた
幻の♀ギルティースM K IIと黒きblack jokerは
BJ「これからどうしようカ……」
ギル「まずは他のみんなと合流しないとね。」
BJ「そうダネ。」
ギル「でもまずは……」
「くそっ、あいつら速ぇ!
おい、まだ出せねぇのか!」
「全然出てくれないんだよー……」
「このままじゃ逃げられるぞ!
せっかく見つけたのに!」
BJ ギル「あの二人を巻いてからだね。」
何者かに追われていた
BJ「なんでつれてくるのサ……」
ギル「しょうがないでしょ、逃げてる途中で会っちゃったんだから……」
ピュンピュン!
ギル「ブラスターで牽制はしてるんだけど、あんまり効果はないわね。」
BJ「このまま逃げててもじり貧ダネ。
戦うしかないんじゃナイ?」
ギル「そうね。」
2人は逃げることをやめ、追手の2人に立ち向かう
「おっと、逃げるのをやめたか。
よし、やるぞ!」
「うん!」
そして
「あいつら、隙がねぇ。」
BJとギルティースのコンビネーションで優位に戦い
追手の2人を追い詰める、しかし……
「あ、やっと出てくれたよー。」
-
追手のうちの1人がそう呟く
しかしその直後
ドガーン!!
「あぁぁぁーー!!!」
ギル「な、なに!?」
最大のチャージショットが追手の2人を襲う
「せっかく出てくれたのに………」
アルザーク「お二人とも早く逃げますわよ!」
BJ「アルザークにrekuiemu !」
rekuiemu 「ヒーロー登場!!」
ギル「助かったわ!」
「くそ、ここまできて逃すかよ!!」
rekuiemu 「仲間は誰一人やらせないよ!!」
アルザークをコピーしていたrekuiemu は
チャージショットを放つ
「へっ、どこ狙ってやがる。
……ってうおぉ!」
ズオォン!!
rekuiemu の放ったチャージショットが周りの木をなぎ倒し、道を塞ぐ
アルザーク「ナイスですわ!」
rekuiemu 「このまま逃げるよ!!」
「くそ、逃げられたか……」
「あぁぁぁーー………」
「いつまでしょぼくれてんだよ……」
「だってぇぇ………」
「……とにかく、一旦基地に戻るぞ。」
「うん………」
そして
アルザーク「お二人とも無事でよかったですわ。」
BJ「ありがとう、ほんと助かったヨ。」
rekuiemu 「味方のピンチに駆けつけないなんて、仲間じゃないからね!」
ギル「これで4人。
2人は別の仲間は見なかったの?」
アルザーク「ええ、私は他の方は誰も。」
rekuiemu 「僕も。」
ギル「じゃあまだみんな無事かも知らないわ!
早いとこ探しましょう!」
rekuiemu 「いや、2人は捕まってるみたいなんだ。」
BJ「え、ホント?」
アルザーク「ええ、誰かまではわかりませんが……」
ギル「どっちにしても、早くみんなに合流しないと、大変なことになるわ。
急ぎましょう。」
rekuiemu 「うん!」
-
その頃
レイア、ティーダ、ヨシオくんは一人で逃げていたリア・リエに出会う
レイア「無事だったか!」
リア・リエ「お前らこそな。」
ティーダ「一人か?」
リア・リエ「あぁ、今は……な。」
ヨシオくん「今はってことは誰かといたプリか?」
リア・リエ「ポイゾネと一緒だった。」
レイア「ポイゾネは?
あいつはそう簡単につかまらねぇだろ。」
リア・リエ「俺を逃すために犠牲になった。」
ヨシオくん「うそプリ…
ポイゾネが……」
リア・リエ「くそっ!なぜ俺は……」
レイア「そこまでだ。
お前まで捕まっちまうよりマシだ。」
リア・リエ「だが捕まるべきはあいつより俺だった。
あいつが残っていた方が……」
-
ティーダ「そんなことを言うもんじゃない。」
レイア「そうだ、それにまだ時間はある。
助けに行きゃいいだけだ。」
ヨシオくん「その通りプリ!
ポイゾネもねこも絶対助けるプリ!」
リア・リエ「……ねこまで捕まったのか!?」
ティーダ「あぁ、ポイゾネとは理由は違うが……」
レイア「今は4人だが、このまま救出しにいってみるか?」
リア・リエ「相手の数が分からん以上、うかつに攻め込むのは……」
レイア「だが、時間は待ってはくれねぇ。
ポイゾネとねこが捕まってんのは事実なんだ。
このままじゃ……」
ティーダ「うむ、では私が相手側の基地の様子を見てこよう。」
ヨシオくん「な、なに言ってるプリ!
