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キラキラダンゲロス2 ネタバレ感想スレ

36キリキリ切腹丸:2024/06/23(日) 12:01:28
博物館のネタバレ感想だぜ〜。
がっつりネタバレしてるから、読む前に投票してから読んでくれよな〜。

>スパイダーマン
キールキルキル!ナイスキル!
冒頭からの涙ぐましい殺人鬼努力に涙が禁じ得ないぜ……。
殺人鬼の日常を描くシーンから始まり、ミッシングギガントの正体に近づき、そして美少女化する……奇しくも同じ構えだな〜!
正しく俺の話とは別世界線を行ったIFのような話で、偶然の妙に笑っちまったぜ。さすがだ。
それにしても軽快な殺人鬼同士の切り合いってヤツは見ごたえがあって楽しいな〜!
アリスとの美少女ボコボコキャットファイトもいい感じの陰惨さがあって、バトル面の描写が面白かったぜ!
あくまでもダークヒーローとして相手を殺し切る姿は、一線を画した殺人鬼の矜持が見えたテーマ性で面白い話だったぜ〜!
勝っても負けてももうお前とやり合えないなんて寂しいなぁ〜!

>ミッシングギガント
キールキルキル!
空の正体を匂わせる謎をほのめかす文章は、読者を牽引して読ませる力があるな〜!
こっちもエイリアン・パラサイト解釈が合ってたのはシンクロを感じて面白かったぜ。
さすが同じキャラについて考え合った俺たちだ。通じ合ってるな〜!
間に合わなかったのは残念だ。すまねぇ、俺が乱入したせいかもしれねぇな!
「もしも博物館に行く3人のうち2人ぐらい脱落したら、1人待ちぼうけで可哀想だな……」って思って電車忍者の代わりと思って行っちまったぜ!
余計なお世話だったぜ〜!まあどうせ俺が適当にどっか行ってても1/4でこうなったんだから、運が悪かったと思って諦めてくれ!
途中までとはいえ、文体は読みやすくて良かったぜ!次回の作品に期待してるぜ〜!

37キリキリ切腹丸:2024/07/03(水) 08:38:42
以下、動物園対面ネタバレ感想だ。
読む前に動物園読んでくれよ!



キールキルキル!
冒頭から有栖英二にタックルしててめちゃくちゃ笑ったぜ。
冒頭のそこだけでも面白くて、読んでからしばらく笑い続けてたぜ。
やっぱり物語ってのは勢いが重要だよな〜!
いい掴みだぜ! 最高だな!

つーか会話センスがいいな〜!
読んでるだけで面白い!
両方の魅力が十分に活かされた会話が書かれてると思うぜ!

そして紐医師! その発想は全くなかったぜ!
どんな発想力だよ! すげーな!!
しかも美少女になって!? そして紐に!?
なんだと思ってるんだ人医師の事を!?
非人道兵器じゃねぇよもうバケモンだよ!
なんだこいつは〜〜!?
あの二日目からこんなギャグバトルを繰り出してくるとは、おそれいったぜ!
緩急ついてて面白いじゃね〜か〜〜〜!

そして後半になってのシリアスな考察はグッと読者を引き込んで読ませる力が強いぜ〜!
結末もまた美しいな!
悪の怪人を倒せるのは……正義のヒーロー!
美しい解だぜ〜。
あとそういうところで行くと、地味に羅刹女はサムライセーバーと髪色が似てるんだよな〜。

総じて面白い話だったぜ!
ギャグからの展開、シリアスへの導入、そしてそのキャラの魅力と良い話だったぜ〜!!



だが一点……どうしても許せねぇポイントが一つだけあるけどよぉ……。
それは……

おいなんで切り裂かれたパーカーの下に鎖帷子つけてんだ!?
羅刹女のお色気シーンはどこいったー!?!?!?!?!?!?

