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ダンゲロスSSLove 雑談スレ
1
:
qaz
:2018/11/09(金) 20:24:26
ダンゲロスSSLoveに関連することに使用するスレッドです。
チーム参加希望者のメンバー募集や幕間SSの投稿、単なる雑談などにご活用ください。
2
:
qaz
:2018/11/11(日) 23:01:33
【注意】
このスレに投稿された幕間SSやイラストはwikiに転載予定です。
転載されたくない方はその旨を表記お願いします。
3
:
N.M
:2018/11/12(月) 18:21:41
ま、まさか4時間で募集枠が埋まってしまうとは……
設定思いついたしゆっくりプロローグ書くかと思ってた俺は不憫で先見性がないぜ
4
:
トマト祭
:2018/11/12(月) 20:50:25
>>3
これはラブマゲドン2ですね
時期はバレンタインだ
5
:
N.M
:2018/11/12(月) 20:53:26
>>4
よしそれまで設定温めとこう。
ラブマゲドンのような環境に特化した設定だし似たような機会があれば次こそ……!
6
:
参加者W
:2018/11/12(月) 23:11:17
なんだかまだ今回のキャラクターも公開されていないのに既に裏を開催することを示唆するような発言が飛び交っているぜー!
期待されていないようでハートが痛いけどとりあえずキャンペーン期間中は全力で盛り上げて強い印象を残してやるぜー!!
裏が開催されるにしてもそんじょそこらのアイデア一発勝負が参加していいのか不安になるぐらいのものを作れるように頑張るぜー!!!
(参加に際しての意志表明)
7
:
トマト祭
:2018/11/15(木) 18:37:56
日曜日が遠いですね…ま〜だ〜?
8
:
まひろ
:2018/11/30(金) 18:35:26
ちょっと自分の書いたSSに自信がなくなってきた……。
でももう投稿しちゃったし、今から執筆し直すと掲載順落ちちゃいそうだしどうしようかなって感じです……。
チラ裏すみませんでした。
9
:
トマト祭
:2018/11/30(金) 19:43:22
大丈夫ですよ〜。未だに話のオチをどうつけようか迷ってる人もいますから〜(・v・)ノシ
投稿出来るのかなコレ
10
:
トマト祭
:2018/11/30(金) 19:43:36
大丈夫ですよ〜。未だに話のオチをどうつけようか迷ってる人もいますから〜(・v・)ノシ
投稿出来るのかなコレ
11
:
まひろ
:2018/12/10(月) 19:58:32
朗読ラジオッ!!
12
:
トマト祭
:2018/12/11(火) 21:42:14
文字数多くなっちゃったな〜とか思ってたら割と皆とんでもない文字数で爆笑
読み終えるのクリスマスまでかかる
13
:
はくぐい
:2018/12/12(水) 18:09:43
朗読ラジオかぁー。
今日あたり朗読者が集まれば21時ぐらいからやりたいっすね!
わっふるわっふる。
14
:
調布 浩一
:2018/12/14(金) 11:42:56
幕間SS 勇者ウィル・キャラダインの失敗
【1/2】
----
大の男が、便座の前に跪いて何事かを呟いている。
「シスター。私に懺悔させてください」
ウィル・キャラダインが懺悔室を——少なくとも本人はそう思っている——を見つけたのは、希望崎学園の校舎内であった。
異世界から来たウィルにとって、こちら側の世界は見るもの全てが新しい。さらに言えば文明レベルがまったく違う。そのため、勘違いをしてしまうことがままあるのだった。
今回彼が見つけたのは、男性と女性を模した看板をつけて並んでいるふたつの部屋。扉のないひらけた入り口からは光が漏れている。男女の看板ということは、こちらの世界では懺悔を聞いてくださる方の性別を選べるのだろう。
(神のお言葉が男女で変わるとは思えないが。妻に関する告解ならば、女性に聞いてもらうのが良いか)
ウィルはそう思い、女性の看板がついた方へ入室した。それが大いなる過ちであるとも知らずに……。
「ふむ……清潔だ」
ウィルは感心したように頷く。中に入ればうっすらとピンク色をしたタイルが敷き詰められており、なんらかの香が焚かれているのがわかった。左手には三つの簡素な部屋が並んでいる。この簡素な縦長の直方体を外から覗き見て、ウィルはこの部屋を懺悔室だと判断したのだ。なるほど、異世界の懺悔室は連結しているのかと。
ああ……このとき、彼が男子の方に入っていたならば。奇妙な形の白く艶やかなオブジェがいくつか並んでいるのを見て考えを改めた可能性もあるというのに。
しかし現実として、ウィルは女子の方に入室してしまった。彼は妻を愛するあまり、例えほんの少しでさえ彼女を不安がらせたことを罪と考えていたのだ。そして、神の許しを得なければ顔向けができないと。正常な判断能力を失っていたのかもしれない。
部屋の中でウィルは周囲を見渡す。しかし、これはいったいなんだろう? 彼の横には鏡と謎の金属製品。丸みを帯びた十字形の下には、垂れ下がったように曲がる部品が付いている。まるで魔王軍の動物兵器、ソラトビエレファントの頭部だ。
さらにその下には、壁からせり出す純白の器。見ればうっすらと湿っている。となれば、どこからか水が……?