それじゃティーダが捕まっちゃうプリ!」
リア・リエ「そうだぞ!」
ティーダ「大丈夫だ、森での動きは私が1番慣れている。」
レイア「そうゆう問題じゃねぇだろ。」
ティーダ「それに、私が捕まったところで対して痛くはないだろう。
相手の狙いはおそらくレイア殿たちだ。」
ヨシオくん「だったら僕が行くプリ!」
ティーダ「ヨシオくん、貴殿を待っている人もいるのだ。」
レイア「本気なのか?」
ティーダ「あぁ本気だ。
貴殿らのためになるなら喜んで犠牲になろう。
それに、これは私のためでもある。」
レイア「………」
ティーダ「あとでこの場所に戻った時、私がいないときは別の作戦を立ててくれ。
貴殿らは別の仲間と早く合流するんだ。」
リア・リエ「様子なら、後で全員で行けばいいだろ……」
ヨシオくん「そうプリよ!!」
レイア「リア・リエ、ヨシオくん、行くぞ。」
リア・リエ「おい、レイア!」
レイア「ティーダの覚悟を無駄にするな。
それにどうせ後で助けるんだ、また会える!」
ティーダ「2人をよろしく頼むぞ。」
リア・リエ「……無事でいろよ。」
ティーダ「できたらな。」
そうして、3人はティーダを残し
他の仲間を探しにこの場を離れた
-
ティーダ「そこにいるのはわかっているぞ。」
「ほう、バレていたか。
いやいや、茶番を見ていたかったのだが。」
ティーダ「お前だったか。」
「あれ、おじさん。
1人しかいないじゃん。」
「んだよ、せっかく来てやったのに。」
「残りには逃げられてしまった。
さすがに4対1で勝てるとは思わなかったのでな、お前たちを待っていたんだが。」
ティーダ「そうだろうと思って3人を離した。」
「ふーん、かっこいいねぇ。」
「ほんと、茶番だな。
用があんのはお前じゃないんだが。
まぁ、戦力は1人でも少ない方がいいか。」
「そうだな。
とりあえず俺が連れて行く。」
「これで5人だね。」
「後は時間まで待てばいい。
お前らも基地に戻って防御に徹しろ。」
「そうだな。
こんだけ、しかもあんなやつらを捕まえりゃあいつら救出しにくるだろ。
そこを叩くか。」
-
その頃
ギル「みんなストップ!」
rekuiemu 「どうしたの?」
ギル「人の気配がするわ。」
rekuiemu 「おっと、バレるとまずいね。
アルちゃんごめんね。」
アルザーク「え、またですの……」
BJ「誰だろウ、敵なら向かってきそうなもんだケド。」
ギル「気付いてないのかもしれないわ……
ってレイア君!?」
レイア「ん、おぉギル姐じゃねぇか!
やっと会えたぜ!」
リア・リエ「お前らは3人か?」
ヨシオくん「rekuiemu はまた何か食ってるプリか?」
ぺっ
rekuiemu がアルザークを吐き出す
レイア「え、なんで……」
rekuiemu 「アルちゃん激しく動くと音がうるさいからさ、バレると困るし吸い込んでたんだ。」
アルザーク「やっぱり慣れませんわ……」
BJ「みんな無事でよかったヨ。」
レイア「これで7人。
あとはエルバンとデスエンくらいか。」
リア・リエ「あいつらなら簡単に捕まるようなことにはならんだろうが……」
ギル「え、他は……?」
レイア「ポイゾネとねこは捕まってる。」
アルザーク「え!?ほんとですか?」
レイア「残念ながらな。
んでティーダはあいつらの基地の様子を見に行った。」
BJ「1人デ!?」
レイア「あぁ、みんなとも合流できて丁度いいし、約束の場所まで戻るが。
あいつがいなければ………そうゆうことだ。」
rekuiemu 「でもこれだけいれば、みんなで協力すれば助けられるんじゃない?」
リア・リエ「あぁ、とにかく一旦戻ろう。」
-
そして
ヨシオくん「ティーダいないプリね……
やっぱり無茶だったプリよ……」
約束の場所へティーダは戻っていなかった
まだ戻っていないだけ
そんなわずかな希望を持ってはいたが
ギルティースがあることに気づく
ギル「待って、何か争った後があるわ。」
レイア「………まさかあいつ、俺らを逃すために……」
リア・リエ「……たしかにおかしいとは思っていた。
なぜ様子を見に行くのに俺たちをここから遠ざける必要がある。」
ヨシオくん「ティーダ……」
BJ「大丈夫、これから助けに行くんでショ?」
アルザーク「そうですわ!