38柘榴女:2024/07/03(水) 14:28:38
ここからは地下鉄、対面の感想‥
ネタバレはご容赦願いたいねぇ‥

フーッ

良い殺し合いが出来た後はタバコが欲しくなるんだ。

言いたいことは沢山あるよ。
特に私の愛しい愛しい、キャラ設定の軸であるマー君をめちゃくちゃに改変されたことは許しがたいねぇ‥

ただ‥うん。私の最期はとても切なくて無残で美しいものだった。なにより、私の無茶振りに真摯に向き合って最高の光景を見せてくれたことが嬉しい。

・柘榴女は絶望しきって死んだ
・鬼子、鬼ころし、柘榴女を殺害した者は不明

これが私の一日目、二日目で確定したわけだが‥
対面からしたらかなり嫌な縛りだっただろう。

言い訳になるかもしれないけど、自分は対面に負担をかけたかったわけじゃない。
鬼子も鬼ころしもヒキを工夫しなければ勝てない相手だったからこういう形になった。


無茶振りと言っていい縛りに真剣に取り込んでいただいたこと、本当に感謝しているよぉ。
ロジックには首を傾げる部分もあるけど‥
ただ愛息だけが柘榴女を【殺人鬼】と認知していなかった、それが意味することを柘榴女は理解してしまった。あまりにも切ない自決。

私の終わり方は既に用意しているけど‥こういう終わり方もまた美しいと思わされてしまった。

対戦ありがとう。
貴方の屍を踏み台にして先に進むつもりではあるけれど、もし私が屍になっていたら‥
どうか、情け容赦なく思い切り踏みつけて上に進んでほしい。
柘榴女は、同情されるに値しない愚かな殺人鬼なのだから。

39オムニボア:2024/07/07(日) 19:01:15
遅ればせながら、対戦していただいた皆さま、ありがとうございました。
まとめてで申し訳ありませんが、対戦いただいた皆さまの作品、いずれも素晴らしいものでしたので、それぞれ短いながら感想を書かせていただきます。

パンク・キャノン様。
プロローグで提示されたオムニボアの末路として、『故意に請いせよ行為する乙女』のアンサーは素晴らしいものだったと思います。
パンク・キャノンサイドのプロローグで提示した、読者を翻弄する文体を「観察者」を気取るオムニボアを翻弄する一(にのまえ)姉妹という構図とリンクさせる。
そうすることで、オムニボアが陥れられた苦境に説得力を持たせ、当然の結末であるという認識を読者へと与える。御自身の持ち味と対戦相手の特性、自己の手札を組み合わせて、これしかないという展開を叩きつける。完璧な文章でした。

Dr.Carnage様。
『Bad guys, and Bad works』、wikiの特殊タグを用いた演出の中でも、特筆すべき鮮やかな展開だと思いました。
折り畳み演出自体は派手なものではないのですが、その付属メッセージがセンスに溢れている。読者に、物語が決着したと思わせておいて、隠した物語で真相を叩きつけ、逆転する。それは、『故意に請いせよ――』とはまた別の切り口での、読者と「観察者」オムニボアに与える心理的衝撃をリンクさせる構図で、作中のDr.Carnageがしたように、「劇場」で演じられる物語を意識した展開です。
SSキャンペーンにおいて、地形利用は作者のみなさまが悩まれるところだと思いますが、この物語の地形利用は「この場所でなければならない」「それが、対象の特性に対しての決定打となる」という点において、ひとつの模範解答、無二のものであったと思います。

柘榴女様。
『愚か者の走馬燈』、抜群の完成度を誇る物語でした。
一夜目、二夜目で積み重ねてきた彼我の物語を踏まえ、その結果を少し捩じる。
結末としては意外な着地点でも、積み重ねてきたものから考えて、読者に対して納得感がある。それこそがエンターテイメントの基本であり、本質であり、一番難しい部分です。その王道を、真っすぐに叩きつけた作品であったと感じました。
たとえば、「対戦相手を強い魂として定義し蒐集し続けてきた柘榴女が、オムニボアの魂を選ばない」こと。「他者の物語を一方的に評価・観賞してきたオムニボアが、物語を俯瞰する姿勢に対して激高する」こと。
これは、一見して「積み重ねてきた行動ロジックから捩じれている」ように見えながら、物語にこれまでちりばめられてきた要素からすれば、とても納得のいく結論です。
自キャラのみならず、相手のキャラクターの物語を丁寧に読み込まねば、こうしたストーリーをまとめあげることはできないと思います。すばらしい文章でした。

40キリキリ切腹丸:2024/07/21(日) 10:42:29
四日目!
対面!
感想だぜ!
ネタバレ!!