未知のダンジョンを攻略するのは勇者の必須スキルだ。どこかで決意をし、リスクを負って仕掛けに挑まねばならない。異世界の建物も同じことだ。
(ううむ。触らなければならないのか、このソラトビエレファントを模した頭部に! しかし懺悔室に危険なものなどないはず……まさか邪教の館なのか、ここは?)
おっかなびっくり十字の金属に触れるウィル。確かな手応えを感じてひねると、象の鼻から水が出る。
そう、これはいわゆる蛇口であった。
「おお、水が! なるほど。この鏡と合わせ、顔を清めてから懺悔室に入れば良いのだな!?」
バシャバシャと顔を洗い、布で顔を拭う。さっぱりとした気分のウィルはいよいよ懺悔室に入ろうとしたのだが、ここでも困ったことがあった。
懺悔室が、彼の世界と全然違うのである。
一番手前と真ん中の部屋。半開きの扉を覗けば、中には白い椅子がポツンと置いてあるだけ。脇には筒状になった紙が鈍色の器具に収納されているが、使い道がわからない。
それとも、正面の分厚そうな壁の奥にシスターがいるのだろうか。この先は間取りを考えれば男性懺悔室のはずだが……。
(臆するな勇者ウィル・キャラダイン。無作法でもいい。自らの罪を認め、新たに歩みださねばならぬ!)
15
:
調布 浩一
:2018/12/14(金) 11:44:27
【2/2】
----
一度小部屋を出て、改めて部屋を観察する。よく見れば、扉にも金具が付いているではないか! 手前と真ん中の金具の中心には青、一番奥には赤の印が小さく付いている。赤の扉を開けようとする。すると、ひらかない。
「鍵だ! 鍵が閉まっているぞ!」
思わず声を上げてしまい、ハッと口を押さえるウィル。この部屋の中では誰かが懺悔しているはずだ。騒ぐのはよろしくない。
ウィルはもう一度、中央の小部屋に入った。中から鍵を閉められるならば、やはり部屋の中で懺悔ができるということだ。
今度は振り返って扉を内側から見る。そこにはまたも金具。長方形の金属をスライドさせると、同じ形をした輪にピタリとハマった。施錠に成功したのだ。
(やったぞ! なるほど、青からズラすことで赤に変えつつ鍵をかける仕組みなのか。機能的な設備だ! しかし、このあとどうすれば良いのだ? この小部屋だけで懺悔室が完結しているなら、どこか声を届けるところがあるはずだ)
白い椅子に座って考える。しかし、いやに座り心地が悪い。ウィルは顔をしかめて立ち上がり、しげしげと椅子を眺める。見れば、多重の層になっているようだ。
手を伸ばす。触れる。そして……開いた。
「椅子ではないのか、これは!」
その通り、それは便座という。しかしウィルは気づかない……そもそも彼は水洗トイレという概念を知らないのだ。中には湖のような水面を見て、魔法にも造詣が深い勇者ウィル・キャラダインはこう解釈した。
(もしや、水面を使った転写の魔法か! 本来は像を映すためのものだが、音声に転用しているのだな!? 遠隔懺悔……それがこの世界の常識か。しかし、仕掛けが全く分からない。魔法技術では大きく先をいかれているということか)
残念ながら全然違う。彼が異世界の人間でなければ、こんな勘違いは起きなかったはずだ。
聡明なる読者諸君はお気づきであろう。ここは、女子トイレである。
直後。隣室からの蹴りが薄っぺらい壁を突き破り、便器の前でひざまずいていたウィルの側頭部にぶち当たる。泉崎ここね渾身の一撃であった。
winner:泉崎ここね
winning moves:乙女の恥じらいキック
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