みんなそろってここから抜け出す、それが約束でしょう。」
レイア「そうだな!」
ギル「あいつらの基地の場所はわかってるんだし、近づいてみましょう。
全員いないのは心許ないけど、私たちなら助けられるわ!」
rekuiemu 「うん、絶対助けるよ!」
そして
相手の基地を目視できるところまでやってきた一向
rekuiemu 「え、ちょっと待って、うそ……」
アルザーク「そんな……」
そこで一向が見たのは
捕らえられ、横たわり
檻の中に入れられた仲間たちだった
ポイゾネ、ねこ、ティーダ
そしてエルバンとデスエンまでいたのである
レイア「うそだろ……
エルバンとデスエンまで。」
-
数十分前
他の仲間を探して森を彷徨っていた
エルバンとデスエン
エルバン「誰もいないね。」
デスエン「まあ、俺ら2人ならそうそうやられたりは……ぐぁ!!」
突然デスエンが数メートル吹き飛ばされる
エルバン「デスエン!?
うそ、気配なんてこれっぽっちも……」
デスエン「なんだ……パンチか?
くそ、どこから……」
エルバン「今までと空気が全然違う!
何この、変な感じ……」
場の異様な空気を感じ取った2人が
その異常さを悟るのに時間はかからなかった
デスエン「エルバン!
とにかくここから離れろ!」
エルバン「デスエンはどうするの!?」
デスエン「わからん!
とにかくこのことを早くみんなに知らせろ!
完全にイレギュラーだろこれは!」
エルバン「だったらデスエンが行ったほうが!
速さならデスエンが……」
デスエン「モロにパンチを受けたからか、なんとなく動きは読める。
それに、なにより大人が子供置いて逃げるわけにはいかねぇだろ!」
エルバン「まったく、こんな時だけ大人ぶって。
わかった!無事でいてよ!」
そう言ってエルバンは駆け出す
この道なら安全だ
そう直感で感じ取っていた
数多の死戦を潜り抜けたエルバンだからこその最良のルート
しかし、それがいけなかった
「茶番だなぁ。
ま、あの時の借りはここで返そうかな。」
-
デスエン「何もんだお前……
つうか、隠れてないで出てこいよ。」
「知ってどうなる。」
そう言うとデスエンの背後から
蹴りやパンチを繰り出す
デスエン「マジでなんなんだこいつ!
良く見えねぇ!」
「そろそろ終わりだな。」
なんとか攻撃を受け流していたデスエンだったが
ついに、致命的な一打を喰らってしまう
プシュン!
デスエン「な、まさか……
なんだよ、そうゆうことかよ……
やり……やがったな、あいつら……」
ドサッ!
エルバン「ほんとになんだろうこの変な感じ……
早くみんなのところに……」
「よっ。」
エルバン「え……?」
エルバンは一瞬何が起こったのかわからなかったが
自分の両手が拘束されていることに気づく
エルバン「くそ、気配なんて感じなかったのに……」
「さすがにその両手を塞げば怖くないね。」
エルバン「どうして君が……」
「あいつの力をちょっと借りただけだよ。」
プシュン!
エルバン「……なるほど……
そうゆうことか………」
ドサッ!
「やっぱりあいつを選んだのは正解だったよ。
この2人を捕らえられたのはでかい。」
「君にこの2人を任せてもいいか?」
「うん、あとは僕らでも十分戦えると思う。」
「そうか、では私はサポートに回るとしよう。」
そう言って1人がどこかへ走って行く
「ふぅ、えっと……あれ?
誰だっけ?」
-
時は戻り
BJ「だいぶまずいネ。」
リア・リエ「こっちは主力がほぼいない。」
ギル「そして、相手はその逆でもう十分って判断なんでしょうね。
ほぼ全員が守りに入ってる。」
ヨシオくん「どうするプリ……」
rekuiemu 「きつかろうがなんだろうが行くしかないよ!」
レイア「そうだな、全員助けるんだ!」
BJ「全員で突撃スル?
それとも……」
レイア「いや、待て。
何か話してるな。」
rekuiemu 「どこかと連絡をとってるみたい。
守りが少なくなってる。」
何かトラブルでもあったのか
基地を守る人数が減っていく
BJ「行くなら今しかないネ。」
リア・リエ「戻ってこられたらきつくなるばかりだ。」
レイア「よし、行くぞお前ら!」
レイアたち一向は敵陣へと一斉に攻撃を始める
-
「げっ!?
全員できたのか!?」
「1人ずつでもとらえるぞ!」
最古参の絆か
互いに息のあったコンビネーションで
基地の守りを次々と撃破
ついには檻の鍵を手に入れる
レイア「みんな無事か!?」
「うん!!」
みんなの無事を確認し
レイア「じゃあさっさとみんな助けて逃げるぞ!」
鍵で檻を開ける
が
ドーン!! ドーン!!!