>本来繋がらない、途切れてしまうはずの思想や生を、『物語』は他人に繋げる。
ヒュー! 冒頭から、明言してないのに意識していたことを全部説明してくれてるじゃね〜か!
あとオムニボアが会話を必要としないのは、こっちも解釈通りだぜ〜。

>改造人間はその多くが、人間よりも高い強化された身体能力を持つ。
一日目に暗視能力があるって示唆してたのすっかり忘れてたぜ〜!
言われてみりゃ閃光弾なんかは効きそうだな!
電撃攻撃もたしかにアリス能力解釈として納得だぜ〜。

>陰陽術から、当時の幕府の権能の象徴の一つ、柳生の新陰流へと変わりました。
有栖家に関しての解釈もさすがだぜ!
あんな胡乱な設定がめちゃくちゃ綺麗に整えられてて美しいぜ……さすがオムニボアだな!
星の一族が陰陽師だったりするのも説得力が高いというか普通にかっこいいぜ!
中二心がくすぐられるな〜!いいな〜それ!俺が考えた事になんねーかな!

クトゥルフ神話の使い方や解釈も上手いぜ。
星を殺すなんてラスボス感ありまくりですげぇ格が出てるぜ〜〜〜!
まさにラストバトルって感じの決着だな!

>「人から外れたもの」「人であることを諦めたもの」のはみ出てしまった部分を剪定し、人の枠へと押し戻す殺し方してきた。
なるほどな……納得感行く解釈だぜ!
相手の力に敵わない一方で切腹丸はオムニボアを殺し、命と引き換えに樫尾猿馬を救った……いい話じゃねぇか〜〜〜!
面白かったぜ!

>僕がサムライにならなかった理由
きらきら道中じゃねーか!!!!!

41オムニボア:2024/07/21(日) 15:53:55
殺人鬼達の継接な物語 2

対面として描いていただいたことを感謝し、簡単ですが感想を書かせていただきます。

物語の収束のさせ方として、こういう形があったのか、と驚きながら読み進めました。

こちらはSS1を「閉じる」ことでの幕引きを意識して書きましたが、その点において「殺人鬼達の継接な物語2」は、「広げる」ことで物語を終わらせる、対照的な方向性だったのではないでしょうか。

折り畳みページから展開される、爆発じみた物語の拡大。
折り畳みを紙媒体書籍の袋とじになぞらえ、それを「斬る」ことで拡張される世界。

そこで展開される時空改変に、「フィルムの切り貼り」という解釈を付与したのは、『オムニボア』の本名のモチーフからしても、完璧な演出であったと思います。
これまで全ての作品を細やかに読み上げ、分析してきた書き手の方の真骨頂であると感じました。

締めくくりに相応しい、いい物語でした。

42オムニボア:2024/07/21(日) 22:16:32
キリキリ切腹丸様。優勝おめでとうございます。
そして、運営様、参加者の皆さま、おつかれさまでした。

オムニボアという、面倒なキャラクターに最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。

オムニボアというキャラクターは、空っぽな存在でした。
プロローグの時点で、彼には何もなかった。
目指すべき物語の方向性も、個性もなかった。

その空っぽなキャラクター、あるいは白いキャンバスの上に描かれる物語を彩ったのは、間違いなく個性的な対面キャラクターと、魅力的なキャンペーンの世界観でした。

ここまで『オムニボア』の物語を書かせていただくことができたのは、このキラキラダンゲロス2というキャンペーンセッティングと、参加者の皆さまが創り出したキャラクターたちのエネルギーがそもそも素晴らしかったからということに他ならないと思います。

改めて、素敵な企画の主催者様、執筆参加者様、読者様に、感謝申し上げます。
ありがとうございました。


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