檻の入り口付近にはいたるところにモーションが仕掛けられていた
黒光「残念だったなぁ。」
レイア「くそ!罠かよ!
だが檻は開けてんだ、このまま全員で……」
チェマ「自分らの状況を見てから言うんだな。」
鍵を開けたレイアと近くにいたrekuiemu とヨシオくんはモーションの爆発に巻き込まれて檻の奥へと飛ばされていた
さらに戻ってきていた敵たちに残りの4人も捕まってしまっていた
ヨシオくん「ひ、卑怯プリよ!」
エロ姉「あら、ルールは守ってるわよ。」
ミカ「騙される方が悪いんだよ。」
ゲイ「僕らの勝利だ。」
レイア「くっそーー!!」
P「しゅーりょーーー!!
えー、世代対抗戦、前哨戦は
第三回勢の勝ちーー!!」
-
エルバン「なんで気づかないの、見え見えの罠じゃん。」
ポイゾネ「ほんとだよ。」
リア・リエ「お前らも捕まりすぎだ……」
rekuiemu 「そうだよ!
こっちレイアくんしか主力いないし!」
BJ「これ世代対抗戦どうするノ……」
アルザーク「もうダメかもしれませんわね……」
前日
とある場所に集められていたCPUトナメの選手たち
レイア「世代対抗戦?」
P「そうそう、けっこう要望が多くてさー。
でもただやるんじゃ面白くないし、一回勢強すぎるしだから。
ハンデを儲けようかと思って。」
エルバン「なにをやるんですか?」
P「世代ごとにいろんなゲームをしてもらってハンデを決める。
とりあえず考えてるのは一回勢と三回勢のケイドロで、制限時間内に捕まったままの人は該当試合には出られない。」
リア・リエ「つまり、三回勢との試合には捕まったやつは出られないということか。」
P「そうゆうことー。
全員捕まえられた場合は出る選手を相手が決められるってことで。」
ポイゾネ「こっちにメリットが……」
P「じゃあ誰も捕まらなかったら君たちも相手を決められることにしよう。」
アルザーク「あまり、深く決めてはいないのですね……」
P「まぁお祭りみたいなもんだしね。
三回勢は人数多いから2チームにわけるからそっちで分けといて。
で、次二回勢と六回勢はドッヂボールにしようか。」
ねこ「なんか楽しそうだね〜〜」
デスエン「子供の頃以来だな。」
P「で、八回勢と三回勢のもう一チームは、陣取りにしようか。」
-
そして
黒光「ちょろかったな。」
チェントゥリ「エルバンくんとデスエンさんを捕まえられたの大きかったねー。」
ソーセージ「あの人のおかげだったねー。
……あれ、誰だったっけ?」
ギル「誰に捕まったのよあなたたち……」
デスエン「えぇと、あれ誰だっけ?
たしかコーなんとか……」
BJ「誰ソレ……」
リア・リエ「俺たちはヨシオくん確定か。」
ヨシオくん「勝つから大丈夫プリよ!」
rekuiemu 「ティーダくんにしか勝ったことないじゃん!」
デスエン「あれ、これ俺らけっこうやばいんじゃないか。」
ティーダ「私はソーセージ殿には勝ったことがあるぞ。」
ポイゾネ「俺負けてるんだよねぇ。」
エルバン「出たソーセージチェーン。」
殺意「ほんとなんで君は勝てたの?」
ソーセージ「さぁ。」
ミカ「自滅もなかったよな。」
黒光「ま、こっちの勝ちは決まったようなもんだな。」
ゲイ「でも僕はエルバンを選ぶけどね!」
チェマ「お前は出さん。」
ゲイ「おぉう……」
ナザレンコ「いつまで落ち込んでんだよ……」
アントン「だってせっかくはちくん出てくれたのに………」
レイア「でも久々に懐かしい遊びして楽しかったな!」
ポイゾネ「まだいろいろあるみたいだし、楽しみだね。」
ナザレンコ「もうすぐ、二回勢と六回勢のドッヂボールやるらしいぜ!」
エルバン「みんなで観に行こうよ。」
rekuiemu 「そうだね!」
リア・リエ「とりあえず俺らの負けでこの勝負は終了だな。」
アルザーク「次勝てばいいのですわ。」
ギル「また楽しみましょう!」
黒光「んじゃ、ここまでってことで。」
チェマ「ん、どうした?」
黒光「いや、なんでもねぇ。」
-
終わりですー!
観てくださった方ありがとうございました!
ぱっと思いついたものだったので、あまり設定を深く決めてません!
そして最後終わり方がグダリました笑
楽しんでいただけたのなら幸いです!
ではまた次回の作品で!
-
乙!
いっそ全世代対抗でやってみて欲しいwww
ウシの扱いが難しそうだけど
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